苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:超情報場

Q-263:コーチングは弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまないのだろうか? <vol.5;「『老病死(+生で四苦)』を理解し克服する」ために>

 

 医療関係者より御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:コーチングについて、ある医学誌に「健康度や問題意識が高く、自ら向上したいというエネルギーが充実している当事者の場合には適応になるかもしれないが、弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまない手法である」と書かれていました。

 タケハラコーチはどのように思われますか?

 

 vol.1自我から離れ、高い抽象度で物事を捉える技術

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28742699.html

 vol.2;肯定的立場で(affirmative

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28786054.html

 vol.3;否定的立場で(negative

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28812088.html

 vol.4;ケース&プラン

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28852840.html

 vol.5;「『老病死(+生で四苦)』を理解し克服する」ために

 

 

 まずは医療・介護現場にコーチング(Authentic Coaching)がひろがり、誰もがゴールを見つけスピリチュアルペインを克服している。すると、老病死(+生で四苦)が縁でコーチングを実践しはじめた人たちがどんどん生命エネルギーをとりもどし、人生(世界)を輝かせ、社会全体および未来が豊かになっていく

 苫米地博士に学びながら、私はそのようなビジョンに向かっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 御質問への今回の回答は「そもそも論」。それは根源的なレベルでの課題発見であり(ケース)、より抽象度の高い次元での問題解決です(プラン)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 先に解決(結論)を言えば、「『老病死(+生で四苦)』を理解し克服する」

 

 じつは、四苦の克服そのものが、「抽象度を上げる」ことの因であり果であるといえます。双方向の縁起です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 *縁起について、こちらもどうぞ↓

 Q-204~:「縁起」と「因果」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

 「生老病死」という四苦を理解するためには、「生」「老」「病」、そして「死」をそれぞれゲシュタルト化し、より高次の抽象度次元で「生老病死(四苦)」とひとつに統合(connect the dots)する必要があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 その統合=ゲシュタルト再構築が行なわれると、理解がさらに深まり、“意味”がわかります。ゴールとのつながりがはっきりと感じられるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 

 では、具体的に考えていきましょう。

 

 「健康でありたい」や「美しくありたい」という願うことは自然なことです。でも、それは原始的な欲望のあらわれであり、強力な煩悩です。その証拠に、健康や美容はお金と強く結びつき、巨大産業化しています。

 そこには「他人の視点」や「社会の価値観」がたっぷりと刷り込まれており、誰もが「仮想の自分」を追い求めているはずです。そんな3つのモノサシ」は「刷り込まれてきた考え方や価値観」の代表です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28695996.html

 

 マズローの欲求階層説(自己実現理論)で考えると、多くが最下層の「生理的欲求(Physiological needs)」レベルだったりします。高くても「承認欲求(Esteem)」レベルでしょう。その上の「自己実現欲求(Self-actualization)」や「自己超越欲求(Self-transcendence)」ではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士は、この「欲求階層説」について、「人間の欲求が、最も抽象度の低い物理空間(脳幹レベルの欲求)から、しだいに抽象度の高い情報空間(前頭葉レベルの欲求)へと段階的に上がっていくことを説明したものだ」とコメントされています。

 その「抽象度の変化」そのものが、じつは「健康」と大きく関係します。

 

 そもそも「健康」とは何でしょう?

 

 …WHO的には「身体的に、精神的に、社会的に、そしてスピリチュアルに、完全に幸福な(満たされた、良好な)状態」のこと。単に「病気がない」とか、「弱っていない」ということではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 

 このWHO的「健康」には、少なくとも3つのスコトーマが潜んでいます↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859828.html

 

 それに対して、苫米地理論における「健康」とは、「そのときの自分の状況にとって正常な状態」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859896.html

 

その「状況」や「正常」を決めるものがゴール。あくまで未来側からの判断です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

 ここで苫米地博士の著書「脳に免疫力をつければ病気にならない!」(徳間書店)から引用します(p2~)。博士が行間に込められたメッセージ(気)を感じてください。Don’t think, feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 もちろん、健康でありたい、美しくありたいと思う気持ちを私は否定しません。そのために努力することも悪くはないでしょう。

 誰もが健康になりたい、やせて美しくなりたいと思っていて、メディアはその欲望をくすぐるさまざまな健康法を次々と紹介します。「健康市場」「健康産業」という言い方があるように、健康や美容にまつわる市場は日々拡大しており、その規模は2兆円ともいわれています。

 それなのに、健康ブームをあおる人たちは本当のことを決して言っていないように、私には思えるのです。

 それが何だか分りますか?

 それは健康も病気も、あなたの体はすべて脳に支配されているということ。

 健康を考えるにあたって、大事なのは脳だということです。

 

 ご存じの方も多いかもしれませんが、私はアメリカのイエール大学、カーネギーメロン大学やハーバード大学附属病院との共同研究などで機能脳科学、認知科学、計算言語学などの研究を行ってきました。その中で私が特に注目しつづけたのは、脳における情報処理が体に圧倒的な影響を与えることでした。

 

 たとえば、病気の患者さんには「呼吸が苦しい」「体が痛い」などの物理レベルのリアリティがあります。しかし、医師たちから「痛みはすぐになくなります」「必ずよくなりますよ」と診断され、患者自身も「必ずよくなる」という情報にリアリティを感じると、医学的な所見では回復の見こみがないと診断された患者さんでも、めきめきと回復することがあります。また反対に、回復が見込めるはずの患者さんでも「自分はもうダメだ」と思った場合には、病状がどんどん悪化してしまいます。

 

 つまり、「よくなる」「悪くなる」「自分は健康だ」「病気だ」など、自分の体に関して述べられるどんな情報にリアリティを感じているか、つまり、脳で情報をどのように処理しているかによって、体の状態が明らかに変わるのです。

 

 これは、聞き慣れない読者にとっては眉唾に感じられるかもしれません。「思うだけで体調が変わるなんて、おかしなことを言う」と思っている方も多いでしょう。

 しかし、これまでの私の本を一度でも読んだことがある人ならご存じのはずですが、認知科学の理論では不思議なことでも何でもありません。

 脳は頭蓋骨の中におさまっていて、外界と触れることがありません。脳にとっては「どういう情報が入力されるか」がすべてです。

 その入力される情報の中でも、人間は物理レベルのリアリティ(殴られた、腫瘍ができた等)より情報レベルのリアリティ(悲しい、痛い、負けたくない、治りたい等)に強く影響されます。

 私が多数の著書で解説してきた洗脳がその典型的な例です。

 私は大学で人工現実生成に関する研究を行っていましたが、被験者を催眠状態にして「君は目が見えないよ」と暗示をかけると、被験者は「先生、どうしよう!? 目が見えません!」といいながら、私が立っている場所をちゃんと迂回して部屋を歩きます。実際には目が見えているのに、「君は目が見えない」という情報を脳が処理しているため、「見えているのに、見えていない」という反応を体が示しているのです。

 こうした知見を医療の現場で活用してもらうため、私は長年、医師や看護師などの医療従事者に対してメディカル・コーチングの指導を行っています。それらのセッションでは、本書で詳しく解説する「情報空間のエネルギーを使って患者のリアリティを書き換え、治療に活かす技術」を教えています。

 引用終わり

 

 

物理的身体はマインド(脳と心)での情報処理の結果。抽象度を軸とした場合の情報空間の底面(=物理空間)への写像です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「脳と心」は同じもの。同じもの(マインド)の抽象度の違いです。「脳」のことを高次の情報空間では「心」と呼び、「心」のことを物理空間(情報空間の底面)では「脳」というだけのこと。
 生命(現象)はすべての抽象度次元にシームレスに存在しています。

 PM-01-11~17:超情報場仮説(理論)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 その理解と実践が「情報空間のエネルギーを使って患者のリアリティを書き換え、治療に活かす」ことを可能にします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

それが、私がコーチング(Authentic Coaching)を勧める理由のひとつです。

 

Q-264につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 超情報場理論(仮説)について、こちらもどうぞ↓

 Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第3回目(R4.6/19開催)のテーマは「ゴール」。詳細はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28683163.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

F-237~:「出口が見えない」と「出口戦略」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419486.html

Q-064:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

Q-167:自分を苦しめているのは記憶です。過去に苦しめられていることを感じています。コーチングで変化を実感しますか? <プチワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24320549.html

Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 

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Q-235:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか? <vol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 

 先日、認知症をテーマとした医療系の研修会で講演を行いました。コーチとして。

 私が取り上げたのは「認知機能の低下で情緒が不安定になり、環境に反応して起こる」とされている「BPSDBehavioral and Psychological Symptoms of Dementia、行動・心理症状)」。

 厚生労働省HPBPSD:認知症の行動・心理症状」

 s0521-3c_0006.pdf (mhlw.go.jp)

 

講演後に行われたシンポジウムで、大学教授からこのような御質問をいただきました。ありがとうございます。

 

Q:「スコトーマは医療の現場では『認知バイアス』として知られている」ということでしたが、とくに注意バイアスの話に思えました。

 認知症の患者さんでは、記憶障害のため財布などを見つけられない時に、「ここに置いたはず」→「娘が盗った」という被害妄想がおこりがちです。特に大切なものにバイアスがかかりやすいと思いますが、コーチング(コーチ)の視点では、「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対してどのように対応すればよいでしょうか?

 

 回答を一般~コーチング実践者向けに再構成し、6回に分けてお届けします。

 vol.1:認知症の2つの症状>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27839838.html

 vol.2RAS&スコトーマと専門性の関係>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27881450.html

 vol.3:ユマニチュードの4つの柱>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27907680.html

 vol.4:ユマニチュードの5つのステップ 前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27926812.html

 vol.5:ユマニチュードの5つのステップ 後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27962873.html

 

A6:今回が最後の回答です。「コーチング(コーチ)の視点では、『財布を娘に盗られた』といった被害妄想がでている老人に対してどのように対応すればよいでしょうか?」について、さらに抽象度を上げて考察します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 苫米地式コーチングの基礎には「認知科学(cognitive science)」があります。

それまでの「構造主義」「行動科学」「実験心理学」とは異なり、認知科学では人間を「内部表現(IRInternal Representation)」としてみて、「内部表現を変えることで(入力を変えることなく)出力が変化する」と考えます。

F-176:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-1;ゴールが幸福を定義する

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 

内部表現での何らかの情報処理が、言動などの出力を決めるのです。よって、マインドを変えると行動が変わることになります。

 F-032:ある医師の勇気に触れて学んだこと ~○○○→思考→言葉→行動→習慣→性格→運命→○○→~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9366814.html

 

 じつは、出力だけではなく、入力そのものがマインドでの情報処理により決まっています。

 F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

 

その事実を体感していただきたくてたくさん仕込みましたw。ぜひ講演中のスコトーマ体験を思い出してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

スコトーマは現在のブリーフシステムが生みだします。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

そのブリーフシステムは、過去の記憶でつくられています。

「過去で塗り固められたブリーフシステム」を、未来側から新たにつくりなおすことがコーチング。そして、未来から現在、現在から過去へと向かう時間の流れをうみだすサポートがコーチの役割です。その中心的作業がゴール設定。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

このまま続く現状の延長線上にはありえない何かをゴールとして設定し、その達成を確信すると(エフィカシー)、ブリーフシステムが変わり、コンフォートゾーンが変わっていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 人はコンフォートゾーン(CZ)の外を認識することはできません。スコトーマに隠れるからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

つまり、各自が見ている目の前の世界は、それぞれの記憶が織りなすCZであり、「一人一宇宙」であるということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 

 記憶にはフレームがあります。フレームとは「枠組み」のこと。「ある枠組みを作って、その中だけで思考する」というのが人間の情報処理の特徴です。

 

フレームのある記憶に対して、頭の中にバラバラに保存された情報にはフレームがありません。

よって、私たちは何も記憶していないともいえます。バラバラな情報が合成され「記憶」となるのは「今、この一瞬」だからです。

 「今の認識というフレームが今の記憶を作っていると考えると、人類の脳には、過去も未来もなく、現在しか存在しないということになる」と私の師である認知科学者 苫米地英人博士は述べられています。著書「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」(徳間書店)の中で。

 Q-220:ゴールに対するスケジュールはたてますか? <後編(コーチング実践者~コーチ向け);人類には“今”しかない>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27478021.html

 

つまり、それぞれの記憶が織りなす「一人一宇宙」(=CZ)が、この瞬間にダイナミックにうみだされているということ。

本当は時間は流れておらず、バラバラに散らばった状態(離散的)で存在しています。時間が流れているように感じられるのは、私たちの意識が時間軸を移動しているからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

認知科学の大前提はファンクショナリズム(functionalism)です。しかしながら、人間のファンクションは、あらかじめあるものではなく、その瞬間瞬間に生成されるもの。

それゆえ、「認知科学の枠組みでは、現在しかない人間の記憶をシステム化することは不可能」(by 苫米地博士)なのです。

 

 この「人には現在しかない」という考え方は、じつは、仏教の教えの中にも存在しています。人どころか、宇宙まで含めて、「今作られ(刹那生)、今消える(刹那滅)」。その「生」と「滅」を生みだす力が「縁起」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

「各人が作る『一人一宇宙』(=CZ)が、超情報場として、同時かつダイナミックに存在している」というのが「この世(&あの世)の理」。それを苫米地博士が理論化されたものが「超情報場理論(仮説)」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

物理空間は情報空間の一部で、抽象度を軸にしたときの底面です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

つまり、情報宇宙という全体があり、物理空間はその1つの部分であるということ。ゲシュタルトです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 宇宙の構造(ゲシュタルト)を体得すると、「生命現象という情報(=全体)が物理空間に顕在化したものが身体(=部分)である」ことが理解でき、「高次の情報場への働きかけを通じて、現実である物理空間を変える」ことができるようになります。自由自在に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 コーチングの枠組み(フレーム)でいえば、その理をプリンシプル化したものが「I×V=R」。そのはじまりがゴール設定です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

Q:認知症の患者さんでは、記憶障害のため財布などを見つけられない時に、「ここに置いたはず」→「娘が盗った」という被害妄想がおこりがちです。特に大切なものにバイアスがかかりやすいと思いますが、コーチング(コーチ)の視点では、「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対してどのように対応すればよいでしょうか?

 

 被害妄想がでている老人」が認識している世界は確かに妄想といえますが、その老人を見守る一人ひとりがそれぞれ認識している世界もまた妄想です。

 つまり、目の前の現実「R」はすべて妄想「I×V」。一番臨場感が高い(V)イメージ(I)、すなわち「I×V」が、各人が認識している目の前の世界「R」です。

 よって、コーチング(コーチ)の視点での対応は、「R」、すなわち「I×V」をまずは共有し、より穏やかで豊かな方向に導いていくことといえます。ゴールを共有することによって。

 Q-169~:自身の信念を失いそうです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

 

 それを認知科学的には「内部表現書き換え」と表現します。その秘訣が「共感覚」にあります。共感覚を身につけ、内部表現書き換えを活用することができれば、医療・介護従事者は患者さんやその家族の苦痛(pain)をさらに軽減することができるはずです(滅苦導楽)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293317.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702640.html

 

それがコーチ兼医師である私の願いであり、「医療・介護従事者はコーチングをマスターするべき」という主張(claim)の裏にある根拠(warrant)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 ぜひコーチングについて学び、実践してください。縁ある人々のために。

 御質問ありがとうございました。

 

 *こちらもぜひ↓

 PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

以下、「内部表現」や「内部表現書き換え」に関連する文章を、苫米地博士のブログから引用します(20061106日)。

 ドクター苫米地ブログ - Dr. Hideto Tomabechi Official Weblog : 「内部表現」と「内部表現書換え」について - ライブドアブログ

 

 

「内部表現」と「内部表現書換え」について

 1118日からの『高次脳特別クラス「内部表現書換えとTP誘引、共感覚、Cセルフ」』についての質問が多いようです。新刊書で読者層が広がったためだと思います。今日も、「内部表現」と「内部表現書換え」とは何という質問がありました。現在も海外出張中で、明後日から一週間は特にネットアクセスのチャンスが難しくなるので、何とか、ここにお答えしてみたいと思います。

「内部表現」は、『洗脳原論』、『洗脳護身術』、『脳とこころの洗い方』と読まれてきた方には、それなりに定義されてきた概念のはずですが、各著書では敢えて、ゆるやかな定義しかしていないためにこういった質問が出るものと推測します。

 私の各著書は、専門家と全くの素人を同時に読者のターゲットとしてきています。これは、かつてのYale大学院時代の私の師、人工知能の父のひとりといわれたロジャーシャンクや、学派では、ロジャーの対極にいた現代言語学の産みの親であるノームチョムスキーが、2,3年に一度から数年に一度の頻度で出版していた各著書が、本の形態としては、一般向けの書籍として書かれていながら、その内容は、学会の専門家にとっては、極めてプロヴォカティヴな内容で、それらの著書が出版されてから相当の期間、学会で賛否両論、色々とディスカッションを引き起こす内容であった、そんな著書を目指して書いてきているからです。

 例えば、ロジャーシャンクでは、Inside Computer Understanding, Script, Plans and Understanding, Dynamic Memory, Tell me a Storyといった各著書やチョムスキーでは、Logical Structure of Linguistic Theory, Aspects of the Theory of Syntax, Lectures on Government and Binding, The Minimalist Program といった各著書がそうでありました。それぞれ、一般の読者にもすんなりと読める内容でありながら、専門家には、それぞれが、その前のパラダイムを打ち砕くような内容でした。著書毎に学会が新しく作られるような、そんなインパクトがありました。

 もちろん、ロジャーやチョムスキーのレベルの著書を書けると思っているわけではないですが、学者の著書のあり方としては、まさに理想であり、そういった方向性で、私の各著書が書かれています。ですから、さらっと読んでいただいてもいいし、そのまま、学会の招待講演のようなつもりで専門家に読んで頂けてもありがたいのです。実際、主婦の方から、専門分野の教授まで幅広い読者層から、賛否両論の色々なコメントを頂いています。私なりに、各著書を通して、一般向けの啓蒙と学会への提言の両方を同時にしてきたこれらの大先輩を見習っているつもりです。

 実際、自分の専門分野を誰より早く開拓し、独走してきたつもりですので、大学院生相手に古巣の学会などで、話をするのもいいのですが、素人から年配教授まで、パラダイムシフトをしてもらいたい、そういった思いで各著書を著しています。10年以上前に、ハーバード大学医学部等との共同研究による、脳機能研究プロジェクトを推進していた時代に、オウム事件が勃発したころには、オウムにおどらされたマスコミに乗じた、「専門家」教授達には、「脳機能科学」などないと批判されたぐらいですから。それから10年以上たって、日本中が「脳」ブームとなったのは、隔世の感があります。ほんとに、当時は、脳機能を研究していた日本人って、私を含めて、数人ぐらいしかいなかったのですから。その後、まさに、ご質問の「内部表現」に深く関わる、私の専門研究は、世界的にも独走し続けていると自負しています。私の専門研究発表は、対テロリスト国際会議のような、軍や警察関係者に参加限定されたクローズドの国際会議ぐらいでしかしませんので、私の場合は、ロジャーシャンクやノームチョムスキーが産み出してきたような、一般啓蒙書の形をとったパラダイムシフトの本を定期的に出版していくことが、社会的な役割としても重要だと思っています。

 さて、「内部表現」という言葉ですが、厳密な形式的定義はクラスに譲るとして、非形式に定義してみましょう。まず、10月のクラスの案内にも書きましたが、著書、「脳とこころの洗い方」で言っている「脳とこころ」は一つの単語として読んで欲しいのです。かつては、「脳」と「心」は、物理の世界の存在と、心理の世界の存在のような、異なる次元の存在と考えられ、これらを結びつける問題が、グラウンディング問題と呼ばれ、私の研究の中心テーマでもありました。これが、過去のパラダイムでした。現在は、「脳とこころ」は、結びつけられる存在ではなく、もともと同じものと考えています。これが現在のパラダイムです。言ってみれば、次元を超越して、全抽象度で存在しているのが「脳とこころ」です。「脳」と「こころ」と単語を分けて記述するのは、単に、記述の利便性から、異なる抽象度で同じものを呼ぶにあたって、物理の抽象度で記述する場合は、「脳」と呼び、心理の抽象度で記述する場合は、「心」と呼ぶといった記述の抽象度の違いに過ぎず、記述対象である「脳とこころ」そのものは、もともと同じ一つの存在であると考えています。例えば、神経回路の化学や物理を記述するにあたっては、脳と呼ばれる物理抽象度で記述するのが便利だから、その抽象度を選び、心理や哲学のレベルの機能を記述するには心と呼ばれる抽象度で記述するのが便利であるという記述の利便性の問題に過ぎないという立場でもあります。そして、この「脳と心」を記述しているのが内部表現です。ですから当然内部表現には、「脳」と呼ばれるときの物理抽象度の情報も、「心」と呼ばれる時の心理、哲学レベルの抽象度の情報も内包されています。

 ところで、この説明では、この場合の内部表現というのは、我々がある個人の「脳とこころ」を観測している時に、その記述を呼ぶように理解されます。もちろん、それは理論的にはその通りなのですし、人工知能の研究などはまさにその立場で、内部表現をLispのプログラムなどとして記述してきたわけですが、現実問題としては、誰も他人の「脳とこころ」の中を記述することはできないでしょう。ですから、現実問題として内部表現というのは、本人が本人の「脳とこころ」を記述している場合のみ有効な概念となるでしょう。ただ、ここで重要なのは、その記述は、本を書くというような記述活動ではなく、無意識レベルの情報処理活動という意味での記述という意味合いであるということです。それが物理信号のレベル、例えばシナプスレベルでの電気信号であったとしても、こころのレベルの情報処理活動であったとしても、「脳とこころ」が行っていることはなんらかの情報処理活動であり、それがまさに「記述」であるというパラダイムです。

 

 このような、「脳とこころ」の無意識、意識を問わず、また抽象度を問わない、記述が「内部表現」なのです。もちろん、その記述には、記憶情報や、本人が認識している外部世界とよばれる周囲の情報も内包されているのはいうまでもないです。このパラダイムの後ろには、宇宙は情報と情報の状態(つまり物理)から成り立っているという立場があるということも追加しておきましょう。

 

 さて、11月のクラスの中心テーマである「内部表現操作」ですが、これは、外から我々が、被験者の内部表現を操作する技術です。言ってみれば、「脳とこころ」の情報処理に介入する技術です。もちろん、催眠や洗脳といった技術も内部表現操作の一つですが、本クラスで学ぶのは、もっと直接的かつ介入的な内部表現の操作の技術です。うまくいけば、当然、本人の身体状態、例えば、病であるといった状態も内部表現上の記述ですから、これを書換えることができれば、臨床的な手法としても特に有効な技術です。もちろん、被験者の思想や行動に介入的な操作をすることも可能とする技術でもあります。従って、11月のクラスの参加者には、これまで以上に厳しく、守秘義務と自己責任の誓約を行って頂きます。もちろん、医療や教育、宗教、ビジネスなどで、正当な利用を行った場合の効果は大きいものですので、これまでもこのクラスの開催リクエストは特に強かったのですが、これまでのクラスでは、色々な要因から、開示を躊躇してきた技術でもあります。これは、過去のクラスの参加者に問題があったというわけではなく、私の方が、介入的な内部表現操作の技術を開示する用意が十分ではなかったと理解してください。また、一部で、過去の参加者による守秘義務違反の例があるという報告を受けています。今回のクラスの参加者には、特に厳しい守秘義務が果たされるので、これを理解している方のみ、ご参加ください。

 

 

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 クラブ活動をはじめます。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

 初回は202225日(土) 午前1115分からの予定です。

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Q-220:ゴールに対するスケジュールはたてますか? <後編(コーチング実践者~コーチ向け);人類には“今”しかない>

 

ゴールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:ゴールに対するスケジュールは立てますか? 今週、今月、今年、3年など、計画は立てても良いですか?

A:前回(Q-219)は、コーチング入門者~実践者向けに、「時間は未来から過去へと流れている」という前提で回答しました。

 <前編(コーチング入門者~実践者向け);ゴールが先、スケジュールは後>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27441932.html

 

 その最後に認知科学者 苫米地英人博士が提唱されている「超情報場理論(仮説)」を紹介しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

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今回は博士の著書「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」(徳間書店)の第20章「人類には“今”しかない 超情報場脳 その『超情報場』理論による解釈」に沿って説明し、最後の部分を引用します。

 コーチング実践者~コーチ向けの回答です。前回との違いを楽しみながら読み進めてください。

 (未読の方は「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」をお読みください。Kindle版はこちら↓)

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過去の情報の寄せ集めが現在を作っている

 

 博士がここで述べられているのは、「記憶」ではなく、「情報」。記憶と情報を明確に区別され、「フレーム」という言葉を使って説明されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 人間は、物事を解決するにあたって、「関連することだけをふるい分けて抽出し、それ以外の事柄に関しては無視して思考する」という能力を持っています(RAS&スコトーマ)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

つまり、ある枠組みを作って、その中だけで思考することができるということ その「枠組み」がフレームです。

 

 記憶はフレームがあるもの。対して、頭の中にバラバラに保存された情報にはフレームがありません。よって、私たちは何も記憶していないともいえます。バラバラな情報が合成され“記憶”となるのは“今、この一瞬”です。

 「今の認識というフレームが今の記憶を作っていると考えると、人類の脳には、過去も未来もなく、現在しか存在しないということになる」と博士は述べられています。

 

 それが「時間は未来から過去へと流れる」という前回回答中の時間観との違い。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 この「現在の認識はリアルタイムの合成」という事実を示す言葉が、苫米地博士が座右の銘とされている「一念三千」(と私は理解しています)。詳しくは下記ブログ記事で。博士による「一念三千」の解説を引用しています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

 

仏教ではすでに説かれている「人には現在しかない」

 

 認知科学の大前提はファンクショナリズム(functionalism)です。しかしながら、人間のファンクションは、あらかじめあるものではなく、その瞬間瞬間に生成されるもの。

それゆえ、「認知科学の枠組みでは、現在しかない人間の記憶をシステム化することは不可能」と博士はおっしゃいます。

 

 この「人には現在しかない」という考え方は、じつは、仏教の教えの中にも存在しています。人どころか、宇宙まで含めて、「今作られ(刹那生)、今消える(刹那滅)」。その「生」と「滅」を生みだす力が「縁起」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

多くの人が作った宇宙が同時に存在する「超情報場」

 

 「今この瞬間に、ファンクションが生み出される」ことを教えてくださる博士は、同時に「個々人がバラバラに刹那的な宇宙を創っても意味はない」と諭されます。

 そして、「多くの人が創った宇宙は同時に存在している。その創られた宇宙が『超情報場』である」と定義されています。

 私は博士のこの言葉を「中」と理解しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 超情報場は、情報の場であり、次元を超える場である

 場の一部に人間の認知がある

 人間の認知は高い抽象度から生じ、人間の認知も含めた「超情報場」は抽象度が高いところが先にある

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そして博士は、このようにコーチング(&ヒーリング)の秘密を語られます。

 

 レベルの高いコーチングは、いきなり抽象度の高い方法で、相手の潜在能力を引き出し、この「超情報場」を変化させて、問題の解決を図ることになる

 

 

情報空間が物理空間を変え、癌は情報で治る

 

 鍵は「情報空間」と「物理空間」の関係の理解。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

物理空間は情報空間の一部で、抽象度を軸にしたときの底面です。つまり、情報宇宙という全体があり、物理空間はその1つの部分であるということ。ゲシュタルトです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 宇宙の構造を体得すると、「生命現象という情報が物理空間に顕在化したものが身体である」ことが理解でき、「高次の情報場への働きかけを通じて、現実である物理空間を変える」ことができるようになります。自由自在に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 コーチングの枠組み(フレーム)でいえば、その理をプリンシプル化したものが「I×V=R」。そのはじまりが「ゴール設定」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 御質問の「ゴールに対するスケジュール」や「計画」は高次の情報場に存在し、底面である物理空間で現実化されます。

 そのことを念頭に、リラックスして(リラックスを意識にあげて)、下記引用文をお読みください。「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」の最終章(の最後)からの引用です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 

「足の裏」情報場から、すべてを超えた「超情報場」へ

 このような「情報空間」と「物理空間」の関係を見るにつけ、より抽象度の高い考え方の必要性を改めて感じます。

 とは言え、もちろんこの2つの空間は、別々にではなく連続して存在しています。その連続した情報空間の、抽象度の1番低いところにあるのが物理空間なのです。

 ということは、物理といえども情報の一部にすぎないということでもあります。

 もっと言えば、情報空間にある「特定の情報場」の写像として、物理空間に物理的実体が存在していると言っていいでしょう。

 つまり、私たちが現実世界で「ある」と思っているものは、すべて「情報場の写像」にすぎないということです。

 ここで言う「情報場」というのは、情報空間における特定の座標のことです。私たちの周りの情報空間には、人間の認識の数だけ、無数の情報場があるのです。

 人間に関する情報が集まっている場が「人間の情報場」、ロボットについての情報が集まっているのが「ロボットの情報場」、富士山についての情報が集まっているのが「富士山の情報場」です。

 言い換えれば、「人間の情報場」「ロボットの情報場」「富士山の情報場」といったそれぞれの情報場があって、その情報場が、物理空間に物理的存在としての「人間」「ロボット」「富士山」を現出させているのです。

 これらの事物は、もっと高い抽象度の情報空間に広がっている情報的存在のごく一部であり、それも、もっとも低いところにある一部、言うなれば「情報の足の裏」のようなものです。

 ですから、目の前に見える物理世界を見ているだけでは、情報世界の「足の裏」を見ているにすぎず、さらに広大な情報空間に広がる未知の世界、真実の世界を捉えることはできません。

 情報空間の「足の裏」である物理空間から脱し、もっと高い抽象次元の情報空間、「体全体」を認識してはじめて、世界のあり方を知ることができるのです。

 下から言えば「足の裏」にあたる物理空間から、「体全体」にあたる情報空間へ、そして従来の科学や現実の事象のすべてが存在するさまざまな「情報場」を超えて、もっと高い抽象次元の情報場を目指す、その情報場を私は「超情報場」と名づけているのです。

 この新たな情報場では、すでに述べたように認知科学では説明できない現象も扱えるでしょう。まして癌と心の相関関係や、瞑想を深めた超瞑想の効果なども、研究対象になって不思議ではありません。

 おそらくこれこそが、「今しかない人類」にとって、これからの新たな脳理論の可能性を拓く、「新たな脳力」の出現につながっているはずです。

引用終わり

 

 

 今、どんなイメージが浮かんでいますか?

 

読後に浮かんだそのイメージは、苫米地博士との縁により「抽象度の高い方法で、潜在能力が引き出され、『超情報場』を変化させて、問題の解決を図るもの」であるはず。

 そのイメージを、体感とともに、大切にされてください。

 臨場感が高まるたびに、そのイメージは現実化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

 以上、コーチング実践者~コーチ向けの回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

宇宙の構造を体得すると、「生命現象という情報が物理空間に顕在化したものが身体である」ことが理解でき、「高次の情報場への働きかけを通じて、現実である物理空間を変える」ことができるようになります。自由自在に

 

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F-204:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える vol.4;コーチングの対象は「〇〇〇〇〇」

  

 先日、若い医師たちにコーチングを教える機会がありました。講義中に体感したイメージを言語化します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 vol.1;突然あらわれた“謎の穴”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26671282.html

 vol.2;理学とは〇〇心。その正体はCH

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26722183.html

 vol.3;工学とは社会や未来への貢献(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26780331.html

 vol.4;コーチングの対象は「〇〇〇〇〇」

 

ある雑誌から、ある小児科医が書かれた文章を引用します(事情により秘密)。その言わんとするところを「超情報場仮説(理論)のゲシュタルト」でイメージしてください。

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 医学生に小児科学総論の最終講義をするようになり、強調したことが2つありました。

 1つは小児科学と小児医療の違いです。前者は疾病を対象とした学問であり、疾病にはその時代に使われている定義があるので、正解と不正解を区別する試験問題を作成することができるという理屈になります。後者は人(小児)を対象としたもので、geneticepigeneticに同じ人は存在しないため、診断・治療と、その結果は人の数だけありえるので、単純に正解と不正解に分けることはできない、つまり医療の試験問題作成は簡単ではないと伝えてきました。したがって、医師国家試験も医学の試験にならざるを得ず、共用試験の一つである知識を問うCBTの成績と国家試験の成績が強く正の相関を示すのはそのためだと考えています。

 2つ目のメッセージは、小児科医は全身を診る総合診療医としての活動が基本で、子どもの肉体・精神・感情のすべてにわたり配慮する必要があり、病む臓器のみならず彼らの健康な暮らしに影響を及ぼしうる社会環境に至るまで考慮に入れる必要があることです。

 引用終わり

 

 前回(F-203)、理学と工学の関係性を考察しました。それは

 

 まずは個人レベルの「なぜ?」の探究があり、徐々に抽象度が上がりながら(理学)、やがて社会や未来への貢献へと拡大していく(工学) というもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 これは医学と医療の関係にもあてはまります。「まずは個人レベルの『なぜ?』の探究があり、徐々に抽象度が上がりながら(医学)、やがて社会や未来への貢献へと拡大していく(医療)」という感じです。

 

 一方で、「理学と工学」と「医学と医療」の間には、決定的な相違が存在します。それは「『医学と医療』の対象は必ず人間(に関するもの)である」ということ。

 

 工学は「役に立つ(貢献)」という観点で人やその集合である社会と関係しますが、研究対象自体は人間に限定されていません。前回のカブトムシの幼虫のように研究対象は広範囲で、実体を伴わない現象や情報空間上の存在(概念)も含まれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 それに対して、「医学と医療」の場合は、より高次の抽象度次元に向かう研究(医学)も、その物理空間への応用(医療)も、対象は必ず人間。そして、その人間とは「巨大で複雑なネットワークを内包しながら自律する情報処理システム」です。いわば縁起のかたまり。それゆえ無常。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 師である認知科学者 苫米地英人博士の表現を用いると、抽象度のベクトルは違えど医学(↑)も医療(↓)もその対象は「一人一宇宙」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 

 それが引用文中の「geneticepigeneticに同じ人は存在しないため、診断・治療と、その結果は人の数だけありえる」という主張(claim)の根拠(warrant)といえます。

*事実(data)は超情報場理論

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 底面である物理空間だけではなく情報空間中にホメオスタシスが働いている人間の情報処理は、いつもダイナミックに変化し続けています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 だから「単純に正解と不正解に分けることはできない」のです。

 

すでに不完全性は証明されています。この世(物理空間)は不確定性原理により、あの世(情報空間)は不完全性定理によって。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

しかしながら、私が感じる「単純に正解と不正解に分けることはできない」はそのレベルの話だけではありません。

 

そもそも「一人」の人間の存在自体が「宇宙」といえます。

その「宇宙」は60兆個の細胞や100兆個を超えるといわれる細菌などとのネットワークで構成されています。物理空間において。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16541640.html

 

さらに、情報空間において「一人」は全抽象度にひろがっていきます。縁起のネットワークとして。それを哲学では「自我」と、コーチングでは「ブリーフシステム」と表現します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 「医学と医療」の対象は、コーチングと同様に、いつも「一人一宇宙」

 巨大で複雑でダイナミックなシステムを対象にしているという認識と新たな宇宙を創造(再構築)するという覚悟が、「医学と医療」やコーチングで心がけるべきポイントである

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 それがコーチ兼医師である私の実感です。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

「医学と医療」の対象は、コーチングと同様に、いつも「一人一宇宙」

 

 「一人」を、「一」ではなく、「巨大で複雑でダイナミックなシステム」と観ることが重要。それはスピリチュアルペインを含む「トータルペイン」の克服にも欠かせません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 

-追記2

「医学と医療」の対象は、コーチングと同様に、いつも「一人一宇宙」

 

 「一宇宙」の「一」が現実(R)です。それは一つということではなく、「無限の可能世界から(I)、その時選びだされる(V)」という意味の「一」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 その「一」は、あるともないともいえる「一」であり、あるともいえなしないともいえない「一」。「空(くう)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

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 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

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2021年度セミナー予定はこちら↓

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 第5回目は2021919日(日)開催。テーマは「クライシスサイコロジー&レジリエンス」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26768389.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

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F-200:“あの人”の言葉はなぜ心に響くのだろうか? Vol.4;「こんなにほったらかしにして」を解決する

 

 “あの人”の言葉はなぜこんなにも心に響くのだろうか?

 

 という文章を目にした今、皆さんはどんなことを連想し、何を考えていますか? 皆さんにとっての“あの人”とは誰のことでしょうか?

 

 湧き上がるイメージを楽しみながら、ゆっくり読み進めてください。

 

この連載では、毎回、認知科学者 苫米地英人博士の著書「近未来のブッダ」(サンガ)から引用しています。その本のサブタイトルは「21世紀を導くリーダーの鉄則」。その“鉄則”もぜひイメージしてください(Don’t think. Feel!)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 Vol.1;こんなにほったらかしにして

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26428629.html

 Vol.2;「こんなにほったらかしにして」と言われたら(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26493850.html

 Vol.3;「こんなにほったらかしにして」を生みだすスコトーマ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26545746.html

 Vol.4;「こんなにほったらかしにして」を解決する

 

ここまで3回はケースサイドのイメージで書きました(引用文の表現を用いれば“顕教”のイメージ)。最後はプランサイドのイメージで実践について書いてみたいと思います(“密教”)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 まずは「近未来のブッダ」の引用から。今回は二度引用します。

 

ブッダの修行は前頭前野トレーニング

 この本のはじめのほうで「慈悲は前頭前野の領域のこと」だといいましたが、実は仏教の修行の体系ぜんぶが、前頭前野を鍛えることとして成り立っています。

 密教瞑想の曼荼羅瞑想というものがあります。曼荼羅という絵がびっしりと描いてありますが、絵の中に丸く描かれている球がたくさんあります。存在が球で、その中でいろいろな観音様がいて、その一つ一つにお経のストーリーがあるのです。それをぜんぶ思い浮かべて巨大な球をリアルに体感するというのが曼荼羅瞑想です。これは数学・物理学と同じ理論の世界をすごくリアルに感じることです。

 あるいは華厳経の世界などは、その球がお互いに映し合ったミラーボールが無限に広がっているような世界です。それをリアルにするには前頭前野がものすごく活性化された行動が必要です。逆に個別に分析していくなら、かなり高いIQが必要になります。ですから、瞑想を繰り返していけば、より望ましい慈悲が実践しやすくなるのです。

 引用終わり

 

 シンプルにまとめると、曼荼羅瞑想とは「球の中のいろいろな観音様のストーリー(I)をぜんぶ思い浮かべ(V)、巨大な球をリアルに体感する(R)」というもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 それを日常生活に置き換えると、「縁ある人々の人生すべてをイメージし、そのつながりを1つの大きなゲシュタルトとして体感する」という感じです(connect the dots)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 「つながり」とは縁起のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 私たちが生きる世界は「つながり」が織りなす縁起空間であり、双方向の関係性によりダイナミックに変化する情報宇宙です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

それは「お互いに映し合ったミラーボールが無限に広がっているような世界」。

なぜなら「『つながり』が織りなす縁起空間」自体が「1つの大きなゲシュタルト」であり、そこにはホメオスタシスが働いているから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

目の前の世界は自分の心そのものであり、自分の心が宇宙を築きあげている

これはまさに釈迦が2600年前に語った内容であり、認知科学や物理学で証明された紛れもない事実。そして、その事実を基に構築されているのがコーチング理論です。

 S-04-24:「鏡の中の自分に微笑みかけること」の本当の意味<前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23983088.html

 

自然科学の中でも量子力学は、「宇宙のすべてのものの構成要素は目に見えない粒子であり、宇宙のすべての存在は時間と空間の制約を受けずに影響しあっている」と論じています。

その量子力学が明らかにしたのは、「人間の行為が実体のない波束を量子として実体化している」ということ。突き詰めれば、「人間の認識が時間と空間を生みだしている」ということです。

S-04-25:「鏡の中の自分に微笑みかけること」の本当の意味<中編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24057099.html

 

つまり、目の前の世界は自分の心そのものであり、自身の心が宇宙を築きあげているということ。もしも“自分”に微笑みかける生き方を選べば、認識する宇宙中に笑顔がひろがっていきます。心の平和がどんどん拡大していく感じで。

 S-04-26:「鏡の中の自分に微笑みかけること」の本当の意味<後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24116667.html

 

 だから、今後「こんなにほったらかしにして」と言われたら(言いそうになってしまったら)、「縁ある人々の人生すべてをイメージし、そのつながりを1つの大きなゲシュタルトとして体感する」ための貴重な機会だと思ってください。

そして、実際にしっかりと体感してみましょう。

 

 再度、「近未来のブッダ」から引用します。

 

“体感”する

 仏教のいいところは体感を伴うところです。体感を伴わないものを否定するのが、仏教の修行の体系としての特長で、「人間は自分以外の人のために生きるのが幸せだ」という気づきのために坐禅も重視します。

 学校教育で抽象思考のための基礎はじゅうぶんに得られる時代です。あとは、その補強として瞑想すれば、より気づきを得られやすくなるでしょう。具体的な瞑想については第10章に書きましたので、参考にしながら慈悲を育て、実践していってください。

 大乗仏教の精神で、「人の役に立ってなんぼ」を胸にぜひ、今日から慈悲を始めてみましょう。「隣の人の苦しみを取り除きたい」。それは煩悩ですが、煩悩だってわかっていてやるのだからいいのです。

 引用終わり

 

 そんな体感を重ねながら、慈悲を育て、実践するたびに、すべての事象が“心に響く”ようになっていきます。そして、「すべての事象が“心に響く”」というあなた自身の姿が、縁ある者の心に響き、ひろがっていきます。

 

目の前の世界は自分の心そのものであり、自分の心が宇宙を築きあげている

 

 「こんなにほったらかしにして」という言葉を縁に、私はそんなことを“体感”しました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

そんな体感を重ねながら、慈悲を育て、実践するたびに、すべての事象が“心に響く”ようになっていきます。そして、「すべての事象が“心に響く”」というあなた自身の姿が、縁ある者の心に響き、ひろがっていきます

 

 「あなた自身の姿」は情報空間の底面である物理空間での“表現”です。その「姿」には高次の“場”の情報が投影されています(このシリーズのテーマでいうと「慈悲」)。

その理は認知科学者 苫米地英人博士が提唱されている「超情報場仮説(理論)」によって理論化されています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にはどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

Q-169~:自身の信念を失いそうです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

 

 

ワークスDVD01 超情報場仮説


「苫米地英人DVDオフィシャルサイト」より引用

苫米地英人DVD第1弾「超情報場仮説 ~ハイパーヒーリングとゴール現実化」 (maxpec.net)

 


L-03020203月シークレットレクチャー -0875歳以上では延命治療は不要?<プランサイド>

 

20203月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の2回目。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、初回(同1月実施)のサブテーマは「自由」でした↓

L-001~20201月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 

 初回講義のラスト(L-013)に、「部分関数としての『自』を拡大し続けること」が「シンのスピリチュアルペイン克服、シンの自由である」と書きました。

 L-01320201… -13<最終回>;シンのスピリチュアルペイン克服、シンの自由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24890312.html

 

 自由に続くサブテーマは「貢献」。当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;スピリチュアルペインを解決するのは自由意思でのゴール設定<前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25974037.html

 02;スピリチュアルペインを解決するのは自由意思でのゴール設定<後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26014834.html

 03;職業と趣味の違いは「貢献」の範囲(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 04;老いの実感 ~乗り物酔いリターンズ~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26077153.html

 0575歳以上では延命治療は不要?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26099140.html

 0675歳以上では延命治療は不要?<ケースサイド>前編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26140730.html

 0775歳以上では延命治療は不要?<ケースサイド>後編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26156803.html

 0875歳以上では延命治療は不要?<プランサイド>

 

仕事とは「付加価値を生みだすこと」「役に立つこと」。もっとシンプルに表現すると「貢献」。決して「お金を稼ぐこと」「お金儲け」そのものではありません。

 そのようなことを話すと、時々こんな質問をいただきます。特に医療・介護現場において。

 介護が必要な老人や障がい者、あるいは寝たきり患者さんは生きる価値はないのでしょうか?

 皆さんはどう思われますか?

 

 …3本前の記事(L-027)で、ペンシルベニア大学 医療倫理・保健政策学部長のエゼキエル・エマニュエル博士(Ezekiel Emanuel1957年~)の「75歳以上では延命治療は不要である」という主張(claim)とその根拠(warrant)や事実(data)を紹介しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 コーチとして考察すると、エマニュエル博士の主張には少なくとも6つの解決するべき課題があります。コーチングと関連して分類すると、1)モチベーション、2)バランホイール、3)時間の流れ、4)不完全性、5)縁起、そして6)空仮中 です。

 前回まで課題についてシンプルに分析しました(ケースサイド)。今回は6つの課題を包摂した視点での解決策を提示します(プランサイド)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

 エマニュエル博士に欠けているのは「関係により存在が生まれる」という縁起の視点!

 では、なぜ縁起の視点が欠けていると断言できるのでしょうか?

 

 答えは「双方向性がスコトーマに隠れているから」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

縁起はいつも「双方向」。その双方向性が課題解決(プランサイド)の糸口です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

例として、エマニュエル博士のこの発言を考えてみましょう。

 

 70歳、80歳、90歳まで元気な人々がしていることを見ていると、そのほとんどが遊びの範囲であり、意味ある仕事ではない。ハイキングやツーリングは価値のあることではあるが、もしもそれらが人生のメインテーマなら、おそらく意味のある人生ではない

 

70歳、80歳、90歳まで元気な人々がしていること」を観察したエマニュエル博士は「そのほとんどが遊びの範囲であり、意味ある仕事ではない」という判断を行い、さらに抽象化して「ハイキングやツーリングは価値のあることではあるが、もしもそれらが人生のメインテーマなら、おそらく意味のある人生ではない」という結論に至っています。

 

 それを縁起の視点で考えると、「70歳、80歳、90歳まで元気な人々がしていること」は「米国を代表する医師が世間を揺るがすほどの論争を引き起こすきっかけとして機能した」とみることができます。

 たとえ「遊びの範囲」であり「意味ある仕事」とはいえなかったとしても、エマニュエル博士の観察という行為により“意味”が生まれたのです。まさに「縁により起こる」=縁起です。

 

 縁起を理解するほど可能性が開きます。「観測者(認識主体)の知識、知能が上がれば上がるほど観測(認識)される宇宙は『たいしたことがある』ものになるという可能性」です。

詳しくはこちらの記事をどうぞ↓

F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

たとえ能動的な働きかけが十分にはできない(できなくなった)としても、縁起のつながりの中で誰かの役にたてば、それは立派な貢献です。よくないこと(人)も“反面教師”として役に立つことが可能です。観察者との縁次第で。

 

価値は双方向的に生まれる

 

わかりやすく言い換えると、「私が何をしたか?」だけではなく、「私から誰かが何かを得たか?」も同様に重要であるということ。

 

その「誰か」は時空を超えます。例えばマズローの提唱する階層を駆け上がった未来人は、その高い抽象思考でどんどん“意味”を見つけていくことでしょう。ますます宇宙は「たいしたことがあるもの」に変わっていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 私が提案する「6つの課題を包摂した視点での解決策」とは、「縁起を理解し、中観を実践すること」です。それは苫米地式の真髄でもあると思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

その1st.stepは「自由意思でゴールを設定する」こと。そして、「ゴールを目指しながら、自分にしかできない貢献を追求する」ことが2nd.stepです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)“現状の外” に設定したゴール(しかもバランスホイール)を目指すうちに、自ずと抽象度が上がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 すると、目の前の世界での何気ない出来事からどんどん“意味”を見つけていきます。ゲシュタルト同士がつながり(connect the dots)、理解が深まるからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 その深まった理解力(高まった抽象思考)で“意味”を見つけた時、その対象者(出来事)は貢献をしたことになります。観察者との縁により宇宙が書き換わるのです。

それが“この世”の理。

その理を理論化しているものが、認知科学者 苫米地英人博士が提唱されている「超情報場仮説(理論)」です↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

仕事とは「付加価値を生みだすこと」「役に立つこと」。もっとシンプルに表現すると「貢献」。決して「お金を稼ぐこと」「お金儲け」そのものではありません。

 そのようなことを話すと、時々こんな質問をいただきます。特に医療・介護現場において。

 

 介護が必要な老人や障がい者、あるいは寝たきり患者さんは生きる価値はないのでしょうか?

 

 そんな質問をいただいたとき、私は「それはあなた次第ですよ」と答えます。縁起の説明とともに。

 

 医療・介護の現場は老病死(+生で四苦)が露わになりやすい場です(R)。四苦の臨場感が高いから(V)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

だから私は、縁起や空仮中といった叡智を内包する苫米地理論やコーチングを医療・介護現場に届ける活動を続けています。それはコーチ兼医師である私が果たすべき機能であると信じ、必ず成し遂げる貢献であると自負しながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 もしも私の機能が十分ではなかったとしても大丈夫。

 なぜなら、観察者との縁により、必ずや立派な貢献となるから。

 

皆さんも観察者です。

 私の貢献についても「あなた次第」w

 

 価値は双方向的に生まれます。すべて縁起です。

 

L-031につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 その深まった理解力(高まった抽象思考)で“意味”を見つけた時、その対象者(出来事)は貢献をしたことになります。観察者との縁により宇宙が書き換わるのです。それが“この世”の理

 

 詳しくは苫米地博士の著書「生と死の取り扱い説明書」(ベストセラーズ)をお読みください。

 

 

-追記2

 苫米地博士との縁により、コーチとして学び、医師として考えたことをリストアップしてみました(PMⅠ&フリーテーマ)。

 

    PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124524.html

    PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入失敗と明らかになった課題

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124527.html

    F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html

    F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268334.html

    F-049~:同じ人間なのだから診れるだろう

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268336.html

    F-056~:「不摂生が理由で病気になった人の医療費を健康のために努力している人が負担するのは『あほらしい』」ことなのだろうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_277070.html

    F-071~:「糖尿病リスク予測ツール」に思う

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_319922.html

    F-082~:ダメ。ゼッタイ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_352303.html

    F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

    F-146~:トリアージ(triage)をコーチの視点で考える

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_401494.html

    F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

    F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

    F-184~:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410505.html

 

    カテゴリ:自分のリミッターをはずす!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268324.html

    カテゴリ:医療・介護関連

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268327.html

    カテゴリ:体・健康

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268329.html

    カテゴリ:マインド(脳と心)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_409130.html

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第3回目は2021627日(日)開催。テーマは「サイバーホメオスタシス仮説」「エネルギーと創造性の源」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26053730.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

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「生」と「死」の取り扱い説明書



L-02620203月シークレットレクチャー -04;老いの実感 ~乗り物酔いリターンズ~

 

20203月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の2回目。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、初回(同1月実施)のサブテーマは「自由」でした↓

L-001~20201月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 

 初回講義のラスト(L-013)に、「部分関数としての『自』を拡大し続けること」が「シンのスピリチュアルペイン克服、シンの自由である」と書きました。

 L-01320201… -13<最終回>;シンのスピリチュアルペイン克服、シンの自由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24890312.html

 

 自由に続くサブテーマは「貢献」。当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;スピリチュアルペインを解決するのは自由意思でのゴール設定<前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25974037.html

 02;スピリチュアルペインを解決するのは自由意思でのゴール設定<後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26014834.html

 03;職業と趣味の違いは「貢献」の範囲(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 04;老いの実感 ~乗り物酔いリターンズ~

 

 前回(L-025)はワークを紹介しました。いかがだったでしょうか?

 

 御承知のとおり、私は医師でもあり、今も週の半分は医療・介護の現場で働いています。

 先日、急にある患者さんの自宅に往診することになり、スタッフが運転する車で向かいました。私にとっては初めての患者さん。しかも急変です。

情報を集めてゲシュタルトをつくるため、集中しながらカルテに目を通しました。移動中の車の中で。そうしたら

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25282178.html

 

急に気分が悪くなってしまいました。乗り物酔いです。

乗車中に調子が悪くなるのは、おそらく小学生以来のこと。「乗り物酔い」という概念すら忘れていた(=スコトーマに隠れていた)私は、忍び寄る“老い”を実感しました。吐気とともに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 医療・介護の現場は、残念ながら、「老病死(+生で四苦)」を実感しやすい場といえます。臨場感が高いからです(V)。

 夢をかなえる方程式「I×V=R」でいうと「老病死のイメージ(Iimage)を実感しやすい分(Vvividness)、現実化しやすい(RReality)」ということ。実際、「もう年だから」が口癖の人ほど、どんどん年老いていく気がします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 医師として私は「老い」を4段階に分けて説明しています。自立している「健常期」、見守りや軽度の支援が必要な「軽度虚弱期」、支援や介護が常時必要な「高度虚弱期」、そして「人生の最終段階(End of Life Stage)」です。細かい話ですが、厚生労働省の指導により、現場では「終末期(Terminal Phase)」という表現を使わなくなりました。

 厚生労働省HP>「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」リーフレット

Microsoft PowerPoint - 150316 人生の最終段階_リーフレット【大和提出用】.pptx (mhlw.go.jp)

 

 その老いの分類は、主に物理空間での機能により行われています。

身体機能はともかく、認知機能というと情報空間上の話に感じられませんか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

しかし実際は、本人も家族も医療従事者も、無意識的に物理空間にフォーカスしているように感じられます。それは「抽象度」という概念が十分には浸透していないために、業界におけるゲシュタルトが未完成だからでしょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ゲシュタルト能力=理解力です。だから私は「抽象度」という概念を医療・介護現場に届ける取り組みを続けています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 抽象度を知り、物理空間も含む情報空間全体で生命現象を捉えることができると、「老」のイメージは変わります。それは認知科学者 苫米地英人博士が提唱されている「超情報場仮説(理論)」で生命や宇宙を観るということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

さらに抽象度を上げて個を超えていくと、「病」や「死」のイメージも変わっていくはず↓

 F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

 コーチとしての私は、医師として話す「老いの4段階」は情報空間の底面での経過にすぎないと思っています。物理空間上の身体については配慮が必要ですが、情報(処理)である心はいつまでも“青春”でかまいません↓

 F-160~:コーチの視点で考察する“青春” ~心の若さと体の関係~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405497.html

 

 

 とはいうものの、やはり体は確実に老いていきます。転倒や乗り物酔いが起こりやすくなるように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045953.html

 

過去の記事でファッションデザイナー 山本寛斎さんの「60歳を過ぎたからとか、70歳になったからといって、何かをするのが恥ずかしい、もうチャレンジするのはムリだろうなどと考えるのは、年齢のせいにして楽になっているだけだ」というコメントを紹介しました。

それは「コンフォートゾーンに留まるな!」「現状を打破し続けよ !!」という強烈な励ましです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 そんな山本さんの最後の作品が「『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』を手に入れたモンキー・D・ルフィが着ているであろう『海賊王』のコート」。

 

 「年相応」という言葉を嫌い挑戦を続けた山本さんでしたが、昨年(2020年)2月に急性骨髄性白血病と診断され、同721日にお亡くなりになりました(享年76歳)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20682390.html

 

 残念ですが、人は徐々に老い、多くは病を患い、いつか必ず死を迎えます。

 

 ここで前回(L-025)のワーク中に浮かんだイメージを思い出してください。

「健康な私は、○○をしていて楽しい」

「ますます元気な私は、○○をしていてとてもうれしい」

「もっと○○したいから、病気になっている場合じゃない」

 

 ○○に当てはまるものがゴールとなり「生と死の間にあるもの」になるのは確かです。しかし、その○○は年齢を重ねるとともにだんだんできなくなっていきます。その時、「生と死の間(にあるもの)」を失うことになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

老病死(+生で四苦)の過程でかつてのような“貢献”ができなくなったとき、私たちはどのように考えるべきなのでしょうか? スピリチュアルペインは避けられないのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

L-027につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 ゲシュタルト能力=理解力です。だから私は、「抽象度」という概念を医療・介護現場に届ける取り組みを続けています

 

 「抽象度」という言葉はまだまだ知られていない気がしますが、その概念自体は医療・介護業界に取り入れられています。例えばこちら↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8292888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293064.html

 

 「抽象度」は「超高齢化社会に求められる医療のパラダイムシフト」実現の鍵となるものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8748974.html

 

 

-関連記事-

F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

Q-177~:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408953.html

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第3回目は2021627日(日)開催。テーマは「サイバーホメオスタシス仮説」「エネルギーと創造性の源」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26053730.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

<お問い合わせ・申し込み>

 coachfor.m2@gmail.com

 

 

超高齢化社会に求められる医療のパラダイムシフト



F-184:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと -01;抽象度&超情報場理論

 

 早いもので認知科学者 苫米地英人博士と情報的に出会ってから11年、認定コーチになってから5年が経過しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4406033.html

 

 博士から教わっていると、世界がひっくり返るような強烈な衝撃を感じることがよくあります。「Rゆらぎ」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

最初の“deep impact”は、なんといっても「抽象度」。目の前の世界がクリアになり、とてもスッキリしたことを覚えています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度という概念は、じつは、医療・介護業界にもひろがりつつあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8292888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293064.html

 

日本は人類史上初の超少子高齢化社会を迎えているわけですが、そんな時代にふさわしいとされる医療像はすべて抽象度が上がっています↓

PM-04-20:超高齢化社会に求められる医療のパラダイムシフト

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8748974.html

 

 その抽象度という新たな視点を加え、再度目の前の世界(情報宇宙)を観察すると、さらに深く理解し、もっとスムーズに変化を起こすことができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 生命(現象)とは情報(処理)だから

 

 苫米地博士は著書「思考停止という病」(KADOKAWA)の中で、生命現象を「ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けること」と定義されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 私は密教の世界から医学・医療の世界に飛び込み、もう四半世紀以上医師として活動しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12936675.html

 

そんなコーチ兼医師(&ヒーラー)の私の経験からいっても、「ゴールに向かう強烈な意思」が生命力そのものであり、「抽象度を上げながらゲシュタルトをつくり続けること」が生命現象であることは間違いありません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

強烈な意思により、あるいは抽象度が上がったことで、まるで“奇跡”のような変化が起こることを、医療・介護現場で働く誰もが経験しているはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971739.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8159377.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23874668.html

 

 そんな“奇跡”がおこる生命現象を情報宇宙の構造とともに明らかにしている理論が、苫米地博士が提唱されている「超情報場仮説(理論)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 私が「超情報場仮説(理論)」を含む苫米地理論やコーチングを医療・介護の現場に届けようとしているのは、繰り返しますが、「ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けることが生命現象」だからです。

 その理を皆が理解し、その理に則って医療・介護が行われている未来をイメージしながら(I)、コーチとして、医師(&ヒーラー)として、思考錯誤を続けています(V)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 ところで、「Total Pain(全人的苦痛)」という概念を御存知でしょうか?

 「Total」の下位の抽象度(の階層)に4つの苦痛が存在します。「身体的苦痛」「心理・精神的苦痛」「社会的苦痛」「スピリチュアルペイン」です。

 (私は「スピリチュアルペイン」は全抽象度にひろがっていると思っています↓)

 Q-168:スピリチュアルペインは抽象度でいえばどこに入るのでしょうか? どうやって原因である無関心が生まれてくるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24321116.html

 

 今まで私は「感染症」は物理空間、すなわち「身体的苦痛」がメインであり、その対処は主として物理空間で行われるべきと考えていました。例えば「どの抗菌薬を、どのくらい使うか」といった具体的な対処を重視するというように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8292888.html

 

 ところが、昨今の「新型コロナ感染症(COVID-19)」にまつわる状況を考察するうちに、今までとは違う考えに至りました。スコトーマが外れたのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 これから3つの視点でまとめます(フリーテーマ)。ぜひ「抽象度」や「超情報場仮説(理論)」等を意識に上げながら読み進め、これまでのゲシュタルトをconnectしてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

新たな気づき(発見)のきっかけになれることを願っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

F-185につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 私が「超情報場仮説(理論)」を含む苫米地理論やコーチングを医療・介護の現場に届けようとしているのは、繰り返しますが、「ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けることが生命現象」だからです

 

 もちろん「守秘義務の範囲内で」ですw

「超情報場仮説(理論)」は、ワークスDVD第一弾「超情報場仮説 ~ハイパーヒーリングとゴール現実化」(ドクター苫米地ワークス)や「アインシュタイン脳を超えて -超情報場理論でポテンシャル以上の存在感を発揮する技術-」(フォレスト出版、DVD教材)で博士が詳しく解説されています。

    苫米地英人DVDオフィシャルサイト 第1弾「超情報場仮説」

 http://maxpec.net/dvd1/index.html

    フォレスト出版HP 「アインシュタイン脳を超えて」

https://www.forestpub.co.jp/einstein/

 

 DVDは敷居が高いという方には、「認知科学への招待」(サイゾー)や「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」(徳間書店)といった博士の書籍をお勧めします。とくに「『脳力』の使い方」は最終章がまるまる「超情報場仮説」です。

 

 

-追記2

苫米地理論は「超情報場仮説(理論)」の次のパラダイムに入っています。新たな理論は、ワークスDVD17弾「分散動的自己構成エネルジーア 自律知能化と生命素粒子そして進化」やフォレスト出版の教材「ダヴィンチ脳2 ~超次元生命情報場~」などで学ぶことができます。

 文字どおり物理空間にフォーカスする物理学にパラダイムシフトを起こすとともに、その物理空間も包摂する全抽象度次元にシームレスに存在する“生命”の本質に迫る理論です。

 (「ダヴィンチ脳2」では新たな軸が提示されています)

    苫米地英人DVDオフィシャルサイト 第17弾「分散動的自己構成エネルジーア」

 https://maxpec.net/dvd17/index.html

    フォレスト出版HP 「ダヴィンチ脳2

https://www.forestpub.co.jp/author/tomabechi/lp/davinci2_op/#top

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

F-139:沈黙の春

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22636357.html

F-122:免疫力をあげる!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21245972.html

 

 

-告知-

 今年度(2021年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 (セミナー予定はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第1回目は2021425日(日)開催。テーマは「スコトーマ」「ゴール」「エフィカシー」です。

 (詳細はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25523198.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

<お問い合わせ・申し込み>

 coachfor.m2@gmail.com

 

 

ワークスDVD01 超情報場仮説

苫米地英人公式サイト>DVD・教材 より引用

DVD・教材 | 苫米地英人公式サイト (hidetotomabechi.com)

 


F-173:コーチとして観る「Field of Dreams」;トウモロコシ畑の中の野球場

 

 前回まで(~F-172)、「生老病死(=四苦)」というテーマを「anti-aging」という切り口で考察し、最後に下記のワークに取り組んでいただきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

<ワーク>

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 

 私は平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと思っています。今後の「フリーテーマ」での投稿(F-176~)で掘り下げていきます。それまでの間、ぜひ上記ワークに取り組んでください。

 それは「自己の存在と意味」を明らかにする大事な取り組みにもなります。「スピリチュアルペインの克服」です。

 

並行して投稿している下記リンク記事「ブログL20201月シークレットレクチャー」ともテーマが重なり、このところ重たい記事が続いています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 

 そこで3回ほど視点を変えてみたいと思います(フリーテーマ)。今回はライトなネタで。気楽にお読みくださいw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 私の趣味の一つに映画鑑賞があります。

 幼少期の思い出は辛いものばかりですが、映画との縁に関していえばラッキーでした。
 鹿児島で上映される映画の多くをフリーで観れる境遇だったため、毎週のように映画館に通っていました。きっと情動を伴った体験の記憶が、今も残る私のブリーフをつくりあげたのですね。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 とくに大学浪人中は、本当に毎週映画を観にいきました。確か60本以上観たはず。「人生においてこんなに映画を観れる年はない」という当時の予想は、残念なことに、見事に当たっています。単に「I×V=R」なのかもしれませんがw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 その頃観た映画のひとつが「Field of Dreams」です。

 1989年(日本では翌年3月)に公開された「Field of Dreams」は、ウイリアム・パトリック・キンセラの小説「シューレス・ジョー」を原作に、ケビン・コスナー主演で製作されました(監督・脚色:フィル・アルデン・ロビンソン、音楽:ジェームズ・ホーナー)。第62回米国アカデミー賞で作品賞、脚色賞、作曲賞にノミネートされています。

 

過去のブログ記事(F-117118)で、コーチの視点で「Field of Dreams」を考察しています。その中で、2020813日(米国時間)にメジャーリーグ(MLB)の公式戦が映画のロケ地で開催されることを紹介しました↓

F-117~Field of Dreams

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

御承知のとおり、昨年(2020年)、COVID-19のために世界は激変しました。MLBも影響を受け、2020年シーズンは162試合から60試合に縮小されました。そのあおりを受け、アイオワ州で初開催されるはずだった公式戦「MLB at FIELD of DREAMS」は中止となってしまいました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22636357.html

 

 これから時々「Field of Dreams」に関するサイドストーリーを御紹介します(フリーテーマ)。今回はトウモロコシ畑の中につくられた野球場にまつわる話です。

 苫米地博士が提唱される超情報場仮説とリンクさせながら、ぜひ皆さん自身の「Field of Dreams」を感じてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

 アイオワ州(State of Iowa)はアメリカ合衆国中西部に位置し、「アメリカのハートランド」と呼ばれているそうです。全米50州中、陸地面積26位、人口30位(約300万人)。開拓者時代から農業に基づく経済基盤が構築され、「コーンベルト」「世界の食料の首都」と呼ばれることもあるそう。

 ちなみに、「アイオワ」という名は、この地に住んでいたアメリカ先住民の部族名に由来します(昔はインディアンと呼ばれていました)。意味は「眠たがり」w

 

 

アイオワ州(Wikipedia)

Wikipediaより引用



映画のロケが行われたダイアーズビルは、州都デモインから北東240kmの場所にあります。小さな町の東端にはトウモロコシ畑と落花生畑が広がっており、その間の砂利道を進むと畑から突き出したナイトゲーム用屋外照明が見えてくるそうです。

幻想的なラストシーンに描かれていた一本道を進むと、芝生に立つ白い家とトウモロコシ畑に囲まれた野球場にたどり着くのだそう。そこが主人公 レイ・キンセラ(ケビン・コスナー)がつくりあげた「Field of Dreams」です。

 

広大なトウモロコシ畑の中には、現在もロケが行われた野球場がそのまま残されています。隣接するギフトショップには記念品が展示され、壁に貼られたアメリカ地図の上に来訪者の名前が書かれた小さな紙が何百枚もピン止めされているそうです。2006年にはケビン・コスナーが再訪し話題となりました。

 

 映画公開後ロケ地は解放されていましたが、いずれは取り壊される予定だったそうです。

世界中からのファンの来訪が途切れないことから保存を望む声が高まりましたが、野球場が作られた土地の権利問題が発生しました。複数の土地所有者間でもめたのでしょう。

 映画公開から27年後の2016年、ついに問題は解決しました。シカゴ在住で投資グループを率いる夫妻が全ての土地を買収したのです。買収の理由は「初めてのデートで観た映画だったから」

まさに「Field of Dreams」! そして、それは縁起のつながりともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

夫妻はレイのつくった「Field of Dreams」を残しながら、さらに夫妻自身の「Field of Dreams」を重ねていきました。劇中の “シューレス”ジョー・ジャクソンや往年の野球選手と同じように外野に広がるトウモロコシ畑に入っていくと

なんと大型の野球施設にたどり着くのだそう!

そこには宿泊施設やトレーニングルームが完備され、リトルリーグの試合も行われています。映画公開時には存在さえしていなかった子どもたちが、今は亡き名選手たちと同じようにトウモロコシ畑を通ってグラウンドへ入っていく設計です。

 まさに“heaven”!

 

 以下、映画のクライマックスシーンでのある人物の言葉です。

(ネタバレになるので誰かは明かしません。ぜひ映画で確認してくださいw

 

 

 Thank you. It’s so beautiful here.

 For me ...well, for me it’s like a dream come true.

 Can I ask you something

 (主人公 レイが静かにうなずく)

 Is... Is this heaven

 

 

 感動とともにそのシーンを思い出していたら、急に「MLB at FIELD of DREAMS」のことを確認してみたくなりました。

早速、MLBHPを覗いてみると、なんと、今年(2021年)の812日(米国時間)にMLB公式戦として開催されることが告知されていました。FOX Sportsで生中継されるそうです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 コロナ禍で中止となった試合は、たとえ今年開催できなくても、いつか必ず実現するのでしょう。みんなの心は(に)すでに「Field of Dreams」に(が)あり、試合はその実装(インプリメンテーション)だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

企画に携わる誰もが、きっと“声”を聞いています。

皆さんは“声”を聞いたことがありますか?

まるで“声”に導かれるかのように、夢中に生きていますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 

 情報空間には様々な情報場が存在しています。「Field of Hopes」「Field of Peace」「Field of fairness」、そして「Field of Liberties/Freedoms」等々

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 そんな情報場にアクセスしている時に聞こえてくる“声”の主とは、「未来の自分」に違いありません。ゴールを達成した自分自身です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 よって、「コーチングは、情報場にアクセスすることで時空を超越し、本当の自分に出会うためにある」ともいえるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20576958.html

 

 本当の自分に出会う

 

 今年(2021年)を「本当の自分に出会う」ためのすばらしい一年にしてみませんか?

 

 コーチングを学びスキルを磨きあげるたびに、かつての夢はどんどん現実化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15395021.html

 

 そして、その過程で平和に至るマインドの変化「antiwithwell」を体得し、まるで“幸福(well-being)”に包まれているように感じるのです。
 その時、きっとこう思うはず...

Is this heaven

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

MLB at FIELD of DREAMS

MLB HPより引用

 


F-169:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ vol.4-1「死」;well-aging <ワーク付き>

 

 最近、「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読みました。読後に医師&コーチとして考えたことをまとめます。

 

vol.1「生」;好きなことだけやる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

vol.2-1「老」;anti-aging <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24337669.html

vol.2-2「老」;anti-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24402109.html

 vol.3-1「病」;with-aging <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24466811.html

 vol.3-2「病」;with-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24549392.html

 vol.3-3「病」;with-aging <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24604120.html

 vol.4-1「死」;well-aging <ワーク付き>

 

人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

 未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』ははじまり」ともいえます。そのはじまりにある“幸福”とはどんなものなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 今回御紹介する本は、「死とは何か イェール大学で23年連続の人気講座」(文響社)。米国イェール大学で道徳哲学や規範倫理学を教えるシェリー・ケーガン教授の「死」をテーマとした講義をまとめたものです。原題は「DEATH」。

 その本(講義)はこんな文章ではじまります。

 

 どのような生き方をするべきか?

 “誰もがやがて死ぬ”ことがわかっている以上、この問いについては慎重に考えなければなりません。どんな目的を設定するか、どのようにその目的の達成を目指すか、念には念を入れて決めることです。

 もし、死が本当に“一巻の終わりならば、私たちは目を大きく見開いて、その事実に直面するべきでしょう。

-自分が何者で、めいめいが与えられた“わずかな時間”をどう使っているかを意識しながら。

 引用終わり

 

 「死」をテーマとしているはずなのに冒頭から「どのような生き方をするべきか?」と問いかけていることに興味を持ち、ワクワクしながら読みはじめました。そして、著者の描く「どんな目的を設定するか」「どのようにその目的の達成を目指すか」に大きな期待を感じながら読み進めました。

 「目的」とはゴールのはずで、「目的の達成」はコーチングに通じるに違いないと思ったからです。それは「with-agingwell-agingに引き上げる何か」であるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ところが、読後感は、with-agingを感じた「脳科学は人格を変えられるか?」よりも、むしろanti-agingの「LIFESPAN 老いなき世界」に近いと感じました。

それは私にとって想定外であり、強い違和感を覚えました。認知的不協和です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

LIFESPAN」の著者 デビッド・A・シンクレア教授は老化研究の第一人者です。よって、専門家であるが故にその視点が情報空間の底面(物理空間)にフォーカスされていることは理解できます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

一方、「死とは何か(原題:DEATH)」の著者 シェリー・ケーガン教授は哲学や倫理学が専門であり、より高次の抽象度で「死」を考察する立場です。確かに「死(DEATH)」は物理空間での現象ですが、「何か」は情報空間に存在します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

私の無知と無理解が著者の意図をスコトーマに隠してしまうことがないように、ソクラテスの「無知の知」という忠告を何度も意識しながら読み進めました。不協和を感じるたびに。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879896.html

 

その上で率直に述べますが、私には著者の思考の抽象度が物理空間(または物理に近い低次元)に囚われているように感じられました。その象徴ともいえる表現を「死についての最終講義」から引用します。

 

 魂など存在しない。私たちは機械にすぎない。もちろん、ただのありきたりの機械ではない。私たちは驚くべき機械だ。愛したり、夢を抱いたり、創造したりする能力があり、計画を立ててそれを他者と共有できる機械だ。私たちは人格を持った人間だ。だが、それでも機械にすぎない。

 そして機械は壊れてしまえばもうおしまいだ。死は私たちには理解しえない大きな謎ではない。つまるところ死は、電灯やコンピューターが壊れうるとか、どの機械もいつかは動かなくなるといったことと比べて、特別に不思議なわけではない。

 

 ポイントはやはり「『存在→関係』か『関係→存在』かの違い」なのでしょう。

vol.2-2「老い」(F-165)で言及したとおり、前者の「存在があり関係が生まれる」という見方は西洋哲学がベースになっています。

 そして、その見方は、物理空間では不確定性原理により、情報空間では不完全性定理によって、完全に否定されました。「アプリオリはなく、すべては決定的ではない」ということはすでに証明されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

対して、後者の「関係があり存在が生まれる」という見方は釈迦の縁起の思想をベースにしています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 この「関係があり存在が生まれる」「関係が存在を生みだす」という見方は、「だから普遍的な実体などはなく、物事は常に変わりゆき、永遠に変わらないものなどない」という考え方に行き着きます。「無常」です。

 さらに、「すべてのものは他との関係性の網の中で形作られていて、普遍的な実在はない」という縁起を理解することは、抽象度の軸で見たときの情報宇宙の頂点(T)とした「空(くう)」の体得を可能にします。

空とは「なによりも情報量が少なく(なにもないに等しい)、かつ、潜在的な情報量はなによりも多い(とてつもなくある)」こと。この宇宙の見方が「空観(くうがん、くうかん)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士に学んでいる方々は、まずはこの空観に由っています。もちろん私もです。

 だから、「私たちは機械にすぎない」「機械は壊れてしまえばもうおしまい」と断言されると猛烈な違和感を覚えるのです。抽象度の高い空間にあるコンフォートゾーン(苫米地情報場)から大きく逸脱するからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 苫米地博士の提唱する苫米地理論は縁起ベースです。その代表が「超情報場仮説(理論)」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

苫米地理論においては、老いや病はもちろんのこと、生と死さえも空(くう)です。空という意味では「生命=機械」「死=壊」という見方もできるのかもしれませんが、だからといって「私たちは機械にすぎない」「機械は壊れてしまえばもうおしまい」「どの機械もいつかは動かなくなるといったことと比べて、死は特別に不思議なわけではない」という結論には至りません。ゼッタイに...です。

 

 では、どのように考えればよいのでしょうか?

 anti-agingwith-agingの先にはどんな境地があるのでしょうか?

 

F-170につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 もうひとつ、「『死』とは何か」が抱える重大な課題(ケースサイド)を御紹介します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 同書の第9講は「自殺」がテーマ。その重たいテーマを、著者は合理性と道徳性という観点で考察しています。「シェリー先生の結論」にはこのように記載されています。

 

 合理性:原則として自殺は合理的な選択となりうるのだ。

 道徳性:相手がよく考え、妥当な理由を持ち、必要な情報を得ていて、自分の意思で行動していることを確信できたとしよう。そんなケースでは、その人が自殺することは正当であり、本人の思うようにさせることも正当だと思える。

 

 いかがですか?

 自殺に関するイェール大学教授のこの“結論”について考えてください。それが今回のワークです。これは世界平和を実現するためのとても重要なワークになります。

 「anti-agingwith-agingの先にある境地」に至るためにも重要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16799778.html

 

 私の意見は次回(F-170-追記2- 中に記します。一言です。

 

 

-関連記事-

PM-06-18~:仮説13)宗教の限界

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526199.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14687391.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14687476.html

F129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html



「死」とは何か

  

F-166:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ vol.3-1「病」;with-aging <ワーク付き>

 

 最近、「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読みました。読後に医師&コーチとして考えたことをまとめます。

 

vol.1「生」;好きなことだけやる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

vol.2-1「老」;anti-aging <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24337669.html

vol.2-2「老」;anti-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24402109.html

 vol.3-1「病」;with-aging <ワーク付き>

 

じつは、西洋哲学をベースとするはずの医学の世界でも、抽象度を上げる方向での考察がどんどんなされています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その一例として今回御紹介する書籍が「脳科学は人格を変えられるか?」(文藝春秋)。オックスフォード大学感情神経科学センターを率いるエレーヌ・フォックス教授が書かれています。

 

 フォックス教授が2009年に発表した論文は、「セロトニン運搬遺伝子」の型が楽観・悲観を決めることを示唆する内容でした。セロトニンは気分の安定に関わる神経伝達物質です。

つまり、もともとフォックス教授は「性格は生まれながらの遺伝子型で決まってしまう」という立場だったのです。

 

 話が少しそれますが、世界で最初に日本が経験する少子・高齢化社会に備えて、平成19年に改正医療法が施行されました。医療計画制度のもと、いわゆる4疾病5事業ごとに医療連携体制を構築することが決まりました。

平成25年度からは「5疾病5事業および在宅医療」とされています。5疾病とは「がん」「脳卒中」「急性心筋梗塞」「糖尿病」「精神疾患」で、5事業とは「救急医療」「災害時における医療」「へき地の医療」「周産期医療」「小児救急医療を含む小児医療」です。

その5疾病のひとつ「精神疾患」の中心がうつ病に代表される気分障害です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15236875.html

 

うつ病の本当の原因は、じつは、まだよくわかっていません。

治療の中心である薬物療法は、「モノアミン仮説」を根拠に行われています。モノアミン神経伝達物質とは、アミノ基を一個だけ含む神経伝達物質(または神経修飾物質)の総称で、セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、ヒスタミン、ドーパミンなどが含まれます。

その「モノアミン仮説」では、うつ病の原因を、ノルアドレナリン、ドーパミン、そしてセロトニンが不足することと考えます。よって、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)などで物理的に脳内のセロトニン量を増やそうとするのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23107579.html

 

 オックスフォード大学教授が注目した「セロトニン運搬遺伝子」は、セロトニンを適正に保つ働きを担っています。脳細胞とその周辺から余剰なセロトニンを再吸収する「セロトニン運搬遺伝子」には3つの型が存在するそうです。働きが活発なLL型、鈍いSS型、そしてその中間のSL型です(Data)。

 改訂版楽観性尺度(LOT-RLife Orientation Task-Revised)という心理テストで楽観度が高かった人はLL型の持ち主が多く、悲観度が高い人はSS型が多いということが明らかになり(Warrant)、「遺伝子型が楽観的か悲観的かの性格を決める」という仮説がたてられました(Claim)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 さらに研究が進み、「被験者に様々な画像を見せたとき、楽観的な画像(明るい・楽しい等)と悲観的な画像(暗い・怖い等)のどちらに最初に注意を払うか?」といったことを調べる「注意プローブテスト」等の方法により、遺伝子型と認知バイアスとの関係が明らかになっていきました。その結果は、「LL型は楽観的な画像に引き寄せられ、SS型やSL型は悲観的画像に引き寄せられる」というもの。

 研究を重ねるにつれて、フォックス教授は「セロトニン運搬遺伝子は『楽観性を生む遺伝子』である」との確信を深めたそうです。

 (認知バイアスは、RAS&スコトーマで理解することができます↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ところが、ある俳優との縁をきっかけに、教授は自説を覆すことになりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

その俳優とはマイケル・J・フォックス。大ヒット映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the futureBTTF)」の主演俳優です。

 

俳優としてのキャリア絶頂の頃、20代後半だったマイケルはパーキンソン病を発病しました。TVドラマを降板するなど第一線からいったんは退きましたが、パーキンソン病の研究助成活動をはじめ、そのための財団も設立しました。2010年から弁護士ドラマ「グッド・ワイフ」の準レギュラー(「神経疾患で運動機能障害を持つ弁護士」役!)として俳優復帰した後、2013~14年にはTVドラマの主演にも返り咲きました(「Michael J. Fox Show」)。

まさに難病をものともしないポジティブ中のポジティブ! 自他ともに認める「ザ・楽観論者」です。

 

 そんなマイケルがフォックス教授に連絡をとり、遺伝子検査や注意プローブテストを受けることになったそうです。その結果、意外な事実が判明しました。

マイケルの遺伝子型は悲観的なタイプに分類されるものだったのです。

 

 この矛盾を解決するために研究の見直しが進み、悲観的と思われていた遺伝子の型は「外界の影響を受けやすい型にすぎない」ということがわかったそうです。

具体的には「ネガティブな経験をすると悲観的になるが、ポジティブな経験をすればよりよい幸福を感じられる」ということ。それをフォックス教授は「逆境に打ちのめされやすい一方で、よいことから最大の利益を引き出せるタイプ」と表現しています。

 

 じつは先に御紹介した改訂版楽観性尺度(LOT-R)で最も楽観度が高かった人の多くは、LL型の持ち主ではなく、SS型の保有者でした。つまり、「一般的には『LL=楽観』『SS=悲観』であるが、SSの一部は超楽観になる」ということ。

 今までの研究結果の新たな解釈(ゲシュタルト)が、マイケルとの縁をきっかけに、一気にできあがったのです。まさに閃き! これぞconnect the dots !!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 遺伝子は確かに私たちを規定します。

 しかし、それが物理空間上の存在であることを考慮すると、「遺伝子は原因ではなく、結果である」といえるはずです。より高次の抽象度空間(情報空間)に存在する“情報”の写像であるという意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 私は、その“情報”とは「希望」であり「夢」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

そして、「“情報”をゴールにすることで新たな現実をうみだせる」と確信しています(I×V=R)。マイケル・J・フォックスや彼との縁で自説をアップデートした教授のように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 次回(F-166)は今回御紹介したエピソードを踏まえながら、あらためて「老い」や「病」を苫米地式コーチ&ヒーラーとして考えてみたいと思います。

 最後に、「脳科学は人格を変えられるか?」から引用します。その意味するところをぜひ考えてください。それが今回のワークですw

 

 幸福になるためにはどうしたらいいのか

 幸福を追い求めるさいに重要なその他たくさんの要素を、心理学の研究はあきらかにしてきた。人が自分をとりまく風景の意味に気づくために不可欠な、いわばレーダーの役目を果たすのがレイニーブレインとサニーブレインの回路だ。脳のこの領域のはたらきいかんで、思考は悲観的にも楽観的にもなる。

 (中略)

 もうひとつ重要な発見が、科学的な研究からもたらされている。それは、人がほんとうの意味で幸福になれるのは次に述べる三つの要素があわさったときだけだということだ。一つ目は、ポジティブな感情や笑いを数多く経験すること。ふたつ目は、生きるのに積極的にとりくむこと。そして三つ目は、今日明日ではなくもっと長期的な視野で人生に意義を見出すことだ。

 (中略)

 それよりも人を幸福にするのは、自分にとって大きな意味のある何かに積極的にとりくむことだ。これこそが楽観主義者の本物の証明だ。楽観主義者とは、大きな目的に向かって没頭したり、意義ある目標に到達するために努力を重ねたりできる人々なのだ。

 

F-167につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 今回は、楽観や悲観と関係する遺伝子型(セロトニン運搬遺伝子のLLSSSL)を御紹介しました。

フォックス教授の書籍では触れられていませんが、じつは、日本人は欧米人に比べS型の遺伝子保有率が5割も高いそうです。

つまり、「逆境に打ちのめされやすい一方で、よいことから最大の利益を引き出せるタイプ」が日本にはたくさんいるということ。

 よって、今シリーズのテーマは、日本人にとってはとくに重要であるといえます。

 

 

-追記2

 矛盾を解決するためのエネルギーと創造性の源は「認知的不協和」といえます。

その認知的不協和をうみだすものは「イメージと現実とのギャップ」。そのイメージを、自身の自由意志で、未来側(しかも“現状の外”)に、新たに創造するのがゴール設定!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 今回のケースでは、マイケルの熱意が教授の縁起空間を動かしたとみることができます。その正体はゴール&エフィカシー(コレクティブエフィカシー)でしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

私は「『熱意≒ゴール&エフィカシー=覚悟』→爆発」だと思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 

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脳科学は人格を変えられるか?



F-165:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ vol.2-2「老」;anti-aging

 

 最近、「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読みました。読後に医師&コーチとして考えたことをまとめます。

 

vol.1「生」;好きなことだけやる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

vol.2-1「老」;anti-aging <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24337669.html

vol.2-2「老」;anti-aging

 

 

 老化は1個の病気である。私はそう確信している。その病気は治療可能であり、私たちが生きているあいだに治せるようになると信じている。そうなれば、人間の健康に対する私たちの見方は根底からくつがえるだろう。

 

 

 上記文章は、米ハーバード大学医学大学院教授で老化研究の第一人者 デビッド・A・シンクレア氏の著書「LIFESPAN 老いなき世界」(東洋経済新聞社)からの引用です。

 前回(F-164)は、「老=病」と考える著者の主張(claim)を紹介し、その根拠といえる「老化の情報理論」と認知科学者 苫米地英人博士が提唱する「超情報場仮説(理論)」の間にある“大きな隔たり”について考えていただきました。ワークとしてw

 

 では、私が感じた“大きな隔たり”についてまとめます。

 

 まず気がつくことは「『LIFESPAN』は物理空間に限定されている」ということ。

確かに“情報”という表現がでてきますが、アデニン(A)・グアニン(G)・シトシン(C)・チミン(T)の4つの塩基で表現されるような“デジタル情報”は完全に物理次元です。

「エピゲノム」という「体内に『もう1種類の情報』として存在している“アナログ情報”」も、エピ(epi)とはいうものの、極めて物理次元に近い表現です。

 

 物理空間とは、情報量の大小という軸で宇宙をならびかえたときの「一番情報量が多くかつ物理法則という秩序が働く底面」のことです。情報量の軸を「抽象度(ちゅうしょうど)」と呼びます。

 その抽象度は、情報空間における視点の高さを表すもので、分析哲学の中の存在論における「Levels of Abstraction」という概念のこと。苫米地博士が日本語訳(造語)をされました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 私たちにとっての目の前の世界は、どこまでいっても情報だけで構築されている「情報空間」です。そして、その情報空間は情報量で階層化されています。

その情報空間のうち、最も情報量が多く、五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)ではっきりと感じられる空間が物理空間。もちろん、物理空間も情報空間の一部(底面)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 ちょっと表現を変えると、「物理空間(という情報空間の一部)を底面として、抽象度という軸上に階層性を持って広がっている情報空間が宇宙(の構造)である」といえます。抽象度が上がるほど情報量が減っていくのですから、宇宙は四角錐のような構造とイメージできます。

 (物理空間が四角の平面であるという意味ではありませんw

 

宇宙の構造


 

 そんな情報宇宙の底面に限定されているというのが、「LIFESPAN」に対する私の率直な感想です。

 

 シンクレア教授の「老化の情報理論」が物理空間に限定されているのに対して、苫米地英人博士が提唱する「超情報場仮説(理論)」は全情報空間(宇宙)をカバーしています。底面である物理空間から頂点(T)である「空(くう)」まで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 “大きな隔たり”の前提として、文字どおり「次元が違う」ことを御理解いただけたでしょうか。それでは“隔たり”の本質に迫りましょう。

 

 突き詰めると、(私が感じた“隔たり”の)本質は「『存在→関係』か『関係→存在』かの違い」です。

 

 前者の「存在があり関係が生まれる」という見方は西洋哲学がベースになっています。

 そして、その見方は、物理空間では不確定性原理により、情報空間では不完全性定理によって、完全に否定されました。「アプリオリはなく、すべては決定的ではない」ということはすでに証明されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

(追記内で関連する過去のブログ記事を紹介します。詳細はそちらで)

 

対して、後者の「関係があり存在が生まれる」という見方は釈迦の縁起の思想をベースにしています。もちろん、「超情報場仮説(理論)」は縁起ベースです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 この「関係があり存在が生まれる」「関係が存在を生みだす」という見方は、「だから普遍的な実体などはなく、物事は常に変わりゆき、永遠に変わらないものなどない」という考え方に行き着きます。「無常」です。

 さらに、「すべてのものは他との関係性の網の中で形作られていて、普遍的な実在はない」という縁起を理解することは、先程(抽象度の軸で見たときの)情報宇宙の頂点(T)とした「空(くう)」の体得を可能にします。

空とは「なによりも情報量が少なく(なにもないに等しい)、かつ、潜在的な情報量はなによりも多い(とてつもなくある)」こと。この宇宙の見方が「空観(くうがん、くうかん)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 苫米地博士に学んでいる方々は、まずはこの空観に由っています。もちろん私もです。

 だから、「老いがある」「病がある」「老いは病である」と断言されると違和感を覚えるのです。きっとコンフォートゾーンから外れるのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 話が少し逸れますが、医師としての私にとって、「LIFESPAN」はとても面白く勉強になる本でした。ワクワクしながら読み進める間はまったく認知的不協和を感じず、読書を中断している間に違和感が生じてくるという感じでした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 それは医師としてのゲシュタルトと苫米地式コーチ&ヒーラーとしてのゲシュタルトがまだまだしっかりとは統合されていないことを意味しているはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

すぐに「私らしくない」とセルフトークを行い(V)、「しっかりconnectしているイメージ(I)」をビジュアライズしました(V)。もちろん、ゴールの再認識とともに。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 話を戻します。

 「超情報場仮説(理論)」を含む苫米地理論においては、老いや病はもちろんのこと、生と死さえも空(くう)です。空という意味では「老=病」という見方もできるのかもしれませんが、だからといって「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」という結論には至りません。

 

 では、どのように考えればよいのでしょうか?

 やはり「生老病死(=四苦)」は恐れるべきものなのでしょうか?

 

 じつは、西洋哲学をベースとするはずの医学の世界でも、抽象度を上げる方向での考察がどんどんなされています。次回、オックスフォード大学感情神経科学センター教授が書かれた書籍を参考にしながら考察を続けていきます。

 

F-166につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 次回取り上げる教授も、当初は「性格は生まれながらの遺伝子の型で決まる」といったアプリオリを前提とする立場だったそうです。ところが、ある俳優との縁をきっかけに自説を覆すことになりました。

その俳優とはマイケル・J・フォックス。「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the futureBTTF)」の主演俳優です。

俳優としてのキャリア絶頂の頃、20代後半だったマイケルはパーキンソン病を発症しました。TVドラマを降板するなど第一線から退きましたが、いつも前向きなマイケルは、代表作「BTTF」トリロジーとともに今も愛され続けています。

BTTF」は私も大好きな映画。じつは過去のブログ記事で取り上げています。今回とはテーマが違いますが、遺伝情報や記憶などの“過去”との向き合い方について書いています↓

F-060BTTF

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13626536.html

 

 

-追記2

 不完全性や不確定性に関連して、思うことを下記ブログ記事にまとめています↓

 PM-06-18~:仮説13) 宗教の限界

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526199.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14687391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14687476.html

 

 

-追記3

「超情報場仮説(理論)」は、ワークスDVD第一弾「超情報場仮説 ~ハイパーヒーリングとゴール現実化」(ドクター苫米地ワークス)や「アインシュタイン脳を超えて -超情報場理論でポテンシャル以上の存在感を発揮する技術-」(フォレスト出版、DVD教材)で詳しく解説されています。

    苫米地英人DVDオフィシャルサイト 第一弾「超情報場仮説」

 http://maxpec.net/dvd1/index.html

    フォレスト出版HP 「アインシュタイン脳を超えて」

https://www.forestpub.co.jp/einstein/

 

 DVDは敷居が高いという方には、「認知科学への招待」(サイゾー)や「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」(徳間書店)といった博士の書籍をお勧めします。とくに「『脳力』の使い方」は最終章がまるまる「超情報場仮説」です。

 

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ワークスDVD1弾「超情報場仮説」

苫米地英人博士HPより引用

http://maxpec.net/dvd1/index.html

 

 

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