苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:苫米地式

F-426:さくら <vol.3;“洗脳”が解ける(解けかけている)感触>

 

先日、我が家のさくらが旅立ちました。

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら気づいたのは、「さくらと過ごした16年間が『子どもの頃からの夢の最高の現実化』となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)に違いない」ということ。そして

 

 vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37769002.html

 vol.2;寂しさ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37803561.html

 vol.3;“洗脳”が解ける(解けかけている)感触

 

 

 さくらが我が家にやってきたのは2009年の9月。ちょうど私が苫米地博士と情報的に出会った頃でした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702480.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702640.html

 

 その2年後(20118月)、「思うままに夢がかなう 超瞑想法」(PHP研究所)という苫米地博士の著書が出版されました。その冒頭(p2)にこんな文章(青字)があります。

 

 

 あなたは飼い犬のシロと散歩中です。近所の公園でボール投げをしてシロを遊ばせています。久しぶりにあなたと遊べて、シロはとっても嬉しそう。尻尾を千切れんばかりに振りながら、あなたが投げたボールを追って、公園内を駆け回っています。

 引用終わり

 

 さくらはボール遊びが大好きだったので、この文章にとても強い臨場感を感じました。嬉しそうな瞳、激しい息遣い、渡されたボールのヌメッとした感触、再び投げたときのはじけるような猛ダッシュまるで今も目の前にさくらがいるようです。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 

 では、目を閉じてください。世界は真っ暗になり、何も見えなくなります。

 しばらくしたら、目を開けてください。きっと目の前には見慣れた公園の景色が広がっているはずだし、シロはボールを口にくわえてあなたのところに戻ってこようとしているはずです。

 ふたたび質問です。

 あなたに向かってくる犬は、本当にあなたの飼い犬のシロですか?

 目の前の犬は、もしかしたらシロのふりをした別の犬かもしれません。どうして目の前の犬がシロだとわかるのですか? もっと言えば、そもそもシロが本当に存在しているかどうか、あなたは証明することができますか?

 引用終わり

 

 そもそもさくらは存在しているのだろうか?

 

 「超瞑想法」を読んだのは、さくらや博士と縁を結んで2年後のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

さくらと散歩をするときはいつも博士の講義を聞いていたので、私の中でさくら(というゲシュタルト)と苫米地博士の情報場は結びついていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 それはトリガー(trigger)&アンカー(anchor)の関係。そのトリガー=さくらが本当に存在しているのかと真剣に思索したとき、私は強いめまいに襲われました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 それは“あると信じて疑わなかった物理空間”が突然崩壊するような感覚。足元が崩れ落ち、方向感覚を失い、未知の場所(次元? おそらく情報空間)に投げ出されたような感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

 じつは、さくらが亡くなったあとも、あの時と同じような感覚に襲われました。この世(可能世界w1)がリアルでなくなったような感触。その一方で、あの世(ゴールの可能世界w2)もリアルに感じられない感覚

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 空中をフワフワと漂っているようなこの感覚は、きっと変性意識が深まった状態であるはず。それは生まれてからずっと浴び続けた“洗脳”が解ける(解けかけている)感触でもあるのでしょう。

 L-227202209… -02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 

変性意識(Altered State of ConsciousnessASC)とは、「目の前の現状よりも現状とは異なるイメージに強い臨場感を感じている状態」のこと。

 Q-265~:臨場感世界をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

苫米地博士は全ての変性意識生成方法を統一的に説明されています。それが「Rゆらぎ」です。

 L-11420219月シークレット… -02;夢=w1=高次の抽象度空間にひろがる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32099568.html

 

 通常、抽象度が上がると、臨場感は下がります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

具体的な情報量が減っていくからです。抽象度が上がるほど、文字どおり“抽象的”になっていきます。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 ところが、「Rゆらぎ」を利用すれば、「抽象度を上げる際に同時に臨場感を上げていく」ことが可能になります。その秘訣が「呼吸」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36874418.html

 

 そんな変性意識について、苫米地博士は「変性意識は特定の自我を作ること」とも説明されています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33933655.html

 

 本物のコーチング(Authentic Coaching)においては、「自我を作ること」自体を目的とはしません。自我(=関数p)は、心から望む新たな可能世界w2に移動した結果として、自然に変わるものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 可能世界w2とは、ゴール設定で生みだす世界のこと。それはゴール側のコンフォートゾーンであり、高いエフィカシーで強化する臨場感世界のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 そんな自我(関数p)と可能世界w2(臨場感世界)の関係は「双方向性を持った縁起」↓

 Q-329:記憶が抜けるvol.4;自己イメージと臨場感世界は双方向性を持った縁起>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31941786.html

 

 

 さくらを感じながらそんなことを考えていたら、突然、苫米地博士の教えのコアに触れた気がしました。苫米地理論第Ⅱ世代「超情報場理論」に包み込まれたような体感です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 以下、「超瞑想力」(p6)より引用します。

 

 

世界はすべて、情報でできている

 この「はじめに」では、本書の核となる、もうひとつ大切なことをお伝えしたいと思います。

 

 それは、「この世界はすべて『情報』でできている」ということです。

 

 たとえば、目の前にリンゴがあるとしましょう。

 あなたはそのリンゴの存在を、目で見たり、手で触ったり、匂いを嗅いだり、味わったりして、実感することができます。

 さて、ここでよく考えてみてください。

 「リンゴの存在そのもの」や「リンゴが存在しているという実感」は、絶対不変の前提条件でしょうか? ……違いますよね。存在や実感は、視覚や触覚、嗅覚や味覚など五感を通じてキャッチした情報を脳内で処理することによって生じているのです。

 同じことが、この世のすべてに当てはまります。

 ホームの人々も、駅の看板も、線路を走る電車も、近所の公園も、犬のシロも、この世の森羅万象は、絶対的に存在しているわけではなく、あなたの五感が何らかの情報をキャッチして、その情報を脳が処理することによって、この世に存在しているかのように認識されているのです。

 あなたの脳が情報処理を行っただけですから、事物の存在自体が(客観的に)証明されたわけではありません。あくまであなたが「認識している」だけです。

 言うなれば、「情報」によって、あなたは世界を「ある」と信じている、ということです。

 つまり、

 「万物は脳がとらえた情報に過ぎない。しかも、その情報はあるともいえるし、ないともいえる

ということができるのです。

 引用終わり

 

 

 万物は脳がとらえた情報に過ぎない。しかも、その情報はあるともいえるし、ないともいえる

 

 これは「空(くう)」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 わかっているつもりでいましたが、さくらの死を縁に、さらに“リアル”に「空」を体感した気がしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 そんな意識状態で感じたのは“寂しさ”。それは「さくらを看取ったときに感じた寂しさ」とは、まったく次元の異なる“寂しさ”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 

さくら(2022年12月)

さくら

202212

御世話になった動物病院にて

 

 

F-427につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-195:新たな概念「PPPD」の考察

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26301730.html

F-304~:映画のおもしろさって何だろう? ~Indy 5」の評価が割れた理由を考える~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426094.html

F-401:*(アスタリスク)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36921323.html

L-217202208月シークレットレクチャー -04;情報を操作する鍵

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37162258.html

Q-373:やりたいことがあれば現実感は出てくるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34458945.html

 

 

超瞑想法

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 思うままに夢がかなう 超瞑想法 eBook : 苫米地英人: Kindleストア

 



Q-451:転倒予防のための取り組みが度を超すと、身体拘束の観点で問題があるように思えます そのグレーゾーンをどう考えればいいでしょうか?

 

 医療・介護の現場で働く方から御質問をいただきました。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 

Q:転倒予防のための取り組みが度を超すと、身体拘束の観点で問題があるように思えます。かといって患者さんの行動にある程度の制限を加えないと、転倒を繰り返すことになってしまいます。そのグレーゾーンをどう考えればいいのでしょうか?

 

A:患者(利用者)さんの安全を守ることや確実な治療継続を目的に、医療や介護の現場では身体拘束が行われることがあります。しかし、身体拘束は患者さんの自由や尊厳を奪う行為でもあるため、なるべく行わないように試行錯誤しながら取り組んでいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 今回の御質問は、きっとそんな文脈(ゲシュタルト)で生じた疑問であるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 医療・介護における拘束は3つあるとされています。

実際に身体を拘束する「フィジカルロック(physical lock)」。過剰な薬物投与で行動を抑制する「ドラッグロック(drug lock)」。そして、指示や禁止等を強い口調で伝え抑圧する「スピーチロック(speech lock)」です↓

F-0543つのロック(&1つのキー) <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 おそらく質問者は「フィジカルロック(physical lock)」を念頭に質問されていると思いますが、抗精神病薬等の薬で物理的な“脳”に働きかける「ドラッグロック(drug lock)」はもちろん、「立っちゃダメ!」「動かないで !!」といった言葉で心に働きかける「スピーチロック(speech lock)」も「身体拘束」です。そもそも脳と心は同じもので、“脳と心”でひとつだから。

 Q-192:コーチングはマインドを使える人のための… Vol.1;抽象度&ゴール

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25534400.html

 

繰り返しますが、物理空間上の脳と情報空間にひろがる心は、そもそも同じもの。抽象度の違いにすぎません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 それがわかると、「グレーゾーン」はさらに複雑に感じられるはずです。さらには不完全性が働くのですから、どんなに考えたって“絶対に正しい唯一の答え”は見つかりません。それは「白」も「黒」もなく、すべて「グレー」だということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 とはいえ、今にも患者さんは転倒してしまうかもしれません。転倒だけで済めばいいのですが、骨折してしまったり、頭部打撲後に硬膜下血腫が起こったりすれば、その後の生活に大きな影響を与えるばかりではなく、命にも関わりかねません。

 とくに高齢者の場合は死を想起しやすいため、患者さん本人だけではなく、その家族、そして医療従事者までも“動物的”になってしまいがちです。そうなると「戦うか、逃げるか」という過酷な状況が生じます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 そのような“修羅場”を、ほとんどの医療・介護従事者が経験しているはず(そうですよね?)。

 

 そのため医療・介護現場では、とくに「レジリエンス」が重要になります。

 L-015~620202月リスクマネジメント研修会レポート -02~3;レジリエンス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25697811.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25743784.html

 

 

  唯一絶対の答えは見つからない

 

 

 そんなことは承知の上で、それでも“よりよい答え”を見つけるために、私は「トゥールミンロジック」を重要視しています。「いついかなるときも論理的思考を続ける」ということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 *「論理的思考」について、詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

 ただし、論理的思考だけでは足りないとも思っています。最も重要なのは「抽象度を上げる(上げ続ける)という意思」。その裏にあるものが「意図性(intentionality)」です。

 F-375:俺にかかってこい

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35750566.html

 

 その「抽象度を上げる(上げ続ける)という意思」がハビット&アティテュードとなりながら滲み出てくるのが「利他性」。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 

すべて「グレーゾーン」だとわかった上で、より「白」に近い答えを見いだし続ける

その鍵が「利他心」

 

 

そのように私は理解しています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 以下、苫米地博士の著書「近未来のブッダ」(サンガ、p102)より引用し(青字)、少し掘り下げます。

 

 

圧倒的な利他心を生む

 他者の利益を考える心を利他心と言います。抽象度を高めていくと、圧倒的な利他心が生まれてきます。そうなると殺人はもうできません。利他心とは、慈悲の別名と言っていいでしょう。

 圧倒的な利他心を生むには、脳を活性化させ、前頭前野を使った抽象度の高い思考に熟練し、行動を変えていくこと、つまり人間としての成長が必要です。それは近代社会では義務教育の仕事です。放っておいたら人間の本能は利己心です。教育しないと利他心は生まれません。慈悲は教育によって生まれるものなのです。

 引用終わり

 

 「利他心」を生むために必要(case)なことは、「前頭前野を使った抽象度の高い思考に熟練し、行動を変えていく」こと。その実践法(plan)を一言でいえば「コーチング」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 コーチングのコアは「ゴール」と「エフィカシー」です。

 

 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、そして4)自分中心を捨て去る がゴールの基本条件。よって、ゴールを設定(再設定)するたびに、ますます「他者の利益を考える」ようになっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールを達成する能力の自己評価がエフィカシー。エフィカシーが高まるほど、ゴールとして掲げた「他者の利益」がどんどん実現していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 今まで眠っていた無限に等しい能力が覚醒し、エネルギーと創造性を“爆発”させながら、真っすぐゴールに向かっていくからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 

現代人はブッダ意識で行動できる

 前頭前野が進化した原始人が人類であり、教育によってブッダの慈悲を問題なく持てるのが現代の人間でしょう。自分の帰属した階級だけを優遇するとか、上から目線で“お恵み”を施すなどということはブッダの世界にはありません。帰属心もなければ、上下の意識もなく、一切が自分と同列であり、自分のためではなく他者のために生きています。

 IQを究極的に高めることのできる現代人なら、ブッダの次元で、だれかが苦しんでいれば救いたいと心から思い、行動を起こせるはずです。

 ブッダの次元でなくてよければ、利他は実は日常にあふれています。世の中のニュースを見ても、たとえばひき逃げや当て逃げなどをする人もいる一方で、事故現場などで周りにいる人が一生懸命、介抱したり、駅などでも具合が悪くて倒れた人を見たら、駅員や救急車に連絡したりして助けようとする行動を、多くの人が当たり前のように行っているでしょう。見ず知らずの人でも、見れば助けなくてはいけない状況だということはわかります。多くの情報を処理している現代人は、どうすればよりよいのか、見知らぬ相手へのとっさの場合でも判断できるのです。

 引用終わり

 

 苫米地博士は「慈悲」の英訳として、「mercy」ではなく、「compassion」を使われています。「mercy」は哀れみ(憐れみ)の意味が強すぎるからです。

余談ですが、哀れみ(憐れみ)と同情は違います。その違いは「共感」の有無。その「共感」はゴール達成の秘訣でもあります。詳しくはこちらで↓

 Q-169~:自身の信念を失いそうです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

 

 ゴールに向かう過程で、人は自由になり、「帰属心もなければ、上下の意識もなく、一切が自分と同列であり、自分のためではなく他者のために生きている」という境地に到達します。私はその境地(意識状態)を“無敵”と呼んでいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

まずは慈悲的なゴール設定

 慈悲を実践するにあたって一つ大事なことがあります。先ほどもふれましたがゴール設定をするのです。慈悲に関したゴールを設定すると、とうぜん役割も慈悲的なものになっていきます。それはもしかすると、あなたが思う以上に意味が深いことかもしれません。うまく慈悲的なゴール設定ができれば、そのゴールに従った慈悲に通じる行動を選べるようになるでしょう。そこには当然、抽象度の高い認識と選択が伴います。

ただし、いきなり最初から抽象度の高い選択が完璧にできたりはしません。最初は物まねでいいのです。「だれかが言ったからおれもゴールは世界平和にしよう」みたいなことでもかまいません。

「自分の幸せは、人を幸せにすることにあるんだ」ということが、自然とわかってくるのです。理解や気づきと行動は裏表です。行動したからこそ気づくこともあります。ですから、ある程度の理解を整えたら、実践あるのみです。

最初はまねでいい、ということは、見本を示す存在が必要です。だから私は若者に「おれのゴールは世界の戦争と差別をなくすこと」といつも言っています。いくらでもまねしてほしいと思います。まねでも、自分で行動しているところで本物ですし、やっていくうちに違うものがみつかるかもしれないでしょう。行動もなにもないところからはバージョンアップなどは無理なので、とにかく行動することです。

 引用終わり

 

 博士がおっしゃるとおり、「理解や気づきと行動は裏表」。

 このブログをお読みの皆さんは、すでに理解はできているはず。だから、すぐに行動を起こしましょう。その行動とは

 

 

そう、ゴール設定(再設定)です。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 

ゴールを設定(再設定)し、ゴール実現を確信する

 

 

 それが私の答え。そんな意識状態でいるとスコトーマが外れ、「グレーゾーンをどう考えればいい?」の答えが自然と見つかるはずです。その時の状況(縁起)に一番ふさわしい“ベストアンサー”が。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ともに働く仲間とゴールを共有し、お互いにエフィカシーを高めあうほど、その“ベストアンサー”はどんどん洗練されていきます。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブ・エフィカシー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 すると、老病死(+生で「四苦」)に苦しむ患者さんやその家族は、ますます救われることになるはずです。

 L-03620204月シークレットレクチャー -05;「四苦」を超越する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26705888.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

CoacHing4M2 EDGE          

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-143:不要不急 vol.4;レジリエンスをコーチング理論で考える <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22931091.html

F-412Life Is Beautiful ~調子? 素晴らしいです♫~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37322333.html

F-421~:微笑み返し

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432025.html

L-207202207月シークレットレクチャー -05;正しい「過去の記憶」の使い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36800425.html

Q-407~:ブリーフシステムをゼロベースで観察することが困難な中、どのように分析を行えばいいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430427.html

 

 

近未来のブッダ



Q-450:現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めましたが、ちっとも変わりません。こんな私でもコーチングを受ければ変わることができるのでしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 

Q:現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めましたが、ちっとも変わりません。こんな私でも実際にコーチングを受ければ変わることができるのでしょうか?

 

A:最初の文章中の「ちっとも変わりません」の「変わる」と、次の文章中の「こんな私でも変わることができるのでしょうか?」の「変わる」は、「変わる」の対象(主語)が違うはず。いかがでしょう?

 

 私は、前者は「可能世界w」のことであり、後者は「関数p」のことだと理解しました。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 言い換えると、前者は「コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)」であり、後者は「自我」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 関数p(=自我)は、可能世界w(=CZ)を書き換えた結果として自然に変わっていくものです。実際、「現状が嫌でちっとも変わらない」というマインドのままで「こんな私」を変えることはできません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 もしも「こんな私」を無理やり変えたとしても、強力なホメオスタシスの働きですぐに元に戻っていくでしょう。例えば、ダイエットや禁煙・禁酒等で多くの方々が経験しているとおりに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 「現状が嫌」という理由(あるいは意識状態)で設定するゴールらしきものは、まず間違いなく「現状の最適化」になります。「こんな私」というセルフイメージ(=ブリーフシステム)のまま思い描く未来は、たとえ今とは全然違うように思えても、必ず「理想的な現状」です。なぜでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 答えは「スコトーマが外れない」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマが外れないまま設定するものは、本物のゴールではありません。ゴールのポイントは 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域、4)自分中心を捨て去る の4つ。その「1)現状の外」とは、「スコトーマに隠れている」という意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 私自身は「スコトーマに隠れているゴールを見つけることは、コーチとの縁なくしては不可能」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 つまり、「現状が嫌」「こんな私」を変えることは、コーチングを受けないかぎり無理。では、コーチングを受ければ変わるかというと、「現状が嫌でちっとも変わらない」というセルフトークが生じる“現状”では難しいでしょう。

 Q-395~:セルフトークのコントロールをやっていますが

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429935.html

 

少なくとも「臨場感空間を共有しない」「コンテンツには関わらない」「関数pを書き換えようとしない」という鉄則を厳守する“本物のコーチ”は役割を果たせないはずです。

 Q-443:コンサルティングとコーチングは同時にできるでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37416250.html

 

 クライアントの立場からいうと、“本物のコーチ”は冷たく感じられるものです。

 F-395:ナイセイカンショウ <vol.4;認知戦に打ち勝つための「ナイセイカンショウ」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36687231.html

 

ぜひ下記ブログ記事を読み、どういうことなのか考え、御自身の“現状”を理解してください↓

 Q-103:あがり症は克服できますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19152931.html

 

 

 私の場合でいうと、重視しているのは“希望”です。クライアントの中に“希望”がある限り、コーチングは必ず機能すると思っています。

 F-399~:縁起から得た“希望/HOPE”の体感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431198.html

 

 “希望”を感じたら、次に行うのは「“希望”をブーストする」こと。これは個人的な感触ですが、「“希望”をブーストする」の鍵となるのが「想像力」です。

 L-09820217… -10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30699999.html

 

 以下、苫米地博士の著書「自分を大きく変える 偉人たち、100の言葉 -Dr.苫米地式名言活用術」(TAC出版、p24)より引用します。

 

 

message01

想像力は知識より大切である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。

アルベルト・アインシュタイン

 

 この言葉は、社会のルールや常識よりも、あなたのイマジネーションのほうが上だという意味ですが、まさにその通りでしょう。知識というのはこの場合、会社にあてはめると、会社の定款であり、慣習であり、すべての有形無形の過去にある、仕事に関わる教え全部だと思ったらいいのです。会社には社長、上司などから受け継がれた素晴らしい知識や実績があります。しかし、それよりも、自分のイマジネーションの方が上だという思考は、仕事をする上でとても大切です。コーチングの祖、ルー・タイスの言葉に、「我々のイマジネーションの限界が我々の能力の限界である」というものがありますが、これと同義語だと言えますね。

 西洋では正しいことしか知識とは言いません。知識というのは、すべてのこれまでの正しいものの集合です。しかし、「そんなことより俺の想像力のほうが上だよ」ということを証明してみせたのがアインシュタインの偉大なところです。実際、彼はニュートン力学を全部、超えてしまいました。

 だから、あなたがもし会社勤めをしていて、会社の定款が問題だと思ったら、即座に退社して新しい会社を作ればいい。極端なことを言うと、日本の法律が合わないと思ったら、外に出て、よその国に行けばいいのです。

 

名言でアファメーション

 あなたの可能性は無限だ。想像力を磨いたあなたは、どんなゴールも達成済みだ

 引用終わり

 

 

 あなたがもし会社勤めをしていて、会社の定款が問題だと思ったら、即座に退社して新しい会社を作ればいい。極端なことを言うと、日本の法律が合わないと思ったら、外に出て、よその国に行けばいい

 

 「自分を大きく変える 偉人たち、100の言葉」が出版されたのは2015年。10年後の今年(2025年)、苫米地博士は「Cosmic Radio」(#22)の中で、この部分を取り上げられました↓

 Dr.苫米地 Cosmic Radio|Cosmic Radio 9/4 OA「自分を大きく変える偉人たちの言葉」#22|AuDee(オーディー) | 音声コンテンツプラットフォーム

 

この「問題だと思ったら即座に退社』『よその国に行け』」という御自身の文章に対して、「若いな~、オレ」とコメントされていました。この言葉(博士のセルフトーク)が意味することは何でしょうか?

 

 

 私が感じたのは、「決して立ち止まらない」というブリーフ。「思考停止することなく、さらなる高みを目指し続ける」というブリーフシステムです。

 PM-06-12:仮説07)思考停止

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 もっとシンプルにいうと 高抽象度への志向!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めました」の「現状が嫌」は、ただの想像力不足です。ここでいう“想像力不足”とは、「すべて情報であることを忘れている」「空が抜けている」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

すべてイマジネーションであり、すべて情報。すべて空

 

 

 そんな情報を操作する方法は、認知科学の発展とともにどんどん理論化され実践されています。そのエッセンスがつまったものがコーチングです↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 まずは逆腹式呼吸を続けましょう。その呼吸を意識に上げながら、リラックスとゆらぎを得てください。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

リラックスとゆらぎを保ち続けている(=ヒーリング状態)と、やがて時間軸上の未来に明るくクリアな何かを感じるはずです。それが“希望”。その“希望”を体感したときがコーチングを実践するときです。

Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 最後にもう一度、苫米地博士のこの言葉を引用します。自身の中から湧き上がるエフィカシーを感じながら、繰り返し声に出して読み上げてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 あなたの可能性は無限だ。想像力を磨いたあなたは、どんなゴールも達成済みだ

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-329:ゴールのカテゴリ「家族」の意味

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33361361.html

F-409~:病院嫌い ~最適化の外側で遊べ!~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431576.html

L-129202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート -10;自己充足的予言×エフィカシー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32846862.html

L-154202111月医療系研修会 -09;「明日への希望」から生まれる“幸福”の好循環

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33904272.html

L-155202111月医療系研修会 -10;「明日への希望」を失わないために

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33919200.html

L-220202208月シークレットレクチャー -07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430215.html

 

自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 -Dr.苫米地式名言活用術

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術 TAC出版 eBook : 苫米地 英人:

 

 

 

F-425:さくら <vol.2;寂しさ>

 

先日、我が家のさくらが旅立ちました。

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら気づいたのは、「さくらと過ごした16年間が『子どもの頃からの夢の最高の現実化』となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)に違いない」ということ。そして

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37769002.html

 vol.2;寂しさ

 

 

 正直にいうと、今も、なかなか集中し続けることができません。古いOSのようにちょくちょくフリーズしてしまう感じです。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 集中を妨げるのは「寂しさ」という情動。そもそも寂しさとは何なのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社、p76)より引用し(青字)、考察を加えます。

 

 

【寂しさ】

 あるはずのものや、あってほしいものが欠けていて、心細く満たされない気持ち。あるいは、人恋しくて物悲しい気持ち。寂しさの度合いによっては、「胸が締めつけられる」「涙が出る」といった身体的反応が起こることもある。

 

寂しさには、いろいろな種類がある

 「寂しさ」と一口に言っても、ひとくくりにはできません。その内容は千差万別です。

 「大切な人を失って、寂しい」「住み慣れた場所を離れて、寂しい」「恋人や家族がいなくて、寂しい」という人もいれば、「人は究極的には誰ともわかりあえない、孤独な存在である。そう考えると寂しい」「ビッグバンの前の、何もない宇宙を想像すると寂しい」という人もいるかもしれません。

 抽象度の低いものから高いものまで、人はさまざまな物事に対し、寂しさを感じるのです。

 引用終わり

 

 

 大切な人」「住み慣れた場所」「恋人や家族」というのは、物理空間上の具体的な人や事物のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 それらが「欠けていて、心細く満たされない」というのが、抽象度の低い「寂しさ」です。さくらを失って感じているのは、まさにこの次元の寂しさでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その寂しさは動物的だともいえます。抽象度の低い「寂しさ」を感じるとき、心は不安定かつ短絡的になりがちです。「大脳辺縁系優位」といえるこの状態のことを、「ファイト・オア・フライト」と表現します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 「集中できず、たびたびフリーズする」というのは、IQが下がっている証拠。それは「より高次の情報空間にアクセスできない(=臨場感を感じられない)」という状態です。

 F-404:自由訳「守破離」 vol.2;「守」× Healing

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37031929.html

 

 

動物の本能から生じる、抽象度の低い寂しさ

 抽象度の低い寂しさは、動物の本能に基づく寂しさであるといってもよいかもしれません。

 動物にはもともと、身の安全を守るために群れをなす習性があります。

 進化の結果、人間は一人でも行動できるようになりましたが、脳内には、仲間を求める仕組みがまだ残っています。集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っているのです。たとえば、一人暮らしの人が寂しさを感じてしまうのは、そのせいです。

 しかし、そうした寂しさには、実は、あまり意味はありません。

 よく考えてみてください。山奥や無人島などの特殊な環境でない限り、たとえ家族などの同居人がいなくて一人で暮らしていても、単に壁で区切られているだけで、同じマンションや近所には、たくさん人間がいます。物理的には数メートルしか離れていないなどということも、ざらにあるでしょう。

 こうした寂しさを感じそうになったら、「壁の向こうには人がいる」と考えるようにしましょう。

 生物学的な、抽象度の寂しさには、想像力を少し働かせるだけで十分に対処ができるのです。

 引用終わり

 

 

 集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っている」というのは、ざっくり言うと、ブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 人の前頭前野には複数の「ブリーフ」が同時に存在しています。階層性はあってもグチャグチャなカオス状態として機能しているのが、コーチング実践前のBSの実際のところ。

その「グチャグチャ」「カオス」が、人の心に矛盾や葛藤、混乱を生みだします。

 L-09420217月シークレット… -06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 

BSに影響するような情動的な体験の記憶(アンカー)が、何か(トリガー)をきっかけに扁桃体&海馬によって増幅されながら引っ張り出されると、自律神経系が刺激され身体の不調が出現します。「食欲不振」「悪心・嘔吐」「体の痛み」「めまい」「胸痛・圧迫感」「息苦しさ」などは、その典型的な症状です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 扁桃体と海馬が記憶を引っ張り出す働きは大脳辺縁系の処理の中ではあくまでローカルなものですが、前頭前野に認識のパターンを生みだすまで高まる(=BS化)と、自律神経系を介して脳幹までも変調させます。

そこまでいくと、命に関わるような不調が生じてしまいかねません。

 PM-04-04収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 だから「情動的な体験の記憶」は必ず克服するべきなのですが、その克服は決して簡単ではありません。「抽象度の低い寂しさ」は「動物の本能に基づく寂しさ」だから。それは遺伝子レベルといえるくらい根源的な“呪縛”だといえます。

 

集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っている

 

その「名残」は、じつは、コーチングにも大いに関係します。「名残」を克服できないと、いつまでも過去に囚われたまま。その「名残」のひとつが「エスティーム(Esteem)」です↓

L-172202203月シークレット… -05;「新たな世界(w2)」が包含する“光”と“影”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34943681.html

 

 

ホメオスタシスがもたらす寂しさもある

 大切な人を失ったり、住み慣れた場所を離れたりしたときに感じるのは、ホメオスタシスの働きによって生じる寂しさです。

 人間の身体や精神には、自分にとって居心地のいい状態、慣れ親しんだ状態を維持しようとする力(ホメオスタシス)が強く働いています。そして、何らかの事情により、「自分はこういう人間である」「自分はこういう世界に生きている」という脳内のブリーフシステムが崩れると、最初のうち、脳は戸惑い、それを何とか元に戻そうと葛藤します。このときに、寂しさが生まれるのです。

 引用終わり

 

 「身体だけでなく精神、すなわち心の空間(=情報空間)にまでホメオスタシスが拡張している」というのが、苫米地理論の第Ⅰ世代「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 今の私は、まさに「『自分はこういう世界に生きている』というBSが崩れた状態」。それは「ゲシュタルトが不安定化した状態」ともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 さらに古い表現で言い換えると、「フレームの中断」。これは他者に情報を書き込まれかねない、とても危険な状態です↓

 F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 その一方で、「BSが崩れた状態」「ゲシュタルトが不安定化した状態」「フレームの中断」は、これまでのコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)の壁を突き破るチャンスでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

  危険であるが、チャンスでもある

 

 

 その両者を分けるのはゴール!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「さくらとの縁」によりCZを突き破り、コーチらしく新たな未来(社会)を創造するために、私はゴールを再設定(更新)することにしました。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 

 とはいっても、やっぱり集中できないので、まずは「趣味」のゴールから。

 Q-425:現状の外側に100%want toのゴールvol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

 気楽に。さくらを感じながら

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 

さくら(2014年5月)

さくら

20145

 

 

F-426につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 以下、「『感情』の解剖図鑑」より引用します(p79)。本文で引用した部分のつづきです。

 

 

寂しさをコントロールする方法

ここでは、寂しさをコントロールする方法を2つ、紹介しましょう。

 

1 想像力と思考力をフルに駆使する

 寂しさを早く乗り越えたいときは、想像力や思考力を駆使しましょう。大切な人が目の前からいなくなって寂しさを感じたなら、「ほかの町で元気に暮らしている、その人の姿」を想像すればいいし、住み慣れた場所を離れて寂しさを感じたなら、「新しい場所で楽しく暮らすこと」をゴールに設定し、それを達成するための方法を考えるのです。

 いずれにせよ、ある程度時間が経ち、脳が「もう、ブリーフシステムは元の状態には戻らない」と認識し、現状を踏まえた新たなブリーフシステムを受け入れるようになると、寂しさは徐々に治まっていきます。

 

2 寂しさは、人の感情が生み出す幻の感情ということに気づく

 人間の根源的な孤独に思いをはせたり、宇宙の成り立ちに思いをはせたりしたときに生じる、時間空間を超えた、抽象度の高い寂しさはどうでしょう。

 これらは、想像しすぎ、考えすぎから生まれていますから、当然のことながら、想像するのをやめれば、寂しさは治まります。何事も、ほどほどが一番なのです。

 寂しさを感じることは決して悪いことではありません。しかしあくまで、その感情を楽しむことができる程度であれば、です。

 寂しいという感情にとらわれすぎてはいけません。抽象度の低いものであれ、高いものであれ、寂しさはすべて、自分の想像力の欠如もしくは過剰さが生み出した、幻の感情にすぎないのです。それに気づくだけでも、だいぶ心持ちは変わってくるはずです。

 引用終わり

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-396~:ヘンザイ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431106.html

F-398:赤いGと白いG ~よくわかんないけど、なんかわかった!~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36810305.html

F-413:てげてげ <ver.3

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37361806.html

Q-294~:孤独を感じています。私はどんなゴールを設定すればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423127.html

 

 

「感情」の解剖図鑑




L-240202209月シークレットレクチャー -15(最終話);洗脳から身を守るための究極奥義

 

20229月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

 *2回目(20228月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431365.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;鍵となるのは「絶対他力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37539518.html

 02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 03;生と死の間を輝かせる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37577854.html

 04;自我関数から導きだされる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37603992.html

 05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 06;コーチが黙っているからこそ起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37640576.html

 07;コーチングの実践は実戦

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

 08;常識を疑い、奴隷から抜け出す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37675977.html

 09;「真の意味でなりたい自分になる」という決意

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37687612.html

 10;「真の意味でなりたい自分になる」という決意の次に行うこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37713427.html

 11;「複雑な関係を、立体的に思考する」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37723449.html

 12;ゴール側からの新たな縁起づくり

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37748141.html

 13;“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37758098.html

 14;「ゴール」の核心

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37783635.html

 15;洗脳から身を守るための究極奥義

 

 

 これまで全3回にわたり」について考察しました。目指したのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得。いかがだったでしょうか?

 

 そのポイントは「無意識を意識に上げる」こと。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 もう少し丁寧にいうと、「無意識下の情報を意識化し、新しい認識のフレームをそれに適用して再解釈する」こと↓

 Q-287:ドーパミンの分泌をvol.7;モニタリング&ラベリングの意義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29863863.html

 

「無意識下の情報を意識化」がモニタリング、そして「新しい認識のフレームをそれに適用して再解釈する」がラベリングです。

L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

余談ですが、モニタリング&ラベリングのためには、リラックスとゆらぎが必須。そのために“意識に上げながら行う”のが逆腹式呼吸です。

Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

 

 ラベリングの際の「新しい認識のフレーム」とは、ゴールが生みだす新しいゲシュタルトのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

次世代コーチングのフレームまで拡大すると、「新しい認識のフレーム」=「ゴールが生みだす新しいゲシュタルト」=「ゴール側の可能世界w2」です。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 それらは「新たな縁起空間」のことでもあります。つまり

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

  無意識下の情報を意識化し、新しい認識のフレーム =ゴールが生みだす新しいゲシュタルト =ゴール側の可能世界w2 =新たな縁起空間 をそれに適用して再解釈する

 

 

 そのときに私は「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態を“意識”しています。「無意識下の情報の意識化」は過信せずに、「適用して再解釈」したら確信するというように。それは「I×V=R」を実践する際のポイントでもあるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 本来、人は自由!

誰もが自由な心で現状の外にゴールを設定し、新しい世界へ飛びだしていくことができます。次世代コーチング的に言い直すなら、新しい可能世界whを生みだし続けることができます!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

しかしながら、これまでの既得権益がつくった社会システム(権力構造)が、それを許しません。なぜなら、既得権益(支配者)にとって、人間は奴隷だから。奴隷が夢を持ち、成長し、羽ばたくことを許容できるはずがなく、ましてや新しい可能世界を生みだすことなんて絶対に許せません。

L-233202209月シークレットレクチャー -08;常識を疑い、奴隷から抜け出す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37675977.html

 

 以前(L-232)確認したとおり、日本のような儒教国では、今でも“人を隷属化するシステム”が蔓延っています↓

 L-232202209月シークレットレクチャー -07;コーチングの実践は実戦

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

 

 その“人を隷属化するシステム”は、一人ひとりの心の中にがっちりと埋め込まれています。それがブリーフシステム(Belief SystemBS)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そのBSを、ゴール側から、結果として破壊→再構築していくのがコーチング。だから、コーチングは脱洗脳。だから、コーチングは脱構築。だから、コーチングの実践は実戦。

 L-219202208月シークレットレクチャー -06;コーチングのプロセス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37199631.html

 

 おそらく多くの方々が実感しているとおり、「コーチングを実践し続け、“Not Normal”を貫く」ことは簡単ではありません。

 F-367:義を見て為さざるは、勇無きなり <vol.1;問題も解決も〇〇〇にあり>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35363063.html

 

 それでも“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩が、「無意識下の情報の意識化」↓

 L-238202209… -13;“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つ最初の一歩

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37758098.html

 

 その「無意識下の情報」の「情報」への向き合い方が、「洗脳から身を守るための究極奥義」となります。

 

 以下、苫米地博士の著書「洗脳護身術」(開拓社再版分の特別付録、p294)より引用します。

 

 

◎正しい情報は正しい情報を与えることによって得られる

 では、私たち国民は権力者による強力な洗脳に対して、どのように対処していけばいいのか。具体的かつ詳細な対応法については、本書で述べてきたとおりである。ここでは、もう少し根本的、かつ抽象度の高い見方を提示しておこう。

 権力者による洗脳から逃れるためにもっとも重要なのは、情報の選別である。ただし、これは簡単なことではない。情報には「ファーストクラスの情報(一次情報)」「セカンドクラスの情報(二次情報)」「サードクラスの情報(三次情報)」「それ以下の情報」がある。「ファーストクラスの情報」とは、関係者との意見交換など、当事者が直接発信している情報のこと、「セカンドクラスの情報」とは、ニュースソースは明らかだが、当事者から直接得たのではなく、当事者から得たという別の人から得た情報のこと(当事者は表に出てこない)、「サードクラスの情報」とは、セカンドクラスの情報を引用した情報のこと、「それ以下の情報」とは、サードクラス以下の情報をさらに引用した情報のことだ。当然ながら、「ファーストクラスの情報」が最も信憑性の高い情報であり、「セカンドクラス」「サードクラス」……と下がっていくにつれて、情報の信憑性は下がっていく。

 理想はサードクラス以下の情報を用いず、自ら調べることなのだが、これが難しい。当事者から得られるファーストクラスの情報なら確実だが、そうした情報を得られる機会は、特に一般人の場合、あまり多くはない。いや、マスコミであっても、今の日本のマスコミであれば、よくてもセカンドクラス、その多くはサードクラス以下である。

 さらに、自身が得た情報がどのクラスの情報なのかわかりにくいという問題もある。出所が書かれているので、セカンドクラスの情報と思いきや、その出所自体がどこからか引用した情報の可能性もある。さらに、その引用元がどこかから引用しているなど、孫引き、ひ孫引きがあちこちで行われている。ネットの情報などは、ほとんどがサードクラス以下だ。伝言ゲームを思い出してもらえばわかるが、間に人を介せば介すほど、情報が歪められる確率は高まる。

 セカンドクラスの情報だと思っても安心はできない。情報の媒介者がすでに歪めて発信しているかもしれない。

 先ほど、マスコミの話をしたが、本来、新聞記者のようなマスコミはファーストクラスの情報のみを発信すべき存在である。自身が得た情報がセカンドクラス以下だと思ったら、必ず「裏取り」と呼ばれる取材を自らの足で行う。関係者に当たって、直接、証言を得る。それが得られれば、ファーストクラスの情報として発信できるわけだが、現在のマスコミ、新聞記者らはほとんどこれをやらない。その理由は二つある。一つは彼らが「サラリーマン」であることだ。サラリーマンは上司の言うことには服従しなければならない。そうしないと出世できない(給料が上がらない)し、下手をすれば職を失うことにもなりかねない。もう一つは、記者たちに取材力がないこと。ファーストクラスの情報を手に入れる力がないのである。そんな人たちがマスコミを名乗るのもおかしな話だが、記者クラブなどのコミュニティで得られた情報をそのまま発信すれば、取材なしで記事が書ける上に、上司のおぼえもめでたくなる。マスコミは、政府が加工済みの「北朝鮮を潰せ」「原発は必要」「国の借金で円は紙くずになる」といった洗脳情報にしかアクセスできない。

 そんな状態の新聞を読んだり、テレビのニュースを見たりする意味があるだろうか。いや、意味があるどころか、これらを読んだり、見たりすることは有害ですらある。間違った情報で洗脳されるくらいなら、ない方がましである。もしどうしても新聞を読んだり、テレビを見たりしたいなら、彼らが何を言っているのかを知るためだけにすべきである。けっして、彼らの主張を無批判に信じたりしてはいけない。「A新聞は、この案件についてこう述べている」という事実を確認するだけに留め、内容自体は常に疑ってかかるべき、少なくとも「どんな意図で書かれたのかな」と考えながら読むべきである。

 では、マスコミが信じられないのであれば、私たちは信頼できる情報をどのようにして得ればいいのだろうか。

 まずは、一つの案件について、常に複数の情報源から情報を得るように心掛けることだ。同じ事柄でも、人によって(あるいは、メディアによって)真逆の評価をしていることも少なくない。複数の視点を得ることで、信頼できる情報に辿り着ける確率は上がる。しかし、「北朝鮮を潰せ」「原発は必要」「国の借金で円は紙くずになる」といった情報は、日本のほぼすべてのメディアが述べている嘘だ。こういった場合は、なかなか手ごわい。

 理想は、前にも述べたとおり、自らファーストクラスの情報を得る努力をすることだ。難しいが、不可能ではない。少なくとも、その努力を怠らないことは非常に大事なことだ。

 では、どうすればファーストクラスの情報を得ることができるのか。

 多くの人は「情報はタダ」だと思っているかもしれないが、そうではない。これは「情報はお金で買え」という意味ではない。重要な情報はバーター取引でやり取りされるということだ。つまり、いい情報を得たいなら、あなたがいい情報をもって、その情報を相手に与えなければならないということだ。いい情報をもっていると、その情報を得たい人はあなたに別のいい情報をくれる。情報とは、そうやって交換されるものなのだ。

 いい情報がほしければ、いい情報を発信せよ。正しい情報がほしければ、正しい情報を発信せよ。これが情報を得るための極意であり、洗脳から身を守るための究極奥義でもあるのだ。

 引用終わり

 

 

いい情報がほしければ、いい情報を発信せよ!

正しい情報がほしければ、正しい情報を発信せよ!

 

 この苫米地博士の教えを強くイメージしながら、全3回の講義を行いました。「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態を感じていただけたならうれしく思います。

 F-228~:ゼロトラスト

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

 

 

CoacHing4M2 EDGE          

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-346:ヘンシン! <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34261064.html

F-365:経営判断ってなんだ?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35263585.html

F-414~:「楽しい日本」を目指す総理が「あんまり楽しいことはない」とぼやく姿に学ぶ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431805.html

Q-391:現状の外かな~ということをイメージするととても気分が悪くなってしまいます。このような場合どのようにすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35232931.html

Q-421~:コーチングを受けるとどうなりますか? -version 2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430928.html

Q-444:ファイナンスがどうしてもhave toな場合、どうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37428249.html

 

 

洗脳護身術(開拓社ver.)

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 洗脳護身術 eBook : 苫米地英人:

 



L-239202209月シークレットレクチャー -14;「ゴール」の核心

 

20229月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

 *2回目(20228月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431365.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;鍵となるのは「絶対他力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37539518.html

 02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 03;生と死の間を輝かせる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37577854.html

 04;自我関数から導きだされる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37603992.html

 05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 06;コーチが黙っているからこそ起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37640576.html

 07;コーチングの実践は実戦

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

 08;常識を疑い、奴隷から抜け出す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37675977.html

 09;「真の意味でなりたい自分になる」という決意

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37687612.html

 10;「真の意味でなりたい自分になる」という決意の次に行うこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37713427.html

 11;「複雑な関係を、立体的に思考する」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37723449.html

 12;ゴール側からの新たな縁起づくり

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37748141.html

 13;“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37758098.html

 14;「ゴール」の核心

 

 

無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げる

 

 それが“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩。

 前回(L-238)確認したとおり、バイオパワー(生権力)とは「相互監視的な社会システム」のこと。私たちは「お互いに監視し牽制し合う」ことで、「囚人のように行動を管理・統制」されています。

 F-061~:バイオパワー(生権力)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 例えば、私は「立派な犬を飼われているのですね」「しょっちゅう映画を観に行かれるのですね」といったコメントをいただくことがあります。それだけなら事実(data)の確認に過ぎませんが、発言者のマインドに「犬を飼うお金がない」「映画を楽しむ余裕がない」といった思いを感じると、途端に“警告”が鳴り響きます。心の中で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 その“警告”が、私の場合の「無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げる」です。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 もうひとつ、いい例を思い出しました。

かつて勤務していた病院の事務方のトップから「あんまり東京に行くな」「いちいち東京に行くと職員に言うな」と釘を刺されたことがあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 ちょうどコーチングを受けていた頃のことで、月2回は上京していたときの話。

私が上京を告知するのは、病院から患者さんのことで連絡がくる可能性があるからです。飛行機移動中やセッション中など、絶対に連絡がつかない時間帯があることをあらかじめ伝えておくことで、なるべく「Fight or Flight化」を防ごうと思っていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 それは私なりの職員への配慮マナーのつもりでした。

 S-02-05:マナーとルールの定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18222665.html

 

 ところが、相手は「行くな」「言うな」の一点張り。その根拠を辛抱強く聞きだすと、やっと出てきた反論は「ほとんどの職員は東京に行きたくてもいけない」→「みんなうらやましいと思っている」→「病院全体の雰囲気が悪くなる」といったものでした。

つまり、コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)が乱されている(崩されている)ということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 現状の外にゴールを設定し、そのゴールに向かって活動を続けていると、必ずといっていいほど“ドリームキリング的な力”に邪魔されます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 それは共有している(と相手の無意識が感じている)CZに引き戻そうとするホメオスタシス・フィードバック。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そのネガティブな力を意識に上げ無効化するためにも“縁起空間のモニタリング”が重要であることを、私はこの不毛なやり取りのおかげで知りました。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 

無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げる

 

 

 もっとコーチングに寄せていうと、それは「ドリームキラー的低エフィカシーを意識に上げる」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 さらに今講義全体のテーマに沿って言い直すと

 

 

現状のエフィカシーを決して過信はせず(させず)、さらなるハイ・エフィカシーをしっかり確信する(させる)

 

 

そんなブリーフがコレクティブ・エフィカシーの基盤になると思いました。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブ・エフィカシー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 

  コレクティブ・エフィカシー!

 

 

その実現のために重要なのは、やはり

 

 以下、苫米地博士の著書「もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 -今こそ、「縁起人」として生きろ。」(TAC出版、p124)より引用します。

 

 

ゴール設定がなぜ大事なのか?

 「現状の外側にゴールを設定する」という言葉は、初めての読者の方には、すぐには理解しにくいかもしれません。

 ですので、ゴールについて、もう少し詳しく説明していきましょう。専門的な言葉もありますがご容赦ください。

 人間とは、人生におけるゴールを欲する生き物ですゴールに向かい進んでいくこと以上に、人生を楽しむ方法はありません

 なぜかというと、ゴールを設定した後、その達成に向けてハッピーな気持ちで行動するうちに、自らの抽象度とエフィカシーが上がるからです。

 抽象度が上がれば、視野が広がり見える世界が変わります。エフィカシーが高まれば、自己評価が上昇するため、前向きに未知のことに挑戦していけます。

 そうなると、連鎖的にレベルが上がった次のゴールが見えてきます。

 さらにいうと、エフィカシーが高いと、生きるうえで、すべてがうまくまわります。

 

 縁起は、人間の生体ではホメオスタシスといいます。ホメオスタシスとは、生体を安定した恒常的状態に保とうとする機能です。体温がずっと維持されているのをイメージするとわかりやすいでしょう。

 この機能は、人の場合、物理空間の生体維持だけでなく、情報空間でも働いています。情報空間とは物理空間と対をなすものです。

 ホメオスタシスは非常に強力なため、すぐに現状を維持しようとします。

 人がなかなか変われないのは、これが原因です。ひとまず変化したように思っても、また元の状態に戻ってしまうというわけです。

 

 そして、この情報空間、物理空間をすべて合わせたものが「縁起」ということになります。

 エフィカシーが高いということは、そのエネルギーが強いということなのです。ゴムひもを引っ張れば、引っ張るほど力が強いということと一緒で、エフィカシーが高い人は、ゴール設定も高くできます。

 つまり、その人のゴール設定が高いほどエネルギーが強い人物だということになります。

 エネルギーが強い人物は、人や事柄に大きな影響を与えますので、新たに大きな縁起とつながることが可能になります。つまり、これまでの自分をリセットし、自らを新しく作り変えることができるのです。

 

 ゴールの設定はとても難しいものです。自分と深く向き合わなければ見えてこないからです。自分で、このゴール設定を行うことを「セルフ・コーチング」といいます。

 一方で、コーチから受ける「パーソナル・コーチング」も存在します。その場合、コーチはあなたのゴール設定の相談に乗り、潜在能力を引き出し、ゴール達成に向けて導いてくれます。コーチはあなたとしっかり会話することにより、あなたが自分では気づけない盲点(スコトーマ)を見つけ出します。そして、それを気づかせることで、あなたを「理想の自分」へと手引きするのです。

 

 では、あなたが人にコーチングができるようになるには、どのような手順を踏めばいいのでしょう?

 まず少なくとも、二〇年以上の活動実績を持った団体からコーチ認定を受けて、信頼のおけるスキルを身につけたコーチから、コーチングを受けましょう。たとえ、あなたが博士号を取得している学者であっても、信用できる機関でコーチングの訓練を受けなければ、きちんとしたコーチングはできないのです。プロのコーチに直接ついてもらい、指導してもらわなければ、上達は難しいでしょう。そのうえで、自分自身にコーチングをしたうえで、人に教えていくのが理想です。

 そしてまた、コーチの資格を取得したからといって、すぐにコーチングを実践できるようになるかといえばそうではありません。

 よいコーチになるにも絶対的な物差しはなく、クライアントの幸せのため、論理と実践を重ね、日々研鑽をし続ける必要があるからです。

 引用終わり

 

 

エネルギーが強い人物は、人や事柄に大きな影響を与えますので、新たに大きな縁起とつながることが可能になります。つまり、これまでの自分をリセットし、自らを新しく作り変えることができるのです

 

 その新たに大きな縁起とつながる」ことの確信こそが、「絶対他力」の感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 その確信(=絶対他力)がコーチングのコアである「ゴール」の核心である というのが、苫米地博士に学ぶ私の「信」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

L-240につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 そのネガティブな力を意識に上げ無効化するためにも“縁起空間のモニタリング”が重要であることを、私はこの不毛なやり取りのおかげで知りました

 

 記憶とともに思い出す怒りにラベリングを行いながら、もう少し「不毛なやり取り」を掘り下げます。

 L-176202203月シークレットレクチャー -09;ラベリングにより到達する境地

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35045101.html

 

 「東京に行くな」「東京に行くと言うな」という主張(claim)と「月2回上京」「上京前にしっかり告知」という事実(data)の間にあったのが、「ほとんどの職員は東京に行きたくてもいけない」→「みんなうらやましいと思っている」→「病院全体の雰囲気が悪くなる」という根拠(warrant)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 そんな根拠をひっくり返すために、私は、トゥールミンロジックを用いて諭すように話を続けました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 *詳しくはこちらでどうぞ↓

 S-01~:よりよい“議論”のために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

すると、露わになったのは「ほとんどの職員は東京に行きたくてもいけない」→「みんなうらやましいと思っている」→「職員から私に苦情の電話がかかってくる」→「この前なんか娘と一緒に洗車していたところを邪魔された」→「お前のせいだ」というただの情動でした

PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

I-017:ブログ更新予定変更のお知らせ ~「恐れはダークサイドに通じる」を克服するために~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11594310.html

F-257~:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421948.html

Q-271~現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね ~綸言汗の如し~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421412.html

Q-339~「あなたは食べた物でできている」という言葉は間違っている?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426446.html

Q-398~:恨みをメールで送りつけたい気持ちがあります

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429964.html

 

 

もうこれ以上、人間関係で悩まない極意

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 ─今こそ、「縁起人」として生きろ。─ (TAC出版) 電子書籍: 苫米地 英人: Kindleストア

 



F-424:さくら <vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化>

 

幼少の頃の思い出に色をつけるとすると“漆黒”。闇の中で育ったというのが、私の正直な実感です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854165.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854341.html

 

 そんな幼少期の記憶の一つとして、ペットにまつわるものがあります。どんなに犬を飼ってとお願いしても相手にしてもらえなかった記憶。猫なら室内でも飼えると食い下がったらものすごく怒られた記憶。友達が飼っている犬の話をしていたらいきなり殴られた記憶。

 F-001:やり場のない

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516364.html

 

雨の中、子猫を抱えながらひたすら歩いていた記憶もあります。雨の冷たさ、子猫のぬくもり、そして両親に「この猫と同じようにお前も橋の下で拾った」と言われたときの心の痛み 今でもはっきりと思い出します。

 Q-167:自分を苦しめているのは記憶です。過去に苦しめられていることを

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24320549.html

 

 そんな記憶の中でもとびきり痛いのが“ミドリガメ”にまつわるもの。ペットを飼いたいと願う孫の望みを祖父母が叶えてくれたのですが、その事実を知った父親が逆上し、祖父母の家に乗り込みカメを強奪。なんと橋の上から川に投げ捨ててしまいました。川は甲突川、橋は移設前の西田橋でした。

 F-037:「もうおねがい ゆるしてください」~心の傷はやがて脳の傷になってしまうという科学的事実~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10114934.html

 

手足をバタバタさせながらスローモーションで落ちていくカメの姿が頭にこびりついて離れなかった私は、その後ペットを飼いたいとは言わなかったはずです。

 L-01020201月シークレット… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 そんな両親のいる場所は、当然、コンフォートゾーンであるはずがありません。大学時代の私は、当時の彼女の家で生活していました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ある夏の日、台風が近づく中、私は彼女の家にいました。なぜ一人でいたのかは覚えていませんが、暴風雨の夜にベランダの室外機の上に1匹のやせた猫がいて、懇願するように部屋の中をのぞき見ていたことは鮮明に覚えています。「今晩だけだよ。内緒ね」と話しかけながら部屋に(勝手に)入れてあげたのが、ペットとの生活第2章の幕開けでした。

 当然のように住み着いた猫は、しばらくして2匹の子猫を出産。2人+3匹の夢のような生活が始まりました。ちょうど医師国家試験の半年くらい前のことです。

 L-11320219月シークレットレクチャー -01;夢

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32063846.html

 

 無事に国試に合格し2人とも社会人になりましたが、残念ながら、猫たちを飼い続けることは難しくなってしまいました。やむを得ず3匹の猫たちは彼女の実家とその知り合いに引き取っていただき、“夢の生活”はあっけなく終わりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 その後、当時の彼女は妻となり、子宝にも恵まれ、家族で暮らす家を建てることになりました。すると、「犬や猫と暮らしたい」という猛烈な思いが湧き上がってきました。我が子のためにも、子どもの頃の夢をなんとしても成就したいと思いました。

 (今思うと、この感覚↑はNG。詳しくはこちら↓)

 Q-229:低年齢の子どもも「want toで生きる」後編;しつけと教育の違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27824108.html

 

 土地探しや設計の段階から子どもたちと犬と猫との生活をイメージしながら取り組みました。庭で思いっきり駆け回っている姿、砂場で泥だらけになって遊んでいる姿、木陰で休憩している姿、室内でくつろいでいる姿など

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 家が完成し子どもたちもある程度大きくなったタイミングで、念願の犬を迎え入れることになりました。家族で決めた犬種はラブラドール・レトリーバー。妻が見つけたブリーダーさんとの密なやり取りを経て、ついに真っ白いラブがやってきました。

20099月、ちょうど私が苫米地博士と情報的に出会った頃です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702480.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702640.html

 

 博士に学びながら、私は「犬や猫が好きな自身のブリーフは誰かに埋め込まれたものなのではないか?」と疑うようになりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

  なぜ犬・猫好きなのか?

  本当に犬・猫好きなのか?

  犬・猫と暮らすゴールは何か?

 

 そんなことを真面目に考えたりもしましたが、「さくら」と名付けたラブはかわいくてかわいくて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

さくら(2013年4月)

さくら

20134

 

 

もはや我が家の犬・猫は家族同然。「家族との縁に理由なんかいらない」と思考停止しながら、ただただ幸せな時間を、子どもの頃からの夢の最高の現実化を、楽しみました。

L-11520219月シークレットレクチャー -03;夢を現実化する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32114512.html

 

 

 あれから16年。先日、我が家のさくらは旅立ちました。

 

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら、私は「さくらとの縁」について思い巡らしました。

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 そんな意識状態のときに目にとまったのが、苫米地博士のこの言葉です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 

  4次元世界はA次元の写像

 

 

 以下、苫米地博士の著書「夢が勝手にかなう脳」(講談社、p64)より引用します。

 

 

◆一人ひとりのA次元には役割を果たすために働く「意思」がある

 「4次元世界はA次元の写像だ」と言うと、「これまで人類が何千年にわたって綴ってきた歴史もまた、A次元の写像ですか? たとえば、紙が発明されたり、産業革命やIT革命等が起こったり、天才が現れてさまざまな謎を解明したりするなど、文明の進展にとって起爆剤となるようなことが突如起きるのはすべて、A次元の写像ですか?」といった質問を受けることが、よくあります。

 ある意味では、イエス。誰かがA次元の写像をキャッチしてひらめいたことが、歴史を大きく変えるきっかけになることはあります。

 しかし、A次元全体に何らかの意思があって写像がつくられているかと言うと、それはわかりません。まったくランダムにA次元で起きていることが、4次元世界の写像になっただけなのかもしれません。

 

 私に言わせれば、A次元に意思があると信じる人は、絶対神がこの世を創造したと考える宗教の信者です。「A次元=絶対神」と考えるのは自由ですが、現実にはそんな神様はどの次元にも存在しえません。

 ゲーデルが証明した不完全性定理-思い切り簡単に言ってしまうと、「どんな系であったとしても、系には証明不能もしくは相矛盾する命題が必ず存在する。よって、絶対的に正しい、矛盾のない存在は、この世にもあの世にもありえない」という定理が、次元を超えて働いているので、全知全能の神は存在しえないのです。

 もっとも、A次元に意思があるかないかなんて、考えるだけムダです。そんなこと、下の次元からは知りようがないですから。お釈迦様が、

 「あの世のことは死んでから悩め」

 と、言った、それと同じことです。

 

 しかし、A次元全体の意思はないだろうけれど、人間一人ひとりには、A次元における意思がある可能性は高いと、私は考えています。

 言い換えれば、A次元に絶対神はいないけれど、超自然的な存在を感じるとしたら、それは次元を超えた自分自身だ、ということです。わかりやすいたとえで、

 「足の親指の爪先が自分の脳で、頭の脳が抽象次元」

 だとすると、爪先は爪先なりに、

 「自分はどうして、こんなところに生きているのだろう」

 と考えています。でも、頭の脳は爪先が何をして生きればいいのかなんて、これっぽっちも考えていません。

 たとえば、「歩く」という動作一つとっても、頭の脳は爪先の考えとは無関係に、「歩きたい」と思うから足を動かし、親指の爪先で大地をとらえて歩いているだけです。でも親指的には、自分より抽象度の高い脳に関する知識がないので、

 「超自然的な意思によって、自分は動かされている」

 と考えているのかもしれません。

 それはあながち、勘違いとも言えません。頭の脳にとって親指の爪先は自分の一部でしかないけれど、たしかに「歩け」という指令を出したのですから、意思と言えば意思です。

 ただ、爪先の人生を考えての意思かどうかは、わかりません。頭の脳に親指の爪先の人生を操る意思があるか否かは、非常に微妙なところでしょう。

 しかし、もし親指の爪先に、頭の脳の声が聞こえたとしたら、どうでしょう?

 だとしたら、爪先の脳の思考が抽象度の高い頭の脳まで飛んだことになります。そうして聞いた声は、おそらく次元を超えた自分自身の声なのです。

 このたとえでわかるように、A次元に自分の意思があるかどうかはさておき、4次元世界の自分がA次元の声を聞くことは不可能ではありません。そうやって聞こえてくる声はたぶん、

 「A次元の自分の意思が、言語という4次元の抽象度に変換された

 ものでしょう。

 と同時に、その声が聞こえたときが、人が4次元空間で果たすべき自らの役割を知る瞬間でもあります。

 たとえば「ある日突然、自分はボランティアに身を捧げようと思った」などというとき、それを「啓示だ」と思う傾向があります。超自然的な存在、もしくはサムシング・グレイト、神の意思が、自分を思いも寄らない行動に駆り立てた、と信じ込んでしまうのです。

 でも、神の声なんかではありません。自分自身の内省的な声なのです。

 ここを履き違えると、とんでもない宗教にはまってしまいかねないので、きちんとわきまえましょう。

 抽象度が上がると、人はA次元の自分自身と内省的な会話ができる。それが、自分の本来の役割を知る第一歩だと理解してください。

 

 目に見えないA次元という存在に、これくらいリアリティを持つということはすなわち、金融資本主義の競争原理に汚染された物理空間におけるすべての足かせから、自らの身が解放されることでもあります。

 物理空間に身を置きながら、何の疑問もためらいも苦労も悩みもなく、自らの役割に嬉々として取り組んでいくA次元のイメージに強烈なリアリティを感じれば、そんな夢のような毎日を具現化してくれます。

 原監督のように夢を実現できる人には、それが明確な認識になっているかどうかは別にして、A次元にいる自らの存在にリアリティを感じるほど抽象度の高い思考ができて、ゴールを設定できている。野球文化の定着というゴールはまさにA次元的なものではなかったでしょうか。

 引用終わり

 

 

そうやって聞こえてくる声はA次元の自分の意思が、言語という4次元の抽象度に変換された」もの。と同時に、その声が聞こえたときが、人が4次元空間で果たすべき自らの役割を知る瞬間

 

 「さくらと過ごした日々」という4次元世界(空間)を振り返ると、ずっと「A次元の意思」に触れていたような気がします。

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 

 物理空間に身を置きながら、何の疑問もためらいも苦労の悩みもなく、自らの役割に嬉々として取り組んでいく

 

 苫米地博士に学びながらさくらと過ごした16年間が「子どもの頃からの夢の最高の現実化」となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)だったに違いありません。

Q-196未来の抽象度の高いイメージ(I)を臨場感高く想像すれば(V)実現する(R)と考えていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25936863.html

 

さくらの看取りを経て、その縁がコーチとしての機能にも大きく影響していることに気がつきました。

L-03520204月シークレットレクチャー -04;エフィカシーとは縁起の結実の確信

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26686871.html

 

 ありがとう、さくら

 

F-425につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-076Ya Ya(あの時代を忘れない)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15961773.html

F-117~Field of Dreams

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

F-391:童謡か? 軍歌か?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36506396.html

L-207202207月シークレットレクチャー -05;正しい「過去の記憶」の使い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36800425.html

Q-276~:セルフトークのマネジメントについて

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421937.html

 

 

夢が勝手にかなう脳

Kindle版はこちら↓

夢が勝手にかなう脳 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 



L-238202209月シークレットレクチャー -13;“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩

 

20229月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

 *2回目(20228月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431365.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;鍵となるのは「絶対他力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37539518.html

 02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 03;生と死の間を輝かせる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37577854.html

 04;自我関数から導きだされる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37603992.html

 05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 06;コーチが黙っているからこそ起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37640576.html

 07;コーチングの実践は実戦

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

 08;常識を疑い、奴隷から抜け出す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37675977.html

 09;「真の意味でなりたい自分になる」という決意

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37687612.html

 10;「真の意味でなりたい自分になる」という決意の次に行うこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37713427.html

 11;複雑な関係を立体的に思考する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37723449.html

 12;ゴール側からの新たな縁起づくり

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37748141.html

 13;“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩

 

 

  私は何を望んでいるのか?

 

 コーチとしての私は、このような“内省言語の無限ループ”をつくりあげることをイメージしています。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 その次のステップは、「左脳的な働きを超えて、右脳的な働きをブーストする」。

 L-194202207月医療・介護研修会 -04;「言語束縛」を外すための二つの方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36256269.html

 

 「思考の3つの軸」でいうなら、「words」「emotions」を超越して、「pictures」で思考空間を満たしていく感じ(*個人的な解釈です)。

 L-067202011月シークレット… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 そうすると無意識の深いところで「私は何を望んでいるのか?」を感じられるようになります。その時に思考(「何を望んでいるのか?」)を止めて、再度“観る”ことが重要。

 L-224202208月シークレットレクチャー -11;「止」と「観」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37272802.html

 

 なぜなら、「私は何を望んでいるのか?」の「私」とは、過去の記憶によりつくられた幻だから。「私」は、実在しない「点」に過ぎません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 「点」とは、自我のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

「実在しない」という「点=自我」を生みだすのは、情報空間中にひろがる縁起です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 縁起が「点=自我」を生みだし、「点=自我」がブリーフシステム(Belief SystemBS)を生みだします。関係 →「点=自我」→BSという順です(ハズ)。

 Q-220:ゴールに<後編(コーチング実践者~コーチ向け);人類には“今”しかない>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27478021.html

 

 情報空間中にひろがる縁起が生みだす「点=自我」は、(本来は)完全に自由。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 その自由の体感とともに見いだす「何を望んでいるのか?」が「意図性(intentionality)」です。

 Q-390:僕はコミュ障で親しい関係の人が誰もいません。休みの日も部屋に

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35197372.html

 

 

 これまで何度も言及してきたとおり、私たちには必ずスコトーマ(Scotoma)があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

ゴールの条件は 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、4)自分中心を捨て去る ですが、1)現状の外に設定するゴールというのは、必ずスコトーマの中にあります。つまり、まったく認識できないということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ところが、人の場合、これまでのフレームの枠を飛び出して考えることができます。それが「ゲシュタルト能力」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その本質は、思いがけない関係性を見つけ出す抽象化能力であり、全体と部分の双方向性を捉える洞察力です。つまり、「縁起を感じ取る力」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そんなゲシュタルト能力=縁起を感じ取る力と深く関わるものが意図性(intentionality)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

「現状の外にゴールを設定し、そのゴールを達成する」ためには、ゴール側から認識・理解・評価・判断をしなければなりません。

それはこれまでのBSを停止して、ゴール側から思考するということ。決して誰からも、何からも、強制されることなく考え決めるということ。

 そのためには高い抽象度で情報を見定めることが絶対条件です。と同時に、ゴール達成のための判断を自由意思で決定しなければなりません。

 その自由意思の裏にあるのが「意図性(intentionality)」自由意思とは、自分がどういう意図を持っているかということです。

 「意図性(intentionality)」がオリジナルを決めます。もっといえば、「意図性(intentionality)」が存在の意義を決めます

 F-375:俺にかかってこい

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35750566.html

 

 例えば資本主義という洗脳下ではお金を稼ぐことがもてはやされるように、現代社会という牢獄(パノプティコン)では“認められた夢”しか許されません。

 F-379:学びと破門で脅しをかける <vol.3;自由→フェアネス→平和>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35945742.html

 

それ以外の夢、つまり“Not Normalな夢”を持とうとすると、パノプティコンによって発見され、バイオパワーによって排除されます。そうですよね?

F-061~:バイオパワー(生権力)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 では、“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つために、私たちは何を心がければいいのでしょうか?

 

以下、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2022年度版」(CYZO9月のmonthly Dr.Tomabechi’s Column)より引用します。

 

 

バイオパワーの撃退法

 あなたが本当のゴールに気づくことを阻むのはドリームキラーだけではありません。バイオパワー(生権力)という相互監視的な社会の枠組みがあります。バイオパワーとはイギリスの哲学者のジェレミ・ベンサムが刑務所の設計に用いた「パノプティコン(一望監視施設)」に由来するものです。建物の真ん中に監視所があり、囚人たちを一望できます。囚人としてはいつ見られているかわからないので、「いつも見られている」という意識を持たされます。

 ジェレミ・ベンサムはこのシステムをよいこととして考えたのですが、ミシェル・フーコーはこれを転用して、現代の社会の枠組みがパノプティコンになっていると考えました。すなわち、社会のシステムは相互監視によって、パノプティコンになっているというのです。互いが互いを監視し牽制し合うことで、囚人のように行動を管理・統制されています。私たちは大きな牢獄の中に閉じ込められているような状態です。

 現代社会という牢獄では、認められた夢しか持ってはいけません。資本主義という洗脳に合致するような奴隷の夢を持つことが奨励されます。それ以外の夢を持とうとすると、パノプティコンによって発見され、バイオパワーによって排除されそうになるのです。例えば、「よい学校・よい会社に入る」というレールから外れようとするだけで、親兄弟や友人、教師までが反発します。「そんなことでは社会では生きていけないよ」と善意から脅してきたりします。

 では、私たちはどうすればよいのでしょうか。答えは単純です。このバイオパワーに気づけばよいのです。無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げることで、バイオパワーの影響を下げることができます。気づきさえすれば、奴隷状態から解放され、自分自身の真のゴールを認識することができるのです。

 バイオパワーに無意識に影響を受けるのではなく、バイオパワーの存在を意識に上げることができれば、それが「Rゆらぎ」(相手が無意識に感じていることを意識に上げさせることで、相手のリアリティ「R」をゆらがすこと)として機能します。そうやってバイオパワーを無効化することができるのです。

 引用終わり

 

 

 無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げることで、バイオパワーの影響を下げることができます。気づきさえすれば、奴隷状態から解放され、自分自身の真のゴールを認識することができるのです

 

 無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げる」こと。それが“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩。それは縁起空間のモニタリングだともいえます。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

L-239につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE          

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-388:“心身の不調”の一考察 ~苫米地式コーチング認定コーチとして~ <vol.4;新しいエスティームのfirst step

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36367342.html

F-413:てげてげ <ver.3

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37361806.html

F-414~:「楽しい日本」を目指す総理が「あんまり楽しいことはない」とぼやく姿に学ぶ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431805.html

Q-097~:子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_376974.html

Q-220:ゴールに対するスケジュールはたてますか? <後編(コーチング実践者~コーチ向け);人類には“今”しかない>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27478021.html

Q-391:現状の外かな~ということをイメージするととても気分が悪くなってしまいます。このような場合どのようにすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35232931.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2022年度版



L-237202209月シークレットレクチャー -12;ゴール側からの新たな縁起づくり

 

20229月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

 *2回目(20228月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431365.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;鍵となるのは「絶対他力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37539518.html

 02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 03;生と死の間を輝かせる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37577854.html

 04;自我関数から導きだされる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37603992.html

 05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 06;コーチが黙っているからこそ起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37640576.html

 07;コーチングの実践は実戦

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

 08;常識を疑い、奴隷から抜け出す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37675977.html

 09;「真の意味でなりたい自分になる」という決意

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37687612.html

 10;「真の意味でなりたい自分になる」という決意の後に行うこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37713427.html

 11;複雑な関係を立体的に思考する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37723449.html

 12;ゴール側からの新たな縁起づくり

 

 

頭の中なら3Dで考えられます。複雑な関係が立体的に思考できます

 

 その「『複雑な関係』を、言語や論理を超えた次元で、ゴール側から『立体的に思考』する」ことがコーチングの実践。それが「ゴール側からの新たな縁起づくり」です。

 F-364:シコウサクゴ <後編:コーチング中は「from思考錯誤×3 to試行錯誤」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35211211.html

 

 

 少し補足します。

 

 「立体的に思考」というのは、「常に抽象度という軸を加えて目の前の世界を観る」ということです。その具体的実践法が「コンセプチュアル・フロー」↓

 L-08120213月シークレット… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 「常に抽象度という軸を加えて目の前の世界を観る」という意識状態を維持したまま、ゴールの再設定(更新)を繰り返したり、あるいはゴールのバランスホイール全体を俯瞰していると抽象度が上がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そのときに「左脳的な働きを超えて、右脳的な働きをブーストする」ことを実践すると、つまり超言語・超論理で「立体的に思考」を続けていると、“自分のゴールのすごさ”を体感し納得することができるようになります。

 それが苫米地博士が新たに定義された「セルフ・エスティーム」です↓

 Q-256:私、立ち直れるかな? <前編;個人の視点で>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28693339.html

 

 エスティームが高まると、エフィカシーも高まります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 するとゴールを達成しやすくなり、さらにはまったく新しいゴールを現状の外に見つけることができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そんな好循環をクライアント自ら生みだせるようにするために、次世代コーチングではバランスホイールに「抽象度」というカテゴリを設定します。

 F-419:私、うっちゃいました <中編;抽象度を上げるための縁起>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37587853.html

 

 以下、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版」(CYZO、付録②)より引用します。

 

 

バランスホイールに「抽象度」を追加した理由

 コーチはクライアントのコンテンツには関わりませんし、ゴールに関する価値判断もしません。しかし、クライアントを抽象度の高い方向へいざなうことは必要です。

 そこで、はじめからバランスホイールの項目に「抽象度」という項目を入れておくことで、クライアントが自ら抽象度の高い方向へゴールを設定することができるようになるのです。

 ゴールには大きければ大きいほどよい項目もあれば、バランスが重要な項目もあります。バランスホイールの中のほとんどの項目のゴールは大きければ大きいほどよいものばかりですが、健康とファイナンスは大きさではなくバランスが重要な項目となります。一方、「抽象度」の項目は、高ければ高いほどよいのですが、バランスにも関わっています。

 健康とファイナンスの2つは、他のゴールの達成に必要な項目となりますので、その他の項目を下支えするバランスの項目となりますが、一方、「抽象度」の項目は他のすべての項目の上に位置することで全体のバランスに働きかけています。

 「抽象度」という項目をバランスホイールに入れることで、クライアント自身の考え方も自然と抽象度が高くなっていきますし、すべてのバランスホイールの項目が抽象度の面でも高く維持できるようになるのです。

 引用終わり

 

 

 「抽象度」という項目をバランスホイールに入れることで、クライアント自身の考え方も自然と抽象度が高くなっていきますし、すべてのバランスホイールの項目が抽象度の面でも高く維持できるようになるのです

 

 余談ですが、ときどき「自分のゴールが本当に心から望んでいるものなのかわからない」「止められてもやりたいゴールが見つからない」という相談を受けます。

 Q-358:止められてもやりたいゴールが見つかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33485940.html

 

 その感覚はとても重要です。「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態を保つためにも。

 F-228~:ゼロトラスト

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

 

ゴールらしきものを生みだすブリーフシステム(Belief SystemBS)は、基本的に他人の意見や社会の価値観でつくられています。よって、「自分のゴールが本当に心から望んでいるものなのかわからない」や「止められてもやりたいゴールが見つからない」という感覚は至極真っ当。本物のゴールは、これまでのBSの外側にあるものです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 反対に考えると、これまでのBSのままでは、いつまで経っても「これだ!」というゴールは設定できません。スコトーマが外せないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 なので、その解決として「抽象度を上げる」という能動的な働きかけが重要になります。バランスホイール全体を俯瞰するだけでも抽象度は上がるものですが、「抽象度」というカテゴリ自体を設けることで、自ら無意識に考えさせ続けるのです。

 F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 

  私は何を望んでいるのか?

 

 

 と。

 

 その試みは、結果的に、自我を再定義する重要な機会となります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 その一連のプロセスが「ゴール側からの新たな縁起づくり」の礎となります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

L-238につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-406:自由訳「守破離」 vol.4;「離」× Leadership

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37109372.html

L-172202203月シークレットレクチャー -05;「新たな世界(w2)」が包含する“光”と“影”

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34943681.html

L-173202203月シークレットレクチャー -06;「新たな世界(w2)」に潜む“闇”とその対処法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34980243.html

Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

Q-362~各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428110.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版



F-423:微笑み返し <後編;コーチが微笑みとともに伝えること>

 

 医療・介護の現場はとても過酷です。そんな場で働く医療従事者でもあるコーチが、先日、こんな秘密を教えてくれました

 

  怒っている人には優しさで返しています

 

 いつもニコニコされているコーチの話を伺いながら(trigger)、私は過去に経験した看取りを思い出していました(anchor)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 それは70代後半の女性の“人生最期の瞬間”の記憶

 F-421:微笑み返し <前編;ゴールに関係ない感情は

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37661867.html

 

 その患者さんの息子への対応中に、私はずっと怒りを感じていました。自身の中の怒りに気づくたびに苫米地式らしく意識に上げていたことが↓

 F-422:微笑み返し <中編;“思考の言語化”のために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37697198.html

 

私が観察する限りでは、ほとんど全ての人が死をhave toと捉えています。その結果、大脳辺縁系優位になりがちで、言動が情動に支配されがち。もちろん医療従事者においても、多くの人がこの状態(死=have to)に囚われているはずです。

 F-409~:病院嫌い ~最適化の外側で遊べ!~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431576.html

 

 そもそも死をwant toにすることはできるのでしょうか?

 もしもできるというのなら、どのようにすればいいのでしょう?

 

 

 最初(F-421)に紹介した息子にとって、母親の死はhave toでした。それだと死は苦しみのまま。心の中にhave toが潜んでいると、死だけではなく、生きる(生まれる)ことも、老いることも、病気になることも、苦しみとなります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 その「生老病死」のことを、ご承知のとおり、仏教では「四苦」と表現します。「老いることは苦しみである。病になることも苦しみである。死ぬことも苦しみである。そして、それらの苦のはじまりとして、そもそもこの世に生まれることが苦しみである」という釈迦の気づき(四門出遊)に由来するのが「四苦=生老病死」です。

 PM-04-06生老病死の四苦とスコトーマ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045953.html

 

 その「四苦=生老病死」とは、すべて抽象度0の物理空間上の現象です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 前頭葉が発達した人間にとっての宇宙とは、決して物理空間に限定されるものではありません。底面である物理空間のはるか高次元に階層を持ってひろがっている情報空間すべてが宇宙です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 そして、その情報空間すべて=全抽象度次元に生命現象はひろがっています。

 F-381:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.1;「すべてが情報である」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36045078.html

 

 

  生命現象は全抽象度次元にひろがっている

 

 

 抽象度というのは「情報空間における視点の高さ」のこと。上にいくほど(=「抽象度が上がる」「抽象度を上げる」)、具体的情報量は減っていきます。つまり、シンプルになり、秩序だっていくということ。

反対に、下にいくほど(=「抽象度が下がる」「抽象度を下げる」)、具体的情報量は増えていきます。それは「より複雑になり、混沌・カオス化していく」ということ。人間の身体でいうと、「体→器官系(system)→臓器(専門的には器官/organ)→細胞」という感じです。

L-10420218月シークレットレクチャー -06;「私」とは何? <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31294306.html

 

 私たちは、つい「一人の人間の命はひとつ」と考えてしまいますが、「一」であるはずの体は60兆個をこえるたくさんの細胞の集まりです。その一つひとつが生きているからこそ、全体としての“ひとつの命”が成り立っています。

 

  無数の細胞(部分)が器官を形成し、たくさんの器官が見事に連携しながら“ひとつの命”(全体)を成り立たせている

 

それはゲシュタルトだといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そんな“ひとつの命”に関わるのは自らの組織だけではありません。

例えば、腸の中には1003000種類の微生物(主に細菌)が100兆~1000兆個ほど存在するとされています。総重量はなんと1kg以上です。

この腸内細菌の種類や数に私たちの健康状態が左右されることは、すでに科学的に立証されています。さらに最近は、人間の心の状態とこれら腸内細菌との相関まで指摘されています。まさに縁起!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

この「一人の命を構成しているたくさんのいのち」という関係を人類(または地球)と地球上で暮らしている80億人の関係に当てはめると、「人類(または地球)という一つの大きな命(全体)を構成しているたくさんのいのち(部分)」が私たち一人ひとりの命であるといえます。

つまり、私たち一人ひとりはより大きな人類(地球)という生命の一部。縁起のネットワークのひとつの結び目です。

 F-171:アンチからウィズ、そしてウェルへ vol.4-3「死」;well-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24786250.html

 

 

私たち一人ひとりは縁起のネットワークの結び目

 

 

 それが苫米地博士の「自我」の定義。部分関数としての自我です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 例えば、物理空間において“寝たきり状態”で能動的に機能を発揮できないとしても、その姿から誰かが何かを得たなら、それは立派な貢献といえます。その時の貢献は情報的なもので、“認識者”の情報宇宙にひろがっていきます。

 L-03020203… -0875歳以上では延命治療は不要?<プランサイド>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26197802.html

 

よって、どんな状況でも、貢献し続けることは可能!

そもそもすべてが情報です。その情報を私たち人間は臨場感豊かに感じることができます。だからこそ、死後も貢献し続けることができるのです。縁ある誰かが存在し続けるかぎり↓

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

例えば「死後に献体する」という場合、「献体」という物理空間での行為だけではなく、「『献体』の意思表示が縁ある者に与えた影響」そのものがすでに立派な貢献です。

そこから学んだ何かを誰かが活かし続ける限り、献体を希望した者の貢献は続くことになります。たとえ死後に献体が行われなかったとしても。

F-157:指一本でも役に立ちたい

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23874668.html

 

 なぜでしょうか?

 

 そう、すべては双方向の関係性であり、縁起だから。私たち人間の場合、その縁起宇宙(超情報場)にはホメオスタシスが働いています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

物理的には必ず死を迎えますが、情報的には死ぬ(=消滅する)ことはありません。縁によりスコトーマが外れ、縁によりスコトーマに隠れるだけです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その理(=不生不滅)を理解し体得することが“「四苦」を超越する”こと。そのような意識状態で生きている人が“微笑み返し”を行うたびに、きっと大きな“何か”を伝えることができるはず

 

 「怒っている人には優しさで返しています」というコーチの言葉を縁に、私は、このようなことを考えました。

F-390:“心身の不調”の一考察 <vol.6(最終話);根治的解決法 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36459545.html

 

以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「近未来のブッダ 21世紀を導くリーダーの鉄則」(サンガ、p78)より引用します。「広がりゆく存在の意識」を感じながら、ゆっくりと読み進めてください。Feel

 

 

広がりゆく存在の意識

 仏教とは「縁起の教え」で、縁起をわかるためにいろいろな修行法があるというのが基本だと私は考えています。縁起がわかりにくいので「空」という考え方や、いくつもの修行の方法論が発明されているのです。

 修行を続けて悟りの階梯の中で縁起が本当にわかると、自分という存在が宇宙全体に広がるし、最低でも人類みんなに広がります。帰属意識の話をすでにしましたね。修行によって前頭前野が鍛えられ、思考の抽象度がどんどん上がっていくにつれ、「私」「私の家族」というこぢんまりとした帰属意識は、学校や会社、地域の人、市区町村、都道府県、日本、アジア……どんどん広げていくことができます。その最たるものが、「慈悲の瞑想」として世間で言われている「生きとし生けるもの~」です。

 そして、そうした自分が存在するこの世の中でなんだかんだと役に立つことが大乗の世界、慈悲の世界です。大きな煩悩を認める。その瞬間に前頭前野を使って「私は何をできるか」を考える。その行為を慈悲というのです。

 「他の人のため」の慈悲ですが、大きな慈悲なら、その「他の人」に自分も自然と入ってきます。たとえば、「この世から戦争と飢餓をなくす」ことという私のゴール設定の対象は「全人類」です。そこにはもちろん「私」が含まれているわけです。

 大事なのは、慈悲は必ず行為を伴うということです。行為のない慈悲はあり得ません。自分以外の人に役立つ行為が慈悲なのです。

 引用終わり

 

 

 広がりゆく存在の意識 自分が存在するこの世の中でなんだかんだと役に立つことが大乗の世界、慈悲の世界

 

 私が「怒っている人には優しさで返しています」と話すコーチから感じ取ったのは、この「大乗の世界」「慈悲の世界」の感触。

 F-209:マトリックス/Matrix -04Resurrections;慈悲的人類の進化>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27122988.html

 

 その体感をコーチングのフレームに変換すると、「コレクティブ・エフィカシー」です。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんけどvol.5~7:コレクティブ・エフィカシー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 

  大乗の世界 =慈悲の世界 =コレクティブ・エフィカシー

 

 

 それが高抽象度次元へのアクセスを示す“微笑み”とともにコーチが伝えることだと気づきました。私なりに一言でいうと、“無敵”。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

  

 それは死さえもwant toに変える生命現象“覚醒”の秘訣だと思っています。

 Q-429:宇宙は「包摂半順序束」。そのtopである空(くう)は「有と無を包摂する概念」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36937284.html

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268334.html

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

F-350:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.3Starting with the man in the mirror

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34474558.html

F-399~:縁起から得た“希望/HOPE”の体感

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431198.html

F-407:自由訳「守破離」 vol.5(最終話);苫米地式「守破離」の真髄

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37145932.html

L-142202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-05;人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33383147.html

 

 

近未来のブッダ




L-236202209月シークレットレクチャー -11;複雑な関係を立体的に思考する

 

20229月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

 *2回目(20228月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431365.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;鍵となるのは「絶対他力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37539518.html

 02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 03;生と死の間を輝かせる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37577854.html

 04;自我関数から導きだされる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37603992.html

 05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 06;コーチが黙っているからこそ起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37640576.html

 07;コーチングの実践は実戦

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

 08;常識を疑い、奴隷から抜け出す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37675977.html

 09;「真の意味でなりたい自分になる」という決意

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37687612.html

 10;「真の意味でなりたい自分になる」という決意の次に行うこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37713427.html

 11;「複雑な関係を、立体的に思考する」ために

 

 

  ゲシュタルトなし →恐怖が生まれる →大脳辺縁系優位に陥る

  ゲシュタルトあり →恐怖が鎮まる →前頭前野優位を維持

 

 だから、知識を得て、どんどんゲシュタルト化する。それが「真の意味でなりたい自分になる」という決意をした次に行うこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そのゲシュタルト化は、ゴール側からの新たな縁起づくりでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 ところで、「知識」とは何でしょう?

 

著書「苫米地 思考ノート術」(オープン・エンド)の中で、苫米地博士は、知識を「ある可能世界から別の可能世界への到達可能性関数」「潜在的に他者と共有しうる物事の関係性」と定義されています。詳しくはこちら↓

L-174202203… -07;ゴールの世界(=ゴール側のCZ)に移行する秘訣

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34993755.html

 

 

苫米地 思考ノート術

Kindle版はこちら↓

苫米地式 思考ノート術 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 

 次世代コーチング・プリンシプルに沿っていうと、「現状の可能世界w1からゴール設定で生みだす新たな可能世界w2に移行する」ために必要なものが「知識」。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

ただし、「知識」だけでは足りません。知識はあくまでも大前提です。

 

 著書「40歳から『差がつく』生き方 奴隷マインドを捨て、ノット・ノーマルで行け!」(PHP研究所、p143)の中で、苫米地博士はこのように書かれています。

 

 

40歳から「差がつく」生き方

Kindle版はこちら↓

40歳から「差がつく」生き方 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 

仕事はみな、知識と論理で成り立っている。知識そのものは脳の側頭葉や前頭前野にパターンとして入っているが、それをどうやって組み合わせて使うかを考えるのは、すべて左脳の作業だ。だから、四〇歳までは、まず左脳を鍛えておく。大量の知識を頭に入れて、知識をもとに論理を自在に使えるようにしておかないといけない

 

 

 「知識」とともに必要なのが「論理」。現代の論理は「トゥールミン・ロジック」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 その「知識」と「論理」は左脳の世界。「側頭葉や前頭前野にパターンとして入っている」知識を「どうやって組み合わせて使うかを考える(=論理)」のは、「すべて左脳の作業」です。

(詳しくはこちらでどうぞ↓)

 S-01~:よりよい“議論”のために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

 さらに博士は、このように書かれています。

 

 

右脳は前頭前野などと連携して自分を評価する働きをする。「幸せだ」とか「幸せでない」と評価するのは右脳である。幸せを感じる機能は、子どもにも大人にも高齢者にも必要なものだ

 

 

 左脳的な働きだけでは、人は「幸せ」を体感することはできません。前回のテーマでいうと、左脳だけでは「まともな論理と“カルト”の差を見極める」ことは困難。「幸せ」を見いだしたり、「差を見極める」ためには、「左脳を抑えて、右脳で観る」という感覚が重要です↓

 L-180202206… -03;「幻覚」を見破り「付加価値」を生み出すヒント

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35494210.html

 

 さらにいうならば

 

 

  左脳を超えて、右脳で観る

 

 

 それがコーチング実践(実戦)の感覚です。「右脳で観る」からこそ、「『目の前の世界』や『人生』を丸ごと変える」ことができるようになります。その目的は「人々をリッチにする」「社会や未来をリッチにする」こと。

 L-070202011… -05「過去は一切関係なし」のリザベーション(reservation

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29045573.html

 

 リッチ(rich)とは、「金持ち」という意味ではなく、「豊かさ(well-being)」のことです。コーチングは「豊かさ(well-being)」のためにあります。

 L-179202206月医療・介護研修会 -02;「仕事観」を書き換える

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35479161.html

 

 つまり、コーチングとは、「左脳的な働きを超え、右脳的な働きをブーストし、豊かになる」こと。それができるコーチング実践者のことを、苫米地博士は「超人」と表現されます。

 F-289:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.2;超人脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31299309.html

 

 では、コーチングを実践し“超人化”するために何に取り組めばいいのでしょう?

 

 私のお勧めは「コンセプチュアル・フロー」↓

 L-08120213月シークレット… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 以下、苫米地博士の著書「苫米地 思考ノート術」(牧野出版、p186)より引用します。

 

 

コンセプチュアル・フローは頭の中で

 コンセプチュアル・フローについて、理解できましたか?

 第3章の書き方例やこの章の具体例を見て今日から始められそうだと思った人は、すぐに実行に移してください

 最初はゆっくりで大丈夫。スピードはしだいにあがります。時間に制限はありません。すぐに抽象度が上げられない、ラベリングできない、ゲシュタルトがつくれない、といってあきらめてはいけません。

 

 大事なのは、コンセプチュアル・フローという思考方法になじんでいくことです

 何度もいいますが、自分のゴールを忘れないのはもちろんのこと、一度つくったゲシュタルトは持ち歩いてください。何かに接したとき、思いついたことをノートに書き込んでください。もうひとつ上のゲシュタルトが必ずできます。

 スコトーマがどんどん消えていき、いろいろなものが認識できるようになります。他者と潜在的に共有できる物事の関係性が見えてきて、頭の中には確実に知識が増えます。つまり、IQが上がり頭がよくなるということです。

 

 ノートは頭の中でつくること、これが目標です。だんだんコンセプチュアル・フローで思考することに慣れてきたら、紙のノートに書く必要はありません。前にも話しましたが、頭の中なら3Dで考えられます。複雑な関係が立体的に思考できます。

 

 コンセプチュアル・フローを駆使すれば、夢の実現につながることは、賢明な読者ならお気づきですね。

 さあ、ゴールを目指して豊かな人生のために、未来の人類が幸せになれるよう、いますぐノートをとりはじめましょう。

 引用終わり

 

 

頭の中なら3Dで考えられます。複雑な関係が立体的に思考できます

 

 その「『複雑な関係』を、言語や論理を超えた次元で、ゴール側から『立体的に思考』する」ことがコーチングの実践。それが「ゴール側からの新たな縁起づくり」です。

 F-364:シコウサクゴ <後編:コーチング中は「from思考錯誤×3 to試行錯誤」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35211211.html

 

L-237につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE          

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-301:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは? <vol.3;最強の自己プロデュース力=火の鳥>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31971444.html

L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

L-08620213月シークレットレクチャー -09;部分を統合し、全体を書き換え、部分に落とし込むワーク ver.2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30210986.html

L-08720213月シークレットレクチャー -10;言葉を使わずに臨場感を高める“秘技”

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30239571.html

L-08820213月シークレットレクチャー -11;コンセプチュアル・フローに隠された“秘密”

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30266822.html

L-11520219月シークレットレクチャー -03;夢を現実化する方法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32114512.html

L-192202207月医療・介護研修会 -02;ゴールを考える前に必要なもの

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36208966.html

Q-362~:各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428110.html

 

 


L-235202209月シークレットレクチャー -10;「真の意味でなりたい自分になる」という決意の次に行うこと

 

20229月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

 *2回目(20228月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431365.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;鍵となるのは「絶対他力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37539518.html

 02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 03;生と死の間を輝かせる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37577854.html

 04;自我関数から導きだされる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37603992.html

 05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 06;コーチが黙っているからこそ起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37640576.html

 07;コーチングの実践は実戦

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

 08;常識を疑い、奴隷から抜け出す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37675977.html

 09;「真の意味でなりたい自分になる」という決意

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37687612.html

 10;「真の意味でなりたい自分になる」という決意の次に行うこと

 

 

「心から望む可能世界Whを選択した結果として、ゴールにふさわしい自我関数pに変わる(自在)」という自由意思

 

 それが私が思う「欠かすことのできない“心構え”」。一言でいうならば「意図」です。

 Q-377:同じ抽象度で最適化されたゴールのような気がします

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34573983.html

 

 「心から望む可能世界Wh」というのは、現在の自我が認識できる抽象度よりも高次の次元にひろがります。それが「現状の外」という意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そんな高抽象度次元にゴールを設定し実現するためには、当たり前ですが、前頭葉前頭前野をフル活用する必要があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そのためには「不安・恐怖 → 大脳辺縁系優位」を防止することが絶対条件。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

大脳辺縁系優位に陥ることなく前頭前野優位を維持し続けるために行うのが、「エモーションコントロール(emotion control)」です↓

 F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

 

 いわゆる“カルト”は恐怖を利用して洗脳を仕掛けてきます。例えば「COVID-19」「mRNAワクチン」といった“茶番”においては、死の恐怖がうまく利用されてしまいました。

(さらには「思いやり」に紐付くような抽象度の高い情動も)

L-173202203月シークレット… -06;「新たな世界(w2)」に潜む“闇”とその対処法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34980243.html

 

 前頭前野(外側部)を使って論理的に考えることは重要ですが、まともな論理と“カルト”の差を見極めることは簡単ではありません。その見極めのためには「〇〇」が必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 以下、苫米地博士の著書「洗脳原論」(春秋社、p152)より引用します。「〇〇」を想像しながら読み進めてください。Feel

 

 

NASAと洗脳

 一九六〇年代以降も、実は、感覚を遮断するだけである程度洗脳ができてしまうという内容の論文が、ひきつづきいくつか発表された。それによると、変性意識状態では被暗示性が高まり洗脳されやすくなるということだけではなく、感覚を遮断される期間を教えないほうが効果があることもわかった。

 「これからあなたを真っ暗な独房に二日間入れ、感覚遮断します」と言って入れるのと、「あなたがどれくらい入っていなくてはならないか、わかりません」と、いきなり投げ込まれる場合では、まったく効果が違う。これはなぜか。

 人間の心理は、ある事象に関して知識がないと、恐怖が生まれる構造になっている。だから、知識のない状態で感覚遮断された環境に置かれると、恐怖心が高まり相手に従いやすくなる、というのがひとつの説明である。約三〇年前、ヘッブの実験ですでに確かめられていたその効果は、オウムの独房修行を行なおうとする信者や、自己啓発セミナーに参加しようとする人々の心理状態にもそのまま当てはまる。

 その後、同様の感覚遮断実験を含めて、無重力状態で意識がどうなるのかという脳機能研究による心理物理実験は、現在でもNASAなどでつづけられている。それは洗脳の実験というわけではないが、そこで得られたデータは人間の無意識ないし非常に意識の深いところに関わる貴重な研究データなので、何らかの形で洗脳者の手に渡って悪用されるようなことがあれば大変危険である。

 しかし現在のところ、米軍は洗脳という技術を積極的に軍事活用しているのではないと思われる。というひとつの理由は、たとえば私が留学していた私立大学は、米軍から予算が多く出ている関係で、いわゆる米軍のエージェントの人たちが通学していて、私のように国籍がアメリカでない留学生と一緒に研究をしていた。加えて学内には、KGBのエージェントも在籍していた。これは私の大学に限ったことでなく、アメリカ社会の体質がオープンなのであって、よい意味でも悪い意味でも開けているのである。そのせいかベルリンの壁崩壊前に一度、学内の研究員に地元CIAから、学内におけるKGBの活動が活発なので、何か不審なことがあったらもよりのCIAに連絡してほしい、という警告書が配られたことがあったくらいだ。

 そういう玉石混淆の学問の世界では、洗脳をあからさまに研究すると、する側もされる側も非常に大きなリスクを負う。最悪の場合される側も命のリスクを負うが、する側も国家的なリスクを負う。

 洗脳分野の研究は、常に最新のテクノロジー、最新の実験結果を利用しなければならない世界である。そういった技術を、われわれ現役の大学にいる人間たちや、アルパネット(Arpanet 現在のインターネット)で繋がっていたわれわれの横のネットワークも含めて、一切知られずにやるというのは不可能なのだ。

 引用終わり

 

 

人間の心理は、事象に関して知識がないと、恐怖が生まれる構造になっている

 

 まともな論理と“カルト”の差を(前頭前野優位を維持したまま)見極めるためには、「知識」が必要です。米国CDCCenters for Disease Control and Prevention、疾病予防管理センター)の表現でいうと、それは「文脈情報」のこと。

 F-126:続・クライシスの本質 ~「一斉休校要請」と社会の反応を読み解く~ <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21664055.html

 

文脈情報とは、「関連する知的な情報(のかたまり)」のことです。それを苫米地博士は「ゲシュタルト」と表現されます。つまり

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

  ゲシュタルトなし →恐怖が生まれる →大脳辺縁系優位に陥る

  ゲシュタルトあり →恐怖が鎮まる →前頭前野優位を維持

 

 だから、知識を得て、どんどんゲシュタルト化する。それが「真の意味でなりたい自分になる」という決意をした次に行うこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 そのゲシュタルト化は、ゴール側からの新たな縁起づくりでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

L-236につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-184~:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410505.html

F-418~:私、うっちゃいました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431890.html

L-07220211月シークレットレクチャー -01;苫米地博士からのメッセージ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29405000.html

L-07320211月シークレットレクチャー -02;情報が書き換わると現実が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29431450.html

L-148202111月医療系研修会 -03;「ゴール側の世界(w1)の臨場感を維持し続ける」ための鍵

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33745283.html

 

洗脳原論

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 洗脳原論 eBook : 苫米地 英人: Kindleストア

 


 

このページのトップヘ