苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:自由

F-212:仕事楽しみですか? ~want toが非難される社会~ <前編:モチベーション・自由・ゴール>

 

 先日、興味深い出来事が報道されました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 東京 JR品川駅のコンコースに掲載されたメッセージ広告に対して「不快」「社畜回廊」「ディストピア」「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの批判が相次ぎ、わずか1日で取り下げることになったというもの(2021104日)。

人材育成などの事業を手掛ける広告主(アルファドライブ)は、広告を取り下げただけでなく、謝罪まで行いました。

 

 その広告とは


今日の仕事は楽しみですか。(広告)

アルファドライブHPに掲載されていた新聞広告ビジュアル

https://adnp.alphadrive.co.jp/news/20211006

 

 

この出来事を、前編(F-212)は「モチベーション・自由・ゴール」の観点で、中編(F-213)は「営業・マーケティング・ブランディング」の観点で考察します。後編(F-214)ではさらに踏み込み、社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案を行います。

 

前編:モチベーション・自由・ゴール

 

表示されたのは品川駅の通路にある44個のディスプレイ。数分間に一度、約15秒の短い間です。当日の駅の様子を撮影した動画を確認してみましたが、せわしい月曜日の出勤時間だったためか、広告を気にかけている人はほとんどいないように見えました。

 一体何が問題だったのでしょう?

 

 ところで、皆さんは「仕事楽しみですか?」と突然問われたら、どのように答えますか?

 

 私の答えは×~〇の間。質問者の意図により答えは異なります。縁起です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 詳しく説明いたします。まずは「仕事」の定義から。

おそらくほとんどすべての人の無意識は「仕事」と「お金を稼ぐこと」を紐づけているはずです。認知科学者 苫米地英人博士と出会う前の私もそうでした。

 まずは仕事(職業)とファイナンス活動をはっきりと区別してください。それがプロとアマを分ける1st.stepです。

 F-027~:プロとアマの違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268331.html

 

 仕事(職業)=役に立つ、社会に機能を提供する、役割を果たす

 ファイナンス=お金を稼ぐ=入りと出のコントロール(入>出)

 

 仕事とファイナンスを混同している質問者から「仕事楽しみですか?」と問われた場合の答えはNo。そのNoは「仕事は楽しみではない」という意味ではなく、「あなたが聞いているのはファイナンス活動であって、仕事ではない」という意味のNoです。

 (もちろん「ファイナンス活動は楽しくない」という意味でもありません)

 

 ここからは仕事(職業)の定義が「役に立つ」であることを前提に述べます。

 

 「仕事楽しみですか?」がモチベーションの話であれば、答えは〇~△。「want toか? have toか?」ということであれば、必ずwant toでしょう。現代の日本において、かつての奴隷に対するような強制労働は存在しません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 ですが、want toには容易にhave toが忍び込みます。楽しいはずの仕事がいつの間にか楽しく感じられなくなるのです。皆さんにもきっと心当たりがあるはず。

その場合、まずは身体の状態を確認してください。次いで心の状態。私はとくに「不安・恐怖(F)」「義務感(O)」「罪悪感(G)」に気をつけています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 先程、「現代の日本において、かつての奴隷に対するような強制労働は存在しません」と書きました。それは物理空間では事実といえますが、心の空間、すなわち情報空間においては必ずしも事実とはいえません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 バイオパワー(生権力)が働いているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 そもそも「want toか? have toか?」を判断するブリーフシステム自体が、他人(とくに親)の考えや社会の価値観で構築されています。時間でいえば過去です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 そこに本来の意味の自由はありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 自分の頭で考え自由意思で決断しているように思えても、そのほとんどが「無人運転」。よくて「自動運転」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 では、どうすればいいのでしょう?

 

 答えは、もちろん、ゴール設定。1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)現状の外に設定するゴールを探求し続けるのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

その過程で、過去の記憶ではなく未来側からすべてを認識することができるようになり(T)、シンの自由を手に入れ、100%want toで生きることができるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 ただし、その場合でも、「仕事楽しみですか?」に対する私の答えは〇~△。

 

 抽象度の高い次元では「つねに楽しみ」ですが、抽象度の低い次元(物理空間)でゴールを実装する場合には困難ばかりだから。もしも困難でなければ、ゴールは現状の中と考えるべきです。
 (注:現状の中のものをゴールとはいいません)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

コーチングを実践し続けるうちに「困難に立ち向かう挑戦自体が楽しい」と感じられるようになりますが、その場合にはゴールのバランスホイール間の調整に留意が必要です。「仕事ばかりで家庭が崩壊している」や「社会に貢献しているが心身が壊れている」とならないように。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 

 ゴールを人生のあらゆる領域に設定(&更新)し、ブリーフシステムを未来側から再構築して、自由と責任を意識に上げながら全力でバランスよく生きる(100%want to

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13958864.html

 

 それがコーチングマインドの実践だと思っています。

そのような状態の時に「仕事楽しみですか?」と問われたなら、答えは△のはず。「楽しみとも楽しみではないともいえる」「楽しみとはいえないが、楽しみではないわけでもない」という感じ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

なぜなら、もはや仕事は「あたりまえ」だから。

 (その意味はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

F-213につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 先程、「現代の日本において、かつての奴隷に対するような強制労働は存在しません」と書きました。それは物理空間では事実といえますが、心の空間、すなわち情報空間においては必ずしも事実とはいえません。バイオパワー(生権力)が働いているから

 

 しかし、そのバイオパワーは「新しい目覚めを迎える」ための大事なきっかけでもあります。詳しくはこちら↓

 F-208:マトリックス/Matrix -03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27063566.html

 

 

-関連記事-

F-031:「人間関係が嫌になった」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

F-211:研修医時代の思い出 ~自由な発想の教授からの“無茶振り”に学ぶ~

 

 先日、「毎回同じ話ばかりである」という御意見をいただき、コーチとして回答いたしました。「同じ話」にならないように気をつけながらw

 Q-215:毎回同じ話ばかりである

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27050392.html

 

 書きながらとくに意識に上げたのは、「抽象度」と「スコトーマ」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 抽象度(Levels of Abstraction)とは、「宇宙を情報量の大小でならべる軸」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そして、スコトーマ(Scotoma)とは、「心理的盲点」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 きっと「同じ話ばかり」が縁になったのでしょう、ブログ記事を書きあげた頃に研修医時代の夢を見ました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 私が最初に御世話になったT教授は、とても自由な先生です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 例えば、大学医局から民間病院に出向していた頃、非常勤勤務で来られた教授からドライブに誘われたことがあります。微妙な時間に(←マナーやルールに縛られない思考に驚嘆)。

発売されたばかりの初代プリウスを運転しながら、教授は「これからの時代はハイブリッドだよ。地球環境や未来のこともしっかり考える人間になりなさい」と教えてくださいました(←抽象度の高い思考に感動)。

ところが、しばらくして教授は車を乗り替えられました。アルファロメオに。もちろんガソリン車です(←自由自在な姿に感嘆)。

今思えば、いち早く「well to wheel」を考慮されたのかもしれません(←その可能性大)。

 S-02~:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/17563396.html

 

 そんな教授から、ある日、指令が下りました。

 

  20分間で糖尿病のすべてがわかる講義をせよ

 

 医局会で、先輩医師に対してです。

 

  えっ、なぜ私が? リハ科なのに...なぜ糖尿病? 20分で「すべて」って?

 

 そんな感じで多少うろたえましたが、イヤな気持はまったくありませんでした。教授の言動に押し付け(強制的動機付け)はなかったから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 おかげで創造的回避が働くことなく、100%want toで取り組むことができました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 試行錯誤するうちに、講義を2本立てで構成することを思いつきました。「思いっきりシンプルな話」と「最新情報」の2本立て。具体的には「血液中の糖が多い=臓器のエネルギー不足」といった病態の本質的な話と新たな糖尿病薬の薬理機序の説明です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 コーチの視点で述べると、前者が「抽象度を上げる」方向性、後者が「抽象度を下げる」方向性です。さらに拡張すると、前者がリーダー的な思考、後者がマネジメント的思考といえるはず。

 PM-06-17:仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 

 講義後、私は「『すべて』を語りつくしたぜ~」という達成感に包まれました。たった20分の出来事なのにw

 

 その理由は、抽象度の高い視点でパラダイムシフトを引き起こしたという確信と抽象度の低い視点(=専門性)で最新の情報を提供したという実感があったからだと思います。

 

 さらにいうと、情報宇宙の頂点である「空(くう)」から底面である「物理空間」までしっかりカバーしたという感覚だったのかもしれません。

 

 *情報宇宙(空間)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 *空(くう)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 残念ながら、講義後の教授のリアクションは覚えていません。“失敗”として記憶されなかったからだと思います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 最近見た夢の中では、講義後、教授は微笑んでおられました。

その微笑みを見た夢の中の私は、“自由な発想の教授”からの言語&非言語による働きかけによって「抽象度を自在にコントロールする感覚」を学んでいたことに気づきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 もちろん、それは「T」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

そして、それは四半世紀の時を超えた智慧の“教授”。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

その経験を縁に、あらためて私は“夢”の意味を考えました。

Q-213~:「ラベリングを夢の中でも行う」ことの意味

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414537.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 そして、スコトーマ(Scotoma)とは、「心理的盲点」のことです

 

 スコトーマは、もともとは医学用語(眼科)で、「盲点」のこと。

 目の仕組みをカメラに例えると、レンズキャップがまぶた、レンズが水晶体、しぼりが虹彩、そしてフィルムが網膜といえます。

 「目が見える」というのは「網膜に映った映像が脳に伝わり認識される」ということ。網膜には視細胞と呼ばれる細胞が並んでいます。その細胞が光を電気信号に変え、視神経(2番目の脳神経)を通って脳(後頭葉)に伝わります。

 片目に1億個以上あるといわれる視細胞は網膜全体にひろがっていますが、1か所だけまったく存在しない部分があります。視神経が網膜を貫く視神経乳頭と呼ばれる部分 それが「盲点」です。

 実際に「盲点」を体感すると、臨場感が上がります。下記ブログ記事でワークを紹介していますので、ぜひスコトーマ(盲点)を体験してください↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27105005.html

 

 

-追記2

「目が見える」というのは「網膜に映った映像が脳に伝わり認識される」ということ。網膜には視細胞と呼ばれる細胞が並んでいます。その細胞が光を電気信号に変え、視神経(2番目の脳神経)を通って脳(後頭葉)に伝わります

 

 人間においては、網膜からの情報が視神経(2番目の脳神経)を通って脳(後頭葉)に伝わるルートだけではないことが確認されています。直接、扁桃体に向かう別ルートが存在するのです。そう、扁桃体とは「ファイト・オア・フライト」に関係する場所。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 脳梗塞などの異常で視覚機能を失ったとしても、扁桃体で人の表情を判断することができます(blindsight)。人間の場合は。

 「無財の七施」中の「眼施(げんせ/がんせ:やさしいまなざし)」と「和顔施(わがんせ:和やかな明るい顔)」は、相手を「ファイト・オア・フライト」から救い出すための古からの智慧といえそうです。

 F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268334.html

 

  

-追記3

 試行錯誤するうちに、講義を2本立てで構成することを思いつきました。「思いっきりシンプルな話」と「最新情報」の2本立て

 

 昨日(20211021日)より「2021年度下期苫米地英人アカデミー」の募集が始まりました。今期は、なんと、「マスター・コーチ向けカリキュラムの解放」です!
 詳細はこちら(苫米地博士のメッセージを視聴することができます)↓

 https://maxpec.net/academy2021h2/

 

 今期も講師を務めさせていただきます。私の講義は「2本立て」...「シンプルさを追究した理論的な内容」と「実装のための具体的な話」です。さらに、その2つを統合した「1つのゲシュタルト(connect the dots)」として感じていただけるように取り組みます。Don’t think, feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

入門者にとっても、上級者にとっても、最高の講義となることを確信しています。超情報場でお会いしましょう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24204264.html

 

-関連記事-

PM-04-10~11:すでに始まっている医療に抽象度を取り入れる試み

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8292888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293064.html

PM-05-06:そもそも教育とは?-3-1)学習を促進する

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

F-020:研究はすべてに通じる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7554483.html

F-071~:「糖尿病リスク予測ツール」に思う

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_319922.html

F-201~:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413696.html

 

 

2021年度下期苫米地英人アカデミー

苫米地英人公式サイトから引用

苫米地英人公式サイト (hidetotomabechi.com)

 


F-209:マトリックス/Matrix -04Resurrections;慈悲的人類の進化>

 

 先日、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」という言葉を耳にしました。compassionしながら思いめぐらしていると、かつての“痛い記憶”がよみがえりました。昔の職場で経験した「だまし討ち」です。

明らかに違法でしかも病的な「だまし討ち」に加担した多くの職員の心理がわからないままだったのですが、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」を縁にある概念が思い浮かびました。

 

ストックホルム症候群

 それは「空間の圧倒的支配者になれば相手はその人にきわめて強い親近感を抱く」という人の認知特性のこと

 

ゲシュタルトを統合することで感じた現代社会が抱える問題とその解決法についてまとめます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

01<ストックホルム症候群>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26952285.html

 02Reloaded;現実を生みだすもの>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27012198.html

 03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27063566.html

 04Resurrections;慈悲的人類への進化>

 

映画マトリックスシリーズの3作目「The Matrix Revolutions」は2作目と同じ年に連続公開されました(200311月)。現実世界とマトリックスの境界が不明瞭になっていく理由が当時は理解できませんでしたが、今ではクリアです。超情報場仮説(理論)を学んでいるから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 そもそも脳と心も現実世界とマトリックスも同じもの。「脳と心」「現実世界とマトリックス」で一語です。

 Q-144~191019/20 鹿児島セミナーレポート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400287.html

 

 一方で未だによくわからないことがあります。なぜタイトルは「Revolutions」と複数形になっているのでしょう?

 

 

 苫米地式認定コーチとなって7年目に入りました。

徐々にコーチとしての活動が多くなっていますが、改めて実感していることがあります。それは「誰もが心に傷を負っている」ことと「心の傷がマインド(脳と心)への関心を高めている」こと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10114934.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523096.html

 

 自我の定義(部分関数、評価関数)を考えると、その理由は瞭然。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 私たちは必ず「他との関係性」により存在しています(部分関数)。縁起です。関係性が変わると自我は必ず変わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 「関係性が変わる」を違う表現で表すと「重要度が変わる」(評価関数)。重要度が変わるとRAS&スコトーマが変化し、それまでとはまったく違う世界を認識するようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その重要度は、通常、情動を伴った体験の記憶と抽象化された情報の記憶でつくられています(ブリーフシステム)。その記憶とは“失敗”のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 映画「マトリックス/The Matrix」で描かれた世界と同じように、私たちは失敗により生みだされた “Matrix”に閉じ込められています。そうとは知らずに。

 “Matrix”を生みだすのは本人のブリーフシステムです。

しかし、そのシステム自体が他人や社会の価値観で構築されているのですから(しかも過去)、そこに自由はありません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

「心に傷を負う」なんらかの経験は、もちろん辛いことではありますが、自身を閉じ込めている“Matrix”に気づくための重要な機会でもあります。そもそもクライシス(crisis、危機)とは「転換点」のことです。

F-035:クライシス(危機)の本質

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

 

 まずは“Matrix”に気づく。次に“最大の強さの源である希望”を胸に膨らませながら何かを選択する。そして、自由と責任とともにやり遂げる(“Because I choose to”)

 

 「何かを選択」とは「ゴール設定」のこと。1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)現状の外に設定する「何か」がゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

そのゴールによりevolutionがおこり、revolutionが実現します。その過程は作られた“Matrix”からの脱却であり、無限の可能性を秘めた新たな“Matrix”の創造です。

 さらに、そのevolutionrevolutionは、やがてまわりを書き換えていきます。「まわり」とは縁ある人々のこと。その一人ひとりにマインド(脳と心)があり、しかも同調し合うから(ホメオスタシス同調)。

だから「Revolutions」なのだろう そのように私は理解しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 さらには、その「Revolutions」は、社会全体が「ストックホルム症候群」に陥っているかのような“閉塞した共有システム(=Matrix)”を生みだしてしまった人類にとっての「復活(Resurrections)」のきっかけになっていくのでしょう。

 

 …2か月後に公開される18年ぶりの新作タイトルが「The Matrix Resurrections」であることを知り、そのようなイメージに包まれています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 先日、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」という言葉を耳にしました。「わかってくれない」は「転換点」です。

その場合のチェックポイントは、

    自分自身の意図を本当に理解しているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9672735.html

    お互いのゴールははっきりしているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

    ゴールを共有しているか(LUB)?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445754.html

    エフィカシーが下がっていないか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

    コンフォートゾーンをはずれていないか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

    エンドステート、アサンプション(アップデート)、COAを共有しているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

    不完全性をしっかり理解しているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

    自責か(責任転嫁していないか)?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22669112.html

    臨場感は十分か?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

    抽象度のコントロールはできているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

    中観か?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

こんな感じ。

 

最後に認知科学者 苫米地英人博士の著書「近未来のブッダ 21世紀を導くリーダーの鉄則」(サンガ)から引用します。上記チェックポイントを確認した後、さらに皆さん自身のThe MatrixReloadedRevolutionsResurrectionsをイメージしながらお読みください。

 

慈悲的人類のリーダーに!

 さあ、いつでも「一緒に幸せになりましょう」の精神で、一人でも多くの人に、少しでもとびきりの「嬉しい・楽しい・気持ちいい・清々しい・誇らしい」という感情を届けましょう。そのために必要なものは、相手が困っていること、悩んでいることへの理解と、現代的知識と高いIQによる解決力です。

 そして見事に相手にとびきりの「嬉しい・楽しい・気持ちいい・清々しい・誇らしい」をもたらせられたら、自分もそれを共有します。うまくできれば、宝くじに当たったような幸福感に満たされ、少々のことでは疲れないバイタリティを実感でき、そのパワーで次々と人々の問題解決にあたっていけるでしょう。

 しかし、その幸福感を求めてやっているのではありません。そこは必ず自己チェックを怠らずに行動します。そして、いつでも一生懸命、できるだけのことをやったら、結果は気にしないで前に進み続けます。

 そんな慈悲の生き方を、今日からともに実践しましょう。

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 もうひとつ、「近未来のブッダ」から引用します。

 今度は人類全体のThe MatrixReloadedRevolutionsResurrectionsをイメージしながらお読みください。

 

慈悲的人類の進化

現代は、何度も言う通り、情報空間に価値観が移っている時代です。町一番の力自慢がモテるのではなく、高学歴の人やお金持ちがモテたり、舞台俳優よりユーチューバーがモテはやされたり、とにかく人間という種としての進化も淘汰も、その舞台は情報空間にあります。

 すると、教育が行き届いたこの世の中で慈悲的な人間が育っていき、そのうちその子が自らの子どもを持ち、次世代を育てるようになっていったとき、世代間で受け継がれていく情報空間の価値が、種としての進化を担っていくと考えられます。

 どういうことかというと、「より金持ち」とか「より権力」とかいう間違った方向に向かう危険性もありますが、うまくいけば、社会的に慈悲により根差した家族関係や人間関係が世代間伝達を繰り返して、そのうち当たり前になっていって、慈悲が広く社会に浸透するかもしれないのです。慈悲がもはや自然に次の世代の情報空間の刷り込まれた価値になって定着する可能性が大いにあるわけです。

 生まれながらに慈悲が当たり前に思える世代が出てくる可能性もあれば、そしてそれが続いていけば、現代ではまず存在し得ない慈悲深い人が、誕生時からそういう存在で現れる可能性さえあります。

 そういう観点からすると、慈悲は新しい人類がもともと持っているべき遺伝的素質になり得るのです。なんといっても、情報空間の価値が刷り込まれていく時代なのですから。

 一方で、どこのだれよりもお金を稼ぐのが上手とか、嘘をつくのが上手といったような、逆向きの進化というか退化もあり得ます。ですから、これからの時代、慈悲はますます人類にとって大事なものになるのです。

 ぜひ、新人類・慈悲的人間のリーダーに、この本と私の考えに共感するあなたがなっていってください。

 

 

-追記2

 待望の新作「The Matrix Resurrections」は20211222日(米国時間)に公開されます。予告編はこちら↓

 「マトリックス レザレクションズ」公式サイト

 『マトリックス レザレクションズ』公式サイト|12月全世界公開 (warnerbros.co.jp)

 

 謎だらけの予告編で流れている曲は「White Rabbit」。米国のバンド ジェファーソン・エアプレイン(Jefferson Airplane)が、ルイス・キャロル(Lewis Carroll1832~1898年)の「不思議の国のアリス(Alice’s Adventures in Wonderland)」を題材に歌った曲です。

余談ですが、ジェファーソン・エアプレインは後にスターシップ(Starship)と改名し、ヒット曲を連発します。「シスコはロックシティ(We Built This City)」「セーラ(Sara)」「愛は止まらない(Nothing’s Gonna Stop Us Now)」など、私と同世代以上の方々は必ず聞いたことがあるはず。

 

 予告編で流れる「White Rabbit」は、ラナ・ウォシャウスキー監督自ら選曲したものだそう。ならば、そこには大きなヒントが隠されているはず。

さて、一体どのようなResurrectionsが描かれるのでしょう?

 

  One pill makes you larger.

  And one pill makes you small.

  And the ones that mother gives you.

  Don’t do anything at all.

  Go ask Alice.

  When she’s ten feet tall.

 

 

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F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

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2021年度セミナー予定はこちら↓

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 第6回目は20211024日(日)開催。テーマは「レジリエンス&トリアージ」です。詳細はこちらから↓

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近未来のブッダ


 

F-208:マトリックス/Matrix -03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 

 先日、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」という言葉を耳にしました。compassionしながら思いめぐらしていると、かつての“痛い記憶”がよみがえりました。昔の職場で経験した「だまし討ち」です。

明らかに違法でしかも病的な「だまし討ち」に加担した多くの職員の心理がわからないままだったのですが、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」を縁にある概念が思い浮かびました。

 

ストックホルム症候群

 それは「空間の圧倒的支配者になれば相手はその人にきわめて強い親近感を抱く」という人の認知特性のこと

 

ゲシュタルトを統合することで感じた現代社会が抱える問題とその解決法についてまとめます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

01<ストックホルム症候群>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26952285.html

 02Reloaded;現実を生みだすもの>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27012198.html

 03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 

 反対に言うと、ゴールを設定し、エフィカシーを高めれば、新たな現実を生きることができます。現実、そして人生のreloadです。そのためにコーチングがあり、コーチが存在しています。

今すぐゴールを設定してください。その先にはevolutionがあり、さらにはrevolutionがあります。

 

 ところで、「evolution」と「revolution」の違いをご存じですか?

 ともに「回転する(turn)」という意味の「volve」を語源にしているそうです。

 

 「evolution」の接頭語「eex)」は「out」のこと。「まわりまわって外に出る」というのがもともとの意味だそう。それをコーチングに当てはめると「“現状の外”へのゴール設定」といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 さらに遡るとラテン語の動詞「evolvere」に由来し、巻物のような書物をまわしてひろげるという意味だそう。発生学において「受精卵から展開して成体が作られること」を指し、一般には「展開」「発展」「進展」「発生」の意味で使われていたそうです。その後、生物学において個体の発生と生物の進化との類似性が注目され「進化はある一定の方向に発展する」と考えられるようになり、進化の意味でevolutionが使われるようになったそうです。


 一方、「revolution」の接頭語「re」は「again」のこと。古くから天体の回転運動を示す言葉として使用されていたそうです。16世紀に地動説を唱えたニコラウス・コペルニクス(Nicolaus Copernicus1473~1543年)の論文タイトルの英訳が「On the Revolutions of the Heavenly Spheres(天球の回転について)」。その頃は純粋に天文用語だったのが、後に政治体制の突然の変革という意味で使わるようになっていったそうです。

 「天動説から地動説へのパラダイムシフト」と「革命」という語感を踏まえると、「revolution」は「ゲシュタルト同士を組み合わせて(connect the dots)、まったく新しいゲシュタルトを創造すること」といえそうです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 それはより高い抽象度次元へ上がること。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ゴール設定のポイントと関連していうと、それは「自分中心を捨てる」に相当します。自分(自我)とは、つまるところ関係のこと。縁起です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

宇宙中にひろがっていくその縁起のネットワーク(部分関数としての自我)をどんどんひろげていくことが「自分中心を捨てる」ことでありrevolution

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 まとめると、“現状の外”へゴールを設定し(evolution)、自分中心を捨てながら抽象度の階梯を上がっていく(revolution

 

 ところが、それは簡単なことではありません。「脳の呪縛」が存在するから。

ゴール設定のポイントでいうと1番目のポイント「心から望むもの」 じつは、それがとても厄介なのです。

詳しくは「ブリーフシステム」「スコトーマ」「RAS(網様体賦活系)」「時間の流れ」を確認の上、「F-089~:無人運転と自動運転の違い」をお読みください。

PM-02-03:ブリーフシステム

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

PM-02-04:スコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

PM-02-05RAS(網様体賦活系)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

PM-02-18:時間の流れ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

F-189~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 初回(F-206)の「ストックホルム症候群」も「脳の呪縛」により生みだされるものです。

 その「脳の呪縛」について、私の師である認知科学者 苫米地英人博士は、「脳のレベルでもバイオパワーが働いている」「人類はもともと『人から見られているかもしれない』と感じる脳を持って生まれてきた」と述べられています。そして、それは「良心である」とも。

 *バイオパワー(生権力)はこちら↓

 F-061~:バイオパワー(生権力)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 以下、博士の「脳の呪縛を解く方法」(KADOKAWA)から引用します。

 

脳のバイオパワーを利用する方法

 (前略)

 正義があり、それに合致すると報酬系が働き、心地よく感じるためにそれに従って行動してしまう。あるいは逆に、それから外れると報酬系が逆向きに働き、気分が悪いからそういう行動をしない。私たちはそれを、バイオパワーと呼ぶわけです。

 人間は、このバイオパワーによって最終的には自分で自分を縛っています。

 それは、いわば良心です。そして、その良心の出所は、人間が生得的に持っている、「本当に自分を見ている眼がある」という感覚でしょう。

 社会の中で期待される言語を右脳言語野が導いたとき、おそらく人間は新しい目覚めを迎えるはずです。それは、そんなに遠いことではありません。

 権力のバイオパワーに取り込まれることなく、自分を客観的に見つめ、その時を待つことは、かつて私たちが経験したことのないほど大切で重要なことになった、そう考えなくてはならないのです。

 引用終わり

 

 「“現状の外”へゴールを設定し(evolution)、自分中心を捨てながら抽象度の階梯を上がっていく(revolution)」を苫米地理論を用いてさらに追究していくと、「社会の中で期待される言語を右脳言語野が導く」がevolution、そして「新しい目覚め」がrevolutionといえるはず。

 

 evolution=社会の中で期待される言語を右脳言語野が導くこと­=“現状の外”へのゴール設定

 revolution=新しい目覚め=自分中心を捨てながら抽象度の階梯を上がっていくこと

 

そのように私は理解しています。

 

F-209につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 「このような監獄のような世界でどうすれば自由に生きられるか?」という問いに対して、苫米地博士は「『経済的な問題から自由になる』ことが一番簡単」と話されます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そのためのポイントとして、前回(F-207、追記1)、「情報を受けとるときは、まずはお金に対する意識を消すこと」を紹介しました。これはinputの話。トゥールミンロジックでいうならケースサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

今回はoutputのポイントを御紹介します(プランサイド)。博士は「『起業で思いっきりお金を稼ぐ』と『既存の経済システムから降りてしまう』という方法がある」と述べられています。さらに

以下、再度「脳の呪縛を解く方法」から引用します。

 

社会ムーブメントのリーダーになる

 既存の経済システムから降りるのでもなく、かといって、既存の経済システムに全体重を載せない生き方というのもあります。

 若い読者は知らないかもしれませんが、CW・ニコルというイギリス生まれの作家兼冒険家のナチュラリストがいます。

 彼は技官として勤めていたカナダ政府を70年代後半に退職し、本格的に日本で暮らすようになりました。それ以来、著作活動に入り、日本国籍を取得し、その後のナチュラリストブームに乗って、有名になっていきます。

 

 彼がやってきた当時の日本では、自然保護の機運が徐々に高まり始めていました。もちろんヨーロッパやアメリカはすでに自然保護活動が盛んでしたから、ニコル氏が「日本にはやるべきことが山ほどある」と考えたことは容易に想像がつきます。その当時、ニコル氏のような人を受け入れる環境が、日本社会にも整いつつあったということです。

 つまり、ニコル氏のケースが教えてくれる方法は、先進国から発展途上国に活動の場を移し、進んだ国が経験したことを遅れた国の問題解決に生かし、自分が社会ムーブメントのリーダーになるということです。

 

 中国がすでに深刻な環境問題を抱えているように、これからアジア諸国は、開発発展の負の側面にもスポットが当てられるようになります。

 環境問題だけではありません。

 日本が経験したあらゆる社会の矛盾を、間もなくアジアの諸国も抱えるようになるわけです。その問題の解決に手を貸したいという日本人を、それぞれの国の知識人は暖かく迎え入れてくれるでしょう。

 社会の改革や改善に強い関心を持つ人ならニコル氏の方法を真似るのは手です。

 現地でビジネスを成功させるのは並大抵のことではありませんが、社会ムーブメントならいくらでも参入の余地があるからです。

 日本にいるときのような快適な生活はできないかもしれませんが、既存の経済システムから、かなりの部分、離れることができるでしょう。

 以上が、私が考える経済的な自由を獲得する方法です。

 

 

-追記2

映画マトリックスシリーズの3作目「The Matrix Revolutions」は2作目と同じ年に連続公開されました(200311月)。現実世界とマトリックスの境界が不明瞭になっていく演出が当時は理解できませんでしたが、今ではとてもクリアです。超情報場仮説(理論)を学んでいるから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 一方で未だによくわからないことがあります。なぜタイトルは「Revolutions」と複数形になっているのでしょう?

 (続きは次回に)

 

 SmithWhy, Mr. Anderson, why? Why, do you do it? Why, why get up? Why keep fighting?  You must be able to see it, Mr. Anderson, you must know it by now! You can’t win, it’s pointless to keep fighting. Why, Mr. Anderson, why, why do you persist.

 

 NeoBecause I choose to.

   そうすると決めたからさ

 

 

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Q-210~:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか?

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F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

 

 苫米地式認定コーチとして、講演・講義や研修・セミナーと並行して、パーソナルコーチングを行っています。私のセッションは140分です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25494172.html

 

 最初は30分ではじめましたが、思考錯誤する間に40分に落ち着きました。ウォーミングアップ5分+コーチング30分+クーリングダウン5分という感じ。

 

 その「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」について、私の中のイメージを言語化します。

 

 

コーチとして考える「ウォーミングアップ」とは、「抽象度をさらに引き上げること(そのためのモードづくり)」。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

抽象度を軸とした宇宙の頂点(T)は「空(くう)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

よって、ウォーミングアップの体感は「シンプルになるたびにスッキリし、ますますクリアになっていく」という感じ。その時感じる熱(warming)の正体は“情報場のエネルギー”と理解しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20276623.html

 

 

 話しが少しそれますが、「ウォーミングアップ」や「クーリングダウン」のためにとても大切なことがあります(もちろんコーチングにも)。それは「心身ともしっかりリラックスしている」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14830941.html

 

情報空間の心も、その底面(物理空間)への写像である身体も、しっかり緩んでるからこそ情報場の移動が可能になります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

だから、CoacH Tとして行う半年間のセッションの初回は、必ず30分間のヒーリングからはじめています。今後、いかなる時もリラックスできるように、徹底してワークを行います(少なくとも半年の間は24時間続けてもらいますw)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

 

少しだけ秘密を話すと、最初に行うのは逆腹式呼吸です。呼吸によってRをゆらがしながら、「心」と「体」を統合していきます。「『心と体』で一つ」というように。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 

話を「ウォーミングアップ」に戻しましょう。

「ウォーミングアップ」とは「抽象度をさらに引き上げること(そのためのモードづくり)」。脳でいえば、もちろん、「ファイト・オア・フライト」と呼ばれる動物的な大脳辺縁系優位ではなく、人間的な前頭前野優位を維持している状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 その前頭前野優位は、「情動のコントロール」を可能にします。

 S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

 

 私の「ウォーミングアップ」では、(前頭前野優位を維持しながら)まずは背外側野を十分に活性化させていきます。シンプルに表現すると「論理脳の覚醒」です。

 S-01~:よりよい“議論”のために(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11613757.html

 

 そして、(前頭前野)内側部の発火。「超論理脳の覚醒」です。

 S-02-11:アインシュタインの“直観”の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18911304.html

 S-02-12:“超論理”を表現する言葉

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19021726.html

 

 その前頭前野内側部での超論理空間へのアクセスを経て、私たちは自由になることができます。「自らに由る」という自由です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 すると、文字どおり「自由自在」に情報場を操作することができるようになります。今までスコトーマに隠れていた“現状の外”に次々とゴールを見いだし、過去の記憶でつくられたこれまでのブリーフをどんどん書き換えていくことができます。ゴールを達成した未来側から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 情報場を正しく自由自在に見て、臨場感を高めながら、望み(ゴール)どおりに書き換えていく

 

 それがコーチング中にクライアントの中で起こる出来事です。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

コーチングセッションの最後は「クーリングダウン」。

コーチとして考える「クーリングダウン」とは、「抽象度を下げて実装すること(そのためのモードづくり)」です。

 

次のセッションまでの間を“無我夢中”で挑み楽しめるように、あらためて心身を整えていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

高い情報次元で構築(再構築)した臨場感豊かなイメージ(I×V)を情報空間の底面(物理空間)で実現する取り組み(R)は、決して簡単なことではありません。うまくいかないこともたくさんあります。いえ、うまくいかないことばかりでしょう。

ゴールはそもそも“現状の外”にあり、すべてが挑戦だから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

たとえ“失敗”に終わったとしても(終わったように思えても)、その取り組み自体に意味があります。

 (私自身の“失敗”はこちら↓)

 PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 なぜなら、挑戦の間にスピリチュアルペインを克服し、身体的に、心理・精神的に、そして社会的に、ますます“健康”になっていくから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24642277.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 

 WHOの定義する“健康”とは、“幸福(well-being)”のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 

 個人の“健康=幸福(wellbeing)”は、縁起空間にひろがりながら、まわりを“幸福(well-being)”に書き換えていきます。ホメオスタシス同調によって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そして、その豊かさの連鎖が、全体をますます“幸福(well-being)”に書き換えていきます。それが情報空間にまでホメオスタシスが働く人間の、そしてその人間が織りなす社会の理です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268334.html

 

 その先に待つのが“無敵”。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

 抽象度を上がり続ける「ウォーミングアップ」と実装のための「クーリングダウン」

 

 コーチングセッションを重ねるうちにその両方を並行して行う感覚が身につくと、「空」を体感しながら全力で「仮」に挑む日々が“あたりまえ”に変わっていきます。すべて自身のマインドで生みだしているということを理解し、だからこそ望みどおりに生きているという“あたりまえ”。それは中観の実践です。

その時、マインドはどこまでも自由で、フェアで、平和

 

 そんなイメージ(I)を臨場感豊かに感じながら(V)、私はコーチング(&ヒーリング)を行っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408953.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

その時、マインドはどこまでも自由で、フェアで、平和

 そんなイメージを臨場感豊かに感じながら、私はコーチング(&ヒーリング)を行っています

 

 私の「内平外成」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16379886.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16541640.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

 

-追記2

 コーチングについて、下記ブログ記事で確認してください(3コースあります)↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25494172.html

 

 

-追記3

 「空(くう)」について、認知科学者 苫米地英人博士の論文をどうぞ↓

 「空」を定義する ~現代分析哲学とメタ数理的アプローチ

 http://tomabechi.jp/EmptinessJapanese.pdf

 

 

「空」を定義する-1(苫米地英人博士、2011.11.06)

苫米地英人博士のブログから引用

http://tomabechi.jp/

 

 



Q-197前代未聞の国会愚弄事件をなぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか? クズ政府の他責にせず自己責任なのでしょうか?

 

 過去の記事(F-190)に関連して御意見をいただきました。ありがとうございます。

 F-190:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです <中編;リーダー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25988048.html

 

 いただいた御意見・御質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えてあります)

 

Q国政の最高責任者が国権の最高機関で118回にわたり虚偽答弁を行っていたことが明らかになりました。前代未聞の国会愚弄事件を、なぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか?

どこかの大学教授の言葉ですが、「今だけ 金だけ 自分だけ」と言う抽象度の低い思考の人を自分は、これまた首都大学東京の社会学者である宮台真司さんの言葉ですが、「クズ」と呼んでます。クズ政府の他責にせず自己責任なのでしょうか?

 

 A:まずは最初の質問から。

衆参両院の憲法審査会の対応についてシンプルに考えると、「そもそも問題と認識しなかった」「問題と判断できなかった」「問題と判断したが、行動(解決)しなかった」「問題と判断したが、行動(解決)できなかった」の4パターン。

 問題がケースサイド、行動(解決)がプランサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 ケースサイドには2つのポイントがあります。問題の影響に関する「ハーム(問題性)」とその本質的な原因を明らかにする「インヘレンシー(内因性)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808495.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 ちなみに私はコーチとして(医師としても)、インヘレンシーを強く意識しています。それを突き詰めることは、これまでのブリーフを明らかにし、“現状の外”にゴールを見いだすきっかけになるからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 プランサイドにもポイントが2つあります。不利益を検討する「ディスアドバンテージ」と解決能力の評価「ソルベンシー」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935916.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935992.html

 

 その4つポイントについて論陣を張って行うのがディベート。現代ディベート論理は「トゥールミンロジック」と呼ばれています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

その目的は「最短時間で最適解を見つけること」。そして、「論理的思考を徹底的に極めることで、論理という系の外に出て自由になること」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 いただいた「なぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか?」に対する私の答えは「自由がないから(自由でないから)」。それは論理的思考を放棄した原因であり、結果でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 私は、行政・立法・司法から、そして日本国民から自由を奪い取るという暴挙は、「118回にわたり虚偽答弁を行った国政の最高責任者」の“ある行為”によって完遂したと思っています。その“行為”とは、20147月の政治主導による憲法解釈変更。

 詳細は割愛しますが、ディベートでいうと「クリティーク(Kritik)」。前提そのものがおかしいといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076426.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html


  

 「自由がない(自由でない)」という問題(課題)に対する私の解決策は「抽象度を上げる」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そのためにコーチングが大いに役立ちます。1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)“現状の外”にゴールを設定し、「ゴール達成能力の自己評価」であるエフィカシーを高めながら“気楽”に過ごすうちに、自然と抽象度が上がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 だから、コーチングを学び、実践しよう!

 

 

 ただし、その時にある“心がまえ”が必須。それが「他責にせず自己責任」です。

 下記のブログ記事に詳しくまとめました。とくに「05:自責の意味」はぜひ確認してください。認知科学者 苫米地英人博士の「責任」の定義を引用しています。

 S-04:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

 次に私からのアドバイス。

 他人を「クズ」呼ばわりすることはコーチング実践者らしくありません。倫理的な観点からももちろんですが、なによりエフィカシーを下げてしまうから。あなた自身のエフィカシーもです。なぜだかわかりますよね?

 (不明瞭な場合はこちら↓ 早速ワークに取り組んでください)

 Q-195:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか? Vol.4;脳の呪縛を解き放つ(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25645972.html

 

 苫米地博士に学び、コーチングを実践する者の機能・役割は「ハイエフィカシーなカルチャーを実現する」こと。それがコーチのミッションです。コーチに「クズ」は似合いませんよ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26062728.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 私は、行政・立法・司法から、そして日本国民から自由を奪い取るという暴挙は、「118回にわたり虚偽答弁を行った国政の最高責任者」の“ある行為”によって完遂したと思っています。その“行為”とは、20147月の政治主導による憲法解釈変更です

 

 その時、私は、映画「STAR WARS」のあるセリフを思い出しました。EpisodeⅢにおけるパドメ・アミダラの言葉です。

 

 これで自由は死んだわ。万雷の拍手の中で

 So this is how liberty dies, with thunderous applause.

 

 

-追記2

 関連した話題を。

菅首相の肝いりで2021517日から「大規模接種センター」における新型コロナワクチンweb予約が始まりました(65歳以上対象)。ところが初日に予約システムの重大な欠陥が判明。「デタラメな接種券番号」や「65歳未満の生年月日」を入力しても予約がとれることを検証した3社(AERA dot.、毎日新聞、日経クロステック)がその事実を報道しました。

それらの報道に対して、岸信夫防衛大臣が「本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪い、貴重なワクチンそのものが無駄になりかねない極めて悪質な行為」と抗議。さらに実兄である安倍晋三前首相も「朝日、毎日は極めて悪質な妨害愉快犯と言える。防衛省の抗議に両社がどう答えるか注目」と追随しました(両人ともなぜか日経には触れず)。

 「接種機会を奪う本当の原因は何か?」を考察し(ケースサイド)、 「ワクチンが無駄になりかねない状況を改善するにはどうすればいいか?」を考え実行すること(プランサイド)が論理的対応です。その上で、主権者である国民にしっかり説明することが政治家の責任。大臣や前首相ならなおさらです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

 

 

-追記3

 もうひとつ関連した話題を。

 「バラいろダンディ」(2021531日)に出演された苫米地博士は、「差別のない世界を作らねば日本は終わる」ことを論理的に解説されました。下記リンクで視聴できます↓

 https://t.co/Mkeib2FA3H?amp=1

 

 


Q-195:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか? Vol.4;脳の呪縛を解き放つ(ワーク付き)

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

抜粋した下記部分について、4回に分けて回答しています。今回が最終回です

(プライバシーに配慮し、変更を加えてあります)

 

 Q:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?

 

 Vol.1;抽象度&ゴール

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25534400.html

 Vol.2;不完全性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25582843.html

 Vol.3;マインドを100%活用するという覚悟(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25604736.html

 Vol.4;脳の呪縛を解き放つ(ワーク付き)

 

A:前回(Q-194)、私は「マインドを現状維持や責任回避のために使うのではなく、未来創造や自由のために100%活用するという覚悟さえあれば、コーチングを受ける(実践する)資格があります」と書き、ワークを提示しました。

そのワークとは、「コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?』という質問が内包する課題(case)とその解決策(plan)を見つける(感じる)」というもの。

いかがだったでしょうか?

 

 では、私の答えを。まずは課題(case)から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 前回のポイントをまとめると、

・ゴールがあり、その達成を確信している者にとって(エフィカシー)、目の前の全ての事象はゴール達成のための大切な縁起。すべて「T

・「すべてを『T』にする心意気」が「コーチングマインド」であり「自由」。その「自由」には必ず責任が伴う

・多くのケースにおいて、「自由」や「コーチングマインド」を放棄した人が、責任回避や自己正当化のために批判を連発しているように感じられる。それは単なるドリームキリングよりも重い心の叫びに思える

です。 

 

 「責任回避や自己正当化のために批判を連発する」ことは、課題(case)をあえてスコトーマに隠す行為といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それは問題の本質から目を背けることであり、無意識が思いっきり現状を肯定している状態です。「批判を連発する」ことがコンフォートゾーン(CZ)化しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そんなCZに浸りながら他人を批判し続ける生き方は、じつは、とても楽な生き方といえます。思考する必要がないのだから。他人を叩き、悪口をいいながら、心の奥底では幸せを感じているはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 苫米地博士は、そんな生き方を「奴隷の生き方」、そんな幸せを「奴隷の幸せ」と表現されます。

奴隷とは「権力が用意したパノプティコンとバイオパワー(Bio-power、生権力)に従う者」のこと。それなのに本当の幸せを見いだせるはずがありません。だから、ますます他を攻撃してしまうのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 そんな「奴隷」に対して、自分が生みだしたバイオパワーに従って生きるのが「自由」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 コーチングでいうと、バイオパワーを自分で生みだす行為、すなわち自由のはじまりがゴール設定といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

自身の自由意思で 1)100%want toで、2)自分中心を捨て、3)“現状の外”に バイオパワーを生みだす = ゴール設定

 

そのバイオパワー(= ゴール側の自分)にのみ従うことで得られる喜びは、究極の“幸福(well-being)”といえます。

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 私が「コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?」という御質問(及びその背後にある意図)に感じた課題(case)とは、「『マインドを使うこと』や『自由』に対する迷い」と「『ゴール(設定)』に関する認識不足」です。シンプルに言い直すとhave toが紛れ込んでいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 それは失敗の記憶に紐づく不安や恐怖によるブレーキのあらわれかもしれませんし(「私にはできない」)、例えば「常識」といった社会の価値観によるリミッターの発動かもしれません(「そんなことは許されない」)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 いずれにせよ、エフィカシーが不当に下がっている「あなたらしくない」状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

したがって、「『マインドを使うこと』『自由』『ゴール(設定)』に対する迷いや認識不足」という課題(case)に対しての最初の対策(plan)は「エフィカシーを上げること」。それは権力者が仕掛けたバイオパワーから逃れる秘訣でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 最後に、苫米地博士の著書「脳の呪縛を解く方法」(KADOKAWA)を使ったワークを御紹介します。

 

 

 <脳の呪縛を解き放つワーク>

1.      下記引用文を、まるで博士からコーチングセッションを受けているような臨場感で読む

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22463920.html

2.      「今すぐやるべきこと(←もちろんwant to!)」を感じる

3.      「やるべきこと(←want to !!)」を実際に行う

*「やるべきこと」はエンドステートです↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

4.      言い訳(創造的回避)がでてきたら「私らしくない」、自然に行動できたら「私らしい」とセルフトーク

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

5.      行動中に浮かんだイメージを五感で感じる(word/picture/emotion

6.      その体感を新たなゴールに落とし込む(注ぎ込む)

7.      ゴール側からすべてを認識・理解・評価・判断する(ラベリング)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 

 (それではワークを楽しんでくださいw↓)

 バイオパワーから逃れる方法②-エフィカシーを上げる

 

 また、ネットで展開されるネガティブな世界から物理的に離れるのもいい方法です。これは良い効果をもたらします。

 コーチング的にいえば、悪口はエフィカシーを下げてしまいます。

 エフィカシーとは、「自己のゴール達成能力の自己評価」のことです。

 「私は、すごい人間だ」と自分自身のことを感じるエフィカシーの高い人は、黙っていても自然にゴールを達成してしまいます。

 

 このゴール達成のメカニズムは、私の別の著作を読んでいただけるとわかると思いますが、ゴール達成や自己実現ができるかどうかは、すべて「その人のエフィカシーがどれだけ高いか」という一点にかかっています。

 悪口や皮肉がなぜ口を衝いて出るかというと、その人のエフィカシーが低いからです。自己評価が高ければ、他人のすることにわざわざ悪口をいおうなどとは考えません。悪口を投げかける相手のことを、自分と同レベルだと認識しているから、そういう考えが浮かんでくるわけです。

 人間は面白いもので、自分が悪口をいわないとしても、誰かが発する悪口やネガティブな意見を聞くだけでエフィカシーが下がります。嘘だと思うなら、悪口ばかりいう知り合いの話に、束の間でもつきあってみたらいいでしょう。うんざりして、何かをしようとする意欲がすっかり萎えてしまうはずです。これがエフィカシーの下がった状態です。

 

 ネット上で展開される悪口やネガティブな意見についても、同じことがいえます。それを面白いと感じて追いかける人がいるかもしれませんが、そのときみなさんのエフィカシーは、確実に下がっています。

 それを物理的に遠ざけることは、権力のバイオパワーから逃れる意味でも、賢明なやり方です。

 

 

実際に行動しているうちにエフィカシーが上がり、上がったエフィカシーによりスコトーマが外れ、“現状の外”に新たなゴールを見つけることができるようになります。そのプロセスで「脳の呪縛」が解けていくはずです。ここまで読んでくださった皆さんなら必ずできます。

そしてその時、「コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?」という疑問はすっかり解消しているでしょう。エフィカシーが上がり、呪縛が解けたから。

 

 それは抽象度が上がること。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 それは自由。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そして、それは人間形成の階梯を上がるということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 次は、皆さんと縁ある人々のエフィカシーを引き上げ、呪縛を解いてあげてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

マインドの使い方をマスターし、まわりにひろげている皆さんは、「マインドを使える人」は“うまく使える”ように、「マインドを使えない人」は“使える”ように導くよきコーチとなっています。「布施」を体現しているコーチ(&ヒーラー)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11142143.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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-告知-

 今年度(2021年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 (セミナー予定はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第1回目は2021425日(日)開催。テーマは「スコトーマ」「ゴール」「エフィカシー」です。

 (詳細はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25523198.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

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Q-194:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか? Vol.3;マインドを100%活用するという覚悟(ワーク付き)

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

抜粋した下記部分について、4回に分けて回答いたします。

(プライバシーに配慮し、変更を加えてあります)

 

 Q:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?

 

 Vol.1;抽象度&ゴール

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25534400.html

 Vol.2;不完全性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25582843.html

 Vol.3;マインドを100%活用するという覚悟(ワーク付き)

 

A:「マインドを使える」を「全抽象度次元に“集中”している(全集中w)」「抽象度の移動が自由にできる」と、そして「マインドを使えない」を「低い抽象度次元に囚われている」「高次の抽象度への移動ができない(しない)」という意味であるとすると、「コーチングはマインドを使える人のためのものなのか?」に対する私の答えは「そのとおり」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25282178.html

 

そのような回答(「そのとおり」)をすると、「今苦しんでいる人たちは救わないのですか?」と批判され、「自己矛盾する詐欺師」「偽善者」といった陰口を叩かれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6681205.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6681282.html

 

 そんな時、私は、NilDを心の中で握りつぶします↓

 F-094~:私はイヤなことを心の中で握りつぶす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

 

 きつく反論することなく、静かに(心の中で)握りつぶすのには理由があります。ゴール共有なき批判への反応はお互いにとって無益だからです。私は、11年にも及ぶ長い病院長時代に、そのことを何度も痛感しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ただし、本当に無益かどうかは、あくまでも自らに由ります。

ゴールがあり、その達成を確信している者にとって(エフィカシー)、目の前の全ての事象はゴール達成のための大切な縁起。すべて「T」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 その「すべてを『T』にする心意気」が「コーチングマインド」であり「自由」。そして、「自由」には必ず責任が伴います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13958864.html

 

 多くのケースにおいて、「自由」や「コーチングマインド」を放棄した人が、責任回避や自己正当化のために批判を連発しているように感じられます。それは単なるドリームキリングよりも重い心の叫びでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html

 

御質問の意味が「コーチングはすでにマインドを使える人のためだけのものなのか?」ということであれば、私の答えは「そんなことはない」です。むしろ「マインドを使えない人」の方がコーチングのインパクトは大きいといえます。

マインドを現状維持や責任回避のために使うのではなく、未来創造や自由のために100%活用するという覚悟さえあれば、コーチングを受ける(実践する)資格があります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

もしも批判や言い訳が浮かんだら、すぐに「私らしくない」とセルフトークを行い、その根底にある「D」を握りつぶしてください。心の中で。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 

 ところで、「ゴール実現のための活動」と「今苦しんでいる人たちを救う活動」はまったく別ものなのですが、その違いはわかりますか?

 

 「過去の記憶に苦しんでいる人」や「不安や恐怖に襲われ、なかなか現状の壁を壊せない人」をほっとくのかといえば、決してそんなことはありません。それは「コーチングはマインドを使える人のためのものか?」とはまったく別の話です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 コーチは、各自工夫を重ねながら、縁ある人々のヒーリングにも取り組んでいます。例えば、明るい世界や未来を感じられるような希望に満ちた情報発信など。

(このブログはそんな思いで書いていますw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

重要なのは実践です。マインドにあるイメージ(I)を物理空間でしっかりと現実化(R)するための挑戦を続けることです。もちろん、100%want toで。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 じつは、私の師である認知科学者 苫米地英人博士は、「『世界から戦争と差別をなくす』というゴール実現のための活動」の他に、「今苦しんでいる人たちを救う活動」にも取り組まれています。それもすごく大きなスケール(=とても高い抽象度)で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 最後に「新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版」(Club Tomabechi)の【付録①】から引用します。ぜひコーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?」という質問が内包する課題(case)とその解決策(plan)を見つけてください(感じてください)。

これはコーチングを学び実践する者にとって、とても×2重要なワークです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

サイバー・ネーションは戦争を回避する力を持つ

 

 「チベット・ダイアスポラ」が実現すると、チベットの人たちを救うだけではありません。「チベット・ダイアスポラ」が「サイバー・ネーション」の成功例として世界に認識されれば、それが起爆剤となって、世界で「人道的な」サイバー・ネーションが次々と立ち上がることになるでしょう。

 さまざまな事情によって既存の国家に保護されない、あるいは国家の保護が十分ではない人々が「サイバー・ネーション」の国民になることで人権が保護されるようになり、人としての権利を行使できるようになるでしょう。

 私の設定しているゴールは「世界から戦争と差別をなくす」ことですが、この「チベット・ダイアスポラ」の活動は、このゴールの話とは少し異なります。私が目指す「世界から戦争と差別をなくす」というゴールの実現は、非常に時間がかかると思っています。決して甘い話ではなく、私の生きている間には実現されないかもしれません。

 もちろん、このゴール達成を常に目指しながら生きていますが、もしかしたら、次世代の人たちに託すことになるかもしれません。世界平和は「教育」でのみ達成できると思っていますが、世界の隅々にまで、そうした平和実現のための教育が行き渡るのには、どうしても長い時間がかかります。

 「チベット・ダイアスポラ」、そして、それを起爆剤として生まれるであろう多くのサイバー・ネーションの実現は、世界平和の実現というよりは、すでに起こってしまった過去の戦争によって苦しんでいる人たちの痛みを、すぐにでも和らげてあげたいという思いから生まれています。

 「世界から戦争と差別をなくす」ことを目指すのは大事なことですが、目指すだけでは、いま現在、苦しんでいる人を助けることはできません。サイバー・ネーションの実現は、「世界から戦争と差別をなくす」ことに比べれば、かなり早く実現可能だと思っています。すばやく実現させて、いま苦しんでいる人たちの痛みを少しでも和らげてあげたいと思っています。

 

Q-195につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

きつく反論することなく、静かに(心の中で)握りつぶすのには理由があります。ゴール共有なき批判への反応はお互いにとって無益だからです。私は、11年にも及ぶ長い病院長時代に、そのことを何度も痛感しました

 

ゴールが“無益”を“有益”に塗り替えていきます。私の“有益”を下記記事にまとめました↓

PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 

-告知-

 今年度(2021年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 (セミナー予定はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第1回目は2021425日(日)開催。テーマは「スコトーマ」「ゴール」「エフィカシー」です。

 (詳細はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25523198.html

 

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新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版



L-01020201月シークレットレクチャー -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 

20201月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の初回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、初回のサブテーマは「○○」。

その講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

ぜひサブテーマを想像しながらお読みください(漢字二文字ですw)。スピリチュアルペインやトータルペインは過去のブログ記事でも取り上げていますが、きっと新たな発見に驚くはずです。

 

 01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 02;身体的苦痛

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24553696.html

 03;身体と心は○○○○ -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 04;身体と心は○○○○ -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 05;「4つの苦痛」と健康(well-being)の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24642277.html

 06;「4つの苦痛」(部分)どうしの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 07;スピリチュアルペインとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 08;スピリチュアルペインへの対処は、いつから、どこで、行われるべきか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24746334.html

 09;抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24767587.html

 10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 

 下記の言葉はノーベル平和賞受賞作家 エリ・ヴィーゼルによるものです。

「抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚」をぜひ感じてください。それは「絶望の中で見いだした希望が育て、自身を導くゴールが磨き上げる“光”」に触れるような体感です。

 

 

 愛の反対は憎しみではない。無関心だ

 美の反対は醜さではない。無関心だ

 信仰の反対は異端ではない。無関心だ

 生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心だ

 

The opposite of love is not hate, it’s indifference.

The opposite of beauty is not ugliness, it’s indifference.

The opposite of faith is not heresy, it’s indifference.

And the opposite of life is not death, but indifference between life and death.

 

 

 ヴィーゼルは「生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心である」と語っています。では、なぜ無関心となってしまうのでしょうか?

 

 

 私の答えは「自分に対する評価が低いから」。そして、「(その結果として)未来の重要度が下がっているから」です。それを一言にすると「エフィカシーが低いから」。エフィカシーとは、「自分のゴール達成能力の自己評価」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ところで、サーカスなどでゾウを飼いならす方法を御存知ですか?

 

子ども(小ゾウ)の時期に、足につないだ鎖を杭に結び付け地面に打ち込むのだそうです。小ゾウの力では杭を引き抜くことはできません。その状態が続くと、ゾウは鎖が届く範囲でしか行動しなくなります。コンフォートゾーンの完成です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

成長に伴い杭を引き抜く力を手に入れても、ひとたび杭につながれたなら、ゾウはその範囲でしか行動しなくなります。「思い込み」がゾウの自由を奪うのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

この話が本当かどうかはわかりませんが、「思い込みが自由を奪う」というのは、私たち人間にとっては極めて切実な問題です。なぜなら、大脳(とくに前頭前野)が発達しているため、情報空間に強い臨場感を感じることができる(感じてしまう)から。より強い「思い込み」が可能になったことで、ますます自由が奪われやすくなっているといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 情報空間上の“あるイメージ(I)”に強い臨場感を感じると(V)、そのイメージはやがて現実化していきます(R)。それをプリンシプル化したものが「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 これは希望に満ちあふれる真理ですが、その一方で人を絶望の淵に追いやる事実でもあります。「I×V=R」が示していることは、「イメージ(イマジネーション)の限界が、その人の限界になる(である)」ということだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/17985750.html

 

 

自分の限界とは、自分のイマジネーションの限界のことである

 

 

これはコーチングの祖 ルー・タイス氏の言葉です。

過去の何らかの体験または情報の記憶が、私たちの心の中に「思い込み」を形成します。そして、その思い込みがスコトーマを生みだし、例えば杭など簡単に引き抜けるといった“本当の力”を隠してしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

しかも、人の場合、「思い込み」を生みだす記憶とは“失敗”です。情動を伴った辛い記憶が自らを縛りつけていきます。そして、縁起のつながりの中で、ますますお互いを縛りあってしまうのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士は、ルー・タイス氏の言葉を下記のように言い換えていらっしゃいます。

 

 

人間の限界はイマジネーションの限界がつくる

イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 

 その「限界を壊すこと」はゴール設定からはじまります。1)100%want toで、2)自分中心を捨てながら、3)“現状の外”にゴールを設定(再設定)していくことで、限界を超えていくことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、その積み重ねこそが「生と死の間(between life and death)」を明らかにしていきます。なぜでしょうか?

 

L-011につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 アジアゾウのトプシー(Topsy)を御存知でしょうか?

 

 …1875年頃に東南アジアで生まれ、アメリカに密輸された後にサーカスで育てられた象です。

 子どもの頃からの虐待のストレスが原因なのでしょうか、3人の調教師を含む数名を殺したとされています。虚栄心が強いオーナーにより公開処刑が企画され、毒を食べさせられ、電気を流され、最後は首を絞められ殺されました(190314日)。

 その様子をエジソン・スタジオが動画撮影し、「ある象の電気処刑」というタイトルで公開しています(なんと、wikipediaで動画を確認することができます)。

 

 ちなみに、「トプシー(Topsy)」という名は、米国の小説「アンクル・トムの小屋」に登場する奴隷少女の名から名付けられたそうです。

 

 自由を奪う「思い込み」は自身の心の中に生まれるだけでなく、社会の中に広がりお互いを縛り合います。バイオパワー(生権力)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

この逸話の根底にある思い込みとは「差別」でしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 表面的なコーチングスキルにより個人が自由を手にするだけでは足りません。

縁起をしっかり理解した上で、空仮中の実践として自らコーチングを行い、縁起空間にしっかりコーチングをひろげていくことが重要なのだと思います。

その先に戦争と差別のない世界がある

だから私は、「縁起の理解」と「空仮中の実践」こそが苫米地式の真髄だと思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

トプシー(Wiki.)

処刑場への橋を渡るのを拒み、報道写真家や見物人に取り囲まれるトプシー

Wikipediaより

 

Q-171:自身の信念を失いそうです vol.3;コーチング実践者向け -後編-

 

 メールでのやり取り中に気になる表現を見つけました。コーチング入門者向け(vol.1)と実践者向け(vol.23)、そしてコーチ向け(vol.4)に分けて考察します。

 (プライバシー保護のため一部変更しています)

 

 vol.1;コーチング入門者向け

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24385304.html

 vol.2;コーチング実践者向け -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24425213.html

 vol.3;コーチング実践者向け -後編-

 

 憐れみと同情の違いは?

 「共感する能力」はゴール達成の秘訣 その理由は?

 

 以下、認知科学者 苫米地英人博士の「『感情』の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社)より引用(青色)し、コーチング実践者向けに解説します。前回(Q-170)のつづきです。

 

人類は共感によって進化し、生き延びてきた

 人間が種として進化し、存続することができたのは、共感する能力があるからです。もしそれがなければ、人が力を合わせて物事に取り組んだり、さまざまな技術を受け継いでいったりすることはできなかったでしょう。

 もちろん人間以外の動物にも、ある程度の共感能力はあります。群れをつくり、お互いを守りあったり、力を合わせて獲物をとったりするのは、「来るべき危険に備えよう」「今日の食べものを手に入れよう」といった、未来に対するなんらかの想定を、共通認識として持っているからです。

 ただ、高度に情報化された空間を共有するためには、やはり前頭前野が発達した、進化した脳が必要です。「ネットや本、テレビなどで知った、見ず知らずの人の不幸な境遇や経験に同情する」といったことができるのは、人間だけなのです。

 

 「力を合わせて物事に取り組む」ことができるのはゴールを共有しているから。そして、「さまざまな技術を受け継いでいったりする」ことも、時間軸まで含めたゴール共有の結果といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 人間の種としての進化は、物理的“現実”世界だけでなく、その世界を写像として生みだす情報空間までをも臨場感豊かに感じることを可能にしています。つまり、ゴール自体が進化とともに高次元に移行しているのです(ここでいう「次元」とは「抽象度」のことです)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

例えば、飢えをしのぐこと(physiological needs)から安全を確保すること(safety needs)へと変わり、コミュニティの課題(social needs/love and belonging)からコミュニティ内での相互承認(esteem)へと移行していくというように。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 

 米国の心理学者 アブラハム・マズロー(1908~1970年)は、その欲求の階層の頂点に「自己実現(self-actualization)」があるとし、さらに晩年に「自己超越(self-transcendence)」を加えました。「自己実現理論」「欲求階層説」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 「高度に情報化された空間を共有する」ための「前頭前野が発達した、進化した脳」とは、「自己超越」の階層に属するものであるはずです。私は「“自己”の拡張こそがシンの共感を可能にする」と思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 

 個人が生きていくうえでも、共感する能力が重要

 人が社会の中で生きていくうえでも、共感できる能力は重要です。もちろん、その方が、より円滑な人間関係を築きやすいというメリットもありますが、理由はほかにもあります。

 他者に共感できるということは、共感するべき仮想空間を選び、しかもその空間にホメオスタシスを築いて臨場感を持つことができるということです。

 たとえば、大切な人を失って悲しんでいるAさんに共感し、同情するためには、「大切な人を失った、Aさんの経験や思い」という仮想空間を選び、そこに臨場感を持つことが必要となります。映画や、テレビで観たスポーツ中継に臨場感を持つことができなければ、登場人物や選手に共感することもできないでしょう。

 そして、その能力は、現状の外に設定したゴールを達成するためにも必要です。「現状の外のゴール」という仮想空間を、臨場感を持ってイメージすることができて初めて、ゴール達成に向けての具体的なアイデアが生まれるからです。

 また、共感するべき仮想空間を選ぶ時間や、ホメオスタシスを築くまでの時間は、短ければ短いほどいいでしょう。仕事に集中したかと思えば、すぐに頭を切り替えて趣味に集中するなど、複数のゴールを同時に達成しやすくなるからです。

 

 前回の繰り返しになりますが、臨場感が現実を生みだします。その事実を方程式化したものが「I×V=R」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 「『現状の外のゴール』という仮想空間」は、通常は認識することができません。スコトーマに隠れているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そんな認識さえできない何かをゴールとして設定し、しかもその達成のイメージ(I)を臨場感豊かに感じること(V)ができるようになるのは、コーチが存在するからです。コーチとの縁によってゴールはゆるぎない確信に変わり、やがて現実化していきます(R)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

ゴール実現の鍵となる「自分のゴール達成能力の自己評価」をエフィカシー(efficacy)と呼びます。エフィカシーが上がる(高まる)ほど、かつての“現状の外”は“あたりまえ”に変わっていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 他人に同情できるのは、素晴らしいこと

 共感する能力は、人類にさまざまな恩恵をもたらしました。たとえば、数学や物理が発達したのも、数学者や物理学者などが、その世界に強い臨場感を持ったからこそ可能だったのです。

 ただ、ルールを知らなければスポーツ中継を観てもまったく理解できず、臨場感が持てないように、数学や物理など、高度に抽象化された仮想空間に臨場感を持つには、基礎となる知識、教養が必要です。そして本来、大学では、そのための教育を行うべきなのです。

 なお、こうした知識・教養のことを、「リベラルアーツ」、つまり「人を自由にする学問」といい、古代ギリシャやローマでは、奴隷ではなく、自由人として生きていくために必要なものであるとされていました。

 同情という感情を持てるのは、素晴らしいことです。それは、他人に共感できるということであり、そのために必要な教養が身についているということであり、そして、自由に生きられるということだからです。

 

 苫米地博士は「高度に抽象化された仮想空間に臨場感を持つためには基礎となる知識や教養が必要で、そのために教育がある」と語られています。

 その教育の目的は「自由」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

Q:現状、〇〇だけでなく様々な管理職としての葛藤を抱きながら、それらを省みる時間も日々の業務に追われるためできずにいて、自身の信念を失いそうになっております

 

 私は「様々な管理職としての葛藤」という言葉の中に、〇〇さん自身の「共感を伴う同情」を感じました。それは組織と〇〇さん自身をさらに高みに引き上げるきっかけとなるはずです。 

前頭前野をフル活用しながら、「ファイト・オア・フライト」を余裕で克服し、ゴールに向かって挑戦し続けてください。その過程で失う信念とは「過去」。

つまり、信念を失うたびに自由を得て、過去と決別するたびに未来の結果として生きることができるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

だから、「自分の信念を失いそうです」は全然大丈夫。肩の力を抜いて、気楽に楽しんでくださいw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 次回、「共感」や「同情」について、コーチ向けに掘り下げます。

 

Q-172につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 臨場感について、いただいた質問を御縁に書き下ろしました↓

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

-関連記事-

 PM-05~:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13077001.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

「感情」の解剖図鑑ver.2



F-154:チャリティーマラソンで走った人が走った分だけ募金するシステムはおかしい? <後編>

 

F-151で「同一労働同一賃金」について、そしてF-152(前々回)は「人事考課」について取り上げました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23454911.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23534604.html

 

 その流れで労働やボランティアについて考えている時に、「チャリティーマラソンで、走った人が走った分だけ募金するというシステムはおかしいのではないか?」という御質問をいただきました。

 皆さんはどのように感じますか?

 (Don’t think. Feel

 

 前編(F-153)は「個人の情報処理システム」、すなわちブリーフシステムという観点でまとめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23604962.html

 

 ブリーフシステムとは、「人の行動や行動性向といわれる無意識の行動を決めるシステム」のこと。それは「強い情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」でつくられます。つまり、「私」は他人や社会の価値観で生かされているのです。過去に囚われたまま。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 過去の呪縛を断ち切り、本当の“私”を見いだすことができるのは、“現状の外”にゴールを設定するからです。自由を追求しながらゴールを設定することで、私たちは未来から過去に流れる時間を生きれるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 ゴールとは、1)心から望むもの、2)自分中心を捨て去ったもの、3)現状の外側に設定するもの

 

「心から望む」ゴールの結果であるはずのモチベーションですが、いつの間にか「have to」になってしまうことがあります。前回の「募金ラン」のケースでは、「物理法則という秩序が働いているから(簡単に言うと疲れるから)」を理由に挙げました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 物理空間に対して情報空間では、より制約が少ない(小さい)感じがすると思います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

しかしながら、むしろ情報空間の方こそ気を付けるべきです。個人の情報処理のミス(エラー、バグ)によりwant tohave toになってしまっているケースは多々あります。

 その場合、心のどこかに必ず解決するべき課題があります。

 (私自身は「F:不安・恐怖」「O:義務感」「G:罪悪感」に気を付けています)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

課題は社会的なシステムエラーの場合もあります。

 とくに医療・介護現場で「want toだけすることが重要」といった話をすると、必ず「誰もがwant toだけやるようになったら社会は成り立たない」や「want toだけで生活できるなら苦労はしない」といった御意見(主張、claim)をいただきます。そこには私たちの社会が抱える課題が潜んでいます(と私は思っています)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

「なぜランナーが自分で募金をするの」「チャリティーランってそういうことなのか?意味合い違くない?」「高橋尚子が走った分だけ日テレが寄付という形ならわかるんだけど」という疑問が生じるのとまったく同じ構図のはずなのに、すっかりスコトーマに隠れてしまっている「社会的システムエラー」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

過去のブログ記事(F-026S-04-12)で、ある精神科病院の院長が「外来に来るうつ病患者さん達と話していると、『この人達には薬を渡すより、お金を渡した方が効果があるのではないか?』と思うことがよくある」と発言されたことを紹介しました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23170992.html

 

 それは保健所が主催する精神科病院・クリニック院長が集まる会議での発言です。私自身は内科医ですが、精神科を持つ病院の院長を務めていたため、11年間その会議に出席し続けました。

 ある年、会議出席依頼の文書に「予算削減のため報酬がだせなくなりました」と書かれていました。報酬はだせないが大事な会議なので出席してほしいというのです。その保健所は31町を管轄しています。一番遠方の先生(“忖度”発言の院長!)は、往復3時間以上移動したうえ、2時間近い会議に参加することになります。それなのに無報酬です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040523.html

 

 それは「走った分自ら募金するランナー」と同じ構図です。本来は支払われるべき報酬分に加え、大切な生命時間も“募金”しています。社会のために。

実際のところ、超多忙の先生方ばかりなのに、ほぼ全員がその後も出席を続けました。

ちなみに、私が先生方を観察していて感じたのは使命感。そして、ゴールが生みだすコンフォートゾーンの共有です(それを心理学用語でラポールと呼びます)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 COVID-19のおかげで多くの人が知るところとなりましたが、日本政府は「地域医療構想」を表看板とした病床削減政策とともに、保健所やその人員の削減も推し進めてきました。1992年には852か所あった保健所は、2019年には472か所にまで減らされています。実際、私が住む地域の保健所長は、別の地域の保健所長も兼務されています(計42町)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8584052.html

 

 そんな縮小・多忙化している医療・福祉現場をCOVID-19が直撃しました。

 日本病院会と全日本病院協会、日本医療法人協会が今年(2020年)65日に発表した「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況緊急調査(追加報告)」によると、今年4月にコロナ患者を受け入れた病院の医業利益の赤字割合は全国で78.2%、東京に限ると89.2%に上っています。

新型コロナウイルスに感染した患者を受け入れる病院ほど、現場は疲弊し(身体的苦痛)、バッシングに苦しみ(心理・精神的苦痛)、経営危機にさらされているのです(社会的苦痛)。東京女子医大では看護師400人が退職を希望していることが報道されましたが、この状況での退職は医療人の心に深い傷を刻むばかりか(スピリチュアルペイン)、地域医療崩壊を招きかねません。これは危機的状況(crisis)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293317.html

 

 日本国憲法第25条で保障された(主権者である)国民の人権を守り抜くために、そのような危機的状況を打破する責任を負っているのが加藤勝信厚労相と安倍晋三首相です。

その加藤厚労相は、参院厚労委員会(R2.7/2)における共産党 小池晃参院議員の「コロナ感染症対策の先頭に立っている病院が、今、危機に瀕しています」「7月下旬に振り込まれる診療報酬が6月よりもさらに減額となれば、これは資金ショートの危機に直面する。こういう状況に対する対策は用意されているか?」という質問に対して、「資金ショートにならないように当面の資金繰りをおこなうため、二次補正予算においては貸付限度額の引き上げ、あるいは無利子・無担保枠の引き上げをおこない、貸付原資として12700億円を確保しており、しっかり融資が行われるようにする」と答弁しました。

(一方、安倍首相は、国会閉会後記者会見や閉会中審査に姿を見せることはなく、2か月ぶりの会見で突然辞任を発表しました)

 

 病院の資金ショート対策としてしっかり融資が行われるようにする

 

 つまり、病院が自ら借金をしてしのげということ。

この「国民の命を助けたければ、ただ働きしなさい。借金をしなさい」という現状は、「走った分自ら募金するランナー」と同じ、いやそれ以上?の構図です。このような社会システム(およびそのシステムを生みだし維持・強化する思考)そのものがクライシスといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

 

 前回お伝えしたとおり、私は「募金ラン」自体がおかしいとは思っていません。

しかし、それはあくまで「want to」で走っている場合。自らの意思により、物理空間の制約や心的負担をしっかりマネジメントしながら、無理なく走っている場合です。

 

 私が医療・介護現場で「want toだけすることが重要」といった話を行った際に必ずいただく「誰もがwant toだけやるようになったら社会は成り立たない」「want toだけで生活できるなら苦労はしない」といった御意見は、医療・介護従事者が「want to」で働いていないことを表しています。多くの医療従事者に同意していただけると思いますが、すでに現場は無理を強いられています。コロナ前から。

さらにいうと、それらの言葉は「want toで働けるはずがない」という諦めをも示しているのかもしれません。希望を失いかけているのです。コロナ後ますます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

COVID-19は今までスコトーマに隠れていた「個人の情報処理のエラー」やその集合である「社会的システムエラー」を明らかにしました。

 今こそ、誰もがコーチングを学び、ゴール側からブリーフシステムをつくりなおしていく時!

自らの自由意思と責任で無理なく「募金ラン」を続けられる社会を実現することは、日本に続き超高齢化社会を迎える国々にとっても希望となるはずです。

そして、それは未来を明るく照らす光(HOPE)になります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11301259.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11386276.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 前回は苫米地博士の著書「テレビは見てはいけない 脱・奴隷の生き方」(PHP新書)を御紹介しました。その本を読み返しながら、あらためて「情報が書き換わると現実が変わる」ことを痛感しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

 

 

-追記2

 厚労省は安倍首相の辞任会見(R2.8/28)と同じ日に新型コロナウイルス感染症の対策パッケージを公表しました。それは「感染症法の入院勧告等の運用見直し」「検査体制の抜本的拡充」「医療提供体制の確保」「治療薬、ワクチン」「保健所体制の整備」「感染症危機管理体制の整備」「国際的な人の往来に係る検査能力・体制の拡充」の7本柱で構成されているそうです。

 首相会見後に緊急会見を開いた加藤厚労相は、「社会経済活動を停止させるのではなく、メリハリの利いた対策を効果的に講じることで、重症者や死亡者をできるだけ抑制する」と発言しています。

 

 

-関連記事-

    PM-00-04:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

    F-056~:「不摂生が理由で病気になった人の医療費を健康のために努力している人が負担するのは『あほらしい』」ことなのだろうか?

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    F-146~:トリアージ(triage)をコーチの視点で考える

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_401494.html

    Q-100~:リハビリが必要な状態なのですが、病院からは「早めにでてほしい」と言われています。どうしたらいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_378316.html

 

 

日本国憲法第25条



F-153:チャリティーマラソンで走った人が走った分だけ募金するシステムはおかしい? <前編>

 

 前々回(F-151)は「同一労働同一賃金」について、そして前回(F-152)は「人事考課」について取り上げました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23454911.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23534604.html

 

 その流れで労働やボランティアについて考えている時に、「チャリティーマラソンで、走った人が走った分だけ募金するというシステムはおかしいのではないか?」という御質問をいただきました。

 

 テレビを見ない私は知りませんでしたが、今年(20208月)の「24時間テレビ43 愛は地球を救う」(日本テレビ)で、シドニー五輪女子マラソン金メダリスト 高橋尚子さんが発案した「24時間募金ラン」が行われたそうです。

 高橋さんを中心に結成された「チームQ」が、感染症対策として私有地内につくられた15kmのコース(スポンサー企業 日産自動車の追浜試走コース「GRANDRIVE」)を走り、1周走るごとにランナー自身が10万円を募金する企画だったといいます。

 高橋さんと5人のアスリートは計236kmを走破し、470万円を募金したそうです。

 

 ハフポスト日本版(8/23配信)によると、「なぜランナーが自分で募金をするの」「チャリティーランってそういうことなのか?意味合い違くない?」「高橋尚子が走った分だけ日テレが寄付という形ならわかるんだけど」など、走った人が走った分自ら募金するというシステムに対して疑問の声が寄せられたそうです。

 記事では「海外などで行われるチャリティーランで著名人などのランナーが走る場合は、一般から寄付金(募金)を集めてランナーを応援するという形が一般的だ」と紹介されていました。

 

 皆さんはどのように感じますか?

 (Don’t think. Feel

 

 

 では、苫米地式認定コーチとしての私の考えを述べます。

 

 まずは「個人の情報処理システム」、すなわちブリーフシステムという観点で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 コーチングではゴールを人生のあらゆる領域に設定します。決して安くはない料金を前払いしたクライアントさんは、コーチング開始時には仕事(職業)のゴールにフォーカスしていることがほとんどです。その時、まず私が意識するのが仕事(職業)のゴールとファイナンスのゴールとの切り離しです。

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 認知科学者 苫米地英人博士は、「仕事(職業)とは『社会に役に立つこと』『価値を提供すること(生みだすこと)』である」とおっしゃいます。

資本主義社会においてその「役に立った」や「価値の提供」がお金に変わりますが、それはあくまで副次的・二次的なことであり、仕事(職業)の本質ではありません。

1.まず何らかの価値を生みだす(=仕事・職業)→2.その価値を金銭的価値に変換する(=ファイナンス)という関係です。

よって、金銭的対価のない仕事もありえますし、むしろお金を使う(支払う)職業があってもおかしくはありません。

ちなみに、11年間病院長を務め、その間に苫米地博士に学び始めた私は、「お金のモノサシをしっかりと切り分けて、『誰か(社会)の役に立つ』ために行動すること」がプロフェッショナルの最初の条件だと確信するようになりました。「何よりも儲けを優先する医者は医療のプロではない」と書くとわかりやすいでしょうかw

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今回の「募金ラン」にはチャリティーという視点も含まれていますが、そのような仕事(職業)の本質を鑑みると、「ランナーが自分で募金をすることは決しておかしくない」といえます。

ただし、それは「100%want to」「止められてもやりたい」が大前提。

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最初は「100%want to」「止められてもやりたい」であったとしても、走り続けているうちにwant tohave toに変わります。物理空間には物理法則という秩序が働いているからです(簡単に言うと疲れるから)。

今回の「募金ラン」では、複数のランナーだったことと夜間は走らなかった(休息にあてた)ことが評価されているようです。反対にいうと、たとえそれが本人の望みだったとしても、これまでの無理強いされているような走り姿から、多くの視聴者がネガティブな“気”を感じ取っていたということなのでしょう(私は番組を見たことがなくわかりませんが)。

もう「努力」や「根性」の時代ではありません。

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 物理空間に対して、情報空間には物理的な制約は働きません。だから、心はより自由に「100%want to」「止められてもやりたい」を楽しめるような気がしますが、じつはそう簡単ではありません。

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 先程「たとえそれが本人の望みだったとしても」と書きましたが、「その『望み』は本当に『本人』のものなのか?」と問われたら、簡単にはYesといえないのです。

 「私」は本当の“私”なのか?

 実際、多くの人は過去に囚われたまま生きています。自由意思で生きているようでいて、じつは「無人運転」「自動運転」です。

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 今回は「個人の情報処理システム」、すなわちブリーフシステムという観点で書いています。そのブリーフシステムは、「人の行動や行動性向といわれる無意識の行動を決めるシステム」のことで、「強い情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」でつくられるもの。

 つまり、「私」は他人や社会の価値観で生かされているのです。過去に囚われたまま。

 よって、たとえば「なぜランナーが自分で募金をするの」「チャリティーランってそういうことなのか?意味合い違くない?」「高橋尚子が走った分だけ日テレが寄付という形ならわかるんだけど」などと思ったなら、その思いの中に入り込んでいる他人や社会からの刷り込みを徹底的に吟味し、しっかり思考(思索)していかないといけないのです。

それが自由の必須条件です。

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 事実、ブリーフシステムにより、RASを通過する情報が決まり、スコトーマが生じています。目の前の世界は過去であり、他人や社会の価値観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

私たちは常に封じ込まれ、閉じ込められています。そうとは知らずに。

よって、繰り返しますが、自身の思いの中に入り込んでいる他人や社会からの刷り込みを徹底的に吟味し、しっかり思考(思索)したうえで選択することはとても重要です。それが自由であり自己責任です。

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 次回は、抽象度を上げて、「社会システム」の観点でまとめます。

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

「なぜランナーが自分で募金をするの」「チャリティーランってそういうことなのか?意味合い違くない?」「高橋尚子が走った分だけ日テレが寄付という形ならわかるんだけど」という疑問が生じるのとまったく同じ構図のはずなのに、すっかりスコトーマに隠れてしまっている社会のシステムエラーを取り上げます。お楽しみに。

 

F-154につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 苫米地博士に学ぶようになって、私はテレビをまったく見なくなりました。ブリーフシステムが書き換わったからです。

 以下、博士の著書「テレビは見てはいけない 脱・奴隷の生き方」(PHP新書)から引用します(はじめに-テレビという「洗脳装置」 後半部分)。

 

 ちょっと前に「KY」(空気が読めない)という言葉が一時マスコミをにぎわせました。言葉そのものはあっという間にすたれてしまった感がありますが、いまでもなお、いえ、はるか昔から、「空気を読む」ことが日本社会では美徳とされてきたことに変わりはありません。

 しかし、「空気を読む」行為が、これほどまでに言葉の暴力と化して強制されるようになったのは、ここ最近のことです。「そのとき、その場の空気を読んで正しい行動をしなければならない」と、他人と同調することを最優先する価値観を日本人に植えつけてきたのが、まさしくテレビを筆頭とするマスメディアだったのではないでしょうか。

 テレビをはじめとするメディアの「洗脳」によって、自分が生きるほんとうの目的を見失ってしまったり、他人に植えつけられた価値観や目標に縛られている人が、いまの日本には圧倒的に多い。

 (中略)

 この世に、読まなければならない「空気」など本来ありません。

 他人という「ドリームキラー」の洗脳から脱して、本来の自分の目標に邁進する人が、本書をきっかけに一人でもふえることを願います。

 

 

テレビは見てはいけない


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