苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:縁起

Q-366:医師からのパワハラがひどすぎて心が折れました <前編;case-side

 

医師である私のもとに、ズキズキするような御相談が届きました。

 その一部にコーチとして回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:看護師として療養病棟で働いています。医師からのパワハラがひどすぎて、正直限界です。患者さんが悪くなったりするといつも責められるのですが、この間なんかカルテに「誤嚥させて肺炎になった」「寝かせっぱなしー肺炎」「悪くなってから連絡あり。手遅れ」などと書き込まれて心が折れました。

ギリギリの人員で現場が回っているため今まで我慢してきましたが、もう本当に限界です。

 

A1:「悪くなってから連絡あり。手遅れ」という表現には、いくつか課題(case-side)があります。そのうち3つほど取り上げると

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 □「あなたたちが悪い」「私は悪くない」という他責

 □「手遅れ」に滲み出ている時間観

 □「」と決めつける価値観

 

 先に解決(plan-side)をお伝えしとくと、私の提案は「コーチングを学び、実践する」。そのコアは「抽象度を上げる」ことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 以下、シンプルにまとめます。参考にしてください。

 

 

 □「あなたたちが悪い」「私は悪くない」という他責

なにか問題が生じたり、嫌なことが起こった場合に、「〇〇が悪い」などと自分以外のところに責任を転嫁してしまうことを「他責」といいます。それとは反対に、「自分の注意が足りなかったのでは?」などと自身の言動を振り返ることが「自責」です。

S-04-05:自責の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22669112.html

 

 「他責」の前提には、「自と他を明確に区別している」という意識状態があります。その“区別”自体は問題ありません。「自と他の区別」とは、自分の定義=自我のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 ただし、部分関数としての自我、すなわち”縁起の中心点としての自“の認識が欠けると、「自と他の区別」は「差別」に変質していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 御相談に登場する医師のブリーフシステム(Belief System)は、おそらく「他責」でしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

しかも、flatな関係上の「あなたたちが悪い」「私は悪くない」ではなく、「自分は上(偉い)」「あなたたちは下(偉くない)」といった上下関係による見下しを根にもつ「他責」であるはず。それが差別です。

PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 

 □「手遅れ」に滲み出ている時間観

 繰り返しますが、「私は悪くない」や「自分は上(偉い)」は、縁起の理解不足に由ります。西洋的に表現すると不完全性の無理解です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 少し掘り下げると、情報空間の不完全性を示したのがクルト・ゲーデル(19061978年)の「不完全性定理」で、物理空間での不完全性を示したのがヴェルナー・ハイゼンベルク(19011976年)の「不確定性原理」です。

 PM-06-18~20:仮説13)宗教の限界

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526199.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14687391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14687476.html

 

 *情報空間と物理空間の関係はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 いずれにせよ、生きている以上、「手遅れ」はありません。「必ず解決の糸口がある」「いつも可能性が開かれている」というのが、不完全性が示唆することです。

どんな暗闇にも光は差し、どんな逆境でも希望はあり続けます。

 F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 再度繰り返しますが、「私は悪くない」や「自分は上(偉い)」は、縁起の理解不足に由ります。その理解不足が「過去→未来」という固定的かつ閉塞的な時間観を生みだします。「悪いのはいつもあなたたち」「これからも自分は上(偉い)」というブリーフです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 詳細は下記ブログ記事で確認していただきたいのですが、時間は未来から現在、過去へと流れています。その「未来→現在→過去」という時間観の習得が1st. Stepです。

2nd. Stepは「時間は物理空間の軸の1つ(4次元時空)」を理解すること。ひとつ抽象度が上がると、時間は流れていないことがわかります。

 Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

  

 未来は確定的なものではなく、いくつもの未来が可能世界(possible world)として同時に存在しています。

じつは未来だけではなく、現在も過去も同時に存在している

それが苫米地博士が座右の銘にされている「一念三千」の世界観です。

 F-319:観自在 <理論編-2;自在を観る>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html


 

 □「」と決めつける価値観

 世の中に絶対はなく、未来は無限の可能性として開かれている

 そのように頭では理解できても、実感はなかなかできないはず。簡単にいうと、「可能性」がスコトーマに隠れてしまうからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 *詳しくいうとこちら↓

 L-140202111月小学校親子講演会-03;子どもたちに一番伝えたかったこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33332991.html

 

 先ほど「生きている以上、『手遅れ』はありません」と書きましたが、それもなかなか実感できないはずです。現実問題として、生きるほど、残された時間は短くなっていくのだから。

例えば、今日生まれる子どもであっても、1日経つと、1日死に近づきます。死に近づきながら(時間の流れを考慮すると「死が近づきながら」)、確実に老い、たぶん病になり、そしていつの日か必ず旅立ちの時を迎えます。

L-155202111月医療系研修会 -10;「明日への希望」を失わないために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33919200.html

 

 ところが、抽象度を上げた思考ができるようになると、人は「老病死(+生で四苦)」を克服していきます。先の表現でいうと「手遅れ」という概念そのものがなくなる感じです。

それは、いわば時空を超越する体感。情報次元に自が拡張し、宇宙と一体化する感覚です。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 その境地にいたると、「生」「老」「病」「死」の違いはなくなり、「正誤」「善悪」といった価値判断からも自由になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 御相談に登場する医師のブリーフシステム(Belief System)には、「病」←嫌、「病」←悪、「病」←負け といった価値観がすり込まれているはずです。さらには、無意識の奥深くに、死に対する強い恐怖があるのでしょう。

 F-122:免疫力をあげる!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21245972.html

 

 恐怖や不安(←未来の恐怖の予期)により抽象度が下がり、大切なもの(例えば「感謝」「感動」「希望」)が見えなくなっている

 PM-07-02:釈迦が教えてくれること ~3Kを新たな3K

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15395021.html

 

 それが、私が御相談から感じた問題の本質(inherency)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 以下、苫米地博士の著書「人間は『心が折れる』からこそ価値がある」(PHP研究所、p174)より引用します。逆腹式呼吸を重ね、リラックスを深めながら、「心が折れました」という自分に対するイメージを書き換え、スコトーマを外してください。Feel

 (逆腹式呼吸はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27570183.html

 

 

「心が折れる」のはダメな人間の証拠ではなく、人間の素晴らしさの証拠だ

 多くの人は、「どうも不快だ」「今日はかったるい」「最近気が重い」というような、ネガティブな気分をなくしたいと思っています。ネガティブな気分にならない人が完璧な人間だと思っています。

 しかし、それはまったくの誤解なのです。不快な気分、ネガティブな気分があるから、人間は素晴らしい完成された存在なのです。

 心が折れるのはダメな人間の証拠ではなく、人間の素晴らしさの証拠です。

 私や私の仲間たちのように、人工知能を三十年間研究してきた人間は、人工知能が完璧でないのは、「情動」のしくみがなく、「不快な気分」を感じることができず、「心が折れない」からだと考えています。

 情動や気分のしくみがないがゆえに、現在の人工知能は賢くないのです。

 世の中の問題には決まった答えはありません。考えても考えても答えが出ないことばかりです。通常のコンピュータは論理思考しかできないので、答えがなくても理詰めで考え続けます。答えがないのに延々と答えを探し続けて演算を繰り返します。そういう単純な思考しかできないコンピュータは、賢いとはいえません。

 それに対して人間は、途中で計算を打ち切って即座に結論を出すことができます。それを支えているのが「情動」のしくみです。「こっちのほうが好きだから、これにする」とか「これは嫌だから、やらない」とか「何となく、こっちがいいと思う」と判断して、結論をスパッと出すことができます。論理を超えた結論を出せるのです。

 論理的に見れば間違った結論かもしれませんし、矛盾した結論かもしれません。けれども、人間はそこから学んで、次はより適切な結論を出そうとする学習能力があります。

 そういうしくみこそ「賢い知能」なのであって、人工知能にはまだまだ追いつけない部分です。

 その人間の一番優れた機能である情動の働きを「ないほうがいい」と思うのは、とても残念なことです。情動の働きが人間の脳の素晴らしさを支えているのであり、この働きをもっと大切にするべきです。

 不快な気分になる、怖い思いをする、気分が憂うつになる、心が折れる。いずれも、とてもよいことです。人間は感情的になっていいのです。人間の脳は、そうなるようにできています。

 悲しいときには泣く。心が折れるときには折れる。嬉しいときには喜ぶ。それを禁じる社会のほうがどうかしています。

 引用終わり

 

Q-367につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記1

少し掘り下げると、情報空間の不完全性を示したのがクルト・ゲーデル(19061978年)の「不完全性定理」で、物理空間での不完全性を示したのがヴェルナー・ハイゼンベルク(19011976年)の「不確定性原理」です

 

 ずっと待ち続けていたクリストファー・ノーランの最新作「オッペンハイマー(原題:Oppenheimer)」が、ついに公開されました。アルベルト・アインシュタイン(1879~1955年)やニースル・ボーア(1885~1962年)とともに、ゲーデルやハイゼンベルクもチラッと登場します。

俳優が演じているのは百も承知ですが、それでも「不完全性」に対する臨場感が上がりました。映画の持つ強力なパワーをあらためて実感しています(いろんな意味で)。

F-304~:映画のおもしろさって何だろう? ~Indy 5」の評価が割れた理由を考える~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426094.html

 

 

-追記2

 時間は未来から現在、過去へと流れています。その「未来→現在→過去」という時間観の習得が1st. Stepです。2nd. Stepは「時間は物理空間の軸の1つ(4次元時空)」を理解すること。ひとつ抽象度が上がると、時間は流れていないことがわかります

 

 大乗仏教的にいうと、「未来から過去へ流れる」という時間観が仮観で、「流れていない」が空観という感じでしょうか。そして、「離散的である時間の本質をわかった上で、あえて流れを楽しむ」という境地が中観であるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 その中観的な世界が、なんと、ノーランの「インターステラー(原題:Interstellar)」で描かれています。サントラ(ハンス・ジマー!)とあわせ強くお勧めします。

 F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

 

-告知1

2023年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は2024428日(日)(←再変更しました)。詳細はこちらで御確認ください↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33835792.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-228:ゼロトラスト 前編;民無信不立

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S-04-17:反求と在身-2;「自分中心」克服のためのワーク

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23512794.html

 

 

人間は「心が折れる」からこそ価値がある

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L-156202111月医療系研修会 -11;講演後感想「コーチング理論はいつか学んでみたいです」他

 

202111月に認知症をテーマとした医療系の研修会で講演を行いました。当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

 01;認知症を引き起こし、BPSDを悪化させるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33693497.html

 02;人の特性はBSで決まる=人はさまざまな幻想に支配されている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33708684.html

 03;「ゴール側の世界(w1)の臨場感を維持し続ける」ための鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33745283.html

 04;生体に備わっているホメオスタシスの同調性を利用する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33760483.html

 05;記憶にリアルな臨場感を持たせると、相手も同じ臨場感を感じる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33796873.html

 06;人生の様々な方向性に対してそれぞれゴールを持つ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33811307.html

 07;ゴールとは「究極的に抽象度が高まった体感」で感じるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33851880.html

 08;誰もが抱えている“根源的な痛み”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33866119.html

 09;「明日への希望」から生まれる“幸福”の好循環

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33904272.html

 10;「明日への希望」を失わないために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33919200.html

 11;講演後感想「コーチング理論はいつか学んでみたいです」他

 

 

 このシリーズは今回で最終回です。講演後にいただいた御意見を紹介し、コーチとしてコメントいたします。

 

□今後の活動のヒントを得ることができました。自分自身を振り返る機会にもなりました。コーチング理論はいつか学んでみたいです

 

A:「ヒントを得る」ことを、コーチングでは「スコトーマが外れる」と表現します。スコトーマは 1)知識があり、2)重要性が高く、3)役割(責任)を感じているときに外れます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 講演を縁に実際に「ヒントを得る」ことができたのは、心の中にゴールがあるからでしょう。はっきり自覚してはいないかもしれませんけれど。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴールが重要性と役割(責任)を決めることは理解しやすいと思います。じつは、ゴール自体が知識を得ることにも大きく関係しています。

コーチングにおいて重要な概念である「ゲシュタルト(化)」において、ゴールがとても重要な役割を果たしているのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 *「ゴールがとても重要な役割を果たしている」の詳細はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 心の中にあるゴールを、ぜひ大切にされてください。ゴールがたくさん増えるほど、世界はどんどん豊かになっていきますよ。お楽しみに。

 Q-218:わりとすぐに達成できそうなゴールを設定してもよいですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27405307.html

 

 次は「コーチング理論はいつか学んでみたい」について。

 「いつか学んでみたい」はセルフトークの第2段階です。「いつかは」という表現の根底にある無意識の判断は「今はしなくていい」。だから、行動は起こらず、「コーチング理論を学んでみたい」はいつの間にか意識から消えていきます。それを「スコトーマに隠れる」と表現します。

 Q-103:あがり症は克服できますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19152931.html

 

 もしも「~したい」という思いが湧き上がってきたら、すぐにゴール設定し、しっかりスケジュール化してください。タイムリミットを決めるのです。

 Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

 

 その場合、本来の目的を見失わないように注意してください。真面目な方ほど「want toがいつの間にかhave toに変わってしまう」状況に陥りがちだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 ちなみに私は、「want to have to」を防ぐ対策として、「不安・恐怖(F)」「義務感(O)」「罪悪感(F)」に気をつけています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 大切なのはゴールです。ゴールを持ち続けること、そして更新し続けることです。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 

□スタッフ間での情報共有やゴール設定の必要性、地域に出ていくことの大切さを再認識しました

 

A:「スタッフ間での情報共有やゴール設定」は、とても重要です。先ほどのスコトーマを外しやすくなるだけでなく、抽象度を上げやすくなるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

自分にとっても相手にとってもwantなことを考えると1つ抽象度が上がり、構成する人が多くなるほどさらに抽象度を上げやすくなります。

そして、抽象度が上がるほど、さらなるゴールを見つけやすくなります。現状の外が認識できるようになるからです。

Q-216:「現状の外のゴール」とは何か? 混乱しています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27346333.html

 

 ところで、本編で触れた「コレクティブ・エフィカシー」には2種類あります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 1つは「高いエフィカシーを持った個人が集まることにより、お互いがお互いのゴールの存在を認め合い、お互いのエフィカシーをさらに高め合う状態」。

 もう1つは「同じゴールを共有した組織の構成員による集合的なエフィカシー」のこと。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブ・エフィカシー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 詳しくは苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZOp122~)を御確認ください。

 

 

オーセンティック・コーチング

 

 

□様々な職種の方の講演やシンポジウムを聴き、つながりや連携の大切さを改めて知ることができました。支援をする側と支援を受ける側だけでなく、人それぞれの見方や感じ方の違いがあるため、その方の想いに耳を傾けていきたいと思います。私自身、社会人1年目であり、周りの方からも「今、あなたが感じていること」を大切にと言われることもあるため、本日の講座でまた新たな見方や考え方を知れたため、これからに活かしていきたいと思います

 

A:「つながりや連携」をいつも意識に上げてください。それを釈迦哲学で表現すると「縁起」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 縁起の視点を持ち続け、「すべてがつながっている」ことが感じられるようになると、本編で御紹介した「和顔施」や「眼施」がより強力にできるようになります。

 ぜひ「老病死(+生で四苦)」から、患者さんやその御家族を解放してあげてください。

 Q-204~:「縁起」と「因果」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

 

□「スコトーマは医療の現場では『認知バイアス』として知られている」ということでしたが、とくに注意バイアスの話に思えました。

 認知症の患者さんでは、記憶障害のため財布などを見つけられない時に、「ここに置いたはず」→「娘が盗った」という被害妄想がおこりがちです。特に大切なものにバイアスがかかりやすいと思いますが、コーチング(コーチ)の視点では、「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対してどのように対応すればよいでしょうか?

 

A:皆さんはどのように対応しますか?

 

 この御質問にはしっかりと回答いたしました。こちらで御確認ください↓

 Q-230~:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416986.html

 

 

OT(←「作業療法士」のこと)が地域の中で認知症者が活動できる場を見つける方法は多岐に渡ると感じました。タケハラ先生の講演では非常に興味深く拝聴しました。痛みの中のスピリチュアルペインはなかなか視点が向きにくいところだなと感じました。常に広い視野を持ち、認知症者の心の中にある想いをくみ取り、関わる人々で共有し人生の目的・ゴールを設定していくことの大切さを学びました

 

A:「人生のゴールを設定し、そのゴールに向かってしっかり生きる」ことで、まずは御自身のスピリチュアルペインを克服してください。

 L-00720201月シークレットレクチャー -07;スピリチュアルペインとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 スピリチュアルペイン克服の先には、シンの幸福(well-being)が待っています。心から幸せを感じながらゴールに向かって挑戦し続けていると、その幸せは自然にひろがっていきます。ホメオスタシス同調により。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 だから私は、コーチングを医療や介護の現場に届けるための活動を続けています。

 PM-04-09:ますます緊張する医療・介護現場の福音となるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166400.html

 

 現在はオンライン中心ですが、御要望に応じてしっかりと講義・講演や研修プログラムの作成を行っています。例えば↓

 L-120~202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426762.html

 

気楽に御相談ください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 以上で、講演内容のブログ記事化といただいた御意見・御質問への回答を終わります。

お声がけいただいた事務局の皆さま、そして御参加いただいた皆さま、貴重な機会をありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 講演内容をブログ用にリライトしながら、苫米地博士が「ネオテニー(幼態成熟)」について言及されているのを思い出しました。

 

 以下、苫米地博士の著書「全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する」(宝島社、p153)より引用します。前回(L-155/10)のつづきです。「死」だけではなく、「老病死(+生で四苦)」を、つまり人生全体をイメージしながら読み進めてください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 以上に挙げた点が、人間がネオテニーの代表的存在であるといわれる理由です。進化論においては、このネオテニーが進化のプロセスで重要な役割を果たしているという有力説があります。

 その理由としては、ネオテニーは脳や身体が発達するのが遅い反面、環境の変化に適応する能力が高いという特徴を有するためです。

 環境が激変してしまった場合、先に挙げたライオンや熊など生まれてすぐに従来の環境に適応した生体器官を獲得する生き物は、生き残る確率が下がってしまいます。しかし、人間のようなネオテニーは、環境が激変したとしても一定の生存率を維持できるのではないか、と考えられているのです。

 これは、あくまでも仮説にすぎませんが、人間の進化の謎は、この幼い状態をより長く続けられることこそに隠されているのかもしれません。

 

 いつまでも若々しく活発な脳を維持することができるなら、私たちの人生の可能性は飛躍的に広がり、そこから得られる収穫もまた豊かなものになるでしょう。これは、健康な肉体と精神を維持しながら、人間として活躍していく人に共通する生き方になるでしょう。

 逆をいえば、そういった生き方ができない人びとは、残念な人生を送らざるをえないことになっていきます。楽しみや心地よさ、喜びを感じる対象、世の中にコミットしているという実感も機会も持てず、長生きは不安でしかないと感じる人生になるでしょう。

 

 つまり、寿命の「格差」が広がれば広がるほど、一人ひとりの人間の幸不幸の落差が大きくなっていくのです。

 ですから、もし、あなたが素晴らしい未来を手に入れたいのなら、脳を若返らせるしかないのです。

 脳を若々しく保ち、自らのゴールに邁進する人生を多くの人は送りたいと思っています。そのための方法は次章で詳しく述べますが、ここでは日常的にできる簡単な方法を紹介します。

 まずは、新しいことに挑戦したり、生活に変化をつけたりすること。新しいことにチャレンジすると脳の中に新しいネットワークが作られ、活性化します。

 次に心配や後悔などに多くの時間を費やさないように気をつけましょう。こういった心の習慣は脳細胞の減少を早め、老化を促進します。過去はあくまでも過去であり、現在のあなたとは何ら因果関係もないのです。たとえ昨日不幸なことがあったとしても、次の日も不幸が起きるとは限らないのです。現在はむしろ未来からやってきます。未来に対するいいイメージを持っていたら、脳は自然と若い状態でいられます。

 第2章でも述べましたが、読書も脳を活性化させます。読書で得た新しい知識の群が脳の中に新しいネットワークを張り巡らし、動きを活発化させます。また、次章で言及するIQも高まり、より抽象的思考が可能になります。

 一般的に、世の中でIQが高いとされている人びとは、ほぼ例外なくみな読書家です。その事実だけを見ても、読書はIQを高めるための最善にして最高の手段であるといえるでしょう。そして、IQの高さを保つということは、脳の若さを保つことと等価なのです。

 

 まとめ

 いつまでも若々しい脳を維持できれば人生は限りなく豊かなものになるうる

 引用終わり

 

 

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L-155202111月医療系研修会 -10;「明日への希望」を失わないために

 

202111月に認知症をテーマとした医療系の研修会で講演を行いました。当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

 01;認知症を引き起こし、BPSDを悪化させるもの

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 02;人の特性はBSで決まる=人はさまざまな幻想に支配されている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33708684.html

 03;「ゴール側の世界(w1)の臨場感を維持し続ける」ための鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33745283.html

 04;生体に備わっているホメオスタシスの同調性を利用する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33760483.html

 05;記憶にリアルな臨場感を持たせると、相手も同じ臨場感を感じる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33796873.html

 06;人生の様々な方向性に対してそれぞれゴールを持つ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33811307.html

 07;ゴールとは「究極的に抽象度が高まった体感」で感じるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33851880.html

 08;誰もが抱えている“根源的な痛み”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33866119.html

 09;「明日への希望」から生まれる“幸福”の好循環

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33904272.html

 10;「明日への希望」を失わないために

 

 

 確実に老い、たぶん病になり、必ず死ぬ。その間に認知症になるかもしれない

 

それでも「明日への希望」を失わないために、私たちは何を心がけるべきでしょうか?

 

 

 この記事は医療従事者向けに行った講演をもとにしています。講演は認知症と深く関わる方々を対象としていました。

認知症の診療で必ず行われる検査に「改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)」というものがあります。開発者 長谷川和夫医師は、認知症医療に取り組みながら、認知症ケア職の人材育成にも尽力されたそうです。

 

認知症ケアで長谷川先生が大切にされていたのが「パーソン・センタード・ケア」。それは「認知症の人を一人の『人』として尊重し、その人の立場に立って考え、ケアを行う」という考え方です。コーチングに寄せていうと、「ブリーフシステム(Belief SystemBS)を評価し、共感する」という感じでしょうか。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 「認知症の人を一人の『人』として尊重し」の『人』とは、釈迦哲学的にいうと「関係性の結び目」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 よって、「パーソン・センタード・ケア」の「パーソン」は、たんに認知症の人だけを指すのではなく、縁ある人びとすべてにひろがります。「パーソン」とは、「双方向性の縁起のつながり」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 私は、その縁起の体感こそが、「明日への希望」を失わないための最大の鍵だと思っています。コーチングでいうと、ゴールの共有とコレクティブ・エフィカシーです。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブ・エフィカシー>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 

 ところで、認知症医療の大家である長谷川先生は、先輩医師からこのように言われたそう。

 

 「君自身が認知症になってはじめて君の研究は完成する」

 

 この言葉が、長谷川先生の心の中で反響し続けていたに違いありません。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 201710月に行われた講演で、長谷川先生は自らが認知症であることを明かされました。その後、メディアの取材にも積極的にも応じられています。

以下、認知症公表後の長谷川先生の発言(青字)を紹介します。

 

Q:「自分の姿を見せることで、認知症とは何か、伝えたい」と講演活動を続けられている原点は?

A:忘れられない患者さんがいらしたんですよ。その人はね、五線紙があるでしょう、音符を書く。そこに彼は『僕の心の高鳴りはどこに行ってしまったんだろうか』という悲痛な叫びが書いてある。「僕にはメロディーがない。和音がない。共鳴がない。帰ってきてくれ。僕の心よ、全ての思いの源よ。再び帰ってきてくれ。あの美しい心の高鳴りは、もう永遠に与えられないのだろうか」とも。

それを心にずっと秘めて、これはもう絶対にこの道は認知症に対する研究、診療っていうのは何がなんでも続けるぞと思った。

自分は勉強として、脳がどんなふうになっていくというのはいっぱい研究してきたけども、本人の心の中を見たのはこれが初めてだった。

もうだめだとか。もう僕はあかんとか。もう何もできなくなるのかとか。どんどんひとりになる。自分が認知症になってみたら、そんなに生やさしい言葉だけで、人様に申し上げることはやめなくてはならないと。こんなに大変だと思わなかったな、ということだよね。

NHKスペシャルより-

 

「認知症の人と自分とは同じだ」と同じ目線に立ち、従来のケアに加えて「その人らしさ」を尊重する。その性格を形成していく背景を粘り強く推し量り、「その人らしさ」を理解して、お互いに代えがたい存在であることを認め合う。認知症ケアには、そんな姿勢が求められると思います。

私は、こうした日本の認知症ケアを、世界に広めていくべきだと考えています。

「認知症の人の心は、私の心と同じ。あの人も私と同じように楽しみたい、幸せになりたいと思っているんだ」という気持ちをもって、本人に接してみる。こうして、認知症になっても安心して暮らせる社会をつくっていくことが、これからの日本に求められることではないでしょうか。

私はいま、子どもたちに認知症のことを理解してもらうための絵本を作りたいと考えています。

-認知症公表後の週刊誌(文春)の取材より-

 

 長谷川先生のコメントからは、「双方向性の縁起のつながり」に対する熱い思いが感じられます。それは個人を超えた次元(=克己)で「認知症に対する研究、診療」に向かう情熱。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html

 

「縁起のつながり」の中で、先生の思いはさらなる未来に向いています。それが「認知症になっても安心して暮らせる社会をつくる」というゴール。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴール実現のためのCOA(コース・オブ・アクション)の1つが、「子どもたちに認知症のことを理解してもらうための絵本を作る」というもの...

Q-072:不言実行はなぜ大切なのか? 有言実行は本当に間違っているのか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 身体的にも心理・精神的にも徐々に老いていく長谷川先生と先生を支え続けた人たちの思いは、「だいじょうぶだよ:ぼくのおばあちゃん」(ぱーそん書房)という絵本になって現実化しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

だいじょうぶだよ:ぼくのおばあちゃん

 

 

 その過程では、個人のレベルを遥かに超えた次元(超自我)でのゴール共有とコレクティブ・エフィカシーが実現していたに違いありません。

 L-10120218月シークレットレクチャー -03;自分中心を捨て去る=解放

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31210545.html

 

そのゴール共有×コレクティブ・エフィカシーが、「明日への希望」を失わないための最大の希望!

 

 これが長谷川和夫先生との御縁で、コーチ兼医師としての私が体感したイメージです。

(↑「オラクル」なのかもしれません)

L-142202111月小学校親子… -05;人の成長や進化・向上は情報空間で起こる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33383147.html

 

L-156につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記-

 講演内容をブログ用にリライトしながら、苫米地博士が「ネオテニー(幼態成熟)」について言及されているのを思い出しました。

 

 以下、苫米地博士の著書「全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する」(宝島社、p150)より2回に分けて引用します。前回引用分(L-154/09)のつづきです。

皆さん御自身の「ゴール共有×コレクティブ・エフィカシー」を体感しながら読み進めてください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

4-07 人類が進化してきた理由はネオテニー(幼態成熟)にあり?

 これまで説明してきましたように、私たち人間が、頭の中で何を思っているか、何を考えているかは、私たちの寿命に大いに関連があります。

 私は以前、脳が人間の若さを決めると述べましたが、この命題は次のように言い換えることができると思います。

 脳が人間の死を決定する。

 

 ということは、脳を働かせて常に若々しく保っている人は、肉体と精神の若さをも維持し、なおかつ長寿になることができる、といえるでしょう。

 超長寿時代における若返りとは、ひとえに脳の若返りのことを指しているのです。私たちは、心肺が停止すれば死にますが、心臓が止まってしまうのは、脳が停止命令を出すからに他なりません。

 脳を若々しく働かせ、その状態をできるだけ長く維持することができれば、私たちだって、ヒマラヤのヨーガ行者たちのように長生きすることが可能です。

 近い将来、現代を生きる人類の寿命は、飛躍的な向上を見せ、私たちはその変化に度肝を抜かれることになるはずです。

 

 その兆候はすでに現れています。

 新しい世代が世の中に登場するたびに、街を歩く若者たちはどんどん幼く見えるようになっているように思います。若者だけにとどまらず、社会で重要な地位についている50代の人びとも、例えば昭和一桁世代が50代だった頃とは、外見も考え方もまったく違うと言ってもいいでしょう。

 これは、日本人だけに起きている現象ではありません。もちろん、経済的に貧しい発展途上国では、このような現象は目立っていませんが、欧米の先進国では、それぞれの国民に同じような変化を見て取ることができます。

 それらの先進国においては、そうした変化と軌を一にするように、国民の平均寿命の継続的な長期化現象が起こっているのです。

 現代人がどんどん幼くなっていることを、私は必ずしも否定的には捉えていません。なぜなら、それは人間の進化のプロセスだと捉えているからです。

 

 ご存じの方もいるかもしれませんが、ネオテニーという言葉があります。

 日本語に訳した場合、「幼態成熟」といい、幼い形態を維持しながらも成熟することを意味します。人間はそのネオテニーの代表的存在といわれています。

 一般的にいって、ライオンや熊などの動物は、産声を上げるとすぐに自分の足で立ち上がろうとし、ごく短期間で成熟した大人と同じ物を食べるようになります。そういった動物たちは、誕生したときは、確かに赤ん坊の形態をとっていますが、最初からほとんど大人と同じような状態で生まれてくるのです。

 つまり、脳や身体が速く発達することで、環境に適応した生体器官の特殊性を瞬く間に獲得していくのです。

 しかし、一方で、人間の赤ん坊は違います。生まれたばかりの状態では、爪や歯などもしっかりしていないし、すぐに二足歩行できるようには足腰が発達していません。

 また、人間が社会で生き抜いていくための一人前の身体と頭脳を持つまでには、十数年という年数を必要とします。そのうえ、ただほったらかしにしているだけでは、一人前にはなれず、基本的な能力を身につけさせるためには、じつにさまざまな教育や訓練を親や学校が受けさせる必要があります。

 さらにいうなら、人間の赤ん坊は、見るからに無防備な姿で生まれてきますが、十数年の年月を費やして、成人としての身体を獲得できたとしても、その外見的特徴は基本的に大きく変わりません。幼いときの形態のまま、ただ単にサイズが大きくなる、というだけなのです。

 引用終わり(つづきは次回に)

 

 

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F-333:分断緩和のための処方箋 vol.4;「ワークライフバランス」の落とし穴 <case-side

 

 対立を克服し補完しあうためには「ゲシュタルトの統合」が欠かせません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 統合することで対立する(ように思える)概念を“同じ”とみられるからこそ、各概念(ゲシュタルト)を補完しあうことができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

その補完により“苦しみ”を克服することができます。理解が深まるから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

vol.1;サーフィンvsウインドサーフィン

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33414117.html

 vol.2;本当は今までずっと苦しかった

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33464142.html

 vol.3;「未来のビジョンによる引力の極大化」と「過去からの引力の最小化」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33515591.html

 vol.4;「ワークライフバランス」の落とし穴 <case-side

 

 

私はよくこのような相談をされます。

 

Q:仕事とプライベートとのバランスが取れません。どうすればよいでしょうか?

Q:仕事に対してプライベートの比重が大きくなっていて罪悪感があります(逆パターンあり。その場合は「義務感」が主)。どうすればいいでしょうか?

 

 世間的にいうと「ワークライフバランス」の悩み。皆さんならどのように答えますか?

 

 

急速に進行する少子高齢化対策として、2000年代には「次世代支援育成推進法」「少子化社会対策基本法」「改正児童福祉法」が次々と施行されました。さらには政府が設置した「少子化社会対策会議」等によって、「子ども・子育て応援プラン(新新エンゼルプラン)」が作成されています。

20年後の現在、状況はますます悪化しています。それは問題の本質を外していることの証。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

「少子化傾向を反転できるかどうかのラストチャンス」と危機感を煽る現政権が掲げているのが「異次元の少子化対策」。ですが、肝心の中身は決して異次元ではなく、ますます現状を強化してしまいそう。

岸田総理が語る「異次元」とは、一体何を意味しているのでしょう?

F-254~:イノベーションがうまれるとき

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421781.html

 

 リラックスを深めながら真の課題(case)とその解決(plan)を考えていると、「ワークライフバランス」というイメージが浮かんできました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 Wikipediaで「ワークライフバランス」を調べると、このように記載されています(引用を青字で表示)。

 ワーク・ライフ・バランス - Wikipedia

 

ワーク・ライフ・バランス(英:work-life balance)とは、ひとりひとりの人が自分の時間を、仕事とそれ以外で、どのような割合で分けているか、どのようなバランスにしているか、ということ。

仕事と、仕事以外の生活(友人関係、家族関係、趣味)に関しての、日々の時間の割合・比率。「働き過ぎ」に陥らず、友人・家族などとの時間や趣味などに時間をしっかりと割り当てることで心身を健康に保ち、過労死や自殺を防ぐことを目的とする。日本では「仕事と生活の調和」とも訳される。

 引用終わり

 

 

一読するだけでは何の問題もないように感じられるかもしれませんが、「仕事と生活の調和」という表現には大きな危険が潜んでいます。「無意識に誤ったイメージを擦り込んでしまう」という危険です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

work-life balance」という英語表記がわかりやすいと思いますが、この表現が示すのは「同じ抽象度の概念として『work』と『life』があり、その2つのバランスをとる」ということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

図にすると、このような感じです。

 

work-life balance

 

 

これは「『ワーク』の対立概念として『ライフ』があり、その二つは相容れない(だからバランスをとる必要がある)」といっているようなもの。その“視点の固定”は、vol.1F-330)で確認したように、差別と偏見を生みだします。

PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

  差別と偏見

 

 それが私が感じる危険の正体です。「ワークライフバランス」という言葉の根底にある考えそのものがおかしいのです。ディベートでいうなら「クリティーク(Kritik)」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076426.html

 

 この本質的な誤りの原因は「不完全性の欠如」でしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 東洋哲学的にいうなら「縁起の無理解」。一言でいうと「無明」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

いずれにせよ、「ワークライフバランス」という言葉を用いるほど、人々は自由を奪われていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

まるで呪いをかけられたかのように、物事の本質が見えなくなってしまうから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

そのいい例が「仕事」や「労働」の定義。Wikipediaの「ワーク・ライフ・バランス」の頁には、このような驚くべき内容が記載されています。

ワーク・ライフ・バランス - Wikipedia

 

仕事・労働は、賃金を得るための生活の糧であり、個々の暮らしを支える重要なものである。また、充実した生活・人生を送るための糧でもあり、仕事・労働にやりがいや生きがいを見出すことも大切な要素である。しかし近年は仕事のために他の私生活の多くを犠牲にしてしまう仕事中毒(ワーカホリック)状態となり、心身に疲労を溜め込みうつ病に代表される精神疾患を患ったり、過労死や自殺に至ったり、家庭を顧みる時間がなくなることで家庭崩壊に陥るなどの悲劇を生む事例が後を絶たなくなった。

仕事をしなければ収入が得られず、経済的に困窮する原因となる。逆に時間の大半を仕事に費やす長時間労働では心身の健康を害するほか、家庭や地域との和を乱す原因ともなる。これらを両立するには、仕事と(その他の)生活のバランスを取ることが必要である。

仕事と生活のバランスを崩したことで起こる悲劇の急増は、国民(労働者)にとって日々の私生活や将来への大いなる不安を抱かせることになり、却って社会の活力を低下させてしまうことになる。さらには多忙で安定した生活ができないことにより出生率低下・少子化に繋がり、人口を減らす原因となってしまうとも考えられている。

こうしたことから、仕事と生活のアンバランスが原因で引き起こされる多くの悲劇を抑えようと、「仕事と生活の調和」、ワーク・ライフ・バランスが叫ばれるようになった。

 引用終わり

 

 

 仕事・労働は、賃金を得るための生活の糧」。

 ↑この誤った認識がwant tohave toに変え、仕事や労働を苦痛に変えています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 「イヤでもお金のために働かないといけない」という社会の空気が、「感情労働」という誤った概念を生みだしました。

 F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

 

 さらには、人間関係そのものをギスギスしたものに変えてしまっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

 

 このブログをお読みの方々はしっかり理解されているとおり、「ワーク(=仕事・労働)」とは、「自分の機能を目の前の社会に果たすこと」であり、「何かしらの価値を生みだすこと」です

 Q-059:今まで「仕事をしなければならない」という気持ちが強いでした

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076206.html

 

資本主義という社会のひとつの体系において、その「果たした機能」や「生みだした価値」がお金に換算されるというだけ。仕事は決して「賃金を得るための生活の糧」ではありません。「賃金生活の糧」という発想は、既得権益が生みだしたシステムが一般大衆に仕掛けた洗脳です。

F-206~:マトリックス/Matrix

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 そんな社会的洗脳から脱出し、“私”を自由に再構築していくのがコーチング。コーチングでまず伝えるのが

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZOp48)より引用します。“脱洗脳”という視点でお読みください。

 

 

◎コーチが最初にクライアントに伝えること

 そもそもコーチには、最初に「職業とはお金儲けをする手段ではありません」とクライアントに伝える役割があります。

 これを最初に伝える理由は職業の定義をわかっていない人が多いからです。いま、ほとんどの日本人は職業=お金を稼ぐ手段だと信じて疑いません。

 しかし、本当にそうでしょうか?

 確かに資本主義社会では仕事をすると賃金が発生します。しかし、それは資本主義社会だからであって、共産主義社会ではそうではありません。

 共産主義社会では仕事をしたからといって賃金が発生する仕組みにはなっていないのです。しかしながら、共産主義国に職業がないかと言えば、そんなことはありません。

 職業=賃金というのは資本主義社会だから成り立つ論理であって、どこでも通用するものではないのです。

 では、職業とは何かというと、自分の機能を社会に提供するものです。自分の能力を社会に提供することこそが職業であり、賃金が入るか、入らないかは二の次です。いまの日本で職業に賃金が発生しているのは資本主義社会だからです。資本主義とは、社会に何か自分の機能を提供すれば、その対価を得るシステムなのです。なので、仕事をするとお金が入ってくるのです。

 つまり、お金と職業はイコールではありません。まずはこのことをしっかり理解してほしいのです。

 

 さて、お金と職業の関係ですが、いまの説明で納得できましたか?

 たぶん、しっくり来ていないでしょうね?

 

 「それは理想だろうけど、現実問題として、仕事をすることでお金を稼いでいるのだから、仕事=お金じゃないのか」あるいは「じゃあ、お金はどうやって稼ぐんだ?」という疑問で頭がいっぱいになっているはずです。

 ですから、本書ではこの部分をまずしっかり書いていこうと思います。

 そもそも「じゃあ、どうやってお金を稼ぐんだ」という疑問には「それはファイナンスのゴールを設定します」と答えます。「職業とファイナンスを分けて考えることで、しっかりしたゴールが見えてきますよ」と伝えます(詳細はのちほど)。

 また、「職業とは社会に自分の機能を提供するもの」という言葉を理想主義だと思ってしまう人も多いようです。しかし、その考え方はまさに拝金主義の影響としか思えません。

 一度、よく考えてみてください。かつて人類にはお金というシステムがなかった時代がありました。ところが、その時代であっても職業はあったはずです。

 例えば、力の強い者は重い荷物を運ぶことを職業としたでしょう。手先が器用な者は道具や生活必需品を作ることが職業だったでしょう。狩りが得意な者は狩りをし、ケガや病気を治すことに長けた者は医者になっていったのです。

 かつての共同体での生活を考えれば、それぞれが自分の機能とは何かを考え、それを人々に提供することで共同体の成員として認められ、職能を持った成員が増えることによって共同体は強固になっていったのです。

 職業とはこういうもので、そこにお金は何の関係もありません。

 これを古代の話だと言って一蹴しようとする人もいますが、それならば医者という職業を考えてみましょう。彼らはお金のために働いていますか? お金をもらわなければ治療をしませんか?

 飛行機の中で急病人が出た場合、見てみぬふりをする医者はまずいないでしょう。「お金をもらわなければ治療しない」と言う医者はいないはずです。ということは職業とお金は関係ないのです。

 さきほども話した通り、社会に自らの機能を提供することでお金が入ってくるのはいまが資本主義社会だからです。社会に機能を提供すれば、お金が対価として自然に発生する社会に住んでいるから、お金が発生しているだけなのです。

 引用終わり

 

F-334につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

これを古代の話だと言って一蹴しようとする人もいますが、それならば医者という職業を考えてみましょう。彼らはお金のために働いていますか? お金をもらわなければ治療をしませんか?

 

 私個人の見解ですが、世の中にはいろんな“医者”がいます。今までは「あの先生はちょっと」という感じですんでいましたが、もうそんな時代ではなくなりました。「職業とはお金儲けをする手段ではない」としっかり理解していないと、命を奪い奪われるという厳しい社会に変わってしまっています。

 F-281~:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 

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 次回の開催は3/31(日)の予定です(←3/24から変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

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F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

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F-212~:仕事楽しみですか? ~want toが非難される社会~

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F-242:鉄は熱いうちに打て

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28734264.html

 

 

オーセンティック・コーチング



Q-361 “自分以外を幸せにする”がわからずモヤモヤしています

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:ゴールが見つからないと長い間思っておりましたが、自分以外を幸せにするという抽象的で絶対正しい?もので設定すればいいのだと思いました。このことに、先日ある苫米地式認定コーチとのセッションで気付きました。
 ですが、それに紐付くやりたいことは無数にあり、人それぞれでございます。それが何かは分かりません。モヤモヤしています。
 最近、我慢ならないくらいの不満を感じる日が多く、夜にドライブなどして落ち着かせています。生きている実感や充足がなさすぎて、希望が感じられない狭い世界に囚われている気持ちです。
 それに紐付くやりたいこと(コンフォートゾーン)がないがゆえ、このような状況にあるのでしょうか。また、現状、自己中心的になっているのでしょうか。

 

A:基本は「リラックスして前頭前野優位を維持する」こと。そのために逆腹式呼吸を続けてください。

モヤモヤ」「不満」「希望が感じられない」ときは呼吸を忘れているはず。どうですか?

 F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

 

つねに呼吸を意識に上げながら、その呼吸を含めモニタリングを。

モヤモヤ」「不満」「希望が感じられない」はモニタリングによる気づきだと思います。Yes, you’re good

 

 モニタリングしながら意識に上げるのが「バランス」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 以下、苫米地博士の著書「近未来のブッダ 21世紀を導くリーダーの鉄則」(サンガ、p58)より引用します。


快感と不安のバランス

 ただ、だいたいの場合は、快感よりも不安や疑問などのほうが上回ります。それでバランスがとれるはずです。つまり、自分が、なるべく自分の利益から遠い慈悲的な行為をするとき「これって果たしてやったほうがいいことなんだろうか」「今、しようとしている判断でいいのかな」という迷いや悩みは当然、出てきます。

 たとえば、被災地にボランティアに行こうというとき。自分なんかが行くよりは虎の子の貯金を送ったほうがいいんじゃないかとか、ボランティアするよりもまずは自分の本分の仕事をするべきじゃないかとか、悩むでしょう? 数ある選択肢の中で、実際の行為はたった一つしか選べません。だから「本当にこれでよかったのか」という問いには終わりがありません。つねにある中でベストな選択をしていくことの連続です。

 引用終わり

 

 

繰り返しますが、「モヤモヤ」「不満」「希望が感じられない」はモニタリングによる気づきです。「私らしい」とセルフトークして、リラックスを深めながら次のステップに進みましょう。

 (セルフトークはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421937.html

 

次のステップとは「ラベリング」。ラベリングは「ゴール側からの自己評価」のことです↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

そのゴールは、人生のあらゆる領域に設定します(バランスホイール)。趣味のカテゴリは「自己中心的」でもかまいません。

Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

まずは趣味のゴールを再確認し、そこから社会性を考えたらどうでしょう?

 

 再び「近未来のブッダ」(p59)より引用します。苫米地式の「判断基準」を参考にされてください。

 

 

慈悲の判断基準

 我々は神ではありませんから、つねに部分情報で生きています。ですからつねに間違いを犯している可能性があります。でも、その部分情報の中で自分がベストな選択をするよう心がけるのです。

 そのときのベストとはなんでしょう? 判断基準をここで整理します。

 

 ◎それは自分以外の人にどれだけ役に立っているか。

 ◎利害関係がよりないほうがいい。

 ◎自分からできるだけ遠い人であればあるほどいい。

 

 究極までIQを高めて、自分は自分以外のものでできているという縁起の見方を手に入れれば、こういった基準は自然に入ってきます。

 引用終わり

 

 

 「縁起の見方を手に入れる」ために欠かせないことがあります。それは「社会性を考える」ためにも必須。何でしょう?

 

 そう、抽象度の高い思考です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そのための基本が「リラックスして前頭前野優位を維持する」こと。逆腹式呼吸を続けることで、リラックスとゆらぎを得ながら前頭前野優位を維持ことができます。

その上で「変性意識生成」!

 Q-071:認知的不協和の… Vol.8;「リラックスできる呼吸の無意識化」のコツとその先にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14830941.html

 

目の前の現状よりも現状とは異なるイメージに強い臨場感を感じている状態を「変性意識(ASCAltered State of Consciousness)」と呼びます。苫米地博士は全ての変性意識生成方法を統一的に説明されています。それが「Rゆらぎ」。

 カテゴリ(フリーテーマ):自分のリミッターをはずす!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268324.html

 

 通常、抽象度が上がると、臨場感は下がります。具体的な情報量が減っていくからです。文字どおり“抽象的”になっていきます。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 ところが、「Rゆらぎ」を利用すれば「抽象度を上げる際に同時に臨場感を上げていく」ことが可能になります。その秘訣が「呼吸」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

 「抽象度の高い思考」とは、情報空間での運動のこと。じつは、それだけでは足りません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 忘れてはならないのは、物理次元でもしっかり「行動する」こと。その際の指針について、苫米地博士はこのように教えてくださいます。「近未来のブッダ」(p60)からの引用です。

 

 

行動の指針

 行動するときに、「努力」という概念はいりません。やりたいことをやっているのを努力とは言わないからです。やりたくないことをやっているのを努力というのです。

 そういうふうに考える上で大事なのは、やはりゴール設定です。抽象度の高いゴール設定によって、やりたいこととやりたくないことが決まってきます。私で言えば「世界から戦争と差別をなくす」というゴールがあって、やりたいこと・やりたくないことが決まります。その時々のベストな選択は、抽象度の高い思考があってゴールがあるからできるのです。ゴールがない人は生きていないのと同じ。ゴールがなければベストな選択はできないのですから。

 のちほどゴール設定については解説しますが、ぜひとも自分が「これだ」と思えるゴール設定をしていってみましょう。

 引用終わり

 

 

 まだ「努力しないといけない」「頑張らないといけない」と思っていませんか?

 

 意識には上がらない無意識のどこかに、have toが潜んでいるかもしれませんよ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 あるいはピュアなwant toが、何らかの理由によりhave toに変わっているのかも。私自身は「不安・恐怖(F)」「義務感(O)」「罪悪感(G)」に気をつけています。

 PM-06-03:抗不安薬を常用する医師の叫びで気づいた「FOG

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 

 以上をまとめて一言でアドバイスするとw、気楽!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 *詳しくはこちら↓

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

いずれにせよ、コーチの存在はとても重要です。とてもいいコーチと巡り会えたようですね。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

コーチとともに楽しみながらゴール設定(&達成)に取り組んでください。「意図」もお忘れなく。

L-142202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-05;人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33383147.html

 

 

 以上、私の回答です。

御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 


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F-174:こんなはずではなかった

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近未来のブッダ




F-328:お大事に <後編;最も大切にしなければいけないこと>

 

 ちょっと前のことですが、別れ際の「お大事に」で相手がフリーズしてしまいました。相手の立場でいうと「フレームの中断」です。

 F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

  私:……。では、また。お大事に。

  相手:えっ(フリーズ)、私が“ワクチン”を3回も打ったからですか? どうしたらいいですか?

  こんな感じ。

 

 そんなやり取りの間に、買い物中の妻からメールが届きました。写真付きで。

 

  妻:今〇〇にいます。△△買っとこうか?(商品棚の写真)

 

 その時、心に浮かんだのが「お大事に」という言葉。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 そんな内省言語体験を縁に、「お大事に」について考えてみました。

 

 前編;人と人のコミュニケーションの原点

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33262415.html

 後編;最も大切にしなければいけないこと

 

 

非言語コミュニケーションは人と人のコミュニケーションの原点

 

 コーチングの奥義ともいえるこの重要なポイントを噛みしめていたら、「お大事に」を用いた双方向の言語&非言語コミュニケーションにより、エフィカシーを評価し高めること(=観自在)ができることに気づきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 エフィカシーとは、「自分のゴール達成能力の自己評価」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

全部自分のことなので、本来なら自由に高めることができるはずです。ところが多くの方が感じているとおり、エフィカシーを高めることは簡単ではありません。

 F-322:観自在 <実践編-2;スマートトーク>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33017128.html

 

だから「お大事に」。「お大事に」をハイブリッド(言語&非言語)の働きかけとして戦略的に用います。

 

 <ここからは完全に私個人の自由な解釈です。気楽にお読みください>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 ところで、皆さんは「お大事に」という言葉を聞いて(トリガー)、どんなイメージが浮かびますか(アンカー)?

 F-158:無我夢中 <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 もしも「身体」のイメージが浮かんだなら、それは「お大事に」の第1段階。体を大事に思うことはもちろん重要ですが、その段階では心が物理的制約に縛られたまま。情報空間の底面に閉じ込められているような状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「お金」「時間」「命」といったイメージが浮かんだなら第2段階。「身体」よりは少し抽象度が上がっていますが、まだ“大切なこと”がスコトーマに隠れています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その“大切なこと”とは、「潜在能力」や「無限の可能性」!

 「お大事に」という言葉がゴール(未来)と結びついたとき、その言葉はエフィカシーを高める魔法の言葉に変わります。それが「お大事に」の第3段階です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 「お大事に」と発する側が、100%相手のことを思い、100%相手のゴール(未来)実現を確信していれば、その思いはしっかり伝わるでしょう。

 (伝わる理由はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ゴールのポイントは 1)現状の外、2)心から望む(止められてもやりたい)、3)人生のあらゆる領域に設定する(バランスホイール)+ 4)自分中心を捨て去る。

 L-10020218-02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 4)自分中心を捨て去るとは、「“自分”の定義を拡張していく」ことです。それは抽象度が上がることと同義。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「お大事に」と言われる側のゴールの抽象度が上がるほど、そのゴールは「お大事に」と言う側を包摂していきます。

 さらには、「お大事に」と言う側の確信が強くなるほど、言われる側も確信 =ゴールの世界の臨場感 =エフィカシーが強くなっていきます。

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? <vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html


 “自”が拡張し続け、“他”との区別がなくなったとき

さらに“自”が拡張し続け、ゴール(未来)と一体に感じられるようになったとき

 

関係の結び目である“自”は、その関係=宇宙と同じになります。それが「お大事に」の第4段階です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 ここまでをシンプルに表現すると、

  第1段階:モニタリング

  第2段階:ラベリング

  第3段階:さらなるゴール設定

  第4段階:コレクティブエフィカシー

 

 さらに一言にまとめると

 

 以下、苫米地博士の著書「超悟り入門 いつまで悟りにこだわっているのですか?」(徳間書店、p143)より引用します。「お大事に」という言葉が浮かび上がらせる「〇〇〇(漢字3文字)」を思いながらお読みください。Feel

 

 

金、強欲、そして見栄

 金、強欲、そして見栄。21世紀の人々はこんな古典的な苦で悩んでいるのです。それは物理社会が過ごしやすくなったからです。病気に苦しむことがだいぶ減り、老いて野垂れ死にすることもほとんどない現代社会の中で、人々は安心して生きることができるようになりました。すると興味は快楽へと向かうようになり、苦しみは持つ者と持たない者の差、つまり、他人との差が気になるようになってきます。

 また、社会もそうなるように仕向けています。4Kテレビを見れば、「あれはもう古い」「時代後れ」といって8Kテレビを買わせようと必死です。携帯電話なんか毎年新製品が出て、買い換えるのが普通のような流れを懸命に作ろうとしています。

 欲が刺激される社会、欲をむき出しにした人が成功者と言われる世界が到来しつつあるのです。だから、持たない者は苦しいのです。

 一方、持つ者も実は苦しいのです。なぜなら、欲望に限界はないからです。自分がいくら成功者でお金持ちであっても上には上がいます。自分よりも高価なもの、豪華なもの、きれいなもの、価値のあるものを誰かが持っています。

 仮に、世界で一番のお金持ちであったとしてもやはり悩みは尽きません。デービッド・ロックフェラーは間違いなく世界有数のお金持ちの一人だったでしょう。そんな彼も死の間際は苦しかったと思います。もちろん、病気の苦しみもあったでしょうが、彼を最も悩ませたのは自分の権力を誰が引き継ぐのか、といったところでしょう。誰が裏切り、誰が味方なのか、そういったことに頭を悩ませていたはずです。お金を刷る権利を持っている一族にとって、遺産などはいつでも創造できるもので、もはや悩みでもなかったでしょう。

 デービッドが悩んでいたのは人間関係だったと思います。信頼できるのは誰か? つまり、世界有数の金持ちであっても、悩みは関係性だったのです。

 持つ者も持たざる者も押しなべて悩みは情報空間のものであり、もっと具体的に言えば、他人の目であり、人間関係でした。

 ということは、21世紀の私たちが最も大切にしなければいけないものがこれでわかってくるはずです。

 そうです。現代の私たちが最も大切にしなければいけないのは他人なのです。

 21世紀の悩みは、すべて自分の幸せを一番にと、そればかりを考えているから尽きないのです。

 大切なのは自分ではなく、他人です。それも自分の家族は含めない、まったくの他人。それを、自分を愛するかのように愛することができれば、悩みは消えてなくなるのです。

 引用終わり

 

 

 「『お大事に』という言葉が浮かび上がらせる〇〇〇」の「〇〇〇」とは、「関係性」。

その「関係性」にフォーカスしながら、「お大事に」の4段階をシンプルに表現しなおすと、

  第1段階:関係性をモニタリング

  第2段階:関係性をラベリング

  第3段階:さらなるゴール設定 =関係性再構築

  第4段階:コレクティブエフィカシー =関係性強化

 

 それを一言でまとめると「中観」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 「お大事に」にまつわる内省言語体験を縁に、私はそのようなことを考えました。

 S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 「『お大事に』の4段階」はコーチングにおける重要な知識をベースにしています。何でしょうかw

 (答えはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19152931.html

 

 

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 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

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L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

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超悟り入門



L-138202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-01;最高のコーディネーショントレーニング

 

202111月に鹿児島県の小学校で親子向けの講演を行いました。依頼されたテーマは「コーディネーション」。

当日お話しした内容をブログ用にまとめ、御質問・御意見に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;最高のコーディネーショントレーニング

 

 

 講演には、小学1年から6年までの児童が30名、その保護者が26名、そして教育実習生含む教職員が15名ほど参加してくださいました。

 当初は講演だけの予定だったのですが、直前になって「教職員と保護者が話し合いを行っている間に、子どもたちに体操を教えてほしい」と依頼されました。しかも「コーディネーショントレーニングを指導してほしい」と。

推測ですが、担当の先生にフィジカル系のコーチだと思われたのでしょうw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

一瞬とまどいましたが(=フレームの中断)、快く引き受けさせていただきました。子どもたちに“あること”を教えるいい機会だと思ったから。

F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

トレーニングのはじめに、私は子どもたちにこんな質問をしました。「皆さんは生まれてからず~と“ある運動”を続けています。その運動は何でしょうか?」

 

 

 ところで「コーディネーショントレーニング(coordination trainingCOT)」とは、運動能力を高めるための訓練のひとつで、「感覚の働きと筋肉運動を調和させ、状況に適した動作を行うためのトレーニング」のこと。7つのコーディネーション能力として、1)定位能力(位置関係を把握する)、2)変換能力(条件に応じて動作を切り換える)、3)識別能力(視覚と運動の同調)、4)反応能力、5)連結能力(体全体を無駄なくスムーズに動かす)、6)リズム能力、7)バランス能力 が挙げられています。これってコーチングとも通じますよねw

 

 抽象度を上げて一語で言いあらわすと、「調和」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 私は、フィジカルコーチとして「コーディネーショントレーニング」を指導する代わりに、苫米地式認定コーチとして「調和」を念頭にトレーニングや講演を行うことにしました。医師でもある私にとって、「調和」はとても重要なのです。

 Q-248:続・気楽に生きたいのですが ~「気楽に生きる」ということ~ -06(補足);調和

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28451173.html

 

 「調和」はとても重要

 

 そんな話をすると、「人づきあいが苦手です」「コミュニケーション能力に自信がありません」といった相談をされることがあります。皆さんはどうですか?

 

 双方の主張の調整を図り調和を保つことができる能力を「協調性」と呼びますが、その本質は「いかに相手の立場に立つことができるか」です。それは“共感”のことであり、決して“同調”ではありません。

 Q-298~:どれくらい相手に共感していいものでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423870.html

 

 先ほどの例のような相談をされる方は、みな真面目そう。きっと相手にムリに合わせようとしてしまうのでしょう(同調)。だからhave toに陥ってしまい、そのうちに苦しくなってしまう

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 以下、苫米地博士の著書「もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 -今こそ、『縁起人』として生きろ-」(TAC出版、p204)より引用します。「調和」「共感」「同調」をそれぞれイメージしながら読み進めてください。Feel

 

 

「空気を読む」のは縁起的コミュニケーションなのか?

 「協調性」の話が出たところで「空気を読む」「読まない」の話もしておきましょう。

 日本人は組織の和を重視しがちな国民性を持っていますが、「場の空気」を無視する勇気を持つことも、ときには必要です。

 そもそも私は昔から「読まねばならない空気などこの世にはない」と言っています。

 日本の社会は必要以上に「空気を読むこと」を重視する傾向にあります。これは日本人にありがちな一種の「過剰反応」で誤った考えです。

 なぜなら、縁起のプリンシプルは「この世に絶対的なものはない」です。ということは、この世には「この空気が正しい、この空気は間違っている」といった正確な判断基準はありません。

 たとえば、映画の賞をとった女優がインタビューで「ファンのみなさんのおかげです」などということがあります。

 

 しかし、これは本当でしょうか。

 女優がいい演技をするのは「自分のため」であり、それが仕事だからです。

 では、なぜファンに感謝するのかというと、それが礼儀であり、また、いい人間であるというパブリックイメージを守る得な行為だからです。相手の気分をよくさせるために、戦略的に感謝の言葉を述べるわけです。

 

 もし、あなたが自分のゴールにおいて、場の空気を読んだほうが都合がいいなら、戦略的にサービストークを展開すればいい。ゴールに必要がないなら、わざわざやりたくもないのに、空気を読まなくていい。

 「自分のゴールのために相手に同調する」というのは人間関係の基本ですが、どんな場合でもやらなければいけない、ということはない、ということです。

 引用終わり

 

 

 そう、肝心なのはゴール!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールに向かうエネルギーと創造性が、結果として「調和」を実現します。だから、コーチングこそが、最高の「コーディネーショントレーニング」です。

 Q-303~:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424263.html

 

L-139につづく)

 

 

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 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

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L-136202111月シークレットレクチャー -05;イマジネーションによって作った限界を破壊し、新しい世界を獲得していく(ワーク付き)

 

202111月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の1回目。3回を通してのメインテーマは「」ですw

 

 」とは何か? 「」がコーチングとどう関係するのか?

 

 当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 01;メインテーマ「□」とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32989957.html

 02;自我とRAS&スコトーマとコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33004210.html

 03;抽象度が上がる →自由 →ますます“いい状態(well-being)”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33037872.html

 04;「囚」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33051194.html

 05;イマジネーションによって作った限界を破壊し、新しい世界を獲得していく(ワーク付き)

 

 

 今回のメインテーマは「」。「」とは「フレーム」のこと。

 私たちはあるフレーム()を作ってその中だけで思考するわけですが、思考と同時にフレームに囚われています。それがブリーフシステム()。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そんなブリーフシステム()を打ち破るためには、新たなゴールが必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

現状の外、つまりフレーム()の外側にゴールを設定し、そこを新たなブリーフシステムに変えていくのがコーチング!

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 コーチングに取り組まないなら、いつまでたっても「」のまま。まずは自身のブリーフシステム()をしっかり観察することからはじめましょう。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 

 ところで、医療・介護の現場では「3つのロック」という概念が知られています。そのロックとは、①フィジカルロック、②ドラッグロック、③スピーチロック。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 それら3つの視点は、「自身のブリーフシステム()をしっかり観察する」ために応用できます。例えば、①は身体の状態や年齢による変化、②はお金や時間といったリソース、③はドリームキリング といった感じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 では、ここで問題。

 “ある視点”でみると、と②はほぼ同じといえますが、①と③の間と②と③の間には大きな違いがあります。その違いとは何でしょうか?

 

 

3つのロック

 

 

 答えは「抽象度」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ①と②は最も抽象度が低い次元(物理空間)でのことであり、③は「言語」や「心」といった高次の情報次元でのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 因は必ず高い次元にあります。つまり、高次の情報次元での関係性(縁)が、結果として下の次元での果を生みだしているということ(起)。

 Q-204~:「縁起」と「因果」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

 その「高次の情報次元での関係性(縁)」が、自我であり、ブリーフシステム()です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

それはホメオスタシスで強力に維持される現状のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のことでもあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 *ホメオスタシスはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 現状というCZの外側にゴールを設定することで、新たなブリーフシステム(囚)を自由に再構築していくことがコーチング!

 

 それは「イマジネーションによって作った限界を自ら破壊し、新しい世界を獲得していく」ことでもあります。詳しくはこちらでどうぞ↓

 L-09820217… -10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30699999.html

 

 最後に、「新たなブリーフシステム(囚)を自由に再構築し、新しい世界を獲得していく」ためのワークを紹介します。そのワークとは

 

 「ラベリング」です。

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

ラベリングを行うことで、ゴール側のCZの臨場感を高めていくことができます。

L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 

<ワーク:イマジネーションによって作った限界を破壊し、新しい世界を獲得していく>

 

 1) ゴールを設定する

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

2) ゴール側から、認識しているものすべてに「T(ティー)」「Nil(ニル)」「D(ディー)」のどれかを張りつける(ラベリング)

  T:ゴールに関係すること(ゴール達成の妨げになることも含む) ←新しい世界(w1)

  Nil:ゴールと関係ないこと ←イマジネーションによって作った限界(w0)

  D:「T」でも「Nil」でもない感情(怒り、不安など)

 

 ≪ポイント≫

□ ラベル張りは時間をかけず、情報を認識した瞬間に行う

□ まずは「D」を減らすように意識。「D」は完全に各自の心次第

□ 次に「Nil」が減るように自身の行動を見直す。基本的に「Nil」にはhave toが入り込んでいる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

□ 「Nil」が続くときには、「なぜhave toなのか?」「want toは何か?」「そもそもゴールは何だったか?」と自問を行う(止観)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

 

 おなじみのラベリングですが、今回はとくに“抽象度”を意識に上げながら取り組んでください。きっといろいろな束縛が見えてくるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

L-137につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 抽象度が上がると、自由になり、ますます“いい状態(well-being)”になる

 

 抽象度を上げることは「IQを高めて悟りの境地に近づく方法」でもあります。それが「ますます“いい状態(well-being)”になる」ための苫米地流メソッドのコアです。

 

 今回も苫米地博士の著書「15歳若返る脳の磨き方」(フォレスト出版、第3章)から引用します。前回は「IQが高い人の脳の使い方」の1つ目の特徴である「IQの高い人は長時間の思考をしている」を確認しました。今回は2つ目(p127)、それは

 

 

IQが高い人は情報空間に大きな構造物をつくる

 もうひとつは、IQの高い人の脳は情報空間に大きな構造物をつくる、という点です。

 たとえば、アインシュタインは光という現象、あるいは光の運動を見て、「光の速度は一定である」という原理を導きました。その時代に光の速度が一定などというのは、誰も考えたことがありませんでした。

 「光の速度は一定である」というシンプルな原理が導かれた背景には、じつは膨大な物理学の知識が横たわっています。その膨大な知識を抽象化し、シンプルな情報を取り出したことが、アインシュタインのすごいところです。

 もちろん、物理学に馴染みの薄い人には、この背景はよく見えないと思います。そのため、アインシュタインの発見がどの程度にすごい話なのかということも、たいして実感できないのではないでしょうか。

 しかし、背景がよく見える人には、彼が導いた「光の速度は一定」という情報が、物理学の情報空間に築かれた巨大な構造物に映るはずです。

 その証拠に、光速が一定とわかった瞬間に、世界の見え方はがらりと変わり、時間や空間の概念さえも変わってしまいました。ちなみに、現在の1メートルの正確な長さも、光速度不変の原理にもとづいて計測、決定されたものなのです。

 1986年の第17回国際度量衡総会決議では「メートルは1秒の299792458分の1の時間に光が真空中を伝わる行程の長さとする」とされています。

 

 アインシュタインほどのすごみはなくても、私たちにも情報空間に大きな構造物をつくるチャンスはいろいろあります。

 たとえば、コンピュータプログラムです。

 私はアメリカの飛び級制度によって、13歳で数学だけ高校2年生に進学し、次の年度には数学だけ大学に進みました(私が大学に行くのではなく、大学教授が週に2回高校に教えに来てくれました)。その当時、コンピュータプログラムづくりにひどく夢中になっていました。まだBASICも登場していないころでしたから、おそらくコンピュータプログラムをつくった日本人中学生(高校生?)第一号だったのではないでしょうか。

 アメリカで学生のころの私は、学校では目立つ存在でした。

 理由は、カフェテリアで食事をするときに、両手で料理の皿を載せたプレートをそっと持ち、そろりそろりと歩いていたからです。そうやって静かに歩かないと、2週間もの時間をかけて頭の中に組み上げたプログラムが、床にこぼれ落ちて消えてしまいそうな気がしていたのです。

 クラスメートたちの目には、いかにも素っ頓狂な姿に映ったことでしょう。しかし、私のほうは、頭の中の大きな構造物を壊してはならじと、真剣そのものです。

 コンピュータプログラムでなければ、小説を書くのもいい方法です。

 これは小説だけではありませんが、原稿というのは、じつは頭の中で組み上げられるものです。

 本にするような原稿を書いたことがあればわかると思いますが、作家は、物語の構想からプロット、さらにはこういう味を出したいという細部まで、作品のすべてを頭の中に書いてしまいます。最初に、物語という大きな構造物を情報空間に築くわけです。

 パソコンの画面や原稿用紙に向かって文章を書くのは、最後の作業です。

 これはコンピュータプログラムでも同じことです。キーボードで打ち込むときは、頭の中に出来上がっているプログラムをそこからずるずると引っ張り出し、内容を吟味しながら物理空間に定着させているだけなのです。

 IQの高い人の脳は、このように大きな構造物を情報空間に構築することをつねとしています。そうやって、自在に情報空間を操作する作業を日常的に行っている、ということです。

 引用終わり

 

 

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Q-351:「情報的身体」というのがよくわかりません? <後編;プランサイド>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

私は苫米地式認定コーチであるとともに、医師であり、苫米地式のマスターヒーラーでもあります。そのことを御存知の上で質問してくださったようです。

質問部分を抜粋すると

 

Q:「情報的身体」というのがよくわかりません?

 

 今回はいただいた御質問を2回に分けて回答していきます。前編が問題(課題)を見つけるケースサイド(case-side)、後編が問題(課題)を解決するプランサイド(plan-side)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 前・後編とも苫米地博士の著書「脳に免疫力をつければ病気にならない」(徳間書店)から、「イメージが健康をつくる」(p36)の部分を引用します。免疫力や健康の秘訣を感じながら読み進めてください。

 F-122:免疫力をあげる!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21245972.html

 

 前編;ケースサイド

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32943460.html

 後編;プランサイド

 

 

 A2:前回は苫米地理論の第1世代「サイバーホメオスタシス理論」と第2世代「超情報場理論」を紹介しました。

 (第1世代↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

     物理空間は情報空間の一部であり、抽象度の最も低い空間

     情報(場)を書き換えると、物理(場)が書き換わる

 

 これを理論化しているのが、苫米地理論の第2世代「超情報場理論」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

 「情報的身体」に対する言葉は「物理的身体」だと思いますが、じつは、「物理的身体」も情報的身体です …OKですよね?

 

 「物理と情報は別々のものではなく、同じもの」という事実の理解不足が「『情報的身体』というのがよくわかりません?」の主因 それが私の分析です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 

 とここまでがケースサイド。今回は問題(課題)解決のためのプランサイドです。

 前回同様、苫米地博士の著書「脳に免疫力をつければ病気にならない」(徳間書店)の「イメージが健康をつくる」(p41)から引用しながら、解説を加えていきます。まずはこちらから。

 

 

〇情報空間のエネルギーが健康をつくる

 ここまでで、

 ●人間を含む生命現象は情報処理活動であり、

 ●この世界はすべて情報空間であり、

 ●情報空間の最も抽象度の低いところに物理空間がある、

 という話をしました。

 引用終わり

 

 

 この3つの理解がヒーリングには欠かせません。もちろん、コーチングにおいても。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 *情報空間はこちら↓

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 では、引用の続きを。

 

 

 さて、健康の話に戻りましょう。なぜ健康においてこの話が重要なのかというと、物理空間のエネルギーよりも強力な情報空間のエネルギーが健康な心身をつくるからです。

 情報空間のエネルギーの強さを理解するために、こんなケースを想像してみましょう。

 飛行機からパラシュートなしで人が飛び降りて死んだとしたら、その人の死因は何だと思いますか?

 地面に叩きつけられたこと?

 落下速度に耐えられず呼吸困難?

 多くの人はそんな死因を想定するでしょう。

 しかし実際には、「死ぬ!」と思うその心理的ショックによる急性心筋梗塞などでショック死するのです。つまり、「死ぬ!」と思う情報空間のエネルギーが物理空間の体を殺してしまうのです。

 

 想像しただけで死んでしまう。これが情報空間のエネルギーです。

 

 考えたことで自分を殺すことができる。そこまで強力なエネルギーを、情報空間(心)から物理空間(体)に向けて発生させられるほどに、情報空間のエネルギーは強力です。

 

 反対に、死が迫るような状況でも「自分は絶対に生きる!」と確信している人は、「生きる!」という情報空間のエネルギーが物理空間の体に働きかけて、生きのびます。

 

 そんなことは夢物語だと思いますか?

 しかしこれは現在の認知科学では自明のことで、「現実(リアリティ)」とは、「脳が臨場感を持っている情報空間のこと」を指します。

 たとえば映画を観て映画の世界に引き込まれているとき、脳は映画の世界(情報空間)に臨場感を持ち、映画の情報空間を「リアリティ」として認識します。

 

 スクリーンの中でトム・クルーズが銃撃に巻き込まれたとき、それをスクリーンで観ているあなたも心臓がドキドキしたことがあるでしょう。それは情報空間のリアリティに対して体が反応していたということです。そして、それはホメオスタシスが情報空間にも広がっているからです。

 それと同じように、人間の体は、「スネをぶつけてアザができた」というように物理空間での出来事に反応するだけでなく、「風邪が早く治る」と確信すればその「情報空間」のリアリティに対して体が反応し、早く治ります。先ほどの例のように「死ぬ!」と信じた場合には、脳はその情報空間をリアリティとして認識し、体の機能が止まり死んでしまいます。

 引用終わり

 

 

     「現実(リアリティ)」とは、「脳が臨場感を持っている情報空間のこと」を指す

     死が迫るような状況でも「自分は絶対に生きる!」と確信している人は、「生きる!」という情報空間のエネルギーが物理空間の体に働きかけて、生きのびる

 

 …これが情報空間にまでホメオスタシスが拡張した生命現象=情報処理活動の力。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

「信じるものは救われる」という言葉があるとおり、はるか昔から人類は信じることで“奇跡”がおこることを知っていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7554690.html

 

第二次世界大戦中にナチスにより強制収容所に送られた体験を「夜と霧」に記した精神科医 ヴィクトール・E・フランクル(Viktor Emil Frankl1905~1997年)は、強制収容所の中で人間観察と深い洞察を続けました。そして、生きることを投げ出した人と投げ出さなかった人の違いに気がつきました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

その違いとは「目的(mission)」の有無。もっと掘り下げると「希望(hope)」です。

PM-04-04収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 コーチングのフレームでいうと、「希望 →ゴール →目的 →エネルギー&創造力」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 それが生命力であり、“奇跡”の源泉。“奇跡”はマインドでの情報処理の結果です。

 F-161:コーチの視点で考察する“青春” vol.2;フリードリヒ・ニーチェ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24140969.html

 

 諸研究により「希望や夢がある子どもとない子どもでは、その後の人生がまったく異なってしまう」ことが明らかになっています。飢餓や貧困で苦しむ地域においても、「希望や夢」の格差によって、さらに免疫力やパフォーマンスが違ってしまうそう。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882140.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615641.html

 

通常「格差」というと経済的格差を考えますが、より重要なものは情報的な格差、すなわちマインドの使い方の差です。世界3位(近々4位に転落)の経済大国であるはずの日本の現状を鑑みると、その重要性を痛感します。

F-026:最近の研究・調査で明らかになった日本の課題とその解決法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 ならば重要なことは

 

以下、引用の続きです。

 

 

 情報空間のエネルギーは物理空間のあなたの体を書き換えます。そして情報空間のエネルギーは四六時中、人間の体に変化を与えています。

 昨日の夫婦喧嘩を思い出して再び頭に血が上るとか、テレビの幽霊特集を観て血の気が引くとか、小説を読んで泣いたり笑ったりするのも情報空間のエネルギーに対する反応です。

 情報空間のエネルギーは、私たちが普段生きている(つもりの)物理空間のエネルギーよりも圧倒的に強力です。

 たとえば、食事とトレーニングで筋肉を鍛え上げたパワーリフティングの選手も、試合の直前にショッキングな知らせを受け取ると、力を出せなくなります。これは情報空間のエネルギーが物理空間に影響を及ぼした分かりやすい例です。

 そして、これから説明するように、情報空間の強力なエネルギーは、人を病気にしたり、健康にしたりもするのです。

 では、そのメカニズムは? 情報空間と健康がどう関係するの?

 そう思っている方もいるでしょう。

 そこで次に「コンフォートゾーン」について理解していただきます。

 

 POINT:情報空間のエネルギーが健康を左右する

 引用終わり

 

 

 ならば重要なことは、マインドをうまくコントロールできるようになって、「情報空間のエネルギー」を自由自在に使いこなすこと。それがコーチングです。

 

 コーチングとは、コーチとクライアントの一対一の関係性の中で「コーチがマインドの使い方を教える」こと。具体的な作業は「クライアントのゴール設定をサポートし、エフィカシーを高める」ことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ゴールの基本条件は、1)現状の外、2)心から望むこと、3)人生のあらゆる領域に設定する(バランスホイール)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

 それに加えて、私は「自分中心を捨て去る」を重視しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 その「自分中心を捨て去る」とは、自分の定義をひろげていくこと。それは部分関数としての自我を拡張していくことであり、抽象度が上がるほど拡大する縁起のつながりを“自分”とすることです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 「抽象度が上がるほど拡大する縁起のつながり」とは、ゴール側のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のことでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そのコンフォートゾーンのレベルがエフィカシーです。

 Q-310:私のまわりではそうでもvol.5:コレクティブ・エフィカシー -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 

 

     物理空間は情報空間の一部であり、抽象度の最も低い空間

     情報(場)を書き換えると、物理(場)が書き換わる

 

 このことを理論化しているのが、苫米地理論の第2世代「超情報場理論」です。「『物理的身体』も情報的身体」はクリアですね?

 (クリアじゃなければこちら↓)

 L-003~420201月シークレットレクチャー -03~4:身体と心は〇〇〇〇

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 「物理と情報は別々のものではなく、同じもの」という事実の理解不足が、「『情報的身体』というのがよくわかりません?」のケース。そして、私のプランはコーチングの実践です。

 

 ゴールを設定しエフィカシーを上げることで“自分”が拡張していく感覚がつかめると、「情報的身体」がますますクリアに感じられるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 その「情報的身体」とは、新たな可能世界w1であり、ゴールの世界のこと。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

一言でいうなら「空(くう)」!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

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 次回の開催はR6.1/28(日)の予定、テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

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F-172:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ -最終回- vol.4-4「死」;well-aging <ワーク付き>

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Q-120:情報空間の移動と身体の軸について

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Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:苫米地博士の「認知科学への招待」を読みました。最後の方に「もはや認知科学というパラダイムは通用しない」といった話があったかと思うのですが、それと苫米地博士が提唱されている理論をどう結びつけて考えればよいのでしょうか?

 

A:まずは用語の確認から。

 「パラダイム(paradigm)」とは、科学史家・科学哲学者 トーマス・クーン(Thomas Samuel Kuhn1922~1996年)によって提唱された概念で、「特定の分野やその時代において規範となる『物の見方や捉え方』」のこと。

 

 苫米地博士は、「認知科学への招待」(サイゾー)の中で、「ある時期がきたら主役の座を降りるというタイミングが、科学のパラダイムには必ず訪れる」と語られ、「それが科学の進歩」であるとされています。

 (「必ず訪れる」理由はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

認知科学への招待

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 その変化=パラダイム・シフトは、過去の全否定ではありません。これまで築き上げてきたものの上にさらに新たなものを積み上げていくための視点の転換です。

つまり、「抽象度を上げる」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html


 それは「これまでのゲシュタルトを統合して、より大きなゲシュタルトをつくりだす」ということでもあります。そのたびに理解は深まっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 「どう結びつけて考えればよいのか?」という疑問は、より大きなゲシュタルトができると自然に解決するはずです。理解が深まるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

では、「これまで人類が築き上げてきたもの」と「苫米地博士」のつながりを確認しましょう。

 以下、「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」(徳間書店、p1)から引用します。「認知科学への招待」とともに、ぜひこちらの書籍もお読みください。

 

 

Dr.苫米地の「脳力」の使い方

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はじめに

 私は人間の「頭の使い方」につながる頭脳メカニズムを、かつてはアメリカにおける人工知能の研究とリンクした研究を進めるイエール大学とカーネギーメロン大学の大学院で究め、博士号もその分野での研究で取得しました。

 この間の経緯は、本書のテーマと関わりが深いので、ざっと述べておきましょう。

 

 1970年代のアメリカは、人工知能の開発との関連もあり、まさに「認知科学(cognitive science)」の黎明期でした。「cognitive」を日本では「認知」と訳していますが、あまり適切な訳とは思えません。

 要するに、人間の頭脳能力のうち、感情や意志とは対極的に、知覚・記憶・判断・推理といった知的・精神的作用を研究対象にするのが「認知科学」と思っていただければいいでしょう。

 つまり、当時、人工知能やコンピュータなどの情報処理を研究するのに、人間の頭脳の認知・記憶・判断などのメカニズムを解明しなくてはならなかったのです。

 この観点から、知的システムと知能の性質を突き止めようとするのが、私が目指した「認知科学」という学問です。

 

 私がフルブライト留学生としてイエール大学の大学院に入ったのが1985年。人工知能の父と言われるロジャー・シャンクに学び、同大の人工知能研究所や認知科学研究所の研究員も務めました。

 のちに、コンピュータ科学では世界最高峰であったカーネギーメロン大学の大学院に移り、そこでの研究を基に書いた博士論文は、計算言語学の分野における「内部表現の数理モデルと計算手法」がテーマでした。

 認知科学の歴史は、まさにこのロジャー・シャンクが発表した「CD理論(概念依存理論)」(1969年)と「スクリプト理論」(1977年)、それにもう1人、MIT(マサチューセッツ工科大学)のマービン・ミンスキーが出した「フレーム理論」(1975年)によって、幕が開かれたと私は考えています。

 この2人は、「認知科学の父」と言っていいと思います。

 

 もともとイエール大学に行きたいと思ったのも、ロジャー・シャンクの書いた『THE COGNITIVE COMPUTER』という本との出会いがあったからです。この本は、その後、『考えるコンピュータ』という邦題で訳書が出ていますが、当時は原書しかなく、丸善の輸入書コーナーで偶然見つけたのです。

 中学1年のときから、親の勤務の関係でアメリカの学校に通い、帰ってからもアメリカの心理学雑誌「サイコロジー・トゥデイ」を読んだり、高校時代には言語学に興味を持って専門書を読んだりしていましたが、シャンクのことはこの本を読むまで知りませんでした。

 しかし、この本の感動は大きく、何とか直接、シャンクの教えを受けたいと思いました。当時の私は、人工知能については素人でしたが、コンピュータプログラミングにはすでに相当通じていて、アスキー社の雑誌「ログイン」が主催したゲームソフト・コンテストではソフトウェア賞を取ったりもしていました。

 

 そこでイエール大学への留学を目指したフルブライトの試験では、このシャンクの著書を基にしたプログラムをつくりあげ、その分厚い紙の束を提出しました。

 そんなこともあって幸い、270人ほどに絞られた応募者の中から、ただ1人の全額給付奨学生に選ばれたのでした。

 その後、数年間のアメリカ時代は、まさに願っていた認知科学とそのコンピュータサイエンスへの応用技術が、次々に試される日々でした。

 多額な開発資金による国防総省のプロジェクトとか、世界初の音声通訳システムや、マッキントッシュの日本語入力システム「ことえり」ほか、いくつものソフトの開発も行いました。

 

 こうした人間の脳と機械を結ぶ体験を通じて、いやというほど思い知らされたのが、人間の脳メカニズムの複雑さ・精緻さです。認知科学の行きつくところも、結局はここではないかと私は思っています。

 このことは、いわゆる脳解剖学という医学的分野の研究だけでは浮き彫りにされません。人工知能を夢み、どこまで人間の脳に近いものに迫れるのかを追い求める中で、突きつけられるのが、他ならぬ人間の脳の「真実」なのです。

 人間の脳はどんなメカニズムによって働いているのかを、徹底的に解明しない限り、人工知能はありえません。

 そしてその作業は、皮肉なことに機械よりも人間のために多くのことを教えてくれるのです。つまり私たち人間は、あまりにも自分たちの脳のはたらきの「真実」を知らなさすぎるということです。

 逆に言えば、それを知ることによって、もっともっといい脳の使い方ができる-。

 私の長い研究生活も、人工知能の実現より、人間の脳の「真実」を知るためにこそ生かしうるのだということを、最近とみに感じています。

 

 この本は、その実感を素直に受け止め、人工知能のために明かされてきた人間の脳の機能、つまり認知する、覚える、判断するなどのはたらきを、他ならぬ人間自身のために、もっと有益に使えるよう、わかりやすく解説しようとしたものです。

 認知科学が、さまざまな試行錯誤を経ながら明らかにしてきた脳機能の真実に加えて、本書では、「超情報場理論」という私の最新理論を初めて記しました。そうした研究の経緯を知ることで、おそらく読者の皆さんは、改めて人間の脳のはたらきの奥深くを知ることになるでしょう。

 そして、ひいてはその脳の働きの真実を、自分の生き方や実生活の中でも生かしていただき、知らないうちに自分の考える力、感じる力、伝える力など、“脳力”の向上につなげていただけると信じます。

 引用終わり

 

 

当時、人工知能やコンピュータなどの情報処理を研究するのに、人間の頭脳の認知・記憶・判断などのメカニズムを解明しなくてはならなかったのです。この観点から、知的システムと知能の性質を突き止めようとするのが、私が目指した「認知科学」という学問です

 

 認知科学の現在のパラダイムは「ファンクショナリズム(functionalism)」。

 それまでの「事象を部分に分ける構造主義」とは違って、ファンクショナリズムは「部分と部分、もしくは部分と全体の双方向的な関わりの中で意味が生まれてくる」と考えます。その“関わり”が「ファンクション」です。

 一般的に、ファンクションとは「機能」「役割」のことです。ファンクショナリズムも最初は「機能主義」と訳されていた時期があり、その考え方で脳を研究する学問を「機能脳科学」と呼んでいたそう。

 しかし、コンピュータとの関連からファンクションは「関数」とみる方がよいとのことで、現在は「ファンクショナリズム=関数主義」と訳されています。そのファンクショナリズムを信じ研究する学者が認知科学者です。

ちなみに引用文中のロジャー・シャンク(Roger Schank1946~2023年)やマービン・ミンスキー(Marvin Lee Minsky1927~2016年)は関数主義で、シャンクと対立していた言語学者 ノーム・チョムスキー(Avram Noam Chomsky1928~)は構造主義といえます。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html


 現在の認知科学(ファンクショナリズム)は壁にぶつかっています。その壁が「フレーム問題」。苫米地博士は「認知科学はフレーム問題を突きつけられていながら、ほとんど顧みることなく無視し続けてきた」と指摘されています。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-344~:自身の人生を変えることに専念? それともコーチング活動を開始?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426561.html

 

知的システムと知能の性質」を探究されている苫米地博士が、ファンクショナリズムの先のパラダイムとして理論化されているのが“苫米地理論”。そして、その苫米地理論をベースにルー・タイスさんのコーチング・システムをアップデートしているのが“苫米地式コーチング”だといえます。

 

 “苫米地理論”を理解し、“苫米地式コーチング”を実践することで、「脳の働きの真実を、自分の生き方や実生活の中でも生かし、知らないうちに自分の考える力、感じる力、伝える力など、“脳力”の向上につなげる」ことを実現できます。

誰もが“脳力”を覚醒させ「自由でフェアで平和な世界(未来)を実現する」ことが、苫米地博士に学ぶ者たちが共有しているゴールです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 現在、苫米地理論には3つのパラダイムがあります。第1世代「サイバーホメオスタシス理論」、第2世代「超情報場理論」、第3世代「生命素粒子理論」です。

 シンプルにまとめると

 

 1世代「サイバーホメオスタシス理論」

 :ホメオスタシスがサイバー空間(情報空間)にもひろがっている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 *情報空間はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 2世代「超情報場理論」

 :4次元(もしくは11次元)の物理空間を包摂するように超次元空間(情報空間)が存在し、高次の情報空間の因果が物理空間に写像される

 (注:物理空間は情報空間の一部。抽象度を軸とした場合、情報空間の底面が物理空間)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 3世代「生命素粒子理論」

 :物理空間に最小単位があるように、情報空間にも最小単位(生命素粒子)がある

 

 以下、「新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版」(Club Tomabechi、付録②)より引用します。

 

 

生命素粒子仮説を徹底解説する

 「物理空間に最小単位があるように、情報空間にも最小単位がある」というのが生命素粒子仮説です。その最小単位が、私が提唱する生命素粒子です。

 その生命素粒子が原子のような粒として存在し、その粒が勝手に動くのです。素粒子が集まって、自分の肉体や世界の物理的側面を構成しているように、生命素粒子が集まって情報空間を創り上げています。

 その生命素粒子の粒はただ動くだけでなく、自律的に動き、分散的に動きます。でも一方で、協調的に動くこともあるというのが、生命素粒子の4つの基本的な性質です。

 まとめると、生命素粒子とは動的、自律的、分散的、協調的に動くことになります。

 イメージとしては、砂が勝手に動き出して、不思議な絵を描いたり、建物になったり、生命になったりするようなものです。その生命素粒子の振る舞いは知的に見えます。

 生命素粒子は動的・自律的・分散的・協調的に動きながら、構造化していき、抽象度の階段を上り、ある時点から知的に振る舞っているように見えるのです。粘菌などが集団として動くときに、知的に感じられる瞬間があるように、生命素粒子もまた知的に見えるのです。

 この生命素粒子仮説は非常に面白い理論なので、また稿を改めて紹介します。ここで少しだけ紹介するならば、この苫米地理論の三代目というのは、超情報場仮説(二代目)の根拠となる理論です。

 生命素粒子仮説の不完全性定理があり、不確定性原理があり、それは、なぜ生命が宇宙のありとあらゆるところでポコポコと生まれてしまうのかの根拠にもなります。シンプルでありながら、奥の深い理論であり、苫米地理論を深く理解して、実践したい人には最適な理論です。

 今の段階では、情報空間における情報の最小単位は生命素粒子であると理解しておいてください。その素粒子たちが離散集合して、構造化していく中で、抽象度の階段を上り、物理的なエネルギーや素粒子となり、宇宙に原子が生まれ、星によって分子が生まれます。

 星という巨大な核融合炉が寿命を迎えたときに、その中心部に、重力によって潰された元素によって地球が生まれます。そして高温の原子スープの中にアミノ酸が生まれ、RNAが生まれ(他星からやってきたのかもしれませんが)、二重らせんのDNAとなり、私たちが知るような生命が生まれていきます。

 引用終わり

 

 

 『もはや認知科学というパラダイムは通用しない』といった話」と「苫米地博士が提唱されている理論」を結びつけることはできたでしょうか? まだ他にも結びつけるべき重要な概念があるのですがお気づきですか?

 

 苫米地理論と対比して考えると、これまでの認知科学(ファンクショナリズム)は第0世代といえます。それは「物理空間がある(情報空間はスコトーマに隠れがち)」「自分がいて、他人がいる」という機械論(&決定論)的な世界観です。

関係と存在でいうと、「存在があり、関係が生まれる」というもの。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そのような第0世代に対して、3世代にわたる苫米地理論では「物理空間と情報空間は抽象度の違い(物理空間は情報空間の底面)」「自と他の違いはなく、その本質は空(くう)」と考えます。

 PM-02-16:空観、仮観、中観

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 関係と存在でいうと、「関係が存在を生みだす」という縁起!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 そう、「他にも結びつけるべき重要な概念」とは釈迦哲学のこと。なんと苫米地博士は、これまでの科学や文化のベースとなっていた西洋哲学と東洋哲学を、1つ上の抽象度次元で見事に統合されています。その理論モデルが苫米地理論であり、その実践(実装)がコーチングです。

 

間違いなく、今、私たちは人類史上の大きな転換点にいます。

 

その事実を、苫米地理論やコーチングといった福音とともに、しっかり伝えたい というのが私の一番の願い。それが私の“calling”です。

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 

 以上が私の回答です。苫米地理論を、巨大なエネルギーや可能性とともに、しっかり感じていただけたら幸いです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は11/26(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32734556.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

PM-01~:苫米地理論とは? ~抽象度と超情報場仮説

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_123517.html

PM-02~:苫米地理論における重要用語解説

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124522.html

Q-192~:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410371.html

Q-215:毎回同じ話ばかりである

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27050392.html

Q-250:コーチングや苫米地理論をいろいろな視点で多角的に学びたいと思っています。お勧めの著者や本を教えてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28566857.html

Q-259~:コーチングは弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまないのだろうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419730.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版




 

L-127202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート -08;「苫米地式コーチング」にとって最も大切なポイント

 

 202111月、鹿児島県の医療法人で認知科学やコーチング理論を用いた研修を行いました。テーマは「心豊かに働き、心豊かに生きるために」。

 当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御質問や御意見(橙色で表示)に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;イントロダクション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32612689.html

 02;「心豊か」はゴール次第

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32648883.html

 03;ゴールがスピリチュアルペインを解決する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32663640.html

 04;ゴールが見つからないときは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32698474.html

 05;働く仲間とゴールを共有するワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32710871.html

 06;マインドが変わると、“現実”が書き換わる(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32748380.html

 07;すべては自分次第。その自分とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32763806.html

 08;「苫米地式コーチング」にとって最も大切なポイント

 

 

□聞いたことがない言葉が多く、難しかった

□用語の意味がわからないところが多くあった

前回(L-126)はスコトーマに関する御質問・御意見を中心に取り上げました。そのスコトーマについて掘り下げましょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマはギリシア語由来の言葉で、「盲点」を意味します。発見者であるフランスの物理学者にちなんで「マリオット盲点(暗点、盲斑)」と呼ばれたりもする医学用語です。

「盲点」とは網膜上の視神経乳頭にあたる部分で、そこは視細胞がないために光を感じることができません。

その生物学的盲点(物理空間)を、コーチングの祖 ルー・タイスさんが心の空間(情報空間)にまで拡張した「心理的盲点」が、コーチングでいうスコトーマ(scotoma)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 スコトーマを生みだす/外すポイントは 1)知識、2)重要性、3)役割(責任)の3つ。

 F-258:不満と傲慢のはざまでvol.2;スコトーマを生みだす/外すポイント>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29646619.html

 

 スコトーマは、誰にも、必ずあります。もしもスコトーマがないのなら、それは1)全知識を持ち、2)全てが重要で(あるいは全て重要でない)、3)全てに役割(責任)を持つ存在。

それを仏教では「ブッダ」と表現します。仏教の開祖 ゴータマ・シッダールタ(紀元前463~紀元前388年頃)を代表とする「悟りを開いた人」のことです。

 PM-02-16:空観、仮観、中観

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 釈迦哲学の根幹は縁起。「関係が存在を生みだす」という縁起は、「普遍的な実体などはなく、物事は常に変わりゆき、永遠に変わらないものなどない」という“無常”に行きつきます。

 PM-02-15:縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 さらに突き詰めると、「この世に絶対はない(アプリオリはない)」と「この世は心(マインド)が生みだしている」。これらはコーチングにおいても重要なプリンシプルです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

希望や夢がスコトーマに隠れてしまうと、絶望しか感じられなくなります。反対に、スコトーマを上手くコントロールできると、どんな逆境の中にも希望を見いだせるようになります。

F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 今回は、私たち認定コーチのバイブル(釈迦の話をしていたので「仏典」と表現した方がよいですねw)でもある苫米地博士の著書「隠れた能力をどこまでも引き出す 苫米地式コーチング」(インデックス・コミュニケーションズ、p45)より3回に分けて引用します。まずはこちらから。

 

 

十 スコトーマに気づいたルー・タイス

 今も申し上げたように、私はルー・タイスの依頼を受け、TPIの二つの新しいプログラムの開発を共同で進めてきました。

 そもそもは、ルー自身がこれまでの方法に間違いがあったことに気づいたことが発端でした。

 それまでの彼は、プログラムで一番大切なゴール設定を、研修委託先の組織のトップが決定することをよしとしていました。つまり、

 「よりお金を稼げるようになれ!」

 「今以上にシェア拡大に努めよ!」

 といったゴールを達成するためのアイテムとして、TPIプログラムが使われていたのです。

 ところが、年数を経るにつれて、「何か間違っていないか……」と、ルー自身が違和感を覚えるようになりました。そこで、

 「これまでは私が開発したプログラムでうまくいっていたが、それだけにスコトーマ(盲点)がある気がしてならない。一緒に検証してくれないか」

 と私は相談を持ちかけられ、話し合いました。その結果、これまでのプログラムには脳機能科学的に裏付けが可能でないものがあることや、さまざまな補強が必要なことが発見できました。

 引用終わり

 

 

 ところが、年数を経るにつれて、「何か間違っていないか……」と、ルー自身が違和感を覚えるようになりました

 

 大切なのは違和感です。違和感がゆらぎを生みだします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

 

□例えば「黄色」を探せば身近にたくさんあることに気づく。自分が様々な出来事や状態にしっかり気づけているのだろうか

 とても重要なことに気づかれています。その「しっかり気づけているか?」という自問(内省言語)を大切にされてください。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 「何か間違っていないか?」「何かおかしくないか?」という違和感は、無意識が発している警告なのかもしれません。その違和感こそがスコトーマを外す第一歩です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 では、再び「苫米地式コーチング」(p46)から引用します。

 

 

 スコトーマに気づくことは非常に大切なことです。人間は知れば知るほど、学べば学ぶほど、気がつかないことが出てくるものです。そして、その呪縛にとらわれてしまい、あなたの中に眠っている能力を活かすことができなくなっていくのです。

 「人間は空を飛ぶことはできない」

 飛行機が開発される前の時代の人間にとって、これは当たり前のことでした。この常識にいつまでも縛られていたとしたら、人間は今でも飛行機を生み出すことができなかったかもしれません。

 常識の中に横たわっているスコトーマに気がついたとき、人間は大きく飛躍することができるのです。

 逆にスコトーマがあって、自分自身の能力を使わせないまま錆びさせてしまう人たちが本当にたくさんいます。

 スコトーマを発見することは、「苫米地式コーチング」にとって最も大切なポイントの一つなので、どんなときも忘れないでください。

 引用終わり

 

 

□ゴール設定の重要さと難しさを感じました

 私たちが存在する(と感じている)物理空間は、情報空間のうち最も抽象度が低い次元です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ゴールは“現状の外”に設定するもの その“現状の外”とは、より高次の抽象度次元であり、必ずスコトーマの中。だから、そもそも認識することができません。それが1つ目の難しさ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 幸運にも“現状の外”にゴールを設定できたとしても、ゴール実現を確信し続けること、すなわちエフィカシーを維持し続けることは簡単ではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ゴールをあきらめ、今までの現状に戻ろうとする強力な力(ホメオスタシス・フィードバック)が働くから。それが2つ目の難しさ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ゴールを設定でき、エフィカシーを十分に高められたとしても、必ずゴールを実現できるわけではありません。情報次元のNot Normalなイメージを物理次元で現実化するためには、豊富な知識と確かな技術が必要だから。もちろん、お金や時間といったリソースも。それが3つ目の難しさです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 ライト兄弟が世界初の有人動力飛行に成功したのは1903年。当時のほとんどの人が空を飛べるなんて思わなかったはずです。きっと「絶対に無理」とバカにされ、「crazy boys」などと陰口を叩かれたのでしょう。

 でも、二人はやり遂げました。

そして、それから66年後(1969年)に人類は月に行き、今は火星に向けて飛び立とうとしています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 誰もがとてつもない“力”を秘めています。

 その“力”を覚醒させる秘密が「〇〇したい」という思い。そして、その“力”を爆発させる秘訣が「必ずやり遂げる」という覚悟です。

 F-100:芸術は爆発だ!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 以下、「苫米地式コーチング」(p47)から引用します。

 

 

 さて、TPIプログラムについて特に私が強く主張したのは、「新しくプログラムを組み立て直して、受講する人自らがゴールの設定を見つけ出すものにしていかなくてはならない」という点でした。

 つまり、本来、自分が達成するゴールにとって重要なのは、何かを分析して、「無限の力」を持つ自分を見出そうとすることです。

 そこに、脳機能学者である私が、広く一般に知れ渡っている「抽象思考のノウハウ」や「脳と心を書き換える技術」などを反映させ、現在もプログラムの開発を継続的に進行しています。

 つまり本書は、世界で毎年二百万人以上の人が受講してきたルー・タイスの自己啓発プログラムのノウハウと、私が行ってきた最先端の脳機能科学の研究による成果を結びつけたコーチングの本なのです。

 「苫米地式コーチング」は、根本的なコーチングの考え方にさらなるヒントを与えることによって効果を発揮し、あなたのまったく経験のない分野でも臆せずコーチングができる自信を与えることになるでしょう。

 一見すると信じられない不思議な話に聞こえてしまうかもしれませんが、本書は従来の「コーチング本」とはずいぶんと違う内容になっています。

 私がみなさんにお伝えするコーチングの方法は、特定の人にしか通用しないというような内容ではありません。多くの人が実践して成功しているものです。

 私たちのプログラムの内容をわかりやすく噛み砕き、日本における人材教育の場で役立てることができる入門の書として活用してください。

 引用終わり

 

 

 本来、自分が達成するゴールにとって重要なのは、何かを分析して、「無限の力」を持つ自分を見出そうとすること

 

 「ゴール」と「ゴールの設定」がコーチングのコアです。

 L-069202011月シークレットレクチャー -04;ゴールこそがコーチングのすべて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29018262.html

 

まずはゴールによってエネルギーと創造性を生みだし、エフィカシーによってをつける

 

 それが本物のコーチング(Authentic Coaching)です。

 

L-128につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

ライト兄弟が世界初の有人動力飛行に成功したのは1903年。当時のほとんどの人が空を飛べるなんて思わなかったはずです。きっと「絶対に無理」とバカにされ、「crazy boys」などと陰口を叩かれたのでしょう

 

 crazy boys」と聞いて私が思い出すのは(トリガー)、「chance!」「foolish war」「next gate」「try again」「color field(アンカー)

(わかってもらえるかな~)

 F-158:無我夢中 <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は11/26(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32734556.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-033:その男、〇〇につき

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533150.html

F-055:おもしろき こともなき世を おもしろく

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12931592.html

F-064:「第九」に込められたベートーヴェンの思い

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14248557.html

F-201~:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413696.html

Q-175脳内の歩くというイメージの臨場感を上げて物理世界で実際に歩いているということになるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

 

 

苫米地式コーチング

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F-317Let’s connect the dots! <ナットウキナーゼ、ブロメライン、クルクミン>

 

 「connect the dots(点をつなぐ)」とは、iPhoneiPadでおなじみのアップル社の共同創設者のひとり スティーブ・ジョブス(19552011年)が、2005年にスタンフォード大学の卒業式で行った講演中の言葉です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 それはより大きなゲシュタルトをつくることの重要性を言い表しています。ゲシュタルトとは、「全体性を持ったまとまりのある構造」「全体と部分の双方向の関係性」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 人間は目の前の世界をゲシュタルトとして認識していますから、抽象度を上げてより大きなゲシュタルトをつくりだすことが重要になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 より大きなゲシュタルトができあがると、理解が深まり、対象の“本質”をとらえることができるようになります。

 Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ゲシュタルトをつくり大きくしていく鍵は「知識」。その「知識」は「情報」とは異なります。その違いはクリアでしょうか?

 

 

 私たちが最初に手にするのは、断片的な一つひとつの「情報」です。

 その断片的な情報が蓄積されていくと、そのうちに情報どうしがひとまとまりになってつながり、一つの認識になります(=ゲシュタルト化)。それが「知識」。

 その知識(のゲシュタルト)の量に比例して理解が深まります。

 (詳しくはこちら↓)

 L-10320218月シークレットレクチャー -05;知らないことを見える化する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31263124.html

 

理解が深まると、様々な問題を見いだし、より多角的に考察できるようになります(case-side)。そして、正しく判断し、しっかり解決することができます(plan-side)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

問題を発見する洞察力が磨かれていくと、現状の外にあり認識できないはずのゴールを見つけられるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

そして、問題を解決する適応力が磨かれていくほど、ゴール実現にどんどん近づいていきます。「invent on the way」(by Mr. Lou Tice)しながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

 

 だから、知識が大切!

そのような大切な知識を身につける重要な活動が「学習」です。

 PM-05-06~8:そもそも教育とは?-3-1~3)学習を促進する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

苫米地博士は、知識のことを「可能世界から可能世界への到達可能性関数」と表現されます。コーチングのゲシュタルトで表現しなおすと、「可能世界“w”から別の“w1”への架け橋」。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 可能世界とは、「情報空間全体の中の特定の一部分」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その「特定の一部分」を共有すると、同じような“現実”を認識できるようになります。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 だから、知識とは「ゴール(未来)側の縁起のつながり」ともいえるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 では、ゴール側の縁起をつくるワークを行いましょう。

ゴールとは「戦争と差別のない世界をつくる」「戦争や差別という概念さえない世界を実現する!」。

 Q-173:苫米地博士のゴールはなぜ「世界平和」ではないのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24905311.html

 

 

<ワーク> ゴール側の縁起をつくる

 

    Step.1(理解):下記の3つの概念について、それぞれ知識化(ゲシュタルト化)してください

「ナットウキナーゼ」

「ブロメライン」

「クルクミン」

 

 *関連記事↓

 F-281~:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

□ Step.2(理解を深める):その3つの概念を1つに統合しましょう

*統合するためには、先にゴールが必要です

ここでは「戦争や差別という概念さえない世界を実現」

→「誰もが心身ともに健康(well-being)でニコニコしている」

→「“コロナワクチン”による後遺症を克服」 というイメージでどうぞ

 

 *ゴールに向かってゲシュタルトを統合する「コンセプチュアル・フロー」はこちら↓

 L-08120213… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 □ Step.3case-side):今までスコトーマに隠れていた問題を見つけ、感じてください

 *物理的現実世界で起こっている現象(例;各国で超過死亡者数爆増)を結果として引き起こしているマインドでの情報処理を五感&共感覚で感じながら(例;どす黒く冷たいゴツゴツした塊が重たい音を響かせながらうごめいている)、問題の本質を見つけてください

 

 *【参考】私のcase-sideはこんな感じです↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

    Step.4plan-side):問題解決のために実際に行動してください

 *例えば、私のplanは「“無敵”の実現」。そのために苫米地博士に学び、情報発信を続けています(守秘義務を厳守しながら)。

 PM-01-18~20:“無敵”の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

 いかがだったでしょう?

 

 苫米地博士に学ぶ者のブリーフは「ゲバラ主義」。それは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 全抽象度にわたって(頂点である空から底面である物理空間まですべてで)、“自分”の存在を認め、行動する

 

 *「空(くう)」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 抽象度が高いだけでも、低いだけでもいけません。

 理想だけではなく、実際に行動していなければなりません。

 

 つまり、抽象度の高い世界できちんと行きたい(生きたい)ゴールの世界があって、物理的な抽象度でもなんらかの行動を続けているということ。

 

 ゴール実現のために行動し続ける

 

 それが苫米地式であり、ゲバラ主義!

苫米地博士御自身が私たちに示してくださっているリーダーの生き様です。

 F-254~:イノベーションがうまれるとき

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421781.html

 

 

 最後に博士の著書「脳の呪縛を解く方法」(KADOKAWAp134)から引用します。

人間は、究極的に「奴隷として幸せに死ぬか」「その世界を離れてひとりぼっちの神官として死ぬか」のどちらかをとるしかありません。

皆さんはどちらを選びますか? Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

バイオパワーから逃れる方法③ -自分で調べ、考える

 本章を締めくくるに当たり、ひとつみなさんにアドバイスしておきましょう。それは、ソーシャルメディアでやり取りされる意見についてです。

 ソーシャルメディアを通じて意見をどんどんいう人がいますが、私は次々と意見が出てくること自体が不思議でなりません。

 

 ほんらい意見とは、自分で調べ、自分で考えた内容を指すのです。

 ところが、次から次にいろいろなことをいう人の意見は、自分で調べたわけではないし、自分で考えたことでもありません。要するに、どこかから持ってきた借り物なのです。元になった意見も、やはり誰かからの借り物であったり、権力側のバイオパワーによるバイアスがかかったものであったりします。

 それを頭に入れて、さも自分の意見であるかのように感じているとすれば、それはテレビを見てテレビが伝える情報を鵜呑みにしているのと変わりません。意図的につくりだされた他人の考えを、ただ頭に刻み込んでいるだけの話です。

 

 他人の意見を受け入れることは、つまるところ他人のバイオパワーに従うことであり、それが自由を失う奴隷の道であることは、すでに指摘したとおりです。

 私は、他人がいうことではなく、もっと大きな世界での、言語化されていない具体的な現象を見ることのほうが、よほど重要だと考えています。

 言語化された情報を読むときも、意見は聞かずに現象だけを読むのです。ソーシャルメディアへの接し方でも、この原則は変わりません。

 私たちに重要なことは、現象を見て、それを自分の胸に落とし、内側から発せられる自分の声に耳を傾けることなのです。

 すると、自分が望み、何をやりたいかということが、よりよく見えるようになります。それを知ることが、自由への貴重な第一歩になります。

 

 人間は、究極的に「奴隷として幸せに死ぬか」「その世界を離れて一人ぼっちの神官として死ぬか」この2つのどちらかをとるしかありません。私は、後者を選びました。もちろん、どちらを選ぶとしても、それはみなさんの自由です。

 ただ、この選択を主体的に行うことができれば、生きづらさの半分は解消することができる。

 私は、そう考えています。

 引用終わり

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

    Step.1(理解):下記の3つの概念について、それぞれ知識化(ゲシュタルト化)してください

「ナットウキナーゼ」

「ブロメライン」

「クルクミン」

 

 それぞれ簡単にまとめます。

 

 「ナットウキナーゼ(nattokinase

 ・納豆のネバネバ部分に含まれるタンパク質分解酵素

 ・煮大豆を納豆菌が発酵させる過程で生成される

 ・血栓(血の塊)を多彩な機序で溶解

血栓の主成分フィブリンを直接分解

血栓溶解酵素ウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化

血栓溶解酵素プラスミンを作る組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)増加

血栓を解けにくくする血栓溶解阻害物質PAI-1を分解

オイグロブリン溶解時間を短縮

 ・収縮期および拡張期血圧を下げる

 ・血流促進作用あり

 ・血栓予防目的なら夕方~夜間の摂取が理想

 ・Sタンパク除去目的なら2000単位(FU)を12

  *1パック50gで約1500単位(FUただし、分解吸収やサプリとして摂取した場合の吸収過程は未解明

 

 「ブロメライン(bromelain

 ・タンパク分解酵素システインプロテアーゼに分類される酵素

 ・パイナップルの果実や茎に含まれる

 ・医療現場では褥瘡などの皮膚治療薬(軟膏)として使用

 ・サプリとして副鼻腔や歯肉の腫脹や疼痛に用いられる(研究が少なく効果は未立証)

 ・新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染阻害作用を示すという報告あり

 ・Sタンパク除去目的なら500mg11

 

 「クルクミン(curcumin

 ・ウコンなどに含まれるポリフェノール化合物

 ・スパイスや食品の着色剤(黄色)として使用される

 ・日本では効果を謳わない限りは食品扱いで、漬物、水産ねり製品、栗のシロップ漬けなどに使用されている(既存添加物「着色料」指定あり)

 ・抗炎症作用あり フリーラジカル捕捉能を持ち、脂質の過酸化や活性酸素種によるDNA損傷を防ぐ

 ・抗がん作用の可能性あり がん細胞特異的にアポトーシスを誘導するとの報告あり。また、炎症性疾患に関連する転写因子であるNF-κBを抑制しうる

 ・脳におけるβアミロイドの蓄積を抑制し、アミロイド斑を減少という報告あり(UCLA2004年)

 ・「抗酸化作用」「肝機能によい」「発がん抑制」などで健康食品が販売されているが、人に対しての有効性・安全性はまだ立証されていない

 ・Sタンパク除去目的なら500mg12

 

 スパイクタンパク除去を目的とする場合は、これら(ナットウキナーゼ、ブロメライン、クルクミン)の摂取を3~12ヶ月ほど続けてください

 

 

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今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は11/26(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32734556.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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