苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:空仮中

F-433:イメージするための表現の関数 <前編;メディカルコミュニティ>

 

 認知科学者 苫米地英人博士に学ぶ医療関係者の中で、博士自ら示された条件を満たす方々と、情報空間で定期的にミーティングを開催しています。

(*物理空間も情報空間です。「物理的リアルではない、ネット空間で」という意味です)

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 その目的は「メディカルコミュニティ内の情報交換」と「自主的な学習」。「情報交換」でスコトーマを外し、「学習」によりゲシュタルトを再構築する というイメージです。

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 さらに私自身は「コレクティブ・エフィカシー強化」もミッションとして掲げています。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブ・エフィカシー>

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  スコトーマを外し、ゲシュタルトを再構築し、コレクティブ・エフィカシーを強化する

 

 その根底にはゴールがあります。

私たちが共有しているゴールは「戦争と差別をなくす」ですが、きっとメディカルコミュニティのメンバーの無意識には「生命現象を解き明かす」というゴールもあるはず。

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 私の場合、医師を志したのは“炎の行者”との御縁により「加持でガンが消える理由を知りたい」と思ったからです。

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7031387.html

 

研修医の頃には初志をすっかり忘れていましたが、苫米地博士との御縁により「知りたい」は「生命現象を解き明かす」に変わり、そして今は「宇宙の理を体得する」に上書きされています。いつの間にか。

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  生命現象を解き明かし、宇宙の理を体得する

 

 大乗仏教のフレームでいうと、それは「空の理解と体得」だといえます。「空観」です。そして、生命現象や宇宙の理をわかった上で“何を行うか?”が「仮観」。

空を維持したまま、しっかり仮を行うのが「中観」です。現代的にいうと、「オーセンティック・コーチング(Authentic Coaching)」が中観です。

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博士は「コーチングは仮観」と発言されたりもしますが、苫米地式は間違いなく中観です。釈迦方式であり、さらには密教方式だから。

F-303:芸術はvol.5;芸術とコーチングとリーダーシップに共通する境地

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32078054.html

 

 

 著書「苫米地式『幸せ脳』のつくり方」(イースト・プレス)の中で、博士は「幸せとは、自分が幸せだと思うかどうかの問題」と書かれています。つまり、“幸せ”に生きるためには「今の私は幸せ!」と思うだけ。

 L-225202208月シークレットレクチャー -12;幸せを求めていないだろうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37299218.html

 

「今の私は幸せ!」を実現する方法は2つあります。「釈迦方式」と「宗教方式」です。

 

 「釈迦方式」は空観がベース。空観とは「世の中のすべては幻想である」とわかること。

例えば、気(プラーナ)も「空(くう)」であり、「あるともないともいえる」「あるとはいえないが、ないともいえない」というものです。気を感じ操作するためには、情報空間(情報場)の臨場感を自在にコントロールする必要があります。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 抽象度を上げれば上げるほど、情報空間は広大になっていきます。そのときに臨場感が下がるのではなく、むしろ臨場感を上げ続けた先に空(くう)があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度を上げるために、私はコーチングを強くお勧めします。人生のあらゆる領域にゴールを設定し(バランスホイール)、ゴール更新を重ねていくうちに、抽象度を上げることができるからです。

 Q-425:現状の外側に100%want tovol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

 コーチングは「今の私は幸せ!」を実現するための2つ目「宗教方式」です。ベースは仮観。仮観とは「仮のゴールを設定する」ことです。

 L-09920218… -01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

  釈迦方式 = すべては幻想だと認識することで、幸せになる方法

  宗教方式 = 幻想であることを肯定し、その幻想を徹底的にリアルに感じる方法

 

 苫米地博士はルー・タイスさんがはじめたコーチングを継承する正真正銘のコーチですが、「コーチングは、最終的には自己満足にすぎない」と仰っています。その理由は「コーチングは『宗教方式』だから」。

これらの言葉の真意は、「個人主義、すなわち自分さえよければいいという考えに陥るな!」という戒めでしょう。つまり

 

コーチは「クライアントの利益100%」を貫け!

 

そして、クライアントにとっては、「ゴールを、自分中心を捨て去りながら、“現状の外”にしっかり設定せよ!」ということでしょう。博士がよく用いられている表現でいうと「利他性」です。

 L-214202208… -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 

  ゴールを、自分中心を捨て去りながら、“現状の外”にしっかり設定せよ = 利他性!

 

自分中心を捨て去る=利他性とは、「自分のことは後回し」「自分のことはどうでもいい」ということではなく、「部分関数としての“自分”の定義をひろげていく」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

部分関数としての“自分”の定義をひろげていくと、「自と他はなんの違いもない」「すべて同じである」と体感できるようになります。

それは抽象度を上げることで体得する「無分別」の境地。究極の無分別が空観だといえます。

F-231~3錠じゃないと飲まん!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418468.html

 

繰り返しますが、コーチングの実践はあくまでも仮(け)であり、「宗教方式」です。

しかしながら、意識を空の次元にまで引き上げることができると(おそらく引き上げようと意図するだけでも)、コーチングは「釈迦方式」に変わります。

(*「意図性(intentionality)」はこちら↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36189008.html

 

「釈迦方式」のひとつが「密教法」。

(もうひとつは「止観法」です。こちらでどうぞ↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

 以下、「苫米地式『幸せ脳』のつくり方」(p94)より引用します。

 

 

苦しみをすべて幻に変える「密教法」

 「釈迦方式」のもうひとつの方法は、「密教法」です。

 「密教法」では、最初に幻を見せます。それから、その幻のカラクリを見せて、「なんだ、この世はただのカラクリじゃん!」とわからせる方法です。

 結論は、すべてが空であるという「止観法」と同じですが、方法論が違います。

 「止観法」では、世の中のすべてのことを「止めて観る」ことで、すべてが空であることがわかります。

 一方、「密教法」では、幻のカラクリを知ることで、すべてが空(カラクリ)であることがわかるのです。

 

 密教法 = 幻のカラクリを知ることで、すべての苦が空だと知る方法

 

 「密教法」は、手品でたとえるとわかりやすいでしょう。

 手品を本物だと思っている人は、幻を信じている人です。それだと「宗教方式」と同じです。しかし、手品にはカラクリ(トリック)があるということを知っていれば、手品を超能力と勘違いすることはありません。

 カラクリを知るということは、「密教法」と通じるものがあります。

 私は実際に「超魔術」で人気のMr.マリックにお会いしたことがあります。それは、スピリチュアリズムを批判するテレビ番組の監修を引き受けたときのことでした。スピリチュアリズムにはまっている女性の前で、Mr.マリックが亡くなった祖母の霊視をするのです。

 間近でMr.マリックの超魔術を見た女性は、感激して泣いていました。私は被験者ではないでの、カラクリ側のMr.マリックの横で見ていたのですが、それでもカラクリ(トリック)がわかりませんでした。

 「トリックってすごいなぁ!」と感心したものです。

 もしマジックだけして、「私は超能力者です!」といったら、信じる人も出てくるのですが、Mr.マリックのいいところは、ちゃんと種明かしをすることです。カラクリを明かすことで、マジックが幻だと教えることです。

 これは、まさに「密教法」と同じ。この世はすべて幻というのと同じで、マジックもすべて幻と教えているのですから。

 テレビでは、実際にマジックのカラクリを被験者である女性に明かしていましたが、彼女はカラクリを知って、さらに感激し、泣いていました。

 

 幻を見せるだけなら、「宗教方式」と同じです。カラクリを明かさなければ、「仮」が「実」になってしまうからです。

 しかし、幻のカラクリを教えてあげれば、「実」ではなくなります。だから、「密教法」は「釈迦方式」のひとつなのです。

 幻だとわかるためには、自分で幻をつくりだせるようになるほうが早いかもしれません。手品でいえば、自分も手品が上手になれば、他人の手品を見破れるようになるし、カラクリをよりリアルに感じることができます。

 私は手品をやらないのでMr.マリックのマジックを見破れなかっただけで、手品が上手な人なら見破れると思います。

 つまり、この世は幻だと知るために、わざわざ幻を上手につくれるようにする方法もあるということです。

 密教では、雨を降らせたり、空を飛んだり、いろいろな幻を見せます。そのトリックとは、宇宙のカラクリを利用したトリックです。密教では、このような幻を自分でつくれるような修行をしています。

 それは、結局のところ、「世の中のことはすべて幻だ!」と知るためなのです。

 

 資本主義では、「よりお金を稼ぐ」「より土地を広げる」ことが幸せの基本です。

 このような幸せに「密教法」を応用すると、どうなるでしょうか。

 お金持ちになるという資本主義の幸せは幻でしかないのですが、徹底的にお金を稼ぐ方法を極めることです。

 誰よりも上手にお金を稼ぐ方法が身についたとき、「なんだ、お金を稼ぐのは簡単じゃん!」といって、お金を稼ぐのをやめたときに幸せになれます。お金を稼いでいる途中は、幸せでもなんでもないのです。

 きっと、マジックも、マジックをしているときは別にうれしくもない。マジックに引っかかった人を見るからうれしいのだと思います。

 これと同じで、お金を稼ぐというのはトリックであり、お金や幸せは幻でしかないからです。

 だから、誰よりもお金を稼ぐ方法を極めて、「お金持ちという幸せは幻でしかない。じゃあ、別にお金を稼ぐ必要はない」と思ったら、幸せになることができます。

 これは、まさしく「密教法」と同じ方法論ですね。

 引用終わり

 

 

密教では、雨を降らせたり、空を飛んだり、いろいろな幻を見せます。そのトリックとは、宇宙のカラクリを利用したトリックです。密教では、このような幻を自分でつくれるような修行をしています

 

 密教方式である苫米地式コーチングにおいても、「このような幻を自分でつくれるような修行」を行っていきます。コーチングでの「」とは、「並列宇宙(可能世界)w2」のこと。

 L-218202208… -05;多くの人々が創った宇宙が同時に存在している

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37173442.html

 

その幻を生み出す最初のステップがゴール設定。ゴールとは「未来に存在し得るすべての可能世界を自分にとっての重要度で並び変える関数(ただし、必ず順番を決められるとは限らない)」のことです。

 F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

 とくに“メディカルコーチング”においては、「宇宙」や「生命現象」の「カラクリ」について熟知する必要があります。その基盤となるのが苫米地理論第1世代「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ちなみに、書籍(「思考停止という病」p79)で公開された苫米地博士の生命現象の定義は、「ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けること」↓

 L-11920219月シークレット -07;人間だから持つことができる強大な生命力

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32215001.html

 

 さらに、神奈川大学での講義(2023520日)にて、「生命現象はエントロピー縮小系である」ことも明かされました↓

 F-400:縁起から得た“希望/HOPE”の体感 <後編;苫米地理論学習中の気づき>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36884253.html

 

 これらの教えを「情報交換」しながら「自主的な学習」を行う縁起が、苫米地式メディカルコミュニティのミーティングです。

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 前置きが長くなりましたが、昨年末(2025年)のミーティングにて、“あるコーチ”がこのような発言をされました。

 

 

  イメージするための表現の関数

 

 

 皆さんは、例えば下記のような関数を見たとき(trigger)、どのようなイメージが浮かびますか(anchor)?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -08

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 

 イメージするための表現の関数」は、コーチング(とくにメディカル・コーチング)において、どういう意味を持つのでしょう?

 

F-434につづく)

 

 

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F-335:分断緩和のための処方箋 vol.6;「内部表現から頭を突き出し、真の自由意思を獲得する」というゴール

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F-417:煩悩か 芸術か

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Q-383~:現在の若者は、男女問わず、貧しくなってしまったのでしょうか?

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L-194202207月医療・介護研修会 -04;「言語束縛」を外すための二つの方法

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苫米地式「幸せ脳」のつくり方

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F-427:さくら <vol.4;覚醒の先にある“寂しい”の先で得たもの>

 

先日、我が家のさくらが旅立ちました。

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら気づいたのは、「さくらと過ごした16年間が『子どもの頃からの夢の最高の現実化』となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)に違いない」ということ。そして

 

 vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化

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 vol.2;寂しさ

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 vol.3;“洗脳”が解ける(解けかけている)感触

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 vol.4;覚醒の先にある“寂しい”の先で得たもの

 

 

 万物は脳がとらえた情報に過ぎない。しかも、その情報はあるともいえるし、ないともいえる

 

 これは「空(くう)」のこと。わかっているつもりでいましたが、さくらの死を縁に、さらに“リアル”に「空」を体感した気がしました。

 そんな意識状態で感じたのは“寂しさ”。それは「さくらを看取ったときに感じた寂しさ」とは、まったく次元の異なる“寂しさ”です。

 

 

 「世界はすべて情報でできていて、情報を変えると物理も変わる」「物理とは、情報場の写像である」というのが苫米地理論の第Ⅱ世代「超情報場理論」。

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 苫米地博士は、コーチングを「可能世界間の移動(w1w2)」と定義されています。コーチング実践中に自由自在に移動できるようになるのは、「世界(宇宙)はすべて情報でできている」からです。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 釈迦は宇宙の理を「縁起」として説明し、後の天才たちがその思想を「空(くう)」に発展させました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 その「空」の理解と体得がコーチングのスタートライン。

 L-217202208月シークレットレクチャー -04;情報を操作する鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37162258.html

 

それを苫米地博士は「脱洗脳」「脱構築」と表現されます。

 Q-421~:コーチングを受けるとどうなりますか? -version 2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430928.html

 

 「縁起」や「空」は言語の抽象度を超えていますが、あえて言語化するならば

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

の世界(宇宙)に存在するすべての事象は、すべて自分の心が生みだしている

 

 

 つまり、すべて幻想であるということ。そして、幻想の正体は情報です。

その情報は誰かが意味を持たせて初めて情報となります。苫米地博士が好まれている昔からの表現でいうと「ゲシュタルト」。超情報場理論でいうと「情報場」です

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 では、なぜ「意味を持った情報(ゲシュタルト、情報場)」は生まれ“現実化”するのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

 答えは“寂しい”から。

 F-407:自由訳「守破離」 vol.5(最終話);苫米地式「守破離」の真髄

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37145932.html

 

 以下、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス、p128)より引用します。

 

 

覚醒の先にある「寂しい」

 「寂しい」については少し難解な定義なので、もう少し説明します。

 物理的現実世界という幻想から覚醒しても、目の前に広がるのは新たな幻想です。

 その幻想から覚醒しても、さらに次の幻想が現れます。幻想から覚醒し続けると、待ち受ける先は情報です。すべては、情報だけになります。

 そして、目の前に広がる世界は、すべて自分が生み出したことに気が付きます。

 恋人も友人も両親も、総理大臣も芸能人も赤の他人も、すべて自分が生み出した情報です。すべて自分が生み出したフィクションです。

 皆さんは、それぞれの宇宙で1人だけしか存在していません。宗教でよく言われるところの、アートマンという存在です。

 最終的には、皆さんのアートマン自身も情報に過ぎないのですが、それは悟りの境地なので、ここでは割愛します。

 幻想から覚醒し続けていくと、待っているのは究極的な孤独です。

 自分以外は誰もいません。一緒に映画を観ている恋人も、会話を楽しむ友達も、育ててくれた親も、テレビで大言壮語を吐く総理大臣も実は存在しません。あなたが生み出した情報なのですから。

 しかし、それではあまりにも寂しくないでしょうか。

 

 自分以外に誰1人として存在しないのは、とても寂しいことです。

 ですから、人は隣人を求めます。隣で触れ合える恋人を求めます。気兼ねなく話せる友人を求めます。自分を一番に考えてくれる両親を求めます。そして、この世が自分1人ではないと思わせる他人を求めます。

 そのためには、自分で物理的現実世界を生み出すしかありません。皆で情報を共有するためのスペースを作り出すしかありません。

 それが、「ビッグバン」です。

 ビッグバンは、何の意図もない情報空間から、人々が意図的に情報を共有するために起こされた現象です。

 人間が互いに見て、聞いて、触れることができるように、わざわざ物理的制約を設けた世界を生み出すために起こされたのがビッグバンなのです。

 つまり、宇宙は人間が生み出した世界なのです。ビッグバンも人間が起こしたものです。人々がそれぞれの孤独を埋めるために、共通の認識として幻想の中に物理的現実世界を生み出したのです。

 ボールを蹴るという遊びをする時、どうせならルールを設けて、チームを作り、互いに競わせたほうが面白いでしょう。できるだけ多くの人がのめり込めるように、国同士で戦わせる大きな大会を設定したほうが面白いでしょう。

 宇宙も同じです。

 人が寂しさを紛らわせるために、物理制約というルールを作り、物理的現実世界というプレイグランドを用意したのです。

 

 にわかに信じがたい話かもしれませんが、LSDなどの違法薬物に手を出した人は、その世界を体感するようです。あくまで疑似的ですが、LSDなどでこの世とは違う幻想へ引き込まれた人達は、自分が宇宙で1人しかいないことに気付きます。そして、言いしれぬ恐怖を覚えて帰って来ます。

 ですから、LSD中毒者の多くは、世界平和を訴え始めます。

 彼らは孤独による寂しさを体験したが故に、物理的現実世界のありがたさを知るからです。

 地球環境の素晴らしさ、人間の素晴らしさを知ったために、それらを守ろうとし始めるのです。

 もちろん、本書で私が著している方法論を実践すれば、LSDに頼らなくても寂しさは体感できます。物理的現実世界から一度離れ、あらゆる幻想を取り払うことができるでしょう。

 問題は、その後どうするかです。LSD中毒者のように世界平和を訴えるのか、釈迦のように悟りの境地まで突き進むのか、あるいは、自分にとっての幸せを違う形で模索するのか……

 その選択は、皆さんの自由です。その時には、皆さんは本当の自由を手に入れているはずですから、気の向くままに選択すればいいでしょう。

 この世はすべて幻想であり、同時にこの世は人間の寂しさによって生み出されたのです。どちらかが先に存在していたなどということはありません。釈迦の言葉を借りれば、「すべてがあると言えばある。ないと言えばない」という「一念三千」の論理です。

 引用終わり

 

 

物理的現実世界から一度離れ、あらゆる幻想を取り払うことができる

問題は、その後どうするかその選択は、皆さんの自由

 

 物理的現実世界から一度離れ、あらゆる幻想を取り払う」のが空観。そして、「その後どうするかの選択」が仮観。空と仮を同時に成り立たせる意識状態が中観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

この世界に存在するすべての事象は、すべて自分の心が生みだしています(空観)。つまり、自分や世界は絶対不変の存在としてこの世にあるのではなく、一人ひとりの心がどんな関係を選ぶかによってあり方を変えていくということ。

だから、心をコントロールすれば、自分や世界を自由自在に変えることができます(仮観)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

その理(中観)を、しっかり理解し、本気で実践する

 

それがコーチング。その本質は「縁起に関わる」ことです。

 L-216202208月シークレットレクチャー -03;コーチングの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37136542.html

 

 その「縁起に関わる」ことを、苫米地博士は「超瞑想」と表現されています。超瞑想を通じて、1)情報空間の場の因果関係を正しく、2)自由自在に観て、3)強い臨場感を維持することで、情報場を書き換えることができます。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 そして、その書き換えた情報場を、「物理制約というルール」をクリアしながら、「物理的現実世界というプレイグランド」にうまく落とし込むことができると(実装)

 

その情報場は現実化します。それはまったく新しい可能世界w2という世界(宇宙)を創造したということです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

この世はすべて幻想であり、同時にこの世は人間の寂しさによって生み出されたのです。どちらかが先に存在していたなどということはありません。釈迦の言葉を借りれば、「すべてがあると言えばある。ないと言えばない」という「一念三千」の論理です

 

 

 さくらの看取りを経て、その縁がコーチとしての機能にも大きく影響していることに気がつきました。覚醒の先にある“寂しい”の先で私が得たのは、圧倒的な「一念三千」の体感でした。それはさくらとの縁で得たかけがえのない学び。

 L-173202203月シークレット… -06;「新たな世界(w2)」に潜む“闇”とその対処法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34980243.html

 

  さくら

 

16年間一緒にいてくれてありがとう

貴重な学びをありがとう

 

 

さくら(2025年10月)

さくら

202510

最後の散歩

 

 

 

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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34650757.html

F-380:学びと破門で脅しをかける ~自由、フェアネス、平和のために~ <vol.4;「自分のゴールに洗脳」の先で得るもの>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35997725.html

Q-436:コーチングは行動科学とどう違うのですか? <vol.3;「内部表現」という宇宙を認識する>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37061031.html

 

 

幻想と覚醒

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L-229202209月シークレットレクチャー -04;自我関数から導きだされる縁起

 

20229月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

 *2回目(20228月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431365.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

  

 01;鍵となるのは「絶対他力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37539518.html

 02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 03;生と死の間を輝かせる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37577854.html

 04;自我関数から導きだされる縁起


  

死を考えることは生を考えることです。生なくして死はありません

 

 これは前回(L-228)引用した苫米地博士の言葉(「『生』と『死』の取り扱い説明書」)。

 

 私たちは、これまで生きてきた間に、たっぷりと「死の恐怖」を刷り込まれています。その事実を知り、常に自身の心をモニタリングし続けることが大事。

まずは気づくことです。心の奥底に潜む「死の恐怖」に。

L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 モニタリングは思考と同時並行的に行いますが、その思考には注意が必要です。例えば「死を考えることは生を考えること」という場合の「考える」は、通常の場合、「過去」に基づく情報処理です。その理由は「認識のパターンは過去の記憶でつくられている」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

認識のパターンのことをブリーフ(信念)と呼びます。そのブリーフが集まってできあがった脳内の統合的なシステムがブリーフシステム(Belief SystemBS)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 BSは私たちの認識・理解・評価・判断を制御しています。無意識下で、まるで決まったアルゴリズムに従うかのように。だから、私たちの情報処理は「自動運転」といえます。

 BSは「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」で構築されています。そこには他人や社会の価値観がたっぷりと刷り込まれています。だから、私たちの情報処理は「無人運転」だともいえます。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 コーチングにおいては、このBSによる自動思考(「自動運転」「無人運転」)を、一旦しっかりと止めることが重要。その取り組みのことを「止観(しかん)」と呼びます。

 L-224202208月シークレットレクチャー -11;「止」と「観」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37272802.html

 

 止観を経てコーチング中に行うのは「観自在瞑想」。「自分が在ること/ところ(=自分という存在)を自由自在に観る」というのが「観自在」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 以下、苫米地博士の著書「一生幸福になる 超訳 般若心経」(学研、p15)より引用し(青字)、掘り下げます。

 

 

瞑想とは自分自身を自由自在に観ること

 瞑想とは自分自身を見つめ、自分のいる世界を見つめ、宇宙全体を見つめることと書きました。実は、自分自身を見つめると、同時に自分のいる世界も、宇宙全体も見たことになります。なぜかというと、自分自身というのはそれだけで存在しているのではなく、必ず自分以外の周りのもの(=自分のいる世界、宇宙全体)との関係によって成り立っているからです。このことをお釈迦様は「縁起」と呼びました。

 人はとかく、自分というものを絶対視しがちです。ですが、瞑想とは自分自身から離れて、自分自身を外側から見つめ直す作業です。自分を外側から見るには、自分と周囲との関係をよく見る必要があります。このとき、それまでの思い込みや先入観などを捨てて見ないと、本当の自分は見えてきません。思い込みや先入観に縛られていると、自由に自分自身を見つめられないのです。瞑想とは自分自身を自由自在に見る(観る)ことなのです。

 引用終わり

 

 

 自分自身を見つめ、自分のいる世界を見つめ、宇宙全体を見つめる

 

 次世代コーチングの枠組みでいうと、「自分自身」とは「関数p」、「自分のいる世界」とは「現状の可能世界w1」、そして「宇宙全体」とは「『ゴール側の可能世界w2』を含むすべての可能世界w」のこと。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 「関数p」とは自我、そして「可能世界」はコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)と考えることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

 自分自身を見つめると、同時に自分のいる世界も、宇宙全体も見たことになります

 

 このことを、苫米地博士は「部分関数」を用いて説明されます。部分関数とは、「対象を2つに分ける関数」のこと。「『宇宙』を入力すると、『自分』を出力する部分関数f」が自我です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

  f自我(宇宙)→ 自分

 

自我関数fに宇宙のすべての情報を入力すると、自分に関する情報だけが出力されます。なぜかというと、「(宇宙の中の)自分に関する情報」と「(宇宙の中の)自分以外の情報」に分けたから。

 もしも自我の逆関数に「自分に関する情報」を入力すると、「宇宙のすべての情報」が出力されることになります。なぜなら自我関数が分けた「(宇宙の中の)自分に関する情報」と「(宇宙の中の)自分以外の情報」を分ける前に戻すと、宇宙すべての情報が復元されることになるからです。

 F-353:“覚醒”の夏に向けて習得! 苫米地式「オーセンティック・コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34650757.html

 

 「自我の逆関数に自分を入力すると、宇宙が出力される」を突き詰めると、「宇宙は自分自身を見るための鏡である」ことがわかります。

 F-200:“あの人”の言葉はなぜ心に響くのだろうか? Vol.4;「こんなにほったらかしにして」を解決する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26610212.html

 

 

 自分自身というのはそれだけで存在しているのではなく、必ず自分以外の周りのもの(=自分のいる世界、宇宙全体)との関係によって成り立っているからです。このことをお釈迦様は「縁起」と呼びました

 

  「自我の逆関数に自分を入力すると、宇宙が出力される」を、苫米地博士は「f1自我(自分)→ 宇宙」と形式的に定義されています。この式の意味するところは、「もしも自分のことを知ることができるならば、宇宙全体も知ることができる」ということ。もっとシンプルに表現すると

 

自分と宇宙は一体である

 

それが自我関数から導きだされる「縁起」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

人はとかく、自分というものを絶対視しがちです。ですが、瞑想とは自分自身から離れて、自分自身を外側から見つめ直す作業です

 

 f自我(宇宙)→ 自分」や「f1自我(自分)→ 宇宙」が示唆しているのは、「自分を知るということは、宇宙全部を知るのと同じくらい難しい」ということ。当然、「自分が心から望むゴール」を見つけることも難しいことだといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 思い込みや先入観に縛られていると、自由に自分自身を見つめられないのです。瞑想とは自分自身を自由自在に見る(観る)ことなのです

 

 だから、「自分を知り、ゴールを見つける」ためには、他との関係により生みだされる“点”の本質をしっかり理解する必要があります↓

 Q-449:アートマンって何ですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37528586.html

 

 その本質とは、「空」。

 「空」である“点”が、「仮」としてのゴールを生みだし、結果として関数pを書き換えます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 そのプロセスがコーチング。コーチングとは「可能世界間の移行」であり、「結果として関数p(自我)を書き換える縁起」です。

 F-366:日本を世界のリーダーに! 「苫米地式次世代コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

L-230につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

S-04-27:鏡の中の“自分”に微笑みかけるために <最終回>

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F-404:自由訳「守破離」 vol.2;「守」× Healing

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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427647.html

 

 

一生幸福になる 超訳 般若心経



L-228202209月シークレットレクチャー -03;生と死の間を輝かせる縁起

 

20229月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

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 *2回目(20228月)の講義はこちら↓

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当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;鍵となるのは「絶対他力」

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 02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

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 03;生と死の間を輝かせる縁起

 

 

 そもそも人間が完全情報を希求する根底には、恐怖があります

 

 (結果としての)ブリーフシステムの書き換えができない大きな理由は「恐怖」。だから私たちは、まずは恐怖を克服するべきです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

その恐怖の最たるものが「死の恐怖」。突き詰めると、それは「細胞レベルで働く煩悩」だといえるはずです↓

Q-379自分を下に引き戻そうとする意識が働くことがあります<前編;case-side

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34636842.html

 

 

 と前回(L-227)の最後に書きました。

 

人は誰もが「死の恐怖」を抱えており、それは「細胞レベルの煩悩」である ということに対して違和感を感じる方は少ないと思います。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 その一方で、「死の恐怖」「細胞レベルの煩悩」という言葉に強い臨場感を感じる方も少ないはず。皆さんはどうですか?

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? <vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

 医療・介護現場で働いていると、「人は必ず老い、たいていは病み、必ず死ぬ」ということを思い知らされます。最近、私は、40代の男性が食事を喉に詰まらせ窒息死するという場に居合わせました。まわりはもちろんのこと、本人も数秒後に自分が死ぬとは思っていなかったはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 物理空間において命は有限であり、生命現象の終わりである死は確実にやってきます。ときに突然、まるで襲われるかのように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

今日生まれる子も含めて、1日経てば、必ず1日、各々の人生の終わりが近づいてきます。その死がどんどん近づいてくるという事実は、ふだんは意識に上がっていないはず。多くの人にとっては。

その一方で、大人になるにつれ、無意識は死が近づいていることをしっかり感じ取ります。まわりで起こる「老」「病」「死」を縁にして。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

その「無意識は感じているけれども、意識には上がっていない」という状態が、潜在的に「死の恐怖」を増幅しているはずです。

Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 「大人になるにつれ、無意識は死が近づいていることをしっかり感じ取る」の実際のところは、能動的な学習ではなく、たいていの場合は受動的な脅しに由ります(ハズ)。その代表が「地獄や悪魔を語る“教育”」です。

 PM-06-18~20:仮説13)宗教の限界

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526199.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14687391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14687476.html

 

 私たちは、これまで生きてきた間に、たっぷりと「死の恐怖」を刷り込まれています。その事実を知り、常に自身の心をモニタリングし続けることが大事。

まずは気づくことです。心の奥底に潜む「死の恐怖」に。

L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 以下、苫米地博士の著書「『生』と『死』の取り扱い説明書」(ベストセラーズ、開拓社より再販)の冒頭部分を引用します。

 

 

 あなたは、いつか、必ず、死にます

 ある時、あなたの心臓は停止し、身体中の細胞は活動を終えます。避けられるものなら避けたいと願っても無駄です。万人に等しく死は訪れるのですから。しかし、あなたは自分の死を体感することはできません。他人の死を傍観するだけです。

 では、あなたは死とどのように向き合っていけばいいのでしょう。死をどのように考えていけばいいのでしょうか。それらについて考えていこうというのが、本書の目的です。

 宗教的な考え方はもちろん、東洋思想(釈迦の教え)、機能脳科学、さらには宇宙物理学、量子論などさまざまな考え方を駆使して死について考察を加えていきます。

 

 これまで、人は「死の恐怖」とさまざまな形で向き合ってきました。闘ってきたと言ってもいいかもしれません。

 本書は、「死の恐怖」との向き合い方、克服法について考えていきます。一体「死の恐怖」とは何なのでしょうか。私たちは、恐怖を感じようにも死ねば意識そのものがなくなるとわかっているのに、なぜ、死に対して怯えるのでしょうか。

 自分がこの世から消えなくなる-。

 どうやら、この「自己喪失感」が「死の恐怖」の正体のようです。この「自己喪失感」を分析してみると、一つは「自分という存在そのものが消えてなくなること」、もう一つは「自分という存在の価値がこの世から消えてしまうこと」、この二つがあることがわかります。

 つまり、この二つとどう向き合うかを考えていくのが、本書の大きなテーマとなります。

 

 第一章では、死の専門家とも言える「宗教」について、その性質や死とのかかわり方を見ていきます。第二章では、死とはそもそも何なのか、その本質を探ります。第三章では、死を見つめるうえで前提となる「自分」と「宇宙」について考えます。第四章では、死を恐れる「恐怖心」について考え、恐怖心そのもののコントロール法まで見ていきます。そして、第五章では、死を通して「生きる」ことについて考えます。

 人類がこれまで歩んできた道を第一章で概観し、第二章で「死の正体」を明かし、第三章で「自分という存在が消えること」について考え、第四章で「恐怖」という、冷静な思考を妨げる要因を取り除き、第五章で「自分という存在の価値」を考えつつ、「生きるとは何か」を探っていくという流れです。

 

 ところで、私をご存じの読者の皆さんは、私を脳の専門家と思われていると思います。もちろん、それは正しいのですが、その脳の専門家がなぜ死を考える本を書くのかと疑問に思われるかもしれません。

 実は私は日本仏教で長く僧籍を持っています。また、チベットやスリランカなどの仏教とも交流を続けており、カギュ-派傳法大阿闍梨でもあります。二〇一〇年三月には、チベット仏教ゲルグ派傳法大阿闍梨の号も授かりました(ちなみに、ダライ・ラマの宗派がゲルグ派です)。私は、葬式仏教などと揶揄される日本仏教の誤解を解き、釈迦の教えを研究し、世界の人々が幸福に暮らすために何ができるかを常に追究しています。

 そのためこれまで多くの仏典、経典を読んできました。そうして死を捉え直すうちに、私の専門である機能脳科学や物理学、量子論などがたどりついた最先端の知見と、釈迦の思想が見事に符合していることに気がつきました。科学と宗教の両方を俯瞰する視点で死を考えること、これは私にしかできない試みと思い、本書を執筆することにしたのです。

 

 死を考えることは生を考えることです。生なくして死はありません。読者のみなさんは、本書を通して死を考えることで、明日からの生き方が劇的に変わることを実感されるはずです。それは、死の恐怖や不安を克服するというだけではありません。人生に輝きが生まれ、生きる価値を見いだし、ポジティブな思考を手に入れることができるのです。

 死を考えるだけでどうしてそんなことが起こるのか。その答えはもうすぐわかります。

 引用終わり(つづきはこちらでどうぞ↓)

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自分がこの世から消えなくなる-

 どうやら、この「自己喪失感」が「死の恐怖」の正体のようです

 

 さらに抽象度を下げた分析が、「自分という存在そのものが消えてなくなること」と「自分という存在の価値がこの世から消えてしまうこと」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 「自分という存在」と「自分という存在の価値

 

 

 自分という存在」を考えることは、「自我」を定義することです。その「自我」は部分関数と評価関数という2つの観点で考えることができます。そして、その本質は「空(くう)」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「自分という存在の価値」とは、「空」なる自分が果たす役割・機能のこと。「仮(け)」です。「空」であることを忘れずに、しっかり「仮」を実践できることが「中(ちゅう)」。

その中観が「死の恐怖」の克服を可能にします。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

死を考えることは生を考えることです。生なくして死はありません

 

 

 そんな生と死の間にゴールを見いだし実現していくことが、最強の「死の恐怖」克服法である と私は確信しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 それはスピリチュアルペインを解決することであり、生と死の間を自ら輝かせる大切な縁起でもあります。

 L-00720201月シークレットレクチャー -07;スピリチュアルペインとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

L-229につづく)

 

 

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F-187~8:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと -04~5;“心の災害”にはレジリエンスで! レジリエンスにはコーチングを !!

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「生」と「死」の取り扱い説明書

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F-417:煩悩か 芸術か

 

 先日(2025912日)、苫米地博士が「煩悩か 芸術か」というタイトルの文章を投稿されました。


DrTブログ(250912)「煩悩か 芸術か」

「ドクター苫米地ブログ」より引用↓

ドクター苫米地ブログ - Dr. Hideto Tomabechi Official Weblog : 煩悩か芸術か - ライブドアブログ

 

 

 博士の言葉を確認しながら(青字)、苫米地式認定コーチとして感じたことを言語化します。

 

 

煩悩か芸術か

数学で記述される数理宇宙は数学の宇宙であり抽象度が高いのは言うまでもない。この世でなくあの世。ただ工学的なこの世の仕事でも多いに役に立つ。構造計算の有限要素法や生成AIの偏微分方程式はいい例。最近ではレンズの計算光学設計で中国製レンズが躍進。一方、物理学で利用される数学は物理宇宙と言う抽象度ゼロだけど人間の目には見えないだけのリアル法則を記述するから、抽象度は記述上のみで、記述される物理空間は定義上抽象度ゼロ。

 

 この文章を理解するためには、まずは「抽象度」という概念の理解が必要。抽象度は「情報量の大小で宇宙をならべる軸」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度が上がるほど具体的な情報量は減っていき、抽象度が下がるほど具体的な情報量は増えていきます。宇宙は階層的になっており、最も情報量が多い最下層が物理空間です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 もっと詳しくいうと、抽象度が上がるほど潜在的な情報量は増えていき、抽象度が下がるほど潜在的な情報量は減っていきます(=具体的かつ限定的になる)。

例えば、「ラブラドールレトリバー」より「犬」の方が具体的な情報は少なく、より抽象的です。抽象的である分、「犬」の方がより多くの潜在的情報量を持っているといえます。「犬」は「ラブラドール」だけでなく、「チワワ」や「ダックスフンド」「柴犬」の可能性も含みます。

「可能性が広がる」「選択肢が増える」と考えるとコーチング的でしょう。抽象度が上がるほど、これまでの記憶でつくられた可能世界w1の外側を感じやすくなり、ゴールを見つけやすくなります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 


同様に計算機科学におけるアルゴリズムはその裏にある代数モデルは抽象度が高いがアルゴリズムそのものは抽象度が低い。ただそれら全てを行う人類の脳内情報処理はあらゆる抽象度に広がる。

 

 繰り返しますが、抽象度が上がるほど、これまでの記憶でつくられた可能世界w1の外側を感じやすくなり、ゴールを見つけやすくなります。

ただし、抽象度が上がった意識状態でゴールを見つけただけで終わるなら、それは自己満足に過ぎません。

 S-04-13:本当の幸せを感じられない理由 -3

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23234058.html

 

 だからゴールを見つけただけでは終わらず、しっかりゴール実現に向けて行動することが大事!

 

 もちろんそうなのですが、コーチングの実践はあくまでも「仮(け)」であり、「宗教方式」です。それを忘れ「実(じつ)」になってしまうと、コーチングは失敗します。

 PM-06-21:仮説14)空(くう)なき実観の行き着く先にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14833876.html

 

 コーチングの実践はあくまでも「仮(け)」であり、「宗教方式」

 

ただし、ゴールの抽象度を思いっきり引き上げることができると(おそらく引き上げようと意図するだけでも)、コーチングは「釈迦方式」に変わります↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32078054.html

 

 いずれにせよ重要なのは、「人類の脳内情報処理はあらゆる抽象度に広がる」ことをしっかり理解すること。私たちは全抽象度次元で生きています。

 L-141202111月小学校…-04;ゴールを設定するといろいろなことが“調和”していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33345501.html

 


当然、大人の生活はそれぞれの抽象度に合わせた無意識の選択で対応する。それが出来ないのは相手には迷惑だが、抽象度の低い空間のみで生きてる人は自分が場違いもしくは不適切と知ることも出来ないから、そういう場は私は出来るだけ関わらないようにしている。例外は、このXとか動画配信。

啓蒙なので低抽象度を敢えて試みてる。ただ、低抽象度反応は煩わしいので匿名からの通信お断りと長年ソーシャルメディアでして来た。経験的に低抽象度は匿名が多い。本人には色々根拠があるようだけど、私には全て無責任としか感じない。国や更に大きな単位で責任感のある行動を取るのには認識や行為の抽象度が必要だからだ。

 抽象度の低い空間のみで生きてる人は自分が場違いもしくは不適切と知ることも出来ない」のは、低い抽象度次元から高い次元はスコトーマに隠れ認識することができないからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマが生じる/外れるポイント(「知識」「重要性」「役割(責任)」)を考慮すると、抽象度を上げながらスコトーマを外すためには学習が必須。

 PM-05-06~8そもそも教育とは?-3)学習を促進する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

啓蒙なので低抽象度を敢えて試みてる」というのは「スコトーマが外れるギリギリのラインで知識化しやすいように」という博士の御配慮だと思いますが、もちろん「知識」だけでは足りません。「重要性」「役割(責任)」が必要です。

「知識」「重要性」「役割(責任)」 それらを自身の自由意思で生みだすのがゴール設定です。つまり、学習にはゴールが絶対に必要!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 


また似た例で、娯楽か芸術か、もしくは煩悩か利他性かもある。

これも悩ましい。私の感覚では音楽は母国語の歌が入った瞬間に芸術性が一気に下がる。ポピュラー西洋音楽ではビートルズ以降の伝統だ。愛だ恋だ、彼が、彼女がといった歌は煩悩表現。

オペラは、原語が分かる人には娯楽。分からない人には芸術。デビューした頃の日本では英語のビートルズの歌は芸術だったかも知れないが、今は娯楽だ。もちろん娯楽は人類に必要で何の問題もないし、ビートルズは大好きだが、英語が分かる僕には最初から芸術ではない。この二つを混同しては行けない。

 ここでのポイントは「言語という抽象度」。

「『言語』より下か?(=言語下)」「『言語』より上か?(=超言語)」が、「娯楽か芸術か」「煩悩か利他性か」を分ける境界線になります。

 L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

もっとコーチングに寄せていうと、「言語化可能かどうか?」が「現状の中か? 外か?」の判定基準のひとつになります。

 F-189~:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんで

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411502.html

 

 

ボブディランは、歌に政治性を持たせた。これも同じで政治は芸術ではない。多くの詩は芸術だが、川柳になると芸術とはいわない。芸術とはあの世の話だからだ。先の例では数学と物理学の差だ。どちらが偉いとかでなく、違うものと分からねばならない。

だから、愛知県で開催されたの国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員会が、元従軍慰安婦を象徴した「平和の少女像」などの展示を中止した時の理由が間違ってる。「テロや脅迫ともとれる抗議があり安全な運営が危ぶまれる状況だ」と理由を知事が説明したが、「政治的主張は芸術でないので芸術祭では展示しない」と言えば良かっただけ。最初に展示に選んだ選考委員が芸術ではなく動員とか政治信条とか、この世の理由で選んだからと推測するが。芸術祭は芸術のみ展示。それで終わり。ベートーヴェンの歌のようにグレーゾーンはあるが、政治は間違いなく芸術ではない。

 芸術とはあの世の話」を情報空間と重ねて考えると、情報空間はすべて「あの世」であり、情報空間の底面である物理空間も「あの世」です。その「あの世」には階層性があり、より高次の階層での情報処理が「芸術」です。

それをしっかり理解することが、仏説でいう「悟り」。先ほどの「宗教方式」「釈迦方式」でいうと、「釈迦方式」。「この世はすべて幻(情報)」という前提をしっかり伝えた上で、「幻のカラクリ(情報処理)」を教えていくのが「釈迦方式」です。

L-214202208… -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 


ボブディランがノーベル文学賞を取ったのは川端康成が取ったのと同じで芸術だからではなく、文学という独立した分野の話。 また、社会情勢もある。最近はノーベル物理学賞が理論そのものではなく、工学的にどれだけ成功したか、厳しく言えば経済にどれだけ貢献したかで与えられるのと同様だ。

 …1つ前の引用文で博士が仰っていたように、「数学と物理学の差」は「どちらが偉いとか」いうものではありません。「違うものと分からねばならない」の「違う」とは抽象度の方向性の話。「数学」はより高次の抽象度次元を表現するものであり、「物理学」は低抽象度次元のカラクリをしっかり解き明かすものです。

 Q-338:エンドステートに対する臨場感の問題?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32350876.html

 

 これは「理学」と「工学」の違いと同じ。コーチングでいうと、「(さらなる)ゴール設定」と「ゴール達成」の関係と同じです↓

 F-201~:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413696.html

 


これを書いたのは、とある場所で食事してたら横でウェイターが細かく料理の一つ一つを説明するからだ。失礼ないい方をするとうるさい。そこは本来日本でも伝統的な文化を守る場所のはずだから、特にうるささが気になった

少なくとも日本では料理は芸術のはずだ。もちろん分野にもよるけど。芸術に横からうんちくはいらない。一部の西洋文化の悪しき伝統。アメリカ発だったら困る。どこどこから取り寄せた何々という素材をこうこう料理しましたと、つば飛ばしながらすぐ横で料理の真上で不衛生に話す。マスクの時代終わったから益々不衛生。

衛生問題も気になるが、問題は、料理を言語化する行為だ。本来は日本の料理はメニューさえ不要。その食事の時間を、板前を含むもてなす側に任せて、目、鼻、舌、食感等の五感で楽しむ。五感という物理抽象度の煩悩素材を、板前らの技術と心遣いで、芸術に、そして利他に昇華する。そこに言語を挟むのは迷惑。言語の抽象度は低い。これは何、と聞かれたら答えるのはいいけど、聞きもしないのにいきなり真横で細々と説明されるのは、"時間"を破壊。

この悪しき慣習はどこかの国で抽象度の低い人達向けにビジネス理由で始まったと推測するが、日本にはいらない。そろそろやめたらどうか。最低でも料理を説明しましょうかと聞いてからにすべき。

と、ここまで書いてたら、いきなり近くで、見るからに西洋人達が昼間からビール飲んでギャハハとやりはじめた。抽象度ゼロな笑い方。昨今の政治と同じく、食文化でも日本は国際化した。

 引用終わり

 

 

 五感という物理抽象度の煩悩素材を、板前らの技術と心遣いで、芸術に、そして利他に昇華する

 

 これはコーチングの本質でもあります。

 コーチとの縁により、クライアント自身が、様々な「煩悩」を「芸術に、そして利他に昇華する というのがコーチング。

 F-299~:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425725.html

 

まったく新しい社会(未来)を創造し(w1w2w3w4…)、結果として「煩悩」を克服していくのがコーチングです(=利他に昇華)。

F-353:“覚醒”の夏に向けて習得! 苫米地式「オーセンティック・コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34650757.html

 

 

 苫米地博士による「低抽象度」の「試み」を縁に、そのようなイメージを受け取りました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

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-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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F-348:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.1Off the wall

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Q-363:各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか? -A2<止;煩悩を意識する>

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L-223202208月シークレットレクチャー -10BSの階層性を抽象度とマッチングさせる =人間形成 =〇〇

 

20228月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 02;コーチの役割は。そのためにコーチは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37125267.html

 03;コーチングの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37136542.html

 04;情報を操作する鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37162258.html

 05;多くの人々が創った宇宙が同時に存在している

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37173442.html

 06;コーチングのプロセス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37199631.html

 07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

 08;“しっかり生きる”ためのシンプルなワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37223679.html

 09;「過去の出来事にラベルを貼って、ドリームキラーを撃退するワーク」の意義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37235632.html

 10BSの階層性を抽象度とマッチングさせる =人間形成 =〇〇

 

 

過去の記憶を現在進行形で語り、ラベルを貼ることでRがゆらぎます。過去の記憶を客観視するだけで大きな効果が得られます。新しい自分を発見し、新しいゴールが見えてくる可能性を生み出すのです

 

 「正しいかどうか?」など難しく考えずに気楽に取り組むほど、Rはどんどんゆらいでいきます。その結果、コーチング(&ヒーリング)実践にふさわしい変性意識状態を獲得していきます。

 F-284:気楽 ver.2 01;「リミッターをはずす!」ために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31030703.html

 

 すると、抽象度を上げやすくなり、さらなる現状の外にゴールを設定することができるようになっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

なぜなら、無意識がゴールに関係するかどうかを勝手に判断するようになるから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

そして、無意識下で縛られている制約に無意識が気づいてくれるようになるから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それがモニタリング&ラベリングにより覚醒する意識状態です。

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 過去の記憶にラベルを貼った後は、ラベリングの対象を拡大していきます。24時間365日、夢の中でもラベリングをしているイメージで。

 Q-213~:「ラベリングを夢の中でも行う」ことの意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414537.html

 

 前回(L-223/09)紹介した「過去の出来事へのラベリング」に対して、本来のラベリングは認識するものすべてに対して行います。

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 基本は「逆腹式呼吸」。呼吸を意識に上げてコントロールすることが大原則です↓

 L-166202201月シークレット… -10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

 逆腹式呼吸でリラックスとゆらぎを得たら、モニタリングを行います↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 モニタリングを行う時のポイントは、「すでにゴールを達成している」「今まさにゴールの世界(w2)にいる」という感覚。

 Q-103:あがり症は克服できますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19152931.html

 

 その感覚(より正確には意識状態)を維持しながら、さらにリラックスを深め、ラベリングを行います。

 

 

 「ラベリング」とは、認識したものすべてに「T(ティー)」「Nil(ニル)」「D(ディー)」のどれかを張りつけること

  T:ゴールに関係すること(ゴール達成の妨げになることも含む)

  Nil:ゴールと関係ないこと

  D:「T」でも「Nil」でもない感情(怒り、後悔、悲しみ、不安など)

 

 

 ラベル張りは時間をかけず、情報を認識した瞬間に行います。

 

まずは「D」を減らすように意識します。「D」は完全に自分のマインド次第です。

次に「Nil」が減るように自身の行動を見直します。基本的に「Nil」にはhave toが入り込んでいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

Nil」が続くときには、「なぜhave toなのか?」「want toは何か?」「そもそもゴールは何だったか?」と自問を重ねます。止観です。

Q-357:休みの日なのに気持ちがvol.4;リラックスと緊張のサイクル -超越編-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33248780.html

 

 人の前頭前野には複数の「ブリーフ」が同時に存在しています。階層性はあってもグチャグチャなカオス状態として機能しているのが、コーチング実践前のブリーフシステム(Belief SystemBS)の実際のところ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

その「グチャグチャ」「カオス」が、人の心に矛盾や葛藤、混乱を生みだします。

 L-09420217月シークレット… -06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 

 ゴールを意識に上げながら行うラベリングは、BSをゴール側から整える縁起だといえます。ゴールのポイントは 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、そして4)自分中心を捨て去る こと。

 L-10020218月シークレット… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 1)現状の外に4)自分中心を捨て去りながらゴールを設定(更新)するほど、抽象度が上がっていき、重要度に影響するBSの階層性が整っていくことになります。

 その抽象度を意識に上げ続けることが、「結果としての関数pの書き換え」を実現するコツです(ハズ)。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 通常はBSの階層性は抽象度とは無関係です。それどころか、むしろ抽象度の低い煩悩レベルが上位にあって、優位になっている(=支配している)ことが多いもの。

 F-221:不安と不満のはざまで<ちょっとブレイク;今、親を憎んでいる人たちへ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27776349.html

 

そんなBSの階層性を、抽象度とマッチングさせていくことは「人間形成」だともいえます↓

PM-05-13~5そもそも教育とは?-6)人間形成

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 その「人間形成」を一言でいうと

 

 以下、苫米地博士の著書「お釈迦様の脳科学 釈迦の教えを先端脳科学者はどう解くか?」(小学館、p84)より引用します。

 

 

釈迦の「無我説」

 輪廻転生を否定する方法はいくつか考えられますが、釈迦はもっとも抜本的な方法を取りました。

 それは、「輪廻の実体となるアートマン(魂、自我)はない」というものです。

 輪廻とは、肉体が滅しても存続する自我、すなわち魂が別の新たな生命に宿るという考え方ですから、主体となる自我がなければありえません。

 われわれが考える自我とは、脳すなわち心の中にだけ存在するものです。その実体は名前や肩書き、好みなどすべて他者との関係からなる情報です。「名前は〇〇」「お父さんが誰」「お母さんが誰」「東京都港区の出身」「出身校はどこ」「勤務先はどこ」「〇〇が趣味」といったような、外部との関係によって成立しています。

 自分をいくら細かく定義しても、そこには自分以外のものしかありません。自我は数学で言う「点」に似ています。数学の点とは、位置だけを持ち面積を持たない図形です。「この2本の線の交わったところが点だよ」と言うことはできますが、目で見える点は面積を持つため定義上の点ではありません。点も自我も人の頭の中にある概念であり、実在はしないのです。

 また自我は、自分にとって重要な記憶によって作られた評価関数ということもできます。自分が誰であるかは、自分が大事だと思う項目を優先して定義しようとします。「東京大学を卒業した自分」より「昨日の朝食に納豆定食を食べた自分」が優先されることは普通はありません。

 実は人間の脳は、自分にとって重要なもののみを認識するようになっています。RASReticular Activating System)によって、自分にとって価値が低いと思う情報は遮断されています。すべての情報を認識していると、脳の情報処理が到底追いつかないからです。RASによって見えなくなるもの、認識の盲点を「スコトーマ」と言います。

 コーチングは、スコトーマを消すことで新たな認識を得る技術です。年収500万円の人には、年収1億の稼ぎ方はスコトーマになって見えていません。コーチングによりスコトーマを外すと1億の稼ぎ方が見えてきます。スコトーマを外すのに必要なのは、年収500万円という自我から年収1億という自我に変えることです。コーチングは自我という評価関数を変える技術なのです。

 いずれにせよ、自我の正体は脳の中にある情報であり、死んでから自我のみが取り出されて別の生命に宿ることはありえません。

 これが、輪廻を否定した釈迦の無我説です。実にシンプルかつ、これ以上の否定は考えられないのではないでしょうか。

 もちろん、自我が「ない」という表現は、後の大乗的な「空」の概念では「自我は空である」と表現できますが、釈迦の時代はそんなまどろっこしい説明ではなく、ストレートに「自我はない」と言っているのです。

 釈迦にとっては、カーストという差別を否定する立場からも、輪廻転生という宗教的論理を徹底的に否定する必要があったのです。

 引用終わり

 

 

 われわれが考える自我とは、脳すなわち心の中にだけ存在するものです。その実体は名前や肩書き、好みなどすべて他者との関係からなる情報です

 

 私が思う「人間形成」とは、「空観」の体得。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 わかりやすくいうと、それは「すべてが情報である」と納得できること。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 その「空観」から、「仮としての『ゴール側の可能世界w2』を創造するコーチング」がはじまります。

 F-353:“覚醒”の夏に向けて習得! 苫米地式「オーセンティック・コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34650757.html

 

L-224につづく)

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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Q-114~:「秘密のワーク」やってみました

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L-214202208月シークレットレクチャー -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 

20228月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

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当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 

 

 コーチングとは何でしょうか?

 

と問われたら、皆さんはどのように答えますか?

 

 

 答えはいろいろあると思いますが、苫米地博士がよく話されているのは「ゴール達成のためのマインドの使い方の技術」です。

 Q-430~:コーチングを行う際、説明を平易にしたり、自分なりの解釈や例え話を

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431266.html

 

その具体的な内容は「現状の外側にゴールを設定して、エフィカシーを上げる」こと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 エフィカシー(Efficacy)というのは、「ゴールを達成する自己能力の自己評価」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

そのエフィカシーを、苫米地式次世代コーチングでは、「Efficacyw1)→w2」という関数と考えます。現状宇宙(w1)からゴール宇宙(w2)に移行する自己能力の自己評価関数です。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 この「Efficacyw1)→w2」が、コーチングにおける“確信”の中身。そして、このエフィカシー関数こそが、コーチングシステムの“核心”です。

 L-209202207月シークレットレクチャー -07;コーチングのカクシン

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36836716.html

 

 

  コーチングの“カクシン”

 

 

 苫米地博士は著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)の中で、「スピリチュアリティのゴールの大切さ」について書かれています。この部分もコーチングの“核心”のひとつといえます。

 (下記ブログ記事の中で引用しています↓)

 Q-305:「心身相関」と「超情報場理論」 <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30918952.html

 

 

オーセンティック・コーチング

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 「スピリチュアリティ」とは、コーチングの祖 ルー・タイスさんが設定していたゴールのバランスホイールのカテゴリのひとつ。苫米地博士によると、敬虔なクリスチャンであったルーさんは、「キリスト教的な人格をいかに高度化していくか?」というゴールを持っていたそうです。

 Q-425:現状の外側に100%want tovol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

 「スピリチュアリティ」はカトリシズムのような博愛主義をベースとしたもので、宗教という枠組みの中での人格形成であったり、「霊性や精神性をいかに上げていくか?」と自問するもの。シンプルにいうと、「抽象度を上げる縁起」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度を上げることは、コーチングにおいて、とても重要なこと。ところが、コーチングを日本に紹介する際に、苫米地博士は重要なはずの「スピリチュアリティ」をバランスホイールから抜いてしまわれました。なぜでしょう?

 F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 以下、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版」(CYZO、付録②)より引用します。

 

 

「スピリチュアリティ」を復活させるために2項目を追加した

 今回アップデートした苫米地式次世代コーチングでは、バランスホイールに2つの新しい項目を追加しました。それが、「抽象度」と「リーダーシップ」です。

 この2つの項目は、もともとはルー・タイスのコーチングシステムのバランスホイールに「スピリチュアリティ(Spirituality)」として入っていたものです。ところがコーチングを日本に紹介する際に、ルー・タイスと相談して「スピリチュアリティ」をバランスホイールから抜いたという経緯があります。

 その理由の一つは、その当時はオウム真理教の事件の記憶がまだ新しく、「スピリチュアリティ」という表現が、本来の意味とは異なり、カルト宗教などを想起させる可能性があったからです。そうすると、コーチングの普及の障害となる懸念がありました。

 本来の「スピリチュアリティ」は、カトリシズム(カトリック)のような博愛主義をベースにしたものです。しかしここでいうスピリチュアリティは、社会貢献のような博愛主義の意味合いではなく、宗教の中での人格形成や、霊性や精神性をいかに上げていくかということです。そうした点がゴール設定のための重要な項目になります。

 実際、敬虔なクリスチャンであったルー・タイスはキリスト教的な人格をいかに高度化していくかというゴールを持っていました。ルー・タイスは「北アイルランドの宗教紛争の解決」や「南アフリカ共和国におけるアパルトヘイト終結」などに協力してきましたが、彼のスピリチュアリティのゴールに向かう力が、そのように世界の数々の紛争をおさめるための原動力にもなっていたのです。

 現在の世界の情勢の中で、リーダーを育てていくことを考えると、今後コーチングは間違いなく必要なものになってきます。コーチングでは、コーチがクライアントのリーダーになるわけではありません。そして、クライアント自身が世の中のリーダーになるかどうかはコーチが決めることでもありません。

 しかし、コーチングを受けていく人たちには利他性が重要になります。そして、利他性はリーダーとしての最低限の素養となります。それは抽象度の高さ(情報空間における視点の高さ)、スピリチュアリティの高さということです。

 しかしながら、現在の日本の今のリーダーたちを見ていると、あまりにも抽象度が低いのです。ほとんどのリーダーが自分のためか、自分の所属する組織の利益のためだけに働いています。自分の子どもがかわいいとか、自分の家族が大切だというのは、犬猫など動物でも当たり前にもっている感覚です。

 そのような状況下で、事実上、宗教がない日本においてこそ、逆に「スピリチュアリティ」を復活させるにあたって、その本質である「抽象度」「リーダーシップ」という項目を、バランスホイールに入れることにしたわけです。

 引用終わり

 

 

利他性はリーダーとしての最低限の素養となります。それは抽象度の高さ(情報空間における視点の高さ)、スピリチュアリティの高さということです

 

 苫米地博士が「スピリチュアリティ」をバランスホイールから抜いた理由は、「本来の意味とは異なり、カルト宗教などを想起させる可能性があった」から。

 

 これは、いわゆる「スピリチュアリズム」のこと。簡単にいうと「幻を見せるだけの『宗教方式』」です。それは「仮」が「実」になってしまいかねない危険な方法といえます。

 PM-06-21:仮説14)空(くう)なき実観の行き着く先にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14833876.html

 

 苫米地式(&TICE式)コーチングは、「宗教方式」ではなく、「釈迦方式」。「この世はすべて幻(情報)」という前提をしっかり伝えた上で、「幻のカラクリ(情報処理)」を教えていきます。

大乗仏教のフレームでいうならば、苫米地式は「中観」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 ついでにお伝えしておくと、日本で「仏教に取り組む」というと、経典を学ぶことや禅の修行を連想する人が多いと思います。しかしながら、それはルーさんや博士が仰る「スピリチュアリティ」とは異なります。

 

 ゴールのバランスホイールでいうと、経典を学ぶことや禅の修行は「生涯学習(教育)」のカテゴリ。対して「スピリチュアリティ」は、知識の習得のことではなく、あくまでも実践。「空」を理解した上での、「仮」としての実践です。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 

いかに人間的に優れた人になるか?

そのために社会に何をすればいいのか?

 

 

 「スピリチュアリティ」を実践することとは、突き詰めていけば、人間的に優れた人になることです。

 

 コーチングは、関数pを書き換えるのではなく、可能世界w1から別のw2への移行を促す

 

 という次世代コーチング・プリンシプルに沿って言い直すと、「社会をよくする」という“革新”であり、「まったく新しい世界を生みだす」というrevolutionが先。その“革新”やrevolutionの結果として、「人間的に優れた人」に生まれ変わります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「オーセンティック・コーチング」(p75)の中で、苫米地博士はこのように書かれています。

 

 

 このあたりの詳しいことは私の『超悟り入門』を読んでほしいのですが、いまここで簡単に説明すると「悟りとはこの世が幻であることを理解する」ことです。幻であるからこそ、痛みも苦しみも、幸せも快楽も自分の思いのままになるわけです。つまり、すべては自分で作り出しているものであり、それを理解することが悟りです。これがわかると悟りは決して答えではないことが見えてきます。悟ったという状態であり、理解したという学びであり、だからこそ、悟りは越えていくものなのです。

 引用終わり

 

 

 この部分を今回のテーマ「決して過信はせずに、しっかり確信する」で言い直すと、

 

すべては自分で作り出しているもの」であるから決して過信することなく、「悟りは越えていくもの」であるから「超えた先(=さらなる現状の外)」をしっかり“確信”する

 

 それが「利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ」をブーストするコーチングの“カクシン”だといえるはずです。

 

L-215につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE          

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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-関連記事-

F-335:分断緩和のための処方箋 vol.6;「内部表現から頭を突き出し、真の自由意思を獲得する」というゴール

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Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

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Q-362~:各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428110.html

Q-374~:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429253.html

 

 

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Q-431:コーチングを行う際、説明を平易にしたり、自分なりの解釈や例え話を作って説明してもよいでしょうか? <後編>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 *前編(Q-430)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36948508.html

 

 

Q:コーチングを行う際、説明を平易にしたり、自分なりの解釈や例え話を作って説明してもよいでしょうか?

 

A2:ゲシュタルトを統合すると、物事をより深く理解できるようになります。なぜでしょう?

 

 そう、答えは「抽象度が上がる」から。

 

じつは、前編では「抽象度のコントロール(上げ下げ)」を意識に上げながら回答しました。前編冒頭の「答えは『マインドの使い方』」の後の「もうちょっと具体的にいうと」、そして「さらに具体的にいうと」は、いずれも抽象度が下がる方向性です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 具体的情報量が増えることにより抽象度が下がると、共有可能な情報量が増えた分臨場感空間を共有しやすくなります。

 Q-265~:臨場感世界をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

 御質問中の「説明を平易にしたり」や「例え話を作って説明」は抽象度を下げてより具体的にする方向性であるはず。「平易」を「わかりやすく」ではなく「シンプル」と考えるなら、「説明を平易にしたり」は抽象度を上げる方向性になります。

大切なのは「相手の理解を見極めながら、抽象度をコントロールする」こと。その「コントロール」を“もうちょっと具体的”(←抽象度を下げる方向性)にいうと、「上げ下げ」です。

 L-104~620218月シークレットレクチャー -06~8;「私」とは何?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31294306.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31317222.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31345260.html

 

 情報発信者の抽象度が高すぎると、受信者は理解ができません。一方で話し手の抽象度が低すぎると、聞き手は興味を失います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

目指すのは「ギリギリ理解できるラインをちょっと超えたところ」。秘密を明かすと(←抽象度が下がる方向性)、私はLUBLeast Upper Bound、最小上界)の「Least」の感覚を大切にしています。

 F-299:芸術は高抽象度の未知なるLUB。ではvol.1;部分と全体の双方向性>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31869155.html

 

 以下、苫米地博士の著書「『オトナ脳』は学習できない」(フォレスト出版、p22)より引用し(青字)、少し解説を加えます(←抽象度を下げる方向性)。

 

 

勉強ができても使えない人とは?

 これは、サッカーだけでなく、一般社会でも同じです。

 たとえば、試験勉強だけできて東大卒の人間がビジネスの世界で必ずしも「頭が良い人」ではないのと同じです。東大卒でも全然使いものにならない人もいますし、学歴はなくても圧倒的な実績を持っている人もいます

 

 簡単にいえば、「勉強だけができる人」と「頭が良い人」は違うわけです。

 

 「勉強だけができる人」というのは、過去に見たことがある問題をやらせれば高い点数をとるでしょう。しかし、今まで見たことのない問題に出くわしたときに、できない可能性が高い。彼らは過去問題集をひたすら解いている人なのです。

 一方で「頭が良い人」は、今まで見たことのない問題も解くことができるのです。彼らは過去問題集などやらなくても、その分野の基本的な参考書なり教科書を一冊読んでいるだけで、応用問題も解けてしまうのです

 

 では、「勉強だけができる人」と「頭が良い人」の違いは何でしょうか?

 

 決定的な違いは、「高い視点を持てるか」ということです。サッカーの例でいえば、高い視点を持つということが「高い所から試合全体を見渡せる能力」なのです。

 この「高い視点を持つ」ということを「抽象度が高い」と本書では説明します。

 

 

 この「勉強だけができる人」と「頭が良い人」の対比はとてもわかりやすいはず。皆さんの頭の中には具体的な人物が浮かんでいるのではないでしょうか?

 

 両者の違いは抽象度。「高い視点」とありますが、時間まで含めて考えると、「より遠い『このままでは達成できない未来』まで見据える人」が「頭が良い人」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

脳は知っているモノしか見えないが

 ここで、少し脳の話をします。

 私が拙著の中でいつも書いているのは、

 

 「脳は知っているモノしか認識できない」

 

 ということです。

 たとえば、私がホワイトボードを原始人に見せたとしましょう。これをホワイトボードだと知らない原始人は、ただの壁くらいにしか思わないでしょう。

 つまり、黒板すらない世界の原始人にホワイトボードを教えようとすると、非常に苦労するのです。現代なら小学生でも三歳児でもホワイトボードを認識できます。原始人は大人でもホワイトボードを認識することはできません。

 しかし、高い視点で物事を見ることができる(抽象度が高い思考ができる)原始人はホワイトボードを見て、文字を書くところだと認識できる可能性があるのです。

 地面に木の棒かなにかで文字や書いたことがある原始人で、高い視点で物事を見ることができる(抽象度の高い思考ができる)原始人なら、ホワイトボードという知らないモノを見ても、何かわかってしまう。

 

 つまり、この抽象度が高い思考ができると、

 

 「知らないモノも認識できるようになる」

 

 ということです。

 

 

 この部分の前半は「スコトーマ(Scotoma)」の話。スコトーマは1)知識、2)重要性、3)役割(責任)がそろったときに外れます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 知識がないとそもそも認識できないのですが、知識があることでさらなる認識を妨げてしまいます。それを「知のジレンマ」と表現したりしますが、人間はそのジレンマを解消することができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879896.html

 

 その秘密が「ゲシュタルト能力」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ゲシュタルト能力により、私たちは「知らないモノを見ても、何かわかってしまう」ことができます。抽象度を上げてシンプルにいうと... 「ひらめき」です。

 F-289:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.2;超人脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31299309.html

 

 

IQが高いということは?

 実は、抽象度が高い思考ができるようになると、圧倒的にIQが上がります。

 IQというのは、

 

 「抽象度の高い空間に対して身体性を持って操作できるか」

 

 という能力をいいます。

 先日、数学者とある程度高度な数学の話をしたときのことを例に説明します。そのとき、複素数空間(想像上の数字である虚数と実数からなる空間)の話を、お互い手ぶりで話しました。

 虚数空間(という数学者のイメージ上の空間)のことを手ぶりで話すのは変に思われるかもしれません。でも、IQが高ければ、実際には存在していない虚数空間をまるで存在しているかのように指で感じて、臨場感を持って話ができるわけです。

 これがIQが上がるということなのです。

 IQが高い状態というのは、

 

 「いかに触れられない世界を自分の身体で触っているかのように感じられるか」

 

 なのです。そして、重要なのが単に高い抽象度の世界を感じられるというレベルじゃないということです。操作できなければならないのです。

 その世界をまるで今、目の前にある世界のように手で触れ、舌で味わい、身体で感じることができ、さらに操作できるのがIQなのです

 たとえば、「三つの図形から共通のパターンを見つけ出し四つ目の図形を推定する」といったIQテストも、パターンを見つけ出すという抽象化能力(「ゲシュタルト能力」ともいう)を要求します。

 しかし、このような図形のパターン化能力程度の抽象能力では、現代の情報化社会で通用するIQレベルには不足しています。学校のIQテストで良い点をとる程度の抽象度は、真のIQとはいえないのです

 そして、真のIQの高い「新しい脳」をつくるのが本書の最終目的なのです。

 

 

 その世界をまるで今、目の前にある世界のように手で触れ、舌で味わい、身体で感じることができ、さらに操作できるのがIQ

 

 コーチング」という情報空間(情報場)を五感で感じることは、決して簡単ではないはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「触れられない世界を自分の身体で触っているかのように感じられる」ことをイメージしながら、私はこのブログで「『コーチング』に関する知識のネットワーク化」に取り組んでいます。

抽象度を上げて一言でいうと、「縁起づくり」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

誰でも「新しい脳」をつくれば、IQが上がる!

 ですから、本書のノウハウをマスターすれば圧倒的にIQが上がります。本来、見えないものが見えてくるでしょう。

 この章の冒頭で話した「脳を鍛える」系の本やゲームで紹介されているトレーニングは、今ある知識の中からの脳の運動神経を速くして、いかに最適な解を求めるかということを訓練しているだけ。

 たくさんやれば、誰だってだんだん速くなりますし、老化も防ぐでしょう。しかし、ただそれだけのことです。

 そこには、本当の抽象化という概念が入っていません。だから、IQは上がらないのです。

 

 しかし、IQが上がれば全然違う能力が手に入ります。

 今までであれば、ある試験に合格しようと考えたとき、一年間かけて基本の教科書、数々の参考書、過去問題集などを使って勉強する必要があったかもしれません。

 しかし、抽象度の高い思考ができるようになってIQを上げることができれば、基本の教科書を一度読んだだけで合格することが可能になるでしょう(本書の後半では、記憶力アップや速読のテクニックにも触れます)。

 IQが上がれば、今まで一年かかったものを一日でマスターすることだって可能なのです

 

 本書のノウハウをマスターして、IQが上がったあなたを想像してみてください。あなたなら、何をしますか?

 引用終わり(つづきはこちらでどうぞ↓)

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Q:コーチングを行う際、説明を平易にしたり、自分なりの解釈や例え話を作って説明してもよいでしょうか?

 

今回はとくに抽象度のコントロール(上げ下げ)を意識しました。言語を超えた次元で感じていただけたら幸いです。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

 

 最後に、「自分なりの解釈」について。

 

詳しくは下記記事で取り上げましたが、最近、「抽象度」を説明する際に用いている図が誤解を与えていることを知りました↓

 Q-429:宇宙は「包摂半順序束」。そのtopである空(くう)は「有と無を包摂する概念」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36937284.html

 F-402:「抽象度」を説明する際に用いている図が誤解を与えていることを知り

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36958351.html

 

 この経験を経て強く心がけるようになったのは、「自我を消す」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 抽象度を下げて言うと、「苫米地博士の教えをそのまま(解釈や加工なしで)伝える」こと。なるべく私のブリーフを介入させないように心がけています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

抽象度を上げて言い直すと、それは「中観」の感覚。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 その中観の感覚で思考しながら確信したのは、「ゴール側から相手の理解度を観察し、抽象度を調整し続ける」ことの重要性。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

すべてはゴール達成とさらなるゴール設定のため

  

 もちろん、そのゴールとは、クライアントさんのゴールです。「自分の利益0」「相手の利益100%」がしっかり維持できているのであれば、「説明を平易にしたり、(自身のブリーフを介入させないように気をつけながら)自分なりの解釈や例え話を作って説明してもよい」のではないかと思います。

 Q-361:“自分以外を幸せにする”がわからずモヤモヤしています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33551039.html

 

 

 以上が私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

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-関連記事-

F-302:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは? <vol.4;同調能力の秘密>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32026141.html

L-05820208月シークレットレクチャー -04;抽象度を上げる秘訣 <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28095246.html

Q-320~1:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね? <vol.2~3:「時間は体感」を体得する4つのステップ>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31693510.html

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F-401:*(アスタリスク)

 

 3つ前の記事(F-398)で、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」について書きました↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36810305.html

 

 全12話と短いためなのか、展開がとってもダイナミック。予想を軽々と超えてくる自由なストーリーを毎週楽しみにしているのですが、臨場感が高まるほど(=ハマるほど)、悩みも大きくなっています。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 その悩みとは、「ネタバレ」。

コーチング用語を(無理やり)用いると、「望まぬスコトーマ外し」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 今の私の生活スタイルでは週末でないと視聴できないのですが、ネット空間で視聴前に重要な情報が流れてくるため、先に結末(ストーリー展開)を知ってしまうということが続いています。

もちろん、認識すると同時にブロックしたらいいのですが、それがRASのすごさ(こわさ)なのか、ついつい見入ってしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 今回のブログ記事は、MCU映画「Thunderbolts」(20255月公開)を未視聴の方にとっては、大いなるネタバレになります(といっても、「“公式”ネタバレ」ですが)。御注意ください。

 

 

 ところで、MCUとは、「Marvel Cinematic Universe」のこと。「Iron Man」(2008年)から始まったMCU映画は、「Thunderbolts」で36作目。次の37作目「The Fantastic FourFirst Steps」(2025725日公開)からは新たなフェーズ(phase 6)に入ります。

 F-352:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.5Heal the world

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34599783.html

 

 これまでの35作の映画(&Disney+で配信されたドラマ)で、主にヴィランとして登場した人物たちが、今回の映画「Thunderbolts」の主人公です。

ずいぶん前からチーム名が「Thunderbolts」であると公表されていたのですが、昨春(2024年)の映画タイトル発表後に様々な憶測が飛び交いました。

F-281:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~ <前編;疑心暗鬼>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30879191.html

 

 なぜかというと、タイトルの最後に「*(アスタリスク)」がついていたから。

 

「小さな星」を意味する古代ギリシア語に由来するアスタリスク(asterisk)は、一般的には「脚注を示す記号」として用いられるもの。脚注(footnote)は「本文の下部における注の一種」。注は「言葉の意味、文章の解釈、本文の補足、文献の出典(典拠・引用文献・参考文献)などを明らかにするために付される文」です。

アスタリスク - Wikipedia

 

 映画の最終盤、大どんでん返し的な展開で、「Thunderbolts」の面々には新たなチーム名が与えられます。怪しげ(きっと利己的)なCIA長官 ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌによって。それが今回の「*(アスタリスク)」の意味でした。

 つまり、映画のタイトルにもなっていた「Thunderbolts」というチーム名(が示すゲシュタルト)は、本当の名前(ゲシュタルト)ではなく、“仮称”だったということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 映画の余韻に浸りながら、「『*』による“仮の感覚”は、コーチングにおいてとても重要」だと感じました。大乗仏教でいうと「仮観」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 コーチングにおける重要なプリンシプルに、「ゴールが先、認識は後」というものがあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

これは苫米地博士の師でもあるコーチングの祖 ルー・タイス(Lou Tice)さんの言葉。私はルーさんに一度だけお会いしたことがありますが、そのときにも「ゴールが先」と話されていました。何度も何度も。

 Q-030:「ゴールが先、認識が後」とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

 ゴールを設定し、ゴール側のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)=可能世界w2の臨場感を高めていくと、これまでの現状(可能世界w1)が認識しづらくなります。「スコトーマに隠れ、気にならなくなる」という感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 それは「過去は一切関係なし!」をしっかり体得している境地。

もちろん理想的な意識状態ですが、そのままだと「さらなる未来」「もっとすごいゴールの世界」(w3w4…)も認識しづらくなってしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 いつの間にか「仮」が「実」になるからです。

 PM-06-21:仮説14)空(くう)なき実観の行き着く先にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14833876.html

 

 そこで「*(アスタリスク)」!

 

 コーチングを学び実践し続けていると、かつての“夢”、それも「絶対無理!」と思っていた(まわりからも散々けなされていた)“すごい夢の世界w2”が現実化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 それはもちろん幸せなことなのですが、そのままだと強力なホメオスタシスが“w2”を維持するように働いてしまうため、さらに先に進むことができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ここで「*(アスタリスク)」!

 

 「“w2”はただの通過点に過ぎず、その先に“w3“”w4““w5がひろがっている」ことを無意識下でも理解(維持)できるように、“w2”“w3”“w4”“w5と「*(アスタリスク)」を貼り付けていきます。心の中で。

 Q-338:エンドステートに対する臨場感の問題?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32350876.html

 

 エフィカシーが高い人は、自分のゴール達成に意味がないと判断すれば(「Nil」)、スパッとCZを飛び出すことができます。たとえそのCZが、かつての“夢”だったとしても。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 *「Nil」はこちら↓

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 ただし、いくらエフィカシーが高いといっても、現状の外側に飛び出すのは怖いもの。そんなときに思い出すべき知識が

 F-377:学びと破門で脅しをかける <vol.1;「無限の可能性」を感じられなくするもの>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35845452.html

 

 以下、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス、p84)より引用します。

 

 

幻想のレイヤーを超える

 第1章で、私は皆さんに自由になることの必要性について説きました。皆さんが洗脳社会から脱却するために、本当の自由を手に入れるべきだ、と。

 本当の自由を手にすることは、この世は幻想であると知ることでもあります逆に、この世が幻想であると知ることは、本当の自由を手にすることでもあります

 幻想を理解しなければ、どれだけ自由になったつもりでいても、所詮は幻想の中での振る舞いに過ぎません。どれだけ好きな仕事に没頭し、好きな場所に住み、好きなものを食べようが、実は他人が生み出した幻想の範囲内でしかないのです。

 ですから、本当の自由を得るためには、幻想から覚醒しなくてはいけません

 『マトリックス』や『インセプション』の世界を超えるのです。

 

 コーチングで教える「何でも好きなことをしていい。ただし自己責任で」という自由の概念は、実際は幻想の中での自由ということになります。本当の自由は、幻想の世界の外にあります。

 人は覚醒すれば、明らかに世界が変わることを知ります。目の前のリアルなものがリアルでなくなる瞬間、『マトリックス』のように馴染みのある風景が崩れ落ち、物理的現実世界が虚構であることを知ります。テレビ画面にしか向けられなかった視野が画面の外側へと開けていくように、急にこの世のカラクリが見えてきます。

 まずは、物理的現実世界から覚醒してください。誰にでも覚醒できます。幻想の世界の外へと飛び出してください

 ただし、幻想から覚醒しても、その覚醒した世界も幻想の可能性はあります。現在の物理的現実世界と言われる幻想の世界から覚醒しても、またそこから覚醒しなくてはいけません。幻想の幻想の幻想の世界……と、覚醒し続けるのです。

 どれだけ覚醒してもそこに広がるのは幻想の世界であるならば、どうして覚醒し続けなくてはいけないのでしょうか。

 実は幻想の世界は、ある段階まで覚醒し続ければ、このあたりでいいかという着地点が見えてきます。それは、他人の思念による幻想世界を超えた時です。

 何者の意図もないダイナミックな世界時間も物理的制約もない、偶然の絡み合いによって生じた世界ですその世界に来て初めて、自分が自由に選択できるようになるのです

 これは、私が多くの著書で述べている「抽象度の高さ」と密接に繋がっています

 「抽象度の高さ」とは、より多くの情報を包括するということ。「リンゴ」という情報に対して、「果物」という情報は「リンゴ」も含んでいるので、より大きな情報となります。さらに、「果物」という情報よりも「植物」という情報の方が大きな情報です。

 例えば、東京ディズニーランドで遊んでいる人は、様々なアトラクションに夢中で、自分が千葉県にいることは気付いていません。東京ディズニーランド内のことしかわかっていません。

 しかし、東京ディズニーランドから一歩外へと踏み出せば、途端に新たな世界が見えてきます。自分の今いる場所が東京ディズニーランドを越えて、千葉にいることに気付きます。

 そして、さらに抽象度を上げれば、自分は千葉ではなく日本にいることを知るはずです。もっと言えば、日本ではなく地球にいることを知ります。

 幻想も同じです。

 幾重にも折り重なった幻想という階層を1つひとつ乗り越えてください

 引用終わり

 

 

本当の自由を手にすることは、この世は幻想であると知ることでもあります逆に、この世が幻想であると知ることは、本当の自由を手にすることでもあります

 

 現状の外側に飛び出すときに思い出すべき知識とは、すべて情報(幻想)である

 F-381:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.1;「すべてが情報である」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36045078.html

 

 その「すべて情報」という事実を、苫米地博士が理論化されたものが「超情報場理論」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 「すべてが情報であり、目の前の世界=幻想 は自分のマインドでの情報処理の結果である」と確信できたときが、シンの革新のはじまりです。

 F-206~:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 

 話をMCU映画「Thunderbolts」に戻します。

 

今回、マーベル・スタジオは、驚くようなマーケティングを仕掛けてきました。なんと公開3日目に作品タイトルを変更したのです。

新たなタイトルは「The New Avengers」!

 

主演俳優らが自らポスターを貼り替えるパフォーマンス映像を見ながら、「自分の人生の『作品タイトル(=ゴールが生みだすCZ)』を、主役である自身の手で次々と貼り替えていくことは、コーチングそのものである」と感じました。

F-279L下でのBSB vol.4;「←GBBSG←」サイクル>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30779917.html

 

 

  主役である自身の手で次々と貼り替えていく = さらなるゴール設定

 

 

 ゴールのポイントは1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、4)自分中心を捨て去る の4つ。

そんなゴールを更新していくと、抽象度が上がっていきます。そして

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

ゴール更新を経て獲得していく高い抽象度の意識状態が、revengeをまったく新しいavengeに変えていく

 

 

 Thunderbolts」改め「The New Avengers」を縁に、そんなイメージを再体験しました。

 F-234~:自由訳「revenge」と「avenge

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419026.html

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-274:冗長性と多様性 <vol.6;プロフェッショナルなマインド>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30503310.html

F-303:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは? <vol.5;芸術とコーチング(Authentic Coaching)とリーダーシップに共通する境地

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32078054.html

F-380:学びと破門で脅しをかける ~自由、フェアネス、平和のために~ <vol.4;「自分のゴールに洗脳」の先で得るもの>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35997725.html

Q-292:来年度はこのようなセミナーを開催する予定はありますでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30266966.html

Q-413:やり場のない怒りはどのようにゴール設定すればよいのでしょうか? <vol.3;抽象度>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36079057.html

 

 

幻覚と覚醒

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L-206202207月シークレットレクチャー -04;「想像力×創造力」の源

 

20227月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の1回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

01;決して過信はせずに、しっかり確信する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36719650.html

 02;〇〇とは情報である

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36751237.html

 03;情報空間のエネルギーを認識し活用する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36763767.html

 04;「想像力×創造力」の源

 

 

 情報空間のエネルギーは四六時中、人間の体に変化を与えている

 

 情報空間のエネルギー」が変化を与えるのは、もちろん、物理空間上の「」だけではありません。生命は情報であり、生命現象は情報空間中にひろがっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

そのすべてを「情報空間のエネルギー」が書き換えます。

 Q-301:身体的な苦痛や精神的な苦痛を抱えるクライアントさんで、本人が気づいていなかったり、あるいは能動的に解決することを望んでいない場合、コーチは何らかのかかわりを持つべきでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30808832.html

 

 その「情報空間のエネルギー」を引き出す方法を、コーチング入門者向けにいうと

 

ゴール設定を促し、エフィカシーを高める

 

 苫米地博士は「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)の冒頭(p2)で、「コーチングのコアとは、『ゴール』と『ゴールの設定』」と書かれています。さらに「コーチングのテクニックのすべてはゴールを設定し、それを達成するためにある」とも。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

オーセンティック・コーチング

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 そもそもゴールとは、「人生の目的」であり、「未来を創りだすもの」。

 

ゴールとして未来を想像し、ゴール実現に挑戦しながら未来を創造する

 

その想像力×創造力の源となるのが、「情報空間のエネルギー」。

博士はよく「ポテンシャルエネルギー」と表現されていますが、「情報空間のエネルギー」は、より高次の抽象度次元に上がるほど大きくなります。つまり

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

  鍵は抽象度。どれだけ抽象度を上げることができるか!

 

 

 そんな抽象度とゴールの関係について、最近、苫米地博士はとても大切な知識“を明かされています。

 (「知識」と「情報」の違いはこちら↓)

 L-10320218月シークレットレクチャー -05;知らないことを見える化する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31263124.html

  

 以下、「新・夢が勝手にかなる手帳 2025年度版」(CYZO)のMonthly Dr.Tomabechi’s Column6月)より引用します。「知っている」と思うと、スコトーマの働きで、重要な情報を認識できなくなります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 しっかり意識(気)を向け、RASをコントロールしながら、ゆっくりと読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 

6月:抽象度を上げたゴール設定

 ゴールを設定する際に重要となるのは「抽象度を上げる」ということです。抽象度とは概念に階層性がある中で、その概念を定義する情報量の大小のことです。「抽象度が高い」とは物事を俯瞰してより高い次元で見ることをいいます。

 家で飼っているペットのラッキーがチワワだったとしたら、ラッキーに対するゴールよりも、チワワ、犬、動物の順番でより抽象度の高いゴールとなります。

 しかし、単に概念の抽象度を上げたところにゴールを設定しても、それだけでは足りません。それは、チワワや犬は単なる概念であって、チワワや犬という物理的な存在はいないからです。

 チワワという抽象度には、潜在的にほぼ無限の存在がいます。過去・現在・未来すべてのチワワを指すわけですから、ほぼ無限にいるということです。チワワに対してゴールを設定するということは、少なくともその中に現在いる物理的な存在を意識していないと、実際にゴールを達成することはできないのです。

 「世界の飢餓をなくす」は抽象度の高いゴールですが、飢餓状態にいるのは一人ひとりの人間です。抽象度を上げたゴールを設定したら、ちゃんとその中に存在する個々の対象を観て、その人たちのゴールも包摂しているかを確認していきましょう。

 引用終わり

 

 

抽象度を上げたゴールを設定したら、ちゃんとその中に存在する個々の対象を観て、その人たちのゴールも包摂しているかを確認していきましょう

 

 一方で「抽象度を上げたゴール」を探究しながら(更新・再設定)、一方で「ゴールの中に存在する個々の対象」をしっかり観て役に立ち続ける

 

その心構えのことを、苫米地博士は「ゲバラ主義」と表現されます。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 苫米地式は「ゲバラ主義」です。そして、その本質は「中観」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 私自身は、ゲバラ主義や中観を維持し続けるためには、「意思」と「覚悟」が欠かせない と思っています。「意思」と「覚悟」がシンの「信」を支えるから。

 L-06020208月シークレットレクチャー -06;必要なのは意思と覚悟

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28153740.html

 

L-207につづく)

 

 

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-追記-

その「情報空間のエネルギー」を引き出す方法を、コーチング入門者向けにいうとゴール設定を促し、エフィカシーを高める

 

 「入門者向け」という表現をきっかけに(トリガー)、「ならば、実践者(expert)向けは何だろう?」という内省言語が生まれること(アンカー)が私の狙い。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 皆さんの内省言語はいかがだったでしょう?

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 

 私が思うコーチング実践者向けの「『情報空間のエネルギー』を引き出す方法」は

 

  いきなり抽象度の高い方法で潜在能力を引き出し、「超情報場」を変化させる

 

多くの人々が創った宇宙が同時に存在しています。その創られた宇宙が「超情報場」。

 

「すべてが情報である」

「情報場は次元を超えている」

「場の一部に人間の認知がある」

 

そのようなことを理解した上で、抽象度が高い「超情報場」を正しく観る“ことができるようになると、現実世界を“自在に動かす”ことができるようになります。

それが「可能世界w1w2」。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 そのサポートが本物(authentic)のコーチの役目↓

 Q-313:私のまわりではそうでもないですvol.8:レベルの高いコーチングは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31130216.html

 

詳しくはこちらでどうぞ↓

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 

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-関連記事-

F-120:男はつらいよ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21034159.html

F-219:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <3rd. Step;覚悟を決める!>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27674293.html

F-228~:ゼロトラスト

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

F-388:“心身の不調”の一考察 ~苫米地式コーチング認定コーチとして~ <vol.4;新しいエスティームのfirst step

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36367342.html

Q-194:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか? Vol.3;マインドを100%活用するという覚悟(ワーク付き)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25604736.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版



Q-423:現状の外側に100%want toのゴール設定を行うためにはどうすればいいでしょうか? <vol.1;ゴール設定のスタートライン>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 6回に分けて回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 vol.1;ゴール設定のスタートライン

 

 

Q:これまではhave toの生活が多く、現状の外側にゴールを設定することが困難に感じています。現状の外側に100want toのゴール設定を行うための方法をご教示頂きたいです。よろしくお願い致します

 

A1:まずはコーチングの大原則から。その原則とは、「コーチはクライアントのコンテンツには一切関わらない」。

 Q-385:現在の若者は、男女問わず、貧しくなってしまった<補足;case study

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34790995.html

 

 「コンテンツに関わらない」をわかりやすく言い換えると、「重要度に関わらない」。

ここでいう「重要度」とは、評価関数(重要度関数)、すなわち自我のこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 コーチングでいうと、ブリーフシステム(Belief SystemBS)のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 コーチは絶えずクライアントのBSBSが生みだすコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)を分析します。とくにCZはダイナミックに変化しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 分析の目的は「クライアントの現状(Status QuoSQ)を理解する」こと。もっと詳しくいうと、「『現状の外側に100want toのゴール設定を行う』ことを阻害している要因を見つけ出し(case)、それを取り除く=克服する(plan)」ためです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 ただし、そのBSCZの分析をクライアントに伝えることはありません。クライアント自身にとっては、過去は一切関係ないから。

 F-336~:次世代プロファイリング×ゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428209.html

 

 もしも「これまではhave toの生活が多く」といったセルフトークが抱える課題を厳しく指摘することでセルフイメージを下げてしまったなら、ますます「現状の外側にゴールを設定する」ことは難しくなるでしょう。

 Q-368:アファメーションとセルフトークの関係を知りたいです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34026724.html

 

クライアントがフォーカスすべきなのは未来。それも“今の時間延長上では起こりえない未来”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 苫米地博士のバラいろダンディでの講義でいうと、コーチが行うのは「w1を指摘したりw2を生みだすことではなく、w1からw2への移行をサポートする」こと。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 では、ここで問題。

コーチが「w1からw2への移行をサポート」する際に“鍵”となるのは何でしょうか?

(答えは漢字3文字です)

 

 思考を深めながら、下記の文章をゆっくり読み進めてください。苫米地博士の著書「一生幸福になる 超訳 般若心経」(学研、p13)より引用し(青字)、少し解説します。

 

 

「般若心経」は瞑想のお経

 お経を唱えたり、書いたりすること自体には、お経を覚えられたり、字が上手になったりする以外の意味はありません。しかし、お経を唱えたり、書いたりする「人の心」には大きな意味があるのです。

 正確に言いますと、瞑想する人の心に意味があります。「瞑想」という言葉を使いますと、座禅を組んだり、目を閉じてじっとしていることを思い浮かべるかもしれませんが、必ずしもそれだけではありません。自分自身を見つめ、自分のいる世界を見つめ、宇宙全体を見つめるのが瞑想です。

 「般若心経」にはこの瞑想に役立つ内容がふんだんに盛り込まれています。瞑想のお経と呼んでもいいくらいです。ですから、般若心経は単なる魔法の呪文として唱えるのではなく、内容をよく理解して、その内容を臨場感豊かに思い描くことで、自分自身や世界を見つめることができ、その結果として救われたり、ご利益があったりするお経なのです。

 

 

 自分自身を見つめ、自分のいる世界を見つめ、宇宙全体を見つめる」ためには“外側視点”を作る必要があります。コーチングは、主観ではなく、客観です。

 F-366:日本を世界のリーダーに! 「苫米地式次世代コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

 そのためには物理空間(次元)のリアリティから自身を開放する必要があります。心身をモニタリングし、逆腹式呼吸を続けることで、リラックスとゆらぎを得ることができます。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

 リラックスとゆらぎを得るほど、物理空間(次元)から離れやすくなり、より高次の抽象度次元を「見つめる」ことができるようになります。それが「瞑想」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

お経を唱えるのは瞑想するため

 日本の仏教には「念仏や題目を唱えるだけで極楽浄土へ行ける」と説く宗派もあります。あるいは密教の護摩焚きなどでもお経が唱えられます。ですが、私はこれらもけっして魔法の呪文を唱えているのではなく、瞑想をするための一つの方法論として提示されているのだと考えます。

 日蓮宗や浄土真宗では「般若心経」は唱えないとされていますが、その開祖である日蓮や親鸞も元は天台宗のお坊さんです。比叡山延暦寺には天台宗の偉大な僧の木像があるのですが、その中に日蓮も親鸞もあります。あるいは、法然、栄西、道元らいわゆる鎌倉新仏教の開祖たちもみな比叡山で修行した天台宗の僧でした。天台宗には「止観」という瞑想がありますから、当然、こうした新宗派にも止観の瞑想の影響が色濃く残っていても不思議ではありません。つまり、座禅も念仏や題目を唱えることも「瞑想」の一方便だと考えられるのです。

 

 

 コーチングにおいても「止観」を重要視します。

 (苫米地博士の「止観瞑想」の解説はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

 「止観」で止めるものとは“煩悩”ですが、じつは、その“先”があります。

(“先”についてはこちらでどうぞ↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33248780.html

 

 

瞑想とは自分自身を自由自在に観ること

 瞑想とは自分自身を見つめ、自分のいる世界を見つめ、宇宙全体を見つめることと書きました。実は、自分自身を見つめると、同時に自分のいる世界も、宇宙全体も見たことになります。なぜかというと、自分自身というのはそれだけで存在しているのではなく、必ず自分以外の周りのもの(=自分のいる世界、宇宙全体)との関係によって成り立っているからです。このことをお釈迦様は「縁起」と呼びました。

 人はとかく、自分というものを絶対視しがちです。ですが、瞑想とは自分自身から離れて、自分自身を外側から見つめ直す作業です。自分を外側から見るには、自分と周囲との関係をよく見る必要があります。このとき、それまでの思い込みや先入観などを捨てて見ないと、本当の自分は見えてきません。思い込みや先入観に縛られていると、自由に自分自身を見つめられないのです。瞑想とは自分自身を自由自在に見る(観る)ことなのです。

 

 

 自分自身を自由自在に見る(観る)

 

 その状態がコーチングのスタートライン。すなわち、ゴール設定のスタートラインです。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 苫米地式コーチングは中観。自由な心で(空観)自が在る宇宙を生みだすことが(仮観)苫米地式です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 さて、コーチが「w1からw2への移行をサポート」する際の“鍵”はクリアでしょうか?

 

 私の答えは「非言語」。

 クライアントが自由に思考し(瞑想=内省)、ゴールにふさわしいセルフトーク(内省言語)を自ら生みだすために、コーチは非言語の働きかけを貫きます。

 L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

Q-424につづく)

 

 

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-追記-

苫米地博士のバラいろダンディでの講義でいうと、コーチが行うのは「w1を指摘したりw2を生みだすことではなく、w1からw2への移行をサポートする」こと

 

 その「w1からw2への移行のサポート」のことを、最近の苫米地博士は「エフィカシー関数をつくる」と表現されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

240617バラダン-5

「バラいろダンディ」(2024617日放送回)より引用

「成長」の夏に向けて習得!苫米地式「オーセンティック コーチング」 (2024年6月17日) #コーチング (youtube.com)

 

 

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-375:俺にかかってこい

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35750566.html

L-05820208月シークレットレクチャー -04;抽象度を上げる秘訣 <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28095246.html

Q-198:ネガティブループにはまって止観やヒーリングにすら取り掛かれません

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26282829.html

Q-378:「エネルギー大丈夫かな?」と思ってしまうことがあります

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34621653.html

 

 

一生幸福になる 超訳 般若心経




Q-420:なぜパワハラや虐待がなくならないのでしょうか? <key 4;無意識レベルでのフェアネスの実現>

 

医療現場で働く方から切実な御質問をいただきました。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 key 1;「S

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36446341.html

 key 2;「パワハラや虐待」の根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36479608.html

 key 3;排他的でスノッブな空間

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36494091.html

 key 4;無意識レベルでのフェアネスの実現

 

 

Q:私は地方の病院で働いています。職員の間でのパワハラ・セクハラ・モラハラや患者さんへの虐待じゃないかと思える行いが嫌でしょうがありません。なぜパワハラや虐待がなくならないのでしょうか?

 

A4:これまで「必ずスコトーマがある」こと(key 1)、「教育により差別が刷り込まれている」こと(key 2)、「コンフォートゾーンは排他的である」こと(key 3)を取り上げました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 これら3つには共通点があります。何でしょう?

 

 

 私の答えは「無意識」 ふだんは意識に上がっていないということです。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 「無意識」の例として、苫米地博士がよく挙げられているのが「自転車の運転」。

 私たちが自転車に乗っている時、左右のバランスをうまく取ろうといった意識で乗っているわけではありません。「身体が勝手にバランスを取っている」という感じで、それを言語化することは難しいくらい。

 Q-175脳内の歩くというイメージの臨場感を上げて物理世界で実際に歩いてるということになるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

 

乗れるようになるまではずいぶん苦労したのに、一旦乗れるようになってしまえば乗れないようにするのが難しいのが自転車の運転。そのカラクリは「ゲシュタルトができ、無意識が維持している」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

それは「全体と部分の双方向性の関係性ができ、ホメオスタシスで維持されている」という状態。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

抽象度を下げて具体的に表現すると、「今までバラバラだった『手の動き』『足の動き』『体重のかけ方』といった部分がつながり(connect the dots)、すべて連動して動かせる」という状態です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

しかも、自然に(=無意識化)、かつ、言葉を超えて(=超言語化)。

L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 その「無意識」かつ「超言語」をしっかりコントロールすることが、脱洗脳の重要なポイントであるはず。そのコントロールが「『ブレない判断基準』を生みだすもの」に自身を導きます↓

 L-169202203月シークレット… -02;「ブレない判断基準」を生みだすもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34877369.html

 

 以下、「一瞬で自分を変える技術」(ビジネス社、p12)より引用します。

 

 

武術に学ぶ 一瞬で自分を変える技術

 

 

内部表現の一瞬の書き換え

 「内部表現の書き換え」とは一言で言ってしまえば、それまでの選択肢を変えてしまうことです。これまでAを選んでいた人がBCといった選択肢があることに気づいたり、BCを選ぶことでより良い人生、自分らしい人生を生きる手助けをするものです。

 ただし、「内部表現の書き換え」は洗脳技術とかなりの部分重複しており、危険な技であることは間違いありません。「そんな危険な技をなぜ公開するのか」という人もいるでしょう。

 確かにその気持ちもわかりますが、現在はあまりにもひどい洗脳時代です。洗脳技術を公開しないと、人々は手もなく、洗脳されてしまうのです。

 いまが洗脳時代である証拠の最もわかりやすい例は東京オリンピックです。東京オリンピックではいまボランティアという美名のもの、11万人のタダ働き要員を募集しています。しかし、ボランティアたちの無償の働きによって誰が得をするのかといえば、大手広告代理店です。彼らに利益が流れるような仕組みがあることを知っていながら、テレビと新聞はそれをほとんど報道せず、素晴らしい体験、おもてなしなどと言って喧伝しています。これを洗脳行為と言わずして何を洗脳と言うのでしょうか?

 洗脳で最も効果的なのは大手メディアを使った手法です。現代の日本はそれが日常茶飯事になっているのです。はっきり言わせてもらえば、テレビはすでに広告代理店が操作する洗脳マシンに堕しています。とてもメディアと呼べるような代物ではありません。

 そんな時代ですから、いまは、国民一人一人が「内部表現の書き換え」の技術を会得しておく必要があるのです。百歩譲って会得しないまでも、どういうものであるかぐらいは、知っておく必要があります。

 ですから、私はこういった書籍をずっと書いているのです。

 もちろん、「内部表現の書き換え」を伝えるのは洗脳社会から身を守るためだけではありません。この技術を使って「人間は自分自身の力でこんなことまでできるんだ」と気づいて欲しいということもあります。

 私たちには多くの可能性が眠っています。自分ではこんなことは無理だと思うようなこともできてしまいます。

 「内部表現の書き換え」の技術は、実は対洗脳技術というよりは、そちらの方面で積極的に活用してほしい技術なのです。

そして、「内部表現の書き換え」を一瞬で行っていたのが武術なのです。

それが具体的にどういうことなのかは、本書で読んでみてください。

引用終わり

 

 

 「内部表現の書き換え」を伝えるのは洗脳社会から身を守るためだけではありません。この技術を使って「人間は自分自身の力でこんなことまでできるんだ」と気づいて欲しいということもあります

 

 その「内部表現の書き換え」の最新科学バージョンが「苫米地式コーチング」。そのコア中のコアがゴール設定。先ほどの「『ブレない判断基準』を生みだすもの」とは、ゴールのことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールのポイントは、1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、4)自分中心を捨て去る。

 F-366:日本を世界のリーダーに! 「苫米地式次世代コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

 ゴールを設定し、そのゴール達成に夢中になって取り組む間に、人は刷り込まれた差別を脱却し(脱洗脳)、自由意思を獲得し、自らのブリーフシステムを(結果として)書き換えることができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 その積み重ねの中で、まずは個人のマインドから、そして社会が共有するブリーフから、「パワハラ」や「虐待」がなくなっていくはず。そのように私は信じています。

 PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 

 最後に、これまでの考察をまとめ、シンプルに回答し直します。

 

Q:私は地方の病院で働いています。職員の間でのパワハラ・セクハラ・モラハラや患者さんへの虐待じゃないかと思える行いが嫌でしょうがありません。なぜパワハラや虐待がなくならないのでしょうか?

 

A:「差別はやめよう」「差別をなくそう」という発想では、いつまでも解決することはできません。なぜ?

 

その理由は「差別はやめよう」「差別をなくそう」は「差別」の存在を前提としているから。差別が「ある」「ない」は同じ抽象度の裏表です。

L-152202111月医療系… -07;ゴールとは「究極的に抽象度が高まった体感」で感じるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33851880.html

 

「差別」は道徳教育を通じて、個人(&社会)のブリーフシステムの中に刷り込まれています。無理やり変えたとしても、すぐに元の状態に戻るでしょう。強力なホメオスタシス・フィードバックが働くから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

シンの解決は、まずは「縁起を理解し、『差別はあり得ない』ことを知る」こと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 そして、その上でゴールを設定し、可能世界w2に移行した結果としてブリーフシステムを変更(更新)すること。より高次の抽象度次元に。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

その積み重ねにより、無意識レベルでフェアネスを実現することができます。それは中観の実践でもあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 以上が私の回答です。

御質問ありがとうございました。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 鍵は「抽象度」ですが、「何でもかんでも抽象度を上げればいい」というわけではありません。大切なのは「抽象度を使い分ける」こと。それは「異なる思考回路を利用する」ということでもあります。

 

 以下、苫米地博士の著書「ディベートで超論理思考を手に入れる 超人脳の作り方」(CYZOp162)より引用します。参考にされてください。Feel

 

 

抽象度を上げた反駁を効果的に使うには

 先ほど、「抽象度を上げて反論する」という話をしましたが、「何でもかんでも抽象度を上げて反論せよ」という意味ではありません。コンストラクティブ(立論)では同じ抽象度で反論し、リバタル(反駁)で抽象度を上げて反論するようにするのです。

 直接的に論理と論理とを戦わせることをクラッシュ(争点の衝突)といいますが、同じ抽象度で反論しないとクラッシュが起こりづらいでしょう。新しいことをどんどん出していいわけですから、同じ抽象度でできるだけ多くの情報を使って相手の論理を否定するのが、コンストラクティブの基本です。

 それに対して、リバタルではすでに言われたことに関わることしか言えないわけですから、同じ抽象度で反論するよりも、抽象度を上げて反論したほうが効果的であり、反論の反論になり得るわけです。新しいことは言えないというルール上、必ず前に誰かが言ったことに対応し、また包含することしか言えないことになります。

 情報量を多くするために抽象度を上げない戦略を取るコンストラクティブと、抽象度を上げて情報量を少なくしてまとめて一気に反論するという戦略を取るリバタルとでは、それぞれ異なる思考回路を利用する必要があります。

 引用終わり

 

 

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