F-006:狂い咲き part

 

 かつての私の職場は霧島国立公園内(鹿児島県)にありました。緑に囲まれた環境のとてもいいところです。

 すぐ近くに桜の名所があり、春になると満開の桜がとてもきれいに咲き誇ります。

 

 ある日、その付近を通りかかったとき、桜の花が咲いていることに気がつきました。11月中旬の紅葉シーズンなのに。

 

 秋の紅葉と春の桜が同時に存在する不思議な感覚を味わいながら、ついコーチングのことを考えました。

 

 季節外れに花が咲くことを「狂い咲き」と表現します。

 

 桜は春に咲くのがアタリマエ。アタリマエと違う時期に咲いているから「狂」の烙印を押されてしまう。同じように、「今までそんなことはなかったから」や「みんなと違うから」といった理由でも「狂」とされてしまうのでしょう。

 

 いいコーチに出会い、コーチングを実践する人は、やがて「狂」と指さされるようになります。“現状の外”にゴールを見つけ、それに向かって邁進するからです。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 本物のコーチングを知らない人たち、あるいは知っていてもなかなか実践しない人々が、コーチやそのクライアントを「狂い咲き」と認識してしまうことは仕方のないことです。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 過去の延長に生きている人たち、昨日までの記憶でつくられた世界で生きている人々には、「狂い咲き」は絶対に理解できません。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 スコトーマ(心理的盲点)が外せないからです。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html 

残念ながら、中には「狂い咲き」であることを理由に攻撃してくる人もいます。

私の経験でいえば、かつてコンフォートゾーンを強く共有していた人ほど、あるいは既得権益が大きい人ほど、そして差別意識が強い人ほど、激しく攻撃してきます。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

もちろん全員がエフィカシーが不当に下がっている状態です。本来の豊かな才能を発揮することができなくなっています。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

自ら才を封印してしまうのは、「ドリームキラーは、結局は、自分自身をドリームキリングしている」ということなのかもしれません。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854056.html

 

コーチもコーチングを受けるクライアントも、傍から見れば「Not Normal」な存在です。硬直した組織においては、コーチングを学び始めた瞬間から「Not Normal」バッシングを浴びせられることでしょう。

 

 あなたがもし、「狂い咲き」に類する誹謗中傷を受けたときは、“現状の外”に向かっていることを確信してください。

 

ドリームキラーをものともせず、ゴールに向かって進み続けてほしい

傷つき打ちのめされても、しっかりと咲き誇ってほしい

 

そんな思いを抱きながら、紅葉をバックに咲く桜の花を見ていた私は、思わず「Yes. You are good!」と声をかけていました。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    



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