F-109:気楽

 

 子どもの頃、私は「努力」や「根性」という言葉が好きでした。

厳しい父のもと血のにじむような努力で“星”を目指すマンガや「ど根性!」と叫ぶカエルのアニメが流行っていた昭和の時代です。社会的価値観によって、知らないうちにブリーフシステムが構築されていたのだと思います。

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 当然、「頑張る」という言葉をストレートに受け入れており、大切な人たちに対しても「頑張れ」と声掛けしていました。そんな自分にけだるい重たさを感じることもありましたが、それは弱さの表れだと戒めていました。

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 昭和の「無責任男」や平成初期にかけての「5時から男」に代表される『気楽さ』は、当時の私にとっては理想とする姿の正反対にある感覚でした。

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 早いもので認知科学者 苫米地英人博士と情報的に出会って10年が経ちました。苫米地式認定コーチとしても5年目に入っています。

幼少期の頃から触れていた釈迦哲学や真言密教、青年時代から学び始めた医学を中心とした科学、そして博士に学ぶマインド(脳と心)に関する知識とスキルが、どんどん一体となっている感覚があり、そのたびに感動や喜びを感じています。

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 ゲシュタルト同士が結びつき、より大きなゲシュタルトを構築していく体感

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 それはきっと抽象度の階梯を駆け上がっている証であると信じて、コーチとして、ヒーラーとして、そして医師として、さらなる機能・役割を全うするために日々を生きています。物理次元ではいつも全力で、情報次元ではますます“気楽”な感じで。

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 向かう先にあるのはゴール。その一つは「一人ひとりの心の平和がひろがることでWorldPeaceが実現している」という未来です。

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「努力」「根性」「頑張る」という言葉に滲むhave to(~ねばならない)という呪縛から解放され、100%want toでフルに生きる“気楽”な生き方は、まだまだ世間からは攻撃の対象となるようです。残念ながら。

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 「The Power of Mind Ⅰ」第六章(:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題)で取り上げたとおり、私は11年間院長を務めた病院の経営陣から「だまし討ち」にあいました。

 PMⅠ第六章(目次):

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 病院側が申し立てた調停において、申し立て理由を自ら完全否定する“証拠”が裁判所に提出されました。そこには私や苫米地博士に対する誹謗中傷が書き込まれていました。調停の主旨とはまったく関係なく取り上げられることがなかった文書でしたが、私には重く響きました。

 その中に、私を非難する理由として、「いつもwant toばかりしている」と書かれていたからです。

 

 パワハラもセクハラもモラハラも一切なく非難しようがなかったからにせよ、「いつもwant toばかりしている」を攻撃の根拠とした経営陣の姿に“痛み”を感じました。それは人間という存在の最も根源的な次元での“痛み”であるはずです。

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 このブログを読んでくださっている方々は、自身のマインド(脳と心)に向き合い自在にコントロールできるようになるほど、周囲の心ない人たちから攻撃されるかもしれません。いや、すでに攻撃されていることでしょう。

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 でも、そんなときほど“気楽”にいきましょう!

 どんな状況でも余裕でゴールに向かい続ける姿が、そして様々な困難に立ち向かいながらもいつも“気楽”であり続ける様が、自然にまわりを優しく書き換えていくはずです。その時、かつてひどかったドリームキラーほど救われることになるはず。

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 最後にもう一度。

“気楽”にいきましょう! どんなときも

Take it easy !!

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苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 昭和の「無責任男」や平成初期にかけての「5時から男」に代表される『気楽さ』は、当時の私にとっては理想とする姿の正反対にある感覚でした と本文中に書きました。

 じつは“気楽”に生きている今でも、「無責任男」や「5時から男」に代表される『気楽さ』は正反対にあると思っています。

 何が違うのでしょうか?

 

 

-追記2

 今回のブログ記事は、Q-060「『気軽』という言葉の奥底に潜むもの」に関していただいた御意見をきっかけに書き下ろしました。先の「無責任男」や「5時から男」に代表される『気楽さ』は、Q-060で取り上げた『気軽』と同質のものだと思っています。

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-追記3

 「気楽」や「take it easy」を、スワヒリ語では「ハクナ・マタタ(Hakuna Matata)」というそうです。ディズニー映画「ライオン・キング」のキーワードですが、その映画の中では「ハクナ・マタタ」を超える生き方が描かれていました。

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