F-102:「映写機の故障により上映できるかわかりません」 Vol.2;期待が失望に変わるときの注意点
このブログシリーズでは、目的の映画を観ることができると信じて待ちながら感じたこと、そして、日本語吹き替え版さえ観ることができないまま帰途につき思ったことをまとめます。
Vol.1;映画館での出来事
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Vol.2;期待が失望に変わるときの注意点
Vol.3;不安や怒りへの対処法
Vol.4;リーダーの視点で
Vol.5;フォロワーの立場で
…期待が裏切られた経験はありますか?
何らかの期待が残念な結果に終わったときには、いわゆるエネルギーが放出されます。そのエネルギーを生みだすものはマインドでの情報処理です。期待が大きいほど、あるいは結果が悲惨であるほど、そのエネルギーは大きくなります。
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イライラや怒りとしてそんなエネルギーが表出される場面を、きっと誰もが経験しているはず。
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その時のマインドの状態は「ファイト・オア・フライト」。まるで獣のように攻撃的になったり(ファイト)、反対にかたくなに閉じこもってしまったりします(フライト)。
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いずれにせよ、ネガティブなエネルギーは、本人の心の中だけではなく周囲にも拡散しながら、最後には苦しみや辛さに帰結していきます。まるで闇に覆いつくされてしまうかのように。
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詳しくはシリーズ編第3弾で取り上げますが、2011年にカナダのバンクーバーで“あること”をきっかけに暴動が発生しました。立ち並ぶ店のショーウインドを割ったり、車をひっくり返し放火したりする騒ぎは、駆けつけた警官を襲撃しパトカーを炎上させるまでにヒートアップしました。
バンクーバーの町全体が炎上したかのようなこの大騒ぎのきっかけは、なんと、アイスホッケーの試合でした。地元のチーム カナックスが敗れたことに怒ったファンが暴徒化したのです。
期待が裏切られた時に発散されるエネルギーは、ときに町さえ破壊してしまうような強大なパワーを秘めているようです。
どうせならそのエネルギーをポジティブな方向で使いたいですよね。
コーチングはそれを可能にします。
例えばパーソナルコーチングでは、“現状の外”へのゴール設定を強力にサポートします。ゴール設定はとてつもない「期待」を新たに生みだす行為といえます。
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アファメーションやビジュアライゼーションを駆使して「期待」の臨場感を高めるほど、その期待は実現に近づきます。
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もちろん、すべてが必ず現実化するとは限りません。むしろ、傍から見ると“失敗”と思われたり、心配されることの方が多いくらいです。“現状の外”にゴールを設定しているのですから当然です。
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でも、ゴールを切望し続けるかぎり、そしてその達成を確信している限り、希望の灯が消えることはありません。期待が失望に変わることはないのです。
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今回は「期待が失望に変わるときの注意点」をテーマとしていますが、本当は期待が失望に変わることはありません。ゴールがある人たちはとっては。
“失敗”とは、エジソン風に言えば、「うまくいかない方法を見つけた」ということ。それは成功に向かう道程の大切な気づきのきっかけです。
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もし「期待が失望に変わる」感覚に襲われたなら、立ち止まりゴールを思い出してください。ゴール達成の確信であるエフィカシーを高めてください。
…先日の映画館での体験では、正直にいうと、私は一瞬“失望”しました。
(それだけassembleを楽しみにしていたのですw)
ですが、すぐに「私らしくない」「コーチらしくない」とセルフトークを行い、趣味のゴール、職業のゴールをイメージしなおし、エフィカシーを取り戻していきました。「映画が観れなくて残念」を「映画は観れなかったけど、おかげでいろいろ気づけてラッキー!」に塗り替えていったのです。
「期待が失望に変わるときの注意点」とは、「そもそも失望は存在しないという事実を思いだすこと(忘れないこと)」
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…そのために常にゴールを達成したイメージ(未来の私)の視点で自身を観察し、らしくなかったら止まることが重要です。
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それを仏教では「止観(しかん)」と呼びます。ちなみに、止観で止めるものとは煩悩、観るものとは情報空間です。
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失望するような状況は、解決するべき課題を見つけるチャンス!
そんな絶好の機会だから、怒ったり落ち込んだりしている場合じゃない!!
…そんなセルフトークが自然にできるようになる頃には、ブリーフシステムがゴール側に書き換わっています。
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そしてそれは、認識する目の前の宇宙自体が、ゴール側にしっかりと書き換わっていることを意味します。
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コーチングは、誰もが本来持っている無限の可能性を引きだします。ぜひ活用してください。
(F-103につづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-追記-
本文中でリンクをはっていますが、お気に入りの記事なので再度御紹介いたします。“あるお方”の下記の言葉を取り上げていますw
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11594310.html
Fear is the path to the dark side.
Fear leads to anger. Anger leads to hate.
Hate leads to suffering.
恐れはダークサイドに通じる。
恐れは怒りを招き、怒りは憎しみを、
そして、憎しみは苦しみを招く。
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