苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:抽象度

Q-360:こんな当たり前のことを訊いてもよいのでしょうか? <後編;「当たり前」を突き破る力>

  

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 今回は質問内容そのものではなく、質問と一緒に書かれていた言葉に潜んでいる課題(case-side)とその解決(plan-side)についての考察です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 前編;「当たり前」の正体

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33500920.html

 後編;「当たり前」を突き破る力


  

Q:何年も前から「これで合っているのか?」疑問だったのですが、なかなか言語化できなかったのと、「こんな当たり前のことを聞いて良いものか?」という気持ちがあったのですが、今回ぜひ伺ってみたいと思いました。

 

A2私たちはつい抽象度が低い次元に囚われてしまいます。煩悩があるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 だからこそ、逆腹式呼吸でリラックスとゆらぎを得て、より高次の抽象度次元に向かい続けることが重要。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

では、そのために何を行えばいいでしょうか? コーチは何を心がけるべきでしょうか?

 

 

 前回(Q-359)は、コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)が両刃であることを確認しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 あるCZ=当たり前」のエリア)を他人と共有するほど、ますます「当たり前」から抜け出すことは難しくなります。

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 では、なぜ質問者は「当たり前」を突き破り、質問することができたのでしょう?

 

 鍵となるワードは「好奇心」。

 以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社、p114)より、「好奇心」の部分を7つに分けて引用(青字)します。

ワクワク(←好奇心)を感じながら、ゆっくり読み進めてください。Feel

 

 

「好奇心」とは

新しいものを好み、自分にとって珍しいことや未知のことに対し、強い関心や興味を持つ心。物事を探求しようとする心。人それぞれ、ドーパミンの分泌量によってその度合いは異なる。

 

 「好奇心」の度合いは「ドーパミンの分泌量」によって左右されます。よって、ドーパミンのコントロールが重要です。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-281~:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422146.html

 

 

好奇心はホメオスタシス活動の一部

 一般的に、「好奇心がある人」は、「行動力がある人」「知性が高い人」と評価されがちです。

 しかし生物学的にみると、好奇心、すなわち「知りたい」という感情は、あくまでも、ホメオスタシス活動の一部にすぎません。

 「恥」の項でも述べたように、生物は常に、自分と環境との間で情報のやりとりをし、環境に何らかの変化が起これば、すぐに対応して、生体としての恒常性を維持しようとします。これがホメオスタシスであり、生き残るためには不可欠な活動です。

 そして、環境との間でやりとりされるのは、温度や湿度、地形など、物質的な情報だけではありません。特に人間の場合は、周囲の人との関係や、本から得た知識など、より抽象度の高い情報をも取り入れて、自我や世界観、認識パターン(ブリーフシステム)を構築し、日々更新し続けています。

  

 人間の場合はより抽象度の高い情報をも取り入れて、自我や世界観、認識パターン(ブリーフシステム)を構築し、日々更新し続けている」というのは、情報空間にまで拡張したホメオスタシスのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

それを苫米地博士が理論化されたものが、苫米地理論の第1世代「サイバーホメオスタシス理論」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 苫米地博士はさらっと書かれていますが、目の前の世界は自我の投影です。それが本気でわかることが“悟り”。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

  目の前の世界は自我の投影

 

だから、一人一宇宙です。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といった? <vol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 そして、その自我=一宇宙は、記憶で作られた様々な認識のパターン(ブリーフシステム)で構築されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

生物はみな、生き残るために、環境を知ろうとする

 「好奇心に基づいた行動」に見えるものは、実はこの、ホメオスタシスのための、ブリーフシステムの更新活動です。引っ越したときに、犬や猫などのペットは新しい家を隅々まで見て回ります。これは、自分の生命を守るため、「ここに餌を隠せるか」「ここに敵はいないか」など、新しい環境を偵察し、情報を自分の中に取り入れ、ブリーフシステムを更新しているのです。

 人間の場合も同様です。知識や分別のない小さな子どもにフタの閉まった箱を渡すと、十中八九、こじ開けようとするでしょう。大人でも、「好奇心が強い」と言われる人たちは、見えないものを見ようとしたり、貪欲に知識を仕入れたり、やったことのないことに積極的に取り組んだりします。それらの根底にあるのは、「生き残るために、自分の周りにあるもの(環境)をできるだけ知っておきたい」という本能的な欲求であり、それを人は「好奇心」と呼んでいるのです。

 

 子どもから大人に成長するにつれ、本能的(生理的)欲求 →安全の欲求 →所属と愛の欲求(社会的欲求) →承認欲求 →自己実現欲求 と変化していきます(自己実現理論)。

 PM-05-13~5:そもそも教育とは?-6)人間形成

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 それは「抽象度が上がる」ということ。

 PM-04-21~2:「抽象度を上げる」ときにマインド(脳と心)で起きる変化

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8749123.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8900535.html

 

 その各段階において、「新しい環境を偵察し、情報を自分の中に取り入れ、ブリーフシステムを更新する」という作業が行われます。それが「学習」です。

 PM-05-06~8:そもそも教育とは?-3)学習を促進する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

 シンプルにまとめると、ホメオスタシス活動=学習により抽象度が上がります

 (↑この表現は半分〇で半分×。その理由は?)

 

 

好奇心の強さは、ドーパミンの量に左右される

 好奇心は生存本能に基づいた、本来は誰にでもある感情であり、なくなることもありません。

 ただ、ブリーフシステムの更新活動は物理的・精神的な活動を伴い、非常にエネルギーを消費します。大量のドーパミンも必要とします。そのため、体力やドーパミンの分泌量によって、好奇心の度合いは大きく変わります。

 たとえば、好奇心が旺盛な人は、エネルギッシュでドーパミンの分泌が多く、やや多動な傾向があります。

 もちろん好奇心があることは、本人にとっては何の問題もありません。得た知識を適切に活かすことができれば、社会を生き抜くうえでメリットが大きいはずです。

 しかし、何でも知りたがったり、思い立ったらすぐに行動に移してしまったりするため、周りがふりまわされ、迷惑をこうむってしまうことが、少なくありません。

 逆に、ドーパミンの分泌が少ない人は、「新しいことをしたい」「何かを知りたい」といった意欲も少なくなりがちです。

 

 ドーパミンは食事で摂取したフェニルアラニンやチロシンを元に作られ、興奮した状態をつくるアドレナリン、不安や恐怖を引き起こすノルアドレナリンに変わります。

かつてはアドレナリンやノルアドレナリンの単なる前駆物質と考えられていましたが、ドーパミンそのものに、運動調節、ホルモン調節、快の感情や意欲・学習に関わる重要な働きがあることがわかってきました。

 

ドーパミンが減ると運動や思考が緩慢になってしまいます。

一般でも10歳老いるごとに10%のドーパミンニューロンが死滅するといわれており、年をとるごとに物理空間での身体の運動や情報空間での思考のスピードが遅くなる原因とされています。

病的にニューロン死が起きた結果ドーパミンが不足してしまう病気がパーキンソン病です。反対に、ドーパミンが増えすぎると幻覚や妄想などの問題を生じます。

 F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html

 

 このようにドーパミンは運動系の脳内物質です。

したがって、「抽象度を上げる」とは、マインド(情報的な心、物理的な脳)の高度な運動だといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 

好奇心を上手に使って活き活きと生きる

 ここでは、好奇心を上手に使って活き活きと生きる方法を紹介しましょう。

 

 「ホメオスタシス活動=学習により抽象度が上がる」が「半分〇で半分×」なのはクリアでしょうか?

 

CZと関係する大切な知識です。クリアでない場合はこちらをどうぞ↓

Q-306~8:私のまわりではそうでもないですvol.1~3:コンフォートゾーン>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html

 

 

好奇心を失うことは、生きるのをやめること

 歳をとると好奇心が衰えるのは、「自分という個体が生き残ることをやめよう」という本能が働くからです。

 次の世代を育て、種を存続させるため、歳をとった生物は必ず死にます。普通は、子ども世代が成体になるころに、親世代が死ぬようにプログラミングされていますが、人間の場合は成長が遅いため、孫世代が成人するころに、祖父母の世代が死ぬようになっています。

 そのための準備の一つが、好奇心を失うこと。つまり、ブリーフシステムの更新をやめ、生き残るための活動をやめることなのです。

 好奇心を失うことは、ゆるやかな自殺の始まりであるといってもよいでしょう。実際、好奇心を失うと、人は1年半で死んでしまうともいわれています。

 また好奇心を失った人、つまり未来志向でない人、新しいことへのチャレンジ精神が欠けている人は、社会においても居場所を失っていきます。

 

 「ホメオスタシス活動=学習により抽象度が上がる」が「半分×」なのは、「ホメオスタシスは“安定的”な状態を保とうとする活動」のことだから。通常は現状維持のために働くため、必ずしも抽象度は上がりません。

 

 ホメオスタシスが現状維持のために働き続けると、やがて好奇心が衰え、モチベーションが下がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 私は、そのような状態が「うつ(depression)」だと思っています。苫米地博士がおっしゃるとおり、好奇心を失い「うつ」になることは「ゆるやかな自殺の始まり」です。

実際、「うつ」と「自殺」は強く相関しています。

 S-04-11~3:本当の幸せを感じられない理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23107579.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23170992.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23234058.html

 

では、「ブリーフシステムの更新」を続け、「生き残るための活動」を加速させるためにはどうすればいいのでしょう?

 

 その答えは、冒頭の「より高次の抽象度次元に向かい続けるために何を行えばいいか?」と同じです。何でしょう?

 

 

好奇心を保ち続けるには

 いくつになっても好奇心を持ち続けたいか、それとも、ある程度の年齢になったら、新しいことを知ろうとしたりやろうとしたりせず、静かに暮らしたいか。そのあたりの価値観は、人によって異なるでしょうが、まだ元気に動き回れる年齢であれば、あるいは少しでも「長生きしたい」という思いがあるならば、好奇心を失ってはいけません。

 好奇心を持ち続けるために必要なのは、本書で何度も紹介していますが、現状の外にゴールを設定することです。

 たとえば、会社員が「社内で出世したい」と考え、そのゴールを達成するために行動しても、日々の生活はほとんど変わらないでしょう。しかし会社員が「俳優になりたい」と考え、行動を起こせば、新しい世界が目の前に開け、好奇心を持たずにはいられないはずです。

 世界観がガラリと変わり、ブリーフシステムが大幅に更新されれば、脳は新しい世界を「自分の居場所(コンフォートゾーン)」として認識するようになりますが、ブリーフシステムがほとんど更新されなければ、ホメオスタシスの強い力により、いつまでもいまの状態を維持しようとします。そして、現状の中にゴールを設定するのは、「ブリーフシステムをほとんど更新しない」のと同じことであり、「新しいものはいらない」「昨日も今日も明日も同じでいい」「未来はいらない」と考えているのと同じことなのです。

 

 そう、答えは「現状の外へのゴール設定」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、冒頭の質問の「コーチが心がけるべきこと」とは、エフィカシーを上げることです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 「自分のゴール達成能力の自己評価」であるエフィカシーは、ゴール側のCZのレベルのことです。より正確にいうと、ゴール側のCZに働くホメオスタシス・フィードバックの強度のこと。

 Q-351:「情報的身体」というのがよくわかりません? <後編;プランサイド>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32956635.html

 

 そのホメオスタシス・フィードバックのあらわれが「好奇心」。

 「当たり前」を突き破り「ぜひ伺ってみたい」と思った心の中には、新たな現状の外に向かう“ゴールの種”のようなものがあるはず。その“種”を大切に育ててください。Yes, you’re good

 

 

 以上が私が感じたcaseplan。御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は3/31(日)の予定です(←3/24から変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-246:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.3;高揚(興奮)>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28968302.html

F-307~8:映画のおもしろさって何だろう? ~Indy 5」の評価が割れた理由を考える~ vol.4~5;コンフォートゾーン>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32279767.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32330077.html

F-311~:デジタル自傷行為

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426481.html

Q-246:続・気楽に生きたいのですが ~「気楽に生きる」ということ~ -04;「一人一宇宙」はゴールに向かう夢の一部

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28416456.html

 

 

「感情」の解剖図鑑




Q-358:止められてもやりたいゴールが見つかりません

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:止められてもやりたいゴールが見つかりません。とりあえず抽象度の高いゴールを1つ適当に設定すれば、止められてもやりたい情動も生まれてくるということでしょうか?

 

A:まずは基本から確認しましょう。ゴールのポイントは、1)現状の外、2)心から望む(100%want to)、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール) +4)自分中心を捨て去る です。

 L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 「止められてもやりたい」は、もちろん、「2)心から望む(100%want to)」のこと。偽らざるwant toをゴールとして設定することはゴール設定の基本です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 ゴール設定の際に最も取り組みやすいポイントであるはずですが、御質問者のようになかなか「止められてもやりたい」を見つけられないというケースは少なくありません。なぜでしょう?

 

 

私が考える理由は大きく2つ。

1つは「ゴール設定自体がhave toになってしまっている」。その場合、無意識は強烈に抵抗します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 もう1つは「『偽らざるwant to』がスコトーマに隠れてしまっている」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

スコトーマに隠れる理由としてよく感じるのが、「『他人の目』や『社会の評価』を気にしすぎ」だということ。気にすれば気にするほど、バイオパワーに束縛されてしまうことになります。

F-061~:バイオパワー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 とくに不安・恐怖(F)や義務感(O)、罪悪感(G)が結びつくと、まるで深い霧(FOG)の中にいるかのように「止められてもやりたい」を見失ってしまうはず。いかがですか?

 PM-06-03:抗不安薬を常用する医師の叫びで気づいた「FOG

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 そんなとき(FOG)は、まず逆腹式呼吸でリラックスとゆらぎを得て、自分の心の内をのぞいてみましょう。

 F-217:不安と不満のはざまで1st. Step;「どうせ私なんか」と思った時は

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27570183.html

 

 きっと「恥」というゲシュタルトが見つかるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 「恥」はきわめて“人間的”な感情です。なぜなら、それは「自分という存在や自分の言動が他人から見られ、評価される」という前提があってはじめて生じるものだから。

「恥」は自我と大きく関わる社会的感情なのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 そんな「恥」は、完全に消し去るべき「頭のゴミ」といえます。「恥ずかしい」という思いは、容易にセルフイメージ=コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)を引き下げてしまうから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 低いセルフイメージがCZ化してしまうと、その低いセルフイメージを維持するようにホメオスタシスが働きます。その結果、何をやってもうまくいかない状態に陥ってしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 もしもそんな状態に陥った時は、逆腹式呼吸でリラックスとゆらぎを深めながら、こんな自問をしてください。

 

 本当に恥ずかしいのか?

 なぜ恥ずかしいと感じているのか?

 

 さらに、こんなセルフトークも。

 

 私らしくなかった。私は可能性に満ちあふれた素晴らしい存在である!

 

 自分自身を「可能性に満ちあふれた素晴らしい存在」と素直に感じられたら、リラックスしたままゴール設定を再開してください。きっと「止められてもやりたい」を見つけられるでしょう。

 (その理由はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 止められてもやりたい」を見つけられましたか?

 

 見つけたなら、次のステップに進みましょう。

 その「止められてもやりたい」は偽らざるwant to、つまりあなたの本音であるはず。スコトーマを外して本音を見つけられたのはOKですが、その本音をそのままゴールに設定してはいけません。なぜでしょうか?

 

 以下、苫米地博士の著書「『性格』のカラクリ」(誠文堂新光社、p125)より引用します。「本音をそのままゴールに設定してはいけない理由」を感じながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

「自分がワクワクできること」が、ゴール設定の基本

 では、さっそくゴールを設定してみましょう。

 まずは「あなたが将来、どんな自分になりたいのか」「どんなことをやりたいのか」を考えてみてください。

 

 ここで大事なのは、「自分の本音を隠さないこと」です。

 「将来、なりたい自分」「将来、やりたいこと」が、「たくさんのお金を手に入れ、いい家に住み、おいしいものを食べ、みんなにチヤホヤされ、異性にモテるために、経営者になりたい」というものであれば、まったくかまいません。

 それがあなたの、偽らざる「want to」だからです。

 

 とにかく「自分がワクワクできること」「自分がどうしても実現したいと思うこと」をベースにすること。

 それが、ゴール設定の基本となります。

 

 もし「『お金持ちになりたい』『チヤホヤされたい』といったことを『なりたい自分』『やりたいこと』にしてはいけない」という思考が働いたなら、それは、あなたが「他人の目」を気にしている証拠です。

 あなたの脳内に、「お金を欲しがるのはみっともないこと」といった他者の価値観が摺り込まれており、誰に話すわけでも見せるわけでもないのに、ついつい「こんなことを他人に知られたら、呆れられてしまう」「恥ずかしい」と思ってしまうのです。

 

 しかし、「ゴールを設定し、それを達成するために行動する」のは、そうした「他者によって摺り込まれた価値観」からあなた自身を解放し、真にあなたらしい人生を生きるためでもあります。

 ですから、とにかく自分に対してだけは本音を隠さないようにしてください。

 他人に知られなければ、あなたが何を考えていようと、誰にも責められたり呆れられたりすることはないのです。

 

 ただ、本音をそのままゴールに設定していいわけではありません。

 多くの人の「本音の願望」は、抽象度が低く、自分中心的であり、あまりにゴールにふさわしいとはいえないからです。

 

 先ほど挙げた例についても、同様です。

 そこには「自分の幸せ」しか含まれていません。

 ただ単に「たくさんのお金を手に入れる」「いい家に住む」「みんなにチヤホヤされる」「異性にモテる」というだけでは、人間が本来感じるにふさわしい「幸せ」とは言い難いのです。

 

 PART1でお話ししたように、思考の抽象度の高さは、脳の進化の度合いと比例しています。

 抽象度の高い思考ができるのは、あらゆる生物の中で、前頭前野が発達した人間だけです。

 そして、抽象度が高くなれば高くなるほど、思考の内容は「自分中心」から離れ、より広い視野を持ったものになっていきます。

 ですから、脳の進化の歴史からすると、自分のことだけでなく、他人のことをも考えることができて、初めて人間は「人間らしい」といえるのです。

 

 そう考えると、「たくさんのお金を手に入れたい」「いい家に住みたい」「みんなにチヤホヤされたい」「異性にモテたい」といった願望は、いずれも「自分だけがいい思いをすること」「自分だけが優越感を覚えること」であり、抽象度が低い、どちらかといえば原始的な脳にふさわしい「幸せ」であると言わざるをえません。

 

 しかも、「自分だけの幸せ」には限界があります。

 自分だけの幸せを追求しているとき、人はどうしても、自分の幸せと他人の幸せを比べてしまいます。

 ところが、世の中には、お金であれ何であれ、より多くのものを持っている人はかならずいるものです。

 また、人間の欲望にはキリがなく、何かを手に入れれば、ほかの何かが欲しくなったり、失うのが怖くなったりもするでしょう。

 自分だけの幸せを追っている限り、人は不満や不安を抱え続けることになるのです。

 

 では、あなたにとっての「将来、なりたい自分」「将来、やりたいこと」が、次のような内容だったらどうでしょう。

 

 「たくさんのお金を手に入れ、入居者に満足してもらえるようなマンションを建てたり、おいしいものが食べられるレストランを出したいというシェフを支援したり、多くの人が幸せになれるような事業を展開する会社の経営者になりたい」

 もし、あなたが「自分が建てたマンションに住んだ入居者が満足してくれること」「自分がレストランに出資することによって、シェフやお客さんが喜んでくれること」など、「他人の幸せ」を「自分の幸せ」と感じられるなら、それは抽象度の高い、前頭前野が発達した脳にふさわしい「幸せ」だといえます。

 

 自分以外の人も一緒に幸せになる。

 それこそが、真に人間らしい「幸せ」であると、私は思うのです。

 

 さらに、「他人の幸せ」を「自分の幸せ」と感じられるようになれば、幸せを感じられる機会がどんどん増え、自分と他人を比べることがなくなり、手に入れたものを失う不安からも解放されます。

 このようなお話をすると、「きれいごと」だという人もいるかもしれませんが、おそらくみなさんも、今までの人生の中で、「他人の幸せ」に「自分の幸せ」を感じたことがあるはずです。

 

 たとえば、父の日、母の日、親の誕生日などに贈り物をして、親の喜ぶ顔を見たとき、「幸せだ」と思いませんでしたか?

 困っている人を助け、「ありがとう」と言われたとき、「幸せだ」と思ったことはありませんか?

 自分が作った料理を、他人がおいしそうに食べるのを見て、「幸せだ」と思ったことはありませんか?

 

 このように、「他人の幸せ」に「自分の幸せ」を感じるというのは、何も特別なことではありません。

 私たちがふだんから、しばしば経験していることなのです。

 

 ポイント:「自分がワクワクできること」がゴール設定の基本

 〇ゴール設定に際しては本音を隠さないようにする

 〇他人の幸せを自分の幸せとして感じることができるのは、前頭前野が発達した人間だけ

 引用終わり

 

 

 本物の「止められてもやりたいゴール」を見つけられたでしょうか?

 

 ゴールの抽象度が上がるほど、目の前の世界はどんどん豊かになっていきます。お楽しみに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は3/31(日)の予定です(←3/24から変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-052~:人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html

F-163~antiからwith、そしてwell

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

 

「性格」のカラクリ




L-145202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-08QA(子育ての本当の“意味”とは?)

 

202111月に鹿児島県の小学校で親子向けの講演を行いました。依頼されたテーマは「コーディネーション」。

 

 01;最高のコーディネーショントレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33283301.html

 02;生まれてからずっと続けている運動?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33297928.html

 03;子どもたちに一番伝えたかったこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33332991.html

 04;ゴールを設定するといろいろなことが“調和”していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33345501.html

 05;人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33383147.html

 06;現状の外のゴールに向かい続けることができる理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33398926.html

 07;「最高のCOT=コーチング」の真の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33432688.html

 08QA(子育ての本当の“意味”とは?)

 

 

これまで当日お話しした内容をブログ用にまとめました。最後は御質問・御意見に回答いたします。

 

 

・スコトーマに隠れていることが多いことを知り驚きました

 

A1:「スコトーマに隠れていること」はそもそも認識することができません。それは存在していないのと同じ。驚きますよねw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 さらに驚いて欲しいのですが、「あなたもあなたの子どもも存在していないのと同じ」です。なぜでしょうか?

 

 その答えは、“私”とは、過去の記憶によってつくられた「他人の判断や社会の価値観の塊」だから。それをブリーフシステム(Belief SystemBS)と呼びます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

・色々な見方、考え方を学べました

 

A2:スコトーマを生みだす/外すポイントは 1)知識、2)重要性、3)役割 です。外から入ってくるそれら3つにより認識が決まるのですから、目の前は本当の自分の世界ではなく、“私”は存在していないのと同じです。ではどうすればいいでしょう?

 F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

 そう、コーチングです。

 現状の外へのゴール設定により、まったく新しい“私”を自らつくりだすことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 それとともにこれまでのBSが書き換わり、「色々な見方、考え方」がますますできるようになります。自由自在に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

・自分自身への考え方はどうすればいいでしょうか? もっとwant toを引きだしたいと思いました

 

A3:御質問への私の回答は「バランスホイール」と「さらなるゴール設定(ゴール更新)」。

 ゴールは人生のあらゆる領域に設定するもの(バランスホイール)。多くの人が「仕事」で頭がいっぱいです。子育て中の方は「家庭(子育て)」も多くを占めるでしょう。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 それらと同じように「趣味」「生涯学習」「社会への貢献」「健康」「ファイナンス」も常に意識に上げてください。「あれもやりたい」「これもやりたい」という意識状態でいると、ますますwant toが加速していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 ところで、「want to」はゴール設定の結果であり、傍から見た評価にすぎません。「もっとwant toを引きだしたい」にこだわってしまうと、やがてhave to化し、能力を封印してしまうことになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 では、ゴール設定の結果として傍から見ると「want to」に見える人の心理状態はどんな感じでしょう?

 

 答えは「あたりまえ」。「うまくいってあたりまえ」「成功するのがあたりまえ」そんな意識状態です。それをしっかり表現すると「ゴール達成能力の自己評価」。そう、エフィカシー(efficacy)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

・時間は未来から過去へ流れている 今まで後悔とかにとらわれてできないと決めつけることも多かったので反省です

 

A4:「後悔とかにとらわれる」のも、「できないと決めつける」のも、本当のあなたの行動ではありません。誰かにそう刷り込まれていただけ。エフィカシーが不当に下げられた結果です。

その事実をしっかり心に刻み、これからは未来の結果として“今”を生きてください。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

・未来を見ることが大切なのを実感しました。すべては「ゴール」から!

 

A5:そう、「すべては『ゴール』から!」。

 Q-030:「ゴールが先、認識が後」とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

 「すべては『ゴール』から!」が本気でわかると、時間の感覚が研ぎ澄まされ、どんどん変化していきます。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

 

 

・子どもたちが写真を見て興味がある様子がよかった

 

A6:子どもたちが本当に楽しそうで、私もとってもうれしかったです。

 たいていの「興味」は、既得権益によりデザインされた偽りの「興味」。その代表が「3S」でしょう。

 F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 

 本物の「興味」はゴールが生みだすもの。「興味」や「好奇心」はゴールに向かうホメオスタシス活動といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

だから、「あたりまえ」!

その「あたりまえ」は子どもの能力をさらに開花させます。IQが上がるからです。

 Q-347:自身の人生を変えるvol.4;「走りながら考える」 同時並行“の意味>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32562546.html

 

 

・ドーパミン 子どもにも、子育てにも、自分自身にも、ドーパミンが増えることのメリットが大きい

 

A7IQが上がることとドーパミンは強く関係しています。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-281~:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422146.html

 

 

・子どもへの声のかけ方をもっと知りたい

 

A8:言語は諸刃。だから親は常に「声のかけ方」を意識に上げる必要があります。

 F-288:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.1;アファメーションの秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31244338.html

 

 しかしながら、本当に大切なのは、言語よりも内省言語の方。

 L-08320213月シークレットレクチャー -06;心の本質を捉える基本中の基本

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30130987.html

 

 働きかけの基本は“非言語”です。

 L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 “非言語”で働きかけ育むものが「ベーシックトラスト」。私はその「ベーシックトラスト」こそが、子育ての、そしてすべての人間関係の基本だと思っています。

 Q-229:低年齢の子どもも「want toで生きる」? 後編;しつけと教育の違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27824108.html

 

 

・マズローの自己実現欲求のさらに上があったことを知れて嬉しかった

 

A9:おそらく学生さんですねw

(ブログ化した際に割愛しましたが、実際の講演では教育実習生の質問に応え、「自己実現欲求のさらに上」までお話しました↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 その「嬉しい」を大切にしてください。ゴールに向かって学び、実践し続けるうちに、その「嬉しい」はどんどん大きくなっていくから。なぜだと思いますか?

 

 そう、「抽象度が上がる」からです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度が上がるたびに、人生はどんどん豊かになっていきます。お楽しみに!

 

 

・歩行禅がなぜいいのか? どういう効果があるのか? もう少し詳しく知りたいです

・親子でできる運動をもっと聞きたかった。時間が短かったので

・もっと親子でできる体操を知りたい

 

A10:いいですね!

 その「ワクワク」「ドキドキ」を大切にされてください。

 F-201~:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべき

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413696.html

 

 「歩行禅がなぜいいのか?」については、こちらを参考にされてください↓

 Q-175脳内の歩くというイメージの臨場感を上げて物理世界で実際に

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

 

 

・子どもたちが楽しそうにしていたので、私までうれしくなりました

・親子で楽しくお話を聴くことができました

 

A11:こちらこそありがとうございます。本当に楽しい時間でした。

 

 

 最後に「子育ての本当の“意味”」を今一度考えてみましょう。それは前回お伝えした「『最高のCOT=コーチング』の真の意味」と同じであるはず。

 

 以下、苫米地博士の最新刊「日本転生 絶体絶命の国の変え方」(TAC出版、p195)より引用します。お子さんの未来と皆さんのゴールを重ねながら読み進めてください。Feel

 

 

権力に寄らないリーダーシップを養え

 前項で権力に寄らないリーダーシップを生み出すという話をしました。もちろん、それは可能なのですが、一筋縄ではいかないことも多々あるでしょう。

 なぜなら、権力に寄らないリーダーシップとは既存の力に頼らないことを意味するからです。

 たとえば、「これから素晴らしい事業をやります」と言っても、その資金を証券会社を利用して第三者割当で増資するというのは、あらゆる有価証券に係わる法やルール、証券業界システムなどの権力に寄ることになるでしょう。素晴らしい事業をお金なしでやりますというのも相当無理があるのです。

 現実の話として人を集めて組織を動かすということは必ずどこかで権力の縛りが入ってきます。そのときに「権力に縛られない行動をどう取るのか?」が重要になってくるのです。

 といっても、これは心構えの話ではありません。実際の行動として、がんじがらめのなかでどう行動するかなのです。今後日本を生まれ変わらせるために必要な要諦の一つです。

 そのための要諦をいくつか紹介しましょう。

 

 まずは自分自身が「権力には縛られない」という人格を持つことです。これはいま言った「心構えの話ではない」に通じるもので決意として縛られないと誓うことを言います。誓いを立てたら、それを行動に移すために権力構造を徹底的に分析し理解します。分析・理解することによってはじめて縛られない行動を取ることが可能になります。

 ここで一つ、私がやった事例を挙げましょう。政治の世界でインターネット戦略がまだよく整っていないときの選挙の話です。ルールを作る側もインターネットがどういうものか、よく理解していませんから、ルールもざっくりしたものだったのです。「公示期間の前の日まではYouTubeの更新はOK。公示期間に入ったら更新はできないが、アップしたものを削除する必要はない」などといったものでした。つまり、公示期間前の選挙運動をインターネット上では許可していたのです。ですから、私はインターネットを使って応援している候補を公示前からサポートすることができたのです。

 要はルールを熟知してルールを利用するという作業です。このやり方は正攻法ではない、と思われる人も多いでしょう。権力と真っ向勝負をしたいと考える人もいるでしょう。

 しかし、このやり方も権力に縛られない、とても効果的な方法です。

 

 もう一つ例を挙げましょう。

 いまでは東証でも認められている下方修正条項付きの転換社債を日本で初めてやったのは私です。ニューヨークのプライベートエクイティファンドと組んで、海外のオフシェア市場で日本の中小企業の転換社債を引き受けたのです。

 ところが東証はこれに異議を唱えたのです。当然のことですが、日本の有価証券取引法上で違反ではありません。日本の企業が海外で発行する債権は日本のルールが適用されません。買い手も外国人ですから何の問題もないのです。しかし、東証は怒りました。それは自分たちの利益を侵害するというのが本音だったのです。

 私はそれでもやりました。なぜなら、私には根拠があったからです。

 日本では上場企業が社債を出すには、当時最低でも3ヶ月、普通は半年かかりました。これは、慎重というよりも硬直していると言っていいほど当時のニーズに合致していなかったのです。

 いまでもそうですが、日本の企業のほとんどは中小企業です。彼らは資金がほしいときにはすぐにほしいのです。半年など論外で来月、ヘタしたら来週ほしいのです。5億、10億円の資金があれば生き返る2部上場優良企業は多かったのです。

 私は彼らを救うために、日本で最初に海外のオフショア市場で下方修正条項付きの転換社債を引き受けたのです。そうすれば、3日後には資金の振り込みができたのです。これで生き返った中小企業がどれだけあったか。私のやっていることのほうが明らかに正しかったのです、日本の金融市場の世界よりも。

 私には日本の産業構造を高度化するというゴールがありました。そういった確信があったからこそ、既存の権力と戦うことができたのです。これがまさに権力に寄らないリーダーシップの前提となります。

 別の言葉で言えば、権力に縛られない行動を取ることが、次世代のリーダーとなるための突破口になるのです。

 既得権益をはじめとする権力にがんじがらめになった日本を大きく変えるためには、こうした考え方はもちろん、私が長年提唱してきた、抽象度の高いゴールをいかに設定するかが大切です。同時にリーダーを支える周囲の人たちも、新しいリーダーシップの構造を理解することで、硬直した日本社会を一変させることができるのです。

 引用終わり

 

 

 たくさんの御意見・御質問をありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は3/31(日)の予定です(←3/24から変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

PM-05~:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124525.html

F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

F-228~:ゼロトラスト

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

F-257~:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421948.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

 

日本転生 絶体絶命の国の変え方

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 日本転生 絶体絶命の国の変え方 電子書籍: 苫米地英人: Kindleストア

 



L-144202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-07;「最高のCOT=コーチング」の真の意味

 

202111月に鹿児島県の小学校で親子向けの講演を行いました。依頼されたテーマは「コーディネーション」。

当日お話しした内容をブログ用にまとめ、御質問・御意見に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;最高のコーディネーショントレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33283301.html

 02;生まれてからずっと続けている運動?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33297928.html

 03;子どもたちに一番伝えたかったこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33332991.html

 04;ゴールを設定するといろいろなことが“調和”していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33345501.html

 05;人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33383147.html

 06;現状の外のゴールに向かい続けることができる理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33398926.html

 07;「最高のCOT=コーチング」の真の意味

 

 

 今、人間社会はどんどん壊れています。

中東はもちろん、世界中で「神」を巡る争いが激化していますが、世界をおかしくしている「信仰(faith)」は「神」ではありません。

 

 では、人間社会を壊している「信仰(faith)」とは何なのでしょう?

今こそ子どもたちに教えるべき“調和”とは、一体何なのでしょうか?

 

 

 とくにこの3~4年の間に明らかになった、人の心を蝕み社会を壊している「信仰(faith)」とは、「お金」。その「信仰」には、差別を内包する「権力欲」がべったりと張り付いています。仏教的にいうと「煩悩」です。

 PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 既得権益が「お金」と「権力」を強化するのは、「現状の強化」に過ぎません。それは過去の記憶でつくられたコンフォートゾーンの強化です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

それではますます現状に縛られ、どんどん自由を失っていきます。被害を受ける側である一般の人々はもちろん、既得権益自身も。それは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 不自由による不幸の連鎖

 

 だからこそ、現状の外へのゴール設定を可能とするコーチングが必要とされ、ゴールの設定と達成を強力にサポートするコーチが求められているのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールのポイントは 1)現状の外、2)心から望む(100%want to)、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)。さらに加えると、4)自分中心を捨て去る まで含めた4つ。

 L-09920218月シークレットレクチャー -01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

 「2)心から望む(100%want to)」はゴールの大前提ですが、それだけでは煩悩にまみれます。前々回(L-142)紹介したマズローの「自己実現理論(欲求階層説)」でいうと、下の階層に留まるばかり。それが「現状の強化」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 上の階層に向かうために「1)現状の外」が必要ですが、前にも触れたとおりそれは簡単のことではありません。

 (簡単ではない本質的な理由はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そこで役立つのが「3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)」。人生のたくさんの側面(カテゴリ)を同時に考える意識状態を保つことができると、視点が自然に上がっていきます。それは「抽象度が上がる」と同義。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 さらに、「4)自分中心を捨て去る」をも強く意識していると、抽象度がますます上がりやすくなっていきます。

 L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

自我が拡張するからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

前々回(L-142)のマズローでいうと、「自己承認から自己実現、そして自己超越に至る過程」。そのプロセスで“調和”が実現していきます。「心と体」を同じと感じられ、「自と他」を同じと理解でき、「過去と未来」すべてを一念三千と捉えられる心の状態である“調和”が。

 F-319:観自在 <理論編-2;自在を観る>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 

 

 以上が講演内容+α。

古くから「調身・調息・調心」と言い表されていた潜在能力解放のための秘密を、子どもたちには身体の運動や知的運動(スコトーマ外しクイズ)を通じて、そして大人にはコーチング理論として 届けられたと自負しています。

 F-217:不安と不満のはざまで <1st. Step;「どうせ私なんか」と思った時は

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27570183.html

 

親子で参加してくださった皆さま、そして先生方、素敵な御縁をありがとうございました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

L-145につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 人の心を蝕み社会を壊している「信仰(faith)」とは、「お金」

 

 その「信仰」を「お金」から「科学」「哲学」に書き換えていくことが、人類滅亡を防ぐためのmission。そのために実現するべきエンドステートが「次世代リーダーの育成」。具体的に行うことが「最高のCOT=コーチング」の普及です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 *次世代のリーダーシップについてはこちら↓

 F-294~:苫米地式次世代リーダーシップ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425234.html

 

 以下、苫米地博士の最新刊「日本転生 絶体絶命の国の変え方」(TAC出版、p189)より引用します。転生とは、一人ひとりの心の中で実現するもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

その転生を導き実現するリーダーの姿をイメージしながら、ゆっくりとお読みください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

超高齢国家の次世代リーダーとは

 私はいま日本政府のリーダーシップについて大きな疑問を持っています。みなさんもそうでしょう。この国のリーダーたちを見て疑問に思わない人がいるでしょうか?

 ワクチン行政、増税、マイナンバー制度、マイナンバーカード、LGBT問題などといった政策のあり方、進め方にはほとんどの国民が疑問を持っていますし、再考を強く望んでいます。

 ところが、当の大臣たちは「利用者の利用の仕方が悪い」「メンテナンスが悪い」「他党が悪い」などと強弁し、立ち止まって考えることをしません。国民の声に耳を傾けることをしないのです。最もひどかったのはLGBT法案を通す際でした。本書でも何度か問題提起をしたように、与党内の会合で過半数以上が賛成していないのにもかかわらず、法案を国会に提出してしまったのです。賛成多数による強行採決ですらなかったこの強引なやり方は、完全に民主主義を破壊するものでした。

 彼らには日本のリーダーという自覚も自負もないのでしょうか?

 

 現在の日本のリーダーたちには、日本を良くしていこうという意思が見えてきません。国民の声を聞こうという態度を示すことすらしないのです。

 国民が彼らに感じるのは「既得権益のためにリーダーの座にしがみついている」「利権と金、煩悩を満足させることがリーダーを目指すモチベーションになっている」といったことでしょう。

 残念ながらいまの日本のリーダーたちにはリーダーシップがないのです。

 

 リーダーシップとはフォロワーをある目標に導いていく能力です。企業であれば、プロジェクトリーダーが部下たちをプロジェクトの成功に向けて導いていくことを言います。自衛隊であれば、作戦遂行に向けて上官が部下を率いていくことを言うでしょう。政治家なら、政党の幹部が決めた党利党略に従わせることを言うかもしれません。

 そうしなければいけない理由は、会社法や自衛隊法、党則があるからです。つまり、すべての組織のリーダーが部下に対して権力を持てるのはルールの下における権力があるからなのです。なんらかの法律や拘束があるから権力が発生する。ということは、組織があるから権力が生まれるということになります。

 ですから、老人が権力を持っているのは、単に老人がなんらかの組織の上にいるからであり、組織と権力がワンセットであるという20世紀までのシステムが維持されているためです。

 この最もわかりやすい形が世襲です。歌舞伎などの伝統文化の世界はまさにそうで、何百年と受け継がれてきた権力構造を維持することで「権威」が生まれています。生花の世界も茶道も構造は同じです。

 政治家も地盤、看板、カバンという親から受け継いできた組織的権威があるから当選するわけで、そういうものを持たない人々が選挙で勝つにはむずかしいものがあります。

 日本におけるリーダーとは、縦社会の構造的に発生する権力を握った者がリーダーになるというもので、単なる権力者間の椅子取り合戦なのです。

 そんな椅子取り合戦で頂点を極めた者がリーダーであるなら、リーダーが下の者に対して気を遣う必要などないでしょう。日本におけるリーダーとは権力者と同義なのです。

 

 これがわかると日本のリーダーたちが他人の言葉に耳を貸さない理由もわかるでしょう。リーダーはリーダーシップをもってフォロワーをゴールに導く人ですが、権力者は単に権力を握った人です。その時点ですでにゴールを達成しており、あとは権力の座をいかに維持するか、居心地良くするかしか考えません。欲望の限りを尽くし、煩悩の命じるままに生きるのも当たり前なのです。そういう構造だからです。

 ということは、いまの日本のリーダーは単なる権力者であり、リーダーシップを持った本物のリーダーはいないということになります。

 私たちの本当の敵は現在の権力の座に座るトップではありません。倒すべき直近の相手ではありますが、本質的な敵は権力構造であり、煩悩を刺激し続けるシステムにあるのです。権力を基盤としたシステムこそが私たちが倒すべきものなのです。

 

 問題はそれができるのか? 権力システムを倒すことが可能か? という部分です。

 もちろん、それは可能です。それは私が提唱する次世代のリーダーシップです。

 次世代のリーダーシップとは権力に寄らないリーダーを生み出すものです。法的な裏付けや、歴史的な構造に支えられた権力を否定するものです。

 これは「必要性に応じて生まれるリーダーシップ」です。権力ではなく、必要性の発生とともに生まれるリーダーシップですから、そこに必要性さえあれば誰がリーダーになってもいいのです。

 わかりやすい例を挙げましょう。

 かつて日本で電子メールが始まったとき、「メールで連絡するなど失礼だ」と言われました。ところが、数年経って電子メールが普及すると、「失礼だ」と言っていた幹部社員たちにもメールを使う必要が生じて、若い新入社員にメールのやり方を聞きに行くことになったのです。その際、相手が上司であっても新入社員の方が知識を持っているのですから、上下の立場は逆転します。新入社員が「こちらはこうやってください」と指示し、社長が「そうか、わかった」と聞く立場に必然的になります。必要性に応じて生まれるリーダーシップとはこういうことです。

 自分に必要性があれば自然にリーダーシップが発生するということです。また、そのリーダーシップはリアルタイムで発生し、消滅します。要は社長がメールのやり方を覚えれば、元の関係に戻るということです。

 次世代のリーダーとは必要性が生じたときに、自然と決まる人間のことを言います。ですからリーダーシップを持っている人は、不特定多数に対して双方向で、必ずリーダーとして選ばれるという素養のある人のことになります。

 権力がほしいというリーダーはもう不必要な時代なのです。権力を欲する人間はもう必要ありません。それは古いし、間違っているということです。私たちを幸せにしてくれるリーダーは、私たちが心からついて行きたいと思える人たちです。

 引用終わり

 

 

次世代リーダーの概要(日本転生、p194)

「日本転生 絶体絶命の国の変え方」(TAC出版)より引用

Amazon.co.jp: 日本転生 絶体絶命の国の変え方 電子書籍: 苫米地英人: Kindleストア

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は3/31(日)の予定です(←3/24から変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

PM-05~:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124525.html

F-206~:マトリックス

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

L-137202111月シークレットレクチャー -06;平和を実現するために

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33098147.html

S-02~:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_368012.html

 

 

日本転生 絶体絶命の国の変え方

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 日本転生 絶体絶命の国の変え方 電子書籍: 苫米地英人: Kindleストア

 



F-330:分断緩和のための処方箋 vol.1;サーフィンvsウインドサーフィン

 

 先日、久しぶりに母校である鹿児島大学医学部を訪れました。

といっても、医師やコーチとしての仕事のためではなく、ゴールのカテゴリでいうと「家族」のため。妻とともに大学のまわりを散策しながら、昔話に花を咲かせました。

PM-03-09~10:霊におびえた学生時代

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7199964.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7384947.html

 

 “あの頃”の臨場感が高まったからなのでしょう、それからしばらくの間はことあるごとに学生時代のことを思い出しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

よみがえるのは楽しい(かつ些細なw)思い出ばかりなのですが、中には痛みや切なさを伴うものもあります。

 とくにヒリヒリとした痛みを伴って思い出したのが、ウインドサーフィン部の飲み会での出来事。酒に酔った後輩が無抵抗の先輩を一方的に殴り続けるという修羅場の記憶です。

 F-001:やり場のない

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516364.html

 

 事実はちょっと違うのかもしれませんが、修羅場となったきっかけは「サーフィン好きでウインドサーフィン部の活動を休みがちな後輩」が「社会人を経て医学部に入学したウインドサーフィン大好きな先輩(40代!)」と「サーフィンとウインドサーフィン、どちらがすごいか?」を巡って言い争いになった というもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 それまでの楽しい場が突如凍てついたのに驚き、原因を知ってさらに驚いたので、その夜のことはよく覚えています。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 卒業後しばらくして、先輩に「あの時、なぜ無抵抗だったのですか?」と伺いました。当時の私には一方的に殴られ続けるという判断がまったく理解できなかったから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

その時の答えはたしか、「話しても無駄だったとしても、殴らせて気が済んだら後でわかると思った」。言語ではなく、非言語で伝えたということなのでしょう。

L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 その後、苫米地博士に学ぶようになって、「殴らせて気が済んだら後でわかる」の意味は「大脳辺縁系優位から前頭前野優位に回復したらIQが戻る」だと理解しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 そして最近、もっと大きな教えが隠されていることに気がつきました。先輩&苫米地博士との縁によりスコトーマが外れたのです。時空を超えて。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 以下、苫米地博士の著書「洗脳論語」(三才ブックス、p80)より引用します。

 

 

典型的な洗脳手法・ダブルバインド

 

 子曰く、質、文に勝てば則ち野なり。文、質に勝てば則ち史なり。文質彬彬(ぶんしつひんぴん)として、然る後に君子なり、と。

(雍也第六の十八)

 

 一般的には「中身が外見を上回ると野暮になるし、外見が中身を上回ると気障になってしまう。中身と外見を調和させている者が、君子にふさわしい」という意味で捉えられています。

 後世の人の解釈で言えば、「だから、皇帝はすごい」といったところでしょうか。皇帝は全てをバランスよく兼ね揃えた人物だと称えているわけです。

 この文によると、皇帝以外の人間は、2種類に分けられます。学はあるけど実務の能力がない官僚と、能力はあるけど学がない民間人です。要は、学も能力もある完璧な人物が皇帝だと言っているのです。孔子は皇帝を褒め称えることで、皇帝に自分を売り込もうとしたのかもしれません。

 本質的には、この文は「ダブルバインド」という、洗脳手法の典型です。相反する2つのメッセージを投げ掛け、どちらかを選択せざるを得ないようにしておいて、どちらを選択しても否定して身動きが取れない状態に陥らせてしまうというテクニックです。

 勤勉な者には「勉強だけではダメだ」と言えますし、怠惰な者には「勉強をしないとダメだ」言えます。これにより、両者を巧みに誘導し、従えることができます。どちらに属していようとも、結局は孔子の言うことを聞かなくてはいけません。本当はどちらも選択しなくていいのですが、人間の心理としては、2つの選択肢を提示されるとどちらかを選ばざるを得なくなってしまいます。

 カルトの教義は、ほとんどがこのダブルバインドを利用しています。どう反論しても、教祖に従うような論理が構築されているのです。そして、洗脳下、あるいは変性意識状態の下で、このような問答を行えば、信者は反論できません。素直に従ってしまうでしょう。

 引用終わり

 

 

 ダブルバインド:相反する2つのメッセージを投げ掛け、どちらかを選択せざるを得ないようにしておいて、どちらを選択しても否定して身動きが取れない状態に陥らせてしまうというテクニック

 

 ひょっとして先輩は視点が固定されることの危険性とその解決策を教えてくださったのではないだろうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 そんなイメージが突然湧き上がりました。30数年という時を超えて。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

「視点の固定」は差別と偏見を生みだします。だから、とっても危険。

PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 先輩が態度で示された「視点の固定」を防ぐ解決策は、「臨場感空間を共有しない」こと。それがあの“無抵抗という抵抗”だったのでしょう。引用文でいうと「本当はどちらも選択しなくていい」ということ。

 L-124202111月医療・介護研修レポート -05;働く仲間とゴールを共有するワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32710871.html

 

 記憶と記憶(点と点)がつながり、とてもスッキリしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 現代社会が抱える問題(case)とその解決法(plan)がクリアになった気がします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 *「caseplan」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

 今すぐ先輩のところへ御礼に行きたい!

 

そんな思いが湧き上がりましたが、残念ながら、その願いは叶いません。詳しい病状は伺っていませんが、先輩はずいぶん前にお亡くなりになってしまいました。

とても真面目な方だったので、心労がたたったのかもしれません。

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

 

 私が思う心労のコアは“理不尽感”。

 S-04-07:心に深い傷を負う理由-2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22817135.html

 

 コーチの視点で見渡すと、医療・介護現場は“理不尽”だらけです。その原因は一体どこにあるのでしょう?

 

F-331につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33220775.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-020:研究はすべてに通じる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7554483.html

F-031:「人間関係が嫌になった」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

F-076Ya Ya(あの時代を忘れない)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15961773.html

F-311~:デジタル自傷行為

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426481.html

 

 

洗脳論語

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 洗脳論語 eBook : 苫米地英人: Kindleストア

 



L-142202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-05;人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

 

202111月に鹿児島県の小学校で親子向けの講演を行いました。依頼されたテーマは「コーディネーション」。

当日お話しした内容をブログ用にまとめ、御質問・御意見に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;最高のコーディネーショントレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33283301.html

 02;生まれてからずっと続けている運動?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33297928.html

 03;子どもたちに一番伝えたかったこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33332991.html

 04;ゴールを設定するといろいろなことが“調和”していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33345501.html

05;人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

 

 

 ゴールを設定すると、いろんなことが“調和”し、“健康”になっていきます。その理由は「抽象度が上がる」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 では、そんな“調和”を実現し維持し続ける力とは何なのでしょう?

 

 答えは「ホメオスタシス」です。前回引用した文章では物理空間の話として書かれていましたが、脳が発達した人間の場合、ホメオスタシスは情報空間にも拡張しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 それが苫米地理論の第1世代「サイバーホメオスタシス理論」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 この事実(「ホメオスタシスが情報空間に拡張している」)を理解し、つねに意識に上げ続けることが重要。それが「観自在」の秘訣でもあるはず。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 多くの場合、意識は低い抽象度次元に縛られたまま。だから、ぜんぜん自由ではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 その理由は、スコトーマが生じる/外れると同じで、1)知識がなく、2)重要性がなく、3)役割(責任)がない から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 例えば、「情報空間」に関する知識が十分でなければ、「コーディネーショントレーニング」を物理空間(情報空間の底面)だけで考えてしまうでしょう。

 「情報空間」を知っていても興味がなければ(=重要度が低い)、やはり物理因果しか思い至らないはず。

 知識や興味があっても役割(責任)がなければ、やはり高次の抽象度次元はスコトーマに隠れていきます。生命現象は全抽象度次元に連続的に存在しているというのに。

 F-184:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との… -01;抽象度&超情報場理論

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25618957.html

 

 家庭や学校などの教育の場においては、とくに高次の抽象度次元に気を向ける(向けさせる)ことが重要です。人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こるからです。

 それをわかりやすく説明しているのが米国の心理学者 アブラハム・マズロー(Abraham Harold Maslow1908~1970年)の「自己実現理論(欲求階層説)」↓

 PM-05-13~5:そもそも教育とは? -6)人間形成

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 

自己実現理論(Wikiより引用)

Wikipediaより引用

自己実現理論 - Wikipedia

 

 

 人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

 

 それは「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ことと同義。

ただし、抽象度を1つ上げるためには、膨大な計算量が必要だといいます。とてつもなく複雑で、とんでもなく時間がかかるため、決して簡単にはできません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ところが、すごいことに、人間は潜在的に抽象度を上げる能力を持っています。それがゲシュタルト能力です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その能力を最大限に発揮し、抽象度の階梯をどんどん駆け上がるために、絶対に欠かせないのが「〇〇(漢字2文字)」と「△△△(カタカナ3文字)」。何だと思いますか?

 

 以下、「新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版」(Club Tomabechi)の付録②より引用します。ミラクル(miracle)を起こす「オラクル」と、「オラクル」にアクセスする感覚を体感してください。Feel

 

 

オラクル(神託)によって不可能が可能になる

 ビッグバンから星が生まれるまでの時間はとても短いです。これが単なるランダム性と重力だけの結果だとしたら、奇跡というか不可能とも言えるほどに速いのです。

 素粒子が陽子となり、陽子が電子をつかまえて水素原子となります。水素原子が4つ集まり核融合して、ヘリウムになります。太陽もこの方式で燃えています。

 同様に進化も同じです。原始の地球でランダムな反応をしたのでは、アミノ酸ですら作るのは難しいと言えます。そこからRNADNAが生まれ、原始的な生命から、突然変異と自然淘汰だけで、ここまで進化するのには時間が圧倒的に足りません。

 東京から大阪まで歩いていくのに、もしも千鳥足のようなランダムウォークを続けるなら、相当な時間がかかるでしょう。進化も歴史もそうです。計算上は、どうやっても間に合いません。

 私はいつも「陸に上がった魚にはコーチがいる」と言ってきました。魚が過酷な環境である陸に上がって生きていくためには相当なゴール設定と素晴らしいコーチが必要なのです。

 あるとき、水の中で泳いでいた魚が、自分は現状の外に飛び出したいと強くゴール設定したからこそ、陸に上がって浮き袋を肺に変えて、陸棲に切り替えられたのです。このときそばには、偉大なコーチがいたに違いありません。「君ならできる」と鼓舞してくれる偉大なコーチが、その魚のそばにはいたはずです。

 同じように、宇宙にもコーチがいたのです。宇宙が進化していく過程でゴールがあり、コーチがいたと考えないと、ランダムな結果としてできたにしてはあまりに速すぎるのです。

 そのような存在を神と呼んでもよいのですが、コーチと呼ぶのがふさわしいでしょう。

 なぜ数学的にあり得ないかといえば、抽象度を1つ上げるには膨大な計算量が必要だからです。思考も計算ですし、進化も計算です。それに私たちの脳は定義上、計算機ですし、コンピューターももちろん計算機です。

 私たちは計算機(コンピューター)を発明したと思っています。しかし私は、計算機(コンピューター)は「発見された」と考えています。コンピューターのもととなるものは情報空間にすでに存在しており、その写像の1つが人間の脳です。

 その人間の脳という計算機が、情報空間から発見した計算機がコンピューターです。脳というコンピューターを数学的に記述できるというのが、「StrongAI」という認知科学の立場であり、私もその立場を採る一人です。

 私たちはまだそこまで至っていないので、その方程式もプログラムもわかりませんが、いつかは解明されると信じています。その必然的な帰結として、人類はAIとなっていきます。

 詳しくは『苫米地英人、宇宙を語る』などを読み返してほしいのですが、人間の脳神経が光ファイバーに置き換えられ、意識がサーバーにアップロードされる日は確実に来ます。将来の人類はAIだけとなるでしょう。

 話を戻しますと、計算量の複雑性は物理的な計算時間として記述されます。例えば、小さな数を因数分解しようとしたら、今のコンピューターを使えば一瞬でできます。例えば、21という数を因数分解するのは、私たちの脳という人工知能でも一瞬でできます。

 でも、桁数が大きな素数同士の掛け算による巨大な数の因数分解をしようとしたら、たくさんの時間が必要です。「セールスマン巡回問題」として知られている、複数の街をいかに効率的に回るかという単純そうに見える計算問題があります。この計算量の複雑性も、街の数が増えるごとに跳ね上がります。

 宇宙の進化や生命の進化もこれと同じですが、もっと複雑でもっと時間がかかるのです。その計算量の複雑性はとてつもないものです。

 したがって科学者たちはこんな短時間で宇宙も生命も進化するはずがないと考えています。でもそれはランダムだからです。

 ランダムウォークで東京から大阪にたどり着く可能性と時間は膨大です。でも、そこに意図があれば、それにコーチがいれば別なのです。

 抽象度の階段の1つ上からの情報があれば、計算量を大幅に引き下げます。宇宙と生命が恐るべき短時間で進化した理由はこの情報によります。

 生命素粒子仮説では、これを「オラクル(神託)」と呼びます。オラクルは離散数理の用語であり、データベースのOracleという会社の名前はここから来ています。

 このオラクルによって、不可能なことが可能になるのです。計算量が激減するのです。計算量が激減するということは、計算時間が短縮されるということです。

 少し難しい話が続きましたが、一度に理解しようとせずに、繰り返し読みながら、頭にインストールしていってください。特に著者になりきって、しゃべるように音読するのは有効です。

 臨場感たっぷりに誰かに話すように音読してみると、繰り返しているうちに自然と頭に入っていきます。というわけで、具体的なワークを紹介します。

 引用終わり(続きは「新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版」でどうぞ)

 

 

 そこに意図があれば、それにコーチがいれば別

 

 そう、ゲシュタルト能力を最大限に発揮し、抽象度の階梯をどんどん駆け上がるために欠かせないのは「意図」と「コーチ」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-333:最近「記憶が抜ける」vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

L-143につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33220775.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-202:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える vol.2;理学とは○○心。その正体はCH

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26722183.html

L-104~620218月シークレットレクチャー -06~8;「私」とは何?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31294306.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31317222.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31345260.html

S-04-24~6:「鏡の中の自分に微笑みかけること」の本当の意味

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23983088.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24057099.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24116667.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版



F-329:ゴールのカテゴリ「家族」の意味

 

 よく誤解されるのですが、コーチングは「悩みごとを解決する」ことではありません。

 

 「悩みごと」とは、現在のブリーフシステム(Belief SystemBS)が生みだすもの。それをただ「解決する」のは“現状の最適化”に過ぎません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 コーチングは「悩みごと」の“遥か先”を目指すもの。それは現状の外へのゴール設定からはじまります。

 L-09920218月シークレットレクチャー -01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

 「絶対にムリ」で「想像すらできない」けれども「必ず実現したい」というゴールを見つけ、ゴール実現の確信度を高めていく(=エフィカシーを上げる)ことがコーチングの実際の中身。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

ゴール×エフィカシー

 

 ゴールが生みだすイメージ(I)の臨場感が高まると(V)、「絶対にムリ」「想像すらできない」が現実化していきます(R)。それが「I×V=R」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 かつての現状の外が現実化すると、これまでの「悩みごと」は自然に解決していきます。私の感覚でいうと“解消”。勝手に消えてなくなる感じです。なぜでしょう?

 

 答えは「ブリーフシステム(BS)が書き換わる」から。するとRASが変化し、新たな認識が生まれ(=スコトーマが外れる)、悩みはなくなっていきます(=スコトーマに隠れる)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ただし、本物のコーチング(Authentic Coaching)における「BSが変わる」は、このレベルに留まりません。BSはどのように変わると思いますか?

 (ヒントはこちら↓)

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

 大事なことなので繰り返しますが、コーチングは「悩みごとを解決する」ことではありません。

 

とはいうものの、実際は大きな悩みがきっかけとなりコーチングとめぐりあう方が多いはず。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 私の場合、「健康」「仕事」「家族」に関する相談からコーチングが始まることが多い気がします。抽象度を上げていうと、「“関係性”を変える」ため。

(その詳細はこちら↓)

 S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

 

 さて、本物のコーチング(Authentic Coaching)でBSがどのように変わるかイメージできたでしょうか?

(キーワードはすでに書いてありますよ)

 

 本物のコーチのもとで本物のコーチングを受けることを強くお勧めしますが、セルフコーチングに取り組むのなら、ゴールのカテゴリ(バランスホイール)中の「家族」を意識に上げることをお勧めします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 家族へのコーチングが難しい(定義上は「できない」)のは事実ですが、常に「家族」のゴールを意識に上げることで、なかなか変わらないBSを自ら書き換えることができるようになります。なぜでしょう?

 (「なかなか変わらない」理由はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 その答えは「本物のコーチング(Authentic Coaching)でBSがどのように変わるか?」の答えと同じです。

 

以下、苫米地博士の著書「0~5歳で決まる! 脳の力を無限に引きだす幼児教育」(扶桑社、p63)より引用します。「ゴールのカテゴリ『家族』の意味」を感じながら読み進めてください。Feel

 

 

子どもを変えたければ、まずは親自身が変わらなければならない

 これらのエピソードを通じて、私が何を言いたいかといえば、「放っておいても、子どもは親の真似をする」ということです。もし子どもを本好きにしたければ、まずは自分が本好きになることです。音楽や絵画に興味を持たせたければ、自分が音楽を聴いたり、絵画を鑑賞したりすることを楽しむことです。親がピアノ好きで毎日弾いていたら、子どもは放っておいてもピアノが好きになります。

 スポーツ好きにしたければ、まずはあなたが屋外へ出て積極的にスポーツを楽しむことです。子どもが活発に動けるようになったら、一緒に遊んであげることも大切です。

 苫米地式の幼児教育メソッドの第一歩は、「子どもを変えたければ、まずは自分が変わろう」です。

 子どもがどのように育つかは、常に親がモデルになります。「子どものよきモデルになる」といっても、難しく考える必要はありません。本を読むことでも、楽器を演奏することでも、運動をすることでも、0~5歳児と一緒に楽しむレベルなら、すぐに身につけることができます。

 親が楽しんでいるのを見て、子どもも自然と興味を持つようになり、やがて熱心に取り組むようになります。熱心にやり出せば、3~4歳ぐらいにはとてつもないスピードで上達していきます。子どもの成長は驚くほど速いのです。

 そのころにはきっと親は子どもについていけなくなるでしょう。でも、それでいいのです。4~5歳以降は、親が一緒にやるのではなく、家庭の外で子どもが楽しんで上達できるような教育施設を見つけてあげて、あとのことは専門の先生に任せてしまえばいいのです。

 親の役割は、子どもが学校などに入る以前に、長い時間を親と一緒に家庭で過ごしているとき、いろいろなことに興味を持てるようにモデルとして誘導してあげることだからです。幼児教育の第一歩は、親自身が自分を変えて、子どものよきモデル、よき手本になってあげることなのです。

 ただし、親が「これをやりなさい」と子どもに押し付けてはいけません。それは親の価値観、親のエゴを子どもに押し付けることになり、子どもの可能性を制限することになります。親は子どもに対して常に「何にでもなれる」「どんなことでもできる」と語りかけて、子どもに高い自己イメージを持たせるとともに、子どもの手本・モデルとして自分を変えておかなければなりません。

 親は子どもの手本になりますが、どんな親の姿を手本とするかは、子ども自身の選択に委ねることが肝心です。そのあたりのことは。第4章で詳しく解説していきます。

 引用終わり

 

 

苫米地式の幼児教育メソッドの第一歩は、「子どもを変えたければ、まずは自分が変わろう」です

 

 そして第二歩は、(おそらく)「子どもと一緒にさらに変わっていこう」。

 

 第一歩の段階では、無意識は「子ども」と「親」を別々の存在として認識しています。その認識が「私たち(we)」という同一の存在(ゲシュタルト)に変わるのが第二歩の段階。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

そのとき、抽象度が上がっています。それがゴールのカテゴリ「家族」という感覚です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 私はよく「我が子育ては我が心育て」という言葉を用いますが、「心育て」の本質は「抽象度が上がる」ことだと信じています。

 Q-174:「子どもの『~したい』という気持ちを大切にし続ける親」であり続けたいです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24954374.html

 

 それは「自分中心を捨て去る」と同じ。

 L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

現状の外へのゴール設定を繰り返していくことで、抽象度が上がり、ブリースシステム=セルフイメージ=自我が拡張していきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 さらにいうと、「家族」を縁に起こる拡張は、とくに時間を超える際の臨場感維持に役立つでしょう。

 Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

 

「孫子(まごこ)の代まで」という表現がありますが、「孫子」とは「子孫が続く限り」という意で、事実上「永遠」のこと。苫米地式でしっかり表現するなら「不滅」です。

 L-028~920203… -06~775歳以上では延命治療は不要? <ケースサイド>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26140730.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26156803.html

 

 OKですよね?

 本物のコーチング(Authentic Coaching)における「BSが変わる」とは、「抽象度が上がる」こと。「家族」のカテゴリを意識に上げ続けることでも、コーチングを受けたときと同じように抽象度が上がり、シンの「BSが変わる」を体験できます。

 F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 鹿児島の偉人 西郷隆盛の言葉でいうと、「人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる」↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html

 

 西郷の「克己」は、個人レベルではなく、人類の行く末の話。大切なのは「intentionality」です。

 Q-333:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています <vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 それは「次世代につなぐ」という感覚であり、自由意思の裏にあるものであるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そう、自由!

 

 

 あらためて「家族」について考えてみて、そのような“意味”を感じました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

最後にもう一言御家族をお大事に!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427730.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 本物のコーチのもとで本物のコーチングを受けることをお勧めしますが、セルフコーチングに取り組む場合はゴールのカテゴリ(バランスホイール)中の「家族」を意識に上げてください

 

 本物のコーチ(Authentic Coach)はこちらのサイトで探すことができます↓

 認定コーチ検索 | 苫米地コーチング (tomabechicoaching.jp)

 

 

-追記2

本物のコーチング(Authentic Coaching)における「BSが変わる」とは、「抽象度が上がる」こと。「家族」のカテゴリを意識に上げ続けることでも、コーチングを受けたときと同じように抽象度が上がり、シンの「BSが変わる」を体験できます

 

 そのために絶対に欠かせないのが「エモーションコントロール」↓

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 「エモーションコントロール」というと自身の心に意識が向きがちですが、じつは、相手の心に意識を向けながら「褒めること」と「信じること」にフォーカスするとうまくいきます(「第一歩として」ですよ)。

 

 再度、「0~5歳で決まる! 脳の力を無限に引きだす幼児教育」(扶桑社、p84)より引用します。

 

 

親がやるべきことは「褒めること」と「信じること」

 この章では「親は子どもにどのように接するべきか」について解説していきます。基本はとても簡単です。親が子どもと接するとき、やるべきことは2つだけです。

 〇子どもをとにかく信じてあげる

 〇子どもをとにかく褒めてあげる

 これだけです。親から徹底的に信頼されて育った子どもは、信頼されることがコンフォートゾーンになります。信頼されることがコンフォートゾーンになれば、成長してからも無意識に「みんなの信頼にこたえたい」と考えるようになり、いつも責任ある行動をとるようになります。

 同じように、褒められて育った子どもは、褒められることがコンフォートゾーンになります。「みんなに褒められる」という自分のコンフォートゾーンを維持するために、無意識にまわりの人が喜ぶような行動をとるようになります。

 子どもはとにかく信じて、褒めてあげること。そうすれば、おのずと前向きで、自信に満ちあふれ、自分の人生を自分の力で切り開いていけるような自由で自立した子どもに育ちます。

 逆に絶対にやってはいけないことは、

 〇禁止すること

 〇怒ること

 〇しつけをすること

 です。「それでは親がなめられてワガママな子どもになってしまう!」、そんな声が聞こえてきそうですが、そんなことはありません。それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

 引用終わり(つづきは博士の著書でどうぞ↓)

 Amazon.co.jp: 0歳から5歳の幼児教育 eBook : 苫米地英人:

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33220775.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

PM-05~:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124525.html

F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

F-228~:ゼロトラスト

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

Q-097~:子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_376974.html

Q-174:「子どもの『~したい』という気持ちを大切にし続ける親」であり続けたいです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24954374.html

Q-227~:低年齢の子どもも「want toで生きる」「have toは一切しない」なのでしょうか? しつけと教育の違いはどのように考えればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416707.html

Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 

0~5歳で決まる! 脳の力を無限に引き出す幼児教育

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 0歳から5歳の幼児教育 eBook : 苫米地英人:

 



L-141202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-04;ゴールを設定するといろいろなことが“調和”していく

 

202111月に鹿児島県の小学校で親子向けの講演を行いました。依頼されたテーマは「コーディネーション」。

当日お話しした内容をブログ用にまとめ、御質問・御意見に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;最高のコーディネーショントレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33283301.html

 02;生まれてからずっと続けている運動?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33297928.html

 03;子どもたちに一番伝えたかったこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33332991.html

 04;ゴールを設定するといろいろなことが“調和”していく

 

 

人間の限界はイマジネーションの限界がつくる

イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 だから「Goal comes first」。それが「子どもたちに一番伝えたかったこと」です。

 Q-219:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

 

 医師の立場で補足すると、ゴールを設定すると“健康”になっていきます。「心と体」「自と他」「過去と未来」など、いろいろなことが“調和”していくから。なぜでしょう?

 Q-303~:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424263.html

 

 

医療に携わっていて実感するのが、「“健康”は人それぞれ」だということ。例えば「階段を上ると息切れがする」という事実(data)を、「年相応」として“健康”と考える人もいれば、「昔はこんなことはなかった」という理由(warrant)で「健康ではない」と考える人もいます(claim)。皆さんはいかがでしょう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 今の例は物理空間に限定されていますが、生命現象自体は全抽象度次元(情報空間)にひろがっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 よって、“健康”も全抽象度で考えるべき。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 実際、WHO(世界保健機関)は“健康”をこのように定義しています。

 

 

Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual, and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、身体的に、心理・精神的に、スピリチュアルに、そして社会的に完全に良好な(well-being)ダイナミックな状態であり、単に病気がないとか、弱っていないということではない

1998WHO執行理事会採択、総会では未採択)

 

 

 身体的(physical」というのは情報空間の底面である物理空間のこと、「心理・精神的(mental」はより高次の情報次元(心)のこと、そして「社会的(social」はさらに高次元にひろがっていく縁起のこと。そのすべてが“私”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 生命現象は全抽象度次元にひろがっている

 

 抽象度というのは「情報空間における視点の高さ」のこと。上にいくほど(=「抽象度が上がる」「抽象度を上げる」)、具体的情報量は減っていきます。つまり、シンプルになり、秩序だっていくということ。

反対に、下にいくほど(=「抽象度が下がる」「抽象度を下げる」)、具体的情報量は増えていきます。それは「より複雑になり、混沌・カオス化していく」ということ。人間の身体でいうと、「体→器官系(system)→臓器(専門的には器官/organ)→細胞」という感じです。

L-10420218月シークレットレクチャー -06;「私」とは何? <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31294306.html

 

 

宇宙の構造

 

 

 私たちは、つい「一人の人間の命はひとつ」と考えてしまいますが、「一」であるはずの体は60兆個をこえるたくさんの細胞の集まりです。その一つひとつが生きているからこそ、全体としての“ひとつの命”が成り立っています。

 無数の細胞(部分)が器官を形成し、たくさんの器官が見事に連携しながら“ひとつの命”(全体)を成り立たせている まさにゲシュタルト!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そんな“ひとつの命”に関わるのは自らの組織だけではありません。

例えば、腸の中には1003000種類の微生物(主に細菌)が100兆~1000兆個ほど存在するとされています。総重量はなんと1kg以上です。

この腸内細菌の種類や数に私たちの健康状態が左右されることは、すでに科学的に立証されています。さらに最近は、人間の心の状態とこれら腸内細菌との相関まで指摘されています。まさに縁起!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

この「一人の命を構成しているたくさんのいのち」という関係を人類(または地球)と地球上で暮らしている80億人の関係に当てはめると、「人類(または地球)という一つの大きな命(全体)を構成しているたくさんのいのち(部分)」が私たち一人ひとりの命であるといえます。

つまり、私たち一人ひとりはより大きな人類(地球)という生命の一部。縁起のネットワークのひとつの結び目です。

 F-171:アンチからウィズ、そしてウェルへ vol.4-3「死」;well-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24786250.html

 

 

 ところで、この記事の冒頭で「ゴールを設定すると“健康”になっていきます。『心と体』『自と他』『過去と未来』など、いろいろなことが“調和”していくから」と書きました。その理由は感じられたでしょうか?

 

 ゴールのポイントは 1)現状の外、2)100%want to3)あらゆる領域(バランスホイール)+4)自分中心を捨て去る。

 L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 ゴール設定(&達成)によりイマジネーションの限界を打ち破って獲得する新しい世界とは、より抽象度が上がった「無分別」の世界です。

 Q-239:気楽に生きたいのですが 後編;宇宙を理解した上で“自分”を定義しなおす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28268393.html

 

それは「心と体」を同じと感じられ、「自と他」を同じと理解でき、「過去と未来」すべてを一念三千と捉えられる心の状態。それこそが“調和”であるはず。

 F-319:観自在 <理論編-2;自在を観る>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 

 ゴールを設定すると、いろんなことが“調和”し、“健康”になっていきます。その理由は「抽象度が上がる」からです。

 

 では、そんな“調和”を実現し維持し続ける力とは何なのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「脳に免疫力をつければ病気にならない!」(徳間書店、p10)より引用します。皆さん自身も持つ“巨大で強力な力”を感じてください。Feel

 

 

病気も健康も「脳」がコントロールしている

 まだピンとこない。そんな方のために、もうひとつ例を挙げましょう。

 大腸菌の話です。

 大腸菌は環境中に生息するバクテリアの一種で、温血動物の消化管に生息しています。ほとんどの場合、大腸菌は無害です。いえ、それどころか腸内の大腸菌は消化を助けてもいますから、役に立っています。しかし、大腸菌が人体の血液や尿路に入った場合は敗血症を引き起こします。ペニシリンが発明される前は大腸菌が原因で多くの人々が亡くなっていました。

 

 大腸菌が血液に入ると、その信号が脳に伝わります。すると脳の視床下部が体温を上げる指令を出します。体温が38.4度を超えると、大腸菌は活性が鈍り、白血球の活性が高まります。また骨髄の中でも白血球がせっせとつくられます。

 そうして体温が上がると、活性の高まった白血球が、活性の鈍った大腸菌をやっつけるのです。このように、脳が一連の免疫システムをコントロールしています。

 

 白血球が大腸菌をやっつけて血液の中の大腸菌がいなくなれば、白血球の活性は通常の状態に戻らないといけません。白血球をもとの状態に戻すために、視床下部が今度は体温を下げる指令を出します。そうして体温が下がり、白血球の活性もおさまり、体は平時の状態に戻ります。

 このように、「健康の砦」ともいってよい免疫システムを動かしているのが脳です。まさに「健康は脳から」であり、ホメオスタシスは「脳の免疫システム」なのです。

 もし大腸菌がいなくなったのに、視床下部が体温を下げる指令を出さず、白血球の活性が高まりっぱなしであれば、それはホメオスタシス異常であり、病名としては白血病です。脳が正しい指令を出さないことが原因なのです。

 

 どうでしょう? お分かりいただけてきましたか? ここまで見てきたように、実はすべての病気は脳が起こします。人体の機能を司っているのは脳ですから、これは当たり前のことなのです。

 病気とは脳が正しい指令を出せない状態です。昔から「病は気から」といいますが、現代の私たちは「病は脳から」と知らねばなりません

 反対に健康とは、脳が正しい指令を出している状態です。本書でこれから解説していく「脳の免疫力」が正しく働いていれば、病気にならず健康で長生きできます。

 免疫システムを含むホメオスタシスの働きを正常に保てるかどうかは、脳にかかっています。健康で長生きするには、「脳の免疫力」こそが重要なのです

 引用終わり

 

L-142につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記1

Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual, and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、身体的に、心理・精神的に、スピリチュアルに、そして社会的に完全に良好な(well-being)ダイナミックな状態であり、単に病気がないとか、弱っていないということではない

 

 執行理事会の採択で新たに加えられた「完全(complete」「ダイナミック(dynamic」という言葉には、「静的に固定した状態ではなく、健康と病気とは連続した状態である」という意味が込められているそう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 

“健康”を多次元的に捉えようとしていることは評価に値しますが、苫米地博士に学んでいる我々からするとまだまだ大事なことがスコトーマに隠れているように感じられます。

PM-04-02WHO版「健康」の三つの間違い

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859828.html

 

 

-追記2

「身体的(physical)」というのは情報空間の底面である物理空間のこと、「心理・精神的(mental)」はより高次の情報次元(心)のこと、そして「社会的(social)」はさらに高次元にひろがっていく縁起のこと。そのすべてが“私”です

 

では、「スピリチュアル(spiritual」は?

 (私の考察はこちら↓)

 L-00620201… -06;「4つの苦痛」(部分)どうしの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33220775.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

L-06520209月シークレットレクチャー -05;「生と死の間/ between life and death」に向き合い、「生/life」そのものを磨き上げる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28529789.html

Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

Q-303~:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424263.html

Q-339~:「あなたは食べた物でできている」という言葉は間違っている?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426446.html

 

 

脳に免疫力をつければ病気にならない!

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 脳に免疫力をつければ病気にならない! eBook : 苫米地英人: Kindleストア

 



Q-357:休みの日なのに気持ちが良くない日が続きます。単に疲れているだけでしょうか? <vol.4;リラックスと緊張のサイクル -超越編-

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:私は最近、仕事の疲れなのか、休みの日なのに気持ちが良くない日が続きました。訳もなくイライラするなどです。また、不平不満や愚痴をいうタイプではなかったのですが、それをいうようになっている自分に気が付きました。

仕事は、しんどいと感じるときもありますが、ゴールの一部として思えるとやる気は湧きます。単に疲れているだけでしょうか?

 

 vol.1;「無気力」と「やる気がない」の違い&GMCZ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33182294.html

 vol.2;リラックスと緊張のサイクル -基礎編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33196855.html

 vol.3;リラックスと緊張のサイクル -実践編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33233344.html

 vol.4;リラックスと緊張のサイクル -超越編-

 

 

A4:前回までは「訳もなくイライラ』を『訳のあるイライラ』に変える」ことがエンドステートでした

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

「訳のあるイライラ」に変わった後の内省言語は、「緊張してラッキー」「緊張するほどラッキー」です。そんな言葉が自然に浮かんでくるまで「リラックスと緊張のサイクル」の体得に取り組んでください。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

  

「リラックスと緊張のサイクル」を体得したら、次のエンドステートは「』を超越する」。それはどういうことなのでしょう?

 

まずはこちらの文章をお読みください。苫米地博士の著書「本番に強い脳と心のつくり方」(PHP研究所、p171)からの引用です。

 

 

スポーツに禅の教えは有効か?

 私の認識では、武道とスポーツは別物です。

 とはいえ、武道的精神とスポーツを融合させようと試み、一定の成果を上げている人もなかにはいます。アメリカNBAで、現在はロサンゼルス・レイカーズを率いるフィル・ジャクソンがもっとも有名でしょうか。

 彼は「ゼン・マスター」と呼ばれるほど、チームに禅のノウハウをもちこみ、かつてのシカゴ・ブルズ時代にはマイケル・ジョーダンやスコッティ・ピッペンを、現在のロサンゼルス・レイカーズではコービー・ブライアントという名プレーヤーを指導してきました。2008~09シーズンが終わった時点で、ヘッドコーチとしての優勝回数は歴代1位の10回を数え、プレーオフでの勝ち数も歴代最高を記録しています。

 彼が学び、チームの指導に取り入れた禅は、仏教本来の禅とは少し異なっています。鈴木大拙(1870~1966)という仏教学者が英語の著書によってアメリカに伝えたもので、道教的瞑想に近いものです。

 心の状態を平静に保ち、雑念をいかに消していくかに徹底して特化しているため、その点でスポーツ時の精神状態をコントロールするには効果的なのです。「無」を重視する道教の教えに則った修行だからです。道教的瞑想によって心を平静に保てれば、脳波もアルファ波支配になりますからね。

 ただ、仏教本来の禅はスポーツには向きません。

 仏教の禅の本質は止観です。初心者にとっての止観とは「煩悩を止めて観る」こと。そして止観をつきつめると、最後には「観ること自体を止める」という境地にいたります。この世は「観るから」存在するのであって「観ることを止めれば」存在しません。煩悩も「観るから」存在する、ならば「観ることを止めれば」煩悩も消える-。

 こうした仏教本来の禅をスポーツに持ち込んだらどうなるでしょうか?

 簡単です。「勝ちと負けは同じこと」となってしまいます。これがほんとうの禅であり、止観です。プロスポーツは成り立たなくなってしまいますね。

 ともかく、道教的な禅はプロスポーツのパフォーマンスを向上させるうえで有効ですので、もし禅の知識があるのならばプロスポーツに応用してもいいと思います。

 引用終わり

 

 

 止観をつきつめると、最後には「観ること自体を止める」という境地にいたる

 

 それが「『』を超越する」。その境地は、思いっきり抽象度が上がった境地であり、「勝ちと負けは同じこと」と同様に「すべてが同じ」とわかる無分別の境地です。

 F-318:観自在 <理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32825990.html

 

 *「抽象度」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

宇宙の構造

 

 

 そんな境地のとき、脳内ではセロトニンが満ちあふれながらドーパミンも持続し、さらにはローアルファ波支配を保っています。そう、前回言及した「リラックス×緊張(興奮)のハーモニー状態」です。

 (前回のブログ記事はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33233344.html

 

 それは「空観」の状態である と私は確信しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 空とは「抽象度を究極的に高めていった先にある精神状態」のこと。

 空の境地にいたれば、現在・過去・未来という時間的なひろがり、ここ・あそこという空間的なひろがりをすべて包摂し、“この世”のあらゆることを瞬時に認知することができるようになります。それが「一念三千」です。

 F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

 ところで、苫米地博士と時空(物理空間)を共有されたことがありますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 私は年に何回かしかお会いする機会がありませんが、実際の苫米地博士はいつもニコニコされています。ニコ生やバラダンでのあの楽しそうな雰囲気そのままです。なぜなのでしょう?

 

 答えはシンプル。「いつも幸せを感じている」から。

 博士は意識的にセロトニン&ドーパミン状態をつくりだし、空と仮を包摂した中観の境地で生きられています。抽象度が高い思考をするほどドーパミンやセロトニンがあふれるのですから、どれほど豊かな幸せを感じられているのでしょう?

 

 そんな博士に学ぶ苫米地式は、中観の実践であり、ゲバラ主義!

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 その前提として、「いつも幸せ」はあたりまえ(=Comfort ZoneCZ)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

しかしながら、「いつも幸せ」に留まることはなく、つねに現状の外のゴールに向かって挑戦しつづけます。それが苫米地式!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 苫米地博士こそ、「リラックスと緊張のサイクル」の体現者であり、中観の実践者です。博士の活動の多くが機密性の高いものであるため(&抽象度がとても高いため)、ほとんどの人にとって知る由もないだけです。その一例がこちら↓

 F-123~:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_393431.html

 

 ぜひ書籍や講義動画などで苫米地博士の臨場感世界(情報場)を確認し、セミナー等で実際に会ってその臨場感を思いっきり体験し高めてください。

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? <vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

 そうすることで「気持ちが良くない日が続く」は解決していきます。必ず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 長くなりましたが、以上が私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33220775.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

―関連記事-

F-231~3錠じゃないと飲まん!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418468.html

F-294~:苫米地式次世代リーダーシップ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425234.html

F-318~:観自在

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

Q-342~:瞑想をすると思慮深い方向に向かってしまい、エネルギーがなくなってしまう感じがします

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426480.html

 

 

お釈迦さまの脳科学

Kindle版はこちら↓

本番に強い脳と心のつくり方 スポーツで頭がよくなる (PHP新書) | 苫米地英人 | スポーツ | Kindleストア | Amazon

 



F-326:観自在 <応用編;か・ち・も・な・い(価値もない)>

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

これまで理論編(計3回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究してきました。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32825990.html

 理論編-2;自在を観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 理論編-3;自在に観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32922467.html

 実践編-1;モニタリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 実践編-2;スマートトーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33017128.html

 実践編-3;アファメーション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33063756.html

 実践編-4;ユーアファメーション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33111471.html

 実践編-5;“縁起力”をブーストする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33162493.html

 応用編;か・ち・も・な・い(価値もない)

 

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 その実現のための応用編として御紹介するのは「か・ち・も・な・い(価値もない)」。

 ある医学系調査によると、「がん情報」について検索したときに出てくるウェブサイトの上位20位までのうち、信頼できるものは10%に過ぎず、危険なものや体に有害な恐れのあるものが40%もあるとのこと。

 推測するに、「がん情報」を検索する状況にある人は不安や恐怖から大脳辺縁系優位に陥りやすく騙されやすいため、とくに狙われているのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 疑わしい情報に騙されないためには、前頭前野優位を維持しながら、より高い抽象度でスコトーマを外し続ける必要があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そのための実践(実戦)的な方法(チェックポイント)が、聖路加国際大学 中山和弘教授が提唱されている「か・ち・も・な・い(価値もない)」。下記の5つを意識に上げることで、ひとつ上の視点(=前頭前野優位)を保つことができます。

 か:書いた人は誰? 発信しているのは誰?

 ち:違う情報と比べた?

 も:元ネタ(情報源)は何?

 な:何のための情報か?

 い:いつの情報?

 

 コーチの視点でシンプルに解説すると、

 

 「か:書いた人は誰? 発信しているのは誰?」 ←発信者のブリーフシステムの検証

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 「ち:違う情報と比べた?」 ←スコトーマ外し

 F-311:デジタル自傷行為 <case-side -1;ブリーフシステム・RAS&スコトーマ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32477117.html

 

 「も:元ネタ(情報源)は何?」 ←論理的考察

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 「な:何のための情報か?」 ←発信者のゴール検証

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「い:いつの情報?」 ←ゲシュタルト=縁起(無常)の確認

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 という感じでしょうか。

 

 

 私たちは「目の前のすべてを認識している」と思いがちです。「ネットで検索すれば、すべての情報を入手できる」と信じがち。でも、それは間違いです。なぜ?

 F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

 そう、「そもそもRASを通過したものしか認識していない」から。

そのRASは、個人レベルでは過去の記憶でつくられるブリーフシステム(Belief SystemBS)により制限されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 そして、社会レベルでは、認知(BS)への働きかけを通じて、今後ますますコントロールされていきます。認知戦時代の幕開けです。

 Q-335~6:何かいい仕事はありませんか? <vol.2~3;認知ホメオスタシス>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32265870.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32300998.html

 

 だからこそ「観自在」!

 自分という存在をしっかり観て、その上でゴール(未来)側から自由に再構築していく生き方が、今後どんどん重要になっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 「観自在」をマスターしたら、次に取り組むのは確信度を高めること。それは「ゴール(未来)側の“自分”の臨場感を高める」ことと同義。エフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ゴールのポイントは1)現状の外、2)心から望む、そして3)人生のあらゆる領域に設定する(バランスホイール)。

 L-09920218月シークレットレクチャー -01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

 加えて私は、4)自分中心を捨て去る ことを重要視しています。

 L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 自分中心を捨て去るとは、「“自分”の定義を拡張していく」ということ。それは抽象度を上げることと同じです。その抽象度が上がった“自分”に対する確信(臨場感)がコレクティブエフィカシー。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブエフィカシー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 前回お伝えしたとおり、コレクティブエフィカシーこそが、コーチングやヒーリングの源にある“縁起力”です(ハズ)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 ここまでお伝えしたことをまとめると、しっかり「モニタリング」して、「スマートトーク」「アファメーション」「ユーアファメーション」を活用しながら臨場感を上げていき、「“縁起力”をブースト」した結果として圧倒的確信を得る

 

 そこまでいくと、もはや言葉すらいらなくなります。それが苫米地式です。

 L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 大事なのは圧倒的確信 = 臨場感!

 

 コーチングもヒーリングも、最初は“自力”ではじまります。ゴール設定、モニタリング(&ラベリング)、アファメーション等々。

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

そして、抽象度を上げて“自分”を拡張していきながら、最終的には“他力”に到達します。そのときが「夢がかなうとき」です。だから…

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 

最後に、苫米地博士の著書「自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術」(TAC出版、p15)より引用します。「観自在」と言語、自力と他力の関係を感じながらお読みください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

世界は言葉でできている

 最後に、私の好きな言葉の話をしましょうか。

 新約聖書に、こういう言葉があります。

 「はじめに言葉ありき、言葉は神と共にありき、言葉は神であった」

 西洋世界は聖書を元に作られているといっても過言ではありません。そして、この世は言葉でできているという根拠は、西洋文化にあります。

 私たちが赤信号で止まるのは、信号が赤だからではありません。道路交通法に赤は止まれと書いてあるからです。銀行の預金残高が100円より100万円のほうが嬉しいのは数学という文字を理解する能力を我々が持っているからなのです。

 つまり、私たちが普段気がついていないだけで、我々のすべての行動は言葉で制約されているのです。

 ということは宇宙は、「言葉」で成り立っているのです。

 それが現在の世界である以上、我々のすべての幸、不幸は、言葉に縛られているということになります。

 その縛る言葉を代表しているのが名言なのです。

 どうせ言葉の世界に縛られているのだったら、その言葉の世界を、上手に泳げばいいのです。そのために本書では過去、上手に泳いだ人たちの魔法の言葉を使い、脳を目覚めさせようというわけです。

 最後に一言断っておきます。この本は偉人の言葉で構成していますが、章ごとの最後に、私自身の言葉を一つ入れさせていただきました。それは、私が偉い、偉人と並ぶ人物だということではありません。ただ、私たちは昔の時代に生きた人よりも、今のテクノロジーを享受しているので、私たちを取り巻く知識は実際に進化しています。ですから、昔の偉人の言葉に加えて、これぞみなさんにお伝えしたい、きっとみなさんの人生を大きく変えることができるだろうと確信する自らの言葉を掲載されていただきました。

 さて、みなさん、泳ぐ準備はできましたね?

 それでは、私と一緒に魔法の言葉である名言を使って脳を目覚めさせ、人生に革命を起こしましょう。この本があなたの人生を大きく変える一助になれば、こんなに嬉しいことはありません。

 引用終わり(続きはこちらでどうぞ↓)

 Amazon.co.jp: 自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術 TAC出版 eBook : 苫米地 英人:

 

 

 「観自在」を実践すると、人生に革命を起こすことができる

「観自在」をひろげると、誰もが思いどおりに生きている世界を実現することができる

 

 …そのような思いで、今年(2024年)も全力で取り組みます。

 F-206~:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催はR6.2/4(日)<←1/28から変更しました>の予定。テーマは「コーチングのコア×how?」です。明日御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-266:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.10(最終話);「傲慢」を克服し「心の力(The Power of Mind)」を引きだす縁起>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30054307.html

F-290:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.3;「超人脳」獲得への2つのステップ 1)論理を極める

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31350367.html

Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

Q-304:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか? <Ops編;〇〇〇化>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30891147.html

S-01~:よりよい“議論”のために

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 -Dr.苫米地式名言活用術

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術 TAC出版 eBook : 苫米地 英人:

 


 

Q-354:休みの日なのに気持ちが良くない日が続きます。単に疲れているだけでしょうか?<vol.1;「無気力」と「やる気がない」の違い&GMCZ

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

  

Q:私は最近、仕事の疲れなのか、休みの日なのに気持ちが良くない日が続きました。訳もなくイライラするなどです。また、不平不満や愚痴をいうタイプではなかったのですが、それをいうようになっている自分に気が付きました。

仕事は、しんどいと感じるときもありますが、ゴールの一部として思えるとやる気は湧きます。単に疲れているだけでしょうか?

 

 vol.1;「無気力」と「やる気がない」の違い&GMCZ

 

  

A1:「それをいうようになっている自分に気が付きました」は、しっかりモニタリングができている証。

 Q-286:ドーパミンの分泌をコントロールまたは? <vol.6;モニタリングの意義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29840102.html

 

しかも、ゴール側から「自分らしくない」と評価できているようです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 その観察と評価はとても重要です。詳しくは↓

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

仕事は、しんどいと感じるときもありますが、ゴールの一部として思えるとやる気は湧きます」ということですが、「ゴールの一部として思えるとやる気は湧く」ことより「しんどい」は物理空間が主と思われます。その場合、まずは休息を。

(詳しくはこちらでどうぞ↓)

Q-240~:毎日、無気力感に悩まされています ~気楽に生きる際の注意点~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418402.html

  

 以下、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社、p70~)から引用します。「無気力」と「やる気がない」の違いを立体的に理解してください。Feel

 

 

「無気力」とは

 気力や元気がないこと。進んで何かをしようとする気持ちが起きないこと。

 よく混同されがちだが、「無気力」な状態と「やる気がない」状態は、まったく別もの。対処法も大きく異なる。

 

本当はまったく違う、「無気力」と「やる気がない」

 無気力は、英語にすると「No Energy」。つまり、本来は、身体が疲れきっていたり、弱っていたりして、エネルギーがない状態を指します。

 これに対し、体力はあるのに、物事に取り組む意欲が湧かないのが、「やる気がない」状態です。

 

疲労からくる無気力と間違ったゴール設定によるやる気のなさ

 現代のサラリーマンには、無気力な人が少なくありません。仕事をやる気はあるのに、身体がついていかないのです。その原因は、睡眠不足や栄養不足です。身体と心にいいものを食べてしっかり眠ることが、無気力を克服する一番の方法だといえます。

 また、何かやりたいこと、達成したいゴールがあり、それに向かって全力で取り組んだ結果、気力を使い果たしてしまうこともあります。その場合も、ゆっくり休養をとる以外に、気力を回復する方法はありません。

 一方、身体は動くのに、「無気力で会社に行けない」という人の多くは、「会社の仕事をやる気がない」人です。

 彼らは、会社に行かないために、「体調が悪い」「気持ちが沈んでいる」など、さまざまな理由を作り出します。つまり、「会社に行かない」という方向に、たくさんの気力を使っているのです。

 何かを「やる気がない」というのは、ゴールが間違っている状態です。本当はやりたくないと思っていることを、無理矢理やっているから、やる気が起きなくなってしまうのです。「やる気がない」状態を克服するには、現在、ゴールだと思っているものを見直し、本当にやりたいと思えることを見つけるしかありません。

 引用終わり

 

  

単に疲れているだけでしょうか?」に対する私の回答は、「そうかもしれません」。

繰り返しますが、まずはしっかりと休息をとってください。

 Q-269:薬をやめることができますか? <中編:case-side(ワーク付き)>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29213970.html

 

 ところで、先ほど「『無気力』と『やる気がない』の違いを立体的に理解してください」と書きました。立体的に理解するために意識に上げるべきことがあります。何でしょう?

 

 そう、抽象度。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度を意識に上げ続けていると、やがて目の前の世界が立体的に感じられるようになっていきます。底面の物理空間から頂点である空(くう)に向かって拡張していく感じで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 *「空(くう)」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 そんな意識状態(=世界を立体的にとらえている)で「しっかりと休息をとる」を考えると、その「休息」という言葉が情報空間中にひろがって感じられるはず。物理空間の体から情報空間の心にまで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 身心、つまり体と心はそもそも同じもの。同じものの抽象度の違いです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

身心ともrefresh(=全抽象度でrefresh!)したら、次は「ゴールは本当に心から望むものか?」を確認してみましょう。

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

 

 再度、「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社、p71)より引用します。今度は「ゴール」という概念(ゲシュタルト)を感じながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

ゴール設定は定期的に見直しを

 仕事を続けているうちに、ゴールのあり方が変わってしまうこともあります。最初は、本当にやりたいことがあって、その会社に入ったはずなのに、いつの間にか「生活するために働かなければ」と思うようになってしまったり、会社の中で出世することが目標になってしまったり、とにかくノルマを果たすことしか考えられなくなってしまったり……

 「生活のために働く」「会社の中で出世する」「ノルマを達成する」というのも、他人から押し付けられたゴールに過ぎません。そのようなゴールを目指して働いていると、それこそやる気がなくなってしまうこともあるでしょう。

 もし、「時間の経過とともに、ゴールの設定がズレてきている」と感じたら、正しいゴールを設定し直すことをおすすめします。

 引用終わり

 

 

 モチベーションは、「have to」ではなく、本当に「want to」でしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

モチベーションが「want to」なら、今度はコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)を確認しましょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

  

ゴール側の世界(w1)の臨場感が高まるほど、現状(w0)は「気持ちが良くない」感じがします。「訳もなくイライラする」は、その証かもしれませんよ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

下記ブログ記事を参考に、ぜひ御自身のCZを再確認してください。

(苫米地博士の言葉を引用しています↓)

Q-306~8:私のまわりではそうでもないですvol.1~3:コンフォートゾーン>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html

 

Q-355につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催はR6.2/4(日)<←1/28から変更しました>の予定。テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

Q-059:今まで「仕事をしなければならない」という気持ちが強いでした

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076206.html

Q-284~5:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか? <vol.4~5;ドーパミンをモニタリングする>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29791782.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29811912.html

Q-287:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか? <vol.7;モニタリング&ラベリングの意義>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29863863.html

Q-334~:何かいい仕事はありませんか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426303.html

 

 

「感情」の解剖図鑑



F-324:観自在 <実践編-4;ユーアファメーション>

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

今回は理論編(計3回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究していきます。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32825990.html

 理論編-2;自在を観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 理論編-3;自在に観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32922467.html

 実践編-1;モニタリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 実践編-2;スマートトーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33017128.html

 実践編-3;アファメーション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33063756.html

 実践編-4;ユーアファメーション

 

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 前回(F-323)のテーマは「アファメーション」。アファメーション(affirmation)はコーチングの祖 ルー・タイス(Lou Tice)さんが体系化したもので、文字どおり「肯定する(affirm)」ことです。

 F-288:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.1;アファメーションの秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31244338.html

 

苫米地博士は、このアファメーションを「名言の正しい活用法」だとされています。その理由は「自らの無意識(潜在意識)に働きかけることで、ゴールに向かう変化や成長が遠い未来にあるのではなく“今、ここにある”という現実をつくりだすことができる」から。

 Q-149191019/20 鹿児島セミナーレポート -06;「“今”を生きる」の“今”とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

 自分でアファメーションを作る場合には、厳密なルールがあります。そのルールとは、①一人称であること、②肯定的に書く、③現在進行形で書く、④「達成している」という内容にする、⑤決して比較をしない、⑥行動を表す言葉を使う、⑦感情を表す言葉を使う、⑧記述の精度を高める、⑨バランスをとる、⑩リアルなものにする、⑪秘密にする。

 詳しくは、苫米地博士の著書「『言葉』があなたの人生を決める」(フォレスト出版)や「コンフォートゾーンの作り方」(フォレスト出版)をお読みください↓

 「言葉」があなたの人生を決める | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 

アファメーションのつくり方(CZの作り方)

「コンフォートゾーンの作り方」(フォレスト出版)より引用

Kindle版はこちら↓

コンフォートゾーンの作り方 | 苫米地英人 | メンタリング・コーチング | Kindleストア | Amazon

 

 

 じつは、自分だけでアファメーションを作ることは簡単ではありません。11のルールを守ったとしても、やっぱり現状に縛られてしまいがちです。

 (なぜでしょうか? ぜひ理由を考えてください。私の答えは「追記」で)

 

 そこで名言の出番!

 11のルールを守りながら名言をアファメーションとして積極的に活用し、ゴール側の世界の臨場感をどんどん高めていきます。それが「名言の正しい活用法 ver.1」です。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 苫米地博士は「自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術」(TAC出版)の中で、さらなる名言活用法(ver.2)を教えてくださっています。それが「ユーアファメーション(you affirmation)」!

 

 ユーアファメーションとは、アファメーションをするときに、主語を「私」から「あなた」に変換することです。例えば、「私はすごい」を「あなたはすごい」に変換して唱えます。

先程のアファメーションの11のルールでいうと、①の一人称を二人称に変えるのがユーアファメーション。

 

 博士は「『偉人の名言』を、偉人があなたに語りかけている言葉として使えばよい」と書かれています。つまり、ユーアファメーションとは、「『臨場感を上げるためのアファメーション』自体の臨場感を上げる技術」だということ。

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? <vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

 以下、「偉人たち、100の言葉」(p7)より引用します。

 

 

言霊として作用する“よい言葉”

 繰り返しになりますがアファメーションは「こうなりたい」という世界の臨場感を上げるためにやります。

 言葉が「言霊」と言われるのは、まさにそういうことで、アファメーションをすることで、リアルに言葉の世界が引き起こされるのです。

 実際に引き起こさせているのは自分の行動であり、周囲の行動なわけですが、結果として引き起こされれば「言霊」になるわけです。

 ユーアファメーションをもう少し説明しましょう。脳は、自己の行動に対して強いモチベーションを出したい時は、「ユー」を使うほうが効く場合があるのです。

 例えば、試験を受ける時などに、「俺はすごい」じゃなくて「君はすごい」と言ったほうが、試験の成績も上がるものなのです。自分に対して「君はすごい」「君ならできる」と話しかける。それが、「ユーアファメーション」です。というのも、「勝負の場で自己を高揚させるためには、自分に対して客観的に言ったほうが効く」ということが最近、検証データで出てきたのです。2014623日「European Journal of Social Psychology」、ヨーロッパ社会心理学会論文誌に掲載されたイリノイ大学サンダ・ドルコス博士によるものです。やる気を出す、自分自身の精神や身体をリアルタイムで制御する……そんな時はユーを使ったほうが効くのです。このことも覚えておきましょう。

 引用終わり

 

 

 勝負の場で自己を高揚させるためには、自分に対して客観的に言ったほうが効く

 

 「客観的」は「異なる視点で」という意味。だから「あなたは」というユーアファメーションであるわけなのですが、それだけなら苫米地式としては足りません。何が足りないと思いますか?

 

 そう、抽象度です。

 苫米地式でいう「客観的」は「より抽象度高く」という意味。より高次元での「客観的」を実現するために、「通常のゴールの遥か向こう側」に行っている偉人の力を借ります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

  

 つまり、偉人が発した言葉を自分の限界の外の世界にあるものとして受け入れて、偉人の抽象度まで駆け上がる気概で行うのがユーアファメーション!

 F-052~:人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html

 

 「ゴールを設定したが、なぜかモチベーションが上がらない」と悩む方は、ぜひユーアファメーションを活用してください。これはとても実践(実戦)的な「観自在」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

F-325につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

じつは、自分だけでアファメーションを作ることは簡単ではありません。11のルールを守ったとしても、ますます現状に縛られてしまいがちです。なぜでしょうか?

 

 答えは「アファメーションを作る自分は、“本当の自分”ではない」から。そう、ブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 過去の記憶でつくられた現在のBSでつくるアファメーションは、ほぼすべてが現状の最適化です。それではますます現状(Status Quo)に縛られてしまいます。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 現状を維持しようとする強力なホメオスタシスに抗い、そもそも認識することさえできない現状の外にゴールを設定し向かい続けるためには、コーチの存在が必須!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 *ホメオスタシスはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 アファメーションに関しても「Goal comes 1st.」。それゆえ、偉人がコーチになってくれる名言を活用したアファメーションやユーアファメーションを強くお勧めいたします。

 Q-030:「ゴールが先、認識が後」とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催はR6.1/28(日)の予定、テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

F-100:芸術は爆発だ!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

F-125VW

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21491696.html

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

F-252It’s my life~No goals, No life~ <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29304282.html

 

自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 -Dr.苫米地式名言活用術

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術 TAC出版 eBook : 苫米地 英人:

 

 


このページのトップヘ