苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:抽象度

Q-298:どれくらい相手に共感していいものでしょうか? <理論編;鍵は〇〇〇>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q「その人の立場になる」と理想的なドリームではなく、現状を強めることになるような気がします。どれくらい相手に共感していいものでしょうか?

 

A1:鍵は「〇〇〇」。「〇〇〇」とは何でしょうか? Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

まずは「共感」と「同調」の違いをしっかり理解しましょう。参考にこちらをどうぞ↓

 Q-169~:自身の信念を失いそうです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

 

 上記リンク記事にも書きましたが、以前、このようなストレートな質問をいただきました。

 

Q:共感のないコーチって意味があるのだろうか? コーチって何なのか?

 

皆さんならどのように答えますか?

 

 *私の回答はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24495212.html

 

 

 大切なのはコーチングの基本中の基本を忘れないことです。その基本とは、「コーチはコンテンツには関わらない」。それがコーチのブリーフです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 「コンテンツに関わらない」を言い換えると、「情報場を共有しない」。情報場とは「情報空間における特定の座標」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 コーチングにおける重要なプリンシプル「I×V=R」でいうと、コンテンツ=情報場とは「無意識が“現実”だと認識しうる『IImageImagination)』」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 苫米地博士がよく引用されている哲学者 ソール・クリプキ(Saul Aaron Kripke1940~2022年)の言葉では「可能世界(possible world)」。もっとシンプルに表現すると「ゲシュタルト(Gestalt)」です(ハズ)。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 *ゲシュタルトはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

 コーチングの基本中の基本は「コーチはコンテンツには関わらない」。「コンテンツに関わらない」を言い換えると「情報場を共有しない」。

 その「共有しない」とは、「同調しない」という意味です。もしも同調してしまうと、クライアントのスコトーマが外せなくなるばかりか、ゴール側の情報場≒IImageImagination)≒可能世界(possible world)に影響を与えてしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それは自由を奪うことと同じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 たとえ“成功”をおさめたとしても、「思考停止」であり、「無人運転」「自動運転」であるといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 

 コーチングの基本中の基本は「コーチはコンテンツには関わらない」。「コンテンツに関わらない」を言い換えると「情報場を共有しない」。

 その「共有しない」とは、「共感しない」という意味ではありません。共感していないとクライアントのスコトーマを外すことができず、ゴール設定をサポートできません。

 (注:実際にスコトーマを外すのはクライアント自身です)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 なぜだかわかりますか?

 

 そう、ゴールは必ず“現状の外”に設定するものだから。コーチの立場で考えると、“現状の外”へのゴール設定をサポートするためには、クライアントの“現状”をしっかり感じている必要があります。同調せずに。

 

 同調せずに共感する

 共感はしているが、同調は決してしない

 

 スコトーマを外し“現状の外”を見いだすためには、「同調せずに共感する」ことが必須。そのために必要なのが「視点の移動」です。
 その視点の移動とは「コップの水が『半分しか』から『半分も』に変わる」というようなことではありません。

「コップ」や「水」の機能・役割を、ゴール側の情報場≒IImageImagination)≒可能世界(possible world)から新たに見いだすことです。

 つまり、ゲシュタルトの統合(connect the dots)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 その鍵が「抽象度」。冒頭の「〇〇〇」とは、「抽象度」です。

 「同調」が同じ抽象度なのに対して、「共感」は高次の抽象度での包摂(関係)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 では、1つ(または2つ)上の抽象度次元で包摂している感覚で、再度質問を読み直してみましょう。

 

Q「その人の立場になる」と理想的なドリームではなく、現状を強めることになるような気がします。どれくらい相手に共感していいものでしょうか?

 

 自ら見いだした“答え”を存分に感じてください。Feel

 

 以下、苫米地博士の著書「近未来のブッダ 21世紀を導くリーダーの鉄則」(サンガ、p8689)より引用します。博士が語られている“慈悲”の情報場≒IImageImagination)≒可能世界(possible world)を合わせて感じながら、イメージ(ゲシュタルト)の統合を楽しんでください。

 

 

 慈悲は英語で何というか

 そもそも慈悲とはなにか。サンスクリット語のメッター「慈」、カルナ―「悲」の漢訳とお話ししました。もともとサンスクリット語のメッターは、「友情」と言うニュアンスのある言葉です。カルナ―は「他者の苦しみをなくしてあげたい」という思いです。英語ではどの言葉がこれに当たるかと言うと、コンパッション(compassion)です。

 コンパッションは「conm)お互いの・共に+情動passion」です。この英訳はけっして最高とは言えません。しかし、日本語の慈悲よりは本来の意味に近いでしょう。

 もっと直接的にマーシー(mercy)は辞書を見ると「慈悲」と訳語がありますが、哀れみの意味が強いので、本来の意味からすると、定義が違っているのです。

 

◇慈悲の定義

 慈悲は情動ではない

 慈悲は行動するもの

 きわめてIQの高い前頭前野を使った行動

 苦行や瞑想からほど遠いもの

 徹底的に自分以外のこと

 慈悲は上から目線ではない

 他者の苦しみを最小化する

 他者の幸せを最大化する

 

 ◇ポイント

 人間は、自分以外の人の喜びしか自分の幸せにならない、だから慈悲は幸せの道だということ

 

 ◇慈悲の体感

 めちゃくちゃハッピー

 引用終わり

 

 

 次回は質問に関連した実践的な話をします。

 

Q-299につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

苫米地博士が「近未来のブッダ」で語られている“慈悲”の情報場≒IImageImagination)≒可能世界(possible world)を“ともに感じる”ためのクラブ活動を行っています。

その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ(CoacHing de Compassion ClubCHCC)」。一緒に楽しみましょう↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-追記2

 クラブ活動(CHCC)時、苫米地博士の「地球の裏側の人と自分の差がまったくないということを認識する」という言葉について、このような御質問をいただきました。

 

Q:臨場感世界をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

 

 皆さんの答えは?

 

 *私の回答はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

 

-告知-

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細はこちらで御確認ください↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30531881.html

 

 

-関連記事-

F-009:本物の“向上心”、本物の“上から目線”

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721215.html

F-254~:イノベーションがうまれるとき

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421781.html

Q-256~:私、立ち直れるかな?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420158.html

Q-259~:コーチングは弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまないのだろうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419730.html

 

 

近未来のブッダ




F-277L下でのBSB vol.2brainstorming

 

 以下、前回(vol.1)本文からの引用です。

 F-276L下でのBSB vol.1;“風通し”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30603333.html

 

現在の日本は世界でも突出して感染者数が多く、死者数も急増しています。例えば、WHO(世界保健機関)の週間感染者数の集計(20221212~18日)によると、日本は1046650人で1位。2位韓国45万人、3位米国44万人を大きく上回り、ぶっちぎりのトップを独走しています

 

 これらの感染上位国(日本・韓国・米国)には共通点があります。何でしょうか?

 

 答えは「“ワクチン”接種上位国」。つまり、“ワクチン”を熱心に打ち続けている国ほど、感染が爆発しているということ。これが“現実”です。

詳しくはこちらでどうぞ↓

 追加接種率世界トップの日本が、なぜコロナ感染者数が最多なのか? | アゴラ 言論プラットフォーム (agora-web.jp)

 

 私なりに“現実”を分析してみました。エクスプラネーション・パターン法で。

 エクスプラネーション・パターン法とは人工知能の研究から生まれたもので、情報の分析と次の予想の展開に使われる方法です。具体的には、失敗や期待外れが生じた際に「なぜそうなったのか?」という理由をいくつも考えていきます。

 その後は「トゥイーキング」。過去の失敗の仮説をもとに「今起こっている問題」をすみやかに解決するための修正法(対策)をつくります。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 エクスプラネーション・パターン法による私の仮説は、

    そもそもリーダーが機能していない(←その理由は「〇〇〇がない」?)

    (①がOKだとしても)リーダーの下での「失敗の仮説化」がNG

    (①②がOKだとしても)リーダーの下での「修正法(対策)」がNG

 

 エクスプラネーション・パターン法において大切なのは、「真相を探ることが目的ではない」ということ。不完全性が働くのですから、「原因究明」にこだわる必要はありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

とくに“ワクチン”の場合、今苦しんでいる人(&これから苦しむ人)が大勢いるのですから、すぐに対策を試みるべきです。まずは現状の最適解で。その実行の過程でアサンプション・アップデートを重ねていきます。

F-270:冗長性と多様性 <vol.2;アサンプション・アップデート>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321842.html

 

 そのような仮説化と修正(対策)をしっかり行うことが、リーダーが今やるべきこと(エンドステート)のはず。

 Q-225:ラベリングにおけるゴールに関連があるないの判断基準はエンドステートでの自分の姿なのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27711225.html

 

 私が最も大切だと思うのは、「『なぜそうなったのか?』という仮説をいくつも考え、『今起こっている問題』をすみやかに解決するための修正法(対策)をつくること」の遥か先にあるゴール。リーダーが思い描き、他と共有する世界(未来)の源となるものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールを追い続けるからエネルギーが湧きあがり、ゴールを思い続けるからクリエイティビティが発揮されます。その結果としての仮説化と修正(対策)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

 ゴールは 1)心から望むもので、2)自分中心を捨て去りながら、3)現状の外に設定するもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 本物のゴールは、実現どころか、設定さえ簡単にはできません。定義上“現状の外”にあり、必ずスコトーマに隠れているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

だから、まずは「スコトーマを外す」ことが重要。スコトーマは 1)知識、2)重要性、3)役割により外れる(生じる)のですから、知識を得ることが最初に心がけるべきことといえます。そもそも知識がなければ、目の前の事象を認識することができません。

ここで注意していただきたいのは、反対に知識があることで新たなスコトーマが生まれてしまうという事実。俗にいう「専門バカ」とは、専門知識に固執することで生じる視野狭窄のことです(=スコトーマ)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367579.html

 

 御承知のとおり、現代社会はどんどん情報量が増えています。よって、増大した情報(知識)量により、かえってスコトーマが生じやすくなっているともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 

だから「抽象度を上げる」!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「抽象度を上げる」ことは、ソクラテスが「無知の知」という言葉にこめた願いであり、ますます情報量が増大する社会で生きる現代人が身につけるべきブリーフであるといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879896.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 さらにいうと、「抽象度を上げる」ことは、進化・向上を重ね平和を実現するか? それともこのまま滅亡してしまうか? の分水嶺。

 PM-07-09~11:「平成」という元号に埋め込まれたコード

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16379886.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16541640.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

 

 では、どうやったら知識を増やしながら、同時にスコトーマを外すことができるでしょうか? どうやったらさらに抽象度を上げることができるのでしょうか?

 

 私が“鍵”になると思っているのは、「ゴールを共有した仲間(同志)の存在」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 いくらゴール(未来)を共有しているとはいえ、ブリーフを構築する記憶は一人ひとり違います。よって、各人はそれぞれ違う世界を認識していることになります。共同幻想を生きながら。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823843.html

 

 その違いをお互いに活用しあうのです。「ブレインストーミング(brainstorming」を重ねることで。

 

 ブレインストーミングとは、「集団でアイデアを出し合うことによって相互交錯の連鎖反応や発想の誘発を期待する技法」のこと。それは“縁起の力(縁起力)”を生みだす方法のひとつといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

ブレインストーミングには4つの原則があります。

1. 判断・結論をださない (結論厳禁)

2. 突飛な考えを歓迎する (自由奔放)

3. アイデア量を重視 (質より量)

4. アイデアを結合し発展させる (結合改善)

 

 …4つ目の「結合改善」とは「ゲシュタルトの統合」のこと。ゲシュタルト(Gestalt)とは、形態を意味するドイツ語で、「全体性を持ったまとまりのある構造」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 アップル社の共同創設者の一人 スティーブ・ジョブス(Steven Paul Jobs1955~2011年)は、「ゲシュタルトの統合」のことを「connect the dots」と表現しました。それは「抽象度を上げる」と同意です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 その時、“ひらめき”が生まれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 「“ひらめき”を生むbrainstorming」が、私がイメージする“風通し”の2nd. stepです。

 (Q1st. stepは何でしょうか?)

 

F-278につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 「“ひらめき”を生むbrainstorming」が、私のイメージする“風通し”の2nd. stepです

 

 認知科学者 苫米地英人博士は「普通のひらめき」と「本物のひらめき」を区別されています。皆さんは「本物のひらめき」をリアルにイメージできますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 以下、苫米地博士の著書「『110分』でひらめき脳に生まれ変わる」(イースト・プレス、p18)より引用します。「本物のひらめき」をぜひ感じてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 「本物のひらめき」とは何か?

 みなさんは「ひらめき」と聞いて、どういうことをイメージするでしょうか。

 おそらく多くの人が、発明家や経営コンサルタントなどのことを頭に思い描いたのではないでしょうか。

 つまり、「日常生活が快適になるひらめき」「企業が抱えている問題を解決するひらめき」ということでしょう。

 また、一般のサラリーマンであれば、「効率のいい仕事がひらめいた」「世の中の人が求めているサービスがひらめいた」ということを思い描いたかもしれません。

 しかし、それらは「本物のひらめき」ではありません。

 なぜなら、ここで挙げたひらめきは「過去の最適化」でしかないから。

 たとえば、発明家として有名なドクター・中松氏。彼の発明で有名なのは、フロッピーディスクです。フロッピーディスクの磁気ディスクはIBMの発明ですが、彼は磁気ディスクにほこりがかぶらないカバーの発明で特許を取っています。私は特許を照会して調べたことがあります。

 これは、レコード盤の応用です。ホコリがつかないレコードカバーというもので特許を取っているのです。みなさんご存じのとおり、レコードとはレコード盤に刻まれた凹凸の溝で針が振動することによって音が出るというしくみです。ですから、溝にホコリがつくと、音が飛んでしまいます。レコードにとって、ホコリは天敵なのですが、それをドクター・中松氏が解決しました。

 その方法を簡単にいうと、カバーのレコード針が当たるところに穴をあけて、カバーをしたままレコードを回せるようにしたのです。ですから、ドクター・中松氏の特許は、レコードカバーの特許です。そして、フロッピーディスクにも、同じ原理が使われているということで、IBM側と和解したのです。

 私は、彼がフロッピーディスクを本当に発明したのではないと批判したいわけではありません。これが、「本物のひらめき」とは何かを伝える例としてわかりやすいため、例として挙げているのです。

 つまり、ドクター・中松氏の発明は、もともと「レコード盤にホコリがついてしまう」という問題が先にあったということです。ただ、その問題を解決したということ。「どうすれば、レコード盤にホコリがつかないだろうか」と考え、「あ、カバーをすればいいんだ」とひらめいたわけです。

 それがフロッピーディスクでもそのまま応用可能だということでした。

 一般にひらめきといわれるものは「普通のひらめき」であって、「本物のひらめき」ではないことが多いのです。なぜなら、過去の最適化でしかないからです。過去に発見されたこと、過去に理論化されたことを応用したにすぎないのです。

 では、「本物のひらめき」とは何か

 本章では、このことについて述べていきたいと思いますが、先に結論をいってしまいましょう。

 

   「本物のひらめき」とは、問題を抽象化した理論であること

   「本物のひらめき」とは、人類史上初の問題を発見すること

この二つが「本物のひらめき」の条件です。

 引用終わり

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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L-09720217月シークレットレクチャー -09;ブリーフシステムを壊し、スコトーマを外すための方法

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 01;病からの脱洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30438275.html

 02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30514015.html

 04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30558230.html

 05;大量の情報を得て、知識化していく

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30566304.html

 06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 07;ブリーフシステムを変更する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30622243.html

 08;ブリーフシステムとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 09;ブリーフシステムを壊し、スコトーマを外すための方法

 

 

 私たちはゲシュタルトとして目の前の世界を認識しています。そのゲシュタルトが意味を決めています。よって、ゲシュタルトが変わると、意味が変わり、世界が書き換わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その書き換えを、第三者の利益のために行うのが洗脳で、100%クライアントのために行うのがコーチング では、そのとき書き換わるものは何でしょうか?

 

 答えは「目の前の世界=コンフォートゾーン=ブリーフシステム」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 「ブリーフシステム」に関する大きなゲシュタルトを作り、理解をさらに深めるために、5回にわたって「ブリーフシステム(BSBelief System)」に関する情報を提供しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 繰り返しになりますが、物理空間での具体的な言動(「〇〇と言う/言わない」「◎◎をする/しない」)を矯正したとしても、ブリーフシステムの変更がなければ、いつもの言動(状態)に必ず戻ってしまいます。その理由は↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 では、ブリーフシステムを変更するためにはどうすればよいでしょうか?

 

 

 前回(L-096/08)のテーマは「ハビット」「アティテュード」。それらとブリーフシステムや抽象度との関係についてまとめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その中で「煩悩や生存本能のようなものが高位にあって、その人のアティテュードを決めてしまっていることが往々にしてある」という苫米地博士のコメントを紹介しました。

 

 今回は「煩悩」や「生存本能」をコントロールするために心がけるべきことがテーマ。

以下、「30代で思い通りの人生に変える69の方法」(泰文堂、p134)から引用(青字)します。

 

 

凝り固まったブリーフシステムがもたらす固定的な自我。あらゆるブレークスルーを阻む原因はそれです。

 

 ブリーフシステムを変更する際に最大の障壁となるのは「固定的な自我」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 最大・最強のドリームキラーとなるのは、じつは、自分自身です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26417115.html

 

 

イノベーション(中略)これを個人の話に落とし込めば、凝り固まったブリーフシステムを攻め、固定的な自我を変えるということです。

 

 イノベーション(innovation」とは、「物事の『新機軸』『新統合』『新しい切り口』『新しい捉え方』『新しい活用法』を創造する行為」のこと(Wikipediaより)。

 それらの“新”のためには、「スコトーマを外す」「スコトーマが外れる」ことが必須。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そのために重要なのが“視点の移動”です。ただし、その移動とは、例えば「コップに水が半分入っている」から「半分空である」に変わる/変えることではありません。

 F-254:イノベーションがうまれるとき <前編;視点>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29415081.html

 

 

コーチングを行うとき、私は相手に「最初の12か月のうちに職業以外の人生のゴールを最低2つ考えてきなさい」と必ずリクエストします。じつは、これが読者のみなさんの中に出来上がっているブリーフシステムを壊し、スコトーマを外すための一番手っ取り早い方法です。

 

 ブリーフシステムを変更するための“視点の移動”とは、「視点を変える」ことではなく、「視点を上げる」こと。それは「抽象度を上げる」と同義です。

 だから、「視点を上げる」ことは簡単ではありません。抽象度の高い世界はスコトーマに隠れているため、そもそも認識することすらできません。

 

 「視点を上げる」「抽象度を上げる」ことが重要だが、それは簡単にはできない

 

この難問を解決するのがコーチング。ゴールを人生のあらゆる領域に設定し向かっている間に、自然と視点=抽象度が上がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 *具体的なワークはこちら↓

 L-07520211… -04;抽象度を上げてIQを向上させる苫米地式トレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29486824.html

 

 イノベーションとは、同じ抽象度での視点の変化で生まれるものではなく、より高次の抽象度次元への視点の移動をきっかけとして生まれるもの。その時に起こっているのは「ゲシュタルトの統合」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 ところが、うまくスコトーマを外せたとしても、抽象度を上げる=ゲシュタルトの統合は簡単にはできません。「凝り固まったブリーフシステムがもたらす固定的な自我」が強力に邪魔するから。抽象度を上げるどころか、逆に下がってしまいがちです

 

 なぜでしょう?

 

 その理由が“煩悩”です。まずは「『固定的な自我』は煩悩まみれである」ことを厳しく自覚するべき。とくにお金に対する執着や権力への渇望が抽象度を引き下げます。

F-056~:「不摂生が理由で病気になった人の医療費を健康のために努力している人が負担するのは『あほらしい』ことなのだろうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_277070.html

 

 

いまこそ、人間の価値はお金で量れないという原点を思い出し、小乗と大乗の人生のゴールを考えることです。それがスコトーマを外し、脳は勝手にイノベーションとブレークスルーを見つけ出します。それがお金という職業の成功をもたらすのです。

 ほとんどの30代のビジネスパーソンに、この簡単な成功のコツが見えないのは、お金に執着し、自分の価値をお金だけで量ろうとするブリーフシステムが原因です。

 

 人間の価値はお金で量れないという原点

 

 これはコーチングにおいても重要な原点。まずは「職業」と「ファイナンス」を切り分けましょう。その切り分けが“プロフェッショナル”への道を切り拓きます。

 F-027~:プロとアマの違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268331.html

 

 

私は前章で、人生のゴールは職業的なゴールだけではなく、複数のゴールを設定すべきだと述べました。30代までの10年間は、お金を中心にしたブリーフシステムがほとんどの人に出来上がっているため、ほとんどの人は、「人生のゴールがお金に換算できる」と思い込んでいます。

 ところが、本当に心から満足できる人生は、お金では手に入りません。自分がいくらお金持ちになったからといって、これといった趣味もなく、地域や社会に貢献するでもなく、深い学識や知識もなく、家族や仲間たちとしっかりした信頼関係を築いていなければ、どこに人生の喜びがあるでしょうか。

 人生のゴールというのは、バランスのとれたものでなくてはなりません。職業的なゴールだけしかない人は、それをどんなに一生懸命追求し、成功したとしても、とても歪な存在といわざるをえません。

 

 まずは自身のゴールを見直しましょう。人生のあらゆる領域にバランスよくゴールを設定し(バランスホイール)、ゴール側からモニタリング&ラベリングを続けていれば、必ず“煩悩”をコントロールできるようになります。もちろん、ゴールも実現していくでしょう。

 Q-287:ドーパミンの分泌をvol.7;モニタリング&ラベリングの意義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29863863.html

 

 その結果、手に入れるのは「人生の喜び」。

 その「喜び」は、やがてまわりにもひろがっていきます。「凝り固まったブリーフシステムを攻め、固定的な自我を変える」ことは、個人レベルに留まらず、縁起空間中にひろがっていくから。時空を超えて。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 それが「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ということ。

 そもそも“自分”とは「関係によって浮かびあがってくるネットワーク」のこと。その本質は「空(くう)」です。

 PM-02-16:空観、仮観、中観

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 視点=抽象度を上げ、ゲシュタルトを統合し、縁起空間までひろく書き換えていく

 

 それがコーチング!

さらにいうと、「コーチングをマスターし、実践する」ことは、「リーダーの資質」そのものであるといえます。

 F-255:イノベーションがうまれるとき <中編;リーダーの資質>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29466625.html

 

L-098につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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-関連記事-

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

F-206~:マトリックス/Matrix

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

Q-213~:「ラベリングを夢の中でも行う」ことの意味

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414537.html

 

 

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L-09620217月シークレットレクチャー -08;ブリーフシステムとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 01;病からの脱洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30438275.html

 02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30514015.html

 04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30558230.html

 05;大量の情報を得て、知識化していく

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30566304.html

 06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 07;ブリーフシステムを変更する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30622243.html

 08;ブリーフシステムとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 

 

 私たちはゲシュタルトとして目の前の世界を認識しています。そのゲシュタルトが意味を決めています。よって、ゲシュタルトが変わると、意味が変わり、世界が書き換わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その書き換えを、第三者の利益のために行うのが洗脳で、100%クライアントのために行うのがコーチング では、そのとき書き換わるものは何でしょうか?

 

 答えは「目の前の世界=コンフォートゾーン=ブリーフシステム」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 「ブリーフシステム」に関する大きなゲシュタルトを作り、理解をさらに深めるために、5回にわたって「ブリーフシステム(BSBelief System)」に関する情報を提供します。苫米地博士の書籍からピックアップしながら。

 ぜひ大量の情報を知識化してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 前々回(L-094/06)、物理空間での具体的な言動(「〇〇と言う/言わない」「◎◎をする/しない」)を矯正したとしても、ブリーフシステムの変更がなければ、いつもの言動(状態)に必ず戻ってしまうことを確認しました。その理由は↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 では、ブリーフシステムを変更するためにはどうすればよいのでしょう?

 

 今回は「いい習慣が脳を変える」(KADOKAWAp18)からの引用(青字)です。

 

 

ハビットとアティテュードが共通しているのは、両方とも脳内にできているパターンだということです。アティテュードの方は少し抽象的な性質が大きく、ハビットは具体的な行動まで伴っているパターンです。

 

 ハビットとアティテュードの違いは抽象度。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ハビット(Habit)とは「無意識の行動」のことで、抽象度を軸にとった場合の情報空間の底面、すなわち物理空間でのパフォーマンスのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

  

 一方、アティテュードは「無意識の判断」であり、「行動の性向」のこと。それは思考の一部であり、高次の情報空間(知識宇宙)におけるパフォーマンスのことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 抽象度が違うハビットとアティテュードの共通の上位概念(LUBLeast Upper Bound)が「脳内にできているパターン。別々の概念(ゲシュタルト)である「ハビット」「アティテュード」を、同じ「脳内にできているパターン」とみることはとても重要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 なぜでしょうか?

 

 

 人間の脳内でそれらがどのように働いているのかというと、まずその人の「信念」であるブリーフシステムBelief System)に基づき、アティテュードが生まれます。次に、そのアティテュードを行動に移します。それが繰り返されるとハビットになっていくのです。

 

 この部分をシンプルに表現すると、「ブリーフシステム→アティテュード→ハビット」。

 この場合の「→」は一般的な時間観、すなわち過去から未来へと向かう時間の流れを意味します。

(コーチング実践者にとっては、もちろん、時間は未来から過去へと流れています)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 コーチング実践者にとって、「→」が意味するのは時間の流れだけではありません。

では、「→」は他に何を意味しているでしょうか?

 

 じつは、その答えはひとつ前の質問とも関連します。別々の概念(ゲシュタルト)である「ハビット」「アティテュード」を同じ「脳内にできているパターン」とみることが重要である理由です。

 

 では、答えを。「→」が意味するのは「抽象度の移動」。

抽象度の移動は、高次から低次へは簡単にできますが、低次から高次へはなかなかできません。高次元はスコトーマに隠れ、認識することさえできないからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

「『ハビット』『アティテュード』を同じ『脳内にできているパターン』とみる」ことは、その低次から高次へと向かう抽象度の移動のこと。

「ハビット」「アティテュード」という別々のゲシュタルト(部分)がひとつになるとき(connect the dots)、理解がより深まります。さらに大きなゲシュタルト(全体)ができるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 それが人間が持つ「ゲシュタルト能力」です。

 F-260:不満と傲慢のはざまでvol.4;「Connecting the dots~ゲシュタルト、フレーム、スクリプト~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29738652.html

 

 

しかし、一方で人生の目標であるゴール設定の話になると、簡単ではありません。本物のゴールはより抽象度の高い思考から生まれますが、それがブリーフシステムの中で常に高位にあるとは限らないのです。依存性の観点から言えば、「煩悩」や生存本能のようなものが高位にあって、その人のアティテュードを決めてしまっていることが往々にしてあるのです。

 

 ゴールは現在のブリーフシステムよりもさらに高次元に存在するもの。それが“現状の外”という意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 博士が書かれているとおり、ゴール設定は決して簡単ではありません。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 私は「空観がコーチングのスタートライン」だと思っています。その空観とは、大乗仏教でいう“悟り”のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 では、しっかり悟り、無事に「スタートライン」に立つためには何が必要でしょうか?

 

 

 しかし、抽象度の高いゴール設定を可能にするのもまた知識なのです。しかも、必要なのは大量の知識。大量の知識が思考の抽象度を押し上げ、ブリーフの階層性を抽象度の高位にそった形に整え、個々人のゴールに適したアティテュードをつくると、それがハビットに影響していくのです。

 

 答えは「大量の知識」。

 「大量の知識が思考の抽象度を押し上げ、ブリーフの階層性を抽象度の高位にそった形に整え、個々人のゴールに適したアティテュードをつくると、それがハビットに影響していく」のを実現する(導く)ことこそが、シンの教育だといえます。

 PM-05-13~15:そもそも教育とは?-6-1~3;人間形成

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

L-097につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

「大量の知識が思考の抽象度を押し上げ、ブリーフの階層性を抽象度の高位にそった形に整え、個々人のゴールに適したアティテュードをつくると、それがハビットに影響していく」のを実現する(導く)ことこそが、シンの教育だといえます

 

 講義や講演を行う際に、私がいつも心がけていることです。

 Q-164:苫米地アカデミーに参加するか? タケハラ先生のセミナーに参加するか? で迷っています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24204264.html

 

 

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-関連記事-

F-257~:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421948.html

Q-144~191019/20 鹿児島セミナーレポート

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L-078~20213月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422732.html

 

 

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F-275:冗長性と多様性 <vol.7DevSecOps

 

 先日(20221031日)、認知科学者 苫米地英人博士が「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演され、「世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法」について講義されました。まずはこちらを御確認ください↓

 世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法 Dr.苫米地 2022年10月31日 - YouTube

 

 博士は「有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの基本原則」として、「通信(情報)の冗長性の確保」と「システム(ハードソフト)の多様性」について語られています。

 

 視聴後に苫米地式のコーチ&ヒーラーとして感じたことをまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 vol.1;有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの原則

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30221598.html

 vol.2;アサンプション・アップデート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321842.html

 vol.3;デタッチメント・ユニット

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30335231.html

 vol.4;「マルチな次元が組みあわされるシステム」の礎

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30383825.html

 vol.5;抽象度×バランスホイール

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 vol.6;プロフェッショナルなマインド

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30503310.html

 vol.7DevSecOps

 

 

 より高い次元への志向を忘れ、現状の最適化に囚われていた

 

 それが私の“失敗”の本質。「差別」と「区別」の違いがわからなくなった理由です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 その“失敗”を仮説化し、トゥイーキングした結果たどり着いたのが、「“自分”のデタッチメント・ユニット化」。トゥイーキング(tweaking:直す)とは、過去の失敗の仮説をもとに、「今起こっている問題」をすみやかに解決するための修正法をつくるシステムのことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 F-271vol.3)やF-272vol.4)で解説したように、「3から7程度の機能・役割を持つユニット集合体」を“自分”の中に作りあげるのがデタッチメント・ユニット化。私の場合、「コーチ」「リーダー」「テクノクラート」「ワーカー」「ヒーラー」という5つの機能を、同時並行的に発揮することをイメージしています。

 ひとつのゴールに対して、抽象度を下げた次元に、それぞれの機能(「コーチ」「リーダー」「テクノクラート」「ワーカー」「ヒーラー」)がある感じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ゴールは、もちろん、人生のあらゆる領域に設定しています(バランスホイール)。例えば、「職業」「趣味」「家族」「社会への貢献」「ファイナンス」「健康」「生涯学習」

そのゴール(カテゴリ)ごとに「コーチ」「リーダー」「テクノクラート」「ワーカー」「ヒーラー」という機能を設定しています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 

デタッチメント・ユニット化による「多様なゴール(カテゴリ)×多彩な機能」を意識に上げ続けることは、「多様性の維持」と「冗長性の確保」を実現すると思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 

 さらに、一昨年(2021年)から、「リーダー」と「ヒーラー」「コーチ」と「テクノクラート」「ワーカー」というように、あえて3つのグループ(ゲシュタルト)に分けるようにしました。それは私なりのアサンプション・アップデート。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 きっかけとなったのは、苫米地博士の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)での2つの講義(下記リンク)です。ともに「DevSecOps(デブセクオプス)」について言及されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 *「デジタル庁成功のための苫米地提言」(202196日放送)

 Dr.苫米地 デジタル庁成功のための提言 Dr.苫米地 2021年9月6日 - YouTube

 

 *「相次ぐ“サイバーインシデント”を防ぐために」(20211018日放送)

 相次ぐ"サイバーインシデント"を防ぐために Dr.苫米地 2021年10月18日 - YouTube

 

 

DevSecOps(210906バラ色ダンディ)

「バラいろダンディ」(TOKYO MX202196日放送回)より引用

 

 

 Dev(デブ)」とは開発(Development)、「Sec(セク)」とはセキュリティー(Security)、「Ops(オプス)」とは運用(operation)のこと。

 

 抽象度という軸を取った場合、情報空間(底面は物理空間)を下るように運用(Ops)しながら、同時並行的に情報空間を上がっていくように開発(Dev)を進め、その間中がっちりセキュリティ(Sec)を行っている というのが「DevSecOps」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「DevSecOps」は、「Development」「Security」「Operations」を1つのものとして考える、システム開発の最新パラダイムです。

 「1つのものとして考える」とはゲシュタルト化のこと。独立したゲシュタルトをさらに大きな1つのゲシュタルトに統合するから(全体)、「Development」「Security」「Operations」という各機能(部分)を最大限発揮することができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 「DevSecOps」は、もともとは「DevOps(デブオプス)」という開発と運用をセットで考える仕組みだったそうです。そこにセキュリティーまで統合されて、今のパラダイムに進化したそう。

 具体的には、数週間単位のカプセル化された開発サイクルで行われ、頻繁な変更も同時並行的に行われます。その変更や更新は自動化でき、秒単位でどんどん行われるそう。

苫米地博士が話された例でいうと(20219月放送回)、グーグルは1日に45千回もシステム変更をしているそうです。もちろん、その間に運用、つまりグーグルのサービス提供が止まることはありません。

 

 私は「“自分”のデタッチメント・ユニット化」によって、「DevSecOps」を個人のマインド(脳と心)に構築することができると思っています。

 

 なぜ構築できるのかというと(warrant

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

  

 そう、すべては「情報」だから。

その「情報」を処理するシステムがマインド(脳と心)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 *詳しくはこちら↓

 PM-01-11~17:超情報場仮説(理論)-1~7

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 身近な言葉に置き換えると、「Dev」とは理学で、「Ops」は工学といえるはず。人間のマインドでいうと、「Dev」とは前頭前野内側部の機能(感性、社会的情動)で、「Ops」は前頭前野外側部の機能(論理)であるはずです。

 S-02-11:アインシュタインの“直観”の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18911304.html

 

 

 ところで、「Dev」と「Ops」の間には「Sec」、すなわちセキュリティーが必要です。なぜでしょうか?

 

 1の答えは「人間には情動(感情)がある」から。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

情動(感情)優位になってしまうと、前頭前野内側部の機能(感性、社会的情動=「Dev」)ばかりか、前頭前野外側部の機能(論理=「Ops」)さえも発揮することができません。IQが下がり、短絡的になるからです。いわゆる「Fight or Flight」という状態に陥ってしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 そうならないための機能が「ヒーラー」。コーチング用語を用いると、コンフォートゾーン(CZ)を維持することがその役割です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ただし、CZに留まったままでは“現状の外”に新たなゴールを見いだすことができません。スコトーマが外せないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 おそらくCZの中でも「Ops」は可能でしょう。それは論理を駆使した現状の最適化といえるから。しかし、「Dev」の方は絶対にできないはず。スコトーマが外せなければ、より高次の抽象度次元に進むことができません。

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーン(CZ)が生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 それが第2の答え。「Dev」のためにはCZを打ち破る必要があります。そして、そのための機能が「コーチ」といえます。

 PM-06-17:仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 

 つまり、DevSecOps」を個人のマインドに構築した場合の「Sec」とは、CZを維持するヒーリングとCZを超越するコーチングをダイナミックに実行すること。

 

 そのヒーリング×コーチングによる「Sec」により、より高次の抽象度次元に向かう「Dev」と低次の抽象度次元での運用(実装化)である「Ops」を同時に成し遂げることができます(ハズ)。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 それは前回(F-274/vol.6)取り上げた「プロフェッショナルなマインド」、すなわち「抽象度を常に2つぐらいあげたサブミッションの遂行」と「エンドステート達成」に対するエフィカシーを維持することにも通じます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 このシリーズでは、苫米地博士が「有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの基本原則」として、「通信(情報)の冗長性の確保」と「システム(ハードソフト)の多様性」について語られたこと縁に、苫米地式のコーチ&ヒーラーとして感じたことを言語化しました。

 

 その初回(F-269/vol.1)に「アリの社会(コロニー)には、必ず『働かないアリ』が存在する」ことを紹介し、「人間の場合、『全て同じ』を目指しても大丈夫なのでしょうか?」「アリ以上に『全て同じ』は危険なのではないでしょうか?」と問いかけました。

 

 あらためて伺います。

 

皆さんはどう思いますか(case-side)?

 そして、その答えに対して、これから何を行いますか(plan-side)?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 そのヒーリング×コーチングによる「Sec」により、より高次の抽象度次元に向かう「Dev」と低次の抽象度次元での運用(実装化)である「Ops」を同時に成し遂げることができます

 

より高次の抽象度次元に向かう『Dev」と「低次の抽象度次元での運用(実装化)である『Ops」を同時に成し遂げることを「ゲバラ主義」と呼びます。

もちろん、苫米地式は「ゲバラ主義」。

 

ヒーリング×コーチングをマスターする苫米地式だからこそ、本当の意味で「ゲバラ主義」を完遂することができる

 

 私はそのように思っています。

F-254~:イノベーションがうまれるとき

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421781.html

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細はこちらで御確認ください↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30531881.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-201~:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413696.html

F-237~:「出口が見えない」と「出口戦略」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419486.html

Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

チェ・ゲバラ(Wikipedia)

チェ・ゲバラ(Che Guevara

1960年(31歳時)「英雄的ゲリラ」より

Wikipediaより引用

 



F-274:冗長性と多様性 <vol.6;プロフェッショナルなマインド>

 

 先日(20221031日)、認知科学者 苫米地英人博士が「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演され、「世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法」について講義されました。まずはこちらを御確認ください↓

 世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法 Dr.苫米地 20221031 - YouTube

 

 博士は「有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの基本原則」として、「通信(情報)の冗長性の確保」と「システム(ハードソフト)の多様性」について語られています。

 

 視聴後に苫米地式のコーチ&ヒーラーとして感じたことをまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 vol.1;有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの原則

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30221598.html

 vol.2;アサンプション・アップデート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321842.html

 vol.3;デタッチメント・ユニット

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30335231.html

 vol.4;「マルチな次元が組みあわされるシステム」の礎

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30383825.html

 vol.5;抽象度×バランスホイール

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 vol.6;プロフェッショナルなマインド

 

 

 以下、苫米地博士の著書「コーポレートコーチング(上)」(開拓社、p112)より引用します。前回引用分の続きです。「リーダー」と「抽象度」の関係をイメージしながらお読みください。Don’t think, feel

 

 

 さらにここで注意が必要なのは、リーダーが不在となり、それまで同じくらいの抽象度にいた構成員がリーダーの役割を担うことになったとき、他の構成員はその人を本当のリーダーだと扱って行動しなければいけないと言うことです。

 簡単に言うと、その急造リーダーの命令を絶対のものとして受け入れなければいけないということです。

 コーポレートにおいて、組織の命令は常に一方向でなければなりません。

 特に企業においては民主主義はありません。

 業務命令は常に上意下達です。

 ビジネスには一瞬の躊躇が、大きな損失に繋がることも少なくありません。

 すぐに判断を下して動かなければならないような状況で、「あいつはこの前リーダーになったばかりだから信用できん。まずはみんなで会議しよう」などと言っていては、生き残れません。

 もちろん、「ブリーフィング」はかまいません。

 ブリーフィングというのは、まだ実際の行動に移る前に、ミッションの共有、手順の確認、あるいは想定される状況のシミュレーションなどを全員で確認し合うことです。

 特殊部隊であれば、実際の戦闘地域ではない場所、例えば基地内、もしくは空母やヘリコプターの中で行われる打ち合わせ、会議、といった情報共有の場のことです。

 そういった場で行われるような情報伝達であれば、下から上にも常に伝わらなくてはなりません。

 それはやるべきことですが、テロリストと対峙している状況で会議を開くことはあり得ません。

 ましてや、「あいつはこの前まで俺と同じ立場だった急造リーダーだから、言うことは聞けん」などという状況では、組織は崩壊しているも同然です。

 いずれにしても、組織の構成員はエンドステートの臨場感を持ちつつ、抽象度が一つか二つ高いポジションならいつでも取って代われるという状態に訓練されている必要があります。

 全員のエフィカシーが高ければ「なんでリーダーは俺じゃなく、あいつなんだ」というようなおかしな感情は生まれません。

 また、当然ですが、リーダーは現場の抽象度までいつでも下がっていける状態でなければなりません。

 現場のエンドステートに関わることを相談されたとき、「全然、わからない」では困ります。

 特殊部隊のリーダーであっても、銃の使い方に長けている必要はありますし、テロリストとの格闘になったとき、素手でねじ伏せるぐらいの格闘技術を身に付けておく必要はあるわけです

 組織は、それぞれのサブミッション(エンドステート)の抽象度の二つ上ぐらいの抽象度を持てる人を常に育てる必要があるのです。

 企業などの組織における出世を考えたとき、どういう人間を出世させるかと言えば、このように二つぐらい上の抽象度について明らかによく理解している人を選ぼうということになるはずです。

 ひと昔前までは、前のリーダーやさらに上のリーダーに忠誠を尽くした人とか、個人的にかわいがられた人といった、抽象度の極端に低い人が出世したりしました(もちろん、出世させる人も抽象度が低い)。しかし、今はそんな企業が次々と淘汰される時代になっています。

 さて、こうした、優れたリーダーになるというような、抽象度が少し上のエフィカシーとは別に、「俺はこの仕事に関しては、最高の業績を出せる」というような、自分のサブミッション(エンドステート)への高いエフィカシーというものもあります。

 これがプロフェッショナルのマインドです。

 プロフェッショナルのマインドは、抽象度を常に2つぐらいあげたサブミッションの遂行と、エンドステート達成への高いエフィカシーの両方を常に維持します。

 一人一人がプロフェッショナルなマインドを持つことは、ハイパフォーマンスな組織を作る上では必須です。

 まずは、こうしたプロフェッショナルのエフィカシーを徹底的に上げていけるようなコーポレートトークを作り上げていく必要があります。

 そういったコーポレートカルチャーを作り出すど真ん中にいるのがコーポレートコーチだということを理解していただきたいと思います。

 引用終わり

 

 

 リーダーとは「一番抽象度が高い人」です。リーダーという機能(役割)の第1の条件が「最も抽象度が高い」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 苫米地博士は「抽象度が高い」を「情報収集能力」と言い換えられています。ちなみに、リーダーの第2の条件は「同調能力」、第3の条件は「責任能力」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

 

 ところで、皆さんは先ほどの引用文を読んで何か感じませんでしたか?

 

私は強烈な違和感を感じました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

急造リーダーの命令を絶対のものとして受け入れなければいけない」「組織の命令は一方向でなければならない」「企業においては民主主義はない」「業務命令は常に上位下達」という言葉に完全性やhave toを感じたから。それは苫米地式とは相容れないと思いました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 今思えば、その思い違いが私の“失敗”の理由。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 あの頃の私は「差別」と「区別」の違いが明確にはわかっていませんでした。

 PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 

 私は11年間務めた病院長というリーダーの機能・役割を、信じがたい“だまし討ち”によって失いました。その原因について考察したのがこちら↓

 PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 「信じがたい“だまし討ち”」を可能にしたのは、前院長の親族やその親族に忠誠を誓う人たちの極端に低い抽象度が生みだした「自分たちさえよければいい」という利己心と「自分たちは何をしてもいい」という慢心(差別意識)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14401412.html

 

 法人をあげて禅に取り組んでいた事実を鑑みるととてもアイロニックに感じられますが、利己心や慢心(差別意識)は縁起が理解できず中観が実践できない原因であり結果であるといえます。一言でいえば無明。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 今回のテーマと重ねると、縁起を理解することで「多様性の維持」が可能となり、中観を実践することで「冗長性の確保」ができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 では、縁起を理解しながら多様性を維持し、中観を実践しながら冗長性の確保を行う際に心がけるポイントは何でしょうか?

 

 答えは「エフィカシーを高める」こと。誰もが「抽象度を常に2つぐらいあげたサブミッションの遂行」と「エンドステート達成」に対するエフィカシーを高めるべき。もちろん、100%want toで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

その結果、抽象度の上げ下げが自由自在にできるようになります。

それがプロフェッショナルのマインドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 次回がこのシリーズの最終回。今回取り上げた「プロフェッショナルなマインド」を、すこし抽象度を下げて再考します。

 

F-275につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

法人をあげて禅に取り組んでいた事実を鑑みるととてもアイロニックに感じられますが、利己心や慢心(差別意識)は縁起が理解できず中観が実践できない原因であり結果であるといえます。一言でいえば無明

 

 “だまし討ち”のシンの原因は、結局のところ、私自身にありました。その原因とは「空観が貫けなかった」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 空(くう)がスコトーマに隠れ、実(じつ)になっていました。

 PM-06-21:仮説14)空(くう)なき実観の行き着く先にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14833876.html

 

 より高い次元への志向を忘れ、現状の最適化に囚われていた

 

 それが私の失敗の“本質”。「差別」と「区別」の違いがわからなかった理由です。

 だから私は、苫米地博士がよく語られる“ゲバラ主義”にこだわります。“ゲバラ主義”こそが苫米地式のど真ん中にあるブリーフだと思っています。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 

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メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

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 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細は後日あらためて御案内いたします。

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-関連記事-

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

F-100:芸術は爆発だ!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

Q-204~:「縁起」と「因果」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

コーポレートコーチング(上)

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F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 

 先日(20221031日)、認知科学者 苫米地英人博士が「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演され、「世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法」について講義されました。まずはこちらを御確認ください↓

 世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法 Dr.苫米地 2022年10月31日 - YouTube

 

 博士は「有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの基本原則」として、「通信(情報)の冗長性の確保」と「システム(ハードソフト)の多様性」について語られています。

 

 視聴後に苫米地式のコーチ&ヒーラーとして感じたことをまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 vol.1;有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの原則

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30221598.html

 vol.2;アサンプション・アップデート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321842.html

 vol.3;デタッチメント・ユニット

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30335231.html

 vol.4;「マルチな次元が組みあわされるシステム」の礎

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30383825.html

 vol.5;抽象度×バランスホイール

 

 

 前回(F-272)は、コーポレートコーチングを意識しながら、デタッチメント・ユニットを“自分”の中に作り上げることについてまとめました。

 

今回のテーマである「冗長性の確保」と「多様性の維持」には、コーチングのコア中のコアが役に立ちます。コアとは「ゴール」のこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴールのバランスホイールを意識に上げ続ける」ことが、「冗長性の確保」と「多様性の維持」を可能にします。

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

人生のあらゆる領域を意識に上げるバランスホイールは多様性そのものです。

例えば、趣味と職業と家族とファイナンスはまったく別物。時間やお金といったリソースを取り合うため、同時に成り立たせるのはなかなか困難です。

Q-240~:毎日、無気力感に悩まされています ~気楽に生きる際の注意点~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418402.html

 

「男のロマンは女のフマン」というのは、私のお気に入りのフレーズw

なぜお気に入りかというと、まさに冗長性と多様性の重要性を示しているから。男女の別なく相手のフマンを理解し、お互いのロマンに昇華していくことは進化(・向上)といえるはず。

そのために重要なのが「ゴールを共有する」ことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

 

コーチングのフレーム(ゲシュタルト)で言い換えると、「コーチング実践者のロマンはドリームキラーのフマン」。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 そのフマンを共有するロマン(ゴール)に書き換え、お互いにドリームサポーターに成長していくことがコーポレーコーチングです(ハズ)。

 Q-212:ドリームキラーを気にせずに前進するために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html

 

 

 ところで皆さんは「仕事と私(俺)、どっちが大事なの?」と問い詰められたことはありませんか? あるいは「仕事より遊び(あるいは彼氏・彼女)を優先しすぎなのでは」といった苦言を呈されたことは?

 

 私自身はそのような経験はありませんが(気づいていないだけかもしれません)、そんな相談を受けるたびに「面倒くさい」と思っていました。コーチングを学ぶ前は。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 今思うと、面倒くさく感じたのは情報量が多すぎるから。抽象度が低い次元では対立や矛盾が生まれてしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

先ほどの「リソースの取り合い」の多くは4次元時空での話です。つまり、もっとも情報量が多い情報空間の底面=物理空間での課題。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その「リソースの取り合い」を解決する秘訣が「抽象度を上げる」こと。趣味・職業・家族・ファイナンスなどのバランスホイールを常に意識に上げながら(多様性の維持)、同時にそのすべてを包摂する意識状態で生きていると、無意識が自然に調整をしてくれ、いつの間にか解決(解消)していきます。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-071:認知的不協和の状態にあり頭痛が… Vol.8;「リラックスできる呼吸の無意識化」のコツとその先にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14830941.html

 

 *こちらもぜひ↓

 Q-118:認知的不協和時に無意識が全力で働きゴールに向かっている気がしています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20682162.html

 

 バランスホイールを常に意識に上げながら(多様性の維持)、同時にそのすべてを包摂する意識状態で生きている

 

そのときは「冗長性の確保」も行えています。抽象度が上がっているからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 それは“〇〇”。リーダーが体現している意識状態です。

 以下、苫米地博士の著書「コーポレートコーチング(上)」(開拓社、p109)より引用します。デタッチメント・ユニット化において最も重要なのはリーダーの育成。その「リーダー」と「抽象度」の関係を感じながら、“〇〇”をクリアにしてください。

 

 

 リーダーのマインドとプロフェッショナルのマインド

 次は、リーダーのマインドとプロフェッショナルのマインドについてです。

 簡単に言いますと、リーダーの人たちと現場の人たちとの違いは何かという話です。

 これは、抽象度の違いと捉えるべきものです。

 リーダーは常に高い抽象度を保つ必要があります。

 仮に現場レベルの業務をやるケースがあったとしても、頭の中には常にコーポレート全体の発展とか、コーポレートが目指すゴールのことを考えていなければなりません。

 例えば、何かの理由でファーストフードチェーンの社長が、現場の店舗の厨房に立って、調理をすることがあるかもしれません。

 しかし、これは100%パフォーマンスであって、頭の中は会社全体のことを考えています。

 それに対して、現場の厨房で働く人たちは、通常はエンドステートのこと、つまり自身のやるべきミッションに集中しているはずです。

 こうした各自のミッションのことを、コーポレートミッションと区別する意味で「サブミッション」と呼ぶことがあります。

 このサブミッションを遂行するために、エンドステートの臨場感空間の抽象度で活動することは、何の問題もありません。

 ファーストフード店の厨房でパンにハンバーガーを挟む仕事をしている人が、社長や役員が経営会議で話し合う内容について、いちいちチェックする必要はないわけです。

 ただし同時に、この抽象度を上げたり下げたりする柔軟性をそれぞれの構成員が持つことは、現在のコーポレートにとっては必要なことでもあり、実際、システムとして存在するということは注意点の一つとして押さえておいた方がいいでしょう。

 現場の厨房からいきなり持株会社の社長レベルにまで上がってしまうような柔軟性までは必要としませんが、抽象度で一つか二つ上、具体的には厨房で仕事をする人なら、その店舗の店長の抽象度ぐらいまでは柔軟に上げ下げできるべきです。

 現在的な組織は、誰もがいつでもリーダーになることができるように、最初から訓練された人たちの集合体であるべきです。

 また特殊部隊の例で恐縮ですが、特殊部隊の中にもリーダーがいます。

 もしリーダーがテロリストとの戦闘で撃たれて、戦闘不能の状態に陥ったとしたら、それまでリーダーではなかった特殊部隊員の誰かがリーダーの役割を担う必要が出てきます。

 そのときに、誰もがリーダーとしての訓練を受けていなかったら、この部隊は壊滅してしまうか、少なくともミッションを遂行することはできなくなるでしょう。

 それでは困るわけで、リーダーが突然、不在になるリスクも考慮して、自らのエンドステートとは別に、普段から抽象度の上げ下げができるようにしておく必要があるのです。

 引用終わり

 

 

 抽象度を柔軟に上げ下げしながら、「多様性を維持」し、かつ「冗長性を確保」していく感覚をつかめたでしょうか?

 

 それはリーダーの重要な機能(役割)である“無敵”を体現している意識状態です。

 PM-01-18~20:“無敵”の意味-1~3

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

F-274につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

そのフマンを共有するロマン(ゴール)に書き換え、お互いにドリームサポーターに成長していくことがコーポレーコーチングです(ハズ)

 

 「ドリームサポーター」で終わらないのが苫米地式。苫米地博士は、じつは、「ドリームサポーターにもなってはいけない」と話されています。

博士に学ぶ私たちが目指すのは「ドリーム〇〇〇〇」。詳しくはこちらで↓

 Q-229:低年齢の子どもも後編;しつけと教育の違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27824108.html

 

 

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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

Q-210~:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414219.html

Q-227~:低年齢の子どもも「want toで生きる」「have toは一切しない」なのでしょうか? しつけと教育の違いはどのように考えればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416707.html

 

 

コーポレートコーチング(上)

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L-08920217月シークレットレクチャー -01;病からの脱洗脳

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通しての全体テーマは「コーチング×医療×脱洗脳」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;病からの脱洗脳

 

 

 今回の全3回の講義は「コーチング×医療×脱洗脳」がメインテーマ。そして「I×V=R」がキーワードです。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

さらに隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みくださいw

 

 

 認知科学者 苫米地英人博士との縁により、医師としての私は「脱洗脳」という感覚で診療を行うようになりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 病からの脱洗脳

 

 じつは、これは2012年に開催された日本催眠術協会のイベントのタイトル。苫米地博士が代表理事を務められています。

 

 皆さんは「病からの脱洗脳」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

 まずはそのイメージを自由に書き留めてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 この全3回の講義が終わる頃には、今書いていただいたイメージはかなり変わっているはずです。お楽しみにw

 

 ところで、「イメージ」という言葉は何気なく使われていますが、それはとても大切な概念です。なぜなら、イメージが目の前の現実を作り出しているから。それが「I×V=R」。

 F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

 「IImageImagination)」が変わると、目の前の世界は変わっていきます。

 F-175:脳内を書き換えると「環境」が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

 

 医療でいうと、「病」というイメージが「病という現実」をつくりだし、「健康」というイメージに置き換わっていくほど癒えていく感じ。

 F-215:これりすくん

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27469761.html

 

 

さて、先ほどの「病からの脱洗脳」というイメージですが、言葉(言語)で書いていませんか? 真面目な方ほど、より具体的に表現しているはずです。言葉を用いて。

 

じつは、何気に使う言葉(言語)がイメージの限界(上限)を生みだします。言葉は意外に抽象度が低いからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 しかしながら、抽象度が低いからこそ、より具体的なイメージを共有することができます。例えば「洗脳」というイメージは人によってだいぶ異なると思いますが、言葉(言語)を利用することで同じようなゲシュタルトを作り上げることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

まずは「洗脳」の定義を言葉で確認しましょう。以下、苫米地英人博士の著書「洗脳原論」(春秋社、第1章)より引用します。

 

 

 洗脳という仮想現実の世界。主観的には、うっとりする夢想空間を魂が漂流しているような状態である。同時に、客観的には、緻密に計算された虚構の世界に閉じ込められた状態である。

 洗脳の本質:洗脳とは、われわれの神経レベルでの情報処理・信号処理の段階に、何らかの介入的な操作を加えることによって、その人の思考、行動、感情を、思うままに制御しようとすること

 洗脳のレベル:基本的なテクニックは2種類ある。ひとつは本人に意識された状態で行われる場合、もうひとつは気づかれないうちに行われる場合である

 変性意識と神秘体験:洗脳のメカニズムには、深度だけではなく、施された刺激の種類も重要な要因となる。具体例として。すべての洗脳には、必ず変性意識状態(altered states of consciousness)が介在している

 至福体験とトリガー

 ホメオスタシス仮説

 洗脳の段階

 体感的条件づけ(洗脳のステップ1

 臨場感の強化(洗脳のステップ2

 アンカーの埋めこみ(洗脳のステップ3

 永遠の洗脳サイクル(洗脳の最終段階ステップ4

 引用終わり。続きはこちらでどうぞ↓

 洗脳原論 | 苫米地 英人 | 心理学 | Kindleストア | Amazon

 

 

 シンプルに表現すると、洗脳とは「ある現実w0を、それとは違う現実w1に変える」こと。

 

基本的にはコーチング中に行われることと同じですが、洗脳は第三者の利益のために行われ、コーチングは100%クライアントのために行われます。

コーチはコンテンツ(w1)には一切関わりません。コーチの利益は0です。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

L-090につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細は後日あらためて御案内いたします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-010:先にゴールがあり、その結果として健康になる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882140.html

F-037:「もうおねがい ゆるしてください」 ~心の傷はやがて脳の傷になってしまうという科学的事実~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10114934.html

F-075Preventable Trauma Death

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15833962.html

F-195:新たな概念「PPPD」の考察

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26301730.html

 

洗脳原論

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F-272:冗長性と多様性 <vol.4;「マルチな次元が組みあわされるシステム」の礎>

 

 先日(20221031日)、認知科学者 苫米地英人博士が「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演され、「世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法」について講義されました。まずはこちらを御確認ください↓

 世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法 Dr.苫米地 2022年10月31日 - YouTube

 

 博士は「有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの基本原則」として、「通信(情報)の冗長性の確保」と「システム(ハードソフト)の多様性」について語られています。

 

 視聴後に苫米地式のコーチ&ヒーラーとして感じたことをまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 vol.1;有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの原則

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30221598.html

 vol.2;アサンプション・アップデート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321842.html

 vol.3;デタッチメント・ユニット

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30335231.html

 vol.4;「マルチな次元が組みあわされるシステム」の礎

 

 

 Q:アサンプション・アップデートを行う“自分”とは何か?

A:ブリーフシステム(BSBelief System

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 Q:なぜ“自分自身”だけでアップデートすることは困難なのか?

 A:“自分”=BSは過去の記憶でつくられ、他者の考えや社会の価値観がたっぷりと刷り込まれている。BSが強固なままでは「変化する状況」を認識することができないから

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 Q:なぜコーチが必要なのか?

 A:結果としてBSを変化させ、RAS&スコトーマを動かすために、現状の外へのゴール設定(更新)が必要。コーチなしでは現状の外が見いだせないから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 *「結果としてBSを変化」は重要なポイント。こちらでどうぞ↓

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 Q:(それらを踏まえた上で)何を心がけるべきか?

 A:“自分”のデタッチメント・ユニット化

 

 元々のデタッチメント・ユニットとは、「本部の判断を仰げない状態にある部隊」のこと。軍用語です。具体的にはリーダー(コマンダー)、一般兵、狙撃兵、通信兵、衛生兵といった異なる役割を持つ戦闘員の集まりです。

その概念を応用し3~7人程度の少数精鋭ユニットが臨機応変に判断し行動できるようにしているのが、コーポレートコーチングにおけるデタッチメント・ユニット。

 各ユニットのリーダー(コマンダー)には企業CEO並みの権限が与えられ、変化する状況に合わせた行動計画の変更を実行します(アサンプション・アップデート)。

 とくに重要なのはユニットの構成員すべてがいつでもリーダーになれるよう準備すること。つまり、リーダー育成!

 

 そのリーダー育成のポイントとして、苫米地博士は「抽象度」と「エフィカシー」を挙げられています。ここでのエフィカシーとは、「いつでもリーダーの代役ができるという自覚」のこと。目指すのは「全員がリーダーとなる組織」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

*抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 以下、苫米地博士の著書「心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション」(PHP研究所、p86)より引用します。

 

 

 全員がリーダーとなる組織

 組織の上位の人々が命令し、下位の人々はただひたすらそれに従って行動する、という組織は効率がよくありません。理想は、全員がリーダーとなれる組織です。

 それに、工場での単純作業のようなものはできるだけロボットに任せて、将来は全員参謀の時代が来たほうが幸せでしょう。

 アメリカの軍隊も、昔と違って、個々の兵士が自律して行動する柔軟な組織になっています。どの人間でもいつでもリーダーになれるような訓練がなされているわけです。

 それはどういうことかといえば、タスクごとに担当が決まっているのです。役割分担です。

 「この分野、この仕事では俺がリーダーだけど、この仕事では俺はソルジャー」ということです。タスクによって、リーダーになり、ソルジャーになり、と、役割を変えるのです。このように、マルチな次元が組みあわされるシステムをつくっているのです。

 そうしないと、旧来のツリー状の組織では、どんどんボトルネックができてしまいます。ボトルネックの部分をやられると、それより上と下とが完全に切れてしまい、情報伝達ができなくなってしまいます。

 太い電線を一本切れば、そこから分岐していた電線すべてに電気が供給されなくなり、大規模な停電が起こるようなものです。

 切れなくても、何らかの理由でそのボトルネックで情報が停止すると、そこから下のツリー全体が機能停止します。

 これを防ぐためには、全員がリーダーになれる組織をつくる必要があります。そうすることで、状況に応じて柔軟に対処できるようになります。

 そのためには、組織のメンバーの誰もが視点を上げてものを考えられるようにならなければなりません。

 今のアメリカ軍は既にそうなっています。アメリカ軍だけでなく、企業もそうでなければなりません。

 事実上、既にそうなっている部分もあるでしょう。

 電子メールのセッティングは、「社長、ダメですよ」などと言いながら新入社員がやっているかもしれません。昔はありませんでした。

 そういったことが、まさに今、技術革新のなかで起きているわけです。それは、そのタスクのなかにおいて、社長がソルジャーで、電子メールを設定している親友社員がリーダーなのです。

 このようなことがいくらでもありえるわけで、企業組織体の各メンバーは、このタスクを遂行するユニットにおいては自分がリーダーシップを発揮して行動できる、というようにしておかないと、本来いけないのです。

 引用終わり

 

 

 ポイントは「タスクによって、リーダーになり、ソルジャーになり、と、役割を変える」こと。つまり、役割をアプリオリなものとみるのではなく、ゴール実現のためのひとつのダイナミックな機能とみることです。

そのためには役割・機能の違いをしっかり尊重する必要があります。「しっかり区別は行いながら、決して差別はしない」ということ。

 それが「マルチな次元が組みあわされるシステム」の礎です。

 PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 しっかり区別は行いながら、決して差別はしない

 

 その境地を大乗仏教では「中観」と呼びます。「しっかり区別を行う」は仮観であり、「決して差別はしない」は空観。その仮と空を同時に行うのが中観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 「すべては同じである」「違いなど一切ない」としっかり理解した上で(無分別)、あえて機能・役割上の違いを尊重するのです。なぜならゴールがあるから。

 “無敵”へと至ることができる「中観」を体得するためにも、私はデタッチメント・ユニットを“自分”の中に作り上げることが重要だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

 では、 “自分”の中でのデタッチメント・ユニット化について考えていきましょう。私は最低でも「コーチ」「リーダー」「テクノクラート」「ワーカー」「ヒーラー」の独立した5つの機能を同時並行的に発揮することをイメージしています。

 PM-06-17:仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 

 現状の外へのゴール設定(更新)をサポートするのが「コーチ」の役割。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールが決まると、エンドステート(やるべきこと)が詳細にわかってきます。そのエンドステートを実行するために様々な状況や可能性を想定し(アサンプション)、状況の変化に合わせて更新していくことがアサンプシュン・アップデート。そのアップデートを重ねるのが「リーダー」の役割。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

 その過程で具体的な行動が決まってきます。それがCOA(コース・オブ・アクション)、「想定される状況を吟味した上での、そのいくつかの状況下で行うべき行動パターン」のことです。より専門(技術)的なCOAが「テクノクラート」、COA全般の実行・実践が「ワーカー」という感じです。

 F-201~:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413696.html

 

 例えば、「一人ひとりの心の平和がひろがることでWorldPeaceが実現している」というゴールを設定している場合、「リーダー」としてのエンドステートは「コーチングや苫米地理論をしっかり届ける」となり、そのためのCOAとしてブログによる情報発信が行われます。社会状況に合わせてブログ内容の選択・更新・変更を行うことがアサンプション・アップデートです。

私の感覚ではテーマを決めるのが「リーダー」の役割。テーマ決定後に具体的な専門知識を確認したり、引用文の選択や守秘義務遵守の確認を行うのが「テクノクラート」の機能。そして、頭の中のイメージをキーボードを使ってひたすら打ち込む(言語化する)のが「ワーカー」の役割です。

 そんな「リーダー」「テクノクラート」「ワーカー」の機能(&アサンプション・アップデート)を同時並行的に行っていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 「ヒーラー」はマインド(この場合は「リーダー」「テクノクラート」「ワーカー」という各機能)が常にいい状態で働けるように気を配ること。コンフォートゾーンを維持できるようにすることです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ちなみに、「コーチ」は逆。コンフォートゾーンの上限を突き破り、さらなる現状の外へ踏みだせるようにするのが「コーチ」の役割です。

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーン(CZ)が生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

F-273に続く)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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-関連記事-

F-035~:クライシス(危機)の本質

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

F-189~:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです

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F-254~:イノベーションがうまれるとき

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421781.html

Q-176:コーチはリーダーとマネージャーの役割・機能を持つと考えてよいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25016029.html

 

 

心の操縦術

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L-08820213月シークレットレクチャー -11コンセプチュアル・フローに隠された“秘密”

 

20213月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 *初回講義(202011月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420420.html

 *2回目講義(20211月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421742.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;「ゲシュタルトを統合する」という感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29997523.html

 02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 03;言語を用いたゲシュタルト構築 <基礎編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30049883.html

 04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 06;心の本質を捉える基本中の基本

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30130987.html

 07;内省言語を「言語を使わないで引き起こす」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30160964.html

 08;「feel」の体感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30185249.html

 09;部分を統合し、全体を書き換え、部分に落とし込むワーク ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30210986.html

 10;言葉を使わずに臨場感を高める“秘技”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30239571.html

 11コンセプチュアル・フローに隠された“秘密”

 

 

今回が最後の講義。「Don’t think, feel!」のまとめです。

feel!」とは、「超言語・超論理の右脳空間に構築された巨大で抽象的な構造」を感じること。

 

 その「右脳空間に構築された巨大で抽象的な構造」の起点は、もちろん、ゴール(設定)。「Goal comes first」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴールのポイントは1)100%want to2)自分中心を捨てる、3)“現状の外”。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

そのようなゴールをあえて非言語化することで、左脳言語野から右脳言語野へ移行できるようになり、前頭前野外側部(論理)から前頭前野内側部(社会的情動)へと“超越”することができるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 それはますます抽象度が上がっていくということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

ゴールの抽象度が上がれば上がるほど、つまり自分中心を捨て去るほど、主語は「私は(が)」から「私たちは(が)」「社会は」「未来が」へと変化していきます。それは自我が拡張していくということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

その「自我の拡張」はコーチングの成果といえます。「可能世界“w”から別の“w1”へ移行」した結果として起こる「関数pの再定義」です。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

211213バラだん04

「バラいろダンディ」(TOKYO MX20211213日放送回)より引用↓

コーチングの基本概念を習熟して新年に向けてエフィカシーをブーストしよう Dr.苫米地 2021年12月13日 - YouTube

 

 

 「可能世界“w”から別の“w1”への移行」とは、ゲシュタルトが巨大化することでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

繰り返しますが、その結果として「関数pの再定義」が起こり、自我が拡張します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 その変化を意識的に引き起こしていく思考法が、L-08104)で紹介した「コンセプチュアル・フロー」です。

 L-08120213… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 そのL-08104)の最後(追記内)に「コンセプチュアル・フローには、とてつもなく重要な“秘密”が隠されています」と書きました。その秘密とは

 

 コンセプチュアル・フローは生命現象そのものである

 

 

 すぐ後に引用しますが、苫米地博士の生命現象の定義は「ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けること」です。

 

 それは「ゴールに向けて、抽象度を上げながら、ゲシュタルトを巨大化していく」というコンセプチュアル・フローとぴったり重なります。

 

 だから、コンセプチュアル・フローは生命現象そのもの。

コンセプチュアル・フローによって生みだされるエネルギーと創造力は“生命力”であるといえます。東洋哲学的に表現すると“気”です。

 

 私は「ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けること」こそがコーチのブリーフだと思っています。そして、

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 「自己」を超えた視点で、高度な問題を発見し、解決する(解決に導く)

 

それが21世紀のブッダであり、圧倒的にいい人であるコーチの姿!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 このブログをお読みの皆さんも、すでにそんなコーチの一人です。時間は未来から現在に向かって流れているのだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

未来が「因」で、現在が「果」

それがコーチングを実践する者にとっての因果関係です。

Q-204~:「縁起」と「因果」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

 それでは苫米地博士の著書「思考停止という病」(KADOKAWAp79)から引用します。自身に宿る“生命力”を感じ、ゴール×エフィカシーを体感しながらお読みください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 問題意識が思考を動かす

 チャイティンは生命現象をランダムウォークとヒルクライミングと言いました。

 私の言葉で言えば、ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けることです。

 ランダムにせよ、意思の力にせよ、現状から抜け出すことが、大切になります。それが思考停止しない生き方です。

 そうやって自分の頭で考えるためには、まず変化していくこと。つまり、現状の外に出ていくためには、スコトーマを外す必要があります。

 今現在のスコトーマが維持されるということは、現状維持で、他の選択肢が見えないことを意味します。

 

 スコトーマを外す方法は、様々ありますが、ひとつは「スコトーマがあることを認識すること」です。

 もう少し簡単に言えば、問題意識を持つということです。

 そもそも、なぜ人は思考をやめるかというと、「問題がない」と思うからです。

 

 「いまのままでいい」

 「私は間違っていない」

 

 いまのままで問題がないということは現状維持でいいわけです。現状維持でいいなら、何も考えることがありません。

 考えるということは、何かを解決したり、新たに意思決定をしたりする必要があるわけです。現状がまずい状況だったり、問題があったりするから、人は考えるわけです。

 ひとつ例を挙げましょう。

 以前、元日産のエンジニアでカルロス・ゴーン氏から「ミスターGTR」と呼ばれていたGTR開発者であり、友人でもある水野和敏氏から聞いた話です。スポーツカー開発の「ノーマル」に車重は軽ければ軽い方が良いというのがあります。彼は「それはどこかおかしい」という視点でGTRを開発しました。

 

 問題があると思うか思わないかは、スコトーマの原理。

 スコトーマの大前提は、知識があるかないかどうかです。スコトーマが生まれる最大の理由は、無知によるものです。

 つまり、知識がないからスコトーマがあるのです。

 知識がなければ、そのことに疑いを持ちません。

 引用終わり

 

 

 大切なのはゴール。そして、ゴールに向かうゲシュタルト構築!

 そのために必要なのが知識 !!

 L-02020202月リスク… -07;「疑問や難しかったこと」QA<後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25847225.html

 

 このブログが皆さんのゴール達成の良き縁になることを願っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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-追記-

コーチングを学んでいる方から、このような御質問をいただきました。

 

 Q:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?

 

 皆さんはどのように答えますか?

 

 私の答えはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410371.html

 

 

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 第9回目(R4.12/25開催)のテーマは「超瞑想」。こちらで御確認ください↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30204067.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

Q-252~:最近また頭痛がひどくなりました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419633.html

Q-259~:コーチングは弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまないのだろうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419730.html

Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 

思考停止という病

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L-08520213月シークレットレクチャー -08;「feel」の体感

 

20213月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 *初回講義(202011月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420420.html

 *2回目講義(20211月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421742.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;「ゲシュタルトを統合する」という感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29997523.html

 02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 03;言語を用いたゲシュタルト構築 <基礎編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30049883.html

 04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 06;心の本質を捉える基本中の基本

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30130987.html

 07;内省言語を「言語を使わないで引き起こす」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30160964.html

 08;「feel」の体感

 

 

言語により構築された世界を超えて非言語情報処理を行うことができるようになる

 

 それは、脳の機能でいえば「前頭前野外側部を抑えて、前頭前野内側部を活性化させる」こと。苫米地理論では「左脳言語野を抑え、右脳言語野を活性化させる」状態です。

 

 その実践として、私は言語を使わずにコンセプチュアル・フローを行っています。「思考の3つの軸」でいうなら、「言葉(Words)」を封印したまま、「映像(Pictures)」と「感情(Emotions)」でゲシュタルトを作っていくイメージです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ここでの「映像(Pictures)」とは、現状の外にあるゴールのイメージ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

具体的な情景ではなく、あくまでも抽象的な(=抽象度の高い)イメージです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そして「感情(Emotions)」とは、動物的(本能的)なものではなく、人間的(社会的)なもの。「怒り」で例えるなら、大脳辺縁系での「私憤」「動物的怒り」ではなく、前頭前野内側部での「公憤」「人間的怒り」です。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 それは抽象度の低い「情動」ではなく、論理を超えた「社会的情動」。苫米地博士は「感性」と表現されています。

 S-02-12:“超論理”を表現する言葉

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19021726.html

 

 

言語により構築された世界を超えて非言語情報処理を行うことができるようになる

 

 あえて「言葉(Words)」を封印したまま、「映像(Pictures)」と「感情(Emotions)」でゲシュタルトを作っていくことを少し具体的にいうと、色や形、重さや素材感(フカフカ・フワフワ)などを感じながら巨大なイメージをつくり、そこに心が震えるような情動(感動)を重ねていく感じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

「言語(Words)」が浮かんだら「喝!」(もちろん非言語でw)。すぐに「言語」を切り離し、「映像」×「感情」でイメージを作りなおしていきます。

 

 その時のポイントは「リラックス」(物理空間=情報空間の底面)と「気楽」(情報空間)。

 そのために行うのが逆腹式呼吸です。

 F-217:不安と不満の1st.Step;「どうせ私なんか」と思った時は

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27570183.html

 

 *「物理空間」「情報空間」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 今回はもう一つ“秘伝”をお伝えします。それは「何となく」という感覚。

 

 以下、苫米地博士の著書「人間は『心が折れる』からこそ価値がある」(PHP研究所、p44)より引用します。

 

 

 “論理を超えた超論理”である社会的情動の「何となく」というしくみはすごい

 情報処理をするときに、論理的に思考を続けていくと永遠に結論を出せないことがあります。抽象的な思考は特にそうですが、世の中のほとんどのことには「唯一絶対の答え」などというものはありません。

 哲学的にいうと、「知識の完全性」というものはないのです。知識は不完全性の世界ですから、どれだけ推論を続けていっても永遠に結論を出すことはできません。どこかでその推論を打ち切る必要があります。

 大量の情報の中からバランスのとれた状態で結論を出すことに役立つのが「情動」だと、これまで述べてきましたが、実は、「怖い」「嫌い」「好き」といった、どちらかといえば原始的な情動よりも、もう少し高度な情動を人間は備え持っているのです。

 それが「社会的情動」と我々が呼んでいるものです。一応、情動という言葉がついていますが、「論理を超えた超論理」のような情報処理のしくみです。

 脳の前頭前野の外側部は論理を司っていますが、前頭前野の内側部は社会的情動を司っています。この内側部の社会的情動の働きで、矛盾した状況の中でも答えを出せるのです。

 あるテーマについて考えていくと、「論理で出した答え」と「情動で出した答え」が矛盾することがあります。たとえば次のような例です。

 

 「死刑囚は死刑執行されるべきだ」

 「でも、かわいそうじゃないか」

 

 こんなときには結論を出せなくなります。それを前頭前野の内側部の「社会的情動」がバランスをとって何とか結論を出してくれます。論理ではないので、「理由は?」と聞かれても答えることはできません。強いて答えるとすれば、「何となく、そう思った」となるでしょう。

 長期的な戦略と短期的な戦略もよく矛盾します。

 

 「今期を黒字にしなければいけない」

 「今期が赤字になっても、将来への投資をすべきじゃないか」

 

 こういう問題も簡単に結論は出せません。そのあたりのところを上手にバランスをとって、「最適な解ではないかもしれないけれども、まあこれでいいだろう」という解を短時間に導き出せるしくみが社会的情動です。

 そこで出された答えは論理的には矛盾していることがあります。他人からは、「昨日いっていたことと、今日いっていることが違うじゃないか」といわれかねないのですが、「昨日はそういったかもしれないけど、でもこっちのほうがいい気がしたんですよ」というような答えになります。何の論理性もないのだけれども、「何となく」という感覚がバランスをとって答えを出しているのです。

 この「何となく」というしくみも、矛盾した現実社会の中でバランスをとりながら生き延びていくためのしくみです。これも人工知能に組み込んでやる必要があります。そうしないと、矛盾を抱えたときに人工知能が判断しきれなくなってしまいます。限られた時間の中で、どこかで推論を打ち切って結論を出すしくみが必要なのです。

 最初は「コンピュータのくせに、昨日いったことと矛盾するじゃないか」と不信感を持つかもしれませんが、それでいいのです。人工知能自身が矛盾の中から少しずつ学習していき、次第に適切な判断ができるようになっていきます。情報がたまっていくにつれて判断が変わっていきます。

 引用終わり

 

 

 「何となく」

 それが超言語・超論理の右脳空間に構築された巨大で抽象的な構造を感じているときの感覚。「Don’t think, feel!」の「feel」の体感です。

 

L-086につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

「何となく」

 それが超言語・超論理の右脳空間に構築された巨大で抽象的な構造を感じているときの感覚。「Don’t think, feel!」の「feel」の体感です

 

 ただし、論理的思考を徹底的に行った上での「何となく」。

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 詳しくはこちらでどうぞ↓

 S-01~:よりよい“議論”のために(目次)

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L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 

20213月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 *初回講義(202011月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420420.html

 *2回目講義(20211月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421742.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;「ゲシュタルトを統合する」という感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29997523.html

 02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 03;言語を用いたゲシュタルト構築 <基礎編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30049883.html

 04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 

 

 心の本質を捉える基本中の基本は相手に内省言語を引き起こすこと。いかにそれを言語を使わないで引き起こすのかということが極めて重要

 

 これは02L-079)で引用した苫米地博士の言葉。

 「言語を使わないで引き起こすすなわち「非言語」が重要なのはなぜでしょうか?

 

 これは大切な問いです。

 ぜひ逆腹式呼吸でリラックスとゆらぎを得ながら、ゆっくりと考え、しっかりと感じてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

 Don’t think, feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 それでは私が感じた理由を“言語化”します。

 

   言語化するとwant tohave toに変わってしまう

ゴールのポイントの1つは「心から望む」「止められてもやりたい」という100%want to

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

「~したい」というwant toに対して、「~ねばならない」という内省言語が生まれているのがhave toの状態。want tohave toの生産性の違いは、なんと、756倍です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

want toの根底にあるのは価値(value)。対してhave toの根底には恐怖が潜んでいます。

私自身はhave toにならないように「FOG」に気をつけています。「不安・恐怖(Fear)」「義務感(Obligation)」「罪悪感(Guilty)」の3つです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 

   言語化するとドリームキラーが生まれる(可能性がある)

ゴールのポイントには「現状の外」というものがあります。「とんでもない」「でかすぎ」「絶対無理」と感じるくらいが「現状の外」。

そんな現状の外にゴールを設定し、ゴール側にコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)を引き上げると、ゴール達成を邪魔しようとする人があらわれます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ドリームキラー(Dream Killer)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

CZを引き下げる人」「エフィカシー(Efficacy)を引き下げる人」がドリームキラー。そして、「CZを引き下げる行為」「エフィカシーを引き下げる行為」がドリームキリング。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

では、ここで問題です。

最大のドリームキラーとは誰でしょうか?

最強のドリームキリングとは何でしょうか?

 

 

   言語化によりエフィカシーを下げてしまう(可能性がある)

 最大のドリームキラーは「自分自身」。最強のドリームキリングは「ネガティブな内省言語」です。

 Q-203:「自分自身が最大のドリームキラー」という意味はどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26417115.html

 

 言語の想起性はとても高いことが知られています。「ネガティブな内省言語」はネガティブなイメージ(I)の臨場感を高めてしまうことになり(V)、結果としてエフィカシーを下げてしまいます。

エフィカシーとは「自分のゴール達成能力の自己評価」のこと。エフィカシーが低いと、ゴールを達成することはできません。「とんでもない」「でかすぎ」「絶対無理」という内省言語が(I×V)、「ゴールが達成できない」をリアルにするのです(R)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

   言語化すると抽象度の上限をつくってしまう

 先ほどのドリームキリングは、例えば「できる」「できない」といった同じ抽象度での話。じつは、言語化にはもっと深刻な問題(課題)があります。それが「抽象度の上限を作ってしまう」。より高次の抽象度空間へのアクセスができなくなってしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ゴールのイメージを具体的な言語であらわすことは、超言語のイメージを言語抽象度まで引き下ろすことといえます。そのとき、臨場感が上がる一方で、自由を失います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 もっとわかりやすく“言語化”すると、「イメージしやすくなると同時に、そのイメージが固定化する」という感じ。イメージの固定化とは、ゲシュタルトが強固になることと同じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

人間は1つのゲシュタルト(Gestalt)として物事を認識しています。よって、ゲシュタルトが強固になると、スコトーマ(Scotoma)が外れにくくなります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 

   言語により構築された世界を超えて非言語情報処理を行うことが困難になる

 そもそも具体的に言語化できる段階は「現状の中」です。エンドステート(End State)やCOACourse of Action)ならOKですが、それらはゴールではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 ゴールのポイントは「100%want to」「現状の外」、さらに「自分中心を捨て去る」です。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 ゴール実現のためには03L-080)で言及したトゥールミンロジックをフル活用した上で、04L-081)で紹介したコンセプチュアル・フローを実践し続ける必要があります。

 まずは論理脳を鍛え、最短時間で最適解を見つけるようになる」ために。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 その先の「論理的思考を徹底的に極めることによって、論理という系の外にでる」を実現するために必須なのが「非言語」。もっといえば「超言語」!

 それは、脳の機能でいうと、「前頭前野背外側部を抑えて、前頭前野内側部を活性化させる」こと。苫米地理論でいうと、「左脳言語野を抑え、右脳言語野を活性化させている」状態です。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

L-083につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

苫米地理論でいうと、「左脳言語野を抑え、右脳言語野を活性化させている」状態です

 

以下、苫米地博士の著書「脳の呪縛を解く方法」(KADOKAWA)から引用します。

 

脳のバイオパワーを利用する方法

 (前略)

 正義があり、それに合致すると報酬系が働き、心地よく感じるためにそれに従って行動してしまう。あるいは逆に、それから外れると報酬系が逆向きに働き、気分が悪いからそういう行動をしない。私たちはそれを、バイオパワーと呼ぶわけです。

 人間は、このバイオパワーによって最終的には自分で自分を縛っています。

 それは、いわば良心です。そして、その良心の出所は、人間が生得的に持っている、「本当に自分を見ている眼がある」という感覚でしょう。

 社会の中で期待される言語を右脳言語野が導いたとき、おそらく人間は新しい目覚めを迎えるはずです。それは、そんなに遠いことではありません。

 権力のバイオパワーに取り込まれることなく、自分を客観的に見つめ、その時を待つことは、かつて私たちが経験したことのないほど大切で重要なことになった、そう考えなくてはならないのです。

 引用終わり

 

 *バイオパワー(生権力)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 

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 第8回目(R4.11/27開催)のテーマは「現状の外」。こちらで御確認ください↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29987722.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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