苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:抽象度

Q-231:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか? <vol.2RAS&スコトーマと専門性の関係>

 

 先日、認知症をテーマとした医療系の研修会で講演を行いました。コーチとして。

 私が取り上げたのは「認知機能の低下で情緒が不安定になり、環境に反応して起こる」とされている「BPSDBehavioral and Psychological Symptoms of Dementia、行動・心理症状)」。

 厚生労働省HPBPSD:認知症の行動・心理症状」

 s0521-3c_0006.pdf (mhlw.go.jp)

 

講演後に行われたシンポジウムで、大学教授からこのような御質問をいただきました。ありがとうございます。

 

Q:「スコトーマは医療の現場では『認知バイアス』として知られている」ということでしたが、とくに注意バイアスの話に思えました。

 認知症の患者さんでは、記憶障害のため財布などを見つけられない時に、「ここに置いたはず」→「娘が盗った」という被害妄想がおこりがちです。特に大切なものにバイアスがかかりやすいと思いますが、コーチング(コーチ)の視点では、「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対してどのように対応すればよいでしょうか?

 

 回答を一般~コーチング実践者向けに再構成し、6回に分けてお届けします。

 vol.1:認知症の2つの症状>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27839838.html

 

A2Wikipediaには「認知バイアス(cognitive bias)とは、認知心理学や社会心理学での様々な観察者効果の一種であり、非常に基本的な統計学的な誤り、社会帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など人間が犯しやすい問題である」と書かれています。

 関連する概念として「確証バイアス」「リスキーシフト」「コンコルド効果」「錯誤相関」「一貫性バイアス」「自己中心性バイアス」「感情バイアス」「熱い認知/冷たい認知」「事前確率無視」「フレーミング効果」「アンカリング」「自己奉仕バイアス」「投影バイアス」「外集団同質性バイアス」「後知恵バイアス」「確証バイアス」「根本的な帰属の誤り」「正常性バイアス」「生存者バイアス」などが挙げられています。

 

 ↑これらの「関連する概念」は、すべて抽象度が下がる方向性です。情報量を増やし細分化していくことが“専門性”といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

教授が「認知バイアス→注意バイアス」と抽象度を下げたことは、専門家(研究者)としてのブリーフのあらわれのはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そのブリーフが「RASを規定し、スコトーマを生みだす」ということが、まさに私が(とくにシンポジウムで)お伝えしたかったことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマを生みだす/外すポイントは3つ。1)知識、2)重要性、3)役割 です。

 知識が増えるほどスコトーマは外れやすくなりますが、一方でその知識が新たなスコトーマを生みだします。

 

その事実に人類は古くから気づいていました(=スコトーマが外れていた)。例えば、ギリシャの哲学者 ソクラテス(紀元前469~紀元前399年)は「無知の知」と表現し、中国の孔子(紀元前552or551~紀元前479年)は「知之為知之 不知為不知 是知也」と語っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879896.html

 

 ところが、それから2500年も経つというのに、現代人の多くは「必ずスコトーマが生じる」という事実を実感していません。Wiki.に書かれている「人間が犯しやすい問題」という表現が不完全性を前提にしていないのなら、その象徴といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

さらにいうと私たち現代人は、どんどん増え続ける情報量によって、ますます“大切な何か”を見失っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 

 「情報量が増える」「細分化する」ことでかえって全体が見えなくなってしまうことを、「木を見て森を見ず」「森を見て山を見ず」と言い表したりします。それらの言葉が示しているのは「ゲシュタルトの重要性」です。

 ゲシュタルトとは「全体性を持ったまとまりのある構造」「部分と全体の双方向の関係性」のこと。先ほどの例えでいえば「木:部分<森:全体」「森:部分<山:全体」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ちなみに、「AB」は「AよりBの方が抽象度が高い」という意味でもあります。

あるゲシュタルトと別のゲシュタルトを統合し「より大きなひとつのまとまり(新たなゲシュタルト)」を作りあげたとき(connect the dots)、スコトーマが外れ、理解がより深まります。抽象度が上がるから。
 その時、きっとひらめきを得るでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 医療というdotとコーチングというdotconnectする

 

 

 医療とコーチングを包摂した新たな次元をイメージしながら(feel!)、当日の講演やシンポジウムで話をさせていただきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 実際に新たなブレークスルーは医学や医療のど真ん中とは違うところで起こったりします。例えば「被害妄想がでている老人に対しての対応」といった課題(case)への解決(plan)も。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 次回は「被害妄想がでている老人に対してどのように対応すればよいでしょうか?」への回答として、医療・介護現場でひろがりつつある“ある技法”を紹介し、苫米地式認定コーチとして解説します。

 

Q-232につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

「情報量が増える」「細分化する」ことでかえって全体が見えなくなってしまうことを、「木を見て森を見ず」「森を見て山を見ず」と言い表したりします。それらの言葉が示しているのは「ゲシュタルトの重要性」です

 

 「木」「森」「山」などの概念そのものがひとつのゲシュタルト。それらを「ある」と思ってしまうことで重大なスコトーマが生じます。繰り返しますが、Wiki.に「人間が犯しやすい問題」と書かれていることは、その象徴のはずです。

 F-171:アンチ(anti)からウィズ(with)、そして vol.4-3「死」;well-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24786250.html

 

 

-関連記事-

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 

Q-217:家族や人間関係のゴール設定はどのようにすればよいでしょうか?

 

ゴールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:家族や人間関係のゴール設定はどのようにすればよいでしょうか?

家族のゴールの現状の外、抽象度が高いゴールというのがイメージが湧きません

 

A:次の2点をいつも意識に上げておくことをお勧めします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

1.「関係」に気を向ける

2.ゴールのポイントの2つ目「自分中心を捨て去る」

 

 1.「関係」に気を向ける

 「存在があり関係が生まれる」という西洋哲学に対して、東洋哲学は「関係があり存在が生まれる」という縁起ベース。さらに苫米地式は、その両方を包摂しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 私たちは物理空間上の存在の方に注視してしまいがち(lock on)。すると、高次の情報空間にある重要な情報(関係性)がスコトーマに隠れてしまいます(lock out)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 *情報空間はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その状態では、ゴールはなかなか設定できません。3つ目のポイントである「現状の外」がわからないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 では、「関係」に気を向けながら、「現状の外」にゴールを見いだすにはどうすればいいのでしょうか?

 

 

2.ゴールのポイントの2つ目「自分中心を捨て去る」

 私の答えは「自分中心を捨て去る」。そう、ゴールの2つ目のポイントです。

 

 私は「自分中心を捨て去る」=「“自分”という部分関数をどこまで大きくできるか?」と理解しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

捨て去るのは「中心」の方ではありません。「利他」という言葉に含まれる「自分のことは後回し」というようなブリーフでは、ゴールの1つ目のポイント「心から望む」「止められてもやりたい」が保てません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 「want to」にいつの間にか「have to」が紛れ込むと、創造的回避が働きゴールからむしろ遠ざかってしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 捨て去るのは「自分」の方、「私さえよければ」というような我欲です。小さな煩悩を捨て去ることは“自分”の抽象度を上げることでもあります。わかりやすく表現すると「(関係の)どこまでを“自分”と感じられるか?」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「家族や人間関係のゴール設定」の際は、自分が感じている「関係」の抽象度をもう一段引き上げてみてください。苫米地式の「上から目線」で。

 F-009:本物の“向上心”、本当の“上から目線”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721215.html

 

 

 最後にもうひとつ。

 子育て中の方によくお伝えしているのが、「我が子育ては我が心育て」という言葉。子育て中に親も成長していくという意味ですが、その場合の成長とは「抽象度が上がる」ことと同義です。つまり、子どもとの縁により、ますますゴール設定がうまくできるようになるということ。

 

 無我夢中で子育てに取り組みながら、「関係」そのものの次元が上がる方向に気を向け続けていれば、そのうちにスコトーマが外れ、もっとすごいゴールを設定することができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

それを確信し(エフィカシー)、その過程を楽しんでください。気楽にw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 「人間関係」については下記記事(シリーズ編第4弾)を参考にされてください。

 S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

捨て去るのは「自分」の方、「私さえよければ」というような我欲です。小さな煩悩を捨て去ることは“自分”の抽象度を上げることでもあります。わかりやすく表現すると「(関係の)どこまでを“自分”と感じられるか?」

 

 そんな意識状態でいる間に、だんだんと「家族のゴールの現状の外、抽象度が高いゴール」がクリアに感じられるはず。抽象度が上がるにつれて、むしろ臨場感が高まるから。

 抽象度と臨場感の関係についてはこちらをどうぞ↓

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

 

 

F-213:仕事楽しみですか? ~want toが非難される社会~ <中編:営業・マーケティング・ブランディング>

 

 先日、興味深い出来事が報道されました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 東京 JR品川駅のコンコースに掲載されたメッセージ広告に対して「不快」「社畜回廊」「ディストピア」「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの批判が相次ぎ、わずか1日(2021104日)で取り下げることになったというもの。

人材育成などの事業を手掛ける広告主(アルファドライブ)は、広告を取り下げただけでなく、謝罪まで行いました。

 

 その広告とは、「今日の仕事は楽しみですか。

 

この出来事を、前編(F-212)は「モチベーション・自由・ゴール」の観点で、中編(F-213)は「営業・マーケティング・ブランディング」の観点で考察します。後編(F-214)ではさらに踏み込み、社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案を行います。

 

前編:モチベーション・自由・ゴール

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27291839.html

中編:営業・マーケティング・ブランディング

 

 今回は「営業・マーケティング・ブランディング」がテーマ。まずはコーチの活動を例に、それぞれの概念を確認してみましょう。

 

 コーチは、じつは、「営業」をしません。ここでいう営業とは「売り込み」のこと。「私があなたのコーチングをします」「コーチングを受けてみませんか?」という類のものです。

 営業をしない理由のひとつは、「push-push back」が働くから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882703.html

 

 とくに初対面の時にコーチングがお金や損得の話と紐づいてしまうと、ゴール側からブリーフを書き換えて潜在能力を発揮していくことが困難になりかねません。そのリスクを回避するために、コーチは営業を行いません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 同じ理由で、家族や友人、職場の仲間などに対するコーチングは避けるべき。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 

 コーチングを学び、実践する過程で、私はそのリスクを身をもって体験しました。

 PM-06~:第六章(職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題)目次

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 コーチは営業はしない

 

 しかしながら、マーケティングはしっかり行います。マーケティングとは「スコトーマ外し」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 コーチングについて、コーチングと関係する様々な概念について、その根底にある認知科学や分析哲学の知見について、そして、すべてを包摂する苫米地理論について 知っていただくための活動が私にとってのマーケティングです。そのような思いを胸に、このブログを書いています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25349531.html

 

 結果として、苫米地式コーチング認定コーチである私の存在を知っていただくこともマーケティングの一部。その本質は「縁がつながること」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 ブランディングの核にあるべきは「生みだす付加価値」「提供する機能」というファクト(data)。その上で、その価値や機能がどのように認識されるかがブランド力になっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

価値や機能は物理空間上に限りません。むしろ、情報空間において圧倒的な差が開きます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

例としてコーチングはとてもわかりやすいと思いますが、私の感覚でいえば「どれだけwell-beingになったか?」というクライアント側の実感が付加価値。それは心(情報空間)における変化であり、コーチが提供した時間や単なる知識量のことではありません。

 *「well-being」についてはこちらをぞうぞ

 F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 「ファクトを前提にイメージを浸透させる」という意味では、マーケティングとブランディングは同じです。しかし、抽象度を下げると、発信者側(例:コーチ)に主体があるマーケティングに対して、ブランディングは受信者側(例:クライアント)の判断であるという違いがあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 営業とマーケティングとブランディング

 

 では、「今日の仕事は楽しみですか。」を、その3つの視点で考えてみましょう。

 

 この「今日の仕事は楽しみですか。」は営業にはなっていません。「誰が、誰に、何を売り込みたいのか?」がまったくわからないからです。その理由は「ゲシュタルトができていないから」と考えることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

全体像がわからないままでは、部分である「今日の仕事は楽しみですか。」が何を意味するのかがわかりません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 そこで、品川駅で表示された実際の広告映像を確認してみました

 

「出勤中のみなさま」 *1秒でスクロールアウト

 「今日の仕事は楽しみですか。」 *スライドイン後3秒でスクロールアウト

「今日の仕事が楽しみだと思える仕事が増えたら、この社会はもっと豊かになるはず」 *縦スクロール

「だからAlphaDrive/NewsPicksが新規事業の生まれる組織づくりをサポートします」 *縦スクロール

「ビジネスに衝動を。ビジネスに鼓動を」 *縦スクロール

 「AlphaDrive/NewsPicks」 *縦スクロール後センターで停止。全体で約15

 

 問題となった「今日の仕事は楽しみですか。」は、約3秒間のスクロール画像(実質的には1秒ほどの静止画)でした。それが切り取られて拡散し、炎上を引き起こしたのです。

 

 炎上した理由を調べていると、意外な原因に行き着きました。じつは、炎上のきっかけとなった切り取り写真の出どころは広告主(アルファドライブ)の代表取締役兼CEOのツイッターだったのです。

 おそらく品川駅にいる人々に向けた広告というよりも、広告の様子を撮影した写真を用いたSNSでの情報拡散によってインパクトを高め、ひろくスコトーマを外そうとしたのでしょう。

 

各種メディアで大きく取り上げられたのですから、「スコトーマ外し」という意味でマーケティングは成功です。事実、私は今回の騒動でアルファドライブという会社の存在を知りました。

 

 しかし、ブランディングとしては失敗といえるでしょう。多くの人々のイヤな情動記憶(アンカー)を引き出してしまったから(トリガー)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 実際のところ、「不快」「社畜回廊」「ディストピア」「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの批判が相次ぎ、わずか1日で謝罪と訂正・撤回が行なわれています。このように

 

 

アルファドライブ(広告掲載について)

AlphaDrive HPより引用

AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について | AlphaDrive/NewsPicks

 

 

 この「AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について」を読む限り、広告主は炎上した理由を理解していません。

 

問題(case)はもっと根深いところにあり、解決(plan)は意外に身近なところにあるはずです。次回、掘り下げます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

F-214につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

問題(case)はもっと根深いところにあり、解決(plan)は意外に身近なところにあるはずです

 

 認知科学者 苫米地英人博士の著書に「営業は『洗脳』 一瞬でお客を支配する禁断の営業術」(CYZO)という本があります。「問題と解決」をはるかに超える次元で学ぶことができます。

 

 

-関連記事-

F-031:「人間関係が嫌になった」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

営業は「洗脳」

Kindle版はこちら↓

営業は「洗脳」―一瞬でお客様を支配する禁断の営業術 | 苫米地 英人 |本 | 通販 | Amazon

 

 

Q-216:「現状の外のゴール」とは何か? 混乱しています

 

ゴールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:「現状の外のゴール」について質問させてください。

現状から可能世界Aへ移動しうるゴールが「現状の外」だと思っていたのですが、田島コーチの「マインドの教科書」には「抽象度を上げたゴール」とあります。

「現状の外」のゴールとは、何なのか混乱しています。

例えば、今の自分が設定したゴールは、厳密にいえば、「現状の外」ではないと思います。「現状の外」のゴールはスコトーマにより見えないと思いますので。コーチに見つけてもらったゴールか、アファメーションを続けたことにより閃いたものしか、「現状の外」にならないのでしょうか?

とはいえ、ゴール設定しないと始まらないので、「抽象度の高いゴールを設定しよう!」と言っているのでしょうか?

 

A:「現状から可能世界Aへ移動しうるゴールが『現状の外』」はそのとおりだと思います。「現状」とはステイタス・クオ(SQStatus Quo)のこと。それは「このまま続く時間延長上の未来」も含みます。その根底にあるのは「過去→現在→未来」という時間観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 その現状(「このまま続く未来」も含む)とは異なるものが「可能世界A」。その新たな世界を生みだす行為がゴール設定です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 田島コーチが書かれているのは、「『可能世界A』はより抽象度の高い次元にある」ということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 田島コーチや私の師でもある認知科学者 苫米地英人博士もよくおっしゃることですが、高次から低次への抽象度の移動は簡単にできますが、低次から高次への抽象度の移動はなかなかできません。御指摘のとおり、高次の抽象度空間はスコトーマに隠れており、認識することさえできません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 より高次の抽象度次元に向かうマインドをつくり、実際にスコトーマを外していくために教育があります。その目的を一言でいえば「自由」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 下に示すのは、米国の心理学者 アブラハム・マズロー(Abraham Harold Maslow1908~1970年)が唱えた「欲求階層説」です。

マズローは、「人間は自己実現に向けて絶えず成長する生き物である」と仮定し、人間の欲求を五段階の階層で理論化しました。それが「欲求階層(段階)説」で、「自己実現理論」とも呼ばれています。それによると、人間の欲求は五段階のピラミッドのようになっており、下位の段階の欲求が満たされるとより高次の欲求を目指すと説明されています。

その欲求とは下位より、1.生理的欲求(Physiological needs)、2.安全の欲求(Safety needs)、3.所属と愛の欲求(Social needs/Love and belonging)、4.承認(尊重)の欲求(Esteem)、5.自己実現の欲求(Self-actualization)です。

 

 

自己実現理論(Wikiより引用)

欲求階層説(自己実現理論)

Wikipediaより引用

 

 

 この「欲求階層説(自己実現理論)」をイメージしながら、今一度「ゴール」と「高次の抽象度次元」の関係を感じてください。

 

 ゴール設定により上の階層への道が拓き、さらなるゴール設定によりもっと上位への扉が開く

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 ...先程、教育の目的を「自由」としましたが、その理由はクリアでしょうか?

 *クリアではない場合はこちら↓

 PM-05~:第五章(苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ)目次

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13077001.html

 

 スコトーマを生みだす/外すのは 1)知識、2)重要性、3)役割 です。この3つが揃った情報だけがRAS(網様体賦活系)のフィルターを通過し、認識にあがります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 そのRASに多大な影響を与えるのがブリーフシステム。通常、ブリーフは親など他人の判断基準や社会の価値観で構築されています。時間でいうと過去です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そんなブリーフシステムを、未来側から再構築するのがコーチング。その最初の一歩がゴール設定です。「現状の外」とは、リミッター解除であり、過去の呪縛からの解放です。

 ただし、ゴール設定は簡単なことではありません。それは「これまでの価値観を丸ごと捨て去ること」でもあるから。「これまでの価値観」には強力なホメオスタシス(恒常性維持機能)が働いています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 現状の外へのゴール設定 = リミッター解除 = 過去の記憶でつくられたブリーフの未来側からの再構築

 

 私は、じつは、最初はゴールが現状の中に設定されてもいいと思っています(現状の中をゴールとは言いませんが)。

「今までの私ではムリ」というようなドキドキ&ワクワクを感じられたらOK。おっしゃるとおり、まずは「ゴール設定しないと始まらない」です。

Q-103:あがり症は克服できますか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19152931.html

 

 まずは止められてもやりたいような心から望む“暫定的”なゴールを設定し(←もう一度。現状の外でないものをゴールといいません)、ゴールに向かいながら自分中心を捨て(=抽象度を上げる)、さらなる現状の外を探っていくという感じで動き始めてください。気楽にw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 「閃く」はとてもいい表現だと思います。その本質は「より大きなゲシュタルトができること」。その感覚は下記ブログ記事でどうぞ↓

 Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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カテゴリ>フリーテーマ>自分のリミッターをはずす!

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Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

 

 

マインドの教科書



L-05020207月マネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)レポート -10<最終回>;「その他(自由記載)」QA

 

 20207月、鹿児島県の医療法人で認知科学やコーチング理論を用いたマネジメント研修を行いました。タイトルは「『余裕』を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~」です。

 内容について紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変お待たせいたしました)

 

 01;イントロダクション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27054655.html

 02;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修1;ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27105005.html

 03;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修2;ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27142761.html

 04;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修3;ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27162802.html

 05;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修4;ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27201242.html

 06;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修5

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27221449.html

 07;「印象に残ったもの」QA

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27259023.html

 08;「疑問や難しかったこと」QA

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27279158.html

 09;「もっと知りたいこと」QA

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27316877.html

 10<最終回>;「その他(自由記載)」QA

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

アンケートでは理解度と満足度をそれぞれ10段階の目盛りで評価していただきました。これは医療現場でも疼痛の評価等に使われる方法で「VAS(バス、Visual Analog Scale)」と呼ばれています。

今回の研修は、理解度:6.161.910)、満足度:6.792.110という結果でした。

 それでは御意見・御質問に回答いたします。最後は「その他(自由記載)」です。

 

 

・もっと聞きたいですが、子どもの迎えやらでなかなか時間がなく参加できないです。資料等あればいただきたいです。ブログを見てみます!

 

A:「もっと聞きたい」は職業あるいは生涯学習のゴールから、「子どもの迎えやら」は家庭のゴールから生まれるセルフトーク。そのどれもがwant toであり、いつもwant toに囲まれているというのが基本です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 ただし、そのwant toどうしはぶつかり合います。時間は有限であり、空間は限定されているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 ゴールを設定し、その達成方法を考える思考は、「情報空間での活動」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 一方、ゴール実現のための取り組み(実装)は、情報空間の底面である「物理空間での活動」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 しかも、あらゆる縁を巻き込み収斂させながらの「物理空間での活動」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 そのイメージはこんな感じ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間



 私はゴール設定からゴール実現までスムーズにマネジメントする最大の秘訣が「抽象度のコントロール」だと思っています(高次の情報次元→物理次元)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そのための方法のひとつとして 続きは「ブログを見て」くださいw

 F-140~:不要不急

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400247.html

 

 

・この図(←くせ・マトリックスのこと。アンケート用紙に絵が描かれていましたwをメモしようと思いましたが、間に合わず悔しい!

 

A:「メモしよう」はゴール側、「間に合わない」が現実。そのギャップを「認知的不協和」と呼びます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 それが「エネルギーと創造性」の正体です。詳しくはこちら↓

 Q-178:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか? -02;エネルギーと創造性の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

 

くせ・マトリックス(薔薇色脳)

認知科学者 苫米地英人博士の著書「薔薇色脳」(主婦と生活社)より引用

Kindle版はこちら↓

薔薇色脳〜悩みが1分で解決できる人生好転50のメソッド | 苫米地英人 | 暮らし・健康・子育て | Kindleストア | Amazon

 

 

・「組織で働いているのだから従いましょう」と言われたことがあるのですが、どう思われますか?

 

A:私の評価は発言者の知識と意識状態によります。具体的にいうと「空観」かどうか?

 PM-02-16:空観、仮観、中観

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

「空(くう)」なら「区別」でOK、「空」でないなら「差別」でNG

 PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

   

 コミュニケーションは双方向です。発信者の意識と同様、受信者の意識も重要です。簡単にいうと「聞く準備ができているか?」「受け入れる状況がつくれているか?」。その準備や状況により「受け手がどう思うか?(感じるか?)」が変わっていきます。

受け手側に少しでもhave toが生じるなら、その発言は“失敗”でしょう。だからこそ、リーダーだけでなく、組織全体でマインドについて学び続ける必要があります。“壁”を突破するために。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14401202.html


 

・「心理・精神的労働環境」-現場の声 →上には届かない。届いても消される

・自分たちが何をしているのか? どうすればもっと良い環境になるのかを一人ひとりが考えることが必要だと思います

 

A:その気持ち、よくわかります。私は、「声」だけでなく、「存在」そのものを消されましたw

 PM-06~:第六章(職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題)目次

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 その気持ち、その思い、そのエネルギーを、ぜひreloadする方向に使ってください。そして、evolutionrevolution

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27012198.html

 

 挑戦し続けましょう。そのうちに「思いはひろがり、evolutionsrevolutionsになる」と私は信じています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27063566.html

 

 

・現在の仕事は嫌ではないが自分の得意なことをしてみたい。〇〇ではなく。しかし、年齢が若くないので辞めたくもないし、別な部署にも行きたくない

 

A:ぜひコンフォートゾーン(CZ)について確認してください。CZとは「セルフイメージにより決められる、その人にとって心地がよい空間」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 CZの中ではリラックスした状態でいられ、IQが上がり、パフォーマンスが向上します。しかし、その一方で、CZは束縛や足枷にもなります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

 

例えば、「得意」は過去の記憶によりつくられているはずです。よって、「得意」にこだわるほど、過去に縛られてしまう危険が生じます。 

 「年齢が若くない」は物理空間においては考慮する必要がありますが、情報空間ではまったく関係ありませんよw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22528302.html

 

 いつまでも心はforever youngでいてください!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html

 

 

・職員それぞれが思いやりを持ち、皆さんとゴールを共有できたらとそのような気持になりました。ありがとうございました

 

A:「職員それぞれが思いやりを持ち、皆さんとゴールを共有できたらその先にあるのは“無敵”のはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

ますます“無敵”になる皆さんは、これからさらに地域の安心・安全のために貢献することができます。しかも気楽に。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 そのお役に立てて、とてもうれしいです。こちらこそありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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-告知-

 コーチングを応用した研修に御興味のある方々は、下記連絡先(メール)に御連絡ください。みんなでエフィカシーを高めあう、明るくあたたかい未来をぜひ手に入れてください。

 (現在は主にオンラインで研修を行っています)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 連絡先(メール):coachfor.m2@gmail.com

 

 

F-211:研修医時代の思い出 ~自由な発想の教授からの“無茶振り”に学ぶ~

 

 先日、「毎回同じ話ばかりである」という御意見をいただき、コーチとして回答いたしました。「同じ話」にならないように気をつけながらw

 Q-215:毎回同じ話ばかりである

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27050392.html

 

 書きながらとくに意識に上げたのは、「抽象度」と「スコトーマ」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 抽象度(Levels of Abstraction)とは、「宇宙を情報量の大小でならべる軸」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そして、スコトーマ(Scotoma)とは、「心理的盲点」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 きっと「同じ話ばかり」が縁になったのでしょう、ブログ記事を書きあげた頃に研修医時代の夢を見ました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 私が最初に御世話になったT教授は、とても自由な先生です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 例えば、大学医局から民間病院に出向していた頃、非常勤勤務で来られた教授からドライブに誘われたことがあります。微妙な時間に(←マナーやルールに縛られない思考に驚嘆)。

発売されたばかりの初代プリウスを運転しながら、教授は「これからの時代はハイブリッドだよ。地球環境や未来のこともしっかり考える人間になりなさい」と教えてくださいました(←抽象度の高い思考に感動)。

ところが、しばらくして教授は車を乗り替えられました。アルファロメオに。もちろんガソリン車です(←自由自在な姿に感嘆)。

今思えば、いち早く「well to wheel」を考慮されたのかもしれません(←その可能性大)。

 S-02~:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/17563396.html

 

 そんな教授から、ある日、指令が下りました。

 

  20分間で糖尿病のすべてがわかる講義をせよ

 

 医局会で、先輩医師に対してです。

 

  えっ、なぜ私が? リハ科なのに...なぜ糖尿病? 20分で「すべて」って?

 

 そんな感じで多少うろたえましたが、イヤな気持はまったくありませんでした。教授の言動に押し付け(強制的動機付け)はなかったから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 おかげで創造的回避が働くことなく、100%want toで取り組むことができました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 試行錯誤するうちに、講義を2本立てで構成することを思いつきました。「思いっきりシンプルな話」と「最新情報」の2本立て。具体的には「血液中の糖が多い=臓器のエネルギー不足」といった病態の本質的な話と新たな糖尿病薬の薬理機序の説明です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 コーチの視点で述べると、前者が「抽象度を上げる」方向性、後者が「抽象度を下げる」方向性です。さらに拡張すると、前者がリーダー的な思考、後者がマネジメント的思考といえるはず。

 PM-06-17:仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 

 講義後、私は「『すべて』を語りつくしたぜ~」という達成感に包まれました。たった20分の出来事なのにw

 

 その理由は、抽象度の高い視点でパラダイムシフトを引き起こしたという確信と抽象度の低い視点(=専門性)で最新の情報を提供したという実感があったからだと思います。

 

 さらにいうと、情報宇宙の頂点である「空(くう)」から底面である「物理空間」までしっかりカバーしたという感覚だったのかもしれません。

 

 *情報宇宙(空間)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 *空(くう)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 残念ながら、講義後の教授のリアクションは覚えていません。“失敗”として記憶されなかったからだと思います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 最近見た夢の中では、講義後、教授は微笑んでおられました。

その微笑みを見た夢の中の私は、“自由な発想の教授”からの言語&非言語による働きかけによって「抽象度を自在にコントロールする感覚」を学んでいたことに気づきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 もちろん、それは「T」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

そして、それは四半世紀の時を超えた智慧の“教授”。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

その経験を縁に、あらためて私は“夢”の意味を考えました。

Q-213~:「ラベリングを夢の中でも行う」ことの意味

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414537.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 そして、スコトーマ(Scotoma)とは、「心理的盲点」のことです

 

 スコトーマは、もともとは医学用語(眼科)で、「盲点」のこと。

 目の仕組みをカメラに例えると、レンズキャップがまぶた、レンズが水晶体、しぼりが虹彩、そしてフィルムが網膜といえます。

 「目が見える」というのは「網膜に映った映像が脳に伝わり認識される」ということ。網膜には視細胞と呼ばれる細胞が並んでいます。その細胞が光を電気信号に変え、視神経(2番目の脳神経)を通って脳(後頭葉)に伝わります。

 片目に1億個以上あるといわれる視細胞は網膜全体にひろがっていますが、1か所だけまったく存在しない部分があります。視神経が網膜を貫く視神経乳頭と呼ばれる部分 それが「盲点」です。

 実際に「盲点」を体感すると、臨場感が上がります。下記ブログ記事でワークを紹介していますので、ぜひスコトーマ(盲点)を体験してください↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27105005.html

 

 

-追記2

「目が見える」というのは「網膜に映った映像が脳に伝わり認識される」ということ。網膜には視細胞と呼ばれる細胞が並んでいます。その細胞が光を電気信号に変え、視神経(2番目の脳神経)を通って脳(後頭葉)に伝わります

 

 人間においては、網膜からの情報が視神経(2番目の脳神経)を通って脳(後頭葉)に伝わるルートだけではないことが確認されています。直接、扁桃体に向かう別ルートが存在するのです。そう、扁桃体とは「ファイト・オア・フライト」に関係する場所。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 脳梗塞などの異常で視覚機能を失ったとしても、扁桃体で人の表情を判断することができます(blindsight)。人間の場合は。

 「無財の七施」中の「眼施(げんせ/がんせ:やさしいまなざし)」と「和顔施(わがんせ:和やかな明るい顔)」は、相手を「ファイト・オア・フライト」から救い出すための古からの智慧といえそうです。

 F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268334.html

 

  

-追記3

 試行錯誤するうちに、講義を2本立てで構成することを思いつきました。「思いっきりシンプルな話」と「最新情報」の2本立て

 

 昨日(20211021日)より「2021年度下期苫米地英人アカデミー」の募集が始まりました。今期は、なんと、「マスター・コーチ向けカリキュラムの解放」です!
 詳細はこちら(苫米地博士のメッセージを視聴することができます)↓

 https://maxpec.net/academy2021h2/

 

 今期も講師を務めさせていただきます。私の講義は「2本立て」...「シンプルさを追究した理論的な内容」と「実装のための具体的な話」です。さらに、その2つを統合した「1つのゲシュタルト(connect the dots)」として感じていただけるように取り組みます。Don’t think, feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

入門者にとっても、上級者にとっても、最高の講義となることを確信しています。超情報場でお会いしましょう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24204264.html

 

-関連記事-

PM-04-10~11:すでに始まっている医療に抽象度を取り入れる試み

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F-201~:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413696.html

 

 

2021年度下期苫米地英人アカデミー

苫米地英人公式サイトから引用

苫米地英人公式サイト (hidetotomabechi.com)

 


L-04020204月シークレットレクチャー -09<最終回>;「スピリチュアルペイン」を超越する<後編>

 

20204月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の最終回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、サブテーマは「自由」(1月)、「貢献」(3月)、「超越」(今回)です。

L-001~20201月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 L-023~20203月シークレットレクチャー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。以下の課題について、ぜひ自分自身のオリジナルな解を見つけ、感じてください(Don’t think, feel!)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

1:四苦を超越する

 2:ヴィーゼルの言葉を超越する

3:スピリチュアルペインを超越する

 

 

 01;「自由」「貢献」につづく言葉

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26588304.html

 02;「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」の関係性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26626963.html

 03;「自由」とゴールと「貢献」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26648449.html

 04;エフィカシーとは縁起の結実の確信

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26686871.html

 05;「四苦」を超越する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26705888.html

 06;「ヴィーゼルの言葉」を超越する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26744273.html

 07;「スピリチュアルペイン」を超越する<前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26764416.html

 08;「スピリチュアルペイン」を超越する<中編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26799142.html

 09<最終回>;「スピリチュアルペイン」を超越する<後編>

 

 「生きている誰もが、老い、病み、そして死を迎える」という事実を、私たちはどのように受け入れればよいのでしょうか?

 「死」という未来(=人生のはじまり)に、どのようなゴールを設定するべきでしょうか?

 

 上記問いの答えを見いだすために、「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」を超越していきましょう。

 

 最後は「スピリチュアルペイン」の超越。

 

前々回(L-038)は「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」について説明し、内包する矛盾を指摘しました。

 

 「個の生存」を目的とするはずのホメオスタシスが、人生単位では「個の死滅」のために働いている

 前回(L-039)、この「矛盾」自体に解決のヒントが隠されていることを説明しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その解決のヒントとは「抽象度を上げる」=無分別。すると、

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 の生存」のためのホメオスタシスとして、「個の死滅」が機能(貢献)している

 と理解することができます。

 

 この場合、“一人の人間”という「個」が部分であり、“人間の集まり(人類)”という「種」が全体です。つまり、「個という部分と種という全体の双方向性の関係性」とみることができます。ゲシュタルトです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そのゲシュタルト(個という部分と種という全体の関係性)の抽象度をすこし下げると、部分である“一人の人間”自体がひとつのゲシュタルトであることがわかります。今度は“一人の人間”が全体です。

 

 人間の体は、250種類、60兆個の細胞の集合です。

それぞれの細胞がしっかりと機能(貢献)し、時が来たら次の世代に置き換わることで、全体の生命(“一人の人間”)が保たれています。つまり、“11つの細胞”が部分。

 

ちょっと医師っぽく解説しますw

私たちの体は、毎日、1兆個もの細胞が置き換わるといわれています。じつに60分の1は前日と違うパーツなのです。まさに無常 物事は常に変わりゆき、永遠に変わらないものなどない」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 古い細胞が新しい細胞に置き換わるスピードは、臓器や年代により異なります。具体的にはこんな感じ

 

 脳:細胞亢進速度が早い細胞で1ヶ月で40%、遅い細胞は1年ですべて入れ替わる

 胃の粘膜:約3日ですべて入れ替わる

 肝:(早)1ヶ月で96%、(遅)1年ですべて

 腎:(早)1ヶ月で90%、(遅)1年ですべて

 筋:(早)1ヶ月で60%、(遅)200日ですべて

 血液:~120日ですべて入れ替わる

 骨:幼児期は1.5年、成長期は2年、成人は2.5年、70歳以上は3年ですべて

 皮膚(肌):10:20日、20:28日、30:40日、50:75日、60:100日ですべて

 

 このようにすべての細胞は、必ず新たな細胞に置き換わっていきます。ふさわしいタイミングで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 では、「ふさわしいタイミング」がきたのにいつまでも置き換わらない細胞がいたらどうなるでしょうか?

 

 そうです。その「いつまでも置き換わらない細胞」とは「がん細胞」のこと。

死ななくなった“がん細胞”という部分の存在により、やがては細胞の集合である“一人の人間”という全体の“命”が尽きる(死が早まる)ことになります。

だから、“一人の人間”という全体のために、“11つの細胞”という部分は置き換わらなければなりません。ふさわしいタイミングで。必ず!

 

 では、すこし下げていた抽象度を元に戻し、これまでの話を包摂して考えてみましょう。

 

 “一人の人間”という部分と“人間の集まり(人類)”という全体の関係も同じ。

ホメオスタシス(恒常性維持機能)は、細胞レベルでは「人(個)の生存」のためにあり、人間レベルでは「人類(種)の生存(受け継がれる命の維持)」のためにあります。

それが私たちのゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

講義のメインテーマである「スピリチュアルペイン」とは、「自分の存在や意味を問うことに伴う苦痛」のことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

その「自分の存在や意味」は、じつは、はじめから遺伝子に書き込まれています。それは

 

人類という種の生存(受け継がれる命の維持)

 

 さらには、ただ書き込まれているだけではなく、その「存在や意味」に対して強力なホメオスタシスがしっかりと働いています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ということは、私たちが心がけるべきこととは

 

根源的な「存在や意味」を個のゴール(バランスホイール)に落とし込み、ファイナルゴールである死に向かって“無我夢中”で生ききること

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

その理解と体感が「スピリチュアルペイン」の超越です。

 

 

 最後に、またこの質問を。

 

 

 「生きている誰もが、老い、病み、そして死を迎える」という事実を、私たちはどのように受け入れればよいのでしょうか?

 

 「死」という未来(=人生のはじまり)に、どのようなゴールを設定するべきでしょうか?

 

 

ぜひ皆さん自身のオリジナルの答えを見つけてください。その探究自体が「エネルギーと創造性の源」となり、今はまだスコトーマの中に隠れているシンのゴールへと導いてくれるはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

スピリチュアルペインとは、「自分の存在や意味を問うことに伴う苦痛」のことです。

その「自分の存在や意味」は、はじめから遺伝子に書き込まれています。

 

ということは、スピリチュアルペインとは「抽象度を上げられない苦しみ」ともいえます。

 

 私は「スピリチュアルペインは自我の問いとともにはじまっている」と考えているため、思春期真っ只中の中高生に最優先にコーチングを導入するべきだと考えています。

 PM-05-33:子どもたちへの最大のプレゼント<後編:スピリチュアルペインはすでに始まっているのだから>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11386276.html

 

 スピリチュアルペインが「抽象度を上げられない苦しみ」であるならば、もっと根本的な理由により教育現場にコーチングを導入するべき!

 PM-05-13~15:そもそも教育とは?-6)人間形成

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 詳しくは下記ブログ記事で。教育について思うことを書きました↓

 PM-00-05:第五章(苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ)目次

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13077001.html

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

Q-177~:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408953.html

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

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2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第5回目は2021919日(日)開催。テーマは「クライシスサイコロジー&レジリエンス」です。詳細はこちらから↓

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 超情報場でお会いしましょう!

 

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F-203:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える vol.3;工学とは社会や未来への貢献(ワーク付き)

  

 先日、若い医師たちにコーチングを教える機会がありました。講義中に体感したイメージを言語化します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 vol.1;突然あらわれた“謎の穴”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26671282.html

 vol.2;理学とは〇〇心。その正体はCH

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26722183.html

 vol.3;工学とは社会や未来への貢献(ワーク付き)

 

 前回は、大阪大学大学院生命機能研究科の大学院生 足立晴彦さんらの研究グループによる“世界初の発見”を紹介しました。その発見とは「カブトムシの幼虫は、地面が軟らかいときはミミズのように蠕動運動しながら直線的に掘り進み、固い地面に当たるとでんぐり返しのような連続的な回転運動により土を削りながら掘り進む」というもの。

「なんだそんなこと?」「それが何の役に立つの?」と思う方もいらっしゃると思いますが、意義や利得など度外視で純粋に「なぜ?」を探求するのが理学です。その根底には「知りたい」という強烈なwant to=好奇心が存在します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 好奇心とは、じつは、ホメオスタシス活動です。シンプルに表現すると、「取り入れ」「構築し」「更新する」。その「構築し」が理学に、「更新する」が工学に相当します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そのすべて(「取り入れ」「構築し」「更新する」)に強く影響を与える大切な要素があります。何でしょうか?

 

 そう、ゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

「“現状の外”に設定」したゴールがあるから、スコトーマを外し新たな情報を「取り入れ」ることができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「自分中心を捨て去り設定」したゴールがあるから、まったく新しいゲシュタルトを「構築し」(connect the dots)、理解を深めることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 止められてもやり続けるような「心から望む」ゴールがあるから、エネルギーと創造性を最大に発揮しながら「更新する」ことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20276623.html

 

 さらにゴールとの関連を追究すると、

「構築し」=理学=「趣味」に近い「職業」のゴール

「更新する」=工学=「社会への貢献」「未来への貢献」に近い「職業」のゴール

と考えることができるはずです。詳しくはこちらで↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 

いずれにせよ“プロフェッショナル”。“プロ”の定義は下記ブログ記事でどうぞ↓

 F-027~:プロとアマの違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268331.html

 

 

 では、大阪大学の研究に戻りましょう。FNNプライムオンライン(202182日)から、阪大大学院生命研究科の大学院生 足立晴彦さんのインタビューを一部引用します。

 

 -カブトムシの幼虫の「地面の掘り方」に注目したのはなぜ?

 足立さん:私は、異分野融合を推奨する大阪大学リーディング大学院ヒューマンウェアイノベーションプログラムというものに参加しており、その活動の中で、他研究科(工学や情報学)の学生とともに、進めていけるような研究テーマを常に探しておりました。

 そんな中、博士課程の主要テーマで扱っていたカブトムシの幼虫の形が、ミミズのような細長い形に比べて、土から受ける抵抗を考えると、土の中の移動に適していないことに、ふと疑問を抱きました。

 そこには、何かミミズにはない、効率的な働き方があるのではないか、それであれば、そのメカニズムを工学的に応用できるのではないかという考えを持ちました。ちょうど、プログラムの趣旨に合いそうなテーマだと思ったので、実際に着手に踏み込むことができました。

 (中略)

 -今回の研究結果は今後、どんなことに応用できそう?

 足立さん:土を耕すという点で、新たな農耕技術として使えるかもしれません。空気を含んで軟らかい土壌部分は、直進スタイルで速く通り抜け、固い部分にいくと、回転スタイルによって耕作を行うというようなイメージです。

 日本の農業技術者は減少傾向にあり、耕作が放棄された農地は増加傾向にあるというデータも内閣府から出ていますので、カブトムシの幼虫を模倣した、簡便かつコストがかからない農耕技術によって、そういった問題の解決につながればいいなと思います。

 また、今回の研究では、特に最新の機器類を使っているわけではないので、子供たちを含む多くの方に、自分でも何か発見ができるのではないかと希望を感じてもらうことで、そこから何か新しいことに繋がればいいなと思っています。

 引用終わり

 

 このインタビュー記事との縁により、私はこのようなイメージ(I)をはっきりと感じました(V)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 まずは個人レベルの「なぜ?」の探究があり、徐々に抽象度が上がりながら(理学)、やがて社会や未来への貢献へと拡大していく(工学)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 それが理学と工学の関係性。

 

 医学と医療も同じように考えることができるはずですが、確かに似ている一方で、決定的な違いがあるように私には感じられます。

 その類似と相違の考察は、コーチングで心がけるべきことを明らかにしてくれます。

 次回、掘り下げます。

 

 最後に、ある雑誌から、ある小児科医が書かれた文章を引用します(事情により秘密)。その言わんとするところを「超情報場仮説(理論)のゲシュタルト」でイメージしてください。

これはコーチングを実践する者にとって重要なワークです(もちろん医療人にも)。ぜひ取り組んでくださいw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

 医学生に小児科学総論の最終講義をするようになり、強調したことが2つありました。

 1つは小児科学と小児医療の違いです。前者は疾病を対象とした学問であり、疾病にはその時代に使われている定義があるので、正解と不正解を区別する試験問題を作成することができるという理屈になります。後者は人(小児)を対象としたもので、geneticepigeneticに同じ人は存在しないため、診断・治療と、その結果は人の数だけありえるので、単純に正解と不正解に分けることはできない、つまり医療の試験問題作成は簡単ではないと伝えてきました。したがって、医師国家試験も医学の試験にならざるを得ず、共用試験の一つである知識を問うCBTの成績と国家試験の成績が強く正の相関を示すのはそのためだと考えています。

 2つ目のメッセージは、小児科医は全身を診る総合診療医としての活動が基本で、子どもの肉体・精神・感情のすべてにわたり配慮する必要があり、病む臓器のみならず彼らの健康な暮らしに影響を及ぼしうる社会環境に至るまで考慮に入れる必要があることです。

 

 

F-204につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

まずは個人レベルの「なぜ?」の探究があり、徐々に抽象度が上がりながら(理学)、やがて社会や未来への貢献へと拡大していく(工学)

 

 「貢献」について、下記記事にまとめました↓

 L-023~20203月シークレットレクチャー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・介護現場のスコトーマ(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

F-184~:「新型コロナ感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410505.html

Q-177~:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408953.html

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第5回目は2021919日(日)開催。テーマは「クライシスサイコロジー&レジリエンス」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26768389.html

 

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L-03720204月シークレットレクチャー -06;「ヴィーゼルの言葉」を超越する

 

20204月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の最終回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、サブテーマは「自由」(1月)、「貢献」(3月)、「超越」(今回)です。

L-001~20201月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 L-023~20203月シークレットレクチャー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。以下の課題について、ぜひ自分自身のオリジナルな解を見つけ、感じてください(Don’t think, feel!)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

1:四苦を超越する

 2:ヴィーゼルの言葉を超越する

3:スピリチュアルペインを超越する

 

 

 01;「自由」「貢献」につづく言葉

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26588304.html

 02;「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」の関係性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26626963.html

 03;「自由」とゴールと「貢献」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26648449.html

 04;エフィカシーとは縁起の結実の確信

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26686871.html

 05;「四苦」を超越する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26705888.html

 06;「ヴィーゼルの言葉」を超越する

 

 「生きている誰もが、老い、病み、そして死を迎える」という事実を、私たちはどのように受け入れればよいのでしょうか?

 「死」という未来(=人生のはじまり)に、どのようなゴールを設定するべきでしょうか?

 

 上記問いの答えを見いだすために、「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」を超越していきましょう。

 

 

 次に「ヴィーゼルの言葉」の超越です。

 

 前回は「四苦」の超越でした。四苦とは「生老病死」のこと。その現象は物理空間に限定されています。物理空間とは情報空間の底面のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 したがって、「四苦」の超越は、より抽象度の高い次元に臨場感を感じることで実現できます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「四苦」を超越すると「情報的には死ぬことはない(消滅しない)」ことがわかります。もっと正確に表現すると「滅するとはいえず、滅しないともいえない」という感じ。「空(くう)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 今回の「ヴィーゼルの言葉」も同じ。

たとえ「生と死の間(between life and death)」に関心を持ち続けたとしても、その関心が物理空間に限定されているのであれば、それは「四苦」に囚われることと同義です。

 

 

 愛の反対は憎しみではない。無関心だ

 美の反対は醜さではない。無関心だ

 信仰の反対は異端ではない。無関心だ

 生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心だ

 

The opposite of love is not hate, it’s indifference.

The opposite of beauty is not ugliness, it’s indifference.

The opposite of faith is not heresy, it’s indifference.

And the opposite of life is not death, but indifference between life and death.

 

 

 重要なので繰り返しますが、「生と死の間」に関心を持ち続けることでヴィーゼルのいう「生」を全うしたとしても、低抽象度に留まり続ける間は苦から逃れられません。徳川家康の遺訓とされる「人の一生は重荷を負ふて遠き道を行くが如し」ではないですが、生きることも死ぬこともhave toであり続けるでしょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 やはり、鍵は「抽象度」。

 

ヴィーゼル自身は抽象度の高い視点でもっと大きなことを伝えたかったはずです。なぜなら、「生」とともに取り上げられた「愛」「美」「信仰」はすべて高次の情報空間上の概念だから。

それらに続き「生」に言及したことには、「『生死』を物理空間だけではなく、より高次元(願わくば全抽象度)で捉えて欲しい」という思いが込められているはずです。

 

 では、全抽象度次元で捉えた場合の「生と死の間」とはどのようなものでしょうか?

 

 私の答えは「縁起による無限の可能性」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 それはゴールのポイントの1つ「自分中心を捨て去ること」を実践し続けることで宇宙中にひろがっていく「自我」のことでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 鍵は「抽象度」。

 

 抽象度が上がるほど具体的な情報量は減っていきます。

しかし、その一方で、抽象度が上がるほど潜在的な情報量はむしろ増えていきます。「潜在的な情報量」を「可能性」に置き換えると、抽象度が上がるほど可能性は大きくなるといえます。

例えば、「動物」は「犬」より具体的な情報量は少ないのですが、「猫」も「牛」も「豚」も潜在的に含んでいます(=包摂)。「犬」の抽象度では「猫」「牛」「豚」である可能性は閉ざされますが、「動物」の抽象度に上がると、「猫」や「牛」や「豚」である可能性が開かれます。もちろん、「鳥」や「魚」の可能性も。

さらに「動物」と「植物」を包摂する「生物」の抽象度まで上がると、「犬」はもちろん、「木」や「花」の可能性も生まれます。

 

抽象度が上がるほど増える潜在的情報量(=可能性)で考えると、宇宙は逆円錐のような構造とイメージしなおすことができます。

(情報空間の階層が円だという意味ではありませんw

 

潜在的情報(可能世界)

 

 繰り返しますが、緑色の逆円錐で示されているものは潜在的情報量(=可能性)です。潜在的情報量が最も少ない(=具体的情報量が最も多い)抽象度0の次元が物理空間ですので、逆円錐の頂点は物理空間上に存在すると考えることができます。

 情報空間の底面である物理空間のイメージ(赤枠の平面)を重ねるとこんな感じになります。

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 ヴィーゼルのいう「生と死の間」とは、物理空間(上図の赤い平面部分)に限定されるものではありません。その高次の情報宇宙に広がる可能性すべて(緑色の逆円錐)です。

 

 つまり、「生」とはあらゆる可能性が結実している刹那瞬のこと(一期一会)。

底面(物理空間)に結実した刹那瞬から高次の抽象度次元に気を向けると、情報空間いっぱいにひろがる無限の可能性こそが「生」であることがわかります(一念三千)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

 その理解と体感が「ヴィーゼルの言葉」の超越です。

 

L-038につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

Q-177~:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408953.html

 

 

-告知-

 2021829日(日)にコーチングフェスタ2021が開催されます!

苫米地式コーチング認定マスターコーチ 青山龍さんが主催される「クライアントとコーチが出会う場となるオンラインイベント」です。すでに申し込みはスタートしています。

じつは、私 CoacH Tも参加させていただきます。

超情報場でお会いしましょう!

 

 ▼コーチングフェスタ2021詳細▼

 http://aoyamacoach.com/coaching-festa-2021/

 

   

F-201:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える vol.1突然あらわれた“謎の穴”

 

 先日、若い医師たちにコーチングを教える機会がありました。講義中に体感したイメージを言語化します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 

 vol.1;突然あらわれた“謎の穴”

 

 私が講義のために伺ったのは地域の中核病院です。高度な専門医療を行いながら、一方で救急もたくさん受け入れられています。緩和ケア病棟(ホスピス)もあり、さらにはその医療圏の医療従事者や患者さん(住民)に対しての教育・啓発活動にも取り組まれています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_318161.html

 

 シンプルに表現すると、研究・診療(看取りを含む)・教育がしっかりデザインされた大学病院のような存在です。

 (「シンプル」とは「高抽象度」ということ。抽象度はとても重要な概念です。じつはこのシリーズの最大のポイントでもあります。詳しくはこちらで↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 実際、その病院を訪れた時、大学医局に属していた頃の記憶が甦りました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8292241.html

 

 トリガー&アンカーですね。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 そういえば駆け出しの研修医だった頃、理由がわからないまま、ただ苦しかった思い出があります。簡単に言うと、患者さんやその御家族に「いい先生」と評価されることが苦しく、看護師さんなどが思い描いているであろう私のイメージとのギャップが辛かったのです。

 そんな謎の苦痛は、認知科学者 苫米地英人博士と出会い、学ぶうちに自然に解消していきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7385143.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7385278.html

 

 鍵は「抽象度」という概念。

その抽象度という軸を加え、目の前の世界を“階層を持った情報空間”と捉えることで、私の苦は解決していきました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 さらに、苫米地博士が提唱されている超情報場仮説(理論)を学ぶことで、生命(現象)をクリアに感じることができるようになりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 例えるなら「心身を丸ごと包み込むような感覚」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 そんな感覚でいると、例えば医学と医療の違いもはっきりと感じられます。

皆さんは両者の違いについてクリアでしょうか?

 

 

 「医学と医療」の関係は、抽象化すると「理学と工学」の関係と同様に考えることができます(ハズ)。しかしながら、とくにヒーラーとしての私には、「医学と医療」と「理学と工学」の間には決定的な違いがあるように感じられます。

あえて表現するなら「ゲシュタルト強度の違い」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 その理解は、医療人はもちろんのこと、コーチにも絶対に欠かせないはずです。今回はそのあたりを掘り下げてみようと思います。

 

 

 話が変わりますが、最近、妙なことが起こりました。

 

突然、庭にこんな感じ↓の“謎の穴”が出現したのです。

 

謎の穴(210802)

 


 何だろうと思って不思議そうに眺めていると、すでにリサーチを終えていた妻が「黒穴蜂の巣作りだと思う」と教えてくれました。

 

 アナバチ?

 えっ、ハチって地面に穴を掘るの??

 

 ワクワクしながら、早速「クロアナバチ」について調べてみました。

 Wikipediaによると、クロアナバチ(黒穴蜂)は膜翅目(まくしもく)アナバチ科のハチで、光沢がある黒い体は25~30mmほどの大きさです。日本からフィリピンにかけて分布しており、8~10月に活動するそうです。

 地中に坑道を掘り巣をつくることから「穴蜂」と命名されています。穴(坑道)は3本掘り、中央が本物の巣の入り口だそう。働きに出る際には穴を塞いでおく習性があるそうです。

珍しいのは巣作りだけではありません。

狩バチとして知られ、なんと、土の中の巣に毒針で麻酔をかけた昆虫を引き込み産卵するそうです。孵化後はその昆虫が幼虫の食料になります。

 

 Wikipediaには人への危害が書かれていなかったため、さらに調べてみました。

 ↑これは「安全性/危険性」を重要視している私のブリーフのあらわれ。アティテュード(行動性向)と呼びます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 (「安全行動」についてはこちら↓ すこし意味が異なります)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18223480.html

 

 その結果、攻撃性が低く、人への毒性も極めて弱いことがわかりました。一安心です。

 ↑これは穴蜂に関する「文脈情報」。その内容(人への毒性が低い)だけでなく、文脈情報を得るという行為そのものが“安心”につながります。ここでいう“安心”とは「大脳辺縁系<前頭葉前頭前野優位」ということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 さらに情報を集めると、「農作物を食い荒らす虫をエサとして仕留める益虫であるためむやみに駆除しない方がよいが、生活に支障をきたす場合は駆除するべき」とありました。「生活に支障」とは「建材の破損や劣化」のこと。まれにコンクリートの壁の中に巣をつくる場合があるそうです。

 ↑益か害かを決める絶対の基準は存在しません。では、何を基準に判断するべきでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 そう、ゴール。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールを明らかにした上で(コーポレートならゴールを共有した上で)、メリットやデメリットなどを検討していくことが大切。その時にトゥールミンロジックがとても役に立ちます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 詳しくはこちらでどうぞ↓

 S-01~:よりよい“議論”のために(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11613757.html

 

 

 「黒穴蜂」を縁に私のRASが開いたのでしょう。最近、「穴掘り」に関する“世界初の発見”を知りました。日本の夏の代名詞ともいえる昆虫に関する研究です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 次回、その研究を紹介しながら、理学について考えていきます。キーワードは「〇〇心」です。

 

F-202につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 その結果、攻撃性が低く、人への毒性も極めて弱いことがわかりました。一安心です

 

 「安心」に関して、認知科学者 苫米地英人博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)より引用します。抽象度や情報空間といった概念をイメージしながらお読みください。

 

▷人間の安心感は、高度に情報化されている

 「何によって安心感を得るか」は、人間と、それ以外の動物で、やや異なります。

 人間以外の動物は、「目の前にいる相手が、自分に害を及ぼす存在となりえないこと」「巣をつくろうとしている場所の周辺に、敵や危険なものが存在しないこと」など、物理的な条件が満たされることによって、安心感を得ます。

 これに対し、前頭前野が発達した人間が抱く安心感は、高度に情報化されています。

 もちろん、「自分や家族の心身に対し、危険が及ぶリスクが低いときに安心感を抱く」という基本は変わりません。

 しかし人間の場合、「自分や家族の身を守る腕力がある」「丈夫で堅固な家に住んでいる」といった物理空間での安心感よりも、「どんなトラブルが起きても解決してくれる、優秀な弁護士を雇っている」「耐震構造やセキュリティがしっかりしている、高級マンションに住んでいる」といった情報空間での安心感を、より重視する傾向にあります。

 ただ、いくらマンション自体に耐震性があっても、地震によって液状化する土地に立っていては意味がありませんし、優秀な弁護士が、必ず訴訟に勝ってくれるという保証もありません。したがって、仮に安心感を得たとしても、それがまやかしである可能性は十分にあるといえます。

 

 

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F-184~:「新型コロナ感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと

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Q-177~:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか?

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クロアナバチ



L-03420204月シークレットレクチャー -03;「自由」とゴールと「貢献」の関係

 

20204月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の最終回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、サブテーマは「自由」(1月)、「貢献」(3月)、「超越」(今回)です。

L-001~20201月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 L-023~20203月シークレットレクチャー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。以下の課題について、ぜひ自分自身のオリジナルな解を見つけ、感じてください(Don’t think, feel!)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

1:四苦を超越する

 2:ヴィーゼルの言葉を超越する

3:スピリチュアルペインを超越する

 

 

 01;「自由」「貢献」につづく言葉

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26588304.html

 02;「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」の関係性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26626963.html

 03;「自由」とゴールと「貢献」の関係

 

 前回は「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」という概念(ゲシュタルト)を確認しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 それらは物理的実体ではなく、高次の情報空間に存在しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 しかし、それらと関連する「生老病死」自体は物理空間での現象です。つまり、生きている誰もが、老い、病み、そして死を迎えるということ。

その事実を私たちはどのように受け入れればよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045953.html

 

 コーチングでは「時間は未来から過去へ向かって流れている」と考えます。ならば、時間は「死」からはじまるといえます。では、「死」という未来(=人生のはじまり)に、どのようなゴールを設定するべきでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

 その答えを導きだすための1st.Stepが「自由」であると私は思っています。

 (詳しくは初回講義で↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 

 釈迦哲学における「自由」とは、文字どおり「自らに由る」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 ところが、その「自」とは、多くの場合「本当の自分」ではありません。「自」を定義する情報処理システム自体が「他」からの影響を受けているからです。しかも、たっぷりと。

 その「情報処理システム」とは、ブリーフシステムのこと。

(追記内で、“教科書”より引用し、詳しく解説します)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

さらに、その「他」とは、時間でいえばすべて過去。

 

 つまり、多くの人々は、他に囚われ、過去に縛られている

 私はそんな生き方を「無人運転」「自動運転」と呼んでいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 運転に例えるなら、「自由」とは「行き先を自分の意思で決めること」。その行き先がゴール …1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)“現状の外”に見いだすもの です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴール設定によってはじめて、「自」を未来側からつくりなおすことができます。“現状の外”へのゴール設定は、ブリーフシステムを書き換えることを意味しています。昔ながらの表現を用いると「生まれ変わり」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23309927.html

 

 

 2nd.Stepの「貢献」は、1st.Stepの「自由」と同様、ゴール設定とともにはじまります。

 (詳しくは2回目講義で↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

 

3)現状の外」を志向しながら「1)心から望む」の“心”そのものを定義するのが「自由」です。その過程で「2)自分中心を捨てる」ことを繰り返すと、やがて「自」のwant toは、より多くの「他」が共有するwant toにまで拡大していきます。

=より多くの「他」のwant toが、「自」のwant toに包摂されていく)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 なぜなら、「自」の抽象度が上がるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度が上がるたびに、「自」は縁起空間(宇宙)中にひろがっていきます。その頂点(T)が「空(くう)」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 そのようなゴール設定(再設定)を念頭に、再度、冒頭の問いに対する答えをイメージしてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 「生きている誰もが、老い、病み、そして死を迎える」という事実を、私たちはどのように受け入れればよいのでしょうか?

 「死」という未来(=人生のはじまり)に、どのようなゴールを設定するべきでしょうか?

 

L-035につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 ところが、その「自」とは、多くの場合「本当の自分」ではありません。「自」を定義する情報処理システムは「他」からの影響を受けているからです。しかも、たっぷりと。

 その「情報処理システム」とは、ブリーフシステムのこと。

(追記内で“教科書”より引用します)

 

“教科書”とは、田島大輔さんの著書「マインドの教科書」(開拓社)。

田島さんは苫米地式認定グランドマスターコーチであり、コーチの養成も担当されています。「マインドの教科書」では「セルフコーチング技術がつまった21のレッスン」を学ぶことができます。さらには「無限の可能性を引き出す門外不出の50のワーク」まで。

コーチ必読の理論と実践の書です。強くお勧めします!

 以下、巻末のコーチング用語集からの引用です。

 

ブリーフ・システム(Belief System

信念が集まってできあがった脳内の統合的なシステム

 

 ブリーフ(信念)とは、脳内の前頭前野や大脳辺縁系に作りあげられた認識のパターンのことです。そのパターンは情動記憶が元となって作られます。強い情動記憶は、その人の信念を作り、認識のパターンを作り出します。その信念はあたかも自分自身の中で決まっているルールのように行動や判断を規定します。脳内にはそのような認識のパターンがたくさんできています。

 住んでいる国や街やコミュニティーにも、それぞれの法律やルールがあって、それらが集まってシステムとなって働いているように、脳内にもたくさんのブリーフがルールとなってシステムが作り上げられます。それがブリーフ・システム(信念体系)です。

 ブリーフ・システムは、私たちのあらゆる判断や行動、そしてアティテュードやハビットを制御します。ブリーフ・システムに反する判断や行動は取らないため、人生を変えたければ、このブリーフ・システムを変える必要があります。

 ブリーフ・システムを変えるためには新たなゴールが必要です。その際のゴール設定のルールの1つが「現状の外側にゴールを設定する」ことです。つまり、現状(ステイタス・クオ)とは、いまのブリーフシステムが変わらなければ起こりえる未来のことです。

 

 

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Q-177~:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか?

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マインドの教科書



F-198:“あの人”の言葉はなぜ心に響くのだろうか? Vol.2;「こんなにほったらかしにして」と言われたら(ワーク付き)

 

 “あの人”の言葉はなぜこんなにも心に響くのだろうか?

 

 という文章を目にした今、皆さんはどんなことを連想し、何を考えていますか? 皆さんにとっての“あの人”とは誰のことでしょうか?

 

 湧き上がるイメージを楽しみながら、ゆっくり読み進めてください。

 

この連載では、毎回、認知科学者 苫米地英人博士の著書「近未来のブッダ」(サンガ)から引用します。その本のサブタイトルは「21世紀を導くリーダーの鉄則」。その“鉄則”もぜひイメージしてください(Don’t think. Feel!)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 Vol.1;こんなにほったらかしにして

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26428629.html

 Vol.2;「こんなにほったらかしにして」と言われたら(ワーク付き)

 

 「こんなにほったらかしにして」と言われる側がコーチングマインドを学んでいるのであれば、全然問題はありません。「ほったらかし」を含むすべての言動は、ゴール設定の結果だからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 コーチングマインドを実践する者が経験するすべての出来事は「ゴールが生みだす縁起」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 ただし、「ほったらかしにして」と言われた時は、いったん立ち止まり確認してみましょう。止観(瞑想)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

 

非難、警告、忠告、小言はいずれもスコトーマを外すチャンス!

これまで気がついていなかった重要な改善点を見つけるかもしれません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 自分の言動に確信があるときほど、止観を心がけてください。

“自分(自我)”はもちろん、宇宙すべてが不完全です。“あの世”は不完全性定理で、“この世”は不確定性原理により証明されたこの事実は、「どこまでも進化・向上できる」ことをはっきりと示しています。その進化・向上のための止観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 止観とは「止めて観る」こと。

止めるのは煩悩的な心の動きであり、観るのはより高次(抽象度)の情報場です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 では、「近未来のブッダ」から引用します。

 

ヨーガの瞑想段階のように

 修行僧がなんのために瞑想をするかといったら、私がここで言う大乗の脈絡では準備のためです。それをヨーガの体系で説明すると、まずハタヨーガがあって、クンダリニーヨーガがあって、ラージャヨーガがあります。ハタヨーガは体を作るところです。クンダリニーヨーガはエネルギーのヨーガで、身体と心のつなぎ目ぐらいを作っていくところです。そして、ラージャヨーガにあたるところが瞑想のヨーガです。

 なぜ、ハタヨーガから始めるかというと、瞑想するためには強い体が必要だからです。仏教の瞑想も同じです。頭をまっすぐたてて長時間座らなくてはいけません。5時間なり10時間なり、座禅を長い間やれるようになるためには訓練期間がそれなりに必要になります。ですがそれは、ぜんぶ瞑想できるようになるための前段階です。

 引用終わり

 

 

 瞑想するために必要なのは、もちろん、「強い体」だけではありません。身体と心はそもそも同じものであり、抽象度の違いに過ぎません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 そのことを踏まえた上での「瞑想できるようになるための前段階」として、私は「T」「Nil」「D」のラベリングを行っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 誰に言われたか?、どんなことに対して言われたか?、どのように言われたか? など状況により違いはあると思いますが、基本的に「こんなにほったらかしにして」と言われたなら何らかの情動が動くはずです。その情動が「D」。

即座にラベリングして、「D」を自身から切り離しましょう。それが動物的な大脳辺縁系の活動(=ファイト・オア・フライト)を防ぎ、前頭前野をさらに活性化させてゴールに向かうための「前段階」を可能にします。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 

 「瞑想できるようになるための前段階」をクリアしたら、「ゴール」を再確認してみましょう。誰かに「こんなにほったらかしにして」と言われてしまうときは、ゴールの中に気が付いていない課題(ケース)が隠れていることがあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808495.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 ゴールは 1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)“現状の外”に設定する もの。なので、このように自問してみましょう。そして、湧きあがるセルフイメージ&トークをゴール側から再確認してください。それが今回のワークです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 Q1:本当に自由意思で望んでいること(want to)だろうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 Q2:本当にunselfishだろうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15395021.html

 

 Q3:本当に達成不可能だろうか?

 (すでに達成している/達成しかかっているのではないだろうか?)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

 

 ゴールは1つではなく、人生のあらゆる領域にまんべんなく設定するものです。それをバランスホイール(balance wheel)と呼びます。それを踏まえてこんな自問も行ってください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14524490.html

 

 Q4:ゴールのバランスはとれているだろうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 

 

 徹底的に自問してみて「ゴール」を再確認したなら、次は「コンフォートゾーン(CZ)」の確認を行いましょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

「こんなにほったらかしにして」と言われてしまう状況は、ゴールに問題がなかったとしても、CZに関連する何らかのエラーにより生じえるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

 

 私自身は「エフィカシー」と「臨場感」をとくに意識に上げるようにしています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 *「エフィカシー」に関する記事はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25645972.html

 

 *「臨場感」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

以上、「こんなにほったらかしにして」と言われたときの対応について考えてみました。次回(F-199)は言う側のマインドについて考えてみましょう。ポイントは同じく「抽象度の高い気づき」です。

 

F-199につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

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 第4回目は202188日(日)開催。テーマは「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。詳細はこちらから↓

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 超情報場でお会いしましょう!

 

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近未来のブッダ



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