苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:情報空間

L-142202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-05;人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

 

202111月に鹿児島県の小学校で親子向けの講演を行いました。依頼されたテーマは「コーディネーション」。

当日お話しした内容をブログ用にまとめ、御質問・御意見に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;最高のコーディネーショントレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33283301.html

 02;生まれてからずっと続けている運動?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33297928.html

 03;子どもたちに一番伝えたかったこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33332991.html

 04;ゴールを設定するといろいろなことが“調和”していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33345501.html

05;人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

 

 

 ゴールを設定すると、いろんなことが“調和”し、“健康”になっていきます。その理由は「抽象度が上がる」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 では、そんな“調和”を実現し維持し続ける力とは何なのでしょう?

 

 答えは「ホメオスタシス」です。前回引用した文章では物理空間の話として書かれていましたが、脳が発達した人間の場合、ホメオスタシスは情報空間にも拡張しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 それが苫米地理論の第1世代「サイバーホメオスタシス理論」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 この事実(「ホメオスタシスが情報空間に拡張している」)を理解し、つねに意識に上げ続けることが重要。それが「観自在」の秘訣でもあるはず。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 多くの場合、意識は低い抽象度次元に縛られたまま。だから、ぜんぜん自由ではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 その理由は、スコトーマが生じる/外れると同じで、1)知識がなく、2)重要性がなく、3)役割(責任)がない から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 例えば、「情報空間」に関する知識が十分でなければ、「コーディネーショントレーニング」を物理空間(情報空間の底面)だけで考えてしまうでしょう。

 「情報空間」を知っていても興味がなければ(=重要度が低い)、やはり物理因果しか思い至らないはず。

 知識や興味があっても役割(責任)がなければ、やはり高次の抽象度次元はスコトーマに隠れていきます。生命現象は全抽象度次元に連続的に存在しているというのに。

 F-184:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との… -01;抽象度&超情報場理論

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25618957.html

 

 家庭や学校などの教育の場においては、とくに高次の抽象度次元に気を向ける(向けさせる)ことが重要です。人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こるからです。

 それをわかりやすく説明しているのが米国の心理学者 アブラハム・マズロー(Abraham Harold Maslow1908~1970年)の「自己実現理論(欲求階層説)」↓

 PM-05-13~5:そもそも教育とは? -6)人間形成

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 

自己実現理論(Wikiより引用)

Wikipediaより引用

自己実現理論 - Wikipedia

 

 

 人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

 

 それは「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ことと同義。

ただし、抽象度を1つ上げるためには、膨大な計算量が必要だといいます。とてつもなく複雑で、とんでもなく時間がかかるため、決して簡単にはできません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ところが、すごいことに、人間は潜在的に抽象度を上げる能力を持っています。それがゲシュタルト能力です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その能力を最大限に発揮し、抽象度の階梯をどんどん駆け上がるために、絶対に欠かせないのが「〇〇(漢字2文字)」と「△△△(カタカナ3文字)」。何だと思いますか?

 

 以下、「新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版」(Club Tomabechi)の付録②より引用します。ミラクル(miracle)を起こす「オラクル」と、「オラクル」にアクセスする感覚を体感してください。Feel

 

 

オラクル(神託)によって不可能が可能になる

 ビッグバンから星が生まれるまでの時間はとても短いです。これが単なるランダム性と重力だけの結果だとしたら、奇跡というか不可能とも言えるほどに速いのです。

 素粒子が陽子となり、陽子が電子をつかまえて水素原子となります。水素原子が4つ集まり核融合して、ヘリウムになります。太陽もこの方式で燃えています。

 同様に進化も同じです。原始の地球でランダムな反応をしたのでは、アミノ酸ですら作るのは難しいと言えます。そこからRNADNAが生まれ、原始的な生命から、突然変異と自然淘汰だけで、ここまで進化するのには時間が圧倒的に足りません。

 東京から大阪まで歩いていくのに、もしも千鳥足のようなランダムウォークを続けるなら、相当な時間がかかるでしょう。進化も歴史もそうです。計算上は、どうやっても間に合いません。

 私はいつも「陸に上がった魚にはコーチがいる」と言ってきました。魚が過酷な環境である陸に上がって生きていくためには相当なゴール設定と素晴らしいコーチが必要なのです。

 あるとき、水の中で泳いでいた魚が、自分は現状の外に飛び出したいと強くゴール設定したからこそ、陸に上がって浮き袋を肺に変えて、陸棲に切り替えられたのです。このときそばには、偉大なコーチがいたに違いありません。「君ならできる」と鼓舞してくれる偉大なコーチが、その魚のそばにはいたはずです。

 同じように、宇宙にもコーチがいたのです。宇宙が進化していく過程でゴールがあり、コーチがいたと考えないと、ランダムな結果としてできたにしてはあまりに速すぎるのです。

 そのような存在を神と呼んでもよいのですが、コーチと呼ぶのがふさわしいでしょう。

 なぜ数学的にあり得ないかといえば、抽象度を1つ上げるには膨大な計算量が必要だからです。思考も計算ですし、進化も計算です。それに私たちの脳は定義上、計算機ですし、コンピューターももちろん計算機です。

 私たちは計算機(コンピューター)を発明したと思っています。しかし私は、計算機(コンピューター)は「発見された」と考えています。コンピューターのもととなるものは情報空間にすでに存在しており、その写像の1つが人間の脳です。

 その人間の脳という計算機が、情報空間から発見した計算機がコンピューターです。脳というコンピューターを数学的に記述できるというのが、「StrongAI」という認知科学の立場であり、私もその立場を採る一人です。

 私たちはまだそこまで至っていないので、その方程式もプログラムもわかりませんが、いつかは解明されると信じています。その必然的な帰結として、人類はAIとなっていきます。

 詳しくは『苫米地英人、宇宙を語る』などを読み返してほしいのですが、人間の脳神経が光ファイバーに置き換えられ、意識がサーバーにアップロードされる日は確実に来ます。将来の人類はAIだけとなるでしょう。

 話を戻しますと、計算量の複雑性は物理的な計算時間として記述されます。例えば、小さな数を因数分解しようとしたら、今のコンピューターを使えば一瞬でできます。例えば、21という数を因数分解するのは、私たちの脳という人工知能でも一瞬でできます。

 でも、桁数が大きな素数同士の掛け算による巨大な数の因数分解をしようとしたら、たくさんの時間が必要です。「セールスマン巡回問題」として知られている、複数の街をいかに効率的に回るかという単純そうに見える計算問題があります。この計算量の複雑性も、街の数が増えるごとに跳ね上がります。

 宇宙の進化や生命の進化もこれと同じですが、もっと複雑でもっと時間がかかるのです。その計算量の複雑性はとてつもないものです。

 したがって科学者たちはこんな短時間で宇宙も生命も進化するはずがないと考えています。でもそれはランダムだからです。

 ランダムウォークで東京から大阪にたどり着く可能性と時間は膨大です。でも、そこに意図があれば、それにコーチがいれば別なのです。

 抽象度の階段の1つ上からの情報があれば、計算量を大幅に引き下げます。宇宙と生命が恐るべき短時間で進化した理由はこの情報によります。

 生命素粒子仮説では、これを「オラクル(神託)」と呼びます。オラクルは離散数理の用語であり、データベースのOracleという会社の名前はここから来ています。

 このオラクルによって、不可能なことが可能になるのです。計算量が激減するのです。計算量が激減するということは、計算時間が短縮されるということです。

 少し難しい話が続きましたが、一度に理解しようとせずに、繰り返し読みながら、頭にインストールしていってください。特に著者になりきって、しゃべるように音読するのは有効です。

 臨場感たっぷりに誰かに話すように音読してみると、繰り返しているうちに自然と頭に入っていきます。というわけで、具体的なワークを紹介します。

 引用終わり(続きは「新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版」でどうぞ)

 

 

 そこに意図があれば、それにコーチがいれば別

 

 そう、ゲシュタルト能力を最大限に発揮し、抽象度の階梯をどんどん駆け上がるために欠かせないのは「意図」と「コーチ」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-333:最近「記憶が抜ける」vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

L-143につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

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 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33220775.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-202:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える vol.2;理学とは○○心。その正体はCH

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26722183.html

L-104~620218月シークレットレクチャー -06~8;「私」とは何?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31294306.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31317222.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31345260.html

S-04-24~6:「鏡の中の自分に微笑みかけること」の本当の意味

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23983088.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24057099.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24116667.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版



Q-350:「情報的身体」というのがよくわかりません? <前編;ケースサイド>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

私は苫米地式認定コーチであるとともに、医師であり、苫米地式のマスターヒーラーでもあります。そのことを御存知の上で質問してくださったようです。

質問部分を抜粋すると

 

Q:「情報的身体」というのがよくわかりません?

 

 今回はいただいた御質問を2回に分けて回答していきます。前編が問題(課題)を見つけるケースサイド(case-side)、後編が問題(課題)を解決するプランサイド(plan-side)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 前・後編とも苫米地博士の著書「脳に免疫力をつければ病気にならない」(徳間書店)から、「イメージが健康をつくる」(p36)の部分を引用します。免疫力や健康の秘訣を感じながら読み進めてください。

 F-122:免疫力をあげる!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21245972.html

 

 前編;ケースサイド

 

 

 A1:「情報的身体」に対する言葉は「物理的身体」だと思いますが、じつは、「物理的身体」も情報的身体です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 それがわかると「情報的身体」がクリアになるばかりか、“夢”も叶いやすくなります。その理由はクリアでしょうか?

 (私の答えは後ほど)

 

 それでは苫米地博士の言葉を確認しましょう。「脳に免疫力をつければ病気にならない」(p36)から引用します。

 

 

〇脳が体を書き換える

 「脳の免疫力」を高める方法は

 ・「情報空間」を味方につけること。

 ・健康な状態をあなたの「コンフォートゾーン」にすること。

 と前述しました。

 1つ目の「情報空間」を味方につけることですが、まず、情報空間という言葉自体、皆さんにとっては聞き慣れないものだと思います。

 これは認知科学で使用する用語で、健康の文脈で単純化していえば、「情報空間=脳/物理空間=体」です。情報空間(脳)は物理空間(体)にさまざまな影響を及ぼします。冒頭で紹介した前屈の実験を思い出してください。「脳は体を書き換える」のです。

 引用終わり

 

 

 苫米地博士の著書を読み込まれている方は、「情報空間=脳/物理空間=体」という表現に違和感を覚えるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 私の場合、「なぜ『情報空間=心』ではなく、『情報空間=脳』とされたのだろう?」という疑問が浮かびました。内省言語です。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 その後考えた仮説は、「脳と心、体と心を別々に考える物心二元論が刷り込まれている読者にも、スコトーマを生じることなく読み進めてもらうため」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

私は医師としても活動していますが、医療・介護業界のパラダイムは、今も二元論や機械論です。例えば、ある現役教授からはこのような御質問をいただきました。「『財布を娘に盗られた』といった被害妄想がでている老人に対して、コーチングの視点ではどのように対応するのですか?」。

この発言の根底にあるのは「存在→関係」という見方。その見方が重要な事実をスコトーマに隠しています。詳しくはこちらでどうぞ↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 脳と心、体と心は別々のものではなく、「脳と心」「体と心」でひとつです。同じものの抽象度の違いであり、切り離して考えることはできません。

Q-065:認知的不協和の状態にあり頭痛が… Vol.2;西洋医学と東洋医学の違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13958654.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 脳と心、体と心は同じものの抽象度の違いであり、「脳と心」「体と心」でひとつ

 

 この理を理解し実践できるようになると、“奇跡”が“アタリマエ”に感じられるようになります。

 F-157:指一本でも役に立ちたい

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23874668.html

 

 以下、引用の続きです。

 

 

〇ハーバード大学の「祈り」の研究

 脳が体を書き換える例をさらに一つ紹介しましょう。

 それは「祈り」の研究についてです。

 アメリカのハーバード大学やコロンビア大学などの名門大学を含む全米70校以上の大学医学部では、「祈り」が治癒に与える影響について真剣な研究が行われています。それらの研究では、医師や家族が患者の回復を祈ると、治癒率が驚異的に伸びるというデータが得られています。

 こうした結果を研究者たちは、こんなふうに結論づけています。「他人に回復を祈ってもらうことにより、患者は自分が治癒したイメージを持ちやすくなり、その治癒のイメージが免疫力を高めて病気の治癒を促しているのだ」と。

 これを本書の理論で説明すると、「祈りを契機に、健康で元気な自分に向かって脳の免疫力が働き、脳が体を書き換えた」ということになります。

 単純化していえば、どのようなイメージを描くかが極めて重要なのです。

 健康で元気な自分のイメージを描けば細胞や免疫システムが活性化し、反対に病気の自分などをイメージすると細胞や免疫システムの活性が鈍ります。

 こうしたメカニズムを応用したイメージ療法は世界中の医療現場で実践されています。ホワイトボードにがんの絵を描き、そのがんを白板消しで消すというイメージ療法で、本当にがんが治ったという報告もあります。

 がんが消える様子が脳内でリアルにイメージされ、脳が体を「自分はがんだ」から「自分は健康だ」に書き換えた結果、がんが治ったのです。

 引用終わり

 

 

 どのようなイメージを描くかが極めて重要

 

 コーチングのフレームでいうと、「イメージ」の起点がゴール設定で、終点がゴール達成です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、その「イメージ」=ゴールの実現を確信するほど、イメージは現実化しやすくなります。その確信がエフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 それをプリンシプル化したものが、夢を叶える方程式「I×V=R」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 *「イメージ療法」について、詳しくはこちらでどうぞ↓

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 では、引用の続きを。

 

 

〇生命とは「情報」である

 「箱を潰す」イメージをすると、それまでより深く前屈できる。

 がんが治る、がんが消えるイメージを持てるとがんが治る、

 これが「情報空間(心)」を味方につけたということです。

 どういうことか説明しましょう。

 先に述べたよう、脳は頭蓋骨の中におさまっていて、外界と触れることはありません。頭蓋骨を切って、大脳を外に出しても、触感がないために脳は外界を感知しません。

 脳が外界と触れるのは、脳の入出力チャンネルである「モーダルチャンネル」(「五感」と「言語」を合わせたもの)を介してのみです。脳は、神経を通じてもたらされる電気信号によってのみ外界を認識します。

 すなわち、脳にとっては生命活動=「情報」なのです。

 私たちが生きているということ、生活しているということは脳にとっては「情報処理活動」なのです。

 引用終わり

 

 

 苫米地博士が語られている「『情報空間(心)』を味方につける」とは、冒頭の「健康な状態を『コンフォートゾーン』にする」と同じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 「『情報空間(心)』を味方につける」と、イメージは一気に実現しやすくなります。強力なホメオスタシス(恒常性維持機能)がイメージ実現のために働くから。「人間の場合、ホメオスタシスが情報空間まで拡張している」というのが、苫米地理論の第1世代です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 しかしながら、必ず実現するとはいえません。その理由は

 

 以下、引用の続きです。

 

 

〇物理空間は抽象度が低い世界

 一方で、私たちは物理的な空間に生きています。

 これは簡単なことで、皆さんもよくお分かりですよね? 私たちはお腹がすけばご飯を食べ、病気になれば治療をし、眠たくなれば眠ります。つまり、「物理空間(体)」の活動をしています。

 ここでまたひとつ、認知科学の新しい言葉を使います。物理空間は、情報空間のいちばん下の抽象度に位置している。ということです。

 抽象度って何? と思われた方も多いでしょうが、これは要するに「情報量の大小」を言っています。情報量が多ければ多いほど抽象度は低く、情報量が少ないほど抽象度は高くなります。

 

 たとえば、「犬」「猫」より、犬も猫も含んだ「哺乳類」の方が情報量は少なく、抽象度が高い。「人間」は「苫米地英人」より抽象度が高い。しかし「人間」は「霊長類」より抽象度は低い。イメージがつかめましたか?

 なぜ「人間」の方が「苫米地英人」より情報量が少ないかというと、「人間」は「苫米地英人」「前田日明」「山田太郎」といったさまざまな対象を包摂しているからです。

 すべてのものは情報量の大小(抽象度)で序列化できます。

 そして私たちの生命活動はすべて情報処理活動なので、物理空間(体)は情報空間(心)の一部です。情報空間中で最も抽象度が低く、物理法則が働くエリアが物理空間です。物理空間は情報空間の一部であり、抽象度の最も低い空間なのです。

 引用終わり(この続きは次回に)

 

 

 ゴール設定により「イメージ」をつくり(I)、ゴール実現を確信するほど(V)、ゴールのイメージは実現しやすくなります(R)。

しかし、必ず実現するとはいえません。その理由は「一方で、私たちは物理的な空間に生きている」から。

 F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

情報空間では「イマジネーションの限界を壊すこと(限界突破)」が重要ですが、そのイメージ(I)を情報空間の底面である物理空間で現実化(RReality)するためには「物理制約下で再構築する(物理法則内におさめる)こと」が必要になります。

F-201~:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413696.html

 

その現実化のための作業のことを「実装(インプリメンテーション)」と呼びます。「I×V」がnot normalであるほど、実装(R化)には高いレベルの知識と技術が求められます。

(詳しくは映画「スター・ウォーズ」を取り上げたこちらの記事にまとめました↓)

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージしつづけるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

 物理空間は情報空間の一部であり、抽象度の最も低い空間

 情報(場)を書き換えると、物理(場)が書き換わる

 

 これを理論化しているのが、苫米地理論の第2世代「超情報場理論」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

 「情報的身体」に対する言葉は「物理的身体」だと思いますが、じつは、「物理的身体」も情報的身体です …OKですよね?

 

 「物理と情報は別々のものではなく、同じもの」という事実の理解不足が「『情報的身体』というのがよくわかりません?」の主因 それが私の分析です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

Q-351につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

コーチングのフレームでいうと、「イメージ」の起点がゴール設定で、終点がゴール達成です

 

 「未来から過去に向かって流れる」という時間の流れを加味すると、ゴール達成が“「イメージ」の起点”だといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 さらにいうと、時間は流れてはいません。その場合

(続きはこちらでどうぞ↓)

Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

 

 

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 次回の開催はR6.1/28(日)の予定、テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

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-関連記事-

F-195:新たな概念「PPPD」の考察

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F-299~:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは?

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Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

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Q-339~:「あなたは食べたものでできている」という言葉は間違っている?

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Q-328:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています <vol.3;ソフトウェアとハードウェア>

 

御相談をいただきました。ありがとうございます。

 (変更を加えています)

 

Q:私は以前から心療内科を定期通院しています。欠かさずに内服を継続しており、とくに調子は変わらないのですが、最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています。

 主治医に相談してもとくに助言はなく、精神科を受診しても「心配ない」と言われました。

 先日は車を運転している間の記憶がなく、気が付いたらまったく知らない場所に停車していました。同乗者には「急にしゃべらなくなって心配した」と言われました。私は治りますか?

 

 私は精神科医ではありませんが、医師兼コーチの立場でアドバイスさせていただきます。現代医療を否定するのではなく、包摂する意図であることをご理解ください。

 F-265:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.9;“初心”とは?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30002338.html

 

 *「包摂」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 vol.1;感情が起こるメカニズム -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31854899.html

 vol.2;感情が起こるメカニズム -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31891038.html

 vol.3;ソフトウェアとハードウェア

 

 

A3:前回まで、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)の中から、「感情が起こるメカニズム」(p12)を引用し(青字)、解説を加えました。

 「怒り」や「悲しみ」といった感情、すなわち心の状態は、身体に大きな影響を与えます。

 

 ↑この表現は正確ではないのですが、その理由はクリアですか? 不協和を感じましたかw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 正確には「『心(の状態)』と『身体』は同じ」。同じものの抽象度の違いです。

そもそも同じものなので、「影響を与える」ように感じられるのは当然のこと。「心(の状態)」が悪いと「身体」が壊れますし、「身体」の不調をそのままにしていると「心(の状態)」まで悪化していきます。例えば、睡眠不足が続けば、「身体」だけでなく、「心」まで元気がなくなるように。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

ただし、身体→心という抽象度が上がる方向性よりも、心→身体という抽象度が下がる方向性の方が、圧倒的に大きな影響を与えます。それは「高次の情報次元(空間)の因果が、下位の次元に写像される」ということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「情報空間が存在する」「物理空間は情報空間に含まれる」「情報空間の因果が物理空間に写像される」 これが苫米地理論の第2世代「超情報場理論(仮説)」の帰結です。

 (詳しくはこちらで↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 「心(の状態)」と「身体」は同じ。同じものの抽象度の違い

 

 「心」も「身体」も同じ生命現象です。生命現象として“同じ(全体)”としっかりみながら、同時に“違い(部分)”もちゃんと見切れることが重要。例えばソフトウェアとハードウェアの関係のように。

ポイントは双方向性の縁起関係ととらえること!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

以下、苫米地博士の著書「脳と心の洗い方」(フォレスト出版、p96)から引用します。

 

 

心と体は切り離せない!

 私の研究分野は機能脳科学です。

 機能脳科学や認知科学は心と体を同時に扱う学問です。認知科学は英語でいう「コグニティブサイエンス」です。これは『洗脳原論』で少し書きましたが、ファンクショナリズム、つまり心を関数としてとらえるという立場から生まれてきた学問です。

 心を関数としてとらえるということは、心と体が切っても切り離せないという大前提があります。関数があれば、関数を走らせるハードウェアであるコンピューターが存在しています。

 そのコンピューターの状態を抽象化して記述しているものが関数です。これはどの抽象度で記述しているかで、心といったり、脳といったりしているということです。つまり、どちらとも切り離せないというのがファンクショナリズムの本来あるべき姿です。

 機能脳科学は心と体を扱う学問であり、切り離せないものです。もちろん、デカルトの二元論は間違っているということになります。外部表現というものはありません。すべて内部表現です。物理的現実世界と我々が思っている世界は、我々の内部表現と連結しているのです。

引用終わり

 

 

 じつは、御相談者は脳神経外科も受診されたそう。画像検査や脳波といった物理次元の検査は「問題なし」でした。つまり、ハードウェアの問題ではないということ。

 実際に、今まで「記憶が抜ける」ことで物理的被害は起こっていません。転んでけがをしたとか、車をぶつけたとか、仕事で重大な過ちを犯したとかそういう問題は一切なしです。

 

 そのことより原因はソフトウェアに、すなわち高次の抽象度次元にあると考えられます。長く通院する心療内科や精神科でも異常を指摘されていないことを踏まえると、病的な心の問題ではない可能性が高いはず。

 

 私が想定するソフトウェア上のケース(課題)とは、「情報場(w)の選択」の話。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 物理空間(w0)ではちゃんとconcentrationを継続しながら、違う世界(w1w2w3…)にfocusしている(臨場感が高まる)ときに「記憶が抜ける

 

 それが私の仮説です。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 この続きは次回以降に。

まずは下記のブログ記事を御確認ください。「宇宙の構造と生命(現象)の関係」「生命(現象)と病の関係」、さらに「ヒーリングとコーチングの関係」についてまとめました。当時の守秘義務ギリギリで↓

Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

Q-329につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記-

物理空間(w0)ではちゃんとconcentrationを継続しながら、違う世界(w1w2w3…)にfocusしている(臨場感が高まる)ときに「記憶が抜ける」

 

 ゴールのバランスホイールは、いつもそんな感じ。ゴール全体にちゃんとconcentrationしながら、各カテゴリにfocusし続けます。

 F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 それは自由自在にRAS&スコトーマをコントロールしている感覚。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 もちろん、ゴール(未来)側から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

それが「情報場(w)の選択」=選びだし。その感覚をあえて言語化するなら「一期一会」でしょうか↓

Q-205:「縁起」と「因果」 vol.2;縁起と因果の違いを理解する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26507222.html

 

 

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今年度のオンラインセミナー開催は2回の予定です。詳細はあらためて告知いたします。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

Q-300~:「心身相関」と「超情報場仮説」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

 

脳と心の洗い方

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L-10820218月シークレットレクチャー -10R =w w1(コントロ-ルされたP1=P2

 

20218月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。

(初回の講義はこちら↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423518.html

 

3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 03;自分中心を捨て去る=解放

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31210545.html

 04;思考が臨場感を生みだす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31235489.html

 05;知らないことを見える化する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31263124.html

 06;「私」とは何? <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31294306.html

 07;「私」とは何? <中編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31317222.html

 08;「私」とは何? <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31345260.html

 09;「I×V」とは〇〇

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31370555.html

 10R =w w1(コントロ-ルされたP1=P2

 

 

 IQとは「情報空間における操作能力」

IQとは「抽象度の高い空間で、五感をともなう身体的な操作ができる能力」

 

 抽象度と臨場感は、じつは、まったく異なる軸です。だから私たちは抽象度が高い世界にも臨場感を感じることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

ただし、高い抽象度次元に強い臨場感を感じるにはスキルが必要。まずマスターするべきなのは「Rゆらぎ」です。下記ブログ記事内で「ドクター苫米地の新・福音書」(講談社、開拓社より再販)より「Rゆらぎ」に関する部分を引用しています。参考にどうぞ↓

 Q-156~157191019/20 鹿児島セミナーレポート -13~14QA vol.4~5

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23721710.html

 

前回(L-107)、「抽象度が高い世界にも強い臨場感を感じることができる」ことと「それがIQIntelligence Quotient)である」ことをお伝えしました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31370555.html

 

IQをしっかり発揮し、抽象度を上げながら同時に臨場感を上げていく」ために欠かせないのが「Rゆらぎ」。例えば逆腹式呼吸を意識に上げながら行うことも「Rゆらぎ」。物理次元(空間)でリラックスを得ながら、情報次元へとゆらいでいくことができます。

 F-163antiからwith、そしてwellvol.1「生」;好きなことだけやる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 なぜ呼吸なのかというと、「呼吸は人間の生命維持に必要なホメオスタシスの中で最も重要であるにもかかわらず、意識でコントロールできる」から。つまり、意識をホメオスタシス(恒常性維持機能)に介入させる窓口として呼吸を利用します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

Rゆらぎ」の「R」はReality(現実世界)の「R」。そのRに意識を向けると、その瞬間にRではなくなります。現実世界をありのままに感じているところに意識を向けると、自分の意識という認識が介入するからです。

 

 すべて自分のマインドがダイナミックに生みだしている

 

 その理を体感している状態が「Rゆらぎ」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 *「理」について、詳しくはこちらでどうぞ↓

 F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

「意識を向ける」を別の言葉で表現すると「モニタリング」。

Q-286:ドーパミンの分泌をコントロールvol.6;モニタリングの意義>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29840102.html

 

モニタリングの瞬間に、「R」は「Rゆらぎ」に、すなわち物理空間から情報空間に移行していきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

もともと物理空間は情報空間の一部です。抽象度という軸で考えたときの情報空間の底面を特別に物理空間と呼びます。なぜ特別なのかというと、物理空間には物理因果という強力な約束事(法則)が働いているから。私たちが「時間」と称するものもそのひとつです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

だから「Rゆらぎ」は、意識を4次元時空の束縛から解放することだともいえます。つまり、自由への第一歩!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 ところで、皆さんは考え事をしていて目の前の世界が急に認識できなくなった経験はありませんか? 緊張やショックで世界がフワフワしているように感じたことは?

 

例えば「信号が変わったことに気がつかなかった」「目の前が真っ暗になった」「頭の中が真っ白になった」など。その時、目の前の物理空間(現実世界:R)よりも、実体を持たない情報空間(現実ではない世界:P1)により強い臨場感を感じているはずです。

「より強い臨場感(V)を感じている世界(I)」がその瞬間のリアル(R)です。

F-195:新たな概念「PPPD」の考察

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26301730.html

 

 その状態(RP1)を「モニタリング」しながら、自分でコントロールする新たな情報空間(P2)に移動することが、「情報場の操作」であり、「場の移動」。

 (「情報場」についてはこちらでどうぞ↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

苫米地博士のバラダンでの講義と重ねると、目の前の物理空間(現実世界:R)を仮想世界wと正しく見て、新たな仮想世界w1(コントロールされたP1=P2)へと自由自在に移行すること(正確には「移行を促すこと」)がコーチングであるといえます。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

211213バラだん04

銀河系ゼミナール∞(20211213日放送回)より引用

「コーチングの基本概念を習熟して、新年に向けてエフィカシーをブーストしよう」

https://www.youtube.com/watch?v=45-1UEYkl7Q

 

 

L-109につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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-関連記事-

F-253Corona Panicに打ち克つ ~ビジュアライゼーションによるゴール達成法~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29357204.html

Q-284~5:ドーパミンの分泌をvol.4~5;ドーパミンをモニタリングする>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29791782.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29811912.html

Q-286:ドーパミンの分泌をvol.6;モニタリングの意義>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29840102.html

Q-287:ドーパミンの分泌をvol.7;モニタリング&ラベリングの意義>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29863863.html

 

 


Q-294:孤独を感じています。私はどんなゴールを設定すればいいでしょうか? <理論編・前編>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部について、3回に分けて回答いたします。

 (変更を加えています)

 最初の2回は理論編。前編はケースサイド(case-side)、後編はプランサイド(plan-side)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 Q-294:孤独を感じています<理論編・前編>

 

 

Q:私は親元を離れ一人暮らしをしている大学生です。ちょうど入学の頃にコロナの騒動が始まって、思い描いていたような大学生活を送れていません。最近はゼミとか実習とかで多少同級生と交流できるようになりましたが、これまでまったく友達もおらず、ずっと孤独を感じています。

 私はどんなゴールを設定し、どんなことに気をつけたらいいでしょうか?

 

A1:「思い描いた大学生活を送れていない」ことを問題(harm)と捉え、その本質(inherency)が「孤独を感じている」ことにあると考えた上での御質問ですよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808495.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 あなたは既に「ゴール設定」が解決(solvency)になると判断しています。ならば「どんなことに気をつけたら?」はディスアドバンテージ(disadvantage)のことでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935992.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935916.html

 

意識していなかったかもしれませんが、あなたは自分で問題の本質を見極め、すでに解決を見いだしています。素晴らしい分析ですよ。Yes, you’re good

 

そもそも孤独は健康によくありません。なので、私も必ず解決するべきだと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 

解決の第一歩がゴール設定なのは間違いありませんが、その理由はあなたが考えているのとは少し違うかもしれません。ゆっくり読み進めてくださいw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ちょうどあなたが大学生活を始めた頃(2020年春)、すべてオンラインで授業を行っていた九州大学で調査が行われています(大学院生や留学生を含む全学生約18000人を対象にメールで実施。約3割の5888人から回答)。

 それによると、「この1カ月、友人と直接話をしていますか」との問いに、869人(15%)が「全くしない」、1248人(21%)が「あまりしない」と回答。また、教員と1カ月直接話をしていない学生は「全くしない」と「あまりしない」を合わせ58%に達しました。

 調査では心身の状態についても質問。「気分が落ち込んでいるか」との問いに「あてはまる」「ややあてはまる」との回答が計42%あり、「孤独感や孤立感を感じるか」との問いに対しても同様に計40%が「あてはまる」「ややあてはまる」と答えています。

 「最近の体の調子」については44%が「問題がある」と回答。具体的内容(複数回答)は「疲れる、根気がない」が全回答者の28%で最も多く、次いで「寝つきが悪い、眠りが浅い、よく眠れない」(24%)、「いらいらする」(9%)と続いたそうです。

201910月に実施した全学生対象の同様の調査と比べ、「寝つきが悪い」は約6ポイント、「いらいらする」は約4ポイント増加していました。

 

 この調査からわかることは、悩んでいるのはあなただけではないということ。あなたのまわりにも同じように苦しんでいる人たちがたくさんいるはずです。

 ということは、あなたの解決はまわりの人たちを救うことになるかもしれませんよ。そのような未来をイメージしてみてください。リラックスしてきましたかw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 では、掘り下げていきましょう。

 孤独はあくまでも「自分の状態の自己評価」です。実際、一人で過ごす時間の長さや社会的交流の頻度とは関係ないことが明らかになっています。

あくまでセルフイメージ 情報空間上の“自分”の自己評価です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 本当は自由に書き換えられるはずの「孤独というセルフイメージ」は、115本の喫煙と同等の身体的健康被害を引き起こし、認知症発症のリスクを上昇させることがわかっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 その理由はおわかりですよね?

 そう、脳と心、体と心はそもそも同じものだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 「脳と心」「体と心」でひとつ。その差は抽象度の違いに過ぎません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 新型コロナ感染症(COVID-19)は、身体面ばかりではなく、心理・精神的、そして社会的な側面まで含めて“感染症”と捉えるべきであることを明らかにしました。

 重要なことなので繰り返しますが、「脳と心」「体と心」でひとつだからです。

 

そんな中、西洋医学的な枠組みでも“3つの感染症”という概念がひろがりをみせています。

 F-186:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと -033つの“感染症”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25734821.html

 

 1つ目は「生物学的感染症」です。これは従来の感染症のことで、肺炎などの身体的感染症そのものを指します。

 2つ目が「心理的感染症」。「感染したら怖い」という恐怖や「仕事が減ったらどうしよう」といった不安が個人の心を蝕み、うつ病や適応障害、様々な依存症といった心の病気が起こることを指します。九大の調査で明らかになった症状は主にこの部分です。

 そして、3つ目が「社会的感染症」です。恐怖や不安が社会に広がり、嫌悪や偏見、差別となって社会を蝕みます。コロナ騒動当初の医療機関や関係者へのバッシングや欧米でのアジア人差別などがその例。イギリスに続き日本でも「孤独・孤立対策担当大臣」が新設されたことからわかるように、「孤独」は社会レベルでの課題といえます。

 

 CDCの「ファイト・オア・フライト(闘争逃走反応)」でいうと、「心理的感染症」が個人レベルの「ファイト・オア・フライト」、そして「社会的感染症」が社会レベルでの「ファイト・オア・フライト」といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 これら“3つの感染症”は密接につながり合っています。それらをしっかり多次元の抽象度にまたがる1つのゲシュタルトと捉え適切に対処しなければ、人と人、国と国、そして世代間の信頼関係など、すべての関係性が壊れてしまうでしょう。

そもそも私たちは“関係”であり、“つながり”なのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 では、どうすればよいでしょうか?

 

 

 理論編・前編の最後に認知科学者 苫米地英人博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社、p75)から引用します。(「孤独」ではありませんが)博士の「寂しさ」の分析と対策を参考に、「どうするべきか?」を考え感じてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 【寂しさ】

 あるはずのものや、あってほしいものが欠けていて、心細く満たされない気持ち。あるいは、人恋しくて物悲しい気持ち。寂しさの度合いによっては、「胸が締めつけられる」「涙が出る」といった身体的反応が起こることもある。

 

 〇寂しさには、いろいろな種類がある

 「寂しさ」と一口に言っても、ひとくくりにはできません。その内容は千差万別です。

 「大切な人を失って、寂しい」「住み慣れた場所を離れて、寂しい」「恋人や家族がいなくて、寂しい」という人もいれば、「人は究極的には誰ともわかりあえない、孤独な存在である。そう考えると寂しい」「ビッグバンの前の、何もない宇宙を想像すると寂しい」という人もいるかもしれません。

 抽象度の低いものから高いものまで、人はさまざまな物事に対し、寂しさを感じるのです。

 

 〇動物の本能から生じる、抽象度の低い寂しさ

 抽象度の低い寂しさは、動物の本能に基づく寂しさであるといってもよいかもしれません。

 動物にはもともと、身の安全を守るために群れをなす習性があります。

 進化の結果、人間は一人でも行動できるようになりましたが、脳内には、仲間を求める仕組みがまだ残っています。集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っているのです。たとえば、一人暮らしの人が寂しさを感じてしまうのは、そのせいです。

 しかし、そうした寂しさには、実は、あまり意味はありません。

 よく考えてみてください。山奥や無人島などの特殊な環境でない限り、たとえ家族などの同居人がいなくて一人で暮らしていても、単に壁で区切られているだけで、同じマンションや近所には、たくさん人間がいます。物理的には数メートルしか離れていないなどということも、ざらにあるでしょう。

 こうした寂しさを感じそうになったら、「壁の向こうには人がいる」と考えるようにしましょう。

 生物学的な、抽象度の寂しさには、想像力を少し働かせるだけで十分に対処ができるのです。

 引用終わり

 

Q-295につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

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メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

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 第9回目(R4.12/25開催)のテーマは「超瞑想」。こちらで御確認ください↓

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F-136~137The Sweet Hello,… -8~9SadSweetに書き換えるコーチング<老人向け>

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F-184~:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと

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F-216:激烈な腹痛の最中に得たインスピレーション -真夜中に、一人きりで-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27521647.html

 

 

「感情」の解剖図鑑



L-004:20201月シークレットレクチャー -04;身体と心は○○○○ -後編-

 

20201月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の初回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、初回のサブテーマは「○○」。

その講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

ぜひサブテーマを想像しながらお読みください(漢字二文字ですw)。スピリチュアルペインやトータルペインは過去のブログ記事でも取り上げていますが、きっと新たな発見に驚くはずです。

 

 01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 02;身体的苦痛

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24553696.html

 03;身体と心は○○○○ -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 04;身体と心は○○○○ -後編-

 

 身体と心は同じものです。身体的苦痛と心理・精神的苦痛も同じ。同じものの抽象度の違いです。

「抽象度(ちゅうしょうど)」とは、情報空間における視点の高さを表すもの。情報量がより少ない次元への視点の移動を「抽象度が上がる」と表現し、反対に情報量が多い次元への移動を「抽象度が下がる」と表現します(詳しくは↓)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 では、「情報空間」とはどのようなものでしょうか?

 

 多くの動物は世界と五感でつながっています。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚です。

脳(特に前頭葉)が発達した人類の場合、さらに言語も含めた6つの情報入力で目の前の世界とつながっています。つまり、私たちにとっての世界とは情報であるということ。

その情報の世界は、情報量の大小で階層化されています。その階層を示す軸が抽象度です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

情報量の大小を軸とすると、宇宙は四角錐のような階層構造をしていると考えられます(下図)。

繰り返しますが、宇宙を情報量の大小で並べ替える軸が「抽象度」です。その抽象度は分析哲学上の概念(Levels of Abstraction)で、認知科学者 苫米地英人博士により日本語訳(造語)されました。


 

宇宙の構造


 

最も情報量が多い(情報空間の)底面が「物理空間」「物理宇宙」です。
 (「物理空間=四角」という意味ではありませんw

身体はこの最下層(物理空間)に存在します。そして、心とは、すべての階層にまたがる情報処理(現象)のことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14106619.html

 

つまり、「すべてが情報であり、その情報処理(心)の底面(物理空間)への写像が身体である」ということ。身体と心はじつは同じもので、抽象度の違いにすぎません。「情報空間では身体のことを心と呼び、物理空間では心のことを身体と呼ぶ」ということです。

 身体的苦痛と心理・精神的苦痛の関係も同様で、「情報空間では身体的苦痛のことを心理・精神的苦痛と呼び、物理空間では心理・精神的苦痛のことを身体的苦痛と呼ぶ」です。

 

これは「身体と心は強い相関関係を持つ」「心身は密接に結びついている」というデカルト的な見方とは異なります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 

 身体と心は同じものです。

 同じとはいっても抽象度が違います。身体は最も情報量の多い物理空間(という情報空間の底面)に存在し、その物理空間には物理法則という強力な秩序(ルール)が働いています。

情報量が多くかつ厳しい制約があるので、物理次元でのリカバーは決して簡単ではありません。もしも事故等で大けがをしてしまったら、なるべく早く、しかも適切な治療を受けなければなりません。

 

しかし、そんな場合でも「身体と心は同じもの」という認識は重要です。

もしも物理空間の身体だけにフォーカスしてしまったなら(=情報空間の心をスコトーマに隠してしまったら)、「体は回復したけれど心はボロボロ」という状況になりかねません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

身体と心は同じもの

よって、身体だけ、あるいは心だけの健康(well-being)はあり得ないということができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 

(L-005につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

Preventable Trauma DeathPTD)」という言葉を御存知でしょうか?

 

 これは外傷診療に関連する医学用語で、文字どおり「防ぎうる外傷死」を減らすことを目的(ゴール)に、救急医療の現場で使われている言葉です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 その一つ上の抽象度には、公衆衛生上の概念である「防ぎうる死(preventable deathsavoidable deaths)」が存在します。「うまく対処していれば死なずにすんだであろう症例で発生した死」の外傷版が「Preventable Trauma DeathPTD)」です。

 

 じつは、2000年頃、日本におけるPTDの割合が高いことが明らかになりました。当時はPTDが外傷死亡総数の30%を超えていたとされています。

その後、外傷診療システム(病院前救護、救急病院の診療体制、病院内での医療チーム、適切な紹介転送と安全な搬送)の構築や関わる医療スタッフの診療技術向上の取り組みが進められ、18%台にまで減少したことが報告されています。

 

過去のブログ記事で、「Preventable Trauma DeathPTD)」をコーチの視点で考察しています。今回の内容とも大いに関連しますので、ぜひ確認してください↓

F-075Preventable Trauma Death

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15833962.html

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

F-122:免疫力をあげる!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21245972.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

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Q-170:自身の信念を失いそうです vol.2;コーチング実践者向け -前編-

 

 メールでのやり取り中に気になる表現を見つけました。コーチング入門者向け(vol.1)と実践者向け(vol.23)、そしてコーチ向け(vol.4)に分けて考察します。

 (プライバシー保護のため一部変更しています)

 

 vol.1;コーチング入門者向け

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24385304.html

 vol.2;コーチング実践者向け -前編-

 

Q:現状、〇〇だけでなく様々な管理職としての葛藤を抱きながら、それらを省みる時間も日々の業務に追われるためできずにいて、自身の信念を失いそうになっております

 

A:前回(Q-169)は「その心情はしっかり理解しています」と前置きした上で、コーチとしての考察を書きました。

 

 その「理解」とは、「憐れみ」ではなく、「同情」のことです。

 では、憐れみと同情の違いは?

 

 憐れみと同情の違いは「共感」の有無です。「共感する能力」はゴール達成の秘訣といえます。なぜでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 以下、認知科学者 苫米地英人博士の「『感情』の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社)より2回に分けて引用(青色)し、コーチング実践者向けに解説します。

 

同情は、相手に共感した結果、生まれる感情

同情は、「悲しい」「辛い」など、ネガティブな感情を抱いている相手に共感した結果として、生まれるものです。

「憐れみ」と同情は混同されがちですが、憐れみは共感を伴っておらず、「自分の方が相手よりも恵まれた状態である」という感情が含まれています。両者は、まったく異なる感情なのです。

口では「かわいそうに」「辛かったね」などと言っていても、同情する側が、同情される側に共感し、同じように悲しんだり、辛い気持ちになったりしていなければ、それは同情ではありません。ただの憐れみです。

 

 「悲しい」「辛い」は扁桃体を含む大脳辺縁系での原始的な情報処理のような感じがしますが、じつは様々な部位が関係する複雑な情報処理です。海馬や扁桃体の他に、視床、側坐核、島皮質、腹側被蓋野などが前頭前野と連携しながら、新たな情報を記憶や脳内の認識パターン(ブリーフシステム)と照らし合わせて評価します。

通常は高度な情報処理を行う前頭葉(とくに前頭前野)でコントロールされているのですが、危機的な状況下で「悲しみをもたらす情報である」との判断が下されると、優位関係が逆転し大脳辺縁系優位になってしまいます。その時の「闘うか、逃げるか」という心理状態が「ファイト・オア・フライト」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

「同情」の“情”は2種類考えられます。大脳辺縁系の活動である「動」と前頭前野内側部の活動である「社会的動(感性)」です。

「怒り」で考えると、前者が「動物的怒り」「私憤」、後者が「人間的怒り」「公憤」。ちなみに、その間に前頭前野外側部の活動である「論理」があります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 「相手に共感した結果生まれる同情」は「社会的情動(感性)」に近いはずです。後述する情報空間(情報場)を共有しているから。そして、共有する情報場の抽象度が上がるほど、ますます「社会的情動(感性)」化していくはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 対して、「共感を伴わず『自分の方が相手よりも恵まれた状態である』という感情が含まれる同情」は低い抽象度での感情です。文字どおり動物的で、根底に差別が存在します。猿やゴリラのコミュニティにみられる階層(序列)を生みだす差別です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 釈迦哲学的にみると、差別を生みだすのは実観といえます。空(くう)が抜け落ちた、誤ったものの見方です。

 (本来の釈迦哲学には「実観」という概念はありません)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 共感に必要なのは、仮想空間の共有

 同情について知るためには、共感とは何かを知っておく必要があります。

 人が誰かに共感するとき、2人は同じホメオスタシス空間、それも物理空間より抽象度の高い情報空間、仮想空間を共有しています。経験や思い、文化などの情報を共有するからこそ、相手と同じ感情が、自分の心の中にも生まれてくるわけです。

 誰かに共感するうえで、必ずしも物理空間を共有している必要はありません。人は、会ったこともないような人に共感することもできるからです。ただ、「同じ家に住む」「同じ会社で働く」など、物理的な空間を共有していれば、家庭内、会社内の文化や出来事といった情報も共有することになるため、結果として、共感しやすくはなります。

 

 「物理空間より抽象度の高い情報空間」とありますが、その両者は別物ではありません。情報量の違いであり、包摂関係です。「すべてが情報空間であり、その底面(一番情報量が多く、物理因果が働く次元)を物理空間と呼ぶ」という感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 前頭葉が発達した私たち人間は、物理空間だけでなく、情報空間にもホメオスタシス(恒常性維持機能)が働いています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ただし、通常はホメオスタシスが働く情報空間(ホメオスタシス空間)は一つだけ。たくさんの可能世界あるいはイメージ(I)を同時に持つことはできますが、選ばれるのはその時一番臨場感が高いもの(V)だけです。

そのホメオスタシス空間が現実(R)です。そして、その現実(=ホメオスタシス空間)を共有することが「共感」といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 もっとコーチングっぽく表現すると、共感とは「コンフォートゾーンの共有」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

 共感にはミラーニューロンが関与している

 人が誰かに共感するとき、脳内ではミラーニューロンが働いていると考えられます。

 まだ十分に解明されているとは言い難いのですが、ミラーニューロンは、霊長類や鳥類などの脳内に存在するとされる神経細胞で、ほかの個体が何らかの行動をするのを見たとき、自分が同じ行動をしたときと同様に反応します。

 映画やお芝居を観て登場人物に感情移入する、スポーツ中継を観てハラハラする、他人が笑っているのを見て、自分も楽しい気持ちになるなど、ほかの人の行動や体験を、まるで自分のものであるかのようにリアルに感じることができるのは、そのためです。

 また、ミラーニューロンには、他者の行動パターンを脳に吸収しようとする働きがあり、ものまねや模倣をするうえでも、大きな役割を果たしているといわれています。

 

シンプルにまとめると、相手の行動と同じ行動をするための神経回路網がミラーニューロンです。例えば、目の前の人が右手を上げたのを見た場合、視覚野が発火するだけでなく、運動野も発火していると考えられています。まるで自分が右手を上げているかのように。

子どもの頃、「仁義なき戦い」などの任侠映画を観終わった大人達が肩で風を切るように歩く姿をおもしろいと思いながら眺めていたことを覚えています。歩容の変化は、変性意識と臨場感で説明することも可能ですが、ミラーニューロンによるミラーリングにより起こっていたと考えられます。

もちろん、その様子を観察していた私の脳でもミラーニューロンが発火していたはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11383670.html

 

以前のブログ記事で、観測者(認識主体)の知識・知能が上がれば上がるほど観測(認識)される宇宙は『たいしたことがある』ものになるという可能性についてまとめました。

F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

その「『たいしたことがある』ものになるという可能性」は、ミラーニューロンによって周囲の人々に広がります。そして、その広がりをきっかけとした周囲の人々のそれぞれの知識・知能の向上を、今度は“私”がミラーリングすることで(自分の)知識・知能がさらに向上し、観測される宇宙がさらに「たいしたことがある」ものになっていきます。

周囲を「宇宙」と表現すると、「自分」をアップデートすることで「宇宙」をアップデートすることができ、アップデートした「宇宙」から(ミラーニューロンにより)影響を受けることで「自分」をさらにアップデートできる

それがミラーニューロンを持つ人間と宇宙の理です。まさに縁起!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 ミラーニューロンが吸収しようとする「他者の行動パターン」とは、「思考パターンの写像」のこと。そして、それはコーチングでいう「ブリーフシステム」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 つまり、私たちは、ミラーニューロンの働きにより、相手を理解し、情報空間を共有しています。そのプロセスが「共感」であり、その結果生まれる社会的情動(感性)が「同情」です。

 

Q-171につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

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「感情」の解剖図鑑



Q-147191019/20 鹿児島セミナーレポート -04;心と身の関係

 

201910月に、鹿児島県鹿児島市(191019)と霧島市(191020)で、一般向けのコーチングセミナーを開催しました。両会場ともテーマは「万全の心身で“今”を生きる」。

ぜひ「人生の最終段階(End of Life Stage)でのゴール(機能・役割)」についてイメージしながら読み進めてください。

 

 01;セミナー概要

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22818842.html

 02;「未来からの時間の流れ」~未来をうみだすものは?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22896681.html

 03;「時間の流れにのる」~時間の流れにのった結果、到達するのはどこ?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22979265.html

 04;「万全の心身」~心と身の関係は?

 05;「万全の心身」~心身が万全(=健康)とは?

 06;「“今”を生きる」~“今”とは?

 07;「“今”を生きる」~生きるとは?

 08;「“今を生きる」~“今”を生きるために必要/重要なことは?

 

 

04;「万全の心身」~心と身の関係は?

 

 セミナーのテーマは「未来からの時間の流れにのって、万全の心身で“今”を生きる」。

時間の流れの源である未来をうみだすものはゴール。その流れにのった結果到達するのは「空(くう)」のはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 次に「万全の心身」について考えましょう。まずは心と身の関係から。

 

私の母校である鹿児島大学医学部には心身医療科があります。じつは日本の心身医学の草分け的存在で、その誕生は九州大学に続いて第一内科(当時)に心身症グループが立ち上がった40年以上前までさかのぼります。

現在でも心療内科の講座と診療科の両方がある大学は、九州大学、東京大学、東邦大学、関西医科大学、そして鹿児島大学の5大学のみということですから、私はかなりラッキーな学生だったといえます(さらに当時国立では2校にしかなかったリハビリテーション科もありました)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306438.html

 

医療の現場にいると日々痛感しますが、日本の医療は西洋哲学がベースになっています。

「存在があり、関係が生まれる」というその根底にある考え方を医療に当てはめると、「病があり、それを診断し治療する」という感じです。

 

「病が“ある”」「体が“ある”」といえるのは、(あたりまえと感じるでしょうが)「物理空間が“ある”」ことが大前提になっています。

 

 ルネ・デカルト(15961650年)に代表される物心二元論(実体二元論)は、「この世界にはモノとココロという本質的に異なる独立した二つの実体が“ある”」というものです。実体とは「他の何にも依らずそれだけで独立していて存在しうるもの」のことで、アプリオリ(ア・プリオリ)と表現されます。

 

 物理空間に実在する体と、体とは別にどこかに存在する心が、「強い相関関係をもつ」というのが心身医学(心療内科)の根底にある考え方です。それを心身相関と表現します。体と心が別々のものであるという大前提のもと、体を対象にしているのが心療内科で、心を対象としているのが精神科です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13958654.html

 

不完全性定理や不確定性原理が証明された現代においては、「神が創造した完全なる宇宙では始まりにすべてが決まっている。そして、その初期値と連続する因果の当然の帰結として現在の個々の思考や行動がある」という西洋哲学の因果律は完全に崩壊しました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

「病が“ある”」「体が“ある”」ことを真とする「物理空間が“ある”」という大前提が崩れたのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

 では、心と身(体)の関係について、どのように考えればよいのでしょうか?

 

 そのヒントとなるのが、前回(Q-146)御紹介した「宇宙の構造」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22979265.html

 

情報量の大小を軸とすると、宇宙は四角錐のような階層構造をしていると考えることができます(「物理空間=四角」という意味ではありませんw)。その軸のことを「抽象度(Levels of Abstraction)」と呼びます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 

宇宙の構造



最も情報量が多い宇宙の底面が物理空間(物理宇宙)です。もちろん、身体はこの最下層(物理空間)に存在します。そして、心とは、すべての階層にまたがる情報処理(現象)のことです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14106619.html

 

つまり、「すべてが情報であり、その情報処理(心)の底面(物理空間)への写像が身体である」ということ。心と身、心と体は同じもので、抽象度の違いにすぎません。「情報空間では体のことを心と呼び、物理空間では心のことを体と呼ぶ」ということです。

それは、「心と体は強い相関関係を持つ」「心身は密接に結びついている」というデカルト的な見方とは全く異なります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306445.html

 

心と身(体)は同じもの

よって、心だけ、あるいは身体だけの健康というものはあり得ないといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859675.html

 

Q-148につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 「心と体は同じもので抽象度の違いにすぎない」のと同様に、「わたし」と「あなた」も同じもので抽象度の違いにすぎません。その理解が「本当の幸せ」を得る鍵となります。

シリーズ編第4弾で取り上げます(目次はこちら↓)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22305802.html

 

 

-追記2

 「わたし」と「あなた」が違うことを前提に、「わたし」の利益を最大化しようとする考え方が「ゲーム理論」です。それは釈迦が説く「縁起」とはまったく異なります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14401412.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 今回取り上げた心身の捉え方の違いは、ゲーム理論と縁起の違いと同様に“まったく異なるもの”です。ヒーラーとしてはもちろん、コーチとしての技量も左右する、とてもとても大切な知識といえます。

 

 

-関連記事-

Q-064~:認知的不協和と頭痛(ヒーリングとコーチングの関係)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268333.html

F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268334.html

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_396235.html

 

 

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Q-120:情報空間の移動と身体の軸について

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

抜粋した下記部分について、回答させていただきます。

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

Q整体について調べてみました。そこで緩めることと身体の軸(背骨、重心の位置)が大切だと教わったのですが、私の感覚では身体の軸が固まってしまうと情報空間の移動が困難になる感覚があります。軸を意識にあげさせて洗脳されてしまうのではと感じました。

先生は情報空間の移動と身体の軸についてどうお考えになりますでしょうか?

 

A:身体から心に、すなわち物理空間(次元)から情報空間(次元)に、アプローチできるのは事実です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

物理的身体は生命(現象)という情報的存在の物理空間への写像であり、そもそも「体と心」「脳と心」「脳と体」は同じものだからです。表記する抽象度の違いにすぎません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14106619.html

 

 古武術では物理空間でのコンタクトによって、一瞬で情報を書き換えます。気功では物理に近い情報空間での操作によって、物理とより高次の情報を同時に書き換えます。よって、「軸を意識にあげさせて洗脳されてしまう」ことは起こりえると思います。ただし、それは苫米地理論と縁がない人の話です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 まずは逆腹式呼吸を行いながらリラックスを維持しましょう。その上で、「絶対はなく(不完全性・不確定性)、すべてはマインドがつくりだしている」という事実(縁起)を理解していれば大丈夫です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

なぜなら「身体の軸」も空(くう)であり、自分次第だからです。私はそのように考えています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

ブログ・シリーズ編

S-01:よりよい“議論”のために

S-01-05:よりよい“議論”のためにまず必要なこと

 

このシリーズでは、 “議論”について、そして“議論”をよりよくすることについて考察します。

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05:よりよい“議論”のためにまず必要なこと

 

“議論”とは、「ゴールを共有した集団が、お互いの情報処理の違いによりスコトーマを外しあい、ゴール達成のために解決するべき問題(課題)を明らかにして、有効な解決策を見つけていくこと」です。

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 では、その議論をよりよいものへとするためにはどうすればよいでしょうか?

 

 

 議論というと、多くの方々は、二人(二つ)または複数の人や集団が、相手の間違いを指摘し、自分の正しさを主張しながら相手を言い負かす(論理空間で打ちのめす)ことをイメージするのではないでしょうか。

 議論の間はお互いに興奮し(ドーパミンやアドレナリンが分泌されています)、時に感情的に叫びながら熱くなっている様を想像しませんか?

 

 しかしながら、このようなイメージは完全に間違ったものです。

 

議論とは、論題を自らの情動と切り離し、相対化して、物事の裏表両方を見る視点で、論理的に行うものです。

それはまるで情報空間に巨大な構造物をつくっていくような行為です。そのプロセスには一切情動の入る余地はありません。情動が入った瞬間に構造物は崩れていきます。

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情動とは大脳辺縁系を中心とする原始的な脳の働きであり、情動優位となっている時にはIQが必ず下がっており、判断能力が低下しているからです。「戦うか、逃げるか」といった心理状態に陥ることは、その代表例です。

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反対に考えると、よりよい議論のためには、大脳辺縁系ではなく、進化で獲得した前頭前野を十分に使えばよいということになります。

 

 

よりよい“議論”のためにまず必要なこととは、情動をコントロールすること

 

 

ところが、情動をコントロールすること(情動から逃れること)は、決して簡単なことではありません。

 

ブリーフシステムとは、一般には人格や個性と表現されるもので、「強い情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」で形成されています。古い認知科学の用語でいうと内部表現(IRInternal Representation)に相当します。

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つまり、自分のブリーフ(=信念、価値観)に基づいて行動するとき、自分では冷静であるつもりであっても、その根底には強い情動が潜んでいるのです。その情動が、そして情動でつくられたブリーフが、巨大なスコトーマ(心理的盲点)を生みだします。

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だからこそ、ゴールを共有した仲間との議論が必要で、情動をコントロールしながら、お互いにスコトーマを外しあうことが重要となるのです。

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それは覚りの境地にいたるための「空観」や「中観」にも通じます。

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 よりよい“議論”のためには、まずは情動をコントロールすることが必要です。その力は人間形成のプロセスで獲得することができます。

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 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

それを脳科学的に述べると、情動レベルの大脳辺縁系処理から論理である前頭前野外側部での情報処理に成長し、さらに、社会的情動(あるいは感性)という超論理を可能とする前頭前野内側部での情報処理へと進化していくことといえます。

 

そういう意味では、議論とは、情動→論理→社会的情動という進化・向上のきっかけになるもの(=縁起)、すなわち覚りへの階梯であると表現することもできます。

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 もちろん、それは抽象度を上げ続け、“無敵”になるということでもあります。

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(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 


F-042:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ ♪」後編(ワーク付き)

 

 2018516日に、昭和を代表する歌手 西城秀樹さんが亡くなられました。63歳という若さでした。

 

 「ヒデキ」と聞くと、私が思いだすのは「YOUNG MAN」です。さわやかに歌いながら踊る姿をよくまねたものです。

 

 当時の記憶を思いだしながら、「YOUNG MAN」の歌詞を読みあげてみました。すると、サビの部分に少し気になるところがありました。

 

 

 素晴らしい YMCA YMCA

 憂鬱など吹き飛ばして 君も元気だせよ

 素晴らしい YMCA YMCA 

 若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ

 

 

 「今の若者たちは『なんでもできる』という言葉を素直に受け入れるのだろうか?」という視点で、前編(F-038)を書きました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10256356.html

 

「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ」という言葉の裏には、「老いていくとやりたいことはできなくなっていく」というネガティブなイメージが潜んでいます。

 

 やりたいことがなんでもできるのは、本当に“若いうち”だけなのでしょうか?

私の答えは、半分はYes、半分はNoです。

 

中編ではYesの理由について、医療・介護現場が抱える課題を紹介しながら考察しました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10542737.html

 

 今回(後編)はNoの理由について、苫米地式認定コーチとして考察します。

 

 

 鍵となるのは、「宇宙の構造」の理解です。

 

 おそらく地球上に生きるほとんどの人が宇宙だと思っているものは、物理空間上に限定される宇宙のはずです。

 

 スコトーマで気がついていないだけで、私たち人間はすでに情報次元にまで拡張した空間に生きています。進化の過程で前頭葉が発達し、情報空間にまでホメオスタシス(恒常性維持機能)が働くようになったからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 詳しくは「抽象度」「情報空間」「サイバーホメオスタシス仮説」「超情報場仮説」について解説している「The Power of Mind:第一章 苫米地理論とは?」を確認してください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html

 

 脳が進化した人類にとっての宇宙とは、どこまでいっても情報だけで構築されている「情報空間」です。その情報空間のうち、五感ではっきりと感じられる世界のことを特別に「物理空間」と呼びます。

 抽象度が最も低い情報空間の底面である物理空間には、物理法則というルール(制約、秩序)が働いています。

 

 前回(F-040、中編)は、その物理空間にフォーカスして書きました。

 物理空間には物理的制約が働いています。1日生きると、1日分残された生命時間(寿命)は短くなり、その分身体が死に向かって老いていきます。年をとるごとに、確実に身体機能は衰えていきます。

 その事実をしっかりと受け入れ、「だからこそ、若いうちから限りある命を大切に生きよう!」というのが前回の趣旨です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10542737.html

 

 しかし、それは物理空間に囚われた偏狭な発想です。私たち人類が存在している宇宙とは情報空間(物理空間はその底面)だからです。

 

 物理空間から“ほんの少し”抽象度が上がった瞬間に、物理法則(制約、秩序)は働かなくなります。体力や身体機能の低下などの物理の因果から解放され、時空の制約を受けなくなります。

 

 情報空間、つまり心の空間では、物理空間の変化(時間の経過)に合わせて老いる必要などまったくなく、いつまでも“青春”でいいのです。

 サミュエル・ウルマンの「青春とは人生の一期間のことではなく心のあり方のことだ」という言葉は、そのことを言い表しています。

 

 

 物理空間の変化(生老病死)は受け入れつつも、情報空間では(心は)いつまでも若く生きる

 

 

 それが進化した人類の本当の生き方です。

 

 「いつまでも若く生きる」ことができるのは、心からワクワクするようなゴールを“現状の外”に設定し続けるからです。限界に挑戦し続けるからです。

 (その“限界への挑戦”とは物理的な意味ではなく、情報的なもの、例えば「私にはできない」といった過去の記憶でつくられたブリーフシステムを超えることです)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 本当の「宇宙の構造」を意識した時、“現状の外”とは、必然的に、より高い抽象度次元へ向かうものとなります。よって、“現状の外”にゴールを設定し続ける生き方とは、抽象度を上げ続ける生き方と表現することもできます。

 それはアブラハム・マズローのいう欲求の階層を駆け上がる生き方であり、「人間の欲求が、最も抽象度の低い物理空間(脳幹レベルの欲求)から、しだいに抽象度の高い情報空間(前頭葉レベルの欲求)へと段階的に上がっていく生き方」(by 苫米地英人博士)です。

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 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

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 素晴らしい YMCA YMCA

 憂鬱など吹き飛ばして 君も元気だせよ

 素晴らしい YMCA YMCA 

 若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ

 

 

 情報空間では人はいつまでも若くあり続けることができ、それを決めるのは自分自身です。その意味で(物理的制約に対する配慮や工夫は必要ですが)「やりたいこと なんでもできるのさ♪」は年齢にかかわらず真実であるといえます。

さらに、「やりたいこと」の抽象度を上げることができれば(欲求の階層を上がることができれば)、物理的制約から完全に解放された私たちは、さらに「やりたいこと」を「なんでもできる」という真の自由力を手に入れることができます。

 

 それではワークです。

 すべての束縛から解き放たれ自由に生きている自分をイメージしながら、以下のサミュエル・ウルマンの詩を音読してください。

 

 

YOUTH(青春)

青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ。

若くあるためには、創造力・強い意志・情熱・勇気が必要であり、

安易(やすき)に就こうとする心を叱咤する冒険への希求がなければならない。

人間は年齢(とし)を重ねた時老いるのではない。理想をなくした時老いるのである。

歳月は人間の皮膚に皺を刻むが情熱の消失は心に皺を作る。

悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅させ、

雲ひとつない空のような心をだいなしにしてしまう元凶である。

六十歳になろうと十六歳であろうと人間は、驚きへの憧憬・夜空に輝く星座の

煌きにも似た事象や思想に対する敬愛・何かに挑戦する心・子供のような探究心・

人生の喜びとそれに対する興味を変わらず胸に抱くことができる。

人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる。

自信とともに若くあり、恐怖とともに老いる。

希望ある限り人間は若く、失望とともに老いるのである。

自然や神仏や他者から、美しさや喜び・勇気や力などを感じ取ることができる限り、

その人は若いのだ。

感性を失い、心が皮肉に被われ、嘆きや悲しみに閉ざされる時、人間は真に老いるのである。

そのような人は神のあわれみを乞うしかない。

サミュエル・ウルマン 「80歳の年月の高見にて」より 

 

 

 「いつまでも若々しい私」というセルフイメージがセルフトークを生みます。そのセルフトークによりイメージをさらに強化していくことで、ホメオスタシスが「いつまでも若々しい私」を維持するように働きます。そのための大切なワークです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 

壁にぶつかり前に進めないと感じたとき

煩雑な毎日に流されていると感じたとき

何かをきっかけに身体の老いを感じてしまったとき

 

そんなときに、このワークを繰り返してみてください。あなたのマインドは forever young です。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 80歳の時に世界最高齢でのエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんの健康の秘訣は、「夢いつまでも」なのだそうです。「『いつまでも夢を追い続けよう』と自分に言い聞かせている」と語られています。

 

-追記2

 私が好きなカナダのミュージシャン ブライアン・アダムスのアルバムに「18 Til I Die」というものがあります(1996年発表)。「死ぬまで18歳!」と歌うBAは、今年59歳となりますが、今でも現役バリバリのロッカーです。

 

 

18 Til I Die(BA)




PMThe Power of Mind

PM-01苫米地理論とは? ~抽象度と超情報場仮説

PM-01-07:情報空間-4

 

「無限に広がる大宇宙」というフレーズで始まる有名なアニメがありますが、私たちが認識する宇宙とは138億年前にビックバンで始まった物理空間上の宇宙だけではなく、その物理宇宙を底面とし、さらに情報量の大小を表す抽象度の軸まで含め構成されている広大なものです。

 

私たちがふだん宇宙のすべてだと思っている物理空間とは別の次元に、さらに空間(情報空間)が階層的にあり、そこに概念も含むこの世のすべてが存在しています。

 

難しく聞こえるかもしれませんが、ある概念は、どこかの抽象度(階層)に限定して存在しているのではありません。

 

例えば、「さくら」が「ラブラドールレトリーバー」であり、「犬」であり、「哺乳類」であり、「動物」であり、「生物」であるように、すべては様々な抽象度にまたがって同時に存在しています。

 

釈迦哲学でいうと、縁起として存在しています。

 

「世界は無限に広がる情報空間であり、ますます下向きに拡大している。その中で一番下の抽象度に位置するのが物理空間である」

 

では、私たちの目の前に広がる“現実”とは何でしょうか?

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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