苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ) ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:思考停止

F-113:情報が書き換わると現実が変わる vol.4;戦争をせずに他国を支配するマニュアル -後編-

 

 情報が書き換わると現実が変わる

  …と言われたら、皆さんはどのようなことをイメージしますか?

 

今回は、身近な話題から国家規模の策略まで、「情報が書き換わると現実が変わる」ことをテーマにシリーズでお届けします。

 Vol.1;言語編

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20086131.html

 Vol.2;非言語編

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20173981.html

 Vol.3;戦争をせずに他国を支配するマニュアル -前編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20276927.html

 

 

 前回のブログ記事で、永世中立国 スイスの「民間防衛白書」を紹介しました。そこには「戦争をせずに他国を支配するマニュアル」なるものが含まれています。諜報機関などが画策する洗脳により、他国の民衆を情報的に支配し、最終的には国全体を乗っ取ることを目的としたものです。その過程には大きく6つの段階があるとされています。

 

 第一段階:工作員を送り込み、政府上層部を掌握。さらなる洗脳を行う

 第二段階:メディアを掌握し、大量に宣伝。大衆を扇動しながら、無意識を先導(誘導)する

 第三段階:教育を掌握し、国家意識を破壊する

 第四段階:平和や人類愛をプロパガンダとして利用し、抵抗する意志を破壊する

 第五段階:メディアや教育を利用し、自分で考える力を奪う(思考停止に導く)

 第六段階:国民が無抵抗で腑抜けになった後、大量の植民を行う

 

 …前回(F-112)、第三段階まで検証しました。その続きです。

 

 第四段階:平和や人類愛をプロパガンダとして利用し、抵抗する意志を破壊する

 …「民間防衛白書」には、「不満な者、欺かれたい者、弱い者、理解されない者、落伍した者は、特に美辞麗句に引き寄せられる」と記載されているそうです。CIAの工作活動を行っていた「テレビ放送の父」のTV局が、「愛は地球を救う」と謳うキャンペーンで感動を演出していることは単なる偶然なのでしょうか?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691562.html

 

 第五段階:メディアや教育を利用し、自分で考える力を奪う(思考停止に導く)

 …大衆を思考停止に導く方策として、「3S政策」が知られています。「3S」とは、「Sport、Screen、Sex」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15096276.html

 

最近のケースでいうと、ラグビーのワールドカップ(W杯)が挙げられます。日本人の多くにとって、今までラグビーは興味の対象外だったはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

ところが、今年(2019年)の秋に日本で開催されたラグビーW杯はメディアで大きく取り上げられ、日本中が感動と熱狂の渦に包まれました。1着1万3000円のオフィシャルユニフォームは爆売れし(20万枚以上)、観客動員数は170万4443人(台風で中止となった3試合を除く1試合平均:3万7877人、チケット完売率:99.3%)を記録。大会組織委員会の試算で4372億円の経済波及効果を生みだし大成功となったW杯に関連して、総理大臣までもが「夢のような一ヶ月間でした」とツイートしました。

 

 その「夢のような一ヶ月」(正確には6週間)をはさむ期間に、日本は立て続けに台風に襲われ、記録的な大雨と洪水により多くの国民が被害を被りました。内閣改造を強行したものの2名の大臣がすぐに辞任。さらには、すでに申し込みが始まっていた英語民間試験導入が突然中止になるなど、まるで悪夢のような出来事が続いています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20173855.html

 

急に明るみにでた「桜を見る会問題」も、すでに終わったことのようにされている「モリカケ問題」と同じように、いつの間にか静かに“散っていく”のでしょう。東京五輪が近づくにつれ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 世界に目を向けるとさらに深刻な問題ばかりです。ますます深まる対立は人類が終焉に向かっていることを感じさせます。そんな地球規模の危機的状況までも忘れてしまうのであれば、人類は本当に考える力を奪われているのかもしれません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14120540.html

 

 第六段階:国民が無抵抗で腑抜けになった後、大量の植民を行う

 …医療・福祉の現場では労働力不足が大問題となっています。それは私の住む鹿児島のような地方ほど深刻です。そんな状況に対処しようと、昨年12月に外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案が成立しました。様々な問題を抱える技能実習制度の実態把握や見直しがないまま、衆院で約17時間(野党欠席による審議空回し時間含む)、参院で約21時間の審議の後、またもや強行採決されました。

 今回の法案は、「『特定技能1号』の場合最長5年(技能実習制度と合わせて最長10年)の間外国労働者を安い賃金で酷使した挙句、本人たちが望んでも永住させない」という目論見だとされていますが、事実上の移民政策だともいえます。

 いずれにせよ、「今後日本をどのような形にするのか?」「日本人という定義をどのように変えていくのか?」という本質的な議論がないまま、そして国民の関心も低いまま、日本や日本人という“現実”の書き換えが粛々と進行しています。

 

 あらためて皆さんに伺います。

 

 情報が書き換わると現実が変わる

  …と言われたら、どのようなことをイメージしますか?

 

(F-114につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Nittele_24Hour_Television_logo(Wiki.

24時間テレビ「愛は地球を救う」

番組シンボルマーク

Wikipediaから引用

 

 

PMⅠ:The Power of Mind

PM-06:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題

PM-06-12:仮説07)思考停止

 

この章(第六章)では、「院長を務めていた病院へのコーチング導入“失敗”」という事例について、仮説を立て、トゥイーキングを行っていきます。その目的(ゴール)は、「失敗から学び、“いのちの現場”にコーチングをしっかり届けること」です。

告知:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13216030.html

“失敗”を解決する方法:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

 

仮説07)思考停止

 

 前回(PM-06-11)は「私憤」と「公憤」の違いについて、脳の機能や人類の進化と絡めて説明しました。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14107083.html 

 

 亡くなった先代の院長はもちろんのこと、経営陣の皆さんもいつも情動的だったわけではありません。抽象度の低い煩悩的なゴールのために医療・社会福祉法人を運営しているわけでは決してありませんでした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

そのことは病院長として経営陣と関わりながらしっかりと感じていました。それだけに「人間形成」「人材育成」という経営の重要事項に関して「私憤」レベルであり続けることが不思議でなりませんでした。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

「何が問題なのか?」を私の無意識は考え続けていたのだと思います。ある日の午後、病棟に張り出された懇親会の案内を眺めていたときに、その答えが急にひらめきました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

その案内には、ブルース・リーの写真とともに、「考えるな、感じろ」というコピーが書かれていました。

 

 

「考えるな、感じろ (Don’t think. Feel.)」という言葉は、「燃えよドラゴン(英題:Enter the Dragon)」という映画の中での主人公の台詞です。

 

ここでいう「考えるな(Don’t think)」というのは、「思考、つまり情報処理活動をするな」という意味ではなく、「言語情報処理をするな」という意味です。

 

詳しくは「言語により構築された世界(抽象世界)を超えて、非言語情報処理を行え」という意味。その「非言語情報処理」を「感じる(Feel)」と表現しているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542426.html

 

脳の機能でいえば「前頭前野外側部を抑えて、前頭前野内側部を活性化させよ」ということであり、苫米地理論でいえば「左脳言語野の活性を抑え、右脳言語野を活性化せよ」ということです。

それは天才が行っている脳の使い方であり、達人が到達している究極の境地です。

 

法人で取り組んでいた禅も「言語情報処理を非言語情報処理優位におきかえる方法」です。その前提として言語情報処理についてしっかり理解・体得していなければ、つまり認知科学や機能脳科学について学び、ディベートなど実践を通じて論理的思考を磨きあげていかなければ、到底マスターすることはできません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11594310.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_254557.html

 

禅に取り組み、「空(くう)」を体得することを目標としていた法人にとって、その前提となる顕教的な知識とスキルを得ることはとても重要だったはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

法人のゴール達成のためにも、私は自分が学んできた知識やスキルを開示し続けてきました。守秘義務の境界ギリギリで。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

「前頭前野外側部を抑えて、前頭前野内側部を活性化すること」「左脳言語野の活性を抑え、右脳言語野を活性化すること」は究極の思考といえます。

 

それは第五章で取り上げた教育という観点から考えてもとても重要です。自由に大きく関係するからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124525.html

 

非言語情報処理が行えるということは、世の中にはびこる言語束縛から逃れているということであり、より抽象度の高い世界で生きているということです。

より情報量の少ない世界に高い臨場感を感じているのですから、それだけ自由であるといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

 その自由の対極にあるのが「思考停止」です。
 ブルース・リーの例えでいえば、「Don't think」だけで「Feel」がない状態。

今回の事例でいうと、情動的なレベルにとどまり続けた経営陣は思考停止の状態だったといえます。「ファイト・オア・フライト」を克服しようとせず、自ら自由を手放したのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

さらに残念なことに、コンフォートゾーンを同じくするスタッフに、そのような生き方を強いているように見えました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

「バイオパワー(生権力)」の行使です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

では、なぜ自ら思考停止してしまったのでしょうか?

 

 

答えは、おそらく、そのほうがラクだから。それはとても危険なことであり、リーダーが一番避けなければならないことです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html

 

釈迦はアプリオリなものはないということを悟りました。そして、その真理はクルト・ゲーテルにより示され、グレゴリー・チャイティンにより完全に証明されました。それを「不完全性定理」といいます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

不完全性定理以降の現代に「絶対に正しいもの」はありません。「唯一のモノサシ」は存在しないのです。それは「人類はどこまでも考え続けることができる」「さらに進化・向上することができる」ことを示唆しています。

 

釈迦が見いだし、大乗の発展の中で完成された「空」の哲学は、私たちに思考し続ける生き方を促しています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

「思考せず奴隷として生きるか、思考し続け自由を手に入れるか」それを思考し、自ら選択することが、現代を生きる私たち一人ひとりに求められているといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10543825.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10543909.html

 

 そして、それは組織や会社という小さい単位の話ではなく、社会全体や未来の存続に関わる重要な問いかけであるといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 

仮説07:思考停止していないか?>

 

トゥイーキング07:言語を超えた思考を続け、自由を手に入れる

 

    「前頭前野外側部を抑えて、前頭前野内側部を活性化すること」「左脳言語野の活性を抑え、右脳言語野を活性化すること」は究極の思考法

    不完全性定理が証明された現代の生き方を極論すれば、「思考せずに奴隷として生きる」or「思考し続け自由を手に入れる」の二択

 

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

思考停止という病



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