苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ) ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:幸福

F-183:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-8(最終回);心の平和の和が世界の平和 = “幸福(well-being)”

 

「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読んだ後、医師&コーチとして考えたことをまとめました↓

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

 そのシリーズの終わりに下記ワークに取り組んでいただきました。

 

<ワーク>

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 私は平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと思っています。その“幸福(well-being)”が今回のテーマ。

自分にとっての“幸福(well-being)”を考え抜くことは、「自己の存在と意味」を明らかにし、スピリチュアルペインを克服するきっかけになるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 

1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 2;幸福はさらに深い自己催眠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25175860.html

 3;物理的な現実よりも脳による意味づけに臨場感を覚えている状態

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25236729.html

 4;洗脳によって生まれる幸福

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25303095.html

 5;個のwell-beingから社会全体にひろがるwell-being

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25365643.html

 6;「常識」という洗脳からの解放

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25428736.html

 7;「中観」によって幸福とうまく付き合う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25489310.html

 8心の平和の和が世界の平和 = “幸福(well-being)”

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士は「幸福」をどのように考えていらっしゃるのでしょうか?

 前回まで、博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)より7回に分けて引用し、博士の「幸福という感情の定義」と「その付き合い方」を御紹介しました。

 

 苫米地博士の言葉を引用すると、「幸福というのは実態のない、はかなくむなしいものである」と考えるのが空観であり、「とにかく積極的に幸福を追い求めよう」と考えるのが仮観。そして、「はかなくむなしいものであることをしっかり認識したうえで、それでも幸福を求めよう」と考えるのが中観です。

 では、はかなくむなしいものであることを認識したうえで求める幸福(well-being)というのはどういうものでしょうか? その先には何があるのでしょうか?

 幸福(well-being)のために、私たちは何を行うべきでしょうか?

 

 

 私は今も医療・介護の現場で働いています。医師として、そしてコーチとしても。

とくに高齢者との関りが多い現場では、喜びもありますが、たくさんの悲しみを経験します。老病死を覆い隠すスコトーマが外れやすくなっているから。じつは最近も“旅立ち”を見守りました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 (以下、プライバシーに配慮し一部変更しています)

旅立ったのは80代の女性。御家族(お子さん方)は60歳前後でした。

その患者さんは病というより老衰が目立つ状態でした。しかし、「家に帰りたい」という思いが強く、リハビリにはとても積極的でした。きっとwant toの力なのでしょう、入院当初の予想を大きく上回る回復をみせていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

診察の度に、私は、「『家に帰りたい』の先にあるゴールは何だろうか?」と思いめぐらしました。患者さんは多くを語りませんでしたが、何かがあるのは間違いありませんでした。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 御家族はそんな母親の頑張りや回復ぶりを実感することはできませんでした。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として、厳しい面会制限が行われていたからです。

 医療スタッフからの電話で母親のADLActivities of Daily Living、日常生活動作)が改善していることを聞いても、うれしさ半分、戸惑い半分だったようです。

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21245972.html

 

「夢をかなえる方程式 I×V=R」で例えるなら、「家に帰る」というイメージ(I)の臨場感が高まるほど(V)、そのイメージは現実化していきます(R)。予想以上にADLが改善したのは現実化(R)の一部とみることができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 しかしながら、情報空間の底面(物理空間)には物理法則が働いているため、その強力な秩序に抗う現実化はできません。実際、その患者さんも検査上は確実に老衰が進行していました。この数年の変化(老衰)を実感している御家族が「回復している」という言葉に戸惑いを見せたことは十分に理解できます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 そんなある日、患者さんの状態が急変してしまいました。

 覚悟していたとはいえ、やはり、御家族(の無意識)にとっては青天の霹靂(へきれき)だったのでしょう、子どもの一人はかなり取り乱しました。「ファイト・オア・フライト」の状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 私はかつてのCDCガイドラインを意識しながら、1)これから起こる最悪の可能性(死)を伝え、2)「ムリな延命は行わず、苦痛の軽減を最優先する」というエンドステートを再確認し、3)状況の変化や見込みを伝えながら、4)「免疫力とは?」「心不全とは?」「延命治療とは?」「死とは?」などの文脈情報について説明しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21664055.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 優しい励まし合いで家族全員が母親の「死という最終ゴール」を共有できた頃(コレクティブエフィカシー)、まるで安心したかのようにその母親は旅立ちました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 経過中、私は、御家族のマインドが「antiwithwell」と変化していくのを感じました。そして、母から子どもたちへ“幸福(well-being)”が手渡された気がしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

  

 その最初のステップ(antiwith)が「“自分”をしっかりみる」こと。止観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

 “自分”とは、物理的実体ではなく、関係性のことです。すべては他の何かとの関係性で成り立っています。その「関係が存在を生みだす」という見方が「縁起」。釈迦哲学の根幹をなす教えです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

たどると宇宙中にひろがっていく“自分”を、文字どおり「」と「他」にけるのが部分関数としての自我。そして、何らかの基準で並べ替えるのが評価関数としての自我です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 前回(F-182)引用した「空仮中」の理を用いると、部分関数としての“自分”が「空(くう)」、評価関数としての“自分”が「仮」であると考えることができます。そして、その2つを同時にみることが「中」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 つまり、「“自分”をしっかりみる」とは、「中観の実践」。シンプルに表現すると「『“自分”とは何か?』を再定義し、行動する」ということです。

 その「『“自分”とは何か?』を再定義する」ことがゴール設定。ゴール設定が、“現状の外”へのゴール設定だけが、「『“自分”とは何か?』を再定義する」ことを可能にします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

 

 私たち人間は過去の記憶でつくられたブリーフで目の前の世界を認識しているのですから、本気のゴール設定なしではシンの“自分”を生きることはできません。ゴールなしではいつまでも「無人運転」「自動運転」のまま。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

  

 そんな“自分(自我)”にもっとも大きな影響を与えているのが親です。私たちは親とのつながりの中で“自分”を定義し、親とのつながりの延長上を歩んでいるといえます。

 そんな大切なつながりと切り離されていく(ような気がする)のが「老病死」です。

 親世代の四苦(生老病死)は子世代にとっても苦しみとなりますが、それは同時に子世代が“自分”を再定義する貴重な機会でもあります。そして、本当は思春期以降抱えているのにスコトーマに隠れたままのスピリチュアルペインを克服する大切なきっかけ(縁起)でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293317.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11386276.html

 

 すべての生命は、いつかは老い、多くは病み、そして必ず死にいたる“はかなくむなしい存在”です。しかし、その本質は宇宙中にひろがる関係の結び目であり、巨大な縁起ネットワークの一部です。

 

 そんな生命の中でも情報空間にホメオスタシス(恒常性維持機能)が働く私たち人間は、新たな縁起ネットワークを自由に生みだすことができる稀有な存在といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 つまり、「はかなくむなしいものであることをしっかり認識したうえで(空)、それでも幸福を求めることができる(仮)」という中観的存在。それが人間です。

 

 親の四苦を契機に「“自分”をしっかりみる」ことができると、自分中心を捨てた“現状の外”に心から望むゴールを見いだすことができるようになります。それが「克己」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html

 

 その「克己」は、先代(親世代)にとってはヒーリングとなり、次の世代(親からみて孫世代)にはコーチングとなります。それが私の考える2つ目のステップ(withwell)です。

 

 

はかなくむなしいものであることを認識したうえで求める幸福(well-being)というのはどういうものでしょうか? その先には何があるのでしょうか?

 幸福(well-being)のために、私たちは何を行うべきでしょうか?

 

 

 その答えを、自ら見いだし行動する人が増えるたび、「この世から戦争と差別をなくす」は現実化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24905311.html

 

 個人の心の平和

心の平和の和が世界の平和

 

 やはり、私は、平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと感じます。そして、その“幸福(well-being)”を実践し、ひろげ、伝え続けたいと思います。コーチとしての私の“calling”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20874187.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 その「克己」は、先代(親世代)にとってはヒーリングとなり、次の世代(親からみて孫世代)にはコーチングとなります。それが私の考える2つ目のステップ(withwell)です

 

 詳しくは下記ブログ記事で考察しています↓

 Q-177~:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408953.html

 

 

-追記2

 やはりWHOWorld Health Organization)の健康(well-being)の定義は不十分に思えます。皆さんはどのように考えますか?

 PM-04-01WHO(世界保健機関)の「健康」の定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 

 私の意見(claim)はこちら↓

 PM-04-02WHO版「健康」の三つの間違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859828.html

 

  

-参考書籍-

「感情の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社)

 

 

-関連記事-

F-175:脳内を書き換えると「環境」が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

F-106~:超実写版「ライオン・キング」で描かれた“超現実”を生きる極意

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_383531.html


 
 

-告知-

 今年度(2021年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 (セミナー予定はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第1回目は2021425日(日)開催。テーマは「スコトーマ」「ゴール」「エフィカシー」です。

 (詳細はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25523198.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

<お問い合わせ・申し込み>

 coachfor.m2@gmail.com

 

   


「感情」の解剖図鑑(中国語ver.)




F-182:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-7;「中観」によって幸福とうまく付き合う

 

「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読んだ後、医師&コーチとして考えたことをまとめました↓

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

 そのシリーズの終わりに下記ワークに取り組んでいただきました。

 

<ワーク>

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 私は平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと思っています。その“幸福(well-being)”が今回のテーマ。

自分にとっての“幸福(well-being)”を考え抜くことは、「自己の存在と意味」を明らかにし、スピリチュアルペインを克服するきっかけになるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 

1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 2;幸福はさらに深い自己催眠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25175860.html

 3;物理的な現実よりも脳による意味づけに臨場感を覚えている状態

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25236729.html

 4;洗脳によって生まれる幸福

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25303095.html

 5;個のwell-beingから社会全体にひろがるwell-being

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25365643.html

 6;「常識」という洗脳からの解放

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25428736.html

 7;「中観」によって幸福とうまく付き合う

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士は「幸福」をどのように考えていらっしゃるのでしょうか?

 以下、博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)より引用します。

 (7回に分けて引用。今回が最後です)

 

 幸福という感情との付き合い方

 ここでは、幸福という感情との付き合い方を、紹介しましょう。

 

 2:「中観」によって、幸福とうまく付き合う

 これまで見てきたように、幸福もまた幻の感情であり、「怪しい」幸福もたくさんあります。しかし幸福は、人が前向きに生きていくうえで必要でもあります。大事なのは、幸福とうまく付き合うことなのです。

 そこで参考にしたいのが、仏教の「空観、仮観、中観」という考え方です。

 空観、仮観、中観はいずれも、宇宙や世界を捉える観方、考え方です。空観は「この世のすべてのものや現象は『空』であり、実態がない」とする観方であり、仮観は「この世のすべてのものや現象の役割を積極的に認める」観方、中観は「空観と仮観の間に立ち、両方を同時に成り立たせる」観方です。

 幸福を例に挙げると、「幸福というのは実態のない、はかなくむなしいものである」と考えるのが空観、「とにかく積極的に幸福を追い求めよう」と考えるのが仮観、「はかなくむなしいものであることをしっかり認識したうえで、それでも幸福を求めよう」と考えるのが中観です。このうち、空観だけだと人も人類も進歩せず、仮観だけだと、他者や社会から押し付けられた幸福に振り回されることになりかねません。

 そこでおすすめしたいのが、中観によって幸福をとらえることです。冷静さを持ち、「怪しい」幸福をしっかり見極めつつ、自分にとっての本当の幸福=ゴールを目指すのが、もっとも賢い幸福の付き合い方だといえるでしょう。

 引用終わり

 

 

 前回のテーマは「『常識』という洗脳からの解放」。

 引用文中に苫米地博士が書かれていたように、「常識」とは社会による洗脳です。その“洗脳”は私たちのマインド(脳と心)の働きによります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25428736.html

 

 人は目の前の世界をありのままには認識していません。ブリーフシステムあるいは自我が生みだす重要度の高い情報だけを取捨選択して認識しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

選別するフィルターがRAS(網様体賦活系)。フィルタリングされて認識にあがらないことを「スコトーマに隠れる」と表現します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 つまり、目の前の世界は重要なものの集まりであるということ。だから、自分の中(内)の重要度を変えることで、外であるはずの世界を書き換えていくことができます。

変化は必ず「内が先、外が後」

 その理をコーチングの創始者であるルー・タイスさんは「All meaningful and lasting change starts first on the inside in your imagination and works its way out into reality.  すべての意味のある、永続的な変化は心の中のイマジネーションから始まり、やがて外側の現実を変えていく」と表現されました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16799778.html

 

 変化は必ず「内が先、外が後」

 

だから教育は重要です。個人にとっても、社会にとっても、学習はとても大切な行為であるといえます。

観測者(認識主体)の知識や知能が上がれば上がるほど、観測(認識)される目の前の世界が豊かになる(素晴らしくなる)ということだから↓

F-036:縁起と宇宙と教育や学習の関係 ~「何もないところからレンブラントを発見」の補足説明~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963314.html

 

変化は必ず「内が先、外が後」

 

この「観測者(認識主体)の知識や知能が上がれば上がるほど、観測(認識)される目の前の世界が豊かになる(素晴らしくなる)」という可能性に(おそらく)最初に言及したのが釈迦です。釈迦は「縁起」を用いてこの理を説明しました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 釈迦の縁起の思想は「すべての存在は関係で成り立っている」というもの。

後の天才たち(ナーガールジュナやツォンカパなど)は、縁起から「中観思想」を生みだしました。それは「すべては空(くう)である」とする空観(くうがん)と縁起の中で仮の役割に焦点をあてる仮観(けかん)の2つをバランスよく維持している状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 再度、苫米地博士の言葉を引用すると、「幸福というのは実態のない、はかなくむなしいものである」と考えるのが空観であり、「とにかく積極的に幸福を追い求めよう」と考えるのが仮観。そして、「はかなくむなしいものであることをしっかり認識したうえで、それでも幸福を求めよう」と考えるのが中観です。

 

 では、はかなくむなしいものであることを認識したうえで求める幸福(well-being)というのはどういうものでしょうか? その先には何があるのでしょうか?

 幸福(well-being)のために、私たちは何を行うべきでしょうか?

 

 

 次回(F-183)はこのシリーズの最終回。

 せひ、皆さん自身の“幸福(well-being)”を感じてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

F-183につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 教育について、下記記事で考察しています↓

 PM-05-00:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13077001.html

 

 

-参考書籍-

「感情の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社)

 

 

-関連記事-

F-175:脳内を書き換えると「環境」が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

F-106~:超実写版「ライオン・キング」で描かれた“超現実”を生きる極意

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_383531.html

 

 

アファメーション



F-181:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-6;「常識」という洗脳からの解放

 

「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読んだ後、医師&コーチとして考えたことをまとめました↓

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

 そのシリーズの終わりに下記ワークに取り組んでいただきました。

 

<ワーク>

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 私は平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと思っています。その“幸福(well-being)”が今回のテーマ。

自分にとっての“幸福(well-being)”を考え抜くことは、「自己の存在と意味」を明らかにし、スピリチュアルペインを克服するきっかけになるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 

1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 2;幸福はさらに深い自己催眠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25175860.html

 3;物理的な現実よりも脳による意味づけに臨場感を覚えている状態

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25236729.html

 4;洗脳によって生まれる幸福

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25303095.html

 5;個のwell-beingから社会全体にひろがるwell-being

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25365643.html

 6;「常識」という洗脳からの解放

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士は「幸福」をどのように考えていらっしゃるのでしょうか?

 以下、博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)より引用します。

 (7回に分けて引用。今回は6/7です)

 

 幸福という感情との付き合い方

 ここでは、幸福という感情との付き合い方を、紹介しましょう。

 

 1:「常識」という名の洗脳から解放されるには

 現在、「常識」と言われているものの多くは、社会からのメッセージと自己催眠によって作り出されたもの、つまり社会による洗脳の結果にすぎません。しかし、あまりにも世の中に深く広く浸透してしまっているため、人が常識という名の洗脳から解放されるのは、とても困難です。

 常識にがんじがらめになって苦しんでいる人、「いい学校、いい会社に入る」「お金持ちになる」という、社会から押し付けられた幸福を得るのに疲れてしまっている人は、ぜひ現状の外にゴールを設定してみてください。現状の中にゴールを設けてしまうと、結局、常識から離れることができないからです。

 引用終わり

 

 

 以前のブログ記事(L-010)でサーカスでの象の調教法を紹介しました(本当かどうかはわかりませんw)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

その調教法とは、「子ども(小ゾウ)の時期に足につないだ鎖を杭に結び付け地面に打ち込む」というもの。小ゾウの力では杭を引き抜くことはできません。その状態が続くと、大きくなっても鎖が届く範囲でしか行動しなくなるそうです。それは“現状”というコンフォートゾーン(CZ)の呪縛。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 脳が発達した人間の場合、ゾウよりもさらに深刻です。目には見えない鎖により、いつの間にか自由が奪われ、すっかり束縛されてしまいます。その“鎖”のひとつが「常識」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 常識にとらわれると、すべてを常識の範囲で考えるようになり、常識の範囲内だけで行動するようになります。常識の外はスコトーマに隠れているために認識することさえできず、次第に創造性が奪われていきます。もちろん、エネルギーも。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 よく「人生を変えたいのに変えることができない」「最初はよかったのに続かない」といった御相談をいただきます。話を伺っている最中に必ずと言っていいほどでてくるセルフトークが「こんなはずではなかった」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24979591.html

 

 なぜ「こんなはずではなかった」となってしまうのでしょう?

 

 ...答えは「こんなはず」がCZのままだから。そのCZはまさしく「常識」といった外からの刷り込みでできあがったブリーフシステム(BS)がうみだす“現実”。その正体は“幻想”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823843.html

 

 CZ=現実は確かに幻想ではありますが、ただ頑張るだけではなかなか書き換えることができません。ホメオスタシス(恒常性維持機能)によって強力に維持されているからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 苫米地博士が書かれているように「常識」とは社会による洗脳です。その洗脳が恐ろしいのは、私たちのマインド(脳と心)の仕組みに理由があります。

 人は目の前の世界をありのままには認識していません。BSあるいは自我が生みだす重要度の高い情報だけを取捨選択して認識しています。選別するフィルターがRAS(網様体賦活系)です。

 (フィルタリングされて認識にあがらないことを「スコトーマに隠れる」と表現します)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 つまり、自分自身が常識だと信じているものしか認識できないようにできているということ。だから教育が重要なのです。

小さい頃に受けた教えや社会の価値観といったものを「常識」と受け入れてしまうと、それとは異なるものを認識できません。仮に認識できたとしても、拒絶反応を示します。例えば激しいドリームキリングの根底には、このようなBSに基づく拒絶が存在しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 では「常識」という鎖を断ち切るにはどうすればいいのでしょうか?

 

 私がまずお勧めするのは、「常に『なぜ?』『どうして?』という視点で目の前の世界を見る」ことです。そうすると「目の前の世界」がフワフワしているように感じられます。「Rゆらぎ」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23925302.html

 

 そんなゆらぎを感じたらチャンス!

その時、ぜひ新たなゴールを設定してください。変性意識状態にあるためスコトーマを外しやすく、“現状の外”を見出しやすくなっています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールを設定したら、ハイエフィカシーを維持して突き進むだけ。100%want to756倍の生産性を発揮しながら、どんどん壁を突き破っていきましょう。そのプロセスが“脱常識”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 きっとまわりの人たちは冷笑します。「not normal」と蔑みながら。

それでも平然とゴールに向かい続けるうちに、ゴールが生みだすエネルギーと創造性がまわりの常識を打ち壊していきます。その変化が縁起空間にどんどんひろがり「unrealrealに変わる」ことが“社会の脱常識”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8900334.html

 

 人間のマインドには「unrealrealに変える」大きな力が眠っています。無限のエネルギーと創造性が静かに解き放たれることを待っています。その力を解き放つのがゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 ゴールにより、自身を、そして社会を、脱洗脳していくプロセス自体が“幸福(well-being)”

 

 

 最後に苫米地博士の著書「立ち読みしなさい! ~美しいほどシンプルな成功術」(サイゾー)から引用します。ぜひ「さらに大きな枠組み」について考えてみてください。

 

 

 特に「そもそも叶えたい夢がない人」「人生を変えたいのに変えることができない人」は、あなたが作り上げた常識の枠組みを一旦外して、非常識だと思うことも受け入れてみましょう。その意識や行動が、あなたの人生を激変させるきっかけになります。

 今までのマインドで何も変わらなかったというのであれば、新しいマインドを取り入れる必要があるということです。

 

勘違いしてはいけないことは、これまでにあなたが積み上げてきた価値観や考え方を捨てるのではなく、それよりさらに大きな枠組みで世界を認識するということです。

 

 今のあなたに一番必要なモノは非常識な知識や価値観、そして選択や行動です。

 自分で作り上げてきた、今までの枠組みを広げましょう。

 大きな夢を叶えたいのであれば、多数派、常識の世界だけに身を置いてはいけません。

 少数派、非常識、異常と思える世界に身を委ねることも大切です。

 

 

F-182につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 教育について、下記記事で考察しています↓

 PM-05~:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124525.html

 

 

-参考書籍-

「感情の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社)

 

 

-関連記事-

F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

Q-168:スピリチュアルペインは抽象度でいえばどこに入るのでしょうか? どうやって原因である無関心が生まれてくるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24321116.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーン(CZ)が生みだす「現状維持の壁」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

PM-06-07:仮説02)want to」「have to」とコンフォートゾーン(CZ)の関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

PM-06-17):仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 

立ち読みしなさい!

 

F-180:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-5;個のwell-beingから社会全体にひろがるwell-being

 

「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読んだ後、医師&コーチとして考えたことをまとめました↓

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

 そのシリーズの終わりに下記ワークに取り組んでいただきました。

 

<ワーク>

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 私は平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと思っています。その“幸福(well-being)”が今回のテーマ。

自分にとっての“幸福(well-being)”を考え抜くことは、「自己の存在と意味」を明らかにし、スピリチュアルペインを克服するきっかけになるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 

1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 2;幸福はさらに深い自己催眠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25175860.html

 3;物理的な現実よりも脳による意味づけに臨場感を覚えている状態

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25236729.html

 4;洗脳によって生まれる幸福

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25303095.html

 5;個のwell-beingから社会全体にひろがるwell-being

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士は「幸福」をどのように考えていらっしゃるのでしょうか?

 以下、博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)より引用します。

 (7回に分けて引用。今回は5/7です)

 

 本当はもっと恐ろしい、社会による洗脳

 マルチ商法など、実体のある他者による洗脳は、まだマシだといえるでしょう。悪質な分、何らかのきっかけで冷静さを取り戻しさえすれば、洗脳から解放される可能性が高いからです。

 むしろ怖いのは、社会による洗脳の方かもしれません。

 かつて日本には、「白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫の『三種の神器』が揃えば幸福である」「いい学校を出ていい会社に入れば幸福である」と広く信じられていた時代がありました。また、今でも「お金持ちになれば幸福である」と考えている人は少なくないでしょう。

 これらももちろん、洗脳です。三種の神器を手に入れたり、いい学校、いい会社に入ったり、お金持ちになったりすることで本当に幸福が得られるとは限りません。ところが、人々は社会から与えられるメッセージを受け入れ、「~すれば幸福である」と自己催眠をかけてしまっているのです。

 

 

 大変残念なことに、私はかつて“だまし討ち”されたことがあります。相手側が裁判所に提出した“証拠”には「タケハラは本当にwant toばかりしている」と書かれていました。罵詈雑言とともに。

そこに滲み出ていたのは「差別」。そして、差別と混然一体となった「お金のためなら何をしてもいいという妄想」と「お金があれば何をしてもいいという思い上がり」です。

 そのような未熟なブリーフが、例えば「勝ち組」「負け組」といった言葉を生みだします。単なる所得の差を、人の優劣を決める重大な条件のように「意味づけ」するのです。

 「お金に絶対的な価値がある」

 どう思いますか? どのように感じますか?

 

 では、私の意見(claim)を。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

お金に絶対的な価値などありません。価値があるのは人の存在そのものです。心から望むゴールに向かって創意工夫しながら生きることそのものに絶対的な価値があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

事実、「お金」だけでは決して幸福にはなれません。皆さんのまわりにも「お金はあるけれども、心が満たされない」という人たちが存在しているはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23170992.html

 

 お金に囚われた人たちの多くは、純粋にゴールを目指す者たちを攻撃します。強烈なドリームキラーとなって(=anti)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 もしもドリームキリングを受けたなら、まずは深呼吸して、1つ上の抽象度で「自分に興味を持ってくれている人」と捉えなおしてみましょう。そのドリームキラーのことを。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

そして、「“私”という存在を生みだす大切な縁起の一部であるという事実」をしっかり感じてみるのです。ゴール側から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 すると、今までとは全く違った世界(宇宙)を認識できるようになります。脳内が書き換わり、「環境」が変わるから。そのときドリームキラーは“敵”ではなくなっているはずです(=with)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

 

そもそもドリームキラーが現れるということは、1)“現状の外”にゴールがあり(=ゴール設定に成功している)、かつ、2)それがまわりの人たちに伝わっている(=同調に成功している)ということ。抽象度の高いゴールを設定する能力や同調能力はリーダーの必要条件です。

(関連する記事を追記1で紹介します)

 

リーダーの心の平和はホメオスタシス同調によりまわりにひろがっていきます。その結果、縁ある人たちをお金という刷り込みから解放できるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

「刷り込み」や「意味づけ」といった目に見えない束縛から人々を解放することは、リーダーの大切な役割です。リーダーの存在そのものによって、まわりの人たちの心が優しく書き換わっていくのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

そうなるとみんなが認識する世界はますます輝いていきます。希望に満ちたゴールを共有しながら、誰もがお互いのドリームサポーターになっているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html

 

 それが個のwell-beingであり、社会全体にひろがるwell-being

 

私はそんな状態を“無敵”と呼んでいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

F-181につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

そもそもドリームキラーが現れるということは、1)“現状の外”にゴールがあり(=ゴール設定に成功している)、かつ、2)それがまわりの人たちに伝わっている(=同調に成功している)ということ。抽象度の高いゴールを設定する能力や同調能力はリーダーの必要条件です

 

 高い抽象度の視点を持ち(情報収集能力)、ひろげ(同調能力)、貫くこと(責任能力)がリーダーに求められる条件です。それは誰もが会得するべきもの。なぜならみんなが自身の人生のリーダーなのだから。

 

 リーダーについては↓

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーン(CZ)が生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 PM-06-07:仮説02)want to」「have to」とコンフォートゾーン(CZ)の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

 PM-06-17):仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 F-104:「映写機の故障により上映できるかわかりません」Vol.4;リーダーの視点で

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 F-127:続・クライシスの本質 ~首相による「一斉休校要請」と社会の反応を読み解く~<後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21664503.html

 Q-176:コーチはリーダーとマネージャーの役割・機能を持つと考えてよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25016029.html

 

 

-追記2

 リーダー(リーダーシップ)について、苫米地博士の著書「すごいリーダーは『脳』がちがう」(三才ブックス)で学ぶことができます(Kindle版もあります↓)。

 すごいリーダーは「脳」がちがう | 苫米地英人 | リーダーシップ | Kindleストア | Amazon

 

 その後は「近未来のブッダ 21世紀を導くリーダーの鉄則」(サンガ)をお読みください。「リーダーの鉄則」である“慈悲”について学べます。

 

 

-参考書籍-

「感情の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社)

 

 

-関連記事-

F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

Q-168:スピリチュアルペインは抽象度でいえばどこに入るのでしょうか? どうやって原因である無関心が生まれてくるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24321116.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

すごいリーダーは脳がちがう



F-179:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-4;洗脳によって生まれる幸福

 

「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読んだ後、医師&コーチとして考えたことをまとめました↓

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

 そのシリーズの終わりに下記ワークに取り組んでいただきました。

 

<ワーク>

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 私は平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと思っています。その“幸福(well-being)”が今回のテーマ。

自分にとっての“幸福(well-being)”を考え抜くことは、「自己の存在と意味」を明らかにし、スピリチュアルペインを克服するきっかけになるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 

1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 2;幸福はさらに深い自己催眠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25175860.html

 3;物理的な現実よりも脳による意味づけに臨場感を覚えている状態

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25236729.html

 4;洗脳によって生まれる幸福

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士は「幸福」をどのように考えていらっしゃるのでしょうか?

 以下、博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)より引用します。

 (7回に分けて引用。今回は4/7です)

 

 〇洗脳によって生まれる幸福もある

 幸福を感じるよう催眠をかけるのは自分自身ですが、「何に幸福を感じるか」を決めているのは、身の回りの他者であることがすくなくありません。それが、幸福の恐ろしいところです。先に挙げた例でいえば、問題の多い恋人も、おそらく最初は優しかったでしょうし、カルト宗教やマルチ商法の団体も、その人にとって心が落ち着く場所だったかもしれません。そこで一度強烈なドーパミンが放出されると、人はその幸福感を失うことをおそれ、自分に、より強く催眠をかけるようになります。恋人の問題行動や団体からの搾取がエスカレートしても、「自分はひどい目に遭っている」「自分は搾取されている」という物理的な現実より、恋人や団体から発せられる「2人が一緒にいることが、お互いにとって幸福なのだ」「団体にお金を使うことが、幸福につながる」といったメッセージの方に、臨場感を覚えようとしてしまうのです。

 これが、いわゆる「洗脳」のプロセスです。

 

 

 前々回(F-177)の追記内で、私はこんな質問をしました。

私たちの社会にすっかり浸透してしまっている「幸福レベルでの仕掛け」とは何でしょうか? 人を奴隷にしてしまう最強の「仕掛け」とは?

 

 答えは「お金」です。

 前回(F-178)の例でいえば、私の両親にとっての「さらにヤバい状況」とはすべてお金がらみ。お金に関連する「脳による意味づけ」に臨場感を覚えていること自体が苦しみでした。それは現代社会全体が陥っている「仕掛け」でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 だからこそコーチングが重要!

その理由は「『本当の“私”の100%want to』に満ちた日々を全力かつ自然に生きれるから」。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

人生の様々な領域にたくさんゴールを設定し(バランスホイール)、それぞれの達成を確信していると(エフィカシー)、充実した毎日を精一杯生きることができるようになります。もちろん、呼吸のように自然な感じで。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

「止められてもやりたい仕事」とはいうものの、そのゴールは“現状の外”にあるのですから、実際には問題や課題ばかり。真面目に取り組むほど、いつの間にかhave toが忍び込んでしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

そんな時はいったん“場”を離れてみましょう。私は、追い込まれた(と感じた)時ほど、あえて趣味を楽しむようにお勧めしています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14524490.html

 

 キーワードは「気楽」。Take it easy

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 ところで、皆さんはなぜ働いているのですか? 何のために仕事をしていますか?

 

 もしも答えが「生活のため」「お金のため」であったなら、あなたはすっかり洗脳されています。その場合、「お金の価値>あなた自身の価値」「お金の価値>自由」という刷り込みが「仕掛け」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 「want toで生きるなんてムリ」と思っている人は、たいてい「お金に絶対的な価値がある」と刷り込まれています。その刷り込みがブリーフをつくりあげ、あふれる才能や無限の可能性をスコトーマに隠してしまっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 大変残念なことに、私はかつて“だまし討ち”されたことがあります。相手側が裁判所に提出した“証拠”には「タケハラは本当にwant toばかりしている」と書かれていました。罵詈雑言とともに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076206.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11594310.html

 

 そこに滲み出ていたのは「差別」。そして、差別と混然一体となった「お金のためなら何をしてもいいという妄想」と「お金があれば何をしてもいいという思い上がり」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14401412.html

 

 そのような未熟なブリーフが、例えば「勝ち組」「負け組」といった言葉を生みだします。単なる所得の差を、人の優劣を決める重大な条件のように「意味づけ」するのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11297824.html

 

 「お金には絶対的な価値がある」

 

 …どう思いますか? どのように感じますか?

 

F-180につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 皆さんはなぜ働いているのですか? 何のために仕事をしていますか?

 

 質問を「なぜ生きているのですか?」「何のために生きていますか?」に変えると、それはスピリチュアルペインを明らかにするための問いになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293317.html

 

スピリチュアルペインは、お金という「幸福レベルでの仕掛け」をはるかに超える抽象度次元に存在しているはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24321116.html

 

だからこそ私は「スピリチュアルペインを解消できるコーチングを届ける活動」を続けています。自分で決めた「価値」の追求です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

 

-追記2

 そのような未熟なブリーフが、例えば「勝ち組」「負け組」といった言葉を生みだします。単なる所得の差を、人の優劣を決める重大な条件のように「意味づけ」するのです

 

私は、自分自身を「かちぐみ」だと思っています。自ら設定したゴールが生みだす評価基準をクリアするという「かちぐみ=価値組」です。

評価するのはもちろん、評価基準を決めるのも“私”自身。“私”とはゴール側にいる「未来の私」のことです。そんな“私”の臨場感の強さ(確信)がエフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11297824.html

 

 

-参考書籍-

「感情の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社)

 

 

-関連記事-

F-106~:超実写版「ライオン・キング」で描かれた“超現実”を生きる極意

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_383531.html

F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

 

F-178:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-3;物理的な現実よりも脳による意味づけに臨場感を覚えている状態

 

「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読んだ後、医師&コーチとして考えたことをまとめました↓

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

 そのシリーズの終わりに下記ワークに取り組んでいただきました。

 

<ワーク>

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 私は平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと思っています。その“幸福(well-being)”が今回のテーマ。

自分にとっての“幸福(well-being)”を考え抜くことは、「自己の存在と意味」を明らかにし、スピリチュアルペインを克服するきっかけになるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 

1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 2;幸福はさらに深い自己催眠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25175860.html

 3;物理的な現実よりも脳による意味づけに臨場感を覚えている状態

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士は「幸福」をどのように考えていらっしゃるのでしょうか?

 以下、博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)より引用します。

 (7回に分けて引用。今回は3/7です)

 

 〇客観的には不幸な状況なのに、本人は幸福なこともある

 幸福を感じている間、ネガティブな感情は抑えられ、楽しい状態、嬉しい状態、幸せな状態がずっと続きます。これは、本人にとっては決して悪くない状態ですが、第三者からは疑問視されることもしばしばあります。

 たとえば、暴力をふるう、浮気を繰り返す、働きもせずにお金をせびるなど、問題の多い恋人と別れられない人。周りは「早く別れたらいいのに」と思っているのに、当の本人は「相手を支えられるのは自分だけだ」と、幸福を感じていたりします。また、悪質なカルト宗教やマルチ商法の団体にハマり、多額のお金をむしり取られている人なども、きっとその団体にお金を使うことを、幸せに思っているでしょう。

 客観的に見れば、明らかに「不幸」な状況なのに、本人が幸福を感じてしまうのは、自己催眠にかかっており、物理的な現実よりも、脳による意味づけに臨場感を覚えているからです。

 

 

 私は、事情により、幼少の頃から真言宗のお寺に通っていました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854577.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7031387.html

 

 お寺でのエキサイティングな体験(情動記憶)は私のブリーフとなっているはず。学んでいる知識と合わせ、それらの記憶は苫米地式コーチ&ヒーラーとしてのエフィカシーの源泉です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 昔も今もお寺との御縁には心から感謝していますが、両親とお寺に行くこと自体はずっと嫌いでした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

私の両親はアルコール&ギャンブル依存でした。ふだんから酒とギャンブルに溺れるばかりか、トラブルに見舞われるとさらに飲む量が増え、ますます賭けにのめりこみました。そんな姿を目の当たりにしながら「逃げるんじゃねぇ!」とよく思ったものです。子どもながらに。

クリエイティブだったかどうかは別として、両親は間違いなく「創造的回避」の状態でした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 さらにヤバい状況に陥ると、二人は鬼のような形相でお寺に向かいました。行に参加し法主に相談した後は晴れやかな人間の顔に戻ります。「ファイト・オア・フライト」の状態から回復するからです。

しかし、すぐに鬼(ファイト・オア・フライト)に戻ってはまた寺に向かうという生活を繰り返しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

私は「そんな無限ループに何の意味があるのか?」と思い悩み、答えを見いだせずに苦しみました。大人になるにつれて。

 今思えば、「そんな無限ループ」自体がコンフォートゾーン(CZ)になっていたのだと思います。両親はもちろん、私にとっても。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 引用文中の「幸福を感じている間、ネガティブな感情は抑えられ、楽しい状態、嬉しい状態、幸せな状態がずっと続きます」というのは、CZにどっぷり浸かっている状態です。ネガティブなものはすっかりスコトーマに隠れ、認識することができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

現状に幸福を感じてしまったなら、そのCZから自然に抜け出すのはまず無理でしょう。幼少期の私のような辛い場合でさえ、なかなか抜け出すことはできません。CZを維持するようにホメオスタシス(恒常性維持機能)が働いているからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 鍵は、やはり、ゴール。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

“現状の外”にゴールがあるならば、幸福なCZの中にいても何の問題もありません。ドリームキラーの言葉などを積極的にスコトーマに隠しながら突き進むことができます。さらに幸福なゴールの世界に向かって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html

 

問題はCZの中に悪意が紛れ込んでいる場合です。例えばゴールと思ってるものが他人や社会から刷り込まれたものである場合、本人にとってCZでも「客観的には不幸な状況」といえるでしょう。そんな生き方は「無人運転」「自動運転」に等しく、本来の創造性を発揮することができません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

ただし、完全な悪意というのは存在しません。完全な善意が存在しえないのと同じように。不完全性が働くからです。先程の「ネガティブ」やその反対の「ポジティブ」も同じ。すべて本人の「脳による意味づけ」次第です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 だからこそ、「意味づけ」を吟味し続ける必要があります。思考停止してはならないということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

F-179につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 私の両親はアルコール&ギャンブル依存でした

 

両親との思い出は辛いことばかり。でも、おかげでコーチ&ヒーラー/医師としての使命(calling)を見いだすことができました。スピリチュアルペイン(&トータルペイン)からの解放もその一つです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20874187.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html 


 

-追記2

 前回こんな質問をしました。

私たちの社会にすっかり浸透してしまっている「幸福レベルでの仕掛け」とは何でしょうか? 人を奴隷にしてしまう最強の「仕掛け」とは?

 

 答えは「お金」です。

 本文で触れた両親にとっての「さらにヤバい状況」とはすべてお金がらみ。お金に関連する「脳による意味づけ」に臨場感を覚えていること自体が苦しみでした。それは現代社会全体が陥っている「仕掛け」でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 だからこそコーチングが重要!

その理由は

(続きは次回の本文内で)

 

 

-参考書籍-

「感情の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社)

 

 

-関連記事-

Q-168:スピリチュアルペインは抽象度でいえばどこに入るのでしょうか? どうやって原因である無関心が生まれてくるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24321116.html

 

「感情」の解剖図鑑ver.2

 

F-177:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-2;幸福はさらに深い自己催眠

 

「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読んだ後、医師&コーチとして考えたことをまとめました↓

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

 そのシリーズでは、下記質問について考察するワークに取り組んでいただきました。

 

<ワーク>

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 私は平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと思っています。その“幸福(well-being)”が今回のテーマ。

自分にとっての“幸福(well-being)”を考え抜くことは、「自己の存在と意味」を明らかにし、スピリチュアルペインを克服するきっかけになるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 

1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 2;幸福はさらに深い自己催眠

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士は「幸福」をどのように考えていらっしゃるのでしょうか?

 以下、博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)より引用します。

 (7回に分けて引用。今回は2/7です)

 

 

〇幸福は、楽しさよりもさらに深い自己催眠状態

 幸福は、「楽しさ」を進化させた感情であるといえます。

 幸福も、人が進化の過程で作りだしたものであり、本能に基づいた感情ではありません。そして、脳内にドーパミンが放出されて変性意識状態(いわゆるトランス状態)に入り、自己催眠にかかることによって生まれます。

 しかし、幸福の場合は、さらに深く催眠がかかっており、さめにくくなっています。そのため、楽しさに比べ、幸福は長く続く傾向にあります。

 なお、人が幸福を感じるとき、脳内の前頭前野眼窩内側部という部位が活性化することがわかっています。

 

 

 引用元の「『感情』の解剖図鑑」では、「『楽しさ』とは、心が満ち足りてうきうきし、ゆかいで明るい気持ち」と定義されています。それを「進化させた感情」が幸福です。

 

 アメリカの心理学者 アブラハム・マズロー(Abraham Harold Maslow1908~1970年)は、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化しました。「自己実現理論(Maslow’s hierarchy of needs)」です。「欲求段階説」「欲求5段階説」とも呼ばれています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 マズローはその階層を上がることが成長であると考えました(下図)。それは「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ことと見事に重なります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

自己実現理論(Wikiより引用)

Wikipediaより引用

 

 

 マズローが述べたのは個人の成長ですが、この階層を上がること(=抽象度が上がること)は人類の種としての進化・向上をも示していると考えられます。

 苫米地博士の「幸福は、『楽しさ』を進化させた感情である」という言葉を抽象度とともに考察すると、「『楽しさ』より『幸福』の方が抽象度が高い」といえ、「目先の『楽しさ』よりも『幸福』を優先することで抽象度を上げることができる」「『幸福』の追求は人類の進化・向上を加速させる」と考えることができます。

 

それが「自分にとっての“幸福(well-being)”を考え抜くこと」がとても重要に思える理由の一つです。ぜひオリジナルの答えを追求してください。

 それは“自分”を再定義し、拡大していく貴重な機会になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

ただし、「幸福」を追求している際には気をつけるべき点があります。

苫米地博士が指摘されているように、「幸福」は「楽しさ」以上にトランス状態(強い変性意識状態)になります。トランス状態とは、「感じたこと」「考えたこと」などのイメージに対し、物理空間以上に臨場感を感じている状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

「夢をかなえる方程式 I×VR」のとおり、強い臨場感(V)を感じたイメージ(I)は現実化します(R)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 だからトランス状態の時は現実を書き換えやすいのですが、見方を変えるとそれは他者に書き換えられやすい状態であるともいえます。よって、トランス状態であることをしっかり「意識に上げる」ことが重要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

 

「夢をかなえる方程式 I×VR」のとおり、強い臨場感(V)を感じたイメージ(I)は現実化します(R)。ただし、厳密には、“現実化”はその人が認識している世界においてのみ起こっています。一人一宇宙だからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 

その「強い臨場感」を共有する人が他にいれば、共有する人たちの間でも“現実化”しています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

 

 たとえば、家族で野球観戦をしていて、まさに今応援するチームがサヨナラ勝ちをした場面を想像してください。大歓声が湧きあがり、球場中が熱狂に包まれています(コロナ前の光景ですね)。

 そんな場面を冷静に分析すると「応援するチームが得点し、試合が終わった」にすぎません。「強い臨場感」を共有していない人 -例えば無理やり連れてこられた子ども- にとっては「やっと家に帰れる」といった感じでしょう。周囲の熱狂は理解できません。

しかし、家族で「強い臨場感」を共有していれば、マインド(脳と心)は「家族とともに最高の瞬間を味わっている」とプラスの意味付けを行います。周囲の熱狂がさらに家族間の「強い臨場感」を強化していきます。

その時の脳内ではドーパミンが大量に分泌されており、次いで分泌されるセロトニンにより幸福感に包まれていきます。

 

 楽しさという感情は、人が変性意識状態に入り、マインドによるこうした意味付けを受け入れたときに引き起こされます。問題はこの「意味付け」です。

 

 たとえば怒りや恐怖などのネガティブな感情は、「自分自身や家族を守る」といった本能に基づいており、人によってそれほど大きくは変わりません。マズローでいうと最下層の「生理的欲求(Physiological needs)」から3層目の「所属と愛の欲求(Social needs/Love and belonging)」あたりです。

 (注:怒りには、低次元の怒り「私憤」「動物的怒り」と高次元の「公憤」「人間的怒り」があります↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 ところが「楽しさ」は、自己催眠(トランス状態)により生みだされる感情であり、その人自身の価値観に大きく左右されます。そう、ブリーフシステムです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 通常、ブリーフは他人や社会から埋め込まれています。その多くは過去です。よって、「楽しさ」を追求するほど本当の“自分”から離れてしまう可能性が高くなるといえます。私がよく用いる表現でいうと、「無人運転」「自動運転」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 「楽しさ」のレベルにとどまっていれば、まだ大丈夫。ふつうの催眠状態は眠れば解けるからです。きっと皆さんにも夜が明けたら“夢”からさめてしまった経験があるはずw

 

 ところが、「幸福」の場合、「さらに深く催眠がかかっている」ために「さめにくい」状態になっています。それは思考停止の状態です。

このレベルで他者に仕掛けられてしまうと、完全に人生を乗っ取られてしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

F-178につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

ところが、「幸福」の場合、「さらに深く催眠がかかっている」ために「さめにくい」状態になっています。それは思考停止の状態です。

このレベルで他者に仕掛けられてしまうと、完全に人生を乗っ取られてしまいます

 

 苫米地博士はそのような他人に乗っ取られた人生(人)を「奴隷」と表現されます。

 では、問題です。私たちの社会にすっかり浸透してしまっている「幸福レベルでの仕掛け」とは何でしょうか? 人を奴隷にしてしまう最強の「仕掛け」とは?

 (答えは次回の追記内で)

 

 

-参考書籍-

「感情の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社)

 


F-176:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-1;ゴールが幸福を定義する

 

「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読んだ後、医師&コーチとして考えたことをまとめました↓

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

 そのシリーズでは、下記質問について考察するワークに取り組んでいただきました。

 

<ワーク>

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 私は平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと思っています。今回はその“幸福(well-being)”がテーマ。

自分にとっての“幸福(well-being)”を考え抜くことは、「自己の存在と意味」を明らかにし、スピリチュアルペインを克服するきっかけになるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 

1;ゴールが幸福を定義する

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士は「幸福」をどのように考えていらっしゃるのでしょうか?

 以下、博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)より引用します。

 (7回に分けて引用)

 

 

「幸福」とは

 望んでいたことが叶い、心が満ち足りて、幸せを感じること。幸福感の度合いが強いと、「胸が熱くなる」「涙が出る」などの身体的反応が起こることもある。

 

 

 博士は抽象度の高い次元で「幸福」を定義されています。その定義とは「望んでいたことが叶い、心が満ち足りて、幸せを感じること」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 まず抽象度の高い次元で定義するのは、「全体像をつくるため」です。ゲシュタルトです。ゲシュタルトとは、「全体性を持ったまとまりのある構造」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そのポイントは「双方向である」ということです。

 構造主義の時代までは「部分を積み重ねたら全体がわかる」と考えられていました。しかしながら、実際は、全体と部分が双方向的に関係しあいながら「統合的意味をもつ1つのまとまり」が構築されています。それがゲシュタルトです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 余談ですが、医療の世界は今でもけっこう構造主義的(行動主義的)です。「ゲシュタルト心理学」に代表されるように「全体と部分の双方向性」が浸透している領域もありますが、現場感覚としては圧倒的に構造主義(行動主義)です。「科目別」「臓器別」という表現がその象徴でしょう(詳しくは追記2に)。

 

 抽象度という軸を知り、より大きなゲシュタルトとして生命現象をとらえることができると、スコトーマがどんどん外れていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

その過程でゲシュタルトの統合を繰り返すと、やがて新たなパラダイムシフトが起こります。

時代により医療・福祉業界はパラダイムシフトが求められています。そのシフトは日本に続き少子・高齢化社会を迎える全世界にとっても福音といえる大革命(Revolution)となるはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8748974.html

 

私は、コーチ兼医師として、そんな革命の実現を思い描きながら(I)、日々活動しています。このブログもその一環です。コーチングやその根底にある苫米地理論が業界に広がることで(V)、きっと成し遂げることができるはず(R

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 そんな「I×V=R」のプロセスそのものが私にとっての幸福です。たとえ望んでいた通りにはなっていなくても、心はいつも満ち足りていて、幸せに包まれている感じがしています。ゴールに向かって挑み続けているのだから当然です。

つまり、ゴールがあること自体が幸福

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 認識できないはずのコンフォートゾーンの外側に(=“現状の外”)、止められてもやりたいゴールをたくさん見つけ(=100%want to)、さらに抽象度を上げながら追求(ゴール再設定)し続ける(=自分中心を捨てる)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 それはコーチの存在なしではできません。ブリーフシステムが書き換わらないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 過去の呪縛を解き放ち、シンの自由を得て、自身の能力を最大限に発揮するためにコーチングは必須です。それ以外に、博士が幸福の定義に用いた「望んでいたこと」を見いだす手段はありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 「幸福感の度合いが強いと、『胸が熱くなる』『涙が出る』などの身体的反応が起こることもある」はホメオスタシス(恒常性維持機能)です。それは結果として起こること。そんな身体的反応自体が目的となることは本末転倒といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 心と体は同じものです。心の変化は物理空間で身体に投影され、体の変化は情報空間での新たな情報処理に影響します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23037529.html

 

その関係は確かに双方向ですが、因はより高い抽象度次元にあります。簡単に表記すると「情報→物理」です。

(物理空間は情報空間の一部。抽象度の軸でみたときの底面です)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 よって、(双方向ではありますが)「ゴール→幸福→身体的反応」といえます。それをコーチング創始者 ルー・タイスさんは「Goal comes first」と表現しました。ゴールが認識を決め、目の前のすべてを生みだします。幸福も身体的反応もゴールの結果です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

 

F-177につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 「幸福感の度合いが強いと、『胸が熱くなる』『涙が出る』などの身体的反応が起こることもある」はホメオスタシス(恒常性維持機能)です。それは結果として起こること。そんな身体的反応自体が目的となることは本末転倒といえます

 

 ゲームやインターネットへの依存がますます問題になっています。とくに子ども・若者において。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542248.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11385814.html

 

 その対策として、無理やり物理空間に働きかけることは適切ではありません。「ダメ。ゼッタイ。」のように情報空間で一方的に制限するのもNGです↓

 F-082~:ダメ。ゼッタイ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_352303.html

 

 では、依存を予防(克服)するためにどうすればよいのでしょうか?

 

 強力な方法として「フレームの中断」「フレームの組み換え」があります。下記ブログ記事で紹介しています。ワーク付きです↓

 F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 

-追記2

 現場感覚としては圧倒的に構造主義(行動主義)です。「科目別」「臓器別」という表現がその象徴でしょう

 

 もちろん「科目別診療」「臓器別診療」はよくないと主張しているのではありません。情報量がどんどん増え細分化していく社会において、ますます専門化していくのは当然のことです。医療に限らず。

ただし、医療の場合、専門化は大学病院や地域の基幹病院(総合病院)における役割です。

 

 日本においては専門医を取得した中堅~ベテラン医師が開業して地域医療に携わるというパターンが多いと思われます。その際に専門医の視点のままでは“全体を診る”ことがなかなかできません。それまでのブリーフにより、大きなゲシュタルトがスコトーマに隠れたままだから。

 だからこそ、抽象度を理解し、より高次元を志向することが重要になります。

 

「生老病死という人生から<全体>、患者さんの“今”をみる<部分>」「トータル(ペイン)という視点で<全体>、訴えを理解する<部分>」「地域のライフライン確保という観点から<全体>、医療資源配置とファイナンスのバランスを判断する<部分>」「世界の人口構成と今後の構造変化を考慮の上<全体>、日本の医療をデザインする<部分>」

 <全体>とは「統合したゲシュタルト」のことです。その統合(connect the dots)は、ゴールに向かって起こります。

 

だから、医療・介護の現場はコーチングを必要としている」というのが私の主張です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 

-参考書籍-

「感情の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社)

 

 

「感情」の解剖図鑑



F-066:水木しげるさんの「幸福の七か条」 -後編-

 

 

<幸福の七か条>

第一条   成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない

第二条   しないではいられないことをし続けなさい

第三条   他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし

第四条   好きの力を信じる

第五条   才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ

第六条   怠け者になりなさい

第七条   目に見えない世界を信じる

 

「水木さんの幸福論」(日本経済新聞社) 

 

 

 前編(F-065)で御紹介したとおり、漫画家 水木しげるさん(19222015年)は太平洋戦争時に左上肢切断術を受けるなど波乱万丈の日々を過ごされましたが、大好きな妖怪話から生まれた「ゲゲゲの鬼太郎」のヒットなどで人気作家へとなっていきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14400204.html

 

 そんな水木さんの言葉には100% want toのゴールに向かうエネルギーとクリエイティビティ(創造性)があふれています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

今回は、コーチングマインドを持っていたに違いない漫画家 水木しげるさんの著書に書かれている「幸福の七か条」を、コーチの視点で読み解きます。

 

 

第一条  成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない

 

 この言葉はゴールの抽象度の重要性を語っています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 高い抽象度のゴールに向かう間に「人間形成」が実現します。そして、そのプロセス(ベクトル)そのものが幸福といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

 反対に、抽象度の低いゴールのままであれば、幸福は実現しないばかりか、豊かな潜在能力を発揮することもできません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10692725.html

 

 

第二条  しないではいられないことをし続けなさい

 

 「止められてもやりたいようなこと(= want to)だけを行え」ということ。反対にいうと「~ねばならない(= have to)は一切しない」です。

モチベーションの説明(PM-02-06)で御紹介したとおり、「want to」と「have to」の違いは10年間で756倍の生産性の差をうみだします。756倍です!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 

第三条  他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし

 

 これも第二章と同じくwant toの大切さを語っています。

気を付けるべきは「want toであっても、ちょっとしたことでhave toに変わってしまう」という事実。私はとくに「恐怖・不安」「義務感」「罪悪感」(FOG)に気を付けています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523715.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士の著書 「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(徳間書店、開拓社から再販)の中で、悩みの原因となる「頭のゴミ」として「他人のモノサシ」が取り上げられています。

 

 “他人という視点”は人生には必要ありません。それに囚われてしまうと、前回(F-065)の追記内に記したとおり、「人間形成」に支障をきたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14400204.html

 

ちなみに、その他の「頭のゴミ」として、苫米地博士は、「感情」「これまでの自分」「マイナスの自己イメージ」「我慢」「自己中心」「恐怖」「論理へのとらわれ」を取り上げていらっしゃいます)

 

 

第四条  好きの力を信じる

 

 好き=ゴールと読めば、「好きの力」は「ゴール実現力」。それを信じることとはエフィカシーを語っているといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 幸せに生きるための最大の秘訣はゴール設定だといえ、ゴールを達成するための鍵がエフィカシーだといえます。そのエフィカシーを高めることこそが教育の最大の目的であるはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116488.html

 

 

第五条  才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ

 

 私はこの部分を「才能は誰にもある」「その才能を引き出すのはゴール」「ゴール実現でうみだした付加価値を収入に変えるのは(職業のゴールから独立した)ファイナンスのゴール」というように理解しました。

 ゴールのバランスホイールが重要だということです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 「努力」「根性」という感覚にはhave toが入り込んでいます。「have to」の状態では才能を発揮することはできません。創造的回避がおこるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040752.html

 

 そう考えると、「裏切る」とは、「ゴール設定を誤ることで、自らの才能を封じ込めてしまうこと」といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12794797.html

 

 

第六条  怠け者になりなさい

 

 「怠け者」とはバランスホイールに関するメタファーだと理解しました。

 

 (ひとつ上の)第五章で触れたように「努力」や「根性」といった言葉は、コーチングには存在しない(してはいけない)言葉です。「目の前のすべてがwant to」というのが、コーチング後のクライアントが認識する世界です。世界がwant toに変わるのは、ブリーフシステムが書き換わり、RAS&スコトーマが変化するからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 しかし、want toだからこそ注意が必要になります。

例えば、職業や趣味のゴールに向かって熱中するあまり健康を害した(または家庭が壊れた)となっては幸福からは遠ざかります。

ゴールのバランスをとるための心構えを「怠け者」と表現されたのではないでしょうか。

 

 

第七条 目に見えない世界を信じる

 

 妖怪を愛した水木さんらしい言葉です。おそらく、水木さん御自身にとっての最大の幸福の秘訣なのではないでしょうか。

 

 以前、同じ職場の看護師さんに真剣に相談されたことがあります。「子どもにサンタクロースのことをどのように話せばいいですか?」と(笑)。

 

 私の答えは「地球のどこか(物理空間)に本当に実在しているかはわからない。でも、心の空間(情報空間)には間違いなく存在している」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

子どもが“サンタからの贈り物”に喜び、その姿を見守る大人も一緒に幸せを感じるのであれば、サンタは存在しているといえます。縁起として。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

「サンタクロース」という言葉で表される機能・役割があり、その機能・役割をはたす人がいるなら、その人はサンタです。

もちろん、すべての機能・役割は空(くう)なのですが、それでもその“機能・役割”を積極的にみようと考えるのが仮観です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 サンタと同様に、ゴールも心の空間(情報空間)に、つまり「目に見えない世界」に存在しています。機能・役割として。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

ゴールとは未来のことですが、その未来は「このまま続く時間延長上の未来(=現状=ステイタスクオ)」とは異なるものです。ゴールとは“現状の外”にあるもので、現在のブリーフシステム(=自我)では想像すらできない“何か”です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 その“何か”を、そしてその達成を、信じきることがとても重要だと水木さんは伝えたかったのではないでしょうか。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

 「目に見えない世界にある“何か”」をゴールとしてしっかりと設定するためには、コーチングの知識と実践が必要です。

 

このブログはその福音となることを目的としています。皆さんと皆さんに縁ある方々に幸福がひろがっていくことをイメージしながら心(気)をこめて書いています。

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苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 水木さんのアドバイスにある「怠け者」のニュアンスを、鹿児島弁で表現すると「てげてげ」でしょうか。「てげてげ」は「中くらい」や「適当」といった意味で使われますが、私は“中観”のイメージで使っています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8040944.html

 

 

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「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!×2



F-065:水木しげるさんの「幸福の七か条」 -前編-

 

 

<幸福の七か条>

第一条   成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない

第二条   しないではいられないことをし続けなさい

第三条   他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし

第四条   好きの力を信じる

第五条   才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ

第六条   怠け者になりなさい

第七条   目に見えない世界を信じる

 

「水木さんの幸福論」(日本経済新聞社) 

 

 
 
最近読んだ雑誌記事で「日本では49.8歳が最も幸福度が低い」という事実を知りました。
 
(プレジデントオンライン「格差目の当たり『同窓会』という残酷物語」、2018.12.17配信)

 

 まさに私の世代の話。高い臨場感を感じながら記事を読みました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

記事によると、この世代の幸福度が低いのは日本だけでないとのこと。世界中で40代から50代世代の幸福度が低いことを、英米の大学教授が立証したそうです。英ウォリック大学のアンドルー・オズワルド教授と米ダートマス大学のデービッド・ブランチフラワー教授です。

二人は「幸福度と年齢に相関関係がある」という研究結果を発表しました。80カ国200万人以上を対象に調査し、「40歳から50歳までの人は、20代、30代の若年層や60代以上の高齢層と比べ、幸福度が低い」ということを突き止めています。
 研究によると、この傾向は日本、英国、米国など先進国から発展途上国までほとんど変わらなかったそうです。


 記事ではその理由を「40代から50代のミドル世代は経済的な制約が多いせいで、他の世代と比較して幸せそうな人が少ないように感じる」と分析していましたが、決して経済的制約を主因とは考えていないようでした。事実、社会・経済的地位、子供や離婚経験の有無などは影響がなかったようです。

40代に入ると男たちは仕事に脂が乗り、以前に増して仕事に注力する人が増える。それが50代になると今いる会社で先が見えてしまった人とそうでない人とに分化し、前者の背中には哀愁が漂うようになってくる」と記事中にありましたが、その文面からはアルバート・バンデューラ博士(スタンフォード大学)が唱える「エフィカシー」の低下が感じられます。

エフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」のことで、コーチング成功の鍵となるものです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 以前のブログ記事(F-026:最近の研究・調査で明らかになった日本の課題とその解決法)で御紹介したとおり、米パデュー大学の研究により「収入が一定額以上に達した場合、それ以上増えたとしても人生の満足度(life evaluation)や感情面での幸福度(emotional well-being)が増すことはなく、むしろ低下する」ことが明らかにされています。

 WHO(世界保健機関)の定義では「健康=well being」ですので、収入と健康が相関しないばかりか、「たくさんのお金が、むしろ、人を不健康にする」ともいえます。

 満足や幸福の秘訣はお金とは別のところにありそうです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8430748.html

 

 では、私たちは幸福を実現するためにどのように心がけ、何に取り組めばよいのでしょうか?

 

 

 ところで、「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの漫画家 水木しげるさん(19222015年)を御存知でしょうか?

 

 水木さんは、太平洋戦争時にニューギニア戦線・ラバウルに出征。敵機の爆撃で左腕に重傷を負い、無麻酔下で左上肢切断術を受けました。戦後、波乱万丈の日々を過ごされましたが、大好きな妖怪話から生まれた「ゲゲゲの鬼太郎」のヒットなどで人気作家へとなっていきます(しかし、その後もマイペースぶりを発揮し「Not Normal」な日々を過ごされたようです)。

 

 そんな水木さんは、片腕を失ったことに対して「私は片腕がなくても他人の3倍は仕事をしてきた。もし両腕があったら、他人の6倍は働けただろう」と語っています。

 このコメントからは、エフィカシーの高さが読み取れます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

さらに「左腕を失ったことを悲しいと思ったことはありますか?」という問いには、「思ったことはない。命を失うより片腕をなくしても生きている方が価値がある」と答えています。

過去にこだわらず、未来にフォーカスするマインドです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 水木さんの言葉には100% want toのゴールに向かうエネルギーとクリエイティビティ(創造性)があふれています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

 次回、コーチングマインドを持っていたに違いない漫画家 水木しげるさんの「幸福の七か条」を、コーチの視点で読み解きます。お楽しみに。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 「…50代になると今いる会社で先が見えてしまった人とそうでない人とに分化し、前者の背中には哀愁が漂うようになってくる」のは心理学者 アブラハム・マズローの欲求階層説(自己実現理論)でいうところの第四の階層「承認(尊重)の欲求」にとどまっているからです。

承認(尊重)のレベルは低い承認のレベルと高い承認のレベルの二つがあります。

 マズローは低い承認のレベル(他者からの尊敬、地位への渇望、名声、利権、注目などで満たされる)にとどまり続けることは危険だとしていました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

 

 高い承認のレベルとは、自己尊重感、技術や能力の開発、自己信頼感、自立性などが満たされること。それはコーチングで重要視するエフィカシーのことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 マズローの述べた五層目、六層目に到達するためにコーチングがとても有効です。コーチングは「50代で背中に哀愁が漂うかどうか」を決める鍵といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

 しかしながら、コーチングにはもっともっと大きな役割があります。

 

 本当は思春期から潜在的に抱えている「スピリチュアルペイン」を克服し、真の意味で健康に生きるためにコーチングの知識とスキルが必要!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11301259.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11386276.html

 

 コーチングは個人の成長や健康、幸福にとどまらず、社会そして未来の幸福を実現する大切な縁起となるはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html



【お知らせ】

 2019126日(土)、鹿児島市でコーチングセミナーを開催します!

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水木しげる氏(Wikipedia)

水木しげる氏

Wikipediaより引用(文化功労者選出に際して公表された肖像写真)




PMⅠ:The Power of Mind

PM-04苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ

PM-04-02WHO版「健康」の三つの間違い

 

 この章(第四章)では、医療・福祉現場での常識や取り組みを御紹介しながら、苫米地理論で考察していきます。

 

 

WHO版「健康」の三つの間違い

 

 では、WHOの健康の定義はどこが“おかしい”のでしょうか?

 

 一つ目は、「不完全性」が考慮されていないことです。

 

不完全性が証明された現代において、“唯一絶対のモノサシ”は存在しません。完全な存在はあり得ず、すべてが相対的、あるいは主観的です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

したがって、まず「complete」でつまずきます。

 

 二つ目は、物理空間と情報空間の関係がはっきりしないことです。

 

先程のWHOの健康の定義の中にある「身体的」は物理空間の話であり、「精神的」と「スピリチュアル的」は情報空間の話になります。さらに「社会的」になると、それは「自我」の定義にも関わる「縁起」のことであり、宇宙全体に拡大していきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

認知科学前の西洋科学(哲学)では、「まず物理空間があり、それとは別に存在する情報空間とどこかで結びついている」と考えられていました。医学で例えるならば、「体と心は強く結びついている」「心身は強い相関を持っている」という考え方でした。

 

超情報場仮説で考察すると、物理空間は情報空間の一部であり、一番情報量が多い底面に相当するものです。つまり、体と心はそもそも同じものであり、ただ抽象度が違うだけの概念です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306438.html

 

よって、「身体的」「精神的」「スピリチュアル的」「社会的」はそれぞれ別個に独立して存在しているものではなく、同じ生命現象の抽象度の違いにすぎないといえます。同じものの抽象度の違う概念ですので、どれかだけ「well-being」であるというのはあり得ません。

コーチングでいうバランスホイールの話になりますが、そのすべてが満たされるように心がけなければ達成できません。

 

 三つ目は、「well-being」がアプリオリに存在すると考えられていることです。

 

well-being」の日本語訳は、「幸せ」や「幸福」、あるいは「満足できる状態」です。その「幸せ」や「満足できる状態」は確固たるものとしてどこかに存在しているのでしょうか?

 

 結論から述べると、幸せや満足とは自分の心がつくりだすものです。

したがって、それを厳密に定義することはできません。言い方を変えると、「幸せ」や「満足」は幻想でしかないのです。

 

だから、どこかで見つけるものでも、努力して手に入れるものでもなく、ましてや、人から与えられるものでもありません。

この事実に気がつかないと、「青い鳥」を求めていつまでもさまよい続けることになります。

 

反対にいえば、私たちは幸せと思った瞬間から幸せになることができます。すべて自分次第です。

道教的な思想でいうと、「足るを知る」ことが健康の大きな要因になるといえます(コーチング的には「知足」はNGですが)。

 

 国連の「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」が「国際幸福デー」の320日に発表した国別の「世界幸福度ランキング2017」によると、日本の主観的幸福度は51位で、G7の最下位、OECD加盟35か国の27番目でした。

 

well-being」を調査したこの結果は、各国の健康ランキングともいえます。世界トップクラスの長寿国であるはずの日本が、健康調査では先進国最下位レベルなのです。

これは、日本においてコーチングのニーズがとても大きいことを意味しています。

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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