苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:平成

ブログ・シリーズ編

S-04:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

S-04-18:自分が相手100%であっても、相手が自分を100%思ってくれなければうまくいかないのではないでしょうか?

 

問題です。

鏡の中の自分に微笑んでもらうためにはどうすればいいでしょうか?

私の答えは、このシリーズの最後でw

 

 告知(I-038):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22227952.html

 S-04-00(目次):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22305802.html

 

 

前回、「結婚は100%相手のためにするものです。ヴィーゼル風にいえば、常に相手の幸せに関心を持ち続けること。それが『愛』の当然の帰結のはずです」と書きました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23512794.html

 

そのことに関連して、夫婦関係に悩む相談者からシリアスな御質問をいただきました。

かなり厳しい意見(主張、claim)になりますが、私の思いをまとめます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

御質問は「自分が100%相手のことを考えたとしても、相手が自分のことを100%思ってくれなければ、結局、結婚生活はうまくいかないのではないでしょうか?」というもの。

 

私の回答は「そのとおり」の一言です。

 

自分が100%相手のニーズを満たし続け抽象度を上げることに成功しても、相手が相変わらず「自分中心」のままであれば、それは「搾取の構図」となってしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

スティーブン・R・コヴィーの「七つの習慣」風に表現すると「LOSE-WIN」の関係です。そんないびつな関係が永続するはずがありません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14401412.html

 

前回(S-04-17)の孟子の言葉でいえば、まずは「自分の愛と思いやりがまだどこか足りないのではないか」と反省してみましょう。

それでも問題は相手にあると感じるのであれば、そして相手がその態度を改めようとしないのであれば、きっぱりと関係を解消することを前提にもう一度話し合ってください。

お互いにコンフォートゾーンがずれることで、スコトーマに隠れていた大切な“何か”を再発見するかもしれません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 もしもその“何か”をゴールとして共有することができるのなら、二人の新しい“旅”をはじめられるでしょう(その場合「過去は一切関係なし」です)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

決して少なくない人たちが、相手の幸せを願っているようでいて、じつは自分の幸せのために関係を結んでいます。結婚であれ、雇用であれ、最初から自身のニーズが最優先なのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

その結果、夫であれば妻のニーズ(経営者であれば職員のニーズ)について、結婚(雇用)後は徐々に考えようとしなくなります。最初のうちは“ハネムーン”ですが、徐々に関係が冷え込んでいきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249780.html

 

夫婦(労使)関係がおかしくなっても、自分のニーズが最優先という固定的な考えができあがっていますから、自分が間違っている可能性に思い至りません。そのため課題や解決はいつまで経ってもスコトーマに隠れたまま。その様を無明(むみょう)と表現します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

片方が本気で働きかけることで相手のスコトーマを外し、「100%相手のニーズに応えることが結婚(社会)生活である」ということを理解させることができれば状況は変わります。

しかし、いくら正しいと信じることであっても、無理やり強制することは「have to」を仕掛けることになってしまいます。よって、力づくで -例えば、世間の常識や他のケースを引き合いにだして- わからせるべきではありません。

(そもそも“絶対に正しい”ことなど存在しません)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

縁起は双方向であり、かつ、流転するもの。最初はふさわしいパートナー同士だったのかもしれませんが、変わってしまったのです。きっぱりと縁起を解消するべきです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

すべての関係が同様です。

家庭にせよ職場にせよ、最も危険なのは、相手を力で脅したり蔑んだりして支配し利用しようとする人です。そういう人は相手のニーズについてはお構いなしで、自分のニーズばかりを相手に押しつけます。

人間関係は相手の人格を尊重することから始まるはずなのに、それでは相手を奴隷化するのと変わりません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

 

その結果、一時的に物事を有利に運ぶことができたとしても、決して大きな仕事を成し遂げることはできません。利用ばかりの人間関係はいずれ必然的に崩壊するため、人生における“レガシー”を残すことはできません。気がつくと一人ぼっちです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22636357.html

 

過去のブログ記事でも言及していますが、私は「WIN-WIN」以外の関係を認めません。

何らかの役割があり今は縁が続いている人も、「WIN-WIN」以外の関係であれば、いずれ縁起を解消する日がきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20577177.html

 

 ただし、そんな思いを抱くと同時に、私は人の可能性も信じています。老病死(+生で四苦)という変化が遺伝子レベルで最初から組み込まれているという事実は、「自分中心な人はいない」ことを示しているからです。

“自分”よりもっと大きな存在(あるいは未来)の一部として、全力で生き、当たり前に老い(病み)、そして堂々と死んでいくのが人間本来の姿のはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

そんな生き方を全うできるのは、「抽象度を上げることができる」からであり、「“無敵”になれる」から。そして、そんな生き方を貫いていると、やがて「WIN-WIN」は「WIN」に収束していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

その「抽象度を上げる=“無敵”」をサポートするのが教育です。教育が「人間形成」を実現します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

「抽象度を上げる=“無敵”=人間形成」の途中には“平成”があり、その先にはシンのWIN、すなわち平和が待っている

 私はそのように信じています。苫米地博士に学ぶコーチとして。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16379886.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16541640.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

 

次回は、人間関係を改善する方法をコーチの視点でまとめます。テーマは「『人間関係の悩み』を『解決すべき課題』に変える方法」です。

 

 (S-04-19につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-参考書籍-

苫米地英人コレクション3

「『頭のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(開拓社、復刊版)

 

 

PMⅠ:The Power of Mind

PM-07:一人ひとりの心の平和から世界の平和へ

PM-07-11:「平成」という元号に埋め込まれたコード -後編-

 

この章(第七章)は未来についてまとめます。新たな希望であり、新たなゴールです。

“現状の外”へのゴール設定が、強力なコンフォートゾーンを抜けだすエネルギーと創造性を生みだします。ぜひ私の“気”を感じてください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 

「平成」という元号に埋め込まれたコード -後編-

 

個をより大きな存在の一部とみなすことこそ「Total」という概念の重要な部分です。それは「抽象度を上げること」そのものであり、仏教でいう「無分別」の実践です。

 

それは“無敵”

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

そのときにこそさらに上の抽象度次元への扉が開かれ、アブラハム・マズローが晩年に付け加えた「自己超越の階層」に到達することが可能となります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

マズローが発見した幸せになる究極の生き方のさらに先には「空」があります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

すべての存在が「空」であるとする「空観」をしっかり維持したまま、ゴール設定により自ら生みだした役割を果たそうというのが「仮観」。その二つをバランスよく維持している状態が「中観」であり、この意識状態こそが「戦争と差別のない世界」を実現します。

 

そのすべては一人ひとりの心の中から始まります。

 

 

 ところで、皆さんはもうすぐ終わる「平成」という元号の由来を御存知ですか?

 

 約2100年前の中国前漢 武帝の時代に司馬遷によって編纂された歴史書「史記」中の文章に由来するそうです。それは「内平外成(内平らかにして、外なる)」という言葉で、「自分の心が平穏であってはじめて、自分のまわりの状況がうまくいく」という意味です。

 

現代認知科学は「内平外成」という言葉が正しいことを明らかにしました。さらなる科学的かつ哲学的探究により認知科学者 苫米地英人博士が築きあげているのが苫米地理論です。そして、その苫米地理論は、ルー・タイス氏との縁により、コーチングとして応用・実践されるようになりました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

苫米地理論を学び、コーチングを実践すれば、まず自らの心に平和を見いだすことができます。自分の人生の「生と死の間にあるもの」をゴールとして見いだし、その実現に向けて日々を自然に生きるようになるからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

家族や職場といった身近なコミュニティにマインド(脳と心)に関する理論や実践法がひろがっていけば、一人の心の平和はどんどん縁起のつながりの中で広がっていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11383670.html

 

そして、心の平和を次の世代に伝えていけば、未来は確実に平和になり、差別がなくなるはず。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11301259.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11386276.html

 

 

自分のマインド(脳と心)について学び、自分を自身のゴールへと導くことが、世界平和への、そして、自由でフェアな未来への第一歩である

 

 

…それが「平成」という元号に埋め込まれたコード。

「平成」という時代はもうすぐ終わりますが、「平成」に埋め込まれたコードは不滅であるはずです。

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 


PMⅠ:The Power of Mind

PM-07:一人ひとりの心の平和から世界の平和へ

PM-07-10:「平成」という元号に埋め込まれたコード -中編-

 

この章(第七章)は未来についてまとめます。新たな希望であり、新たなゴールです。

“現状の外”へのゴール設定が、強力なコンフォートゾーンを抜けだすエネルギーと創造性を生みだします。ぜひ私の“気”を感じてください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 

「平成」という元号に埋め込まれたコード -中編-

 

さらにいうと、「Total」という概念は、もっと高次元の抽象度空間への扉を開く大切な鍵になります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 一人の人間の命はひとつと思いがちですが、私たちの体は60兆個をこえる細胞の集合であり、その一つひとつが生きているからこそ、全体としてのひとつの命が成り立っています。

 無数の細胞(部分)が集まり器官を形成し、たくさんの器官が見事に連携することでひとつの命(全体)を維持しているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 ひとつの命に関わるのは自らの組織だけではありません。

例えば、腸の中には1003000種類の微生物(主に細菌)が100兆~1000兆個ほどいるとされています。最近は、人間の心の状態とこれら腸内細菌との関連まで指摘されています。

 

将来「現状の外へのゴール設定でブリーフシステムを変える」というコーチング理論が、腸内細菌にまで拡張される日が来るのかもしれません(笑)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 

冗談はさておき、腸内細菌とうつ病やアルツハイマー型認知症などのマインド(脳と心)の機能との関連が指摘されていることからわかるように、様々な縁起により「Total」としての一人の命が形成されています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

この「一人の命を構成しているたくさんのいのち」という関係を人類(または地球)と地球上で暮らしている70数億人の関係に当てはめると、「人類(地球)という一つの大きな命を構成しているたくさんのいのち」が私たち一人ひとりの命であるということができます。

 

つまり、私たちは、より大きな人類(地球)という生命を構成する大切ないのちなのです。

 

そして、一つの細胞がその役割を果たし終わったら次の細胞に置き換わるように、私たちはいのちをしっかり次世代につないだ後には自らを消すべき存在でもあります。

もし、人間が死ななくなると人類(地球)が滅びます。死ななくなったがん細胞がその集合である個体を死に追いやるように。

 

個をより大きな存在の一部とみなすことこそ「Total」という概念の重要な部分です。それは「抽象度を上げること」そのものであり、仏教でいう「無分別」の実践です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

そして、それは“無敵”

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

そのときにこそ、さらに上の抽象度次元への扉が開かれ、アブラハム・マズローが晩年に付け加えた「自己超越の階層」に到達することが可能となります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

マズローが発見した幸せになる究極の生き方のさらに先には「空」があるはず。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

すべての存在が「空」であるとする「空観」をしっかり維持したまま、ゴール設定により自ら生みだした役割を果たそうというのが「仮観」。その二つをバランスよく維持している状態が「中観」であり、この意識状態こそが「戦争と差別のない世界」を実現します。

 

そのすべては一人ひとりの心の中から始まります。

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 


PMⅠ:The Power of Mind

PM-07:一人ひとりの心の平和から世界の平和へ

PM-07-09:「平成」という元号に埋め込まれたコード -前編-

 

この章(第七章)は未来についてまとめます。新たな希望であり、新たなゴールです。

“現状の外”へのゴール設定が、強力なコンフォートゾーンを抜けだすエネルギーと創造性を生みだします。ぜひ私の“気”を感じてください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 

「平成」という元号に埋め込まれたコード -前編-

 

The Power of MindⅠ」第四章において、緩和する対象となる「身体的な痛み」「心理的(精神的)な痛み」「社会的な痛み」、そして「スピリチュアルペイン」をそれぞれ個別に捉えるのではなく全体として捉えるために、「トータルペイン(Total Pain)」という概念が生まれたことを紹介しました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html

 

病そのものだけではなく、これらの四つの視点で患者さん全体を診ようという取り組みは、高次の抽象度へと向かうものです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

その時に重要な変化がマインド(脳と心)で起こります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8749123.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8900535.html

 

さらにいうと、全体(total)とはゲシュタルトであり、より高次元の抽象度空間への扉を開く大切な鍵にもなります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html



 一人の人間の命はひとつと思いがちですが、抽象度を下げて考えると、決してそうとは言えません。私たちの体は60兆個をこえる細胞の集合であり、その一つひとつが生きているからこそ、全体としてのひとつの命が成り立っています。

 無数の細胞(部分)が集まり器官を形成し、たくさんの器官が見事に連携することでひとつの命(全体)を維持しているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 ひとつの命に関わるのは自らの細胞だけではありません。

例えば、腸の中には1003000種類の微生物(主に細菌)が100兆~1000兆個ほどいるとされています。総重量はなんと1kg以上です。この腸内細菌の種類や数によって私たちの健康状態が左右されることは、すでに明らかにされています。まさに縁起。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

さらに最近は、人間の心の状態とこれら腸内細菌との関連まで指摘されています。

20176月に「Psychosomatic Medicine」に掲載された米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の研究では、腸内細菌が人間の思考や行動の傾向、つまり性格にまで影響を及ぼしていると報告されています。

(「psychosomatic」は心身相関を意味する言葉で、「psychosomatic medicine」は心身医学や心療内科と訳されます)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306438.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13958654.html

 

将来、「現状の外へのゴール設定でブリーフシステムを書き換える」というコーチング理論が、腸内細菌にまで拡張される日が来るのかもしれません(笑)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

その時はきっと、苫米地博士による「機能サプリ(Functional Supplement)」が発売されています(冗談です)。

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 


I-003:一緒に“平成”に取り組みませんか? <プンプン・モード>

 

前回(I-002)、「一緒に“平成”に取り組むこと」を目的とする勉強会(講義、講演、研修、セミナー等)を提案いたしました。「まずは自分の心に平和を見いだし、外に広げていこう。そして、いつか世界平和を実現しよう!」という思いで開催するものです。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5347714.html

 

自分自身のマインド(脳と心)の状態が、認識する世界を決めます。

ニコニコな気持ちで見るものはニコニコして見えますし、プンプンした気持ちで見るものはプンプンして見えます。言動など自分から発信する情報についても同様のことがいえます。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 試しに前回と同じ主旨の文章を、社会的怒りを感じながら書き直してみました。自身のマインドのコントロールがいかに重要であるかを感じていただけたらうれしく思います。

 

 

<プンプン・モード>

 前回(I-001)、問題をだしていました。

 

 A:「ブログ、ちょっと難しいです(だから、私は学ばなくていい)」

 B:「ブログ、ちょっと難しいです(でも、何とかして学びたい)」

 …ABとで決定的にちがうものとは何でしょうか?

 

ところで、地方選挙で大躍進した某新党が、わずか4か月後の国政選挙では大惨敗しました。風向きが変わった原因はトップ自らの「排除する」発言だといわれています。

「排除する」という言葉には差別意識・特権意識が滲み、一般大衆はそこに生権力(Bio-Power)の存在を感じとりました。無意識下にです。

 

TV番組での「解雇する!(You’re fired!)」発言が人気だった某国大統領が、現実の政治で「解雇する」を連発すると非難が殺到している理由も同じです。人々はそこに不快なパワーを感じ取っているのです。

 

そんな大統領をまねて「○○ファースト」を叫ぶ姿を見ていて、私は怒りよりもむしろ憐れみを感じました。イエスマンばかりに囲まれているであろう“green”がシンボルのそのお方が、スコトーマを誰からもはずしてもらえない孤独な女帝に見えるからです。

不快な既視感に襲われ、軽くめまいを感じています。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html

 

その姿は、一言でいえば無明。

無明の原因は、逆説的かもしれませんが、心に平和がないことです。

 

では、心に平和がないリーダーがなぜ選ばれてしまうのでしょうか?

 

答えは、選ぶ人たちの心にも平和がないからです。

 

個人の自己責任が厳しく問われ、格差がますます広がるであろう未来においては、煩悩にまみれたリーダーがさらにのさばり、社会はますます弱肉強食化していくことでしょう。

人々の心からどんどん平和が奪われていきます。感謝・感動・希望が消えていきます。

 

「平成」という年号は、史記の「内平らかにして外なる」という一節を語源としています。意味は「心が穏やかだからうまくいく」「幸せだから成功する」です。

史記が編纂された2100年前にはベールに包まれていたであろう「心に平和を生みだす秘密」は、認知科学等の発展により誰にでも学べ、習得できる知識と技術に体系化されていきました。

 

「その福音をともに学び、まず自らが幸せになり、まわりにその幸せを広げていこう!」という思いで、病院長就任をきっかけにはじめた平成研究会(平研)は300回を数え、ついに職場を飛びだしました。

 

これからも“平成”を本気で求めている方々と学んでいきたいと思っています。

その第1回目を、霧島市(鹿児島県)すこやか保健センター長の御配慮のもと、市の保健師・看護師の皆さまとともに開催しました。

「もっと社会に貢献したい」「もっと役にたちたい」そんな思いに満ちた勉強会は熱気に包まれ、笑顔あふれるものとなりました。

ほとんどの人が「B」だったからです。

 

 A:「ブログ、ちょっと難しいです(だから、私は学ばなくていい)」

 B:「ブログ、ちょっと難しいです(でも、何とかして学びたい)」

 …ABとで決定的にちがうものはモチベーション(動機)です。

 

 モチベーションは大きく2種類あります。

 「~ねばならない(have to)」という強制的動機と「~したい(want to)」という建設的動機です。もちろん、「A」が「have to」、「B」が「want to」です。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 一方的な「解雇します」がまかりとおるような「have to」文化の企業と「社会を豊かにしよう!」といった活気あふれる「want to」文化の企業を10年間追跡調査した米ハーバード・ビジネススクールの研究では、生産性の違いが、なんと、756だったと報告されています。7倍ではなく、70倍でもなく、756倍です!もちろん、高かったのは「B」の企業です。

 

 組織を構成するのは人です。その人を突き動かすのはマインドです。

 そのマインドを「want to」に自ら変えることができれば、その瞬間からhappyになり、自然に生産性があがり、必ず成功します。

一人ひとりの心が満たされていくその先には世界の平和があります。

 

 しかし、世界はすでに光を失い、未来はますます暗闇に包まれていきます。

 どんどん「have to」化する世界で、「want to」で生きるための知識とスキルを持つごく一部の人たちだけがhappyに生き、生産性をさらに高め続けます。「狂い咲き」と罵倒されながらも、余裕で成功を手にしていくのです。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

真の平和は、まず、あなたの心の中に生まれます。

大切な家族や仲間のために、社会のために、そして未来のために、ぜひあなた自身がまず幸せになってください。

そのための智慧をともに学んでほしいと心から願っています。

 

私が学ぶベチロン(苫米地理論)やコーチングの知識とスキルを、皆さんにも届けるために勉強会(講義、講演、研修、セミナー等)を企画しています。病院・福祉施設、企業、学校、塾、スポーツ関係、そして行政等、求めがあれば喜んで参ります。いずれはオープンセミナーを開催する予定です。

 

 ますます強力に、そして巧妙になっていく束縛や搾取から自らを解放し、大切な人たちをサポートするために、一緒に学びましょう。

メール(coachfor.m2@gmail.com)での御連絡をお待ちしています。

 

 

 どうですか?(笑)

 ニコニコしながらリラックスして書いた前回(I-002)とプンプンしながら叫ぶように書いた今回とでは、ずいぶん受ける印象が違うのではないでしょうか。

 

 私たちの認識する世界(宇宙)は、自身のマインド(脳と心)の状態により、リアルタイムに、ダイナミックに変わっていきます。当然、言動も大きく変化していきます。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 自分のマインドをコントロールすることがとても重要であること

 そして、そのコントロールはゴール設定からはじまること

 を、ぜひ実感してください。  

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

171117 講演スライド

I-002:一緒に”平成”に取り組みませんか? <ニコニコ・モード>

 

 前回の投稿(I-001)で質問をしていました。

 

 A:「ブログ、ちょっと難しいです(だから、私は学ばなくていい)」

 B:「ブログ、ちょっと難しいです(でも、何とかして学びたい)」

 …ABとで決定的にちがうものとは何でしょうか?

 

 ところで、現在の年号である「平成」の語源を御存知ですか?

2100年前の中国前漢の武帝の時代に、司馬遷によって編纂された歴史書「史記」の中の「内平外成(内平らかにして、外なる)」という言葉がその由来です。

 

「自分の心が平穏であってはじめて、自分のまわりの状況がうまくいく」という意味です。

 

そして、現代認知科学はこの言葉が正しいことを明らかにしました。その科学的根拠をもとにベチロン(苫米地理論)がつくられ、コーチングメソッドに応用されています。

 

世界中のすべての人がそれを学び、自らの心に平和を見いだしていけば、家族や職場といった身近なコミュニティが平和になり、やがて世界に広がっていきます。

そして、次の世代にも伝えていけば、未来は確実に平和になり、差別がなくなります。

 

自分の心について学び、その心をコントロールすることが、世界平和への、そして平和な未来への第一歩である

 

…「平成」という元号を目にするたびに、埋め込まれたそんなコードに思いを馳せます。

 

 「まずは自分自身がマインド(脳と心)について学び実践しながら、その知識とスキルを仲間に広げていこう」そんな思いで病院長になった2007年夏に平成研究会(平研)という名の勉強会を立ち上げました。

  苫米地博士に学ぶようになってからは認知科学やコーチングが中心となりましたが、禅道場を持つ病院にふさわしい釈迦哲学に関しても掘り下げていきました。

 

 先日、平研がついに病院を飛びだしました。

 

 霧島市(鹿児島県)すこやか保健センター長の御配慮で、市の保健師・看護師の皆さまと一緒に学ぶことができました。

 おそらくほとんどの皆さんは初めて聞くコーチング用語に戸惑ったのではないかと思いますが、笑顔あふれる時間を共有することができ、質問もたくさんいただきました。

参加された全員が「B」だったからです。

 

 A:「ブログ、ちょっと難しいです(だから、私は学ばなくていい)」

 B:「ブログ、ちょっと難しいです(でも、何とかして学びたい)」

 …ABとで決定的にちがうものはモチベーション(動機)です。

 

 モチベーションは大きく2種類あります。

 「~ねばならない(have to)」という強制的動機と「~したい(want to)」という建設的動機です。もちろん、「A」が「have to」、「B」が「want to」です。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 一方的な「解雇します」がまかりとおるような「have to」文化の企業と「社会を豊かにしよう!」といった活気あふれる「want to」文化の企業を10年間追跡調査した米ハーバード・ビジネススクールの研究では、生産性の違いが、なんと、756だったと報告されています。7倍ではなく、70倍でもなく、756倍です!
 もちろん、高かったのは「B」の企業です。

 

 組織を構成するのは人です。その人を突き動かすのはマインドです。

 そのマインドを「want to」に自ら変えることができれば、その瞬間からhappyになり、自然に生産性があがり、必ず成功します。

一人ひとりの心が満たされていくその先には世界の平和があります。

 

 そのすべてが「ゴール設定」からはじまるのです。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ゴール設定をしっかり行い、エフィカシーをますます高めるためにコーチングが有効です。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 本物のコーチとの縁起が、あなたの認識する宇宙そのものを変えていきます。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 その前提として大量の知識を学ぶことが必要です。

このブログも含めたテキスト情報を自分で学んでいくことももちろん重要ではありますが、“場を共有すること”そのものが強力に理解を手助けします。

 

 しかし、ベチロン(苫米地理論)やコーチングを学ぶには大都会に出向かなければならないのが現状です。時間的、経済的バリアがとても大きいのです。

 

 私は九州の人々に、ベチロン(苫米地理論)やコーチングスキルといった福音を届けたいと願っています。興味のある方はぜひ御連絡ください。講義、講演、研修、セミナー等、御要望に合わせて準備させていただきます。

 

 医師であり、病院長経験者であり、苫米地式認定コーチであり、同認定マスターヒーラーであるという自らの機能・役割を考慮し、医療・福祉関連の御要望については日本中どこでも伺います。遠慮なく御連絡ください。

 

 さて、先程触れた霧島市での研修会で「マインドの状態をかえるだけで、本当に言動は大きく変わっていくのですか?」という質問をいただきました。ありがとうございます。

 

 答えはYesです。

 認識する世界(宇宙)そのものが変わりますので、当然言動は大きく変化します。自然にです。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 その例として、「一緒に“平成”に取り組むこと」が目的のこの文章を、社会的怒りを感じながら書き直してみます(I-003)。ぜひ読み比べてみてください。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5445527.html

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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