苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:変性意識

Q-285:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか? <vol.5;ドーパミンをモニタリングする -後編-

 

「イライラ」をテーマに講義を行った際に、このような御質問をいただきました。ありがとうございます。

 (変更を加えています)

 

Q:イライラをコントロールできるように、ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか?

 

結論から述べると、「イライラのコントロール」も「ドーパミン分泌のコントロール」もできるようになります。そして、「ドーパミンがどの程度分泌されているか」もはっきりわかるようになります。簡単なワークを続けることで。

 

 まずはドーパミン分泌のコントロールについて、そしてドーパミン分泌のモニタリングについてまとめます。その後、さらに抽象度を上げて考えていきましょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 リラックスしながら(イライラせずにw)、ゆっくり読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 vol.1;ドーパミン分泌の秘密技 -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29687436.html

 vol.2;ドーパミン分泌の秘密技 -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29732925.html

 vol.3;「イライラ」と「ドーパミン」、コントロールが難しいのはどっち?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29757834.html

 vol.4;ドーパミンをモニタリングする -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29791782.html

 vol.5;ドーパミンをモニタリングする -後編-

 

 

A5:今回のテーマは「ドーパミンをモニタリングする」。

 

前回述べたとおり、「『喜び』『楽しみ』と『ドーパミン』は同じものの抽象度の違い」と考えることができます。

 

 となると話はシンプル。実際に「ドーパミン」をモニターすることは困難ですが、「喜び」や「楽しみ」ならば簡単にモニターすることができます。

なぜなら、それらは主観だから。すべて情報であり、自分のマインド(脳と心)次第です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

  

自由自在な主観をあえて相対化するためにお勧めするのが、医療現場での「痛みの強さの評価法」の応用です。相対化することで主観を客観化することができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

例えば「NRSNumerical Rating Scale)」では、痛みを0から1011段階に分けて、「まったくない」を0、「最強・最大」を10とします。そうすることで痛みという本人だけが知りうる情報(苦しみ)を他者と共有できるようになります(経時的な変化を把握するという意味もあります)。

その他にも、痛みを視覚化する「VASVisual Analogue Scale)」や「FPSFaces Pain Scale)」、言葉で表現する「VRSVerbal Rating Scale)」があります。

 

 

痛みの強さの評価法

日本緩和医療学会HP>がん疼痛の薬物療法に関するガイドラインより引用

ガイドライン|日本緩和医療学会 - Japanese Society for Palliative Medicine (jspm.ne.jp)

 

 

 「NRS」の要領で、「痛み」の代わりに「喜び」「楽しみ」といった感情を定量化することができます。定量化を繰り返していくと、「今、喜び『6』だな」とか、「楽しみ『10max~♪」といった感じで、自分自身の状態を“客観的”に評価することができるようになります。

 

 それは「無意識を意識に上げる」こと。その積み重ねにより「1つ上の認識」が生まれると、「自分の行為の内省的な認識に意味を持たせる」ことができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

違う表現では「リアリティを上げて、常にそれをコントロールする」。苫米地博士は「それが生きているということ」と述べられています↓

 F-163:アンチからウィズ、そしてウェルへ vol.1「生」;好きなことだけやる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 「無意識を意識に上げる」こととは、つまりモニタリングです。

 それは脱洗脳の基礎であり、コーチングの大切な基盤でもあります。RAS/スコトーマとも関係する大切なポイントですので、ぜひしっかり理解してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 *詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-280:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました <後編;RAS=意識と無意識に介入し、選択的に見せるシステム>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29681889.html

 

 私は「喜び」「楽しみ」のモニタリングは正確でなくていいと思っていますが、もしも実際にドーパミンを測定しながらモニタリングできたなら、かなり正確に把握できるようになるはずです。

 じつは物理空間(脳、体)と情報空間(心、意識)とのリンクを高める方法があります。その1つが「バイオフィードバック(Biofeedback)」です。

 

 *注意!

 物理空間(脳、体)と情報空間(心、意識)は同じ。抽象度の違いであり、「脳と心」「体と意識」「物理空間と情報空間」でひとつです↓

 L-003~420201… -03~04:身体と心は〇〇○○

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 バイオフィードバックとは、「人間の、不随意筋の働きによる心拍のような通常では自覚や制御が難しい現象を、センサーなどで検出して人間が感覚できる音や光などに変換し、対象者に自覚させるフィードバックと発現する現象を意識的に制御する技術や技法である。生体自己制御とも称される」というもの(Wikipediaより)。

 

 私たちは、じつは、「通常では自覚や制御が難しい現象」を「意識的に制御する」ことができます。「できない」「難しい」と思い込んでいる(思い込まされている)だけです。

まずは、その“心のリミッター”を解除しましょう!

 カテゴリ(F):自分のリミッターをはずす!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268324.html

 

 以下、苫米地博士の著書「洗脳原論」(春秋社、p182)より引用します。

 「無意識を意識に上げる」ことが、脱洗脳の基礎であり、コーチングの大切な基盤でもあることを意識に上げながらお読みください。Feel

 

 

 変性意識の研究

 徳島大学ではマグネットをまわさないでできる認知モデルの研究ということで、「変性意識研究所」を開設し、いろいろな被験者を招いて研究した。脳波計を使った。被験者を変性意識状態に導き、脳波を計り、そこで生体情報に出てくる変異を読みとるのだ。

 変性意識状態に導くには、主にバイオフィードバックによる方法を用いた。スタンダードな機械としては、そのときの脳波の周波数に合わせて、目の前のライトを点滅させるものがある。本人に脳波の周期がフィードバックされることによって、意識がある一定の状況に固まってくる。私が作ったのはそれを応用したもので、コンピューターのモニター上に、本人の脳波に関わるいろいろな情報を三次元グラフィックスや色の変化で表わし、それを見ていると、こちらが出してもらいたいと意図している脳波、たとえばアルファ波やシータ波が支配的な状態になるように設計してある。

 その研究によって、ふたつのことがわかった。ひとつは、生体情報から脳内情報に対して、あるいは脳内情報から生体情報に対して、強力な影響を与える機械を作ることが可能であること。もうひとつは、記憶はある程度人工的に自由に合成したり、再合成したり、変えたりすることができることである。

 引用終わり

 

Q-286につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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L-07520211… -04;抽象度を上げてIQを向上させる苫米地式トレーニング

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Q-284:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか? <vol.4;ドーパミンをモニタリングする -前編-

 

「イライラ」をテーマに講義を行った際に、このような御質問をいただきました。ありがとうございます。

 (変更を加えています)

 

Q:イライラをコントロールできるように、ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか?

 

結論から述べると、「イライラのコントロール」も「ドーパミン分泌のコントロール」もできるようになります。そして、「ドーパミンがどの程度分泌されているか」もはっきりわかるようになります。簡単なワークを続けることで。

 

 まずはドーパミン分泌のコントロールについて、そしてドーパミン分泌のモニタリングについてまとめます。その後、さらに抽象度を上げて考えていきましょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

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 リラックスしながら(イライラせずにw)、ゆっくり読み進めてください。Feel

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 vol.1;ドーパミン分泌の秘密技 -前編-

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 vol.4;ドーパミンをモニタリングする -前編-

 

 

A4:今回のテーマは「ドーパミンをモニタリングする」。

 

「脳内のドーパミン量をモニターすることができるのだろうか?」と疑問に思いませんか?

 

物理次元で考えると、答えはNoです。脳内の変化を、測定機器なしで、リアルタイムに、しかも正確に把握することなんてできません(ハズ)。

 

 ところが、苫米地式という観点で考えると、答えはYes(たぶんw)。訓練は必要ですが、そのうちしっかりモニターすることができるようになります。その理由を考えながら読み進めてください。参考にこちらをどうぞ↓

 PM-01-11~17:超情報場仮説(理論)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 まずはドーパミンについて確認しましょう。

 ドーパミンは食事で摂取したフェニルアラニンやチロシンを元に作られ、興奮した状態をつくるアドレナリン、不安や恐怖を引き起こすノルアドレナリンに変わります。

かつてはアドレナリンやノルアドレナリンの単なる前駆物質と考えられていましたが、ドーパミンそのものに、運動調節、ホルモン調節、快の感情や意欲・学習に関わる重要な働きがあることがわかってきました。

 

ドーパミンが減ると運動や思考が緩慢になってしまいます。

一般でも10歳老いるごとに10%のドーパミンニューロンが死滅するといわれており、年をとるごとに物理空間での身体の運動や情報空間での思考のスピードが遅くなる原因とされています。

病的にニューロン死が起きた結果ドーパミンが不足してしまう病気がパーキンソン病です。反対に、ドーパミンが増えすぎると幻覚や妄想などの問題を生じます。

このようにドーパミンは運動系の脳内物質です。

 F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html

 

 欲求が満たされると、その刺激が脳に伝わり、ドーパミンが分泌されます。それによって中枢神経が興奮し、喜びや楽しさという感情が生まれます。

 喜びや楽しさを感じるとき、じつは、人は変性意識状態に入っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23514720.html

 

 変性意識状態とは、いわゆるトランス状態のこと。「感じたこと」「考えたこと」など情報空間での出来事に対して、物理空間以上に臨場感を感じている状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

「喜び」や「楽しさ」は、まさに「感じたこと」「考えたこと」であり、情報空間にあります。情報空間でのImageが(I)目の前の物理的現実世界よりVividになるほど(V)、そのImage(「喜び」「楽しさ」)はますますRealになります(R)。

PM-02-19:夢をかなえる方程式:I×V=R

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 「喜び」「楽しさ」といっても人それぞれですよね。例えば、叩かれることは普通は嫌なはずですが、中にはこの上ない喜びを感じる方もいらっしゃいますw

 その違いは「意味づけ」にあります。「喜び」「楽しさ」といった感情は、人が変性意識状態に入り、脳による意味づけを受け入れたときに引き起こされます。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 じつは、社会的日常は「軽度変性意識状態」です。それは誰もが洗脳されうる危険な状態でもあります

 

 と、苫米地博士が語られています(「バラいろダンディ」2022822日)。こちらを御確認ください↓

 "洗脳"のリスクをよく理解して認知戦の現代を生き抜け Dr.苫米地 2022年8月22日 - YouTube

 

 

220822 洗脳(バラダン)-3

「バラいろダンディ」(TOKYO MX2022822日放送回)より引用

 

 

 ところで、なぜ「軽度変性意識状態」は誰もが洗脳されうる危険な状態なのでしょうか?

 

 そう、一番臨場感が高いImageが(I×V)、その時のRealityR)だから。

「軽度変性意識状態」は「一番臨場感が高いImageI×V)」を作りやすいと同時に作られやすい状態でもあります。他者によって「I×V」を作られてしまうと、強制的にRealityが書き換わります。それが洗脳です。

 F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

 

 では、「一番臨場感が高いImageが(I×V)、その時のRealityR)」なのはなぜでしょうか?

 

 その答えは「(人の場合)ホメオスタシスが情報空間にまで働いている」から。それが苫米地理論の第一世代「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」です。

 PM-01-08~10:サイバーホメオスタシス仮説(CH理論)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 “Real”は情報空間中にひろがっています。

抽象度を軸とする場合、情報空間の底面が物理空間、頂点が空(くう)です。私たちは本当は物理世界から空にまで、同時に、シームレスに、ダイナミックに存在しています。それが生命現象です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 「物理世界から空にまで、同時に、シームレスに、ダイナミックに存在している」を違う表現で述べると、「生命は情報」「高次情報空間では心、底面では体」「心と体は同じものの抽象度の違い」という感じ。

 L-00320201… -03~04;身体と心は〇〇〇〇

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 それを今回のテーマでいうと、「感情は情報」「情報空間では『喜び』『楽しみ』、底面では『ドーパミン』」「『喜び』『楽しみ』と『ドーパミン』は同じものの抽象度の違い」。

 

 クリアですか?

 「苫米地式では脳内のドーパミン量をモニターすることができる」と断言する理由は、「『喜び』『楽しみ』をモニターすること」と同義だからです。

 

Q-285につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

欲求が満たされると、その刺激が脳に伝わり、ドーパミンが分泌されます。それによって中枢神経が興奮し、喜びや楽しさという感情が生まれます

 

 より正確にいうと、欲求が満たされる前からドーパミンは分泌されます。それを「プライミング」と呼びます。苫米地博士の著書「脳と心の洗い方 ~『なりたい自分』になれるプライミングの技術~」(フォレスト出版)で詳しく学ぶことができます。

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 第7回目(R4.10/23開催)のテーマは「中観」です。詳細はこちら↓

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一緒に楽しみましょう!

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F-206~:マトリックス/Matrix

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F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

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S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

 

 

脳と心の洗い方

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F-177:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-2;幸福はさらに深い自己催眠

 

「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読んだ後、医師&コーチとして考えたことをまとめました↓

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

 そのシリーズでは、下記質問について考察するワークに取り組んでいただきました。

 

<ワーク>

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 私は平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”だと思っています。その“幸福(well-being)”が今回のテーマ。

自分にとっての“幸福(well-being)”を考え抜くことは、「自己の存在と意味」を明らかにし、スピリチュアルペインを克服するきっかけになるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 

1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 2;幸福はさらに深い自己催眠

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士は「幸福」をどのように考えていらっしゃるのでしょうか?

 以下、博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)より引用します。

 (7回に分けて引用。今回は2/7です)

 

 

〇幸福は、楽しさよりもさらに深い自己催眠状態

 幸福は、「楽しさ」を進化させた感情であるといえます。

 幸福も、人が進化の過程で作りだしたものであり、本能に基づいた感情ではありません。そして、脳内にドーパミンが放出されて変性意識状態(いわゆるトランス状態)に入り、自己催眠にかかることによって生まれます。

 しかし、幸福の場合は、さらに深く催眠がかかっており、さめにくくなっています。そのため、楽しさに比べ、幸福は長く続く傾向にあります。

 なお、人が幸福を感じるとき、脳内の前頭前野眼窩内側部という部位が活性化することがわかっています。

 

 

 引用元の「『感情』の解剖図鑑」では、「『楽しさ』とは、心が満ち足りてうきうきし、ゆかいで明るい気持ち」と定義されています。それを「進化させた感情」が幸福です。

 

 アメリカの心理学者 アブラハム・マズロー(Abraham Harold Maslow1908~1970年)は、「人間は自己実現に向かって絶えず成長する」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化しました。「自己実現理論(Maslow’s hierarchy of needs)」です。「欲求段階説」「欲求5段階説」とも呼ばれています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 マズローはその階層を上がることが成長であると考えました(下図)。それは「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ことと見事に重なります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

自己実現理論(Wikiより引用)

Wikipediaより引用

 

 

 マズローが述べたのは個人の成長ですが、この階層を上がること(=抽象度が上がること)は人類の種としての進化・向上をも示していると考えられます。

 苫米地博士の「幸福は、『楽しさ』を進化させた感情である」という言葉を抽象度とともに考察すると、「『楽しさ』より『幸福』の方が抽象度が高い」といえ、「目先の『楽しさ』よりも『幸福』を優先することで抽象度を上げることができる」「『幸福』の追求は人類の進化・向上を加速させる」と考えることができます。

 

それが「自分にとっての“幸福(well-being)”を考え抜くこと」がとても重要に思える理由の一つです。ぜひオリジナルの答えを追求してください。

 それは“自分”を再定義し、拡大していく貴重な機会になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

ただし、「幸福」を追求している際には気をつけるべき点があります。

苫米地博士が指摘されているように、「幸福」は「楽しさ」以上にトランス状態(強い変性意識状態)になります。トランス状態とは、「感じたこと」「考えたこと」などのイメージに対し、物理空間以上に臨場感を感じている状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

「夢をかなえる方程式 I×VR」のとおり、強い臨場感(V)を感じたイメージ(I)は現実化します(R)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 だからトランス状態の時は現実を書き換えやすいのですが、見方を変えるとそれは他者に書き換えられやすい状態であるともいえます。よって、トランス状態であることをしっかり「意識に上げる」ことが重要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

 

「夢をかなえる方程式 I×VR」のとおり、強い臨場感(V)を感じたイメージ(I)は現実化します(R)。ただし、厳密には、“現実化”はその人が認識している世界においてのみ起こっています。一人一宇宙だからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 

その「強い臨場感」を共有する人が他にいれば、共有する人たちの間でも“現実化”しています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

 

 たとえば、家族で野球観戦をしていて、まさに今応援するチームがサヨナラ勝ちをした場面を想像してください。大歓声が湧きあがり、球場中が熱狂に包まれています(コロナ前の光景ですね)。

 そんな場面を冷静に分析すると「応援するチームが得点し、試合が終わった」にすぎません。「強い臨場感」を共有していない人 -例えば無理やり連れてこられた子ども- にとっては「やっと家に帰れる」といった感じでしょう。周囲の熱狂は理解できません。

しかし、家族で「強い臨場感」を共有していれば、マインド(脳と心)は「家族とともに最高の瞬間を味わっている」とプラスの意味付けを行います。周囲の熱狂がさらに家族間の「強い臨場感」を強化していきます。

その時の脳内ではドーパミンが大量に分泌されており、次いで分泌されるセロトニンにより幸福感に包まれていきます。

 

 楽しさという感情は、人が変性意識状態に入り、マインドによるこうした意味付けを受け入れたときに引き起こされます。問題はこの「意味付け」です。

 

 たとえば怒りや恐怖などのネガティブな感情は、「自分自身や家族を守る」といった本能に基づいており、人によってそれほど大きくは変わりません。マズローでいうと最下層の「生理的欲求(Physiological needs)」から3層目の「所属と愛の欲求(Social needs/Love and belonging)」あたりです。

 (注:怒りには、低次元の怒り「私憤」「動物的怒り」と高次元の「公憤」「人間的怒り」があります↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 ところが「楽しさ」は、自己催眠(トランス状態)により生みだされる感情であり、その人自身の価値観に大きく左右されます。そう、ブリーフシステムです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 通常、ブリーフは他人や社会から埋め込まれています。その多くは過去です。よって、「楽しさ」を追求するほど本当の“自分”から離れてしまう可能性が高くなるといえます。私がよく用いる表現でいうと、「無人運転」「自動運転」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 「楽しさ」のレベルにとどまっていれば、まだ大丈夫。ふつうの催眠状態は眠れば解けるからです。きっと皆さんにも夜が明けたら“夢”からさめてしまった経験があるはずw

 

 ところが、「幸福」の場合、「さらに深く催眠がかかっている」ために「さめにくい」状態になっています。それは思考停止の状態です。

このレベルで他者に仕掛けられてしまうと、完全に人生を乗っ取られてしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

F-178につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

ところが、「幸福」の場合、「さらに深く催眠がかかっている」ために「さめにくい」状態になっています。それは思考停止の状態です。

このレベルで他者に仕掛けられてしまうと、完全に人生を乗っ取られてしまいます

 

 苫米地博士はそのような他人に乗っ取られた人生(人)を「奴隷」と表現されます。

 では、問題です。私たちの社会にすっかり浸透してしまっている「幸福レベルでの仕掛け」とは何でしょうか? 人を奴隷にしてしまう最強の「仕掛け」とは?

 (答えは次回の追記内で)

 

 

-参考書籍-

「感情の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社)

 


Q-112190126鹿児島コーチングセミナーQ&A -09

 

 2019126日、鹿児島市でコーチングをテーマとしたオープンセミナーを開催しました。いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19263179.html

 

 「もっと知りたいこと」に関する御意見です。

 

 

Q:気功についてや変性意識について

 

A:もともと医師であり、現在はコーチとしても活動する私ですが、じつは「気功を教えてほしい」「気功で治してほしい」とリクエストされることが少なくありません。認知科学者 苫米地英人博士の著作「完全版変性意識入門 自分のリミッターをはずす!」(ビジネス社)が出版されてからはとくに。その本では「医師の目から見た気功」というテーマで原稿を書かせていただきました。

 その中に記しましたが、苫米地博士と出会うまで、私は正式に気功を学んだことはありませんでした。なので執筆のオファーをいただいたときは面食らいましたが、「だからこそ伝えられることがある」とすぐに思い直し、全力で取り組ませていただきました。

蛇足ですが、本に掲載された文章の続編を下記ブログ記事に書いています↓

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268324.html

 

 編集者の意向で抽象度や情報空間という概念なしでまとめたこと、そして守秘義務範囲内の情報にとどめたことなど、諸事情により「自分のリミッターをはずす!」内の私の文章はコーチングに寄せたものとなりました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

 もともと「自分のリミッターをはずす!」は催眠編、気功編、古武術編の三部構成です。その気功編の一部を私は医療・福祉とコーチングを題材に書きました。

催眠、気功、古武術、医療、福祉、コーチング

一見関係がないようなバラバラの情報から共通の法則を見いだすことができるのは、人間にゲシュタルト能力が備わっているからです。「ゲシュタルト(Gestalt)」とは、形態を意味するドイツ語で、「全体性を持ったまとまりのある構造」「全体と部分の双方向の関係性」のことをいいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 より離れた情報を統合して大きなゲシュタルトをつくることが、アップル社の共同創設者 スティーブ・ジョブスの語った「Connect the dots」の意味です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 点をつなぎさらに大きなゲシュタルトを構築できたとき、私たちは対象の本質をとらえ、理解をもっと深めることができます。「意味がわかる」のです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 では、催眠、気功、古武術、医療、福祉、コーチングをつなぐものとはなんでしょうか?

 

 答えは「変性意識」。まさに「心のリミッターをはずす!」のメインテーマです。

 (「完全版変性意識入門」ですもんねw

 

 

Q:気功、ヒーリング、コーチングで自分や周りの人、社会に善い影響与える為の事

 

A催眠、気功、古武術、医療、福祉、コーチングをつなぐものとは「変性意識」。より正確に述べると、「催眠、気功、古武術、医療、福祉、コーチングはすべて内部表現の書き換えであり、その本質は人の変性意識状態にある」です。変性意識とは、「目の前の物理空間より情報空間にリアリティを感じている状態」であり、「火事場のバカ力が出ている時の精神状態」のことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 深い変性意識とは、物理空間からより離れた状態だと考えてください(もちろん、物理も情報であり、物理空間は情報空間の一部です)。

 変性意識状態は決して特別なものではありませんが、深い変性意識をコントロールすることは簡単ではありません。抽象度についてしっかり理解し高次元で生きようと努めていても、つい煩悩がでてしまい「自分ファースト」になってしまうのと同じです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 あるいは「よりよい人間に成長すること」を心がけていても、必ずしも思いどおりにいかないのと同じ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

 では、より深い変性意識状態を実現し、そのコントロールを可能とするものは何でしょうか?

 

「気功、ヒーリング、コーチング」とは内部表現の書き換え。そして、内部表現書き換えの本質は変性意識状態。その変性意識状態を十分に深め、かつ制御可能にするもの

 

それは「ゴール」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

Q:リミッターをうまくはずす方法

 

A内部表現書き換えの本質である変性意識を十分に深め、かつ制御可能にするものはゴール。よって、ゴール設定が鍵となります。

 コーチングには、コーチがクライアントに行う他者コーチングと、自分自身で行うセルフコーチングがあります。両方ともゴール設定がポイントであるのと同じように、「リミッターをうまくはずす方法」も、他者の場合もセルフの場合も、ゴール設定次第です。

 

 気功を行うとき、ヒーリングを施すとき、コーチングに取り組むとき 必ずゴールを確認してください。そして、さらなる“現状の外”に、もっと上の抽象度次元に、どんどん(ゴールを)更新していってください。それが「リミッターをうまくはずす方法」です。

 

 ゴールを更新し続け、どんどんエフィカシーを高めていくたびに、自分自身の内部表現が自然に書き換わっていきます。それが「内部表現書き換えの極意」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

Q-113につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

 

 

自分のリミッターをはずす! 完全版変性意識入門




Q-108190126鹿児島コーチングセミナーQ&A -05

 

 2019126日、鹿児島市でコーチングをテーマとしたオープンセミナーを開催しました。いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19263179.html

 

 「疑問に思ったこと」「難しかったこと」に関する御意見です。

 

 

Q:ゲシュタルトについて、絵ではわかりやすいが、他のことでは難しい感じがした

 

Aゲシュタルト(Gestalt)とは、形態を意味するドイツ語で、「全体性を持ったまとまりのある構造」のことを指します。

全体と部分の双方向性で成り立ち、一つの統合的意味を持つまとまりのこと。部分を積み重ねたから全体がわかるのではなく、全体がわかったから部分の意味が決まることともいえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

私たち人間は目の前の世界をゲシュタルトとして認識しています。ゲシュタルトは同時に一つしか維持することができませんので、なにか一つのゲシュタルトで認識すると(させられると)、他のゲシュタルトが消えてしまいます。

 

それを体感していただくためにトリックアートを用いました。ぜひ「ルビンの壺」で検索して、画像を確認してください。

壺というゲシュタルト(壺を意識した状態)では人が消え、人というゲシュタルト(人を意識した状態)のときは壺が消えるはずです。それを「スコトーマに隠れる」「スコトーマが外れる」と表現することもできます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

私たちが最初に手にするのは断片的な小さな知識です。その段階ではまだ全体をとらえていないので「難しい感じ」がします。しかし、学習を重ね知識が蓄積されていくと、知識同士がひとまとまりになってつながり、ひとつの認識になります。これを「知識のゲシュタルト」といいます。

この「知識のゲシュタルト」の量に比例して、人は様々な問題を多角的に深く考慮することができようになっていきます。理解が深まるのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

ゲシュタルトについて「難しい感じがした」のは、まだ全体像が捉えられていないからです。つまり、「『ゲシュタルト』のゲシュタルトができあがっていない」から。

 

ぜひ、リンク記事を読み返してください。知識が積み重なるうちに「あっ、わかった!」というクリアな体感を得る時が訪れます。スティーブ・ジョブスのいう「connect the dots(点をつなぐ)」の瞬間です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

蛇足ですが、この認知メカニズムは治療としても応用されています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721479.html

 

 

Q:(疑問に思ったことが)あったけど忘れてしまいました

 

A「あっ、わかった」といったクリアな体感を「ひらめき(inspiration)」とも表現します。

 

 「すごいことを思いついた」「すべてがクリアになった」と思っても、しばらくして思い出せなくなった経験はありませんか?

 

 「ひらめき(inspiration)」はとても消えやすいのです。

 

 それは変性意識(ASCAltered State of Consciousness)が関係します。変性意識とは俗にいう「トランス状態」「ゾーンに入った状態」のことで、物理的現実世界以外の世界に強い臨場感を抱いている状態のことです。ほどよくお酒に酔った状態といえばわかりやすいでしょうか。

 

 ただし、お酒に酔ったときと違って、「ひらめき(inspiration)」を得る変性意識はかなり深いところにあります。超情報場仮説でいえば、高い抽象度次元の“場”にアクセスした状態。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165789.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165823.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165888.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306380.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306438.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306445.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5445932.html

 

 よって、「ひらめき(inspiration)」を再現するためには、同じような深い変性意識で高い抽象度次元にアクセスした状態にならないといけません。

 

 では、すぐに深い変性意識状態となって「ひらめき(inspiration)」を思い出すためにはどうすればいいでしょうか?

 

 

Q:漠然とイメージしているだけのことが多く、「書き出してみる」となると難しく、普段からやるべきかなと思いました

 

A答えは、「ひらめき(inspiration)を言葉にする」です。

 

 「ひらめき(inspiration)」を得た瞬間に、ICレコーダーに録音したり、メモに書き残したりすると、忘れにくく(思い出しやすく)なります。言語は記憶の想起性が強いツールであり、深い変性意識状態(アンカー)を引きだす引き金(トリガー)として使えます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7701939.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859111.html

 

 ふだんからマインドに浮かんだイメージの断片をどんどん書きだしてください。

 

 そんな習慣(ハビット&アティテュード)をつくるためにも、苫米地式「夢をかなえる手帳」をお勧めします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16095819.html

 

Q-109につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 変性意識については、私も参加させていただいた苫米地博士の著作「完全版変性意識入門 自分のリミッターをはずす!」(ビジネス社)で学ぶことができます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268324.html

 

 

-追記2

 201910月に、鹿児島市と霧島市で、コーチングセミナーを開催します!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19527371.html

 

 

Q-008171117研修会アンケート回答編 vol.6

 

 霧島市(鹿児島県)で開催したコーチングをテーマとした研修会に、たくさんの保健師・看護師さんに御参加いただきました。御意見や御質問の一部に回答いたします。個人が特定されそうなもの等は除いていますので御了承ください。

 

 

・抽象度は理解に時間がかかるかも

A:ここまで読まれてきた方は私のアドバイスが想像できると思いますが、「時間がかかる」というセルフトークを変えなければ、本当に理解に時間がかかるでしょう。「私らしくない」というセルフトークとともに、今一度「抽象度」の重要性について考えてみてください。そのために「The power of Mind Ⅰ」第一章のラスト「無敵の意味」を読むことをお勧めします。

 今年は新たなアメリカ大統領が誕生しました。そのトップの口癖(セルフトーク)が「アメリカファースト」です。それは世界をアメリカとそれ以外に分け、アメリカの利益(のみ)を考えるというもので、対立や差別を生む危険な考え方です。抽象度でいえばより低い方向へ向かっています。

 今までのアメリカは世界のリーダーとして君臨してきましたが、「アメリカファースト」という発言はそのリーダーポジションから降りることを意味しています。建国以来の国民の血と汗と涙で築きあげてきた地位を自ら放棄した先には混乱が待っています。トップの低い抽象度により、アメリカは破滅に向かって静かに沈み始めました。

 国レベルでも、組織レベルでも、家庭レベルでも、最も影響力を持つ者には責任が生じます。そのコミュニティの抽象度を引き上げ続けることに関する責任です。

 そして、あなたはあなたの人生のリーダーです。「抽象度を上げること」が自分の人生の質を決めることをぜひ理解してください。

 

 

・心理的盲点はたくさんあるのだな~と感じました

A:そのとおり。私たちは目の前の世界のほんの一部分しか認識していません。そして、それらは他人の考えや社会の常識により認識させられているものであり、すべて過去です。

 認識を自分自身で、未来から、行う最初の一歩が“現状の外”へのゴール設定です。

 

 

・医師という立場で「コーチング」の勉強をされることになったきっかけについて

A:私は幼少の頃より真言宗のお寺に通い、そこでがんや難病が治っていくのを目の当たりにしてきました。「がんが消せる秘密を知りたい」というのが、私が医師を志したそもそもの理由です。

 医師になり様々な生き様や死に様に立ち会ってきました。そこで感じたのは「人のマインドにはとてつもない力がある」ということ。そして、そのマインドについて学ぶ過程で師である苫米地英人博士と出会いました。

 抽象度でいえば、医療と宗教、そして教育などをすべて包摂するものとして、つまり、より上位の抽象度にコーチングがあると感じています。よって、コーチングを学ぶことで、もっと良い医師になり、もっと良い親や夫になり、そして、もっと良い人間になれることを確信しています。博士に学びはじめて9年目に入っていますが、それ以前の私とは比較することができないほど成長したと実感しています。そして、これからさらに進化できるとも思っています。

 

 

・どうしたらマインドに働きかけることができるのか?

A:まず「どうしてマインドに働きかけたいと思っているのか?」を自問してください。

 例えば「私に有利になるように」とか、「お金儲けのため」といった低い抽象度であれば、長期的に見れば必ず働きかけに失敗します。「都民ファースト」で大旋風を巻き起こした知事が、結局「自分ファースト」だったことが見抜かれてしまい大失速したことがいい例です。

まずは自分自身の抽象度が問われています。

抽象度の高さに自信が持てるようになったら、次は技術の習得です。その奥義は「まず自分のマインドに働きかける」ということです。その具体的な技は守秘義務内容だったのですが、なんと今年苫米地博士自身が著書で開示されてしまいました。

その本とは「自分のリミッターをはずす! 完全版変性意識入門」です(笑)。明屋書店隼人店(鹿児島県霧島市)にて平積み販売をしていただいております。ぜひお立ち寄りください。

 

(つづく)

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

自分のリミッターをはずす!

F-004:続・楽しいことを見つけたことで発作が止まった患者さんが教えてくれたこと

 

 著作220冊以上、累計400万部突破のベストセラー作家でもある、認知科学者 苫米地英人博士の新刊(H29.10/7発売) 「自分のリミッターをはずす! 完全版 変性意識入門」(ビジネス社)に、私のインタビュー記事が掲載されています(116128P)。

 テーマは「医師の目から見た気功」です。

 

 その中で「楽しいことを見つけたことで発作が止まった患者さんが教えてくれたこと」について触れさせていただきました。

 

 未読の方のために簡単にまとめると、頻回に狭心症発作が起こっていた女性の病状が熊本地震後に悪化すると予想していたのに全然大丈夫だったのは、“楽しみごと”というゴールが見つかり、それ(狭心症発作)どころではなくなったからと考えられる。それを「気のせいだ(=都合のいい解釈だ)」と捉えるか、それとも「気のせいだ(=セルフ気功治療のおかげだ)」と捉えるか?

私は、「気持ちの持ち方」や「人生の捉え方」こそ、病を克服するための大前提であると感じているという内容でした。

 

その続きです。

 

その本は10/7発売でしたが、鹿児島はいつも34日遅れで発売(配達)されます。

私が自分の原稿が無事掲載されていることを確認したのは10/10夜のことでした。

 

翌日、外来診療にその本を持参しました。

午前中の外来終了間際に、なんという偶然でしょうか、「楽しいことを見つけたことで発作が止まった患者さん」が施設スタッフによって運び込まれてきました。

 

車椅子にポツンと座り不安そうにしている患者さんに状況を伺うと、通所リハビリ中に「目の前がボウ~とするような感じがして、血圧が全然下がらない」と訴えました。外来での血圧は確かに高く170/mmHgほどですが、心筋梗塞や脳血管障害等を疑う異常所見は認めませんでした。

 物理次元に近い抽象度では、幸い問題はなさそうです。

 

“診察”がひと段落した頃を見計らって、「完全版 変性意識入門」にその患者さんのエピソードが掲載されたことをお伝えしました(事前に掲載されるかもしれないことは話していました。今回の投稿も同意をいただいています)。

 

「きゃ~、ほんとに載ったの。恥ずかしい~」と話しつつ、興味深げに本を覗き見るその患者さんは、その時点から徐々に笑顔を取り戻していきました。二人で何気ない会話をしながら、かつてはよく狭心症発作がでて心配したのに今は調子がいいことを再認識してもらい、今日の症状も命にかかわるようなものではないことを表情と言葉でお伝えしました。

私なりの「和顔愛語」の実践です。

 

やがて完全にいつもの和やかな表情に戻ったその患者さんが一言。

「もう血圧は下がったわ」

 

 途中からは大笑いをするような状況でしたので血圧は高いままだろうと思いましたが、測ってみると本当に落ち着いていました。ほんの数分前まで「血圧が下がらない」と心配していたのがウソのように。

 車椅子に乗せられ運び込まれたその患者さんは、「お騒がせして恥ずかしい~。でも、よかった~」と笑顔で話しながら、歩いて帰っていきました。

 

 物理空間の異常(因果)はしっかりと見抜く必要があります。

 

 でも、それで問題がなければ(本当はあったとしても)、まずはリラックスが大切。

なぜなら、緊張したままだと物理空間を離れて(=抽象度を上げて)情報空間のバグ(エラー、心配事、主張)を認識することができないからです。

 

 地震をものともしなかったその患者さんの体調を悪くした本当の理由はわかりません。

 

 ただ、その日は病院近くの新燃岳(しんもえだけ)が6年ぶりに噴火した日でもありました。立ち上る噴煙(視覚)、立ち込める硫黄のにおい(嗅覚)、そして不気味な地鳴り(聴覚)と地響き(触覚)。

無意識下で刺激された五感が不安や恐怖を伴った記憶を呼び起こしたのかもしれません。その患者さんが「remember」したものは、おそらく、戦争体験でしょう。

 

 その「remember」を、楽しいこと、うれしいこと、そして時間軸でいえば未来に変えることで、瞬く間に症状は消えていきました。

 

 私は、それらを一言で、「気功」と表現しています。

 その正体は、とくに非言語の働きかけによる、「内部表現の書き換え」です。

 そして、その本質は「変性意識状態(ASCAltered State of Consciousness)」にあります。

 

 ぜひ、「自分のリミッターをはずす! 完全版 変性意識入門」(ビジネス社)を読んでみてください。「これを理解できれば、あなたの潜在能力は120パーセント発揮される」ことを、私もお約束します。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 -追記- 下の写真は、明屋書店隼人店(鹿児島県霧島市)の店内を写したものです。明屋書店さん、いつもありがとうございます(微笑)。霧島市近郊にお住いの方は、ぜひお立ち寄りください。

 

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