苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:右脳言語野

L-08720213月シークレットレクチャー -10;言葉を使わずに臨場感を高める“秘技”

 

20213月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 *初回講義(202011月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420420.html

 *2回目講義(20211月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421742.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;「ゲシュタルトを統合する」という感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29997523.html

 02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 03;言語を用いたゲシュタルト構築 <基礎編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30049883.html

 04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 06;心の本質を捉える基本中の基本

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30130987.html

 07;内省言語を「言語を使わないで引き起こす」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30160964.html

 08;「feel」の体感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30185249.html

 09;部分を統合し、全体を書き換え、部分に落とし込むワーク ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30210986.html

 10;言葉を使わずに臨場感を高める“秘技”

 

 

 「何となく」

 それが超言語・超論理の右脳空間に構築された巨大で抽象的な構造を感じているときの感覚。「Don’t think, feel!」の「feel」の体感です。

 

 

前回(L-086)は、「feel」を体感しながら、“何となく”をキーワードにワークに取り組んでいただきました。「部分を統合し、全体を書き換え、部分に落とし込むワーク」のversion 2です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29515037.html

 

 言語を使わずに「イメージする」「統合する」「書き換える」のは簡単ではないはず。とくに「落とし込む」のは難しかったのではないでしょうか?

 

 今回は「言葉を使わずに臨場感を高める“秘技”」がテーマ。その“秘技”とは「共感覚」!

 

 共感覚とは「本来の感覚とは別の感覚が伴う現象」のこと。具体的には文字や音が色として感じられたり、匂いに感触が付随したりする現象です。例えば「ざらざら」という感触を音で感じたり、味や色や形で感じる「感覚の相乗り状態」のこと。

通常は先天的な感覚の性向のことをいいますが、練習すればある程度の共感覚を必ず持てるようになります と博士が書かれています。詳しくは下記ブログ記事で確認してください。苫米地博士の著書「洗脳護身術」(三才ブックス、開拓社より再販)より引用しています↓

 Q-233:「財布を娘に盗られた」といったvol.4:ユマニチュードの5つのステップ 前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27926812.html

 

 共感覚は内部表現を書き換えるのにとても役にたちます。「イメージする」「統合する」「書き換える」「落とし込む」は、まさに「内部表現の書き換え」です。

 

 では、なぜ共感覚をマスターすると内部表現を書き換えやすくなるのでしょうか?

 

 答えは「強烈な臨場感を生みだせる」から。

 前回(L-086)の追記中の博士の言葉どおり、リアリティ(R)は臨場感(V)とイメージ(I)によってつくられます。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式:I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 共感覚によって生みだす強烈な臨場感がリアリティを書き換える秘訣です。

 F-175:脳内を書き換えると「環境」が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

 

強烈な臨場感を生みだすと、まずは自分が深い変性意識に入ります。すると、次第にまわりも深い変性意識に引き込まれます。ホメオスタシスが同調するからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 共感覚を使って自分で作りだした強烈な臨場感空間(I×V)ですから、その世界(R)の支配者は自分自身です。

 それを言語化したアファメーションがこちら↓

 

 

 覚醒パワーで人々を啓蒙する言葉

 私は、私の臨場感の世界の支配者である。したがって、すべての人の選択はいつも私の思うようになっていることに気づいている。その責任感と充実感がいつもとても心地よい。

新・夢が勝手にかなう手帳 2022年度版・特別付録より

 

 

 では、具体的に説明します。

基本は、自分が普段考えている世界や感じている世界を、色だったら「音に変える」「味に変える」というように“違う感覚”に変えること。その訓練を毎日20分間、まずは3カ月間続けます。

 

 早速、今、目の前にあるものを1つ選び、視覚以外の感覚に置き換えてください。「音で例えると」「味にすると」「匂いなら」「感触は」といった感じで自由に変えていきます。その違う感覚へのマッピングが「共感覚」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 オタクな映画話で恐縮ですが、日本では20221月に公開されたMCUMarvel Cinematic Universe27作目の映画「Spider-ManNo Way Home」には、噂どおりのビッグサプライズが仕込まれていました。その他にもたくさんのサプライズがあり、例えば“ある人物”がMCUに初登場しています。盲目の弁護士/クライムファイター マシュー・“マット”・マードック/デアデビル(Matthew Matt Murdock / Daredevil)です。

 デアデビルの「レーダーセンス」と呼ばれる特殊能力は、まさに「共感覚」。視覚を失った代わりに手に入れた、四感(聴・嗅・触・味)による視覚化(マッピング)能力です。その能力を使って「目が見えないのに見える」「目で見る以上に見える」ことができます。

 (日本の漫画「るおうに剣心」にも同じような能力を持ったキャラがいますよねw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そんな能力を意図的に覚醒させるのが共感覚訓練です。「感覚の相乗り状態」を身につけると、高い抽象度のイメージであっても(I)、むしろ臨場感が増していき(V)、思いどおりに現実化できるようになります(R)。内省的吟味を加えやすくなるからです。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

もちろん、共感覚を入れたということで、自ら支配する変性意識下にいることになります。コントロールされた“Rゆらぎ”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28037699.html

 

 最後に、前回のワークについての補足をまとめます。「共感覚」を意識に上げながら、ワークをもう一度行ってください。気楽にw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

<補足>

1:苦痛をカテゴライズし、ゲシュタルトとして認識する

-「4つの苦痛」について、それぞれ共感覚的に感じる ex. 色・形・音・匂い・味・素材感・重さ

2:ゲシュタルトの統合(connect the dots

-「4つの苦痛」を感じながら、同時に全体を共感覚的に感じる ex. 色・形・音・匂い・味・素材感・重さ

→「全人的苦痛(トータルペイン)」(全体)と「4つの苦痛」(部分)を同時に感じられるようにイメージを繰り返す

 3:統合した「全人的苦痛(トータルペイン)」を「全人的幸福(トータルウェルビーイング)」に書き換える

  -ゴールをイメージしながら、色、形、素材感、重さなどを変えて、強化する

 *参考にこちらをどうぞ↓

 Q-289:ドーパミンの分泌をvol.9;「ストレスフリーでマインドのコントロールがうまくなる」理由>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29916746.html

 4:幸福を4つのカテゴリーに落とし込む。「身体的幸福」「心理・精神的幸福」「社会的幸福」「スピリチュアルウェルビーイング」

  -少しずつ鮮明(ex. 色、形、素材感、重さ)にする感覚。この時も「全人的幸福」を同時に感じ続ける

 

*「部分を統合し、全体を書き換え、部分に落とし込むワークver.2」はこちら↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30210986.html

 

L-088につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

ワークの参考にどうぞ。苫米地博士の著書「超一流脳のつくり方」(枻出版社、p71)からの引用です。

 

 

 五感をフルに働かせ、体感と未来の記憶を結びつける

 ゴールにリアリティを持つようにするには、ゴールを達成したときの感情にリアリティを持つことが重要です。実現させるには、こんな方法もあります。

 まず、人生を振り返って、楽しかった、すがすがしかった、嬉しかった、誇らしかった、気持ちよかったという5つの体験を書き出します。判断基準は、体感の強さです。5つ書き出せたなら、12回、4週間、繰り返し読み上げます。読むたびに五感をフルに働かせて追体験します。思い出すときは、「嬉しかった」と声を出して言うと効果的です。声にしてもう一度聞くことで、体感が強化されます。

 次に、やりたいことややりそうにないことに分け、自分のゴールを書きます。そして、そのゴールを達成している自分を思い浮かべます。そのゴールに先ほど思い出した体験に貼り付けてください。たとえば、仕事をバリバリこなす自分のイメージに誇らしい体感をミックスさせ、体感を伴う未来の記憶を合成します。最初は過去の記憶を思い出しながらじゃないとできませんが、慣れてくれば簡単に結びつけることができます。すると、デスクワークをしながら気持ちいいという状態をつくり出すこともできるのです。

 現在以外の過去、未来は想像でしかありません。言い換えれば、過去も未来も創造できるということになります。現在での願望は、もう未来そのものなのです。

 

 過去のポジティブな出来事と未来のイメージをミックスさせる

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

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F-227:ジョコビッチのwp

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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26282829.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳2022年度版



L-08620213月シークレットレクチャー -09;部分を統合し、全体を書き換え、部分に落とし込むワーク ver.2

 

20213月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

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 *初回講義(202011月)はこちら↓

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当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;「ゲシュタルトを統合する」という感覚

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 02;内省言語を発生させる

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 03;言語を用いたゲシュタルト構築 <基礎編>

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 05;「非言語」が重要なのはなぜ?

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 06;心の本質を捉える基本中の基本

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 08;「feel」の体感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30185249.html

 09;部分を統合し、全体を書き換え、部分に落とし込むワーク ver.2

 

 

 「何となく」

 それが超言語・超論理の右脳空間に構築された巨大で抽象的な構造を感じているときの感覚。「Don’t think, feel!」の「feel」の体感です。

 

 

では、「feel」を体感しながら、“何となく”ワークに取り組んでみましょうw

 前回の講義でも御紹介した「部分を統合し、全体を書き換え、部分に落とし込むワーク」のversion 2です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29515037.html

 

 

 <ワーク> 部分を統合し、全体を書き換え、部分に落とし込むワークver.2

 緩和ケアにおいては、苦痛を「身体的苦痛」「心理・精神的苦痛」「社会的苦痛」「スピリチュアルペイン」に分類します。それら4つの苦痛を、それぞれ個別に捉えるのではなく、全体として捉えるために「全人的苦痛(Total Pain)」という概念が生まれました。

 具体的には下図のような感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293317.html

 

 

全人的苦痛(トータルペイン)

厚生労働省HP>第2回終末期懇談会 資料2-2より引用

終末期医療に関する懇談会 (mhlw.go.jp)

 

 

 この「全人的苦痛(Total Pain)」を使ったワークです。

 

1:苦痛をカテゴライズし、ゲシュタルトとして認識する

「身体的苦痛」「心理・精神的苦痛」「社会的苦痛」「スピリチュアルペイン」についてしっかり考察し、それぞれを言語を使わずにイメージしてください(ゲシュタルト化)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

*「大脳辺縁系的な思考停止(Fight or Flight)」に陥らないように、しっかりエモーションコントロールを!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 *エモーションコントロールはこちら↓

 F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

 

 

2:ゲシュタルトの統合(connect the dots

「身体的苦痛」「心理・精神的苦痛」「社会的苦痛」「スピリチュアルペイン」のイメージを同時に観ながら、ひとつにまとめていきましょう。

すると、4つの「苦痛」(部分)をひとつ上の抽象度で「全人的苦痛」(全体)とする視点ができあがります。それがゲシュタルトの統合(connect the dots)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

その統合されたイメージ、すなわち「全人的苦痛」を言語を使わずに感じてください。色や音、味や触感にフォーカスしながら。

 

 

 3:統合した「全人的苦痛(Total Pain)」を「全人的幸福(Total Well-being)」に書き換える

 ひとつ上の抽象度に上がった感覚をしっかり維持したまま、シンプルに「苦痛(pain)」から「幸福(well-being)」に書き換えます。

 ここでのポイントは、もちろん「言語を使わない」こと。Don’t think. Feel

 

 前頭前野での自動思考(=ブリーフシステムによるHabitAttitude)をしっかり止めたまま、色や形などのイメージだけを自由自在に書き換えます。

例;🔻pain) → well-being

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 その漠然としたイメージが新たなゴールの“種”!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 4:「幸福(well-being)」のイメージを具体的にしながら4つのカテゴリーに落とし込む。「身体的幸福」「心理・精神的幸福」「社会的幸福」「スピリチュアルウェルビーイング」

ここでのポイントは“少しずつ具体的にする感覚”。具体的にする=抽象度を下げながら、言語化のギリギリ手前でイメージをキープしてください。

 

 その状態のまま、1)本当に心から望むものか?、2)自分中心を捨てているか?、3)現状の外か? を確認してください。言語を使わずにw

 

 繰り返し行っていたら、だんだん非言語で確認できるようになります。例えば、

1) 心から望む → ワクワク・ウキウキ

2) 自分中心を捨てる → スッキリ

3) 現状の外 → ドキドキ・ヒリヒリ

といったような体感で判断するというように。

 

 この3つをクリアしていたら、それは新たなゴール!

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 2)自分中心を捨てた3)現状の外の「身体的幸福」というのは、とくに想定が難しいかもしれません。スコトーマが外れる感覚を楽しみながら取り組んでください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 気楽にどうぞw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 最後に、苫米地博士の著書「超一流脳のつくり方」(枻出版社、p70)から引用します。ワークの参考にされてください。

 

 

 ゴール達成に臨場感とイメージを! 逆算して未来の記憶をつくる

 リアリティは臨場感とイメージによってつくられます。たとえば、妖怪は怖いというイメージがあります。妖怪なんていないと思っても、よくできたコミックを読めば鳥肌が立ちます。それはコミックの世界に臨場感を覚えているから。脳は現実に怖い目に遭遇したときと同じような反応をするのです。言葉だけで怖いというリアリティを生み出します。つまり、臨場感とイメージがあれば、リアリティは簡単につくれるのです。臨場感は、その情報と自分の記憶が結びつくことで生まれます。

 ゴールの達成には、強い臨場感を持つことが大切です。たとえば、ビル・ゲイツをしのぐ金持ちになるというゴールを設定したとします。ビル・ゲイツの資産は2013年時点で推定720億ドル。7兆円以上の資産を持っていることになります。これを超える資産を築くことをイメージできますか? 照らし合わせる記憶がないために、臨場感が持てない人がほとんどでしょう。でも、そこでゴールへ向かう自分のイメージに臨場感を持つようにします。未来から現在を逆算し、あるべき自分の姿をイメージし、臨場感を持つようにします。ゴールから逆算して未来の記憶をつくり、今に臨場感を持たせるのです。この世界はすべて情報で成り立っています。自分自身すらも情報です。DNAがあって、心臓があって、骨があって、髪の毛がある。ゴール設定も情報に基づいて設定したいものですね。

 

 臨場感とイメージがあればリアリティは簡単につくれる

 

 引用終わり

 

L-087につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 言語を使わずに「イメージする」「統合する」「書き換える」のは簡単ではないはず。とくに「落とし込む」のは難しかったのではないでしょうか?

 次回は「言葉を使わずに臨場感を高める“秘技”」を取り上げます。お楽しみに。

 

  

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L-08520213月シークレットレクチャー -08;「feel」の体感

 

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 01;「ゲシュタルトを統合する」という感覚

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 03;言語を用いたゲシュタルト構築 <基礎編>

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 04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

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 05;「非言語」が重要なのはなぜ?

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 06;心の本質を捉える基本中の基本

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 07;内省言語を「言語を使わないで引き起こす」ために

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 08;「feel」の体感

 

 

言語により構築された世界を超えて非言語情報処理を行うことができるようになる

 

 それは、脳の機能でいえば「前頭前野外側部を抑えて、前頭前野内側部を活性化させる」こと。苫米地理論では「左脳言語野を抑え、右脳言語野を活性化させる」状態です。

 

 その実践として、私は言語を使わずにコンセプチュアル・フローを行っています。「思考の3つの軸」でいうなら、「言葉(Words)」を封印したまま、「映像(Pictures)」と「感情(Emotions)」でゲシュタルトを作っていくイメージです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ここでの「映像(Pictures)」とは、現状の外にあるゴールのイメージ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

具体的な情景ではなく、あくまでも抽象的な(=抽象度の高い)イメージです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そして「感情(Emotions)」とは、動物的(本能的)なものではなく、人間的(社会的)なもの。「怒り」で例えるなら、大脳辺縁系での「私憤」「動物的怒り」ではなく、前頭前野内側部での「公憤」「人間的怒り」です。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 それは抽象度の低い「情動」ではなく、論理を超えた「社会的情動」。苫米地博士は「感性」と表現されています。

 S-02-12:“超論理”を表現する言葉

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19021726.html

 

 

言語により構築された世界を超えて非言語情報処理を行うことができるようになる

 

 あえて「言葉(Words)」を封印したまま、「映像(Pictures)」と「感情(Emotions)」でゲシュタルトを作っていくことを少し具体的にいうと、色や形、重さや素材感(フカフカ・フワフワ)などを感じながら巨大なイメージをつくり、そこに心が震えるような情動(感動)を重ねていく感じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

「言語(Words)」が浮かんだら「喝!」(もちろん非言語でw)。すぐに「言語」を切り離し、「映像」×「感情」でイメージを作りなおしていきます。

 

 その時のポイントは「リラックス」(物理空間=情報空間の底面)と「気楽」(情報空間)。

 そのために行うのが逆腹式呼吸です。

 F-217:不安と不満の1st.Step;「どうせ私なんか」と思った時は

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27570183.html

 

 *「物理空間」「情報空間」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 今回はもう一つ“秘伝”をお伝えします。それは「何となく」という感覚。

 

 以下、苫米地博士の著書「人間は『心が折れる』からこそ価値がある」(PHP研究所、p44)より引用します。

 

 

 “論理を超えた超論理”である社会的情動の「何となく」というしくみはすごい

 情報処理をするときに、論理的に思考を続けていくと永遠に結論を出せないことがあります。抽象的な思考は特にそうですが、世の中のほとんどのことには「唯一絶対の答え」などというものはありません。

 哲学的にいうと、「知識の完全性」というものはないのです。知識は不完全性の世界ですから、どれだけ推論を続けていっても永遠に結論を出すことはできません。どこかでその推論を打ち切る必要があります。

 大量の情報の中からバランスのとれた状態で結論を出すことに役立つのが「情動」だと、これまで述べてきましたが、実は、「怖い」「嫌い」「好き」といった、どちらかといえば原始的な情動よりも、もう少し高度な情動を人間は備え持っているのです。

 それが「社会的情動」と我々が呼んでいるものです。一応、情動という言葉がついていますが、「論理を超えた超論理」のような情報処理のしくみです。

 脳の前頭前野の外側部は論理を司っていますが、前頭前野の内側部は社会的情動を司っています。この内側部の社会的情動の働きで、矛盾した状況の中でも答えを出せるのです。

 あるテーマについて考えていくと、「論理で出した答え」と「情動で出した答え」が矛盾することがあります。たとえば次のような例です。

 

 「死刑囚は死刑執行されるべきだ」

 「でも、かわいそうじゃないか」

 

 こんなときには結論を出せなくなります。それを前頭前野の内側部の「社会的情動」がバランスをとって何とか結論を出してくれます。論理ではないので、「理由は?」と聞かれても答えることはできません。強いて答えるとすれば、「何となく、そう思った」となるでしょう。

 長期的な戦略と短期的な戦略もよく矛盾します。

 

 「今期を黒字にしなければいけない」

 「今期が赤字になっても、将来への投資をすべきじゃないか」

 

 こういう問題も簡単に結論は出せません。そのあたりのところを上手にバランスをとって、「最適な解ではないかもしれないけれども、まあこれでいいだろう」という解を短時間に導き出せるしくみが社会的情動です。

 そこで出された答えは論理的には矛盾していることがあります。他人からは、「昨日いっていたことと、今日いっていることが違うじゃないか」といわれかねないのですが、「昨日はそういったかもしれないけど、でもこっちのほうがいい気がしたんですよ」というような答えになります。何の論理性もないのだけれども、「何となく」という感覚がバランスをとって答えを出しているのです。

 この「何となく」というしくみも、矛盾した現実社会の中でバランスをとりながら生き延びていくためのしくみです。これも人工知能に組み込んでやる必要があります。そうしないと、矛盾を抱えたときに人工知能が判断しきれなくなってしまいます。限られた時間の中で、どこかで推論を打ち切って結論を出すしくみが必要なのです。

 最初は「コンピュータのくせに、昨日いったことと矛盾するじゃないか」と不信感を持つかもしれませんが、それでいいのです。人工知能自身が矛盾の中から少しずつ学習していき、次第に適切な判断ができるようになっていきます。情報がたまっていくにつれて判断が変わっていきます。

 引用終わり

 

 

 「何となく」

 それが超言語・超論理の右脳空間に構築された巨大で抽象的な構造を感じているときの感覚。「Don’t think, feel!」の「feel」の体感です。

 

L-086につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

「何となく」

 それが超言語・超論理の右脳空間に構築された巨大で抽象的な構造を感じているときの感覚。「Don’t think, feel!」の「feel」の体感です

 

 ただし、論理的思考を徹底的に行った上での「何となく」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

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 S-01~:よりよい“議論”のために(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11613757.html

 

 

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PMⅠ:The Power of Mind

PM-06:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題

PM-06-12:仮説07)思考停止

 

この章(第六章)では、「院長を務めていた病院へのコーチング導入“失敗”」という事例について、仮説を立て、トゥイーキングを行っていきます。その目的(ゴール)は、「失敗から学び、“いのちの現場”にコーチングをしっかり届けること」です。

告知:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13216030.html

“失敗”を解決する方法:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

 

仮説07)思考停止

 

 前回(PM-06-11)は「私憤」と「公憤」の違いについて、脳の機能や人類の進化と絡めて説明しました。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14107083.html 

 

 亡くなった先代の院長はもちろんのこと、経営陣の皆さんもいつも情動的だったわけではありません。抽象度の低い煩悩的なゴールのために医療・社会福祉法人を運営しているわけでは決してありませんでした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

そのことは病院長として経営陣と関わりながらしっかりと感じていました。それだけに「人間形成」「人材育成」という経営の重要事項に関して「私憤」レベルであり続けることが不思議でなりませんでした。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

「何が問題なのか?」を私の無意識は考え続けていたのだと思います。ある日の午後、病棟に張り出された懇親会の案内を眺めていたときに、その答えが急にひらめきました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

その案内には、ブルース・リーの写真とともに、「考えるな、感じろ」というコピーが書かれていました。

 

 

「考えるな、感じろ (Don’t think. Feel.)」という言葉は、「燃えよドラゴン(英題:Enter the Dragon)」という映画の中での主人公の台詞です。

 

ここでいう「考えるな(Don’t think)」というのは、「思考、つまり情報処理活動をするな」という意味ではなく、「言語情報処理をするな」という意味です。

 

詳しくは「言語により構築された世界(抽象世界)を超えて、非言語情報処理を行え」という意味。その「非言語情報処理」を「感じる(Feel)」と表現しているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542426.html

 

脳の機能でいえば「前頭前野外側部を抑えて、前頭前野内側部を活性化させよ」ということであり、苫米地理論でいえば「左脳言語野の活性を抑え、右脳言語野を活性化せよ」ということです。

それは天才が行っている脳の使い方であり、達人が到達している究極の境地です。

 

法人で取り組んでいた禅も「言語情報処理を非言語情報処理優位におきかえる方法」です。その前提として言語情報処理についてしっかり理解・体得していなければ、つまり認知科学や機能脳科学について学び、ディベートなど実践を通じて論理的思考を磨きあげていかなければ、到底マスターすることはできません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11594310.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_254557.html

 

禅に取り組み、「空(くう)」を体得することを目標としていた法人にとって、その前提となる顕教的な知識とスキルを得ることはとても重要だったはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

法人のゴール達成のためにも、私は自分が学んできた知識やスキルを開示し続けてきました。守秘義務の境界ギリギリで。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

「前頭前野外側部を抑えて、前頭前野内側部を活性化すること」「左脳言語野の活性を抑え、右脳言語野を活性化すること」は究極の思考といえます。

 

それは第五章で取り上げた教育という観点から考えてもとても重要です。自由に大きく関係するからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124525.html

 

非言語情報処理が行えるということは、世の中にはびこる言語束縛から逃れているということであり、より抽象度の高い世界で生きているということです。

より情報量の少ない世界に高い臨場感を感じているのですから、それだけ自由であるといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

 その自由の対極にあるのが「思考停止」です。
 ブルース・リーの例えでいえば、「Don't think」だけで「Feel」がない状態。

今回の事例でいうと、情動的なレベルにとどまり続けた経営陣は思考停止の状態だったといえます。「ファイト・オア・フライト」を克服しようとせず、自ら自由を手放したのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

さらに残念なことに、コンフォートゾーンを同じくするスタッフに、そのような生き方を強いているように見えました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

「バイオパワー(生権力)」の行使です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

では、なぜ自ら思考停止してしまったのでしょうか?

 

 

答えは、おそらく、そのほうがラクだから。それはとても危険なことであり、リーダーが一番避けなければならないことです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html

 

釈迦はアプリオリなものはないということを悟りました。そして、その真理はクルト・ゲーテルにより示され、グレゴリー・チャイティンにより完全に証明されました。それを「不完全性定理」といいます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

不完全性定理以降の現代に「絶対に正しいもの」はありません。「唯一のモノサシ」は存在しないのです。それは「人類はどこまでも考え続けることができる」「さらに進化・向上することができる」ことを示唆しています。

 

釈迦が見いだし、大乗の発展の中で完成された「空」の哲学は、私たちに思考し続ける生き方を促しています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

「思考せず奴隷として生きるか、思考し続け自由を手に入れるか」それを思考し、自ら選択することが、現代を生きる私たち一人ひとりに求められているといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10543825.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10543909.html

 

 そして、それは組織や会社という小さい単位の話ではなく、社会全体や未来の存続に関わる重要な問いかけであるといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 

仮説07:思考停止していないか?>

 

トゥイーキング07:言語を超えた思考を続け、自由を手に入れる

 

    「前頭前野外側部を抑えて、前頭前野内側部を活性化すること」「左脳言語野の活性を抑え、右脳言語野を活性化すること」は究極の思考法

    不完全性定理が証明された現代の生き方を極論すれば、「思考せずに奴隷として生きる」or「思考し続け自由を手に入れる」の二択

 

 

(つづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

思考停止という病



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