Q-001:三現主義

 

コメントをいただきました。ありがとうございます。

 

「今回のブログも楽しみに待ってました。さて抽象度について改めてイメージできました。仕事柄、臨場感を忘れないように三現主義を意識し、なりたい自分をイメージする時には抽象度を上げることを意識して取り組んでおりますが、タケハラさんのブログで再認識できました。」

 

 

「三現主義」を調べると、「問題解決するときの1つの姿勢。『現場』に出向いて『現物』に直接触れ、『現実』をとらえることを重視する。 生産分野においてとくに重要とされてきたもので、日本の高度経済成長を支えた精神として認識されることもある。空理空論を展開するのではなく3つの『現』にアプローチすることは、あらゆる領域の問題解決において共通して重要である」(コトバンク)とあります。

 

 「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」というセリフが印象的な映画もありましたが、現場は一番情報量が多い空間ですので、現場感覚抜きではスコトーマができてしまう危険性があります(スコトーマ等のコーチング用語については第二章で解説します)。

 

 しかし、一方で、現場感覚にとらわれてしまうと、より自由な発想ができません。

 

そこで「抽象度」がポイントになります。

 

高い抽象度の情報空間と情報量の多い物理空間(現場)を行き来できる感覚が保てれば理想です。“現状の外”にある未来を志向した上で、高い抽象度で思考し、現場で施行する感覚でしょうか。
 苫米地博士がよく話される表現でいうと”ゲバラ主義”です。

 

「臨場感を忘れないように三現主義を意識し、なりたい自分をイメージする時には抽象度を上げることを意識して取り組んでおります」という言葉には、その感覚が含まれています。苫米地式認定コーチとして、私はあなたの成功を保証します。ぜひ新たな環境を楽しみながら、そのまま取り組んでください。

 

 最後に、今回のテーマをシンプルに語っているセオドア・ルーズベルト(アメリカ合衆国 第26代大統領)の言葉を紹介いたします。

 

どんな時でも目は星に向け、両足は大地を踏みしめよ

セオドア・ルーズベルト

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)