苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:一人一宇宙

F-354:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.6(最終回);HealingCoaching the worldw1w2…

 

 体感的には「あっという間」ですが、苫米地博士と情報的に出会ってからそろそろ15年、苫米地式認定コーチとしてはもうすぐ10年目に入ります。

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 いつの間にか、私も、まわりも、激変してしまったよう

 

 その変化を噛みしめながら、コーチとして「縁起宇宙(w1)の再構築」について考えてみました。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 vol.1Off the wall

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34369807.html

 vol.2IWe are the world

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34422350.html

 vol.3Starting with the man in the mirror

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34474558.html

 vol.4Another MJ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34521440.html

 vol.5Heal the world

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34599783.html

 vol.6HealingCoaching the worldw1w2…

 

 

 前回(F-353)、いったんこのシリーズを中断して、苫米地博士の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)での講義を取り上げました↓

 F-353:“覚醒”の夏に向けて習得! 苫米地式「オーセンティック・コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34650757.html

 

 その中で博士が言及されていた「w”は可能世界である」を、コーチング実践前にしっかり理解(体得)していることが重要。私はその理解(体得)が“覚醒”だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 私たちが現実だと思っている目の前の世界は、じつは、「一番臨場感が高いイメージ」にすぎません。つまり、「すべて幻想であり、“w”は可能世界として無限にひろがっている」ということ。それがこの世界(宇宙)の理です。

 その理をプリンシプル化したものが「I×V=R」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html


 さて、MCU的「Multiverse」が抱えているスコトーマはクリアでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 一緒にスコトーマを外す前に、あらためて「Multiverse」について確認しましょう。「どこにスコトーマがあるのか?」「スコトーマを外すためにはどうすればいいのか?」と考えながら読み進めてください。

 (ヒント:“視点”を意識に上げてください)

 

 

 Wikipedia内で「マルチバース」を検索すると、「多元宇宙論」に転送されます。そこにはこのように記載されています。

 多元宇宙論 - Wikipedia

 

 現在の宇宙論がインフレーションを想定する限り、観測可能な宇宙以上の空間を必然的に内包する。

 つまり同一のビッグバンから生まれた領域内に、決して物理的に干渉、観測できない領域を複数選ぶことができる。物理的に干渉できないのだからこれは一種の別の宇宙であり、平行宇宙である。ただし基本的には超遠方であるだけであって、基本的な物理法則、物理定数、および素粒子の種類は合致すると考えられる。

 引用終わり

 

 「インフレーション」とは、「初期の宇宙が指数関数的な急膨張(=cosmic inflation)を引き起こした」という初期宇宙の進化モデルのこと。提唱者は東京大学名誉教授の佐藤勝彦さんです。

 

インフレーション期を経た宇宙膨張の概念図(Wikipedia)

インフレーション期を経た宇宙膨張の概念図

「宇宙のインフレーション」(Wikipedia)より引用

宇宙のインフレーション - Wikipedia

 

 

 簡単にいうと、「宇宙は真空エネルギーが相転移して、ビックバンを経て形成された」という理論。その相転移は、同時に(一斉に/一気に)起こるものではなく、必ず局所的にはじまるとされています。例えば、水が氷になるときに、同時に(一斉に/一気に)氷になるのではなく、部分的に氷になっていくイメージです。

宇宙において相転移が局所的(部分的)にはじまるということは、「相転移が終わったところ」と「まだ相転移の途中のところ」が混在していることを意味します。

相転移が終わった空間では膨張がはじまります。すると、その空間の一部である相転移途中の空間は膨張から取り残されてしまいます。その相転移途中の空間の内側ではインフレーションによる急激な膨張が起きているのだそう。

つまり、「膨張の速度が遅い空間でも、内側は急膨張している」。

これがアインシュタインの相対性理論から導き出される「ワームホール(時空のある1点と他を結ぶ空間領域)」であり、異次元空間(多元宇宙)が存在するという根拠。

 S-02-11:アインシュタインの“直観”の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18911304.html

 

シンプルにまとめると、1)最初にインフレーションが起きた宇宙を母宇宙と呼ぶ、2)その中でワームホールに子宇宙ができ、その中にさらに孫宇宙ができる、3)この連鎖により宇宙の多重発生が起き、無限に宇宙が存在することになる

 …これが「Multiverse」のイメージです。

 

 

 では、あらためて質問です。

苫米地博士に学ぶ者たちにとって、もちろん「Multiverse」は真ですが、この“視点”のままでは十分ではありません。

 

スコトーマは(case-side)?

スコトーマを外すためには(plan-side)?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

 では、私の答えを。

先ほどまでの「Multiverse」とは、すべて物理空間のこと。「多元宇宙論」は物理学の理論であり、抽象度を軸にした場合の情報空間(宇宙)の底面の話です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

 物理空間にフォーカスすること自体はまったく問題ありませんが(focus of attention)、高次元への意識(concentration)がないと、無限に近い“可能世界(宇宙)w”を認識できなくなります。スコトーマに隠れるから。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 「高次元への意識(concentration)」を違う表現であらわすと、「さらなる現状の外の探究」といった感じでしょうか。つまり、ゴール設定(再設定)のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールの基本条件は、1)現状の外、2)心から望むこと、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、そして4)自分中心を捨て去る。

 L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 ゴールとなるものは、決してひとつではありません。ゴールのカテゴリ自体がたくさんあり、そのカテゴリごとに複数のゴールがあってかまいません。さらには、ゴールは更新するもの。そのゴール(潜在的なゴールも含めた)すべてが“可能世界(宇宙)w”です。

 F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 ということは

 

 以下、苫米地博士の著書「人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44 もう、努力してはいけない!」(学研プラス、p174)より引用します。

 

 

ルール44 自分自身のたな卸をする

 たな卸しというのは、普通は「帳簿上の在庫と実際の商品在庫との差異を把握するために行う在庫確認のこと」を言います。ですから、「自分自身のたな卸」と言うと、「これまでに自分自身に起こったことを再確認する」とか「自分自身をもう一度よく見直してみる」という意味だと思う人もいるかもしれません。

 「自分自身をよく見直してみる」というのはたしかに大事なことです。止観という、「煩悩を止めて、自分自身をよく見つめること」は私がいつもお勧めしていることでもあります。

 ただし、ここでいう「たな卸」の意味は少し違います。「人生が変わる」という視点から言うと、過去の自分、過去の記憶を精査しても、意味がありません。過去はすでに過去であり、現在や未来に影響を及ぼしません。人生を変えるには過去を利用するのではなく、未来に対して働きかけることが重要なのです。

 では、「自分自身のたな卸」とは何をするのでしょうか。それは、「ゴール(夢、目標)のたな卸をする」ということです。

 夢、目標、ゴールを設定しようとすると、多くの人が「お金持ちになる」とか「社長になる」など、一つの答えになってしまいます。しかし、ゴールが一つだと、一つのことだけに縛られてしまったり、そのゴールが本当の自分のゴールではなく、他人に仕掛けられたものだった場合、修正がしづらくなってしまいます。

 お金があってもいいですし、社長を目指してもいいのですが、人生そのもののゴールがそこだけになってしまうのは危険です。

 スポーツ・アスリートが「オリンピックで金メダルを取る」というゴールを設定してもかまいませんが、それが人生のゴールだとしたら問題なのです。

 その解決策は、「常に人生に関して複数のゴールをもつ」というものです。

 お金についてのゴールがあったら、それ以外のゴールも考えるのです。例えば、趣味や職業、家族のこと、健康のこと、社会的な(コミュニティなどへの)貢献、スピリチュアルなこと(精神性≒宗教的なもの)、生涯教育のような知識について、レジャーについてなど、さまざまな分野で人生にまんべんなくゴールを設定するのです。

 ゴールをたくさん設定してしまうと、ゴールへ向かう力が分散されてしまうのではないかと思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。いや、それどころか、ゴールへ向かう力はかえって増すことになります。なぜなら、現状とゴールとの差が大きいほどゴールへの推進力は増すわけですから、現状とかけ離れたゴールが複数あれば、推進力もかけ算式に増していくことになるからです。

 人生は一つの夢がかなえばそれで終わりではありません。多くの人がお金に固執しがちですが、お金は資本主義社会において道具にすぎません。それ自体が目的化することはありえないはずなのです。

 ゴールにはバランスが必要です。投資の際のポートフォリオと同様です。いろいろな分野でゴールを設定して、それぞれについてアファメーションを作成します。いくつも唱えることになりますが、それが人生を変えることにつながります。

 

 さて、「たな卸」の話に戻りましょう。

 この複数のゴールを定期的に「たな卸」します。つまり、複数のゴールどうしがどのような関係になっているかを見るのです。

 例えば、あるゴールと別のゴールが相対関係にないか、あるゴールが別のゴールを包摂しないか、あるゴールと別のゴールが対立しないかなどについて、細かく吟味するのです。

 こうすると、おのずとゴールの優先順位が決まってきます。目の前の最優先はなんなのかがわかると、とりあえずはそこへの推進力を強くしていけばいいことがわかります。ただし、優先順位を決めることは、ゴールを一つに決めることではありません。あくまでも、ゴールは複数持ってください。最低でも5~10個の人生におけるゴールを異なる分野に分散させて持ちましょう。そして、それらの関係を定期的に精査することで、ゴールの実現もより近くなっていくことを忘れないでください。

 引用終わり

 

 

 常に人生に関して複数のゴールをもつ

 

 その「複数のゴール」を常に意識に上げ続けることが、「高次元への意識(concentration)」です。それは「意図(intentionality)」を感じ続けることでもあります。

 Q-333:「記憶が抜ける」ようなvol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 

 この複数のゴールを定期的に「たな卸」します。つまり、複数のゴールどうしがどのような関係になっているかを見るのです

 

 これは「Multiverse」の「たな卸」。

 さらなる現状の外へゴールを設定し(off the wall)、そこに向かって挑み続けていると、苫米地博士が語られていた「一人の自分だけではつまらない」を克服していくことができるでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 それが「HealingCoaching the worldw1w2…)」

 そして、それは「Heal the IWe are the world”」でもある

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「縁起宇宙(w1)の再構築」を考察しながら、私はそのようなイメージを体感しました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-告知1

2024年度のオンラインセミナーは、8月とR7.2月に開催する予定です(変更しました)。

セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明と募集の御案内を行います。

開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

Q-255:バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

Q-362~:各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428110.html

Q-374~:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429253.html

Q-376:バランスホイールはクライアントが書き込んでコーチに見せるものなのですか。バランスホイールの内容について、コーチはどこまで口を出していいものなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34542064.html

Q-377:同じ抽象度で最適化されたゴールのような気がします

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34573983.html

 

 

人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 絶対成功する44のルール eBook : 苫米地英人:

 

 


F-352:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.5Heal the world

 

 体感的には「あっという間」ですが、苫米地博士と情報的に出会ってからそろそろ15年、苫米地式認定コーチとしてはもうすぐ10年目に入ります。

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 いつの間にか、私も、まわりも、激変してしまったよう

 

 その変化を噛みしめながら、コーチとして「縁起宇宙(w1)の再構築」について考えてみました。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 vol.1Off the wall

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34369807.html

 vol.2IWe are the world

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34422350.html

 vol.3Starting with the man in the mirror

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34474558.html

 vol.4Another MJ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34521440.html

 vol.5Heal the world

 

 

 以前(F-349/vol.2)、「一方でさらなるゴールを追い求めながら、常にエモーションコントロールを行いつつ、一方でしっかり直接的行動をし続ける」ことが、苫米地理論やコーチングの根底にある「中観思想」だと書きました。苫米地博士は「ゲバラ主義」とも表現されます。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 さらに「一人一宇宙」を加えると

 

 一方で「一人一宇宙」を理解し(=「I」の集合が宇宙という感覚)さらなるゴールを追い求めながら、常にエモーションコントロールを行いつつ、一方で「すべてはつながっていてひとつ(=We are the world)」としっかり感じながら直接的行動をし続ける

 

その双方向性のなかでゴールに向かい「慈しむ」ことを続けると心の平和が実現していきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 私は、一人ひとりの“心の平和”こそが「Heal the world」だと思っています。そう、“MJ”=マイケル・ジャクソンが優しく歌うこのイメージです↓

 Michael Jackson - Heal The World (Official Video) (youtube.com)

 

 

 前回(F-351/vol.4)のanother MJ”とは、映画「Spider-ManNo Way Home」(2021年)に登場する“ヒロイン”のことでした(詳しくはMichelle Jones-Watson)。

 

 「NWH」は、「Iron Man」(2008年)から始まったMCUMarvel Cinematic Universe)映画の27作目。

MCU映画は公開順にphase分類(ゲシュタルト化)されていて、現在はphase 5。「NWH」は1つ前のphase 4に属します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

ちなみに、phase 1~3までは「Infinity Saga」、phase 4~6は「Multiverse Saga」と呼ばれています。さらにオタクな話をすると、「Infinity Saga」は映画23作品でひとまとまり。「Multiverse Saga」からは『Disney+』で配信されるドラマやアニメが加わっており、phase 4以降はドラマ&アニメ17作品+映画10作品で進行中。今夏(2024年)公開予定の「Deadpool Wolverine」が11作目の映画(MCU全体では34作目)となります。

 F-235:自由訳「revenge」と「avengevol.2;「re」と「a」の記憶

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28474895.html

 

Multiverse」とは、「宇宙」を意味する「Universe」の「Uni(単一の)」を「Multi」に置き換えた造語です。「宇宙は私たちが存在している宇宙だけではなく、別に、または無数に存在するかもしれない」という仮説に基づく世界(宇宙)観で、「多元宇宙」「平行宇宙」などとも呼ばれています。

実写版“スパイダーマン映画”を例にすると、サム・ライミ監督の3部作、マーク・ウェブ監督の2部作、そして「NWH」を含むジョン・ワッツ監督の3作(4作目制作の噂あり)はそれぞれ独立した別々の存在でしたが(Universe)、「NWH」で見事に統合されて1つの可能世界となりました(Multiverse化)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

NWH」が素晴らしいのは、それまでの各宇宙(Universe)での主人公やヴィランの“痛み(とくにスピリチュアルペイン)”が解消されていくこと。まさに「Heal the world」です。

L-00720201月シークレットテクチャー -07;スピリチュアルペインとは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

いや、いや、うまくことが運ぶのは映画の中の話だから。現実はそんなに甘くない

 

 そんな声が聞こえる気がしますw

 今、臨場感が下がっていませんか?

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? ~Indy 5」の… ~ vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

 「映画の中だからうまくいく。現実はそんなに甘くない」は、もちろんそのとおりでしょう。でも、そのイメージに留まったままであれば、いつまで経ってもヒーリングはできません。もちろん、コーチングも。なぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そう、この世(&あの世)の理は「I×V=R」だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 ところで、MCU的「Multiverse」には大きなスコトーマがあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そのスコトーマが体感を伴って外せていること、すなわち“覚醒”が、シンのヒーリングやコーチングには欠かせません。

 L-11320219月シークレットレクチャー -01;夢

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32063846.html

 

 ここは「縁起宇宙(w1)再構築」のために、とても重要な部分。じっくり考えていただきたいので、この続きは2週間後に投稿します(F-354/vol.6)。その間、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス)を参考に、じっくりと考察してください。

以下、同書(p75)より一部引用します。Feel

 

 

現実とは幻想の共有に過ぎない

 人間は、ある情報空間の中で、情報を共有することができます。これはホメオスタシスという人間が持っている機能が関係しています。

 ホメオスタシスとは、恒常性維持機能のこと。人間はストレスとなりうる外界の環境の変化に対して、常に安定した恒常的状態を保とうとする仕組みを持っています。ホメオスタシスは、生体を生きながらえさせるために、外界とフィードバックして常に自分の情報を更新します。

 このホメオスタシスがある情報空間とフィードバックすると、人間はその空間に臨場感を持つことができます。臨場感とは、さもその場に身を置いているように感じることで、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚……。ある空間に対して、あたかも五感で感じているような感覚です。

 1つの情報空間に、ホメオスタシスのフィードバックによって臨場感が高まると、その空間が自分にとっての現実(リアル)となります。目の前の物理的現実世界はもちろん、本の中の仮想世界や空想で生み出した世界も現実となるのです。

 これが、人々の間で約束事を生み、幻想を共有させています。

 仮にあなたが、「私は社長になりたい」と思っていても、所詮は約束事です。極めて狭い空間、短い期間内の約束事でしかありません。一部の人にしか通用しないことは、幻想に過ぎません。

 

 すべては、自分の心の中の世界です。それも自分の心が認めているごく小さな約束事です。

 電車の中で威張っている中年男性と若者が遭遇しても、彼らには物理的な光の反射、電車の振動くらいしか共有していません。それ以外には、何の約束事もないのです。ですから、中年男性がどれほど会社で偉くても、若者が擦り寄って挨拶することはありません。

 もし、中年男性が自分に関係が深いという意味で偉いということを若者が共有していれば、若者はすぐにでも挨拶するでしょう。自分が着席していたら、慌てて立って席を譲るかもしれません。でも、実際には共有していないので、そんなことはないのです。

 かつての日本には、年輩の人達がそういったことを期待していた節がありました。年功序列が当たり前だった頃は、年を取っている人は偉いということが社会全体で多少は共有されていたのでしょう。

 

 時代をもっと遡れば、そういった儒教的思想はさらに強く共有されていました。江戸時代の身分制度を見ても明らかです。平民が問答無用で平伏していた大名行列などは、まさに権威だけで人を従わせる典型的な悪例です。

 今でも儒教的思想は多少残っているところはあります。ただ、大名行列のような権威を振りかざして従わせることはありません。ですから、偉そうに振る舞う人に全く面識のない私たちが挨拶するというような愚挙は起こりません。

 身なりも関係ありません。どれだけ高給ブランドのスーツを着ていようが、貴金属を身に付けてようが、「あ、そう」で終わりです。

 にもかかわらず、ステータスが高い(と思い込んでいる)人達は、そのことに気付いていません。滑稽にも、皆が自分に擦り寄ってきて当たり前だと勘違いしています。ですから、電車やレストランでも偉そうな態度を通しているというわけです。

 引用終わり

 

F-354につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 この続きは2週間後に投稿します(F-354/vol.6)。その間、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス)を参考に、じっくりと考察してください

 

 次回の投稿(F-353)も「Multiverse」がテーマです。苫米地博士の最近の講義をまとめます。MCU的「Multiverse」が抱えるスコトーマを外し、“覚醒”するためのきっかけにしてください(こちらもどうぞ↓)。

 L-09220217月シークレット… -04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30558230.html

 

 

-告知1

2024年度のオンラインセミナーは、8月とR7.2月に開催する予定です(変更しました)。

セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明と募集の御案内を行います。

開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

L-09020217月シークレットレクチャー -02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

L-11420219月シークレットレクチャー -02;夢=w1=高次の抽象度空間にひろがる縁起

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32099568.html

L-11920219月シークレットレクチャー -07;人間だから持つことができる強大な生命力

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32215001.html

Q-230~:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416986.html

Q-329:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています <vol.4;自己イメージと臨場感世界は双方向性を持った縁起>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31941786.html

 

 

幻想と覚醒

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 幻想と覚醒 eBook : 苫米地英人:

 



F-351:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.4Another MJ

 

 体感的には「あっという間」ですが、苫米地博士と情報的に出会ってからそろそろ15年、苫米地式認定コーチとしてはもうすぐ10年目に入ります。

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 いつの間にか、私も、まわりも、激変してしまったよう

 

 その変化を噛みしめながら、コーチとして「縁起宇宙(w1)の再構築」について考えてみました。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 vol.1Off the wall

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34369807.html

 vol.2IWe are the world

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34422350.html

 vol.3Starting with the man in the mirror

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34474558.html

 vol.4Another MJ

 

 

 ここまで「Off the wall」「IWe are the world」「Starting with the man in the mirror!」というサブテーマで書き綴ってきました。気楽に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

サブテーマの“サブ(sub)”とは、「下位の」「補助の」「副の」という意味。

 

抽象度を上げて、「Off the wall」「IWe are the world」「Starting with the man in the mirror!」を包摂したのが、メインタイトルの“MJ”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 さて、“MJ”とは何のことでしょう?

 

 

 いろんな境遇の方々から様々な御質問や御相談をいただきます。

そのとき、私が最初にお伝えするのは「スコトーマ(Scotoma)」について。スコトーマには3つのポイントがあります。すぐに浮かびますか?

 

 そう、1)知識、2)重要性、3)役割(責任)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 知識がなければ、そもそも認識することができません。仮に認識できたとしても、理解することはできません。「“MJ”とは何?」と質問されても、意味がわからず、困惑するばかりでしょう。

 

 では、答え合わせを。

 

 “MJ”とは、「King of Pop」と称されるマイケル・ジャクソン(Michael Jackson1958~2009年)のこと。「Off the wall」「We are the world」「man in the mirror」は曲名です。

 

 「Off the Wall」(1979年)↓

 Michael Jackson - Off the Wall (Audio) (youtube.com)

 

 「We Are the World」(1985年)↓

 U.S.A. For Africa - We Are the World (youtube.com)

 

 「Man In The Mirror」(1987年)↓

 Michael Jackson - Man In The Mirror (Official Video) (youtube.com)

 

 

 重要なことなので繰り返しますが、スコトーマを生みだす/外すポイントは 1)知識、2)重要性、3)役割(責任)の3つ。知識がないとそもそも認識することができませんが、反対に知識があることで認識が制限されてしまいます。

 F-345:知らないと言う罪と知りすぎる罠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34206232.html

 

 マイケルが好きな人たちの無意識は、“MJ”につづく「Off the Wall」という表記ですぐにゲシュタルト化したはずです。そして、2つ目の「We Are the World」で確信度が上がり、3つ目の「Man In The Mirror」でますますゲシュタルトが強固になったはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その時、マインドでは2つの変化が生じています(ハズ)。

 

1つは、私がなかなかマイケルに言及しないことに対する違和感。その正体は「ゲシュタルトが完成(確定)しないことによる不安定な感覚」です。違う表現でいうと「フレームの中断」。

 F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

  

もう1つは、マイケル・ジャクソン以外の“MJ”がスコトーマに隠れてしまい、思考が限定的になることです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 世の中にはたくさんの“MJ”が存在しています。

 例えば、私と同年代のバスケ好きにとって、“MJ”とはマイケル・ジョーダン(Michael Jeffrey Jordan1963~)のこと。韓流好きにとっては、キム・ミョンジュン(1994~)のことでしょう。「デロリアン」や「パーキンソン病」とともに“MJ”とあったら、それはマイケル・J・フォックス(Michael J. Fox1961~)のことです。

 (ちなみに、「世界三大MJ 誰?」で検索すると、「マイケル・ジャクソン・松本潤・みうらじゅん」と表示されましたw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24466811.html

 

いずれにせよ、「MJ=マイケル・ジャクソン」というゲシュタルトを受け入れると、他の可能性(可能世界)は意識から消えていきます。知っていても重要度が下がるから。

それが「無明(むみょう)」。現代的にいうと、「自我が生みだすスコトーマが外れない状態」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33640525.html

 

人はゲシュタルトとして目の前の世界を認識しています。そして、そのゲシュタルトが“意味”を決めています。

ゲシュタルトにより意味が決まるということは、ゲシュタルトが変わると意味が変わってしまうということ。それは「世界」や「環境」、「現実」が変わることと同じです。

 F-175:脳内を書き換えると「環境」が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

 

 自身の自由意思でゲシュタルトを書き換えていくのがコーチングです。コーチングを実践すると、「世界」「環境」「現実」がダイナミックに変わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

その過程を別の言葉で表現すると、「縁起宇宙(w1)再構築」。

 その再構築は、どうも2種類あるようです。縁起宇宙が「ただ拡張するだけ」のパターンと「より豊かになる」パターンの2つ。いかがでしょう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 「ただ拡張するだけ」と「より豊かになる」の違いを考える貴重な縁となったのが、今回のサブテーマとしているanother MJ”。その“MJ”とは、映画「Spider-ManNo Way Home」(2021年)に登場する“ヒロイン”のことです。

 

 未視聴の方の感動を奪いたくないので詳しくは触れませんが、「No Way HomeNWH)」までには3系統の実写版“スパイダーマン映画”があり(サム・ライミ監督の3部作、マーク・ウェブ監督の2部作、そして「NWH」につながるジョン・ワッツ監督のMCU映画2作)、それぞれに“MJ”がいます。もちろん、主人公のピーター・パーカーも。

 

 と、ここまでが「ただ拡張するだけ」の話。各映画シリーズはまったく別々の世界観のままです。

 

 「NWH」の登場により、“スパイダーマン映画”は「より豊か」になりました。世界観が統合されたからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

NWH」は、米国映画評論サイト Rotten Tomatoes7.9/10点と高評価(93%)され、全米興行収入歴代3位のメガヒットを記録しました。「より豊か」が観るものの心に響き、感謝・感動・希望とともに口コミで評判がひろがったから。

PM-07-02:釈迦が教えてくれること ~3Kを新たな3K

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15395021.html

 

 「より豊か」を仏教的に表現すると、「中観」。

その中観は、コーチングの根底にある苫米地理論のコアでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 その中観の基本が「〇〇〇〇〇」。その基本がしっかり守られていたことが、「NWH」が素晴らしかった最大の理由である と私は分析しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

「〇〇〇〇〇」は、コーチングにおいても、とても重要なポイントです。

 

以下、苫米地博士の著書「夢がかなう脳! 『悟りの力』で脳力を全開にする究極メソッド」(PHP研究所、p95)より引用します。「〇〇〇〇〇」を想像しながら読み進めてください。Feel

 

 

一人ひとりの、それぞれに異なった「仮の役割」を認め、慈しむ

 では、中途半端ではない「空」や「仮」の理解とはどんなものでしょうか。

 まず、すべての存在が「空」なのはわかりきっていることです。けれども、隣でうるさい音を立てながらポップコーンを食べている人が、横にいる彼女の手を握っているとしたら、その人はいま、映画にデートという役割を持たせていることになります。

 一方、自分はあくまでも娯楽という役割をこの映画に持たせています。また、前の席に座っている人は映画業界志望で、「勉強」という役割を映画に持たせているかもしれません。

 つまり、映画という「空」なるものに「仮の役割」があるわけですが、それがどんな役割かは、映画を観ている観客それぞれによって違うわけです。すべての観客はそれぞれに異なった「仮の役割」を期待して、その映画との関係を結んでいる。それぞれがそれぞれにまったく違った関係性を結びつつ、しかも、いまこのとき、同じ映画館で一緒に映画を観ている。このように想像を働かせていくのも、「縁起」の思想の一つのあり方だといえます。

 重要なのは、「空」なるものに「仮の役割」があり、しかもその「仮の役割」は決して一つではない、ということです。極限してしまえば、「仮の役割」は、人の数だけ違うといっても過言ではないでしょう。

 いま挙げた映画のたとえの場合、眼前で上映されている映画に役割を持たせているのは、一人ひとりの観客です。その一人ひとりの、それぞれに異なった「仮の役割」を認め、慈しむ。それが大乗仏教的な発想だといえるでしょう。

 なぜなら、「縁起」の思想によれば宇宙を成り立たせているのは「お互いの関係性」だからです。

 

 私たち一人ひとりが「空」なる宇宙に「仮」なる役割を持たせることができる大変な、宇宙そのものと同じだけ重い存在であると知ることができる。それが中観の視点です。

 「縁起」の思想によれば、宇宙とはさまざまな関係性によって成り立っているものです。ということは、逆にいえば、一人ひとり(あるいは一つひとつ)の存在は、お互いの関係性の中ではじめて成り立っているものであると同時に、すべてこの宇宙を構成し、成り立たせている、貴重な存在ということになるのです。

 いうなれば、一人ひとりが、この移ろいゆく時空の中で、お互いに宇宙を生み出している不思議な存在ということになります。

 そのことを認められるのが大乗仏教の思想なのです。

 このように、「空観」と「仮観」の見方を繰り返し、両者のバランスを取った見方に到達すれば、オウム真理教のポアの論理のような考え方は出てきません。

 このような、完全に「空観」「仮観」を理解したバランスのいい状態が大乗仏教の「中観」なのです。

 引用終わり

 

 

一人ひとりが、この移ろいゆく時空の中で、お互いに宇宙を生み出している不思議な存在

 

 それが「一人一宇宙」!

 「一人一宇宙」が、中観の基本であり、コーチングにおける重要なポイントです。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか? <vol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 前々回(F-349/vol.2)、「一方でさらなるゴールを追い求めながら、常にエモーションコントロールを行いつつ、一方でしっかり直接的行動をし続ける」ことが、苫米地理論やコーチングの根底にある「中観思想」だと書きました。苫米地博士は「ゲバラ主義」とも表現されます。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 さらに「一人一宇宙」を加えると

 

 一方で「一人一宇宙」を理解し(=「I」の集合が宇宙という感覚)さらなるゴールを追い求めながら、常にエモーションコントロールを行いつつ、一方で「すべてはつながっていてひとつ(=We are the world)」としっかり感じながら直接的行動をし続ける

 

その双方向性のなかでゴールに向かい「慈しむ」ことを続けると

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

F-352につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 初回(F-348/vol.1)の引用文中で、苫米地博士は「一人の自分だけではつまらないと思うようになります」と書かれています。「一人一宇宙」という中観の基本を踏まえながら、その“意味”をあらためて感じてください↓

 vol.1Off the wall

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34369807.html

 

 

-告知1

2024年度のオンラインセミナーは、8月とR7.2月に開催する予定です(変更しました)。

セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明と募集の御案内を行います。

開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-106~:超実写版「ライオン・キング」で描かれた“超現実”を生きる極意

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_383531.html

F-260:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.4;「Connecting the dots~ゲシュタルト、フレーム、スクリプト~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29738652.html

L-07320211月シークレットレクチャー -02;情報が書き換わると現実が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29431450.html

Q-106190126鹿児島コーチングセミナーQ&A -03

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19484941.html

Q-246:続・気楽に生きたいのですが ~「気楽に生きる」ということ~ -04;「一人一宇宙」はゴールに向かう夢の一部

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28416456.html

 

 

夢がかなう脳!

Kindle版はこちら↓

夢がかなう脳! | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 



このページのトップヘ