苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:リーダー

F-295:苫米地式次世代リーダーシップ <vol.2;次世代リーダーの要件 -前編-

 

 師から弟子へと受け継がれるリーダーシップ

 

 前回(F-288~)、WBCを観戦しながら感じたことをまとめました。そのコアがリーダーシップ。

 F-288~:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424792.html

 

認知科学者 苫米地英人博士の書籍に、リーダーシップについて考察されているものがあります。2009年に発売された「すごいリーダーは『脳』がちがう」(三才ブックス)です。

 

 

すごいリーダーは「脳」がちがうver.2

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 この本の中で、博士が挙げられているリーダーの条件が「情報収集能力」「同調能力」「責任能力」の3つ。

 F-104:「映写機の故障により上映できるかわかりません」Vol.4;リーダーの視点で

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

 私なりにまとめると、リーダーシップとは、高い抽象度で誰もが幸せになるゴールの世界をつくりあげ(情報収集能力)、その世界=強烈な臨場感空間に全員を導き(同調能力)、決して諦めることなく達成していく(責任能力)こと

 

 ...それを一言でいうと「世界観」。

私はその世界観がリーダーシップの本質だと思っています↓

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 このブログをお読みの方はご承知だと思いますが、今春(2023年)、苫米地博士は「リーダーシップ」をテーマとしたクラスを立て続けに開催されました。そして、そのエッセンスを「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で公表されています。

 激動の時代に必要な“次世代リーダー”とは? (バラいろダンディ、2023417日)

激動の時代に必要な"次世代リーダー"とは? Dr.苫米地 (2023年4月17日) - YouTube

 

 博士の渾身の講義をまとめます。苫米地博士の“本気”を感じてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 vol.1;“これまでのリーダー”はもう機能しない

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31605153.html

 vol.2;次世代リーダーの要件 -前編-

 

 

これまでのアプリオリ権力とその代理人リーダーは、どんどんひろがっていく新しい世界全体を認識することができません。アプリオリ権力のブリーフに合致する情報以外は、すべてRASにはじかれ、スコトーマに隠れるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「RASにはじかれ、スコトーマに隠れる」原因は過去に囚われ抽象度が低いままだから。「過去に囚われ抽象度が低いまま」の原因は煩悩に囚われているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

では、「煩悩に囚われている」原因は?

 

 その答えを想像しながらお読みください。今回は「苫米地式次世代リーダーの要件」です。

 

 

230417 リーダーシップ-2(バラだん)

「バラいろダンディ」(TOKYO MX2023417日)より引用

 

 

〇アプリオリ権力も尊重するが、アプリオリ権力に盲従しない

 盲従なら「無人運転」、よくて「自動運転」です。いずれにせよ、奴隷。

 F-089~:無人運転と自動運転

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

私が感じたのは「闇雲に戦わない」というメッセージ。それは「うまく泳げ」「賢く立ち振る舞え」ということではなく、「『自分の方が絶対に正しい』と思うな」という戒め。

言い換えると、「不完全性を忘れるな」ということのはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 空(くう)が抜けた実観は、いつか必ず破綻します。

 PM-06-21:仮説14)空なき実観の行き着く先にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14833876.html

 

 なぜなら、相手への尊敬や尊重を失い、自身がアプリオリ権力化するから。そんな心の状態では「立体的認識」は不可能です。

 Q-318:今、逃げましたよね? <後編;相手の世界に想像を働かせて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31641663.html

 

 

〇ゴール達成のミッションを創造し、認知空間に地図を描き皆と共有する

 「認知空間の地図」とは、ゴールが生みだす新たな世界(w1)をイメージ化したもの。ビジョンともいいます。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

情報空間の一部が「認知空間」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

ゴールは現状の外ですので、リーダーはゴールへ向かう「認知空間」を感じることができても、フォロワーにはできません。最初はまったく理解できず、戸惑うばかりでしょう。

だから、「認知空間の地図」が必要になります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 リーダーが創造する「ゴール達成のミッション」を違う言葉で表現すると“架け橋”。現状(w0)と、現状とはまったく異なるゴールの世界(w1)をつなぐ“架け橋”です。

 F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420579.html

 

 

230417 リーダーシップ-3(バラだん)

「バラいろダンディ」(TOKYO MX2023417日)より引用

 

 

〇圧倒的な利他性・徹底した自己犠牲。揺るぎない責任感が人を惹きつける

 「利他性」「自己犠牲」「責任感」という言葉(ゲシュタルト)には注意が必要です。その理解によっては、かえってゴール実現を妨げることになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 理由は主に2つあります。その1つはモチベーション。

 もしも「利他性」「自己犠牲」「責任感」がhave to(~ねばならない)なら、リーダーとしては失格です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

なぜなら、ゴール実現ができないばかりか、フォロワーを不幸にしてしまうから。リーダーのhave toが、フォロワーのwant tohave toに書き換えてしまいます。ホメオスタシス同調によって。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 すると、チーム内は創造的回避ばかりになってしまい、ますますゴールから遠のきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

リーダーとは、人々に幸せと安らぎを与える存在です。「利他性」「自己犠牲」「責任感」といった重たい言葉(ゲシュタルト)でさえ、余裕でwant toを貫けるのがリーダーです。

では、なぜそんなことができるのでしょう?

(私の答えは後ほど)

 

 「かえってゴール実現を妨げる」2つ目の理由は、搾取の構図となってしまう(可能性がある)から。きっとすぐに思い浮かぶと思いますが、相手を力で脅したり蔑んだりして支配し利用しようとする人は少なくありません。そういう人は相手のニーズについてはお構いなしで、自分のニーズばかりを押しつけます。そうですよね?

人間関係は相手の人格を尊重することから始まるはずなのに、それでは相手を奴隷化するのと変わりません。

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

 

一時的にはうまくいくかもしれませんが、大きなゴールを成し遂げることはできません。利用ばかりの人間関係はいずれ必然的に崩壊するため、チームとして機能しないからです。リーダーがいくらwant toを貫こうとしても、まわりは必ず疲弊してしまうでしょう。

縁起はいつも双方向なのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 では、どうすればいいのでしょうか?

 何を心がければ、「心から望む」「止められてもやりたい」といったwant toを貫けるのでしょう?

 

 

〇自己を更新し続け、高い抽象度で現状の外を誰よりも見ることができる

 どうすればhave to化せず、want toを貫けるのか?

 その答えが「自己更新」です。それはゴールのポイントである「自分中心を捨て去る」の実践のこと。

 Q-221:ゴール実現のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 私は「自己更新=自分中心を捨て去る=自分の定義を大きくする」と理解しています。部分関数としての自我を拡大していくという意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 自我が拡大することは、抽象度が高くなることと同義。その結果、ますます現状の外が認識できるようになります。スコトーマが外れるからです。

 

 自我が拡大する=抽象度が高くなることは、ゲシュタルトが巨大化することと同義。ゲシュタルト同士が結びつき大きくなっていくほど(connect the dots)、理解は深まっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

F-296につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

自我が拡大する=抽象度が高くなることは、ゲシュタルトが巨大化することと同義。ゲシュタルト同士が結びつき大きくなっていくほど(connect the dots)、理解は深まっていきます

 

 そのための思考法が「苫米地思考ノート術 -脳を活性化し人生を劇的に変える最強思考ノート」(オープンエンド)に書かれています。
 (シンプルにまとめました↓)

 L-08120213… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html


  

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今年度のオンラインセミナー開催は2回の予定です。詳細はあらためて告知いたします。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-254~:イノベーションがうまれるとき

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421781.html

F-269~:冗長性と多様性

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422834.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

 

苫米地 思考ノート術

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F-294:苫米地式次世代リーダーシップ <vol.1;“これまでのリーダー”はもう機能しない>

 

 師から弟子へと受け継がれるリーダーシップ

 

 前回(F-288~)は、WBCを観戦しながら感じたことをまとめました。そのコアがリーダーシップ。

 F-288~:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424792.html

 

認知科学者 苫米地英人博士の書籍に、リーダーシップについて考察されているものがあります。2009年に発売された「すごいリーダーは『脳』がちがう」(三才ブックス)です。

 

すごいリーダーは「脳」がちがうver.2

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 この本の中で、苫米地博士は、リーダーを「ゴールをリアルに認識し、それをすべてのメンバーと強く共有できる人」と定義されています。そして、「最低条件として、自分が得意としている分野、やりたいと思っている分野を見つけることが大切」と語られています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 止められても成し遂げたいゴールがあることを大前提に、博士が挙げられているリーダーの条件が「情報収集能力」「同調能力」「責任能力」の3つ。

 F-104:「映写機の故障により上映できるかわかりません」Vol.4;リーダーの視点で

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

 私なりにまとめると、リーダーシップとは、高い抽象度で誰もが幸せになるゴールの世界をつくりあげ(情報収集能力)、その世界=強烈な臨場感空間に全員を導き(同調能力)、決して諦めることなく実現していく(責任能力)こと

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 それを一言でいうと「世界観」。

私はその世界観がリーダーシップの本質だと思っています↓

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 このブログをお読みの方はご承知だと思いますが、今春(2023年)、苫米地博士は「リーダーシップ」をテーマとしたクラスを立て続けに開催されました。そして、そのエッセンスを「バラいろダンディ」(TOKYO MX)にて公表されています。

 激動の時代に必要な“次世代リーダー”とは? (バラいろダンディ、2023417日)

激動の時代に必要な"次世代リーダー"とは? Dr.苫米地 (2023年4月17日) - YouTube

 

 博士の渾身の講義をまとめます。苫米地博士の“本気”を感じてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 vol.1;“これまでのリーダー”はもう機能しない

 

 

 苫米地博士がまず指摘されたのが、「これまでのリーダーの特徴」。その象徴的キーワードが「アプリオリ」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 今までは先にピラミッド型構造権力があり、既存権力集団からの指名により新たなリーダーが生まれていました。だから、リーダーが持つ権力は「代理権」です。

リーダー自身が独創的な思考を行うことは許されず、アプリオリ権力の言いなりになる人ほど“素晴らしいリーダー”ということ。だから、(アプリオリ権力にとって)理想的なリーダーほど、心の内はhave toだらけ(のはず)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 もっとストレートに表現すると、(アプリオリ権力にとって)理想的なリーダーほど奴隷。

 Q-293:私のような凡人にはとてもできそうになく、悶々とした日々を過ごしています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321962.html

 

 その証拠に、リーダーの権力の行使には、必ず承認が必要になります。これまでのリーダーシップに自由はありません。だから「have toだらけ」。だから「奴隷」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そんな状態のままでは、本来の能力を発揮できるはずがありません。

 PM-06-09:仮説04)自由と責任の関係の理解不足

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13958864.html

 PM-06-10:仮説05)権利と義務の関係の理解不足

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13959033.html

 

 

230417 リーダーシップ-1(バラだん)

「バラいろダンディ」(TOKYO MX2023417日)より引用

 

 

 現代社会はどんどんデータ流通量が増大しています。さらに、今はChatGPTの時代。

 人類が今まで経験したことのないスピードで、情報空間がどんどん拡張しています。抽象度でいうと下向きに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 しかしながら、これまでのアプリオリ権力とその代理人リーダーは、どんどんひろがっていく新しい世界全体を認識することができません。アプリオリ権力のブリーフに合致する情報以外は、すべてRASにはじかれ、スコトーマに隠れるからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「RASにはじかれ、スコトーマに隠れる」原因は過去に囚われ抽象度が低いままだから。「過去に囚われ抽象度が低いまま」の原因は煩悩に囚われているから。その煩悩の表出のひとつが差別です。

PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 苫米地博士は「これまでのリーダーでは機能しない時代が到来している」と断言されています。その象徴がCOVID-19や“ワクチン”をめぐる茶番でしょう。

 F-281~:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 そう、茶番。皆さんのまわりはどうでしょう?

 

  ゴマすり

  利己

  裏権力

  無ビジョン

 時代遅れ

  イノベーション欠如

  そして、地盤沈下

 

 もしもこんなものに囲まれているのなら、あなた自身が新たなリーダーを目指すべきです。すべての重要な変化は、まずはあなたの心の中ではじまります。

 PM-07-12:受け継がれるルー・タイス氏の思い …WorldPeaceCoaching

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16799778.html

 

All meaningful and lasting change starts first on the inside in your imagination and works its way out into reality. / Mr. Lou Tice

 

F-295につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

しかしながら、これまでのアプリオリ権力とその代理人リーダーは、どんどんひろがっていく新しい世界全体を認識することができません。アプリオリ権力のブリーフに合致する情報以外は、すべてRASにはじかれ、スコトーマに隠れるからです

 

 その重大な事実を、痛みを伴いながら学びました↓

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 PM-06-07:仮説02)「want to」「have to」とコンフォートゾーンの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

 

 

-追記2

RASにはじかれ、スコトーマに隠れる」原因は過去に囚われ抽象度が低いままだから。「過去に囚われ抽象度が低いまま」の原因は煩悩に囚われているから

 

 では、「煩悩に囚われている」原因は?

 

 続きは次回に。原点はやはりこの言葉↓

 

All meaningful and lasting change starts first on the inside in your imagination and works its way out into reality. / Mr. Lou Tice

 

 

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今年度のオンラインセミナー開催は2回の予定です。詳細はあらためて告知いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

F-184~:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと

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F-210:広がりゆく存在の意識 ~2021年秋の重要度の変化を俯瞰して~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27184497.html

 

 

 

F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 

 20233月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、日本代表が米国代表を下し3度目の優勝。日本中が感動(&感謝・希望)に包まれました。

 PM-07-02:釈迦が教えてくれること ~3Kを新たな3K

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15395021.html

 

 私の中のMVPは、やはり大谷選手。中でも一番心が揺さぶられたのは、決勝戦前のこの言葉です↓

 

 

 今日1日だけは、やっぱり憧れてしまったら超えられない。

 僕らは今日超えるために、トップになるために来たので、

 今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう!

 

 

 …WBCを縁にコーチとして考えたことをまとめます。

 

 vol.1;アファメーションの秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31244338.html

 vol.2;超人脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31299309.html

 vol.3;「超人脳」獲得への2つのステップ 1)論理を極める

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31350367.html

 vol.4;「超人脳」獲得への2つのステップ 2)論理を超える

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31405631.html

 vol.5;超人から超人へと受け継がれるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31456569.html

 vol.6;リーダーシップの本質

 

 

 師から弟子へと受け継がれるリーダーシップ

 それが今回のWBC期間中に、私が最も強く感じたものです。

では、そのリーダーシップの本質とは何なのでしょう?

 

 まずはリーダーシップについて確認しましょう。

苫米地博士が認知科学の観点からリーダーシップについて考察されている書籍があります。「すごいリーダーは『脳』がちがう」(三才ブックス)です。

 

 

すごいリーダーは「脳」がちがうver.2

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 苫米地博士のリーダーの定義は「ゴールをリアルに認識し、それをすべてのメンバーと強く共有できる人」。さらに「最低条件として、自分が得意としている分野、やりたいと思っている分野を見つけることが大切」と語られています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 止められても成し遂げたいゴールがあることを大前提に、博士が教えてくださるリーダーの条件が「情報収集能力」「同調能力」「責任能力」の3つ。

 F-104:「映写機の故障により上映できるかわかりません」Vol.4;リーダーの視点で

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

 「情報収集能力」とは、「高い視点から判断する能力」のこと。重要なのは情報をたくさん集めることではなく、選別することです。そのために情報を統括して高い視点から見る力、すなわち抽象度を上げて判断する能力が求められます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その情報収集能力を覚醒させるのが「抽象度の高いゴール」。

 ただし、高い抽象度次元にゴールを設定することは、決して簡単ではありません。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 そう、ゴールは“現状の外”にあり、必ずスコトーマに隠れているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 抽象度の高いゴールを設定する作業は、社会でいかに機能を果たすかを決める作業でもあります。社会で機能を果たす抽象度の高いゴールとは、多くの人を巻き込んで幸せになる(する)こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 そのために必要なのが「同調能力」です。すなわち、多くの人を引き寄せる力。

シンのリーダーは、支配するのではなく、人々に幸せと安らぎをもたらします。

F-234~:自由訳「revenge」と「avenge

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419026.html

 

抽象度の高いゴールを実現するためには、多くの人の協力が不可欠です。より多くの協力をもらうほど、お互いのエフィカシーが高まり(コレクティブ・エフィカシー)、ゴールが実現していきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

ということは、リーダーになることが、じつは、ゴール実現への近道。

F-269~:冗長性と多様性

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422834.html

 

 リーダーとは、「ゴールが生みだす空間に対する臨場感を自在にコントロールできる人」でもあります。ゴールが生みだす空間=ゴール側のコンフォートゾーンに多くの人々を引き寄せられる人です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 では、どうやって引き寄せるのでしょう?

 

 まずは「Rゆらぎ」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28037699.html

 

R」とはリアリティのこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

リアリティをゆらがし(I×VR)、相手が感じている臨場感世界(w0)から、ゴール側の臨場感世界(w1)へ移動させるのです。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 *詳しくはこちらでどうぞ↓

 F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420579.html

 

 リーダーのゴールの世界に対する強烈な臨場感が、まわりの人々の臨場感を書き換えます。ホメオスタシス同調によって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 だからこそ、リーダーには「責任能力」が厳しく問われます。

 PM-06-09:仮説04)自由と責任の関係の理解不足

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13958864.html

 

 まとめると、リーダーシップとは、高い抽象度で誰もが幸せになるゴールの世界をつくりあげ(情報収集能力)、その世界=強烈な臨場感空間に全員を導き(同調能力)、決して諦めることなく達成していく(責任能力)こと

 

 それを一言でいうと「世界観」。

私はその世界観がリーダーシップの本質だと思っています。誰よりも巨大な世界観が、シンのリーダーシップです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 

 今日1日だけは、やっぱり憧れてしまったら超えられない。

 僕らは今日超えるために、トップになるために来たので、

 今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう!

 

 

 大谷選手のこの言葉を縁に、私はそんなことを考えました。

 

リーダーシップ=巨大な世界観の体感(feel)が「calling」です。そして、「calling」を具体化したものが「cause」。

 F-117~Fields of Dreams

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

誰にも理解できないようなcallingを抱き続けながら、同時にフォロワーとはしっかりcauseとして共有している

 

 それがリーダーの姿。シンのリーダーのハビット&アティテュードであるはず。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 最後に苫米地博士の著書「なりたい自分になれる就活の極意 脳機能学者が明かす『自己プロデュース就活術』」(CYZOp117)から引用します。リーダーシップの本質を感じてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

calling”が面接官の心を動かす

 ここまでは面接の現場で使える具体的なテクニックについてお話ししてきましたが、本項はかなり抽象的な内容になります。したがって、「明日の面接ですぐに使える」というわけではありませんが、これからお話しすることをしっかりと理解してもらえれば、必ず面接の通過率はアップします。少し難しい話になりますが、気を楽にしてついてきてください。

 

 さて、キリスト教の宗教用語に“calling”という言葉があります。キリスト教では「神のニーズ」と訳されていますが、もっと嚙み砕くと「神に期待されていること」という意味になります。つまり、すべての人類が必要としていることであり、かつ神に与えられた自分の役割のことをcallingと呼ぶのです。

 仮に、クリスチャンに「あなたのcallingは何ですか?」と聞いたら、ドキっとしてしまうでしょう。神に誓って成し遂げるべき使命のことですから、「ありません」とも言えないし、うかつに答えると人格そのものを否定されてしまう恐れがあるからです。

 callingとは、このように抽象度の高い概念です。

 これに対して、もう少し抽象度が低く、具体的なものが“cause”です。

 では、両者の違いについて、実際の志望動機の例を挙げて説明しましょう。

 たとえば、新聞やニュースなどの情報を見て地球温暖化について関心を持っている人が、「地球温暖化を食い止めるため、二酸化炭素排出量を削減する事業に関わりたい」というのは、どちらでしょうか?

 答えは、causeです。

 理由は、人から与えられた情報がベースになっているからです。ちなみに「人為的な地球温暖化」というのは、NASAでさえデータの間違いを認めているくらいですから、この場合は、前提そのものがすでに誤っていると言えます。

 このようにテレビや新聞、本などで得た情報をもとに「こうしたい」と言っても、その根拠がどこにあるのか、あるいは本気なのかどうかは、すぐに面接官に見破られてしまいます。これが「causeだけがあって、callingがない」という状態です。

 一方、小さな子どもが飢えに苦しむ途上国の惨状を目にした人が、「世界中の貧困を撲滅したい」というのがcallingです。

 「全人類のために、こうしたい」のように普遍性が高く、かつ自分の目で見た情報をもとに、自分の命をかけてもいいくらい本気で思っていることが、callingになり得るのです。その上で、「だからこそ、世界中に食料を届けたい」など、より具体的な行動目標(cause)が生まれるという図式が、本来のcallingcauseの関係です。

 自分で体験して衝撃を受けたことなら、「全身全霊をかけて成し遂げたい」という言葉に宿る説得力が、まったく違ってきます。そして、このように心の底からあふれ出す思いが、面接官の心を動かすのです。

 

 NPO法人などのボランティア団体のなかには、callingがなく、causeだけで活動しているところがたくさんあります。本来はcallingがあり、その背景をもとにcauseがあるべきです。「あれをやる」「これをやる」というのもよいのですが、まずcallingがない限り、しっかりと芯の通った活動にはならないでしょう。causeを話せば人は納得するかもしれませんが、その背景となるcallingがない限り、人の心はなかなか動かないのです。

 ただし、これらは面接で具体的に語る必要はありません。「自分はこういう社会的使命感を抱いている(calling)。そこで私は、こういう関わり方によって社会を変えていきたい(cause)」と、つねに意識しているだけにしましょう。本気で成し遂げたいcallingなら、必ずゴールと表裏一体の関係にあるため、言葉にして語らなくても、相手には自然に伝わります。

 引用終わり

  

 自分はこういう社会的使命感を抱いている(calling)。そこで私は、こういう関わり方によって社会を変えていきたい(cause

 

 その社会的使命感を、ゴールとして設定し、実現していくのがコーチング。

 そして、その過程でお互いのエフィカシーを高め合いながら、幸せと安らぎ、希望をひろげていくのがリーダーシップです。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

その社会的使命感を、ゴールとして設定し、実現していくのがコーチング。

 そして、その過程でお互いのエフィカシーを高め合いながら、幸せと安らぎ、希望をひろげていくのがリーダーシップです

 

最近(2023年春)、ずっと「リーダーシップ」について考えています。

次回(F-294)も「リーダーシップ」がテーマ。苫米地博士の渾身の講義をまとめます。お楽しみに。

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナー開催は2回の予定です。詳細はあらためて告知いたします。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-123~:「I」を「R」を実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_393431.html

F-276~L下でのBSB

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423822.html

Q-173:苫米地博士のゴールはなぜ「世界平和」ではないのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24905311.html

Q-306~:私のまわりではそうでもないです。私が気づいていないだけかもしれませんけど

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424264.html

 

 

なりたい自分になれる就活の極意

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F-292:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.5;超人から超人へと受け継がれるもの

 

 20233月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、日本代表が米国代表を下し3度目の優勝。日本中が感動(&感謝・希望)に包まれました。

 PM-07-02:釈迦が教えてくれること ~3Kを新たな3K

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15395021.html

 

 私の中のMVPは、やはり大谷選手。中でも一番心が揺さぶられたのは、決勝戦前のこの言葉です↓

 

 

 今日1日だけは、やっぱり憧れてしまったら超えられない。

 僕らは今日超えるために、トップになるために来たので、

 今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう!

 

 

 …WBCを縁にコーチとして考えたことをまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 vol.1;アファメーションの秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31244338.html

 vol.2;超人脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31299309.html

 vol.3;「超人脳」獲得への2つのステップ 1)論理を極める

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31350367.html

 vol.4;「超人脳」獲得への2つのステップ 2)論理を超える

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31405631.html

 vol.5;超人から超人へと受け継がれるもの

 

 

 過去2回(フリーテーマ)は、「『超人脳』を獲得し、『超人』に至るための方法」についてまとめました。その「超人」とは、リーダーのことでもあります。人々を現状(SQStatus Quo)の束縛から解放し、新たな世界へと導くリーダーです。

 F-255:イノベーションがうまれるとき <中編;リーダーの資質>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29466625.html

 

 「今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えていきましょう!」は、まさにリーダーの言葉。同じプロフェッショナルだからこそわかる強烈なコンフォートゾーンを超えて、さらなる高みに仲間を導くリーダーの言葉です。

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 苫米地博士が挙げられているリーダーの基本条件は 1)情報収集能力、2)同調能力、3)責任能力 の3つ。博士の著書「すごいリーダーは『脳』がちがう」(三才ブックス)にまとめられています。

 F-104:「映写機の故障により上映できるかわかりません」Vol.4;リーダーの視点で

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

 そのようなリーダーの資質は「人から人に伝わっていく」もの。大谷選手の場合、リーダーシップを伝えたのはWBC優勝監督である栗山英樹さんでしょう。

大谷選手が北海道日本ハムファイターズに入団した時(2013年)の監督でもある栗山さんは、NPB初となる「二刀流」をドリームキラーから守り続け、見事に才能を開花させました。その過程の中で、きっとリーダーシップの伝授があったはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 その栗山さんの現役時代の所属先はヤクルトスワローズ。今回のWBCコーチ陣のうち吉井理人さんと城石憲之さん、そして前任の日本代表監督 稲葉篤紀さんもスワローズ出身です。この4人に共通するのが野村克也(1935~2020年)さん。「野村再生工場」と称された、NPB通算1565勝の名監督です。

 F-218:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <2nd. Step;絶対大丈夫!>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27624719.html

 

 野村さんの代名詞といえば「ID野球」。「ID」とは「Import Data」のことで、「経験や勘に頼ることなく、データを駆使して科学的に進めていく」というもの。つまり、野村さんは野球の世界にロジックを持ち込んだといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 もっと苫米地式に寄せて表現すると、「野球を物理空間から高次の情報空間に拡張した」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「高次」とは、もちろん、「抽象度が高い」という意味。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 野村さんの著書を読むと、目先の1勝のためではなく、選手が野球を引退した後のことまで考えていたことが読み取れます。つまり、人生という視点で指導していたということ。

 その抽象度の高さが「1)情報収集能力」の鍵となります。

 F-254:イノベーションがうまれるとき <前編;視点>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29415081.html

 

 野村さんの指導は、グラウンド以外でも行われました。長時間に及ぶミーティングです。ミーティングの目的は情報の伝達と知識化、そして知識の共有だったはず。

一言でいうと“学習”。シンの学習(教育)こそが「2)同調能力」の土台となります。

PM-05-06~8:そもそも教育とは?-3)学習を促進する

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

*「情報」と「知識」の違いはこちら↓

L-10320218月シークレットレクチャー -05;知らないことを見える化する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31263124.html

 

 さらに巧妙だったのはマスメディアの使い方です。全体ミーティングには十分に時間をかけていた野村さんですが、個別の指導はあまり行わなかったといいます。

選手に直接アドバイスするのではなく、マスメディアの報道を介して間接的に伝えることで、選手自身の思考を促したのでしょう。内省言語の生成を通じて、選手たちは自然に「2)同調能力」を鍛えられたはずです。

L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 その「2)同調能力」により、野村さん自身の「3)責任能力」が選手たちに受け継がれたはず。

野村さんがよく口にしていた言葉に、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」というものがあります。その言葉には「負けた時はしっかり原因を究明し(case-side)、必ず対処する(plan-side)」という覚悟が感じられます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 おそらくその言葉は、負けを選手のパフォーマンスのせい(他責)にするのではなく、あくまで監督としての自身の機能・役割の課題(自責)と戒める言葉だったのでしょう。

 S-04-05:自責の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22669112.html

 

 師から弟子へと受け継がれるリーダーシップ

 それが今回のWBC期間中に、私が最も強く感じたものです。

 

では、そのリーダーシップの本質とは何なのでしょう?

 

F-293につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 大谷選手が北海道日本ハムファイターズに入団した時(2013年)の監督でもある栗山さんは、NPB初となる「二刀流」をドリームキラーから守り続け、見事に才能を開花させました

 

 じつは、プロ入り時(2013年)に大谷選手が「二刀流挑戦」を明言したとき、大反対していたのが野村さんでした。「二刀流? ふざけるな」「一刀流だけでも大変なのに、プロ野球をなめるな」「俺が日ハムの監督で使うなら間違いなくピッチャー」など、苦言を連発していたことが報じられています。

 ところが2016年のシーズン後(投手:10/防御率1.86、打者:打率.322/22本塁打/67打点)、野村さんは公の場で深く頭を下げて謝罪しました。「取り消し!彼のプレーを見て、考え方を改めさせられました」「もう自信を無くした。自分の見る目とかいうことは信用していたから、(発言を)撤回することはほとんどない。今回だけは、撤回させていただきます。大谷さん、すいませんでした」

 そして2018年、MLBに挑戦する大谷選手に対して、このようなメッセージを送っています。「大谷、神の子、不思議の子 後輩たちのより良い見本たれ

 

 

 リーダーの基本条件は 1)情報収集能力、2)同調能力、3)責任能力

 それらはアプリオリにあるものではなく、日々の生活の中で磨きあげられていくもの

もちろん過ちや失敗はあるが、真摯に向き合い再び立ち上がった先に新たな世界がひろがっていく

 

 そんな生き様=リーダーシップが受け継がれていくことを、郷土の先輩の姿に重ねながら思い巡らしました。

 F-052~:人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html

 

 

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-関連記事-

PM-06-17:仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

F-189~:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411502.html

Q-176:コーチはリーダーとマネージャーの役割・機能を持つと考えてよいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25016029.html

Q-210:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか? <回答1:ゴール&リーダーの観点で>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26886756.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

 

すごいリーダーは「脳」がちがうver.2

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I-104:【告知】オンラインセミナー(&説明会)<230305「リーダーシップ」> 開催の御案内

 

 認知科学者 苫米地英人博士と縁ある人たちにとって、昨年(2022年)はコーチング元年(コーチングリブート元年)でした。その理由は博士の講義で感じてください↓

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 博士の気を感じながら、「原点回帰」をキーワードに、2022年度のセミナー(全12回)を企画しました。

 2023年春まで1年かけてのメインテーマは

 

夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution

 

自由を獲得していくReloadと自由をひろげていくRevolutionを楽しみながら、ぜひ「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)」を手に入れてください!

 F-206:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 *年間予定(224月~234月)はこちら↓

 I-066:【告知】2022年度オンラインセミナー(&説明会)の御案内

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 □毎月開催(日曜1330分~1450分予定、180分、計12回予定)

 □任意の3回参加毎に次の1回を無料招待(自己申告をよろしくお願いします)

  例:全12回参加なら3回御招待

 □毎回サブテーマを設定

 □苫米地博士の著書を参考に、サブテーマを解説し、ワークを実施

 □コーチング入門者~実践者向け(初心者大歓迎!)

 

 

 今回のテーマは「リーダーシップ」。

苫米地博士の著書「すごいリーダーは『脳』がちがう」(三才ブックス)を参考に、一緒に学んでいきましょう!

 

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 苫米地博士のリーダーの定義は「ゴールをリアルに認識し、それをすべてのメンバーと強く共有できる人」。さらに「最低条件として、自分が得意としている分野、やりたいと思っている分野を見つけることが大切」と語られ、ゴールの重要性を強調されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 止められても成し遂げたいゴールがあることを大前提に、博士が教えてくださるリーダーの条件が「情報収集能力」「同調能力」「責任能力」の3つ。

 F-104:「映写機の故障により上映できるかわかりません」Vol.4;リーダーの視点で

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

 「情報収集能力」とは、「高い視点から判断する能力」のこと。重要なのは情報をたくさん集めることではなく、選別することです。そのために情報を統括して高い視点から見る力、すなわち抽象度を上げて判断する能力が求められます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その情報収集能力を覚醒させるのが「抽象度の高いゴール」。

 ただし、高い抽象度次元にゴールを設定することは決して簡単ではありません。なぜでしょう?

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 そう、スコトーマに隠れているから。ゴールは“現状の外”にあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 抽象度の高いゴールを設定する作業は、社会でいかに機能を果たすかを決める作業でもあります。社会で機能を果たす抽象度の高いゴールとは、多くの人を巻き込んで幸せにすることです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 そのために必要なのが「同調能力」。すなわち、多くの人を引き寄せる力。

シンのリーダーは、人を支配するのではなく、人々に幸せと安らぎをもたらします。

F-234~:自由訳「revenge」と「avenge

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419026.html

 

抽象度の高いゴールを実現するためには、多くの人の協力が不可欠です。より多くの協力をもらうほど、ゴールは実現しやすくなります。エフィカシーがどんどん高まっていくから(コレクティブエフィカシー)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

ということは、リーダーになることが、じつは、ゴール実現への近道。

F-269~:冗長性と多様性

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422834.html

 

 リーダーとは、ある臨場感を自在にコントロールできる人でもあります。ゴールが生みだす空間(=ゴール側のコンフォートゾーン)に多くの人々を引き寄せることができる人です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 では、どうやって引き寄せるのでしょう?

 

 答えは「Rゆらぎ」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28037699.html

 

R」とはリアリティのこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

リアリティ(=I×V)を揺らがし、相手が感じている臨場感世界(w0)からゴール側の臨場感世界(w1)へ移動させるのです。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 *詳しくはこちらでどうぞ↓

 F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420579.html

 

 リーダーのゴールの世界に対する強烈な臨場感が、まわりの人々の臨場感を書き換えます。ホメオスタシス同調によって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 だからこそ、リーダーには「責任能力」が厳しく問われます。

 PM-06-09:仮説04)自由と責任の関係の理解不足

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13958864.html

 

 

 今、「私はリーダーじゃないから関係ない」と思っていませんか?w

 

 誰もが“自分”の人生のリーダーです。

 そして、その“自分”は縁起空間にひろがっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 まず“自分”が幸せになり、その“自分”とともに幸せと安らぎをどんどんひろげていく

 

その実現のために、一緒に「リーダーシップ」について学んでいきましょう!

 

 

セミナーでは関連するワークを行う予定です。

 事前の御質問や御要望も大歓迎です。

 

 □受講料は5,000円(税込)。銀行振り込みのみの対応です

□認知科学者 苫米地英人博士と私の間の守秘義務契約範囲内の内容になります

(受講者の皆さまと私の間で新たな守秘義務契約締結はありません)

□後日の配信はありません。LIVEレクチャーのみです

□無料ミーティングアプリ「zoom」を使用。参加にあたり事前準備(zoomアプリのダウンロード等)が必要となります

□受講料振り込み後に受講できなくなった場合、後日行われるオンラインセミナーに御招待いたします。その場合、今後開催されるセミナーの申し込み時に「オンラインセミナー<開催日、例:230305> 未受講分招待希望」と記載してください

 

 

 受講御希望の方は、下記メールアドレスに御連絡ください

 申し込み(メール):coachfor.m2@gmail.com

 

件名を「オンラインセミナー<230305「リーダーシップ」>申し込み」としてください

 □(お問い合わせ→)申し込み→「銀行振込案内をメール」→(お問い合わせ→)指定銀行口座に振り込み→「オンラインセミナー受講用zoomミーティングURLをメール」→セミナー受講 という流れです

□初回は私宛(coachfor.m2@gmail.com)にお申込みいただきますが、その後は担当から御連絡さしあげます(メールアドレスは申し込み後提示)

□自動配信ではありません。すべて担当が対応するため、タイムラグが生じることを御了承ください

 

 

<タイトル> 

オンラインセミナー(&説明会)<230305「リーダーシップ」

 *冒頭、オンラインコーチングの説明を行います

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28429113.html

 

<サブテーマ>

リーダーシップ

 

<参考書籍>

 「すごいリーダーは『脳』がちがう」(三才ブックス)

 

<主催者>

 苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ)

 

<日時>

 202335日(日)

 1330分~1450

 (開始10分前から受付)

 

<受講方法>

無料ミーティングアプリ「zoom」を使用
*参加にあたり事前準備(zoomアプリのダウンロード等)が必要となります

 

<受講料>

 5,000円(税込)

 *銀行振り込みのみの対応

 

<対象>

 コーチング入門者~実践者向け

 *初心者大歓迎

 

<お問い合わせ・申し込み>

 coachfor.m2@gmail.com

 

 

私は、縁ある人たちのWell-being実現のために生きています。

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

Well-beingを実現していく人たちが、同時に自身と縁ある人々のWell-being実現をガイドできるように、そして未来にWell-beingを手渡していけるように、サポートしています。

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

すべてがマインド次第であり、一人ひとりの心の平和がひろがることで、いつか世界平和が実現するからです。

PM-07-11:「平成」という元号に埋め込まれたコード -後編-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

その鍵となるものがコーチング!

私が苫米地博士からいただいている大切な智慧をお届けします。

(守秘義務に該当するものは非言語でw

一緒にさらなるWell-beingを実現しましょう。そのWell-beingをひろげ、未来に伝えていきましょう。

皆さまと縁がつながることを楽しみにしています。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 気楽なクラブ活動を行っています。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

【告知】オンラインセミナー<230305:リーダーシップ>



F-276L下でのBSB vol.1;“風通し”>

 

 前回まで「冗長性」「多様性」をキーワードに、“システム”の運用について考察しました。苫米地式のコーチとして。

 F-269~:冗長性と多様性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422834.html

  

 その中で苫米地博士が「ブリーフィング」について言及されている文章を引用しました(「コーポレートコーチング(上)」)。

「ブリーフィング(briefing)」とは、実際の行動に移る前に、ミッションの共有、手順の確認、あるいは想定される状況のシミュレーションなどを全員で確認すること。「ブリーフ(brief)」とは、「短い」「手短な」「簡潔な」という意味です。

ブリーフィングは、組織という“システム”の風通しをよくすることにも役立ちます。

 F-274:冗長性と多様性 <vol.6;プロフェッショナルなマインド>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30503310.html

 

 ところで、新型コロナ感染症(COVID-19)によって世界が様変わりしてから、早くも3年が経過しています。

 現在の日本は世界でも突出して感染者数が多く、死者数も急増しています。例えば、WHO(世界保健機関)の週間感染者数の集計(20221212~18日)によると、日本は1046650人で1位。2位韓国45万人、3位米国44万人を大きく上回り、ぶっちぎりのトップを独走しています。

 (原稿執筆時最新の集計1/5~1/11においても、日本は118232人と10週連続の1位。46万人で2位のアメリカに2倍以上の大差をつけています)

 

 全国一斉休校が断行された頃(2020年)は“沈黙の春”でしたが、今では完全に賑わいを取り戻しています。ここ鹿児島でも。

皆さんのまわりも3年前とはだいぶ違った感じになっているのではないでしょうか?

 F-139:沈黙の春

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22636357.html

 

 その理由は“慣れ”。

 Q-257:私、立ち直れるかな? <中編;組織~社会の視点で>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28703188.html

 

日本での感染者数は今が最多。死者数も今が最悪です!

だから、本当は今こそこれまでの施策を見直すべきなのに、一向にアサンプション・アップデートが行われません。

F-270:冗長性と多様性 <vol.2;アサンプション・アップデート>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321842.html

 

 それどころか、この期に及んで「旅行者支援」。

“ワクチン”を接種するほど感染しやすくなることは、昨春、厚労省がしっかり示していた科学的事実です(当初は誤ったデータが公表されていました)。

なのに“ワクチン”の接種は続けられ、さらには生後6カ月~の子どもたちにまで拡大されています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935916.html

 

現状は「最悪の未来予想(I)が現実化している(R)」といえます。

(とても残念ですが、本当の“最悪”はこれからやってきます)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

こんなにもひどい状況なのに、責任ある方々が改めないのはなぜなのでしょう?

I-098:大切な人の命を守るために ~新型コロナワクチンに関する情報(リンクあり)の御紹介~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30221437.html

 

 *私の“解”はこちら↓

 F-035~:クライシス(危機)の本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

 

 

 結果として、すっかりクライシスに慣れてしまった一般社会と、どんどん疲弊していく医療・介護現場との間に、とても大きなギャップが生じています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 そのギャップはますます現場を緊張させます。医療・介護現場に携わる方々は、今後さらに「Fight or Flight」に陥りやすくなるはずです。老病死に苦しむ患者さんやその家族とともに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 このような厳しいcaseに対して、私が意識しているのが”風通し“

 

 コロナやインフルエンザといった具体的な対策(生物学的感染症)としてだけでなく、個人レベルでも(心理学的感染症)、組織や社会のレベルでも(社会的感染症)、“風通し”が重要だと思っています。

 F-186:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと -033つの“感染症”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25734821.html

 

 

 以下、具体的な事例を紹介します。(一部変更を加えています)。“風通し”をイメージしながらお読みください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 昨年、2度もコロナクラスターを経験した某医療機関では、実際の体験をもとに次のクラスターに備えた話し合いを定期開催していました。「感染対策委員会」として。

 さらに、情報を法人全体で共有するために、新たに事業所の垣根を超えた「感染対策会議」が設けられ、感染予防や封じ込めのためのアイデア出しが行われました。
 キーワードは「自由」。「突飛なアイデアほど大歓迎」という雰囲気です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そんな中、複数の事業所で同時多発的にコロナクラスターが発生。次々にスタッフ(&家族)や患者さんが感染していく中、プランどおりにコロナ対策が行われました。具体的には

 ・業務内容のシンプル化(トリアージ)

 ・人員の再配置・他事業所への応援要請

 ・スタッフ不足による業務負担増加に伴う心身不調への対応

 ・コロナ患者の体調悪化(とくに呼吸)への対応

 ・コロナ患者・非感染者の心理状態悪化(不安、抑うつ、不眠など)への対応

 ・コロナ患者・非感染者のBPSD悪化(妄想、暴言・暴力、徘徊など)への対応

 ・部屋移動とそれに伴う悪影響への対応

 ・非感染者の導線確保(トイレや入浴など)

 ・感染拡大予防を実施しながらのリハビリ継続  …etc.

 

 *トリアージ(triage)はこちら↓

 F-146~:トリアージをコーチの視点で考える

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_401494.html

 

 *BPSDはこちら↓

 Q-230~:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416986.html

 

 状況はどんどん変わっていきます。まさに無常。その度にリーダーを中心に話し合いが行われ、対策が実行されていきました。

 話し合いはほとんど立ち話で行われ、リーダーは即断即決。

でも、その間に様々な意見がしっかりとリーダーに伝わっていました。職種や年齢はまったく関係なく、あらゆるスタッフから。

 

 さらに、一度リーダーが行なった決定は迷いなく行われていました。全員一丸となって。

 もしも状況が変わったなら、リーダーにすぐに報告がいき、すみやかに話し合いが行われました(アサンプション・アップデート)。

 そして、また新たな対策を実行。一丸となって。

 

 

 残念ながら、今もクラスターは続いています。”ワクチン“接種を続ける限り、これからも繰り返し起こるのでしょう。

 でも、きっと新たな課題(case)を見つけ、さらにいい対策(plan)を重ねていくはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

絶望を希望に変えることができるから。

 F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 スコトーマを外し「出口」を見つけることができ、さらには「出口」の先までしっかり見通すことができるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その状況を見守りながら、私が感じたのが“風通し”です。

 

F-277につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

現在の日本は世界でも突出して感染者数が多く、死者数も急増しています。例えば、WHO(世界保健機関)の週間感染者数の集計(20221212~18日)によると、日本は1046650人で1位。2位韓国45万人、3位米国44万人を大きく上回り、ぶっちぎりのトップを独走しています

 

 感染上位国(日本・韓国・米国)には共通点があります。何でしょうか?

 (答えは次回)

 

 共通点を見いだすためには、抽象度を上げなければなりません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度を上げる

常に抽象度を上げ続ける

 

 そのハビット&アティテュードは、今後ますます重要になっていくはずです。その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

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 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

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 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細はこちらで御確認ください↓

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-140~:不要不急

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400247.html

F-184~:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410505.html

F-237~:「出口が見えない」と「出口戦略」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419486.html

Q-256~:私、立ち直れるかな?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420158.html

 

 

コーポレートコーチング(上)

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F-274:冗長性と多様性 <vol.6;プロフェッショナルなマインド>

 

 先日(20221031日)、認知科学者 苫米地英人博士が「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演され、「世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法」について講義されました。まずはこちらを御確認ください↓

 世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法 Dr.苫米地 20221031 - YouTube

 

 博士は「有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの基本原則」として、「通信(情報)の冗長性の確保」と「システム(ハードソフト)の多様性」について語られています。

 

 視聴後に苫米地式のコーチ&ヒーラーとして感じたことをまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 vol.1;有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの原則

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30221598.html

 vol.2;アサンプション・アップデート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321842.html

 vol.3;デタッチメント・ユニット

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30335231.html

 vol.4;「マルチな次元が組みあわされるシステム」の礎

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30383825.html

 vol.5;抽象度×バランスホイール

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 vol.6;プロフェッショナルなマインド

 

 

 以下、苫米地博士の著書「コーポレートコーチング(上)」(開拓社、p112)より引用します。前回引用分の続きです。「リーダー」と「抽象度」の関係をイメージしながらお読みください。Don’t think, feel

 

 

 さらにここで注意が必要なのは、リーダーが不在となり、それまで同じくらいの抽象度にいた構成員がリーダーの役割を担うことになったとき、他の構成員はその人を本当のリーダーだと扱って行動しなければいけないと言うことです。

 簡単に言うと、その急造リーダーの命令を絶対のものとして受け入れなければいけないということです。

 コーポレートにおいて、組織の命令は常に一方向でなければなりません。

 特に企業においては民主主義はありません。

 業務命令は常に上意下達です。

 ビジネスには一瞬の躊躇が、大きな損失に繋がることも少なくありません。

 すぐに判断を下して動かなければならないような状況で、「あいつはこの前リーダーになったばかりだから信用できん。まずはみんなで会議しよう」などと言っていては、生き残れません。

 もちろん、「ブリーフィング」はかまいません。

 ブリーフィングというのは、まだ実際の行動に移る前に、ミッションの共有、手順の確認、あるいは想定される状況のシミュレーションなどを全員で確認し合うことです。

 特殊部隊であれば、実際の戦闘地域ではない場所、例えば基地内、もしくは空母やヘリコプターの中で行われる打ち合わせ、会議、といった情報共有の場のことです。

 そういった場で行われるような情報伝達であれば、下から上にも常に伝わらなくてはなりません。

 それはやるべきことですが、テロリストと対峙している状況で会議を開くことはあり得ません。

 ましてや、「あいつはこの前まで俺と同じ立場だった急造リーダーだから、言うことは聞けん」などという状況では、組織は崩壊しているも同然です。

 いずれにしても、組織の構成員はエンドステートの臨場感を持ちつつ、抽象度が一つか二つ高いポジションならいつでも取って代われるという状態に訓練されている必要があります。

 全員のエフィカシーが高ければ「なんでリーダーは俺じゃなく、あいつなんだ」というようなおかしな感情は生まれません。

 また、当然ですが、リーダーは現場の抽象度までいつでも下がっていける状態でなければなりません。

 現場のエンドステートに関わることを相談されたとき、「全然、わからない」では困ります。

 特殊部隊のリーダーであっても、銃の使い方に長けている必要はありますし、テロリストとの格闘になったとき、素手でねじ伏せるぐらいの格闘技術を身に付けておく必要はあるわけです

 組織は、それぞれのサブミッション(エンドステート)の抽象度の二つ上ぐらいの抽象度を持てる人を常に育てる必要があるのです。

 企業などの組織における出世を考えたとき、どういう人間を出世させるかと言えば、このように二つぐらい上の抽象度について明らかによく理解している人を選ぼうということになるはずです。

 ひと昔前までは、前のリーダーやさらに上のリーダーに忠誠を尽くした人とか、個人的にかわいがられた人といった、抽象度の極端に低い人が出世したりしました(もちろん、出世させる人も抽象度が低い)。しかし、今はそんな企業が次々と淘汰される時代になっています。

 さて、こうした、優れたリーダーになるというような、抽象度が少し上のエフィカシーとは別に、「俺はこの仕事に関しては、最高の業績を出せる」というような、自分のサブミッション(エンドステート)への高いエフィカシーというものもあります。

 これがプロフェッショナルのマインドです。

 プロフェッショナルのマインドは、抽象度を常に2つぐらいあげたサブミッションの遂行と、エンドステート達成への高いエフィカシーの両方を常に維持します。

 一人一人がプロフェッショナルなマインドを持つことは、ハイパフォーマンスな組織を作る上では必須です。

 まずは、こうしたプロフェッショナルのエフィカシーを徹底的に上げていけるようなコーポレートトークを作り上げていく必要があります。

 そういったコーポレートカルチャーを作り出すど真ん中にいるのがコーポレートコーチだということを理解していただきたいと思います。

 引用終わり

 

 

 リーダーとは「一番抽象度が高い人」です。リーダーという機能(役割)の第1の条件が「最も抽象度が高い」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 苫米地博士は「抽象度が高い」を「情報収集能力」と言い換えられています。ちなみに、リーダーの第2の条件は「同調能力」、第3の条件は「責任能力」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

 

 ところで、皆さんは先ほどの引用文を読んで何か感じませんでしたか?

 

私は強烈な違和感を感じました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

急造リーダーの命令を絶対のものとして受け入れなければいけない」「組織の命令は一方向でなければならない」「企業においては民主主義はない」「業務命令は常に上位下達」という言葉に完全性やhave toを感じたから。それは苫米地式とは相容れないと思いました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 今思えば、その思い違いが私の“失敗”の理由。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 あの頃の私は「差別」と「区別」の違いが明確にはわかっていませんでした。

 PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 

 私は11年間務めた病院長というリーダーの機能・役割を、信じがたい“だまし討ち”によって失いました。その原因について考察したのがこちら↓

 PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 「信じがたい“だまし討ち”」を可能にしたのは、前院長の親族やその親族に忠誠を誓う人たちの極端に低い抽象度が生みだした「自分たちさえよければいい」という利己心と「自分たちは何をしてもいい」という慢心(差別意識)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14401412.html

 

 法人をあげて禅に取り組んでいた事実を鑑みるととてもアイロニックに感じられますが、利己心や慢心(差別意識)は縁起が理解できず中観が実践できない原因であり結果であるといえます。一言でいえば無明。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 今回のテーマと重ねると、縁起を理解することで「多様性の維持」が可能となり、中観を実践することで「冗長性の確保」ができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 では、縁起を理解しながら多様性を維持し、中観を実践しながら冗長性の確保を行う際に心がけるポイントは何でしょうか?

 

 答えは「エフィカシーを高める」こと。誰もが「抽象度を常に2つぐらいあげたサブミッションの遂行」と「エンドステート達成」に対するエフィカシーを高めるべき。もちろん、100%want toで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

その結果、抽象度の上げ下げが自由自在にできるようになります。

それがプロフェッショナルのマインドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 次回がこのシリーズの最終回。今回取り上げた「プロフェッショナルなマインド」を、すこし抽象度を下げて再考します。

 

F-275につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

法人をあげて禅に取り組んでいた事実を鑑みるととてもアイロニックに感じられますが、利己心や慢心(差別意識)は縁起が理解できず中観が実践できない原因であり結果であるといえます。一言でいえば無明

 

 “だまし討ち”のシンの原因は、結局のところ、私自身にありました。その原因とは「空観が貫けなかった」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 空(くう)がスコトーマに隠れ、実(じつ)になっていました。

 PM-06-21:仮説14)空(くう)なき実観の行き着く先にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14833876.html

 

 より高い次元への志向を忘れ、現状の最適化に囚われていた

 

 それが私の失敗の“本質”。「差別」と「区別」の違いがわからなかった理由です。

 だから私は、苫米地博士がよく語られる“ゲバラ主義”にこだわります。“ゲバラ主義”こそが苫米地式のど真ん中にあるブリーフだと思っています。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 

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 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細は後日あらためて御案内いたします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

F-100:芸術は爆発だ!

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Q-204~:「縁起」と「因果」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

コーポレートコーチング(上)

Kindle版はこちら↓

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F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 

 先日(20221031日)、認知科学者 苫米地英人博士が「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演され、「世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法」について講義されました。まずはこちらを御確認ください↓

 世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法 Dr.苫米地 2022年10月31日 - YouTube

 

 博士は「有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの基本原則」として、「通信(情報)の冗長性の確保」と「システム(ハードソフト)の多様性」について語られています。

 

 視聴後に苫米地式のコーチ&ヒーラーとして感じたことをまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 vol.1;有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの原則

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30221598.html

 vol.2;アサンプション・アップデート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321842.html

 vol.3;デタッチメント・ユニット

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30335231.html

 vol.4;「マルチな次元が組みあわされるシステム」の礎

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30383825.html

 vol.5;抽象度×バランスホイール

 

 

 前回(F-272)は、コーポレートコーチングを意識しながら、デタッチメント・ユニットを“自分”の中に作り上げることについてまとめました。

 

今回のテーマである「冗長性の確保」と「多様性の維持」には、コーチングのコア中のコアが役に立ちます。コアとは「ゴール」のこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴールのバランスホイールを意識に上げ続ける」ことが、「冗長性の確保」と「多様性の維持」を可能にします。

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

人生のあらゆる領域を意識に上げるバランスホイールは多様性そのものです。

例えば、趣味と職業と家族とファイナンスはまったく別物。時間やお金といったリソースを取り合うため、同時に成り立たせるのはなかなか困難です。

Q-240~:毎日、無気力感に悩まされています ~気楽に生きる際の注意点~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418402.html

 

「男のロマンは女のフマン」というのは、私のお気に入りのフレーズw

なぜお気に入りかというと、まさに冗長性と多様性の重要性を示しているから。男女の別なく相手のフマンを理解し、お互いのロマンに昇華していくことは進化(・向上)といえるはず。

そのために重要なのが「ゴールを共有する」ことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

 

コーチングのフレーム(ゲシュタルト)で言い換えると、「コーチング実践者のロマンはドリームキラーのフマン」。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 そのフマンを共有するロマン(ゴール)に書き換え、お互いにドリームサポーターに成長していくことがコーポレーコーチングです(ハズ)。

 Q-212:ドリームキラーを気にせずに前進するために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html

 

 

 ところで皆さんは「仕事と私(俺)、どっちが大事なの?」と問い詰められたことはありませんか? あるいは「仕事より遊び(あるいは彼氏・彼女)を優先しすぎなのでは」といった苦言を呈されたことは?

 

 私自身はそのような経験はありませんが(気づいていないだけかもしれません)、そんな相談を受けるたびに「面倒くさい」と思っていました。コーチングを学ぶ前は。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 今思うと、面倒くさく感じたのは情報量が多すぎるから。抽象度が低い次元では対立や矛盾が生まれてしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

先ほどの「リソースの取り合い」の多くは4次元時空での話です。つまり、もっとも情報量が多い情報空間の底面=物理空間での課題。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その「リソースの取り合い」を解決する秘訣が「抽象度を上げる」こと。趣味・職業・家族・ファイナンスなどのバランスホイールを常に意識に上げながら(多様性の維持)、同時にそのすべてを包摂する意識状態で生きていると、無意識が自然に調整をしてくれ、いつの間にか解決(解消)していきます。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-071:認知的不協和の状態にあり頭痛が… Vol.8;「リラックスできる呼吸の無意識化」のコツとその先にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14830941.html

 

 *こちらもぜひ↓

 Q-118:認知的不協和時に無意識が全力で働きゴールに向かっている気がしています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20682162.html

 

 バランスホイールを常に意識に上げながら(多様性の維持)、同時にそのすべてを包摂する意識状態で生きている

 

そのときは「冗長性の確保」も行えています。抽象度が上がっているからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 それは“〇〇”。リーダーが体現している意識状態です。

 以下、苫米地博士の著書「コーポレートコーチング(上)」(開拓社、p109)より引用します。デタッチメント・ユニット化において最も重要なのはリーダーの育成。その「リーダー」と「抽象度」の関係を感じながら、“〇〇”をクリアにしてください。

 

 

 リーダーのマインドとプロフェッショナルのマインド

 次は、リーダーのマインドとプロフェッショナルのマインドについてです。

 簡単に言いますと、リーダーの人たちと現場の人たちとの違いは何かという話です。

 これは、抽象度の違いと捉えるべきものです。

 リーダーは常に高い抽象度を保つ必要があります。

 仮に現場レベルの業務をやるケースがあったとしても、頭の中には常にコーポレート全体の発展とか、コーポレートが目指すゴールのことを考えていなければなりません。

 例えば、何かの理由でファーストフードチェーンの社長が、現場の店舗の厨房に立って、調理をすることがあるかもしれません。

 しかし、これは100%パフォーマンスであって、頭の中は会社全体のことを考えています。

 それに対して、現場の厨房で働く人たちは、通常はエンドステートのこと、つまり自身のやるべきミッションに集中しているはずです。

 こうした各自のミッションのことを、コーポレートミッションと区別する意味で「サブミッション」と呼ぶことがあります。

 このサブミッションを遂行するために、エンドステートの臨場感空間の抽象度で活動することは、何の問題もありません。

 ファーストフード店の厨房でパンにハンバーガーを挟む仕事をしている人が、社長や役員が経営会議で話し合う内容について、いちいちチェックする必要はないわけです。

 ただし同時に、この抽象度を上げたり下げたりする柔軟性をそれぞれの構成員が持つことは、現在のコーポレートにとっては必要なことでもあり、実際、システムとして存在するということは注意点の一つとして押さえておいた方がいいでしょう。

 現場の厨房からいきなり持株会社の社長レベルにまで上がってしまうような柔軟性までは必要としませんが、抽象度で一つか二つ上、具体的には厨房で仕事をする人なら、その店舗の店長の抽象度ぐらいまでは柔軟に上げ下げできるべきです。

 現在的な組織は、誰もがいつでもリーダーになることができるように、最初から訓練された人たちの集合体であるべきです。

 また特殊部隊の例で恐縮ですが、特殊部隊の中にもリーダーがいます。

 もしリーダーがテロリストとの戦闘で撃たれて、戦闘不能の状態に陥ったとしたら、それまでリーダーではなかった特殊部隊員の誰かがリーダーの役割を担う必要が出てきます。

 そのときに、誰もがリーダーとしての訓練を受けていなかったら、この部隊は壊滅してしまうか、少なくともミッションを遂行することはできなくなるでしょう。

 それでは困るわけで、リーダーが突然、不在になるリスクも考慮して、自らのエンドステートとは別に、普段から抽象度の上げ下げができるようにしておく必要があるのです。

 引用終わり

 

 

 抽象度を柔軟に上げ下げしながら、「多様性を維持」し、かつ「冗長性を確保」していく感覚をつかめたでしょうか?

 

 それはリーダーの重要な機能(役割)である“無敵”を体現している意識状態です。

 PM-01-18~20:“無敵”の意味-1~3

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

F-274につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

そのフマンを共有するロマン(ゴール)に書き換え、お互いにドリームサポーターに成長していくことがコーポレーコーチングです(ハズ)

 

 「ドリームサポーター」で終わらないのが苫米地式。苫米地博士は、じつは、「ドリームサポーターにもなってはいけない」と話されています。

博士に学ぶ私たちが目指すのは「ドリーム〇〇〇〇」。詳しくはこちらで↓

 Q-229:低年齢の子どもも後編;しつけと教育の違い

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 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細は後日あらためて御案内いたします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

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-関連記事-

Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

Q-210~:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414219.html

Q-227~:低年齢の子どもも「want toで生きる」「have toは一切しない」なのでしょうか? しつけと教育の違いはどのように考えればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416707.html

 

 

コーポレートコーチング(上)

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F-272:冗長性と多様性 <vol.4;「マルチな次元が組みあわされるシステム」の礎>

 

 先日(20221031日)、認知科学者 苫米地英人博士が「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演され、「世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法」について講義されました。まずはこちらを御確認ください↓

 世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法 Dr.苫米地 2022年10月31日 - YouTube

 

 博士は「有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの基本原則」として、「通信(情報)の冗長性の確保」と「システム(ハードソフト)の多様性」について語られています。

 

 視聴後に苫米地式のコーチ&ヒーラーとして感じたことをまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 vol.1;有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの原則

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30221598.html

 vol.2;アサンプション・アップデート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321842.html

 vol.3;デタッチメント・ユニット

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30335231.html

 vol.4;「マルチな次元が組みあわされるシステム」の礎

 

 

 Q:アサンプション・アップデートを行う“自分”とは何か?

A:ブリーフシステム(BSBelief System

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 Q:なぜ“自分自身”だけでアップデートすることは困難なのか?

 A:“自分”=BSは過去の記憶でつくられ、他者の考えや社会の価値観がたっぷりと刷り込まれている。BSが強固なままでは「変化する状況」を認識することができないから

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 Q:なぜコーチが必要なのか?

 A:結果としてBSを変化させ、RAS&スコトーマを動かすために、現状の外へのゴール設定(更新)が必要。コーチなしでは現状の外が見いだせないから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 *「結果としてBSを変化」は重要なポイント。こちらでどうぞ↓

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 Q:(それらを踏まえた上で)何を心がけるべきか?

 A:“自分”のデタッチメント・ユニット化

 

 元々のデタッチメント・ユニットとは、「本部の判断を仰げない状態にある部隊」のこと。軍用語です。具体的にはリーダー(コマンダー)、一般兵、狙撃兵、通信兵、衛生兵といった異なる役割を持つ戦闘員の集まりです。

その概念を応用し3~7人程度の少数精鋭ユニットが臨機応変に判断し行動できるようにしているのが、コーポレートコーチングにおけるデタッチメント・ユニット。

 各ユニットのリーダー(コマンダー)には企業CEO並みの権限が与えられ、変化する状況に合わせた行動計画の変更を実行します(アサンプション・アップデート)。

 とくに重要なのはユニットの構成員すべてがいつでもリーダーになれるよう準備すること。つまり、リーダー育成!

 

 そのリーダー育成のポイントとして、苫米地博士は「抽象度」と「エフィカシー」を挙げられています。ここでのエフィカシーとは、「いつでもリーダーの代役ができるという自覚」のこと。目指すのは「全員がリーダーとなる組織」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

*抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 以下、苫米地博士の著書「心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション」(PHP研究所、p86)より引用します。

 

 

 全員がリーダーとなる組織

 組織の上位の人々が命令し、下位の人々はただひたすらそれに従って行動する、という組織は効率がよくありません。理想は、全員がリーダーとなれる組織です。

 それに、工場での単純作業のようなものはできるだけロボットに任せて、将来は全員参謀の時代が来たほうが幸せでしょう。

 アメリカの軍隊も、昔と違って、個々の兵士が自律して行動する柔軟な組織になっています。どの人間でもいつでもリーダーになれるような訓練がなされているわけです。

 それはどういうことかといえば、タスクごとに担当が決まっているのです。役割分担です。

 「この分野、この仕事では俺がリーダーだけど、この仕事では俺はソルジャー」ということです。タスクによって、リーダーになり、ソルジャーになり、と、役割を変えるのです。このように、マルチな次元が組みあわされるシステムをつくっているのです。

 そうしないと、旧来のツリー状の組織では、どんどんボトルネックができてしまいます。ボトルネックの部分をやられると、それより上と下とが完全に切れてしまい、情報伝達ができなくなってしまいます。

 太い電線を一本切れば、そこから分岐していた電線すべてに電気が供給されなくなり、大規模な停電が起こるようなものです。

 切れなくても、何らかの理由でそのボトルネックで情報が停止すると、そこから下のツリー全体が機能停止します。

 これを防ぐためには、全員がリーダーになれる組織をつくる必要があります。そうすることで、状況に応じて柔軟に対処できるようになります。

 そのためには、組織のメンバーの誰もが視点を上げてものを考えられるようにならなければなりません。

 今のアメリカ軍は既にそうなっています。アメリカ軍だけでなく、企業もそうでなければなりません。

 事実上、既にそうなっている部分もあるでしょう。

 電子メールのセッティングは、「社長、ダメですよ」などと言いながら新入社員がやっているかもしれません。昔はありませんでした。

 そういったことが、まさに今、技術革新のなかで起きているわけです。それは、そのタスクのなかにおいて、社長がソルジャーで、電子メールを設定している親友社員がリーダーなのです。

 このようなことがいくらでもありえるわけで、企業組織体の各メンバーは、このタスクを遂行するユニットにおいては自分がリーダーシップを発揮して行動できる、というようにしておかないと、本来いけないのです。

 引用終わり

 

 

 ポイントは「タスクによって、リーダーになり、ソルジャーになり、と、役割を変える」こと。つまり、役割をアプリオリなものとみるのではなく、ゴール実現のためのひとつのダイナミックな機能とみることです。

そのためには役割・機能の違いをしっかり尊重する必要があります。「しっかり区別は行いながら、決して差別はしない」ということ。

 それが「マルチな次元が組みあわされるシステム」の礎です。

 PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 しっかり区別は行いながら、決して差別はしない

 

 その境地を大乗仏教では「中観」と呼びます。「しっかり区別を行う」は仮観であり、「決して差別はしない」は空観。その仮と空を同時に行うのが中観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 「すべては同じである」「違いなど一切ない」としっかり理解した上で(無分別)、あえて機能・役割上の違いを尊重するのです。なぜならゴールがあるから。

 “無敵”へと至ることができる「中観」を体得するためにも、私はデタッチメント・ユニットを“自分”の中に作り上げることが重要だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

 では、 “自分”の中でのデタッチメント・ユニット化について考えていきましょう。私は最低でも「コーチ」「リーダー」「テクノクラート」「ワーカー」「ヒーラー」の独立した5つの機能を同時並行的に発揮することをイメージしています。

 PM-06-17:仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 

 現状の外へのゴール設定(更新)をサポートするのが「コーチ」の役割。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールが決まると、エンドステート(やるべきこと)が詳細にわかってきます。そのエンドステートを実行するために様々な状況や可能性を想定し(アサンプション)、状況の変化に合わせて更新していくことがアサンプシュン・アップデート。そのアップデートを重ねるのが「リーダー」の役割。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19485793.html

 

 その過程で具体的な行動が決まってきます。それがCOA(コース・オブ・アクション)、「想定される状況を吟味した上での、そのいくつかの状況下で行うべき行動パターン」のことです。より専門(技術)的なCOAが「テクノクラート」、COA全般の実行・実践が「ワーカー」という感じです。

 F-201~:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413696.html

 

 例えば、「一人ひとりの心の平和がひろがることでWorldPeaceが実現している」というゴールを設定している場合、「リーダー」としてのエンドステートは「コーチングや苫米地理論をしっかり届ける」となり、そのためのCOAとしてブログによる情報発信が行われます。社会状況に合わせてブログ内容の選択・更新・変更を行うことがアサンプション・アップデートです。

私の感覚ではテーマを決めるのが「リーダー」の役割。テーマ決定後に具体的な専門知識を確認したり、引用文の選択や守秘義務遵守の確認を行うのが「テクノクラート」の機能。そして、頭の中のイメージをキーボードを使ってひたすら打ち込む(言語化する)のが「ワーカー」の役割です。

 そんな「リーダー」「テクノクラート」「ワーカー」の機能(&アサンプション・アップデート)を同時並行的に行っていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 「ヒーラー」はマインド(この場合は「リーダー」「テクノクラート」「ワーカー」という各機能)が常にいい状態で働けるように気を配ること。コンフォートゾーンを維持できるようにすることです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ちなみに、「コーチ」は逆。コンフォートゾーンの上限を突き破り、さらなる現状の外へ踏みだせるようにするのが「コーチ」の役割です。

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーン(CZ)が生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

F-273に続く)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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-関連記事-

F-035~:クライシス(危機)の本質

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

F-189~:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411502.html

F-254~:イノベーションがうまれるとき

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421781.html

Q-176:コーチはリーダーとマネージャーの役割・機能を持つと考えてよいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25016029.html

 

 

心の操縦術

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F-271:冗長性と多様性 <vol.3;デタッチメント・ユニット>

 

 先日(20221031日)、認知科学者 苫米地英人博士が「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に出演され、「世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法」について講義されました。まずはこちらを御確認ください↓

 世界的有事におけるスターリンクの安全な運用法 Dr.苫米地 2022年10月31日 - YouTube

 

 博士は「有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの基本原則」として、「通信(情報)の冗長性の確保」と「システム(ハードソフト)の多様性」について語られています。

 

 視聴後に苫米地式のコーチ&ヒーラーとして感じたことをまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 vol.1;有事を前提とした計算機システムと通信ネットワークの原則

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30221598.html

 vol.2;アサンプション・アップデート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30321842.html

 vol.3;デタッチメント・ユニット

 

 

 エンドステートやCOAは事前に誰かによって決められたものではなく、刻一刻と変化する状況に適応するために「アサンプション・アップデート」され続けるもの

 

 では、コーチングにおいて、アップデートするのは誰でしょうか?

 

 前回の引用文中にあるとおり、通常のアサンプション・アップデートは最小単位のチーム(部隊)が独自に行います。それをパーソナルコーチングに置き換えて考えると、“最小単位のチーム(部隊)”とはクライアント自身といえるはず。

 ところが、“自分自身”だけでアップデートすることは困難です。必ずコーチを必要とします。

 

 以下、苫米地博士の著書「コーポレートコーチング(下)」(開拓社、p103)より引用します。前回(vol.2/F-268)引用分の続きです。「アサンプション・アップデートを行う“自分”とは何か?」「なぜ“自分自身”だけでアップデートすることは困難なのか?」「なぜコーチが必要なのか?」「何を心がけるべきか?」を念頭に読み進めてください。

 

 

 縦系列からデタッチメント・ユニットへ

 ここまで見てきたように、現代の過酷なビジネス環境で勝ち抜いていける企業とは、3人から7人程度の少数精鋭のユニットがものすごく強力な生産性を上げていく、そんなユニットの集合体であるべきです。

 いや、そういう集合体だけが勝ち抜いていけると言っていいでしょう。

 それぞれのユニットは3人から7人程度の小さな部隊ですから、以前のような企業で言えば、そのリーダーたちは、外部からは本当に小さな部署の係長程度に見えることでしょう。

 しかし、その小さなユニットのリーダーたちには、実際にはまるで社長やCEOであるかのような権限が与えられており、彼らはCOAのアサンプションを常にリアルタイムでアップデートし続けているのです。

 さて、初めての方にはやや難解な用語が連続して出てきてしまったかもしれませんので、簡単にまとめておきましょう。

 以前の企業(組織)は、完全に縦系列の命令系統が確立していて、各自、各ユニットのエンドステート、COAは、それぞれの上の階層から直接的に「業務命令」などの形でなされました。

 ビジネス環境が目まぐるしく変化する現代の企業(組織)では、このやり方では常にライバル等に後れを取ることになり、生き残ることができません。

 物理的な時間がかかることは一つ一つの判断の遅れにつながるだけでなく、情報が刻一刻更新される中、古い情報に基づいた判断が行われる可能性が高くなります。

 古い情報に基づいて正確な判断ができるはずがありません。

 このことに気付いた企業(組織)の多くは、縦の系列も残しつつ、同時に各ユニットに大きな権限を与え、ユニットごとに臨機応変に判断し、行動していくようになりました。

 各ユニットのリーダーには、企業のCEO並みの権限が与えられ、変化する状況を常に読み取り、その変化に応じて行動計画を的確に変更し、行動に落とし込んでいく力が要求されるようになりました。

 また、現代のデタッチメント・ユニットの考え方では、すべての構成員がいつでもリーダー(コマンダー)になれる必要があります。軍隊ではコマンダーが敵の攻撃を受けて戦闘不能状態に陥ることも十分に想定しておかなければなりませんし、そうなれば、コマンダー以外の構成員がコマンダーとしてユニットを率いていかなければならなくなります。

 企業組織でも同様です。

 リーダー不在の状況でも、その場の判断でユニットが行動を起こさなければならないケースが多々起こり得るのです。

 そのとき、リーダー以外の構成員にリーダーとしての能力がまったく備わっていなかったらどうなるでしょうか。

 判断できずに、大きなビジネスチャンスを逸してしまうかもしれませんし、場合によっては大きな損害を出してしまうこともあるかもしれません。

 だとすれば、現代の企業が採用、育成すべき人材とは、デタッチメント・ユニットにおいて、いつでもリーダー(コマンダー)となれるような人ということになるでしょう。

 少し前の企業は、「私はテクノクラートなので、この部品のこの部分のことには詳しいですが、他のことはわかりませんし、興味もありません」とか「私は技術職人で、この技術のことは誰よりも詳しいですが、他のことはまったくわかりません」という人たちが集まっていました。

 この時代、分業体制が確立していて、人は非常に狭い、自分の専門分野のことだけに特化していればよく、むしろその方がうまくいっていました。

 構成員(従業員)は上から下まで全員が機械の歯車であり、やるべきことはすでに与えられており、それだけをやっていれば生産性が上がり、他の歯車のことなど知る必要もありませんでした。

 人々は与えられた作業が全体にとってどのような意味があるのかを知る必要もありませんでした。

 現代の企業は、これではダメなのです。

 「私はテクノクラートで、この分野に関しては誰にも負けない専門家です」というだけの人材ではダメだということです。

 隣の人が何らかの理由で業務不履行の状態に陥った場合、テクノクラートだろうと何だろうと、誰かがその人の代わりにその業務を行うか、あるいはその人が業務不履行になることを想定したCOAをあらかじめ用意しておいて、アサンプション・アップデートして、そちらのCOAを選択し、行動することが必要になります。

 上巻の終わりにも書きましたが、二つ上ぐらいの抽象度(あるいは、それ以上)のポジションなら、いつでも取って代われる能力を持っている人を採用し、育てる必要があるわけです。

 つまり、軍隊で言えば、普段は通信兵だったり、衛生兵だったりするのに、いざとなったら師団長、あるいはもっと上の仕事ができる若手を採用し、育成するということです。

 若くて現場でバリバリ働いているけれど、いざとなったら取締役、いや社長と同じくらいの働きができる人材といったイメージです。

 いきなり新人が社長の能力を持つというのは、現実的ではないと思うかもしれません。

 たしかにそうかもしれませんが、いつでも社長に取って代われるという自覚を持てるほどエフィカシーを高めることは可能です。

 そうなれば、時間とともに能力も高まっていきます。

 そのエフィカシーを持てるようにすること、そういったマインドを作れるようにすることこそが、まさにコーチングの役割なのです。

 引用終わり

 

 

 「アサンプション・アップデートを行う“自分”とは何か?」

アサンプション・アップデートを行う“自分”とは「ブリーフシステム(BSBelief System)」のこと。「人の行動や行動性向といわれる無意識の行動を決めるシステム」であるBSが、あらゆる判断や行動、ハビットやアティテュードを制御しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 その“自分”=BSは過去の記憶でつくられています。情動を伴った体験の記憶と抽象化された情報の記憶です。その記憶には他者の考えや社会の価値観がたっぷりと刷り込まれています。よって、“自分”=BSは「本当の私」ではありません。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 それが「“自分自身”だけでアップデートすることは困難」な理由です。アサンプション・アップデートとは「刻一刻と変化する状況に適応するため」に行うものですが、BSが強固なままでは「変化する状況」を認識することができません。固定的なRASが「変化」をスコトーマに隠すからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 結果としてBSを変化させ、RAS&スコトーマを動かすために、現状の外へのゴール設定(更新)が必要。認識できないはずの現状の外にゴールを設定できるようになるのは、コーチとの関係の中でマインドの使い方をマスターするからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 *「結果としてBSを変化」は重要なポイント。こちらでどうぞ↓

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 では、それらを踏まえた上で「何を心がけるべき」でしょうか?

 

 私の答えは「“自分”のデタッチメント・ユニット化」です。

 博士が仰るような「3から7程度の機能・役割を持つユニット集合体」を“自分”の中に作りあげるのです。具体的にいうと、最低でも「コーチ」「リーダー」「テクノクラート」「ワーカー」「ヒーラー」の独立した5つの機能を同時並行的に発揮できるようにしていきます。

 PM-06-17:仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 

F-272につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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-追記-

 では、それらを踏まえた上で「何を心がけるべき」でしょうか?

 私の答えは「“自分”のデタッチメント・ユニット化」です

 

 今回のテーマはコーチング実践者向け。「“自分”のデタッチメント・ユニット化」もアドバンス向けの内容です。一般向けには「バランスホイールを意識に上げる」ことをお勧めします。

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

今テーマと絡めると、バランスホイールは「多様性」そのもの。多種多様なカテゴリを同時に意識に上げることは「冗長性の確保」にも役立ちます。次々回(F-273)取り上げます。

 

 

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 第9回目(R4.12/25開催)のテーマは「超瞑想」。こちらで御確認ください↓

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-関連記事-

F-260:不満と傲慢のはざまでvol.4;「Connecting the dots~ゲシュタルト、フレーム、スクリプト~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29738652.html

Q-210:世の中はどうしてドリームキラーばかり<回答1;ゴール&リーダーの観点で>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26886756.html

Q-273:現状の外に飛び出す勇気やvol.3;苫米地式「綸」>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29323919.html

 

 

コーポレートコーチング 下

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F-260:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.4;「Connecting the dots~ゲシュタルト、フレーム、スクリプト~

 

 子どもの頃、私は「不安と不満」「悲しみと怒り」が混ざり合ったような混沌の中で生きていました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7031488.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7031602.html

 

 あの頃の私へ、そして同じような境遇の若者へ、コーチとして心を込めて書いたのがこのブログ記事↓

 F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

 

 私の経験でいうと、「不安と不満のはざま」を抜け出した後には、さらに大きな試練が待ち構えています。その試練とは「不満と傲慢のはざま」。それは「自由と隷属のはざま」であり、「希望と絶望のはざま」「幸福と不幸のはざま」でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 では、ゴールが生みだす不満をエネルギーと創造力に変え、自由を貫き、希望を抱きながら幸福に生ききるためにはどうすればいいでしょうか?

 傲慢を改め、隷属から抜けだし、絶望や不幸を克服するために何を心がけるべきでしょうか?

 

 あの頃の私へ、そして同じような境遇の若者へ、コーチとして心を込めて贈る第2弾です。

 

 vol.1;「不安と不満のはざま」を抜けだした後に待つ試練

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29576555.html

 vol.2;スコトーマを生みだす/外すポイント

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29646619.html

 vol.3;知らないことは認識できないのに新しい知識を得ることができる秘密

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29695715.html

 vol.4;「Connecting the dots~ゲシュタルト、フレーム、スクリプト~

 

 

前回(F-259)は、学習曲線における“超越”の瞬間に「ゲシュタルトの再構築」が行われていることについて触れました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

今回はさらに掘り下げ、私たち人間が持つ「知らないことは認識できないのに新しい知識を得ることができる秘密」=「ゲシュタルト能力」に迫ります。

 Q-268~:薬をやめることができますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421168.html

 

まずApple創業者の一人であるスティーブ・ジョブズ(Steven Paul Jobs1955~2011年)の言葉を紹介します。2005年にスタンフォード大学の卒業式で講演した際のものです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 

You can’t connect the dots looking forward ; you can only connect them looking backward.

So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.

You have to trust in something – your gut , destiny , life , karma , whatever.

This approach has never let me down , and it has made all the difference in my life.

 

先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。

だから将来何らかの形で点がつながると信じることだ。

何かを信じ続けることだ-直感、運命、人生、カルマ、その他なんでも。

この手法は私を裏切ったことはなく、そして私の人生に大きな違いをもたらしてくれた。

 

 

それでは本題に。今回は「ゲシュタルト」「フレーム」「スクリプト」といった認知科学の用語について説明します。それらの概念をconnectして、理解を深めてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

「ゲシュタルト(Gestalt)」は“形態”を意味するドイツ語で、全体性を持ったまとまりのある構造のことを指します。もともとは心理学の用語で、ゲシュタルト心理学の創設者であるマックス・ヴェルトハイマー(Max Wettheimer1880~1943年)の理論からひろまったそうです。

ゲシュタルト心理学では、知覚は単に対象となる物事に由来する個別的な感覚刺激によって形成されるのではなく、それら個別的な刺激には還元できない全体的な枠組みによって大きく規定されると考えます。この「全体的な枠組み」にあたるものがゲシュタルトです。

 

「フレーム」という言葉は様々な理論において多様な意味で用いられていますが、「ゲシュタルト」とほぼ同義と考えて差し支えありません。シンプルに表現すると「モノの見方・考え方・捉え方の枠組み」です。

有名なマーヴィン・ミンスキーのフレーム理論では、「心の作用はすべてのフレームに依拠しており、心というのは結局、無数のフレーム(モジュール)の集合体に他ならない」ことになります。例えば「ドアノブを手で握る」「ドアを開く」「部屋に入る」「椅子に腰を下ろす」などの行為はそれぞれがフレームの働きであり、また全体としてもフレームを構成します。

F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」(ワーク付き)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

人は何万ものフレームを持っていて、それを習得したり、組み合わせたり、変形したりして現実に対処しています。学習とは「何らかのフレームを獲得すること」であり、獲得したフレームを壊したり揺り動かすことで応用ができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

 前回(F-259)の「学習曲線」でいうと、「ドーンと成長した“超越”の瞬間」が、「ゲシュタルト再構築」であり、「フレームの破壊と組み合わせ」。そして、これが「知らないことは認識できないのに新しい知識を得ることができる秘密」です。

ひと回り大きなフレーム≒ゲシュタルトをつくり上げ、そのフレーム(またはゲシュタルト)で目の前の事象に向き合うことで認識が可能になり、知識を得ることができるようになります。ちなみに、このとき抽象度が上がっています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

「スクリプト」とは、“人工知能の父”と呼ばれるイェール大学のロジャー・シャンクが構築したスクリプト理論の主軸になるもので、簡潔に表現すると「状況の変化に応じて次に起こりうる予測を集めた知識構造」のことです。「フレーム」に時間の概念を加えたものと考えると理解しやすいと思います。

 ちなみに、シャンクは苫米地博士が米国に留学された際の最初の師。「The Cognitive Computer」という本との出会いが留学のきっかけだったそうです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 

私が「生と死の間に関心を持つこと」「生きる意味を確信すること」が重要だと考える背景にはこれらの理論があります。もちろん、一番はこれらの理論をさらにconnectしたといえる超情報場理論です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

人は自分自身の死を見据え、その意味を知り、死に(が)近づく時間の流れをしっかり認識した上で、目の前の一瞬を鮮やかに生きるべき

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

そんな生き方そのものが幸福といえるはず。もちろん、スピリチュアルペインを克服した先にあるシンの幸福です。

L-00720201… -07;スピリチュアルペインとは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

そこに「傲慢」が入り込む余地などまったくありません。

 

F-261につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 あの頃の私へ、そして同じような境遇の若者へ、コーチとして心を込めて贈る第2弾です

 

伝えたいのは「心の力(The Power of Mind)」のすばらしさ。

 

 誰もが、心の力によって、「未来の自分」を臨場感豊かに想像することができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

そして、課題を克服しながら「未来の自分」を創造し、本当に現実化することができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

過去の呪縛や不安よりも、未来の希望や期待に対して、遥かに大きく強い臨場感を感じることができるからです。本当は。

その臨場感が「心の力(The Power of Mind)」。その正体は誰もが持つホメオスタシス(Homeostasis)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そして、それは「縁起」の力でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 以下、苫米地博士の著書「もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 -今こそ、『縁起人』として生きろ。」(TAC出版)より引用します。

 

 

 組織を引っ張る“リーダー”の役割

 コーポレートコーチングでは、組織の中にリーダーを設定することも重要です。なぜなら、組織はマネジメントなしでは成立しないからです。

 コーチの仕事は一言でいえば「エフィカシーを上げること」です。そして、エフィカシーとは「ゴールを達成する自己の能力の自己評価」です。

 だから、コーポレートコーチは、まず組織のみんなをコーチングし、ゴール設定のアドバイスをするのが理想です。しかし、現実はリーダー的存在や将来のリーダー候補を優先してコーチングすることになるでしょう。実際、リーダーシップが求められない人たちに組織が惜しみなく投資をするとは限らないからです。

 ゴールは、パーソナルコーチングと同様、「現状の外側に設定」しなければなりません。

 ゴールを設定するよう促すとき、コーチはリーダーに価値観を押し付けてはいけません。価値観を押し付けるということは、ゴール設定自体に介入してしまうことになるので、それでは人のゴールに従う奴隷を作ることになってしまうからです。

 コーポレートコーチが行うのは、リーダーにマインドの使い方を教えることです。リーダーに、マインドの使い方が上手な人物になってもらわなければなりません。

 チーム全員のエフィカシー、そして、集合的ゴールを達成する能力の自己評価を「コレクティブエフィカシー」と呼びます。コーポレートコーチの一番大切な仕事は、この「コレクティブエフィカシー」を高めることができるリーダーを育てることだというわけです。

 「コレクティブエフィカシー」を重視する組織にするには、リーダーがその組織のコーチになるのが最もよい方法です。そしてリーダーが、自分の組織の構成員や、組織全体の「コレクティブエフィカシー」を高めていけばいいのです。

 

 それでは、リーダーは具体的にどのようにコレクティブエフィカシーを高めるのでしょうか。

 例としては、「組織のゴールを設定して前向きなトークを展開する」ことがあります。そうすれば、みんなのエフィカシーを高めていけます。また、ゴールの設定によって、そのゴール達成のためのコーポレートトーク(組織内の会話)が生まれてきます。

 組織のゴール設定に関しては、構成員一人ひとりが組織のゴールと自分のゴールを見極め、どこかの抽象度で共有するしかありません。組織のゴールの抽象度が、個人の抽象度より高かった場合は、個人のゴールが組織のゴールに包摂されればいいのです。そうすれば、組織のゴール達成で、自分のゴールも達成できます。逆もまた、しかりです、

 

 たとえば、個人のゴールが「年収2000万円」だったとしましょう。そして、会社のゴールが「世界平和に貢献する会社にする」だったとします。そんな抽象度の高いゴールを設定している会社の社員たちは、人の文句やうわさ話をいったりすることなく、最新の世界の情勢などについてのコーポレートトークをするでしょう。

 そういう会社が、優秀なコンテンツや商品を生み出さないわけがありません。そうなると、会社員の年収はおのずと高くなり、「年収2000万円」も楽々クリアできるというわけです。もし、組織と個人のゴールが、まったく共通点を持たない場合は、それぞれの抽象度を上げ、両方を包摂するゴール設定を考えてください。

 

 高いレベルのゴールが達成できる組織というのは、チーム全員のエフィカシーが高いということになります。もし組織の構成員が、コーチと同等以上のコーチング能力を備えていたら、その組織はコーチが放っておいたとしても、お互いに組織のゴールに向きあえるので優秀なチームになり得ます。

 そして、ゴール自体は構成員によって組織のゴールが常に更新されていくのがベストと考えてください。複数あるのも理想です。

 チームパフォーマンスを最大化させるリーダーとは、現状の最適化ではなく、何かすばらしいイノベーションを生み出すコーポレートカルチャーの醸成ができる人物です。

 真のリーダーは勝手にすごいことをして、それを見た人が後からついていくものです。その意味で、リーダーはコーチではありません。しかし、素晴らしいリーダーには必ず優秀なコーチがいるものなのです。

 コーチングの目的は真のリーダーを作ることです。そして、あなたの人生においては、あなた自身がリーダーなのです。

 コーチングで自分自身を変革し、真のリーダーを目指すうち、そうした意識の高い人のもとには、多くの人が集まってきます。気がつけば、人間関係は一変しているでしょう。また、コレクティブエフィカシーの高め方は、対人関係を考えるうえで大きなヒントになるのです。

 引用終わり

 

 

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-関連記事-

L-001~(スピリチュアルペイン-1):20201月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

L-023~(スピリチュアルペイン-2):20203月シークレットレクチャー

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L-032~(スピリチュアルペイン-3):20204月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413332.html

 

 

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F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 

 「コップに『半分入っている』から、コップは『半分空である』に変わる時、イノベーションの機会が生まれる。」

 

 経営学者 P.E.ドラッカー(注;正確にはP.F.ドラッカー)のコップ理論です。日本は、豊かで住みやすく穏やかな国。自分のサイロに閉じこもり「半分入っている」になりがちです。しかしながら、コロナを経て、時代は、急激に変わっています。

 

 地球規模の危機を実感する時代。国民一人一人、事業者それぞれが、「半分空である」という思いを共有すれば、日本は持ち前の団結力を活かして大きく変貌できると確信しています。

 

 私が目指す“新しい資本主義”では、日本の経済社会が直面する歴史的挑戦の全体像を国民に分かりやすく示します。その上で、市場や競争にすべてを任せるのではなく、官と民が経済社会変革の全体像を共有しながら、変革のために協働していくことを重視します。日本の連帯感の強さは官民協働の土台となります。

 

 そして、投資を引き出す新しい仕組み、また、付加価値配分のあり方を変えるための新しい仕組み。これらを成長戦略、分配戦略それぞれに埋め込んでいくことで、「成長と分配の好循環」を本格的に回していきます。

 

 

 これは岸田文雄首相のスピーチ文です(ダボス・アジェンダ、2022118日)。

□外務省HP>外交政策>経済外交>国際的ルール作りと政策協調の推進>世界経済フォーラム(ダボス会議)

 「ダボス・アジェンダ2022」における岸田総理大臣の特別演説 |外務省 (mofa.go.jp)

 □[参考2]岸田総理大臣によるスピーチ

 100291106.pdf (mofa.go.jp)

 

 この文章を読んでどのようなイメージを感じますか?

 

 私がコーチとして感じたものを(右脳言語野)、ありのままに言語化していきます(左脳言語野)。

 PM-06-12:仮説07)思考停止

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 前編;視点

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29415081.html

 中編;リーダーの資質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29466625.html

 後編;ゲバラ主義

 

 

 苫米地式は「ゲバラ主義」です。

 

 全抽象度にわたって、つまり頂点である空(くう)から底面である物理空間まですべてで、“自分”の存在を認め、行動する

 

それが苫米地式であり、ゲバラ主義!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 *「空(くう)」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 抽象度が高いだけでも、低いだけでもいけません。

 理想だけではなく、実際に行動していなければなりません。

 

 つまり、抽象度の高い世界できちんと行きたい(生きたい)ゴールの世界があって、物理的な抽象度でもなんらかの行動を続けているということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

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 ゴールを実現するために行動し続ける

 

 それが苫米地式であり、ゲバラ主義!

苫米地博士御自身が私たちに示してくださっているリーダーの生き様です。

 F-123~:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_393431.html

 

 

 ところで、「ゲバラ」とは、アルゼンチン生まれの政治家(革命家) エルネスト・ゲバラ(Ernesto Guevara1928~1967年)のこと。

「チェ・ゲバラ」の呼び名で知られていますが、「チェ(Che)」とはスペイン語で「やぁ」「お前(親しみをこめた意味)」といった砕けた呼びかけの言葉だそう。初対面の人に対して「チェ。エルネスト・ゲバラ」と自己紹介していたことから、キューバ人がおもしろがって付けたあだ名なんだそうです。

 

 医師としてグアテマラで働いているときに祖国ペルーを追われ亡命していた女性活動家と結婚したゲバラは、グアテマラの革命政権の崩壊を機にメキシコに移住します。そこでキューバから亡命中のフィデル・カストロ(Fidel Alejandro Castro Ruz1926~2016年)と出会い、武装ゲリラ闘争への参加を決意。

 1956年、革命軍総勢82名は「グランマ号」に乗り込んでキューバに向かいます。ところが、上陸直後に政府軍の襲撃を受けて壊滅。生き延びることができたのは、わずか12名。

山中に潜伏しながら体制を立て直していった革命軍の中で、ゲバラは軍医として働きながら政治放送をするラジオ局を設立します。忍耐強さと誠実さ、冷静な判断力や、人の気持ちをつかむ才を発揮しながら、リーダーの一人として認められていったそうです。

そして、195911日、独裁軍事政権の大統領 フルヘンシオ・バティスタがドミニカ共和国に亡命し、「キューバ革命」が達成されます。キューバの市民権を与えられたゲバラは、キューバ新政府において国立銀行総裁に就任。さらに農業改革機構興行部長や工業相も務めます。

理想を追求するゲバラは、キューバ最大の貿易相手国だったソビエト連邦を「帝国主義的搾取の共犯者」と非難。それがきっかけとなり、家族を残したままキューバを去ることになります。その後、コンゴ民主共和国やチェコスロバキアを経てボリビアに入国。アンデス山脈でゲリラ部隊ごと政府軍に拘束され、1967109日に射殺されました。

 

 

チェ・ゲバラ(Wikipedia)

チェ・ゲバラ(Che Guevara

1960年(31歳時)「英雄的ゲリラ」より

Wikipediaより引用

 

 

ゲバラは西側(資本主義社会)の人たちにも強い影響を与えました。

フランスの哲学者・小説家 ジャン=ポール・サルトルは「20世紀で最も完璧な人間」と評し、ビートルズのリーダー ジョン・レノン(John Winston Ono Lennon1940~1980年)は「世界で一番格好良い男」と語っています。

 

ゲバラに関する書籍や映画が今でもつくられるなど英雄として取り上げられる一方で、混乱を引き起こした当事者として批判も根強く残っています。

むしろ、それは真のリーダーであった証。

 

 抽象度の高い理想を描き続け、本当に実行する(まわりから厭われても100%want toで)

 

 それが苫米地式であり、ゲバラ主義!

そんなコーチングマインドあふれる生き方は、現状の外へのゴール設定からはじまります。そして

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 未来(w1)を創造しながら、現状(w0)を破壊していく

 

 それが苫米地式であり、ゲバラ主義!

真のリーダーのブリーフです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 誰もがコーチングマインドを持ち、各自がリーダーとして新たな世界(w1)をうみだすときが「イノベーションがうまれるとき」。

 

そのイノベーションからさらなるエボリューションがうまれ、時空を超えてひろがりながらレボリューションとなり現実化していく

 

 博士に学びながら、いつもそんなイメージ(気)に包まれています。

 F-208:マトリックス/Matrix -03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27063566.html

 

 さて、GDP3位の経済大国 日本のリーダーはどうなのでしょう?

 

 誰もが自分の人生のリーダーです。皆さん自身はどうですか?

 

 全抽象度にわたって、つまり頂点である空(くう)から底面である物理空間まですべてで、“自分”の存在を認め、行動していますか?

 ゴールを実現するために行動し続けていますか?

 抽象度の高い理想を描き続け、本当に実行していますか(まわりから厭われても100%want toで)?

 未来(w1)を創造しながら、現状(w0)を破壊していますか?

 

 

最後にもうひとつ。

日本のリーダーのスピーチ(ダボス・アジェンダ)は、このような言葉で締めくくられています。

 

今、我々は、Great Resetの先の世界を描いて行かなければなりません

 

 岸田首相の言う「Great Resetの先の世界」が、ますます格差と差別がひろがった「既得権益だけが肥大する社会」ではなく、自由とフェアネスがあたりまえとなった平和な世の中であることを願います。

 PM-07-11:「平成」という元号に埋め込まれたコード -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

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 第6回目(R4.9/18開催)のテーマは「洗脳」です。詳細はこちら↓

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-206~:マトリックス/Matrix

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

Q-001:三現主義

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4613755.html

Q-218:わりとすぐに達成できそうなゴールを設定してもよいですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27405307.html

 

 

 

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