苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ) ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:ラベリング

Q-142:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか? <前編>

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

抜粋した下記部分について、回答させていただきます。

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

Q:現状の外へのゴール設定に関しまして疑問を感じています。

 現状の外のゴールのリアリティでいる状態ですと、現状の状態の認識がうまく出来きていない状態なのではないかと感じるようになってしまいました。「現実逃避をしているのではないか?」「ポリアンナ症候群という症状に陥っているのではないか?」と考えてしまいます。

それゆえ、現状の外にゴール設定することに恐怖心が生まれている感じがしております。うまく現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避やポリアンナ症候群という症状に陥ってる状態とではなにが違っているのでしょうか?

 

A:コーチングの根幹にかかわるとても大切なことをお伝えしますw

“現状の外”ではないものをゴールとはいいません!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ゴールを“現状の外”に設定するからこそ、ブリーフシステムを自ら再構築することができます。ブリーフシステムを変えることができるのは、それまでの過去の記憶をベースとしたものから、未来の記憶をベースにしたものに変更するからです。それは未来から過去へと向かう時間の流れを生みだします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 ゴールを“現状の外”に設定するからこそ、コンフォートゾーンをゴール側にずらすことができ、RASのフィルタリングを変え、スコトーマを外し、新たな気づきを得ることができます(反対に、ゴール達成に不要な情報はスコトーマに隠れます)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 「現状の外へのゴール設定に関しまして疑問を感じています」と自覚できていること自体はとても素晴らしいことです。それは止観ができているということだから。

そのまま焦ることなく、ゆっくりと考察してください(think!)。そして、しっかりと感じてください(feel !!)。リラックスしながら考え、ワクワクしながら感じることがポイントですw

それではいただいた御質問を2回に分けて回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14120540.html

 

 

Q-1:現状の外のゴールのリアリティでいる状態ですと、現状の状態の認識がうまく出来きていない状態なのではないかと感じるようになってしまいました。「現実逃避をしているのではないか?」「ポリアンナ症候群という症状に陥っているのではないか?」と考えてしまいます

 

A-1ゴールとリアリティの関係についての御質問はよくいただきます。まずは下記ブログ記事をお読みください。

Q-042:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_262962.html

 

“現状の外”のゴールの世界の臨場感が上がると、コンフォートゾーンが(ゴール側に)ずれます。「かつての現状」が新たなコンフォートゾーンの外側になると、「認識がうまく出来ていない状態」になります。

それは、例えば「以前はとても心配していたことが、いつのまにか気にならなくなった」というようなもの。もちろん、好ましい変化です。その時に「認識がうまく出来ていない」ものは「ゴール達成に関係ないもの」のはずです。ラベリングでいえば「Nil(ニル)」。よって、認識できなくても全然大丈夫ですよ。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18456250.html

 

 ラベリングには「大脳辺縁系優位に陥り『ファイト・オア・フライト』になってしまうこと」を防ぐ効果もあります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20276757.html

 

認知的不協和を感じても前頭前野優位を保てるようになるために、「認知的不協和を感じる→ラベリングを行う」という「フレームの組み換え」を行うことをお勧めします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20477749.html

 

 

 ところで、今、なにかモヤモヤしたものを感じていませんか?

 「現状の外のゴールのリアリティでいる状態ですと、現状の状態の認識がうまく出来きていない状態なのではないのではないでしょうか?」という疑問に対しての先程の回答に納得していないのでは?

 

 納得していないのが正解ですw

先程までの回答ではまだ解決していません。次にお伝えすることは、「現実逃避をしているのではないか?」「ポリアンナ症候群という症状に陥っているのではないか?」という疑問を解決する糸口にもなるはずです。その鍵となる知識とは「○○○」。

次回、あらためて解説いたします。

(待てない方は今すぐクリックw↓)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

Q-143につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching Project」がはじまりました(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(お申し込みはこちら↓)

 http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

Q-131190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -10

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。Q-130からは「疑問や難しかったこと」です。

 

 

30秒間でまわりの様子を記憶すること(が難しかった)

 

A:過去のブログ記事でワークを紹介しています。まだ未体験の方はぜひワークを行ってみてください↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19371125.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19572599.html

 

 ふだん見慣れているはずの風景も、いざ記憶し思い出そうとすると簡単ではないですよね。それには理由があります。

人が認識する世界は、どんどん入力される膨大な情報のうち、より重要な情報で成り立っています。ある研究によると、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)から入力される情報量は1秒間に数百万ビットで、そのうち意識にのぼるものは40ビットなのだそうです。40/000000、すなわち、わずか1/100000の情報量でつくられているものが、各々が認識している(一人一宇宙の)世界です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 

 このとき、重要な情報を選びだすフィルターの役目をしているものがRASです。そして、RASにはじかれ認識に上がらなくなることを「スコトーマに隠れる」と表現します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 目の前の世界は「ある」のではありません。わずか1/100000の情報量で各人のマインド(脳と心)が生みだしている「あるともないともいえる(あるともないともいえない)」ものです。それを大乗仏教では「空(くう)」と表現します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 

・ラベリング(が難しかった)

 

A:「あるともないともいえる(あるともないともいえない)」世界

 だからこそ、マインドを操作することで思いどおりに目の前の世界を再構築することができます。

 

 その訓練となるのが「ラベリング」です。過去の記事(F-095)で紹介しています。ぜひ日常的に取り組んでください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18456250.html

 

 ラベリングは医療・福祉従事者にとって特に重要なスキルとなります。「ファイト・オア・フライト」という情動優位の状態を回避できるようになるからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 

・時間は未来→過去に流れているのは理解していますが、それを自分の生活の中へ取り入れることがなかなかできていません。頭が整理できないのか つい過去を思い出し、そちらを重視してしまいます

 

A:「時間は未来→過去に流れているのは理解している」というのは素晴らしいことですよ。大丈夫です!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 さらには「つい過去を思い出し、そちらを重視してしまう」と認識できているのですから、ますます大丈夫です! 人の情報処理は失敗駆動型。だから「つい過去を思い出し、そちらを重視してしまう」のは“あたりまえ”といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

しかしながら、そのままでは過去の呪縛からなかなか逃れられないのも事実。そこで「ラベリング」です。

そもそも私たちは重要なこと(モノ)のみを認識しており、重要度の低いこと(モノ)は認識さえしていません。その重要度を、ラベリングを行うことで、「ゴールから考えたとき、どれくらい重要か」という尺度に統一すると、目の前のすべてがゴール達成のための大切な縁起(きっかけ)に感じられるようになっていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

・ゴールを設定し未来へ向かって今を生きる(が難しかった)

 

A:目の前のすべてがゴール達成のための大切な縁起(きっかけ)に感じられるというのは、とても幸せな体験です。生きている間には腹立たしいことも悔しいこともあります。しかし、「どうしても成し遂げたいゴール」があると、そんな感情(情動)すらゴール達成のエネルギーに変えることができます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15110477.html

 

難しく感じられるかもしれませんが、その詳細をシリーズ編第3弾「心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~」にまとめています。「豊かな人生」をイメージしながら書きました。どうぞお読みください。

シリーズ編第3弾(目次):

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html

 

 

・ブリーフシステム 自分の子どもに対する怒り方が、子どもの考えや行動を制限させてしまっていた気がして反省しています(←自責)。今日気づいたことを生活に反映できるように色々考えたいと思いました

 

A:「失敗しちゃった」「間違えたな」と感じたときは、すぐに「私らしくなかった」とセルフトークしてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19152931.html

 

 「私らしくなかった」というときの「私」とは、ゴールを達成した「未来の私」のこと。「未来の私」のイメージをセルフトークで強化していくと、臨場感が上がっていき、(RAS/スコトーマの原理により)ゴール実現のための縁起がますます紡がれていきます。そうやって“夢がかなう”のです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 親の気づきは、親だけのものではなく、子どもも優しく書き換えていきます。さらには書き換えられた子どもの成長が、逆向きに親を書き換えていきます。私たちは関係性の中で生きており、その関係性は双方向です。「私」とは関係性の総称です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 ブリーフシステムは、確かに過去の記憶でつくられていますが、固定化されたもの(永続するもの)ではありません。「気づいたことを反映する」ことで更新し続けることができます。ぜひ「家庭(子育て)」のゴールを設定し、その結果として今日を生きてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

Q-132につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Q-114:「秘密のワーク」やってみました 前編;ラベリングの効果

 

 「F-097:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.4」内で御紹介したワークに関して感想をいただきました。ありがとうございます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18684707.html

 

 

「秘密のワーク」やってみました。ラベリングは知ってましたが、これほど簡単で効果的なんだと改めて驚きました。そして、今回の「すでにゴールを達成している自分を確定するワーク」も良かったです。

臨場感を如何に高めるか?という部分でまだ改善の余地があります。

 

 

 ラベリングは「重要度を『ゴールから考えたとき、どれくらい重要か』という尺度に統一すること」を目的に行います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

T(ゴールに関係すること)」「Nil(ゴールと関係ないこと)」「D(『T』でも『Nil』でもない感情)」のどれかを貼り付けるラベリングワークについて、F-095で紹介しています。「簡単で効果的な」ワークですので、ぜひ習慣にしてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18456250.html

 

 「重要度を統一する」のは、認識のメカニズムと関係します。私たちは重要なこと/もののみを認識し(RAS)、重要性の低いこと/ものは認識していません(スコトーマ)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 その重要性を「ゴールを達成した未来」から作りなおすことで、認識する世界自体が変わります。目の前の世界が「未来の結果」に変わる感じです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 それはブリーフシステムを書き換えることであり、新しい自分に生まれ変わることです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 今回はラベリングに関する研究を御紹介します。米国デューク大学の研究によって、心に浮かんだ考えや映像に「ラベリング」を行うだけで、扁桃体を含む大脳辺縁系に対して前頭前野優位の状態にすることができることが判明しました。ファイト・オア・フライトの克服です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 被験者は脳スキャナーの中でサメ・クモ・ヘビ・銃・ナイフ・爆発といった恐ろしい画像を見せられます。通常ならそれらは不安・恐怖の反応を呼び起こし、扁桃体が活性化します。

 しかし、「その映像が作り物か? 本物か?」「人工のものか? 自然のものか?」を見極めるように指示されている場合は、扁桃体の発火が抑えられたのです。

 

 その見極めを「ゴールに関係するか?(T)」「関係しないか?(Nil)」「情動か?(D)」で行うのが苫米地式のラベリングです。デューク大の実験で明らかになったように、脳を前頭前野優位にすることができ、より抽象度の高い思考ができるようになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 抽象度の高い思考はさらに大きなゲシュタルトをつくること(connect the dots)を可能とし、“ひらめき”を生みだします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

Q-115につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 もう一つ、スタンフォード大学の研究を御紹介します。ブレッチャートらは、1)普通の表情を見たグループ、2)怒っている表情を見たグループ、3)怒っている表情を見て「捉えなおし」をしたグループに分け、脳の活動を比較しました。その結果、2)の被験者グループは統計的に有意にネガティブな感情になりました。

 興味深いのは3)のグループです。2)と同じように怒っている表情を見たはずなのに、1)のグループと有意差はなかったのです。

 3)の被験者グループが行った「捉えなおし」とは「評価の変更」です。表情を観察し(認識)、怒りを感じ取った際に(理解)、評価を変更するような訓練を受けたのです。例えば、「私に対して怒っている」→「上司(または配偶者)への不満を私にぶつけただけなのだ」というように。そうすることでネガティブな感情を抑えられることが明らかになりました。

 やはり、「情報(処理)を書き換えると現実が変わる」といえるようです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_386190.html

 

 

F-096:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.3

 

 

私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 

 

 …これは戦前・戦後を通じて日本映画界で活躍した女優 高峰秀子さん(1924~2010年)の言葉です。前々回(F-094)はこの言葉をコーチの視点で読み解き、前回(F-095)は関連するワーク(ラベリング)を御紹介しました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18340552.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18456250.html

 

 今回は、そのワーク(ラベリング)の実践例を紹介した後、さらに踏み込んで「私はイヤなことを心の中で握りつぶす」という言葉を考察します。

 

 

 …先日、妻と買い物している際に、かつて“だまし討ち”された病院の職員に会いました。しかもその職員は、私を誹謗中傷するだけで調停の主旨とは全く関係のない(むしろ申し立て理由を自ら否定する)“証拠”を書いた一人です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 私はその職員のことを医療人として高く評価し、人としてもとても信頼していました。だからだと思いますが、裁判所に提出された“証拠”を目にしたときには激しい怒りを感じました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14107083.html

 

その怒りが、痛い記憶とともに、一気に吹きだしたのです。それまでの楽しかった“場”は、一瞬で修羅場に変わりました。私の中で。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 

 

 その時に行ったのがラベリングです。

 まずは噴出した「D」を切り離しました。「私らしくない」「コーチらしくない」とセルフトークしながら。

 次に「T」か「Nil」かを判別し、「T」と判断した後さらに分析していきました。具体的には、「The Power of Mind Ⅰ」第六章で行ったように仮説を立てて、トゥイーキングを行いました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124527.html

 

 そして、ゴールが生みだす未来からの時間の流れを感じながら、心の中でイヤなことを握りつぶしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 

私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 

 

 ところで、イヤなことを握りつぶす“私”とは誰のことでしょうか?

 

 …もちろん、それは「ゴールを達成した私」のことです。その「私」は、抽象度でいえば、より高い次元にいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 

私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 

 

 イヤなことの正体は何でしょうか?

 

 …「イヤなこと」の「イヤ」はすべて「D」。情動であり、心の迷いです。「イヤなこと」の「こと」が「Nil」ならば無視すればいいですし、「T」ならば解決策を考えるいい機会となります。ゴール実現にますます近づいていくことを楽しむことさえできます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 

私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 

 

 (握りつぶすのが)心の中でなのはなぜでしょうか?

 

 …情報空間の方が書き換えやすいからです。宇宙は多次元の階層構造で、その底面が物理空間です(物理空間も情報空間の一部です)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14106619.html

 

すべては双方向の縁起ですが、より高い抽象度次元に因があり、低い次元で果としてあらわれています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

だから、情報量のより少ない高次の抽象度空間の方が書き換えやすく、かつ、より大きな変化を(物理空間など低次の抽象度空間で)起こしやすいのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165888.html

 

 

私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 

 

 では、握りつぶすためのエネルギーはどこから生じるのでしょうか?

 

 …答えは抽象度の差です。抽象度が高くなるほど大きくなるポテンシャルエネルギー(位置エネルギー)が、「握りつぶす」力の源です。つまり、ゴールの抽象度が上がるほど、強力に握りつぶすことができるようになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045827.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

 

 

 エネルギーは、時間軸でいえば未来に、抽象度でいえば高次の抽象度空間に存在しています。そのエネルギーにアクセスする方法がゴール設定。

だから、「Goal comes 1st.」(by Lou Tice)なのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8583393.html

 

 皆さんはすでに大きなエネルギーと創造力を潜在的に持っています。それらを引き出すものがコーチングです。

 

 

 …先程、「そして、ゴールが生みだす未来からの時間の流れを感じながら、心の中でイヤなことを握りつぶしました」と書きました。

 

私が握りつぶした「イヤなこと」とは、じつは、その場にいた元同僚のことではありません。“だまし討ち”という痛い記憶やそれに紐づく経営陣の悪意でもありません。

 

握りつぶした本当の「イヤなこと」について、次回、新たなワークとともに記します。

 

(F-097につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 認知科学者 苫米地博士の新刊「超悟り入門」(徳間書店、2019年6月28日発売)に、今回御紹介したラベリングが「止観瞑想(しかんめいそう)」として記されています。

今回と次回の2回に分けて引用します。

 

止観瞑想

 …この煩悩を上手に扱うのに適しているのが「止観瞑想」です。止観の止とは煩悩を止めることを意味しています。煩悩を一時的に止めて自分の思考や感覚を観るのが止観瞑想になります。

 では、煩悩を一時的に止めるにはどうすればいいでしょうか?

 それは、ラベリングです。瞑想中に湧き出てきた情動にラベルを貼っていく作業を繰り返すのです。

 例えば、「お腹が減ってきたな」といった感情がふと湧いてきたら、「空腹」とラベリングします。「眠くなってきたぞ」と思ってきたら「睡眠」といった感じです。

 そして「空腹」とはなにか、「睡眠」とはなにかを思考していくのです。

 「空腹とは食欲から発せられるものであり、その源は大脳辺縁系にあるといわれている。これに従って食べていかなければ人は死んでしまう。しかし、人は水さえ飲んでいれば一週間ぐらい断食しても死ぬことはない。かえって健康になるといわれる。ということは、いま感じているこの空腹は従う必要がそれほどない可能性が十分にある。少なくとも緊急性は低い。ならば、この空腹はなにゆえ発生したのであろうか? 瞑想を邪魔する感覚なのか?」などなど、思考を深めていく作業を行っていくのです。

 

 

超悟り入門




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