苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ) ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:モチベーション

Q-174:「子どもの『~したい』という気持ちを大切にし続ける親」であり続けたいです

 

 ブログ読者の方から御連絡をいただきました。ありがとうございます。

 下記の部分について、私の考えを述べさせていただきます。

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

Q:「子どもの『~したい』という気持ちを大切にし続ける親」であり続けたいです

 

A:子育てはもちろん、会社での人材育成といったいわゆる“教育”について、よく御質問・御相談をいただきます。その中で多いのが「モチベーション」に関するもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

過去のブログ記事(Q-011)で、「人にhave toを仕掛けないためにはどうすればいいでしょうか?」という御質問に回答しました↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6681096.html

 

 そこでは4つのポイントを挙げました。その4つとは、

 

1)     まずは自身が自由意志でゴールを設定し、want toで生きること

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

2)     何がhave toを生みだすかを知り、それら(have toをうみだすもの)を人を支配する目的で使わないこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

3)     不完全性定理や不確定性原理から導きだされる真実「この世に“絶対”はない」を忘れないこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

4)     ゴールを重ねていくこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 です。  

 

その4点をふまえた上で、別の記事(Q-097~)にて、「子どもにhave toを押し付けてしまうのはなぜか?」と「子どものwant toを大切にし続けるためにはどうすればいいか?」という2点について考えてみました↓

Q-097~:子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_376974.html

 

 その回答の延長上にある「子どもの『したい』という気持ちを大切にし続ける親であり続けるためのポイント」を御紹介します。

 

 

まずは、あらためて子ども自身のモチベーションがwant toか? have toか?を確認してください。「創造的回避」がその参考になります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 もしもhave toが入り込んでいるようなら、子どものゴールを再確認させてあげてください。例えば、「なんで○○しているんだったかな?」や「○○の先にあるイメージはどんな感じ?」といった質問をします。

 (注:苫米地式コーチングでは質問は重要視しません。ましてや質問マニュアルなど存在しません。質問は-例えば「スコトーマを外す」ための-気づきのきっかけとして用います)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

その時、子どもの意識を未来に導くために、親自身が明るい未来を体感していることが重要です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 それでもhave toのようなら、すぐにゴールを設定しなおすように促しましょう。

want toのはずなのにhave toになってしまっているのなら、その原因を一緒に考えます。原因は一つとは限りません。そもそも“正しい答え”がありません(不完全性)。

私は「我が子育ては我が心育て」だと思っています。親子双方にとっての大切なきっかけであると理解しながら(縁起)、気楽に取り組んでください。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 私はむしろ子ども自身がwant toだと確信している方が危ないと思っています。なぜなら、どんなにwant toだと思っていても、それがブリーフシステムと合わず、結果的に内なるセルフイメージにそぐわないのであれば、無意識にとってはhave toだからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

そんな状態で無理をすれば、どんどん心に負担がかかります。それでも頑張り続けると、やがては身体の調子を崩していきます。「真面目すぎて心身ともに病んだ」というケースは決して稀ではありません。中には依存や自殺といった深刻な状況に陥る場合もあります。心と体は同じなのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 さらに言うと、通常のブリーフシステムとは、過去であり、他人や社会の価値観です。

よって、答えを見つけることよりも、問い(内省)を習慣化すること自体が大切だといえます。ブリーフをアップデートし続けるための「仮説化して、修正法をつくる」という習慣(habit)を、ぜひ次世代に手渡してください。

(エクスプラネーション・パターン法については↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 その習慣は子どもにとっての宝物になります。「自らに由る」というときの「自」を“自分”自身で定義することができるようになるから。その先に自由があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 それは「自動運転」「無人運転」をやめて、“自分”で目的地を決めなおすということ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 これまでも繰り返し言及していますが、ほとんどすべての人が「無人運転」「自動運転」のまま生きています。その状態(無人運転・自動運転)で真剣に考えれば考えるほど、ますますブリーフに囚われます。それは過去に縛られているということであり、他人や社会の価値観に盲従しているということです。まるで囚われのアジアゾウ トプシーのように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 冒頭に「まずは、あらためて子ども自身のモチベーションがwant toか? have toか?を確認してください」と書きました。それはゴールを再評価するということ。ゴールは一つではなく、不変でもありません。

 「君ならできる」と伝えしっかりエフィカシーを高めてあげながら、さらなるゴールに導いてあげてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 以上がコーチング入門者向けの回答。ここから先が実践者向けです。

 

 今回のテーマは「子どもの『したい』という気持ちを大切にし続ける親であり続けるためのポイント」です。

 上記回答中の「子ども」を「親自身(あなた)」に、「親」を「“現状の外”にあるゴール側の親自身(未来のあなた)」に置き換えてください。そうすると、「未来のあなた」による「現在のあなた」へのコーチングに構図が変わります。それを実践してみせるのです。子どもに伝わるように。

 つまり、「『未来のもっとすごい私』が『現状の私』に行うセルフコーチングを親自身が実践し続けること」が、「子どもの『したい』という気持ちを大切にし続ける親であり続ける」最大のポイントといえます。

 やはり、「Goal comes first」(by Mr. Lou Tice)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

 御連絡ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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Q-004171117研修会アンケート回答編 vol.2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615641.html

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F-082~:ダメ。ゼッタイ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_352303.html


 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

F-163:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ vol.1「生」;好きなことだけやる

 

 最近、「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病気である」「もはや老いを恐れる必要はない」と主張(claim)する衝撃的な本を読みました。

読後に医師&コーチとして考えたことをまとめます。

vol.1「生」;好きなことだけやる

 

 

 前回までのブログ記事(フリーテーマ)は、心の若さ(青春)に焦点をあて、「心の若さと体の関係」に言及する先人の言葉を紹介しました。

 F-160~:コーチの視点で考察する“青春” ~心の若さと体の関係~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405497.html

 

最後に御紹介したのはサミュエル・ウルマン。代表的な「青春(Youth)」の中には、「人間は信念とともに若くあり、疑念とともに老いる」「自信とともに若くあり、恐怖とともに老いる」「希望ある限り人間は若く、失望とともに老いる」という一節があります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24205164.html

 

 「信念・疑念」「自信・恐怖」「希望・失望」というのは、物理的実体ではなく、情報空間上の概念です。つまり、その正体はマインドでの情報処理 すべて心次第です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「心の状態が体に強い影響を与える」というのは、医学的に明らかになっています。

 (↑この表現は正確ではありません。詳しくはこちら↓)

 Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 例えば、虐待(マルトリートメント)を受けた子どもは、脳の構造や機能に変化が生じることが明らかになっています↓

 F-037:「もうおねがい ゆるしてください」~心の傷はやがて脳の傷になってしまうという科学的事実~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10114934.html

 

 さらには、心の傷(トラウマ)は脳の傷となって当人を苦しめるだけでなく、次世代にも受け継がれる「負の遺産」となってしまう可能性が指摘されています↓

 F-059~:虐待で残る「分子の傷跡」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523096.html

 

今年(2020年)、「暴力や心的外傷を経験した子どもは加齢が早い」という米ハーバード大学の研究結果が報道されました(The Guardian2020810日配信)。

記事によると、染色体の末端部を保護するテロメアの短縮やメチル基のDNAへの蓄積といった“老化マーカー”を測定したところ、暴力や心的外傷を経験した子どもは実年齢よりも数カ月から数年は“老化”が進行しているという事実(data)が明らかになったそうです。

「暴力は物理空間、心的外傷は情報空間が主」という違いはありますが、いずれにせよそれらは心身双方に傷をつけてしまいます。そして、その傷は情動優位の不安定な精神状態を招きます(warrant)。

よって、ウルマンの「悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅させる元凶である」という主張(claim)は証明されたといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 医師である私にとって、この事実はとても重たいものです。医療・介護の現場は老病死の臨場感が高く、その結果「悩みや疑い・不安や恐怖・失望」が顕在化しやすいからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045953.html

 

 大脳辺縁系優位の動物的な状態(ファイト・オア・フライト)に陥ると、“いのちの現場”ではますます「悩みや疑い・不安や恐怖・失望」が増幅します。そうなると関わる者たちの“老化”はますます進行してしまうはず。悪循環です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 だからこそ私は、苫米地式コーチとして、医療・介護の現場にコーチングをひろげようと取り組み、教育の現場にコーチングを届けようと試みています。「悩みや疑い・不安や恐怖・失望」とは、緩和医療(緩和ケア)でいうスピリチュアルペインの一部(低位の抽象度次元への写像)だと思えるからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293317.html

 

そのスピリチュアルペインは、思春期にはすでに始まっています。大人になるにつれスコトーマに隠れてしまうだけで、本当は誰もが潜在的に(根源的に)抱えているはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

先月末(202010月)、日本政府は令和2年版自殺対策白書を閣議決定しました。

その白書には、全世代で減少しているのに、唯一10代だけは自殺者が増加している事実が示されています。

厚生労働省HP>令和2年版自殺対策白書

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/jisatsuhakusyo2020.html

 

さらには、15~39歳の各年代の死因は自殺が最多で、がんなどの病気や不慮の事故を上回っていました。15~34歳で比較した世界保健機関(WHO)の資料によると、先進国で死因1位が自殺なのは日本だけ。世界的に見ても「若年層の自殺が深刻化している非常事態(異常事態)」といえそうです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20078326.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11298916.html

 

 医療・介護現場はもちろん、教育現場も、切実に“希望”を必要としています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 この重要なケース(問題、課題)に対する私のプラン(解決)が「コーチング」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 コーチングを学ぶと、ゴールとして生きる意味を見いだし、未来の結果として“今”を生きることができるようになります。もちろん100%want toで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 100%want toで生きる

 

 それは自殺対策になるだけではありません。

最新の研究を踏まえると、「自分で決めたゴールに向かって好きなことだけやる」という生き方は、若さの秘訣であり、理想的なエイジングを可能にするはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 

 そんな話をすると、必ず「好きなことだけで生きていければ苦労はしない」「誰かが我慢をしなければ社会は成り立たない」といった反論をいただきます。皆さんはいかがですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23677460.html

 

 本当にそうでしょうか? 誰かにそう思わされているだけなのではないでしょうか?

 (私の再反論は別の機会にw。参考としてこの記事をどうぞ↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 

最後に、認知科学者 苫米地英人博士の著書「人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44 もう、努力してはいけない!」(学研プラス)から引用します。

ぜひ「“生きる”とはどういうことか?」思いめぐらせながら読んでください。

引用文の最後に、苫米地博士が「生きること」をシンプルに定義されています。

 

ルール18 好きなことだけ一生懸命にやる

 ここで言いたいことは、前にも少し触れた「have to」ではなく「want to」なことだけをやるべきだということです。「have to」は誰かに仕掛けられている可能性が高いので、やってはいけません。

 本来、人は絶対に自由です。「やらなけらばならない」ことなどなく、「やりたいこと」だけがあるはずなのです。しかし、「やりたくないけれどやらなければならないこと」があるかのように、誰かに思わされてしまうことがあるのです。

 例えば、仕事上で「この日までに製品を納入しなければならない」というものがあったとします。しかし、それは取引先の都合とか、会社にとっての入金の都合といったものであって、その製品をその日までに納入したからといって、あなたに何らかのメリット・デメリットがあるわけではありません。あなたは、取引先や会社に無理やり「やらなければならない」と思わされてしまっているだけなのです。

 その証拠に、納期が遅れたところで命まで奪われたり、地球存亡の危機に陥ったりするようなことはありません。多少、入金が遅くなるとか、売上が若干減少するなどということはあっても、それを補う方法もいくつもあるものなのです。そうでなければ、経営自体が常に綱渡りになってしまいます。

 誰でも自分の好きなことは、誰かに強制されなくても勝手に自ら進んでやってしまうものです。「努力はしない」の項で見たように、好きなことをせっせとやっているだけで、努力はしていないのに人一倍の成果が出てしまうものなのです。

 嫌なことを無理にやるとIQが思いっきり下がるので、作業の効率も著しく下がります。それどころか、嫌なことをどうすればやらずに済ませられるかという方向にIQが高まるため、サボろうとする癖までついてしまいます。

 ただし、ここで言う「一生懸命」という言葉を誤解しないようにしてほしいと思います。「一生懸命」といいますと、日本語の語感としては「必死に」とか「頑張って」というようなニュアンスがどうしても含まれてしまいます。それでは最悪な状態になってしまいます。

 ここでいう「一生懸命」は「努力しない」の項で見たのと同じで、「傍から見ると一生懸命やっているように見えるが、本人は好きなことを自然にやっているだけ」という状態を示します。必死にやるのではなく、好きだから夢中になってやってしまうという状態です。

 また、ここで「夢中」という言葉を使いましたが、これも注意が必要です。「無我夢中」という言葉があるので、「夢中でやる」というと意識しないでやってしまうことを指しがちです。

 しかし、自然にやりながらも意識には上げてやらなければいけないのです。漫然とやるのではなく、しっかりと意識に上げながらやるのです。

 例えば、一生懸命に呼吸をしているという人は、一部の危機的状況を除いては、あまりいません。自然に呼吸をしているはずです。ただし、この自然な呼吸は、通常はほとんど意識に上げていないでしょう。無意識にやっているのが普通です。ですが、「1分間、息を止めてみる」の項で見たように、呼吸も意識に上げることが非常に大事なのです。

 

 自然にやるのだが、無意識ではなく意識に上げてやるというのは、ちょっと複雑で簡単ではないかもしれません。学校で先生に「この問題、わかる人は手を上げて」と言われて、「ようし、わかったから手を上げるぞ。えいや!」と上げるのは「一生懸命」やってしまっています。「手を上げて」と言われて、「わかった!」と思うか思わないかのうちに反射的に上げてしまうのは、「夢中で」やってしまっています。

 勝手に手が動いているのだが、その動いている手をしっかりと意識に上げているというのが理想なのです。

 「意識する」と「意識に上げる」は違います。「夢中で」やっているけれど、夢中でやっていることをしっかりと意識に上げている。要は、リアリティを上げて、常にそれをコントロールするということです。それが生きているということなのです。

 

 (F-164につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 コーチングを学ぶと、ゴールとして生きる意味を見いだし、未来の結果として“今”を生きることができるようになります。もちろん100%want to

 

 コーチングの知識とスキルこそ“希望”です。

 “いのち”に関わるすべての人々に、コーチングという福音が届くことを願っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11301259.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11386276.html

 

 

-追記2

 ウルマンの「悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅させる元凶である」という主張(claim)は証明されたといえます

 

 と本文中に書きましたが、これは△です。因果関係を考えると、情動(悩み・疑い・不安・恐怖・失望)は結果であり、因ではないから。“元凶”は別のところにあります。

このシリーズの最後で再度考察します。

 

 

-追記3

 「夢中」に関連して、こちらのブログ記事もどうぞ↓

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 

人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44



F-154:チャリティーマラソンで走った人が走った分だけ募金するシステムはおかしい? <後編>

 

F-151で「同一労働同一賃金」について、そしてF-152(前々回)は「人事考課」について取り上げました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23454911.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23534604.html

 

 その流れで労働やボランティアについて考えている時に、「チャリティーマラソンで、走った人が走った分だけ募金するというシステムはおかしいのではないか?」という御質問をいただきました。

 皆さんはどのように感じますか?

 (Don’t think. Feel

 

 前編(F-153)は「個人の情報処理システム」、すなわちブリーフシステムという観点でまとめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23604962.html

 

 ブリーフシステムとは、「人の行動や行動性向といわれる無意識の行動を決めるシステム」のこと。それは「強い情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」でつくられます。つまり、「私」は他人や社会の価値観で生かされているのです。過去に囚われたまま。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 過去の呪縛を断ち切り、本当の“私”を見いだすことができるのは、“現状の外”にゴールを設定するからです。自由を追求しながらゴールを設定することで、私たちは未来から過去に流れる時間を生きれるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 ゴールとは、1)心から望むもの、2)自分中心を捨て去ったもの、3)現状の外側に設定するもの

 

「心から望む」ゴールの結果であるはずのモチベーションですが、いつの間にか「have to」になってしまうことがあります。前回の「募金ラン」のケースでは、「物理法則という秩序が働いているから(簡単に言うと疲れるから)」を理由に挙げました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 物理空間に対して情報空間では、より制約が少ない(小さい)感じがすると思います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

しかしながら、むしろ情報空間の方こそ気を付けるべきです。個人の情報処理のミス(エラー、バグ)によりwant tohave toになってしまっているケースは多々あります。

 その場合、心のどこかに必ず解決するべき課題があります。

 (私自身は「F:不安・恐怖」「O:義務感」「G:罪悪感」に気を付けています)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

課題は社会的なシステムエラーの場合もあります。

 とくに医療・介護現場で「want toだけすることが重要」といった話をすると、必ず「誰もがwant toだけやるようになったら社会は成り立たない」や「want toだけで生活できるなら苦労はしない」といった御意見(主張、claim)をいただきます。そこには私たちの社会が抱える課題が潜んでいます(と私は思っています)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

「なぜランナーが自分で募金をするの」「チャリティーランってそういうことなのか?意味合い違くない?」「高橋尚子が走った分だけ日テレが寄付という形ならわかるんだけど」という疑問が生じるのとまったく同じ構図のはずなのに、すっかりスコトーマに隠れてしまっている「社会的システムエラー」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

過去のブログ記事(F-026S-04-12)で、ある精神科病院の院長が「外来に来るうつ病患者さん達と話していると、『この人達には薬を渡すより、お金を渡した方が効果があるのではないか?』と思うことがよくある」と発言されたことを紹介しました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23170992.html

 

 それは保健所が主催する精神科病院・クリニック院長が集まる会議での発言です。私自身は内科医ですが、精神科がある病院の院長を務めていたため、11年間その会議に出席し続けました。

 ある年、会議出席依頼の文書に「予算削減のため報酬がだせなくなりました」と書かれていました。報酬はだせないが大事な会議なので出席してほしいというのです。その保健所は31町を管轄しています。一番遠方の先生(“忖度”発言の院長!)は、往復3時間以上移動したうえ、2時間近い会議に参加することになります。それなのに無報酬です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040523.html

 

 それは「走った分自ら募金するランナー」と同じ構図です。本来は支払われるべき報酬分に加え、大切な生命時間も“募金”しています。社会のために。

実際のところ、超多忙の先生方ばかりなのに、ほぼ全員がその後も出席を続けました。

ちなみに、私が先生方を観察していて感じたのは使命感。そして、ゴールが生みだすコンフォートゾーンの共有です(それを心理学用語でラポールと呼びます)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 COVID-19のおかげで多くの人が知るところとなりましたが、日本政府は「地域医療構想」を表看板とした病床削減政策とともに、保健所やその人員の削減も推し進めてきました。1992年には852か所あった保健所は、2019年には472か所にまで減らされています。実際、私が住む地域の保健所長は、別の地域の保健所長も兼務されています(計42町)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8584052.html

 

 そんな縮小・多忙化している医療・福祉現場をCOVID-19が直撃しました。

 日本病院会と全日本病院協会、日本医療法人協会が今年(2020年)65日に発表した「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況緊急調査(追加報告)」によると、今年4月にコロナ患者を受け入れた病院の医業利益の赤字割合は全国で78.2%、東京に限ると89.2%に上っています。

新型コロナウイルスに感染した患者を受け入れる病院ほど、現場は疲弊し(身体的苦痛)、バッシングに苦しみ(心理・精神的苦痛)、経営危機にさらされているのです(社会的苦痛)。東京女子医大では看護師400人が退職を希望していることが報道されましたが、この状況での退職は医療人の心に深い傷を刻むばかりか(スピリチュアルペイン)、地域医療崩壊を招きかねません。これは危機的状況(crisis)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293317.html

 

 日本国憲法第25条で保障された(主権者である)国民の人権を守り抜くために、そのような危機的状況を打破する責任を負っているのが加藤勝信厚労相と安倍晋三首相です。

その加藤厚労相は、参院厚労委員会(R2.7/2)における共産党 小池晃参院議員の「コロナ感染症対策の先頭に立っている病院が、今、危機に瀕しています」「7月下旬に振り込まれる診療報酬が6月よりもさらに減額となれば、これは資金ショートの危機に直面する。こういう状況に対する対策は用意されているか?」という質問に対して、「資金ショートにならないように当面の資金繰りをおこなうため、二次補正予算においては貸付限度額の引き上げ、あるいは無利子・無担保枠の引き上げをおこない、貸付原資として12700億円を確保しており、しっかり融資が行われるようにする」と答弁しました。

(一方、安倍首相は、国会閉会後記者会見や閉会中審査に姿を見せることはなく、2か月ぶりの会見で突然辞任を発表しました)

 

 病院の資金ショート対策としてしっかり融資が行われるようにする

 

 つまり、病院が自ら借金をしてしのげということ。

この「国民の命を助けたければ、ただ働きしなさい。借金をしなさい」という現状は、「走った分自ら募金するランナー」と同じ、いやそれ以上?の構図です。このような社会システム(およびそのシステムを生みだし維持・強化する思考)そのものがクライシスといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

 

 前回お伝えしたとおり、私は「募金ラン」自体がおかしいとは思っていません。

しかし、それはあくまで「want to」で走っている場合。自らの意思により、物理空間の制約や心的負担をしっかりマネジメントしながら、無理なく走っている場合です。

 

 私が医療・介護現場で「want toだけすることが重要」といった話を行った際に必ずいただく「誰もがwant toだけやるようになったら社会は成り立たない」「want toだけで生活できるなら苦労はしない」といった御意見は、医療・介護従事者が「want to」で働いていないことを表しています。多くの医療従事者に同意していただけると思いますが、すでに現場は無理を強いられています。コロナ前から。

さらにいうと、それらの言葉は「want toで働けるはずがない」という諦めをも示しているのかもしれません。希望を失いかけているのです。コロナ後ますます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

COVID-19は今までスコトーマに隠れていた「個人の情報処理のエラー」やその集合である「社会的システムエラー」を明らかにしました。

 今こそ、誰もがコーチングを学び、ゴール側からブリーフシステムをつくりなおしていく時!

自らの自由意思と責任で無理なく「募金ラン」を続けられる社会を実現することは、日本に続き超高齢化社会を迎える国々にとっても希望となるはずです。

そして、それは未来を明るく照らす光(HOPE)になります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11301259.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11386276.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 前回は苫米地博士の著書「テレビは見てはいけない 脱・奴隷の生き方」(PHP新書)を御紹介しました。その本を読み返しながら、あらためて「情報が書き換わると現実が変わる」ことを痛感しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

 

 

-追記2

 厚労省は安倍首相の辞任会見(R2.8/28)と同じ日に新型コロナウイルス感染症の対策パッケージを公表しました。それは「感染症法の入院勧告等の運用見直し」「検査体制の抜本的拡充」「医療提供体制の確保」「治療薬、ワクチン」「保健所体制の整備」「感染症危機管理体制の整備」「国際的な人の往来に係る検査能力・体制の拡充」の7本柱で構成されているそうです。

 首相会見後に緊急会見を開いた加藤厚労相は、「社会経済活動を停止させるのではなく、メリハリの利いた対策を効果的に講じることで、重症者や死亡者をできるだけ抑制する」と発言しています。

 

 

-関連記事-

    PM-00-04:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

    F-056~:「不摂生が理由で病気になった人の医療費を健康のために努力している人が負担するのは『あほらしい』」ことなのだろうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_277070.html

    F-146~:トリアージ(triage)をコーチの視点で考える

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_401494.html

    Q-100~:リハビリが必要な状態なのですが、病院からは「早めにでてほしい」と言われています。どうしたらいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_378316.html

 

 

日本国憲法第25条



F-153:チャリティーマラソンで走った人が走った分だけ募金するシステムはおかしい? <前編>

 

 前々回(F-151)は「同一労働同一賃金」について、そして前回(F-152)は「人事考課」について取り上げました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23454911.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23534604.html

 

 その流れで労働やボランティアについて考えている時に、「チャリティーマラソンで、走った人が走った分だけ募金するというシステムはおかしいのではないか?」という御質問をいただきました。

 

 テレビを見ない私は知りませんでしたが、今年(20208月)の「24時間テレビ43 愛は地球を救う」(日本テレビ)で、シドニー五輪女子マラソン金メダリスト 高橋尚子さんが発案した「24時間募金ラン」が行われたそうです。

 高橋さんを中心に結成された「チームQ」が、感染症対策として私有地内につくられた15kmのコース(スポンサー企業 日産自動車の追浜試走コース「GRANDRIVE」)を走り、1周走るごとにランナー自身が10万円を募金する企画だったといいます。

 高橋さんと5人のアスリートは計236kmを走破し、470万円を募金したそうです。

 

 ハフポスト日本版(8/23配信)によると、「なぜランナーが自分で募金をするの」「チャリティーランってそういうことなのか?意味合い違くない?」「高橋尚子が走った分だけ日テレが寄付という形ならわかるんだけど」など、走った人が走った分自ら募金するというシステムに対して疑問の声が寄せられたそうです。

 記事では「海外などで行われるチャリティーランで著名人などのランナーが走る場合は、一般から寄付金(募金)を集めてランナーを応援するという形が一般的だ」と紹介されていました。

 

 皆さんはどのように感じますか?

 (Don’t think. Feel

 

 

 では、苫米地式認定コーチとしての私の考えを述べます。

 

 まずは「個人の情報処理システム」、すなわちブリーフシステムという観点で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 コーチングではゴールを人生のあらゆる領域に設定します。決して安くはない料金を前払いしたクライアントさんは、コーチング開始時には仕事(職業)のゴールにフォーカスしていることがほとんどです。その時、まず私が意識するのが仕事(職業)のゴールとファイナンスのゴールとの切り離しです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士は、「仕事(職業)とは『社会に役に立つこと』『価値を提供すること(生みだすこと)』である」とおっしゃいます。

資本主義社会においてその「役に立った」や「価値の提供」がお金に変わりますが、それはあくまで副次的・二次的なことであり、仕事(職業)の本質ではありません。

1.まず何らかの価値を生みだす(=仕事・職業)→2.その価値を金銭的価値に変換する(=ファイナンス)という関係です。

よって、金銭的対価のない仕事もありえますし、むしろお金を使う(支払う)職業があってもおかしくはありません。

ちなみに、11年間病院長を務め、その間に苫米地博士に学び始めた私は、「お金のモノサシをしっかりと切り分けて、『誰か(社会)の役に立つ』ために行動すること」がプロフェッショナルの最初の条件だと確信するようになりました。「何よりも儲けを優先する医者は医療のプロではない」と書くとわかりやすいでしょうかw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268331.html

 

今回の「募金ラン」にはチャリティーという視点も含まれていますが、そのような仕事(職業)の本質を鑑みると、「ランナーが自分で募金をすることは決しておかしくない」といえます。

ただし、それは「100%want to」「止められてもやりたい」が大前提。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

最初は「100%want to」「止められてもやりたい」であったとしても、走り続けているうちにwant tohave toに変わります。物理空間には物理法則という秩序が働いているからです(簡単に言うと疲れるから)。

今回の「募金ラン」では、複数のランナーだったことと夜間は走らなかった(休息にあてた)ことが評価されているようです。反対にいうと、たとえそれが本人の望みだったとしても、これまでの無理強いされているような走り姿から、多くの視聴者がネガティブな“気”を感じ取っていたということなのでしょう(私は番組を見たことがなくわかりませんが)。

もう「努力」や「根性」の時代ではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 物理空間に対して、情報空間には物理的な制約は働きません。だから、心はより自由に「100%want to」「止められてもやりたい」を楽しめるような気がしますが、じつはそう簡単ではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 先程「たとえそれが本人の望みだったとしても」と書きましたが、「その『望み』は本当に『本人』のものなのか?」と問われたら、簡単にはYesといえないのです。

 「私」は本当の“私”なのか?

 実際、多くの人は過去に囚われたまま生きています。自由意思で生きているようでいて、じつは「無人運転」「自動運転」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 今回は「個人の情報処理システム」、すなわちブリーフシステムという観点で書いています。そのブリーフシステムは、「人の行動や行動性向といわれる無意識の行動を決めるシステム」のことで、「強い情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」でつくられるもの。

 つまり、「私」は他人や社会の価値観で生かされているのです。過去に囚われたまま。

 よって、たとえば「なぜランナーが自分で募金をするの」「チャリティーランってそういうことなのか?意味合い違くない?」「高橋尚子が走った分だけ日テレが寄付という形ならわかるんだけど」などと思ったなら、その思いの中に入り込んでいる他人や社会からの刷り込みを徹底的に吟味し、しっかり思考(思索)していかないといけないのです。

それが自由の必須条件です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 事実、ブリーフシステムにより、RASを通過する情報が決まり、スコトーマが生じています。目の前の世界は過去であり、他人や社会の価値観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

私たちは常に封じ込まれ、閉じ込められています。そうとは知らずに。

よって、繰り返しますが、自身の思いの中に入り込んでいる他人や社会からの刷り込みを徹底的に吟味し、しっかり思考(思索)したうえで選択することはとても重要です。それが自由であり自己責任です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 

 次回は、抽象度を上げて、「社会システム」の観点でまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

「なぜランナーが自分で募金をするの」「チャリティーランってそういうことなのか?意味合い違くない?」「高橋尚子が走った分だけ日テレが寄付という形ならわかるんだけど」という疑問が生じるのとまったく同じ構図のはずなのに、すっかりスコトーマに隠れてしまっている社会のシステムエラーを取り上げます。お楽しみに。

 

F-154につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 苫米地博士に学ぶようになって、私はテレビをまったく見なくなりました。ブリーフシステムが書き換わったからです。

 以下、博士の著書「テレビは見てはいけない 脱・奴隷の生き方」(PHP新書)から引用します(はじめに-テレビという「洗脳装置」 後半部分)。

 

 ちょっと前に「KY」(空気が読めない)という言葉が一時マスコミをにぎわせました。言葉そのものはあっという間にすたれてしまった感がありますが、いまでもなお、いえ、はるか昔から、「空気を読む」ことが日本社会では美徳とされてきたことに変わりはありません。

 しかし、「空気を読む」行為が、これほどまでに言葉の暴力と化して強制されるようになったのは、ここ最近のことです。「そのとき、その場の空気を読んで正しい行動をしなければならない」と、他人と同調することを最優先する価値観を日本人に植えつけてきたのが、まさしくテレビを筆頭とするマスメディアだったのではないでしょうか。

 テレビをはじめとするメディアの「洗脳」によって、自分が生きるほんとうの目的を見失ってしまったり、他人に植えつけられた価値観や目標に縛られている人が、いまの日本には圧倒的に多い。

 (中略)

 この世に、読まなければならない「空気」など本来ありません。

 他人という「ドリームキラー」の洗脳から脱して、本来の自分の目標に邁進する人が、本書をきっかけに一人でもふえることを願います。

 

 

テレビは見てはいけない


Q-155191019/20 鹿児島セミナーレポート -12QA vol.3

 

201910月に、鹿児島県鹿児島市(191019)と霧島市(191020)で、一般向けのコーチングセミナーを開催しました。両会場ともテーマは「万全の心身で“今”を生きる」。

ぜひ「人生の最終段階(End of Life Stage)でのゴール(機能・役割)」についてイメージしながら読み進めてください。

 

 01;セミナー概要

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22818842.html

 02;「未来からの時間の流れ」~未来をうみだすものは?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22896681.html

 03;「時間の流れにのる」~時間の流れにのった結果、到達するのはどこ?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22979265.html

 04;「万全の心身」~心と身の関係は?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23037529.html

 05;「万全の心身」~心身が万全(=健康)とは?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23108517.html

 06;「“今”を生きる」~“今”とは?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23177616.html

 07;「“今”を生きる」~生きるとは?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23239643.html

 08;「“今を生きる」~“今”を生きるために必要/重要なことは?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23309927.html

09;「ゴール設定は難しい」? その原因と対策

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/23374441.html

 

 

いただいた御意見・御質問に回答いたします。<疑問・難しかったこと>です。

 

have towant to →頭では理解できているつもりでも、「~ねばならない」が必要な時、こともあるのではないか?

 

A:「have to(~ねばならない)」は強制的動機を、「want to(~したい)」は建設的動機を表しています。御承知のとおり、その違いは756倍の生産性の違いを生みだします。もちろん「want to」が756倍です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 その動機(モチベーション)について、とてもとても大切なポイントがあります。

 それは「モチベーションは、原因ではなく、結果である」ということ。もちろん、ゴール設定の結果です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23534604.html

 

 ゴールとは、1)心から望むもの、2)自分中心を捨て去ったもの、3)現状の外側に設定するもの 「心から望む」ゴールの結果であるはずのモチベーションが「have to」になってしまうのはおかしいと思いませんか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 その場合、どこかに解決するべき課題があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

have to」を少しでも感じた場合は、必ず止まって(止)、ゴールを見直してください(観)。それは無意識からの重要な警告です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

 

・セルフイメージ⇄セルフトーク⇄リアルパフォーマンスの関係が難しかった

 

A先程「have towant toの生産性の差は756倍」という事実を御紹介しましたが、その理由の一つが御指摘のセルフイメージとセルフトークとリアルパフォーマンス(実際の言動)の関係にあります。

 セルフイメージ&セルフトークをコンフォートゾーンと考えると、理解しやすいのではないでしょうか。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 コンフォートゾーンを維持する力はホメオスタシス(恒常性維持機能)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 つまり、756倍の生産性の違いを生みだしているときの意識状態は、もはや「want to」ですらありません。心拍や呼吸と同様、意識にあがりさえしないような自然な感覚です。

 そこに少しでも「have to」が入り込むと、途端に回避しようとする言動(リアルパフォーマンス)が生じます。無意識が抵抗するのです。それを「創造的回避」「Push-Push back」と表現します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882703.html

 

 

・説明の中に難しい用語が多く、理解が困難でした

 

A「難しい用語が多く、理解が困難」に続く言葉が、「だけど、なんとか理解したい」ならwant to、「だから、わからなくても仕方がない」ならhave toです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5347714.html

 

ところで、「難しい用語が多く、理解が困難」という言い回し(セルフトーク)は、創造的回避の言語化である可能性があります。

無意識が「理解困難」を肯定すると、RAS(ラス、網様体賦活系)が閉じられ、「理解する必要性」や「理解を助けるヒント」、「そもそもセミナーに参加した理由(動機、ゴール)」といったものをスコトーマに隠してしまいます。どうでもよくなるのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 セルフイメージやセルフトークのコントロールはとても重要です。そのコントロールの基準は未来。ゴールを達成した未来のイメージ(I)が、過去の記憶でつくられたブリーフが生みだす現状のイメージより臨場感豊かになると(V)、強力なホメオスタシスがゴールの世界に導いてくれます(R)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 きっと未来から現在、現在から過去へと流れる時間の流れに乗っていることに気がつくことでしょう。ワクワク・ドキドキを存分に楽しみながら、未来に向かってください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

・抽象度を上げて考えることには慣れてきましたが、それをreal performanceに落とし込む(ポテンシャルエネルギーの発露)=具体化の方法を知りたいです。Invent on the way

 

A…1つ上の回答に書いたスコトーマとは「認識の盲点」のこと。ポイントは2つ(より詳しくは3つ)あります。「知識」「重要性」(「役割」)です。つまり、知識がないものは認識することさえ困難であり、当然理解することはできません。「難しい用語だから理解困難」というより、「そもそも知らない用語ばかりだから話が理解できない」「理解していない用語ばかりだから話も理解困難」ということ。

 

 よって、「知識を得るための学習」はとても大切であるといえます。もちろん、学習もゴール設定の結果であり、ゴール実現のためのホメオスタシス活動です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

 学習を重ね知識を蓄積していくと、突然、理解できるようになります。「あっ、わかった!」という喜びとともにスッキリした体感を得るはずです。それがゲシュタルトができた瞬間。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そんなゲシュタルトが集まり、より大きなゲシュタルトを形成するようになると、ますます理解が深まり、ひらめきが訪れます。アップル社の共同創設者 スティーブ・ジョブス(19552011年)の言葉でいうと「Connect the dots」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 その「より大きなゲシュタルトを形成する」を分析哲学の言葉で表現すると、「抽象度が上がる(上げる)」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

だから、「抽象度を上げて考えることには慣れてきました」はとても素晴らしいことといえます。そして、それは心理学者 アブラハム・マズロー(19081970)が説く「欲求の階層」を駆け上がり、「人間形成」を実現していくことでもあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 高い抽象度で得たものを「real performanceに落とし込む(ポテンシャルエネルギーの発露)=具体化の方法」を言語化することはできません。御指摘のとおり「途中で発見(発明)するもの」だからw

ゴールに向かう日々にマニュアルは存在しません。ゴール実現を確信して、自由に生きてください。100%want toで。

それがinvent on the wayの秘訣です!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

Q-156につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 「real performanceに落とし込む(ポテンシャルエネルギーの発露)=具体化の方法」の例として、苫米地博士のとてつもない実装を御紹介します↓

 F-123~:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_393431.html

 

 

-追記2

 ゴールとは、1)心から望むもの、2)自分中心を捨て去ったもの、3)現状の外側に設定するもの 「心から望む」ゴールの結果であるはずのモチベーションが「have to」になってしまうのはおかしいと思いませんか?

 その場合、どこかに解決するべき課題があります。

 

 課題は社会的なシステムエラーの場合もあります。

 とくに医療・介護現場で「want toだけすることが重要」といった話をすると、必ず「誰もがwant toだけやるようになったら社会は成り立たない」や「want toだけで生活できるなら苦労はしない」といった御意見をいただきます。そこには深刻な理由があります(と私は思っています)。

最近(R2.8月下旬)話題になったあるテレビ企画を例に、フリーテーマ枠で考察する予定です(F-153154)。ぜひ「have to(~ねばならない)が必要な時/こともあるのではないか?」について思いめぐらしてください(Don’t think. Feel.)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404043.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

-関連記事-

F-061~:バイオパワー(生権力)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

Q-064~:認知的不協和と頭痛(ヒーリングとコーチングの関係)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268333.html

F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268334.html

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_396235.html

 

 

F-152:人事考課

 

 前回(F-153)、「同一労働同一賃金」について感じた違和感を掘り下げました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23454911.html

 

 「同一労働同一賃金」について考えている時期に、ある組織の経営会議に参加する御縁がありました。新たに人事考課を導入するというその組織の目的は、「本当に頑張っている人がちゃんと評価されるため」「職員にやる気をもってもらうため」、そして「職員のやりがいをサポートするため」でした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

「本当に頑張っている人がちゃんと評価されるため」は前回(F-153)の内容と重複しますので割愛します。

 

「職員にやる気をもってもらうため」はモチベーションに関係しますが、忘れてならないのが「やる気は、原因ではなく、結果である」という事実。もちろん、ゴール設定の結果です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

「やる気」があるからうまくいくのではなく、ゴールに合致しているからwant toの状態でいられ、自然にハイパフォーマンスを発揮できるのです。よく引用されるハーバードビジネススクール(ジョン・P・コッター名誉教授)の研究によると、建設的動機(want to)と強制的動機(have to)の違いにより、10年間で756倍の生産性の違いが生じることが判明しています。

この研究は1980年代にはじまり、1990年代に書籍化されたものです。当時と比べ物にならないくらいテクノロジーが発達した現代においては、さらに大きな差が生じるはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 先程はスルーしましたが「本当に頑張っている人」という表現には注意が必要です。本人が「頑張っている」と自覚している場合、have toが入り込んでいる可能性があります。

その場合、止観(瞑想)してwant toを確認できれば問題ありません。その時の「頑張っている」は物理空間の因果に対してであり、マネジメントの話だから。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18576926.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18684707.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14526054.html

 

繰り返しますが、やる気は人の心の内に自然に生まれるものです。内に自然に生まれるのはゴールがあるから。それはゴールの世界(コンフォートゾーン)に向かうホメオスタシス活動(恒常性維持機能)といえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

よって、人事考課の評価基準(モノサシ)となるのは「自身の自由意思で決めたゴール」であり、評価する人は「すでにゴールを達成している未来の自分」であるといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 「自身の自由意思で決めたゴール」を基準にした「すでにゴールを達成している未来の自分(の今あるべき姿)」と「現在の自分(の姿)」とのギャップがエネルギーと創造性の源です。そして、ゴール側の臨場感が高まるほど(ゴール側の自分>現在の自分)、未来のイメージはどんどん“現実化”していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 その臨場感は「すでにゴールを達成している未来の自分」の確信度が生みだします。エフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

昇進や昇給など、いわゆる“アメ”でやる気をコントロールすることは、確かに効果を発揮するかもしれません。しかし、その効果は一時的、いつかは必ず破綻します。どこかでhave toになってしまうからです。心からのwant toでなければ、エフィカシーが高くなる(上がる)ことはありません。

ましてや“ムチ”は論外。エフィカシーが低くなる(下がる)一方だから。たとえムチのつもりがなかったとしても、「ダメ。ゼッタイ。」のような強制(矯正)はアウト。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_352303.html

 

 “アメ”や“ムチ”は、かつて“動物”に行われていた調教の手段です。人は“動物”ではなく、マシンでもありません。前頭葉が発達した人類は、「無人運転」「自動運転」のまま一生を終えるわけにはいきません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

まわりから「頑張っている」と評価されているのはかまいませんが、自分自身の心の中に「頑張っている」があったなら要注意。「努力」や「根性」も同様です。

ゴールが生みだすコンフォートゾーンにホメオスタシスが働く状態は、もはや「うれしい」「楽しい」でさえなく、「あたりまえ」という感覚です。それは心拍や呼吸と同じような「あたりまえ」。意識しなくても勝手にやってしまっている感じです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

 最後に、「職員のやりがいをサポートするため」について。

 「やりがい」は職員一人ひとりのゴールが生みだします。そして、本当の「やりがい」は高い抽象度次元にあります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

そのゴール設定をサポートすることはとても重要で、職員にとっては一生ものの財産になります。決してお金では手に入れられない財産です。なぜなら、スピリチュアルペインを克服するから。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html


職員に「やりがいを持って欲しい」「成長してほしい」「幸せになってほしい」と願う経営者は、ぜひコーチングの導入を決断してください。

やりがいを持ち、成長しながら、ますます幸せになっていく仲間とともに、今はまだ想像すらできない未来を創造する挑戦の日々が始まります。それはみんなの夢をかなえる挑戦です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 「他人に評価されている」「見張られている」という感覚は、人を不自由にします。その時生まれる権力が「バイオパワー(生権力)」。下記ブログ記事で解説しています↓

 F-061~:バイオパワー(生権力)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

 

-追記2

 スピリチュアルペイン(トータルペイン)と健康の関係について、霧島市(鹿児島県)の「市民健康教育公開講座」でお話しさせていただきました。医療・介護関係者はもちろん、教育関係者にもぜひ知っていただきたい大切な情報です↓

 Q-073~180804医療講演会レポート

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html

 

 

-関連記事-

F-117~Field of Dreams

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

 

Q-140:若かったら挑戦しますけど、もう年なのでガマンします

 

 先日、ある御相談をいただきました。相談内容は明らかにできませんが、そのやりとりの中で気になる表現がありました。抜粋した下記部分について、私の考えをまとめます。

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

Q若かったら挑戦しますけど、もう年なのでガマンします

 

A:もう少し説明すると、「職場独自のルールが納得できず、仕事内容に不満を持ち、人間関係にも辟易している」から、「若かったら挑戦する(転職する)」のだが、「もう年なのでガマンする(現職場に留まる)」という内容でした。

 

 前半の各フレーズに関しては、これまでのブログ記事を御参照ください。

 

 「職場独自のルールが納得できず

  S-02~:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~(目次)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17563396.html

 

 「仕事内容に不満を持ち

  S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html

 

 「人間関係にも辟易している」

 S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次、連載中)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22305802.html

 

 

 では、後半の「若かったら挑戦する」「もう年なのでガマンする」について考えていきましょう。

 

 「若い」とは、何歳までをいうのでしょうか?

「もう年なので」という時の「年」とは、何歳のことをいうのでしょうか?

 

 例えば50歳という年齢は、一昔前は確かに“いい年”でした。若い読者の皆さまには信じられないと思いますが、私が社会人になった頃、「定年退職」といえば55歳が主流でした。

60歳未満の定年制が法律で禁じられたのは1998年(施行年)。わずか20年ちょっと前の話です。

それが今では「70歳まで働く機会を確保すること」が努力義務となっているのですから、時代の変化を感じます(というコメントが“いい年”っぽい?)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 そのような法律をつくった国会議員においては、50歳とはまだまだ「若手」といえる年代です。70歳どころか、80歳を超える幹事長や大臣がいまだに御活躍されているのですから、50~60代で「もう年なのでガマンする」必要などまったくありません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_277070.html

 

 確かに物理空間においては相応に「年」を気遣う必要があるといえますが、情報空間で遠慮は不要!心はforever youngでいきましょう!!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268333.html

 

 

 ところで、コーチとして私が戦っているのは、クライアントの現状へのホメオスタシスフィードバックです(Fight Coaching!)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 現状とは、他人のモノサシ(多くは親)や社会の価値観でつくられたもの。もちろん過去です。それは豊かな才能や可能性を封印してしまうものであり、本来は打ち破るべきものです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12794797.html

 

ところが、多くの人の無意識は、そんな“現状”を維持しようと抵抗します。コンフォートゾーンになってしまっているからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

意識上は「挑戦したい」「抜け出したい」「変わりたい」と願っていても、無意識が“現状”をコンフォートゾーンとしたままであれば、エネルギーは生まれません。生まれても続きません。反対に、ついつい「やらないでいい言い訳」を思いついてしまいます。それも創造的に。その典型的な例が「お金があれば」「時間(暇)があれば」「才能があれば」、そして「もっと若ければ」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040752.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15835817.html

 

 

「やらないでいい言い訳を思いついてしまう」「できない理由を考えてしまう」ときは、一度立ち止まって「なぜそれをしようとしているのか?」を考えてください。つまり、ゴールの再検討、ゴールを達成した世界(未来)の再評価です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

もしも、どう考えても「have to」なら、その行為はきっぱりやめるべきです。「have to」のままでは潜在能力を発揮することはできず、心身にも悪いから。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542120.html

 

 昭和の時代とは違い、もうガマンする必要はありません。むしろムリに頑張ってはいけないのです。繰り返しますが、人がその能力を発揮できるのは「want to」の場合のみ!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

ぜひ、「自分は何をしたいのか?」「どういう人生を歩みたいのか?」「どのように生き、どのように人生を終えたいのか?」について考えてみてください。

自分の自由意思でゴールを決めたと確信できた時が、本当の人生のはじまりです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

 必ずゴールは見つかります。

 ぜひ“現状の外”に飛びだすという挑戦を楽しんでください。年齢はまったく関係ありませんよ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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-関連記事-

F-031:「人間関係が嫌になった」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9188068.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10987351.html

 

 

Q-138:問題が生じたゴールへの向き合い方 -03

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

抜粋した下記部分について、回答させていただきます。

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

Q:…別のゴール(特に現状の内側でリラックスできるゴール)にフォーカスしている状態では体調不良が抑えられております。しかし、問題が生じた領域のゴールについて考え出すと再度、○○に悩まされる状態になる形が続いております。呼吸法を試してみましてもなかなか問題が生じたゴールにつきましてはリラックスが実現できません。

問題が生じたゴールについてどうしても再考したいのですが、どのように向き合えば○○がなくリラックスして再考出来ますでしょうか?

 

01;http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22228056.html

02;http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22312817.html

 

A:…次に「問題が生じた領域のゴールについて考え出すと再度、○○に悩まされる状態になる形が続いております」の部分です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 真面目で正直な人ほどセルフチェックしてほしいポイントがあります。それは「本当にwant toなのか?」「want toがいつの間にかhave toに変わっていないか?」「まわりのwant toをhave toに変えていないか?」ということ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 「本当にwant toなのか?」を確認することは自我を定義することであり、じつは簡単ではありません。ひょっとしたら○○は、今は苦しいかもしれませんが、「自分とは何か?」を見つめなおす大切なきっかけになっているのかもしれません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

それは「無人運転」や「自動運転」から脱却するための貴重なチャンスだともいえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

「want toがいつの間にかhave toに変わる」原因として、私は不安・恐怖(Fear)・義務感(Obligation)・罪悪感(Guilty)に気を付けています。「want to」を確信したとしても、常にこれらの要因(FOG)が心に忍び込んでいないかを確認(モニタリング)してください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523715.html

 

100%want toの状態でいられ、しっかりモニタリングができていても、まだまだ注意(配慮)は必要です。その熱意ゆえに「まわりのwant toをhave toに変えてしまう」かもしれないからです。これは私自身の苦い経験から学んだ教訓です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14833876.html

 

 文字情報だけでは判断できませんが、「問題」という言葉にhave toが滲んでいる気がします。いかがですか?

 

“現状の外”に向かっているのですから、傍から見ると辛くてしんどいことばかり。ゴールの世界の臨場感が下がった途端に、一気にけだるく感じることがあるはずです。また、“現状の外”であるほど身近な人がドリームキラー化する可能性が高いため、人間関係で壁にぶつかるかもしれません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

そんな中で生じる○○は「ちょっと一息入れよう」という優しいアドバイスなのかもしれませんよ。未来の自分からの。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 物理空間では十分に休息し、情報空間ではしっかりリラックスしてください。バランスホイールを意識して。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

「ととのった」と思ったら、すでにゴールを達成した未来の自分の視点で、もう一度今の状況を見直してみましょう。その時、今まで「問題(イヤなもの、避けたいもの)」と思っていたことが「課題(ゴール実現のチャンス)」と感じられるほど、○○は生じにくくなっていくはず。役割がなくなるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

(Q-139につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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-告知-
 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching Project」がはじまります。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。
 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。
 一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!
 http://aoyamacoach.com/fcp/



-関連記事-

Q-064~:認知的不協和と頭痛(ヒーリングとコーチングの関係)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

 

 

ブログ・シリーズ編

S-02:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~

S-02-14:マナーやルールに潜む罠 -1

 

 「マナー」「ルール」「モラル」は(議論を通じて出来上がった)誰もがよりよく生きるための約束事のはずですが、一方でお互いの自由を奪い合う装置として働きます。

ただし、その3つには明確な違いがありそうです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

 このシリーズ編第2弾(S-02)では、自由に生きることをテーマに、マナーやルール、モラルについて考察します。ぜひ皆さん自身の自由について思いめぐらしながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。

 告知(I-030):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17320680.html

 S-02-00(目次):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17563396.html

 

 

前回(S-02-13)の最後にこんな問題をだしました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19152788.html

 

Q:「モラル」はみんなで遵守する前提で、理想的な生き方は下記のうちどれでしょうか?

 

A:マナー違反もルール違反もしない

B:マナー違反はすることがあるが、ルール違反はしない

C:マナー違反はしないが、ルール違反はすることがある

D:マナー違反もルール違反もすることがある

 

模範解答としては「A」ですが、意識状態(あるいは人生に臨む態度)としての理想的な生き方は、じつは、「D」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

その理由は大きく3つあります。

 

1つ目は、「want to」が「have to」になるから

2つ目は、(とくにルールの話ですが)論理で考えるということは物事を相対化することであるから

そして、3つ目は、マナーやルールは圧倒的に権力者(既得権益)に有利につくられているから

です。         

 

それぞれを解説します。

 

 

<1>    マナーやルールにより「want to」が「have to」になり、能力が発揮できなくなる

 

(これは説明するまでもないと思いますが)マナーやルールとは、「~しなければならない」「~してはならない」を決めることなので、必然的に無意識下に「have to」をつくることになります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

無意識下で「have to」化してしまうと、私たちは本来の潜在能力を発揮することができなくなります。私たちが本来の能力を存分に発揮できるのは「want to」の時。「want to」と「have to」の生産性の差は10年間で756倍です。

 

よって、「『want to』がまず先にあり、その後、マナーやルールとの関係を調整する」という思考パターンが重要になります。先にある「want to」とはゴールのこと。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

want to」を最優先することとマナーやルールを遵守することは、ちゃんと両立します。その時、鍵になるのが“抽象度の高さ”です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

つまり、抽象度を高める生き方こそが、「want to」を貫きながら、既存のマナーやルールとも対立しない自由な生き方といえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

私はそんな生き方こそが“無敵”だと信じています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

もし十分に抽象度を高めた人(社会)が既存のマナーやルールとぶつかる時は、そのマナーやルールの方が「時代遅れ」になっているといえます。私たちの進化・向上とは抽象度を上げることそのものだから。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

その時変えるべきなのは、「抽象度の高い人の生き方(社会のあり方)」ではなく、マナーやルールの方です。

 

 (S-02-15につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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-関連記事-

シリーズ編第一弾(S-01)「よりよい“議論”のために」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_254557.html

 

 

Q-099:子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか? <後編>

 

 

Q:子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか?

 

A:同様の質問をたくさんいただいています。子育て中の親に限らず、管理職やリーダーのポジションにいる人にとっても、「モチベーション」が切実なテーマだからだと思います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 ところで、Q-011で「人にhave toを仕掛けないためにはどうすればいいでしょうか?」という質問に回答いたしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6681096.html

 

 そこでは4つのポイントを挙げました。その4つとは、

 

1)     まずは自身が自由意志でゴールを設定し、want toで生きること

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

2)     何がhave toを生みだすかを知り、それら(have toをうみだすもの)を人を支配する目的で使わないこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523715.html

 

3)     不完全性定理や不確定性原理から導きだされる真実「この世に“絶対”はない」を忘れないこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

4)     ゴールを重ねていくこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 …です。  

 

 

その4点をふまえた上で、今回は「子どもにhave toを押し付けてしまうのはなぜか?」と「子どものwant toを大切にし続けるためにはどうすればいいか?」という二点についてまとめてみたいと思います。

前編:「子どもにhave toを押し付けてしまうのはなぜか?」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18456079.html

 中編:「子どものwant toを大切にし続けるためにはどうすればいいか?」前半

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18576769.html

 

 

 …前回、「子どものwant toを大切にし続ける」ために大切なのは、親の価値観を絶対に押し付けないことであると書きました。

 ところが、親の価値観の刷り込みを防ぐことは、決して簡単ではありません。

 

 その理由の一つは、子どもが成長する際に自然と親の価値判断を受け継いでしまうからです。前々回(Q-097)の記事に書いたとおり、私たちは知らずに親のブリーフシステムを受け継いでいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 その受け継いだブリーフシステムを“正しい”と思うほど、過去に囚われることになります。過去に囚われたままでは、時代の変化は認識できません。細部がスコトーマに隠れるから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 ポイントは「不完全性定理や不確定性原理から導きだされる真実『この世に“絶対”はない』を忘れないこと」。そのために釈迦の説いた縁起の理解や空(くう)の体感がとても役に立ちます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 なぜなら、抽象度が上がるから。

 (もちろん、抽象度が上がったから縁起や空がわかるともいえます。双方向です)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 目の前のこと(モノ)を高い抽象度で捉えなおすことができるようなると、世界は激変します。すべてがシンプルにつながるような感覚です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 

 ところで、前回(Q-098)の最後に、「じつは、『無分別』を教え伝えること自体が、『子どものwant toを大切にし続けるためにはどうすればいいか?』という質問への回答になります」と書きましたが、その理由はわかりましたでしょうか?

 

 無分別とは「あるものと別のものを分け隔てない」ということです。その考え方は「すべてを同じとみる」視点であり、その本質は「抽象度を上げる」こと。それは「犬」と「猫」を同じ「動物」とみる視点であり、「動物」と「植物」を同じ「生物」と理解できる力のことです。そして、その力は共感することを可能にします。

 

 その“共感力”は、価値観が違う(と感じる)人達や、あるいは住む世界がまったく違う(と思える)人たちとの間に共通のゴールを見いだすことを実現します。

 

つまり、無分別が世代や地域間の格差、もっといえば時空の隔たりを解決するのです。

 

 より高い抽象度で共感できる親は、子どもとゴールを重ねることができます。だから、「子どものwant toを大切にし続ける」ことができるようになるのです。過去に囚われずに。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 私は、“より高次の世界”を志向し続ける生き方自体を、ブリーフとして、次世代に手渡したいと願っています。

 

 

 …以上が「子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか?」という御質問への回答です。

 

 御相談ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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-関連記事-

 

PMⅠ-01-18~ “無敵”の意味

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 PMⅠ-07-09~ 「平成」という元号に埋め込まれたコード

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16379886.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16541640.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16660261.html

 

 F-089~ 無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

 

Q-098:子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか? <中編>

 

 

Q:子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか?

 

A:同様の質問をたくさんいただいています。子育て中の親に限らず、管理職やリーダーのポジションにいる人にとっても、「モチベーション」が切実なテーマだからだと思います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 ところで、Q-011で「人にhave toを仕掛けないためにはどうすればいいでしょうか?」という質問に回答いたしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6681096.html

 

 そこでは4つのポイントを挙げました。その4つとは、

 

1)     まずは自身が自由意志でゴールを設定し、want toで生きること

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

2)     何がhave toを生みだすかを知り、それら(have toをうみだすもの)を人を支配する目的で使わないこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523715.html

 

3)     不完全性定理や不確定性原理から導きだされる真実「この世に“絶対”はない」を忘れないこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

4)     ゴールを重ねていくこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 です。  

 

 

その4点をふまえた上で、今回は「子どもにhave toを押し付けてしまうのはなぜか?」と「子どものwant toを大切にし続けるためにはどうすればいいか?」という二点についてまとめてみたいと思います。

前編:「子どもにhave toを押し付けてしまうのはなぜか?」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18456079.html

 

 

 次に「子どものwant toを大切にし続けるためにはどうすればいいか?」です。

 

 「子どものwant toを大切にし続ける」ために大切なのは、親の価値観を絶対に押し付けないことだと思います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9672735.html

 

 「私は子どもの意志を尊重している」「子どもに価値観を押し付けることはない」と自信がある方ほど、じつは、注意が必要です。その過信がhave toを生みだし、(生みだしたhave toを)ますますスコトーマに隠します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 そもそも日本人が使う「家族」や「子育て」という言葉自体に、すでにhave toが潜んでいるのかもしれません。

 

 

 ちょうどこの原稿を仕上げている頃(2019722日)に、吉本興業の岡本昭彦社長が所属芸人の闇営業問題に関する会見を開きました。その会見は反社会的勢力が参加するパーティーに出席しギャラをもらっていた(しかも虚偽の報告をした)として解雇された芸人側の告発会見を受けてのもので、闇営業騒動後初めての会社側の公式会見でした。

 

 その会見については様々なメディアで取り上げられていますが、私がとても気になったのは「俺には全員をクビにする力がある」という自身の発言について、「冗談といいますか、和ませるといいますか」「家族というか身内というか、いいかげんにせえよと」「父親が息子に“勘当や”というつもりだった」と釈明したことです。

 

 家族、身内、父親、息子

 

これらの言葉を釈迦哲学で理解していれば問題はありません。しかし、儒教的に誤って解釈しているのならば大変危険です。その誤った解釈により、儒教的な「アプリオリ、かつ、絶対的な違い」、すなわち「差別」が強化されてしまうことになるからです。

 

日本の文化の多くは中国や朝鮮から伝わりました。例えば仏教でいうと、そのオリジンはインドの釈迦を祖とする哲学ですが、中国で儒教・道教と強く結びついた後に日本に伝来しています。よって、釈迦オリジナルの哲学は“中国化”されているといえます。

 

「この世に絶対(アプリオリなもの)はない」や「この世は心が作っている」という釈迦哲学のプリンシプルに対して、儒教のプリンシプルは「仁義の道を実践し、上下秩序を弁別する」です。「この世には初めから違い(=差別)がある」「その違い(差別)に従え」というのが儒教システムの根幹であり、その正体は「無分別」を是とする仏説(釈迦哲学)とは決して相いれない差別思想です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14249741.html

 

支配者や既得権益、今回のテーマでいうと父親は、この論理(差別思想)を使ってシステムを強化してきました。

 

人類の進化途上において、かつての社会は「権力を持つ者」(「父親」)がそれ以外の「下々の人々」(「家族」)を支配し搾取するという構造でした。

「下々の人々(子ども)にはそもそも権利はなく、それは支配者(父親)から一方的に与えられている」という理不尽なその構造は、“社会的洗脳”により民衆(家族)の潜在意識に植えつけられました。儒教的な「御恩と奉公」という言葉や吉本社長会見での「家族」の使われ方がそのいい例です。

 

長い闘争の歴史を経て、人類はより進化した構造を手に入れました。

そこでは権利は「アプリオリ(先験的)に、等しく、生じているもの」。「生来の違いなどなく、すべては(本質は)同じである」という思想は、2600年前に釈迦の縁起が示唆していたものでもあり、仏語でいう「無分別」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

「あるものと別のものを分け隔てない」というその考え方は、「すべてを同じとみる」視点であり、その本質は「抽象度を上げること」です。それは、「犬」と「猫」を同じ「動物」とみる視点であり、「動物」と「植物」を同じ「生物」と理解できる力といえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

その「無分別」の対極にある分別という概念の根底には、差別思想があります。

もしも「空観(くうがん)」がしっかりと維持されているのであれば、分別は許されます。「空(くう)」であることを十分に分かった上で、機能・役割により仮としての違いを見出すことは「区別」です。それは「差別」とは本質的に異なります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

親はその違いをしっかりと理解し、次世代にちゃんと伝えなければなりません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9817539.html

 

 

 じつは、「無分別」を教え伝えること自体が、「子どものwant toを大切にし続けるためにはどうすればいいか?」という質問への回答になります。

 

Q-099につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記―

「アプリオリ(先験的)に等しく生じているお互いの権利」を活用するために(そして、守りぬくために)、契約の概念とともに様々なルールが情報空間に生まれました。

例えば、簡単には解雇できないこともその一例で、それが現代の(本来あるべき)社会の姿です。「だまし討ち」など論外で、労働基準法はもちろん、憲法で保障された国民の権利そのものを侵害しています(日本国憲法第3章第27条)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 現在、マナーやルール、モラルを通して自由を考察するシリーズ(シリーズ編第2弾)を連載中です。どうぞ御確認ください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_368012.html

 

 

-関連記事-

The Power of Mind Ⅰ」第五章(目次):

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13077001.html

 

Q-097:子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか? <前編>

 

 

Q:子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか?

 

A:同様の質問をたくさんいただいています。子育て中の親に限らず、管理職やリーダーのポジションにいる人にとっても、「モチベーション」は切実なテーマだからだと思います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 ところで、Q-011で「人にhave toを仕掛けないためにはどうすればいいでしょうか?」という質問に回答いたしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6681096.html

 

 そこでは4つのポイントを挙げました。その4つとは、

 

1)     まずは自身が自由意志でゴールを設定し、want toで生きること

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

2)     何がhave toを生みだすかを知り、それら(have toをうみだすもの)を人を支配する目的で使わないこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523715.html

 

3)     不完全性定理や不確定性原理から導きだされる真実「この世に“絶対”はない」を忘れないこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

4)     ゴールを重ねていくこと

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 です。  

 

 

その4点をふまえた上で、今回は「子どもにhave toを押し付けてしまうのはなぜか?」と「子どものwant toを大切にし続けるためにはどうすればいいか?」という二点についてまとめてみたいと思います。

 

 

 まずは「子どもにhave toを押し付けてしまうのはなぜか?」から。

 

 発達心理学の研究により、私たちの価値判断の90%以上が親の影響を受けていることが明らかにされています。つまり親と同じように生きるということ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17868025.html

 

 それは親のブリーフシステムを受け継ぐことでもあります。よって、親の(自分への)子育てがhave toだったなら、その子の(親世代からみて孫への)子育てもhave toになりやすいといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 皆さんの親は楽しそうに子育てをされていましたか?

 

 もし楽しそうな様子やうれしそうなイメージが思い浮かばないのなら、親の子育てはhave to優位だったはずです。そして、明るいイメージが思い浮かばなかった方々は、親世代の「『~ねばならない』子育て」を受け継いでしまっています。

 

 では、なぜ子育てがhave to(~ねばならない、~してはならない)になってしまうのでしょうか?

 

 

 私は大きく3つの理由があると思っています。「しっかり育てなければ子どもが苦労する」「食っていけなくなる」といった“不安・恐怖(F:Fear)”、「だから私がしっかりと育てないといけない」という“義務感(O:Obligation)”、そして他の家庭と比較して「うちは○○ができなくて申し訳ない」と感じるような“罪悪感(G:Guilty)”です。

 これらが霧(FOG)を生みだし、ゴールを見失わせます。want tohave toに変わってしまうのです。

 

 今年(2019年)6月、東京大学法学部卒の元農林水産事務次官(76歳)が44歳の長男を包丁で殺害するという事件がおこりました。我が子を殺害するきっかけになったとされるのが、その前月(20195月)の川崎殺傷事件です。バス停にいた私立小学校の児童や保護者ら20人が、長年引きこもり生活を続けていた容疑者(51歳)に殺傷されました。

 逮捕後、元次官は「息子があの事件(川崎殺傷事件)の容疑者のようになるのが怖かった」「周囲に迷惑をかけたくないと思った」と供述したそうです。

 

 「息子が事件をおこすのではないか」という不安・恐怖、「周囲に迷惑をかけてはならない」という義務感、そして「息子をこのように育ててしまって申し訳ない」という罪悪感。

それらが霧を生みだし、殺害以外の解決策を見えなくしてしまいました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

 親は自身のマインドを常にモニターし、少しでもhave toを感じたなら、直ちに自問するべきです。

 

 私は子どもをどのような人間に育てたいのか?

 どのように生きてほしいのか?

 最も伝えたい(手渡したい)ことは何か?

 

 その答えが(ぼんやりとでも)感じられたなら、今度は「子育てを通じて自分自身に何を望んでいるのか?」を自問してください。

 

 私はどのような人間になりたいのか?

 どのように生きたいのか?

 最も得たいことは何か?

 

 そのような自問を通じてつかみ取ったものが、新たなゴールを生みだします。

 

Q-098につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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