Q-039:霧島市(鹿児島)医療講演会<180315> vol.9

 

 2018315日に、霧島市(鹿児島県)の病院で講演を行わせていただきました。事前にいただいていたテーマは「スピリチュアルペイン」です。

 講演後書いていただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

 

・ターミナルケアでのコーチング 実践できるような訓練(をもっと知りたい)

 

 A:すでに医療の現場にコーチングを導入しようとする取り組みは行われています。ネットで「コーチング メディカル」と検索するといろいろな団体や人物がヒットします。

 

 日本医師会の生涯教育on-line(日医e-ラーニング)にも、全23講座のひとつとして「医師のためのメディカルサポートコーチング」というテーマがあります。

 コーチングは、これから医療や介護の現場にどんどん広がっていくはずです。

 

「夜と霧」を書いた精神科医 ヴィクトール・E・フランクルが指摘していたように、目的、希望、志、夢といったものは、健康や生そのものに大きく関係します。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

 希望や夢は、時間の流れを知ったうえでゴールをしっかりと設定し、その達成を確信し続けることから生まれるものです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 F-026で御紹介したように、お金(年収)だけで「人生の満足度(life evaluation)」や「感情面での幸福度(emotional well-being)」が決まるわけではありません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8430748.html

 

 幸福な人生を送り、満足な最期を迎えるためには、「自分の存在と意味」や「生きる意味(=死ぬ意味)」を自分自身で見つけだし、確信することが欠かせません。そのための強力なサポートが当たり前のように医療や介護の現場でなされている未来を現実化したいと願っています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

・モチベーションに関する内容が難しかった

 

 A:おそらく、今までの「モチベーション」という概念(あるいはゲシュタルト)そのものが揺さぶられたからだと思います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 ちなみに、モチベーションをネットで検索すると、「1)動機づけ、2)物事を行うための、動機や意欲になるもの。刺激、熱意。」とあります(大辞林 第三版)。

 

 このことからもわかるように、一般的には、モチベーションは「何かを行うときのもとになるもの(あるもの)」としてとらえられています。確かに、世間には「モチベーションをしっかり高めてから取り組む状況」や「とにかくモチベーションを高めないことには続けられないこと」があります。モチベーションこそが成功の秘訣であり、いかに“やる気スイッチ”を入れることができるかを謳う方法論もあります。

 

 しかし、これらの考え方にはスコトーマに隠れている重要な事実があります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 それは「モチベーションが意識に上がるときは、そこにhave to(~ねばならない)が忍び込んでいる」ということです。

 

 我が家の子どもたちは放っておくと一日中ゲームをしています。朝から晩まですごい集中力を維持しながら、ず~~~っとゲームをし続けます。

 その間、子どもたちの心には「頑張っている」という感覚や意欲・熱意という言葉で表現されるようなエネルギッシュなものはないはずです。

 「やりたいからやっているだけ」というのが正直な感想であり、ゲームをしていることはごく自然な(あたりまえの)状態のはずです。

 

それは100% want to(~したい)だから可能となるホメオスタシス活動です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 

 21世紀の社会には、もう一般的なモチベーションの概念は必要ありません。

 ゴールさえしっかり設定することができれば、モチベーションは後から自然に生まれてきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 「モチベーションは、行動の原因ではなく、ゴール設定の結果であること」をしっかりと認識し、大切な人たちに伝えてあげてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 

・トリックアートなどとてもわかりやすかったです。エフィカシーについて少しむずかしかったのでブログを拝見します

 

 A:ありがとうございます。講演ではトリックアートを用いることが多いのですが、それは楽しんでほしいという気持ちと驚くことでしっかりと記憶に刻んでほしいという思いがあるからです。さらに、「自分自身のマインド(脳と心)の無限の可能性を感じてほしい」と強く願っています。

講演中はたくさん笑っていただきました。皆さんに楽しんでいただき、とてもうれしく思います。

 

 エフィカシーは、コーチングにおいてとても重要な概念です。ゴールと合わせてツートップといってもいいくらいの知識です。

 このブログのフリーテーマでもたくさん取り上げていますので、ぜひ確認してください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124530.html

 

 

・人生を明るくするコーチング(がもっと知りたい)

 

 A:コーチングを受けると人生が明るくなります。ハッピーになるからです。

 

 ハッピーになるのは、「心からやりたいゴール」に向かって生きるようになるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ゴールを設定でき、その達成を確信することができるようになると、目の前の世界すべてがゴールを達成するための重要な縁起として感じられるようになります。ゴール達成に関係ないものはスコトーマに隠れ認識できなくなり(気にならなくなり)、ゴールと関係あるものだけがRASを通過し認識にあがるようになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

 まずはコーチングについて、そしてマインド(脳と心)について学んでください。

 私が学んでいることは、このブログでアウトプットし続けます(守秘義務の範囲で)。ぜひフォローしてください。

 

そして、いつか本物のコーチにコーチングを受けてください。

人生がさらに明るくなることをお約束します。

苫米地式コーチング公式サイト(コーチ検索):http://tomabechicoaching.jp/search

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)