苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:ホメオスタシス

F-439:風になりたい <vol.3;「風」も「『風』を起こす自分」もすべて

 

 早朝、換気のために窓を開けると、冬と春が混ざり合ったような風が流れ込んできました。そのとき、ふと学生時代のことを思い出しました。ウインドサーフィンの記憶です。

 F-020:研究はすべてに通じる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7554483.html

 

 vol.1;逆風 →順風 →無風

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38129329.html

 vol.2;「風」を起こし、「風」を強める

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38145876.html

 vol.3;「風」も「『風』を起こす自分」もすべて

 

 

 ホメオスタシスはコンフォートゾーンに対して働きますから、コンフォートゾーンを狭めて上げることで、ホメオスタシスのループを狭めて強力に働かせることができます。そうしないと、現状から抜け出すことはできません。居心地のよい所に片足を突っ込んだまま、馴染みのない不安な場所であるw2に飛ぶことはできないのです

 

 ホメオスタシスのループを狭めて強力に働かせる」ことがコーチングの要諦。そのためには、「自我関数p」=自分 を自由自在に観ることが必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 自我関数p」=自分 を自由自在に観る

 

 

 これまでの自我関数pを、苫米地博士は「オーセンティック・コーチング 2026」(開拓社)の中でアップデートされました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -11

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

新たな「自我関数」は

 

①「w ∀y∃x sSelf (x,y) } x,y ∈all comfort zones in all possible worlds
 (すべての存在し得るコンフォートゾーンを自分にとっての重要度で並び変える関数)

 

 ②「w ∀y∃x sSelf (x,y) } x,y ∈all goals in all possible worlds
 (すべての未来の存在し得るゴールを自分にとっての重要度で並び変える関数)

 

 そして、①と②を統合したすべてのコンフォートゾーンをすべてのゴールに従い並び変える関数

 

これが最新の自我の定義です。

F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

 

 自我を関数で表記することがしっくりこない場合、私は「イメージするための表現の関数」と捉えることを勧めています↓

 F-433~:イメージするための表現の関数

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432465.html

 

 その秘訣は自我(自分)を「ある」とは思わず、「空」と認識する こと。

 

 今回のテーマでいうと、「風」も、「『風』を起こす自分」も、すべてイメージです。

さらにいうと、自我(自分)だけでなく、物理的存在すべて、そして現実世界そのものがイメージ。それがコーチングにおける重要なプリンシプル「I×V=R」が示すこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

だから、「『ある』とは思わず、『空』と認識する」ことは、コーチング実践の大前提だといえます。「『空』の理解と体得」がコーチングのスタートラインです。

 一言でいうと、「幻想」。この世はすべて幻想だと本気でわかるほど、コーチングはうまくいきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

幻想とは「心が生みだしているもの」のこと。それを苫米地博士は「情報」とシンプルに表現されます↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 私たちが「ある」と信じているものは、すべて幻想であり、情報です。例えば「戦争と差別がない世界」という場合、それは物理空間にではなく、情報空間にあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 つまり、それは「戦争」「差別」「ない」「世界」という概念(ゲシュタルト)を共有する人の間にのみ存在しうるということ。もっと正確にいうと、概念を共有する人の思考空間にのみ存在しうるということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 「概念(ゲシュタルト)」というと難しく聞こえるしれませんが、実際は“約束事”のようなものです。ある“約束事”を共有すると同じような世界を生きているように感じ、まったく共有していなければ認識すらできなくなります。RAS&スコトーマの働きによって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 苫米地理論を用いてさらに詳しく説明すると、例えば「戦争と差別がない世界」という情報空間(=可能世界w2)に対しホメオスタシスのフィードバックによって臨場感が高まると、その空間を共有する人たちにとっては「戦争と差別がない世界」に向けて現実(Reality)が変化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 “invent on the way”しながら。

 F-345:知らないと言う罪と知りすぎる罠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34206232.html

 

 “約束事”を共有しながらお互いに生みだしあっているのが現実(Reality)。

現実とは、じつは、共同幻想のことです。

L-218202208… -05;多くの人々が創った宇宙が同時に存在している

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37173442.html

 

よって、本物のコーチング(Authentic Coaching)とは、「これまでの共同幻想(w1)から脱却し、新たな共同幻想(w2)に移行する」ことだといえます。

F-366:日本を世界のリーダーに! 「苫米地式次世代コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

 最後に、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス、p91)より引用します。コーチングを縁に体得する意識状態をイメージしながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

幻想からの脱却

 幻想は、皆さんの心が生み出した世界です。自分の心、他人の心が生み出した世界。その上に、人間の手から離れた意図のない世界が広がっています。それは誰が作りだしたのかはわかりません。おそらくは、それも自分自身で作った世界なのかもしれません。こればかりは、誰にも証明できません。

 皆さんは、他人が生み出した世界だけでなく、自分が生み出した世界からも脱しなくてはいけません。自分で生み出した世界も、もとを辿れば他人が生み出した世界だからです

 そうしなければ、本当の自由は得られません。本当の選択はできません。

 

 心が生み出した世界から抜け出すには、生み出している心の動きを止めます

 ごく簡単に言うと、「ない」と思えばいいでしょう

 目の前にグラスが置かれていたとすれば、それは「私の心が生み出しているから見えている」と思います。そして、「見るのをやめれば消える」と思うのです。

 実際に、グラスの存在を意識の外に出してみればいいでしょう。視線はグラスに向けたまま、見た状態でグラスを消すのです。

 あるいは、グラスを見ながら別のことを考えてみてもいいでしょう。仕事のことや恋人のこと、直近の悩みでも構いません。そうすれば、視野にグラスは入っていますが、あなたの脳にはグラスは見えていません。目に映っているのに、認識に上がっていないはずです。

 

 ただし、本当のグラスだけでなく、思念も消さなくてはいけません。つまり、グラスを消すために他の事柄を考えるということもやめるのです。そうしなければ、ただのスコトーマになってしまいます

 スコトーマとは、自分が知っているものや重要だと思っているもの以外は見えないという心理学用語です。恋人に夢中の人は、恋人や恋人にまつわること以外は目に入らないし、時間を気にしている人は、時計を見ても時間だけを見て時計のデザインは目に入りません。

 ここではスコトーマではなく、何も考えず、目の前のものも消し去ります。スコトーマを消して、思考そのものを消して、見えているすべてのことを消すのです

 ありのままを見て、ありのままを消します。あるいは、光としてみても構わないでしょう。グラスは光の反射でしかありません。そもそも人間はものを見ているのではなく、光子を見ているだけです。

 ですから、「私が見ているのは、ものではなく光だ」と認識しても構いません。グラスを触っても、「単に皮膚が信号を受け取っただけだ」と認識してもいいでしょう。

 そうしていけば、目の前の世界には何も映らなくなるはずです。強いて言えば、人の心が見えてきます。他人の心から出る意図が見えてきます。他人が何をしたいのか、その生み出したい心の働きが見えてくるはずです。

 そして、最後にその心の動きも消してください。その心も何者かに生み出されたものですから、囚われることなく消し去ってしまうのです

 引用終わり

 

F-440につづく)

 

 

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F-438:風になりたい <vol.2;「風」を起こし、「風」を強める>

 

 早朝、換気のために窓を開けると、冬と春が混ざり合ったような風が流れ込んできました。そのとき、ふと学生時代のことを思い出しました。ウインドサーフィンの記憶です。

 F-020:研究はすべてに通じる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7554483.html

 

 vol.1;逆風 →順風 →無風

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38129329.html

 vol.2;「風」を起こし、「風」を強める

 

 

コーチングにおける「逆風」「順風」を決めるのは“臨場感”。臨場感の強さがw1>w2の間はまだまだ逆風で、w1w2となった瞬間に順風に反転します。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 そして、その「風」の正体は“ホメオスタシスフィードバック”。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 私の体感ですが、ゴールを設定してゴール側の可能世界w2の臨場感が上がっていくと「風」が生じます。ただし、最初は「逆風」。ゴール側に向かっていくほど風下(=現状=これまでの可能世界w1)側へ引き戻す力が強まっていきます。

 その間はぜんぜん進んでいる(=ゴールに近づいている)気がしませんが、ある時急に「順風」になり、まるで引き寄せられるかのようにゴールに向かっていくようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ただし、ゴールに近づくと「風」は弱まってしまいます。まるで“見えない壁”に阻まれるように、その先へ進むことが難しくなっていきます。

 F-428:見えない壁

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37908516.html

 

 ウインドサーフィンでいうと、「無風」の状態。波風が立たない凪の状態です。

 コーチングでいうと、それはコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のど真ん中にいる感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

  CZのど真ん中

 

 

 それは平和そのもの。

ウインドサーフィンでいうと、まるで鏡面のような静かな海。青空が上にも下にもひろがるような光景は、リラックスと安らぎを与えてくれます。風のない日にボードの上に座ってただ海上を漂うひとときは、日々の不安や不満を忘れさせてくれる宝物のような時間でした。

 Q-327:「記憶が抜ける」ようなことがvol.2;感情が起こるメカニズム -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31891038.html

 

 ただし、ウインドサーファーとしては「無風」はまったくつまらないもの。私はほぼ無風下で行われた大会で優勝したことがありますが、まったくうれしくありませんでした。

無風下で進むためには、無理やり「風」を起こす必要があります。パンピングと呼ばれるその行為は苦行そのもの。まさに「努力」「根性」の世界です。

 F-413:てげてげ <ver.3

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37361806.html

 

 

 ここまでをまとめると、風向き(「逆風」「順風」)を決めるのは“臨場感”で、「風」の正体は“ホメオスタシスフィードバック”。「風」を起こすものはもちろん、ゴール(設定)です。

 

では、「風」の強さを左右するものは何でしょう?

(もう少し丁寧にいうと、“臨場感”の強さに大きく影響するポイントは?)

 

 以下、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版」(CYZO、付録②)より引用します。「臨場感」と「ホメオスタシス」と「コンフォートゾーン」の関係を意識に上げながら読み進めてください。Feel

 

 

コンフォトートゾーンを「広げる」のは×、「上げる」のは〇

 コンフォートゾーンは広げるのではなく、狭めて上げることが重要です。子ども向けのコーチングプログラムであるPX2だと、「コンフォートゾーンを広げなさい」と教えますが、それは子どもはまだ自我関数pができあがっていないからです。

 生まれてから数年や十数年しか経っていない子ども時代は、そもそもコンフォートゾーンが狭いわけです。家庭と家族などの基本的なコンフォートゾーンしかもっていませんから、子どもに「コンフォートゾーンを作っていきましょう。そして、それを広げていきましょう」と伝えるのは当たり前のことです。

 子どものときは、コンフォートゾーンを出るとか出ないとかが問題ではなく、まずはコンフォートゾーンを形作ること「クリエイティブ・ユア・コンフォートゾーン」が大切です。次にそれを広げていく「ストレッチ・ユア・コンフォートゾーン」へとつなげていけばいいのです。

 しかし、大人はしっかりと自我関数pができあがっています。その大人がコンフォートゾーンを広げようとすると、ゴールの設定がw1の中でのステップ・バイ・ステップ方式になり、現状w1に縛り付けられるリスクが高くなるのです。

 大人は、コンフォートゾーンを狭めて上げるということが重要です。現状の外側である可能世界w2にゴールを設定することで、現在のコンフォートゾーンに対して排他的な狭くて高いコンフォートゾーンができてくるのです。

 ホメオスタシスはコンフォートゾーンに対して働きますから、コンフォートゾーンを狭めて上げることで、ホメオスタシスのループを狭めて強力に働かせることができます。そうしないと、現状から抜け出すことはできません。居心地のよい所に片足を突っ込んだまま、馴染みのない不安な場所であるw2に飛ぶことはできないのです。

 引用終わり

 

 

子どものときは、コンフォートゾーンを出るとか出ないとかが問題ではなく、まずはコンフォートゾーンを形作ること「クリエイティブ・ユア・コンフォートゾーン」が大切です。次にそれを広げていく「ストレッチ・ユア・コンフォートゾーン」へとつなげていけばいいのです

 

 クリエイティブ・ユア・コンフォートゾーン」とは、「自我関数p」=自分をつくること。自分とは、「部分関数」であり、「評価関数(重要性関数)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

「部分関数」とは、宇宙を「自分」と「自分以外」に切り分ける関数のこと。よって、自分がわかると、宇宙がわかることになります(と苫米地博士は仰います)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

「評価関数(重要性関数)」とは、宇宙を自分にとって重要な(あるいは関係性が深い)順に並べ替える関数のこと。その関数によりRAS&スコトーマの原理が働き、認識する宇宙が決まります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 よって、「自我関数p」=自分が書き換わると宇宙が変わります。もちろん、宇宙が変わると「自我関数p」=自分が書き換わります。自分と宇宙は表裏一体です。

 L-177202203… -10;自由なマインドで「物事を俯瞰し、最速・最短で結果を出す」ためのワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35079795.html

 

コンフォートゾーン(CZ)とは、宇宙に対する評価関数のことです。よって、「クリエイティブ・ユア・コンフォートゾーン」は宇宙に対する評価関数を生みだすことであり、「ストレッチ・ユア・コンフォートゾーン」はその評価関数をひろげていくことだといえます。

 Q-419:なぜパワハラや虐待がなくならないkey 3;排他的でスノッブな空間>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36494091.html

 

「ひろげる」とは「抽象度を上げる」こと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 仏説的にいうと、「無分別」。

 F-303:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは? <vol.5;芸術とコーチング(Authentic Coaching)とリーダーシップに共通する境地

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32078054.html

 

 私の好きな表現でいうと、「無敵」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 抽象度が十分に高く(その頂点は「空」)、無分別を実践し、無敵を体感している状態は、まさに平和そのもの。なんの不安も不満もない“澄み切った感覚”に包まれる状態であるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 ただし、その状態のままだと「無風」。

コーチングでは、空を前提としながらあえてゴールを設定することで「風」を起こし(仮観)、ゴール側のCZを狭く高くしていくことで「風」を強めていきます。

L-210202207月シークレットレクチャー -08;狭く! 高く!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36862880.html

 

 

 ホメオスタシスはコンフォートゾーンに対して働きますから、コンフォートゾーンを狭めて上げることで、ホメオスタシスのループを狭めて強力に働かせることができます。そうしないと、現状から抜け出すことはできません。居心地のよい所に片足を突っ込んだまま、馴染みのない不安な場所であるw2に飛ぶことはできないのです

 

 ホメオスタシスのループを狭めて強力に働かせる」ことがコーチングの要諦。そのためには、「自我関数p」=自分を自由自在に観ることが必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

コーチングは「観自在」の実践です。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

F-439につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

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「<2026年度前期>コーチング説明会&セミナー」の動画配信を開始しました。セミナーのテーマは「『オーセンティック・コーチング 2026』のゲシュタルト化 & 実践ワーク」。

Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430215.html

 

20265月末まで視聴可能です。申し込みはこちらからどうぞ(受付期間:~3月末まで)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38131903.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版



L-250202210月介護施設研修 -10;「クライアント(&その縁あるもの&…)の利益100%

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38058921.html

 03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38065073.html

 04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38079540.html

 05;「幸せで楽しい」「最高にうれしい」が“あたりまえ”に書き換わる秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38085683.html

 06;可能世界w2の臨場感を上げる3ステップ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38099185.html

 07;コーチングが“文化”に浸透するための3つの大前提

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38104715.html

 08;「過去には一切こだわらない」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38119777.html

 09;「やりたいことだけをやる」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38124477.html

 10;「クライアント(&その縁あるもの&…)の利益100%

 

 

 3つ前のブログ記事(L-247)で、「コーチたる者の大前提」を紹介しました。それは「過去には一切こだわらない」「やりたいことだけをやる」「クライアント(施設の場合、利用者やその家族)の利益100%」。

 

 「もうこんな〇〇は嫌だ」「必ず△△する!」とどんなに願っても、人はなかなか変われないもの。それは無意識が「〇〇」を維持し、「△△」を遠ざけてしまっているからです。

 Q-203:「自分自身が最大のドリームキラー」という意味はどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26417115.html

 

 コーチング用語を使って説明すると、「〇〇」がコンフォートゾーン化しており、「△△」はその外 という感じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 コンフォートゾーンは、強力なホメオスタシスで維持されている“空間”のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 脳が発達した人間の場合、その“空間”は情報空間、つまり“心でイメージする空間”中にひろがっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 余談ですが、最新のコンフォートゾーンの定義は「w ∀y∃x rComfortzone(x,y) } x,y ∈w_{current}}」。自然言語でいうと「現在存在しているすべての可能世界を自分にとっての重要度で並び変える関数(ただし、必ず順番を決められるとは限らない)」です↓

 F-430:オーセンティック・コーチングの形式定義 <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37977729.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -10

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 前回(L-249)引用した文章(「生成AIの正体」p152)の中で、苫米地博士はこれまでのコンフォートゾーンを飛び出す秘訣を「人間関係を変えること」と書かれています。それは、例えば「退職して職場を変える」というような物理的な話ではなく、「“意味”を変える」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そのポイントとなるのが、「クライアントの利益100%」という感覚。自分自身ではなく、「縁あるもの(&その縁あるもの&…)の利益100%」という感覚です。

 

 以下、苫米地博士の最新刊「生成AIの正体」(ビジネス社、p155)より引用します。前回引用した部分のつづきです。

 

 

◎あなたの外側に創造性はある

 あと一つ、付け加えるならば、利他性は重要です。

 新しい発想が浮かばない原因は何かと考えるとき、自分を中心に考えているからです。たぶん、創造的に生きましょうと言われたとき、多くの人はこう考えるのではないでしょうか?

 「創造的とは何だろう? 新しいものとは何だろう? 自分にそんな力があるだろうか?」などと。しかし、こんなふうに考え出したら思考はどんどん内向きになり、泥沼にハマっていくだけです。

 そうでなく、創造性はあなたの外側にあります。それまでコンフォートゾーンの中にいたあなたは自分の居心地のいい空間作りに励んできました。その発想はどうしても自分のためのものであり、言葉を換えていえば、利己的な思考です。

 しかし、創造性とはこれまでなかった思考法の中からしか生まれません。ということは、利己ではなく、利他しかないでしょう。

 コンフォートゾーンから出て利他的に世界を見直すことで創造的な発想に自然となっていくのです。

 クリエイティブとは利他性のことなのです。

 実は、多くの人がこれに気づいていません。「創造的に変えましょう。これまでの世の中になかったものを生み出しましょう」と言われると、ほとんどの人が自分が欲しかったものやそれをアレンジしたものになってしまいます。

 しかし、私たちの思考はすでにメディアによってかなり毒されています。具体的に言えば、広告代理店がオススメするちょっと「かっこ良さげな」ものを欲しいと思ってしまうように刷り込まれてしまっています。

 その最たるものが本書のテーマである生成AIでもあります。

 この書籍を皆さんが手に取ったということは、いまの日本にAIに対する“同調圧力”のようなものを感じているからでしょう。だからこそ、不安になって手に取ったのではないでしょうか?

 そういう意味ではすでに彼らの術中にハマっているということもできるのです。ただし、数ある生成AI本の中から私の本を選んだということは、このブームに漂ういびつさを嗅ぎ分けているのだと思います。

 何しろ、本書は生成AI絶賛本ではありません。逆に「使う必要がない」とずっと訴えているくらいです。ただし、生成AIを知ることは決して悪いことではありません。

 今後、大なり小なり、生成AIは一般社会に浸透してくるでしょう。そうなったときに、その正体を先に知っておくことはとても重要です。

 もちろん、正体を知っただけでは不十分です。それを凌駕する力を身に付けておくことが何よりも大切になります。

 その力こそが「創造性」なのです。

 生成AIを目の前にしたとき、誰もがこの言葉を口にするでしょう。しかし、具体的にどうすればいいかまで言える人はまずいないはずです。少なくとも私は見たことがありません。

 しかし、私は「創造性」の何たるかを端的に言うことができます。それはずっと、やりたいことだけをやり続けてきたからです。

 やりたいことをやりましょう。これが創造性の源なのです。

 現在のホワイトカラーの仕事の9割ぐらいは近未来にはAIがやるでしょう。これを失業と捉えるのは間違いです。アメリカの配管工のようにブルーカラーの需要も上がりますが、それ以上にクリエイティブな職業の付加価値が上がります。クリエイティブとはやりたいことをやりたいだけやっている状態です。そういう人たちがAI時代の「勝ち組」です。

 引用終わり

 

 

コンフォートゾーンから出て利他的に世界を見直すことで創造的な発想に自然となっていくのです。クリエイティブとは利他性のことなのです

 

 利他的に世界を見直す」といった話をすると、必ず「そんなのムリ」といった正直な反応をいただきます。

 L-214202208… -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 

 でも、利他性は、じつは誰もがあたりまえに実践していることです。例えば介護の現場では、利用者さんやその家族の立場に立っていろいろ考えているはず。その「相手の立場にたって」は立派な利他の実践です。

 L-138202111月小学校親子講演会-01;最高のコーディネーショントレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33283301.html

 

 あとは、その“相手”の対象範囲をひろげていくだけ。それは縁起を拡大していくということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 その本質は「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 人間の脳にはミラーニューロンというものがあります。人間が認識や理解を共有することができるのも、言語を獲得することができたのも、このミラーニューロンのおかげ。

ミラーニューロンを持つ人間は、もともと利他性を内包しています。

 F-046:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから 後編:ミラーニューロン

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11383670.html

 

 だから、まずはゴールを設定し、職場の仲間と共有しましょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 全員で「利用者さんやその家族のために」といったことを“気楽”に考えていると、これまでのコンフォートゾーンを抜けだし、どんどん創造的になっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 すると、「過去には一切こだわらない」「やりたいことだけをやる」こともますます自然に実践できるようになり、本来の潜在能力を十分に発揮できるようになっていきます。

そのとき、「気持ちのコントロールが、日々の忙しい業務の中で難しくなり、態度や言葉に出てしまう」という悩みは消え、そんな悩みを持っていたことさえ忘れてしまうはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

L-251につづく)

 

 

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 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 例えば介護の現場では、利用者さんやその家族の立場に立っていろいろ考えているはず。その「相手の立場にたって」は立派な利他の実践です

 

 ある介護施設の利他的な取り組みを紹介します↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15237057.html

 

 

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Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-284~:気楽 ver.2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

L-239202209月シークレットレクチャー -14;「ゴール」の核心

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37783635.html

Q-271~:現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね ~綸言汗の如し~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421412.html

Q-387~:同じ職場でお客さんに対しての話し方がおかしい人がいます。どう接すればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429772.html

Q-455~:ゴールにふさわしいブリーフシステムを構築するためには

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432187.html

 

 

生成AIの正体




F-437:風になりたい <vol.1;逆風 →順風 →無風>

 

 早朝、換気のために窓を開けると、冬と春が混ざり合ったような風が流れ込んできました。そのとき、ふと学生時代のことを思い出しました。ウインドサーフィンの記憶です。

 F-020:研究はすべてに通じる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7554483.html

 

 苦学生だった私はバイト漬けの毎日。とてもウインドサーフィンをするような金銭的な余裕も時間的な余裕もなかったのですが、どうしてもウインドサーフィンをしたいと思っていました。学生の間しかチャンスがないだろうとも。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 その思いは完全に“現状の外”。でも、思い続けているうちにスコトーマが外れ、いろんな“可能性”が見えてきました。そして2年目の春、ついにウインドサーフィンをはじめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 やがて今までは見えなかった「風」が見えるようになり、「風」との一体感を感じることができるようになりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7384947.html

 

 とはいえ、自然は怖いもの。

サークルの幹部学年(大学4年)のときは、合宿中にオフショア(浜から海へ向かう風向き)の風が強くなり、部員の多くが流され海上保安庁に救助されるという“失敗”を経験しました。

PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 なぜ流されたのかというと、「風上に向かう(=オフショアの場合:浜に戻る)のは難しい」から。
 風の力のみで海面を滑走するウインドサーフィンは、斜め45度の角度でしか風上に向かえません。風が強くなるほど45度を維持することは難しくなり、技術と根性(←ゴールに向かう強い意思)が必要になります。

(コースレースの場合は、さらに風を読む能力と戦略も必要です)

 F-109:気楽

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 その感覚は、まさに「逆風」。コーチングの形式的定義「並列宇宙(可能世界)w1から別の並列宇宙(可能世界)w2への移行を促す行為」を用いて表現すると、「これまでの現状w1に引き戻される感覚」「コンフォートゾーンに縛られる感覚」「『やっぱりムリ』とあきらめさせられる感覚」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 反対に、風下へ向かう「順風」は、「ゴール側の可能世界w2にどんどん引き寄せられる感覚」「自由を得て思いどおりの未来に向かう感覚」「『うれしい』『楽しい』『気持ちいい』が弾ける感覚」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -12

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 ちなみに、コーチングにおける「逆風」「順風」を決めるのは“臨場感”です。臨場感の強さがw1>w2の間はまだまだ逆風で、w1w2となった瞬間に順風に反転します。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 そして、その「風」の正体は

 

 以下、苫米地博士の著書「洗脳護身術」(三才ブックス、p35)より引用します。

 

 

三つの概念と洗脳の関係

 それぞれの概念が分かったところで今度は、ホメオスタシスと内部表現の関係を組み合わせて考えてみよう。もともとホメオスタシスとは、外界と生体との情報の応酬である。気温が上がったという情報を全身の神経が認識して、その情報が脳に伝わる。すると脳からは、発汗せよという指令が下り、皮膚で発汗が促されるわけだ。

 これは、脳内では外界の気温が上がったという内部表現の更新と、それに合わせた生体を望ましい状態にするための内部表現の更新によって、その内部表現状態に生体が整合的に発汗するのである。自分自身と外界世界を表現する内部表現と、物理的な外部世界との間で情報状態を常に最新に維持し、生体を安定的な健康状態に保とうとするフィードバック関係が成立しているのである。ここで人間に特徴的な事柄がある。内部表現は、物理的現実世界だけでなく、仮想世界ともフィードバック関係を成立させられるということだ。例えば、映画でビルが爆破されるシーンを見たとき、我々はドキッとする。実際に生体レベルで心臓がドキッとする。また、小説の中の感動的な一節を読んでいると本当に涙が流れてくる。この心臓がドキッとするのも、涙が流れるのも、すべてホメオスタシス現象だ。人間は仮想世界とホメオスタシス関係を持つことができるのだ。

 ちなみに臨場感の強さとは、即ちこのホメオスタシスフィードバック関係の強度である。面白い映画に没入しているときは、強いホメオスタシスフィードバックが内部表現と映画の仮想世界の間で築かれている。だから驚いたときの反応が、生体レベルまで強く出る。これが内部表現とホメオスタシスの関係である。

 脳が進化していない生物の場合は、内部表現は物理的な生体と物理的な外界だけである。従ってホメオスタシスも、この二つの間でしか起こらない。脳が人間レベルにまで進化してくると、内部表現は仮想的な世界や生体の状態を包含できるようになる。そしてホメオスタシスの対象も物理的な現実世界のみならず、仮想的な世界にも持てるようになる。だからこそ、映画や小説の世界に臨場感があるのだ。

 さて、内部表現とホメオスタシスの関係が分かれば、これに変性意識との関係を加えてみよう。変性意識状態とは、内部表現のホメオスタシスフィードバックの対象が、物理的な現実世界よりも、仮想世界の方に強くなっている状態と考えられる。とはいっても、物理的な現実世界とのホメオスタシスフィードバックがなくなることはない。さもなければ呼吸や心臓は止まり、生きていることができない。

 人間の特徴として、ホメオスタシスフィードバックは、同時に複数の世界を持つことができる。その中で物理的な現実世界よりも、映画や小説、ゲームの世界とのフィードバックが強い状態が変性意識状態なのである。立っていられない程、現実世界とのフィードバックが弱まり、仮想世界の臨場感が遥かに強大になる……トランス状態となるわけだ。

 では、これら三つの概念は洗脳とどう関係があるのだろうか?

 洗脳された状態とは、何らかの手法で生成された変性意識状態によって、洗脳者が築き上げた仮想世界とのホメオスタシスフィードバックが、現実世界よりも強くなってしまった状態である。そして、洗脳の怖いところは、その状態がホメオスタシスの力により、生体のレベルまで深くかかわっている点である。無理に洗脳を解こうとすると、呼吸困難になったり、意識を失ったり、悪寒がしたり、吐き気を催すのはこれが理由である。

 また、仮想世界に臨場感が特に強いときは、超常的ともいえる色々な生体現象までもが起き得る。例えば、キリスト教を強く信じる人の手から血が流れ出す、いわゆる聖痕現象などがそうだ。これはキリスト教世界の強い臨場感が、強烈なホメオスタシス作用によって生体情報を書き換えていることで説明できる。長時間の瞑想などで光を見るという幻想などについても、変性意識、内部表現、ホメオスタシスの関係と、人間の脳内でのフィードバック空間が、物理レベルから仮想レベルまで広がっているということで理解できる。

 ところで、変性意識の代表的な方法論である催眠現象は、術者が発する言語などの暗示が、一時的な内部表現への書き込みとなることで理解できる。例えば、変性意識が生成された後に「右手が挙がります」と術者からいわれると、変性意識の関係で臨場感は術者の言葉で生み出された仮想世界に強くなる。そしてホメオスタシスフィードバックもそちらに強化されているので、「右手が挙がる」という情報が内部表現に書き込まれれば、生体は内部表現の更新との整合性から、ホメオスタシスの影響により右手を挙げた状態に持っていくしかないのである。

 催眠の場合は、言語の暗示が中心であり、これに対する反応性に個人差があるので、催眠感受性が高い人と低い人に分かれるが、現代的な洗脳は、あらゆる技術で変性意識を生成し、また仮想世界を構築する。内部表現が仮想世界まで広がり、ホメオスタシスフィードバックループが仮想世界まで広がっている以上、洗脳者の技術が優れていれば、我々は誰も洗脳から逃れることができないのである。

 引用終わり

 

 

人間は仮想世界とホメオスタシス関係を持つことができる

 臨場感の強さとは、即ちこのホメオスタシスフィードバック関係の強度である

 

 コーチングにおける「逆風」「順風」を決めるのは“臨場感”。そして、その「風」の正体は情報空間(仮想空間)に働くホメオスタシス(homeostasis)のフィードバックです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 学生時代のウインドサーフィンの記憶は、無意識下のホメオスタシスフィードバックの働きを意識化するのにとても役立っているように思います。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 ホメオスタシスを「風」として感じられる気がするのです。

 F-434:イメージするための表現の関数 <後編;表現=共感覚化>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38069440.html

 

 私の体感ですが、ゴールを設定してゴール側の可能世界w2の臨場感が上がっていくと「風」が生じます。ただし、最初は「逆風」。ゴール側に向かっていくほど風下(=現状=これまでの可能世界w1)側へ引き戻す力が強まっていきます。

 その間はぜんぜん進んでいる(=ゴールに近づいている)気がしませんが、ある時急に「順風」になり、まるで引き寄せられるかのようにゴールに向かっていくようになります。図にすると、直線ではなく、S字カーブのような感じで。

F-259:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.3;知らないことは認識できないのに新しい知識を得ることができる秘密>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29695715.html

 

S字曲線



 ただし、ゴールに近づくと「風」は弱まってしまいます。まるで“見えない壁”に阻まれるように、その先へ進むことが難しくなっていきます。

 F-428:見えない壁

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37908516.html

 

 ウインドサーフィンでいうと、「無風」の状態。波風が立たない凪の状態です。

 コーチングでいうと、それはコンフォートゾーンのど真ん中にいる感じです。

 L-210202207月シークレットレクチャー -08;狭く! 高く!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36862880.html

 

F-438につづく)

 

 

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 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 苦学生だった私はバイト漬けの毎日。とてもウインドサーフィンをするような金銭的な余裕も時間的な余裕もなかったのですが、どうしてもウインドサーフィンをしたいと思っていました

 

 なぜウインドサーフィンをしたいと思っていたのだろう?

 

 ↑このような自問はとても大切です。他人や社会から埋め込まれた束縛から“自分”を解き放つきっかけになるから。

 Q-452:コーチングの対象が自分であってもvol.1;コーチングは「自問自答」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html

 

 では、あらためて

 

なぜウインドサーフィンをしたいと思っていたのだろう?

 

 

 答えはすぐに見つかりました。前回まで取り上げていた「MIAMI VICE」です。

 F-435~MIAMI VICE

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432533.html

 

オープニング映像の中に、女性がウインドサーフィンをしている姿があります(懐かしのサーファー艇で)。その映像(pictures)が「かっこいい」という感情(emotions)や「やりたい」という内省言語(words)とともに脳内に焼き付いていたのだと思います。

 L-067202011… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 そもそも換気をしたときに「ふと学生時代のことを思い出した」ということ自体が、「MIAMI VICE」をテーマにブログを書いた影響(余波)でしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 あらためてTVなどのマスメディアやSNSの怖さを感じました。

 Q-458:「この世をよくしたいなら権力から離れる」vol.2;そもそも権力とは?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37957648.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-076Ya Ya(あの時代を忘れない)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15961773.html

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L-192202207月医療・介護研修会 -02;ゴールを考える前に必要なもの

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36208966.html

 

 

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L-244202210月介護施設研修 -04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38058921.html

 03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38065073.html

 04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 

 

 皆さんの職場では「~しなければならない」や「~してはならない」があふれていませんか?

 

 

 これは研修冒頭での私からの問いかけ。

 

 「苫米地式認定コーチ」という謎の講師にいきなりこのように問われ、多くの人が戸惑ったはず。もしも責められているように感じたなら、ますます不安や緊張が強まったことでしょう。

 F-129The Sweet Hello, The Sweet Goodbye -1;不安に襲われる若者、希望を失う老人

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21892496.html

 

 私は今も医療や介護の現場で働いています。そのとき心がけているのは“風通し”。

 F-276L下でのBSB vol.1;“風通し”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30603333.html

 

 それは「過去は一切関係なし」で、未来(=ゴール)だけを見つめて、自由闊達に情報場の共有ができるイメージです。

 L-070202011… -05「過去は一切関係なし」のリザベーション(reservation

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29045573.html

 

 じつは、現在も医療現場にはいろんな“カースト”が存在しています。例えば、学閥によるカースト、職種によるカースト、そして「創業家かどうか?」という血筋によるカースト

 

 そもそも「カースト(Caste)」という言葉は、ポルトガル語で「血統」をあらわす「カスタ(Casta)」に由来するのだそう。

 カースト - Wikipedia

 

「カースト」の言い換えとして「ヒエラルキー(hierarchy)」が用いられますが、階層という構造をあらわす「ヒエラルキー」に“差別”が紐付いているように感じられるのは、人間の根深い“煩悩”が関係しているのかもしれません。

PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 話が逸れてしまいましたが、私がイメージする“風通し”は、差別とは正反対の“自由”や“フェアネス”に由来するもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 “自由”や“フェアネス”といった抽象度の高いイメージをしっかり共有できるように、私自身はいつも「リラックス」と「ゆらぎ」を得ることを心がけています。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

  「リラックス」と「ゆらぎ」を得る

 

 そのために常に意識に上げながら(=モニタリング)コントロールしているのが呼吸です。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

呼吸は人間の生命維持に必要なホメオスタシスのなかで最も重要であるにもかかわらず、意識に上げてコントロールすることができます。それ故「意識をホメオスタシスに介入させる窓口」として呼吸を利用することができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 「意識をホメオスタシスに介入させる」ことができると、現在の可能世界w1からゴール側の可能世界w2への移行がしやすくなります。反対にいうと、「意識をホメオスタシスに介入させる」ことができない間は、ゴール側への移行は難しいはずです。

 F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

 

 では、ここでワークをしてみましょう。

 

呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

① 息を吸うときにお腹を引っ込め、吐くときに緩める

- 背筋を伸ばす。視線は中空を漂わせる(鼻先を軽く見ている状態)

- お腹をへこませつつ、鼻からゆっくり息を吸い込んでいく(胸を張って上に引っ張られる感覚)

- 意識は眉間(目と目の間)に集中

- 完全に息を吸いきったら、一瞬だけ息を止めて、ゆっくり鼻から息を吐き出していく

- 同時に、全身の力をゆっくり抜きながら、へこませたお腹を戻していく

- 首、肩、肘、手、腰、膝、つま先 …と、上から順に意識して力を抜いていく

 

5分ほど継続したら、意識を下丹田(へそよりやや下)に集中し、徐々にあたたかくなっていくようにイメージする

 

③ 「呼吸による全身のリラックス」「眉間に意識を持っていく」「腹部にあたたかみを感じる」を同時に行い続ける

 

 

基本は逆腹式呼吸です。そして、その呼吸を意識に上げることが重要。

呼吸を意識できるようになると、次第に自分の呼吸のパターンのようなものが見えてきます。どこで息が浅く速くなるのか、どこで息が止まるのかがわかるようになると、呼吸だけでなく自分の心もうまくコントロールできるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

そうやって無意識を意識に上げることが「Rゆらぎ」です。

R」は現実世界(Reality)のこと。その「R」に意識を向けると、その瞬間に「R」ではなくなります。現実世界をありのままに感じているところに意識を向けると、自分の意識という認識が介入するから。

Q-280:今まで<後編;意識と無意識の間に介入し、選択的に見せるシステム>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29681889.html

 

コーチング・プリンシプル「I×V=R」でいうと、意識/無意識が「R」から「I×V」に移行するという感じ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

目の前の世界が「すべてイメージ」であるとわかると(空観)、現実(←じつはイメージ)の書き換えがしやすくなります(仮観)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 「すべてイメージ」とは、「すべて情報」だということ。その理を苫米地博士が理論化されたものが「超情報場理論」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 苫米地理論の第2世代「超情報場理論」の中で、博士は「情報場」という概念(ゲシュタルト)を用いられています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その基本は

 

まず先に情報空間の因果関係があり、その因果関係によって生まれた特定の情報場が、その写像として、低い抽象度である物理空間にあらわれる

 

 ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 情報(場)の臨場感が上がるほど、その情報(場)はリアルになる それが「I×V=R」です。

 F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

 「臨場感を伴う情報(場)」のことを「臨場感空間」とも表現します。その基本は「幸せ+気持ちよさ」です↓

 F-346:ヘンシン! <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34261064.html

 

 以下、苫米地博士の著書「一瞬で相手をオトす洗脳術」(マキノ出版、p37)より引用します。

 

 

呼吸のリズムで臨場感空間を共有

 好感度をアップさせるには、相手に会った瞬間が大事です。初対面の印象が悪いと、そのあとに何をやっても取り返しようがありません。

 男女関係ならば、最初の瞬間に「いい人!」と相手が思ったならば、次の展開が期待できます。

 これが逆で、最初の瞬間に「気持ち悪い!」と思われたならば、絶対に次はありません。会った瞬間が一番大事なのです。

 好感度をアップするためには、臨場感空間を共有することです。臨場感を共有する全員が、その空間でリラックスし、「幸せで楽しい」「最高にうれしい」と感じることを目指します。

 11ならば、まずは相手と呼吸を合わせましょう。相手の呼吸のリズムをそれとなく察知し、同じリズムで呼吸します。

 具体的にいえば、「相手が息を吸うときに自分も息を吸い、相手が吐くときに自分も吐く」ように呼吸することです。

 このテクニックは、「パッシブ・ハーモナイゼーション」と呼ばれています。先に紹介した逆腹式呼吸で、自分を変性意識化させておくと、この時点で相手を変性意識状態に陥らせることができます。

 呼吸を合わせることで、双方の同調がしやすくなり、相手も自然と変性意識状態になるのです。

 呼吸を合わせる回数は、テクニックの習熟の度合いで変わってきます。経験を積んでいれば、23回でじゅうぶんですが、初心者の場合には最低でも10~20回は必要です。基本的に回数が多いほど、成功しやすくなります。

 呼吸を数回合わせたら、相手に気づかれないように少しずつ自分の呼吸をゆったりとしたテンポに変えていきます。同調の度合いが深ければ、相手の呼吸がこちらのテンポに追従してくるはずです。

 なお、相手が複数の場合には、あなたがその中で最もリラックスして、深い呼吸を心がけることです。その際には、35ページにある(*Kindle版では「『徹底的にリラックスする』の章にある」)逆腹式呼吸をするといいでしょう。そうすれば、場を共有する全員の呼吸のリズムが自然とそろってきます。

 呼吸を合わせることに成功したならば、あなたはリラックスしながら、「幸せで楽しい」「最高にうれしい」という情動を維持することです。たとえ相手がつまらない話をしているときでも、自分の情動は維持することに努めましょう。

 その空間を5分、10分、場合によっては1時間も共有すると、その情動は勝手に相手に伝わります。一緒にいる空間が、相手にとっても居心地のいい空間になっていくのです

 そんな幸せで楽しい空間ならば、どんな人だろうと何度でも参加したくなるはずです。

 引用終わり

 

 

 呼吸を合わせることに成功したならば、あなたはリラックスしながら、「幸せで楽しい」「最高にうれしい」という情動を維持することです。たとえ相手がつまらない話をしているときでも、自分の情動は維持することに努めましょう

 

 当日の研修はオンラインで行いましたので、施設スタッフの方々がつまらなさそうにしていたかどうかはわかりませんでした。仮に全員がつまらなさそうに聞いていたとしても、私は「幸せで楽しい」「最高にうれしい」を維持しながら話を続けます。

 Q-371:共感覚がなかなかうまく実践できません <vol.3;実践編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34120540.html

 

 それがコーチのブリーフであり、ハビット&アティテュードです。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

L-245につづく)

 

 

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 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

F-391:童謡か? 軍歌か?

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Q-438:ぐっすり眠ることができず、最近はめまいが続いています 体調不良が続いており、申し訳ない気持ちと不安でいっぱいです

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Q-450:現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めましたが、ちっとも変わりません。こんな私でもコーチングを受ければ変わることができるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37819886.html

 

 

一瞬で相手をオトす洗脳術

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F-432ICT

 

 「部分の総和が全体」という行動科学(構造主義)に対して、認知科学では「部分と部分、もしくは部分と全体との関わりの中で意味が生まれてくる」と考えます。

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

その「関わり」が「ファンクション」。馴染みの表現でいえば、「ゲシュタルト」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ゲシュタルトは同時に1つしか維持することができません。そして、そのゲシュタルトが意味を決めます。

つまり、ゲシュタルトが変わると(変えられると)、目の前の世界が変わる(変えられてしまう)ということ。

 L-240202209月シークレットレクチャー -15;洗脳から身を守るための究極奥義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37795312.html

 

 ゲシュタルトができると、“知識がなくスコトーマに隠れているはずのもの/こと”も認識できるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

人間は「知識とゲシュタルトを組み合わせた『文脈』の中で認識」しています。図式化すると「情報(入力)→文脈(知識+ゲシュタルト)→認識」です。

 F-356:自由訳「OODA」 <vol.2Orient

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34805412.html

 

  知識とゲシュタルトを組み合わせた「文脈」の中で認識が生まれる

 

 例えば「ICT」という英文字の連なりを見たとき、皆さんは何を想像するでしょうか?

 

 

 多くの方は「Information and Communication Technology」を思い浮かべるはず。

 情報通信技術 - Wikipedia

 

 一方、医療・介護関係者であれば「Infection Control Team」を思い浮かべるでしょう。今のような寒い時期はとくに。「感染症」に対する臨場感が高くなっているから。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 医療現場におけるICT(感染症対策チーム)のミッションは、「感染症をコントロールする」こと。そのために病棟ラウンドを行い、感染症発生状況等のサーベイランス(調査・監視)を行います。

 日医雑誌第127巻第3

 

もしも感染症が発生してしまったら、即座に現場への介入を行います。状況が改善(医療現場では「制圧」と表現)した後は、「スコトーマに隠れていた課題を見つけ、次に活かす」ためにフィードバックを行います。

PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 

 と、ここまでが医師としての真面目な話。ここからはコーチとしての気楽な話です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 私が地元医師会の理事として医療行政に深く関わっていた頃のことです。

感染症に関してよくアドバイスを求められていたので不思議に思っていたのですが、どうやら県や市の担当職員の間に「タケハラ = ICDInfection Control Doctor」という認識が広まっていたようなのです。

「私はICDではないですよ」「え~! そうなんですか ?!」というやり取りを何度したことか。毎度その驚きようがすごかったので、よく覚えています。

 L-129202111月医療・介護研修レポート -10;自己充足的予言×エフィカシー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32846862.html

 

  感染症に関する知識なんてさほどないのに、なぜICDだと信じられているのだろう?

 

 そんなことをよく考えました。

当時の仮説のひとつが「説得力がある」というもの。その理由は「論理的思考(トゥールミンロジック)」と「(根拠のない)強い自信」にあるのだろうと思っていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 余談ですが、トゥールミンロジックの基本構造は「事実(data)」「根拠(warrant)」「主張(claim)」の3要素です。つまり、事実と主張をつなぐ根拠がしっかりしていることが大前提。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 ところが、私の「強い自信」の裏には何の根拠もありません。あるのは未来に対する確信だけ。そんな「根拠なき未来(w2)への確信」がエフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 もっと正確にいうと、エフィカシーとは、「自身のゴールを達成する自己能力の自己評価」。全部自分の中で完結する話であり、他人や社会の評価はまったく関係ありません。

 F-430:オーセンティック・コーチングの形式定義 <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37977729.html

 

つまり、「根拠=過去はいらない」。

可能世界w2(未来)を創造するのに、根拠(過去)はまったく必要ありません。コーチングは“論理(&時空)を超えた次元”で行うものです。

 F-289:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.2;超人脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31299309.html

 

 そんな“超論理空間”まで含め、すべてが自身のマインドの中にあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

そのようなエフィカシーは、「ゴール側のコンフォートゾーン(w2)に対する臨場感」のことでもあります。エフィカシーが高いとは、「ゴール側の臨場感が高い」ということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そして、それは「ゴール側のコンフォートゾーン(w2)に対して強力なホメオスタシス・フィードバックが働く」ということでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そのホメオスタシス・フィードバックが、臨場感空間(情報場)を共有した人々の間で同調を引き起こし、「タケハラ = ICDInfection Control Doctor」という認識がひろまった(=“リアル”になった) というのが今の私の仮説。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 もしもそうなら、私は、ある意味「Infection Control Doctor」。その「Infection」=影響の抽象度が上がっていくほど、リーダーになっていくのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 アプリオリ権力によらない“本物のリーダー”に。

 F-378:学びと破門で脅しをかける <vol.2;洗脳を一瞬でキャンセルしてしまう方法>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35894360.html

 

 では、“本物のリーダー”であり続けるために、最も重要なものは何でしょうか?

 

 以下、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版」(CYZO)の「Monthly Dr.Tomabechi’s Column」(2月)より引用します。

 

 

利他的なゴール

 コーチングを学ぶ人は利他性を磨いていくことが重要です。「私はこうなりたい」「自分はこれが欲しい」「自分は……」と自分について語っているうちは、ゴールが利己的になっている可能性があります。

 そして、ゴールが利己的であればあるほど、現状のシステムw1の奴隷になってしまうのです。そのため、理想のゴール世界w2に移行するためには、利他的なゴールを見つけていく必要があります。

 利他的になっていくためには、抽象度の高いゴールを設定していけばよいでしょう。例えば、自分のことより、家族に対してのゴールの方がより抽象度が高いです。さらには自分の所属するコミュニティに対するゴールの方がより抽象度が高くなります。その中には自分も含まれるかもしれませんが、利己性は低くなっていきます。

 しかし、自分の家族、自分の所属するコミュニティ、自分の国レベルでゴールを設定しても、その動機は、自分の利益を意識した利己的な部分から来ていることも多いのです。

 そのため、利他性をより磨いていくためには、自分に利益がなるべく返ってこない、より遠くに、より遠くへとゴールを設定していくことが重要です。

 引用終わり

 

 

 自分に利益がなるべく返ってこない、より遠くに、より遠くへとゴールを設定していく

 

 そのようなハビット&アティテュードがあたりまえになっている未来(w2)にホメオスタシスが強烈に働き、決してコンテンツには関わらないけれどもしっかり“infection”している というコーチであり続けたいと思っています。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 

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-追記-

もしも感染症が発生してしまったら、即座に現場への介入を行います。状況が改善(医療現場では「制圧」と表現)した後は、スコトーマに隠れていた課題を見つけ、次に活かすためにフィードバックを行います

 

 control=制圧」という感覚には強い違和感を感じます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 欠けている視点は何でしょう?

 (私の答えは↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

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―関連記事―

F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

F-290~1:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.3~4;「超人脳」獲得への2つのステップ

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F-417:煩悩か 芸術か

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L-214202208月シークレットレクチャー -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

L-220202208月シークレットレクチャー -07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

L-232202209月シークレットレクチャー -07;コーチングの実践は実戦

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

Q-457~:「この世をよくしたいなら権力から離れる」とは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432131.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版




F-429:オーセンティック・コーチングの形式定義 <前編>

 

私は立ち止まらない!

 

 これは私のお気に入りのセルフトーク。

 Q-395~:セルフトークのコントロールをやっていますが、時折強い孤独感を

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429935.html

 

 コーチにふさわしい「狭く高いコンフォートゾーン(Comfort Zone)」を強化するために、日々、意識に上げているセルフトークです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 このセルフトークは、苫米地博士から受け継ぐブリーフ(Belief)の言語化でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 実際、博士は決して立ち止まることなく、どんどん現状の遥か先へと向かわれています。コーチングについても、どんどんアップデートされながら(例えば↓)。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 最近(202510月)もコーチングに関する重要な知識を開示され、無償ダウンロードできるようにされています(*苫米地博士のブログからDLできます)

 

DrTブログ(「地上最強グローバルサミット」講義用スライド)2

苫米地博士ブログより引用↓

ドクター苫米地ブログ - Dr. Hideto Tomabechi Official Weblog - ライブドアブログ

 

 

 さらに苫米地博士は、新たな知識を、最新刊「オーセンティック・コーチング 2026」(開拓社)の中で開示されています。その行動から感じ取れるのは、「本物のコーチを増やす」「どんどんコーチを育成する」という“意思”と“覚悟”。

 L-06020208月シークレットレクチャー -06;必要なのは意思と覚悟

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28153740.html

 

 以下、同書(p278)より引用します(青字)。

 

◎オーセンティック・コーチングの形式定義

 最近10カ国以上の国の複数言語の人たちにコーチングについて話す機会がありました。英語圏以外の人がほとんどで、通常は海外では英語で話しますが、今回は英語で話しても通訳が入るということでしたので、真に多言語、多文化である形式表記(数学表現)で説明することで、誤解を避けられると考え、オーセンティック・コーチングの定義を形式表記を利用して説明しました。

 

 これら形式定義の一部は、認定コーチを育成する“マスターコーチクラス”では説明して来ましたが、通常クラスでは教えていないので、多くの私の生徒たちにも初見と思います。“コーチング”という言葉が一人歩きしている中、形式定義を公開することに意義があると判断し、最後の章として記述します。

 

 本書におけるオーセンティック・コーチングは正確に以下で定義され、これ以外はオーセンティック・コーチングではありません。苫米地式も、私が開発パートナーであり後継者でもあるタイスコーチングもオーセンティック・コーチングですから、今後はこの定義を正確に理解している方のみが、オーセンティック・コーチングを語ることができます。

 

 (中略)

 

 オーセンティック・コーチングはパフォーマンス・エンハンスメント・コーチングと苫米地式コーチングの両方をカバーしますが、本書の内容の一部はルー・タイスとパフォーマンス・エンハンスメント・コーチングを作った時代には入れてありませんでしたし、その頃に形式定義はしていませんでしたが、以下の定義はオーセンティック・コーチングにおける定義ですから、当然パフォーマンス・エンハンスメント・コーチングもカバーしますので、苫米地式コーチング、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング共に厳密に以下の定義に従い運用をお願いします。

 

 以下が、形式言語(数学的表現)で記述したオーセンティック・コーチングの全体像の正確な説明であり定義です。

 引用終わり

 

 

 今後はこの定義を正確に理解している方のみが、オーセンティック・コーチングを語ることができます

 

 苫米地式コーチング、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング共に厳密に以下の定義に従い運用をお願いします

 

博士の本気とその意図を感じながら、以下、最新の定義で“コーチング”を再ゲシュタルト化できるように試みます。無償DL版スライドと「オーセンティック・コーチング 2026」より引用(青字)した後、少し補足を加えます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -02

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

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認知科学とは

 -人間の認知活動を数理的に理論化出来るという立場で、ファンクショナリズム(関数主義)を掲げる学問。『認知科学への招待』に詳しい

 

 -更には、数理関数による認知の計算機上での再現も視野に入れ、人工知能研究は認知科学により本格化

 

 -ただし、人類がすべての関数を記述出来るかは別問題。生成AIは超次元偏微分方程式の局所解を自己学習し自然言語生成する

 

 -オーセンティック・コーチングは、AI研究成果も人間の認知活動を高度化することに貢献するという立場をとる。コーチングを形式定義(数学的表記)するのもその一つ

 引用終わり

 

 

 「認知科学への招待」は、2014年にCYZOより出版された書籍です(Kindle版はこちら↓)。

 Amazon.co.jp: 認知科学への招待 電子書籍: 苫米地英人: Kindleストア

 

 その中で、博士は「心理学→行動科学→認知科学」という流れをわかりやすく解説されています。

 Q-435:コーチングは行動科学と <vol.2;心理学から行動科学、そして認知科学へ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37049778.html

 

 「生成AIは超次元偏微分方程式の局所解を自己学習し自然言語生成する」に関連する言葉として、苫米地博士は「局所解は疑似的な抽象度最低の物理空間への創出。芸術は高抽象度を指す言葉なので違う。芸術は未だに見つけられていないLUB (Least Upper Bound)であり、超次元偏微分誤差最小化空間の下ではなく上に現れる」とコメントされています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「芸術」は、じつは、ゴールのバランスホイールの中に入れるべき重要なキー・ワード。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 それはコーチングのコアであるゴールの基本条件である「現状の外」とも大いに関係します。

 F-299~:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425725.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -04

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

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AI開発の歴史

 著者は1980年代から最初期の生成AI研究とその幻覚問題解決を提案

 引用終わり

 

 この図からもわかるように、苫米地博士はまさにAI開発史の体現者。だからこそ、「認知科学(functionalism)の“先”に進む本物のコーチ」なのだとあらためて思いました。

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -06

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

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人工知能研究は認知活動を形式化(数理表記)。コーチングも認知活動であり形式化による正確な定義が誤解や誤用を避ける

 Notation Clarification - 記法の説明

 

 Possible World Representation - 可能世界表記

w possible world(可能世界)

w0 status quo world / homeostasis world

(現状の世界。ホメオスタシスが働く世界)

wh highest goal world / hyper-homeostasis world

(最高次Goal世界。ハイパーホメオスタシスが働く

w_future}= set of all possible future worlds

 (全ての未来の可能世界の集合)

w_current}= set of all current possible worlds

 (全ての現在の可能世界の集合)

 

Based on modal logic, it is used to formalize coaching as transition between possible worlds

 様相論理(modal logic)に基づき、コーチングを「可能世界間の移行」として定式化するために使用

 引用終わり

 

 

 「ハイパーホメオスタシス(hyper-homeostasis)」という表現がありますが、これは情報空間に働くホメオスタシスのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 人間の場合、ホメオスタシスは心の空間(情報空間)にまで拡張しています。その理を博士が理論化されたのが「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」。この理論がコーチングの基盤となります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 余談ですが、わざわざ「ハイパー」がついているのは、情報(例:心)と物理(例:体)を違うものと捉える文化圏の方々への配慮です。本当は情報(心)と物理(体)は同じもの。同じものの抽象度の違いに過ぎません。

 Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -07

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

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自我の仮定義(本書本文で定義済み)

 自我とは宇宙の全存在を自分にとっての重要度順に並び替える関数である。ただし、必ず順番を決められるとは限らない

 

 w ∀y∃x pSelf (x,y) } x,y ∈ Universe

 

 ・ Function porders all entities in the universe according to importance

   関数p:宇宙の全存在を重要度順に並び替える

   ※ w possible world(可能世界)

 

 ここで可能世界とはクリプキ以降の可能世界論(様相論理、moder logic)で定義される可能宇宙。

 現在の宇宙と並列に存在する多重宇宙(可能宇宙)の一つ。ある可能宇宙wでの順序で別な可能宇宙では異なる

 引用終わり

 

 

 …2021年の後半あたりから、苫米地博士はコーチングのアップデートを公に話され始めました。その頃御出演されていた「バラいろダンディ」の最終講義も「次世代コーチング」でした↓

 F-366:日本を世界のリーダーに! 「苫米地式次世代コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

 *下記のブログ記事中に、コーチング関連の放送回のリンクを貼っています。ぜひ御活用ください。

 

 □ 20221213日放送回「コーチングの基本理念を習熟して新年に向けてエフィカシーをブーストしよう」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 □ 2024617日放送回「『成長』の夏に向けて習得! 苫米地式『オーセンティック・コーチング』」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34650757.html

 

 

その「バラダン」での最終講義でも、博士は「自我」の定義から講義をはじめられています(「部分間数f」という表記は「部分f」の誤りです)。

 

 

240909バラダン最終講義-1

「バラいろダンディ」(202499日放送回)より引用

 

 

 「部分関数」とは、ある集合を切り分けて取りだす関数のこと。例えば、「偶数」というのは、「自然数」という集合から「2で割り切れる数」を取りだす関数であると見なせます。

 このとき「2で割り切れない数」=奇数が残ります。よって、「奇数」の方も同時に定義できてしまうことになります。

 

 同様に、自我とは、宇宙を「自分」と「自分以外」に切り分ける関数のこと。よって、「自分がわかると、宇宙がわかる」。それが部分関数です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 

240909バラダン最終講義-2

「バラいろダンディ」(202499日放送回)より引用

 

 

 次に話されたのが、自我のもうひとつの定義。それが「評価関数(重要性関数)」です。

 例えば、「職業はコーチと医師を」「子どもは3人いて」「映画好きで、とくにSTAR WARS」「生まれも育ちも鹿児島で」などと自己紹介するとき、それは自分にとって重要な(あるいは関係性が深い)順に宇宙を並べ替えているといえます。

その並べ替え関数が「評価関数(重要性関数)」。

 「オーセンティック・コーチング 2026」中でも書かれていますが、この「評価関数(重要性関数」を書き換えようとすると、コーチングは失敗します。

 Q-455:ゴールに <前編;自我の書き換えを目的にするとコーチングは失敗する>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37898936.html

 

 このような「自我」の定義を、苫米地博士はさらにupdateされました。

その理解が「苫米地式コーチング、パフォーマンス・エンハンスメント・コーチング共に厳密に以下の定義に従い運用」することのポイントだといえそうです。

Q-304:どうやったらすべての目標を結びつけることがOps編;〇〇〇化>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30891147.html

 

F-430につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

ここで可能世界とはクリプキ以降の可能世界論(様相論理、moder logic)で定義される可能宇宙。現在の宇宙と並列に存在する多重宇宙(可能宇宙)の一つ

 

 苫米地博士の著書「洗脳原論」(春秋社、p19)の中に、この部分に関連する詳しい記述があります。下記のブログ記事で引用しています↓

 F-382:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.2;知識「無限の『there』」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36094263.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-311~:デジタル自傷行為

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426481.html

L-209202207月シークレットレクチャー -07;コーチングのカクシン

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36836716.html

L-210202207月シークレットレクチャー -08;狭く! 高く!

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Q-449:アートマンって何ですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37528586.html

 

 

オーセンティック・コーチング2026

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Q-456:ゴールにふさわしいブリーフシステムを構築するためには <後編;「現状の外×自分中心を捨て去る」のダイナミズム>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 前編;自我の書き換えを目的にするとコーチングは失敗する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37898936.html

 後編;「現状の外×自分中心を捨て去る」のダイナミズム

 

 

Qw1からw2へ移行するためにはゴール設定とエフィカシーを高めることが必要とのことですが,ゴールにふさわしいブリーフシステムを構築するためには古いブリーフシステムは捨てて,新しいブリーフシステムで行動して結果を振り返りながらセルフトークを変えることによりエフィカシーを高め,新しいブリーフシステムを強固にするということでしょうか 

 

A2:前回(Q-455)、苫米地博士のこのような言葉を引用しました

 

  自我を書き変える作業だと思うとコーチングは失敗してしまう

 

 その理由はクリアでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

 鍵は「ホメオスタシス」。もっと詳しくいうと、「ホメオスタシスと情報空間とのかかわり」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「人間の場合、ホメオスタシスが情報空間にまで拡張しているため、想像上の事柄に対しても機能する」ということを、苫米地博士が理論化されたのが「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 苫米地理論の第1世代であるこの理論が、苫米地式コーチングの仕組みのど真ん中にあります。つまり、

 

ゴールを設定し、そこに臨場感が伴えば、ホメオスタシスの機能によって心身は勝手にゴールに近づいていく

 

 その事実をプリンシプル化したのが「I×V=R」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 だから、ゴール設定が重要になります。「ブリーフシステム(Belief SystemBS)」ではなく、「ゴール」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、そのゴールのポイントの中でも、とくに「現状の外」が重要な鍵となります。なぜ?

 Q-391:現状の外かな~ということをイメージすると気分が悪くなってしまいます

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35232931.html

 

 

 答えは「ホメオスタシス」にあります。

 ホメオスタシスは「恒常性維持機能」と訳されています。簡単にいうと、それは「元に戻る機能」。“いつもの状態”より下に外れた時は上に戻ろうとしますし、上に外れたときは下に戻ろうとします。そうやって強力に維持されているのが「現状(Status Quo)」です。

 急に面倒くさくなったり、あれこれ理由を考えてやめてしまうのは、ホメオスタシスの働きによる創造的回避。多くの場合、それは現状維持です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 それは悪い意味での“保身”。つまり、現状の外とは、今まで保ってきた“自分”の外側ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

仮に“自分”=BSの外側にゴールを設定できたとしても、結局は元の“自分”に戻っていきます。ホメオスタシスの働きによって。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そのため「現状の外」のゴールを考えるのと同時に、別のゴールのポイントを意識に上げる必要があります。それが「自分中心を捨て去る」。その「現状の外×自分中心を捨て去る」のダイナミズムがコーチングの秘訣だと私は思っています。「ワールドを変える」ための秘訣です。

 L-165202201月シークレットレクチャー -09;「自分中心を捨て去る」とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34392486.html

 

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング2026」(開拓社、p237)より引用します。

 

 

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◎ワールドを変える

 では、コーチングではなにをしているのでしょうか?

 それは「ワールド」を変えることです。

 「現状の世界(ワールド1)」から「現状の外の世界(ワールド2)」へ移行することによって人生を丸ごと書き換えようとしているのです。

 ゴールを「ワールド2w2)」に設定し、「ワールド(w1)」よりもw2のほうに臨場感を高めていけば、ホメオスタシスは、w2へと「戻ろう」とするのです。その結果として、自我は変わります。また、この時の自我は、w2における自我に自然に書き換わっています。逆に書き換わっていなければ、w2ではなく、w1のほうへと戻ってしまいます。

w∀y∃xy p自我(x,y)}x,y∈宇宙と書いた式の最初にwとあることを確認してください。これは現代分析哲学では「可能世界wにおいて」という意味です。w1w2に変われば結果、関数pが変わるという意味です。

ですから、コーチングでは「現状の外の世界」の話をずっとするのです。その過程で自分=自我は自然に換わっていくのです。重要なのは、「現状」を変えることです。「ワールド」を変えることで、その時、ホメオスタシスの機能はあなたをゴールへと自然に近づけてくれるのです。

 

 コーチングの知識がない人々、あるいは、間違ったコーチングを学んだ人たちの多くが「自分を変えることで世界を変えよう」としています。

 しかし、それでは世界は変わりません。どこまで行っても現状のままなのです。変わったように思えるその新しい世界は、実は現状の延長線上であって、現状を拡張させただけのものだったのです。

 もちろん、「現状の中のゴールでいいんだ」という人は自分を変えること、目の前の達成しやすいゴールからクリアしていく方法論はとても有効です。それを私は否定はしません。

 しかし、苫米地式コーチングは「人生を丸ごと変える」メソッドですから、いまの自分の殻を壊したい、変わりたいと思うのであれば、現状の外へのゴール設定になるのです。

 その場合は、自分を変えるのではなく、ワールドを変えることが必須になってきます。

 ここを『増補版』の最初で改めて確認しておきたいと思います。

 人生を丸ごと変えたいと思うのであれば、自分を変えるのではなく、ワールドを変える。このことをいまここでしっかり胸に刻んでください。

 引用終わり

 

 

w∀y∃xy p自我(x,y)}x,y∈宇宙と書いた式の最初にwとあることを確認してください。これは現代分析哲学では「可能世界wにおいて」という意味です。w1w2に変われば結果、関数pが変わるという意味です。

ですから、コーチングでは「現状の外の世界」の話をずっとするのです

 

 今回の肝なので、もう一度。

 

 コーチングでは「現状の外の世界」の話をずっとする

 

 前回(Q-455)引用した苫米地博士の言葉を再度確認しながら、御自身の思考(質問内容)を検証し、ぜひともスコトーマを外してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

なかなかスコトーマが外れない場合は、こちらを参考にどうぞ↓

 Q-452~:コーチングの対象が自分であっても他者であっても、することは同じという認識で良いでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432162.html

 

 

 以上を踏まえて、御質問にシンプルに回答すると、ゴール設定により新たに生みだす並列宇宙(可能世界) w2に没頭する

 

 前編の冒頭に書いたこの言葉が、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 ゴールを「ワールド2w2)」に設定し、「ワールド(w1)」よりもw2のほうに臨場感を高めていけば、ホメオスタシスは、w2へと「戻ろう」とするのです。その結果として、自我は変わります。また、この時の自我は、w2における自我に自然に書き換わっています。逆に書き換わっていなければ、w2ではなく、w1のほうへと戻ってしまいます

 

 スコトーマは外れましたか?

 

 コーチとしていつも意識に上げているのが「抽象度」。その「抽象度」を念頭に、御自身の思考空間を再検証されてください。気楽に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「『現状の外×自分中心を捨て去る』のダイナミズム」の感覚がつかめたら、次の課題は「臨場感」です。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 以下、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版」(CYZO、付録②)より引用します。「臨場感」と「コンフォートゾーン」と「ホメオスタシス」の関係を意識に上げながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

コンフォトートゾーンを「広げる」のは×、「上げる」のは〇

 コンフォートゾーンは広げるのではなく、狭めて上げることが重要です。子ども向けのコーチングプログラムであるPX2だと、「コンフォートゾーンを広げなさい」と教えますが、それは子どもはまだ自我関数pができあがっていないからです。

 生まれてから数年や十数年しか経っていない子ども時代は、そもそもコンフォートゾーンが狭いわけです。家庭と家族などの基本的なコンフォートゾーンしかもっていませんから、子どもに「コンフォートゾーンを作っていきましょう。そして、それを広げていきましょう」と伝えるのは当たり前のことです。

 子どものときは、コンフォートゾーンを出るとか出ないとかが問題ではなく、まずはコンフォートゾーンを形作ること「クリエイティブ・ユア・コンフォートゾーン」が大切です。次にそれを広げていく「ストレッチ・ユア・コンフォートゾーン」へとつなげていけばいいのです。

 しかし、大人はしっかりと自我関数pができあがっています。その大人がコンフォートゾーンを広げようとすると、ゴールの設定がw1の中でのステップ・バイ・ステップ方式になり、現状w1に縛り付けられるリスクが高くなるのです。

 大人は、コンフォートゾーンを狭めて上げるということが重要です。現状の外側である可能世界w2にゴールを設定することで、現在のコンフォートゾーンに対して排他的な狭くて高いコンフォートゾーンができてくるのです。

 ホメオスタシスはコンフォートゾーンに対して働きますから、コンフォートゾーンを狭めて上げることで、ホメオスタシスのループを狭めて強力に働かせることができます。そうしないと、現状から抜け出すことはできません。居心地のよい所に片足を突っ込んだまま、馴染みのない不安な場所であるw2に飛ぶことはできないのです。

 引用終わり

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版



F-428:見えない壁

 

“さくらロス”がまだ続いています

 

 

 前回までテーマとしたのは、「寂しい」という情動(と、その“先”)↓

 F-424~:さくら

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432041.html

 

 たいていの場合、「寂しい」の正体はホメオスタシス・フィードバックです。脳が発達した私たち人間の場合、ホメオスタシスは心の空間(情報空間)にも働いています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その事実を苫米地博士が理論化されたのが、苫米地理論 第Ⅰ世代「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 博士は最新刊「オーセンティック・コーチング2026」(開拓社、p227)の中で、「『ホメオスタシスの再確認』も重要」と書かれています。

 

 

 「ホメオスタシス=恒常性維持機能」は物理的な身体だけでなく、私たちの思考、情報空間にまで広がっています。人間だけが持つ情報空間へのホメオスタシスの広がりを利用し、ゴールに対する臨場感を高めて、自然にゴール達成するのがコーチングの根本原理です。

 

 

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 ゴールを設定し、そこに臨場感が伴えば、ホメオスタシスの機能によって自然にゴールに近づいていきます。それをプリンシプル化したのが「I×V=R」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 ただし、コーチングが機能するのは、ゴール(らしきもの)が確かに現状の外にあり続ける場合のみです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 もしも現状の中にゴールらしきものを設定してしまった場合(*現状の外にないものを「ゴール」とはいいません)、強力なホメオスタシスが「これまでの世界(可能世界w1)」「これまでの私(関数p)」を維持してしまうことになります。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

仮にしっかり現状の外にゴールを設定できたとしても、ゴール向かっていく過程で“かつての現状の外”は現状に変わっていきます。ゴール達成とは「“かつての現状の外”が現状化する」ということです。

 Q-378:「エネルギー大丈夫かな?」と思ってしまうことがあります

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34621653.html

 

コーチング実践の過程でゴール側のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)にホメオスタシスが働くようになると、強力なエネルギーと豊かな創造力がゴールの世界にどんどん導いてくれるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

現実世界(w1)からゴールの世界(w2)へ移動する感覚は“オートマティック”。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

「無我夢中に取り組んでいたら、いつの間にか達成していた」という感じですが、今度はその“オートマティック”の原動力であるホメオスタシスが、かつてのゴールの世界(w2)からさらなるゴールの世界(w345…)に移行することを強力に妨げるようになります。

それは“現状維持の壁”。

私たちは、そうとは気づいていないだけで、じつにたくさんの“壁”に閉じ込められています。

 F-348:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.1Off the wall

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34369807.html

 

 気楽な例え話で恐縮ですが、若い頃の私は、突然、そんな“壁”に気づいてしまったことがあります。きっかけは「マリオ」でした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 子どもの頃、私は家の中で遊ぶことを禁じられていました(さらには勉強することも)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854165.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854341.html

 

 友達との遊びが“ファミコン”に変わっていっても、どんなにどんなに頼んでも、決して許してもらえませんでした。ペットの時と同じように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37769002.html

 

 そういう環境で育ったので、私は、子どもの頃から自由を渇望していました。以前は単に「ゲーム機が欲しかった」のだと思っていましたが、本当は「自由になりたかった」のです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 ちょうど医師として働き始めた頃、任天堂から「NINTENDO 64」というゲーム機が発売されました。私は自分で稼いだお金で、初めてゲーム機を買いました。休みの日、当時の彼女の家で、「マリオ」のゲームで遊んでいたことを覚えています。

 といっても、ゲームの内容自体には興味がなく、二人でただただゲーム内の3次元空間を気楽に走り回っていました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

気の向くまま、自由自在に走り回れる

 

 そんなことが楽しくて、本当にただ走り回っていました。自由を感じながら。

 

やがて「見えているのに、その先には行けない」という“壁”に突き当たると、感じていた自由が本物の自由ではなく、はかない幻であったことを思い知りました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

どんなに先に行きたくても、見えない“壁”に阻まれて横滑りするだけというのが悔しくて、あんなに欲しかった念願のゲーム機だったのに、まったく遊ばなくなりました。きっと無意識が不自由を拒絶していたのだと思います。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 その後、苫米地英人博士に学ぶようになり、“壁”を生みだしているのは自分自身の心であることを理解しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 “壁”どころか、世界そのものを生みだしているのが、個人の「認知フレームワーク」。コーチング用語でいうと、「ブリーフシステム(Belief SystemBS」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 あの「マリオ」から30

 

 今や、その認知フレーム=BS自体が、戦争領域になってしまっています。

 F-112~3:情報が書き換わると vol.3~4;戦争をせずに他国を支配するマニュアル

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20276927.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20377720.html

 

 以下、苫米地博士の著書「自衛隊 認知戦軍 創設提案 ~戦略的影響力のパラダイムシフト~」(開拓社、p68)より引用します。

 

 

13 認知科学に基づく認知戦の定義

 認知戦は行動主義パラダイムを超えて進化し、対象者の認知プロセスのモデル化と制御へと向かっている。

 ウクライナとロシア間で続く紛争では、両国とも共通する技術基盤を有しており、それによって互いの通信を傍受できる状況になっている。戦場では、傍受された通信内容を分析して部隊の疲労度や士気を評価し、その情報に基づいて選択的攻撃を実施している。このような状況下でも、認知戦は依然として物理的戦闘に付随する役割に留まっている。しかしながら、ウクライナ元国防相オレクシー・レズニコフ氏は(Stanford Daily Staff 2024)、ロシア側はAI技術(例:ディープフェイク)やサイバー攻撃を利用して戦争について偽情報を拡散していると述べている。

 「認知戦の脅威は増大している」とレズニコフ氏は自身の経験を引き合いに述べた。彼によれば、ロシアによるオンラインキャンペーンで、自身の娘が資金を不正流用して高級不動産を購入したという虚偽の主張が広められた。この攻撃には彼の指導力を損なおうとする意図だけでなく、娘への攻撃を通じて彼自身の感情面にも圧力を加え、「心理的な人質」として利用することで精神的な動揺と不安定化を狙うという目的もあった。

 一部の認知戦における行動は物理的攻撃を補完するものだが、その主たる目的は敵対者の認知プロセスに直接影響を与えることである。認知戦は単なる物理的作戦(kinetic operation)の強化ではなく、それ自体で独立した戦争領域と見なされる。この点では、サイバー作戦が当初、物理的作戦の補助役だったものの、その後独立した領域へと進化した経緯と類似している。初期段階では、サイバー兵士たちは特殊部隊による敵施設への侵入支援として電力網など重要インフラを無力化する訓練を受けていた。サイバー戦はかつて物理的作戦を補完する役割だったものの、現在では独立した、そして多くの場合で、ハイブリッドな戦争領域へと発展している。同様に、人間の認知そのものも今や重要かつ自律的な戦争領域となっている。

 認知戦を理解するためには、まず「心とは何か?」という根本的な問いについて考える必要がある。認知科学の主要理論の一つである機能主義(Functionalism)によれば、心とは相互に関連する機能の集合体として捉えられる可能性がある。このような機能から信念や行動が生じ、それらが集まって「信念体系(ブリーフシステム)」と呼ばれるものを形成する。

 認知戦の核心とは、個人の認知フレームワークに介入し、その思考プロセスや意思決定に影響を与えることである。従来の行動主義的アプローチでは外部刺激と観察可能な反応に焦点を当てていたが、認知戦ではこのフレームワークを超え、内面的な認知機能そのものを標的とする。このアプローチは「個人の認知への攻撃」とも呼ばれ、認知科学から得られた洞察によって支えられている。

 認知戦とは、対象者の認知モデルを構築することによって実行される。このモデルによって、その人間の思考や行動パターンを支配するブリーフシステムを分析できるようになる。この理解を活用することで、個々人ごとに最適化された情報を提供し、その人間に対して最大限の心理的または行動的影響を引き出すことが可能となる。

 従来型のPsyOpsが一般的な行動反応を予測・操作することを目的としていた一方で、認知戦では「武器を突きつけられても反応しない」といった独自性の高い行動パターンにも対応できる。このアプローチでは、対象者ごとの認知モデルに基づいて設計された情報を提供することで、その人間の行動制御につながる。

 場合によっては、詳細な認知モデルなしでも大きな効果を得られることがある。自然災害やパンデミックなど、多くの人々が共有する広範な恐怖への共通した人間の反応を利用することで、PsyOpsは認知戦の一部側面を模倣できる。しかし、本物の認知戦とは、ターゲット個々人に特化した正確な認知モデルに基づいた個別化された方法論によって特徴づけられる。この根本的な違いが、より広範で画一的なPsyOps戦略と認知戦略とを明確に区別している。

 引用終わり

 

 

認知戦の核心とは、個人の認知フレームワークに介入し、その思考プロセスや意思決定に影響を与えること

 

 私たちは、そうとは知らないだけで、“見えない壁”によって仕切られた世界の中で生きています。その“壁”の外はスコトーマに隠れており、認識することさえできません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 “壁”を生みだすのはBS。そのBSは他人の考えや社会の価値観でできあがっています。つまり、“壁”の内側は自分以外の他人に作られた世界であるということ。

 Q-439:明るく活発な姉が家に閉じこもるようになりました。私はどのように

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37338822.html

 

 時間でいえば、すべて過去です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 人は、誰もが“見えない壁”の中で、不自由を強いられながら生きています。そして、これからは“壁”をより強力に操作されることで、徹底的に不自由を強いられるようになっていきます。

 L-227202209… -02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 

 だからこそ、コーチング!

 

 コーチングは脱洗脳であり、脱構築です。

これまで知らずに作り上げてきた“壁”、そしてこれから他人(企業、国、社会)に意図的に作り込まれる“壁”そのような“見えない壁”を破壊し自由を貫くために、コーチングの知識と技術が絶対に必要です。

 F-415:「楽しい日本」をvol.2;「楽しさ」って何? そもそも「心」って何?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37438818.html

 

 コーチングは、縁ある人々(&その縁ある人々&)を不自由から開放するための大切な縁起でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

  コーチングは自由のための縁起

 

 

 “さくらロス”のぼんやりとした意識状態(=Rゆらぎ)で、このようなイメージを体感しました。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

 

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Q-454:コーチングの対象が自分であっても他者であっても、することは同じという認識で良いでしょうか? <vol.3;コーチングは「自己超越」-後編-

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 vol.1;コーチングは「自問自答」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html

 vol.2;コーチングは「自己超越」-前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37865334.html

 vol.3;コーチングは「自己超越」-後編-

 

 

Q:苫米地博士の書籍や動画で学びながら、自分自身にコーチングを行っています。自分を変えていこうとするときに、他者に対するときよりも客観的に進めていくことが難しいように感じています。コーチングの対象が自分であっても他者であっても、することは同じという認識で良いのでしょうか? 自分自身に対してコーチングを行う場合に特有のポイントなどがあるのでしょうか?

 

A3:「自ら問う」間に抽象度を上げ、「自ら答える」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 それがコーチング・セッション中に行われる「自問自答」。それは「自己超越」のプロセスだといえるはずです。

 F-390:“心身の不調”の一考察 <vol.6(最終話);根治的解決法 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36459545.html

 

 そんな「自問自答」=「自己超越」を、「セルフコーチング」において実現するための秘訣(秘密)が「利他性」です。

 L-214202208… -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング2026」(開拓社、p260)より引用し(青字)、考察していきます。

 

 

◎誰もが持っている利他性

 ゴールを設定する時に重要なのが心から欲しいゴールかどうかです。意外とそうではないゴールを選んでいる人が多いというのはこれまでも話してきましたが、ここではバランスホイールを使って具体的に解説していきましょう。

 引用終わり

 

 ゴールの基本条件は 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域、そして4)自分中心を捨て去る。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「3)人生のあらゆる領域」にしっかりとゴールを設定(再設定)するために、バランスホイール(balance wheel)を活用します。バランスホイールを意識に上げることが、人生のあらゆる方面で「2)心から望む」を貫くためのポイント。

 次世代コーチング・プリンシプルでいうならば、「⑤やりたいことをやりたいだけやる」ための鍵がバランスホイールです。

 Q-425:現状の外側に100%want toのゴールvol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

 

 コーチングではバランスホイールのカテゴリーとして職業、家族、健康、趣味、社会貢献、生涯学習、ファイナンスなどがあり、カテゴリーごとにゴールを設定していくわけですが、ファイナンスは「あまり好きじゃないけど、お金になるのでやっています」という人が多いカテゴリーです。

 先日、その典型的な人に出会ったので紹介しましょう。

 彼は貨幣の古物商をやっている人間で明治〇〇年の銀貨は価値が高いと言っていました。数週間前にある場所であった古物商のバザーで手に入れた明治〇〇年の銀貨がいまは買値の20倍になったと喜んでいました。彼はそれを海外の市場で売ろうと考えたのでしょう。私に香港の銀貨の相場について調べてほしいと言ってきたのです。

 その時、彼に言った言葉は「なにもしないで、買ってきたものを右から左に売るのは転売ですよ。不労所得と言って経済を破壊するので絶対にやってはダメです」というものでした。

 彼の行為は商社のやっていることと根本的に違っています。大したリスクも負わず、買ってきたものを右から左に流すだけです。なにしろ、古物として扱う銀貨の価値はなにもしないことがいいことなのです。発売された当初のまま、パッケージもなにもかも元通りであればあるほど価値が高いのです。付加価値をつけようとしたらダメなのですから、本当にただの転売です。価格設定にしても疑問があります。数週間で価格が20倍になったと言っていましたが、実際は知り合いの古物商同士で転がして値段を吊り上げた結果でしょう。それを最終消費者に高値で売るというのは詐欺に近い行為です。結局、私は「世間ではそれを不労所得と言って犯罪行為に近いものだから協力できないよ」と言ったら怒って帰っていきました。

 ファイナンスのカテゴリーのゴールはお金儲けだからといって何をしてもいいわけではありません。自分がやりたいことと同時に利他性がないといけないのです。

 引用終わり

 

 「2)心から望む」をただ追求すると、つい利己的になってしまうもの。それが動物のデフォルトです。残念ですが、人間も放っておくとデフォルトに戻ってしまいます。

 F-420:私、うっちゃいました <後編;デフォルト化した社会を変えるために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37623972.html

 

 人間が他の動物と違うのは、抽象度を上げていくことができること。人は教育によって抽象度を上げながら、より“人間らしく”成長していくことができます。

 S-02-17:洗脳ではなく教育であり続けるための大切な問い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19572431.html

 

しかしながら、とくに“お金”に強力に紐付く恐怖や不安により脳の働きが大脳辺縁系優位になってしまうと、容易にデフォルトに戻ってしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 だから「ファイナンス」のカテゴリーは重要。「ファイアンス」に向き合うときこそ、「利他性」を肝に銘じるべきです。

 Q-444:ファイナンスがどうしてもhave toな場合、どうすればいいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37428249.html

 

 そんな「利他性」は、「自分自身に対してコーチングを行う場合」の鍵だといえます。なぜなら

 

 

 前述のように現状の外はなかなか見ることはできません。ですから、コーチとのセッションになるわけですが、自分で現状の外か否かを検証する方法が一つあります。それが「利他性」です。

 他人を利する、他人のために動くというのはとても簡単な現状からの脱出方法です。なぜなら、私たちの現状というのは自分のために作られているからです。居心地のいい場所=コンフォートゾーンは、その名の通り、自分が過ごしやすい場所です。どこになにがあるのかがわかり、すぐに取り出すことができ、嫌なことを言う人もいない。精神的にも物理的にも、居心地のいい空間を私たちは懸命に作ろうとしています。

 一方、コーチングに興味を持つ人は、その空間が逆に窮屈になってしまった人たちです。「やりたいことを見つけてそれをやろうとするのですが周囲の賛成が得られない」といったものや、「いまの状態では自分の成長がない。逆に阻害されてしまっている」といった思いを持っています。居心地のいい場所とは慣れ親しんだ場所であるとともに、すべてがわかっている場所であり、ともすればそれは刺激のない空間でもあるのです。

 それを打ち破るために現状の外に出ようと思うのですが、多くの人はこんなふうなことを考えます。「結局、やっぱりいまは外資系で働かないとダメだな」「いまは投資をやるべきだ」といった欲望の成就です。これが問題なのです。残念ながらそこに利他の精神はありません。

 引用終わり

 

 利他性」は、「自分自身に対してコーチングを行う場合」の鍵。なぜなら、「他人を利する、他人のために動くというのはとても簡単な現状からの脱出方法」だから。「現状」とは、ホメオスタシスによって強力に維持されているコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ゴールの基本条件「1)現状の外」というのは、CZの外側という意味です。CZの外側はスコトーマに隠れるため、私たちはそもそも「1)現状の外」を認識することができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「コーチングの対象が自分であっても他者であっても」これまでのCZから抜け出さなければ、コーチングのコアであるゴール設定ができません。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 だから、CZ

 

 

 自分が心から欲しいものをゴールにしてくださいと言われたら、自分が得することを、自分が心地よくなることを真っ先に考えますが、それはいままでのコンフォートゾーンを拡張させただけです。そのままでは現状の外には出られないのです。

 外に出るには利他性が大切になってきます。他人を利することを考えると、前にも書きましたが、現状の外が見えてくるのです。現状とは自分にとっての居心地のいい空間ですから、そこに利他の視点を入れれば、当然、現状の外になるからです。

 利他性というのは、自分の意思で現状から飛び出す糸口なのです。

 引用終わり

 

 だから、CZは高く! 狭く!

 

 それが次世代コーチング・プリンシプル「④居心地のよさを求めるな」の核心です。

 L-210202207月シークレットレクチャー -08;狭く! 高く!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36862880.html

 

 より利他的なゴールを設定し(高く!)、現状のCZに対して排他的なゴール側のCZをつくるほど(狭く!)、ホメオスタシス・フィードバックのループを狭めて強力に働かせることができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 反対にいうと、そうしないと現状から抜け出すことはできません。居心地のいい現状(これまでの可能世界w1)に片足を突っ込んだまま、まだ馴染みのない不安定な現状の外側(ゴール側の可能世界w2)へと移動することはできないのです。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

 利己的ではなく、利他的に生きる。

 これを言うと多くの人は「理想はそうだけど、現実的には」といいます。つまり、「できたらいいね」ということで、最初からできないと思っているし、やろうと考えてもいません。

 しかし、「利他性」は私たちの生活にとても身近で誰もが持っています。例えば、私たちは道にゴミを捨てません。捨てない理由は自分たちが住んでいる街が汚れるからです。自分だけではなく、他人も嫌な思いをしますから、ゴミは捨てないのです。多くの日本人にとって「当たり前の感覚」、これが利他性のわかりやすい例です。

 利他の精神は聖人君子だけが持っている高尚なものではありません。誰もが持っている他人への気遣いや思いやりです。その気持ちをゴールを設定する際に加味すると、スッと現状から出ることができるようになってくるのです。

 引用終わり

 

 仮に現状から抜け出すことができたとしても、まわりがこれまでの現状に引きずり戻そうとします。それがドリームキラーによるドリームキリング。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 ドリームキラーの代表的な内省言語が、「理想はそうだけど、現実的には」というもの。そういう冷めた空気(雰囲気)からクライアントの熱い心(エフィカシー)を守り抜き、さらに熱くしていく(エフィカシーを高めていく)ことがコーチの役割です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 次世代コーチングのフレームでいうと、「エフィカシー関数を作る」こと。そのために行うことが「セルフトークのコントロール」です↓

 L-230202209月シークレット… -05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 

 私自身は「スコトーマに隠れているゴールを見つけることは、コーチとの縁なくしては不可能」だと思っていますが、「利他性」によって「現状からの脱出」ができればセルフコーチングは可能であろうとも思っています。あとはエフィカシー次第です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 以上より、「自分自身に対してコーチングを行う場合に特有のポイント」をあえて挙げるならば、「利他性を高めて現状から脱出し、(自分自身で)エフィカシーを上げ続ける」ことでしょうか。

 F-371:義を見て為さざるはvol.5;エフィカシー=〇〇のレベル=△△の強度>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35558970.html

 

その際にとくに取り組むべきなのは「ストーリーテリング」。「自己超越」のストーリー化です(ハズ)↓

 F-373:義を見てvol.7;「義を見て為さざるは、勇無きなり」を解決する -実践編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35653525.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

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F-425:さくら <vol.2;寂しさ>

 

先日、我が家のさくらが旅立ちました。

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら気づいたのは、「さくらと過ごした16年間が『子どもの頃からの夢の最高の現実化』となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)に違いない」ということ。そして

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37769002.html

 vol.2;寂しさ

 

 

 正直にいうと、今も、なかなか集中し続けることができません。古いOSのようにちょくちょくフリーズしてしまう感じです。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 集中を妨げるのは「寂しさ」という情動。そもそも寂しさとは何なのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社、p76)より引用し(青字)、考察を加えます。

 

 

【寂しさ】

 あるはずのものや、あってほしいものが欠けていて、心細く満たされない気持ち。あるいは、人恋しくて物悲しい気持ち。寂しさの度合いによっては、「胸が締めつけられる」「涙が出る」といった身体的反応が起こることもある。

 

寂しさには、いろいろな種類がある

 「寂しさ」と一口に言っても、ひとくくりにはできません。その内容は千差万別です。

 「大切な人を失って、寂しい」「住み慣れた場所を離れて、寂しい」「恋人や家族がいなくて、寂しい」という人もいれば、「人は究極的には誰ともわかりあえない、孤独な存在である。そう考えると寂しい」「ビッグバンの前の、何もない宇宙を想像すると寂しい」という人もいるかもしれません。

 抽象度の低いものから高いものまで、人はさまざまな物事に対し、寂しさを感じるのです。

 引用終わり

 

 

 大切な人」「住み慣れた場所」「恋人や家族」というのは、物理空間上の具体的な人や事物のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 それらが「欠けていて、心細く満たされない」というのが、抽象度の低い「寂しさ」です。さくらを失って感じているのは、まさにこの次元の寂しさでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

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 その寂しさは動物的だともいえます。抽象度の低い「寂しさ」を感じるとき、心は不安定かつ短絡的になりがちです。「大脳辺縁系優位」といえるこの状態のことを、「ファイト・オア・フライト」と表現します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 「集中できず、たびたびフリーズする」というのは、IQが下がっている証拠。それは「より高次の情報空間にアクセスできない(=臨場感を感じられない)」という状態です。

 F-404:自由訳「守破離」 vol.2;「守」× Healing

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37031929.html

 

 

動物の本能から生じる、抽象度の低い寂しさ

 抽象度の低い寂しさは、動物の本能に基づく寂しさであるといってもよいかもしれません。

 動物にはもともと、身の安全を守るために群れをなす習性があります。

 進化の結果、人間は一人でも行動できるようになりましたが、脳内には、仲間を求める仕組みがまだ残っています。集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っているのです。たとえば、一人暮らしの人が寂しさを感じてしまうのは、そのせいです。

 しかし、そうした寂しさには、実は、あまり意味はありません。

 よく考えてみてください。山奥や無人島などの特殊な環境でない限り、たとえ家族などの同居人がいなくて一人で暮らしていても、単に壁で区切られているだけで、同じマンションや近所には、たくさん人間がいます。物理的には数メートルしか離れていないなどということも、ざらにあるでしょう。

 こうした寂しさを感じそうになったら、「壁の向こうには人がいる」と考えるようにしましょう。

 生物学的な、抽象度の寂しさには、想像力を少し働かせるだけで十分に対処ができるのです。

 引用終わり

 

 

 集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っている」というのは、ざっくり言うと、ブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 人の前頭前野には複数の「ブリーフ」が同時に存在しています。階層性はあってもグチャグチャなカオス状態として機能しているのが、コーチング実践前のBSの実際のところ。

その「グチャグチャ」「カオス」が、人の心に矛盾や葛藤、混乱を生みだします。

 L-09420217月シークレット… -06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 

BSに影響するような情動的な体験の記憶(アンカー)が、何か(トリガー)をきっかけに扁桃体&海馬によって増幅されながら引っ張り出されると、自律神経系が刺激され身体の不調が出現します。「食欲不振」「悪心・嘔吐」「体の痛み」「めまい」「胸痛・圧迫感」「息苦しさ」などは、その典型的な症状です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 扁桃体と海馬が記憶を引っ張り出す働きは大脳辺縁系の処理の中ではあくまでローカルなものですが、前頭前野に認識のパターンを生みだすまで高まる(=BS化)と、自律神経系を介して脳幹までも変調させます。

そこまでいくと、命に関わるような不調が生じてしまいかねません。

 PM-04-04収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 だから「情動的な体験の記憶」は必ず克服するべきなのですが、その克服は決して簡単ではありません。「抽象度の低い寂しさ」は「動物の本能に基づく寂しさ」だから。それは遺伝子レベルといえるくらい根源的な“呪縛”だといえます。

 

集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っている

 

その「名残」は、じつは、コーチングにも大いに関係します。「名残」を克服できないと、いつまでも過去に囚われたまま。その「名残」のひとつが「エスティーム(Esteem)」です↓

L-172202203月シークレット… -05;「新たな世界(w2)」が包含する“光”と“影”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34943681.html

 

 

ホメオスタシスがもたらす寂しさもある

 大切な人を失ったり、住み慣れた場所を離れたりしたときに感じるのは、ホメオスタシスの働きによって生じる寂しさです。

 人間の身体や精神には、自分にとって居心地のいい状態、慣れ親しんだ状態を維持しようとする力(ホメオスタシス)が強く働いています。そして、何らかの事情により、「自分はこういう人間である」「自分はこういう世界に生きている」という脳内のブリーフシステムが崩れると、最初のうち、脳は戸惑い、それを何とか元に戻そうと葛藤します。このときに、寂しさが生まれるのです。

 引用終わり

 

 「身体だけでなく精神、すなわち心の空間(=情報空間)にまでホメオスタシスが拡張している」というのが、苫米地理論の第Ⅰ世代「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 今の私は、まさに「『自分はこういう世界に生きている』というBSが崩れた状態」。それは「ゲシュタルトが不安定化した状態」ともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 さらに古い表現で言い換えると、「フレームの中断」。これは他者に情報を書き込まれかねない、とても危険な状態です↓

 F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 その一方で、「BSが崩れた状態」「ゲシュタルトが不安定化した状態」「フレームの中断」は、これまでのコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)の壁を突き破るチャンスでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

  危険であるが、チャンスでもある

 

 

 その両者を分けるのはゴール!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「さくらとの縁」によりCZを突き破り、コーチらしく新たな未来(社会)を創造するために、私はゴールを再設定(更新)することにしました。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 

 とはいっても、やっぱり集中できないので、まずは「趣味」のゴールから。

 Q-425:現状の外側に100%want toのゴールvol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

 気楽に。さくらを感じながら

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 

さくら(2014年5月)

さくら

20145

 

 

F-426につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 以下、「『感情』の解剖図鑑」より引用します(p79)。本文で引用した部分のつづきです。

 

 

寂しさをコントロールする方法

ここでは、寂しさをコントロールする方法を2つ、紹介しましょう。

 

1 想像力と思考力をフルに駆使する

 寂しさを早く乗り越えたいときは、想像力や思考力を駆使しましょう。大切な人が目の前からいなくなって寂しさを感じたなら、「ほかの町で元気に暮らしている、その人の姿」を想像すればいいし、住み慣れた場所を離れて寂しさを感じたなら、「新しい場所で楽しく暮らすこと」をゴールに設定し、それを達成するための方法を考えるのです。

 いずれにせよ、ある程度時間が経ち、脳が「もう、ブリーフシステムは元の状態には戻らない」と認識し、現状を踏まえた新たなブリーフシステムを受け入れるようになると、寂しさは徐々に治まっていきます。

 

2 寂しさは、人の感情が生み出す幻の感情ということに気づく

 人間の根源的な孤独に思いをはせたり、宇宙の成り立ちに思いをはせたりしたときに生じる、時間空間を超えた、抽象度の高い寂しさはどうでしょう。

 これらは、想像しすぎ、考えすぎから生まれていますから、当然のことながら、想像するのをやめれば、寂しさは治まります。何事も、ほどほどが一番なのです。

 寂しさを感じることは決して悪いことではありません。しかしあくまで、その感情を楽しむことができる程度であれば、です。

 寂しいという感情にとらわれすぎてはいけません。抽象度の低いものであれ、高いものであれ、寂しさはすべて、自分の想像力の欠如もしくは過剰さが生み出した、幻の感情にすぎないのです。それに気づくだけでも、だいぶ心持ちは変わってくるはずです。

 引用終わり

 

 

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Q-294~:孤独を感じています。私はどんなゴールを設定すればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423127.html

 

 

「感情」の解剖図鑑




F-416:「楽しい日本」を目指す総理が「あんまり楽しいことはない」とぼやく姿に学ぶ <vol.3;「楽しさ」=ゴール設定&達成 =〇〇>

 

 参院選大敗後も「職責を全うする」と繰り返していた石破茂総理大臣が、突然、辞意を表明しました。

 

ほんの10ヶ月前、石破総理が国民に向けて語ったのは、「一人ひとりが主導する『楽しい日本』を目指す」でした。

 

ところが、先月(20258月)開催された国際会議(TICADアフリカ開発会議、横浜)後の晩餐会において、「楽しい日本」を目指しているはずの総理は「もう仕事の話はやめましょう。疲れますから。大統領とか総理大臣とかやっておりますと、あんまり楽しいことはございません」と発言しました。

 

 その発言を縁にコーチとして考えたことをまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 vol.1;「楽しい」は大切ではあるが

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37400550.html

 vol.2;「楽しさ」って何? そもそも「心」って何?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37438818.html

 vol.3;「楽しさ」=ゴール設定&達成 =〇〇

 

 

 心とはメカニズムである

 心にもホメオスタシスの働きがある

 

 それが「心」の本質。

 そのことを苫米地博士が理論化されたのが、苫米地理論の第1世代「サイバーホメオスタシス理論」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 その「心」の本質を踏まえた上で、もう一度、苫米地博士のこの言葉の意味を考えてみましょう。

 

  まずは脱洗脳!

コーチングは脱構築 !!

 

 前回(F-415)、私は「脱洗脳」「脱構築」のための重要なポイントとして、1)知識、2)重要性、3)役割(責任) のコントロールを挙げました。この3つはスコトーマ(Scotoma)と関係する項目です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 なぜ「脱洗脳」「脱構築」と「スコトーマ」を結び付けて考えるのかというと、私たちはそうと知らないだけで(=知識がない)、すでに洗脳されているから。そして、その洗脳された世界がコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)となっているからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 CZは強力に維持され、その外側は認識することができません。つまり、人はCZの内側に閉じ込められているということ(コーチング実践前の状態です)。その“人を閉じ込める力”がホメオスタシス(Homeostasis)です。

 L-158202201月シークレットレクチャー -02;フレーム=BS(囚)問題

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34191211.html

 

 前回(F-415)の引用文で苫米地博士が書かれていたように、ホメオスタシスは生命活動の鍵となるものです。前頭前野が発達した人間の場合、生命活動とは、物理空間に限定されるものではなく、より高次の情報空間にまでひろがっています。つまり

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

抽象度の低い世界ではホメオスタシスの働きでしっかり生きながら(=生存)、同時に、より抽象度の高い次元にホメオスタシスを働かせながら人間らしく生きることができる(=進化・向上)

 

 その「抽象度の高い次元へ向かうホメオスタシス活動」こそがシンの「楽しさ」であるというのが、コーチングを学び実践している私の実感です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 すべてはゴール設定からはじまります。ゴール設定とは、「重要度」を決めることです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴール設定により新たな可能世界w2を生みだし、その世界を抽象度の低い次元で実現(実装)する その取り組みすべてがコーチング。それを苫米地博士は「ゲバラ主義」と表現されます。

F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 さらに抽象度を上げていうと、ゴール設定&達成は「瞑想」だといえます。

 

以下、苫米地博士の著書「洗脳力」(アスコム、p150)より引用します。

 

 

瞑想は苦行ではない。わくわくするほど楽しい

 「止観」の話に戻りましょう。「止観」とは具体的にはどのようなことをすればいいのでしょうか。「止観」とは瞑想でもあります。心の動きを止めて自分自身を見つめる作業、これは即ち瞑想です。煩悩を止めていろいろな宇宙を瞑想で体験する。自分とは、自分と自分以外のすべての関係のゲシュタルトですから、自分を見つめるというのは、宇宙を見つめることでもあります。これが「止観」の基本です。

 では、瞑想とは何か。

 瞑想とは端的に言えば、「抽象度の高い空間を五感を使ってリアルに感じること」を言います。抽象度の高い空間ですから、この世の出来事によって惑わされるような雑念はここにはありません。「今日のごはんは何を食べようか」「次のボーナスはいくらもらえるんだろう」といった思考は雑念です。

 ですが、瞑想はこの世の雑念よりも高い抽象空間をリアルに体感して、そこに生活してしまうことです。

 人間は抽象度の高い思考をリアルに感じることで大いなる快感を得ることができます。それは人間の脳がそれを可能にする構造を持っているからです。

 抽象的な思考は脳の中でも前頭葉、前頭前野と呼ばれる場所でなされます。この前頭葉というのは、前に突き出して大きく巻くような形で下へ食い込み、さらに脳の奥へ向けて食い込んでいます。

 手の中で親指をなかに巻き込むようにして、じゃんけんのグーの形に握ってみてください。親指を除く4本の指でつくる、巻き込んだような形が前頭葉です。親指は脳幹に当たります。脳幹は原始的な欲求を満たすことで快楽を覚えるような器官であり、生命維持のために重要な役割をもつ器官です。

 前頭葉は脳幹を巻き込むような形であり、また、先に述べた、脳幹の中脳VTA領域からのドーパミン経路もあり、脳幹情動と前頭前野情報が連動することができます。つまり、抽象的な思考や仮想世界での出来事に対しても脳幹が情動を感じられたり、抽象的な思考空間を身体性をもって操作したりすることができるようになっているわけです。

 だから、長年座って瞑想していた達磨大師はものすごく気持ちよかったに違いないのです。あるいは、楽しかったに違いないのです。何を考えていたかはわかりませんが、おそらくは「明日、どんな理想の星をつくろうかな」とかそんなようなことをリアルに瞑想していたのでしょう。リアルに感じられれば感じられるほど、楽しくて気持ちいいのが瞑想なのです。

 禅の批判に聞こえると不本意ですが、今の座禅はどちらかというと「苦行」に近いでしょう。ですが、達磨大師がやった禅定による瞑想は「苦行」ではなく、ドーパミンがたくさん出てとても楽しくて気持ちいい行為だったはずなのです。

 座禅を組むときの結跏趺坐とか半跏趺坐と言われる足の組み方も、今の人にとってはやりづらい苦痛を伴うものですが、達磨大師の時代の人たちにとってはあの姿勢がいちばん安定してリラックスできた座り方だったはずなのです。また、本来ならたとえば寝転がって座禅を組んで、瞑想してもいいのです。私の教えているクラスでもできるだけ楽な姿勢をとってもらうように心がけ、「寝転がってもいいですよ」と指導することもしばしばです。

 ただし、寝転がると、リラックスし過ぎて本当に眠ってしまうことがあります。これでは瞑想できませんから、眠らない程度に最もリラックスできる姿勢でやるのがいちばんいいでしょう。

 引用終わり

 

 

瞑想はこの世の雑念よりも高い抽象空間をリアルに体感して、そこに生活してしまうこと

 

 高い抽象空間をリアルに体感」し「そこに生活してしまう」ことは、とても楽しいに違いありません。しかし、その様子(=可能世界w2での生活)を傍から見ると、妄想に浸っているのと同じ。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

ゴール設定で生みだした「高い抽象空間」を、臨場感豊かに他者と共有することがゴール達成です。ゴールの抽象度が上がれば上がるほど、ゴールを達成したときのインパクトは大きくなります。それは「社会(未来)がよりよく変わる」ということ。

Q-394:利己的な思いと利他的な思いが両方ある場合は

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35299303.html

 

ただし、抽象度が上がるほどゴール達成は困難になっていくため、「楽しいことはない」と感じることも増えるはずです。それでもあたりまえのように(=ホメオスタシスの働きで)邁進していくのがリーダーの役割。そして、それがリーダーの責任です。

F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 

 どうすればよりよい社会をつくることができるか?

 どうすればよりよい未来を実現することができるか?

 

 それだけ考え、夢中に生きる。

だからこそ、生きていることが楽しいと感じられ、「楽しい」がまわりにひろがっていく

 

 

 石破総理の「大統領とか総理大臣とかやっておりますと、あんまり楽しいことはございません」という発言を縁に、このようなイメージを体感しました。

 F-158~:無我夢中

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