苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:ブリーフシステム

Q-359:こんな当たり前のことを訊いてもよいのでしょうか? <前編;「当たり前」の正体>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 今回は質問内容そのものではなく、質問と一緒に書かれていた言葉に潜んでいる課題(case-side)とその解決(plan-side)についての考察です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

Q:何年も前から「これで合っているのか?」疑問だったのですが、なかなか言語化できなかったのと、「こんな当たり前のことを聞いて良いものか?」という気持ちがあったのですが、今回ぜひ伺ってみたいと思いました。

 

A1:疑問を持ち続けることはとても大切なことです。なぜなら、この世は(あの世も)不完全だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 「これで合っているのか?」と問い続けるからこそ、スコトーマが外れていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「なかなか言語化できなかった」のは、それだけ抽象度が高い次元での思考だったからでしょう。それはとても素晴らしいことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 私たちはつい抽象度が低い次元に囚われてしまいます。煩悩があるから。

 だからこそ、逆腹式呼吸でリラックスとゆらぎを得て、より高次の抽象度次元に向かい続けることが重要。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

では、そのために何を行えばいいでしょうか? 何を心がけるべきでしょうか?

 (私の答えは次回<後編>の最後に)

 

 

 ここまでが「コーチらしい」と感じた部分。ここからは「コーチらしくない」と感じた部分です。さらにリラックスしながら、気楽に読み進めてくださいw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 「こんな当たり前のことを聞いて良いものか?」の「当たり前」の正体とは何でしょうか?

 

 最初に述べたとおり、この世は(あの世も)不完全です。ここでいう「この世」とは物理空間のこと、そして「あの世」とは情報空間のことです。どちらに対しても不完全性が働きます。

そもそも物理と情報は同じもの。同じもの抽象度の違いです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 ということは、絶対的な「当たり前」は存在しえないことになります。「当たり前」はつねに相対的(あるいは恣意的)です。では、何が「当たり前」を決めるのでしょうか?

 

 以下、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス、p75)より引用します。「当たり前」の正体を考えながら読み進めてください。

 

 

現実とは幻想の共有に過ぎない

 人間は、ある情報空間の中で、情報を共有することができます。これはホメオスタシスという人間が持っている機能が関係しています。

 ホメオスタシスとは、恒常性維持機能のこと。人間はストレスとなりうる外界の環境の変化に対して、常に安定した恒常的状態を保とうとする仕組みを持っています。ホメオスタシスは、生体を生きながらえさせるために、外界とフィードバックして常に自分の情報を更新します。

 このホメオスタシスがある情報空間とフィードバックすると、人間はその空間に臨場感を持つことができます。臨場感とは、さもその場に身を置いているように感じることで、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚……。ある空間に対して、あたかも五感で感じているような感覚です。

 1つの情報空間に、ホメオスタシスのフィードバックによって臨場感が高まると、その空間が自分にとっての現実(リアル)となります。目の前の物理的現実世界はもちろん、本の中の仮想世界や空想で生み出した世界も現実となるのです。

 これが、人々の間で約束事を生み、幻想を共有させています。

 仮にあなたが、「私は社長になりたい」と思っていても、所詮は約束事です。極めて狭い空間、短い期間内の約束事でしかありません。一部の人にしか通用しないことは、幻想に過ぎません。

 

 すべては、自分の心の中の世界です。それも自分の心が認めているごく小さな約束事です。

 電車の中で威張っている中年男性と若者が遭遇しても、彼らには物理的な光の反射、電車の振動くらいしか共有していません。それ以外には、何の約束事もないのです。ですから、中年男性がどれほど会社で偉くても、若者が擦り寄って挨拶することはありません。

 もし、中年男性が自分に関係が深いという意味で偉いということを若者が共有していれば、若者はすぐにでも挨拶するでしょう。自分が着席していたら、慌てて立って席を譲るかもしれません。でも、実際には共有していないので、そんなことはないのです。

 かつての日本には、年輩の人達がそういったことを期待していた節がありました。年功序列が当たり前だった頃は、年を取っている人は偉いということが社会全体で多少は共有されていたのでしょう。

 

 時代をもっと遡れば、そういった儒教的思想はさらに強く共有されていました。江戸時代の身分制度を見ても明らかです。平民が問答無用で平伏していた大名行列などは、まさに権威だけで人を従わせる典型的な悪例です。

 今でも儒教的思想は多少残っているところはあります。ただ、大名行列のような権威を振りかざして従わせることはありません。ですから、偉そうに振る舞う人に全く面識のない私たちが挨拶するというような愚挙は起こりません。

 身なりも関係ありません。どれだけ高給ブランドのスーツを着ていようが、貴金属を身に付けてようが、「あ、そう」で終わりです。

 にもかかわらず、ステータスが高い(と思い込んでいる)人達は、そのことに気付いていません。滑稽にも、皆が自分に擦り寄ってきて当たり前だと勘違いしています。ですから、電車やレストランでも偉そうな態度を通しているというわけです。

 引用終わり

 

 

 1つの情報空間に、ホメオスタシスのフィードバックによって臨場感が高まると、その空間が自分にとっての現実(リアル)となる

 

 当たり前」を決めるのは、個人のマインド(脳と心)での情報処理です。その情報処理は、脳が後天的に獲得した「認識のパターン」に基づいています。そう、ブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

過去の何らかの記憶が「〇〇は△△であるべき」「〇〇なら△△で当然」といった「当たり前」を生みだし、RAS&スコトーマの働きによってどんどん強化されていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 強化された「当たり前」という臨場感空間(情報空間、情報場)は、やがてコンフォートゾーン化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)とは、「居心地が良いと感じ、自然に振る舞うことができる、意識の中のエリア(空間)」のこと。そんなCZは、じつは、両刃。

 Q-306~8:私のまわりではそうでもないですvol.1~3:コンフォートゾーン>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30925409.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30976461.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30996032.html

 

 CZ(=「当たり前」のエリア)は、ホメオスタシス(homeostasis、恒常性維持機能)の働きにより強力に維持されています。なので、たとえ良い方向への変化だと頭ではわかっていても、「当たり前」からはなかなか抜け出せません。無意識が強力に抵抗してしまうのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 さらに、あるCZ=当たり前」のエリア)を他人と共有するほど、ますます「当たり前」から抜け出すことは難しくなります。「『こんな当たり前のことを聞いて良いものか?』という気持ち」は、そのような無意識の抵抗のあらわれでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 

 さて、「当たり前」の正体はわかりましたか?

 

 当たり前」を生みだすのは「何らかの記憶でつくられたBS」。そして、その「当たり前」を維持するのは「情報空間とフィードバックしたホメオスタシス」です。

それらはすべて過去!

こんな当たり前のことを聞いて良いものか?」は、過去に縛られたままのマインドが発した叫び(SOS)といえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

 ここからまた「コーチらしい」と感じた部分。後編も含め安心して読み進めてくださいww

 

ぜひ伺ってみたい」は過去の呪縛を断ち切る大切な一歩。ただし、そのセルフトークのままでは、きっと「こんな当たり前のことを聞いて良いものか?」に戻ってしまうでしょう。なぜ?

 

そう、ホメオスタシス・フィードバックが働くから。

 

そもそも人間は、過去に縛られ、抽象度が低い次元に囚われてしまう存在です。

 F-206~:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

では、過去を断ち切り、より高次の抽象度次元に向かい続けるために、私たちは何を行えばいいでしょうか? 私たちコーチは何を心がけるべきでしょうか?

 

Q-360につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記-

 ぜひ伺ってみたい」は過去の呪縛を断ち切る大切な一歩。ただし、そのセルフトークのままでは、きっと「こんな当たり前のことを聞いて良いものか?」に戻ってしまうでしょう

 

 クリアでない場合はこちらをどうぞ↓

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は3/31(日)の予定です(←3/24から変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-318~:観自在

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

F-3163つのF ~「うまくいかない」と思った時のcheck point~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32726017.html

Q-276~:セルフトークのマネジメントについて

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421937.html

Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

Q-352:人に変に見られていないかがひどく気になります

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33133160.html

 

 

幻覚と覚醒

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 幻想と覚醒 eBook : 苫米地英人:

 



F-331:分断緩和のための処方箋 vol.2;本当は今までずっと苦しかった

 

 私が思う心労のコアは“理不尽感”。

 S-04-07:心に深い傷を負う理由-2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22817135.html

 

 コーチの視点で見渡すと、医療・介護現場は“理不尽”だらけです。その原因は一体どこにあるのでしょう?

 

vol.1;サーフィンvsウインドサーフィン

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33414117.html

 vol.2;本当は今までずっと苦しかった

 

 

 私は今も医師として“命”と向き合っています。

現在の機能(役割)は「人生の最終段階(End of Life Stage)」のサポート。必然的に“命の終わり”である死の迎え方について、御家族と話をする機会があります。

L-027~3020203月シークレット… -05~875歳以上では延命治療は不要?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26099140.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26140730.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26156803.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26197802.html

 

 90代の母親の延命治療について、その娘さんに確認したときの話です。

 詳しい説明をする前から、娘さんは「延命治療は望みません」と強く意思表示されていました。それは前頭前野背外側部での論理的な判断なのでしょう。ちょっとクールな印象を受けました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 多くの人は「ムリはしない」「自然な形で」と心に決めていても、死にゆく親の姿を見ると動揺してしまうもの。その場合、前頭前野よりも“動物的な大脳辺縁系”の方が優位になりがちです。その状態を「Fight or Flight」と呼びます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 だから私は、ひととおりの説明を行いました。いつものように。

 すると、クールだった娘さんがだんだん落ち着きのない様子に変わっていきました。ため込んでいた感情が一気にあふれ出しているような感じです。

 Q-326~7:最近「記憶が抜ける」ようなvol.1~2;感情が起こるメカニズム>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31854899.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31891038.html

 

 きっと死を臨場感豊かに感じてしまったのでしょう。母親の死のイメージが娘さんの心の中で現実化したに違いありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 情動が論理を覆い隠す場合、私は抽象度を上げることを心がけます。そのために意識的に用いるのが「文脈情報」。それは「関連する知的情報」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 このケースでは「医学的判断」「本人の意向」「まわりの状況」「QOL(本音はQOD)」という4つのゲシュタルト(臨床倫理4分割法)についてお話しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そして、「生老病死=人生」という視点でそれら4つのゲシュタルトを統合していくように導きました。すると、娘さんは冷静さを取り戻していきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 理解が深まったから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 その時の表情はもはやクールではなく、柔らかくあたたかい感じでした。そして、こんな言葉をつぶやかれました。

 

 本当は今までずっと苦しかった

 

 娘さんの心の中で、一体何が起こったのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「40歳から『差がつく』生き方」(PHP研究所)から引用します。今回は2回に分けて。まずはこちらから(p97)。

 

 

自分を縛りつけている「ブリーフシステム」をぶち破る

 ゴールを見つけるには、自分の殻を破らなければいけない。コーチングでは、自分を縛っているものを「ブリーフシステム(信念のシステム)」と言う。

 「自分を縛っているものは何か?」ということを突きつめていくと、実は、自分を縛っているのは、親でも学校でも会社でもないことがわかる。「親の言うとおりにしなければいけない」とか、「学校の規則に縛られている」と自分が思っているだけであって、本当は「自分のブリーフシステム」に自分が縛られているのである。

 つまり、自分が自分を縛っているということだ。

 自分の頭の中の話だから、ブリーフシステムを破ることは、それほど難しいことではない。やれば誰でもできる。

 成人になると、親から「こうしなさい」「これはしちゃダメだ」と言われても、親の考えを受け入れるかどうか自分で決めることができる。親の考えを受け入れたのは、自分自身だ。

 会社に入ると会社の常識を教え込まれるが、受け入れることもできるし、拒否することもできる。受け入れたのは自分自身だ。

 外部から入ってくる情報は、最初は自分自身のものではないが、受け入れた時点で自分のものになり、それによって自我がつくられていく。結局、今の自我をつくったのは、誰でもない、自分である。

 「会社の利益のためになることをするのが一番いいことだ」「常識から外れないことが大事だ」という情報を受け入れて、今日まで過ごしてきたのも自分自身だ。一度、それらのすべてをご破算にして、本当にその情報を受け入れていいのか考えてみる。それがゴールを見つけるのに必要な作業だ。

 引用終わり

 

 

 本当は「自分のブリーフシステム」に自分が縛られている

 

 ブリーフシステム(Belief SystemBS)とは、「人の行動や行動性向といわれる無意識の行動を決めるシステム」のこと。「強い情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」でつくられます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 BSは強く信じる固定的な考え方であり、心の中にできあがった価値観ともいえます。外部から入ってくる情報は、受け入れた時点で自分のものになり、やがて自我となっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 BSと同じようなシステムは、個人レベルだけでなく、組織レベルや社会レベルでもみられます。その一例が「常識」や「慣習」といった目に見えないプレッシャーです。

 F-241:トレーニングは「昨日の自分を超えていく自己確認」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28695996.html

 

 医療でいうと、より救命に特化する(=重要度が上がる)ほど、「生かし続ける」方向にプレッシャーがかかります。「助けられるかもしれないのに何もしないなんてありえない」という感じで。

 F-061~:バイオパワー(生権力)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

先ほどの娘さんは、じつは、医療従事者でした。母本人の意向もあり、家族間では「延命治療はしない」ことを共有していたそう。そして、家族の代表者として、今までそう話し続けてきました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 でも、医療機関や介護施設で「延命治療は不要」と話すたびに、とても苦しかったそうです。「『冷たい娘だと思われているだろうな』と思い悩んできた」と教えてくださいました。

 

 「本人の思いどおりにしてあげたい」というピュアなwant toが、「死んで欲しくない」という情動と「延命治療を行うべき」という医療業界の“常識”によって、have toに変質していったのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 それは「不安・恐怖(Fear)」「義務感(Obligation)」「罪悪感(Guilty)」に起因する臨場感空間の書き換えといえるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

もっとハッキリいうと「社会的洗脳」です。

 F-181:“幸福(well-being)”とは? -6;「常識」という洗脳からの解放

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25428736.html

 

 では、社会的洗脳状態から脱するために、私たちは何を心がけるべきなのでしょう?

 

 再び「40歳から『差がつく』生き方」(p113)より引用します。キーワードは「Not Normal」です。Feel

 

 

「ノット・ノーマル」な生活で、ブリーフシステムを破る

 言い換えれば、「現状」というのは、自分のブリーフシステムの範囲内で行動を続けることである。

 ブリーフシステムとは、先ほど説明したようにコーチングの用語で、自分の頭の中にある「自分の行動を縛っている枠組み」「自分を縛っている信念のシステム」のことを言う。つまり、「『かくあるべし』という自分自身のブリーフシステムを維持したままで起きる可能性のあることは、すべて『現状』である」ということである。たとえ確率が低かろうと、社長になることは「現状」なのだ。

 逆に言うと、会社に残っても「現状の外側」に行くことはできる。自分のブリーフシステムを変えて「枠」を飛び出し、今の会社を思いっきり変革するという方法もある。

 「現状の外側」というのは、国家で言えば法律の外側ということである。法律を変えないと外側には枠を広げられない。

 個人の場合は、ブリーフシステムを変えないと、現状の外側に枠を広げていくことができない。

 ブリーフシステムの枠組みをつくっている情報の出所は、すべて他人である。親から聞いたこと、学校の先生から聞いたこと、上司から聞いたこと、あるいは本で読んだことが、情報として自分の中に入ってくる。

 100%外部からの情報だが、それを自分が受け入れて、脳の前頭前野でパターン化してしまう。ブリーフシステムが自分の頭の中の法律になり、「こう生きるべきだ」「こう行動するべきだ」という「信念の体系」がつくりあげられていくのだ。

 この「信念の体系」ができあがってしまうと、自分自身が求める本当のゴールが隠されてしまい、見えなくなってしまうことが多い。これがスコトーマ(心理的盲点)だ。スコトーマとは、「いつも、何回も見ているのに、見えていないもの」「自分は見ている気になっているのに、見えていないもの」のことである。自分の頭の中で「かくあるべし」と強烈に思ってしまっているために、「見ているのに、見えていない」状態になってしまうのである。

 先ほど挙げた私の会社員生活の例で言えば、もし「タイムカードは、何が何でも押すべきものだ。そんなこともできないなんて、会社人として恥ずかしい」と信じ込んでいるとすれば、タイムカードを押さなくていい理由など見えなくなるはずである。

 「ノット・ノーマル」な生活をしてみると、ブリーフシステムという自分の枠が、自ずと少しずつ破れてくる。そうすると、その外側にあるものがチラチラと見えてくる。外側に見える楽しそうなものを、とりあえずのゴールにして、自分の頭の中でシミュレーションしてみる。もし、そのゴールを達成したときに自分が心の底から、本当に嬉しくなれそうなら、それを暫定的な「ゴール」として設定すればいいのである。

 引用終わり

 

 

 自分のブリーフシステムを変えて「枠」を飛び出す

 

 そのためにコーチングがあります。コーチングを実践し「枠」を飛び出した者の生き方が「Not Normal」。コーチングこそが社会的洗脳状態から人を解き放つ“希望”です。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

F-332につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は3/31(日)の予定です(←3/24から変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

F-216:激烈な腹痛の最中に得たインスピレーション -真夜中に、一人きりで-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27521647.html

L-127202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート -08;「苫米地式コーチング」にとって最も大切なポイント

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32797793.html

Q-073~180804医療講演会レポート

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_318161.html

Q-243:続・気楽に生きたいのですが~「気楽に生きる」ということ~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418403.html

 

 

40歳から「差がつく」生き方

Kindle版はこちら↓

40歳から「差がつく」生き方 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 



L-145202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-08QA(子育ての本当の“意味”とは?)

 

202111月に鹿児島県の小学校で親子向けの講演を行いました。依頼されたテーマは「コーディネーション」。

 

 01;最高のコーディネーショントレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33283301.html

 02;生まれてからずっと続けている運動?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33297928.html

 03;子どもたちに一番伝えたかったこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33332991.html

 04;ゴールを設定するといろいろなことが“調和”していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33345501.html

 05;人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33383147.html

 06;現状の外のゴールに向かい続けることができる理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33398926.html

 07;「最高のCOT=コーチング」の真の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33432688.html

 08QA(子育ての本当の“意味”とは?)

 

 

これまで当日お話しした内容をブログ用にまとめました。最後は御質問・御意見に回答いたします。

 

 

・スコトーマに隠れていることが多いことを知り驚きました

 

A1:「スコトーマに隠れていること」はそもそも認識することができません。それは存在していないのと同じ。驚きますよねw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 さらに驚いて欲しいのですが、「あなたもあなたの子どもも存在していないのと同じ」です。なぜでしょうか?

 

 その答えは、“私”とは、過去の記憶によってつくられた「他人の判断や社会の価値観の塊」だから。それをブリーフシステム(Belief SystemBS)と呼びます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

・色々な見方、考え方を学べました

 

A2:スコトーマを生みだす/外すポイントは 1)知識、2)重要性、3)役割 です。外から入ってくるそれら3つにより認識が決まるのですから、目の前は本当の自分の世界ではなく、“私”は存在していないのと同じです。ではどうすればいいでしょう?

 F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

 そう、コーチングです。

 現状の外へのゴール設定により、まったく新しい“私”を自らつくりだすことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 それとともにこれまでのBSが書き換わり、「色々な見方、考え方」がますますできるようになります。自由自在に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

・自分自身への考え方はどうすればいいでしょうか? もっとwant toを引きだしたいと思いました

 

A3:御質問への私の回答は「バランスホイール」と「さらなるゴール設定(ゴール更新)」。

 ゴールは人生のあらゆる領域に設定するもの(バランスホイール)。多くの人が「仕事」で頭がいっぱいです。子育て中の方は「家庭(子育て)」も多くを占めるでしょう。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 それらと同じように「趣味」「生涯学習」「社会への貢献」「健康」「ファイナンス」も常に意識に上げてください。「あれもやりたい」「これもやりたい」という意識状態でいると、ますますwant toが加速していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 ところで、「want to」はゴール設定の結果であり、傍から見た評価にすぎません。「もっとwant toを引きだしたい」にこだわってしまうと、やがてhave to化し、能力を封印してしまうことになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 では、ゴール設定の結果として傍から見ると「want to」に見える人の心理状態はどんな感じでしょう?

 

 答えは「あたりまえ」。「うまくいってあたりまえ」「成功するのがあたりまえ」そんな意識状態です。それをしっかり表現すると「ゴール達成能力の自己評価」。そう、エフィカシー(efficacy)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

・時間は未来から過去へ流れている 今まで後悔とかにとらわれてできないと決めつけることも多かったので反省です

 

A4:「後悔とかにとらわれる」のも、「できないと決めつける」のも、本当のあなたの行動ではありません。誰かにそう刷り込まれていただけ。エフィカシーが不当に下げられた結果です。

その事実をしっかり心に刻み、これからは未来の結果として“今”を生きてください。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

・未来を見ることが大切なのを実感しました。すべては「ゴール」から!

 

A5:そう、「すべては『ゴール』から!」。

 Q-030:「ゴールが先、認識が後」とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

 「すべては『ゴール』から!」が本気でわかると、時間の感覚が研ぎ澄まされ、どんどん変化していきます。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

 

 

・子どもたちが写真を見て興味がある様子がよかった

 

A6:子どもたちが本当に楽しそうで、私もとってもうれしかったです。

 たいていの「興味」は、既得権益によりデザインされた偽りの「興味」。その代表が「3S」でしょう。

 F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 

 本物の「興味」はゴールが生みだすもの。「興味」や「好奇心」はゴールに向かうホメオスタシス活動といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

だから、「あたりまえ」!

その「あたりまえ」は子どもの能力をさらに開花させます。IQが上がるからです。

 Q-347:自身の人生を変えるvol.4;「走りながら考える」 同時並行“の意味>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32562546.html

 

 

・ドーパミン 子どもにも、子育てにも、自分自身にも、ドーパミンが増えることのメリットが大きい

 

A7IQが上がることとドーパミンは強く関係しています。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-281~:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422146.html

 

 

・子どもへの声のかけ方をもっと知りたい

 

A8:言語は諸刃。だから親は常に「声のかけ方」を意識に上げる必要があります。

 F-288:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.1;アファメーションの秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31244338.html

 

 しかしながら、本当に大切なのは、言語よりも内省言語の方。

 L-08320213月シークレットレクチャー -06;心の本質を捉える基本中の基本

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30130987.html

 

 働きかけの基本は“非言語”です。

 L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 “非言語”で働きかけ育むものが「ベーシックトラスト」。私はその「ベーシックトラスト」こそが、子育ての、そしてすべての人間関係の基本だと思っています。

 Q-229:低年齢の子どもも「want toで生きる」? 後編;しつけと教育の違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27824108.html

 

 

・マズローの自己実現欲求のさらに上があったことを知れて嬉しかった

 

A9:おそらく学生さんですねw

(ブログ化した際に割愛しましたが、実際の講演では教育実習生の質問に応え、「自己実現欲求のさらに上」までお話しました↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 その「嬉しい」を大切にしてください。ゴールに向かって学び、実践し続けるうちに、その「嬉しい」はどんどん大きくなっていくから。なぜだと思いますか?

 

 そう、「抽象度が上がる」からです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度が上がるたびに、人生はどんどん豊かになっていきます。お楽しみに!

 

 

・歩行禅がなぜいいのか? どういう効果があるのか? もう少し詳しく知りたいです

・親子でできる運動をもっと聞きたかった。時間が短かったので

・もっと親子でできる体操を知りたい

 

A10:いいですね!

 その「ワクワク」「ドキドキ」を大切にされてください。

 F-201~:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべき

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413696.html

 

 「歩行禅がなぜいいのか?」については、こちらを参考にされてください↓

 Q-175脳内の歩くというイメージの臨場感を上げて物理世界で実際に

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

 

 

・子どもたちが楽しそうにしていたので、私までうれしくなりました

・親子で楽しくお話を聴くことができました

 

A11:こちらこそありがとうございます。本当に楽しい時間でした。

 

 

 最後に「子育ての本当の“意味”」を今一度考えてみましょう。それは前回お伝えした「『最高のCOT=コーチング』の真の意味」と同じであるはず。

 

 以下、苫米地博士の最新刊「日本転生 絶体絶命の国の変え方」(TAC出版、p195)より引用します。お子さんの未来と皆さんのゴールを重ねながら読み進めてください。Feel

 

 

権力に寄らないリーダーシップを養え

 前項で権力に寄らないリーダーシップを生み出すという話をしました。もちろん、それは可能なのですが、一筋縄ではいかないことも多々あるでしょう。

 なぜなら、権力に寄らないリーダーシップとは既存の力に頼らないことを意味するからです。

 たとえば、「これから素晴らしい事業をやります」と言っても、その資金を証券会社を利用して第三者割当で増資するというのは、あらゆる有価証券に係わる法やルール、証券業界システムなどの権力に寄ることになるでしょう。素晴らしい事業をお金なしでやりますというのも相当無理があるのです。

 現実の話として人を集めて組織を動かすということは必ずどこかで権力の縛りが入ってきます。そのときに「権力に縛られない行動をどう取るのか?」が重要になってくるのです。

 といっても、これは心構えの話ではありません。実際の行動として、がんじがらめのなかでどう行動するかなのです。今後日本を生まれ変わらせるために必要な要諦の一つです。

 そのための要諦をいくつか紹介しましょう。

 

 まずは自分自身が「権力には縛られない」という人格を持つことです。これはいま言った「心構えの話ではない」に通じるもので決意として縛られないと誓うことを言います。誓いを立てたら、それを行動に移すために権力構造を徹底的に分析し理解します。分析・理解することによってはじめて縛られない行動を取ることが可能になります。

 ここで一つ、私がやった事例を挙げましょう。政治の世界でインターネット戦略がまだよく整っていないときの選挙の話です。ルールを作る側もインターネットがどういうものか、よく理解していませんから、ルールもざっくりしたものだったのです。「公示期間の前の日まではYouTubeの更新はOK。公示期間に入ったら更新はできないが、アップしたものを削除する必要はない」などといったものでした。つまり、公示期間前の選挙運動をインターネット上では許可していたのです。ですから、私はインターネットを使って応援している候補を公示前からサポートすることができたのです。

 要はルールを熟知してルールを利用するという作業です。このやり方は正攻法ではない、と思われる人も多いでしょう。権力と真っ向勝負をしたいと考える人もいるでしょう。

 しかし、このやり方も権力に縛られない、とても効果的な方法です。

 

 もう一つ例を挙げましょう。

 いまでは東証でも認められている下方修正条項付きの転換社債を日本で初めてやったのは私です。ニューヨークのプライベートエクイティファンドと組んで、海外のオフシェア市場で日本の中小企業の転換社債を引き受けたのです。

 ところが東証はこれに異議を唱えたのです。当然のことですが、日本の有価証券取引法上で違反ではありません。日本の企業が海外で発行する債権は日本のルールが適用されません。買い手も外国人ですから何の問題もないのです。しかし、東証は怒りました。それは自分たちの利益を侵害するというのが本音だったのです。

 私はそれでもやりました。なぜなら、私には根拠があったからです。

 日本では上場企業が社債を出すには、当時最低でも3ヶ月、普通は半年かかりました。これは、慎重というよりも硬直していると言っていいほど当時のニーズに合致していなかったのです。

 いまでもそうですが、日本の企業のほとんどは中小企業です。彼らは資金がほしいときにはすぐにほしいのです。半年など論外で来月、ヘタしたら来週ほしいのです。5億、10億円の資金があれば生き返る2部上場優良企業は多かったのです。

 私は彼らを救うために、日本で最初に海外のオフショア市場で下方修正条項付きの転換社債を引き受けたのです。そうすれば、3日後には資金の振り込みができたのです。これで生き返った中小企業がどれだけあったか。私のやっていることのほうが明らかに正しかったのです、日本の金融市場の世界よりも。

 私には日本の産業構造を高度化するというゴールがありました。そういった確信があったからこそ、既存の権力と戦うことができたのです。これがまさに権力に寄らないリーダーシップの前提となります。

 別の言葉で言えば、権力に縛られない行動を取ることが、次世代のリーダーとなるための突破口になるのです。

 既得権益をはじめとする権力にがんじがらめになった日本を大きく変えるためには、こうした考え方はもちろん、私が長年提唱してきた、抽象度の高いゴールをいかに設定するかが大切です。同時にリーダーを支える周囲の人たちも、新しいリーダーシップの構造を理解することで、硬直した日本社会を一変させることができるのです。

 引用終わり

 

 

 たくさんの御意見・御質問をありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は3/31(日)の予定です(←3/24から変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

PM-05~:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124525.html

F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

F-228~:ゼロトラスト

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

F-257~:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421948.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

 

日本転生 絶体絶命の国の変え方

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 日本転生 絶体絶命の国の変え方 電子書籍: 苫米地英人: Kindleストア

 



F-329:ゴールのカテゴリ「家族」の意味

 

 よく誤解されるのですが、コーチングは「悩みごとを解決する」ことではありません。

 

 「悩みごと」とは、現在のブリーフシステム(Belief SystemBS)が生みだすもの。それをただ「解決する」のは“現状の最適化”に過ぎません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 コーチングは「悩みごと」の“遥か先”を目指すもの。それは現状の外へのゴール設定からはじまります。

 L-09920218月シークレットレクチャー -01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

 「絶対にムリ」で「想像すらできない」けれども「必ず実現したい」というゴールを見つけ、ゴール実現の確信度を高めていく(=エフィカシーを上げる)ことがコーチングの実際の中身。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

ゴール×エフィカシー

 

 ゴールが生みだすイメージ(I)の臨場感が高まると(V)、「絶対にムリ」「想像すらできない」が現実化していきます(R)。それが「I×V=R」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 かつての現状の外が現実化すると、これまでの「悩みごと」は自然に解決していきます。私の感覚でいうと“解消”。勝手に消えてなくなる感じです。なぜでしょう?

 

 答えは「ブリーフシステム(BS)が書き換わる」から。するとRASが変化し、新たな認識が生まれ(=スコトーマが外れる)、悩みはなくなっていきます(=スコトーマに隠れる)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ただし、本物のコーチング(Authentic Coaching)における「BSが変わる」は、このレベルに留まりません。BSはどのように変わると思いますか?

 (ヒントはこちら↓)

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

 大事なことなので繰り返しますが、コーチングは「悩みごとを解決する」ことではありません。

 

とはいうものの、実際は大きな悩みがきっかけとなりコーチングとめぐりあう方が多いはず。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 私の場合、「健康」「仕事」「家族」に関する相談からコーチングが始まることが多い気がします。抽象度を上げていうと、「“関係性”を変える」ため。

(その詳細はこちら↓)

 S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

 

 さて、本物のコーチング(Authentic Coaching)でBSがどのように変わるかイメージできたでしょうか?

(キーワードはすでに書いてありますよ)

 

 本物のコーチのもとで本物のコーチングを受けることを強くお勧めしますが、セルフコーチングに取り組むのなら、ゴールのカテゴリ(バランスホイール)中の「家族」を意識に上げることをお勧めします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 家族へのコーチングが難しい(定義上は「できない」)のは事実ですが、常に「家族」のゴールを意識に上げることで、なかなか変わらないBSを自ら書き換えることができるようになります。なぜでしょう?

 (「なかなか変わらない」理由はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 その答えは「本物のコーチング(Authentic Coaching)でBSがどのように変わるか?」の答えと同じです。

 

以下、苫米地博士の著書「0~5歳で決まる! 脳の力を無限に引きだす幼児教育」(扶桑社、p63)より引用します。「ゴールのカテゴリ『家族』の意味」を感じながら読み進めてください。Feel

 

 

子どもを変えたければ、まずは親自身が変わらなければならない

 これらのエピソードを通じて、私が何を言いたいかといえば、「放っておいても、子どもは親の真似をする」ということです。もし子どもを本好きにしたければ、まずは自分が本好きになることです。音楽や絵画に興味を持たせたければ、自分が音楽を聴いたり、絵画を鑑賞したりすることを楽しむことです。親がピアノ好きで毎日弾いていたら、子どもは放っておいてもピアノが好きになります。

 スポーツ好きにしたければ、まずはあなたが屋外へ出て積極的にスポーツを楽しむことです。子どもが活発に動けるようになったら、一緒に遊んであげることも大切です。

 苫米地式の幼児教育メソッドの第一歩は、「子どもを変えたければ、まずは自分が変わろう」です。

 子どもがどのように育つかは、常に親がモデルになります。「子どものよきモデルになる」といっても、難しく考える必要はありません。本を読むことでも、楽器を演奏することでも、運動をすることでも、0~5歳児と一緒に楽しむレベルなら、すぐに身につけることができます。

 親が楽しんでいるのを見て、子どもも自然と興味を持つようになり、やがて熱心に取り組むようになります。熱心にやり出せば、3~4歳ぐらいにはとてつもないスピードで上達していきます。子どもの成長は驚くほど速いのです。

 そのころにはきっと親は子どもについていけなくなるでしょう。でも、それでいいのです。4~5歳以降は、親が一緒にやるのではなく、家庭の外で子どもが楽しんで上達できるような教育施設を見つけてあげて、あとのことは専門の先生に任せてしまえばいいのです。

 親の役割は、子どもが学校などに入る以前に、長い時間を親と一緒に家庭で過ごしているとき、いろいろなことに興味を持てるようにモデルとして誘導してあげることだからです。幼児教育の第一歩は、親自身が自分を変えて、子どものよきモデル、よき手本になってあげることなのです。

 ただし、親が「これをやりなさい」と子どもに押し付けてはいけません。それは親の価値観、親のエゴを子どもに押し付けることになり、子どもの可能性を制限することになります。親は子どもに対して常に「何にでもなれる」「どんなことでもできる」と語りかけて、子どもに高い自己イメージを持たせるとともに、子どもの手本・モデルとして自分を変えておかなければなりません。

 親は子どもの手本になりますが、どんな親の姿を手本とするかは、子ども自身の選択に委ねることが肝心です。そのあたりのことは。第4章で詳しく解説していきます。

 引用終わり

 

 

苫米地式の幼児教育メソッドの第一歩は、「子どもを変えたければ、まずは自分が変わろう」です

 

 そして第二歩は、(おそらく)「子どもと一緒にさらに変わっていこう」。

 

 第一歩の段階では、無意識は「子ども」と「親」を別々の存在として認識しています。その認識が「私たち(we)」という同一の存在(ゲシュタルト)に変わるのが第二歩の段階。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

そのとき、抽象度が上がっています。それがゴールのカテゴリ「家族」という感覚です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 私はよく「我が子育ては我が心育て」という言葉を用いますが、「心育て」の本質は「抽象度が上がる」ことだと信じています。

 Q-174:「子どもの『~したい』という気持ちを大切にし続ける親」であり続けたいです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24954374.html

 

 それは「自分中心を捨て去る」と同じ。

 L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

現状の外へのゴール設定を繰り返していくことで、抽象度が上がり、ブリースシステム=セルフイメージ=自我が拡張していきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 さらにいうと、「家族」を縁に起こる拡張は、とくに時間を超える際の臨場感維持に役立つでしょう。

 Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

 

「孫子(まごこ)の代まで」という表現がありますが、「孫子」とは「子孫が続く限り」という意で、事実上「永遠」のこと。苫米地式でしっかり表現するなら「不滅」です。

 L-028~920203… -06~775歳以上では延命治療は不要? <ケースサイド>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26140730.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26156803.html

 

 OKですよね?

 本物のコーチング(Authentic Coaching)における「BSが変わる」とは、「抽象度が上がる」こと。「家族」のカテゴリを意識に上げ続けることでも、コーチングを受けたときと同じように抽象度が上がり、シンの「BSが変わる」を体験できます。

 F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 鹿児島の偉人 西郷隆盛の言葉でいうと、「人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる」↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html

 

 西郷の「克己」は、個人レベルではなく、人類の行く末の話。大切なのは「intentionality」です。

 Q-333:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています <vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 それは「次世代につなぐ」という感覚であり、自由意思の裏にあるものであるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そう、自由!

 

 

 あらためて「家族」について考えてみて、そのような“意味”を感じました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

最後にもう一言御家族をお大事に!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427730.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 本物のコーチのもとで本物のコーチングを受けることをお勧めしますが、セルフコーチングに取り組む場合はゴールのカテゴリ(バランスホイール)中の「家族」を意識に上げてください

 

 本物のコーチ(Authentic Coach)はこちらのサイトで探すことができます↓

 認定コーチ検索 | 苫米地コーチング (tomabechicoaching.jp)

 

 

-追記2

本物のコーチング(Authentic Coaching)における「BSが変わる」とは、「抽象度が上がる」こと。「家族」のカテゴリを意識に上げ続けることでも、コーチングを受けたときと同じように抽象度が上がり、シンの「BSが変わる」を体験できます

 

 そのために絶対に欠かせないのが「エモーションコントロール」↓

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 「エモーションコントロール」というと自身の心に意識が向きがちですが、じつは、相手の心に意識を向けながら「褒めること」と「信じること」にフォーカスするとうまくいきます(「第一歩として」ですよ)。

 

 再度、「0~5歳で決まる! 脳の力を無限に引きだす幼児教育」(扶桑社、p84)より引用します。

 

 

親がやるべきことは「褒めること」と「信じること」

 この章では「親は子どもにどのように接するべきか」について解説していきます。基本はとても簡単です。親が子どもと接するとき、やるべきことは2つだけです。

 〇子どもをとにかく信じてあげる

 〇子どもをとにかく褒めてあげる

 これだけです。親から徹底的に信頼されて育った子どもは、信頼されることがコンフォートゾーンになります。信頼されることがコンフォートゾーンになれば、成長してからも無意識に「みんなの信頼にこたえたい」と考えるようになり、いつも責任ある行動をとるようになります。

 同じように、褒められて育った子どもは、褒められることがコンフォートゾーンになります。「みんなに褒められる」という自分のコンフォートゾーンを維持するために、無意識にまわりの人が喜ぶような行動をとるようになります。

 子どもはとにかく信じて、褒めてあげること。そうすれば、おのずと前向きで、自信に満ちあふれ、自分の人生を自分の力で切り開いていけるような自由で自立した子どもに育ちます。

 逆に絶対にやってはいけないことは、

 〇禁止すること

 〇怒ること

 〇しつけをすること

 です。「それでは親がなめられてワガママな子どもになってしまう!」、そんな声が聞こえてきそうですが、そんなことはありません。それではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。

 引用終わり(つづきは博士の著書でどうぞ↓)

 Amazon.co.jp: 0歳から5歳の幼児教育 eBook : 苫米地英人:

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33220775.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

PM-05~:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124525.html

F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

F-228~:ゼロトラスト

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

Q-097~:子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_376974.html

Q-174:「子どもの『~したい』という気持ちを大切にし続ける親」であり続けたいです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24954374.html

Q-227~:低年齢の子どもも「want toで生きる」「have toは一切しない」なのでしょうか? しつけと教育の違いはどのように考えればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416707.html

Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 

0~5歳で決まる! 脳の力を無限に引き出す幼児教育

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 0歳から5歳の幼児教育 eBook : 苫米地英人:

 



F-327:お大事に <前編;人と人のコミュニケーションの原点>

 

 私は人生の半分以上を医師として生きています。その間にすっかり習慣化してしまったのが、「お大事に」という声かけ。とくに意識はしていないのですが、診察の終わりについ「お大事に」と言ってしまいます。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 医療・介護の現場では相手もとくに違和感はない様子なのですが、医療現場以外で「お大事に」と言うと驚かれることが少なくありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ちょっと前のことですが、別れ際の「お大事に」で相手がフリーズしてしまいました。相手の立場でいうと「フレームの中断」です。

 F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

  私:……。では、また。お大事に。

  相手:えっ(フリーズ)、私が“ワクチン”を3回も打ったからですか? どうしたらいいですか?

  こんな感じ。

 

 補足しますが、その時“ワクチン”や病気の話は一切していません。なので、急にフレームが切り替わり、私自身も驚きました。

 (その後話したことを元にブログ化したのがこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32776714.html

 

 そんなやり取りの間に、買い物中の妻からメールが届きました。写真付きでw

 

  妻:今〇〇にいます。△△買っとこうか?(商品棚の写真)

 

 △△は私の趣味のゴールの話。妻はまったく興味がないのですが(よく「違いがわからない」とつぶやいています)、発売日に買いに行けない私のためにわざわざ立ち寄ってくれたようです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 その時、心に浮かんだのが「お大事に」という言葉。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 そんな内省言語体験を縁に、「お大事に」について考えてみました。2回に分けてまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 前編;人と人のコミュニケーションの原点

 

 

 「お大事に」を英語で言うなら「take careof yourself)」。「care」の対象は物理空間だけではないはずですが、実際は身体のことを思いがちです。ましてや内科医に言われたなら、意識は物理空間に向いてしまうでしょう。内科医=physicianですし。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 会話の相手のように身体に不安を抱えていたらなおさらです。理由は主に2つあります。1つは「身体の重要度が上がっている」というRASの話。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

もう1つは「不安でIQが下がっている」という脳の状態。そう、大脳辺縁系優位の「Fight or Flight」のことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 意識が物理空間に囚われ、しかも大脳辺縁系優位になっているとき、思考の抽象度は確実に下がっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 すると、まわりをしっかり観察し理解することは難しくなり、相手の立場での認識・判断や共感はできなくなります。だから、表情や話し方から私の意図を読み取れず、「警告された →気をつけなきゃ →どうしよう!?」といった内省言語が生まれてしまったのでしょう。

(残念ながら、私も相手の心を読み取れていませんでした。その“心”の対処はこちら↓)

 F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

 

 結果、「お大事に」という言葉が、不安・恐怖(アンカー)を引き起こすトリガーとなってしまいました。私の意に反して。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 

 一方、妻からのメッセージで感じた「お大事に」というイメージは、私の心に安心や癒やしを引き起こしました。もっというと“ピュアな幸福感”。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 その本質は「100%相手の利益のため」であるはず。これはコーチの資質といえるブリーフシステム(Belief SystemBS)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 ふつうBSは過去の記憶でつくられています。情動を伴った体験の記憶と受け入れた情報の記憶です。そんなBSは「私は〇〇」「社会は△△」といったセルフイメージのことでもあります。日本語でいうと自我。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 その「BS=セルフイメージ=自我」を、自身で設定したゴール(未来)側に書き換えていくのがコーチング。ただし、本物のコーチングは決して簡単ではありません。その理由は?

 

 そう、ゴールは現状の外だからです。現状のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)からかけ離れたゴールを設定するほど、より強力にこれまでのCZに引き戻す力が働きます。なぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 脳が発達している人間の場合、情報空間にもホメオスタシスが働くから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 だから何とかして「BS=セルフイメージ=自我」を変えなければなりません。「BS=セルフイメージ=自我」を十分にゆらがせなければ、そもそも“すべてのはじまり”であるゴール設定ができません。

 Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

 

 では、どのように「BS=セルフイメージ=自我」をゆらがし変えていけばよいのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZOp113)より引用します。じつは「BSを変える秘訣」は「人と人のコミュニケーションの原点」でもあります。ぜひ体感・体得してください。Feel

 

 

◎非言語コミュニケーションは誰もが日常的にしている

 非言語とは言葉を使わないことです。言葉を使わないことで心の琴線に触れることを可能にするものです。

 すると、すかさず、「そんなことできるのですか?」という質問をされます。「言葉も使わずに相手の意志をどうやって変えるのか?」「そもそもそんなことは可能なのか?」という疑問です。

 確かに、そう言い出したくなる気持ちもわからなくはありません。言葉を使わないということは無言で相手を動かすことであり、そんなことはできるわけがないとどうしたって思い込んでしまいます。

 しかし、それはできるのです。コーチングのテクニックを使えば……ということではありません。

 実は、これは誰でもできるのです。特別なテクニックが必要というわけでもありません。それどころか、非言語コミュニケーションは人と人のコミュニケーションの原点とも言えるものです。

 

 多くの人が、一つ大きな勘違いをしているのは、そもそも皆さんは非言語コミュニケーションを日常的にしているということです。

 機嫌が悪い時は不機嫌な声を出し、相手が近づかないような振る舞いをしているはずです。これをしていれば、周りの人たちは話しかけてきませんし、たとえ、話しかけても、さっと逃げていくでしょう。

 これが非言語コミュニケーションで、誰もが普通に使っています。

 また、非言語コミュニケーションは言語を使うことだってあります。

 例えば、恋人と別れたばかりで、それを会社の同僚や友達には知らせていないタイミングで、「最近、恋人との仲はどう?」と聞いてきた人がいたとします。

 そんな時、正直に「もう別れた」という場合もあるでしょうが、適当に答えて話題を変えるということもあるでしょう。触れられたくない話題を振られたら、適当な返事をして、相手に「この話題はするな」と伝えることはできるのです。これは言葉を使った非言語コミュニケーションです。

 

 ブリーフシステムを変える時にはこういった非言語コミュニケーションを使います。そうしないと相手の心に内省言語が起きないのです。

 その際、重要なのは相手の意識に上げないことです。言語を使うのがダメな一番の理由は相手の意識に上がってしまうからです。意識に上がるものはコントロール可能ですから、「眠くなりなさい」「いやです」で一巻の終わりなのです。

 内省言語を相手の無意識と意識のギリギリのところに入れていき、ふと気がついたら自分で意識に上げていたというシチュエーションが大事になってきます。相手が「これは変えないとダメだ」と内省言語化した瞬間にブリーフシステムは変わります。

 ただ、こう書いても、現実的にはどうすればいいのか、なかなかわからないことが多いでしょう。ですから、多くのコーチング協会では問答集を作ってしまうのかもしれません。

 しかし、問答集は前述したように百害あって一利なしです。そんなものに頼るのではなく、この世の中には非言語コミュニケーションが意外にも多数あり、誰もが意識しないで使っていることを「意識に上げれば」上手に使えるようになっていきます。

 引用終わり

 

 

 非言語コミュニケーションは人と人のコミュニケーションの原点

 

 コーチングの奥義ともいえるこの重要なポイントを噛みしめていたら、「お大事に」を用いた双方向の言語&非言語コミュニケーションにより、エフィカシーを評価し高めあうこと(=観自在)ができることに気がつきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

F-328につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33220775.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-226:雑巾

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28053878.html

F-281:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

F-318~:観自在

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

Q-265~:臨場感空間をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

 

オーセンティック・コーチング




L-137202111月シークレットレクチャー -06;平和を実現するために

 

202111月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の1回目。3回を通してのメインテーマは「」ですw

 

 」とは何か? 「」がコーチングとどう関係するのか?

 

 当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 01;メインテーマ「□」とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32989957.html

 02;自我とRAS&スコトーマとコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33004210.html

 03;抽象度が上がる →自由 →ますます“いい状態(well-being)”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33037872.html

 04;「囚」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33051194.html

 05;イマジネーションによって作った限界を破壊し、新しい世界を獲得していく(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33084025.html

 06;平和を実現するために

 

 

 現状というコンフォートゾーンの外側にゴールを設定することで、新たなブリーフシステム(囚)を自由に再構築していくことがコーチング!

 

 それは「イマジネーションによって作った限界を自ら破壊し、新しい世界を獲得していく」ことでもあります。詳しくはこちらでどうぞ↓

 L-09820217… -10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30699999.html

 

前回(L-136)は、「新たなブリーフシステム(囚)を自由に再構築し、新しい世界を獲得していく」ためのワークを紹介しました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そのワークを続けていると(=思考し続ける)、抽象度が上がり、自由になり、“ますます“いい状態(well-being)”になっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その時、マインド(脳と心)は、より大きな構造物(ゲシュタルト)を構築していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 前回まで引用した「15歳若返る脳の磨き方」(フォレスト出版、第3章)の中で、苫米地博士は「長時間の思考」と「情報空間に大きな構造物をつくること」がIQが高い人の特徴であると書かれています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 だから、ゴール設定&ラベリングは「IQを高める方法」といえます。反対にいうと、ゴールをしっかり設定することができなければ、当然ラベリングはできず、IQを高めることができまぜん。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

ゴールがない場合、無意識はつねに現状に囚われたまま。それはとても危険なことです。

 F-285:気楽 ver.2 02;“自分”の「リミッターをはずす!」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31086507.html

 

 以下、苫米地博士と博士の師僧 荒了寛先生の対談本第2弾「煩悩の教科書 あなたも菩薩になる」(集英社インターナショナル、p186)より、苫米地博士が書かれたあとがきを引用します。

昨年のウクライナに続き、中東でも戦争が始まりました。なぜ人が人を殺すのでしょう? なぜ戦争はなくならないのでしょう? シンの平和を実現するためには、一体どうすればいいのでしょう?

そのような問いへの答えを求めながら読み進めてください。Feel

 

お釈迦さまの脳科学

 

 

 エルサレム旧市街のソロモン宮殿を見下ろす丘でこの文章を書いています。この地域の紛争解決を模索する国際会議参加のためにイスラエルに来ているからです。

 このエルサレム旧市街がユダヤ教、イスラム教、キリスト経にとっての聖地であることはご存じのとおりです。三つの宗教が聖典とするモーセ五書(トーラ)が含まれている『旧約聖書』の『列王記』、『歴代誌』にあるソロモン宮殿が旧市街の中心です。紀元前10世紀頃に建造されたとされています。

 現在の神殿の外観は、その神殿を拡張した有名なヘロデ王によるものですが、彼の居地であり、ローマ帝国によるユダヤ支配の中心であったカイサリア(Caesarea)には昨日訪れました。カイサリアは十字軍がローマ帝国時代の市街の外側に城壁を築き、その後、長く廃墟の状態でしたが、近年ロスチャイルド家が再興しました。

 長くこの地を支配したローマ帝国が、多神教を捨て、この地でユダヤ教から生じたキリスト教を帝国全体の国教とするに至り、ローマ帝国の精神的中心地がローマからこの地に移行した経緯は『現代版魔女の鉄槌』(フォレスト出版)などに書いた通りです。政治では支配を受けましたが、精神ではユダヤの地がローマ帝国を支配したということです。かつてのローマ帝国に匹敵する超大国アメリカを中心とした現在の西洋社会全体でもその姿は変わっていません。

 日本やアメリカでは、キリスト教といえば、ローマ法王のいるローマが中心と感じられますが、現在でもキリスト教にとっても、ユダヤ教と同様、最高の聖地がエルサレムであることは不動です。ローマ法王はあくまで使徒ペテロを継ぐ存在であり、イエス本人が活動し、十字架にかけられた聖地とは格が違うことに異議を唱える人はいないでしょう。

 エルサレム旧市街にある、イエスが十字架に磔となったゴルゴダの丘に建てられた聖墳墓教会は、もちろん、キリスト教でも最高ランクの聖地ですが、この教会の鍵はイスラム教徒が管理しており、教会内の聖墳墓はギリシャ正教会が管理しています。ローマ法王のカトリックは、その一部に礼拝場所を占有しているにすぎません。ですからカトリック神父でさえも教会内の墳墓を訪れる時は、ギリシャ正教会の管理者の指示の順番で礼拝することになります。ちなみにプロテスタントは、墳墓は違う場所にあったとし、この建物の正当性を認めてはいません。

 また、教会の上部に位置する、当時から続くと言われる聖修道院は、エチオピア正教会が占有しています。聖墳墓教会だけでも、カトリック、ギリシャ正教会、アルメニア使徒教会、コプト正教会、シリア正教会などが聖地とし、また、隣接のソロモン神殿に至っては、すべてのキリスト教会、ユダヤ教会、そしてイスラム協会が聖地としています。このようにエルサレムは『旧約聖書』を拠り所にするあらゆる宗教の聖地なのです。また、現在ではこれらの宗教がこの聖地で平和に共存しています。この地に実際に立つとこのことを強く実感します。一方、政治の世界では、今日もイスラエル北西部のガザ地区からロケット弾がイスラエル国内に着弾し、現在でも紛争は終わってはいません。

 日本人の知る一神教の世界は、主にカトリック教会やプロテスタントがイメージされる世界ですが、世界の一神教は遥かに巨大で複雑な精神世界を形作っています。これについては、執筆中の別著に筆を譲りますが、この一神教の世界における“兄弟げんか”がイスラムとキリスト教の、十字軍の時代よりさらに前の時代から始まる啀み合いであり、私のコーチングの師のルー・タイスがその解決に尽力した、北アイルランド紛争などで見られるカトリックとプロテスタントの不仲を同時に産み出して来ているのです。

 仏教の精神世界の巨大さは、『旧約聖書』をベースとする一神教の世界に間違いなく匹敵します。もちろん、仏の教えが戦争に結びつくことなどあり得ないのは、ご存じの通りです。日本では、歴史的に、宗派仏教が他宗派を圧迫したり、事実上の紛争を起こしてきたことは事実です。また、政治的な理由により破門しあったりするということも起きています。これらのことは、仏教者としてはあってはならないことであり、このような宗派仏教関係者は多いに反省しなければなりません。仏教であるか否かは“縁起”の教えを徹底的に追究しているか否か、これのみと言っても過言ではありません。大乗仏教的に言えば、“空”を揺るがない基盤としているか否かです。もしもそうであれば、紛争や戦争、啀み合いはあり得ないことです。

 本書では“唯識”について、私の長年の師僧である日本天台宗の荒了寛大僧正と対談をさせていただきましたが、読者の皆さんに誤解されないように再度確認しますが、師僧と私の言う“唯識”は、仏教の唯識です。古くは唯識派と中観派という対比の中での、いわゆる唯識派はあくまで、アートマンの実在をベースとして、その認識する世界の空性を説いた人たちを指す言葉でしたが、このような人たちと同じと誤解されると本書は根本的な読み違いとなります。

 日本仏教は、仏説を“縁起”として教学していますから、アートマンも縁起を逃れないことは当然です。アートマンは実ではなく、空です。あくまでも、私たちの立場は“中観”です。ただ、いわゆる唯識の見方が、縁起を知る上で、多いに役立つと考え、本書で著しました。

 初期仏教のアビダルマ、大乗の唯識と中観、そしてあらゆる経典の世界。こういった精神世界の巨大性は、『旧約聖書』をベースとする世界宗教に劣るものではありません。その上で、戦争を徹底的に否定する宗教。仏教は二十一世紀にはもっと世界に広まっていいと思っております。

 私がいろいろな書籍で書いてきたように、量子論や超数学などの最新の成果が仏説の“縁起”を見事に支持することは言うまでもありません。縁起の思想は、『旧約聖書』をベースとする宗教にも導入可能と考えています。その意味で、2600年前の釈迦の発見は、人類最大の知的財産だと、師僧と私は強く確信し、西洋社会、特にアメリカで、この知識を広める活動を続けてきているのは、ご存じの通りです。

 特に師僧が“教えを東に広めよ”との言葉どおり、生涯をこのためにかけてきたことは、日本が世界に誇れる事実だと思っています。現在でも、日本とアメリカを毎月のように往復され、活動を続けていらっしゃいます。そろそろ後を継げという雰囲気も感じますが、カトリックとして、世界の戦争をなくすために生涯を費やしたコーチングの師ルー・タイス亡き後、荒師僧には益々長生きして欲しいと心底思っており、まだまだ、後を継ぐのは大分先のことと思っています。それより、読者の皆さんから、私を飛び越えて荒先生の活動を受け継げるような仏教者が現れればと願って、ここに筆を擱きます。

 引用終わり

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記1

なぜ人が人を殺すのでしょう? なぜ戦争はなくならないのでしょう? シンの平和を実現するためには、一体どうすればいいのでしょう?

 

 自由を奪う「思い込み」は自分自身の心の中に生まれるだけでなく、社会の中に広がりお互いを縛り合います。バイオパワー(生権力)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

その根底にはびこるのは差別。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 表面的なコーチングスキルにより個人が自由を手にするだけでは足りません。

縁起をしっかり理解した上で、中観の実践として自らコーチングを行い、縁起空間にしっかりコーチングをひろげていくことが重要なのだと思います。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

コーチングがひろがる先に戦争と差別のない世界がある

 

だから私は、「縁起の理解」と「中観の実践」を最も重要視しています。

F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 

-追記2

シンの平和を実現するためには、一体どうすればいいのでしょう?

 

 答えの1つは「無血革命」!

 詳細はぜひ苫米地博士の新刊「日本転生 絶体絶命の国の変え方」(TAC出版)で御確認ください。

 

 

日本転生 絶体絶命の国の変え方

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 日本転生 絶体絶命の国の変え方 電子書籍: 苫米地英人: Kindleストア

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催はR6.1/28(日)の予定、テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-307:映画のおもしろさって何だろう? ~Indy 5」の評価が割れた理由を考える~ vol.4;コンフォートゾーン①>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32279767.html

L-07520211月シークレットレクチャー -04;抽象度を上げてIQを向上させる苫米地式トレーニング

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29486824.html

Q-173:苫米地博士のゴールはなぜ「世界平和」ではないのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24905311.html

Q-229:低年齢の子どもも「want toで生きる」「have toは一切しない」なのでしょうか? しつけと教育の違いはどのように考えればよいでしょうか? 後編;しつけと教育の違い

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27824108.html

Q-288:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか? <vol.8;「ストレスフリー」に潜む“罠”>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29889767.html

 

 

 

L-136202111月シークレットレクチャー -05;イマジネーションによって作った限界を破壊し、新しい世界を獲得していく(ワーク付き)

 

202111月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の1回目。3回を通してのメインテーマは「」ですw

 

 」とは何か? 「」がコーチングとどう関係するのか?

 

 当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 01;メインテーマ「□」とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32989957.html

 02;自我とRAS&スコトーマとコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33004210.html

 03;抽象度が上がる →自由 →ますます“いい状態(well-being)”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33037872.html

 04;「囚」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33051194.html

 05;イマジネーションによって作った限界を破壊し、新しい世界を獲得していく(ワーク付き)

 

 

 今回のメインテーマは「」。「」とは「フレーム」のこと。

 私たちはあるフレーム()を作ってその中だけで思考するわけですが、思考と同時にフレームに囚われています。それがブリーフシステム()。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そんなブリーフシステム()を打ち破るためには、新たなゴールが必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

現状の外、つまりフレーム()の外側にゴールを設定し、そこを新たなブリーフシステムに変えていくのがコーチング!

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 コーチングに取り組まないなら、いつまでたっても「」のまま。まずは自身のブリーフシステム()をしっかり観察することからはじめましょう。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 

 ところで、医療・介護の現場では「3つのロック」という概念が知られています。そのロックとは、①フィジカルロック、②ドラッグロック、③スピーチロック。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 それら3つの視点は、「自身のブリーフシステム()をしっかり観察する」ために応用できます。例えば、①は身体の状態や年齢による変化、②はお金や時間といったリソース、③はドリームキリング といった感じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 では、ここで問題。

 “ある視点”でみると、と②はほぼ同じといえますが、①と③の間と②と③の間には大きな違いがあります。その違いとは何でしょうか?

 

 

3つのロック

 

 

 答えは「抽象度」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ①と②は最も抽象度が低い次元(物理空間)でのことであり、③は「言語」や「心」といった高次の情報次元でのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 因は必ず高い次元にあります。つまり、高次の情報次元での関係性(縁)が、結果として下の次元での果を生みだしているということ(起)。

 Q-204~:「縁起」と「因果」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

 その「高次の情報次元での関係性(縁)」が、自我であり、ブリーフシステム()です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

それはホメオスタシスで強力に維持される現状のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のことでもあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 *ホメオスタシスはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 現状というCZの外側にゴールを設定することで、新たなブリーフシステム(囚)を自由に再構築していくことがコーチング!

 

 それは「イマジネーションによって作った限界を自ら破壊し、新しい世界を獲得していく」ことでもあります。詳しくはこちらでどうぞ↓

 L-09820217… -10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30699999.html

 

 最後に、「新たなブリーフシステム(囚)を自由に再構築し、新しい世界を獲得していく」ためのワークを紹介します。そのワークとは

 

 「ラベリング」です。

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

ラベリングを行うことで、ゴール側のCZの臨場感を高めていくことができます。

L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 

<ワーク:イマジネーションによって作った限界を破壊し、新しい世界を獲得していく>

 

 1) ゴールを設定する

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

2) ゴール側から、認識しているものすべてに「T(ティー)」「Nil(ニル)」「D(ディー)」のどれかを張りつける(ラベリング)

  T:ゴールに関係すること(ゴール達成の妨げになることも含む) ←新しい世界(w1)

  Nil:ゴールと関係ないこと ←イマジネーションによって作った限界(w0)

  D:「T」でも「Nil」でもない感情(怒り、不安など)

 

 ≪ポイント≫

□ ラベル張りは時間をかけず、情報を認識した瞬間に行う

□ まずは「D」を減らすように意識。「D」は完全に各自の心次第

□ 次に「Nil」が減るように自身の行動を見直す。基本的に「Nil」にはhave toが入り込んでいる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

□ 「Nil」が続くときには、「なぜhave toなのか?」「want toは何か?」「そもそもゴールは何だったか?」と自問を行う(止観)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

 

 おなじみのラベリングですが、今回はとくに“抽象度”を意識に上げながら取り組んでください。きっといろいろな束縛が見えてくるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

L-137につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 抽象度が上がると、自由になり、ますます“いい状態(well-being)”になる

 

 抽象度を上げることは「IQを高めて悟りの境地に近づく方法」でもあります。それが「ますます“いい状態(well-being)”になる」ための苫米地流メソッドのコアです。

 

 今回も苫米地博士の著書「15歳若返る脳の磨き方」(フォレスト出版、第3章)から引用します。前回は「IQが高い人の脳の使い方」の1つ目の特徴である「IQの高い人は長時間の思考をしている」を確認しました。今回は2つ目(p127)、それは

 

 

IQが高い人は情報空間に大きな構造物をつくる

 もうひとつは、IQの高い人の脳は情報空間に大きな構造物をつくる、という点です。

 たとえば、アインシュタインは光という現象、あるいは光の運動を見て、「光の速度は一定である」という原理を導きました。その時代に光の速度が一定などというのは、誰も考えたことがありませんでした。

 「光の速度は一定である」というシンプルな原理が導かれた背景には、じつは膨大な物理学の知識が横たわっています。その膨大な知識を抽象化し、シンプルな情報を取り出したことが、アインシュタインのすごいところです。

 もちろん、物理学に馴染みの薄い人には、この背景はよく見えないと思います。そのため、アインシュタインの発見がどの程度にすごい話なのかということも、たいして実感できないのではないでしょうか。

 しかし、背景がよく見える人には、彼が導いた「光の速度は一定」という情報が、物理学の情報空間に築かれた巨大な構造物に映るはずです。

 その証拠に、光速が一定とわかった瞬間に、世界の見え方はがらりと変わり、時間や空間の概念さえも変わってしまいました。ちなみに、現在の1メートルの正確な長さも、光速度不変の原理にもとづいて計測、決定されたものなのです。

 1986年の第17回国際度量衡総会決議では「メートルは1秒の299792458分の1の時間に光が真空中を伝わる行程の長さとする」とされています。

 

 アインシュタインほどのすごみはなくても、私たちにも情報空間に大きな構造物をつくるチャンスはいろいろあります。

 たとえば、コンピュータプログラムです。

 私はアメリカの飛び級制度によって、13歳で数学だけ高校2年生に進学し、次の年度には数学だけ大学に進みました(私が大学に行くのではなく、大学教授が週に2回高校に教えに来てくれました)。その当時、コンピュータプログラムづくりにひどく夢中になっていました。まだBASICも登場していないころでしたから、おそらくコンピュータプログラムをつくった日本人中学生(高校生?)第一号だったのではないでしょうか。

 アメリカで学生のころの私は、学校では目立つ存在でした。

 理由は、カフェテリアで食事をするときに、両手で料理の皿を載せたプレートをそっと持ち、そろりそろりと歩いていたからです。そうやって静かに歩かないと、2週間もの時間をかけて頭の中に組み上げたプログラムが、床にこぼれ落ちて消えてしまいそうな気がしていたのです。

 クラスメートたちの目には、いかにも素っ頓狂な姿に映ったことでしょう。しかし、私のほうは、頭の中の大きな構造物を壊してはならじと、真剣そのものです。

 コンピュータプログラムでなければ、小説を書くのもいい方法です。

 これは小説だけではありませんが、原稿というのは、じつは頭の中で組み上げられるものです。

 本にするような原稿を書いたことがあればわかると思いますが、作家は、物語の構想からプロット、さらにはこういう味を出したいという細部まで、作品のすべてを頭の中に書いてしまいます。最初に、物語という大きな構造物を情報空間に築くわけです。

 パソコンの画面や原稿用紙に向かって文章を書くのは、最後の作業です。

 これはコンピュータプログラムでも同じことです。キーボードで打ち込むときは、頭の中に出来上がっているプログラムをそこからずるずると引っ張り出し、内容を吟味しながら物理空間に定着させているだけなのです。

 IQの高い人の脳は、このように大きな構造物を情報空間に構築することをつねとしています。そうやって、自在に情報空間を操作する作業を日常的に行っている、ということです。

 引用終わり

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催はR6.1/28(日)の予定、テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html

F-160~:コーチの視点で考察する“青春” ~心の若さと体の関係~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405497.html

F-197~:“あの人”の言葉はなぜ心に響くのだろうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_412867.html

Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

 

 

15歳若返る脳の磨き方(別ver.)

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 15歳若返る脳の磨きかた eBook : 苫米地英人:

 



L-135202111月シークレットレクチャー -04;「囚」

 

202111月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の1回目。3回を通してのメインテーマは「」ですw

 

 」とは何か? 「」がコーチングとどう関係するのか?

 

 当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 01;メインテーマ「□」とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32989957.html

 02;自我とRAS&スコトーマとコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33004210.html

 03;抽象度が上がる →自由 →ますます“いい状態(well-being)”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33037872.html

 04;「囚」

 

 

「視点が上がる=抽象度が上がる」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「physical」「mental」「spiritual」「social」を同時に意識を上げていると、抽象度が上がりやすくなります。それが“total”という感覚。そして抽象度が上がるほど、どんどん自由になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 ここでいう自由とは、束縛や制約を前提とした自由のことではありません。「思考や行動の判断基準を自らに置く」という意味での自由です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そのとき問題となるのが、ブリーフ(信念)が集まってできあがった脳内の統合的なシステム=ブリーフシステム(BSBelief System)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 ブリーフ(信念)とは、脳内の前頭前野や大脳辺縁系に作りあげられた認識のパターンのこと。そのパターンは強い情動を伴った記憶(情動記憶)により作られます。

 L-09320217月シークレットレクチャー -05;大量の情報を得て、知識化していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30566304.html

 

強い情動記憶は、その人のブリーフ(信念)を作り、認識のパターンを作りだします。その信念はあたかも自分自身の中で決まっているルールのように行動や判断を規定します。

脳内にはそのような認識のパターンがたくさんあり、矛盾を抱えながらシステム化されています。それが「ブリーフシステム(BS)」。

L-09420217… -06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 

 ブリーフシステムは、私たちのあらゆる判断や行動、そしてアティテュードやハビットを制御します。

 L-09620217… -08;ブリーフシステムとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 「制御」する力の正体は「情報空間に働くホメオスタシス(恒常性維持機能)」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 *情報空間はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その強力なホメオスタシスが、過去の記憶でつくられたフレームをがっちり維持しています。私たちはフレームの内側の情報しか認識することができず(RASを通過)、フレームの外側はまったく認識することができません(スコトーマに隠れる)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 もしも人生を変えたいのであれば

もしも社会(未来)を変えていくのであれば

これまでのブリーフシステムを変えなければならない!

 

 ところが、ブリーフシステムを書き換えるのは簡単ではありません。強力なホメオスタシスが働いているのだから。

 

 私たちは過去の記憶がつくるフレームにいつまでも囚われたまま。「囚」という「無人運転」(よくて「自動運転」)が、多くの人生や社会の現実の姿です。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 

 今回のメインテーマは「」。「」とは「フレーム」のこと。

 私たちはあるフレーム()を作ってその中だけで思考するわけですが、思考と同時にフレームに囚われています。それがブリーフシステム()。

 L-01020201… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 そんなブリーフシステム()を打ち破るためには、新たなゴールが必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

現状の外、つまりフレーム()の外側にゴールを設定し、そこを新たなブリーフシステムに変えていくのがコーチング!

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 コーチングに取り組まないなら、いつまでたっても「」のまま。

 

 まずは自身のブリーフシステム()をしっかり観察してみましょう。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 

2021年11月シークレットレクチャー2

 

 

L-136につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記-

 抽象度が上がると、自由になり、ますます“いい状態(well-being)”になる

 

 抽象度を上げることは「IQを高めて悟りの境地に近づく方法」でもあります。それが「ますます“いい状態(well-being)”になる」ための苫米地流メソッドのコアです。

 L-07520211… -04;抽象度を上げてIQを向上させる苫米地式トレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29486824.html

 

 以下、苫米地博士の著書「15歳若返る脳の磨き方」(フォレスト出版、第3章)からの引用第2弾。「IQが高い人の脳の使い方」の1つ目の特徴について確認しましょう(p123)。

 

 

IQが高い人の脳の使い方

 IQを高め、脳を若返らせる苫米地流メソッドは次章で披露していきますが、本章の締めくくりとして、IQが高い人がどのように脳を使っているかを紹介しておきましょう。この点を理解しておけば、より積極的に苫米地流メソッドに取り組めるようになると思うからです。

 IQの高い人の脳の使い方は、大きく分けると2つの特徴があります。

 ひとつは、単純な話かもしれませんが、IQの高い人は長時間の思考をしているという点です。

 わが身を振り返っていただきたいのですが、いまのあなたは長時間、考え続けることがあるでしょうか。

 学生時代ならば、卒論を書くために1年間ひとつのテーマを考え抜くという経験をしたと思います。しかし、社会人になって以来、どうでしょうか。1年、少なくとも数ヶ月にわたって、何かを考え続けたことがあったでしょうか。

 新規プロジェクトを立ち上げるために、あれこれ構想し、仕事のプロセスを考え抜いたという経験はあるかもしれません。会社によって異なるでしょうが、じっさいに新規プロジェクトが始動するまでには、半年くらいの準備期間があるはずです。たしかに担当者になれば、その間は寝ても覚めてもプロジェクトのことばかり考えることになります。

 しかし、そのさい必要になる思考は、抽象化ではなく具体化ではないでしょうか。ビジネスですから、まったく新しいパターンの発見を要求されることもないと思います。

 また、すでに述べたように、誰かが過去に同じようなことに携わり、経験知がすでに蓄積してもいます。いくら頭を使って考え続けるといっても、それは私がいう長時間の思考とはちょっと違います。

 この点では、企業の基礎研究所に勤める学者や研究者は有利です。彼らは、ひとつのテーマを1年くらい考えつづけ、実験を行い、新しい理論をつくったり発明したりします。これは、私がいう長時間の思考そのものです。

 しかし、基礎研究職に就くことのできる社会人はほんの一握りにすぎません。ビジネスパーソンのほとんどは、仕事で長時間の思考を行う機会も必要性もないといえます。その状態に甘んじていれば、長時間の思考とは無縁のまま人生を閉じることになるでしょう。

 長時間の思考といえば、学者や研究者にのみ許された特権のように感じるかもしれませんが、本当はそうではありません。

 たとえば、はっきりとしたライフワークを持つ人は、10年、20年をひとつのことに費やし、その間ずっと考え続けます。

 また、フィールドワークを行う人も同じです。

 たとえば、趣味で水生植物や湿性植物の観察を行っている知り合いがいますが、彼は、日本の田んぼや里山について縦横無尽の膨大な知識を持っています。彼の持論は、歴史的に見て水生植物の多様性が日本の農業と食糧を支えてきたというものです。彼は自由になる時間を使い、かれこれ5年以上そのことばかりを考えつづけ、持論のような認識にたどりつきました。これも立派な長時間の思考です。

 数ヶ月、あるいは1年以上の間ひとつのことを考えつづけるには、対象への尽きない興味と、たくさんの知識に基づいた抽象度の高い思考が必要です。

 具体化することばかり考える習慣は、思考に費やす時間をどんどん短縮させる方向に働きます。具体化ではなく抽象化するからこそ、IQの高い人は長時間の思考ができるわけです。

 引用終わり(この続きは次回に)

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催はR6.1/28(日)の予定、テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-082~:ダメ。ゼッタイ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_352303.html

Q-078:お変わりありませんか?こちらは変わりなく過ごしております

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15835817.html

Q-169~:自身の信念を失いそうです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

Q-314~:こんな私に誰がした

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425205.html

 

 

15歳若返る脳の磨き方

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 15歳若返る脳の磨きかた eBook : 苫米地英人:

 



F-320:観自在 <理論編-3;自在に観る>

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

今回は理論編(計3回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究していきます。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32825990.html

 理論編-2;自在を観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 理論編-3;自在に観る

 

 

 今回のテーマは「自在観る」。

 前回(F-319)の「自在観る」のポイントは、「全抽象度にわたる自分の存在を感じながら、同時に、情報空間の底面である物理次元上の自分をしっかり意識に上げる」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 下図でいうと、緑色の逆円錐が「全抽象度にわたる自分の存在」で、物理空間に結実する逆円錐の頂点が「物理次元上の自分」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

 前回の苫米地博士のメッセージを重ねると、「そもそも人間は本質的に何にでもなれる可能性を秘めている。あらゆる方向に進むことができる」というのが「全抽象度にわたる自分の存在」のこと。それは縁起のつながりのことでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

そして、それらの物理空間への写像(結実)が「物理次元上の自分」。
 残念ながら、「物理空間への写像(結実)」、つまり「物理次元上の自分」は、まったく自由ではありません。本当の自由意思ではなく、必ず“他”が刷り込まれているから。しかも全部過去です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そう、ブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。

「自在観る」=自由自在に観るためには、先入観、既成概念、知識による思い込みなどをすべて捨て去って、「重要性関数ゼロで自我=縁起のつながりを観察する」ことが必要です。それはこれまでのブリーフシステムを手放すということであり、「自分中心を捨て去る」ということ。

Q-221:ゴールの設定ポイントについて確認させてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 自分中心を捨て去る

 

 だからこそ、分厚いスコトーマを外して、現状の外を感じることができるようになります。コーチとしてなら「クライアントの利益100%(コーチ自身の利益0)」という意識状態のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマを外しながら行うのはゴール設定。1)現状の外であり、2)心から望むものを、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)に設定していくことで、「全抽象度にわたる自分の存在」をますます感じることができるようになります。

 L-09920218月シークレットレクチャー -01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

 

バランスホイール

 

 

 「全抽象度にわたる自分の存在」は高次元ほどイマジネーション次第なのに対して、「物理次元上の自分」は時間と空間が特定(限定)されてしまいます。例えば、東京で苫米地博士のセミナーに参加しているとき(生涯学習)、私は鹿児島でコーチや医師として働くことができません(職業)。家族と過ごすことも、趣味に没頭することも、あるいは休養することも(健康)。

 Q-347:自身の人生を変えるvol.4;「走りながら考える」 同時並行“の意味>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32562546.html

 

 だから、全抽象度にわたる自分の存在(=バランスホイール)」を自由に感じながら、「物理次元上の自分」を“自分”で特定(選択)していくことが大事

 (この場合の“自分”とは、ゴール側の可能世界w1のこと↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 私は、それが「抽象度の高い世界できちんと行きたい(生きたい)ゴールがあって、物理的な抽象度でもなんらかの行動をしている」という“ゲバラ主義”の真髄だと思っています

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 シンプルに言い表すと、「抽象度×バランスホイール」。それが

F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 

 研修や講演で「思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる」といった話をすると、必ずといっていいほど不満げな表情を浮かべる人がいらっしゃいます。

 そのような方々にお話しを伺うと、たいてい「思いどおりに生きられたら誰も苦労はしない」「誰かが我慢をしなければ社会は成り立たない」といったコメントが。皆さんはいかがですか?

 F-163:アンチからウィズ、そしてウェルへ vol.1「生」;好きなことだけやる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 きっと辛い記憶があるのでしょう。

私も「自分(と一族)さえよければいい」といった人たちと関わり続けた経験があるので、「抽象度が低いままの自由自在」のインパクトを身にしみて理解しています。

(理解の一例がこちら↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 やはり、大事なのは抽象度。空(くう)を志向し、より高い抽象度次元を目指す心構え(habitattitude)が何よりも大事です。そんな空観をベースにした「思いどおり」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

その「思いどおり」とは、「自分勝手」「自己中心」といったものではなく、抽象度が下がるほどリアルになっていく煩悩をしっかりコントロールした上でのもの。

それこそが「自在観る」ということだと思っています。

L-07520211… -04;抽象度を上げてIQを向上させる苫米地式トレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29486824.html

 

 煩悩をコントロールし、「自在観る」ための方法が

 

以下、苫米地博士の著書「脳の呪縛を解く方法」(KADOKAWAp104)より引用します。

 

 

脳のバイオパワーを利用する方法

 いつも指摘するように、私たちは言語宇宙に生きています。赤信号でクルマを停止させるのも、青信号になってから横断歩道を渡るのも、私たちが道交法という言語宇宙の中で生きているからです。

 正確にいえば、この言語宇宙は、あくまで左脳言語野の言語宇宙です。右脳言語野の言語宇宙は、土偶の時代からおよそ1万年という年月を経た現代にいたって、すっかり忘れ去られた感があります。

 しかし、それが現代人に不必要かといえば、決してそうではありません。

 バイオパワーの源泉であるということからもわかるように、右脳言語野の言語宇宙は、いまだに私たちを規定しています。

 左脳と右脳は、つねに電気信号が行ったり来たりし、同時発火しています。その意味では、左脳言語野と右脳言語野の言語宇宙は、まったく異なっているのではなく、ある程度一致しているか、そう大きくは異なっていないといえるかもしれません。

 

 私は、社会の中で期待される言語というものを本当に解析する鍵があるとすれば、それは右脳言語野にあると考えています。

 正義という言葉を使うことが適切かどうかはわかりませんが、人間それぞれが論理として受け入れ、報酬系を働かせることで実践する正義とは別に、右脳言語野が想定する「何らかの正義」が存在しているということです。

 

 正義があり、それに合致すると報酬系が働き、心地よく感じるためにそれに従って行動してしまう。あるいは逆に、それから外れると報酬系が逆向きに働き、気分が悪いからそういう行動をしない。私たちはそれを、バイオパワーと呼ぶわけです。

 人間は、このバイオパワーによって最終的には自分で自分を縛っています。

 それは、いわば良心です。そして、その良心の出所は、人間が生得的に持っている、「本当に自分を見ている眼がある」という感覚でしょう。

 社会の中で期待される言語を右脳言語野が導いたとき、おそらく人間は新しい目覚めを迎えるはずです。それは、そんなに遠いことではありません。

 権力のバイオパワーに取り込まれることなく、自分を客観的に見つめ、その時を待つことは、かつて私たちが経験したことのないほど大切で重要なことになった、そう考えなくてはならないのです。

 引用終わり

 

 

 社会の中で期待される言語を右脳言語野が導いたとき、人間は新しい目覚めを迎える

 

 それが“calling”であり、ゴール(w1)に触れた感覚。

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 全抽象度にわたる自分の存在」がゴール側の“自分”として「物理次元上の自分」を導くことが「自在観る」

 

さらにいうと、「本当に自分を見ている眼がある」という感覚が生みだす良心(右脳言語野)が「自在観る」のコアであるはずです。

 L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

F-321につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

「物理次元上の自分」は、時間と空間が特定(限定)されてしまいます。例えば、東京で苫米地博士のセミナーに参加しているとき(生涯学習)、私は鹿児島でコーチや医師として働くことができません(職業)。家族と過ごすことも、趣味に没頭することも、そして休養することも(健康)

 

 だからリソースプランニングが重要!

 リソースとしてとくに大事なのが「時間」と「〇〇」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は11/26(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32734556.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-061~:バイオパワー(生権力)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

F-206~:マトリックス/Matrix

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

F-299~:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425725.html

Q-255:バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

S-04-18:自分が相手100%であっても、相手が自分を100%思ってくれなければうまくいかないのではないでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23583010.html

 

 

脳の呪縛を解く方法




L-130202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート -11;「スピリチュアルペイン」と「自分」と「自由」と「本当の幸せ」の関係

 

 202111月、鹿児島県の医療法人で認知科学やコーチング理論を用いた研修を行いました。テーマは「心豊かに働き、心豊かに生きるために」。

 当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御質問や御意見(橙色で表示)に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;イントロダクション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32612689.html

 02;「心豊か」はゴール次第

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32648883.html

 03;ゴールがスピリチュアルペインを解決する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32663640.html

 04;ゴールが見つからないときは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32698474.html

 05;働く仲間とゴールを共有するワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32710871.html

 06;マインドが変わると、“現実”が書き換わる(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32748380.html

 07;すべては自分次第。その自分とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32763806.html

 08;「苫米地式コーチング」にとって最も大切なポイント

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32797793.html

 09;セルフトーク×エフィカシー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32812936.html

 10;自己充足的予言×エフィカシー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32846862.html

 11;「スピリチュアルペイン」と「自分」と「自由」と「本当の幸せ」の関係

 

 

 「簡単」を、easyではなく、simpleととらえることが重要!

それができると、自己充足的予言を繰り返すうちに人生全体をますます豊か(well-being)に書き換えていくことができるようになります。なぜでしょう?

 

 私の答えは「抽象度が上がる」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度が上がると、「たくさんの“部分”を1つ上の視点で統合する」ことができるようになります。ゲシュタルト化です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 さらに抽象度を上げると、「ゲシュタルト同士(部分)を統合し、もっと大きなゲシュタルト(全体)をつくる」ことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 そのたびに“意味”がわかるようになっていきます。理解が深まるから。

 その積み重ねが、人生全体をますます豊か(well-being)に書き換えていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 それが「Total(全人的)」という感覚

 

 

□身体的・精神的・社会的・スピリチュアルに関しての内容が印象深かった

□スピリチュアルペインを含めたTotal Pain(全人的苦痛)の考え方についてもっと知りたい

 Total Pain」とは、「身体的」「精神的」「社会的」「スピリチュアル」という4つのゲシュタルトでの苦痛(pain)を、「Total(全人的)」という1つのゲシュタルトでみるという考え方です。それは「抽象度を上げて理解を深める」ということ。

 L-00120201… -01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 

 

全人的苦痛(トータルペイン)

厚生労働省HP>第2回終末期懇談会 資料2-2より引用

終末期医療に関する懇談会 (mhlw.go.jp)

 

 

 その4つ(「身体的」「精神的」「社会的」「スピリチュアル」)は、じつは、「健康」の定義と関係します。

 

 

□「Well-being=WHOの“健康”の定義を初めて知りました

 …WHOWorld Health Organization、世界保健機関)は、健康を基本的人権の1つと捉え、その達成を目的として設立された国際連合の専門機関。本来は自由を守る側です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

1998年にWHO執行理事会で採択された「健康」の定義がこちら↓

(ただし、その後のWHO総会では採択が見送られています)

 

 Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual, and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

 

健康とは、身体的に、心理・精神的に、スピリチュアルに、そして社会的に完全に良好な(well-being)ダイナミックな状態であり、単に病気がないとか、弱っていないということではない

 

 本編(L-121)でも触れましたが、この定義にはいくつか問題(課題)があります。はっきりしない方はこちらを再確認してください↓

 (「コーチングのコア」とも大いに関係します)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32648883.html

 

 

total pain4つの痛み。身体的・精神的・社会的痛みは聞くことがあったが、スピリチュアルペインのことは初めて聞いた

 初めて聞いた」は「今までスコトーマに隠れていた」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマが生じる/外すポイントは3つ。何でしょう?

 

 そう、①知識、②重要性、③役割(責任)。

 この研修を縁に「スピリチュアルペイン」のことを知っても(①をクリア)、②重要性が低いままだとすぐに忘れていきます(=再びスコトーマに隠れる)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 だから②重要性が大事。その重要性とは何?

 

 通常は無意識下でのブリーフシステム(Belief System)の判断です。それは「他人や社会の価値判断で生き続け、過去に囚われている」ことを意味します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 では、どうすればいいのでしょう?

 

 

□スピリチュアルペイン。「私はどうして生きている」→人生の目的であり、未来を作り出すものというのが心に残った

 答えは「人生の目的」をゴールとして設定し、「未来を作り出す」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

QOLについて。トータルペインについて

 そのゴールが、自らの自由意思で設定したゴールこそが、QOLQuality of Life、人生の質)を高めます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 ゴールに向かう人生そのものがwell-beingです。

 F-176:“幸福(well-being)”とは?… -1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 

 

□自分とは何かを知りたいです

 とてもいい感想です。ぜひ「自分とは何か?」と問い続けてください。

 PM-02-17:自我

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「自分」は自分で100%選択することができます。人はもともとその能力と自由を持ち合わせています。ところが、様々な理由により、本当の「自分」はスコトーマの中のまま。

 F-0543つのロック(&1つのキー)<ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 以下、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス、p151)より引用します。「スピリチュアルペイン」と「自分」と「自由」と「本当の幸せ」の関係をイメージしながらどうぞ。Feel

 

 

本当の幸せを考える

 皆さんがどんな幻想を持つかは、皆さんの自由です。

 しかし、その幻想には、何の根拠もありません。また、皆さんの幻想が仮に自分自身の理想像だったとしても、本当に自分が生み出したものかどうかを考えてみてください。

 何度も述べますが、「社長になること」は、自分で生み出したものではありません。偶然、取締役会で選ばれ、株式総会で承認されるだけです。しかも、とても狭い空間、短い期間での話です。所詮は約束事。理想像にはなりません。

 そもそも「社長になること」という理想像は、本当に自分が選んだものであるかどうかすら怪しいものです。他人に洗脳されているが故に、理想と思い込んでいるのかもしれません。

 どちらにせよ、自分で選択した理想が「社長になること」では、抽象度が低いと言わざるを得ません。

 理想像を描くのであれば、もっとユニバーサルな姿を選んでください。社長職のような一時的な約束事ではなく、時間と空間を超えても通用するものです。

 高い抽象度を持ってすれば、必ず描けるはずです。

 ユニバーサルな理想像も幻想には違いありませんが、皆さんが「幸せ」になりたいのであれば、幻想であったとしてもできるだけ大きくするべきです。

 「社長になること」が本当に、幸せと言えますか? 自分で生み出していない役割が、幸せにしてくれると思いますか? ごく限定された空間と時間だけしか通用しない約束事が、本当に幸せをもたらせてくれると思いますか?

 答えは、「いいえ」です。

 社長職が、取締役会と株主総会で決まる以上、周囲の人々が頭を下げるのは、社長ではなくその承認事項です。そして、承認事項の有効範囲は、ごく限られた範囲です。そんなもので幸せになれるはずがありません。

 確かに、社長になった瞬間は嬉しいかもしれません。ゴールを達成したような幸福感に満たされるかもしれません。しかし、一瞬です。嬉しいのは、社長になった瞬間だけです。

 

 人間は何のために、理想を持つのでしょうか?

 それは、幸せになりたいためです。

 であるならば、一瞬ではなく、より広い空間で永続的に続く幸せを手にするべきでしょう。

 理想を見つけられないから、とりあえず目先の社長を目指すことから始める考えもあるかもしれません。しかし、これだけは断言しておきます。

 人生は短い、と。

 まず、社長になってそれから次を……では遅いのです。人生は短い。そんな悠長なことを言っている場合ではありません。

 企業に勤めて、平社員から順調に出世したとしても、今の日本では社長になる頃には50歳を過ぎてしまいます。その年齢から考えると、社長としての期間はせいぜい15年ほどしかないでしょう。その15年のために、その他の人生を無駄にしていいのでしょうか。

 社長になってから、よりユニバーサルな理想像を追い求めるには、時間が短過ぎます。

 そうではなく、「今、この瞬間が」徹底的に幸せになれるような理想像を思い描くべきです。5年後、10年後の一瞬の幸せではなく、「今が幸せ」という永続的な幸せを理想にするべきです。

 もっと言えば、そもそも理想像そのものが要りません。なぜなら、理想は幻想だからです。

 

 将来、社長になった時に感じる嬉しさよりも、はるかに大きい嬉しさを今味わえるようにする、これが本書の「自由」の目的です。

 そして、そのためには、理想は幻想だということを知るべきです。

 理想が嬉しいはずがありません。なぜならば、幻想だからです。理想を達成すれば、益々それが幻想だったことを痛感するはずです。理想を達成する前も、達成した後も幻想です。

 理想を達成するよりも、今の自分が嬉しいと思うことは何か。

 そのことについて、今一度じっくり吟味してみてください。

 本当に楽しいこと、本当に嬉しいことは何かを探してみてください。

 楽しいこと、嬉しいことを見つけることが難しいと思う人は、自分が何をなすべきかを考えてみてください。自分が社会に対して果たす役割を考えてみるのです。

 引用終わり

 

 

理想が嬉しいはずがありません。なぜならば、幻想だからです。理想を達成すれば、益々それが幻想だったことを痛感するはずです。理想を達成する前も、達成した後も幻想です。

 

□心豊かに過ごす。泣いても一生、笑っても一生の理念で生きています

 「自分」とは幻想です。それどころか、すべてが幻想です。それを理解することが空観。すべて幻想だからこそ、私たちは本質的に「自由」だといえます。

 その自由な心で仮の役割を決めることがゴール設定。幻想だから仮なのだけれど、その仮を本気で生きることが仮観です。

 そして、すべて空だとわかりながら、同時に本気の仮で生きることが中観。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

中観だから、「泣いても」希望を失わず、「笑っても」傲慢になることはない

 

 そんな安定した穏やかな心自体が、「本当の幸せ(well-being)」だと私は思っています。

 

L-131につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は11/26(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32734556.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-121:「あぁ生まれてきてよかったな」で思いだす一例

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21142618.html

F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

F-257~:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421948.html

Q-294~:孤独を感じています。私はどんなゴールを設定すればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423127.html

 

 

幻覚と覚醒

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 幻想と覚醒 eBook : 苫米地英人:

 



L-129202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート -10;自己充足的予言×エフィカシー

 

 202111月、鹿児島県の医療法人で認知科学やコーチング理論を用いた研修を行いました。テーマは「心豊かに働き、心豊かに生きるために」。

 当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御質問や御意見(橙色で表示)に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;イントロダクション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32612689.html

 02;「心豊か」はゴール次第

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32648883.html

 03;ゴールがスピリチュアルペインを解決する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32663640.html

 04;ゴールが見つからないときは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32698474.html

 05;働く仲間とゴールを共有するワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32710871.html

 06;マインドが変わると、“現実”が書き換わる(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32748380.html

 07;すべては自分次第。その自分とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32763806.html

 08;「苫米地式コーチング」にとって最も大切なポイント

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32797793.html

 09;セルフトーク×エフィカシー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32812936.html

 10;自己充足的予言×エフィカシー

 

 

 前回までRAS&スコトーマについて確認しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 私たちの認識はその時の重要度でダイナミックに変化しています。その重要度を決めているのがブリーフシステム(BSBelief System)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そのBSを構築するのは「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」。それらの記憶とは、主に“失敗”の記憶です。人の記憶のメカニズムは失敗駆動型なのです。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 心に刻まれた“失敗”の記憶は、否定的なセルフトークを生みだしてしまいます。

 Q-276~:セルフトークのマネジメントについて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421937.html

 

 

□自己充足的予言を否定的な形で行うことが多いので、良い方向に向かうように意識して行いたいと思います

 心に刻まれた“失敗”の記憶は否定的なセルフトークを生みだしてしまうため、「自己充足的予言を否定的な形で行う」ことになってしまいがちです。

だからこそ、自分の中に生まれる言葉(=内省言語)をコントロールすることが重要。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 その第一歩が「モニタリング」。そして、常にモニタリングしながら「良い方向に向かうように意識」していくことが「ラベリング」です。

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 ところで、「良い方向」とは何のことでしょう?

 

 そう、ゴールに向かう方向のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 コーチングの元祖で苫米地博士の師でもあるルー・タイスさんは、「夜眠るとき、明日はいい日になると思って眠りなさい。朝起きるときは、今日はいい日になると思って起きなさい」とよく語られていたそうです。

 そのルーさんの言葉に「ゴールが先。認識は後」というものがあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

認識をゴール側からしっかり作っていくための大切な縁起が、「自己充足的予言」であり、「セルフトーク(内省言語)のコントロール」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

□「自己充足的予言」。朝仕事に来る前に必ず「今日もいい1日でありますように」と声に出しているので、良いことだったのだと思いました

 素晴らしい習慣です。ちょっと工夫すると、さらに素晴らしくなりますよ。

じつは「今日もいい1日でありますように」には改善点があります。前回取り上げた「セルフトークの4つの段階」を再確認しながら、スコトーマを外し、その改善点を見つけてください。目指すのは第4段階です。

 (前回のブログ記事↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32812936.html

 

 

□「今日はいい日になる」と念じて過ごしていくこと。ステキだと思いました

 そのとおり。自己充足的予言を常に行っている人は、とっても「ステキ」です。なぜでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「30代で思い通りの人生に変える69の方法」(泰文堂、p211)より引用します。「ステキ」の理由を感じながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

63 自分の評価を下げる言葉を口にしない

 エフィカシーを下げ、それを維持するために注意してほしいのは、悪口や皮肉を口にしないことです。

 じつは、人が他人の悪口を言う理由は、その人のエフィカシーが低いせいなのです。

 なぜなら、悪口は、相手を引きずりおろそうとする無意識の意図があるから、口をついて出てきます。いったいどこに相手を引きずりおろそうとするのかといえば、それは自分の低いコンフォートゾーンに、ということです。それが自分にとって心地よいということは、当然、エフィカシーも低いわけです。

 その逆に、エフィカシーの高い人は、コンフォートゾーンも高いため、相手を引きずりおろそうとするようなことは決してしません。当然、相手の悪口や皮肉を言うこともないわけです。

 また、「しまった」とか、「何やってんだ、オレは」というように、自分を貶める言葉も口にしないことが大切です。

 こうした言葉を自分に投げかけると、そのことによってやはりエフィカシーが下がります。たとえ何か失敗したときでも、「自分らしくない」と思えばいいのです。決して、自分を否定してはいけません。

 もちろん、隣の人が失敗したときも、それを咎める言葉は自分のエフィカシーを下げてしまいます。ここでも相手を否定するのではなく、声をかけるとすれば「君らしくないね」という言葉がぴったりです。

 とにかく、あなたは今後、エフィカシーの高い人として生きていくわけですから、自分で自分のエフィカシーを下げる必要はありません。

 こうした態度が身につけば、周囲の人との人間関係が悪くなることもなくなります。逆に、その人に対する評価はどんどん高まっていきます。エフィカシーの高い人というのは、そういうものなのです。

 ▶高いコンフォートゾーンを目指し続ける

 引用終わり

 

 

 自己充足的予言を常に行っている人が「ステキ」なのは、エフィカシーが高いから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 苫米地博士の言葉どおり、エフィカシー(Efficacy)が高い人は、コンフォートゾーン(CZComfort Zone)も高くなります。相手を引きずりおろそうとする言動は微塵もなく、悪口や皮肉を言うことも絶対にありません。

常に優しく、余裕があり、ニコニコ笑顔で未来志向 だから「ステキ」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 それがコーチングマインドであり、コーチングを実践する者の姿です。

 それは苫米地博士がしっかり示してくださっている“近未来のブッダ”の姿であり、人類がやがて実現する社会のカルチャーでもあるはず。

 F-026:最近の研究・調査で明らかになった日本の課題とその解決法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 

□マインドコントロール。「心豊かは自分次第」という言葉が印象に残りました

 心豊か」に限らず、目の前のすべてが自分の心次第です。本当は。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」とvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 だから、「すべて自分次第」にするという覚悟(=自責)が重要です。

 S-04-05:自責の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22669112.html

 

 

□自己充足的予言の簡単なやり方が聞けてよかったです。「『簡単』を、easyではなく、simpleととらえることが重要」という言葉が印象に残りました

 とても重要なことに気づかれています。「簡単」をsimpleととらえることができると、自己充足的予言を繰り返すうちに人生全体をますます豊か(well-being)に書き換えていくことができるようになります。なぜでしょう?

 

続きは次回に。

(ヒントはこちら↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

L-130につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は11/26(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32734556.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-311~:デジタル自傷行為

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426481.html

L-08420213月シークレットレクチャー -07;内省言語を「言語を使わないで引き起こす」ために

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30160964.html

Q-271~:現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね ~綸言汗の如し~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421412.html

Q-317:今、逃げましたよね? <中編;怒っていい時の条件>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31628205.html

Q-331:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています <vol.6;新しいゲシュタルトに人格をうつす技>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31993466.html

 

 

30代で思い通りの人生に変える69の方法

Kindle版はこちら↓

30代で思い通りの人生に変える69の方法 | 苫米地 英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 



L-126202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート -07;すべては自分次第。その自分とは

 

 202111月、鹿児島県の医療法人で認知科学やコーチング理論を用いた研修を行いました。テーマは「心豊かに働き、心豊かに生きるために」。

 当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御質問や御意見(橙色で表示)に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;イントロダクション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32612689.html

 02;「心豊か」はゴール次第

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32648883.html

 03;ゴールがスピリチュアルペインを解決する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32663640.html

 04;ゴールが見つからないときは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32698474.html

 05;働く仲間とゴールを共有するワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32710871.html

 06;マインドが変わると、“現実”が書き換わる(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32748380.html

 07;すべては自分次第。その自分とは

 

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 中でも多かったのが「心理的盲点」について。そう、スコトーマです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ブログ記事では割愛しましたが、研修では実際にスコトーマを体験していただきました。驚きやワクワクなどの体感を伴って理解することはとても重要です。なぜでしょうか?

 

 

□ゲシュタルトとは何ですか?

 「体感を伴って理解する」ことが重要なのは、「ゲシュタルトができる」から。強く記憶に刻まれながら意味づけされ、ゲシュタルト化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

ゲシュタルトとは、「全体と部分とが双方向的に意味を与える統合された概念構造」のこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ゲシュタルト化=概念化されてはじめて、情報は知識になります。

 L-09320217月シークレットレクチャー -05;大量の情報を得て、知識化していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30566304.html

 

 

 □「〇〇しか方法がないと思うとそれしか見えなくなって新しい意見をくみ取れない」に納得しました

□知識がスコトーマを外すための邪魔をすることが印象的だった

 スコトーマを外すためのポイントは 1)知識、2)重要性、3)役割(責任)の3つ。ところが、その知識が新たなスコトーマを生みだしてしまいます。いわゆる「思い込み」というやつです。その思い込みを防ぐことはとても重要。なぜだと思いますか?

 

 私の答えはこちら↓

 L-01020201… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 

 2つの絵を見たが〇〇に見えますと言われたら見えるが、あと1つも〇〇に見えますねと言われるとそう見えるって不思議でした

 思い込みを防ぐために役立つのが、先ほどの「体感を伴って理解する」の“体感”の記憶。簡単にいうと、「未知の出来事や可能性に『ドキドキ』『ワクワク』する」こと。

 Q-281~:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422146.html

 

 1980年代に情報空間における不完全性が証明されました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 驚くべきことに、最初に不完全性が証明されたのは1930年代です(ゲーデルによる自然数論における不完全性の証明)。その頃には物理空間における不完全性(不確定性原理)も明らかにされつつありました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 不完全性が意味するのは、「学びに終わりはない」ということ。それは「今まで学習してきた知の体系には必ず先(さらなる高次元)がある」ということであり、「どこまでも進化・向上できる」ということです。ドキドキ・ワクワクしませんかw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 □「自分次第で変わる」という言葉が心に響きました

 その「どこまでも進化・向上できる」という確信こそが自由!

 「心に響いた」のは、きっと自由を感じたからでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 コーチングにおける重要な概念と重ねると、自由だからこそエフィカシーを上げ続けることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 エフィカシーとは、「自分のゴール達成能力の自己評価」のこと。全部自分の話ですので、上げるも下げるも自分次第のはず。ところが、多くの人はエフィカシーを上げることができません。それどころか、意図せずにお互いのエフィカシーを下げあっています。

それが現代社会が直面している課題。

F-026:最近の研究・調査で明らかになった日本の課題とその解決法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 なぜ人はエフィカシーを上げられず、むしろ下げて(下げあって)しまうのでしょう?

 

 答えは“自分”にあります。そう、ブリーフシステム(BSBelief System)です。

 

 

 □気持ちの持ち方、考え方で周囲の状況が変わって見えることが印象に残りました

 周囲の状況」は、各人の認識次第です。

 F-175:脳内を書き換えると「環境」が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

 

その「認識」を生みだすものが、これまでのブリーフシステム(BS)。それは「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」で構築されています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

つまり、“自分”には他人のモノサシや社会の価値観がたっぷり刷り込まれているということ。しかもすべて過去!

F-241:トレーニングは「昨日の自分を超えていく自己確認」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28695996.html

 

だから、エフィカシーを上げることは簡単ではないのです。今の自分は本当の“自分”ではないというのに、その事実を知らないまま(←スコトーマ)“自分”を封印し続けているから。

F-0543つのロック(&1つのキー)<ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

そのBSとは、現在のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のことでもあります。

 CZとは、「その人にとって心地がよい空間」のこと。その「心地がよい」は過去の記憶により作られた「私は〇〇」「社会は△△」といったイメージであり、必ずしも“よいもの”ではありません。

 例えば、不平・不満・愚痴・悪口・文句ばかりの人は、それらがCZになっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そのCZはホメオスタシス(恒常性維持機能)によって強力に維持されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 だから簡単には変われません。そもそも違う世界を認識することができず、仮に認識できたとしても変われないのです。

先の不平・不満・愚痴・悪口・文句ばかりの人でいうと、それらを是とするもの/ことが強烈に維持され続けます。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 そんなBSをゆらがし、CZを突破する新たな縁起がゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴールは1)現状の外、2)心から望み、2)人生のあらゆる領域に設定するもの(バランスホイール)+4)自分中心を捨て去る。

L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

自分中心を捨て去った現状の外とは、今までのBSでは認識さえできないもの/ことであり、これまでのCZを遥かに超えたもの/こと。それはより高次の抽象度次元にあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

ゴール設定とは、認識している世界から何かを選ぶことではなく、「認識する世界」そのものを生みだすことです。

Q-279:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」と

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29637526.html

 

 だから、ゴールが大事!

 「ゴールが先、認識は後」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

L-127につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記-

 □スコトーマが大事だとわかりました。今日もいい日だと思えば、今日もいい日になる!

 目の前の世界はすべて自分次第。その自分とは、過去の記憶でつくられたBSのことではなく、ゴール設定で新たに生みだすBSCZのことです。

 ゴールが新たなCZになると、「今日もいい日」と本気で感じられるようになります。すると、ゴールに必要ないもの(Nil)はすべて“ノイズ”。

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

以下、苫米地博士の著書「201冊目で私が一番伝えたかったこと」(ヴィレッジブックス、p29)より引用します。

 

 

ゴールを設定すれば、必要ないものはすべてノイズになる

 私たちは往々にして学校や会社の人間関係などにおいて、他人のちょっとした言動に傷ついたり、悩んだりします。時にはそれが修復不可能なほどの傷になり、トラウマになるかもしれません。あるいはそこまでいかなくても、一日中、嫌な気分に苛まれ、毎日が陰うつで仕方ない状態になるかもしれません。

 しかし、ここでちょっと視点を変えて見てください。

 あなたが他者の言動が気になり、それによって傷つくのは、あなた自身の内面に問題があるのではないか。このように言うと、「現に今ここに傷ついている自分がいるのになんて冷たい!」と思われるかもしれませんが、自分の中に夢やゴールがあれば、ゴールに関係のないものはすべてノイズ(すなわち、他者の言動や無責任な発言など)として認識され、気にならなくなるはずです。

 

 そう、ゴールを高く持つことができれば、もっと厳密に言えば、エフィカシー(自分のゴール達成能力の自己評価)が高ければ、他人の評価は全く気にならなくなるのです。

 もちろん、前に触れたようにゴールは初めから鮮明に見えるわけではありません(最初から明確なゴールは偽物と疑うべきです)。しかし、第2章で紹介するアファメーションというコーチングの手法によってコンフォート・ゾーンがゴールに合致したものにずれると、結果としてエフィカシーが上がり、スコトーマ(心理的盲点)が外れてゴールの道筋が見えてくるのです。このとき、同時にゴールに関係のないものはスコトーマの働きで自然と見えなくなります。

 この段階になれば、ゴール達成に関係のない他者の言葉は道端に落ちているゴミと同様、全く気にならなくなります。いや、気にならなくなるというよりは、意識に上がらなくなるといった方がいいでしょう。

 なお、スコトーマが生じる原因にはRASという脳の機能が大きく関係していることがわかっています。

 RASReticular Activating System)とは、脳の基底部にあり、網様体賦活系と呼ばれる脳の活性化ネットワークを形成するもの。自分にとっての重要度に基づいて、遮断する情報と受け入れる情報を分ける、フィルター機能を果たすものです。RASによって遮断された情報がスコトーマになります。

 引用終わり

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は11/26(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32734556.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

Q-192~:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410371.html

Q-271~:現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね ~綸言汗の如し~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421412.html

Q-314~:こんな私に誰がした

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425205.html

 

 

201冊目で私が一番伝えたかったこと

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 201冊目で私が一番伝えたかったこと 電子書籍: 苫米地英人: Kindleストア

 



このページのトップヘ