苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ) ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:ヒーリング

Q-183:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか? -07;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.2(ワーク付き)

 

 ちょっと前の話になりますが、認知科学者 苫米地英人博士のコーチング系セミナーに参加した際、受講者からこのような御相談をいただきました。

 

Q:母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

「家族にはコーチングしない」ことを念頭に、母を「壮年」世代、祖父を「老年」世代と抽象化すると

 コーチとして壮年にどのように接するべきか?

 コーチとして老年にどのように接するべきか?

 家族として壮年にどのように接するべきか?

 家族として老年にどのように接するべきか?

 と分類することができます。

(前提も「老病死が顕在化」「老病死に向き合いながら生活中」と抽象化)

 

 じつは、「老年(老人)」に対するコーチングについては、ヒーリングのポイントとともに過去のブログ記事で考察しています。「青年(若者)」向けのコーチング&ヒーリングのポイントも取り上げています↓

 F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 このシリーズは、上記ブログ記事の続編として、「壮年(中年)」に向けたコーチング&ヒーリングのポイントを掘り下げていきます。キーワードは「I×V=R」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 シリーズの最後は「家族としての接し方」。そこは苫米地博士の著書「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)を読み解く形でまとめていきます。ぜひお読みください(Kindle版↓)。

 がんを克服できる脳 【特製音源CD無しバージョン】 | 苫米地英人 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon

 

 

 01;家族にコーチングしない理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 02;エネルギーと創造性の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 03;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 前編(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25131114.html

04;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 後編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25153337.html

 05;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 理論編(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25194921.html

 06;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.1(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25217507.html

 07;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.2(ワーク付き)

 

 実践編は「ゲシュタルトを巨大化する」ための思考法がテーマ。その思考法とは「コンセプチュアル・フロー」です。

以下、認知科学者 苫米地英人博士の「苫米地 思考ノート術」(牧野出版、Kindle版あり)より4回に分けて引用します(今回は2/4)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

 〇 コンセプチュアル・フローの思考法

 ノートにおけるこの思考法をここで整理しておきます。復習を兼ねてです。

 講演会やセミナーに行った、授業に出た、新聞や雑誌を読んだ、取引先との会議に出席した、など状況はなんでも結構。

 

 ノートに書くのは相手の言葉ではなく、自分で考え感じた言葉です。つまり認識です。そこから抽象度を上げ上位概念を考えます。しかし、あくまでも、ゴールから見た言葉(抽象度)でなければ意味がありません。

 もちろん、自分のゴールを決めることが大前提です。決めたゴールはいつでも引き出せるようにしておきます。

 

 書き込んだバラバラな言葉の関係性を見つけます。物事のすべてに関係性があることは十分にわかっていますね。どんな関係があるのか、ラベリングをします。ラベリングしていくうちに新しい認識が生まれることもあります。

 

 ノート全体を眺めることで、ひとつのゲシュタルトが見えてきます。できあがったノートはいつも持ち歩くことです。違う場面で状況が変わったら、ノートを取り出し、その上に新しい認識を書き込みます。また新しい1つ抽象度が上がったゲシュタルトができます。そうして毎日の生活を送っていると、だんだん抽象度が上がり、ゲシュタルトも高いものになります。

 

 ノートの書き方にルールはまったくありません。ゴールと時間の流れ、それに抽象度を意識していれば、気づいたこと、思ったことを自由に、どんな順番でも好きな位置に書いていけばいいのです。抽象度も時には下がることもあります。そのことに囚われず書き込んでいくことです。

 ノートを書きながら「~しなければならない」と思ったら、そのときは「自分はいま奴隷の思考」に縛られているのだということに気づき、即刻「奴隷の思考」から自分を解き放つ必要があります。

 ずっと「ノートはこう書かなければいけない、抽象度は下から順に考えなければいけない」などと思っていると、一生コンセプチュアル・フローの思考方法は身につきません。

 

 ただし、だれかに説明するときには抽象度を下げ、できるだけ具体的にわかりやすくします。抽象度の高い言葉でいくら説明しても、他人にはわかってもらえません。

 コンセプチュアル・フローが、私とルー・タイスが共同開発した自己改革プログラムTPIETice Principles in Excellence)と似たようなものだな、と思った人のためにお断りしておきます。

 「コンセプチュアル・フロー」は、コーチングプログラムであるTPIEのシステムとは異なるものです。関係があるとすれば、認識しているものしか存在しないということ、ゴールがあるから認識が生まれ、認識があるから何らかの存在があるという考え方です。これをノートという形にして認識が見えるようにしたのがコンセプチュアル・フローです。

 引用終わり(続きは次回に)

 

 

 意識に上げるのは「ゴール」「時間の流れ」「抽象度」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

 

 まずはゴール! ゴールからすべてが始まります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 “現状の外”にゴールを設定すると、それまでの重要度が変わっていきます。重要度とは評価関数(重要性関数)のこと、つまり自我が書き換わっていくのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 するとRASのフィルターを通過する情報が変わり、スコトーマが外れ、新たな認識が生まれます。その認識をどんどんノートに書き込んでいきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 たくさんの認識(ノートに書き込んだ言葉や絵)をゴール側(未来側)の高い抽象度次元から眺めていると、突然、関係性がみえてきます。

 (しっかりリラックスしているのがポイント。逆腹式呼吸をお勧めします)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 それが“ひらめき”の瞬間。「あっ、わかった」というピュアな感動とともに、とてもスッキリするようなクリアな体感を感じるはずです。それは(より大きな)ゲシュタルトができた体感。部分と全体の双方向的な「知識のゲシュタルト」ができあがり、理解が深まっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 生まれた新たな認識をさらにノートに書き込んで、どんどんゲシュタルトを巨大化していきましょう。もちろん、have toはなしで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 

コンセプチュアル・フロー(ゴールと認識)2P

「苫米地式 思考ノート術」(Kindle版↓)より引用(一部改)

苫米地式 思考ノート術 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 

 

 最後にワークを紹介します。今回は「抽象度を上げるトレーニング」です。

 

 

 <ワーク:抽象度を上げる>

 シンプルなワークです。「目にしたものについて考える」だけ!

 例1;パソコンは、いつ、どこで、誰がどんなことをきっかけに作ったのか?

 例2;電子レンジには、どんな歴史があって、どんなふうに人に使われてきたのか?

 例3;ワクチンにはどのような種類があるのか? 本当に感染を防げるのか? “効果”とは何か?

 

 子どもに説明するような感じで、わかりやすく、細かく考えていきます。説明には自分なりの解釈を加えていきましょう。目をつぶって、次に目を開けた瞬間、その説明と解釈が目の前に浮かんでいるようになるまで訓練します。

 目の前のすべての存在に対してこのワークを行い、何度も思考を繰り返していくことで、自然に抽象度を上げることができるようになります。ぜひ言語空間をも超えてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

Q-184につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1-

 関係があるとすれば、認識しているものしか存在しないということ、ゴールがあるから認識が生まれ、認識があるから何らかの存在があるという考え方です

 

 それを一言でいえば「縁起」。「存在が関係をうみだす」とみる西洋哲学とは正反対の考え方です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 詳しくは下記ブログ記事を参考にされてください↓

 F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

 縁起の理解と体得はヒーリングやコーチングの実践に必須です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 

 

-追記2

 例3;ワクチンにはどのような種類があるのか? 本当に感染を防げるのか? “効果”とは何か?

 

 新型コロナウイルスのワクチン(mRNA型ワクチン)について、苫米地博士が「バラいろダンディ」で解説されました(202131日放送回)↓

 https://www.youtube.com/watch?v=KZTVjlUMuUc&feature=youtu.be

 

 事実(data)、根拠(warrant)、主張(claim)の3要素を意識しながらご覧ください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 


-参考書籍-

 「苫米地 思考ノート術」(牧野出版、Kindle版あり)

 

 

-関連記事-

 「夢をかなえる方程式 I×V=R」関連はこちら↓

 F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 F-117~Field of Dreams

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

 ゲシュタルト関連はこちら↓

 F-019:「Connecting the dotsby スティーブ・ジョブス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ヒーリングとコーチングの関係についてはこちら↓

 Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

Q-182:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか? -06;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.1(ワーク付き)

 

 ちょっと前の話になりますが、認知科学者 苫米地英人博士のコーチング系セミナーに参加した際、受講者からこのような御相談をいただきました。

 

Q:母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

「家族にはコーチングしない」ことを念頭に、母を「壮年」世代、祖父を「老年」世代と抽象化すると

 コーチとして壮年にどのように接するべきか?

 コーチとして老年にどのように接するべきか?

 家族として壮年にどのように接するべきか?

 家族として老年にどのように接するべきか?

 と分類することができます。

(前提も「老病死が顕在化」「老病死に向き合いながら生活中」と抽象化)

 

 じつは、「老年(老人)」に対するコーチングについては、ヒーリングのポイントとともに過去のブログ記事で考察しています。「青年(若者)」向けのコーチング&ヒーリングのポイントも取り上げています↓

 F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 このシリーズは、上記ブログ記事の続編として、「壮年(中年)」に向けたコーチング&ヒーリングのポイントを掘り下げていきます。キーワードは「I×V=R」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 シリーズの最後は「家族としての接し方」。そこは苫米地博士の著書「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)を読み解く形でまとめていきます。ぜひお読みください(Kindle版↓)。

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 01;家族にコーチングしない理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 02;エネルギーと創造性の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 03;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 前編(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25131114.html

04;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 後編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25153337.html

 05;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 理論編(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25194921.html

 06;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.1(ワーク付き)

 

 すべてはゴール設定(&再設定)からはじまります。

 そして、より高次の抽象度空間を志向することで、さらなる“現状の外”に新たなゴールを思い描くことができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そのとき、以前の“現状の外”は「あたりまえ」に感じられます。あらためて止観すると、すでに「かつては夢だった現実」に生きている事実に驚くでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

  

そのように「本当は驚くような『あたりまえ』をしっかり意識に上げること」が、「I×V=R」の「V」のポイントです。私はそれが「ゲシュタルトの巨大化」の体感だと思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 実践編は「ゲシュタルトを巨大化する」ための思考法がテーマ。その思考法とは「コンセプチュアル・フロー」です。

以下、認知科学者 苫米地英人博士の「苫米地 思考ノート術」(牧野出版、Kindle版あり)より4回に分けて引用します(今回は1/4)。

 

 

〇 コンセプチュアル・フローで考えるのがノートだ

2章、第3章で、ノートの概念、書き方を説明してきました。ノートの基になっている思考方法を「コンセプチュアル・フロー」と言います。私が普段、無意識に行っている思考方法をだれにでもできるようにモデル化して、独自に名づけた言葉です。

 「コンセプチュアル」とは、抽象度が高いという意味です。コンセプチュアルを日本語にすれば「概念化」です。概念はもともと抽象化(アブストラクト)されていますから、「アブストラクト・フロー」とも言います。いま自分が思考していることを、少し高い抽象度で描き直していくという意味です。これがノートの縦軸です。

 「フロー」は時間の流れのこと。物事の関係性は、静的に未来永劫つづくものではなく、ダイナミックに変化します。また、時間は未来から流れています。時間はノートの横軸です。

 

 ノートは「コンセプチュアル・フロー」を目に見えるようにしたものです。抽象度を上げることや時間間隔をつかむことがいかに大事か、わかりましたね。

 

 世間一般に流布しているノート本を何冊読んでも、抽象度を上げていく訓練はまずできません。自分のいまの抽象度で言葉を描いてしまうからです。また、ゴールが設定されていませんから、全部過去の視点で重要なものを決めます。これでは、未来のゴールの視点で重要なものを決めていくことはできません。

 つまり、他の本では抽象思考ができないし、自分の目標(夢と言い換えてもよいでしょう)を叶えることはできません。

 

 いまコンセプチュアル・フローを「思考方法」と言いましたが、こういうふうに言い換えることもできます。

 コンセプチュアル・フローとは、ゴールを達成するために、いま見ている世界よりひとつ上の世界から見た自分の視点をつくる道具(抽象度を上げたゲシュタルトをつくる道具)であり、ゴール側から見て思考をビジュアル化する道具だとも言えます。道具であるからには利用しないのはもったいないではありませんか。

 引用終わり(続きは次回に)

 

 

 ノートの縦軸は「抽象度」。ポイントは「いま自分が思考していることを、少し高い抽象度で描き直していくこと」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ノートの横軸は「時間の流れ」。時間は未来から現在、現在から過去へと流れています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 すると、こんな感じになります(下図)。

 

コンセプチュアル・フロー(縦軸と横軸)

「苫米地式 思考ノート術」(Kindle版↓)より引用

苫米地式 思考ノート術 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 


 余談ですが、私がコンセプチュアル・フローを強くお勧めするのには、「『過去は一切関係ない』という事実を無意識にすり込むことができるから」という理由もあります。

 上の図をご覧ください。横軸である時間に過去はありません。

 ゴール設定&達成に過去は一切関係ありません。これまでの過去ベースのブリーフを、ゴール側から書き換えていきましょう!

 (過去を書き込むことも可能です。その場合、「未来から過去を再評価(統合)する」ことになります)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 では、図の右上(高抽象度、未来)に設定する自身のゴールに向かって、ブリーフを変え、スコトーマを外すヒントとなるワークを御紹介します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 

 <ワーク:スコトーマを消す>

 スコトーマを消す4つのワークです。1以外の3つは「スコトーマをダイナミックにずらして確率を上げる方法」です。連続的にワークを行い、大胆に“ずらして”ください。

 

   知識を増やす

-ただし、知識により新たなスコトーマが生じます。②以下のワークと同時に取り組んでください。

   因果を逆に考える

-未来を「因」とし、現在を「果」とするということ。それが時間は未来から過去へと流れるという感覚です。

   自分の視点を否定する

-固定観念に縛られず、今までの見方を否定してみてください。

   正しいと思っている常識を疑う

-自分の中にある過去の記憶にまつわる判断を「本当にそう思ったのか?」と自問してください。

 

 

 あるスコトーマを消すために新しい知識(思考)を投入しても、その知識でまたスコトーマが生まれます。しかし、連続的に次々と新しい思考に変えていくとスコトーマもダイナミックに動いていきます。そうすると、ある瞬間に今まで見えなかったものが認識できるようになります。それが「スコトーマをダイナミックにずらす」ということです。

 

 思考し続け、思考をひろげていく

 

 そのための強力な思考法が「コンセプチュアル・フロー」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

Q-183につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

固定観念に縛られずに今までの見方を否定する「自分の視点を否定する」というワークは、「無人運転」「自動運転」を抜け出すための重要なワークでもあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 

-追記2

 「あるスコトーマを消すために新しい知識(思考)を投入しても、その知識でまたスコトーマが生まれる」という事実を忘れないことが大切です。ギリシャの哲学者 ソクラテスは「無知の知」と表現しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879896.html

 

 

-参考書籍-

 「苫米地 思考ノート術」(牧野出版、Kindle版あり)

 

 

-関連記事-

 「夢をかなえる方程式 I×V=R」関連はこちら↓

 F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 F-117~Field of Dreams

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

 ゲシュタルト関連はこちら↓

 F-019:「Connecting the dotsby スティーブ・ジョブス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ヒーリングとコーチングの関係についてはこちら↓

 Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

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一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

Q-181:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか? -05;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 理論編(ワーク付き)

 

 ちょっと前の話になりますが、認知科学者 苫米地英人博士のコーチング系セミナーに参加した際、受講者からこのような御相談をいただきました。

 

Q:母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

「家族にはコーチングしない」ことを念頭に、母を「壮年」世代、祖父を「老年」世代と抽象化すると

 コーチとして壮年にどのように接するべきか?

 コーチとして老年にどのように接するべきか?

 家族として壮年にどのように接するべきか?

 家族として老年にどのように接するべきか?

 と分類することができます。

(前提も「老病死が顕在化」「老病死に向き合いながら生活中」と抽象化)

 

 じつは、「老年(老人)」に対するコーチングについては、ヒーリングのポイントとともに過去のブログ記事で考察しています。「青年(若者)」向けのコーチング&ヒーリングのポイントも取り上げています↓

 F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 このシリーズは、上記ブログ記事の続編として、「壮年(中年)」に向けたコーチング&ヒーリングのポイントを掘り下げていきます。キーワードは「I×V=R」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 シリーズの最後は「家族としての接し方」。そこは苫米地博士の著書「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)を読み解く形でまとめていきます。ぜひお読みください(Kindle版↓)。

 がんを克服できる脳 【特製音源CD無しバージョン】 | 苫米地英人 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon

 

 

 01;家族にコーチングしない理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 02;エネルギーと創造性の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 03;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 前編(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25131114.html

04;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 後編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25153337.html

 05;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 理論編(ワーク付き)

 

前回(Q-180)、苫米地博士の著書「苫米地 思考ノート術」(牧野出版)から引用し、博士の(ノートにおける)知識の定義を紹介しました。知識とは「潜在的に他者と共有しうる物事の関係性」のこと。その定義を1)潜在的、2)他者と共有、3)関係性 という言葉に注目して考えてみました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25153337.html

 

最後の関係性とは縁起のことです。「関係が存在を生みだす」という理のとおり、先に関係があるから知識となり、関係がさらなるゲシュタルトを生みだします。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

では、その関係性を生みだすものとは何でしょうか?

 

 答えは、もちろん、ゴールです。「Goal comes first」(by Mr. Lou Tice)!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールは 1)100%want toで、2)自分の中心を捨て、3)“現状の外”

 

 「止められても実現したい」という100%want toのゴールが関係性を生みだします。

この場合の「関係性」とは、コーチング用語ではゴール側のコンフォートゾーン(CZ)のこと、苫米地理論では共有する“情報場”のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 (苫米地博士の超情報場仮説についてはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 自分中心を捨てたゴールは、より抽象度の高い次元に存在します。前回の「2)他者と共有」を情報ではなくゴールととると、高次の抽象度空間への方向性といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

ゴールを“共有”した“他者”の数が増えるほど、抽象度は上がっています。

 わかりやすく表現しなおすと、「たくさんの人が共有しているゴールには矛盾や対立がない」 つまり“無敵”↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 ならば、最初から抽象度の高いゴールを掲げ、共有すればいいと思うかもしれません。しかし、それは容易ではありません。抽象度が上がるほど、通常は臨場感が下がるから。

 (詳しくは下記ブログ記事を参考にされてください↓)

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 そもそも、ゴールは“現状の外”です。だから「潜在的」。ゴール設定時、「関係性」はまだCZの外にあり、“場”はスコトーマに隠れています。そんなゴールを最初からみんなで共有できるはずがありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 まずは各々が抽象度を上げることがスタートです。では、高い抽象度の世界にしっかりと臨場感を感じるためには何を心がけるべきでしょうか?

 

 答えは、やはり、ゴール(設定)。

 ゴールに向かいながらさらなるゴールを志向していると、どんどん抽象度が上がっていきます。抽象度が上がると、より大きなゲシュタルトをつくることができます。

より大きなゲシュタルトをつくる過程で、どんどん知識が増えていきます。ゴール側のCZにホメオスタシス(恒常性維持機能)が働いているからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

すると、ゴールに関する情報(T)ばかりを認識するようになります。RASがゴール(と関連する情報)に対して開くから。その時、目の前の世界そのものが知識のゲシュタルトのように感じられるでしょう。それはゴール達成のためのゲシュタルト。

そうなると、「潜在的な関係性」がどんどん顕在化していきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

そんな「知識のゲシュタルト」が、他者との物理空間での共有、すなわち実装(インプリメンテーション)を可能にします。

(再度紹介しますw↓)

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

ここで抽象思考のための準備運動的なワークを2つ紹介します。

 

 <ワーク:前頭前野へのドーパミン分泌を促す>

 

   うまく抽象思考ができたときの状態を記憶し、思い出す

-「鼻を触る」「おでこ(アジュナーチャクラ)に触れる」など、身体操作と結びつけると思いだしやすくなります(トリガー&アンカー)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

   時間と空間を超えた推論を行う

-サッカーやバスケを楽しんだり、将棋や囲碁に没頭してください(無我夢中)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 

 すべてはゴール設定(&再設定)からはじまります。そして、より高次の抽象度次元を志向することで、さらなる“現状の外”に新たなゴールを思い描くことができるようになります。

 そのとき、以前の“現状の外”は「あたりまえ」に感じられます。あらためて止観すると、すでに「かつては夢だった現実」に生きている事実に驚くでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

そのように「本当は驚くような『あたりまえ』をしっかり意識に上げること」が、「I×V=R」の「V」のポイントです。私はそれが「ゲシュタルトの巨大化」の体感だと思っています。

 

 次回からは、実践編として、「ゲシュタルトを巨大化」するための思考法を御紹介します。お楽しみに。

 

Q-182につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

すると、ゴールに関する情報(T)ばかりを認識するようになります。RASがゴール(と関連する情報)に対して開くから

 

 T」とは「ゴールに関係する情報」のこと。目の前のすべてが「T」とラベリングできることが理想です(ただし、ゴールが本当に“現状の外”か吟味する必要があります)。

 ラベリングについては下記記事でどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 

-追記2

 情報と知識とゲシュタルトの関係について補足します。

 

 スコトーマを生みだすポイントを覚えていますか?

 答えは「1)知識、2)重要性、3)役割」です。そもそも私たちは知らないことを認識できません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 では、なぜ知識がないはずの情報を認識できるのでしょうか?

 答えは「ゲシュタルトができているから」。

 

 以下、博士の「ビジネスで圧勝できる脳科学」(サイゾー)より引用します。

 

知らないことを見えるようにする

 ところで本を読む目的として「新たな知識の習得」を挙げる人がいます。しかし、そんなことはできません。人間は原則として「知らないことは認識できない」からです。普通の本の読み方では読んだつもりになるだけで、「新しい知識」はほぼ習得できないのです。

 もちろん、どんな本からでも「情報」は得られます。しかし「情報」と「知識」は違います。情報は「一定の文脈で意味を持つもの」を指す概念。あらゆるものがそうなりえます。

 ゲシュタルトを思い出してください。ゲシュタルトができると、知識がないものも認識できると書きました。つまり、知識とゲシュタルトを組み合わせた「文脈」の中で認識が生まれるのです。図式化するとこうなります。

 情報(入力)→文脈(知識+ゲシュタルト)→認識

 つまり、100冊読書は「知らないことを見える化する」トレーニングなのです。

 ちなみに、「毎月100冊も本を買うのは出費がかさんで大変」という人は同じ本を何度も読み返しても構いません。何度か読んでゲシュタルトができると、次に読み直したときに細部の意味までわかってきます。いい本だと思った本は何度も読み返しましょう。

 引用終わり

 

 

-関連記事-

 「夢をかなえる方程式 I×V=R」関連はこちら↓

 F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 F-117~Field of Dreams

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

 ゲシュタルト関連はこちら↓

 F-019:「Connecting the dotsby スティーブ・ジョブス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ヒーリングとコーチングの関係についてはこちら↓

 Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

ビジネスで圧勝できる脳科学



Q-180:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか? -04;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 後編

 

 ちょっと前の話になりますが、認知科学者 苫米地英人博士のコーチング系セミナーに参加した際、受講者からこのような御相談をいただきました。

 

Q:母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

「家族にはコーチングしない」ことを念頭に、母を「壮年」世代、祖父を「老年」世代と抽象化すると

 コーチとして壮年にどのように接するべきか?

 コーチとして老年にどのように接するべきか?

 家族として壮年にどのように接するべきか?

 家族として老年にどのように接するべきか?

 と分類することができます。

(前提も「老病死が顕在化」「老病死に向き合いながら生活中」と抽象化)

 

 じつは、「老年(老人)」に対するコーチングについては、ヒーリングのポイントとともに過去のブログ記事で考察しています。「青年(若者)」向けのコーチング&ヒーリングのポイントも取り上げています↓

 F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 このシリーズは、上記ブログ記事の続編として、「壮年(中年)」に向けたコーチング&ヒーリングのポイントを掘り下げていきます。キーワードは「I×V=R」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 シリーズの最後は「家族としての接し方」。そこは苫米地博士の著書「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)を読み解く形でまとめていきます。ぜひお読みください(Kindle版↓)。

 がんを克服できる脳 【特製音源CD無しバージョン】 | 苫米地英人 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon

 

 

 01;家族にコーチングしない理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 02;エネルギーと創造性の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 03;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 前編(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25131114.html

04;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 後編

 

「とんでもないイメージ」と「妄想」との境界線は「ゲシュタルト化しているか? していないか?」

 そのゲシュタルト化の鍵は「知識」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 私たちが最初に手にするのは、断片的な一つひとつの情報です。

 その断片的な情報が蓄積されていくと、そのうちに情報同士がひとまとまりになって繋がり、一つの認識になります。それが知識。すなわち「知識のゲシュタルト」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 その知識のゲシュタルトの量に比例して理解が深まります。理解が深まると、様々な問題を見いだし、多角的に考察することができるようになります。すると、正しく判断し、解決することができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19678141.html

 

問題(ケース)を発見する洞察力やその問題を解決する適応力(プラン)が磨かれると、ますますゴールに近づいていきます。「invent on the way」(by Mr. Lou Tice)を実現しながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

 現代分析哲学では、知識とは、「可能世界から可能世界への到達可能性関数」です。よって、現実世界で実現可能な関係であれば知識、実現不可能であれば妄想といえます。ここでいう現実世界とは、「情報空間のうち誰もが共有している世界」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 抽象度という軸で宇宙を並べ替えた時の底面、すなわち一番情報量が多い次元が物理空間です。その物理空間が「情報空間のうち誰もが共有している世界」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士は、著書「苫米地 思考ノート術」(牧野出版)の中で、「(ノートにおける)知識とは、潜在的に他者と共有しうる物事の関係性のこと」と定義されています。

 例として、「村上春樹を知っている」という場合の「知っている」の意味を、1)知り合いだ、2)名前は知っている、3)どんな作品を書いている人か知っていると分類し、1)共有できない関係=妄想、2)知識ではなくラベル、3)共有できる関係=知識と解説されています。

 

博士の「知識」の定義を、1)潜在的、2)他者と共有、3)関係性 という言葉に注目してあらためて考えてみましょう。

 

1)     潜在的に

私はさらに高次の抽象度へ向かうベクトルのことだと思っています。それは「思考し続け、可能性(可能世界)を拡大し続ける」といういうこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

時間でいうと未来志向です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

2)     他者と共有

 この部分には2つの正反対の方向性が含まれていると思っています。

「他者と共有」するものを情報ととると、1)と正反対の低次へ向かうベクトルです。「村上春樹を知っている」の例で示されているとおり、他者と共有する情報が多いほど、より具体的になっていきます。それは抽象度が下がるということです。一番情報量が多いのが物理空間。繰り返しますが、物理空間とは「(任意の)他者との臨場感共有が可能な情報空間の底面」です。

ちなみに、情報因果を共有する物理空間に落とし込む際に行う仕上げの作業が実装(インプリメンテーション)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24275156.html

 

(もう一つの方向性については次回に)

 

3)     関係性

 関係性とは縁起のことです。「関係が存在を生みだす」という理のとおり、先に関係があるから知識となり、関係がさらなるゲシュタルトを生みだします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 ここまで「夢をかなえる方程式 I×V=R」の「I」のポイントを紹介しました。

そのポイントとは「イメージをゲシュタルト化する」こと。その鍵が「知識」で、知識とは「潜在的に他者と共有しうる物事の関係性」のことです。

 

 次回より「I×V=R」の「V」のポイントを考察します。そのポイントとは「ゲシュタルトの○○○」です。

 

Q-181につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

  

-追記-

 知識と技能の違いについて、下記記事で考察しました↓

 PM-05-03~05:そもそも教育とは? -2)望ましい知識・技能・規範

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188609.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188708.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367579.html

 

 

-関連記事-

 「夢をかなえる方程式 I×V=R」関連はこちら↓

 F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 F-117~Field of Dreams

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

 ゲシュタルト関連はこちら↓

 F-019:「Connecting the dotsby スティーブ・ジョブス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ヒーリングとコーチングの関係についてはこちら↓

 Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

苫米地 思考ノート術



Q-179:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか? -03;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 前編(ワーク付き)

 

 ちょっと前の話になりますが、認知科学者 苫米地英人博士のコーチング系セミナーに参加した際、受講者からこのような御相談をいただきました。

 

Q:母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

「家族にはコーチングしない」ことを念頭に、母を「壮年」世代、祖父を「老年」世代と抽象化すると

 コーチとして壮年にどのように接するべきか?

 コーチとして老年にどのように接するべきか?

 家族として壮年にどのように接するべきか?

 家族として老年にどのように接するべきか?

 と分類することができます。

(前提も「老病死が顕在化」「老病死に向き合いながら生活中」と抽象化)

 

 じつは、「老年(老人)」に対するコーチングについては、ヒーリングのポイントとともに過去のブログ記事で考察しています。「青年(若者)」向けのコーチング&ヒーリングのポイントも取り上げています↓

 F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 このシリーズは、上記ブログ記事の続編として、「壮年(中年)」に向けたコーチング&ヒーリングのポイントを掘り下げていきます。キーワードは「I×V=R」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 シリーズの最後は「家族としての接し方」。そこは苫米地博士の著書「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)を読み解く形でまとめていきます。ぜひお読みください(Kindle版↓)。

 がんを克服できる脳 【特製音源CD無しバージョン】 | 苫米地英人 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon

 

 

 01;家族にコーチングしない理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 02;エネルギーと創造性の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 03;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 前編(ワーク付き)

 

「夢をかなえる方程式 I×V=R」を御存知でしょうか?

 「I」はイメージ(ImageImagination)、「V」は高い臨場感(鮮明さ、Vividness)、「R」は現実(Reality)。「まずイメージがあり、その臨場感を上げていくと、そのイメージが現実となる」という意味で、「すべての変化は心の中に生まれて、外に広がっていく」というルー・タイス氏の言葉をプリンシプル化したものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 私は、現実化(R)のために、「I」と「V」それぞれに重要なポイントがあると思っています。そして、そのポイントは「『壮年(中年)』に向けたコーチング&ヒーリングのポイント」とも重なります(と確信しています)。

今回は「I」のポイント。それは「イメージをゲシュタルト化する」ということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

IImageImagination)」はゴール設定により生まれます。ゴールは“現状の外”にありますので、「I」はゴール設定時点では達成不可能なものです。優しく言うとw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 本気のコーチングにおいては、「ゴール設定時点で達成不可能なもの」ではまったく足りません。むしろそれは「理想的な現状」に近いはずで、とても危険です。ますます現状に縛られることになるから。それでは「無人運転」「自動運転」です↓

 F-089~:無人運転と自動運転の違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 ゴールは 1)100%want toで、2)自分の中心を捨て、3)“現状の外”

 

 唐突ですが、ここでプチワークをしてみましょう。

まず「現時点で達成不可能だけど、ぜひ実現したいこと」をイメージしてください。

次に、そのイメージを大きく膨らましていきます。

「ゼッタイに無理」「想像すらできない」、だけど「もしも実現できたら、とてつもなくうれしい」 そのようなイメージをどんどんひろげていきましょう。

「イマジネーションの限界がその人の限界」です。想像(創造)を楽しみ、限界突破してください。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

それでは「現時点で達成不可能だけど、ぜひ実現したいこと」をイメージし、そのイメージをどんどんひろげてください。もっと大きく! さらに高く!

 

 

 どうですか?

イメージできた瞬間に震えるような体感があり、「できない理由」「やらなくてもいい訳」がたくさん思い浮かぶようなら(創造的回避)、それは“現状の外”の可能性が高いはず。コンフォートゾーンを外れ、ネガティブフィードバックが働いています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そんなとんでもないイメージは、傍から見れば「妄想」です。Normalで常識的な人たちには、危険な(異常な)思考に感じられます。実際、私は「夢想家」「お花畑」「苫米地教信者」などと陰口を叩かれました。さらには裁判所での調停において、まるで私が狂人であるかのように罵られたこともあります(悪い気はしませんでしたがw)。

 そのようなネガティブな働きかけ(働きかける人)を「ドリームキラー」といいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 

ところで、“現状の外”のゴールが生み出す「とんでもないイメージ」と「妄想」との違いはどこにあるのでしょうか?

 

 私自身は内科医ですが、精神科をもつ病院の院長を長い間務めていました。そのため精神医療の対象となるような妄想も数多く経験してきました。そんなコーチ兼医師の私にとって、「とんでもないイメージ」と「妄想」の間には明確な境界線が存在しています。

 その境界線とは、「ゲシュタルト化しているか? していないか?」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ゲシュタルト化していれば(できるなら)、どんなに突飛なものでも「“現状の外”のゴールが生み出す『とんでもないイメージ』」といえます。反対に、ゲシュタルト化していないなら(できないなら)、まともに思えることでも「妄想」です。

 これは精神医療の対象に限らず、広く一般の社会においてもいえることです。もう一度書きます。ゲシュタルト化していないなら(できないなら)、それは「妄想」です!

 なぜなら、ゲシュタルト化なしでは実装(インプリメンテーション)できないから。詳しくは↓

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

「とんでもないイメージ」と「妄想」との境界線は「ゲシュタルト化しているか? していないか?」

 

 そのゲシュタルト化の鍵が「〇〇」。次回、解説します。

 

Q-180につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 そんなコーチ兼医師の私にとって、「とんでもないイメージ」と「妄想」の間には明確な境界線が存在しています

 

 それはコーチングが「仮観」だからです。もちろん、「空(くう)」があっての「仮(け)」です。

 

 「空観」に立つと境界線は存在しえません。つまり、「とんでもないイメージ」と「妄想」は同じ。もしも「違い」を見いだしたなら、根底に何かしらの差別が存在するはずです。

 「仮観」における境界線や違いは、差別ではなく、区別。その両者の違いを理解することはとても重要です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 ただし、コーチングは「仮観」ですが、コーチのマインドはフルタイム「中観」です。そして、コーチにはクライアントの意識を「中」に導くという大切な役割があります。もちろん「仮」としての役割です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

-追記2

裁判所での調停で罵られたことを書きました。それは11年に亘って院長を務めた病院の(理事長を除く)経営陣からの“だまし討ち”でした。

その辛い経験を通して、私は「空仮中」の理を学びました↓

PM-06-21:仮説14)空(くう)なき実観の行き着く先にあるもの

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14833876.html

 

 

-関連記事-

 「夢をかなえる方程式 I×V=R」関連はこちら↓

 F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 F-117~Field of Dreams

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

 ゲシュタルト関連はこちら↓

 F-019:「Connecting the dotsby スティーブ・ジョブス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ヒーリングとコーチングの関係についてはこちら↓

 Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

Q-178:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか? -02;エネルギーと創造性の源

 

 ちょっと前の話になりますが、認知科学者 苫米地英人博士のコーチング系セミナーに参加した際、受講者からこのような御相談をいただきました。

 

Q:母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

「家族にはコーチングしない」ことを念頭に、母を「壮年」世代、祖父を「老年」世代と抽象化すると

 コーチとして壮年にどのように接するべきか?

 コーチとして老年にどのように接するべきか?

 家族として壮年にどのように接するべきか?

 家族として老年にどのように接するべきか?

 と分類することができます。

(前提も「老病死が顕在化」「老病死に向き合いながら生活中」と抽象化)

 

 じつは、「老年(老人)」に対するコーチングについては、ヒーリングのポイントとともに過去のブログ記事で考察しています。「青年(若者)」向けのコーチング&ヒーリングのポイントも取り上げています↓

 F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 このシリーズは、上記ブログ記事の続編として、「壮年(中年)」に向けたコーチング&ヒーリングのポイントを掘り下げていきます。キーワードは「I×V=R」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 シリーズの最後は「家族としての接し方」。そこは苫米地博士の著書「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)を読み解く形でまとめていきます。ぜひお読みください(Kindle版↓)。

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 01;家族にコーチングしない理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 02;エネルギーと創造性の源

 

 「エネルギーと創造性の源は?」と質問されたら、皆さんはどのように答えますか?

 

 そう、答えはゴールです。ゴールがすべてを生みだします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールのポイントは、1)100%want to2)自分中心を捨て、3)“現状の外”

 

“現状の外”とは「現在のコンフォートゾーン(CZ)の外側」という意味です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 その「現在のCZ」は、通常は過去ベース。

 過去の情動を伴った体験記憶と情報の記憶がブリーフを形成し、そのブリーフ(システム)に基づいた「私は○○な人間です」という確信がセルフイメージを生みだします。そして、そのセルフイメージに沿って「現在のCZ」ができあがっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

だから過去。「現在のCZ」というものの、その正体は過去です。しかも他人や社会の価値観でつくられた過去。よって、過去ベースでできあがったブリーフに従って生きることは、他人により決められた行き先(ゴール)に向かう「無人運転」といえます。よくて「自動運転」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 ゴールを“現状の外”に設定するということは、新たなCZを生みだすということです。ゴールは未来にありますので、未来側からCZをつくりなおすことになります。それは未来の結果として“今”を生きるということ。私はその瞬間(“今”)が「一期一会」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

 過去ベースの「現在のCZ」と未来ベースの「“今”のCZ

 (わかりやすいようにそのように表現し、色分け<過去=><未来=>します)

 

 ゲシュタルト心理学で明らかにされているように、人間は同時に一つのゲシュタルトしか維持できません。つまり、「現在のCZ」とそれとは異なる「“今”のCZ」を同時に維持することはできないのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

そのときに生まれる「どちらか一つを選択しようとする心の動き」を「認知的不協和」と呼びます。詳しくは「人が認知している自分の内側の現実と外側の現実に矛盾が生じたときに、その不協和を解決しようとする心の作用」のこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 その不協和がエネルギーと創造性の正体です。

 そのとき放出されるエネルギーと創造性が、「現在のCZ」と「“今”のCZ」との衝突を解決します。つまり、ゴール設定→2つのCZが衝突→エネルギー&創造性の発揮→「“今”のCZ」を選択→スコトーマに隠れていた問題が顕在化(ケースサイド)→「inventon the way)」しながら解決(プランサイド) ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 その一連の流れは「新たなCZを安定させるためのホメオスタシスフィードバック(恒常性維持機能)」と考えることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 

 今回のテーマは「『壮年(中年)』に向けたコーチング&ヒーリングのポイント」。

元々の御質問は「母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?」です。

 

 過去のブログ記事で、「日本では49.8歳が最も幸福度が低い」ことを紹介しました。40代から50代の幸福度が低いことは世界共通なのだそうです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14400204.html

 

 その理由として様々な要因が挙げられていますが、医師として実感するのは「身体の不調(身体的苦痛)」です。たとえがんや脳血管障害といった大きな病気に罹患していなかったとしても、「免疫力低下」「動脈硬化」といった体の変化(老化)は確実に進行しています。そのわかりやすい例が「老眼」でしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24553696.html

 

自身の体の変化には意外と気がつきにくいものです。スコトーマに隠れるから。でも、私と同じ壮年(中年)世代であれば、何らかの老いを必ず実感しているはずですw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045953.html

 

 「老いは治療できる病である」という主張もありますが、進行自体を止めることはできないでしょう。ますます老い、多くは病を患い、そして必ず死を迎えるのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24337669.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24402109.html

 

 では、その事実を踏まえた上で、「ゴールを設定し、未来側から新たなCZを作る」ことをどのように考えればいいのでしょうか?

未来にある死の結果として、“今”を生きることをどう受け入れればいいのでしょうか?

 未来にある死の結果として、すでに病気を患っている「現在のCZ」を覆すにはどうすればいいのでしょうか?

 

 次回から「I×V=R」をキーワードに考察していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

Q-179につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 今回のサブタイトル「エネルギーと創造性の源」は、苫米地博士の著書「コンフォートソーンの作り方」(フォレスト出版)で紹介されているTPIEプログラムのユニット名です(Unit10)。本では「リアルなゴールの作り方」や「イメージの力」が解説されています。

 

 

-追記2

 未来の状況に対してより強いイメージを描くことができれば、それはすべて未来に進むために使われます。そのイメージの強化に用いられるのがアファメーションやビジュアライゼーションです。

 博士の「新・夢を勝手にかなう手帳 2020年度版」(サイゾー)の【付録3】より「コンフォートゾーンを正しく設定できる言葉」を御紹介します。

 

 私は、ゴールから逆算した「現在の自分のあるべき姿」をコンフォートゾーン(居心地のいい空間)に設定し、それを自分が心から望む、気持ちのいい、なじみのあるゾーンとして設定している。だから、着実にクリエイティブに、ゴールに移動する方法が発見できて、毎日が楽しい。

 

 上記アファメーション中の「現在の自分のあるべき姿」が「“今”のCZ」です。

 

 

-関連記事-

 不協和をうまくゴール側に導く方法について考察しました↓

 S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

 

 ヒーリングとコーチングの関係についてはこちら↓

 Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/


コンフォートゾーンの作り方


Q-177:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか? -01;家族にコーチングしない理由

 

 ちょっと前の話になりますが、認知科学者 苫米地英人博士のコーチング系セミナーに参加した際、受講者からこのような御相談をいただきました。

 

Q:母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

 その場がコーチングセミナーだったため、まずは「家族にどのようにコーチングを行えばよいか?」と質問されていると理解しました。

 そうであれば、私の答えは「家族にはコーチングしない方がいい」です。

 

 じつは、家族へのコーチングは難しく、とても危険です。私自身は家族や友人に対してのコーチングは行わないと決めています。今のところは(←この記事内で説明します)。

たとえ親しい間柄でなかったとしても、利害関係が生じている場合、原則コーチングはお断りしています。それはかつての痛い経験から学んだコーチとしての心得です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

もちろん、相談には乗りますし、マインド(脳と心)について説明しアドバイスすることもあります。しかし、その場合も「共感はするが、同調はしない」ように心掛けています。相手の意識が未来に向くように導きながら、しっかり信じ、ただ見守る感じです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8040944.html

 

 共感はするが、同調はしない

 

 「共感」という言葉はいろいろな解釈ができると思いますが、私は「情報場の共有」だと思っています。ここでいう情報場とは、情報空間のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その情報場を「共に感じる」というのは同調のことばかりではありません。同調だと同じスコトーマができてしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 共感はするが、同調はしない

 

そんなことが可能なのは「抽象度が高い」からです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

「抽象度を上げる」とは包摂すること(subsume)。「犬」と「猫」を分けて考えるのではなく、同じ「哺乳類(あるいは動物)」と見る視点 「無分別」の実践です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_284899.html

 

抽象度を上げて考えるときのコーチの世界(縁起空間)には、自分も家族もクライアントもしっかり入っています。過去も未来も、そしてあらゆる可能性(可能世界)もちゃんと含んでいます。それが「包摂」であり、「無分別」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

しっかりと相手を包摂しているが、同情(同調)ばかりではなく、より高い抽象度でさらに大きな世界(ゲシュタルト)を認識している

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

それが本物のコーチ。コーチとして抽象度の高みを目指し続けたなら、いつか空に到達するはず。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

そのときが家族や友人に対してのコーチングが可能になるときです(空観)。重要度関数(評価関数)0でスコトーマが完全に消えているのですから、煩悩に囚われることもなく誰にでもコーチングできるでしょう。自由自在に。

(でも、きっと家族や友人からは嫌われますw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 相談してくださった受講者の方は、私が医師であり、さらには苫米地式マスターヒーラーであることを御存知のようでした。そのときは十分にはお答えできませんでしたが(休憩時間ですしw)、あらためてコーチ・医師・ヒーラーを包摂する視点で考察してみました。

 

Q:母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?

 

まずはいただいた御質問を「コーチとして/家族として」と「母に/祖父に」という2つのポイントで分類します。すると

 コーチとして母にどのように接するべきか?

 コーチとして祖父にどのように接するべきか?

 家族として母にどのように接するべきか?

 家族として祖父にどのように接するべきか?

 とすることができます。

(もちろん、「がんと診断された」「がん治療中」という前提です)

 

 さらに、「家族にはコーチングしない」ことを念頭に、母を「壮年」世代、祖父を「老年」世代と抽象化すると

 コーチとして壮年にどのように接するべきか?

 コーチとして老年にどのように接するべきか?

 家族として壮年にどのように接するべきか?

 家族として老年にどのように接するべきか?

 と分類することができます。

(前提も「老病死が顕在化」「老病死に向き合いながら生活中」と抽象化してみましょう)

 

 

 じつは、「老年(老人)」に対するコーチングについては、ヒーリングのポイントとともに過去のブログ記事で考察しています。「青年(若者)」向けのコーチング&ヒーリングのポイントも取り上げています↓

 F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 このシリーズは、上記ブログ記事の続編として、「壮年(中年)」に向けたコーチング&ヒーリングのポイントを掘り下げていきます。キーワードは「I×V=R」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 シリーズの最後は「家族としての接し方」。そこは苫米地博士の著書「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)を読み解く形でまとめていきます。ぜひお読みください(Kindle版↓)。

 がんを克服できる脳 【特製音源CD無しバージョン】 | 苫米地英人 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon

 

Q-178につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 その場がコーチングセミナーだったため、まずは「家族にどのようにコーチングを行えばよいか?」と質問されていると理解しました。

 そうであれば、私の答えは「家族にはコーチングしない方がいい」です

 

 その受講者に対して、私はまず博士の「がんを克服できる脳」を読むように勧めました。

 もちろん御存知でしたが、次にお会いしたときにはしっかり再読されていました。この「すぐに行動する」というHabitAttitudeはとても重要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7030948.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7199599.html

 

 なぜなら、そのHabitAttitudeはブリーフシステムのあらわれだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

そしてそのブリーフは、無意識下につねにゴールがあり、その実現に向かって自然に生きていることを示しています。Yes, you’re good

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

  

-追記2

 カール・グスタフ・ユング(1875~1961年)は、人生を「少年期」「青年期」「壮年期」「老年期」に分けました。壮年期は「内的価値に関心が向かう時期」です。

 厚生労働省の「健康日本21」では、「幼年期0~4歳」「少年期5~14歳」「青年期15~29歳」「壮年期30~44歳」「中年期45~64歳」「前期高年期65~74歳」「中後期高年期75~」です。

 このブログ記事ではユングの「壮年期」と厚労省の「中年期」を「壮年(中年)」としています。

 


-追記3-

 共感や同情について、苫米地博士の「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)から引用しながら、下記記事にまとめました↓

 Q-169~:自身の信念を失いそうです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

 

 

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がんを克服できる脳



L-01320201月シークレットレクチャー -13<最終回>;シンのスピリチュアルペイン克服、シンの自由

 

20201月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の初回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、初回のサブテーマは「○○」。

その講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

ぜひサブテーマを想像しながらお読みください(漢字二文字ですw)。スピリチュアルペインやトータルペインは過去のブログ記事でも取り上げていますが、きっと新たな発見に驚くはずです。

 

 01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 02;身体的苦痛

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24553696.html

 03;身体と心は○○○○ -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 04;身体と心は○○○○ -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 05;「4つの苦痛」と健康(well-being)の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24642277.html

 06;「4つの苦痛」(部分)どうしの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 07;スピリチュアルペインとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 08;スピリチュアルペイン対策は、いつから、どこで、行われるべきか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24746334.html

 09;抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24767587.html

 10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 11;ゴール設定の積み重ねが「生と死の間(between life and death)」を明らかにする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24830211.html

 12;生と死の間(between life and death)= 縁起宇宙

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24873853.html

 13<最終回>;シンのスピリチュアルペイン克服、シンの自由

 

 

 自らに由る

その「自」を探求し続けることが、「生と死の間(between life and death)への関心」であり、「生きること」です。それは重要性関数(評価関数)としての「自」を書き換え続けると同時に、部分関数としての「自」を拡大し続けること。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 だからこそ、自由な心のままで(空観)、縁起のつながりという“束縛”をしっかりと生きることができます(仮観)。それが中観の生き方のはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「『生』と『死』の取り扱い説明書」(KKベストセラーズ)からの引用の続きです。「自分(自我)」「生と死の間(between life and death)」をイメージしながら読み進めてください。

 

 免疫システムでも、病原体によって自我が生まれるというよりは、病原体と免疫との関係、縁起によって自我が生まれると言ったほうが正しいのです。免疫自身が病原体を選んで評価しているわけではなく、何らかの縁起によって出合った免疫と病原体の関係によって、免疫の自我が決定するからです。

 人は自我を、自分の基準で評価する評価主体であると捉えがちです。子どもの自我が芽生えると言うときの自我もたいていはそういう意味です。自分のやりたいこととやりたくないことの区別がつく、好きなものと嫌いなものとの切り分けができるようになることを、子どもの自我が芽生えてきたと表現します。

 しかし、例えば釈迦はそうした評価を下しません。

 たいていの人はABのどちらが好きかと問われれば、何らかの基準によってどちらかを選びだします。例えば「お父さんとお母さんとどちらが好きか」と言われたら、多少迷うことはあるかもしれませんが、何らかの基準で選ぶことは可能です。「お母さんとゴリラ」だったら、迷うこともないでしょう。

 ですが、釈迦はここで迷うのです。釈迦は宇宙の構成要素に順番をつけることができないのです。縁起による重要性がすべて同じだからです。

 本質的な自我は、釈迦のように、宇宙の構成要素を重要な順番に並べるということができません。しかし、子どもが大人になるにつれて、評価関数としての自我を身につけ、どんどん釈迦から遠ざかってしまうというのが現実です。

 引用終わり

 

 

 今回の講義のメインテーマは「スピリチュアルペイン」でした。私の考えるスピリチュアルペインの定義は「自己の存在と意味が分からないことから生じる苦痛」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 となると、その解決は「自己の存在と意味」を明らかにすること。「何のために生きているのか?」の「何のために」を見つけるです。

 その「何のために」がゴール。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 だから、スコトーマの中にあるはずのゴールを見つけ、エフィカシーを高めながらそのゴールを達成していくコーチングは、スピリチュアルペイン克服のために確かに有効です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 しかしながら、「自」に意識があるままでは、いつまで経っても「本質的な自我」には到達できません。なぜなら、本質的な自我は「縁起による重要性がすべて同じ」だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 自らに由る

 その「自」を評価関数として書き換え続けることは大切です。しかし、本当に重要なのは部分関数としての「自」を拡大し続けることです。それこそがシンのスピリチュアルペイン克服であり、シンの自由といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

とは言うものの、「縁起による重要性がすべて同じ」という本質的な自我に到達することは途方もないことのように感じられませんか?

(その「途方もないこと」にビビるようなら、それは“現状の外”の可能性が高いといえます)

 

私の勝手な理解ですが、苫米地博士は、必ずしも「縁起による重要性がすべて同じ」という境地を求められてはいません。クライアントはもちろん、認定コーチに対しても。

では、どんな境地を目指すべきなのでしょうか? どのような心がけを行えばよいのでしょうか?

 

私の考えは続編「20213月シークレットレクチャー」で。メインテーマは同じく「スピリチュアルペイン」で、サブテーマは「○○」(←漢字二文字、自由を得た者の心構え)です。お楽しみにw

 

 

-追記2

 「自由と抽象度」について思いめぐらしてみました↓

 PM-05-2122:現代分析哲学を用いた「自我=私」の定義から明らかになる自由の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10543825.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10543909.html

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

Q-073~180804医療講演会レポート

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_318161.html

F-122:免疫力をあげる!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21245972.html

S-03-00:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロースする方法~(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

S-04-00:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

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生と死の取扱説明書(kindle ver.

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F-172:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ -最終回- vol.4-4「死」;well-aging <ワーク付き>

 

 最近、「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読みました。読後に医師&コーチとして考えたことをまとめます。

 

vol.1「生」;好きなことだけやる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

vol.2-1「老」;anti-aging <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24337669.html

vol.2-2「老」;anti-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24402109.html

 vol.3-1「病」;with-aging <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24466811.html

 vol.3-2「病」;with-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24549392.html

 vol.3-3「病」;with-aging <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24604120.html

 vol.4-1「死」;well-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24655350.html

 vol.4-2「死」;well-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24719389.html

 vol.4-3「死」;well-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24786250.html

 vol.4-4「死」;well-aging <ワーク付き>

 

このように様々な縁起により、「Total」として、一人の人間の命がダイナミックに形成されています。

この「一人の命を構成しているたくさんのいのち」という関係を人類(または地球)と地球上で暮らしている70数億人の関係に当てはめると、「人類(または地球)という一つの大きな命(全体)を構成しているたくさんのいのち(部分)」が私たち一人ひとりの命であるといえます。

つまり、私たち一人ひとりはより大きな人類(地球)という生命の一部。縁起のネットワークのひとつの結び目です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

そして、ひとつの細胞がその役割を果たし終わったら次の細胞に置き換わるように、私たちはいのちをしっかり次世代につないだ後には自らを消すべき存在であるといえます。もしも人間が死ななくなると、人類(地球)が滅びます。死ななくなったがん細胞がその集合である個体を死に追いやるように。

 

個をより大きな存在の一部とみなすことこそ「Total」という概念の重要な部分です。それは「抽象度を上げること」そのものであり、仏教でいう「無分別」の実践です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

そして、それは“無敵”へといたる旅!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

その旅の途中に、さらに高次の抽象度空間(情報場)への扉が開かれ、アブラハム・マズローが晩年に付け加えた「自己超越の階層」に到達します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

では、vol.4-2「死」(F-170)で御紹介したワークに再度取り組んでみましょう。前回の答えはいったん忘れ、まったく新しい“自分”オリジナルの答えを見つけなおしてみましょう。

苫米地博士の著書「『生』と『死』の取り扱い説明書」(KKベストセラーズ)中の下記文章(前回引用のつづき)を参考にされてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24719389.html

 

 引用開始

 これに対して、「すべてのものは『空』であるとしても、関係性(縁起)によってそれぞれの役割があり、たとえ仮の存在であっても、その存在や現象の役割を認めて見てみようという見方が「仮観」です。

 存在そのものは「空」であっても、その「空」である存在に役割があるのだから、その役割を積極的に見ていこうとするものの見方です。「空」であることから一旦離れて、役割のほうに注目していこうという見方とも言えます。

 映画にたとえると、常に「映画というのはすべてフィクションなのだ」という視点で映画を見る見方が「空観」で、「映画はフィクションだが、そのストーリーには役割があり、意味があるので、ストーリーの中に積極的に入り込んで臨場感を最大限に感じながら、お話しをしっかりと見ていこう」という視点で映画を見るのが「仮観」と言えるでしょうか。

 そして、この二つの見方の間に立って、同時に成り立たせる見方が「中観」です。「空観」と「仮観」よりも一つ抽象度が高い見方と言えるでしょう。「空観」の視点でフィクションだとしっかり認識しつつ、「仮観」の視点でその役割を認めて、フィクションの世界に価値を見いだす視点が「中観」なのです。

 「仮観」とどう違うのかと思うかもしれませんが、「仮観」は「空観」の対立項で、存在は「空」であるということを知っていても、あえてそうした見方をしないで、役割のほうを見る見方であるのに対して、「中観」は存在が「空」であることも積極的に認め、それをしっかりと認識しながら、同時に役割にも価値を置くという見方です。

 これまでの話で言えば、「妄想だとわかって宗教の壮大なストーリーに価値を見いだす」のが「中観」的ものの見方なのです。「仮観」の場合は、「妄想だが、妄想であるとは見ずに、ストーリーに浸ってしまう」見方と言えるでしょう。

 この「中観」というものの見方は非常に重要です。宗教は妄想ですが、役割があり価値があるなら、妄想だってかまわないと見るわけです。もちろん、妄想であることをしっかりと認識して、同時にその妄想に価値を認めるわけです。

 死が怖いとか、死に接して心の整理がつかないと言って、日々、悶々として生きるよりは、「いや、死は怖くないんだよ」という妄想によって明るく生きたほうがいいわけで、妄想だとわかったうえで、その妄想にあえて乗ってしまうことは何の問題もありません。

 ただし、何度も言う通り、妄想だとはっきり教えてあげないと、戦争が起こってしまいます。本気で唯一絶対の神を信じてしまったら、神が「信じないものは殺せ」と言った場合、本当に殺してしまうわけです。でも、妄想だとわかっていればそんなことは起こりません。映画の主人公が何を言っても、それに従う観客がいないのと同じことです。

 西洋の宗教で問題なのは、「空」の考え方が抜け落ちていることです。「空」の考え方がありませんから、「空観」もありませんし、「仮観」もありません。もちろん、「中観」もあり得ません。

 フィクションを実物だと思い込んでしまう思想なのです。実物だと思ってしまうと、隣の世界を認めることができなくなります。「信じるものは救われる」=「信じないものは救われない」=「信じないものは神が排除してもいいと認めている」という論理になってしまうのです。

 また、すべてのものが「空」ではなく実物であるなら、大きければ大きいほどいいと考えてしまうのも、道理というものです。ビルは高ければ高いほどいいと考え、領土は広ければ広いほどいいと考え、金(マネー)は多ければ多いほどいい、ということになってしまうのです。

 ビルも領土も金も「空」だと知っていれば、そんなものにこだわること自体が無意味だとわかるはずです。

 そもそも金(マネー)というのは、物々交換を媒介する道具です。ところがいつのまにか、その道具ばかりを増やすことに心血を注ぐようになってしまいました。すべてを本当にあるもの、実であると考えてしまったからです。

 引用終わり

 

 

<ワーク>

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 

 いかがですか?

 前回(F-170)と比べて、どんな変化が生じましたか?

 

前回と今回の答えの違いは、抽象度の違いのはず。そうやって抽象度の階梯をのぼっていくことで(人間形成)、人は“The Power of Mind”を手に入れていきます。

もしも「Total」に通じるような大きな何かを感じられたなら、きっとそのちょっと先にはシンの平和が待っています。平和に至るマインドの変化が「antiwithwell」であり、そのプロセスそのものが“幸福(well-being)”といえるはずです。

 今後の「フリーテーマ」での投稿(F-176~)で掘り下げていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16799778.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 このシリーズの冒頭(F-163)で、「ウルマンの『悩みや疑い・不安や恐怖・失望、これらのものこそ若さを消滅させる元凶である』という主張(claim)が証明されたといえます」と書きました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 厳密には、この表現は△です。因果関係を考えると、情動(悩み・疑い・不安・恐怖・失望)は結果であり、因ではないから。

 

「情動」も「若さの消滅」と同様に結果にすぎません。「マインドでの情報処理」の結果です。その情報を生みだすのはゴール。だから、コーチングが重要なのです。「ゴールがない」「ゴールが間違っている」「ゴールが不明瞭」というのが、ウルマンの言う“元凶”といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24205164.html

 

Goal comes first」(by Mr. Lou Tice)ということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23715889.html

 

 

-関連記事-

F129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

PM-00-06:第六章(職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題)目次

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 

「生」と「死」の取り扱い説明書(Kindle ver.)

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L-01220201月シークレットレクチャー -12;生と死の間(between life and death)= 縁起宇宙

 

20201月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の初回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、初回のサブテーマは「○○」。

その講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

ぜひサブテーマを想像しながらお読みください(漢字二文字ですw)。スピリチュアルペインやトータルペインは過去のブログ記事でも取り上げていますが、きっと新たな発見に驚くはずです。

 

 01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 02;身体的苦痛

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24553696.html

 03;身体と心は○○○○ -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 04;身体と心は○○○○ -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 05;「4つの苦痛」と健康(well-being)の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24642277.html

 06;「4つの苦痛」(部分)どうしの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 07;スピリチュアルペインとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 08;スピリチュアルペイン対策は、いつから、どこで、行われるべきか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24746334.html

 09;抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24767587.html

 10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 11;ゴール設定の積み重ねが「生と死の間(between life and death)」を明らかにする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24830211.html

 12;生と死の間(between life and death)= 縁起宇宙

 

以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「『生』と『死』の取り扱い説明書」(KKベストセラーズ、開拓社から再販)からの引用の続きです。「自分(自我)」「生と死の間(between life and death)」をイメージしながら読み進めてください。

 

 先ほど、自我を定義しようとするとき、重要だと思えるものを順に並べていくということを述べました。これを「重要性関数」もしくは「評価関数」と言います。

 自我とは、宇宙の中で自分にとって重要なものを並び替える重要性関数であるとも表現できるのです。自我の定義はいろいろある、と言うか、一義的に定義できないため、いろいろな側面から見ていくことになるのですが、その一つの側面にこの重要性関数という見方があるわけです。

 「コーヒーと紅茶とどっちが好きですか」と聞かれて、「コーヒーです」と答えたとすれば、それも一つの自我です。そのとき、「私にとっては紅茶よりもコーヒーのほうが重要である」というように、重要性という基準で宇宙の一部を並べ替えているのです。

 ただし、これは本質的な自我ではありません。何度も言う通り、この方法によって自我を完全に定義することは不可能だからです。この方法では、宇宙を自分の基準で評価するものが自我である、あるいは、評価することによって自我が生まれることになってしまいます。本来はそうではないはずです。

 引用終わり(次回につづく)

 

 前回(L-011)、「限界を壊すこと」はゴール設定からはじまり、ゴール設定を重ねること(再設定)が「生と死の間(between life and death)」を明らかにしていくことを説明しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

それは過去の呪縛から“自分”を開放し、新たに自我を定義すること。

過去の記憶でつくられたブリーフシステムを自由意思で再構築することができると,「無人運転」「自動運転」ではない“自分”オリジナルの人生(=生と死の間)を創造することができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 すると、ゴールを達成した未来の結果として今を生きることができるようになり、目にするすべてがゴール達成のための大切な縁起(T)に感じられます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 なぜなら、ゴールに関係するもの(T)だけがRAS(網様体賦活系)のフィルターを通り抜け、ゴールに関係ないもの(Nil)をスコトーマに隠すから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それは「重要性という基準で宇宙の一部を並べ替えている」ことですが、苫米地博士は「本質的な自我ではない」と警告されています。

 

では、「本当の“自分”」「本質的な自我」を定義し「生と死の間(between life and death)」を明らかにするために、何を心がければよいのでしょうか?

 

 

 答えは「自分中心を捨てる」です。

 

 繰り返しになりますが、ゴールは 1)100%want to2)自分中心を捨て、3)“現状の外”。

自分中心を捨てたゴールの再設定を繰り返すことで、どんどん“自分”を拡張していくことができます。ますます抽象度が上がるからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

その“自分”の拡張は「自我が縁起宇宙全体に広がっていく」ことでもあります。それこそが「克己」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html

 

 それは「生と死の間(between life and death)= 縁起宇宙」ということ。私はそんな意識状態が「一念三千」であり、そんな生き方が「一期一会」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

 そして、それこそがシンの自由です。

 自由

 そう、このレクチャーのサブテーマ「○○」とは「自由」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 自らに由る

その「自」を探求し続けることが、「生と死の間(between life and death)への関心」であり、「生きること」です。それは重要性関数(評価関数)としての「自」を書き換え続けると同時に、部分関数としての「自」を拡大し続けること。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 だからこそ、自由な心のままで(空観)、縁起のつながりという“束縛”をしっかりと生きることができます(仮観)。それが中観の生き方のはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

L-013につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

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Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

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「生」と「死」の取り扱い説明書(苫米地英人コレクション)


L-01120201月シークレットレクチャー -11;ゴール設定の積み重ねが「生と死の間(between life and death)」を明らかにする

 

20201月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の初回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、初回のサブテーマは「○○」。

その講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

ぜひサブテーマを想像しながらお読みください(漢字二文字ですw)。スピリチュアルペインやトータルペインは過去のブログ記事でも取り上げていますが、きっと新たな発見に驚くはずです。

 

 01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 02;身体的苦痛

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24553696.html

 03;身体と心は○○○○ -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 04;身体と心は○○○○ -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 05;「4つの苦痛」と健康(well-being)の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24642277.html

 06;「4つの苦痛」(部分)どうしの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 07;スピリチュアルペインとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 08;スピリチュアルペインへの対処は、いつから、どこで、行われるべきか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24746334.html

 09;抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24767587.html

 10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 11;ゴール設定の積み重ねが「生と死の間(between life and death)」を明らかにする

 

認知科学者 苫米地英人博士は、ルー・タイス氏の言葉を下記のように言い換えていらっしゃいます。

 

 

人間の限界はイマジネーションの限界がつくる

イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 

 その「限界を壊すこと」はゴール設定からはじまります。1)100%want toで、2)自分中心を捨てながら、3)“現状の外”にゴールを設定(再設定)していくことで、限界を超えていくことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、その積み重ねこそが「生と死の間(between life and death)」を明らかにしていきます。なぜでしょうか?

 

 

“現状の外”にゴールを設定するということは、「“自分”を新たに定義する」ことだからです。「自らに由る」というときの「自」を想像(イメージ)しなおすことがゴール設定です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

それは過去の呪縛から“自分”を開放すること。

過去の記憶でつくられたブリーフシステムを自由意思で再構築することができると,「無人運転」「自動運転」ではない“自分”オリジナルの人生(=生と死の間)を創造することができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 すると、ゴールを達成した未来の結果として今を生きることができるようになり、目にするすべてがゴール達成のための大切な縁起(T)に感じられます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 なぜなら、ゴールに関係するもの(T)だけがRAS(網様体賦活系)のフィルターを通り抜け、ゴールに関係ないもの(Nil)をスコトーマに隠すから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そんな「自然にラベリングができている状態」は完全なる前頭前野優位。高いIQを自然に発揮し、さらに創造的に「生と死の間(between life and death)」を見いだすことができます。もちろん、傍から見ると100%want toです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 

 認知科学者 苫米地英人博士の「自分(自我)」の見解を御紹介いたします。博士の著書「『生』と『死』の取り扱い説明書」(KKベストセラーズ、開拓社より再販)から3回に分けて引用しますので、ぜひ「自分(自我)」「生と死の間(between life and death)」をイメージしながら読み進めてください。

 

免疫システムとしての自我

 

 自我というものを免疫システムとして見ると、非常にわかりやすくなると思います。

 まずは、免疫システムについて、簡単に触れておきましょう。

 ある程度進化した動物には、免疫システムという、外部から侵入する病原体から身体を防御するシステムが備わっています。さまざまなシステムがあるのですが、ここで問題にするのは、いわゆる抗原抗体反応を起こすときの、抗体の仕組みについてです。

 免疫システムを持った生き物の体内には抗体(免疫グロブリン)と呼ばれるものが備わっています。この抗体は、それ自体では特に何かをするようなものではありません。言ってみれば、ニュートラルなギアに入っているようなもので、単体で何らかの働きをするわけではありません。

 抗原(病原体)が体内に侵入すると、その抗原に合わせて自身を変化させ、抗原を撃退する役割を果たすようになります。病原体にはさまざまな種類がありますし、似た病原体でもさまざまに変化するため、免疫は病原体が侵入するごとに自分を作り替えていかなければなりません。

 はしかや水疱瘡、おたふくかぜなどが、一度罹ると二度と罹らないと言われているのに対し(実際には複数回罹る人もいるようですが、一般的にはこう言っていいでしょう)、インフルエンザには何度も罹ってしまうというのは、前者の病原体は変化が小さいので過去に獲得した免疫が有効に作用するのに対して、後者の病原体は短いサイクルで大きく変わるため、過去の免疫が有効に作用しないからです。

 このように、免疫(抗体)は自分自身では自我というものを持ちません。抗原(病原体)が現れて初めて、自我を獲得できるわけです。

 だとすれば、免疫にとって自我とは「病原体との反応」だということになります。他者との関係によってしか自分を説明できないという点で、人間の自我とそっくりなのです。

 引用終わり(次回につづく)

 

L-012につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

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Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

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Q-073~180804医療講演会レポート

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_318161.html

F-122:免疫力をあげる!

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S-03-00:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロースする方法~(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

 

 

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 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

「生」と「死」の取り扱い説明書



F-171:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ vol.4-3「死」;well-aging

 

 最近、「生命は老いるようにはできていない」「老いは治療できる病である」「もはや老いを恐れることはない」と主張(claim)する衝撃的な本を読みました。読後に医師&コーチとして考えたことをまとめます。

 

vol.1「生」;好きなことだけやる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

vol.2-1「老」;anti-aging <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24337669.html

vol.2-2「老」;anti-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24402109.html

 vol.3-1「病」;with-aging <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24466811.html

 vol.3-2「病」;with-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24549392.html

 vol.3-3「病」;with-aging <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24604120.html

 vol.4-1「死」;well-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24655350.html

 vol.4-2「死」;well-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24719389.html

 vol.4-3「死」;well-aging

 

    人生の終わりに待つ「死」まで見据えた上で、あらためて“幸福(well-being)”を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

    未来から過去へと向かう時間の流れを考慮すると、「『死』がはじまり」といえます。そのはじまりにある“幸福(well-being)”とはどんなものなのでしょうか?

    人生の終着点(始発点)である「死」をどのように迎えれば(始めれば)よいのでしょうか?

    anti-agingwith-agingの先には何があるのでしょうか?

 

 前回(F-170)の追記1で、ワークのヒントとして、俳優 マイケル・J・フォックスのコメントを再度紹介しました。その中にある言葉が「起きたことを正しい場所に受け止める」。

マイケルが「楽観主義は感謝から生まれるものだ」と気づいたのは、「起きたことを正しい場所に受け止める」という姿勢(attitude)によりスコトーマが外れ、より高い抽象度で“自分”を再評価することを可能にしたからです。その先にあるのが、大乗でいう「空観(くうがん)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

その上で「生きていかなくてはならない残りの人生がどれだけあるかを見る」というのは、高い抽象度からの視点を保ったまま物理空間での“一期一会”を思い描くということ。「仮観(けかん)」です。その時のマイケルの心は、「戦い」ではなく、「貢献」の方にフォーカスしていたはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

「空」と「仮」を同時に満たす上位概念が「中観(ちゅうがん)」。

中観とは、すべての存在が「空」であるとする「空観」と、縁起の中での「仮の役割」に注目する「仮観」の2つをバランスよく維持している状態です。

私は、この中観こそがwith-agingを可能にすると思っています。

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 私がそのように確信するようになったのは、もちろん、師である認知科学者 苫米地英人博士に学んでいるからです。博士との御縁により、幼少期から慣れ親しんできた仏教と少年の頃から好きな科学、そして青年期から学び続けている医学・医療のゲシュタルトがどんどん結びついていきました。それは縁起の結実。

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 前々回(F-169)御紹介した「死とは何か(原題:DEATH)」(文響社)を読みながら感じた強烈な違和感も「ゴールへ向かう重要な縁起」と理解しています。

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そんな意識状態を保ちながら、苫米地博士の著書「『生』と『死』の取り扱い説明書」(KKベストセラーズ)を読み返してみました。

「死の正体」を明らかにする第二章(「死」は妄想)で、博士は「空観・仮観・中観」を取り上げていらっしゃいます。つまり、「死の本質」を理解するためには釈迦哲学が欠かせないということ。

 以下、同書より引用します。

 

空観、仮観、中観

 

 宇宙とか世界を捉える見方、考え方に「空観」「仮観」「中観」というものがあります。

 「空観」とは、すべてのものは「空」であることを知って、すべてのものを「空」として見るというものです。

 「空」という概念は非常に説明が難しいのですが、「有でもあり、無でもある」あるいは「有でもなく、無でもない」といった概念です。すべてを包含しうる概念と言えます。

 よけいに混乱してしまったかもしれませんが、「あるとも言えるし、ないとも言える」、ということは「あるとも言えないし、ないとも言えない」わけです。

 

 例えば、あなたは森の中にいたとします。では、その「森」というものは本当に存在するのでしょうか。

 「森」と言っても、ただ「木」がたくさん生えているだけです。木はあっても森は「ある」と言い切れるでしょうか。もしかしたら、「森」ではなくて「林」かもしれません。その区別すら、明確にはできないはずです。

 「木がたくさん生えているのが森」だとすれば、その「たくさん」というのはどの程度を言うのでしょうか。どこからが「木」で、どこからが「林」で、どこからが「森」なのでしょうか。

 そんなふうに考えていくと、「森」だと思っていた場所も、実は「森」ではないかもしれないと思えてきます。実際、「森」という存在があるのかないのか、なんとも言い切れなくなってきます。

 こんなふうにすべてのものは、よくよく見てみると、「あるとも言えるし、ないとも言える」ものだということがわかります。

 「でも、『木』はあると言えるんじゃないか」

 そう思う人もいるかもしれません。木が集まって森になる。だとすれば、森があるとは言い切れないが、木はあると言えそうだという主張でしょうか。

 しかし、「木」という存在も「森」と同様に怪しいのです。そもそも、「木」という言葉があるから「木」と認識しているだけであって、「木」という言葉を知らない人が「桜の木」と「つつじの木」を見たとき、同じ「木」だと捉えるかどうかははなはだ怪しいと言わざる得ません。

 また、木は細胞からできています。細胞がたくさん集まって、「木」と呼ばれるものを形作っているわけです。だとしたら、「森」と「木」の関係と同様、細胞はあっても、「木」というものが「ある」と言えるのかどうか怪しいということになります。

 細胞ももっと細かく分けることができます。核とか、細胞質とか、もっと言えば、分子とか原子とか、素粒子レベルまで分けることができます。

 では、素粒子はあると言えるのかと言うと、量子力学の世界をご存じの読者はおわかりのように、ある確率でしか、その場所に存在していると言えないのです。例えば、原子の中の電子の位置を正確に測定することはできません。

 こんなふうに「あるともないとも言えるし、あるともないとも言えない」というのが「空」という概念です。

 存在というのは、実は実体として「ある」とは言い切れず、常に他のものとの関係性の中でしか定義できません。どんなものであっても、「あるともないとも言え、またあるともないとも言えない」のです。

 こんなふうに、「すべてのものは『空』である」としてものごとを見る見方を「空観」と言います。

 引用終わり(続きは次回に)

 

 過去のブログ記事で米ハーバード大学教授の「LIFESPAN 老いなき世界」(F-165)や米イェール大学教授の「死とは何か(原題:DEATH)」(F-169)を取り上げ、『存在→関係』か『関係→存在』かの違い」がポイントであることを指摘しました。

前者(西洋哲学)が「体や老病死がある(存在する)」ことを前提にしているのに対して、後者(釈迦哲学)は「体や老病死はあるともないとも言え、またあるともないとも言えない」という立場。その後者の視点が空観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23037529.html

 

苫米地博士は、「木と林と森の関係」を、細胞から素粒子のレベルまで抽象度を下げながら考察されていました。同様に、一人の人間の体を、器官から細胞そして素粒子へと抽象度を下げながらみていくと、「あるともないとも言えるし、あるともないとも言えない」ことがわかります。空(くう)です。

 

 私たちは、つい「一人の人間の命はひとつ」と考えてしまいがちですが、一人の体は60兆個をこえるたくさんの細胞の集まりです。その一つひとつが生きているからこそ、全体としての“ひとつの命”が成り立っています。

 無数の細胞(部分)が器官を形成し、たくさんの器官が見事に連携しながら“ひとつの命”(全体)を成り立たせている まさにゲシュタルトです。

 

 そんな“ひとつの命”に関わるのは自らの組織だけではありません。

例えば、腸の中には1003000種類の微生物(主に細菌)が100兆~1000兆個ほど存在するとされています。総重量はなんと1kg以上です。この腸内細菌の種類や数に私たちの健康状態が左右されることは、すでに科学的に立証されています。さらに最近は、人間の心の状態とこれら腸内細菌との相関まで指摘されています。まさに縁起!

このような様々な縁起により、「Total」として、一人の人間の命がダイナミックに形成されているのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

この「一人の命を構成しているたくさんのいのち」という関係を人類(または地球)と地球上で暮らしている70数億人の関係に当てはめると、「人類(または地球)という一つの大きな命(全体)を構成しているたくさんのいのち(部分)」が私たち一人ひとりの命であるといえます。

つまり、私たち一人ひとりはより大きな人類(地球)という生命の一部。縁起のネットワークのひとつの結び目です。

 

F-172につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 引用文中にある「量子力学の世界」の参考にご覧ください↓



 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526199.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14687391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14687476.html

 

 

-関連記事-

F129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

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「生」と「死」の取り扱い説明書



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