Q-493:初めてセミナーに参加して以来、苫米地先生の本を読むと苦しくなります… <実践編-2;現状w1の境界ギリギリで行うこと>
御質問をいただきました。ありがとうございます。
その一部に回答いたします。
(変更を加えています)
Q:数年前より苫米地先生の本を読みながら心について学んでいます。先日、思い切ってセミナーに参加してみました。生で苫米地先生を見ることができて感動した一方で、先生やセミナー参加者の皆さんがみんなキラキラしていて、途中からなぜか息苦しくなりました。
もっと自分を信じられるようになりたい、もっと自分を肯定できるようになりたいと心から思っていますが、あのセミナー以来苫米地先生の本を読むと苦しくなります。こんな時はどうすればよいでしょうか?
まずお伝えしたいことは、「今はビッグチャンスだ」ということと、「必ず解決できる」ということ。
コーチングとして行うのは「ゴール設定」と「エフィカシーを上げる」こと。
鍵となるのは「臨場感」。その本質は…
理論編-1;苦しくなったときは…
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38447443.html
理論編-2;「なりたい自分」になるための基礎知識
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38453314.html
理論編-3;苦しさの正体
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38466974.html
理論編-4;苦しさの解決法
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38487173.html
理論編-5;「臨場感という橋を架ける」←〇〇〇〇〇化
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38493499.html
実践編-1;変性意識を作り出すワーク
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38507936.html
実践編-2;現状w1の境界ギリギリで行うこと
A7:理論編でお伝えしたように、「息苦しく」なったのは「これまでの現状(可能世界w1)とは違う世界」に、すなわち「ゴール側の世界w2… wh」に、確かに臨場感を感じはじめていることを意味します。
F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける
<vol.1;臨場感>
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html
それは「『境界』付近にいる」ということ。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38493499.html
だから「今はビッグチャンス」!
…しかしながら、「境界(boundary)」にいると、なかなか心穏やかではいられなくなります。前回のワークなどで変性意識化を試みても、不安や恐怖が強いままだとなかなかうまくいかないはずです。
Q-236:アウトプット自体が苦手。恐怖心に近いです。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28179398.html
そんな時は、あらためて呼吸を意識に上げて、ゆっくりコントロールしていきましょう。
L-211:2022年07月… -09;<ワーク1>逆腹式呼吸を意識に上げてコントロール
→ …
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36874418.html
そして、十分にリラックスとゆらぎを得ることができるようになったら…
以下、苫米地博士の著書「ビジネスで圧勝できる脳科学」(CYZO、p22)より引用します。
08 反論力を高めてドリームキラーを撃退する
Your rebuttal power needs to be
strengthened to counter dream-killers.
ディベートのテクニックを使おう
あなたが「年収10億円の社長になる」と語ったら、「無理だ」と否定する人のほうが肯定するより圧倒的に多いでしょう。そんなドリームキラーに勝つには「ゴールは誰にも秘密にする」のが一番。
それでもひょんなことからドリームキラーにゴールを否定されそうになったときのために、ディベートのテクニックを使った反論力を身につけておきましょう。
ディベート競技では、論理構築に「データ」「ワラント」「クレーム」を利用します。「データ」は「主張を裏づける事実」、「ワラント」は「データが主張を裏づける論拠」を指します。「クレーム」は「主張」のこと。
「地球温暖化防止のためには、水素自動車に乗るべき」というクレームを唱えるとします。手元には「世界中のドライバーの2割が水素自動車に乗れば、CO2排出量を20%削減できる」というデータがあります。
クレームを成立させるには、「CO2削減は温暖化防止に役立つ」というワラントが必要です。ところが、人為的なCO2排出量の増加が温暖化の原因というのは、科学的にはまだ因果関係が証明されていない説なのです。
このワラントを攻撃すれば、データは客観的事実だとしても、クレームを成り立たせる論拠にならないと反論することが可能です。
根拠のないドリームキラーに負けるな
この「ワラントを疑う」方法はぜひ覚えてください。日本人は長い間、同じ文化背景や文脈を共有してきたので、データやワラントを持たずにクレームだけ言う人が多いのです。
「年収10億円なんて無理」というクレームの、データとワラントを示せる人はまずいません。仮に「日本の起業家が年収10億円になる確率は0.2%」というデータがあっても、それがあなたに当てはまるワラントなど、示しようがないのです。
また、「ターンアラウンド」というテクニックもあります。相手の示したデータを利用してワラントを逆向きにひっくり返すことによって、クレームもひっくり返す手法です。
「年収10億円になる確率は0.2%しかない」というデータがあったら、「0.2%の確率でなれる人がいる」というワラントにひっくり返すのです。実際のディベートではもっと論理的に行いますが、「相手の示したデータは認めるが、解釈を自分にとって都合のいい方向に変えるテクニック」だと思ってください。強いディベーターは十分なデータがなくても、ターンアラウンドだけで勝ててしまいます。
大事なのは、ドリームキラーのクレームにひるまないこと。特に、親や教師に言われたことはまず疑ってみる視点を持ってください。疑うことで、いかに他人の根拠がない言葉を信じ込まされていたか、発見できるでしょう。
POINT
ドリームキラーの発言は、単なる決めつけ。
データとワラントを疑い、ターンアラウンドすることで必ず克服できる。
引用おわり
それでもひょんなことからドリームキラーにゴールを否定されそうになったときのために、ディベートのテクニックを使った反論力を身につけておきましょう
…ドリームキラーとは、「コンフォートゾーンを引き下げようとする人」のこと。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html
「セルフイメージを下げる人」や「エフィカシーを下げる人」と言い換えることもできます。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html
現状の外にゴールを設定し、ゴール側にコンフォートゾーンを引き上げると、ゴール達成を邪魔しようとする人が必ず現れます。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html
それがドリームキラー(Dream killer)です。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html
では、最大・最強のドリームキラーとなるのは誰でしょうか?
…そう、自分自身。
Q-203:「自分自身が最大のドリームキラー」という意味はどういうことなのでしょうか?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26417115.html
もっと正確に表現すると、「過去の記憶でできあがった自分(自我)を安定的に保とうとするホメオスタシス(フィードバック)」です。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html
だから、「境界」付近にいると、なかなか心穏やかではいられなくなります。ホメオスタシスが強く働きはじめるから。その高次の次元(心レベル)での表現が「認知的不協和」であり、低次の次元(行動レベル)での表現が「創造的回避」です。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html
*「高次」「低次」とは抽象度のことです↓
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html
重要なのは「“自分”を常にモニタリングする」こと… 観自在。
F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html
そのために… 呼吸!
呼吸をコントロールすることで十分にリラックスとゆらぎを得ることができるようになったら… 「一人ディベート」を行いましょう。気楽に。
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html
ディベートの基本構造としての3要素は「データ(Data)」「ワラント(Warrant)」「クレーム(Claim)」です。まずは、この「D→W→C」という論理構造を徹底的に体得してください。
S-01-09:ディベートの基本構造としての3要素
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html
そして、「ワラントを疑い(←ゼロトラスト)、ひっくり返す」という意識を持ち続けましょう。
Q-247:続・気楽に生きたいのですが… -05;「時間は未来から過去に流れる」とは?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28437135.html
*こちらもどうぞ↓
Q-467:「『職業』と『ファイナンス』をしっかり分ける」がどうしても伝わりません <vol.3;“自問自答のループ”に導くkey word「ゼロトラスト」>
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38169810.html
ワラントを疑い、ひっくり返す
…それが「現状w1の境界ギリギリで行うこと」。ゴールを起点として徹底的な自問を重ねる「一人ディベート」です。
Q-452:コーチングの対象が自分であっても… <vol.1;コーチングは「自問自答」>
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html
ディベートについて、下記記事で詳しくまとめています。最初は難しく感じるかもしれませんが、何度も読み返しながら実践を続けてください。もちろん、気楽に。
S-01~:よりよい“議論”のために
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html
(Q-494につづく)
CoacHing4M2 EDGE
竹原邦雄 / CoacH T
-告知1-
私の意図は「縁起の力により、ゴール側の世界(未来)を創り、ゴールに向かってブーストしていく!」
L-258:2022年12月… -07;「ゴール間の縁起の力」「メンバー間の縁起の力」
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38385551.html
…コーチとしての活動を大幅に見直すことにしました。現在、いろいろ思索中です。
-告知2-
クラブ活動を行っています。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。
一緒に楽しみましょう!
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html
-関連記事-
F-191:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです
<後編;トゥールミンロジック>
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26062728.html
L-198:2022年07月医療・介護研修会 -08;ディベートを極めたうえで、徹底的に「Rゆらぎ」を行う
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36343075.html
L-212:2022年07月シークレットレクチャー -10;<ワーク2>過去の出来事にラベルを貼って、ドリームキラーを撃退する
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36900186.html
L-222:2022年08月シークレットレクチャー -09;「過去の出来事にラベルを貼って、ドリームキラーを撃退するワーク」の意義
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37235632.html
Q-210~:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか?
https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414219.html
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