苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:コンフォートゾーン

Q-450:現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めましたが、ちっとも変わりません。こんな私でもコーチングを受ければ変わることができるのでしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 

Q:現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めましたが、ちっとも変わりません。こんな私でも実際にコーチングを受ければ変わることができるのでしょうか?

 

A:最初の文章中の「ちっとも変わりません」の「変わる」と、次の文章中の「こんな私でも変わることができるのでしょうか?」の「変わる」は、「変わる」の対象(主語)が違うはず。いかがでしょう?

 

 私は、前者は「可能世界w」のことであり、後者は「関数p」のことだと理解しました。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 言い換えると、前者は「コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)」であり、後者は「自我」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 関数p(=自我)は、可能世界w(=CZ)を書き換えた結果として自然に変わっていくものです。実際、「現状が嫌でちっとも変わらない」というマインドのままで「こんな私」を変えることはできません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 もしも「こんな私」を無理やり変えたとしても、強力なホメオスタシスの働きですぐに元に戻っていくでしょう。例えば、ダイエットや禁煙・禁酒等で多くの方々が経験しているとおりに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 「現状が嫌」という理由(あるいは意識状態)で設定するゴールらしきものは、まず間違いなく「現状の最適化」になります。「こんな私」というセルフイメージ(=ブリーフシステム)のまま思い描く未来は、たとえ今とは全然違うように思えても、必ず「理想的な現状」です。なぜでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 答えは「スコトーマが外れない」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマが外れないまま設定するものは、本物のゴールではありません。ゴールのポイントは 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域、4)自分中心を捨て去る の4つ。その「1)現状の外」とは、「スコトーマに隠れている」という意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 私自身は「スコトーマに隠れているゴールを見つけることは、コーチとの縁なくしては不可能」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 つまり、「現状が嫌」「こんな私」を変えることは、コーチングを受けないかぎり無理。では、コーチングを受ければ変わるかというと、「現状が嫌でちっとも変わらない」というセルフトークが生じる“現状”では難しいでしょう。

 Q-395~:セルフトークのコントロールをやっていますが

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429935.html

 

少なくとも「臨場感空間を共有しない」「コンテンツには関わらない」「関数pを書き換えようとしない」という鉄則を厳守する“本物のコーチ”は役割を果たせないはずです。

 Q-443:コンサルティングとコーチングは同時にできるでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37416250.html

 

 クライアントの立場からいうと、“本物のコーチ”は冷たく感じられるものです。

 F-395:ナイセイカンショウ <vol.4;認知戦に打ち勝つための「ナイセイカンショウ」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36687231.html

 

ぜひ下記ブログ記事を読み、どういうことなのか考え、御自身の“現状”を理解してください↓

 Q-103:あがり症は克服できますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19152931.html

 

 

 私の場合でいうと、重視しているのは“希望”です。クライアントの中に“希望”がある限り、コーチングは必ず機能すると思っています。

 F-399~:縁起から得た“希望/HOPE”の体感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431198.html

 

 “希望”を感じたら、次に行うのは「“希望”をブーストする」こと。これは個人的な感触ですが、「“希望”をブーストする」の鍵となるのが「想像力」です。

 L-09820217… -10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30699999.html

 

 以下、苫米地博士の著書「自分を大きく変える 偉人たち、100の言葉 -Dr.苫米地式名言活用術」(TAC出版、p24)より引用します。

 

 

message01

想像力は知識より大切である。知識には限界がある。想像力は世界を包み込む。

アルベルト・アインシュタイン

 

 この言葉は、社会のルールや常識よりも、あなたのイマジネーションのほうが上だという意味ですが、まさにその通りでしょう。知識というのはこの場合、会社にあてはめると、会社の定款であり、慣習であり、すべての有形無形の過去にある、仕事に関わる教え全部だと思ったらいいのです。会社には社長、上司などから受け継がれた素晴らしい知識や実績があります。しかし、それよりも、自分のイマジネーションの方が上だという思考は、仕事をする上でとても大切です。コーチングの祖、ルー・タイスの言葉に、「我々のイマジネーションの限界が我々の能力の限界である」というものがありますが、これと同義語だと言えますね。

 西洋では正しいことしか知識とは言いません。知識というのは、すべてのこれまでの正しいものの集合です。しかし、「そんなことより俺の想像力のほうが上だよ」ということを証明してみせたのがアインシュタインの偉大なところです。実際、彼はニュートン力学を全部、超えてしまいました。

 だから、あなたがもし会社勤めをしていて、会社の定款が問題だと思ったら、即座に退社して新しい会社を作ればいい。極端なことを言うと、日本の法律が合わないと思ったら、外に出て、よその国に行けばいいのです。

 

名言でアファメーション

 あなたの可能性は無限だ。想像力を磨いたあなたは、どんなゴールも達成済みだ

 引用終わり

 

 

 あなたがもし会社勤めをしていて、会社の定款が問題だと思ったら、即座に退社して新しい会社を作ればいい。極端なことを言うと、日本の法律が合わないと思ったら、外に出て、よその国に行けばいい

 

 「自分を大きく変える 偉人たち、100の言葉」が出版されたのは2015年。10年後の今年(2025年)、苫米地博士は「Cosmic Radio」(#22)の中で、この部分を取り上げられました↓

 Dr.苫米地 Cosmic Radio|Cosmic Radio 9/4 OA「自分を大きく変える偉人たちの言葉」#22|AuDee(オーディー) | 音声コンテンツプラットフォーム

 

この「問題だと思ったら即座に退社』『よその国に行け』」という御自身の文章に対して、「若いな~、オレ」とコメントされていました。この言葉(博士のセルフトーク)が意味することは何でしょうか?

 

 

 私が感じたのは、「決して立ち止まらない」というブリーフ。「思考停止することなく、さらなる高みを目指し続ける」というブリーフシステムです。

 PM-06-12:仮説07)思考停止

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 もっとシンプルにいうと 高抽象度への志向!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めました」の「現状が嫌」は、ただの想像力不足です。ここでいう“想像力不足”とは、「すべて情報であることを忘れている」「空が抜けている」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

すべてイマジネーションであり、すべて情報。すべて空

 

 

 そんな情報を操作する方法は、認知科学の発展とともにどんどん理論化され実践されています。そのエッセンスがつまったものがコーチングです↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 まずは逆腹式呼吸を続けましょう。その呼吸を意識に上げながら、リラックスとゆらぎを得てください。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

リラックスとゆらぎを保ち続けている(=ヒーリング状態)と、やがて時間軸上の未来に明るくクリアな何かを感じるはずです。それが“希望”。その“希望”を体感したときがコーチングを実践するときです。

Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 最後にもう一度、苫米地博士のこの言葉を引用します。自身の中から湧き上がるエフィカシーを感じながら、繰り返し声に出して読み上げてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 あなたの可能性は無限だ。想像力を磨いたあなたは、どんなゴールも達成済みだ

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-329:ゴールのカテゴリ「家族」の意味

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33361361.html

F-409~:病院嫌い ~最適化の外側で遊べ!~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431576.html

L-129202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート -10;自己充足的予言×エフィカシー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32846862.html

L-154202111月医療系研修会 -09;「明日への希望」から生まれる“幸福”の好循環

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33904272.html

L-155202111月医療系研修会 -10;「明日への希望」を失わないために

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33919200.html

L-220202208月シークレットレクチャー -07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430215.html

 

自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 -Dr.苫米地式名言活用術

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術 TAC出版 eBook : 苫米地 英人:

 

 

 

F-425:さくら <vol.2;寂しさ>

 

先日、我が家のさくらが旅立ちました。

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら気づいたのは、「さくらと過ごした16年間が『子どもの頃からの夢の最高の現実化』となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)に違いない」ということ。そして

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37769002.html

 vol.2;寂しさ

 

 

 正直にいうと、今も、なかなか集中し続けることができません。古いOSのようにちょくちょくフリーズしてしまう感じです。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 集中を妨げるのは「寂しさ」という情動。そもそも寂しさとは何なのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社、p76)より引用し(青字)、考察を加えます。

 

 

【寂しさ】

 あるはずのものや、あってほしいものが欠けていて、心細く満たされない気持ち。あるいは、人恋しくて物悲しい気持ち。寂しさの度合いによっては、「胸が締めつけられる」「涙が出る」といった身体的反応が起こることもある。

 

寂しさには、いろいろな種類がある

 「寂しさ」と一口に言っても、ひとくくりにはできません。その内容は千差万別です。

 「大切な人を失って、寂しい」「住み慣れた場所を離れて、寂しい」「恋人や家族がいなくて、寂しい」という人もいれば、「人は究極的には誰ともわかりあえない、孤独な存在である。そう考えると寂しい」「ビッグバンの前の、何もない宇宙を想像すると寂しい」という人もいるかもしれません。

 抽象度の低いものから高いものまで、人はさまざまな物事に対し、寂しさを感じるのです。

 引用終わり

 

 

 大切な人」「住み慣れた場所」「恋人や家族」というのは、物理空間上の具体的な人や事物のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 それらが「欠けていて、心細く満たされない」というのが、抽象度の低い「寂しさ」です。さくらを失って感じているのは、まさにこの次元の寂しさでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その寂しさは動物的だともいえます。抽象度の低い「寂しさ」を感じるとき、心は不安定かつ短絡的になりがちです。「大脳辺縁系優位」といえるこの状態のことを、「ファイト・オア・フライト」と表現します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 「集中できず、たびたびフリーズする」というのは、IQが下がっている証拠。それは「より高次の情報空間にアクセスできない(=臨場感を感じられない)」という状態です。

 F-404:自由訳「守破離」 vol.2;「守」× Healing

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37031929.html

 

 

動物の本能から生じる、抽象度の低い寂しさ

 抽象度の低い寂しさは、動物の本能に基づく寂しさであるといってもよいかもしれません。

 動物にはもともと、身の安全を守るために群れをなす習性があります。

 進化の結果、人間は一人でも行動できるようになりましたが、脳内には、仲間を求める仕組みがまだ残っています。集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っているのです。たとえば、一人暮らしの人が寂しさを感じてしまうのは、そのせいです。

 しかし、そうした寂しさには、実は、あまり意味はありません。

 よく考えてみてください。山奥や無人島などの特殊な環境でない限り、たとえ家族などの同居人がいなくて一人で暮らしていても、単に壁で区切られているだけで、同じマンションや近所には、たくさん人間がいます。物理的には数メートルしか離れていないなどということも、ざらにあるでしょう。

 こうした寂しさを感じそうになったら、「壁の向こうには人がいる」と考えるようにしましょう。

 生物学的な、抽象度の寂しさには、想像力を少し働かせるだけで十分に対処ができるのです。

 引用終わり

 

 

 集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っている」というのは、ざっくり言うと、ブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 人の前頭前野には複数の「ブリーフ」が同時に存在しています。階層性はあってもグチャグチャなカオス状態として機能しているのが、コーチング実践前のBSの実際のところ。

その「グチャグチャ」「カオス」が、人の心に矛盾や葛藤、混乱を生みだします。

 L-09420217月シークレット… -06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 

BSに影響するような情動的な体験の記憶(アンカー)が、何か(トリガー)をきっかけに扁桃体&海馬によって増幅されながら引っ張り出されると、自律神経系が刺激され身体の不調が出現します。「食欲不振」「悪心・嘔吐」「体の痛み」「めまい」「胸痛・圧迫感」「息苦しさ」などは、その典型的な症状です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 扁桃体と海馬が記憶を引っ張り出す働きは大脳辺縁系の処理の中ではあくまでローカルなものですが、前頭前野に認識のパターンを生みだすまで高まる(=BS化)と、自律神経系を介して脳幹までも変調させます。

そこまでいくと、命に関わるような不調が生じてしまいかねません。

 PM-04-04収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 だから「情動的な体験の記憶」は必ず克服するべきなのですが、その克服は決して簡単ではありません。「抽象度の低い寂しさ」は「動物の本能に基づく寂しさ」だから。それは遺伝子レベルといえるくらい根源的な“呪縛”だといえます。

 

集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っている

 

その「名残」は、じつは、コーチングにも大いに関係します。「名残」を克服できないと、いつまでも過去に囚われたまま。その「名残」のひとつが「エスティーム(Esteem)」です↓

L-172202203月シークレット… -05;「新たな世界(w2)」が包含する“光”と“影”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34943681.html

 

 

ホメオスタシスがもたらす寂しさもある

 大切な人を失ったり、住み慣れた場所を離れたりしたときに感じるのは、ホメオスタシスの働きによって生じる寂しさです。

 人間の身体や精神には、自分にとって居心地のいい状態、慣れ親しんだ状態を維持しようとする力(ホメオスタシス)が強く働いています。そして、何らかの事情により、「自分はこういう人間である」「自分はこういう世界に生きている」という脳内のブリーフシステムが崩れると、最初のうち、脳は戸惑い、それを何とか元に戻そうと葛藤します。このときに、寂しさが生まれるのです。

 引用終わり

 

 「身体だけでなく精神、すなわち心の空間(=情報空間)にまでホメオスタシスが拡張している」というのが、苫米地理論の第Ⅰ世代「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 今の私は、まさに「『自分はこういう世界に生きている』というBSが崩れた状態」。それは「ゲシュタルトが不安定化した状態」ともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 さらに古い表現で言い換えると、「フレームの中断」。これは他者に情報を書き込まれかねない、とても危険な状態です↓

 F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 その一方で、「BSが崩れた状態」「ゲシュタルトが不安定化した状態」「フレームの中断」は、これまでのコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)の壁を突き破るチャンスでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

  危険であるが、チャンスでもある

 

 

 その両者を分けるのはゴール!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「さくらとの縁」によりCZを突き破り、コーチらしく新たな未来(社会)を創造するために、私はゴールを再設定(更新)することにしました。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 

 とはいっても、やっぱり集中できないので、まずは「趣味」のゴールから。

 Q-425:現状の外側に100%want toのゴールvol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

 気楽に。さくらを感じながら

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 

さくら(2014年5月)

さくら

20145

 

 

F-426につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 以下、「『感情』の解剖図鑑」より引用します(p79)。本文で引用した部分のつづきです。

 

 

寂しさをコントロールする方法

ここでは、寂しさをコントロールする方法を2つ、紹介しましょう。

 

1 想像力と思考力をフルに駆使する

 寂しさを早く乗り越えたいときは、想像力や思考力を駆使しましょう。大切な人が目の前からいなくなって寂しさを感じたなら、「ほかの町で元気に暮らしている、その人の姿」を想像すればいいし、住み慣れた場所を離れて寂しさを感じたなら、「新しい場所で楽しく暮らすこと」をゴールに設定し、それを達成するための方法を考えるのです。

 いずれにせよ、ある程度時間が経ち、脳が「もう、ブリーフシステムは元の状態には戻らない」と認識し、現状を踏まえた新たなブリーフシステムを受け入れるようになると、寂しさは徐々に治まっていきます。

 

2 寂しさは、人の感情が生み出す幻の感情ということに気づく

 人間の根源的な孤独に思いをはせたり、宇宙の成り立ちに思いをはせたりしたときに生じる、時間空間を超えた、抽象度の高い寂しさはどうでしょう。

 これらは、想像しすぎ、考えすぎから生まれていますから、当然のことながら、想像するのをやめれば、寂しさは治まります。何事も、ほどほどが一番なのです。

 寂しさを感じることは決して悪いことではありません。しかしあくまで、その感情を楽しむことができる程度であれば、です。

 寂しいという感情にとらわれすぎてはいけません。抽象度の低いものであれ、高いものであれ、寂しさはすべて、自分の想像力の欠如もしくは過剰さが生み出した、幻の感情にすぎないのです。それに気づくだけでも、だいぶ心持ちは変わってくるはずです。

 引用終わり

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-396~:ヘンザイ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431106.html

F-398:赤いGと白いG ~よくわかんないけど、なんかわかった!~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36810305.html

F-413:てげてげ <ver.3

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37361806.html

Q-294~:孤独を感じています。私はどんなゴールを設定すればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423127.html

 

 

「感情」の解剖図鑑




L-239202209月シークレットレクチャー -14;「ゴール」の核心

 

20229月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

 *2回目(20228月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431365.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;鍵となるのは「絶対他力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37539518.html

 02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 03;生と死の間を輝かせる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37577854.html

 04;自我関数から導きだされる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37603992.html

 05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 06;コーチが黙っているからこそ起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37640576.html

 07;コーチングの実践は実戦

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

 08;常識を疑い、奴隷から抜け出す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37675977.html

 09;「真の意味でなりたい自分になる」という決意

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37687612.html

 10;「真の意味でなりたい自分になる」という決意の次に行うこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37713427.html

 11;「複雑な関係を、立体的に思考する」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37723449.html

 12;ゴール側からの新たな縁起づくり

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37748141.html

 13;“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37758098.html

 14;「ゴール」の核心

 

 

無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げる

 

 それが“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩。

 前回(L-238)確認したとおり、バイオパワー(生権力)とは「相互監視的な社会システム」のこと。私たちは「お互いに監視し牽制し合う」ことで、「囚人のように行動を管理・統制」されています。

 F-061~:バイオパワー(生権力)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 例えば、私は「立派な犬を飼われているのですね」「しょっちゅう映画を観に行かれるのですね」といったコメントをいただくことがあります。それだけなら事実(data)の確認に過ぎませんが、発言者のマインドに「犬を飼うお金がない」「映画を楽しむ余裕がない」といった思いを感じると、途端に“警告”が鳴り響きます。心の中で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 その“警告”が、私の場合の「無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げる」です。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 もうひとつ、いい例を思い出しました。

かつて勤務していた病院の事務方のトップから「あんまり東京に行くな」「いちいち東京に行くと職員に言うな」と釘を刺されたことがあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 ちょうどコーチングを受けていた頃のことで、月2回は上京していたときの話。

私が上京を告知するのは、病院から患者さんのことで連絡がくる可能性があるからです。飛行機移動中やセッション中など、絶対に連絡がつかない時間帯があることをあらかじめ伝えておくことで、なるべく「Fight or Flight化」を防ごうと思っていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 それは私なりの職員への配慮マナーのつもりでした。

 S-02-05:マナーとルールの定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18222665.html

 

 ところが、相手は「行くな」「言うな」の一点張り。その根拠を辛抱強く聞きだすと、やっと出てきた反論は「ほとんどの職員は東京に行きたくてもいけない」→「みんなうらやましいと思っている」→「病院全体の雰囲気が悪くなる」といったものでした。

つまり、コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)が乱されている(崩されている)ということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 現状の外にゴールを設定し、そのゴールに向かって活動を続けていると、必ずといっていいほど“ドリームキリング的な力”に邪魔されます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 それは共有している(と相手の無意識が感じている)CZに引き戻そうとするホメオスタシス・フィードバック。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そのネガティブな力を意識に上げ無効化するためにも“縁起空間のモニタリング”が重要であることを、私はこの不毛なやり取りのおかげで知りました。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 

無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げる

 

 

 もっとコーチングに寄せていうと、それは「ドリームキラー的低エフィカシーを意識に上げる」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 さらに今講義全体のテーマに沿って言い直すと

 

 

現状のエフィカシーを決して過信はせず(させず)、さらなるハイ・エフィカシーをしっかり確信する(させる)

 

 

そんなブリーフがコレクティブ・エフィカシーの基盤になると思いました。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブ・エフィカシー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 

  コレクティブ・エフィカシー!

 

 

その実現のために重要なのは、やはり

 

 以下、苫米地博士の著書「もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 -今こそ、「縁起人」として生きろ。」(TAC出版、p124)より引用します。

 

 

ゴール設定がなぜ大事なのか?

 「現状の外側にゴールを設定する」という言葉は、初めての読者の方には、すぐには理解しにくいかもしれません。

 ですので、ゴールについて、もう少し詳しく説明していきましょう。専門的な言葉もありますがご容赦ください。

 人間とは、人生におけるゴールを欲する生き物ですゴールに向かい進んでいくこと以上に、人生を楽しむ方法はありません

 なぜかというと、ゴールを設定した後、その達成に向けてハッピーな気持ちで行動するうちに、自らの抽象度とエフィカシーが上がるからです。

 抽象度が上がれば、視野が広がり見える世界が変わります。エフィカシーが高まれば、自己評価が上昇するため、前向きに未知のことに挑戦していけます。

 そうなると、連鎖的にレベルが上がった次のゴールが見えてきます。

 さらにいうと、エフィカシーが高いと、生きるうえで、すべてがうまくまわります。

 

 縁起は、人間の生体ではホメオスタシスといいます。ホメオスタシスとは、生体を安定した恒常的状態に保とうとする機能です。体温がずっと維持されているのをイメージするとわかりやすいでしょう。

 この機能は、人の場合、物理空間の生体維持だけでなく、情報空間でも働いています。情報空間とは物理空間と対をなすものです。

 ホメオスタシスは非常に強力なため、すぐに現状を維持しようとします。

 人がなかなか変われないのは、これが原因です。ひとまず変化したように思っても、また元の状態に戻ってしまうというわけです。

 

 そして、この情報空間、物理空間をすべて合わせたものが「縁起」ということになります。

 エフィカシーが高いということは、そのエネルギーが強いということなのです。ゴムひもを引っ張れば、引っ張るほど力が強いということと一緒で、エフィカシーが高い人は、ゴール設定も高くできます。

 つまり、その人のゴール設定が高いほどエネルギーが強い人物だということになります。

 エネルギーが強い人物は、人や事柄に大きな影響を与えますので、新たに大きな縁起とつながることが可能になります。つまり、これまでの自分をリセットし、自らを新しく作り変えることができるのです。

 

 ゴールの設定はとても難しいものです。自分と深く向き合わなければ見えてこないからです。自分で、このゴール設定を行うことを「セルフ・コーチング」といいます。

 一方で、コーチから受ける「パーソナル・コーチング」も存在します。その場合、コーチはあなたのゴール設定の相談に乗り、潜在能力を引き出し、ゴール達成に向けて導いてくれます。コーチはあなたとしっかり会話することにより、あなたが自分では気づけない盲点(スコトーマ)を見つけ出します。そして、それを気づかせることで、あなたを「理想の自分」へと手引きするのです。

 

 では、あなたが人にコーチングができるようになるには、どのような手順を踏めばいいのでしょう?

 まず少なくとも、二〇年以上の活動実績を持った団体からコーチ認定を受けて、信頼のおけるスキルを身につけたコーチから、コーチングを受けましょう。たとえ、あなたが博士号を取得している学者であっても、信用できる機関でコーチングの訓練を受けなければ、きちんとしたコーチングはできないのです。プロのコーチに直接ついてもらい、指導してもらわなければ、上達は難しいでしょう。そのうえで、自分自身にコーチングをしたうえで、人に教えていくのが理想です。

 そしてまた、コーチの資格を取得したからといって、すぐにコーチングを実践できるようになるかといえばそうではありません。

 よいコーチになるにも絶対的な物差しはなく、クライアントの幸せのため、論理と実践を重ね、日々研鑽をし続ける必要があるからです。

 引用終わり

 

 

エネルギーが強い人物は、人や事柄に大きな影響を与えますので、新たに大きな縁起とつながることが可能になります。つまり、これまでの自分をリセットし、自らを新しく作り変えることができるのです

 

 その新たに大きな縁起とつながる」ことの確信こそが、「絶対他力」の感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 その確信(=絶対他力)がコーチングのコアである「ゴール」の核心である というのが、苫米地博士に学ぶ私の「信」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

L-240につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 そのネガティブな力を意識に上げ無効化するためにも“縁起空間のモニタリング”が重要であることを、私はこの不毛なやり取りのおかげで知りました

 

 記憶とともに思い出す怒りにラベリングを行いながら、もう少し「不毛なやり取り」を掘り下げます。

 L-176202203月シークレットレクチャー -09;ラベリングにより到達する境地

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35045101.html

 

 「東京に行くな」「東京に行くと言うな」という主張(claim)と「月2回上京」「上京前にしっかり告知」という事実(data)の間にあったのが、「ほとんどの職員は東京に行きたくてもいけない」→「みんなうらやましいと思っている」→「病院全体の雰囲気が悪くなる」という根拠(warrant)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 そんな根拠をひっくり返すために、私は、トゥールミンロジックを用いて諭すように話を続けました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 *詳しくはこちらでどうぞ↓

 S-01~:よりよい“議論”のために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

すると、露わになったのは「ほとんどの職員は東京に行きたくてもいけない」→「みんなうらやましいと思っている」→「職員から私に苦情の電話がかかってくる」→「この前なんか娘と一緒に洗車していたところを邪魔された」→「お前のせいだ」というただの情動でした

PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

I-017:ブログ更新予定変更のお知らせ ~「恐れはダークサイドに通じる」を克服するために~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11594310.html

F-257~:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421948.html

Q-271~現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね ~綸言汗の如し~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421412.html

Q-339~「あなたは食べた物でできている」という言葉は間違っている?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426446.html

Q-398~:恨みをメールで送りつけたい気持ちがあります

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429964.html

 

 

もうこれ以上、人間関係で悩まない極意

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 ─今こそ、「縁起人」として生きろ。─ (TAC出版) 電子書籍: 苫米地 英人: Kindleストア

 



F-424:さくら <vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化>

 

幼少の頃の思い出に色をつけるとすると“漆黒”。闇の中で育ったというのが、私の正直な実感です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854165.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854341.html

 

 そんな幼少期の記憶の一つとして、ペットにまつわるものがあります。どんなに犬を飼ってとお願いしても相手にしてもらえなかった記憶。猫なら室内でも飼えると食い下がったらものすごく怒られた記憶。友達が飼っている犬の話をしていたらいきなり殴られた記憶。

 F-001:やり場のない

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516364.html

 

雨の中、子猫を抱えながらひたすら歩いていた記憶もあります。雨の冷たさ、子猫のぬくもり、そして両親に「この猫と同じようにお前も橋の下で拾った」と言われたときの心の痛み 今でもはっきりと思い出します。

 Q-167:自分を苦しめているのは記憶です。過去に苦しめられていることを

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24320549.html

 

 そんな記憶の中でもとびきり痛いのが“ミドリガメ”にまつわるもの。ペットを飼いたいと願う孫の望みを祖父母が叶えてくれたのですが、その事実を知った父親が逆上し、祖父母の家に乗り込みカメを強奪。なんと橋の上から川に投げ捨ててしまいました。川は甲突川、橋は移設前の西田橋でした。

 F-037:「もうおねがい ゆるしてください」~心の傷はやがて脳の傷になってしまうという科学的事実~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10114934.html

 

手足をバタバタさせながらスローモーションで落ちていくカメの姿が頭にこびりついて離れなかった私は、その後ペットを飼いたいとは言わなかったはずです。

 L-01020201月シークレット… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 そんな両親のいる場所は、当然、コンフォートゾーンであるはずがありません。大学時代の私は、当時の彼女の家で生活していました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ある夏の日、台風が近づく中、私は彼女の家にいました。なぜ一人でいたのかは覚えていませんが、暴風雨の夜にベランダの室外機の上に1匹のやせた猫がいて、懇願するように部屋の中をのぞき見ていたことは鮮明に覚えています。「今晩だけだよ。内緒ね」と話しかけながら部屋に(勝手に)入れてあげたのが、ペットとの生活第2章の幕開けでした。

 当然のように住み着いた猫は、しばらくして2匹の子猫を出産。2人+3匹の夢のような生活が始まりました。ちょうど医師国家試験の半年くらい前のことです。

 L-11320219月シークレットレクチャー -01;夢

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32063846.html

 

 無事に国試に合格し2人とも社会人になりましたが、残念ながら、猫たちを飼い続けることは難しくなってしまいました。やむを得ず3匹の猫たちは彼女の実家とその知り合いに引き取っていただき、“夢の生活”はあっけなく終わりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 その後、当時の彼女は妻となり、子宝にも恵まれ、家族で暮らす家を建てることになりました。すると、「犬や猫と暮らしたい」という猛烈な思いが湧き上がってきました。我が子のためにも、子どもの頃の夢をなんとしても成就したいと思いました。

 (今思うと、この感覚↑はNG。詳しくはこちら↓)

 Q-229:低年齢の子どもも「want toで生きる」後編;しつけと教育の違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27824108.html

 

 土地探しや設計の段階から子どもたちと犬と猫との生活をイメージしながら取り組みました。庭で思いっきり駆け回っている姿、砂場で泥だらけになって遊んでいる姿、木陰で休憩している姿、室内でくつろいでいる姿など

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 家が完成し子どもたちもある程度大きくなったタイミングで、念願の犬を迎え入れることになりました。家族で決めた犬種はラブラドール・レトリーバー。妻が見つけたブリーダーさんとの密なやり取りを経て、ついに真っ白いラブがやってきました。

20099月、ちょうど私が苫米地博士と情報的に出会った頃です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702480.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702640.html

 

 博士に学びながら、私は「犬や猫が好きな自身のブリーフは誰かに埋め込まれたものなのではないか?」と疑うようになりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

  なぜ犬・猫好きなのか?

  本当に犬・猫好きなのか?

  犬・猫と暮らすゴールは何か?

 

 そんなことを真面目に考えたりもしましたが、「さくら」と名付けたラブはかわいくてかわいくて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

さくら(2013年4月)

さくら

20134

 

 

もはや我が家の犬・猫は家族同然。「家族との縁に理由なんかいらない」と思考停止しながら、ただただ幸せな時間を、子どもの頃からの夢の最高の現実化を、楽しみました。

L-11520219月シークレットレクチャー -03;夢を現実化する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32114512.html

 

 

 あれから16年。先日、我が家のさくらは旅立ちました。

 

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら、私は「さくらとの縁」について思い巡らしました。

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 そんな意識状態のときに目にとまったのが、苫米地博士のこの言葉です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 

  4次元世界はA次元の写像

 

 

 以下、苫米地博士の著書「夢が勝手にかなう脳」(講談社、p64)より引用します。

 

 

◆一人ひとりのA次元には役割を果たすために働く「意思」がある

 「4次元世界はA次元の写像だ」と言うと、「これまで人類が何千年にわたって綴ってきた歴史もまた、A次元の写像ですか? たとえば、紙が発明されたり、産業革命やIT革命等が起こったり、天才が現れてさまざまな謎を解明したりするなど、文明の進展にとって起爆剤となるようなことが突如起きるのはすべて、A次元の写像ですか?」といった質問を受けることが、よくあります。

 ある意味では、イエス。誰かがA次元の写像をキャッチしてひらめいたことが、歴史を大きく変えるきっかけになることはあります。

 しかし、A次元全体に何らかの意思があって写像がつくられているかと言うと、それはわかりません。まったくランダムにA次元で起きていることが、4次元世界の写像になっただけなのかもしれません。

 

 私に言わせれば、A次元に意思があると信じる人は、絶対神がこの世を創造したと考える宗教の信者です。「A次元=絶対神」と考えるのは自由ですが、現実にはそんな神様はどの次元にも存在しえません。

 ゲーデルが証明した不完全性定理-思い切り簡単に言ってしまうと、「どんな系であったとしても、系には証明不能もしくは相矛盾する命題が必ず存在する。よって、絶対的に正しい、矛盾のない存在は、この世にもあの世にもありえない」という定理が、次元を超えて働いているので、全知全能の神は存在しえないのです。

 もっとも、A次元に意思があるかないかなんて、考えるだけムダです。そんなこと、下の次元からは知りようがないですから。お釈迦様が、

 「あの世のことは死んでから悩め」

 と、言った、それと同じことです。

 

 しかし、A次元全体の意思はないだろうけれど、人間一人ひとりには、A次元における意思がある可能性は高いと、私は考えています。

 言い換えれば、A次元に絶対神はいないけれど、超自然的な存在を感じるとしたら、それは次元を超えた自分自身だ、ということです。わかりやすいたとえで、

 「足の親指の爪先が自分の脳で、頭の脳が抽象次元」

 だとすると、爪先は爪先なりに、

 「自分はどうして、こんなところに生きているのだろう」

 と考えています。でも、頭の脳は爪先が何をして生きればいいのかなんて、これっぽっちも考えていません。

 たとえば、「歩く」という動作一つとっても、頭の脳は爪先の考えとは無関係に、「歩きたい」と思うから足を動かし、親指の爪先で大地をとらえて歩いているだけです。でも親指的には、自分より抽象度の高い脳に関する知識がないので、

 「超自然的な意思によって、自分は動かされている」

 と考えているのかもしれません。

 それはあながち、勘違いとも言えません。頭の脳にとって親指の爪先は自分の一部でしかないけれど、たしかに「歩け」という指令を出したのですから、意思と言えば意思です。

 ただ、爪先の人生を考えての意思かどうかは、わかりません。頭の脳に親指の爪先の人生を操る意思があるか否かは、非常に微妙なところでしょう。

 しかし、もし親指の爪先に、頭の脳の声が聞こえたとしたら、どうでしょう?

 だとしたら、爪先の脳の思考が抽象度の高い頭の脳まで飛んだことになります。そうして聞いた声は、おそらく次元を超えた自分自身の声なのです。

 このたとえでわかるように、A次元に自分の意思があるかどうかはさておき、4次元世界の自分がA次元の声を聞くことは不可能ではありません。そうやって聞こえてくる声はたぶん、

 「A次元の自分の意思が、言語という4次元の抽象度に変換された

 ものでしょう。

 と同時に、その声が聞こえたときが、人が4次元空間で果たすべき自らの役割を知る瞬間でもあります。

 たとえば「ある日突然、自分はボランティアに身を捧げようと思った」などというとき、それを「啓示だ」と思う傾向があります。超自然的な存在、もしくはサムシング・グレイト、神の意思が、自分を思いも寄らない行動に駆り立てた、と信じ込んでしまうのです。

 でも、神の声なんかではありません。自分自身の内省的な声なのです。

 ここを履き違えると、とんでもない宗教にはまってしまいかねないので、きちんとわきまえましょう。

 抽象度が上がると、人はA次元の自分自身と内省的な会話ができる。それが、自分の本来の役割を知る第一歩だと理解してください。

 

 目に見えないA次元という存在に、これくらいリアリティを持つということはすなわち、金融資本主義の競争原理に汚染された物理空間におけるすべての足かせから、自らの身が解放されることでもあります。

 物理空間に身を置きながら、何の疑問もためらいも苦労も悩みもなく、自らの役割に嬉々として取り組んでいくA次元のイメージに強烈なリアリティを感じれば、そんな夢のような毎日を具現化してくれます。

 原監督のように夢を実現できる人には、それが明確な認識になっているかどうかは別にして、A次元にいる自らの存在にリアリティを感じるほど抽象度の高い思考ができて、ゴールを設定できている。野球文化の定着というゴールはまさにA次元的なものではなかったでしょうか。

 引用終わり

 

 

そうやって聞こえてくる声はA次元の自分の意思が、言語という4次元の抽象度に変換された」もの。と同時に、その声が聞こえたときが、人が4次元空間で果たすべき自らの役割を知る瞬間

 

 「さくらと過ごした日々」という4次元世界(空間)を振り返ると、ずっと「A次元の意思」に触れていたような気がします。

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 

 物理空間に身を置きながら、何の疑問もためらいも苦労の悩みもなく、自らの役割に嬉々として取り組んでいく

 

 苫米地博士に学びながらさくらと過ごした16年間が「子どもの頃からの夢の最高の現実化」となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)だったに違いありません。

Q-196未来の抽象度の高いイメージ(I)を臨場感高く想像すれば(V)実現する(R)と考えていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25936863.html

 

さくらの看取りを経て、その縁がコーチとしての機能にも大きく影響していることに気がつきました。

L-03520204月シークレットレクチャー -04;エフィカシーとは縁起の結実の確信

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26686871.html

 

 ありがとう、さくら

 

F-425につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-076Ya Ya(あの時代を忘れない)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15961773.html

F-117~Field of Dreams

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

F-391:童謡か? 軍歌か?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36506396.html

L-207202207月シークレットレクチャー -05;正しい「過去の記憶」の使い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36800425.html

Q-276~:セルフトークのマネジメントについて

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421937.html

 

 

夢が勝手にかなう脳

Kindle版はこちら↓

夢が勝手にかなう脳 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 



L-234202209月シークレットレクチャー -09;「真の意味でなりたい自分になる」という決意

 

20229月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

 *2回目(20228月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431365.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;鍵となるのは「絶対他力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37539518.html

 02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 03;生と死の間を輝かせる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37577854.html

 04;自我関数から導きだされる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37603992.html

 05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 06;コーチが黙っているからこそ起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37640576.html

 07;コーチングの実践は実戦

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

 08;常識を疑い、奴隷から抜け出す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37675977.html

 09;「真の意味でなりたい自分になる」という決意

 

 

 「常識」という名の洗脳が恐ろしいのは、私たちの脳の仕組みに原因があります。

 人間の脳には、スコトーマ(盲点)があります

 世の中のすべてのことを見ているのではなく、自分にとって重要度の高いものしか目に見えないようにできているのです。

 

 これは前回引用した苫米地博士の著書「あなたは常識に洗脳されている」(大和書房、p25)中の言葉。

 

 

あなたは常識に洗脳されている

Kindle版(「脱常識」力)はこちら↓

「脱常識」力 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 

つい忘れてしまいがちですが、まずは「『必ずスコトーマがある』という事実を意識に上げ続ける」ことが重要。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 次のステップは「スコトーマを消す」です。そのためのワークが「苫米地 思考ノート術」(牧野出版、p116)の中にあります。

 

 

苫米地 思考ノート術

Kindle版はこちら↓

苫米地式 思考ノート術 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 

<ワーク:スコトーマを消す>

①知識を増やす

知識により新たなスコトーマが生じるため、②以下のワークと同時に取り組む

②因果を逆に考える

未来を「因」とし、現在を「果」とする。「時間は未来から過去へと流れる」の体感

③自分の視点を否定する

固定観念に縛られず、今までの見方を否定してみる

④正しいと思っている常識を疑う

自分の中にある過去の記憶にまつわる判断を「本当にそう思ったのか?」と自問する

 

*①以外の3つは「スコトーマをダイナミックにずらして確率を上げる方法」

連続的にワークを行い、大胆にずらすことがポイント。詳しくはこちら↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36911560.html

 

 

 スコトーマがダイナミックにずれると、きっと“めまいのような体感”を感じるはず。

 F-195:新たな概念「PPPD」の考察

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26301730.html

 

 それは「Rゆらぎ」の体感ともいえます。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

そのときに“より高次の抽象度次元”に意識が向いていると、今まではまったく認識できなかったゴールを見つけられます。なぜでしょう?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 答えは「抽象度が上がる →新たな認識 →新たな思考 →理解が深まる →ますますスコトーマが外れる」という変化が起こるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 この「理解が深まる」ことが「ゲシュタルト化」です。情報を見て(聴いて)、その情報に意味を持たせ、もっと大きな枠組みで理解をする能力がゲシュタルト能力です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ゲシュタルト能力は、抽象化能力と同じ。この世の中にある(起こる)一見バラバラなものに隠された法則が認識でき、それらの関連性を見いだすことができると(connect the dots)、新しいゲシュタルトができあがります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

それが理解であり、抽象度が上がるということです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 その過程でゴールに向かう足がかりを見つけ(=抽象度が上がる方向性)、同時にゴールを達成する具体的な方法(=抽象度が下がる方向性)を“inventon the way)”していきます。

 F-251:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.8;選択>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29250667.html

 

 私は、これらすべてのプロセスにおいて、欠かすことができない“心構え”があると思っています。コーチングの成否を左右するといっても過言ではない、クライアント自身が獲得すべき“心構え”。それは

 

 以下、苫米地博士の著書「ドクター苫米地の新・福音書 -禁断の自己改造プログラム」(講談社、開拓社より再版、p150)より引用します。

 

 

本当に「なりたい自分」になる決意を堅固にしよう

 私たちが目指すのは、社会や他者に洗脳されやすい抽象度の低い状態から抜け出し、同時に自分を束縛する自我から自らを解き放ち、真の意味で「なりたい自分」「叶えたい夢」「実現したい幸せ」を手に入れることです。

 つまり、「奴隷の幸せ」は求めていない-。

 本章で内部表現を書き換えるに当たって、まずその点を再認識しておきましょう。

 私がなぜ、「奴隷になるな、奴隷になるな」としつこく繰り返すか。それは逆説的に言うと、奴隷が一番幸せであることは間違いないからです。

 自分で何も考えずに、社会の思惑通りに生きるなら、それほど簡単なことはありません。社会や他人に操られていればいいわけですから、何も自分で考えなくていいし、何も自分で決定する必要はないし、自分のしたことに対して何ひとつ責任をとることもない。だからお気楽だし、ハッピーなのです。

 元来が怠け者にできている、楽なほうに流れたい人間にとって、これほど強烈な甘い誘惑はありません。そのために、人はついつい「奴隷の幸せ」を求めてしまう、という見方もできます。でも、本書はそこに、

 「それでいいんですか?」

 という一石を投じたい。「いいわけがない」ことは明快過ぎるくらい明快だからです。

 これまで再三お話ししてきたように、奴隷はある意味で社会や他者にだまされた状態のまま、そうとは気づかずに、自分の夢や幸せとはこういうものだと思いこまされているだけです。哲学的に言うなら、単純に、

 「奴隷の幸せは、幸せではない」

 ということです。

 それは「間違った知識は、知識ではない」のと同じ。たとえば、あなたが誰かから携帯の番号を教えてもらったとして、相手が番号を言い間違えたにせよ、自分が聞き間違えたり、メモリに入力し間違えたりしたにせよ、相手の携帯につながらなければ、その番号は知識と言えるでしょうか? 答えは「ノー」です。正しい知識でなければ知識ではないのです。

 同様に、自由な幸せしか幸せとは言えない。よって、「奴隷の幸せ」は幸せではない、ということです。

 賢明なるみなさんは、すでにこの点を理解されていると思いますが、「奴隷の幸せ」というのは「わかっちゃいるけど、やめられない」ほどの魔力を持つもの。そこに引き戻されることのないよう、プロローグで提示した強烈な“脅し”を思い出してください。要は、

 

 「あなたは一生分の後悔に苦しみながら、死の淵をさまよい続けたいですか?」

 

 ということです。甘い誘惑に負けたら、どんな不幸が待っているかをしっかり認識しておくことが、「奴隷の幸せ」に堕してしまいそうになる自分にブレーキをかけるうえでも役立つでしょう。

 ここは腹を括って奴隷の人生からオサラバし、「私は真の意味でなりたい自分になるんだ」という決意をしっかりと固めてください。

 そして前章のトレーニングを積んだら、あなたはもう準備万端。次の「内部表現を書き換える」技術の習得へとステップアップしていくことができます。

 引用終わり

 

 

 「奴隷の幸せ」というのは「わかっちゃいるけど、やめられない」ほどの魔力を持つもの

 

 その「魔力」の正体は、「情報空間に働くホメオスタシス(フィードバック)」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ホメオスタシスが「奴隷の幸せ」に働くのは、「奴隷の幸せ」がコンフォートゾーン化しているからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 「奴隷の幸せ」がコンフォートゾーン化するのは、それが動物にとってのデフォルトだから。人間も放っておくと動物に戻ってしまいます↓

 F-420:私、うっちゃいました <後編;デフォルト化した社会を変えるために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37623972.html

 

 そのようなコンフォートゾーンを抜け出す力の起点となるのが、真の意味でなりたい自分になる」という決意

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 アップデートした苫米地式コーチングのフレームで言い直すと、「心から望む可能世界Whを選択した結果として、ゴールにふさわしい自我関数pに変わる(=自在)」という自由意思

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 それが私が思う「欠かすことのできない“心構え”」。一言でいうならば、「意図」です。

 Q-377:同じ抽象度で最適化されたゴールのような気がします

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34573983.html

 

L-235につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE          

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

その過程でゴールに向かう足がかりを見つけ(=抽象度が上がる方向性)、同時にゴールを達成する具体的な方法(=抽象度が下がる方向性)を“inventon the way)”していきます

 

 その思考(意識状態)に欠かせないのが「コンセプチュアル・フロー」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 L-08120213月シークレット… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-072:「糖尿病リスク予測ツール」に思う vol.2;わかっちゃいるけどやめられない♪

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15394923.html

F-263~4:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.7~8;「知の呪縛」から抜け出すための逆向きのスコトーマ外し>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29906587.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29951903.html

F-345:知らないと言う罪と知りすぎる罠

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34206232.html

F-360:自由訳「OODA」 <vol.6;「OODA」とは〇〇〇そのもの ver.2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35009043.html

L-08820213月シークレットレクチャー -11;コンセプチュアル・フローに隠された“秘密”

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30266822.html

Q-387~:同じ職場でお客さんに対しての話し方がおかしい人がいます。どう接すればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429772.html

 

 

新・福音書

Kindle版はこちら↓

ドクター苫米地の新・福音書 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 



F-420:私、うっちゃいました <後編;デフォルト化した社会を変えるために>

 

 世界を襲った「新型コロナ感染症(COVID-19)」と「mRNAワクチン」という“茶番”から、ずいぶんと時間が経ちました。医療・介護現場では多くの職員が「mRNAワクチン」を接種しています。「思いやりワクチン」などの美辞麗句に覆われた“同調圧力”が強烈に働いたから。

 F-206:マトリックス/Matrix -01<ストックホルム症候群>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26952285.html

 

 「本当は嫌だったのに、仕方なく接種した」という人ほど、「mRNAワクチン」の正体を知ると青ざめます。そして、必ずと言っていいほどこう言います

 

  私、うっちゃいました

 

 そんな言葉を聞いたとき、コーチとして思うことをまとめます。

 

 前編;後悔は進化の結果

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37549544.html

 中編;抽象度を上げるための縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37587853.html

 後編;デフォルト化した社会を変えるために

 

 

 私がお会いした巨大な医療法人を率いる医師は、リーダーにふさわしいブリーフを体得しているように感じました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 後悔など無縁で、すぐに新たなゴールを設定し立ち向かっているように思えました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ところが、肝心な「次のmRNAワクチン接種を阻止する」という部分で、強烈なブレーキがかかりました。

 

先生の言いたいことはわかりますけど

長いものに巻かれろじゃないですけど

いろいろと角が立つので

 

そんな言い訳(創造的回避)を生みだすものは何なのでしょう?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

4)自分中心を捨て去る」を邪魔する力は何?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076797.html

 

 「4)自分中心を捨て去る」を体得しているはずの医師は、なぜ急に抽象度が下がったのでしょう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6681205.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6681282.html

 

 私たちは一体何と戦っているのでしょう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34314141.html

 

 

 言い訳を生みだすものは現状(Status Quo)を維持しようとするという力。それは強力なホメオスタシスの働きです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 「4)自分中心を捨て去る」というのは、抽象度が上がる方向性。苫米地博士がよく用いられている表現でいうと「利他性」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

それを邪魔する力は、当然、抽象度を下げる方向に働きます。その低抽象度へ向かう力のことを、仏教では「煩悩」と表現します。「利他性」に対しては「利己性」です。

その「煩悩」「利己性」は自我によって表面化します。

Q-363各エリアのゴールについて想いを馳せている… -A2<止;煩悩を意識する>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33604324.html

 

 下記ブログ記事で取り上げましたが、最近、苫米地博士は「煩悩か 芸術か」というタイトルの文章をブログとXに投稿されました↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37518824.html

 

 その後、さらにXにこのような投稿をされています(2025103日)。

 

 

DrT X(251003:動物のデフォルトは利己的)

https://x.com/DrTomabechi/status/1973811683836768467

 

 

動物のデフォルトは利己的。人間も放っておくとデフォルトに。教育の重要側面は利他性の取得。でもお金や権力ですぐ動物に戻りたがる

 

 この「お金や権力」への渇望が現代的な煩悩の代表。こんなにも人が傷つき死んでいるというのに、いまだに「mRNAワクチン」が続いている最大の要因でしょう。

 F-367:義を見て為さざるは、勇無きなり <vol.1;問題も解決も〇〇〇にあり>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35363063.html

 

 私が面会した医師は、間違いなく「4)自分中心を捨て去る」を体得していました。なのに急に抽象度が下がったのは、アプリオリ権力を受け継いだ“世襲”であることが大きく影響しているはず。

 F-378:学びと破門で脅しをかける <vol.2;洗脳を一瞬でキャンセルしてしまう方法>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35894360.html

 

アプリオリリーダー(の無意識)は、特定のアプリオリ権力の利益(既得権益)を優先することになります。端的にいうと、お金と権力の維持。それは「これまでのコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)を守り抜く」ということです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 個人レベルでいかに「4)自分中心を捨て去る」を心がけていても、強力なCZの呪縛がジワジワと抽象度を引きずりおろします。それは

 Q-195:コーチングはマインドを… Vol.4;脳の呪縛を解き放つ(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25645972.html

 

  今だけ 金だけ 自分だけ という「デフォルト」。

 

 

そんなデフォルト化した社会を変えるために

 

私たちは何をするべきなのでしょう?

何と戦えばいいのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「日本転生 絶体絶命の国の変え方」(TAC出版、p62)より引用します。

 

 

すべてが金を基準に動く国にしない

 今後、世襲を認める国はつぶれていきます。その代表は日本……と思ったかもしれませんが、いちばんはアメリカです。

 お金と権力の世襲を徹底的に肯定しているのがいまのアメリカです。

 たとえば、アメリカの建国と父として知られるピルグリム・ファーザーズ(巡礼始祖)の子孫がいまだにアメリカでは名士です。これは実際に私が中学生時代、アメリカ在学中に実体験しています。同級生の一人がピルグリム・ファーザーズの子孫というだけで学校では大きな顔ができていたのです。家も高級住宅街の一等地で裕福な暮らしをしていました。

 ピルグリム・ファーザーズたちがメイフラワー号に乗ってイギリスからアメリカに渡ってきたのは1620年のことです。いまのアメリカの礎を築いた彼らは先行者利益を独占し、いまでも栄えているのです。

 有名なロックフェラー家もそうです。ロックフェラー家はずっとアメリカを支配してきたファミリーで、次の大統領を誰にするのかを裏から操ってきたような一族です。ロックフェラー家が認め、ロックフェラー家が資金を提供しなければアメリカで大統領になるのはむずかしいのです。

 しかし、そんな彼らも遺産相続となるとそれなりに頭を悩ませていました。私が三菱地所時代にロックフェラーセンター買収に関わっていたことはいろんなところでお話ししてきました。その当時、私はデイビッド・ロックフェラー氏とはちょっとしたお茶飲み友達でした。そのお茶飲み話でデイビッドが話してくれた印象深い話はロックフェラーセンターを売却する理由です。それは孫たちのためでした。「私には孫やひ孫が何十人もいて、彼らに遺産相続するために、いまキャッシュが必要なんだ」というものです。

 当時、“世界皇帝”とも呼ばれたアメリカの陰の王様ロックフェラー家の当主でさえ、子孫に財産を残すことをあれこれ考えていたのです。

 

 ロックフェラー家がここまで台頭していなかった時代はピルグリム・ファーザーズがアメリカの伝統として富と権力を世襲として握っていました。

 いい悪いは別にして、彼らは国をつくったパイオニアたちです。そこには彼らなりの自負と責任があったのです。そういったものを財産と同時に世襲していったのがピルグリム・ファーザーズたちだったと言っていいでしょう。彼らによって民主主義は世界で最も進化し、そこに自負と自信を持っていた時代がアメリカにはあったのです。

 

 ところが、いまのアメリカはどうでしょうか?

 各地で拡大させていた戦争から手を引くのはいいとしても、引き方があまりにもひどいでしょう。アフガニスタンからの撤退では現地にアメリカの協力者を置き去りにするだけでなく、アメリカ人すら残してきてしまいました。これは国家的な見殺しと言っても過言ではないでしょう。

 ウクライナ戦争でもリベラルの大統領が「米軍は動かない」と発言してロシアの侵攻を結果的に誘発してしまいました。

かつて民主主義の守護者として世界に君臨していた国とは思えない、自分勝手な行動が目立つようになっているのです。

 

 私は世襲をまったく認めません。しかし、それは世襲が持つ利点も理解したうえでの「認めない」という意味です。世襲が持つ利点は、代々その家が持っていた社会に対する責任です。その責任を伝えていくために財産と権力をセットにしたのが本来の世襲というシステムです。

 しかし、いまはアメリカもヨーロッパも、そして日本も、世襲の本来の意味が伝わっておらず、ただただ財産と権力だけが伝えられているのです。形骸化した世襲システムは社会にとって災厄以外の何ものでもありません。

 実際、いまのアメリカを見てください。どう見ても一部の利権に支配された国になってしまっています。

 お金のために選挙を操作し、お金のためにメディアを抱き込み、お金のために戦争を始めています。お金のためにワクチンをつくっているようにさえ見えてしまっています。

 そんな人たちが支配する国が栄えるわけがないのです。いまのアメリカは内部でさまざまな分断が始まっています。南北の分断、移民とアメリカ人の分断、LGBTを巡る分断など、あらゆる分断が火を吹いています。

 今後はこれが世襲となって続いていくのです。

 どう考えてもそんな国はつぶれていくでしょう。国家としては残るでしょうが、その支配者は一部の利権を支配する人々になってしまうのです。それはGAFAに代表されるような超巨大企業、超国家的勢力です。

 

 恐ろしいことにいまの日本はそんなアメリカをお手本にしようとしています。

 日本はすべてが金を基準に動く世の中をつくろうとしています。政党は所属する国会議員を政党助成金で縛っています。党の方針に従わなければ政党助成金はもらえず、選挙で戦えないので反抗はできません。

 国民の投票行動も、いまや広告代理店にお金を払って操作しています。広告代理店はメディアを牛耳っていますから、メディアもそれに唯々諾々と従ってしまうのです。

 なにより恐ろしいのは、日本のトップは自身の金と権力のために振り回されてさえいないということです。自己保身のために欧米の権力者たちの言葉に喜んで従っているのです。

 そして、その欧米の権力者たちは、戦争や疾病の流行も金儲けになると考えるような人々なのです。

 彼らは国がつぶれてもいいのです。超国家的勢力はむしろ国がつぶれたほうが稼げます。国がつぶれて人々が貧困になれば、安い賃金で働かせることができるのですから。

 いま世界では世襲よりも恐ろしい、超国家的勢力が台頭してきています。みなさんもそれをヒシヒシと感じているのではないでしょうか?

 はたして、それを止める手段を私たちは持っているのでしょうか?

 引用終わり

 

 

 形骸化した世襲システムは社会にとって災厄以外の何ものでもありません

 

 私たちが戦うべきなのは「権力構造」です。権力を基盤としたシステムを倒す必要があります。苫米地博士は、「新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版」(CYZO、付録②)の中で、「その権力構造こそ、現状の世界w1」と書かれています↓

 F-406:自由訳「守破離」 vol.4;「離」× Leadership

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37109372.html

 

 だから

 

  現状の世界w1と戦え!

 

 となると、戦う方法はコーチングの実践です。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

 誰よりも高い抽象度で現状の外側を見て、圧倒的に高い利他性でゴールを設定し、徹底的な自己犠牲と揺るぎない責任感でゴール側の世界w2を創造する

 

 

 「私、うっちゃいました」という言葉を聞くたびに、私はコーチングとリーダーシップが両輪となっている社会(未来)に思いを馳せます。

 F-366:日本を世界のリーダーに! 「苫米地式次世代コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

最初(F-418)に「後悔」について確認しました。

過去への執着である「後悔」が残っていると、「未来から過去へ」という時間の流れが止まってしまいます。仮に「後悔」をやめたとしても、それだけなら時間は未来からは流れません。ゴールがないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 「私、うっちゃいました」というのは過去。その事実を縁に学んだことや気づいたことを未来に還元することが重要です。その第一歩がゴール設定です。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 だから私は「後悔」を見つけたとき、まずは「後悔は高度に発達した前頭前野の働き」であることを伝え、ゴール設定を縁にその前頭前野をフル活用してまったく新しい未来を創造することを促します。

 F-380:学びと破門で脅しをかける <vol.4;「自分のゴールに洗脳」の先で得るもの>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35997725.html

 

 そのとき、言葉にはしませんが、このように念じています

 

  現状の世界w1と戦え!

  心から望むゴール側の世界w2を自由自在に生みだせ!

  君ならできる !!

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-356:自由訳「OODA」 <vol.2Orient

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34805412.html

L-144202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-07;「最高のCOT=コーチング」の真の意味

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33432688.html

Q-397:みんなお金にしか興味がなく、孤独感を感じています

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35381579.html

Q-417~:なぜパワハラや虐待がなくならないのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430853.html

 

 

日本転生 絶体絶命の国の変え方

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 日本転生 絶体絶命の国の変え方 電子書籍: 苫米地英人: Kindleストア

 

 


F-416:「楽しい日本」を目指す総理が「あんまり楽しいことはない」とぼやく姿に学ぶ <vol.3;「楽しさ」=ゴール設定&達成 =〇〇>

 

 参院選大敗後も「職責を全うする」と繰り返していた石破茂総理大臣が、突然、辞意を表明しました。

 

ほんの10ヶ月前、石破総理が国民に向けて語ったのは、「一人ひとりが主導する『楽しい日本』を目指す」でした。

 

ところが、先月(20258月)開催された国際会議(TICADアフリカ開発会議、横浜)後の晩餐会において、「楽しい日本」を目指しているはずの総理は「もう仕事の話はやめましょう。疲れますから。大統領とか総理大臣とかやっておりますと、あんまり楽しいことはございません」と発言しました。

 

 その発言を縁にコーチとして考えたことをまとめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 vol.1;「楽しい」は大切ではあるが

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37400550.html

 vol.2;「楽しさ」って何? そもそも「心」って何?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37438818.html

 vol.3;「楽しさ」=ゴール設定&達成 =〇〇

 

 

 心とはメカニズムである

 心にもホメオスタシスの働きがある

 

 それが「心」の本質。

 そのことを苫米地博士が理論化されたのが、苫米地理論の第1世代「サイバーホメオスタシス理論」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 その「心」の本質を踏まえた上で、もう一度、苫米地博士のこの言葉の意味を考えてみましょう。

 

  まずは脱洗脳!

コーチングは脱構築 !!

 

 前回(F-415)、私は「脱洗脳」「脱構築」のための重要なポイントとして、1)知識、2)重要性、3)役割(責任) のコントロールを挙げました。この3つはスコトーマ(Scotoma)と関係する項目です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 なぜ「脱洗脳」「脱構築」と「スコトーマ」を結び付けて考えるのかというと、私たちはそうと知らないだけで(=知識がない)、すでに洗脳されているから。そして、その洗脳された世界がコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)となっているからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 CZは強力に維持され、その外側は認識することができません。つまり、人はCZの内側に閉じ込められているということ(コーチング実践前の状態です)。その“人を閉じ込める力”がホメオスタシス(Homeostasis)です。

 L-158202201月シークレットレクチャー -02;フレーム=BS(囚)問題

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34191211.html

 

 前回(F-415)の引用文で苫米地博士が書かれていたように、ホメオスタシスは生命活動の鍵となるものです。前頭前野が発達した人間の場合、生命活動とは、物理空間に限定されるものではなく、より高次の情報空間にまでひろがっています。つまり

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

抽象度の低い世界ではホメオスタシスの働きでしっかり生きながら(=生存)、同時に、より抽象度の高い次元にホメオスタシスを働かせながら人間らしく生きることができる(=進化・向上)

 

 その「抽象度の高い次元へ向かうホメオスタシス活動」こそがシンの「楽しさ」であるというのが、コーチングを学び実践している私の実感です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 すべてはゴール設定からはじまります。ゴール設定とは、「重要度」を決めることです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴール設定により新たな可能世界w2を生みだし、その世界を抽象度の低い次元で実現(実装)する その取り組みすべてがコーチング。それを苫米地博士は「ゲバラ主義」と表現されます。

F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 さらに抽象度を上げていうと、ゴール設定&達成は「瞑想」だといえます。

 

以下、苫米地博士の著書「洗脳力」(アスコム、p150)より引用します。

 

 

瞑想は苦行ではない。わくわくするほど楽しい

 「止観」の話に戻りましょう。「止観」とは具体的にはどのようなことをすればいいのでしょうか。「止観」とは瞑想でもあります。心の動きを止めて自分自身を見つめる作業、これは即ち瞑想です。煩悩を止めていろいろな宇宙を瞑想で体験する。自分とは、自分と自分以外のすべての関係のゲシュタルトですから、自分を見つめるというのは、宇宙を見つめることでもあります。これが「止観」の基本です。

 では、瞑想とは何か。

 瞑想とは端的に言えば、「抽象度の高い空間を五感を使ってリアルに感じること」を言います。抽象度の高い空間ですから、この世の出来事によって惑わされるような雑念はここにはありません。「今日のごはんは何を食べようか」「次のボーナスはいくらもらえるんだろう」といった思考は雑念です。

 ですが、瞑想はこの世の雑念よりも高い抽象空間をリアルに体感して、そこに生活してしまうことです。

 人間は抽象度の高い思考をリアルに感じることで大いなる快感を得ることができます。それは人間の脳がそれを可能にする構造を持っているからです。

 抽象的な思考は脳の中でも前頭葉、前頭前野と呼ばれる場所でなされます。この前頭葉というのは、前に突き出して大きく巻くような形で下へ食い込み、さらに脳の奥へ向けて食い込んでいます。

 手の中で親指をなかに巻き込むようにして、じゃんけんのグーの形に握ってみてください。親指を除く4本の指でつくる、巻き込んだような形が前頭葉です。親指は脳幹に当たります。脳幹は原始的な欲求を満たすことで快楽を覚えるような器官であり、生命維持のために重要な役割をもつ器官です。

 前頭葉は脳幹を巻き込むような形であり、また、先に述べた、脳幹の中脳VTA領域からのドーパミン経路もあり、脳幹情動と前頭前野情報が連動することができます。つまり、抽象的な思考や仮想世界での出来事に対しても脳幹が情動を感じられたり、抽象的な思考空間を身体性をもって操作したりすることができるようになっているわけです。

 だから、長年座って瞑想していた達磨大師はものすごく気持ちよかったに違いないのです。あるいは、楽しかったに違いないのです。何を考えていたかはわかりませんが、おそらくは「明日、どんな理想の星をつくろうかな」とかそんなようなことをリアルに瞑想していたのでしょう。リアルに感じられれば感じられるほど、楽しくて気持ちいいのが瞑想なのです。

 禅の批判に聞こえると不本意ですが、今の座禅はどちらかというと「苦行」に近いでしょう。ですが、達磨大師がやった禅定による瞑想は「苦行」ではなく、ドーパミンがたくさん出てとても楽しくて気持ちいい行為だったはずなのです。

 座禅を組むときの結跏趺坐とか半跏趺坐と言われる足の組み方も、今の人にとってはやりづらい苦痛を伴うものですが、達磨大師の時代の人たちにとってはあの姿勢がいちばん安定してリラックスできた座り方だったはずなのです。また、本来ならたとえば寝転がって座禅を組んで、瞑想してもいいのです。私の教えているクラスでもできるだけ楽な姿勢をとってもらうように心がけ、「寝転がってもいいですよ」と指導することもしばしばです。

 ただし、寝転がると、リラックスし過ぎて本当に眠ってしまうことがあります。これでは瞑想できませんから、眠らない程度に最もリラックスできる姿勢でやるのがいちばんいいでしょう。

 引用終わり

 

 

瞑想はこの世の雑念よりも高い抽象空間をリアルに体感して、そこに生活してしまうこと

 

 高い抽象空間をリアルに体感」し「そこに生活してしまう」ことは、とても楽しいに違いありません。しかし、その様子(=可能世界w2での生活)を傍から見ると、妄想に浸っているのと同じ。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

ゴール設定で生みだした「高い抽象空間」を、臨場感豊かに他者と共有することがゴール達成です。ゴールの抽象度が上がれば上がるほど、ゴールを達成したときのインパクトは大きくなります。それは「社会(未来)がよりよく変わる」ということ。

Q-394:利己的な思いと利他的な思いが両方ある場合は

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35299303.html

 

ただし、抽象度が上がるほどゴール達成は困難になっていくため、「楽しいことはない」と感じることも増えるはずです。それでもあたりまえのように(=ホメオスタシスの働きで)邁進していくのがリーダーの役割。そして、それがリーダーの責任です。

F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 

 どうすればよりよい社会をつくることができるか?

 どうすればよりよい未来を実現することができるか?

 

 それだけ考え、夢中に生きる。

だからこそ、生きていることが楽しいと感じられ、「楽しい」がまわりにひろがっていく

 

 

 石破総理の「大統領とか総理大臣とかやっておりますと、あんまり楽しいことはございません」という発言を縁に、このようなイメージを体感しました。

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

「<2025年度後期>コーチング説明会&セミナー」の動画配信を開始しました。セミナーのテーマは「コーチング実践にふさわしい意識状態の作り方」。

Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430215.html

 

202510月末まで視聴可能です。申し込みはこちらからどうぞ(受付期間:~9月末まで)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37295395.html

 

 

-告知2

 2025年度後期のパーソナルコーチングの受付を開始しました(募集期間:~9月末まで)。

コーチング期間は202510月から翌3月の6ヶ月間。4コースあります。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37327207.html

 

 

-告知3

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-294~:苫米地式次世代リーダーシップ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425234.html

F-301:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは? <vol.3最強の自己プロデュース力=火の鳥

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31971444.html

F-346:ヘンシン! <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34261064.html

L-08520213月シークレットレクチャー -08;「feel」の体感

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30185249.html

L-167202201月シークレットレクチャー -11(最終回);モーツァルトの音楽を“体感”するワーク

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34445624.html

L-187202206月医療・介護研修会 -10;ビッグなゴールが生みだすもの

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35673866.html

 

 

洗脳力

Kindle版はこちら↓

洗脳力 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 



Q-443:コンサルティングとコーチングは同時にできるでしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 

Q:コンサルティングとコーチングは同時にできるでしょうか?

 

A:できないと思います。コンテンツに関わることになるから。

 F-392~:ナイセイカンショウ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431017.html

 

 もしも少しでもコンテンツに関わってしまうと、コーチング(のつもり)が洗脳に変質していきます。だから、「コンテンツには関わらない」は、コーチングがコーチングであるための鉄則です。

 S-02-17:洗脳ではなく教育であり続けるための大切な問い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19572431.html

 

 まずはコーチ自身が「コンサルティング」や「コーチング」という概念をしっかり理解し(=ゲシュタルト化)、両者を明確に区別することが必須。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その上で、相手のニーズに合わせて、しっかり使い分けていく感じでしょうか?

 S-04-17:反求と在身-2;「自分中心」克服のためのワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23512794.html

 

 しかし、それでもまだまだ危険だと思います。

 

 クライアント側が「今、『コンサルティング』なのか? それとも『コーチング』なのか?」をしっかり理解できていないと、少なくとも「コーチング」としてはうまく機能しないはず。コーチ側がいくら理解していても です。

 L-163202201月シークレット… -07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34339393.html

 

 私はコーチであるとともに医師でもあります。その事実を知るクライアントさんから、健康に関する相談を受けることがあります。そのような「相手のニーズに応える形で行われる働きかけ」は、すべて「カウンセリング」、あるいは「ヒーリング」です。

その理由はわかりますか?

 

コンサルティング」や「カウンセリング」と「コーチング」はまったく違うものです。その違いは何でしょうか? 違いを明確にイメージできますか?

 

 

 コンサルティング」や「カウンセリング」は、「今、認識している問題を解決する」ことを目的としているものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 実際、健康に関して私に相談してくる内容は、すべて本人が気づいていることです。それはRAS(網様体賦活系)を通過した情報で構築されている現状(Status QuoSQ)が抱えている課題だといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 なので、相談を受けた場合は、その現状を十分に理解(同調)した上で関わることになります。

 Q-265~:臨場感世界をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

 もしも首尾良く解決することができたとしたら、それは現状の最適化。ますます過去の記憶でつくられる現状がコンフォートゾーン化していくでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 一方、「コーチング」は、「今、認識している現状から抜け出す」ことを目的としています。次世代コーチング的に表現すると「現状の可能世界w1から別の可能世界w2への移行」です。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 どちらが良い悪いということではありません。そもそも「コンサルティング」や「カウンセリング」と「コーチング」では目的が違うのです。「現状をなんとかしたい」と思っているときにコーチングを受けてもうまくいきませんし、「この現状を抜け出したい」という人にコンサルティングやカウンセリングを行ってもうまくはいきません。

よって、「何が目的なのか?」「どうしたいのか?」を明確にすることがポイント。一言でいうと「意図」が重要です。

F-384:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.4;役割/責任「Intentionality」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36189008.html

 

 そもそも「現状を最適化したいのか? それとも現状のさらに先を感じたいのか?」をわかっていない人がほとんど。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

だから私は、まずは「意図」が不明瞭であることに気づくように導き、自身の「意図」を明らかにできるようにサポートします。それは「『自由になる』ための大切なプロセス」だと思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 その「自由(の体感)」こそが、根治療法たるコーチングを可能にする大切な意識状態!

 F-284:気楽 ver.2 01;「リミッターをはずす!」ために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31030703.html

 

 そのような意識状態で次に行うのは、もちろん、ゴール設定です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 自由な意識状態であるほど、これまでは絶対に感じられなかった現状の外を感じられるようになります。なぜでしょう?

 

 そう、抽象度が上がるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その「抽象度が上がった自由」の感覚を、最近の苫米地博士は、とくに「利他性」と重ね合わせながら話されています。

 L-214202208… -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZOp42)より引用します。「ゴールを設定する上で大切なこと」を感じてください。Feel

 

 

◎社会貢献の理念

 さらにもうひとつ、ゴールを設定する上で大切なことがあります。

 それは「社会貢献の理念」です。

 社会貢献の理念がゴールに含まれなければ、どうやったって利潤追求になってしまいます。

 利潤追求についてはすでにコーポレート・コーチングのところでお話ししましたが、本章でコーポレート・コーチングの話を最初にしたのは、現在のコーチングが抱える問題点の多くが含まれているためでもあったからです。

 企業をクライアントとするコーチングを何も考えずにやってしまったら利潤追求がゴールにしかなりえません。

 それでは拝金主義の蔓延にコーチングが協力することになってしまいます。現に、いまの日本はそうなりつつあるでしょう。

 私が日本にコーチングを導入してすでに20年以上経とうとしています。コーチングの評判が上がるにつれて、他業種からコーチングの名前を使って参入してくる人々も増えてきました。

 私の目から見ただけでなく、一般的な目線で見てもコンサルティングやカウンセリングと何が違うのか、さっぱりわからないようなコーチングが増えています。いわゆる便乗商法なのでしょう。

 しかし、こういう便乗商法のコーチは結局、ゴールがどういうものなのかを理解できていませんから、カウンセリングの手法や私が公開してきたコーチングメソッドを上手に継ぎ接ぎしてコーチングもどきを伝え、利潤追求がゴールだと平気で教えてしまうのです。

 この状況を正すためにも「ゴールとは何か」をしっかり理解してください。

 それは、「現状の外側に設定」するものであり、「社会貢献」を包摂するものなのです。

 引用終わり

 

 

 ゴールとは何か?

 

 コンサルティングとコーチングは同時にできるでしょうか?」という質問の意図を明確にし、現在のブリーフシステムの外側を感じるために、「オーセンティック・コーチング」を再読されることをお勧めします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

コーチングとカウンセリングの違い(「オーセンティック・コーチング」p43)

「オーセンティック・コーチング」p43より引用

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: オーセンティック・コーチング eBook : 苫米地英人:

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

「<2025年度後期>コーチング説明会&セミナー」の動画配信を開始しました。セミナーのテーマは「コーチング実践にふさわしい意識状態の作り方」。

Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430215.html

 

202510月末まで視聴可能です。申し込みはこちらからどうぞ(受付期間:~9月末まで)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37295395.html

 

 

-告知2

 2025年度後期のパーソナルコーチングの受付を開始しました(募集期間:~9月末まで)。

コーチング期間は202510月から翌3月の6ヶ月間。4コースあります。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37327207.html

 

 

-告知3

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

S-04-18:自分が相手100%であっても、相手が自分を100%思ってくれなければうまくいかないのではないでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23583010.html

F-284~:気楽 ver.2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

F-295~6:苫米地式次世代リーダーシップ <vol.2~3;次世代リーダーの要件>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31657555.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31709558.html

F-345:知らないと言う罪と知りすぎる罠

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34206232.html

 

 

オーセンティック・コーチング

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: オーセンティック・コーチング eBook : 苫米地英人:

 



Q-442:職場の雰囲気が変わってしまいました。いつもピリピリした感じで、とてもギクシャクしています どうしたらいいのでしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 

Q:ベテラン社員が新たに配属されてきてから、職場の雰囲気が変わってしまいました。いつもピリピリした感じで、とてもギクシャクしています。なぜこうなったのかわからず、とても戸惑っています。どうしたらいいのでしょうか?

 

A:まずは「なぜこうなったか?」の部分から。

 質問者のいう「こうなった」は、「職場の雰囲気が変わった」ということ。具体的には「ピリピリ」「ギクシャク」という感じ。それはコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)が崩れたことによる認知的不協和だといえるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 今までは職員同士の仲は良かったのだと思いますが、その「仲の良さ」は、「これまでの記憶でつくられた(過去の延長線上の)現状」がCZ化していることのあらわれであるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 もしも「ベテラン社員が新たに配属されてきた」ことが現状を打破するためであるのなら、当然、「職場の雰囲気が変わる」はずです。これまでのCZの外側に何らかのゴールがあるのだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 人は、物理空間はもちろん、情報空間でもCZを維持しようとします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

その働きが恒常性=ホメオスタシス(Homeostasis)です。

通常、ホメオスタシスは私たちにとって“良い働き”をします。心身のバランスがいつもとは違う状態に崩れたときは、自然に元の状態に戻そうとします。そのホメオスタシスの働きを「ピリピリ」「ギクシャク」として感じているのでしょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

しかしながら、ホメオスタシスは必ずしも“良い働き”ばかりではありません。情報空間にもホメオスタシスが働くということは、新しいことや新しい人がそれまでの情報空間に入ってくると排斥するような働きをしてしまいます。

ホメオスタシスで強力に維持されるCZは、じつは、とても排他的なのです。

Q-419:なぜパワハラや虐待がなくならないkey 3;排他的でスノッブな空間>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36494091.html

 

 これまでの記憶でつくられた「職場の雰囲気」が文字どおり「Comfort」であるほど、職場の現状(CZ)を維持しようとするホメオスタシスの力(フィードバック)は強くなります。つまり、さらなる現状の外への移行を妨げるドリームキラー的な力(ネガティブ・フィードバック)が強くなるということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 おそらく「ベテラン社員」の方も、「ピリピリ」「ギクシャク」を感じ困惑しているはずです。関係性はつねに双方向です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 今、もっとも大切なことは、「ベテラン社員」も含めた職場の全員で「これからどうなりたいか?」「どうありたいか?」を考え、共有すること。もっとはっきりいうと、「意図」を共有することです。

 Q-333:最近「記憶が抜ける」vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 その「どうなりたい?」「どうありたい?」は、もちろん、ゴールにより決まります。つまり

 

職場の全員を包摂する抽象度次元にゴールを設定し、共有する

 

 それが「どうしたらいいのでしょうか?」に対する私の答えです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 もしも「ベテラン社員」に対して何かしらのネガティブな思いを感じているのなら、逆腹式呼吸を重ねながら一旦その情動を止めてみましょう。止観です。

(「止観瞑想」に関する苫米地博士の解説はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

 そのような意識状態(止観)を維持したまま、ぜひ自身の心に問いかけてみてください。

 

その「ベテラン職員」に対して、例えば「嫌悪」のような感情はありませんか?

 

 

 大脳辺縁系的な情動に囚われたままでは、抽象度の高い次元にゴールを再設定することはできません。その場合、まずは自身の情動をコントロールする必要があります。

 F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

 

 以下、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社、p47)より引用します。

 

 

嫌悪をコントロールする方法

 嫌悪は、進化した人類にはもはや必要のない感情です。嫌悪は本来、危険なもの、生命を脅かしうるものを避けるために生まれた感情ですが、人間はそれに頼らずとも、思考や記憶によって、危険をかわすことができるからです。

 それなのに、いまだに人が多くのものに対して嫌悪感を抱いてしまうのは、前頭前野が誤った思考パターンを作ってしまっているからであり、扁桃体がいたずらに感情を増幅させているからです。嫌悪の感情に基づいてとられる行動は、論理的にはたいてい間違っているといえるでしょう。

 嫌悪や憎悪の感情をコントロールする一番の方法は、前頭前野を働かせることです。

 扁桃体は一度優位になると、ますます活性化します。嫌悪や憎悪の感情が長く続いてしまいがちなのは、そのためです。しかし前頭前野を活性化させれば、大脳辺縁系の働きが抑えられ、たとえ瞬間的に嫌悪感が生じたとしても、いたずらに感情が増幅されることがなくなります。

 何かを「嫌いだ」と思ったら、その感情がどうして起こったのかを、論理的に考えましょう。もし「肌の色の違う人が嫌いだ」と思ったなら、子どものころにまでさかのぼり、いつ、誰によって与えられた情報や価値観によって、そのような思考パターンができあがったのかを、徹底的に検証するのです。そうすれば、扁桃体の働きが抑えられるだけでなく、「本当に嫌悪するべきものなど、ほとんど存在しない」ということがわかり、嫌悪という必要のない感情に振り回されることもなくなるはずです。

 引用終わり

 

 

 何かを「嫌いだ」と思ったら、その感情がどうして起こったのかを、論理的に考えましょう

 

 論理的に考える」とは、「トゥールミンロジックで考える」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 *「トゥールミンロジック」について、詳しくはこちらでどうぞ↓

 S-01~:よりよい“議論”のために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

トゥールミンロジックを駆使してしっかり論理的考察を行うためには、やはりゴールが要ります。そのゴールは「もっとこうなりたい」「さらにこうありたい」を遥かに超えた“現状の外”のwantから生まれるもの。

 Q-391:現状の外かな~ということをイメージするととても気分が悪くなってしまいます。このような場合どのようにすればいいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35232931.html

 

 そんな新たなゴールは、CZにどっぷり浸かっている状態では、決して見つけられません。スコトーマが外せないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 だから、いつもピリピリした感じで、とてもギクシャクしている」という今の状況はビッグ・チャンス!

 

 そう信じて、新たな進化を遂げる職場の未来を思い描きながら、まだはっきりとはわからないゴールを、全員のwantを包摂するすごいゴールを、気楽に探してみてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

CoacHing4M2 EDGE          

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

「<2025年度後期>コーチング説明会&セミナー」の動画配信を開始しました。セミナーのテーマは「コーチング実践にふさわしい意識状態の作り方」。

Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430215.html

 

202510月末まで視聴可能です。申し込みはこちらからどうぞ(受付期間:~9月末まで)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37295395.html

 

 

-告知2

 2025年度後期のパーソナルコーチングの受付を開始しました(募集期間:~9月末まで)。

コーチング期間は202510月から翌3月の6ヶ月間。4コースあります。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37327207.html

 

 

-告知3

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-403~:自由訳「守破離」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431319.html

L-210202207月シークレットレクチャー -08;狭く! 高く!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36862880.html

L-222202208月シークレットレクチャー -09;「過去の出来事にラベルを貼って、ドリームキラーを撃退するワーク」の意義

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37235632.html

Q-344~:自身の人生を変えることに専念? それともコーチング活動を開始?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426561.html

 

 

「感情」の解剖図鑑



Q-439:明るく活発な姉が家に閉じこもるようになりました 私はどのように接すればいいのでしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 

Q:明るく活発な姉が家に閉じこもるようになりました。2ヶ月間精神科病院に入院して少し元気が出たようですが、自宅に退院した後にまた前のような状態になっています。夫(義理の兄)も限界のようで、夫婦の関係がギクシャクしているようです。私はどのように接すればいいのでしょうか?

 

A:私が感じた解決のためのポイントを一言でいうと、「決めつけない」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

表現を変えると、「自由な意識状態で接する」ことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 例えば、「明るく活発」「少し元気が出た」「退院」を“いいこと”と評価することは、あるひとつの価値観を受け入れたブリーフによる決めつけだといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 もちろん、お姉さんもそのように思っているでしょうし、「家に閉じこもる」「入院」「夫婦の関係がギクシャク」を悪いことと判断するでしょう。

私がお伝えしたいのは、「認識・理解・評価・判断自体が、社会的な刷り込みの影響を受けている」という事実。苫米地博士は、その“刷り込み”のことを「3つのモノサシ」と表現されています↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28695996.html

 

 まずは「『認識そのものが、他により作られている』ことを自分自身が厳しく自覚する」ことから取り組まれることをお勧めします。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 その上で、押し付けることなく、お姉さんにもその事実に気づいてもらうことができれば、スコトーマが外れ“新たな何か”が感じられるようになるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その“新たな何か”を縁にゴールを設定できれば、自然に「明るく活発」に戻っていくでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ホメオスタシスによる強力な導きで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ふと思い出したので詩人 相田みつをさんの言葉を引用すると、「家に閉じこもる」「入院」「夫婦の関係がギクシャク」の時の接し方のポイントは、「つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの」というような“オープンハート”だと思います。

 L-182202206… -05;しあわせは いつも じぶんの こころがきめる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35545220.html

 

 そういう接し方で、例えば「明るく活発」というような本来のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)に戻るお手伝いをすることを、私は「ヒーリング」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

  

 お姉さんの場合でいうと、「2ヶ月間精神科病院に入院して少し元気が出た」という間に行われていたことがヒーリングです。余談ですが、私は「ヒーリング&コーチングと一体化した医療」が当たり前に行われている社会(未来)を目指して活動しています。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 ヒーリングとコーチングの違いを、今回のケースに沿ってシンプルに表現すると

 

明るく活発」に戻る =ヒーリング

明るく活発」をブーストする =コーチング

 

 という感じ。

 

 「『明るく活発』をブーストする」ためには、もちろん、ゴールが必要です。

 止められてもやりたいようなゴールを設定し、ゴール側のCZ(可能世界w2)の臨場感を高めていくと、「閉じこもっている場合ではない」「もったいない」という内省言語が生まれてくるはず。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 ゴールが喜びに満ち溢れたものであるほど、臨場感が高まり、強力なホメオスタシスがゴール側に働くようになります。

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? <vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

では、その「喜びに満ち溢れたゴール」とはどんなものなのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社、p83)より引用します。

 

 

喜びは、社会的行為の結果として生まれるもの

 ほかの動物と違い、人間が欲求を満たす際には、必ず社会的な行動を伴います。たとえば、食欲のような、本能に基づいた欲求を満たすときでさえ、食材を買う、外食するなど、「お金を払う」という社会的な行動が必要となります。

 つまり、人間の喜びの感情は、社会的行為の結果として生まれるものだといえます。

 また、喜びの度合いは、欲求の満たされ方が大きければ大きいほど、そして意外性があればあるほど、高まります。たとえば、空腹を我慢していて、ようやく食べものにありつけたとき、量が多ければ多いほど、おいしければおいしいほど、人は喜びを感じるでしょう。あるいは、空腹なのに、家に食べものがない……と思った矢先に、買い置きしていたパンを発見した場合は、もともとパンがあることがわかっていたとき以上に、喜びを感じるでしょう。誕生日などをサプライズで祝うのも、相手の喜びをより大きくするための演出であるといえます。

 喜びの感情自体には、基本的には何の問題もありません。あえてコントロールしようとしたり、乗り越えようとしたりする必要はないでしょう。ただ、次ページで述べるように、どのような行為によって欲求を満たし、喜びを得たのかは、注意する必要があります。

 引用終わり

 

 

 人間の喜びの感情は、社会的行為の結果として生まれるもの

 

 苫米地博士の言葉が示すのは、「社会性が上がるほど『喜びの感情』は大きくなる」ということ。「社会性が上がる」は「抽象度が上がる」と同義です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ゴールのポイントでいうと、「自分中心を捨て去る」が、「社会性が上がる」「抽象度が上がる」に相当します。

 L-10020218月シークレット… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 

 ここでまたお姉さんのケースに戻って考えましょう。

少し元気が出た」というタイミングで「喜びに満ち溢れたゴール」を設定し、その喜びの感情をうまく利用することができると、ゴール達成に向けて自然に行動できるようになります。その場合、「また前のような状態になる」という可能性は低いはずです。

なぜでしょうか?

 

 そう、「プライミングが働く」から。「プライミングをコントロールする」ことが「喜びの感情をうまく利用する」ということです。

 (「プライミング」はこちら↓)

 Q-356:休みの日なのに気持ちがvol.3;リラックスと緊張のサイクル -実践編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33233344.html

 

 うまくコントロ-ルする秘訣は、「一つのゴールを達成する前に、次の、さらに高いゴールを設定する」こと。一つのゴールを達成しただけで喜びを感じ、満足しているうちは、その人のゴールは低いといえます。

 Q-218:わりとすぐに達成できそうなゴールを設定してもよいですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27405307.html

 

 ゴールは「現状の外」に設定するもの。その「現状の外」とは、「ちょっと外側」というもの/ことではなく、「今はまだ想像すらできない、とてつもないもの/こと」です。

 Q-216:「現状の外のゴール」とは何か? 混乱しています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27346333.html

 

 そのような「現状の外」を見つけることは、決して簡単ではありません。そこで苫米地博士は、このような工夫を教えてくださっています(「『感情』の解剖図鑑」p85)。

 

 

 常に小さなゴールを達成し、喜びを感じながら、すぐには達成できない大きなゴールに向かって行動し続ける。それがもっとも理想的な形です。喜びという感情をうまく利用すれば、自らの大きな成功を目指すことができるのです

 

 

 この部分をヒーリング&コーチングを用いて紐解くと

 

明るく活発」に戻る =ヒーリング

↑「小さなゴールを達成し、喜びを感じる」ことに集中

 

明るく活発」をブーストする =コーチング

 ↑「すぐには達成できない大きなゴールに向かって行動する」を加速

 

 という感じです。

 

 そんなヒーリングとコーチングが一体となった感覚を、苫米地博士は「化城の教え」を例に説明されています↓

 Q-338:エンドステートに対する臨場感の問題?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32350876.html

 

 これは私の一意見ですが、ヒーリングの感覚だけだと足りず、コーチングの感覚だけだとなかなかうまくいきません。

 Q-259~:コーチングは弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまないのだろうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419730.html

 

 よって、「ヒーリングとコーチングを包摂した一つ上の次元で柔軟に対応する」ことが理想です。まずは両者の意識状態(の感覚)をつかんでください↓

 Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430215.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-告知1

「<2025年度後期>コーチング説明会&セミナー」の動画配信を開始しました。セミナーのテーマは「コーチング実践にふさわしい意識状態の作り方」。

202510月末まで視聴可能です。申し込みはこちらからどうぞ(受付期間:~9月末まで)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37295395.html

 

 

-告知2

 2025年度後期のパーソナルコーチングの受付を開始しました(募集期間:~9月末まで)。

 コーチング期間は202510月から翌3月の6ヶ月間。4コースあります。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37327207.html

 

 

-告知3

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

L-220202208月シークレットレクチャー -07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

Q-223~:コーチングが重要なのは理解しているが、医療現場は忙しすぎて実践できない

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416549.html

Q-352:人に変に見られていないかがひどく気になります

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33133160.html

Q-379~自分を下に引き戻そうとする意識が働くことがあります。どうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429449.html

 

 

「感情」の解剖図鑑




F-411:花束から“健康”へ

 

 先日、妻が提出する書類に夫としてサインをする機会がありました。書類には「本人との関係」という記載欄があったのですが、私は無意識に「良好」と書いてしまいました。

 

 

 というのは半分冗談ですが、「本人との関係」という表現(trigger)に心地よさを感じた(anchor)のは事実です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

妻とはもう30年以上一緒に生きていますが、これまで一度もケンカをしたことがありません。私の記憶が織りなす「一宇宙」においては。

Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 妻と出会う前の私は、家族との人間関係にずっと苦しんでいました。もっと正確に表現すると、「もはや苦しんでいることさえわからないほど苦しみに溺れている」感じ。

 F-221:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <今、親を憎んでいる人たちへ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27776349.html

 

 今思うと、その苦しみの本質は「自由がない」ことでした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そして、その「自由がない」の根源は無明そう、すべて自分自身に“因”がありました。はっきりいうと「自分中心」だったのです。

 S-04-06~7:心に深い傷を負う理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22746255.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22817135.html

 

 そんなことを考えられるようになったのは妻との縁のおかげ。信じられないようなひどい仕打ちを受けたときも、妻の存在が“本当の私”にふさわしいコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)に引き戻してくれました。優しく、そして力強く。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 おそらく妻自身は自覚していないと思いますが、私や子どもたちにとっては、とても大きなヒーラー的存在です。出会ったときから菩薩のようだと思っていましたが、今はもう如来のイメージです。

F-023:心の旅 ~「変わることができる」経由「最後のサーブ」行き~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8040944.html

 

 そんな妻(&子どもたち)との縁で生じた「結果としての関数pの書き換え」は、なんと言っても「“自分”の感覚が拡張した」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

そして、「『妻(&子どもたち)のために生きている』というブリーフが身についた」ことです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そんな自身の変化に気づいたのは、認知科学者 苫米地英人博士との御縁によります。当時の状況を考えると、とても博士と縁を結ばせていただくことはできませんでしたが、妻のあたたかいサポートもあり“現状の外”に飛びだすことができました。

 PM-03~苫米地理論との出会いと実践

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124523.html

 

 

 ところで、先ほど「妻の存在が“本当の私”にふさわしいコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)に引き戻してくれました」と書きましたが、ここでは「前頭前野を維持している状態」という意味でCZという用語を使いました。私の好きな表現でいうと“気楽”。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 本物(Authentic)のコーチと縁ができると、「“本当の私”にふさわしいコンフォートゾーン」はどんどん上書きされていきます。ゴール更新のたびに →w2w3w4とまったく新しい世界(次元)にワープしていく感じで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールのポイントは 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、4)自分中心を捨て去る。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 妻(&子どもたち)との縁により、私は「4)自分中心を捨て去る」という感覚を体得することができ、そしてコーチングの実践により「家族」というカテゴリを軸に「3)バランスホイール」を再構築することができるようになりました。

 Q-217:家族や人間関係のゴール設定はどのようにすればよいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27388111.html

 

 さらに家族の後押しもあり苫米地博士に師事させていただくようになり、さらなる「1)現状の外」を志向するようになりました。

L-06320209月シークレット… -03;全面肯定しつつ、“現状の外”を志向する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28501205.html

 

 その結果つかんだのが、「2)心から望む」もの/こと 未知なるゴールのイメージです。

それはなかなか言語化しにくいのですが、あえて言うと「intentionality」の感覚に近いでしょうか。

 F-384:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.4;役割/責任「Intentionality」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36189008.html

 

 あるいは「calling」かもしれません。

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 

 これらすべてが、妻との縁を起点にはじまっています。だから私は、妻がこの世に生まれ、そして私と出会ってくれたことに心から感謝をしています。妻(&子どもたち)を感じていると、「あぁ生まれてきてよかったな」と心から思えるのです。

 F-121:「あぁ生まれてきてよかったな」で思いだす一例

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21142618.html

 

 そんな思いを、自分らしくないと感じながらも、毎年この時期に花束とともに伝えていました。これまでは。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 ところが、今年は「(花束の代わりに)〇〇がいい」というまさかのリクエストをもらいました。その「〇〇」は秘密ですが、“健康”に関する最新のツールです(そういえば苫米地博士も)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859896.html

 

 

そうか、お互い歳を重ねてきたのだなぁ

 

 

 そんな感慨に浸りながら、結婚に関する苫米地博士の言葉を思い出しました。

 以下、苫米地博士の著書「30代で思い通りの人生に変える69の法則」(泰文堂、p171)より引用します。

 

 

48 自分のニーズを最優先にしてはいけない

 私のケースを言えば、結婚の動機そのものが相手のニーズでした。

 相手が籍を入れたほうがよかったから入籍したまでの話で、私にとっては籍を入れても入れなくてもどちらでもいいことでした。

 20代のころ、私にはたくさんの彼女がいました。自分で言うのもなんですが、モテまくっていたわけです。毎年、神宮の花火大会の日に、実家のビルの屋上でパーティーをしていたのですが、あるとき、いまカリスマ美容師になっている友人が座興で「苫米地の彼女」と称する参加者の女性を数えたところ、その数は180人にも上りました。もちろん、180人すべてと親密交際していたわけではありませんが、私としては、結婚していないから不自由だということもなく、実際誰かと結婚しようという気もなかったのです。

 妻はその中の一人でした。私が「誰にしようかな」と、180人の中から一人を妻に選んだわけではありません。では、なぜ結婚したかというと、相手のニーズなのです。もちろん、妻には結婚が必要な事情がいくつかあり、私はそのニーズをかなえてやろうと思いました。

 たぶん妻も私のニーズをくみ取って、それをかなえてやろうと考えたに違いありません。

 そうやって、相手のニーズを満たそうとすることこそ、相手のことがよほど好きだということです。よほど好きだから、相手と毎日同じテーブルについて食事をしたり、同じ部屋で眠ったり、しょうもない話題でいつまでも話をしたりすることができるわけです。

 相手のことがこのようによほど好きであれば、私は形式的に籍を入れる必要性を感じません。実際、フランスでは、夫と妻が同じ籍に入って結婚が成立するという日本のような「婚姻関係」はありません。結婚しても、夫には夫の籍があり、妻には妻の籍があるのです。

 私は、そういう関係でいいと思っていましたが、日本では現実問題として、入籍しなければ社会的な不利益が生じる場合がけっこうあります。私の場合は、相手のそうしたニーズに応える形で入籍することにしたわけです。

 そして、私は結婚後も、妻のニーズに応えるということを継続して行ってきました。したがって、妻は私に何も不満を持っていませんし、間違いなく100%幸せです。

 相手のニーズに応えるために結婚したわけですから、妻がいつも幸せであることで、私もとても満足しているわけです。相手のニーズを満たし、相手を幸せにしようと考えていなければ、そもそも私は結婚などしていません。

 ▶パートナーのニーズをつねに考えてみる

 引用終わり

 

 

 そうやって、相手のニーズを満たそうとすることこそ、相手のことがよほど好きだということです。よほど好きだから、相手と毎日同じテーブルについて食事をしたり、同じ部屋で眠ったり、しょうもない話題でいつまでも話をしたりすることができるわけです

 

 思考の抽象度が上がると、「相手」の抽象度が上がっていきます。特定の個人から →家族→仲間→地域→国→地球→宇宙→未来というように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そんな抽象的な縁起空間(超情報場)に対して「よほど好き」を貫いていると、きっと新たなゴールが生まれるに違いありません。

 Q-392コーチングとは基本的に利他的になることでゴールを達成すること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35248836.html

 

 記念すべき日に、そのようなイメージを体感しました。エネルギーと創造性の源である縁に感謝しながら。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

最後にもう一言 Happy birthdayK !!

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

その結果つかんだのが、「2)心から望む」もの/こと 未知なるゴールのイメージです。それはなかなか言語化しにくいのですが、あえて言うと「intentionality」の感覚に近いでしょうか。あるいは「calling」かもしれません

 

 もしくは「oracle」かも↓

L-142202111…-05;人の成長(人間形成)や進化・向上は情報空間で起こる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33383147.html

 

 

-告知1

2025年度のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。次回は2025年秋から配信開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-076Ya Ya(あの時代を忘れない)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15961773.html

F-156:人間関係リセット症候群

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23823944.html

F-327~:お大事に

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427730.html

Q-391:現状の外かな~ということをイメージするととても気分が悪くなってしまいます。このような場合どのようにすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35232931.html

Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430215.html

 

 

30代で思い通りの人生に変える69の方法

Kindle版はこちら↓

30代で思い通りの人生に変える69の方法 | 苫米地 英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 



F-407:自由訳「守破離」 vol.5(最終話);苫米地式「守破離」の真髄

 

 「守破離(しゅはり)」という言葉を御存知ですか?

 

 「守破離」は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修行における過程を示したもの とされています。

 守破離 - Wikipedia

 

苫米地式コーチらしく、自由に「守破離」を考察します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 vol.1;コーチとして考える「守破離」のポイント

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36993899.html

 vol.2;「守」× Healing

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37031929.html

 vol.3;「破」× Coaching

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37071026.html

 vol.4;「離」× Leadership

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37109372.html

 vol.5;苫米地式「守破離」の真髄

 

 

  「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

 

 それが「コーチングとリーダーシップの両輪」で実践する「離」

 F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420579.html

 

 と前回(F-406)書きましたが、じつは、この表現は入門者向け。コーチング実践者にとってはふさわしくありません。なぜでしょう?

 

 

 そう、「ゴール(w2)」と「現状の自我(w1)」に臨場感という橋を架けた状態は「ストレッチ・ユア・コンフォートゾーン」だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 それは「全面肯定」と同じ。

 コーチがクライアントを「全面肯定」するのはOKですが、クライアントが自身を「全面肯定」するのは危険です。まず間違いなく、エネルギーとクリエイティビティを失うでしょう。

 Q-178:家族ががんで治療中です。どうすれば… -02;エネルギーと創造性の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

コーチングを学び実践していくと、かつての夢がどんどん実現していきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

それは「かつては“現状の外”だったゴールの世界が現状になっていく」ということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

夢が大きければ大きいほど、新たな現実(←かつての夢)に対して強力にホメオスタシスが働きます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

ホメオスタシス(恒常性維持機能)で維持される強固なコンフォートゾーンは確かな幸せを感じさせてくれますが、一方でさらなる夢に向かうエネルギーとクリエイティビティを奪ってしまいます。

 PM-06-06:仮説01変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 そんな状態では、あたりまえですが、さらなるゴールを設定し達成することができません。だから、CZは狭く! 高く!

 L-210202207月シークレットレクチャー -08;狭く! 高く!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36862880.html

 

 

 ところで、このシリーズの1本目(F-403/vol.1)で、私はこのような問いかけを行いました。

 

 

 苫米地博士とルー・タイスさんの邂逅により、それまでのコーチングシステム(Ex. IIE)を「破離」する新しいシステムが生まれました(Ex.苫米地式、TICE式)。

 その新たなコーチングシステム(&プリンシプル)が、コーチが「守」するもの。

 

 では、「破」や「離」は

 

 

 これまで真剣に考えてこられた方々には申し訳ありませんが、私はこのような疑問を生みだす発想自体がよくないと思っています。トゥールミンロジックでいうなら「クリティーク(Kritik)」です。

 S-01-18反論力を身につける4つの戦略

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076426.html

 

 「破」や「離」は、目的ではなく、高次元への志向の結果として起こることです。「高次元への志向」とは、より高い抽象度次元へと向かう方向性のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 苫米地博士が神奈川大学で行われた講演で明かされましたが、生命現象はエントロピー縮小系です。つまり、高次元に向かうことが生命であり、高次元に向かう力こそが生命力!

 F-400:縁起から得た“希望/HOPE”の体感 <後編;苫米地理論学習中の気づき>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36884253.html

 

 よって、高次元への志向 = より高い抽象度次元へと向かう方向性 が、生命現象の「」だといえます。「り尽くしてるともるるとてもを忘るな」の「」です。

 その「」のことを、苫米地博士は「ヒルクライミング」とも表現されています。

 

 以下、苫米地博士の著書「思考停止という病」(KADOKAWAp156)より引用します。

 

 

ヒルクライムする脳のつくり方

 どれだけ論理力を高めても、やはり重要なのは知識です。知識量が大量にあると、思考のヒルクライミングが起こります。これは、私が昔から言っている抽象度が高まるということを意味します。

 

 本書で目指すべき状態は、この「自分の脳で考え続け、ヒルクライミングする脳」をつくり出すことです。ヒルクライミングは、大量な情報のゲシュタルト化により、思考の抽象度を高め、本物のクリエイティビティを発揮することです。

 それは、思考の階段を登って、新しいゲシュタルトを生み出すことだと言えるでしょう。

 「自分の頭で考え続け、ヒルクライミングする脳」は、一部の数学者や科学者、偉業を成した人が手に入れている脳なのです。

 一般に、成功者がやっていることもたいていの場合、現状の最適化にすぎません。最適化することはビジネスにおいては必要ですし、最適化においても抽象思考をしていますが、私が言っているのは、まったく新しくクリエイティブする思考です。

 この章では、思考のヒルクライミングをする脳をつくる方法をお伝えしていきたいと思います。

 2章で紹介した、大量の情報が必要というのは言うまでもありません。知識がなければ、ヒルクライムすることはありません。

 情報がないところで、抽象度を上げてみても何も発見できません。

 

 大事なのは抽象化するトレーニングを行うことです。

 まず、その前に改めて抽象化の説明をしましょう。

 引用終わり(つづきはこちらでどうぞ↓)

 Amazon.co.jp: 思考停止という病 eBook : 苫米地英人: Kindleストア

 

 

 「自分の脳で考え続け、ヒルクライミングする脳」をつくり出す

 

 その上でさらなるゴールを設定し、より高次元(そのtopは「空」)に向かい続ける結果として起こることが、苫米地式「守破離」といえるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 毎回冒頭で紹介していた「『守破離』は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修行における過程を示したもの」という表現もミスリードです。修行における過程で「守破離」が生じるのは、あくまでも結果だから。

ゴール設定およびゴール達成の結果として起こるのが「守破離」です。

 Q-219:ゴールに対する<前編(入門者向け);ゴールが先、スケジュールは後>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27441932.html

 

ゴールは人生のあらゆる領域に設定し(バランスホイール)、どんどん更新していくもの。その過程で、エントロピー縮小系である生命が、新たな現実(かつての夢)を「破」り「離」れていくのは当然のことです。

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 それを一言でいうと、無常。

 

 しかしながら、ゴールを生みだし続ける源、すなわち生命力の源は変わりません。それが「高次元への志向」であり、「より高い抽象度次元へと向かう方向性」であり、「ヒルクライミング」です。それが苫米地式の、そして生命現象の「」であるはず。

 F-380:学びと破門で脅しをかける <vol.4;「自分のゴールに洗脳」の先で得るもの>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35997725.html

 

そして、その「」を常に意識に上げ続けることが、世阿弥の「初心忘るべからず」にも通じる、苫米地式の真髄だといえます。

 F-265:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.9;“初心”とは?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30002338.html

 

 最後に、もう一歩踏み込みます。

私は、その「」と「意図性(intentionality)」をしっかり重ね合わせることが最も重要だと思っています。

 Q-333:最近「記憶が抜ける」vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 それが苫米地式の真髄の真髄であるはずです(自由訳です)。

 F-384:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.4;役割/責任「Intentionality」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36189008.html

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

夢が大きければ大きいほど、新たな現実(かつての夢)に対して強力にホメオスタシスが働くことになります。強固なコンフォートゾーンは確かな幸せを感じさせてくれますが、一方でさらなる夢に向かうエネルギーとクリエイティビティを奪ってしまいます

 

 では、全面肯定しつつも現状に留まる(留まらせる)ことなく“現状の外”を志向し続けるためにはどうすればいいのでしょうか?

 Q-216:「現状の外のゴール」とは何か? 混乱しています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27346333.html

 

 私はこのように考えています↓

 L-06320209月シークレット… -03;全面肯定しつつ、“現状の外”を志向する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28501205.html

 

 

-告知1

2025年度のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。次回は2025年秋から配信開始する予定です。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-299~:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425725.html

F-377~:学びと破門で脅しをかける ~自由、フェアネス、平和のために~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430303.html

Q-390:僕はコミュ障で親しい関係の人が誰もいません。休みの日も部屋に閉じこもりゲームばかりで、人生が終わっている気がします

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35197372.html

Q-429:宇宙は「包摂半順序束」。そのtopである空(くう)は「有と無を包摂する概念」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36937284.html

 

 

思考停止という病

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 思考停止という病 eBook : 苫米地英人: Kindleストア

 



このページのトップヘ