苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:コンフォートゾーン

Q-293:私のような凡人にはとてもできそうになく、悶々とした日々を過ごしています

 

御相談をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:コロナワクチンについて貴重な情報提供をありがとうございます。私は病院で〇〇〇として働いていますが、職場での「当然打つよね」といった雰囲気に圧倒されて接種を決断してしまいました。確か最初は2回だったはずなのが、3回、4回となり 底なしのワクチン沼にどんどん沈み込んでいるような感じがしています。

 同僚の多くはまだ打つ気でいます。教えていただいた動画の確認を勧めたりしているのですが、「陰謀論者なの?」といった感じで冷たくあしらわれています。

 勇気をもって「目を覚まして!」と言ってやりたいのですが、私のような凡人にはとてもできそうになく、悶々とした日々を過ごしています。

 何かアドバイスをいただけないでしょうか?

 

A:質問者が言及されている「情報提供」はこちら↓

 I-092:【重要】「[超党派議連]ワクチン大議論会 2022.10.18」動画のお知らせ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29928102.html

 

 その後に開催された勉強会(2022114)YouTube上から削除されています。そして、最新の勉強会(20221125日)は、なんと、ニコニコ動画でも削除されました。

この国の主権者たる国民の代表である国会議員が、問題を明らかにし(case-side)解決するために(plan-side)開催している勉強会なのに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

国民はその内容を知る権利があります。一方的な削除は憲法違反の暴挙といえるはずです。

F-257:「不摂生が理由で病気になった人の医療費を健康のために努力している人が負担するのは『あほらしい』ことなのだろうか? <中編>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13214313.html

 

 

 ところで、セッションに限らず、コミュニケーション中に相手の言い回しがとても気になることがあります。いわゆる“レッドフラッグ(Red Flag)”。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 御相談の中で私が一番気になったのは、「私のような凡人にはとてもできそうになく」という表現です。その言葉(words)を生みだす映像(pictures)や感情(emotions)はどのようなものなのでしょうか?

 

 それら(言葉・映像・感情)は「思考の3つの軸」。人はこの3つの軸で思考し、自身に話しかけています。それがセルフトーク。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 そのセルフトークが「自分とはこういう存在だ」というセルフイメージを生みだします。セルフイメージとはコンフォートゾーン(CZ)と同義です。そのCZによって行動が決まります。わかりやすくいうと、「私のような凡人」というセルフトーク → 「凡人」というセルフイメージ(=CZ)強化 → 「(凡人にふさわしいように)悶々とした日々を過ごす」という感じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

 ここからは一般論です。いったん呼吸を意識に上げて、十分にリラックスしながら読み進めてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28037699.html

 

 コロナやワクチンに限らず、人々の多くが煩悩につけ込まれ、不安・恐怖をあおられ、自由な思考を奪われてしまっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 それはフェイクニュースや情報不足により適切な判断ができなくなっているというより、認知の枠組み自体を低抽象度次元に押さえつけられているという感じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

シンプルに表現すると「奴隷化」です。

 F-258:不満と傲慢のはざまでvol.2;スコトーマを生みだす/外すポイント>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29646619.html

 

私のような凡人」という言い回しは洗脳されている証左です。「お前たちはたいした存在ではない」「だから我々既得権益に隷属し続けよ」というメッセージが無意識に刷り込まれ、不当に低いセルフイメージ(=CZ)のまま生かされてしまっています。

F-206~:マトリックス/Matrix

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

では、どうすればいいのでしょうか?

 

 答えは簡単。抽象度を上げて、自由になればいいのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 えっ、それができないから困っている?

 

 まずはそんなセルフトークから書き換えていきましょう。そのために最初にすることが

 

そう、ゴール設定。Goal comes first

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

 以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZOp203)から引用します。

 

 

 ◎現代日本の歪みはゴールを持っていないことから起きている

 結局、いまの社会の根本的な歪みの原因はゴールを持たない人たちが力を持っているからです。彼らは現状の中のゴールばかりを求めて、その挙げ句、金と社会的地位でしか、自分のエフィカシーを保てないのです。つまり、彼らには旧エスティームしかないのです。

 現状の中にゴールを設定しても、それはゴールにはなりえないのです。仮にそのゴールを達成してもそれは現状の中であり、それはとりもなおさず、コンフォートゾーンを広げているだけなのです。排他的でスノッブな空間を拡大していけば、世界が格差社会になるのは当然です。

 ゴールは現状の外に作らなければ、ゴールたり得ないのです。

 ゴールとは何か?

 それは、現状を変えたいという人の思いによって形作られるものです。いまのままでは嫌だ、もっと面白い世界を作りたい、もっと素晴らしい世界を作りたい、そういう思いが、そういった人間の悲願がゴールを作るのです。

 いまの世界で最も必要なのが、現状の外側にゴールを設定することなのです。

 そして、そのためには本物のコーチングがどうしても必要になります。

 繰り返しますが、現状の中にあるゴールはゴールではありません。

 現状の外。未知で、どんな世界なのか、まったくわからない不安だらけな世界かもしれませんが、そこにこそ輝く未来のゴールはあるのです。

 そこに踏み出すための叡智を持っているのはコーチングだけなのです。

 引用終わり

 

 

 現状の外に踏み出すための叡智を持っているのはコーチングだけ

 

 現状の中は煩悩にまみれた嘘ばかり。

 だから、今こそコーチングを学び、現状の外に飛びだすとき。Time to fly

 

 それが私からのアドバイスです。

 御相談ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

Q-217:家庭や人間関係のゴール設定はどのようにすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27388111.html

Q-218:わりとすぐに達成できそうなゴールを設定してもよいですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27405307.html

Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 

オーセンティック・コーチング



L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 

20213月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 *初回講義(202011月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420420.html

 *2回目講義(20211月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421742.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;「ゲシュタルトを統合する」という感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29997523.html

 02;内省言語を発生させる

 

 

前回レクチャー中のワークを簡潔にまとめると、

(詳しくはこちら↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29515037.html

 

1:苦痛をカテゴライズし、ゲシュタルトとして認識する

2:ゲシュタルトの統合(connect the dots

 3:統合した「全人的苦痛(トータルペイン)」を「全人的幸福(トータルウェルビーイング)」に書き換える

 4:幸福を4つのカテゴリーに落とし込む。「身体的幸福」「心理・精神的幸福」「社会的幸福」「スピリチュアルウェルビーイング」

  (少しだけ具体的にする感覚)

 

じつは、前回までの説明は「苫米地式」としてはまだ足りません。その足りない部分は、「ゲシュタルトを統合する」ための大切なポイントです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(サイゾー)をお読みでしょうか?

 

 2022年春に出版されたこの本の中で、苫米地博士は今まで守秘義務範囲内であった情報を開示されています。その一つが「内省言語」。以下、同書より引用します(p116)。

 

 

 ◎内省言語を発生させる

 非言語コミュニケーションは特殊な技術ではありません。これは人が人に対して影響力をどうやって与えるかという話で、世間一般で頻繁に使われているものなのです。

 日常生活の中にもありますし、私たちが気づかずにいつもやっていることの中にもあります。

 人の心に内省言語を生み出すことは少し敏感になれば誰でもできます。例えば、最もわかりやすいのがCMです。多くのCMがしているのは商品の正しい説明ではなく、視聴者に恐怖を植え付けることです。「その洗濯物臭っていませんか?」「いつまで太っているつもりですか?」「まな板は雑菌だらけ」などなど、これが第一声でどこにも商品の説明はありません。

 でも、視聴者の心には「これは聞いておかないとマズいかも」という内省言語が発生しています。発生したら、そこで初めて商品説明が始まります。

 ひと目惚れのテクニックでも同様です。

 以前、私は、意中の会社の同僚を振り向かせるテクニックとして「趣味のキーホルダー」というのを紹介したことがあります。

 これは、意中の彼が釣り好きで、その彼に興味を持ってもらうために釣りを学ぼうとしていた女の子からの相談でした。彼女は釣り好きの彼に「自分も釣りを始めました」と告げようとしていたので「やめておきなさい」と私は言っておきました。「その彼を本当にゲットしたいのであれば、あなたが本当に釣りを好きになるだけでいいんですよ」と。

 数ヶ月後、その女の子はその彼と一緒に釣りに行くことになったそうです。しかも、誘ってきたのは彼のほうだといいます。きっかけは彼女がキーホルダーに使っていたミニチュアの釣り竿で、彼の方から「これって〇〇〇のレプリカ?」と声をかけてきたそうです。

 彼女は何ひとつ言葉を使っていません。ただ、ちゃんと釣りを好きになっただけです。人の心を動かすとはこういうことです。

 それを「コミュニケーションの仕方を学びましょう」「こう言われたらこう返しましょう」「部下とのコミュニケーションはこうしましょう」などというのはあまりにも人をバカにしています。

 心の本質を捉える基本中の基本は相手に内省言語を引き起こすこと。いかにそれを言語を使わないで引き起こすのかということが極めて重要なのです。

 そして、それはまさにスコトーマの原理であり、非言語の本質はRASのシステムの裏表ということです。

 ですから、当然、非言語コミュニケーションは声を出してもいいのです。相手のRASがカクテルパーティー効果のようにこちらの声を消してくれるのならそれでいいというわけです。こちらから働きかけていることが相手の意識に上がってさえこなければ、声を出してもいいのです。

 実際、私がコーチングをする際、あまり話はしません。話しているのはクライアントのほうです。

 私はクライアントの話の内容に興味があるわけではありません。クライアントを現状に縛るブリーフシステムがどういうものなのかを探りつつ、それを超える内省言語を引き起こすように聞いています。

 逆に、クライアントは自分が変わっていることを自覚できません。ですから、「博士、もっとアドバイスをください」と言います。時には怒ったりもします。そこで私は「あなたはもう変わっていますよ」と告げ、セッションの最初の頃と比べて変わったところをいくつか伝えます。クライアントは自分が変わっていることを、その時初めて理解するのです。

 ブリーフシステムが変わるというのはこういうことなのです。

 引用終わり

 

 

 引用文の中で博士が例として挙げられている話のポイントは「コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)」。

 CZを共有することで生まれる親近感がラポール(Rapport)です。そのラポールの結果、好意的な内省言語が自然に生まれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

私たちは常にCZの中に居続けようとしています。ここで重要なことはCZは必ずしも自分の意識上のイメージとは一致していない」ということ。

 

例としてダイエットで考えてみましょう。

何かをきっかけにダイエットに取り組み一時的に痩せることができても、また元に戻ってしまうことって多いですよね。

それを「リバウンド」と表現しますが、これは(無意識下の)CZが「太っている私」のままで変わっていないことが原因です。

 

意識の上では「痩せたい」と願っていても、CZが「太っている私」のままでは、いくら頑張っても自然に元に戻ってしまいます。「太っている私」を維持するようにホメオスタシス(恒常性維持機能)が働くからです。それも強力に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

ホメオスタシスは、脳が進化した人間においては、物理空間だけではなく情報空間にも働いています(注:物理空間は情報空間の一部です)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

よって、CZを先に動かしてしまう」ということが、変化のための重要なポイントといえます。先に動かすCZとは物理的な外部環境のことではなく、心の内に広がる情報空間のこと。

PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 では、どうやって「CZを先に動かす」のでしょう?

 

 

 そう、ゴール設定。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 現状の外に設定したゴールが、新たな臨場感を生みだします。

 新たな臨場感はホメオスタシスを変化させ、CZが移行していく過程でRASが変化し、どんどんスコトーマが外れていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その結果、目の前は「ゴール側の世界(w1)」の一部になっていきます。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

 ゴール設定→臨場感→ホメオスタシスが変化→CZが移動→RASが変化→スコトーマが外れる→ゴール側の世界(w1

 

 *詳しくはこちら↓

 F-249~250:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.6~7;臨場感という橋を架ける>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29139372.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29197133.html

 

 

 その過程をコントロールする鍵が「内省言語」です。

 

L-080につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第8回目(R4.11/27開催)のテーマは「現状の外」。こちらで御確認ください↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29987722.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

Q-117:「コーチングは変わるためにあるものではない」の真意とは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20576958.html

Q-167:自分を苦しめているのは記憶です。過去に苦しめられていることを感じています。コーチングで変化を実感しますか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24320549.html

Q-175:脳内の歩くというイメージの臨場感を上げて物理空間で実際に歩いているということになるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

オーセンティック・コーチング



F-259:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.3;知らないことは認識できないのに新しい知識を得ることができる秘密>

 

 子どもの頃、私は「不安と不満」「悲しみと怒り」が混ざり合ったような混沌の中で生きていました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7031488.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7031602.html

 

 あの頃の私へ、そして同じような境遇の若者へ、コーチとして心を込めて書いたのがこのブログ記事↓

 F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

 

 私の経験でいうと、「不安と不満のはざま」を抜け出した後には、さらに大きな試練が待ち構えています。その試練とは「不満と傲慢のはざま」。それは「自由と隷属のはざま」であり、「希望と絶望のはざま」「幸福と不幸のはざま」でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 では、ゴールが生みだす不満をエネルギーと創造力に変え、自由を貫き、希望を抱きながら幸福に生ききるためにはどうすればいいでしょうか?

 傲慢を改め、隷属から抜けだし、絶望や不幸を克服するために何を心がけるべきでしょうか?

 

 あの頃の私へ、そして同じような境遇の若者へ、コーチとして心を込めて贈る第2弾です。

  

 vol.1;「不安と不満のはざま」を抜けだした後に待つ試練

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29576555.html

 vol.2;スコトーマを生みだす/外すポイント

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29646619.html

 vol.3;知らないことは認識できないのに新しい知識を得ることができる秘密

 

 

前回(F-258)は、スコトーマを生みだす/外す3つのポイントについて解説しました。その1つ目が「知識」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

私たちは知らないことは認識できません。ここに学習の意味があります。日々の学習は認識のためです。その認識はもちろんゴール実現のため。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

どんどん認識し、世界をひろげ、情報宇宙を豊かにしながらゴールを実現していくホメオスタシス活動が学習です

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 と前回書きました。

 

ひとつ疑問が生じるはず。

私たちは「知らないことは認識できない」のに、なぜ新しい知識を得ることができるのでしょうか?

 

 その答えは今回のテーマである「傲慢」とも大いに関係しています。じっくり考えていきましょう。

 

 

 ところで、「学習曲線」を御存知でしょうか?

 

「学習曲線」は、ドイツの心理学者 ヘルマン・エビングハウスによって提唱された概念です。そもそもは「忘却曲線」として知られる「人は反復して覚えることで記憶力が上がる」という事実を紹介したものでしたが、現在では「能力の向上によってこなす時間が短くなる」という意味まで内包するよう。

 

スポーツの練習をしたり、何かの技能を身につけようと取り組んだときのこと(例えば「ゲーム」w)を思い出してください。練習時間や練習量と能力の向上は必ずしも比例関係ではありませんよね。たいていは、1)どれだけ頑張っても進歩が感じられない長い横ばい状態があり、2)“ある瞬間(掴んだ瞬間)”にドーンと成長し、そして3)まるで壁にぶつかったかのように再び横ばいになる といった感じになると思います。図にすると↓

 

学習曲線

 

 

その「横ばい状態」を「プラトー(plateau)」と呼びます。そして、ドーンと成長した瞬間が“超越”です。このように何かを身につけるときは、1)プラトー→2)超越→3)プラトーとS字を描くように経過します。

 

“超越”というのはゲシュタルト化のこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ゲシュタルト同士を統合しながらより大きなゲシュタルトを作りあげるほど(connect the dots)、“理解”が深まり、“習熟”していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

例えば、自動車学校に通ったときのことを思い出してみましょう。

まず車の運転に必要な知識を学びます。車の構造から具体的な操作方法、ルールなどです。

 

 *ルールについてはこちら↓ マナーやモラルとの違いはクリアですか?

 S-02~:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/17563396.html

 

 

ひととおり学んだ後実技に入ります。最初に車を運転した時はかなりぎこちなかったと思います。「まず安全確認をして、クラッチを踏んで、ギアをローに入れ、それからアクセルを踏み込みつつクラッチを戻し」など、次に行うことをひとつひとつ考えながら運転していたのではないでしょうか?

アクセルの加減が強いとクラッチが滑り、弱いとエンストすることを経験し、アクセルを踏み込んだ時の加速の感触、ブレーキを踏みこんだ時の制動の感覚などを体験し記憶しながら「車の運転」を覚えていったはず。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

では、車の運転がぎこちなかった頃とスムーズになった今では何が違うのでしょうか?

 

ひとつはマインド(脳と心)の使い方です。

ぎこちない間は、一つひとつの動作を意識にあげて行っています。思考のパターンは論理的(または言語的)で、その処理はシリアル(直線的)です。

S-01~:よりよい“議論”のために(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11613757.html

 

ところがスムーズな今は、運転を無意識下で行っています。いちいち次の動作を考えなくても「手足が勝手に動く」状態です。ドラゴンボール風にいうと「身勝手の極意」w

思考のパターンはイメージ的(非論理的、非言語的)で、処理はパラレル(並列的)に行われています。

PM-06-12:仮説07)思考停止

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

人によってタイミングはいろいろでしょうが、スムーズに運転できるようになり「慣れた」と感じる頃には、必ず意識下の処理から無意識下の処理に変わっています。

それが“超越”の正体。その“超越”の瞬間に「ゲシュタルトの再構築」が行われています。

この“ゲシュタルト能力”こそが、「知らないことは認識できないのに新しい知識を得ることができる秘密」です。

F-251:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.8;選択>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29250667.html

 

 

昔から私は「どうすれば生産性を高めることができるか?」を探求していました。

先人の経験論を数多く学び、苫米地博士と出会ってからは認知科学的知見からその秘密を追究しています。今回取り上げている“無意識化”も秘密のひとつです。

 

*「どうすれば生産性を高めることができるか?」には、じつは、大きな問題があります。「傲慢」とも結びつく克服するべき課題が何かわかりますか? ヒントはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

人間は意識下では2つのことまでしか同時にはできないといわれています。しかし、無意識下ではかなり多くのことが同時に処理できます。心臓を動かしながら呼吸やまばたきをし、体温調節を行いながら褥瘡ができないように圧調節もしつつ、目の前の人とのおしゃべりを楽しみながら食事をしている なんてことを自然にしていますよね。

車の運転もそう。免許取りたての頃は話す余裕がなかったのが、今では歌いながら運転できるはずw

 

 「どれだけ頑張っても進歩が感じられない」「壁にぶつかった」と感じている時は、とても辛いかもしれません。しかし、そのような時期は新たなゲシュタルトを構築するための大切なときでもあります。

辛いと感じる時は、まずはゆっくりと呼吸を整え、ゴールを達成している未来をビジュアライズしてみましょう。

 F-253Corona Panicに打ち克つ ~ビジュアライゼーションによるゴール達成法~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29357204.html

 

 反対に、「どれだけ頑張っても進歩が感じられない」「壁にぶつかった」と感じない(感じられない)時は危険です。“現状”というコンフォートゾーンにどっぷり嵌っている可能性が高いから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 その“現状”が理想的であればあるほど、現状の外に飛びだすことは難しくなります。そのままではきっと、「傲慢」に陥ってしまうでしょう。

最初に確認したとおり(F-257)、「傲慢」は権力という幻想への隷属であり、絶望や不幸のはじまりです。

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

F-260につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 あの頃の私へ、そして同じような境遇の若者へ、コーチとして心を込めて贈る第2弾です

 

伝えたいのは「心の力(The Power of Mind)」のすばらしさ。

 

 誰もが、心の力によって、「未来の自分」を臨場感豊かに想像することができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

そして、課題を克服しながら「未来の自分」を創造し、本当に現実化することができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

過去の呪縛や不安よりも、未来の希望や期待に対して、遥かに大きく強い臨場感を感じることができるからです。本当は。

その臨場感が「心の力(The Power of Mind)」。その正体は誰もが持つホメオスタシス(Homeostasis)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そして、それは「縁起」の力でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 以下、苫米地博士の著書「もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 -今こそ、『縁起人』として生きろ。」(TAC出版)より引用します。

 

 

 コーポレートコーチングと縁起の関係

 それでは、パーソナルコーチングの次は、「コーポレートコーチングと縁起の関係」についてお話ししていきましょう。

 コーポレートとは、組織、団体を指します。人が集まったグループのことを「コーポレート」と呼び、そういったグループを対象にしたコーチングを扱うのが「コーポレートコーチング」なのです。

 そして、コーポレートコーチングを行う目的とは、簡単にいいますと、「何らかの目的を持って人が集まっている組織」が「その目的を達成するため」あるいは「最大の効果を発揮するため」です。

 つまり、組織の出す成果を最大にするのが、コーポレートコーチングなのです。

 そして、会社や組織というコーポレートとは、そもそも幻です。

 実際、パーソナルコーチングを会社の社長にするというのなら、社長は幻ではなく実体はあります。しかし、コーポレートである会社は実体がありません。

 会社は税金をとられますが、これも厳密にいうと憲法違反です。憲法の徴税権には「国民の納税義務」と書いてあるからです。法人は国民ではありませんが、人間であるかのように生産活動して消費活動をしているので、納税しているわけです。

 コーポレートもそれと同じで、物理的な実体がないのに人間扱いという点において、普通の人間に比べてはるかに縁起的存在といえるわけです。縁起の考え方は「この世のすべてのものが幻」ですがそれを象徴するものといえるでしょう。

 しかし、実体も脳もないような幻にコーチングするのは、パーソナルコーチングよりもはるかに難しいものになります。そして、コーポレートコーチングのコーチは、「コーポレートコーチ」と呼びます。

 

 さて、コーポレートコーチは幻に、一体どうやってコーチングするのでしょうか。

 それはズバリ、組織や団体を「何らかの目的を持ったグループに変えるのです。コーチとはもともと馬車を意味し、「人を目的地まで連れていく人」のことですので、コーチングを受ける人は目的地があるのが大前提です。ですからコーチングを受ける組織や団体は「何らかの目的を持ったグループ」でないと成立しないのです。

 コーポレートコーチングは、パーソナルコーチングと比べ多くの人と関わります。それゆえ、縁起関係は多様になります。さまざまな価値観と触れ合い、組織のゴール達成を手助けし、大勢の人に幸せをもたらします。だからこそ、人とうまく関係を結べる縁起人には知っておいていただきたい方法なのです。

 引用終わり

 

 

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F-078~:ヘンリー・フォードの教え

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Q-268~:薬をやめることができますか?

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Q-276~:セルフトークのマネジメントについて

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F-255:イノベーションがうまれるとき <中編;リーダーの資質>

 

 「コップに『半分入っている』から、コップは『半分空である』に変わる時、イノベーションの機会が生まれる。」

 

 経営学者 P.E.ドラッカー(注;正確にはP.F.ドラッカー)のコップ理論です。日本は、豊かで住みやすく穏やかな国。自分のサイロに閉じこもり「半分入っている」になりがちです。しかしながら、コロナを経て、時代は、急激に変わっています。

 

 地球規模の危機を実感する時代。国民一人一人、事業者それぞれが、「半分空である」という思いを共有すれば、日本は持ち前の団結力を活かして大きく変貌できると確信しています。

 

 私が目指す“新しい資本主義”では、日本の経済社会が直面する歴史的挑戦の全体像を国民に分かりやすく示します。その上で、市場や競争にすべてを任せるのではなく、官と民が経済社会変革の全体像を共有しながら、変革のために協働していくことを重視します。日本の連帯感の強さは官民協働の土台となります。

 

 そして、投資を引き出す新しい仕組み、また、付加価値配分のあり方を変えるための新しい仕組み。これらを成長戦略、分配戦略それぞれに埋め込んでいくことで、「成長と分配の好循環」を本格的に回していきます。

 

 

 これは岸田文雄首相のスピーチ文です(ダボス・アジェンダ、2022118日)。

□外務省HP>外交政策>経済外交>国際的ルール作りと政策協調の推進>世界経済フォーラム(ダボス会議)

 「ダボス・アジェンダ2022」における岸田総理大臣の特別演説 |外務省 (mofa.go.jp)

 □[参考2]岸田総理大臣によるスピーチ

 100291106.pdf (mofa.go.jp)

 

 この文章を読んでどのようなイメージを感じますか?

 

 私がコーチとして感じたものを(右脳言語野)、ありのままに言語化していきます(左脳言語野)。

 PM-06-12:仮説07)思考停止

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 前編;視点

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29415081.html

 中編;リーダーの資質

 

 

 つまり、イノベーションとは、同じ抽象度での視点の変化で生まれるものではなく、より高次の抽象度次元への視点の移動をきっかけとして生まれるもの。その時に起こっているのはゲシュタルトの統合です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 これはコーチングの“奥義”でもあります。

 コーチングとは、同じ抽象度での関数pの再定義ではなく、現状の外へのゴール設定で生みだす高次の可能世界“w1”への移動だから。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 この“奥義”を実践する上で、常に意識に上げておくべき注意点があります。それは「抽象度を上げることだけが重要なのではない」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

  


一度しっかり上げて(空観)、その上であえて下げる(仮観)

 

その自由自在な抽象度のコントロール(上げ下げ)が、イノベーションを実現するリーダーの資質であるといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 認知科学者 苫米地英人博士は、リーダーの条件として、1)情報収集能力(高い抽象度)、2)同調能力、3)責任能力 を挙げられています。

 F-251:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.8;選択>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29250667.html

 

リーダーとは、「ゴールの更新により『もっといい未来』を生みだし続け、どんどん現実化していく存在」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴールを共有しラポールが強力であることが大前提ではありますが、真のリーダーであるほど「面倒い奴」「困った人」と思われているはずです。表現を変えると「Not Normal」。決して「優等生」ではありません。

PM-06-06:仮設01)変わらないコンフォートゾーン(CZ)が生みだす「現状維持の壁」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

しかしながら、真面目なリーダーほど、「Not Normal」であり続けることに苦労します。「面倒い人」「困った人」と思われることに痛みを感じるから。皆さんはどうですか?

Q-012:ドリームキラーを気にせずに前進するために

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html

 

 Not Normal」を貫くことが難しい本質的な原因は、じつは、もっと根深いところにあります。「根深い」とは、「生命維持に欠かせない恒常性維持機能(Homeostasis)が働くレベル」という意味。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そう、コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のことです。

 私たち人間は限定合理性で生きていて、「現在のCZが維持される状態での少しずつの変化」を求めています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「オーセンティック・コーチング」(CYZO)より引用します(p168)。ぜひ今回のサブタイトル「リーダーの資質」をイメージしながら読んでください。Feel

 

 

 ◎現状維持がなぜダメなのか?

 現状維持がダメな理由については第1章でも書きましたが、人は限定合理性で生きているからです。

 限定合理性とは、人は生来的に変化を好む生き物だということです。同じことが続くことを好みません。ですから、お金持ちたちは有り余るほどお金を持っていても、もっとお金が欲しいと思うのです。人は、いまいくらお金を持っているのか、ではなく、いくら増えたのか、減ったのかにしか興味がないのです。

 人は本来、現状維持なんて大嫌いなのです。必ず、一定量の変化、特に増加を好ましく思うのです。

 その一方で、人は危険を避けます。生物として当然の行為で、慣れ親しんだ場所で安穏に暮らしていればそれで問題はないと考えます。

 つまり、人は変化は好きな一方で大きな変化は大嫌いなのです。

 これをいまの世の中に当てはめると、現状の世界がまったく変わらない中で、現状のシステムだけが肥大化していく理由が見えてきます。

 具体的に言えば、現在のコンフォートゾーンが維持される状態で、少しずつの変化が好まれている状態です。つまり、既得権益だけが肥大する社会なのです。

 これで得するのは誰かというと現在の格差社会の頂点に立つごく一部の人間だけです。巨大な資産は巨大な利益を生み、人々の労働で得た利益など比較にもなりません。

 いまの世の中は、富裕層にとってのコンフォートゾーンであり、それがいま全世界的に広がっている状態なのです。それが「現状」です。そこにいたら当然、格差社会と差別社会が広まるに決まっています。

 私たちはここにノーを突きつけなければならないのです。

 ですから、現状の外側にゴールを設定し、現状の外に出る必要があるのです。

 最後に自分のゴールが現状の外のゴールかを判断する簡単な基準を紹介しましょう。それはゴールについて考えた時、怖くなったり、不安になるか、どうかです。もしも不安になれば、これは現状の外のゴールです。

 そして、私たちコーチの仕事はクライアントに不安を作ることです。コーチは人生のあらゆる場面(バランスホイール)で現状の外のゴールを設定する手伝いをします。それは、人生のあらゆる場面に不安を作ることでもあります。つまり、コーチの仕事はカウンセラーとは正反対だということです。

 引用終わり

 

  


 苫米地博士はたびたび“真のリーダー”について言及されます。コーチングとは「その人の人生を変えるだけでなく、世界を変えるもの」だから(「オーセンティック・コーチング」p212)。

 より豊かな世界(未来)に変えていくことが、コーチングの意義であり、冒頭の「高次の可能世界“w1”への移動」の意味。そして、それがリーダーの役割です。

 

そんな「世界を変える」ための苫米地式コーチングは「ゲバラ主義」。

 

 全抽象度にわたって、つまり頂点である空(くう)から底面である物理空間まですべてで、“自分”の存在を認め、行動する

 

それが苫米地式であり、ゲバラ主義!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 *「空(くう)」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 抽象度が高いだけでも、低いだけでもいけません。

 理想だけではなく、実際に行動していなければなりません。

 

 つまり、抽象度の高い世界できちんと行きたい(生きたい)ゴールの世界があって、物理的な抽象度でもなんらかの行動を続けているということ。

 

 ゴールを実現するために行動し続ける

 

 それが苫米地式であり、ゲバラ主義!

苫米地博士御自身が私たちに示してくださっているリーダーの生き様です。

 F-123~:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_393431.html

 

F-256につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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 第6回目(R4.9/18開催)のテーマは「洗脳」。詳細は近日中に投稿するセミナー案内で御確認ください。

 

 

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-関連記事-

PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

F-035~:クライシス(危機)の本質

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

F-189~:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411502.html

 

 

オーセンティック・コーチング




Q-272現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね ~綸言汗の如し~ <vol.2;苫米地式「言」>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Qコーチはクライアントのゴールを100%応援すると言いながら、成果が出ないのはクライアントのせいにされます。現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね。今は全てそういう事も見抜けなかった自分の責任というのは受け入れました。

それぞれがそれぞれの立場で固まったスコトーマを持ち、共感出来ないのではないでしょうか?

 

 今回は5部構成です。全編通じてのテーマは「綸言汗の如し」。

 以下、Wikipediaより引用します。その意味を感じながら、ゆっくり読み進めてください。Don’t think, feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 綸言汗の如し(りんげんあせのごとし)は、皇帝が一旦発した言葉(綸言)は取り消したり訂正することができないという中国歴史上の格言。

 

 「綸言」の出典は孔子の『礼記』緇衣篇である。原文では「王言如絲、其出如綸;王言如綸、其出如綍」となっており、王のちょっとした言葉(絲:細かい糸)が重い意味(綸:太い糸)を持つとの教訓である。

 

 「汗の如し(如汗)」の出典は『漢書』劉向伝であり、原文は「言号令如汗、汗出而不反者也」である。

 

皆さんならこの質問に対してどのように答えますか? もちろん共感しながら。

Q-265~:臨場感世界をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

 vol.1;すべて「そのとおり」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29257774.html

 vol.2;苫米地式「言」

 

 

A2:「綸言」の「言」とは言葉のこと。

 私たちは「言葉(words)」と「映像(pictures)」に「感情(emotion)」を加えた3つの軸で思考しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 「コーチはクライアントのゴールを100%応援すると言いながら、成果が出ないのはクライアントのせいにされる」という言葉によって、「共感出来ない」あるいは「信用できない」といったイメージ(抽象化された映像)が強化されていきます(I)。

 F-228~:ゼロトラスト

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

 

 “強化”されるのは臨場感。そこに不安や不満といった情動が結びつきエスカレートしていくと、ますます臨場感が強化されていきます(V)。

 F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

 

 その臨場感あふれるイメージが、あなたにとっての現実(R)。だから「そのとおり」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 言い換えれば、その臨場感あふれるイメージは、あなたにとってのコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 私たちはコンフォートゾーンを強力に維持しようとしています。その働きがホメオスタシス(恒常性維持機能)。例えば「運動すると汗がでる」のは、発汗(→気化熱→温度低下)によって適切な体温を保とうとするホメオスタシス・フィードバックです(=CZ維持)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 「汗」は物理空間での話ですが、大脳が発達した人間の場合、ホメオスタシスは情報空間にまで拡張しています。だから映画を観ているだけで、鳥肌が立ったり、涙を流したりするのです。

 F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420579.html

 

 コンフォートゾーンの外側はスコトーマに隠れ、認識することができません。まずは「固まったスコトーマ」により「共感」できなくなっている自身の状態をしっかり自覚(モニタリング)してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 さらに付け加えると、コーチの本当のすごさは、クライアント側からはわかりにくいものです。抽象度が違うから。もしもクライアントさんが「すごさ」を実感しているように思えたら、私自身はクライアントさんと同調している可能性を疑います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 繰り返しますが、自分の言葉が目の前の現実を生みだし、自身の言葉が現状のCZを強化し続けています。そのことをしっかり意識に上げてください。意識に上げ続けてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 その上で行うのは?

 

 そう、言葉によって新たなイメージを創りだし、言葉によってその新たなイメージを強化していくこと。そのために行うのが「ゴール設定」と「アファメーション(Affirmation)」です。

 アファメーションとは「未来における特定の状況を、マインドの中で事実として認識して宣言する」こと。言葉の持つ想起性を利用して、ゴール側のCZの臨場感を強化する技術です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「『言葉』があなたの人生を決める」(フォレスト出版)から引用します。

まずは現在の「言葉」や「アファメーション」など“内省言語”についてしっかりチェックしてください。それが「w0」。

その後は、現状の外に設定したゴールがうみだす「w1」を、「言葉」や「アファメーション」を使って強化していきましょう。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

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これは今すぐ取り組むべき重要なワークです。

 

 

言葉のメカニズムを解明したアファメーション

 ルー・タイスの重要な著作のひとつに、「アファメーション」(フォレスト出版)という本があります。アファメーションというのは、簡単にいえば、自分で自分に語り聞かせる言葉のことです

 これは、ルー・タイスが提示する方法論の中で、人生のゴールを達成するためのコアとなる技術です。人間が自分の望みを実現する原理を突きつめて考えていくと、アファメーションを自分に言い聞かせていくだけで人生のゴールを達成してしまう、とさえいうことができます。

 ルーは、「アファメーション」の中で、そこに働くゴール実現メカニズムを解明しています。ただ、その説明原理は、私がルーとともに彼のコーチングプログラムを再構築する以前の一世代前の心理パラダイムをベースとしたものになっています。いまあらためて読み返してみると、もう少し現代脳科学的な視点からの補足や説明を加えたほうが、さらに多くの人々によりよくルーのゴール実現メカニズムを学んでもらえただろうと感じました。

 「アファメーション」は、ルー・タイスが彼のプリンシプルを余すことなく伝えようとした、それほどコアな力作です。この名著にもう一度スポットを当てるためにも、私が認知科学者としての知見に基づいて、その入門編として成り立つような書物を著わす意義がありそうだと考えたわけです。

 言葉というのは、じつに不思議な力を持っています。

 どんな言葉を使うか。その使い方ひとつで、その人の人生は決まってしまいます。

 言葉がいかにその人に強い影響を与えるかについて記された本は、たとえばひところはやった「魔法のつぶやき」などのように、世の中にはいくつもあります。しかし、なぜそれが人生に大きな影響を与えるのか、残念ながら、そのメカニズムを明快に解き明かしたものはありません。

 あるとすれば、唯一、ルーの「アファメーション」だけではないでしょうか。

 現状を抜け出し、人生のゴールを達成したいあなたは、本書で、そのメカニズムをさらにはっきりと知ることになると思います。

 言葉が人生を決定する、その仕組みを理解することで、あなたは、現状を抜け出すことの意味や、そのために人生のゴールをより大きなものに描く必要性も理解することができるようになるでしょう。もちろん、人生のゴールを達成するために、あなたが身につけるべき考え方の全体像も、はっきりと把握できるに違いありません。
 引用終わり

 

Q-273につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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 第5回目(R4.8/21開催)のテーマは「スコトーマ」。詳細はこちら↓

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F-021:平昌五輪で垣間見た言葉の力 ~スピードスケート編~

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F-022:平昌五輪で垣間見た言葉の力 ~フィギュアスケート編~

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F-194:継続は力なり

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26246029.html

 

 

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F-248:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.5;「ゴール」と「現状の自我」の間>

 

 

 アートとは、才能によるもの。

 アーティストの才能とは、自分が強烈につくりたいもので、人に影響を与えるということ。

 それは笑いだったり、笑顔だったり、感情をつくりだす、人を感動させるストーリーテリングです。

 

 

 この言葉は、今(20225月下旬)話題の“あの人”のもの。

 その意味をコーチとして考えてみました。

 (シリーズの最後で誰の言葉かを明かします。想像しながらお読みくださいw

 

 vol.1;臨場感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 vol.2;双極性障害

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28916956.html

 vol.3;高揚(興奮)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28968302.html

 vol.4;木鶏

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29025709.html

 vol.5;「ゴール」と「現状の自我」の間

 

 

 前回(F-247)は「木鶏」という故事を紹介しました。それは「道に則した人物の隠喩」であり、「他者に惑わされること無く、鎮座しているだけで衆人の範となる」こと。

 具体的には1)空威張り・闘争心剥きだし → 2)他を見たらいきり立つ → 3)強さを誇示 → 4)泰然自若 という変化(成長)のことです。

 PM-05-13~15:そもそも教育とは? -06)人間形成

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 この「木鶏」には本質的な誤りがあります。もしも本当に「木鶏」になったなら、それは立派な奴隷といえるでしょう。「ユニバーサル・ソルジャー」のような。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 その理由を感じていただくのが、前回のワークでした。

 

<ワーク>

本物のコーチング(Authentic Coaching)をイメージしながら、「木鶏」に潜む問題点を感じる(Don’t think, feel!)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 では、私の答えを。

問題点をあえて言語化するなら、「ゴールを他者に決められている」。ゴールとは1)心から望むものであり、2)自分中心を捨て去りながら見いだすものであり、3)現状の外に設定するものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「木鶏」の場合、最初からゴールを、さらには生きる世界(w0)そのものを、他者に決められています(正確には「ゴール」とはいえません。「ゴールらしきもの」と理解してください)。「最強」がゴール、「闘鶏」が世界、「王と鶏を育てる名人」が他者です。「ユニバーサル・ソルジャー」なら、「命令(ミッション達成)」がゴール、「戦場」が世界、「軍(上官)」が他者。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

ゴールが他人からの刷り込みのままであれば、それは奴隷の状態です。「木鶏」とは優秀な奴隷のこと。「木鶏」として生きることは「無人運転」「自動運転」と同じ。「衆人の範」とは理想的な奴隷という意味です。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 

 苫米地博士と出会いコーチングを実践する前の私も“奴隷”でした。次から次に発生する「~ねばならない」がゴール、「波乱万丈の人生」が世界、「情動を伴った体験と情報の記憶で生みだされたブリーフシステム=現状の自我」が他者です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 コーチング未実践者の「現状の自我」は他者です。つまり、「私は“本当の私”ではない」ということ。だから“奴隷”!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

  

 ここでいう“奴隷”とは、過去の記憶で作り上げたコンフォートゾーン(CZ)にどっぷりつかっている状態のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 CZの外側はスコトーマに隠れ認識することさえできません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 さらに、たいていの場合、そのCZは秘かに権力により生みだされているバイオパワーによって強力に維持されています。

 F-061~:バイオパワー(生権力)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 それ故、CZの外側、すなわち3)現状の外にゴールを設定することは簡単ではありません。そもそもスコトーマに隠れていて見つけることができず、仮に見つけたならドリームキラーから総攻撃を受けるでしょう。それも権力を持ったドリームキラー(既得権益)から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 だから、リーダーの自覚(覚悟)とコーチのサポートがないまま「ゴールを設定し、達成する」ことは不可能です。ぜひこちらもチェックしてください↓

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーン(CZ)が生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 PM-06-07:仮説02)「want to」「have to」とコンフォートゾーン(CZ)の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

 

 今シリーズのテーマに沿うと、「『ゴール』と『現状の自我』の間」には高い高い障壁が存在しています。では、その障壁を超えて「橋を架ける」ためにはどうすればいいのでしょうか?

 

 

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)からの引用(◎スピリチュアリティのゴールの大切さ、p74~)の続きです。

(前半部分は前回の追記1を参照してください)

 

 

 ただし、「スピリチュアリティ」の場合は知識の習得ではありません。日本では仏教に取り組むというと、経典を学ぶことや、禅の修行を連想する人が多いと思いますが、それではさきほど説明した「生涯学習」のカテゴリーになってしまいます。「スピリチュアリティ」の場合は知識の習得ではなく、実践が大切です。「霊性を上げる」ために、いかに人間的に優れた人になるか、そのために社会に何をすればいいのかをゴールの一つとして持つことです。

 自分は無神論者だから関係ないとは思わず、「スピリチュアリティ」を実践することとは、突き詰めていけば、人間的に優れた人になることだと思ってください。それはたとえ無神論者であっても重要なことですから、「スピリチュアリティ」のカテゴリーの中でゴールを設定することは大切になってくるのではないかと思います。

 それにこのゴールは簡単に言ってしまえば、「社会が良くなる」ということでもあります。そのために自分の霊性を上げる。仏教的に言えば、悟るということであり、コーチング的に言えば、悟りを越えることです。

 このあたりの詳しいことは私の『超悟り入門』を読んでほしいのですが、いまここで簡単に説明すると「悟りとはこの世が幻であることを理解する」ことです。幻であるからこそ、痛みも苦しみも、幸せも快楽も自分の思いのままになるわけです。つまり、すべては自分で作り出しているものであり、それを理解することが悟りです。これがわかると悟りは決して答えではないことが見えてきます。悟ったという状態であり、理解したという学びであり、だからこそ、悟りは越えていくものなのです。

 引用終わり

 

 

 「橋を架ける」ための秘訣は、「この世が幻であることを理解」した上で、「悟りを超えていく」こと。空(くう)の体得と仮(け)の実践です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 空と仮、すなわち中観でしっかり生きることは「臨場感」の秘密でもあります。

 

F-249につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

空と仮、すなわち中観でしっかり生きることは「臨場感」の秘密でもあります

 

 映画鑑賞中にしっかりモニタリングし(空)、意識状態をコントロールすることは(仮)、とても大切な中観ワークになります。より高い「臨場感」でワークを行うため、私はあえて映画館に行きますw

 

 その映画館に関する話題をひとつ。

 日本でも大ヒットとなっている「Top GunMaverick」。音速で飛行する戦闘機コクピット内での実撮影など、圧倒的体感(言語+五感)が高い臨場感の秘密でしょう。

 

 映像と同じくらい衝撃的だったのが“音”。前作の世界観をさらにスケールアップした音楽には、私の大好きなハンス・ジマー(Hans Florian Zimmer1957年~)が関わっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

 でも、「Top GunMaverick」では、音楽以上に「音圧」が印象的でした。まさに「圧」。まるで音が次々とぶつかってくるようで、「音とは“密度波”である」ことを肌で体感しました。

 

 きっとその「音圧」のせいです。台湾の映画館(IMAX)では、なんと、上映中に天井の一部が崩落しました。幸いけが人はいなかったそうですが上映は中止となり、観客は「Top GunMaverick」の世界(あの世、w1)から台湾の日常世界(この世、w0)に引き戻されました。

 

 この映画館でのアクシデントから、私たちは「中観と臨場感」に関する重要な教えを学ぶことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

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 第4回目(R4.7/24開催)のテーマは「ラポール」。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29009685.html

 

 

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-関連記事-

F-088:「ダメ。ゼッタイ。」を超える!-5/5(ワーク付き)-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/17573387.html

F-207:マトリックス/Matrix -02Reloaded;現実を生みだすもの>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27012198.html

L-05620208月シークレットレクチャー -02;「〇〇〇〇」でゴールの世界に誘う

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28037699.html

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-115:「秘密のワーク」やってみました 後編;臨場感をさらに高めるために

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20377591.html

 

 

オーセンティック・コーチング



L-066202011月シークレットレクチャー -01目の前の世界はすべて〇〇でつくられている

 

202011月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01目の前の世界はすべて〇〇でつくられている

 

 

 最近、「はじめての経験」「新しい体験」をしていますか?

 

 私たちの無意識はつねに安定を求めています。だから「はじめて」「新しい」は敬遠してしまいがち。つい過去に経験したこと(既知)を優先し、未経験のこと(未知)は避けようとします。皆さんにもきっと「いつもの〇〇」「なじみの△△」といったもの・こと・場所があるはず。

 それをコーチングでは「コンフォートゾーン(CZComfort Zone)」といいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 大脳が発達した私たち人類の場合、CZとは物理的なこと・もの・場所ばかりではありません。情報空間上のもの・こと・場所もCZ化します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 例えば「名前」。

 コーチとしての私は、初対面の人に対して「CoacH Tです」と自己紹介します。すると、多くの方々が不思議そうな(怪訝な)表情をされます。

 

 皆さんはどうでしょう?

 まったく面識のない私から「CoacH Tです」とだけ言われたら、なにか変な感じがしませんか? (Don’t think, feel!)

 

 もしも違和感を感じるなら、その正体は「認知的不協和」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 使い慣れた(聞き慣れた)「苗字+名」という形式=CZから外れることにより、自分の内側の現実と外側の現実の間に矛盾が生じ、その矛盾を解消しようとする心の動きが生まれるのです。

 もちろん、それは悪いことではありません。エネルギーと創造性の源だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

 ただし、たいていの場合、不協和は容易に不安や不満へと変わり、情動レベルで発散されてしまいます。動物(本能)的な大脳辺縁系での活動により。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 *詳しくはこちらをどうぞ↓

 S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

 

 もしも「イライラ」や「ソワソワ」など落ち着かない感じがするときは、そんな情動の源を探ってください。逆腹式呼吸を行い、リラックスを深めながら。止観です。

 F-096~097:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.3~4

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

 その止観は“自分(自我)”と向き合う訓練になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 止めるのは「煩悩」、観るのは「縁起宇宙」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

ゆっくりとした呼吸を繰り返しながら徐々にリラックスを深めていくと、“自分(自我)”を形作るコアな記憶にたどり着くはず。

「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」 それが「わたし」の正体です。コーチングでは「ブリーフシステム(BSBelief System)」と呼びます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

 私たちの無意識はつねに安定を求めています。だから「はじめて」「新しい」は敬遠してしまいがち。つい過去に経験したこと(既知)を優先し、未経験のこと(未知)は避けようとします。

 つまり、CZBSはどんどん固定化されていくということ。

その働きの正体は「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」です。生命維持にかかわる強力な機能が、私たち自身の行動や目の前に広がる世界そのものを固定化していきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ポイントは、「記憶」であり、「過去」だということ。

 私たちは、通常は、過去に閉じ込められています。時間が過去から未来に向かって流れているように感じられることは、そのあらわれです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

L-067につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

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 第3回目(R4.6/19開催)のテーマは「ゴール」。詳細はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28683163.html

 

 

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-関連記事-

F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

 

Q-257:私、立ち直れるかな? <中編;組織~社会の視点で>

 

 医療・介護の現場で働いていると、もちろんうれしいこともありますが、辛く悲しいことが起こります。老病死(+生で四苦)の場だからです。

 医療・介護の現場は、一般の皆さんが思う以上に過酷です。

 PM-04-09:ますます緊張する医療・介護現場の福音となるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166400.html

 

 先日、医療事故に遭遇しました。そのとき関係者が発した言葉が、「先生、私、立ち直れるかな?」。

 

 セルフトークでいえば「第2段階」がヒーリングからコーチングに移行するとき。そのタイミングでしっかり届けることができるように、「立ち直る」ためのポイントをまとめます。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

前編;個人の視点で

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28693339.html

 中編;組織~社会の視点で

 

 

 ゴールを設定し、その実現を確信していると(エフィカシー)、目の前のすべてがゴール達成のための挑戦に感じられます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 もちろん、「うれしい」「楽しい」ばかりではありません。ショックで打ちひしがれることもあれば、怒りに震えることもあるでしょう。理不尽であればあるほど。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 そんなときに心がけるべきことは、動物的な大脳辺縁系優位から人間的な前頭前野優位にリカバーすること。私はそれをヒーリングだと思っています。

 ヒーリングされた状態でなければコーチングはできません。そして、そのヒーリングのためにはコーチングが有効です。つまり、ヒーリングとコーチングは一体。

 F-237~:「出口が見えない」と「出口戦略」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419486.html

 

 前回は個人の視点でまとめましたが、その知識と実践のメリットは個人レベルにとどまりません。すべては関係で成り立っているのですから当然です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 現代社会はますますコーチングを必要としています。

 その証拠に「私、立ち直れるかな?」を聞いた頃、日本ではこんなニュースが流れていました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808495.html

 

    北海道知床半島で観光船「KAZU1(カズワン)」が沈没(R4.4/23

同じ会社の臨時船長が「知識のない社長が、人任せなのに、ベテラン社員を解雇したことが事故の背景にある」「従業員を大事にしない会社」と証言(北海道放送)

    「無添くら寿司」(山梨県甲府市)の30代店長が店の駐車場で焼身自殺(R4.4/1

 従業員や元従業員の詳細なパワハラ証言が報道されるも、会社側は否定。その後、会社側が遺族を恫喝していたことが報道される(週刊文春)

    熊本秀岳館高校サッカー部コーチが部員を暴行

監督がTVで涙の謝罪を行ったが、その裏で部員を強迫してもみ消しを画策していたことが発覚。さらに部員間での暴行問題も浮上(熊本日日新聞)

 

 

 これらの出来事には共通点があります。それは「不安・恐怖による支配が常態化している」ということ。

 F-035~:クライシス(危機)の本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

 

 では、その「不安・恐怖による支配」の根底には何があるのでしょうか?

 

 以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「オーセンティック・コーチング」(CYZO)より引用します(p168)。ぜひ問題の本質について感じてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 

 ◎現状維持がなぜダメなのか?

 現状維持がダメな理由については第1章でも書きましたが、人は限定合理性で生きているからです。

 限定合理性とは、人は生来的に変化を好む生き物だということです。同じことが続くことを好みません。ですから、お金持ちたちは有り余るほどお金を持っていても、もっとお金が欲しいと思うのです。人は、いまいくらお金を持っているのか、ではなく、いくら増えたのか、減ったのかにしか興味がないのです。

 人は本来、現状維持なんて大嫌いなのです。必ず、一定量の変化、特に増加を好ましく思うのです。

 その一方で、人は危険を避けます。生物として当然の行為で、慣れ親しんだ場所で安穏に暮らしていればそれで問題はないと考えます。

 つまり、人は変化は好きな一方で大きな変化は大嫌いなのです。

 これをいまの世の中に当てはめると、現状の世界がまったく変わらない中で、現状のシステムだけが肥大化していく理由が見えてきます。

 具体的に言えば、現在のコンフォートゾーンが維持される状態で、少しずつの変化が好まれている状態です。つまり、既得権益だけが肥大する社会なのです。

 これで得するのは誰かというと現在の格差社会の頂点に立つごく一部の人間だけです。巨大な資産は巨大な利益を生み、人々の労働で得た利益など比較にもなりません。

 いまの世の中は、富裕層にとってのコンフォートゾーンであり、それがいま全世界的に広がっている状態なのです。それが「現状」です。そこにいたら当然、格差社会と差別社会が広まるに決まっています。

 私たちはここにノーを突きつけなければならないのです。

 ですから、現状の外側にゴールを設定し、現状の外に出る必要があるのです。

 最後に自分のゴールが現状の外のゴールかを判断する簡単な基準を紹介しましょう。それはゴールについて考えた時、怖くなったり、不安になるか、どうかです。もしも不安になれば、これは現状の外のゴールです。

 そして、私たちコーチの仕事はクライアントに不安を作ることです。コーチは人生のあらゆる場面(バランスホイール)で現状の外のゴールを設定する手伝いをします。それは、人生のあらゆる場面に不安を作ることでもあります。つまり、コーチの仕事はカウンセラーとは正反対だということです。

 引用終わり

 

 

 私は、組織や社会にはびこる「不安・恐怖による支配」の根底には、「差別意識」と「煩悩肯定」があると考えています。

 PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

現在のコンフォートゾーンが維持される状態で、少しずつの変化が好まれている状態です。つまり、既得権益だけが肥大する社会

 

 差別意識が「既得権益」を生みだし(強化し)、煩悩肯定が「肥大」を加速化させているのです。いずれにせよ、思考は停止しています。支配する側も、支配される側も。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 だからこそ、コーチングが重要。

 コーチングによって設定するゴールが、エネルギーと想像性/創造性を生みだし、社会にはびこる束縛から自身を解放します。

 F-061~:バイオパワー(生権力)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 それが自由!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 その自由を手に入れるマインド(意識状態)をつくりあげることが教育の目的です。

ところが、差別と煩悩をむき出しにした既得権益(大人)の「不安・恐怖による支配」が、子どもたちのマインドを蝕みボロボロにしています。

PM-05~:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13077001.html

 

 サッカー部員は「不安・恐怖による支配」の被害者です。

 店長も船長も、縁がつながった人たちも皆、「不安・恐怖による支配」の被害者です。

 そして、今、世界中の人々が「格差社会の頂点に立つごく一部の人間」による「不安・恐怖による支配」の被害者になってしまっています。そうとは知らずに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それは仕組まれたコンフォートゾーン(CZ)にどっぷり嵌ってしまっている状態。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 その証拠に、「コロナ」や「ウクライナ」に異を唱える人は、あからさまに非難され、社会的に抹殺されています。仕組まれたCZの外にいるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

 

 今こそ自身のCZを疑うとき

今こそCZの外側に新たなゴールを設定するとき

 そして、今こそシンの自由を手に入れるとき

 

 

 次回は「『CZを吟味し、外側に飛び出す』ためのマインド(意識状態)づくり」を取り上げます。お楽しみに。

 

Q-258につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 先日(202251日)、元サッカー日本代表監督のイビチャ・オシム(Ivica Osim)さんがお亡くなりになりました。そのオシムさんの言葉を紹介します。

 

 いまの日本の選手は、なにをやるべきかを周りから決められている。

 ある程度やったら、「次、なにをやるんですか?」と聞いてくる。

 そうじゃなくて、自分で打ち破って進んでいくべきじゃないか?

 

 

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 第3回目(R4.6/19開催)のテーマは「ゴール」。詳細はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28683163.html

 

 

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-関連記事-

F-031:「人間関係が嫌になった」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

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F-078~:ヘンリー・フォードの教え

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F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

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F-212~:仕事楽しみですか? ~want toが非難される社会~

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オーセンティック・コーチング




F-239:「出口が見えない」と「出口戦略」 vol.3;ヒーリングとコーチングのLUBで考える <理論編後編;コンフォートゾーン>

 

 前回(フリーテーマ)、「revenge」と「avenge」についてまとめました。

 F-234~:自由訳「revenge」と「avenge

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419026.html

 

 書きながら感じたのは「希望/hope」の重要性。

 PM-04-04:収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 先々月、私は医師としてCOVID-19のクラスターを経験しました。幸い5週間で収束しましたが、その間中「希望/hope」の重要性を痛感していました。

 F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 ところで、クラスターに対処している間によく耳にしたのが、「出口が見えない」と「出口戦略」という言葉。

きっと無意識が「クラスターの“出口”」を模索していたので、重要度が上がり、RASが変化しスコトーマが外れ、認識に上がりやすくなっていたのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 縁起を感じながら、その2つの言葉について考えてみました。

 

vol.1;ヒーリングとコーチング、それぞれの視点で考える

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28545704.html

 vol.2;ヒーリングとコーチングのLUBで考える <理論編前編:カウンセリングとヒーリングの違い>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28576651.html

 vol.3;ヒーリングとコーチングのLUBで考える <理論編後編;コンフォートゾーン>

 

 

 コーチングとヒーリングを抽象度を上げて考えると、ともに「マインドの使い方」であり、「意識状態のコントロール」。

 L-05620208月シークレット… -02;「〇〇〇〇」でゴールの世界に誘う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28037699.html

 

 より高次の抽象度次元に向かうための「使い方」であり、「コントロール」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 コンフォートゾーン(CZ)を用いて考えてみましょう。CZとは「人が緊張せずにいられる物理的または精神的に限定された範囲」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 それはセルフイメージにより決められる「ホメオスタシス(恒常性維持機能)が働く縁起空間=自我」とみることもできます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 *「縁起」「自我」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 CZから外れるとストレスが生じ、心身とも緊張します。緊張の根底には恐怖や不安があり、扁桃体(大脳辺縁系)が活性化して感情を増幅する一方で、前頭前野の働きが抑えられIQが低下します。「ファイト・オア・フライト」の状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

  

 前回(F-238)取り上げたカウンセリングは「現在の悩みを解決する」もの。悩みはいろいろありますが、すべてに共通しているのは「CZから外れている」こと。案外、それがメインだったりします(inhelensy)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

よって、元のCZに戻ることが解決になります。それが「ゴールは現状の内側に設定する」という意味。これまでのCZに復帰することができれば、不安は解消し、前頭前野優位にリカバーすることができます。

 

 *注意;本来は「現状の外」ではないものをゴールとは呼びません↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 対してヒーリングは「コーチングによってつくった不安をコントロールする」こと。苫米地博士のバラダンでの講義を参考にすると、現状のCZw」から飛び出し、ゴール側のCZw1」に向かっている状態での不安や恐怖のコントロールです。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 アファメーションやビジュアライゼーションを用いてゴール側のCZw1」の臨場感を強化すると、「w1」に向かってホメオスタシスフィードバックが働くようになります。

 アファメーションやビジュアライゼーション、あるいはセルフトークのコントロールといったことは、前頭前野優位でなければうまくできません。そのためにしっかり不安・恐怖(&不満や怒り)をコントロールすることが、私の考えるヒーリング。

 (詳しくはこちらをどうぞ↓)

 F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

 

 カウンセリングはゴールを設定した時に、厳密にはゴールを設定しようと決意した瞬間に、コーチング&ヒーリングに変わります。あとは状況(マインドの状態)により、ヒーリングになったりコーチングになったりしながら、ゴールに向かっていく感じです。

 私は「コーチングのためには、まずはヒーリングが必要」「ヒーリングのためには、じつはコーチングが有効」だと思っています。

 Q-068~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切な

 Vol.5;ヒーリングとコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14400982.html

 Vol.6;セルフヒーリングとセルフコーチングのコツ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14524490.html

 

 いずれにせよ、ヒーリングもコーチングも、「マインドの使い方」であり、「意識状態のコントロール」。次回、より実践的にお話しします。

  

 最後に、コンフォートゾーンに関する問いかけを、「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)より引用します。苫米地博士が放たれる“気”を受け取ってください。


  

 ◎コンフォートゾーンは本当に良いものなのだろうか?

 第5章ではコンフォートゾーンの話をしましょう。

 コンフォートゾーンの意味は読んで字のごとく、自分にとって居心地のいい空間のことです。

 しかし、本当のコンフォートゾーンは良いところなのでしょうか?

 人間は物理空間であれ、情報空間であれ、コンフォートゾーンを維持しようとする性質があります。それが恒常性維持機能=ホメオスタシスと呼ばれるもので、代表的なものが「激しく運動した際に汗が出ること」です。ホメオスタシスは汗を流すことで、体温の恒常性を維持しようとしているわけです。

 これは情報空間も同じで、映画を見ているだけなのに驚いて声をあげてしまったり、恐怖で鳥肌が立ってしまったり、感動して涙が出てしまったりします。

 このようにホメオスタシスは情報空間でも恒常性を維持し続けます。

 この恒常性ですが、通常は私たちにとって良い働きをします。心身のバランスがいつもとは違う状態に崩れた時には自然に元に戻してくれます。

 しかし、ホメオスタシスは良いことばかりではありません。恒常性維持機能という名の通り、ホメオスタシスはいつも通りの状態を良しとします。それが情報空間にも働くということは、私たちの情報空間も恒常性を維持しようとするわけです。要は現状維持を常とするように働くのがホメオスタシスということになります。つまり、新しいことや新しい人があなたの情報空間の中に入ってくると排斥するような働きを自然にしてしまうのがホメオスタシスでもあるのです。

 このホメオスタシスの働きが十分に効果を発揮している空間のことをコンフォートゾーンというわけです。居心地の良い反面、多くの人が悪意を持ってあなたに近づいてきたのであれば警戒し、さらには排斥するのも当然でしょう。

 ところが、いい人か、悪い人かもわからない段階でも、単に見知らぬ人というだけでホメオスタシスは警報を鳴らし、防御態勢を取ろうとします。

 例えば、いつもの友人たちだけで行動している時に見知らぬ人間が一人でも入ってくるとチームの和は乱れます。もちろん、子供ではないのですから、ただちに排斥するようなことはしないでしょうが、その人がどういう人なのか、自分たちとうまくやっていけそうかどうかの様子見はするでしょう。その様子見の間はこれまで通りのコンフォートゾーンではありません。結果的に良い人だったとしても、人は新しい刺激に対して注意深くなるものなのです。

 私たちはコンフォートゾーンと聞くとどうしても過ごしやすい、良い空間だと思いがちですが、その一方でとても排他的でもあるということです。

 コンフォートゾーンを考える時、こういったコンフォートゾーンの特性をよく理解することが大切になってきます。

 そして、これがわかると一つの疑問が湧いてくるはずです。

 「果たしてコンフォートゾーンは本当に良いものなのだろうか?」と。

 引用終わり(続きは「オーセンティック・コーチング」p.140~でどうぞ)

 

F-240につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第2回目のテーマは「コンフォートゾーン」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28496983.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397998.html

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26877574.html

 

 

オーセンティック・コーチング



F-238:「出口が見えない」と「出口戦略」 vol.2;ヒーリングとコーチングのLUBで考える <理論編前編:カウンセリングとヒーリングの違い>

 

 前回(フリーテーマ)、「revenge」と「avenge」についてまとめました。

 F-234~:自由訳「revenge」と「avenge

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419026.html

 

 書きながら感じたのは「希望/hope」の重要性。

 PM-04-04:収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 先々月、私は医師としてCOVID-19のクラスターを経験しました。幸い5週間で収束しましたが、その間中「希望/hope」の重要性を痛感していました。

 F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 ところで、クラスターに対処している間によく耳にしたのが、「出口が見えない」と「出口戦略」という言葉。

きっと無意識が「クラスターの“出口”」を模索していたので、重要度が上がり、RASが変化しスコトーマが外れ、認識に上がりやすくなっていたのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 縁起を感じながら、その2つの言葉について考えてみました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

vol.1;ヒーリングとコーチング、それぞれの視点で考える

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28545704.html

 vol.2;ヒーリングとコーチングのLUBで考える <理論編前編:カウンセリングとヒーリングの違い>

 

 

 私は苫米地式コーチング認定コーチであり、苫米地式ヒーリング認定マスターヒーラーでもあります。そんな私は、一方でコーチングとヒーリングを明確に区別しながら、一方では同じものと捉えています。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 その違いはどこにあるのでしょう? なぜ同じものともいえるのでしょう?

 

 前回紹介した「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)の中で、苫米地博士は「コーチングとカウンセリングの違い」について言及されています。

 

 

 コーチング:

人生を丸ごと変えるもの

よってゴールは現状の外側に設定する

 

 カウンセリング:

現在の悩みを解決するもの

よってゴールは現状の内側に設定する

 

 両者はまったく別のもので、クライアントはその特徴を理解してどちらが自分にベストかを選択する必要がある

 

 

 コーチングのコアは「ゴール」です。

 そのゴールとは 1)心から望むものであり、2)自分中心を捨て去りながら、3)現状の外に設定するもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールが現状の外に正しく設定されると、怖くなったり、不安になったりします。それまでのコンフォートゾーンから外れるからです。それが「現状の外」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 その時は“自分”を見失いがち。大脳辺縁系が優位になり、IQが下がり、心身はこわばってしまう状態を、「ファイト・オア・フライト」と呼びます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 そんな動物的な状態から人間的な前頭葉前頭前野優位に戻すことが、私の考えるヒーリング。IQが上がり、心身はリラックスした状態を維持できます。

 Q-103:あがり症は克服できますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19152931.html

 

 「現状のコンフォートゾーン」という視点でみると、前回(F-237)まとめたとおり、「元に戻る(戻させる)」ためのヒーリングと「飛び出す(飛び出させる)」ためのコーチングは正反対です。

 

 しかしながら、その両者には「現状の外にゴールがある」という共通点(最小上界=LUB)があります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28095246.html

 

最終的に「現状のコンフォートゾーン」から「ゴール側のコンフォートゾーン」に移行することは同じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

 

ヒーリングは、コーチングによるゴール設定が前提で行われるもの。その点が通常のカウンセリングとの違いであるはず。次回(F-239)、さらに掘り下げます。

 

わかりやすくまとめると

 

カウンセリング:

 不安を解消すること、安心を与えること

 =現状の最適化

 

コーチング:

 不安をつくること

 =現状の外へのゴール設定

 

ヒーリング:

 コーチングによってつくった不安をコントロールすること

 =現状の外のゴールに向かいながら前頭前野機能を保ちブーストする

(前頭前野優位が崩れたらすぐにリカバー)

 

 という感じです。

 

 

 「現状のコンフォートゾーン」とは別の視点でみると、コーチングとヒーリングの違いは抽象度の違いだと考えることができます。

ここで注意していただきたいのは「抽象度は高いほどいいわけではない」ということ。まずは高次の抽象次元を志向しながら(低→高)、その時々の状況に合わせて下げながら調整していくべきです(高→低)。大切なのはそのダイナミックなコントロール。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 私の場合、半年間のコーチングセッションの初回に必ずヒーリングを行います。初回は30分のヒーリングと10分間のコーチング(計40分)。その翌月からコーチング(40分)とチュータリング(60分)を月1回ずつ行います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28429113.html

 

 コーチングセッション時は必ずウォーミングアップとクーリングダウンを5分程ずつ行います。最初はセッションに備えてのヒーリング、最後は次のセッションまでの実践(実戦)に備えてのヒーリングです。

 F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

 

 コーチングセッション中はもちろん、セッションとセッションの間も、ヒーリング&コーチングが適切に行われる必要があります。

両者は切っても切れない関係です。例えば「コーチングのために、まずはヒーリングが必要」で「ヒーリングのために、じつはコーチングが有効」といった感じw

Q-069~070:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切な

Vol.5;ヒーリングとコーチングの関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14400982.html

Vol.6;セルフヒーリングとセルフコーチングのコツ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14524490.html

 

 鍵は抽象度のコントロール

 

そのためにコーチングとヒーリングを上手く使いこなすのですが、さらに抽象度を上げて考えると、両者はまったく同じであることがわかります。

ともに「マインドの使い方」であり、「意識状態のコントロール」です。

 L-05620208月シークレット… -02;「〇〇〇〇」でゴールの世界に誘う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28037699.html

 

F-239につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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 第2回目のテーマは「コンフォートゾーン」です↓

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q-136~:問題が生じたゴールへの向き合い方

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Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

Q-209:「“現状の外”のゴールの体感」とはどういうのが正しいのでしょうか?

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オーセンティック・コーチング



F-237:「出口が見えない」と「出口戦略」 vol.1;ヒーリングとコーチング、それぞれの視点で考える

 

 前回(フリーテーマ)、「revenge」と「avenge」についてまとめました。

 F-234~:自由訳「revenge」と「avenge

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419026.html

 

 書きながら感じたのは「希望/hope」の重要性。

 PM-04-04:収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 先々月、私は医師としてCOVID-19のクラスターを経験しました。幸い5週間で収束しましたが、その間中「希望/hope」の重要性を痛感していました。

 F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 ところで、クラスターに対処している間によく耳にしたのが、「出口が見えない」と「出口戦略」という言葉。

きっと無意識が「クラスターの“出口”」を模索していたので、重要度が上がり、RASが変化しスコトーマが外れ、認識に上がりやすくなっていたのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 縁起を感じながら、その2つの言葉について考えてみました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

vol.1;ヒーリングとコーチング、それぞれの視点で考える

 

 

 「出口が見えない」と「出口戦略」

 

その2つをヒーリングの視点で考えると、前者はNG、後者はOK

 

 「出口が見えない」という状態が続くと、大脳辺縁系優位に陥り、want to(~したい)がhave to(~ねばならない)に変わってしまいがちです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 すると、動物的・短絡的・感情的となり、IQが下がり、身体はこわばり、ミスが多くなってしまいます。「Fight or Flight」の状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

私自身は、とくに不安・恐怖(fear)、義務感(obligation)、罪悪感(guilty)に気をつけています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 出口が見えない

              →やばい(不安)

              →なんとかしなければ(義務感)

              →私のせいだ(罪悪感)

 

 そのようなセルフトークに気づいたら、まずは呼吸を意識に上げるべき。そして、ゆっくり吐きながら心身を緩めていきます(逆腹式呼吸)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

 *詳しくはこちらをどうぞ↓

 F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

 

 心身がリラックスしていくと、大脳辺縁系から前頭葉前頭前野優位に戻りやすくなります。それは元のコンフォートゾーン(CZ)に復帰する感じ。そのプロセスがヒーリングであると私は思っています。

 (ただし、大切な条件があります。詳細は次回まとめます)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 コンフォートゾーン内では、取り戻したIQで「出口戦略」を自由に思い描くことができます。論理的思考を重ねながら、どんどん問題(case)を見つけ、しっかり解決(plan)していくでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 まとめると、ヒーリングによって、「出口が見えない」(大脳辺縁系優位)から「出口戦略」(前頭前野優位)へと移行する

 

 

「出口が見えない」と「出口戦略」

 

 一方で、その2つをコーチングの視点で考えると、前者はOK、後者はNG(△)。

 

 ゴールのポイントは、1)心から望むもの、2)自分中心を捨て去ったもの、3)現状の外にあるもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「3)現状の外」とは、現在のブリーフシステムでは認識することができないという意味です。ゴールはCZの外側にあり、スコトーマに隠れているため、最初はまったくわかりません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 コーチのサポートによりうまく見つけることができたとしても(うまく見つけるほど)、無意識が強力に回避しようとしてしまいます。「やらなくていい理由」「しないでいい言い訳」を創造的に思いつきながら。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 正しくゴールを設定できたときの感覚は、「出口が見えない」「どうやったらいいかわからない」が正解。「びびるくらいがちょうどいい」(by苫米地博士)です。

 Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

 

 そんな感覚でありながら、大脳辺縁系優位に陥ることなく、根拠なく「ゴールを達成できる」と確信できる力がエフィカシー。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 現状の外にあるはずのゴールのイメージは(I)、徐々に鮮明になりながら(V)、やがて現実化していきます(R)。それがコーチングの重要なプリンシプル「I×V=R」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 では、ゴール実現の過程において、「出口戦略」はどのように考えればいいのでしょう?

 

 「出口(戦略)」をゴール実現のためのエンドステート(またはCOA)と捉えていたならOKです。

ゴールはあくまでも現状の外、つまり「出口」のはるか先にあり、ゴールに向かうプロセス中のひとつの「出口」に対して「戦略」を練るという考え方です。

(あるいは、ゴール実現のための戦略の一部として「出口戦略(戦術)」がある)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 しかしながら、多くのケースで、「出口戦略」の「出口」自体がゴール化しているように感じられます。それでは創造力を十分には発揮できないばかりか、「出口」に近づくにつれエネルギーそのものを失ってしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

状況が厳しければ厳しいほど、「出口」に到着した途端に「燃え尽き」や「荷下ろし」といわれる状態に陥ってしまうはず。

 Q-243~:続・気楽に生きたいのですが~「気楽に生きる」ということ~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418403.html

 

よって、コーチングの視点での「出口戦略」の最大のポイントは、「現状の外=出口のはるか先」へのゴールの再設定と細やかなモニタリングによるアサンプションアップデート。

 

 まとめると、コーチングによって、「出口が見えない」(現状の外のゴール)を維持しながら、「出口戦略」を模索し続ける(アサンプションアップデート)

 

 コーチングの祖 ルー・タイスさんの「invent on the way」を、私はそのように理解しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23604469.html

 

F-238につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

コーチングの視点での「出口戦略」の最大のポイントは、「現状の外=出口のはるか先」へのゴールの再設定と細やかなモニタリングによるアサンプションアップデート

 

 もう一つ挙げるとすれば、ゴールのバランスホイール。

 以下、認知科学者 苫米地英人博士の新刊「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZO)から引用します。

 

 ◎人生を豊かにするものがコーチング

 コーチングを受ける際、やはり多くの人が「職業」についてのコーチングを受けようとします。コーチングに費用が発生する以上、その費用を回収するためには職業を充実させようとするのはごく普通の考えです。

 しかし、コーチングを自己投資というふうに考えるのはかなり早計ですし、それ以前に「職業」の定義そのものを間違えている人が少なくありません。

 コーチングを自己投資だと考えがちなのは、なにも日本だけではありません。本家本元であるアメリカでもそうで、コーチングと言うと、職業・仕事に対するコーチを受けることによって収入を上げるものだと認識されています。

 その証拠にルー・タイスの外部向けコーチングプログラムの名前も営業部門が命名した『IIE(インベストメント・イン・エクセレンス)』でした。日本語に直せば「成功に投資しよう」です。

 しかし、私はルーと出会い、ルーのコーチングを深く知るにつれて、インベストメントという言葉は違うのではないかと思うようになりました。

 ルーにその思いをぶつけてみると、その通りだと賛成してくれたので、『IIE』の第2弾は『IIE2』ではなく、『TPIE(タイス・プリンシプルズ・イン・エクセレンス)』と名付けたのです。

 とはいえ、本家本元のアメリカでさえ、コーチングを自己投資の対象として多くの人が捉えていたという事実は重く、いまの日本の人々がコーチングとは自己投資であり、払ったお金はのちのち回収するもの、結局はお金儲けのためのものと考えてしまうのも致し方ないことではあると思っています。

 ただし、そう考えていいのはクライアントだけです。コーチングを受ける側なのですからコーチングのプリンシプルがわからないのは当然です。

 私がいま問題にしているのは、クライアントだけでなく、コーチまでもがそういう考えに染まってしまっている点です。

 コーチングとはインベストメントではありません。人が生きるプリンシプルを伝えるものです。

 そして、プリンシプルだからこそ、その後の人生に良い影響を与えるのです。

 私がルー・タイスから学んだコーチングもゴールを職業だけに限定していません。職業も含めたいくつかの分野でゴールを持つことによって、人生を豊かにしていくものなのです。

 このゴールをいくつも持つ考え方がバランスホイールです。その重要性についてはこれまでの書籍で何度も伝えています。どの本でもバランスホイールの説明に多くのページを割いているはずです。もちろん、コーチを育成する際にもバランスホイールの話はかなりの時間を使って教えています。

 ところが、結局、多くのコーチがバランスホイールではなく、職業のゴールに重きを置いてしまいます。前述したようにクライアントが職業に重きを置くのに引きずられて、コーチまでがそうなってしまう傾向にあるためです。

 ですから、本書では改めて、バランスホイールの重要性を説明していきましょう。

 引用終わり(続きは「オーセンティック・コーチング」p.48~でどうぞ)

 

 

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 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第2回目のテーマは「コンフォートゾーン」です↓

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-027~:プロとアマの違い

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268331.html

F-189~:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです

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F-212~:仕事楽しみですか? ~want toが非難される社会~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415360.html

 

 

オーセンティック・コーチング




L-06320209月シークレットレクチャー -03;全面肯定しつつ、“現状の外”を志向する

 

20209月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の最終回。3回を通しての全体テーマは「現世利益」、キーワードは「トータルペイン(とくにスピリチュアルペイン)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 

 *初回講義(20207月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416281.html

 *2回目はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_417757.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;「生/life」を磨き上げるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28467657.html

 02;高次の抽象度次元に誘う存在、高い抽象度次元を志向する一人ひとり

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28485944.html

 03;全面肯定しつつ、“現状の外”を志向する

 

 

 認知科学者 苫米地英人博士はコーチングのポイントとして「全面肯定」を挙げられています。

 

人はなぜか自分のことを100%肯定してくれる人がいると能力を発揮できるようにできている

 

 生粋の科学者である苫米地博士が「なぜ?」を追究していないはずがありません。科学的探究を重ねることは、博士にとってホメオスタシス活動であるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

答えを明示せずに「なぜか」と話されるのはきっと、コーチとしての姿勢を示されているのだと思います。スコトーマを外すのは、コーチではなく、クライアント自身です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

そして、博士の「なぜか」は次の世代への期待であり、願いでもあるはず。「思考し続けよ」と語りかけられている気がします。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 博士がおっしゃる「全面肯定」には、当然、過去や現在も含まれます。「全面」ですから。

「存在を丸ごと受け入れる」というその感覚は、とくに子どもの教育において重要です。「ベーシックトラスト」を育むからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27824108.html

 

コーチングを学び実践していくと、かつての夢がどんどん実現していきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

それは「かつては“現状の外”だったゴールの世界が現状になっていく」ということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 かつての夢が現実化している

 

 夢が大きければ大きいほど、新たな現実(かつての夢)に対して強力にホメオスタシスが働くことになります。強固なコンフォートゾーンは確かな幸せを感じさせてくれますが、一方でさらなる夢に向かうエネルギーとクリエイティビティを奪ってしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 では、全面肯定しつつも、現状に留まる(留まらせる)ことなく“現状の外”を志向し続けるためにはどうすればいいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 そこで役に立つのが“失敗”の記憶。悔しさや怒りといった情動に伴う熱いエネルギーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 私があえて“失敗”という言葉を使うのは(トリガー)、さらなるエネルギーとクリエイティビティを生みだすため(アンカー)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 ただし、そのエネルギーとクリエイティビティには方向性がありません。多くは動物的な情動と一体化しながら、抽象度が下がる方向で一気に発散されてしまいます。まるで爆発するかのように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 *詳しくはこちらをどうぞ↓

 S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

 

 ポイントは「“失敗”の記憶に紐づく情動に伴うエネルギーを、高い次元の(社会性の高い)ゴールと結びつける」こと。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

繰り返しますが、コーチングを実践し自信がついていくほど、じつは危険。現状維持という大きな落とし穴を前にしたとき、コーチングマインドの真価が問われます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

F-064につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記―

 生粋の科学者である苫米地博士が「なぜ?」を追究していないはずがありません。科学的探究を重ねることは、博士にとってホメオスタシス活動であるはずです

 

 そのホメオスタシスが「好奇心」となってあらわれます。

 以下、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社)から、「好奇心」の一部分を引用します。その鋭い考察から、博士の「なぜか」の追究の一端を伺い知ることができます。

 

 

「好奇心」とは

新しいものを好み、自分にとって珍しいことや未知のことに対し、強い関心や興味を持つ心。物事を探求しようとする心。人それぞれ、ドーパミンの分泌量によってその度合いは異なる。

 

好奇心を失うことは、生きるのをやめること

 歳をとると好奇心が衰えるのは、「自分という個体が生き残ることをやめよう」という本能が働くからです。

 次の世代を育て、種を存続させるため、歳をとった生物は必ず死にます。普通は、子ども世代が成体になるころに、親世代が死ぬようにプログラミングされていますが、人間の場合は成長が遅いため、孫世代が成人するころに、祖父母の世代が死ぬようになっています。

 そのための準備の一つが、好奇心を失うこと。つまり、ブリーフシステムの更新をやめ、生き残るための活動をやめることなのです。

 好奇心を失うことは、ゆるやかな自殺の始まりであるといってもよいでしょう。実際、好奇心を失うと、人は1年半で死んでしまうともいわれています。

 また好奇心を失った人、つまり未来志向でない人、新しいことへのチャレンジ精神が欠けている人は、社会においても居場所を失っていきます。

 

  

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「感情」の解剖図鑑


 

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