苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:ゲシュタルト

F-332:分断緩和のための処方箋 vol.3;「未来のビジョンによる引力の極大化」と「過去からの引力の最小化」

 

 自分のブリーフシステムを変えて「枠」を飛び出す

 

 そのためにコーチングがあります。コーチングを実践し「枠」を飛び出した者の生き方が「Not Normal」。コーチングこそが社会的洗脳状態から人を解き放つ“希望”です。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

vol.1;サーフィンvsウインドサーフィン

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33414117.html

 vol.2;本当は今までずっと苦しかった

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33464142.html

 vol.3;「未来のビジョンによる引力の極大化」と「過去からの引力の最小化」

 

 

 前回(F-331)は、医療面談中に「本当は今までずっと苦しかった」とつぶやいた娘さんとの縁をまとまめした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

娘さんからするとカウンセリング的に感じられたかもしれませんが、私が行ったのはあくまでコーチングです。今までの悩みから解放されたのは、新たなゴール設定の結果に過ぎません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

  コーチングとカウンセリング

 

この2つの決定的な違いはクリアでしょうか?

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZOp208)より引用します。それぞれのゲシュタルトをイメージしながらお読みください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

 本書の中でも書いているように、いまコーチングという名前を使ったカウンセリングがとても多くなってしまっています。これまで私はそれが悪いことだとはあまり思っていませんでした。なぜなら、カウンセラーたちがコーチング業界に進出することで、コーチングが注目されると思っていたからです。カウンセラーたちがコーチングを学んでくれるだろうという期待を持っていました。

 ところが、私の期待とは裏腹に、多くのカウンセラーはコーチングのおいしいところだけをつまみ食いし、従来のカウンセリングに加味しただけで、コーチングと名乗るようになってしまっています。その証拠に、多くのカウンセラーたちは「コーチングを学ぶと人間関係がうまくいく」「上司や部下との関係がうまくいく」というものを宣伝文句にしています。

 人間関係がうまくいく、上司や部下との関係がうまくいくということは悪いことではありませんが、それをコーチングの名前で言ってしまうと問題が発生します。

 実際、私はここ最近「コーチングとカウンセリングはなにが違うんですか?」という質問を何度か受けるようになってきました。両者は明確に違うのですが、外から見ると同じように見えるようなのです。

 基本的に私はカウンセリングは人々の悩みに答えるものだと思っています。一方、コーチングは本質的に悩みに答えるものではないと考えます。明確な違いはここにあります。もちろん、コーチングでも人々の悩みは解決します。しかし、本質的にはコーチングはお悩み相談ではないということです。

 何がどう違うのかと言いますと、コーチングとは「人生を変える」ものと言えるでしょう。ただし、「人生を変える」と言うだけならば、カウンセリングやお悩み相談もそうです。悩みや問題が解決すれば、人生は良い方向に変わっていくわけですから、そういう意味ではお悩み相談でも確実に人生は変わります。

 では、コーチングにおける「人生が変わる」とは何でしょうか?

 それは「人生をまるごと変えること」を意味します。“まるごと”とはこれまでの現状から抜け出して、まったく新しい世界、未知の世界に向かって踏み出していくことを言います。その際、重要なのが現状から抜け出すことです。

 一方、お悩み相談は目の前の問題を解決するものです。仕事の悩み、恋の悩み、人間関係の悩みといったものにアドバイスを与えることで日々の改善をしていくものです。その際、重要なのは現状に居続けることです。悩みというものは現状がほころんだ時に生じるものですから、そのほころびを修正するのがカウンセリングに代表されるものなのです。

 もうおわかりでしょう。カウンセリングやセラピー、メンタルトレーニングなどはいかに自分を現状に合わせていくかを目標にするものであり、逆にコーチングはいまいる現状から出て新しい居場所を作りましょう、というものになります。つまり、まったく違うものなのです。

 ですから、「現状をケアしたい」という思いを持っているのにコーチングを受けてしまったり、いまの現状から抜け出したいという時にカウンセリングを受けたりすると、満足いく結果を得られない可能性があるわけです。

 カウンセリングは悩みへの対症療法を基本としています。コーチングは悩みに関わるのではなく現状の外のゴールに関わります。悩みがなくなるのはあくまでコーチングの副作用です。新しいゴールを設定し、いまいる現状から抜け出せば、いまの悩みが消えるのは当然です。コーチングとは新しいゴールを設定することであり、現状から抜け出すための方法論なのです。

 引用終わり

 

 

 実際、私はここ最近「コーチングとカウンセリングはなにが違うんですか?」という質問を何度か受けるようになってきました。両者は明確に違うのですが、外から見ると同じように見えるようなのです

 

 「違いがわからず同じように見える」のは、それぞれのゲシュタルトが不十分だからです。その一番の理由は「知識不足」。知識がないとスコトーマが生じ、正しく認識することができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 改めて伺いますが、「コーチング」と「カウンセリング」の違いはクリアでしょうか?

 

 

 コーチングは「現状の外への志向」。現在の悩みもその悩みにつながる過去の出来事も一切関係ありません。だから「コーチングは本質的に悩みに答えるものではない」。

コーチングでも人々の悩みは解決する」のは、自然にスコトーマに隠れていくからです。

 (本質的には別の理由があります。その“理由”がこのシリーズの主題です↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

一方、「人々の悩みに答える」ものであるカウンセリングは、悩みにしっかりフォーカスした上で「課題を見つけ(case-side)、解決する(plan-side)」ことが基本です。つまり、「現状の最適化」。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 このように2つはまったく違う概念(ゲシュタルト)です。コーチングは「いまいる現状から出て新しい居場所を作る」ことであり、カウンセリングは「自分を現状に合わせていく」ものです。

 

 ここでもしも「コーチングとカウンセリング、どちらがすごいか?」といった排中律的な発想に陥ったなら、分断が加速し“幸福(well-being)”から遠ざかるでしょう。

F-2313錠じゃないと飲まん! <前編:排中律>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28339618.html

 

どこかで誰かが“理不尽”な思いをするような差別的な社会では、暗くて重い怨念が溜まっていくばかり。

PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

コーチングとカウンセリングは決して対立するものではなく、むしろ補完しあうものです。では、「補完」のために欠かせないことは何でしょう?

 

今度は苫米地博士が「X(当時はtwitter)」に投稿された文章を紹介します。20221113日、宮台真司さんのポスト(ツイート)を苫米地博士がリポスト(リツイート)された際のコメントです。

 

 

 苫米地式は未来のビジョンによる引力の極大化を企図する点アドラー的(コーチング的)。

 先の宮台図式は過去からの引力の最小化を企図する点フロイト的(カウンセリング的)。

 苫米地式を否定するものではなく補完たり得る。

 相手の不安を無視できればアドラーonlyで進められる。僕もそうする。

 

 

 苫米地博士は、コーチングは「未来のビジョンによる引力の極大化」であり、カウンセリングは「過去からの引力の最小化」であるとされています。

シンプルにまとめると、

コーチング:未来の創造

カウンセリング:過去との決別

 

 繰り返しますが、コーチングには過去は一切関係ありません。コーチングの中身は「ゴールを設定して、エフィカシーを上げる」こと。ゴールは100%未来のことであり、エフィカシーはゴール達成(=未来創造)の確信です。

つまり、コーチングは“未来”だけ!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 対してカウンセリングは「現状のほころびを修正する」こと。その「現状」とは、過去の記憶でつくられたブリーフシステム(Belief SystemBS)が生みだすもの。

だから、カウンセリングは“過去”との対峙です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 時間の流れでいうと、「未来→現在→過去」がコーチングで、「過去→現在→未来」がカウンセリング。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 このようにコーチングとカウンセリングはまったく違うもの。真逆で、正反対のものといえます

 

 

 という考えに囚われたままだと、おそらく「補完」はできないでしょう。どうしても「コーチングvsカウンセリング」的な対立の視点でみてしまうから。

 

 対立を克服し補完しあうためには「ゲシュタルトの統合」が欠かせません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 統合することで対立する(ように思える)概念を“同じ”とみられるからこそ、各概念(ゲシュタルト)を本当に理解して補完しあうことができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 今回のテーマであるコーチングとカウンセリングでいうと、両者を統合して同じ「引力」とみられるからこそ、状況に応じて「引力」を使いこなすことができるようになるということ。

 (「引力」の正体はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 時間(「未来→現在→過去」vs「過去→現在→未来」)でいうなら、「時間はどちらにも流れていない」。

 Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるっていいますよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

 

 それがわかると“一念三千”の意識状態になれます。

 F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 その意識状態が「コーチングとカウンセリングの補完」を可能にします。

一言でいうなら「観自在」です。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

F-333につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

時間(「未来→現在→過去」vs「過去→現在→未来」)でいうなら、「時間はどちらにも流れていない」

 

 「時間は過去から流れて未来に向かう」というのは真っ赤な嘘であり、洗脳です。誰もが成長するまでに時間洗脳を浴び続け、やがて社会常識化し、お互いを縛りあっています。

 F-061~:バイオパワー(生権力)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 コーチングでは「時間は未来から現在、そして過去に向かって流れている」と教えますが、そのレベルに留まってしまうとカウンセリングやヒーリングと対立しかねません。

よって、“一念三千”の理解はとても重要。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 本物のコーチング(Authentic Coaching)の、そしてコーチングの基礎理論である苫米地理論の根底にあるのは「中観」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 その「中観」を「意識に上げ続ける」ことが大切なポイントだと私は思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 

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今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

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 次回の開催は3/31(日)の予定です(←3/24から変更しました)。1ヶ月前に告知を行います。お楽しみに。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-329:ゴールのカテゴリ「家族」の意味

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Q-061~:犬好きではいけないのですか?

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Q-339~:「あなたは食べた物でできている」という言葉は間違っている?

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S-03-24:苫米地流「正しく怒るための技術」

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オーセンティック・コーチング



F-330:分断緩和のための処方箋 vol.1;サーフィンvsウインドサーフィン

 

 先日、久しぶりに母校である鹿児島大学医学部を訪れました。

といっても、医師やコーチとしての仕事のためではなく、ゴールのカテゴリでいうと「家族」のため。妻とともに大学のまわりを散策しながら、昔話に花を咲かせました。

PM-03-09~10:霊におびえた学生時代

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7199964.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7384947.html

 

 “あの頃”の臨場感が高まったからなのでしょう、それからしばらくの間はことあるごとに学生時代のことを思い出しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

よみがえるのは楽しい(かつ些細なw)思い出ばかりなのですが、中には痛みや切なさを伴うものもあります。

 とくにヒリヒリとした痛みを伴って思い出したのが、ウインドサーフィン部の飲み会での出来事。酒に酔った後輩が無抵抗の先輩を一方的に殴り続けるという修羅場の記憶です。

 F-001:やり場のない

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516364.html

 

 事実はちょっと違うのかもしれませんが、修羅場となったきっかけは「サーフィン好きでウインドサーフィン部の活動を休みがちな後輩」が「社会人を経て医学部に入学したウインドサーフィン大好きな先輩(40代!)」と「サーフィンとウインドサーフィン、どちらがすごいか?」を巡って言い争いになった というもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 それまでの楽しい場が突如凍てついたのに驚き、原因を知ってさらに驚いたので、その夜のことはよく覚えています。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 卒業後しばらくして、先輩に「あの時、なぜ無抵抗だったのですか?」と伺いました。当時の私には一方的に殴られ続けるという判断がまったく理解できなかったから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

その時の答えはたしか、「話しても無駄だったとしても、殴らせて気が済んだら後でわかると思った」。言語ではなく、非言語で伝えたということなのでしょう。

L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 その後、苫米地博士に学ぶようになって、「殴らせて気が済んだら後でわかる」の意味は「大脳辺縁系優位から前頭前野優位に回復したらIQが戻る」だと理解しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 そして最近、もっと大きな教えが隠されていることに気がつきました。先輩&苫米地博士との縁によりスコトーマが外れたのです。時空を超えて。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 以下、苫米地博士の著書「洗脳論語」(三才ブックス、p80)より引用します。

 

 

典型的な洗脳手法・ダブルバインド

 

 子曰く、質、文に勝てば則ち野なり。文、質に勝てば則ち史なり。文質彬彬(ぶんしつひんぴん)として、然る後に君子なり、と。

(雍也第六の十八)

 

 一般的には「中身が外見を上回ると野暮になるし、外見が中身を上回ると気障になってしまう。中身と外見を調和させている者が、君子にふさわしい」という意味で捉えられています。

 後世の人の解釈で言えば、「だから、皇帝はすごい」といったところでしょうか。皇帝は全てをバランスよく兼ね揃えた人物だと称えているわけです。

 この文によると、皇帝以外の人間は、2種類に分けられます。学はあるけど実務の能力がない官僚と、能力はあるけど学がない民間人です。要は、学も能力もある完璧な人物が皇帝だと言っているのです。孔子は皇帝を褒め称えることで、皇帝に自分を売り込もうとしたのかもしれません。

 本質的には、この文は「ダブルバインド」という、洗脳手法の典型です。相反する2つのメッセージを投げ掛け、どちらかを選択せざるを得ないようにしておいて、どちらを選択しても否定して身動きが取れない状態に陥らせてしまうというテクニックです。

 勤勉な者には「勉強だけではダメだ」と言えますし、怠惰な者には「勉強をしないとダメだ」言えます。これにより、両者を巧みに誘導し、従えることができます。どちらに属していようとも、結局は孔子の言うことを聞かなくてはいけません。本当はどちらも選択しなくていいのですが、人間の心理としては、2つの選択肢を提示されるとどちらかを選ばざるを得なくなってしまいます。

 カルトの教義は、ほとんどがこのダブルバインドを利用しています。どう反論しても、教祖に従うような論理が構築されているのです。そして、洗脳下、あるいは変性意識状態の下で、このような問答を行えば、信者は反論できません。素直に従ってしまうでしょう。

 引用終わり

 

 

 ダブルバインド:相反する2つのメッセージを投げ掛け、どちらかを選択せざるを得ないようにしておいて、どちらを選択しても否定して身動きが取れない状態に陥らせてしまうというテクニック

 

 ひょっとして先輩は視点が固定されることの危険性とその解決策を教えてくださったのではないだろうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 そんなイメージが突然湧き上がりました。30数年という時を超えて。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

「視点の固定」は差別と偏見を生みだします。だから、とっても危険。

PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 先輩が態度で示された「視点の固定」を防ぐ解決策は、「臨場感空間を共有しない」こと。それがあの“無抵抗という抵抗”だったのでしょう。引用文でいうと「本当はどちらも選択しなくていい」ということ。

 L-124202111月医療・介護研修レポート -05;働く仲間とゴールを共有するワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32710871.html

 

 記憶と記憶(点と点)がつながり、とてもスッキリしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 現代社会が抱える問題(case)とその解決法(plan)がクリアになった気がします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 *「caseplan」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

 今すぐ先輩のところへ御礼に行きたい!

 

そんな思いが湧き上がりましたが、残念ながら、その願いは叶いません。詳しい病状は伺っていませんが、先輩はずいぶん前にお亡くなりになってしまいました。

とても真面目な方だったので、心労がたたったのかもしれません。

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

 

 私が思う心労のコアは“理不尽感”。

 S-04-07:心に深い傷を負う理由-2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22817135.html

 

 コーチの視点で見渡すと、医療・介護現場は“理不尽”だらけです。その原因は一体どこにあるのでしょう?

 

F-331につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

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 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33220775.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-020:研究はすべてに通じる

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F-031:「人間関係が嫌になった」

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F-076Ya Ya(あの時代を忘れない)

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F-311~:デジタル自傷行為

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426481.html

 

 

洗脳論語

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L-141202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-04;ゴールを設定するといろいろなことが“調和”していく

 

202111月に鹿児島県の小学校で親子向けの講演を行いました。依頼されたテーマは「コーディネーション」。

当日お話しした内容をブログ用にまとめ、御質問・御意見に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;最高のコーディネーショントレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33283301.html

 02;生まれてからずっと続けている運動?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33297928.html

 03;子どもたちに一番伝えたかったこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33332991.html

 04;ゴールを設定するといろいろなことが“調和”していく

 

 

人間の限界はイマジネーションの限界がつくる

イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 だから「Goal comes first」。それが「子どもたちに一番伝えたかったこと」です。

 Q-219:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

 

 医師の立場で補足すると、ゴールを設定すると“健康”になっていきます。「心と体」「自と他」「過去と未来」など、いろいろなことが“調和”していくから。なぜでしょう?

 Q-303~:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424263.html

 

 

医療に携わっていて実感するのが、「“健康”は人それぞれ」だということ。例えば「階段を上ると息切れがする」という事実(data)を、「年相応」として“健康”と考える人もいれば、「昔はこんなことはなかった」という理由(warrant)で「健康ではない」と考える人もいます(claim)。皆さんはいかがでしょう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 今の例は物理空間に限定されていますが、生命現象自体は全抽象度次元(情報空間)にひろがっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 よって、“健康”も全抽象度で考えるべき。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 実際、WHO(世界保健機関)は“健康”をこのように定義しています。

 

 

Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual, and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、身体的に、心理・精神的に、スピリチュアルに、そして社会的に完全に良好な(well-being)ダイナミックな状態であり、単に病気がないとか、弱っていないということではない

1998WHO執行理事会採択、総会では未採択)

 

 

 身体的(physical」というのは情報空間の底面である物理空間のこと、「心理・精神的(mental」はより高次の情報次元(心)のこと、そして「社会的(social」はさらに高次元にひろがっていく縁起のこと。そのすべてが“私”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 生命現象は全抽象度次元にひろがっている

 

 抽象度というのは「情報空間における視点の高さ」のこと。上にいくほど(=「抽象度が上がる」「抽象度を上げる」)、具体的情報量は減っていきます。つまり、シンプルになり、秩序だっていくということ。

反対に、下にいくほど(=「抽象度が下がる」「抽象度を下げる」)、具体的情報量は増えていきます。それは「より複雑になり、混沌・カオス化していく」ということ。人間の身体でいうと、「体→器官系(system)→臓器(専門的には器官/organ)→細胞」という感じです。

L-10420218月シークレットレクチャー -06;「私」とは何? <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31294306.html

 

 

宇宙の構造

 

 

 私たちは、つい「一人の人間の命はひとつ」と考えてしまいますが、「一」であるはずの体は60兆個をこえるたくさんの細胞の集まりです。その一つひとつが生きているからこそ、全体としての“ひとつの命”が成り立っています。

 無数の細胞(部分)が器官を形成し、たくさんの器官が見事に連携しながら“ひとつの命”(全体)を成り立たせている まさにゲシュタルト!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そんな“ひとつの命”に関わるのは自らの組織だけではありません。

例えば、腸の中には1003000種類の微生物(主に細菌)が100兆~1000兆個ほど存在するとされています。総重量はなんと1kg以上です。

この腸内細菌の種類や数に私たちの健康状態が左右されることは、すでに科学的に立証されています。さらに最近は、人間の心の状態とこれら腸内細菌との相関まで指摘されています。まさに縁起!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

この「一人の命を構成しているたくさんのいのち」という関係を人類(または地球)と地球上で暮らしている80億人の関係に当てはめると、「人類(または地球)という一つの大きな命(全体)を構成しているたくさんのいのち(部分)」が私たち一人ひとりの命であるといえます。

つまり、私たち一人ひとりはより大きな人類(地球)という生命の一部。縁起のネットワークのひとつの結び目です。

 F-171:アンチからウィズ、そしてウェルへ vol.4-3「死」;well-aging

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24786250.html

 

 

 ところで、この記事の冒頭で「ゴールを設定すると“健康”になっていきます。『心と体』『自と他』『過去と未来』など、いろいろなことが“調和”していくから」と書きました。その理由は感じられたでしょうか?

 

 ゴールのポイントは 1)現状の外、2)100%want to3)あらゆる領域(バランスホイール)+4)自分中心を捨て去る。

 L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 ゴール設定(&達成)によりイマジネーションの限界を打ち破って獲得する新しい世界とは、より抽象度が上がった「無分別」の世界です。

 Q-239:気楽に生きたいのですが 後編;宇宙を理解した上で“自分”を定義しなおす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28268393.html

 

それは「心と体」を同じと感じられ、「自と他」を同じと理解でき、「過去と未来」すべてを一念三千と捉えられる心の状態。それこそが“調和”であるはず。

 F-319:観自在 <理論編-2;自在を観る>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 

 ゴールを設定すると、いろんなことが“調和”し、“健康”になっていきます。その理由は「抽象度が上がる」からです。

 

 では、そんな“調和”を実現し維持し続ける力とは何なのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「脳に免疫力をつければ病気にならない!」(徳間書店、p10)より引用します。皆さん自身も持つ“巨大で強力な力”を感じてください。Feel

 

 

病気も健康も「脳」がコントロールしている

 まだピンとこない。そんな方のために、もうひとつ例を挙げましょう。

 大腸菌の話です。

 大腸菌は環境中に生息するバクテリアの一種で、温血動物の消化管に生息しています。ほとんどの場合、大腸菌は無害です。いえ、それどころか腸内の大腸菌は消化を助けてもいますから、役に立っています。しかし、大腸菌が人体の血液や尿路に入った場合は敗血症を引き起こします。ペニシリンが発明される前は大腸菌が原因で多くの人々が亡くなっていました。

 

 大腸菌が血液に入ると、その信号が脳に伝わります。すると脳の視床下部が体温を上げる指令を出します。体温が38.4度を超えると、大腸菌は活性が鈍り、白血球の活性が高まります。また骨髄の中でも白血球がせっせとつくられます。

 そうして体温が上がると、活性の高まった白血球が、活性の鈍った大腸菌をやっつけるのです。このように、脳が一連の免疫システムをコントロールしています。

 

 白血球が大腸菌をやっつけて血液の中の大腸菌がいなくなれば、白血球の活性は通常の状態に戻らないといけません。白血球をもとの状態に戻すために、視床下部が今度は体温を下げる指令を出します。そうして体温が下がり、白血球の活性もおさまり、体は平時の状態に戻ります。

 このように、「健康の砦」ともいってよい免疫システムを動かしているのが脳です。まさに「健康は脳から」であり、ホメオスタシスは「脳の免疫システム」なのです。

 もし大腸菌がいなくなったのに、視床下部が体温を下げる指令を出さず、白血球の活性が高まりっぱなしであれば、それはホメオスタシス異常であり、病名としては白血病です。脳が正しい指令を出さないことが原因なのです。

 

 どうでしょう? お分かりいただけてきましたか? ここまで見てきたように、実はすべての病気は脳が起こします。人体の機能を司っているのは脳ですから、これは当たり前のことなのです。

 病気とは脳が正しい指令を出せない状態です。昔から「病は気から」といいますが、現代の私たちは「病は脳から」と知らねばなりません

 反対に健康とは、脳が正しい指令を出している状態です。本書でこれから解説していく「脳の免疫力」が正しく働いていれば、病気にならず健康で長生きできます。

 免疫システムを含むホメオスタシスの働きを正常に保てるかどうかは、脳にかかっています。健康で長生きするには、「脳の免疫力」こそが重要なのです

 引用終わり

 

L-142につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記1

Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual, and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、身体的に、心理・精神的に、スピリチュアルに、そして社会的に完全に良好な(well-being)ダイナミックな状態であり、単に病気がないとか、弱っていないということではない

 

 執行理事会の採択で新たに加えられた「完全(complete」「ダイナミック(dynamic」という言葉には、「静的に固定した状態ではなく、健康と病気とは連続した状態である」という意味が込められているそう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 

“健康”を多次元的に捉えようとしていることは評価に値しますが、苫米地博士に学んでいる我々からするとまだまだ大事なことがスコトーマに隠れているように感じられます。

PM-04-02WHO版「健康」の三つの間違い

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859828.html

 

 

-追記2

「身体的(physical)」というのは情報空間の底面である物理空間のこと、「心理・精神的(mental)」はより高次の情報次元(心)のこと、そして「社会的(social)」はさらに高次元にひろがっていく縁起のこと。そのすべてが“私”です

 

では、「スピリチュアル(spiritual」は?

 (私の考察はこちら↓)

 L-00620201… -06;「4つの苦痛」(部分)どうしの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 

 

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-関連記事-

L-06520209月シークレットレクチャー -05;「生と死の間/ between life and death」に向き合い、「生/life」そのものを磨き上げる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28529789.html

Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

Q-303~:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424263.html

Q-339~:「あなたは食べた物でできている」という言葉は間違っている?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426446.html

 

 

脳に免疫力をつければ病気にならない!

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L-140202111月小学校親子講演会(鹿児島県)-03;子どもたちに一番伝えたかったこと

 

202111月に鹿児島県の小学校で親子向けの講演を行いました。依頼されたテーマは「コーディネーション」。

当日お話しした内容をブログ用にまとめ、御質問・御意見に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;最高のコーディネーショントレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33283301.html

 02;生まれてからずっと続けている運動?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33297928.html

 03;子どもたちに一番伝えたかったこと

 

 

ちょっとカタいのですが、講演タイトルは「コーチング理論による“運動”の考察と体感」にしました。保護者や若い先生方には真剣に“考察”していただきながら、子どもたちには楽しく“体感”してもらうイメージで準備しました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 最初に紹介したコーチング用語は「スコトーマ(scotoma)」。簡単にまとめると、

・もともとは「盲点」を意味する医学用語(マリオット盲点)

・コーチングの祖 ルー・タイスさんにより「心理的盲点」として拡張

・目の前のものはすべて見えていると思いがち。しかし、実際はしっかりとは見えておらず、情報はザルで水をすくように抜け落ちている

・例えば、1秒間に認識する情報量は40ビット。一方で、五感から入力される情報量は数百万ビット。つまり、40/000000ビット=1/100000だけを認識

 

当日は、スコトーマとそれが外れる感覚を実感していただくために、たくさん仕込みました。体感がとても大事だからです。

(眼科的「盲点」を未体験の方はこちらをどうぞ↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そんなスコトーマが生じる/外れるポイントは3つあります。すぐに思い浮かびますか? 思い浮かぶ方は「スコトーマ」に関するゲシュタルトができています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

 それはとても大切なことなのですが、一方でとても危険なことでもあります。なぜでしょうか?

 

 以下、苫米地博士の著書「人間は『心が折れる』からこそ価値がある 人工知能時代に成功する人の考え方」(PHP研究所、p84)より引用します。「大切かつ危険」を感じてください。Feel

 

 

人間は「心が折れる」からこそ価値がある

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様々な記憶や知識が統合された「スキーマ」があることで、私たちは物事を認知できるようになる

 認知科学者たちが必死になって認知のしくみを解明しようとしてきたにもかかわらず、人間の認知はいまだに解明できていません。それだけ認知のしくみは奥が深いということであり、人間は「きわめて高度な知能」を持っているということです。

 それを知っていただくために、科学者たちの研究の苦闘の歴史を少し振り返ってみます。

 認知科学ができる前から、心理学には「スキーマ」という考え方がありました。様々な記憶や知識が統合された“まとまり”のようなものです。

 「スキーマ」があることによって、私たちは物事をうまく認知できるようになります。逆に、「スキーマ」があることで見えなくなる盲点(スコトーマ)もあります。

 「スキーマ」とはどういうものかを実感していただくために、スキーマについての有名な実験を見てみます。これは1973年に心理学者のブランスフォードとジョンソンによって行われた実験の例です。まず、次の文章を読んで何について書かれたものかを考えてみてください。

 

 < その手順は実際、単純である。まず、ものをいくつかの異なるグループに分ける。もちろん、ひとまとめでも十分だが、それはものの量による。

 もし設備がないため、どこかよそに行かなければならない場合には、それが次の段階となる。そうでない場合は、準備はかなりよく整ったことになる。

 重要なことはやりすぎないことである。一度にするのは多すぎるよりも少なすぎるほうがよい。目先だけではこれが重要に見えないかもしれないが、混乱は簡単に起こりやすいのだ。そのうえ失敗は高価なものにつきやすい。

 最初、その手順の全体は複雑に思えるだろう。しかし、すぐにそれは生活のほんの一面になるであろう。近い将来、この仕事の必要性が終わると予測するのは難しいが、誰も何ともいえない。

 その手順が完了したあとで、ものを再びいくつかの異なったグループに分けて整理する。次にそれらはそれぞれに適した場所にしまわれる。

 結局、それらはまた使用され、その全体のサイクルは繰り返される。とにかくも、それは生活の一部なのである >

 

 文章を読んでも、すっきりと意味がわからなかったのではないでしょうか。ブランスフォードとジョンソンの実験でも、題名を知らされなかったグループの人は、ほとんど内容を理解できなかったようです。

 この文章の題名は「洗濯」です。

 「洗濯」という題名の文章だと思って、もう一度読んでみてください。今度は意味を理解できるのではないかと思います。

 意味が理解できたかできなかったかの違いは、「洗濯」という題名のスキーマを持っていたかどうかです。スキーマを持っていれば理解できますが、スキーマがないと理解しにくくなります。人間の認知の特徴の一つです。

 もう一つ別の例を見てみましょう。外国人記者クラブでささやかれているジョークだそうです。

 

 < テレビレポーターが三人のビジネスマンに聞きました。

 「BSEなどで牛肉不足が心配されていますが、ご意見は?」

 牛肉を食べていないインド人は「なぜ牛肉不足が心配なのですか」と聞き返した。

 肉があり余っているアメリカ人は「不足って何ですか」と聞き返した。

 日本のビジネスマンは「意見って何ですか」と聞き返した >

 

 「牛肉」「不足」「意見」をそれぞれスキーマと考えてもらっていいでしょう。ジョークですから大げさにいっていますが、インド人の頭の中には「牛肉」というスキーマがないために牛肉不足の問題点を理解できません。アメリカ人には「不足」というスキーマがないために「不足」がわかりません。そして、日本人は、意見をいう習慣があまりないため「意見」というスキーマがない……ということになります。

 引用終わり

 

 

 ゲシュタルト(引用文中の「スキーマ」と同義)ができることはとても大切だが、一方でとても危険

 

 その理由は、「ゲシュタルトができていることで意味を理解できるが、そのゲシュタルト(≒『すでに知っている』という思い込み)により新たなスコトーマが生じてしまう」から。

 L-01020201月シークレットレクチャー -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

過去の何らかの体験または情報の記憶が、私たちの心の中に「思い込み」を形成します。そして、その思い込みがスコトーマを生みだし、自由や無限の可能性、“本当の力”といったものを隠してしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

しかも、人の場合、「思い込み」を生みだす記憶とは“失敗”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

情動を伴った辛い記憶が自らを縛りつけてしまい、さらに縁起のつながりの中でお互いを縛りあってしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 それが「生権力(bio-power)」の正体であるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 苫米地博士は、著書「すごい私になれる魔法の名言」(主婦と生活社、p170)の中で、ルー・タイスさんの言葉を下記のように言い換えていらっしゃいます。

 

 

人間の限界はイマジネーションの限界がつくる

イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 

 その「限界を壊す」ことはゴール設定からはじまります。

1)現状の外にある、2)心から望むゴールを、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)に設定することで「限界を壊す」ことができ、さらに 4)自分中心を捨て去りながら更新(再設定)することで「限界を超える」ことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールによりスコトーマが外れます。スコトーマを生みだす/外すポイントは、1)知識、2)重要性、3)役割 の3つですが、そのすべてにゴールが大きく関係しているから。

 F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

 だから「Goal comes first」。

 Q-219:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

 

 その事実が「子どもたちに一番伝えたかったこと」です。

 

L-141につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

それが「生権力(bio-power)」の正体であるはず

 

 人間は、「生権力(bio-power)」によって、自分で自分を縛っています。それは、いわば「良心」。その良心の出所は

 (つづきはこちらでどうぞ↓)

 F-208:マトリックス/Matrix -03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27063566.html

 

 

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 次回の開催は2/4(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33220775.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-010:先にゴールがあり、その結果として健康になる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882140.html

L-09720217月シークレットレクチャー -09;ブリーフシステムを壊し、スコトーマを外すための方法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30681527.html

L-133202111月シークレットレクチャー -02;自我とRAS&スコトーマとコーチングの関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33004210.html

Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 

すごい私になれる魔法の名言



Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:苫米地博士の「認知科学への招待」を読みました。最後の方に「もはや認知科学というパラダイムは通用しない」といった話があったかと思うのですが、それと苫米地博士が提唱されている理論をどう結びつけて考えればよいのでしょうか?

 

A:まずは用語の確認から。

 「パラダイム(paradigm)」とは、科学史家・科学哲学者 トーマス・クーン(Thomas Samuel Kuhn1922~1996年)によって提唱された概念で、「特定の分野やその時代において規範となる『物の見方や捉え方』」のこと。

 

 苫米地博士は、「認知科学への招待」(サイゾー)の中で、「ある時期がきたら主役の座を降りるというタイミングが、科学のパラダイムには必ず訪れる」と語られ、「それが科学の進歩」であるとされています。

 (「必ず訪れる」理由はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

認知科学への招待

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 その変化=パラダイム・シフトは、過去の全否定ではありません。これまで築き上げてきたものの上にさらに新たなものを積み上げていくための視点の転換です。

つまり、「抽象度を上げる」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html


 それは「これまでのゲシュタルトを統合して、より大きなゲシュタルトをつくりだす」ということでもあります。そのたびに理解は深まっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 「どう結びつけて考えればよいのか?」という疑問は、より大きなゲシュタルトができると自然に解決するはずです。理解が深まるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

では、「これまで人類が築き上げてきたもの」と「苫米地博士」のつながりを確認しましょう。

 以下、「Dr.苫米地の『脳力』の使い方」(徳間書店、p1)から引用します。「認知科学への招待」とともに、ぜひこちらの書籍もお読みください。

 

 

Dr.苫米地の「脳力」の使い方

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Dr.苫米地の「脳力」の使い方 | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 

はじめに

 私は人間の「頭の使い方」につながる頭脳メカニズムを、かつてはアメリカにおける人工知能の研究とリンクした研究を進めるイエール大学とカーネギーメロン大学の大学院で究め、博士号もその分野での研究で取得しました。

 この間の経緯は、本書のテーマと関わりが深いので、ざっと述べておきましょう。

 

 1970年代のアメリカは、人工知能の開発との関連もあり、まさに「認知科学(cognitive science)」の黎明期でした。「cognitive」を日本では「認知」と訳していますが、あまり適切な訳とは思えません。

 要するに、人間の頭脳能力のうち、感情や意志とは対極的に、知覚・記憶・判断・推理といった知的・精神的作用を研究対象にするのが「認知科学」と思っていただければいいでしょう。

 つまり、当時、人工知能やコンピュータなどの情報処理を研究するのに、人間の頭脳の認知・記憶・判断などのメカニズムを解明しなくてはならなかったのです。

 この観点から、知的システムと知能の性質を突き止めようとするのが、私が目指した「認知科学」という学問です。

 

 私がフルブライト留学生としてイエール大学の大学院に入ったのが1985年。人工知能の父と言われるロジャー・シャンクに学び、同大の人工知能研究所や認知科学研究所の研究員も務めました。

 のちに、コンピュータ科学では世界最高峰であったカーネギーメロン大学の大学院に移り、そこでの研究を基に書いた博士論文は、計算言語学の分野における「内部表現の数理モデルと計算手法」がテーマでした。

 認知科学の歴史は、まさにこのロジャー・シャンクが発表した「CD理論(概念依存理論)」(1969年)と「スクリプト理論」(1977年)、それにもう1人、MIT(マサチューセッツ工科大学)のマービン・ミンスキーが出した「フレーム理論」(1975年)によって、幕が開かれたと私は考えています。

 この2人は、「認知科学の父」と言っていいと思います。

 

 もともとイエール大学に行きたいと思ったのも、ロジャー・シャンクの書いた『THE COGNITIVE COMPUTER』という本との出会いがあったからです。この本は、その後、『考えるコンピュータ』という邦題で訳書が出ていますが、当時は原書しかなく、丸善の輸入書コーナーで偶然見つけたのです。

 中学1年のときから、親の勤務の関係でアメリカの学校に通い、帰ってからもアメリカの心理学雑誌「サイコロジー・トゥデイ」を読んだり、高校時代には言語学に興味を持って専門書を読んだりしていましたが、シャンクのことはこの本を読むまで知りませんでした。

 しかし、この本の感動は大きく、何とか直接、シャンクの教えを受けたいと思いました。当時の私は、人工知能については素人でしたが、コンピュータプログラミングにはすでに相当通じていて、アスキー社の雑誌「ログイン」が主催したゲームソフト・コンテストではソフトウェア賞を取ったりもしていました。

 

 そこでイエール大学への留学を目指したフルブライトの試験では、このシャンクの著書を基にしたプログラムをつくりあげ、その分厚い紙の束を提出しました。

 そんなこともあって幸い、270人ほどに絞られた応募者の中から、ただ1人の全額給付奨学生に選ばれたのでした。

 その後、数年間のアメリカ時代は、まさに願っていた認知科学とそのコンピュータサイエンスへの応用技術が、次々に試される日々でした。

 多額な開発資金による国防総省のプロジェクトとか、世界初の音声通訳システムや、マッキントッシュの日本語入力システム「ことえり」ほか、いくつものソフトの開発も行いました。

 

 こうした人間の脳と機械を結ぶ体験を通じて、いやというほど思い知らされたのが、人間の脳メカニズムの複雑さ・精緻さです。認知科学の行きつくところも、結局はここではないかと私は思っています。

 このことは、いわゆる脳解剖学という医学的分野の研究だけでは浮き彫りにされません。人工知能を夢み、どこまで人間の脳に近いものに迫れるのかを追い求める中で、突きつけられるのが、他ならぬ人間の脳の「真実」なのです。

 人間の脳はどんなメカニズムによって働いているのかを、徹底的に解明しない限り、人工知能はありえません。

 そしてその作業は、皮肉なことに機械よりも人間のために多くのことを教えてくれるのです。つまり私たち人間は、あまりにも自分たちの脳のはたらきの「真実」を知らなさすぎるということです。

 逆に言えば、それを知ることによって、もっともっといい脳の使い方ができる-。

 私の長い研究生活も、人工知能の実現より、人間の脳の「真実」を知るためにこそ生かしうるのだということを、最近とみに感じています。

 

 この本は、その実感を素直に受け止め、人工知能のために明かされてきた人間の脳の機能、つまり認知する、覚える、判断するなどのはたらきを、他ならぬ人間自身のために、もっと有益に使えるよう、わかりやすく解説しようとしたものです。

 認知科学が、さまざまな試行錯誤を経ながら明らかにしてきた脳機能の真実に加えて、本書では、「超情報場理論」という私の最新理論を初めて記しました。そうした研究の経緯を知ることで、おそらく読者の皆さんは、改めて人間の脳のはたらきの奥深くを知ることになるでしょう。

 そして、ひいてはその脳の働きの真実を、自分の生き方や実生活の中でも生かしていただき、知らないうちに自分の考える力、感じる力、伝える力など、“脳力”の向上につなげていただけると信じます。

 引用終わり

 

 

当時、人工知能やコンピュータなどの情報処理を研究するのに、人間の頭脳の認知・記憶・判断などのメカニズムを解明しなくてはならなかったのです。この観点から、知的システムと知能の性質を突き止めようとするのが、私が目指した「認知科学」という学問です

 

 認知科学の現在のパラダイムは「ファンクショナリズム(functionalism)」。

 それまでの「事象を部分に分ける構造主義」とは違って、ファンクショナリズムは「部分と部分、もしくは部分と全体の双方向的な関わりの中で意味が生まれてくる」と考えます。その“関わり”が「ファンクション」です。

 一般的に、ファンクションとは「機能」「役割」のことです。ファンクショナリズムも最初は「機能主義」と訳されていた時期があり、その考え方で脳を研究する学問を「機能脳科学」と呼んでいたそう。

 しかし、コンピュータとの関連からファンクションは「関数」とみる方がよいとのことで、現在は「ファンクショナリズム=関数主義」と訳されています。そのファンクショナリズムを信じ研究する学者が認知科学者です。

ちなみに引用文中のロジャー・シャンク(Roger Schank1946~2023年)やマービン・ミンスキー(Marvin Lee Minsky1927~2016年)は関数主義で、シャンクと対立していた言語学者 ノーム・チョムスキー(Avram Noam Chomsky1928~)は構造主義といえます。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html


 現在の認知科学(ファンクショナリズム)は壁にぶつかっています。その壁が「フレーム問題」。苫米地博士は「認知科学はフレーム問題を突きつけられていながら、ほとんど顧みることなく無視し続けてきた」と指摘されています。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-344~:自身の人生を変えることに専念? それともコーチング活動を開始?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426561.html

 

知的システムと知能の性質」を探究されている苫米地博士が、ファンクショナリズムの先のパラダイムとして理論化されているのが“苫米地理論”。そして、その苫米地理論をベースにルー・タイスさんのコーチング・システムをアップデートしているのが“苫米地式コーチング”だといえます。

 

 “苫米地理論”を理解し、“苫米地式コーチング”を実践することで、「脳の働きの真実を、自分の生き方や実生活の中でも生かし、知らないうちに自分の考える力、感じる力、伝える力など、“脳力”の向上につなげる」ことを実現できます。

誰もが“脳力”を覚醒させ「自由でフェアで平和な世界(未来)を実現する」ことが、苫米地博士に学ぶ者たちが共有しているゴールです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 現在、苫米地理論には3つのパラダイムがあります。第1世代「サイバーホメオスタシス理論」、第2世代「超情報場理論」、第3世代「生命素粒子理論」です。

 シンプルにまとめると

 

 1世代「サイバーホメオスタシス理論」

 :ホメオスタシスがサイバー空間(情報空間)にもひろがっている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 *情報空間はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 2世代「超情報場理論」

 :4次元(もしくは11次元)の物理空間を包摂するように超次元空間(情報空間)が存在し、高次の情報空間の因果が物理空間に写像される

 (注:物理空間は情報空間の一部。抽象度を軸とした場合、情報空間の底面が物理空間)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 3世代「生命素粒子理論」

 :物理空間に最小単位があるように、情報空間にも最小単位(生命素粒子)がある

 

 以下、「新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版」(Club Tomabechi、付録②)より引用します。

 

 

生命素粒子仮説を徹底解説する

 「物理空間に最小単位があるように、情報空間にも最小単位がある」というのが生命素粒子仮説です。その最小単位が、私が提唱する生命素粒子です。

 その生命素粒子が原子のような粒として存在し、その粒が勝手に動くのです。素粒子が集まって、自分の肉体や世界の物理的側面を構成しているように、生命素粒子が集まって情報空間を創り上げています。

 その生命素粒子の粒はただ動くだけでなく、自律的に動き、分散的に動きます。でも一方で、協調的に動くこともあるというのが、生命素粒子の4つの基本的な性質です。

 まとめると、生命素粒子とは動的、自律的、分散的、協調的に動くことになります。

 イメージとしては、砂が勝手に動き出して、不思議な絵を描いたり、建物になったり、生命になったりするようなものです。その生命素粒子の振る舞いは知的に見えます。

 生命素粒子は動的・自律的・分散的・協調的に動きながら、構造化していき、抽象度の階段を上り、ある時点から知的に振る舞っているように見えるのです。粘菌などが集団として動くときに、知的に感じられる瞬間があるように、生命素粒子もまた知的に見えるのです。

 この生命素粒子仮説は非常に面白い理論なので、また稿を改めて紹介します。ここで少しだけ紹介するならば、この苫米地理論の三代目というのは、超情報場仮説(二代目)の根拠となる理論です。

 生命素粒子仮説の不完全性定理があり、不確定性原理があり、それは、なぜ生命が宇宙のありとあらゆるところでポコポコと生まれてしまうのかの根拠にもなります。シンプルでありながら、奥の深い理論であり、苫米地理論を深く理解して、実践したい人には最適な理論です。

 今の段階では、情報空間における情報の最小単位は生命素粒子であると理解しておいてください。その素粒子たちが離散集合して、構造化していく中で、抽象度の階段を上り、物理的なエネルギーや素粒子となり、宇宙に原子が生まれ、星によって分子が生まれます。

 星という巨大な核融合炉が寿命を迎えたときに、その中心部に、重力によって潰された元素によって地球が生まれます。そして高温の原子スープの中にアミノ酸が生まれ、RNAが生まれ(他星からやってきたのかもしれませんが)、二重らせんのDNAとなり、私たちが知るような生命が生まれていきます。

 引用終わり

 

 

 『もはや認知科学というパラダイムは通用しない』といった話」と「苫米地博士が提唱されている理論」を結びつけることはできたでしょうか? まだ他にも結びつけるべき重要な概念があるのですがお気づきですか?

 

 苫米地理論と対比して考えると、これまでの認知科学(ファンクショナリズム)は第0世代といえます。それは「物理空間がある(情報空間はスコトーマに隠れがち)」「自分がいて、他人がいる」という機械論(&決定論)的な世界観です。

関係と存在でいうと、「存在があり、関係が生まれる」というもの。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そのような第0世代に対して、3世代にわたる苫米地理論では「物理空間と情報空間は抽象度の違い(物理空間は情報空間の底面)」「自と他の違いはなく、その本質は空(くう)」と考えます。

 PM-02-16:空観、仮観、中観

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 関係と存在でいうと、「関係が存在を生みだす」という縁起!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 そう、「他にも結びつけるべき重要な概念」とは釈迦哲学のこと。なんと苫米地博士は、これまでの科学や文化のベースとなっていた西洋哲学と東洋哲学を、1つ上の抽象度次元で見事に統合されています。その理論モデルが苫米地理論であり、その実践(実装)がコーチングです。

 

間違いなく、今、私たちは人類史上の大きな転換点にいます。

 

その事実を、苫米地理論やコーチングといった福音とともに、しっかり伝えたい というのが私の一番の願い。それが私の“calling”です。

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 

 以上が私の回答です。苫米地理論を、巨大なエネルギーや可能性とともに、しっかり感じていただけたら幸いです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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-関連記事-

PM-01~:苫米地理論とは? ~抽象度と超情報場仮説

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_123517.html

PM-02~:苫米地理論における重要用語解説

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124522.html

Q-192~:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?

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Q-215:毎回同じ話ばかりである

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27050392.html

Q-250:コーチングや苫米地理論をいろいろな視点で多角的に学びたいと思っています。お勧めの著者や本を教えてください

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Q-259~:コーチングは弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまないのだろうか?

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L-130202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート -11;「スピリチュアルペイン」と「自分」と「自由」と「本当の幸せ」の関係

 

 202111月、鹿児島県の医療法人で認知科学やコーチング理論を用いた研修を行いました。テーマは「心豊かに働き、心豊かに生きるために」。

 当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御質問や御意見(橙色で表示)に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;イントロダクション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32612689.html

 02;「心豊か」はゴール次第

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32648883.html

 03;ゴールがスピリチュアルペインを解決する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32663640.html

 04;ゴールが見つからないときは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32698474.html

 05;働く仲間とゴールを共有するワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32710871.html

 06;マインドが変わると、“現実”が書き換わる(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32748380.html

 07;すべては自分次第。その自分とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32763806.html

 08;「苫米地式コーチング」にとって最も大切なポイント

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32797793.html

 09;セルフトーク×エフィカシー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32812936.html

 10;自己充足的予言×エフィカシー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32846862.html

 11;「スピリチュアルペイン」と「自分」と「自由」と「本当の幸せ」の関係

 

 

 「簡単」を、easyではなく、simpleととらえることが重要!

それができると、自己充足的予言を繰り返すうちに人生全体をますます豊か(well-being)に書き換えていくことができるようになります。なぜでしょう?

 

 私の答えは「抽象度が上がる」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 抽象度が上がると、「たくさんの“部分”を1つ上の視点で統合する」ことができるようになります。ゲシュタルト化です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 さらに抽象度を上げると、「ゲシュタルト同士(部分)を統合し、もっと大きなゲシュタルト(全体)をつくる」ことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 そのたびに“意味”がわかるようになっていきます。理解が深まるから。

 その積み重ねが、人生全体をますます豊か(well-being)に書き換えていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 それが「Total(全人的)」という感覚

 

 

□身体的・精神的・社会的・スピリチュアルに関しての内容が印象深かった

□スピリチュアルペインを含めたTotal Pain(全人的苦痛)の考え方についてもっと知りたい

 Total Pain」とは、「身体的」「精神的」「社会的」「スピリチュアル」という4つのゲシュタルトでの苦痛(pain)を、「Total(全人的)」という1つのゲシュタルトでみるという考え方です。それは「抽象度を上げて理解を深める」ということ。

 L-00120201… -01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 

 

全人的苦痛(トータルペイン)

厚生労働省HP>第2回終末期懇談会 資料2-2より引用

終末期医療に関する懇談会 (mhlw.go.jp)

 

 

 その4つ(「身体的」「精神的」「社会的」「スピリチュアル」)は、じつは、「健康」の定義と関係します。

 

 

□「Well-being=WHOの“健康”の定義を初めて知りました

 …WHOWorld Health Organization、世界保健機関)は、健康を基本的人権の1つと捉え、その達成を目的として設立された国際連合の専門機関。本来は自由を守る側です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

1998年にWHO執行理事会で採択された「健康」の定義がこちら↓

(ただし、その後のWHO総会では採択が見送られています)

 

 Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual, and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

 

健康とは、身体的に、心理・精神的に、スピリチュアルに、そして社会的に完全に良好な(well-being)ダイナミックな状態であり、単に病気がないとか、弱っていないということではない

 

 本編(L-121)でも触れましたが、この定義にはいくつか問題(課題)があります。はっきりしない方はこちらを再確認してください↓

 (「コーチングのコア」とも大いに関係します)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32648883.html

 

 

total pain4つの痛み。身体的・精神的・社会的痛みは聞くことがあったが、スピリチュアルペインのことは初めて聞いた

 初めて聞いた」は「今までスコトーマに隠れていた」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマが生じる/外すポイントは3つ。何でしょう?

 

 そう、①知識、②重要性、③役割(責任)。

 この研修を縁に「スピリチュアルペイン」のことを知っても(①をクリア)、②重要性が低いままだとすぐに忘れていきます(=再びスコトーマに隠れる)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 だから②重要性が大事。その重要性とは何?

 

 通常は無意識下でのブリーフシステム(Belief System)の判断です。それは「他人や社会の価値判断で生き続け、過去に囚われている」ことを意味します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 では、どうすればいいのでしょう?

 

 

□スピリチュアルペイン。「私はどうして生きている」→人生の目的であり、未来を作り出すものというのが心に残った

 答えは「人生の目的」をゴールとして設定し、「未来を作り出す」こと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

QOLについて。トータルペインについて

 そのゴールが、自らの自由意思で設定したゴールこそが、QOLQuality of Life、人生の質)を高めます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 ゴールに向かう人生そのものがwell-beingです。

 F-176:“幸福(well-being)”とは?… -1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 

 

□自分とは何かを知りたいです

 とてもいい感想です。ぜひ「自分とは何か?」と問い続けてください。

 PM-02-17:自我

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「自分」は自分で100%選択することができます。人はもともとその能力と自由を持ち合わせています。ところが、様々な理由により、本当の「自分」はスコトーマの中のまま。

 F-0543つのロック(&1つのキー)<ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 以下、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス、p151)より引用します。「スピリチュアルペイン」と「自分」と「自由」と「本当の幸せ」の関係をイメージしながらどうぞ。Feel

 

 

本当の幸せを考える

 皆さんがどんな幻想を持つかは、皆さんの自由です。

 しかし、その幻想には、何の根拠もありません。また、皆さんの幻想が仮に自分自身の理想像だったとしても、本当に自分が生み出したものかどうかを考えてみてください。

 何度も述べますが、「社長になること」は、自分で生み出したものではありません。偶然、取締役会で選ばれ、株式総会で承認されるだけです。しかも、とても狭い空間、短い期間での話です。所詮は約束事。理想像にはなりません。

 そもそも「社長になること」という理想像は、本当に自分が選んだものであるかどうかすら怪しいものです。他人に洗脳されているが故に、理想と思い込んでいるのかもしれません。

 どちらにせよ、自分で選択した理想が「社長になること」では、抽象度が低いと言わざるを得ません。

 理想像を描くのであれば、もっとユニバーサルな姿を選んでください。社長職のような一時的な約束事ではなく、時間と空間を超えても通用するものです。

 高い抽象度を持ってすれば、必ず描けるはずです。

 ユニバーサルな理想像も幻想には違いありませんが、皆さんが「幸せ」になりたいのであれば、幻想であったとしてもできるだけ大きくするべきです。

 「社長になること」が本当に、幸せと言えますか? 自分で生み出していない役割が、幸せにしてくれると思いますか? ごく限定された空間と時間だけしか通用しない約束事が、本当に幸せをもたらせてくれると思いますか?

 答えは、「いいえ」です。

 社長職が、取締役会と株主総会で決まる以上、周囲の人々が頭を下げるのは、社長ではなくその承認事項です。そして、承認事項の有効範囲は、ごく限られた範囲です。そんなもので幸せになれるはずがありません。

 確かに、社長になった瞬間は嬉しいかもしれません。ゴールを達成したような幸福感に満たされるかもしれません。しかし、一瞬です。嬉しいのは、社長になった瞬間だけです。

 

 人間は何のために、理想を持つのでしょうか?

 それは、幸せになりたいためです。

 であるならば、一瞬ではなく、より広い空間で永続的に続く幸せを手にするべきでしょう。

 理想を見つけられないから、とりあえず目先の社長を目指すことから始める考えもあるかもしれません。しかし、これだけは断言しておきます。

 人生は短い、と。

 まず、社長になってそれから次を……では遅いのです。人生は短い。そんな悠長なことを言っている場合ではありません。

 企業に勤めて、平社員から順調に出世したとしても、今の日本では社長になる頃には50歳を過ぎてしまいます。その年齢から考えると、社長としての期間はせいぜい15年ほどしかないでしょう。その15年のために、その他の人生を無駄にしていいのでしょうか。

 社長になってから、よりユニバーサルな理想像を追い求めるには、時間が短過ぎます。

 そうではなく、「今、この瞬間が」徹底的に幸せになれるような理想像を思い描くべきです。5年後、10年後の一瞬の幸せではなく、「今が幸せ」という永続的な幸せを理想にするべきです。

 もっと言えば、そもそも理想像そのものが要りません。なぜなら、理想は幻想だからです。

 

 将来、社長になった時に感じる嬉しさよりも、はるかに大きい嬉しさを今味わえるようにする、これが本書の「自由」の目的です。

 そして、そのためには、理想は幻想だということを知るべきです。

 理想が嬉しいはずがありません。なぜならば、幻想だからです。理想を達成すれば、益々それが幻想だったことを痛感するはずです。理想を達成する前も、達成した後も幻想です。

 理想を達成するよりも、今の自分が嬉しいと思うことは何か。

 そのことについて、今一度じっくり吟味してみてください。

 本当に楽しいこと、本当に嬉しいことは何かを探してみてください。

 楽しいこと、嬉しいことを見つけることが難しいと思う人は、自分が何をなすべきかを考えてみてください。自分が社会に対して果たす役割を考えてみるのです。

 引用終わり

 

 

理想が嬉しいはずがありません。なぜならば、幻想だからです。理想を達成すれば、益々それが幻想だったことを痛感するはずです。理想を達成する前も、達成した後も幻想です。

 

□心豊かに過ごす。泣いても一生、笑っても一生の理念で生きています

 「自分」とは幻想です。それどころか、すべてが幻想です。それを理解することが空観。すべて幻想だからこそ、私たちは本質的に「自由」だといえます。

 その自由な心で仮の役割を決めることがゴール設定。幻想だから仮なのだけれど、その仮を本気で生きることが仮観です。

 そして、すべて空だとわかりながら、同時に本気の仮で生きることが中観。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

中観だから、「泣いても」希望を失わず、「笑っても」傲慢になることはない

 

 そんな安定した穏やかな心自体が、「本当の幸せ(well-being)」だと私は思っています。

 

L-131につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

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Q-294~:孤独を感じています。私はどんなゴールを設定すればいいでしょうか?

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幻覚と覚醒

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F-317Let’s connect the dots! <ナットウキナーゼ、ブロメライン、クルクミン>

 

 「connect the dots(点をつなぐ)」とは、iPhoneiPadでおなじみのアップル社の共同創設者のひとり スティーブ・ジョブス(19552011年)が、2005年にスタンフォード大学の卒業式で行った講演中の言葉です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 それはより大きなゲシュタルトをつくることの重要性を言い表しています。ゲシュタルトとは、「全体性を持ったまとまりのある構造」「全体と部分の双方向の関係性」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 人間は目の前の世界をゲシュタルトとして認識していますから、抽象度を上げてより大きなゲシュタルトをつくりだすことが重要になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 より大きなゲシュタルトができあがると、理解が深まり、対象の“本質”をとらえることができるようになります。

 Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ゲシュタルトをつくり大きくしていく鍵は「知識」。その「知識」は「情報」とは異なります。その違いはクリアでしょうか?

 

 

 私たちが最初に手にするのは、断片的な一つひとつの「情報」です。

 その断片的な情報が蓄積されていくと、そのうちに情報どうしがひとまとまりになってつながり、一つの認識になります(=ゲシュタルト化)。それが「知識」。

 その知識(のゲシュタルト)の量に比例して理解が深まります。

 (詳しくはこちら↓)

 L-10320218月シークレットレクチャー -05;知らないことを見える化する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31263124.html

 

理解が深まると、様々な問題を見いだし、より多角的に考察できるようになります(case-side)。そして、正しく判断し、しっかり解決することができます(plan-side)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

問題を発見する洞察力が磨かれていくと、現状の外にあり認識できないはずのゴールを見つけられるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

そして、問題を解決する適応力が磨かれていくほど、ゴール実現にどんどん近づいていきます。「invent on the way」(by Mr. Lou Tice)しながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

 

 だから、知識が大切!

そのような大切な知識を身につける重要な活動が「学習」です。

 PM-05-06~8:そもそも教育とは?-3-1~3)学習を促進する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

苫米地博士は、知識のことを「可能世界から可能世界への到達可能性関数」と表現されます。コーチングのゲシュタルトで表現しなおすと、「可能世界“w”から別の“w1”への架け橋」。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 可能世界とは、「情報空間全体の中の特定の一部分」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その「特定の一部分」を共有すると、同じような“現実”を認識できるようになります。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といったvol.6:記憶が織りなす「一人一宇宙」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

 だから、知識とは「ゴール(未来)側の縁起のつながり」ともいえるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 では、ゴール側の縁起をつくるワークを行いましょう。

ゴールとは「戦争と差別のない世界をつくる」「戦争や差別という概念さえない世界を実現する!」。

 Q-173:苫米地博士のゴールはなぜ「世界平和」ではないのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24905311.html

 

 

<ワーク> ゴール側の縁起をつくる

 

    Step.1(理解):下記の3つの概念について、それぞれ知識化(ゲシュタルト化)してください

「ナットウキナーゼ」

「ブロメライン」

「クルクミン」

 

 *関連記事↓

 F-281~:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

□ Step.2(理解を深める):その3つの概念を1つに統合しましょう

*統合するためには、先にゴールが必要です

ここでは「戦争や差別という概念さえない世界を実現」

→「誰もが心身ともに健康(well-being)でニコニコしている」

→「“コロナワクチン”による後遺症を克服」 というイメージでどうぞ

 

 *ゴールに向かってゲシュタルトを統合する「コンセプチュアル・フロー」はこちら↓

 L-08120213… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 □ Step.3case-side):今までスコトーマに隠れていた問題を見つけ、感じてください

 *物理的現実世界で起こっている現象(例;各国で超過死亡者数爆増)を結果として引き起こしているマインドでの情報処理を五感&共感覚で感じながら(例;どす黒く冷たいゴツゴツした塊が重たい音を響かせながらうごめいている)、問題の本質を見つけてください

 

 *【参考】私のcase-sideはこんな感じです↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

    Step.4plan-side):問題解決のために実際に行動してください

 *例えば、私のplanは「“無敵”の実現」。そのために苫米地博士に学び、情報発信を続けています(守秘義務を厳守しながら)。

 PM-01-18~20:“無敵”の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

 いかがだったでしょう?

 

 苫米地博士に学ぶ者のブリーフは「ゲバラ主義」。それは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 全抽象度にわたって(頂点である空から底面である物理空間まですべてで)、“自分”の存在を認め、行動する

 

 *「空(くう)」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 抽象度が高いだけでも、低いだけでもいけません。

 理想だけではなく、実際に行動していなければなりません。

 

 つまり、抽象度の高い世界できちんと行きたい(生きたい)ゴールの世界があって、物理的な抽象度でもなんらかの行動を続けているということ。

 

 ゴール実現のために行動し続ける

 

 それが苫米地式であり、ゲバラ主義!

苫米地博士御自身が私たちに示してくださっているリーダーの生き様です。

 F-254~:イノベーションがうまれるとき

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421781.html

 

 

 最後に博士の著書「脳の呪縛を解く方法」(KADOKAWAp134)から引用します。

人間は、究極的に「奴隷として幸せに死ぬか」「その世界を離れてひとりぼっちの神官として死ぬか」のどちらかをとるしかありません。

皆さんはどちらを選びますか? Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

バイオパワーから逃れる方法③ -自分で調べ、考える

 本章を締めくくるに当たり、ひとつみなさんにアドバイスしておきましょう。それは、ソーシャルメディアでやり取りされる意見についてです。

 ソーシャルメディアを通じて意見をどんどんいう人がいますが、私は次々と意見が出てくること自体が不思議でなりません。

 

 ほんらい意見とは、自分で調べ、自分で考えた内容を指すのです。

 ところが、次から次にいろいろなことをいう人の意見は、自分で調べたわけではないし、自分で考えたことでもありません。要するに、どこかから持ってきた借り物なのです。元になった意見も、やはり誰かからの借り物であったり、権力側のバイオパワーによるバイアスがかかったものであったりします。

 それを頭に入れて、さも自分の意見であるかのように感じているとすれば、それはテレビを見てテレビが伝える情報を鵜呑みにしているのと変わりません。意図的につくりだされた他人の考えを、ただ頭に刻み込んでいるだけの話です。

 

 他人の意見を受け入れることは、つまるところ他人のバイオパワーに従うことであり、それが自由を失う奴隷の道であることは、すでに指摘したとおりです。

 私は、他人がいうことではなく、もっと大きな世界での、言語化されていない具体的な現象を見ることのほうが、よほど重要だと考えています。

 言語化された情報を読むときも、意見は聞かずに現象だけを読むのです。ソーシャルメディアへの接し方でも、この原則は変わりません。

 私たちに重要なことは、現象を見て、それを自分の胸に落とし、内側から発せられる自分の声に耳を傾けることなのです。

 すると、自分が望み、何をやりたいかということが、よりよく見えるようになります。それを知ることが、自由への貴重な第一歩になります。

 

 人間は、究極的に「奴隷として幸せに死ぬか」「その世界を離れて一人ぼっちの神官として死ぬか」この2つのどちらかをとるしかありません。私は、後者を選びました。もちろん、どちらを選ぶとしても、それはみなさんの自由です。

 ただ、この選択を主体的に行うことができれば、生きづらさの半分は解消することができる。

 私は、そう考えています。

 引用終わり

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

    Step.1(理解):下記の3つの概念について、それぞれ知識化(ゲシュタルト化)してください

「ナットウキナーゼ」

「ブロメライン」

「クルクミン」

 

 それぞれ簡単にまとめます。

 

 「ナットウキナーゼ(nattokinase

 ・納豆のネバネバ部分に含まれるタンパク質分解酵素

 ・煮大豆を納豆菌が発酵させる過程で生成される

 ・血栓(血の塊)を多彩な機序で溶解

血栓の主成分フィブリンを直接分解

血栓溶解酵素ウロキナーゼの前駆体プロウロキナーゼを活性化

血栓溶解酵素プラスミンを作る組織プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)増加

血栓を解けにくくする血栓溶解阻害物質PAI-1を分解

オイグロブリン溶解時間を短縮

 ・収縮期および拡張期血圧を下げる

 ・血流促進作用あり

 ・血栓予防目的なら夕方~夜間の摂取が理想

 ・Sタンパク除去目的なら2000単位(FU)を12

  *1パック50gで約1500単位(FUただし、分解吸収やサプリとして摂取した場合の吸収過程は未解明

 

 「ブロメライン(bromelain

 ・タンパク分解酵素システインプロテアーゼに分類される酵素

 ・パイナップルの果実や茎に含まれる

 ・医療現場では褥瘡などの皮膚治療薬(軟膏)として使用

 ・サプリとして副鼻腔や歯肉の腫脹や疼痛に用いられる(研究が少なく効果は未立証)

 ・新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染阻害作用を示すという報告あり

 ・Sタンパク除去目的なら500mg11

 

 「クルクミン(curcumin

 ・ウコンなどに含まれるポリフェノール化合物

 ・スパイスや食品の着色剤(黄色)として使用される

 ・日本では効果を謳わない限りは食品扱いで、漬物、水産ねり製品、栗のシロップ漬けなどに使用されている(既存添加物「着色料」指定あり)

 ・抗炎症作用あり フリーラジカル捕捉能を持ち、脂質の過酸化や活性酸素種によるDNA損傷を防ぐ

 ・抗がん作用の可能性あり がん細胞特異的にアポトーシスを誘導するとの報告あり。また、炎症性疾患に関連する転写因子であるNF-κBを抑制しうる

 ・脳におけるβアミロイドの蓄積を抑制し、アミロイド斑を減少という報告あり(UCLA2004年)

 ・「抗酸化作用」「肝機能によい」「発がん抑制」などで健康食品が販売されているが、人に対しての有効性・安全性はまだ立証されていない

 ・Sタンパク除去目的なら500mg12

 

 スパイクタンパク除去を目的とする場合は、これら(ナットウキナーゼ、ブロメライン、クルクミン)の摂取を3~12ヶ月ほど続けてください

 

 

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今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

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-関連記事-

F-206~:マトリックス/Matrix

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420579.html

F-294~:苫米地式次世代リーダーシップ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425234.html

L-09320217月シークレットレクチャー -05;大量の情報を得て、知識化していく

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30566304.html

Q-291:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか? <vol.11;縁起的コミュニケーションのために>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29969615.html

 

 

脳の呪縛を解く方法

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L-126202111月医療・介護研修(医療法人、鹿児島県)レポート -07;すべては自分次第。その自分とは

 

 202111月、鹿児島県の医療法人で認知科学やコーチング理論を用いた研修を行いました。テーマは「心豊かに働き、心豊かに生きるために」。

 当日の講演内容をブログ用に再構成し、いただいた御質問や御意見(橙色で表示)に回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変長らくお待たせいたしました)

 

 01;イントロダクション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32612689.html

 02;「心豊か」はゴール次第

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32648883.html

 03;ゴールがスピリチュアルペインを解決する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32663640.html

 04;ゴールが見つからないときは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32698474.html

 05;働く仲間とゴールを共有するワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32710871.html

 06;マインドが変わると、“現実”が書き換わる(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32748380.html

 07;すべては自分次第。その自分とは

 

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 中でも多かったのが「心理的盲点」について。そう、スコトーマです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ブログ記事では割愛しましたが、研修では実際にスコトーマを体験していただきました。驚きやワクワクなどの体感を伴って理解することはとても重要です。なぜでしょうか?

 

 

□ゲシュタルトとは何ですか?

 「体感を伴って理解する」ことが重要なのは、「ゲシュタルトができる」から。強く記憶に刻まれながら意味づけされ、ゲシュタルト化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

ゲシュタルトとは、「全体と部分とが双方向的に意味を与える統合された概念構造」のこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ゲシュタルト化=概念化されてはじめて、情報は知識になります。

 L-09320217月シークレットレクチャー -05;大量の情報を得て、知識化していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30566304.html

 

 

 □「〇〇しか方法がないと思うとそれしか見えなくなって新しい意見をくみ取れない」に納得しました

□知識がスコトーマを外すための邪魔をすることが印象的だった

 スコトーマを外すためのポイントは 1)知識、2)重要性、3)役割(責任)の3つ。ところが、その知識が新たなスコトーマを生みだしてしまいます。いわゆる「思い込み」というやつです。その思い込みを防ぐことはとても重要。なぜだと思いますか?

 

 私の答えはこちら↓

 L-01020201… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 

 2つの絵を見たが〇〇に見えますと言われたら見えるが、あと1つも〇〇に見えますねと言われるとそう見えるって不思議でした

 思い込みを防ぐために役立つのが、先ほどの「体感を伴って理解する」の“体感”の記憶。簡単にいうと、「未知の出来事や可能性に『ドキドキ』『ワクワク』する」こと。

 Q-281~:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422146.html

 

 1980年代に情報空間における不完全性が証明されました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 驚くべきことに、最初に不完全性が証明されたのは1930年代です(ゲーデルによる自然数論における不完全性の証明)。その頃には物理空間における不完全性(不確定性原理)も明らかにされつつありました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 不完全性が意味するのは、「学びに終わりはない」ということ。それは「今まで学習してきた知の体系には必ず先(さらなる高次元)がある」ということであり、「どこまでも進化・向上できる」ということです。ドキドキ・ワクワクしませんかw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 □「自分次第で変わる」という言葉が心に響きました

 その「どこまでも進化・向上できる」という確信こそが自由!

 「心に響いた」のは、きっと自由を感じたからでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 コーチングにおける重要な概念と重ねると、自由だからこそエフィカシーを上げ続けることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 エフィカシーとは、「自分のゴール達成能力の自己評価」のこと。全部自分の話ですので、上げるも下げるも自分次第のはず。ところが、多くの人はエフィカシーを上げることができません。それどころか、意図せずにお互いのエフィカシーを下げあっています。

それが現代社会が直面している課題。

F-026:最近の研究・調査で明らかになった日本の課題とその解決法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 なぜ人はエフィカシーを上げられず、むしろ下げて(下げあって)しまうのでしょう?

 

 答えは“自分”にあります。そう、ブリーフシステム(BSBelief System)です。

 

 

 □気持ちの持ち方、考え方で周囲の状況が変わって見えることが印象に残りました

 周囲の状況」は、各人の認識次第です。

 F-175:脳内を書き換えると「環境」が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

 

その「認識」を生みだすものが、これまでのブリーフシステム(BS)。それは「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」で構築されています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

つまり、“自分”には他人のモノサシや社会の価値観がたっぷり刷り込まれているということ。しかもすべて過去!

F-241:トレーニングは「昨日の自分を超えていく自己確認」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28695996.html

 

だから、エフィカシーを上げることは簡単ではないのです。今の自分は本当の“自分”ではないというのに、その事実を知らないまま(←スコトーマ)“自分”を封印し続けているから。

F-0543つのロック(&1つのキー)<ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

そのBSとは、現在のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のことでもあります。

 CZとは、「その人にとって心地がよい空間」のこと。その「心地がよい」は過去の記憶により作られた「私は〇〇」「社会は△△」といったイメージであり、必ずしも“よいもの”ではありません。

 例えば、不平・不満・愚痴・悪口・文句ばかりの人は、それらがCZになっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そのCZはホメオスタシス(恒常性維持機能)によって強力に維持されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 だから簡単には変われません。そもそも違う世界を認識することができず、仮に認識できたとしても変われないのです。

先の不平・不満・愚痴・悪口・文句ばかりの人でいうと、それらを是とするもの/ことが強烈に維持され続けます。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 そんなBSをゆらがし、CZを突破する新たな縁起がゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴールは1)現状の外、2)心から望み、2)人生のあらゆる領域に設定するもの(バランスホイール)+4)自分中心を捨て去る。

L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

自分中心を捨て去った現状の外とは、今までのBSでは認識さえできないもの/ことであり、これまでのCZを遥かに超えたもの/こと。それはより高次の抽象度次元にあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

ゴール設定とは、認識している世界から何かを選ぶことではなく、「認識する世界」そのものを生みだすことです。

Q-279:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」と

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29637526.html

 

 だから、ゴールが大事!

 「ゴールが先、認識は後」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

L-127につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記-

 □スコトーマが大事だとわかりました。今日もいい日だと思えば、今日もいい日になる!

 目の前の世界はすべて自分次第。その自分とは、過去の記憶でつくられたBSのことではなく、ゴール設定で新たに生みだすBSCZのことです。

 ゴールが新たなCZになると、「今日もいい日」と本気で感じられるようになります。すると、ゴールに必要ないもの(Nil)はすべて“ノイズ”。

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

以下、苫米地博士の著書「201冊目で私が一番伝えたかったこと」(ヴィレッジブックス、p29)より引用します。

 

 

ゴールを設定すれば、必要ないものはすべてノイズになる

 私たちは往々にして学校や会社の人間関係などにおいて、他人のちょっとした言動に傷ついたり、悩んだりします。時にはそれが修復不可能なほどの傷になり、トラウマになるかもしれません。あるいはそこまでいかなくても、一日中、嫌な気分に苛まれ、毎日が陰うつで仕方ない状態になるかもしれません。

 しかし、ここでちょっと視点を変えて見てください。

 あなたが他者の言動が気になり、それによって傷つくのは、あなた自身の内面に問題があるのではないか。このように言うと、「現に今ここに傷ついている自分がいるのになんて冷たい!」と思われるかもしれませんが、自分の中に夢やゴールがあれば、ゴールに関係のないものはすべてノイズ(すなわち、他者の言動や無責任な発言など)として認識され、気にならなくなるはずです。

 

 そう、ゴールを高く持つことができれば、もっと厳密に言えば、エフィカシー(自分のゴール達成能力の自己評価)が高ければ、他人の評価は全く気にならなくなるのです。

 もちろん、前に触れたようにゴールは初めから鮮明に見えるわけではありません(最初から明確なゴールは偽物と疑うべきです)。しかし、第2章で紹介するアファメーションというコーチングの手法によってコンフォート・ゾーンがゴールに合致したものにずれると、結果としてエフィカシーが上がり、スコトーマ(心理的盲点)が外れてゴールの道筋が見えてくるのです。このとき、同時にゴールに関係のないものはスコトーマの働きで自然と見えなくなります。

 この段階になれば、ゴール達成に関係のない他者の言葉は道端に落ちているゴミと同様、全く気にならなくなります。いや、気にならなくなるというよりは、意識に上がらなくなるといった方がいいでしょう。

 なお、スコトーマが生じる原因にはRASという脳の機能が大きく関係していることがわかっています。

 RASReticular Activating System)とは、脳の基底部にあり、網様体賦活系と呼ばれる脳の活性化ネットワークを形成するもの。自分にとっての重要度に基づいて、遮断する情報と受け入れる情報を分ける、フィルター機能を果たすものです。RASによって遮断された情報がスコトーマになります。

 引用終わり

 

 

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-関連記事-

F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

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Q-192~:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?

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Q-271~:現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね ~綸言汗の如し~

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Q-314~:こんな私に誰がした

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425205.html

 

 

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Q-344:自身の人生を変えることに専念? それともコーチング活動を開始? <vol.1;「走りながら考える」 理論編>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:将来コーチとして活動するために学んでいますが、未だに「現状全てがwant to」という状態には達しておりません。

 このような場合、自分自身の人生を変えることに専念した方がよいのでしょうか? それとも同時並行で他者へのコーチング活動を開始した方がよいのでしょうか?

 未来のクライアントさんの利益を最大にするということを考えると、どうするべきか迷ってしまいます。

 

 vol.1;「走りながら考える」 理論編

 

 

A1:御質問への私の回答は、「走りながら考える」。

 

“走る”とは、「自身の人生を変え」ながら「コーチング活動を開始」することであり、「コーチング活動」を行いながら「自身の人生を変える」こと。その間中、“考え続ける”のです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 「自身の人生を変える」と「コーチング活動」との双方向性、さらには“走る”と“考え続ける”の双方向性がとても大事。なぜでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

答えのひとつは「ゲシュタルトが構築できる」から。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

ところで、コーチングの基本概念は「クライアントとの一対一の関係の中でマインドの使い方を教えること」です。その“教える”の中には「マインドとは何か?」が含まれます。さらには「私(自我)とは何か?」「宇宙とは何か?」まで。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 なので、まずは自分自身が「マインド」「私(自我)」「宇宙」といったものをシンプルに理解できていることが必須。シンプルとは「抽象度が高い」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

私は、コーチには「より少ない情報でストレートに表現できるという確信」が必要だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 マインドとは?

 私(自我)とは?

 宇宙とは?

 

 いかがですか?

 

 まずは感じること。

感じられたなら、ぜひ走りだしてください。

 

 

 コーチングの基本概念は「マインドの使い方を教えること」

 

 走りだす=教えるでもあります。教えるのは「マインドの使い方」。

走りだす=教えるために重要なのは、個人的な見識やこれまでの経験ではなく、土台となる理論。「コーチングは認知科学をベースとした科学」であり、理論こそが共通言語となります。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

現在の認知科学のパラダイムは関数主義(functionalism)です。

それまでの刺激(S)と反応(R)を記述して現象や機能を定義しようとした行動主義(behaviorism)から関数で記述する方式へと発展したところから、今の認知科学が始まりました。

 しかしながら、認知科学(functionalism)は大きな問題を抱えています。それが「フレーム問題」。

苫米地博士は「認知科学はフレーム問題を突きつけられていながら、ほとんど顧みることなく無視し続けてきた」と指摘されています。コーチングのフレームで言い換えると、それは「コンフォートゾーンが生みだす『現状維持の壁』」といえるはず。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 *「現状維持の壁」はこちら↓

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 フレームとは、「人工知能の父」と呼ばれるマービン・ミンスキー(Marvin Lee Minsky1927~2016年)が提唱した概念で、「ある知識を表現するための知識の単位とその結合方法」のこと。

そのフレームを、苫米地博士は、「その状況、現象、事物の特徴などを、逐一、記述していく方式で物事を定義していく方法論」と表現されています。

 

 

マービン・ミンスキー(Wikipedia)

マービン・ミンスキー(2008年、OLPCオフィスにて)

Wikipediaより引用

マービン・ミンスキー - Wikipedia

 

 

 著書「認知科学への招待」(CYZO)の中で、苫米地博士は「フレーム問題」を「レストラン」というフレームを用いて解説されています。シンプルに問うと

 

 人はなぜその場所がレストランだとわかるのか?

 

 人工知能が「ここはレストランだ」と完全にわかるためには、「レストランに関する知識(ここはレストランだと判断するための知識)」だけでなく、「レストランではないことに関する知識(ここはレストランではないと判断するための知識)」が必要なのだそう。

つまり、世の中のありとあらゆる知識を教えておかなければならないということ。

 仮に世の中のすべての知識を教え込むことができたとしても、その知識すべてにアクセスして思考(計算)を始めてしまうため、その場所がレストランかどうかを判断するだけでも膨大な時間がかかってしまうそうです。

 それが「フレーム問題」。

 

 そんな人工知能に対して、人間には「ある程度合致していれば『これだ』と判断する能力」が備わっています。それが「ゲシュタルト能力」です。

 Q-304:どうやったらすべての目標を結びつけることがOps編;〇〇〇化>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30891147.html

 

つまり、人間は「フレーム問題」をゲシュタルト能力によって解決している

 

 以下、「認知科学への招待」(p150)より引用します。

 

 

人間はなぜ「ここはレストランだ」とわかるのか

 レストランの前で「ここはレストランだろうか」と悩んで立ち止まっている人はまずいません。レストランの前で立ち止まっている人というのは、たいていは「この店にしようか、別の店にしようか」と悩んでいるか、「何を食べようか。ハンバーグ定食がいいか、それともオムライスがいいか」と悩んでいるかでしょう。

 まれに「どう見てもレストランには見えない外装」の店の前で、「ここ、本当にレストランなのかな」と悩んでいる人がいるかもしれませんが、それは例外中の例外です。

 では、人間はなぜ「ここはレストランだ」とわかるのでしょうか。

 私の答えは「そこがレストランだから」です。

 もう少しわかりやすく言えば「いかにも『ここはレストランだ』というオーラのようなものを出していて、それを感じるから」です。

 だから、そういうオーラのようなものを出していない「どう見てもレストランには見えない外装」の店の前では悩む人が出てくるのです。

 

 人間という種に特殊な能力なのかもしれませんが、われわれには、ほとんど関連性のないバラバラなものを集めて関連性を見出す「ゲシュタルト能力」があるようです。これはルールとして記述することはできません。

 関連性のないものを集めて関連性を見出す作業というのは、抽象度の階段を上がらないとできません。この抽象度の階段を上がるという作業は、今のところ、人間にしかできないことのようです。

 認知科学の限界がまさにここにあると言えるかもしれません。人間にしかできないことを機械にもできると信じて、本質的な「フレーム問題」を避けて進んできてしまったのです。

 認知科学の「ファンクショナリズム」では、どのファンクション(関数)を使うかを先に人間が選んであげます。ファンクションを人間が選んだところから、人工知能の活動が始まるのです。

 結局は、人間の判断領域があって、その領域にまで人工知能は踏み込んではいません。

 ファンクションを選ぶというのは、単にファンクションを記述するという問題だけではありません。

 必要なファンクションがすべて記述されていたとしても、ある場面でどのファンクションを選択し、動かすべきかということまで問題にしなければなりません。そうでないと、R1D1R2D1のように、データを入力しておかなければ無理なのです。

 デネットら、認知科学に批判的な人たちは、「フレーム問題はロボット(人工知能)には解けない」と言っていましたが、認知科学者は「いや、そんなことはない」と言って、研究を続けてきました。

 しかし、結局、未だに解決できていないのです。

 引用終わり

 

 「フレーム問題」を抱える認知科学のパラダイム(functionalism)のことを、苫米地博士は“第0世代”と表現されています。

 その“第0世代”に対して、コーチングのベースとなる現在の苫米地理論は“第3世代”です。

 Q-335:何かいい仕事は? <vol.2;認知ホメオスタシス -前編(ワーク付き)-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32265870.html

 

 まずは“第2世代”までをしっかり感じる。そして、走りだしながら“第3世代”以降を考え続ける

 

 それが“今”のコーチにふさわしいブリーフだと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 もしも“第2世代”までがクリアなら、迷わずに「同時並行で他者へのコーチング活動を開始」して大丈夫!

 あとは走りながら考えていきましょう。同志とともに。

 

 *「“第2世代”まで」はこちら↓

 PM-01~:苫米地理論とは? ~抽象度と超情報場仮説(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12893266.html

 

Q-345につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

コーチングの基本概念は「クライアントとの一対一の関係の中でマインドの使い方を教えること」

 

 マインド等について「まずは感じられること」が重要ですが、それだけではNG

 「マインドの使い方を教える」ためには、しっかりと伝えられなければなりません。

 そのために、私はいつも「3つのコミュニケーション」を意識に上げています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 シンプルに表現すると、

1)ラポールを形成する = Healing

2)情報場を最適化する = Logical Thinking

3)現状の外に飛びだす = Coaching

 

 詳しくは下記ブログ記事でどうぞ↓

 Q-241:毎日、無気力感に悩まされています 中編;3つのコミュニケーション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28329961.html

 

 

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 次回の開催は11/26(日)の予定です。10月下旬に御案内いたします。

 

 

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-関連記事-

F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」(ワーク付き)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

F-260:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.4;「Connecting the dots~ゲシュタルト、フレーム、スクリプト~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29738652.html

F-261~2:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.5~6;ゲシュタルトの再構築とフレームワーク>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29803282.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29847568.html

L-11720219月シークレットレクチャー -05;“劇薬”を使いこなすために心がけるべきこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32164366.html

 

 

認知科学への招待

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F-310:映画のおもしろさって何だろう? ~Indy 5」の評価が割れた理由を考える~ vol.7;ゴール×抽象度×ゲシュタルト=〇〇〇〇>

 

 今夏(2023年)、映画「インディ・ジョーンズ」の第5作(Indiana Jones and the Dial of Destiny)が公開されました。

 第1作「Raiders of the Lost Ark」が公開されたのは1981年。42年分の記憶とともに楽しまれた方も多いのではないでしょうか?

(私の場合、「少年←思春期←学生←医師←コーチ」を濃縮した感覚でした)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 今作は(前作もw)評価が真っ二つに割れたようです。「最高級におもしろかった」と「とても退屈だった」といった感じに。皆さんはどうでしょう?

 

 ところで、私の元にはこのような御意見が届きました。「子どもの頃は『インディになりたい』と思うくらい好きだったのに、全然楽しめなかった」。

 

 その理由を推測しながら、“おもしろい”について考えてみました。

 Q-281~:ドーパミン分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422146.html

 

 vol.1;臨場感① -洗脳を知るうえで必要な三つの概念

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 vol.2;臨場感② -ゴール達成の秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 vol.3;臨場感③ -「ゴール達成の秘訣」の秘密

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 vol.4;コンフォートゾーン① -light side

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32279767.html

 vol.5;コンフォートゾーン② -dark side

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32330077.html

 vol.6;抽象度+α

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32379335.html

 vol.7;ゴール×抽象度×ゲシュタルト=〇〇〇〇

 

 

 私は、シリーズものの大作映画の評価が真っ二つに割れる理由を、このように分析しています。

  “変化”がCZ内にギリギリ留まれば →「最高級におもしろかった」

“変化”がCZを飛び出せば(=大きな変化)→「とても退屈だった」

 

 もちろん、これは一般人にとっての話。限定合理性が働き、現状がCZComfort Zone)となっていることが前提での因果関係です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

「現状にNoを突きつける」というコーチングマインドを持つ者にとっては、因果はまったく反対。コーチングを実践し続ければ、

  “変化”がCZ内にギリギリ留まれば →「とても退屈だった」

“変化”がCZを飛び出せば(=大きな変化)→「最高級におもしろかった」

 となります。

 

 では、コーチングマインドを持つ皆さんに質問です。

 

 予想外の大きなサプライズで驚けば、“おもしろい”といえるのでしょうか?

CZを大きくゆさぶりさえすれば(飛び出しさえすれば)、本当に“おもしろい”のでしょうか?

 

 

 前回(F-309/vol.6)は、映画Mission: Impossible」や「Rambo」を取り上げながら、上記問いに対する答えを考えました。

 

記憶により作られた強力な“現状というCZ”を破壊し飛び出すこと自体はコーチングマインドといえます。大事なのはその飛び出す方向性です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 その方向性とは、「より高次の抽象度次元に向かう」というもの!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そして、その方向性を決めるのが「ゴール」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールのポイントは、1)心から望むもので、2)自分中心を捨て去りながら、3)現状の外に設定する。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 「2)自分中心を捨て去りながら」というのは、「部分関数としての自我を拡張しながら」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

それは「どこまでを自分と感じられるか?」という挑戦であり、「自と他の区別をなくしていく」という無分別の実践です。

Q-239:気楽に生きたいのですが 後編;宇宙を理解した上で“自分”を定義しなおす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28268393.html

 

 ゴールに向かう強烈な意思が、過去の記憶でつくられた“自分”という硬い殻(限界)を打ち破ります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 その度に抽象度が上がり、新たなゲシュタルトがつくられます。そう、まったく新しいゲシュタルトが。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

 ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら、新しいゲシュタルトをつくり続ける

 

 

 映画を縁に、そのような深い変性意識状態を体験することができます。さらには、その意識状態を体現することができるようになります。前回引用文中の黒澤明監督のように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 *「深い変性意識状態を体験・体現」をブーストする「Rゆらぎ」はこちら↓

 L-11420219月シークレット… -02;夢=w1=高次の抽象度空間にひろがる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32099568.html

 

 ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら、新しいゲシュタルトをつくり続ける」という深い変性意識状態を体験・体現する

 …それが私の“おもしろい”!

 

 では、最後に問題。

 なぜ「ゴール×抽象度×ゲシュタルト」という意識状態の体験・体現は“おもしろい”のでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「思考停止という病」(KADOKAWAp79)から引用します。“おもしろい”の源にある巨大で強大な力を感じながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

問題意識が思考を動かす

 チャイティンは生命現象をランダムウォークとヒルクライミングと言いました。

 私の言葉で言えば、ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けることです。

 ランダムにせよ、意思の力にせよ、現状から抜け出すことが、大切になります。それが思考停止しない生き方です。

 そうやって自分の頭で考えるためには、まず変化していくこと。つまり、現状の外に出ていくためには、スコトーマを外す必要があります。

 今現在のスコトーマが維持されるということは、現状維持で、他の選択肢が見えないことを意味します。

 

 スコトーマを外す方法は、様々ありますが、ひとつは「スコトーマがあることを認識すること」です。

 もう少し簡単に言えば、問題意識を持つということです。

 そもそも、なぜ人は思考をやめるかというと、「問題がない」と思うからです。

 

 「いまのままでいい」

 「私は間違っていない」

 

 いまのままで問題がないということは現状維持でいいわけです。現状維持でいいなら、何も考えることがありません。

 考えるということは、何かを解決したり、新たに意思決定をしたりする必要があるわけです。現状がまずい状況だったり、問題があったりするから、人は考えるわけです。

 ひとつ例を挙げましょう。

 以前、元日産のエンジニアでカルロス・ゴーン氏から「ミスターGTR」と呼ばれていたGTR開発者であり、友人でもある水野和敏氏から聞いた話です。スポーツカー開発の「ノーマル」に車重は軽ければ軽い方が良いというのがあります。彼は「それはどこかおかしい」という視点でGTRを開発しました。

 

 問題があると思うか思わないかは、スコトーマの原理。

 スコトーマの大前提は、知識があるかないかどうかです。スコトーマが生まれる最大の理由は、無知によるものです。

 つまり、知識がないからスコトーマがあるのです。

 知識がなければ、そのことに疑いを持ちません。

 引用終わり

 

 

チャイティンは生命現象をランダムウォークとヒルクライミングと言いました。

 私の言葉で言えば、ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けることです

 

 「ゴール×抽象度×ゲシュタルト」という意識状態の体験・体現が“おもしろい”のは、それが生命現象そのものだから。

 L-11920219月シークレット… -07;人間だから持つことができる強大な生命力

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32215001.html

 

 そのような大切なこと(アンカー)を思い出させてくれる映画(トリガー)が、私にとっての“おもしろい”映画です。

 F-158:無我夢中 <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 

 以上が私の考察です。

 “おもしろい”御意見w をありがとうございました。

 F-055:おもしろき こともなき世を おもしろく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12931592.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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F-041:桂歌丸さんが最後まで危惧していた「笑えない笑点」

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L-08720213月シークレットレクチャー -10;言葉を使わずに臨場感を高める“秘技”

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30239571.html

 

 

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Q-341「あなたは食べた物でできている」という言葉は間違っている? <後編;イマジネーションの限界を超えたところに

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

3回にわけて回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q過去未来という時間の概念は一神教的な考えだと思います。

未来過去という考え方は分析哲学の結論であり、苫米地博士が採用している考え方だと理解しています。

「未来、今、過去は同時に存在している」という考えはアインシュタインであり、物理学の結論だと思っています。

そこで質問なのですが、よく「あなたは食べた物からできている」という言葉があると思います。これは過去の積み上げ方式の考え方によるものだと思います。この言葉は間違っているのでしょうか?

「添加物が入った食べた物で、病気になるから気を付けてね」という文脈で使われる言葉ですが、間違いなのでしょうか?

間違いではないような気もするのですが、物理空間の方が臨場感が高いから、結果として「身体が食べた物で作られている」と思っているだけなのでしょうか?

そう考えると気功や加持祈祷で書き換えられる理由も分かるような気がしますが、かといって暴飲暴食はダメなような気もします これも思い込みなのでしょうか?

暴飲暴食かはゴールが決めるのだと思いますが、そう考えると、もう何が何だか分からなくなってしまいました。そこでどのようにこの疑問にアプローチすればいいのか分からず、質問させて頂きました。

 

 前編;スコトーマ×時間×中観

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32365388.html

 中編;時間栄養学と精神栄養学

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32399243.html

 後編;イマジネーションの限界を超えたところに

 

A3コーチングに寄せて言い直すと、「中観」とは、抽象度の高い世界できちんと行きたい(生きたい)ゴールの世界があって(さらには更新し続けて)、物理的な抽象度(物理的現実世界)においてもゴール実現のためになんらかの具体的行動を続けている状態

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 *「中観」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 この“抽象度という視点”はとても重要。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

それがないと肝心なことが認識できません。スコトーマが外れないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「あなたは食べた物からできている」を物理空間に限定して考えることは、決して間違いとはいえないでしょう。それは「時間栄養学」と同様の話です。

 しかしながら、「添加物が入った食べた物で、病気になるから気を付けてね」を物理空間に限定してしまうのは完全な誤りです。それは「精神栄養学」を物理空間だけで考えることができないのと同じ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

その理由がわかったなら、「縁起の理解を深める」という言葉の真意を感じてください。鍵は「双方向性」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 前回(Q-340)、「毒矢のたとえ」を紹介しました。それは弟子からの「死後の世界はあるのでしょうか?」という質問に対する釈迦の回答です。

釈迦が弟子に伝えたのは、「あの世や霊があるかないか考えるのはムダ」「大事なのはこの世で苦しみを解決することであり、そのために修行をせよ」ということ。つまり、

 

この世での悩み苦しみを解決することが縁起という悟りであり、縁起の実践が生きるということ

 

 よって、「縁起の理解を深める」とは、「今はまだ気づいてさえいない課題を解決し、しっかり生ききる」ということのはず。その鍵が「双方向性」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 「縁起」とは、因縁生起のことで、「縁」によって「起」こると書きます。

 世の中には完全に独立して“個”として成り立つものは存在せず、必ず他との関係性によって成り立っています。つまり、「関係により存在が成り立つ」。それが縁起の思想です。

 Q-204~:「縁起」と「因果」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

 

 私たちは何かとの関係性でしか“自分”を定義することができません。時間や空間、もちろん「食べた物」も含め、いろんなもの(こと)との関係の中に“自分”は組み込まれています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 世界は、網の目のような因果関係を結びながら“自分”というものを形作っている存在がたくさん集まってできている

 

 このような世界と“自分”との関係性が「縁起」です。

 

では、世界と“自分”の境界はどこにあるのでしょうか?

食べた物」を含むあらゆるもの(こと)と“自分”との関係とは?

世界と“自分”とコーチングとの関係は?

 

以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 -今こそ、「縁起人」として生きろ。」(TAC出版)より引用します。繰り返しますが、鍵は「双方向性」です。

 

 

コーチング自体が、釈迦の縁起そのもの

 私はコーチング自体が、釈迦の縁起そのものだと思っています。

 なぜかというと、コーチングはマインドの使い方がもっとも大事だからです。

 正しいコーチングの見方とは、人が抱える問題点が、構造的・物理的なものであると分析されたとしても、それもすべて人間の心、マインドの問題だと捉えることです。

 この視点はとても大事です。

 この視点がなく、すべての問題の原因はマインドにあると捉えることができないと、コーチはコーチングできているとはいえません。

 

 縁起の考え方は、「この世のすべては自分の心が生み出している」ということです。それは、コーチングの「すべてはマインド次第」という考えと一緒です。

 そもそもコーチングのもとになる教えは西洋で生まれてきた概念ですが、内容の本質は仏教です。なぜなら、ルー・タイスはキリスト教徒ですが、大乗仏教とキリスト教は、ほとんど同じ考え方だからです。その理由については、私が今までさまざまな宗教の本で説明してきたので、ここでは割愛いたします。

 そういった事情を鑑みると、コーチングが釈迦の縁起と密接な関係があるというのは、不思議なことでもありません。

 また、ルー・タイスの言葉に「すべての変化はマインドで起きて外に広がる」というものがあります。

 必ずゴールが達成できるという確信をクライアントに埋め込んであげることがコーチの役割ですが、それはマインドの使い方にかかっています。

 それがゴールが縁起に関わる、コーチが縁起に関わるということです。

 確信が高いものが実際に起きるのが、この世の縁起のカラクリです。縁起は外に広がっていくので、常に確信していることが重要なのです。

 

 つまり、確信度が高いほど、変化が生じるわけですから、人間関係で悩む方も、もう悩まないと確信し、自分が幸せになるため、よい人間関係を作ることがイメージできれば、そこからすべてが始まるのです。

 

 ちなみに、マインドとはわれわれのイマジネーションが入るもののことなので、イマジネーションの限界が我々の限界ともいえます。でも、その限界を超越したところに、本当の変革があり、幸せがもたらされるのです。

 

 このように、マインドをうまく使う方法を知ることが、レベルの高い縁起人になることとともに、良好な人間関係の構築を後押しするというわけです。

 引用終わり

 

 

コーチング自体が、釈迦の縁起そのもの

 正しいコーチングの見方とは、人が抱える問題点が、構造的・物理的なものであると分析されたとしても、それもすべて人間の心、マインドの問題だと捉えること

 

 「構造的・物理的なものも、すべてマインド(の問題)」を苫米地理論で言い換えると、「物理空間を包摂するような情報空間(超次元空間)が存在し、情報空間の因果が物理空間に写像される」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 そう、第2世代「超情報場理論」!

超情報場の理を体感を持って理解することできると、「すべてはマインド次第」であり、「すべての変化はマインドで起きて外に広がる」ことが納得できるはず。すると、自ずと答えはわかるのでは

 

 Q世界と“自分”とコーチングとの関係は?

 A:世界(w1)を書き換え、結果として“自分(関数p)”を書き換えるのがコーチング

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 Q食べた物」を含むあらゆるもの(こと)と“自分”との関係とは?

 A:世界(w1)と“自分(関数p)”は本質的に同じもの。すべて自身の心が生みだしている。もちろん、食べた物」を含むあらゆるもの(こと)と“自分”も同じ。同じものの抽象度の違い

 L-00320201月シークレットレクチャー -03~4;身体と心は○○○○

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 Q世界と“自分”の境界はどこにあるのか?

 Aマインドとはわれわれのイマジネーションが入るもののことなので、イマジネーションの限界が我々の限界。イマジネーションの限界が世界と“自分”との境界を生みだす

 L-09820217… -10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30699999.html

 

 

 おそらく、まだスッキリとはしていないでしょうw

でも、大丈夫。今はまだ「ゲシュタルトの構築段階」だから。そんなときはしっかりリラックスして、ゴールをイメージしましょう。気楽にw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ゴール側から考える感覚はとても大切。

 その理由は「ゴールが先、認識は後」だからですが、他にも重要な理由があります。

 Q-030:「ゴールが先、認識が後」とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

 そう、「抽象度が上がる」。

 ゴールは 1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外に設定するもの。「2)自分中心を捨て去る」とは、部分関数としての“自分”の定義を拡張していくこと。

よって、ゴールを設定(更新)するたびに、抽象度が上がっていきます。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 それはゴール設定を縁に新たな世界(w1)が生まれ、ゴールに向かう過程で“自分(関数p)”というゲシュタルトが大きくなっていく(connect the dots)ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 そのたびに「双方向性」のつながりがクリアになり、「アプローチ」は明瞭になっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

その先に待つのは、「本当の変革があり、幸せがもたらされる未来」。私の感覚で言い換えると“無敵”です。

 PM-01-18~20:“無敵”の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

 以上、私の回答です。

 ますます「何が何だか分からなく」なってしまったかもしれませんが、〇〇さんなら必ず理解できます。“スッキリしたクリアな世界”をお楽しみに。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

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 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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F-242:鉄は熱いうちに打て

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Q-271~:現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね ~綸言汗の如し~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421412.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを解決する旅」をはじめよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 


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Q-335:何かいい仕事はありませんか? <vol.2;認知ホメオスタシス -前編(ワーク付き)-

 

ある医療法人にて、管理職のポジションにいるベテラン職員からこのような相談を受けました。

 

 何かいい仕事はありませんか?

 

 何かいい仕事」を探し求めるというのは、「まったく間違っており、成果が望めない方法」です。

 まず取り組むべきことはゴール設定。「いまのあなたからは想像もつかないくらいスケールの大きな目標、現状のままでは決して達成できない状態」を、ゴールとして設定することです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 自分の決めたゴールに向かって、「やりたいこと」だけをやりたいようにやっていける人が、仕事ができるようになって、成功する

 その時に取り組んでいる仕事は、必ず「いい仕事」!

 

 何かいい仕事はありませんか?」という言葉を生みだしたマインドが抱える課題(case)と、その解決(plan)について考察します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 vol.1;すべての仕事がやりたいことに変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32250926.html

 vol.2;認知ホメオスタシス -前編(ワーク付き)-

 

 

 先日(202387日)、認知科学者 苫米地英人博士が、出演されている「バラいろダンディ」(TOKYO MX)内で講義をされました。タイトルは「熱中症発生のメカニズムを理解して猛暑を乗り切ろう!」。

 未視聴の方は、まずは講義動画を御確認ください。こちらからどうぞ↓

 熱中症発生のメカニズムを理解して猛暑を乗り切ろう! Dr.苫米地 (2023年8月7日) - YouTube

 

 熱中症とは、「高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態」のこと。厚生労働省の「熱中症予防のための情報・資料サイト」には、「熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう」と書かれています↓

 熱中症予防のための情報・資料サイト | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

 「熱中症について正しい知識を身につける」ことは、とっても重要。ここで注意するべきは、「正しい知識」の「知識」は情報とは異なる ということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31263124.html

 

情報とは、「一定の文脈で意味を持つもの」を指す概念です。あらゆるものがそうなりえます。宇宙はそもそも情報なのだから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

そのような情報に対して、知識とは、「大量の情報をもとに構築された概念の塊」であり、「全体性をもったまとまりのある構造」のこと。そう、ゲシュタルトです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

ちなみに、知識が増えるとは「概念の数が増える」ことをいいます。その増えた概念の塊が、1つ上の抽象度次元でさらに大きな一塊の概念となっていくと、理解が深まります。ジョブス風に表現すると「connect the dots = 頭がよくなる」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

*抽象度はこちら↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 「正しい知識」の「知識」は情報とは異なる という言葉中の「正しい」とは、「絶対的に正しい」「未来永劫にわたって正しい」という意味ではありません。情報次元であれ、物理次元であれ、必ず不完全性が働きます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 では、何が「正しい」を決めるのでしょう?

 

 コーチとしての答えは「ゴール」。ゴールが生みだす世界観(ゲシュタルトまたはコンフォートゾーン =一人一宇宙)が、“かりそめの正しさ”を生みだします。本当は。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 現代社会において「(より多くの人にとって)正しい」を生みだすのは、論理的思考をベースとした議論のはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 *「論理的思考をベースにした議論」について、詳しくはこちら↓

 S-01~:よりよい“議論”のために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

 ところが、実際の「正しい」は、声の大きさ(権力)や洗脳度(深さ・多さ)で決まっています。“ワクチン”がいい例です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 この厳しい状況において、とくに重要な意味を持つワークを紹介します。connect the dots = 頭がよくなる」を体感するワークです。ぜひともスコトーマを外し、覚醒してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 

 <ワーク> 「connect the dots = 頭がよくなる」を体感する

 

 1)環境省の熱中症予防サイトには、「熱中症の基礎知識」として3つの要因が掲げられています。「環境」「からだ」「行動」です。まずは、その3つを確認してください。

 

熱中症を引き起こす3つの要因

環境省HP「熱中症予防サイト」より引用

環境省熱中症予防情報サイト 熱中症の予防方法と対処方法 (env.go.jp)

 

 

 23つの要因(環境・からだ・行動)を確認したら、下記文章をお読みください。おなじみの「新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版」(Club Tomabechi)の付録②からの引用です。

キーワードは“世代”。「第0世代」と苫米地理論の「第1世代」「第2世代」「第3世代」というdotsconnectする(=ゲシュタルトを統合する)感覚で、ゆっくりと読み進めてください。

 

 

苫米地理論の3つのパラダイム

 私がアメリカの大学で研究していたころに発見したのが、「サイバーホメオスタシス仮説」です。認知科学の限界を見据えて作った第二世代の苫米地理論が「超情報場仮説」です。そして今回の「生命素粒子仮説」が第三世代の理論となります。

 

1.    サイバーホメオスタシス(CH)仮説

2.    超情報場仮説

3.    生命素粒子仮説

 

 第一世代の苫米地理論が「サイバーホメオスタシス仮説」であり、第二世代が「超情報場仮説」であり、最新の第三世代理論が「生命素粒子仮説」と言えます。では現代の大勢を占めるパラダイムは何かといえば、第一世代以前と言えます。強いて言うならば第0世代ともいうべきものです。

 物理宇宙が存在し、頭の中に情報空間があると思っているのが第0世代であり、現代のパラダイムです。時間が過去から未来へと流れており、過去の行動によって未来が決まっているという決定論に縛られています。

 いくつもの未来があることを知らず、現状の外に抜け出ることを夢見ることすらできないのが、現代のパラダイムです。目の前の現実以外を信じることができず、その奥にある不思議な世界を知らないのです。

 その悪夢から抜け出すことが、第一の転生となります。

 引用終わり(つづきは「新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版」でどうぞ)

 

 

 3)「苫米地理論の3つのパラダイム」を意識に上げながら、博士の「熱中症」の講義を再度視聴してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 逆腹式呼吸でリラックスを深めながら、「生体ホメオスタシス」と「認知ホメオスタシス」という“2種類のホメオスタシス(生体恒常性)”をイメージしてみましょう。

五感をフルに使って、しっかり感じてください。Feel

 F-217:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <1st. Step;「どうせ私なんか」と思った時は

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27570183.html

 

 

生体ホメオスタシスの働き

認知ホメオスタシスの働き

「バラいろダンディ」(TOKYO MX202387日放送回より引用)

熱中症発生のメカニズムを理解して猛暑を乗り切ろう! Dr.苫米地 (2023年8月7日) - YouTube

 

 

 4)「苫米地理論の3つのパラダイム」を意識に上げて「生体ホメオスタシス」と「認知ホメオスタシス」を五感で感じながら、再度環境省の熱中症予防サイトにある「熱中症」の3つの要因(環境・からだ・行動)を確認してください。

環境省熱中症予防情報サイト 熱中症の予防方法と対処方法 (env.go.jp)

 

きっと違和感を感じるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 もしも違和感を感じたなら、リラックスを深めながら、その違和感を立体的にひろげていきましょう。

 (ヒント:「環境」「からだ」「行動」を抽象度という軸で並べなおす感じ)

 

 

 “気楽”にどうぞw

 F-104:気楽

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

Q-336につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記-

 熱中症とは、「高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態」のこと。そのときは体温が上昇しますが、それを医療現場では「発熱」とは呼びません。ご存じでしたか?

 

 熱中症によって体温が上昇した状態は「高体温」です。

 

「発熱」と「高体温」 …2つの概念を分けるのがホメオスタシスの働き。前者ではホメオスタシスが機能しており、後者ではホメオスタシスが機能していません。

 

 詳しく説明すると、「発熱」は感染症などに対応するために体温を高めにリセットした結果として起こります。つまり、再設定した高めの体温を維持するためにホメオスタシスがしっかり働いている状態。

 (「感染症などに対応するために体温を高めにリセット」自体が、「生きながらえる」ためのホメオスタシス機能といえます)

 

 一方、「高体温」は体温設定自体は変更がないのに、「環境」「からだ」「行動」といった要因により適切な体温が維持できない状態。つまり、ホメオスタシスが十分には働いていない状態です。

 

 だから医療現場では、「発熱」と「高体温」をしっかり区別し、それぞれに応じて対処します。

 (区別と差別の違いは? はっきりしない方はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

ただし、多くの人(の無意識)にとって、そのホメオスタシスとは「生体ホメオスタシス」のはず。

 

もしも視点が物理空間に限定されたままなのであれば、つまり「生体ホメオスタシス」だけしか考えられないのであれば、その思考は「第0世代」といえます。

(つづきはQ-337/vol.4の「本文」で)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は9/24(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32237668.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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