苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:ゲシュタルト

F-213:仕事楽しみですか? ~want toが非難される社会~ <中編:営業・マーケティング・ブランディング>

 

 先日、興味深い出来事が報道されました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 東京 JR品川駅のコンコースに掲載されたメッセージ広告に対して「不快」「社畜回廊」「ディストピア」「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの批判が相次ぎ、わずか1日(2021104日)で取り下げることになったというもの。

人材育成などの事業を手掛ける広告主(アルファドライブ)は、広告を取り下げただけでなく、謝罪まで行いました。

 

 その広告とは、「今日の仕事は楽しみですか。

 

この出来事を、前編(F-212)は「モチベーション・自由・ゴール」の観点で、中編(F-213)は「営業・マーケティング・ブランディング」の観点で考察します。後編(F-214)ではさらに踏み込み、社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案を行います。

 

前編:モチベーション・自由・ゴール

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27291839.html

中編:営業・マーケティング・ブランディング

 

 今回は「営業・マーケティング・ブランディング」がテーマ。まずはコーチの活動を例に、それぞれの概念を確認してみましょう。

 

 コーチは、じつは、「営業」をしません。ここでいう営業とは「売り込み」のこと。「私があなたのコーチングをします」「コーチングを受けてみませんか?」という類のものです。

 営業をしない理由のひとつは、「push-push back」が働くから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882703.html

 

 とくに初対面の時にコーチングがお金や損得の話と紐づいてしまうと、ゴール側からブリーフを書き換えて潜在能力を発揮していくことが困難になりかねません。そのリスクを回避するために、コーチは営業を行いません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 同じ理由で、家族や友人、職場の仲間などに対するコーチングは避けるべき。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 

 コーチングを学び、実践する過程で、私はそのリスクを身をもって体験しました。

 PM-06~:第六章(職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題)目次

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 コーチは営業はしない

 

 しかしながら、マーケティングはしっかり行います。マーケティングとは「スコトーマ外し」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 コーチングについて、コーチングと関係する様々な概念について、その根底にある認知科学や分析哲学の知見について、そして、すべてを包摂する苫米地理論について 知っていただくための活動が私にとってのマーケティングです。そのような思いを胸に、このブログを書いています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25349531.html

 

 結果として、苫米地式コーチング認定コーチである私の存在を知っていただくこともマーケティングの一部。その本質は「縁がつながること」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 ブランディングの核にあるべきは「生みだす付加価値」「提供する機能」というファクト(data)。その上で、その価値や機能がどのように認識されるかがブランド力になっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

価値や機能は物理空間上に限りません。むしろ、情報空間において圧倒的な差が開きます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

例としてコーチングはとてもわかりやすいと思いますが、私の感覚でいえば「どれだけwell-beingになったか?」というクライアント側の実感が付加価値。それは心(情報空間)における変化であり、コーチが提供した時間や単なる知識量のことではありません。

 *「well-being」についてはこちらをぞうぞ

 F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 「ファクトを前提にイメージを浸透させる」という意味では、マーケティングとブランディングは同じです。しかし、抽象度を下げると、発信者側(例:コーチ)に主体があるマーケティングに対して、ブランディングは受信者側(例:クライアント)の判断であるという違いがあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 営業とマーケティングとブランディング

 

 では、「今日の仕事は楽しみですか。」を、その3つの視点で考えてみましょう。

 

 この「今日の仕事は楽しみですか。」は営業にはなっていません。「誰が、誰に、何を売り込みたいのか?」がまったくわからないからです。その理由は「ゲシュタルトができていないから」と考えることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

全体像がわからないままでは、部分である「今日の仕事は楽しみですか。」が何を意味するのかがわかりません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 そこで、品川駅で表示された実際の広告映像を確認してみました

 

「出勤中のみなさま」 *1秒でスクロールアウト

 「今日の仕事は楽しみですか。」 *スライドイン後3秒でスクロールアウト

「今日の仕事が楽しみだと思える仕事が増えたら、この社会はもっと豊かになるはず」 *縦スクロール

「だからAlphaDrive/NewsPicksが新規事業の生まれる組織づくりをサポートします」 *縦スクロール

「ビジネスに衝動を。ビジネスに鼓動を」 *縦スクロール

 「AlphaDrive/NewsPicks」 *縦スクロール後センターで停止。全体で約15

 

 問題となった「今日の仕事は楽しみですか。」は、約3秒間のスクロール画像(実質的には1秒ほどの静止画)でした。それが切り取られて拡散し、炎上を引き起こしたのです。

 

 炎上した理由を調べていると、意外な原因に行き着きました。じつは、炎上のきっかけとなった切り取り写真の出どころは広告主(アルファドライブ)の代表取締役兼CEOのツイッターだったのです。

 おそらく品川駅にいる人々に向けた広告というよりも、広告の様子を撮影した写真を用いたSNSでの情報拡散によってインパクトを高め、ひろくスコトーマを外そうとしたのでしょう。

 

各種メディアで大きく取り上げられたのですから、「スコトーマ外し」という意味でマーケティングは成功です。事実、私は今回の騒動でアルファドライブという会社の存在を知りました。

 

 しかし、ブランディングとしては失敗といえるでしょう。多くの人々のイヤな情動記憶(アンカー)を引き出してしまったから(トリガー)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 実際のところ、「不快」「社畜回廊」「ディストピア」「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの批判が相次ぎ、わずか1日で謝罪と訂正・撤回が行なわれています。このように

 

 

アルファドライブ(広告掲載について)

AlphaDrive HPより引用

AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について | AlphaDrive/NewsPicks

 

 

 この「AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について」を読む限り、広告主は炎上した理由を理解していません。

 

問題(case)はもっと根深いところにあり、解決(plan)は意外に身近なところにあるはずです。次回、掘り下げます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

F-214につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

問題(case)はもっと根深いところにあり、解決(plan)は意外に身近なところにあるはずです

 

 認知科学者 苫米地英人博士の著書に「営業は『洗脳』 一瞬でお客を支配する禁断の営業術」(CYZO)という本があります。「問題と解決」をはるかに超える次元で学ぶことができます。

 

 

-関連記事-

F-031:「人間関係が嫌になった」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

営業は「洗脳」

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L-04820207月マネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)レポート -08;「疑問や難しかったことQA

 

 20207月、鹿児島県の医療法人で認知科学やコーチング理論を用いたマネジメント研修を行いました。タイトルは「『余裕』を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~」です。

 内容について紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変お待たせいたしました)

 

 01;イントロダクション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27054655.html

 02;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修1;ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27105005.html

 03;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修2;ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27142761.html

 04;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修3;ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27162802.html

 05;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修4;ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27201242.html

 06;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修5

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27221449.html

 07;「印象に残ったもの」QA

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27259023.html

 08;「疑問や難しかったことQA

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

アンケートでは理解度と満足度をそれぞれ10段階の目盛りで評価していただきました。これは医療現場でも疼痛の評価等に使われる方法で「VAS(バス、Visual Analog Scale)」と呼ばれています。

今回の研修は、理解度:6.161.910)、満足度:6.792.110)という結果でした。

 それでは御意見・御質問に回答いたします。「疑問や難しかったこと」です。

 

 

・言葉が難しいですが、自分なりの受けとらえでよいのでしょうか?

 

A:まずは「言葉が難しい」に回答し、このブログ記事の最後で「自分なりの受けとらえでよいのでしょうか?」について考察します。

 

スコトーマを思い出してください。「心理的な盲点」と訳されるスコトーマは、1)知識、2)重要性、3)役割 が関係します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そもそも知識がないと情報を認識することさえできません。知識があったとしても、重要性や役割がないと(合致していないと)スコトーマが外れず、やはり認識することはできません。

 

 しかしながら、私たちは、実際には知らない情報を知識化していくことができます。それが「学習」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

 では、なぜ私たちは、知識がないはずの情報を認識し、理解することができるのでしょうか?

 

 

・言葉の意味

 

A答えは「ゲシュタルト能力があるから」。ゲシュタルトとは「全体と部分の双方向性で成り立つ1つの統合的意味を持つまとまり」のこと。そのゲシュタルトが意味を決めます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 別々のゲシュタルト同士を組み合わせてより大きなゲシュタルトをつくると(connect the dots)、さらに意味がよくわかるようになります。ゲシュタルト統合能力=理解力です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 「ゲシュタルト統合」は、じつは、「抽象度を上げる」ことと同義です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

・全体的に難しい(用語など)

・いろいろと難しかったです

・専門用語がなかなか覚えられなかった

・専門用語をまず理解しないと入りにくいので、表のようにあるとわかりやすい

 

A:専門用語は「難しい」「なかなか覚えられない」「理解しないと入りにくい」はそのとおり。「」などにまとめて、繰り返し確認することは大切な工夫といえます。

 私のブログの「PM-02:苫米地理論における重要用語解説」は、表にはしていませんがw、繰り返し「わかりやすく」学んでいただくことを意図しています。活用してください↓

 PM-02~:第二章「苫米地理論における重要用語解説」目次

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12936581.html

 

 では、再び問題です。難しいものをどんどん覚えて理解していくために、もっとも大切なことは何でしょうか?

 

 

・全体的に少し難しく感じました。ネットで検索します

・意外と「自分がどうなりたいのか?」とか自分のゴールを考えると言葉がすぐにはでてこず難しかったです

・ゴール設定の3つのポイント(とくに3つ目の現状の外)

 

A答えは「ゴール」。

ネットで検索」するときは、まずは自分のゴールを明らかにしてください。ゴールは 1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外に設定する ものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「意外」と感じたのは正直な感想のはず。

しかしながら、実際には「自分がどうなりたいのか?」がわからない人ばかりです。ほとんどすべての人が「無人運転」、よくて「自動運転」のような状態のはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

これからは「何のために?」を常に意識に上げながら生活してください。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

それは強力な依存症対策にもなります。ぜひお子さんたちにも教えてあげてください。

F-082~:ダメ。ゼッタイ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_352303.html

 

 

・セミナーの内容はなんとなく理解できるが、実際の仕事面で活かすとなるとまだイメージが足りないです

 

A:繰り返しますが、最も重要なのは「ゴール」。イメージはゴールから生まれます。時間の流れを加味して述べると「ゴールが先、イメージが後」「ゴールが生みだす未来からイメージが流れてくる」という感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

・みんなでゴールを共有するのは難しいと思います。理念だけでなく、他にゴールを目指せるものがありますか?

・レジリエンス(が難しかった)

 

A:「ゴールが先、イメージが後」「ゴールが生みだす未来からイメージが流れてくる」

 

 その時、イメージの臨場感を高めてくれるのが、ゴールを共有した仲間の存在です。臨場感が高まれば高まるほど(V)、そのイメージは(I)現実化していきます(R)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 「ゴールを共有するのは難しい」と感じる時は、もっと抽象度を上げてください。みんなと一緒に。必ずどこかで共有できるはずです。

 私の経験を述べると、病院長時代は「老病死(+生で四苦)に苦しむ患者さんや家族のwell-beingのために、まずは職員自身がwell-beingでいることが必要」と考え、「各人がwell-beingを見いだし実現する」ためにコーチングをひろげようとしました。みんなの心に訴え続けたのは「誰でもwell-beingになれる」という事実と「みんなでwell-beingになろう」という願い。

 いつも向かい風でしたが、必ず達成できると信じていました。エフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 結局「だまし討ち」にあい排除されることになりましたが、結果的にもっと自由に「『well-beingを見いだし実現する』ためにコーチングをひろげる」ことができるようになりました。

「みんなでwell-beingになろう」という願いが生みだす縁起は、ありがたいことに、今も拡大し続けています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 *“向かい風”から学んだことはこちら↓

 PM-06~:第六章「職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題」目次

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 どうしても「ゴールを共有するのは難しい」と感じるときは、何らかのトラブルが発生するのを待ちましょうw

もしもトラブルが生じたなら、「余裕で解決し、前より良くなっている」というゴール側のイメージを共有してください。それがレジリエンスのはじまり。「危機(クライシス)」とは転換点のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

 

 レジリエンスについてはこちらをどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25697811.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25743784.html

 

 

・ストレスチェック制度、分析されても職場環境の改善には活かされていないのでは?

 

A:今回の研修ではストレスチェック制度の結果を分析し、「2つの“労働環境”改善が重要」という話をしました。「分析されても職場環境の改善には活かされていないのでは?」というコメントは、残念ながらスコトーマが外れていないことを示しています。

 ぜひ下記記事を再チェックし、紹介したワークに取り組んでください↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27142761.html

 

 

・テーマに沿った話ではなかった

 

A:私がこの研修を通じて理解していただきたかったことは、「すべてマインド次第」という事実。もちろん研修テーマであるマネジメントも「すべてマインド次第」です。それを一言で言うと「中観」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 具体的にゴール・モチベーション・スコトーマといった概念を解説した上で、ワークを紹介し、さらにレジリエンスと重ねました。

すべてマインドに係る重要な知識であり、マネジメントのど真ん中の話です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 それを「テーマに沿った話ではなかった」と感じることは自由ですが、そこにスコトーマが生じていることはしっかり自覚されてください。

「必ずスコトーマが生じえる(不完全性、ゼロトラスト)」、そして「ゴールの共有&コレクティブエフィカシーでスコトーマを外すことができる」というのが、まさに私がお伝えしたことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 

・言葉が難しいですが、自分なりの受けとらえでよいのでしょうか?

 

A:結論から述べると、必ず「それぞれ」であり、いつも「自分なり」 一人一宇宙です。だから同じ研修を受けたはずなのに、多種多様な感想が生まれます。

物理的現実世界とは、じつは、共同幻想にすぎません。それが認知科学や物理学が導きだした答えです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823843.html

 

 そして、その「一宇宙」や「共同幻想」には必ずスコトーマが生じています。

 

 だからこそ、「ゴールの共有&コレクティブエフィカシーでスコトーマを外す」というマネジメントが重要であるといえます。詳しくはこちらをどうぞ↓

 F-078~:ヘンリー・フォードの教え

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_342433.html

 

あなたができると思おうが思うまいが、どちらにしてもあなたは正しい

Whether you believe you can do a thing or not, you are right.

 

フォード・モーターの創設者 ヘンリー・フォード(18631947年)

  

L-049につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

「ネットで検索」するときは、まずは自分のゴールを明らかにしてください

 

 認知科学者 苫米地英人博士の言葉を紹介します。詳しくは博士の著書「その検索はやめなさい」(主婦と生活社)をお読みください。

 

 情報と情報がどうつながっているか? その関連性を探ることが「検索」

 

 

-追記2

 どうしても「ゴールを共有するのは難しい」と感じるときは、何らかのトラブルが発生するのを待ちましょうw もしもトラブルが生じたなら、「余裕で解決し、前より良くなっている」というゴール側のイメージを共有してください

 

 詳しくはこちらをどうぞ↓

 S-03-12A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -中編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21033212.html

 

 

-関連記事-

F-010:先にゴールがあり、その結果として健康になる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882140.html

F-031:「人間関係が嫌になった」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

F-037:「もうおねがい ゆるしてください」~心の傷はやがて脳の傷になってしまうという科学的事実~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10114934.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

F-048Before ACT-FAST

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11822808.html

F-059:虐待で残る「分子の痕跡」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523096.html

F-075Preventable Trauma Death

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15833962.html

F-195:新たな概念「PPPD」の考察

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26301730.html

 

 

-告知-

 コーチングを応用した研修に御興味のある方々は、下記連絡先(メール)に御連絡ください。みんなでエフィカシーを高めあう、明るくあたたかい未来をぜひ手に入れてください。

 (現在は主にオンラインで研修を行っています)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 連絡先(メール):coachfor.m2@gmail.com

 

その検索はやめなさい(Kindle)

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Q-214:「ラベリングを夢の中でも行う」ことの意味 <後編:「心から望む人生を生き、安らかな気持ちで永遠の自由を迎える」ために>

 

 今年(2021年)、新たな取り組みとしてオンラインセミナーをはじめました。

 I-0492021年度コーチング活動についてのお知らせ <第3報:オンラインセミナー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 前々回のセミナー(210808)のテーマは「夢をかなえる方程式 I×V=R」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 セミナー中、関連するワーク「ラベリング」を紹介しました。

 (ラベリングはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

そのラベリングについて、御質問をいただきました。ありがとうございます。

質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

  

Q他では、「ラベリング」の話も、早速実践しています。他の本にもあったかと思うのですが、認識に上がってきませんでした。夢の中でもラベリングするようになるというお話も興味深かったです。夢の中で見るくらい自分にとって普通であるという意図だったのか、コーチは見る夢さえもコントロールしているという意図だったかはわかりませんが、ワークを疎かにせず、コツコツ取り組んでいこうと思いました。

 

<前編:臨場感という架け橋>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26987122.html

<後編:「心から望む人生を生き、安らかな気持ちで永遠の自由を迎える」ために>

 

A:セミナーの中で、私は「夢の中でもラベリングをしている」ことを話しました。

前回は「夢の中で見るくらい自分にとって普通である」という意味であることを前提に、コンフォートゾーンやブリーフシステム、ゲシュタルトと関連付けて書きました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 *ゲシュタルトについてはこちら↓(「ゲシュタルトを大きくすること」やその意味についてもぜひ体感されてください)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

  

 今回は「コーチは見る夢さえもコントロールしている」について。

セミナーは守秘義務なしのオープンセミナーだったため、「夜眠っているときに見ている夢」という意味で「夢」という言葉を使いました。

じつは「コーチは見る夢をコントロールしている」はそのとおり。今回はコーチング実践者向けに、もう一歩踏み込んでお話しします。

 

 ところで、映画監督 スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg1946年~)が「夢」について語ったこんな言葉をご存じでしょうか?

 

 

I don’t dream at night, I dream all day. I dream for a living.

 

 私は夜寝ているときに夢を見ているのではない。一日中夢を見ている。生きるために夢を見ている(生きる糧として夢を見ている)

 


スティーヴン・スピルバーグ(Wikipedia)

Steven Spielberg(2017年)

Wikipediaより引用


 

 I×V=R」はコーチングにおいてとても重要な「夢をかなえる方程式」です。

それはマインド(脳と心)の研究で明らかになった科学的事実。「I」はイメージまたはイマジネーション、「VVividness)」は鮮明さ(臨場感)、そして「RReality)」は“現実”のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 「目の前の“現実”は最も臨場感の高いイメージである」ことを示すこの方程式は、「すべて情報であり、夢と現実は差がない」ことを教えてくれます。それは「すべてが情報空間上の存在や出来事である」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 私たちの意識は、通常、情報空間を情報量の大小(抽象度)で並べた場合の最下層(物理空間)に囚われています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 さらに、マナーやルールなどの決まり事や常識という社会のモノサシ、他人の視点、不安・恐怖といった情動など、複雑に絡みあう束縛によって心身ともすっかりロックされています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

まるで鎖でつなぎ留められているかのように

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

それは完全な自由を奪われている状態

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 眠っているときの深い変性意識は、そんな“現実”から私たちを覚醒させてくれます。つまり、“現実”こそが夢。しかも、他人や社会によりつくられた夢です。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 その“現実”という夢を、自身の自由意思により、未来側からつくりなおしていくことがコーチングです。ゴール設定により新たな夢をつくりあげ、エフィカシーとともに現実化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 だから「コーチは見る夢さえもコントロールしている

 

 

 以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「ドクター苫米地の新・福音書 -禁断の自己改造プログラム」(講談社、開拓社から再販)より引用します。すこし長くなりますが、「プロローグ」の完全引用です。

 自身が後悔しないために、そして縁ある人々を後悔させないために、博士の思いを受け取ってください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

 引用開始

プロローグ 一生分の後悔に苦しみながら死ぬ、そんな人生を望みますか?

 まず、質問です。

 「あなたは夜寝ているとき、夢のなかで思い切り後悔することがありませんか?」

 「どういうわけか、何となく寝覚めの悪い朝を迎えることがありませんか?」

 ほぼ全員、「イエス」だと推測します。頻度の差はあるにしても、誰もが「夜寝ているときに突然、不幸感に襲われる」ような経験をしているはずです。

 なぜでしょう? それは、自分の本意ではない「奴隷の人生」を生きているからです。

 私が言う「奴隷の人生」とは、「他人または社会の価値観に基づいて理想を追求し、それに沿ってつくりあげた人生」のことです。そこに、自分自身はありません。自分の価値観や自分が心から望む理想は置き去りにされています。ただひたすら、他人や社会の思惑通りに生きることが幸せだと思い込んでいるだけ。だから、「奴隷の人生」だというのです。

 起きて活動している間は社会的催眠にかかり、いわば洗脳されている状態。「奴隷の幸せ」で満足していられます。しかし、睡眠という深い催眠下ではその洗脳の殻を破るようにして本当の自分が顔を出し、思い通りに生きられない不幸を嘆き始めます。

 社会的催眠にかかっているときは安心して幸せでいられても、その催眠は睡眠という深い催眠には勝てません。寝ているときは、社会的催眠は覚めているのです。だから、夜寝ているときに突然、不幸感に襲われるのです。

 たとえば、自分はサラリーマンになりたくないのに、親の意向で就職させられた人は、とくに不満なくつつがなく、毎月給料をもらって仕事をこなしているつもりでも、夢のなかで「しまった……」と後悔しているわけです。

 また、お金に目がくらんで愛のない結婚をした人は、どれほど贅沢な暮らしを楽しんでいても、夢のなかでやはり「選択を間違えた……」と唇を噛んでいるのです。

 さらに困ったことに、たとえ、イヤな夢にうなされたり、寝覚めが悪くて気分が不快だったりしても、目が覚めてしばらくすればすぐに昨日と同じ洗脳状態に戻り、そのまま何となく一日が始まってしまうのです。

 もし、あなたが夢の中で思い切り後悔したり、何となく目覚めの悪い朝を迎えたりすることが多いようなら、それは「奴隷の人生」を生きている証拠です。と同時に、あなたが願う「なりたい自分」「叶えたい夢」「手に入れたい幸せ」は十中八九、奴隷の頭で発想されたもの。気づかぬうちに他人や社会の奴隷になっているあなたは、自分の本当の思いを引き出せていない可能性が高いのです。

 そこで、警告をひとつ。

 「奴隷の人生に甘んじていると、死ぬときに後悔しますよ」-

 私のこんな言葉を耳にすると、奴隷たちの多くは「あとは死ぬだけだというときに、いくら後悔したってかまわないさ」とうそぶきます。そういうところがまた、奴隷の奴隷たるゆえん。死ぬときに後悔することがどれほど怖いかをご存じないのでしょう。

 「奴隷の幸せ」が寝ている間には通用しないのと同じことが、死の直前に訪れる「強烈な睡眠」時にも当てはまります。死の直前の強烈な睡眠では、すべての社会的洗脳は解けるでしょう。どんな深い催眠よりも死の眠りは深いからです。

 よく「死を間近にすると、さまざまな思い出が走馬灯のように浮かぶ」なんて言われますよね? あれは、短い間に脳が超並列的に動いて、すべての記憶が怒涛の如く一気にあふれだしてくるからです。

 ただし、「短い間」といっても、看取る側の人間にとって短く感じられるだけのこと。死んでいく本人にとっては、とてつもなく長い体感的時間です。というより、脳が壊れて、時間の概念が崩れていくので、内省的には死の時間は永遠に訪れないも同然なのだと考えられます。

 たとえるならそれは、永遠に軸につかない接線のようなもの。すぐそこにある死のホライズンになかなか辿り着けないわけです。臨死体験をした人の中には、一生分の長い長い後悔をしてこの世に戻ってくる人もいます。戻ってこられない人の時間は、永遠に引き延ばされる可能性があります。

 宗教的に言うと、それは「死後の世界」です。

 となれば、「奴隷の人生」を生きた人は、死を前にした強烈な睡眠状態にあって、永遠に後悔し続けることになります。社会的催眠と言う麻薬が効かない分、後悔に満ちた人生をなぞり直すことは想像を絶するほどの苦しみでしょう。

 よしんば、あの世という死の向こう側の世界があったとしても、そこで永遠に苦しむのですから、死の時間が訪れようと訪れまいと同じこと。社会的催眠をといて自由に生きなければ後悔は免れず思い切り怖い思いをしながら、果てしない時間宇宙のなかを漂うしかないのです。

 あるいは、自分自身をだまして生きてきた業を背負い、あの世で地獄の苦しみを味わうことになるかもしれません。

 その点、「奴隷の幸せ」ではない「本当の幸せ」を願って生きた人は、安らかな気持で死を迎えることができます。本当に自分が望む通りに生きた人生は、何回なぞり直したって楽しいではありませんか。まさに極楽です。

 どうですか、私が「奴隷の幸せに甘んじていると、死ぬときに後悔しますよ」と言った意味、ご理解いただけましたか?

 死の淵で苦しみ続けるなんて、かなりゾッとしませんか? そうならないためにも、一日も早く社会的催眠をとかなくてはなりません。

 本書は、「いまの自分がイヤだ」と思いこんでいる、その自分とは何なのかを問いかけるところから書き起こしています。そこが、著者が「私はこんなふうに生きて夢を叶えた。成功した」といった体験談を披露する、いわゆる「夢実現本」や「生き方本」と著しく異なるところです。本書は、

 「私って本当にダメ人間?」

 という原点に立ち返って、他人や社会の価値観に縛られた自我を開放し、そこから本当に「なりたい自分」の姿と夢を導き出し、「自分を書き換える技術」を伝えます。

 詳しくは本編で述べますが、自分自身をより高い視点から見る「抽象思考」ができるようになると、生き方や夢実現のためのノウハウなんか何ひとつ学ばなくとも、無意識のうちに「なりたい自分」「夢」「幸せ」を手に入れるべく行動する自分になれます。

 その「技術」は、いくつかのトレーニングを重ねることによって、誰もが身につけられるものです。

 他人の目を通して理想の自分像をつくりあげ、そこに「なりたい自分」を重ねることは、もうやめにしませんか?

 社会が当たり前の価値観としている「競争に勝つこと=幸せをつかむこと」という洗脳から、そろそろ脱出しませんか?

 自分が本当に望む自分とはどんな自分なのかを、自分の心で感じ、自分の頭で考え、自分で発見しようではありませんか。そうして他者に洗脳された「自我」を書き換え、「幸せ」というゴールが見出されば、自ずとそこに向かうプロセスそのものを「幸せ」に感じるはず。嬉々として、日々を生きることができます。もちろん、自分をダメ人間と自己卑下することもなくなるでしょう。

 自分を変えるために必要なのは、何者にも束縛されない本来の自分を取り戻し、自分本来の幸せを求めていく強い意志です。

 そういうつよい意志が持てたならば、その先にはさらに、自分の関わる宇宙を超越した視点に立つための「自由意思の獲得」というゴールが見えてきます。それは、人間ならば誰にでも獲得できるもの。人類はすでに、自らの自由意思で進化できるまでに脳を発達させているのですから、すべての人がこの自由意思を持つことは可能なのです。

 本書では、機能脳科学を専門とする私、苫米地英人が研究と実践を通して学んだ科学的知識、手法を盛り込みながら、

 「自我を書き換えて本当になりたい自分を実現し、最終的には自由意思を獲得する」

 ために必要な知識とトレーニングについてお話しします。

 読み終えたら、あとは実践あるのみ。あなたは必ずや、本当の自分に目覚めて、本当の夢を追うなかで、時空を超えた幸せを実現するでしょう。すべては、

 「一生分の後悔に苦しみながら、永遠に死の淵をさまよい続ける-そんなバカな人生を歩まず、自分が心から望む人生を生き、安らかな気持ちで永遠の自由を迎える」ために。

 引用終わり

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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Q-213:「ラベリングを夢の中でも行う」ことの意味 <前編:臨場感という架け橋>

 

 今年(2021年)、新たな取り組みとしてオンラインセミナーをはじめました。

 I-0492021年度コーチング活動についてのお知らせ <第3報:オンラインセミナー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 前々回のセミナー(210808)のテーマは「夢をかなえる方程式 I×V=R」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 セミナー中、関連するワーク「ラベリング」を紹介しました。

 (ラベリングはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

そのラベリングについて、御質問をいただきました。ありがとうございます。

質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q他では、「ラベリング」の話も、早速実践しています。他の本にもあったかと思うのですが、認識に上がってきませんでした。夢の中でもラベリングするようになるというお話も興味深かったです。夢の中で見るくらい自分にとって普通であるという意図だったのか、コーチは見る夢さえもコントロールしているという意図だったかはわかりませんが、ワークを疎かにせず、コツコツ取り組んでいこうと思いました。

 

<前編:臨場感という架け橋>

 

A:「早速実践していますいいですね!

 Want to(~したい)だと創造性が発揮されます。Have to(~ねばならない)と比べると、なんと、生産性の差は10年間で756倍です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 Want toでいられるのは、ゴールがあり、エフィカシーが高いから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ラベリングをし続けることで、これからますます「I」が「R」化していきますよ。楽しみですね。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 

 セミナーの中で、私は「夢の中でもラベリングをしている」ことを話しました。

御指摘のとおり、それは「夢の中で見るくらい自分にとって普通である」という意味です。少し深掘りしてみましょう。

 

 「自分にとって普通」とは、コンフォートゾーン(CZ)の内側ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 もちろん、ゴール側のCZです。それは未来側のブリーフシステム(BS)ともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 最初はゴール(未来)側のBSを強化するための取り組みとしてラベリングを行います。しっかり意識に上げながら。

 (「意識に上げる」はとても重要なキーワードです↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

そのたびにゴール側の重要度で目の前の世界を評価することになります。それは「未来の結果として“今”を生きる」ことです。未来から現在へと流れる時間の波に乗る感じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 ラベリングという行為が無意識下で行うhabitattitudeになる頃には、目の前の世界がゴールの一部に感じられるはず。ゲシュタルトができあがるからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 苫米地博士の表現を引用すると、「『ゴール』と『現状の自我』という抽象度の違う次元の間に、臨場感という橋を架けることで、現状の自我が認識できる部分情報とゴールの世界(全体)との間に双方向性が働いてゲシュタルトがつくられる」ということ。

 

 *自我はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 以下、博士の著書「『脳のゴミ』を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!」(開拓社より再販)から引用します。

 

現状の外のゴールは、ゲシュタルト能力によって叶う!

 そして、ここからが大切なのですが、ステップ7で私がゴールは現状の延長線上ではなく「現状の外に設定せよ」と述べたのも、実はまさにこのゲシュタルト能力を人間が備えているからです。

 「ゴール」と「現状の自我」という抽象度の違う次元の間に、臨場感という橋を架けることで、現状の自我が認識できる部分情報とゴールの世界(全体)との間に双方向性が働いてゲシュタルトがつくられます。

 双方向性が働いて1個のゲシュタルトができるということは、その橋が架けられた状態がコンフォート・ゾーンになる。つまりそのゲシュタルトにホメオスタシスが働くということです。

 そうなればしめたもの、体の各部位や体全体が連動して展開することで歩行が実現するように、今の自分(部分)となりたい自分(全体)が双方向的に関わり合い一つの大きなフレームを瞬時につくり上げることができます。ゴールが見えなくても関係ありません。むしろ、ゴールが見えない方が、このプロセスの中でスコトーマがはずれ、ゴールに有用なものがどんどん現れ、ゲシュタルトがより強固になる。結果いつのまにか現状の外にある抽象度の高いゴールが叶うのです。

 これが、現状の外のゴールが叶うメカニズムです。

 私たちは本書で見てきたようにこの世に生まれ落ちたときから、さまざまな他者からの洗脳を浴び続けています。「現状の環境」と「自我」の間にゲシュタルトを築き、無意識にそこをコンフォート・ゾーンにして生きてきたといっていいでしょう。いわば、社会的洗脳状態というゲシュタルトを日々強化しながら生きているのです。

 しかし、それでは私たちが本来持つ無限のポテンシャルは発現できません。現状の外のゴールを利用したゲシュタルトのおかげで、過去も他者も能力も関係なく、私たちは無限の可能性を開花させることができるのです。

 引用終わり

 

 

 ラベリングを続けることでゴール側からすべてを認識していると、博士がおっしゃる「『ゴール』と『現状の自我』を一つのゲシュタルトにする」ことができます。それは「connect the dots」。理解が深まり、ひらめきが生まれ、さらに大きなゲシュタルトを生みだすチャンスを手に入れます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 そうなると、ますます目の前の世界はゴールの一部。

RASがゴールと関係するもの(T)だけを選択し、ゴールと無関係なもの(Nil)や情動(D)のトリガーとなるもの(ドリームキラーの言動など)をどんどんスコトーマに隠していくから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 目の前の世界はゴールの一部

いまだスコトーマに隠れている“未知のゴール”までも含めたゴールの一部

 

 それが“現実”です。ぜひ「ワークを疎かにせず、コツコツ取り組みw、そのような素晴らしい“現実”を手に入れてください。

 

Q-213につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

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F-106~:超実写版「ライオン・キング」で描かれた“超現実”を生きる極意

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F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

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L-03920204月シークレットレクチャー -08;「スピリチュアルペイン」を超越する<中編>

 

20204月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の最終回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、サブテーマは「自由」(1月)、「貢献」(3月)、「超越」(今回)です。

L-001~20201月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 L-023~20203月シークレットレクチャー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。以下の課題について、ぜひ自分自身のオリジナルな解を見つけ、感じてください(Don’t think, feel!)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

1:四苦を超越する

 2:ヴィーゼルの言葉を超越する

3:スピリチュアルペインを超越する

 

 

 01;「自由」「貢献」につづく言葉

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26588304.html

 02;「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」の関係性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26626963.html

 03;「自由」とゴールと「貢献」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26648449.html

 04;エフィカシーとは縁起の結実の確信

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26686871.html

 05;「四苦」を超越する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26705888.html

 06;「ヴィーゼルの言葉」を超越する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26744273.html

 07;「スピリチュアルペイン」を超越する<前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26764416.html

 08;「スピリチュアルペイン」を超越する<中編>

 

 

 「生きている誰もが、老い、病み、そして死を迎える」という事実を、私たちはどのように受け入れればよいのでしょうか?

 「死」という未来(=人生のはじまり)に、どのようなゴールを設定するべきでしょうか?

 

 上記問いの答えを見いだすために、「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」を超越していきましょう。

 

 最後は「スピリチュアルペイン」の超越。

 

 前回は「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」について説明し、内包する矛盾を指摘しました。

 

 「個の生存」を目的とするはずのホメオスタシスが、人生単位では「個の死滅」のために働いている

 

 この「矛盾」自体に、じつは、解決のヒントが隠されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 

 まずは、その「矛盾」という概念(ゲシュタルト)を確認しましょう。

 

 私の師である認知科学者 苫米地英人博士は、人類史上初めて、「空(くう)」を形式的に定義されました。「形式的」とは「数学を用いた」という意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

以下、博士の論文「『空』を定義する ~現代分析哲学とメタ数理的アプローチ~」から一部引用します。ぜひ下記リンクで全文を確認してください↓

「空」を定義する ~現代分析哲学とメタ数理的アプローチ~

http://tomabechi.jp/EmptinessJapanese.pdf

 

 

空は、包摂半順序latticeの宇宙のtopである

 次に、包摂半順序latticeの宇宙における、任意の二つの概念もしくは存在のlubと、glbについて考えます。Latticeにおける任意の二つの概念もしくは存在のglbを、bottomといいます。また、latticeにおける任意の二つの概念もしくは存在のlubを、topといいます。

 宇宙から任意の二つを選び出す、例えば宇宙からペットボトルと犬を選び出して、その共通の下位概念の内もっとも下位にあるもの、包摂半順序latticeの宇宙のbottomとは、何でしょうか。現代分析哲学では、それは「矛盾」であると定義できます。それは、「ペットボトルなのにワンと鳴く」ようなもので、情報が少し多すぎるからという理解をすることができます。

 一方、宇宙の任意の二つのlub、包摂半順序latticeの宇宙のtopは、現代分析哲学では「いくらでもある」と定義されています。いくらでもあるということは、特定の概念が存在しないということです。つまり、現代分析哲学では、「すべての存在の上位概念は存在しない」とされているのです。したがって、西洋の現代分析哲学における宇宙は、bottomは「矛盾」で閉じて、topは「存在しない」で開いている、ということになります。

 ここで、釈迦の分析哲学を用います。仏教哲学では、すべての存在の上位概念は「存在する」と考えます。それが「空」です。釈迦の仏教哲学における「空」は、すべての存在の上位概念です。したがって、西洋の分析哲学に、東洋の仏教哲学を用いると、任意の二つの概念もしくは存在のlub、包摂半順序latticeの宇宙のtopは、「空」となります。空は、宇宙の何よりも上位であり、何よりも情報量がわずかに少ない概念です。したがって、空は宇宙すべてを潜在的に内包している、ということもできます。

 このように、西洋哲学と東洋哲学を融合すると、「宇宙は、bottomは『矛盾』で閉じ、topは『空』で閉じている包摂半順序latticeである」と定義できます。そして、「空は、包摂半順序latticeの宇宙のtopである」と定義することができるのです。このように、冒頭で述べたとおり、「空」は、「縁起」とは異なる別の概念です。

 宇宙と空に関するこのような見方は、数学でいうと不完全性定理が成功した後、物理学でいうと量子力学が成功した後の、現代の数学や物理学、哲学においては、まったく違和感のない見方となっています。

 引用終わり

 

 

 宇宙のすべてが情報です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 

 そんな宇宙を並べなおす「情報量の大小という軸」が抽象度。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 通常は「抽象度が最も低い情報宇宙の底面が物理空間である」と説明しますが、じつは、さらに下位のbottomがあります。それが「矛盾」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 シンプルにいうと、「矛盾」を感じる時は抽象度が低すぎるのです。その場合、意識して抽象度を上げるべき。その行為を仏教では「無分別」と言い表します。私の表現では“無敵”です。

 PM-01-20:“無敵”の意味-3

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

「個の生存」を目的とするはずのホメオスタシスが、人生単位では「個の死滅」のために働いている

その「矛盾」を個→種というように抽象度を上げて無分別すると、

 

 の生存」のためのホメオスタシスとして、「個の死滅」が機能(貢献)している

 と理解することができます。

 

 この場合、“一人の人間”という「個」が部分であり、“人間の集まり(人類)”という「種」が全体です。つまり、「個という部分と種という全体の双方向性の関係性」とみることができます。ゲシュタルトです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 「個」のレベルでみると矛盾するが、「種」のレベルで働くホメオスタシスとみるとスッキリと理解できる それがより大きなゲシュタルトを築きあげたときの体感です(connect the dots)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

L-040につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ

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-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第5回目は2021919日(日)開催。テーマは「クライシスサイコロジー&レジリエンス」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26768389.html

 

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「空」を定義する-1(苫米地英人博士、2011.11.06)

空の定義

苫米地英人博士のブログ(リンク記事)より引用

http://tomabechi.jp/

 



F-200:“あの人”の言葉はなぜ心に響くのだろうか? Vol.4;「こんなにほったらかしにして」を解決する

 

 “あの人”の言葉はなぜこんなにも心に響くのだろうか?

 

 という文章を目にした今、皆さんはどんなことを連想し、何を考えていますか? 皆さんにとっての“あの人”とは誰のことでしょうか?

 

 湧き上がるイメージを楽しみながら、ゆっくり読み進めてください。

 

この連載では、毎回、認知科学者 苫米地英人博士の著書「近未来のブッダ」(サンガ)から引用しています。その本のサブタイトルは「21世紀を導くリーダーの鉄則」。その“鉄則”もぜひイメージしてください(Don’t think. Feel!)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 Vol.1;こんなにほったらかしにして

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26428629.html

 Vol.2;「こんなにほったらかしにして」と言われたら(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26493850.html

 Vol.3;「こんなにほったらかしにして」を生みだすスコトーマ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26545746.html

 Vol.4;「こんなにほったらかしにして」を解決する

 

ここまで3回はケースサイドのイメージで書きました(引用文の表現を用いれば“顕教”のイメージ)。最後はプランサイドのイメージで実践について書いてみたいと思います(“密教”)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 まずは「近未来のブッダ」の引用から。今回は二度引用します。

 

ブッダの修行は前頭前野トレーニング

 この本のはじめのほうで「慈悲は前頭前野の領域のこと」だといいましたが、実は仏教の修行の体系ぜんぶが、前頭前野を鍛えることとして成り立っています。

 密教瞑想の曼荼羅瞑想というものがあります。曼荼羅という絵がびっしりと描いてありますが、絵の中に丸く描かれている球がたくさんあります。存在が球で、その中でいろいろな観音様がいて、その一つ一つにお経のストーリーがあるのです。それをぜんぶ思い浮かべて巨大な球をリアルに体感するというのが曼荼羅瞑想です。これは数学・物理学と同じ理論の世界をすごくリアルに感じることです。

 あるいは華厳経の世界などは、その球がお互いに映し合ったミラーボールが無限に広がっているような世界です。それをリアルにするには前頭前野がものすごく活性化された行動が必要です。逆に個別に分析していくなら、かなり高いIQが必要になります。ですから、瞑想を繰り返していけば、より望ましい慈悲が実践しやすくなるのです。

 引用終わり

 

 シンプルにまとめると、曼荼羅瞑想とは「球の中のいろいろな観音様のストーリー(I)をぜんぶ思い浮かべ(V)、巨大な球をリアルに体感する(R)」というもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 それを日常生活に置き換えると、「縁ある人々の人生すべてをイメージし、そのつながりを1つの大きなゲシュタルトとして体感する」という感じです(connect the dots)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 「つながり」とは縁起のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 私たちが生きる世界は「つながり」が織りなす縁起空間であり、双方向の関係性によりダイナミックに変化する情報宇宙です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

それは「お互いに映し合ったミラーボールが無限に広がっているような世界」。

なぜなら「『つながり』が織りなす縁起空間」自体が「1つの大きなゲシュタルト」であり、そこにはホメオスタシスが働いているから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

目の前の世界は自分の心そのものであり、自分の心が宇宙を築きあげている

これはまさに釈迦が2600年前に語った内容であり、認知科学や物理学で証明された紛れもない事実。そして、その事実を基に構築されているのがコーチング理論です。

 S-04-24:「鏡の中の自分に微笑みかけること」の本当の意味<前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23983088.html

 

自然科学の中でも量子力学は、「宇宙のすべてのものの構成要素は目に見えない粒子であり、宇宙のすべての存在は時間と空間の制約を受けずに影響しあっている」と論じています。

その量子力学が明らかにしたのは、「人間の行為が実体のない波束を量子として実体化している」ということ。突き詰めれば、「人間の認識が時間と空間を生みだしている」ということです。

S-04-25:「鏡の中の自分に微笑みかけること」の本当の意味<中編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24057099.html

 

つまり、目の前の世界は自分の心そのものであり、自身の心が宇宙を築きあげているということ。もしも“自分”に微笑みかける生き方を選べば、認識する宇宙中に笑顔がひろがっていきます。心の平和がどんどん拡大していく感じで。

 S-04-26:「鏡の中の自分に微笑みかけること」の本当の意味<後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24116667.html

 

 だから、今後「こんなにほったらかしにして」と言われたら(言いそうになってしまったら)、「縁ある人々の人生すべてをイメージし、そのつながりを1つの大きなゲシュタルトとして体感する」ための貴重な機会だと思ってください。

そして、実際にしっかりと体感してみましょう。

 

 再度、「近未来のブッダ」から引用します。

 

“体感”する

 仏教のいいところは体感を伴うところです。体感を伴わないものを否定するのが、仏教の修行の体系としての特長で、「人間は自分以外の人のために生きるのが幸せだ」という気づきのために坐禅も重視します。

 学校教育で抽象思考のための基礎はじゅうぶんに得られる時代です。あとは、その補強として瞑想すれば、より気づきを得られやすくなるでしょう。具体的な瞑想については第10章に書きましたので、参考にしながら慈悲を育て、実践していってください。

 大乗仏教の精神で、「人の役に立ってなんぼ」を胸にぜひ、今日から慈悲を始めてみましょう。「隣の人の苦しみを取り除きたい」。それは煩悩ですが、煩悩だってわかっていてやるのだからいいのです。

 引用終わり

 

 そんな体感を重ねながら、慈悲を育て、実践するたびに、すべての事象が“心に響く”ようになっていきます。そして、「すべての事象が“心に響く”」というあなた自身の姿が、縁ある者の心に響き、ひろがっていきます。

 

目の前の世界は自分の心そのものであり、自分の心が宇宙を築きあげている

 

 「こんなにほったらかしにして」という言葉を縁に、私はそんなことを“体感”しました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

そんな体感を重ねながら、慈悲を育て、実践するたびに、すべての事象が“心に響く”ようになっていきます。そして、「すべての事象が“心に響く”」というあなた自身の姿が、縁ある者の心に響き、ひろがっていきます

 

 「あなた自身の姿」は情報空間の底面である物理空間での“表現”です。その「姿」には高次の“場”の情報が投影されています(このシリーズのテーマでいうと「慈悲」)。

その理は認知科学者 苫米地英人博士が提唱されている「超情報場仮説(理論)」によって理論化されています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にはどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

Q-169~:自身の信念を失いそうです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

 

 

ワークスDVD01 超情報場仮説


「苫米地英人DVDオフィシャルサイト」より引用

苫米地英人DVD第1弾「超情報場仮説 ~ハイパーヒーリングとゴール現実化」 (maxpec.net)

 


L-03320204月シークレットレクチャー -02;「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」の関係性

 

20204月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の最終回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、サブテーマは「自由」(1月)、「貢献」(3月)、「超越」(今回)です。

L-001~20201月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 L-023~20203月シークレットレクチャー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。以下の課題について、ぜひ皆さん自身のオリジナルな解を見つけ、感じてください(Don’t think, feel!)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

1:四苦を超越する

 2:ヴィーゼルの言葉を超越する

3:スピリチュアルペインを超越する

 

 

 01;「自由」「貢献」につづく言葉

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26588304.html

 02;「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」の関係性

 

 「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」は、当たり前ですが、物理的実体ではありません。それらは高次の情報空間に存在しています。概念として。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 (*入門者向けに補足します。「高次」とは「より高い抽象度次元」という意味です↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その概念(の塊)のことを「ゲシュタルト」と呼びます。ゲシュタルトとは全体と部分が双方向的に関係しているという“概念”で、全体は部分の総和以上のものであるという考え方です。

 (詳しくは追記で。“教科書”から引用します)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 私たちが最初に手にするのは「断片的な一つひとつの情報」です。

 その断片的な情報が蓄積され、文脈の中で知識化していきます。そして、知識同士がひとまとまりになって繋がり、一つの認識になります。それが「知識のゲシュタルト」。

その知識のゲシュタルトの量に比例して、人は様々な問題を多角的に深く考慮し解決することができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

問題(ケース)を発見する洞察力やその問題を解決する適応力(プラン)が磨かれるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 

 

 それではそれぞれのゲシュタルトを確認しましょう。

 

 まずは「四苦」。

 生まれたものは必ず老い、病み、そして死んでいきます。その四つ、「生」「老」「病」「死」を根源的な苦しみとし、その苦しみからの解放を求めてはじまったのが仏教です。

 釈迦族の王子として生まれた釈迦(ゴータマ・シッダールタ)は、成長するにつれ物思いにふけるようになりました。案じた父の計らいにより城外で散策を行うと、東の門外で老人に、南の門外で病人に、西の門外で死人に遭遇しました。

「老いることは苦しみである。病になることも苦しみである。死ぬことも苦しみである。そして、それらの苦のはじまりとして、そもそもこの世に生まれることが苦しみである」ということに気づいた釈迦は、北の門外で修行僧と出会い、出家を決意しました。

これが「四門出遊」の逸話です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045953.html

 

 そんな四苦のはじまりが「生(life)」、終わりが「死(death)」。

その間(between life and death)への無関心が「生の反対(the opposite of life)」であると定義したのが、ルーマニア生まれのノーベル賞受賞作家 エリ・ヴィーゼル(Elie Wiesel1928~2016年)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24767587.html

 

 ユダヤ人であるヴィーゼル一家は、アウシュヴィッツの強制収容所に送られました。当時16歳だったエリは「囚人番号A-7713」という刺青を左腕に彫られたといいます。その時、物理空間の身体とともに情報空間の心にも刻まれた何かが(縁)、この「ヴィーゼルの言葉」を生みだしたに違いありません(起)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 愛の反対は憎しみではない。無関心だ

 美の反対は醜さではない。無関心だ

 信仰の反対は異端ではない。無関心だ

 生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心だ

 

The opposite of love is not hate, it’s indifference.

The opposite of beauty is not ugliness, it’s indifference.

The opposite of faith is not heresy, it’s indifference.

And the opposite of life is not death, but indifference between life and death.

 

 

私は「生と死の間(between life and death)への無関心が『スピリチュアルペイン』をスコトーマに隠している」と考えています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スピリチュアルペインとは、「自分の存在や意味を問うことに伴う苦痛」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

本当は“自我”の問いとともに生まれているスピリチュアルペインは、無関心によっていつの間にか感じられなくなり(=スコトーマに隠れる)、「老病死」を突き付けられることで突然あらわれるのです(=スコトーマが外れる)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「自分の存在や意味を問うことに伴う苦痛」は、ゴール設定を行うことで自ら克服することができます。つまり、「スピリチャルペイン=ゴールがない(ゴール設定に失敗している)」の解決にコーチングが有効であるということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 だから私は、スピリチュアルペインが顕在化する医療・介護の現場はもちろんのこと、それが芽生えはじめる教育の現場にもコーチングを届けようと取り組んでいます。

 PM-07~:一人ひとりの心の平和から世界の平和へ(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16947223.html

 

L-034につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

その概念(の塊)のことを「ゲシュタルト」と呼びます。ゲシュタルトとは全体と部分が双方向的に関係しているという“概念”で、全体は部分の総和以上のものであるという考え方です(詳しくは追記で。“教科書”から引用します)

 

“教科書”とは、田島大輔さんの著書「マインドの教科書」(開拓社)。

田島さんは苫米地式認定グランドマスターコーチであり、コーチの養成も担当されています。「マインドの教科書」では「セルフコーチング技術がつまった21のレッスン」を学ぶことができます。さらには「無限の可能性を引き出す門外不出の50のワーク」まで。

コーチ必読の理論と実践の書です。強くお勧めします!

 以下、巻末のコーチング用語集からの引用です。

 

ゲシュタルト(Gestalt

全体と部分とが双方向的に意味を与える統合された概念構造。人間の場合、精神の全体性を持ったまとまりのある構造。つまり統合的な人格のこと。

 

 人間は潜在的には、複数のゲシュタルトを持つことができます。ただし、ホメオスタシスを維持できるゲシュタルトは同時には1つだけです。複数のゲシュタルトのうち、最も臨場感の高いゲシュタルトが選ばれます。

 ゴールを設定すると、いまの自分のゲシュタルトとゴールの世界にいる自分のゲシュタルトと、最低2つのゲシュタルトを持つことになります。その2つのうち、より臨場感が高い方のゲシュタルトが選ばれます。その選ばれた方のゲシュタルトによって、目の前にある一つひとつの物事の意味や過去の出来事に対する意味解釈も変わってきます。全体と部分とが双方向的に関係し合って意味が決まるからです。

 ゴール側のゲシュタルトの臨場感が、現状のゲシュタルトよりも高くなると、ゴール側のゲシュタルトが選ばれます。そして、ホメオスタシスにより、ゴール側のゲシュタルトを維持するための、つまりゴールを達成するためのエネルギーと創造性が発揮されます。

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

PM-05~:苫米地理論で見える教育現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13077001.html

 

 

マインドの教科書


L-03220204月シークレットレクチャー -01;「自由」「貢献」につづく言葉

 

20204月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の最終回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、初回(同1月実施)のサブテーマは「自由」、2回目(3月)は「貢献」でした。

L-001~20201月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 L-023~20203月シークレットレクチャー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。ぜひ「自由」「貢献」に続くサブテーマを想像しながらお読みください。

(この記事内で明かします。漢字2文字です)

 

 

 01;「自由」「貢献」につづく言葉

 

 初回講義のラストに「部分関数としての『自』を拡大し続けること」が「シンのスピリチュアルペイン克服、シンの自由である」と書きました↓

 L-01320201… -13<最終回>;シンのスピリチュアルペイン克服、シンの自由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24890312.html

 

 自由に続くのは「貢献」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 2回目の講義では、まず職業と趣味の違いを「貢献」という観点で考えていただきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 

 その上で「75歳以上の人には延命治療は不要」という衝撃的な主張を考察しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26099140.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26140730.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26156803.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26197802.html

 

ポイントは「縁起」の視点です。

たとえ能動的な働きかけが十分にはできないとしても、縁起のつながりの中で誰かの役にたてば、それは立派な貢献といえます。価値は双方向的に生まれるのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 抽象度を上げて大きなゲシュタルトをつくり続けると、いつしか「貢献」は個を超えてひろがっていきます。時空までも超越して。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

例えば、「老病死(+生で四苦)」は本人だけのものでなく、縁ある人々にとっても大切な縁起となっていきます。スピリチュアルペインを克服するための縁起です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 それが最終講義のサブテーマ。コーチングを実践する者が、自由、貢献に続いて到達する境地です。

 L-0312020年度3… -09<最終回>;縁起的解決の先に広がる世界

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26219480.html

 

 

 実際の講義(2回目)の最後に、「『自由』『貢献』に続くサブテーマは何でしょうか?」と質問しました。すると、即座に挙手された方が数名いて、その中の最初の回答者が見事に当ててしまいました。答えは「超越」です。

 

 なぜ「自由」「貢献」の次は「超越」だとわかったのでしょうか?

 

 答えは「ゲシュタルトができていたから」です。

 その“ゲシュタルト”とは、もちろん、認知科学者 苫米地英人博士に関連するもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

私が博士の情報場に初めて触れた頃、あるDVDシリーズが始まりました。そのシリーズとは「夢をかなえる洗脳力」。「洗脳力」ではじまり、「覚醒力」「自由力」「貢献力」、そして「超越力」と続きました。

それを知っている人には(知識化=ゲシュタルト化→スコトーマが外れている)、「ピンときた」のです(=意味がわかる)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 

メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、サブテーマは「自由」「貢献」「超越」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

この関係もゲシュタルトです。「自由」「貢献」超越」という部分をconnectして、まずは「スピリチュアルペイン(克服)」という全体を作っていただくことをイメージしながら3回目の講義を行いました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

「『スピリチュアルペイン(克服)』という全体」は、「身体的苦痛(克服)」「心理・精神的苦痛(克服)」「社会的苦痛(克服)」とともに「トータルペイン(克服)」を構成する部分でもあります。

(ただし、私は同じ抽象度ではないと思っています)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 

 「トータルペイン」は全人的苦痛と訳されます。そもそも苦痛とは何でしょうか?

 

 

御承知のとおり、古くから仏教では根源的な苦しみとして「生老病死」をあげています。まとめて「四苦」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045953.html

 

 

 生きるとは何か? 老いとは? 病とは? 死ぬとはどういうことか?

 

 

 過去の記事でも紹介したとおり、ノーベル平和賞受賞作家 エリ・ヴィーゼル(Elie Wiesel1928~2016年)はこのような言葉を残しました。

 L-00920201;抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24767587.html

 

 

 愛の反対は憎しみではない。無関心だ

 美の反対は醜さではない。無関心だ

 信仰の反対は異端ではない。無関心だ

 生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心だ

 

The opposite of love is not hate, it’s indifference.

The opposite of beauty is not ugliness, it’s indifference.

The opposite of faith is not heresy, it’s indifference.

And the opposite of life is not death, but indifference between life and death.

 

 

 今回のシリーズは、「四苦」「ヴィ―セルの言葉」「スピリチュアルペイン」を“超越”というキーワードで考えていきます。以下の課題を解決していきながら。

ぜひ、皆さん自身のオリジナルな解を見つけ、感じてください(Don’t think, feel!)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

1:四苦を超越する

 2:ヴィーゼルの言葉を超越する

3:スピリチュアルペインを超越する

 

L-033につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

Q-073~20188月医療講演会

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_318161.html

 

 

エリ・ヴィーゼルの言葉


Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q1)現状の外からの視点、2)現状の認識、3)最悪の状態の想定 を考えた場合なんですが、3つの視点または2つ(最悪の想定が特に必要ない場合)を切り替えて考えるという考えで合っていますでしょうか?

 

A:「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」に関連して、私が常に意識に上げているのは「すべて同時に観る」ことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

それは「concentration」と「focus of attention」の違いに似ています。3つとも同時に意識にあげながら(concentration)、その時の“状況”で選択する(focus of attention)というイメージです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16379995.html

 

もちろん、“状況”を決めるのはゴール!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26292382.html

 

2)現状の認識」というときの“現状”とは、単純な時間の流れだけを考えても「過去現在の“現状(通常の意識状態)”」と「未来現在の“現状(コーチングマインド)”」の2つがあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

後者の場合、バランスホイールを考えると×「カテゴリ」の数。それぞれに複数のゴールがあるなら、さらに×「ゴール」の数の“現状”が存在することになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14524490.html

 

(ゴール設定後の“現状”はこれまでの現状の外。ややこしいので、ここからゴール設定後に“現状”となりえるものを「可能世界(possible world)」と表記します)

 

 

そんな無限とも思える可能世界すべてに意識を向けながら(concentration)、一瞬一瞬、自由意思で選択する(focus of attention)というのが、私がイメージしている「すべて同時に観る」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 さらに踏み込むと、あらゆる可能世界が満ち溢れる一念三千世界をしっかり体感しながら(concentration=全霊)、全力で一期一会を生ききる感じ(focus of attention=全身)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410371.html

 

...それは「切り替えて考えるという考え」とも表現できますが、あくまで全体を俯瞰した状態での選びだしです。

 

違う表現を用いれば、「より大きな全体を構築しつつ、部分に注視すること」。ゲシュタルトです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

前回(Q-201)の答えを利用すれば、「脳の発火部位を調整すること」「リーダー・コーチ・マネジメントの機能を選択すること」ともいえます。あくまでも全体を把握しながらの。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26357342.html

 

 それが「いつも、フルに、思考している」ということだと思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

以上、いただいた御質問への回答です。

御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 それが「いつも、フルに、思考している」ということだと思っています

 

 仏教には“戒”というものがあります。以下、認知科学者 苫米地英人博士の「近未来のブッダ」(サンガ)より引用します。

 

 戒めは絶対

 仏教の十善戒は、戒と言ってもユダヤ教のモーゼの十戒とは違います。ユダヤ教は神との契約ですが、仏教は自らが自らに課す戒めです。ですので、たとえ守らなくても神やだれかに罰せられることはありません。ユダヤ教の戒は神との契約ですので、それを破れば神から罰せられます。仏教は自分で自分を戒めるので、破ってもだれからも罰せられません。だれかからの罰だったら「おれは地獄に行ってもかまわない。殺す」という発想もあり得ますが、戒めの場合は、絶対に破らないのが前提です。

 本来、戒とは内的で絶対的なものなのです。罰さえないのが戒です。その代わり、戒を破ったことを自分が一番よくわかっています。

 仏教の十善戒は、日本の場合、緩んでいる部分もあります。不飲酒戒(ふおんじゅかい)というお酒を飲まない戒律も、いつの間にか薬湯や般若湯などという言葉にすり替えられて、飲んでもいいことになったりしています。不邪淫戒も「不倫はだめだけど、お金を払えばいい」と解釈されている場合もあります。それは今の日本の煩悩だらけのお坊さんがそうしてしまっただけなのです。

 引用終わり

 

 「あらゆる可能世界が満ち溢れる一念三千世界をしっかり体感しながら(concentration=全霊)、全力で一期一会を生ききる(focus of attention=全身)」ためには、高い抽象度次元での思考と確実な物理空間への実装が必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そのためには、もちろん、心身の機能を最大限に発揮しなければなりません。脳でいえば前頭前野(しかも内側部)の発火。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19021726.html

 

 飲酒は、残念ながら、その障壁となります。それはお酒により怒りが変質していくことからも明らか。皆さんもたくさん経験しているはずw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 だから私は、苫米地式認定コーチという機能を選択したとき(縁)、あんなに好きだったお酒を断ちました(起)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

それは自らの自由意思で設定したゴールが生みだした“戒”。その本質は“覚悟”だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 

-関連記事-

S-02~:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/17563396.html

S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

F-035~:クライシス(危機)の本質

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

  

 第4回目は202188日(日)開催。テーマは「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26384913.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

<お問い合わせ・申し込み>

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近未来のブッダ



Q-200:医療の場でどのようにコーチングに取り組んでいらっしゃるのでしょうか?

 

 私は、コーチ兼医師として、「医療・介護(業界)」と「コーチング」を“connect”する取り組みを続けています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 ずいぶん前にこのような御質問をいただきました。ありがとうございます。

 (変更を加えています)

 

Q:医療とコーチングを組み合わせて行っているということですが、コーチングは「受けたい」と熱望する人に半年かけて行う取り組み、一方で医療の場はもともと望んでいない人ばかりです。期間の問題もあります。どのように取り組んでいらっしゃるのでしょうか?

 

御質問をいただいた頃、私は、医師として関わる患者さんやスタッフにコーチングを行おうとし、病院長として働く職場にコーチングを導入しようと試み、医師会理事として縁ある人々(地域)にコーチングを紹介していました。

 

 結果は惨敗。

 

詳細には、患者さん(&家族):△、スタッフ:〇と×の二極化、職場(経営陣):×、地域:〇といった感じです。職場での“失敗”については、とくに考察を重ねました。エクスプラネーション・パターン法を用いて↓

 PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士は「家族や社員にコーチングをしてはいけない」と話されます。

 Q-177:家族ががんで治療中です… -01;家族にコーチングしない理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 

コーチになりたての頃、正直に言うと、師のそんな教えに挑戦したいと思っていました。「push-push back」が働いていたに違いない私は、「抽象度をうまくコントロールできればきっとうまくいく」と信じていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 “根拠なき確信”をエフィカシーだと誤解していたのです。本当は知識・経験不足による妄信に過ぎなかったのに。「認定コーチらしくなかった」「私らしくなかった」と反省しています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

じつは、私は今も「家族や社員へのコーチング」をあきらめてはいません。縁起を理解し、中観を実践する間にいつかマスターできると信じています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 それは確信というより“覚悟”。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 そんな“覚悟”を意識に上げながら、以前いただいた御質問を再び考えてみました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 

Q:医療とコーチングを組み合わせて行っているということですが、コーチングは「受けたい」と熱望する人に半年かけて行う取り組み、一方で医療の場はもともと望んでいない人ばかりです。期間の問題もあります。どのように取り組んでいらっしゃるのでしょうか?

 

A:私がコーチ兼医師として心がけているのは、「生きることの素晴らしさ」を再体験していただくこと。そして、生ききることの素晴らしさ」を見いだしていただくことです。

 (後者は、少なくとも御家族には)

 

 患者さんやその御家族の多くが老病死に伴う苦しみにばかり目を奪われています。RAS&スコトーマの働きによって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それは関わる医療・介護従事者も同じ。“いのちの現場”は「ファイト・オア・フライト」に陥りがちです。だから、まずCDCの提言に沿った対処を心がけています。

その1つ目が「最初に最悪の可能性を伝え、それが改善していることを数字で伝える」。4つ目が「恐怖を認め、問題に関連する文脈情報を伝える」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 医療・介護の場での「最悪の可能性」とはもちろん“死”ですが、無意識下では“死”そのものよりも“死に伴う苦しみ(死後も?)”の方を心配されている方が多い気がします。あくまで私の主観ですが。

 だから医師としての私は、患者さんや家族に対して、文脈情報として「全人的苦痛」の説明を行います。とくに身体的苦痛とその対処については詳しく。臨場感が高いからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8293317.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24553696.html

 

 と同時に、患者さん&家族はもちろん、医療・介護スタッフの心理・精神的苦痛や社会的苦痛、そしてスピリチュアルペインにも気を配ります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166400.html

 

 そのような働きかけを通じて大脳辺縁系から前頭前野優位に切り替わることがヒーリングです。そして、それと並行してコーチングに関する知識と技術を使ってアプローチしていくというのが医療・介護現場での私のマネジメントです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 

 詳しくは下記記事を参考にされてください。

 

 *若者および老人向けのヒーリング&コーチングはこちら↓

 F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 *壮年向けヒーリング&コーチングはこちら↓

 Q-177~:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408953.html

 

 

 「身体的苦痛」や「スピリチュアルペイン」をまとめて「全人的苦痛」と捉えることは、より大きなゲシュタルトをつくることといえます(connect the dots)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 より大きなゲシュタルトができあがると理解が深まります。「老」「病」「死」という部分を「老病死(+生で四苦)」という全体として捉えることができると、やがて(部分である)「死」そのものの意味が書き換わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 その過程でこそ、「『生きることの素晴らしさ』を再体験していただくこと」と「『生ききることの素晴らしさ』を見いだしていただくこと」ができるはず↓

 F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 

 それが私の現在の取り組みです。

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 老病死に苦しむ患者さんや御家族のためにも、まずは「医療・介護従事者自身が、painを克服し、well-beingに満ち溢れている」ことが重要だと思っています。

そのために「医療・介護(業界)」と「コーチング」を“connect”することが、コーチ兼医師である私のミッションです。

 F-176:“幸福(well-being)とは”? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 講義・講演や研修の御依頼は、下記メールアドレスに御連絡ください↓

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-関連記事-

Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

F-195:新たな概念「PPPD」の考察

 

 ずいぶん前の話ですが、30代の頃、私はよく“めまい”に襲われていました。そう、まさに「襲われる」という感じ。今思うと「ファイト・オア・フライト」だったのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 「目の前が真っ暗になって倒れる」とか、「意識を失う(失いそうになる)」といったことはありませんでした。脳卒中や脳腫瘍を疑うような神経所見、「脈が乱れる」などの不整脈、難聴や耳鳴りといった耳鼻科領域の異常等、何らかの身体所見を認めたわけではありません。つまり、身体的苦痛はほぼ皆無。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24553696.html

 

でも、突然襲い来る“めまい”とその後の不快感に苦しみました。目の前の宇宙が、モノクロで、薄っぺらく、虚構の世界にしか感じられなくなるような不快感。当時は気がついていませんでしたが、それは心理・精神的苦痛といえそうです。

 私の中では仕事もうまくいっていませんでした。「もっとできるはずなのに力を出し切れていない」というもどかしさを感じていました。社会的苦痛です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 

 当時、不調の原因は親子関係にあると思っていました。両親と絶縁することでブリーフが再構築されると目の前の世界がどんどん変わっていきましたが、それでもまだ“めまい”に襲われていました。ふわふわしてしっかり立っていられなくなる感覚が続いていました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7555985.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7556082.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 現在は“めまい”はまったくありません。

 「いつの間にか消えた(=スコトーマに隠れた)」というのが本当のところですが、医師としては「克服」と表現したいですねw。コーチとしてなら「克己」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html

 

1つ目の転機は「突然の院長就任」。

ドタバタで病院長になった後、自分の心身に変化が起こっていることに気がつきました。気力を失い生きることが苦しかったのに、世界が色あせて見えていたのに、いつの間にか立ち直りかけていたのです。でも、まだ“めまい”に襲われていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7556145.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702279.html

 

 

ところで、その頃(2000年代)と現在では“めまい”の概念が変わったことを御存知でしょうか?

 

 めまいは大きく2種類に分けられます。ぐるぐると世界が(あるいは自分が)回る回転性めまい(vertigo)とふわふわ・ゆらゆらするような浮動性めまい(dizziness)です。

その「ふわふわめまい」に「持続性知覚性姿勢誘発めまい(Persistent Postural-Perceptual DizzinessPPPD)」という新たな疾患概念が加わりました(WHO国際疾病分類ICD-11)。

 

体が浮いているようで安定せず「くらくら」「ふらふら」「ふわふわ」と感じるタイプのめまい(dizziness)に悩む人は、めまい全体の20~25%に上るといわれています。これまで「めまい症」とされていましたが、原因がわからず、治療法も定まっていませんでした。

2018年改訂のICD-11以降、ふわふわめまいの多くがPPPDと診断されるようになったそうです(新潟大学の調査では約2/3で最多)。

PPPDは「ぐるぐるめまい(vertigo)などの急性のめまいによって脳が過敏な状態になったためふわふわめまい(dizziness)が慢性化する病気」とされています。

 

 抽象度を下げてもう少し詳しく説明すると

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 1) 内耳や目、筋肉から情報が送られてくる

 2) 送られる情報を脳が処理することでバランスを保っている

 3) 何らかの原因でバランスが崩れるとめまいがおこる(急性のめまい)

*何らかの原因;良性発作性頭位めまい症・メニエール病・前庭神経炎など耳の病気、片頭痛、自律神経失調症、パニック障害など

4) 強いめまいがおこると、体のバランスを保とうとして、脳が視覚や筋肉の情報を総動員する

5) めまいが治まった後も総動員状態が続くと、脳が刺激に過剰に反応するようになりPPPDがおこる(3か月以上にわたってほぼ毎日症状あり)

という感じです。 

 

 「刺激に過剰に反応」というのがポイントのようで、複雑な模様や激しい動きのある映像を見ることで症状が悪化するとされています。例えば「商品がつまった陳列棚」「細かい書字」「スクロール画面」「ドローン撮像動画」など。

これは「ある特定の光を強く感じたり、光の影響を受けすぎてよく見えない」という視覚過敏よりも、もっと高次の情報処理エラーといえそうです。

(ちなみに、今年1月、コクヨから視覚過敏を抱える人でも使いやすい“光の反射を抑えたノート”が発売されています)

 

 その証拠に、治療として、前庭神経炎に対して行われていた「前庭リハビリ」だけでなく、抗うつ薬の一種であるSSRI(セロトニン再取り込み阻害剤)を使用する「薬物療法」や自分の状況や病気についての捉え方を変える「認知行動療法」(保険外)も効果をあげています。

 (*「『認知行動療法』が効果をあげている」はデータ、「自分の状況や病気についての捉え方を変える」がワラント、「もっと高次の情報処理エラーといえる」がクレーム)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 過去のブログ記事(F-007)で、「聴覚過敏」に対するコーチングの可能性について書きました。

私は、同様に、PPPDに対してもコーチングが効くのではないかと考えています。とくに「好きなことをしている時にはめまいが気にならなくなる」という人に対しては。

 

 今、「好きなことをしている時には気にならなくなるような人は、そもそもコーチングなしでも改善するはず」と思いませんでしたかw

じつは、そうともいえません。その理由は

 F-007:感覚過敏

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445330.html

 

 

 私自身の体験談に戻ります。

 1つ目の転機は「突然の院長就任」。2つ目の転機は「認知科学者 苫米地英人博士と出会ったこと」でした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702480.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702640.html

 

 まずは“時間の流れ”が変わりました。未来から現在に流れるというように。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 その理由はゴールを設定したからです。それも人生のあらゆる領域に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 夢中で学ぶうちに、幼少の頃から親しんでいた釈迦哲学、少年期からの真言密教、青年期からの医学を中心とした科学、そしてありとあらゆる知識と体験がどんどん結びついていく感じがしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

ゲシュタルトができ、どんどんつながり(connect the dots)、さらに巨大になっていく体感は今も継続しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 極めつけは苫米地博士のパーソナルコーチング。その経験をシンプルに表現すると「究極のハイエフィカシー体験」。一言なら「中」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 目の前の世界のすべてが情報です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

双方向(多次元)のつながりの中で、一人ひとりのリアルタイムの情報処理が宇宙を生みだしています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 

 だから、「今とても苦しい」という方も大丈夫。心配はいりません。

 その身体的な辛さも、精神的な苦しみも、社会的な困難もすべて情報なのだから、必ず書き換えることができます。もちろん、スピリチュアルペインも。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 

 脳と心、体と心はそもそも同じものです。同じものの抽象度の違いにすぎません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 

 そして、心とは情報処理(現象)のこと。本当はすべて情報処理主体である自分次第です。

 

 希望はやがて夢に育ち、夢はゴールに落とし込むことで実装に向かいはじめます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 エフィカシーを高めながら“挑戦”し続ける間に、漠然としていたイメージ(I)はどんどん鮮明になり(V)、ついには現実化します(R)。それがこの宇宙の理、宇宙を生みだす情報処理のアルゴリズム(algorithm)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 「脳が刺激に過剰に反応」のPPPDが心へのアプローチでよくなるように、すべて(身体的、心理・精神的、社会的、スピリチュアル)がwell-beingに向かっていきます。希望があり、夢を持ち、ゴール設定して挑み続けるかぎり。

 それが人間本来の力、The Power of Mind!

 もちろん、皆さんの中にも満ち溢れている力です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

「脳が刺激に過剰に反応」のPPPDが心へのアプローチでよくなるように、すべて(身体的、心理・精神的、社会的、スピリチュアル)がwell-beingに向かっていきます。希望があり、夢を持ち、ゴール設定して挑み続けるかぎり。それが人間本来の力、The Power of Mind! もちろん、皆さんの中にも満ち溢れている力です

 

 情報空間の底面である物理空間には物理法則が働いています。その秩序の中で「どのようにして見事に生ききるか?」がコーチ兼医師としての私のテーマです。これからも探求を続けたいと思っています。

 F-163:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 F-176:“幸福(well-being”とは? ~「antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 

-追記2

「もしかして私もPPPD?」と思う方は、ぜひ下記リンクを確認してください↓

新潟大学耳鼻咽喉科「めまいの問診票(慢性の非回転性めまい)」

dizzy.pdf (niigata-u.ac.jp)

 

  

-関連記事-

PM-00~The Power of MindⅠ(序章)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_123516.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

Q-120:情報空間の移動と身体の軸について

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20874002.html



めまいの問診票(新潟大学耳鼻咽喉科)

持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD-新潟大学医学部 より引用

dizzy.pdf (niigata-u.ac.jp)

 


Q-199:状況は意味により変わる? 意味は状況の中にある?

 

 過去の記事(L-029)に関連して御質問をいただきました。ありがとうございます。

 L-02920203月シークレット… -0775歳以上では延命治療は不要?<ケースサイド>後編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26156803.html

 

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Qその中に「状況は意味により変わり、意味はゴールが生みだす」とありますが、確か苫米地博士は「状況の中に意味が埋め込まれている」といったことを書かれていたような気がします。少し混乱してしまいました。

状況は意味により変わるのでしょうか? それとも意味は状況の中にあるのでしょうか?

 

A:一言で答えれば「縁起」。双方向です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

お読みいただいた記事は、昨年(2020年)コーチ向けに守秘義務契約を結んで行った講義をもとにしています。その中で「75歳以上では延命治療は不要である」という主張に潜む課題の分析(ケースサイド)と解決の提案(プランサイド)を行いました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

ブログ用に再構成した際にかなり補足してありますが、反対に削除している部分もあります。私と認知科学者 苫米地英人博士との間の守秘義務契約に該当する内容です。

とはいうものの、削除は最小限に抑え、なるべく抽象度を上げてぼやかすことを心がけました。それが「少し混乱」の原因だと思いますw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ところで、御指摘のとおり、苫米地博士は「意味は状況の中にある」と書かれています。少し長くなりますが、博士の著書「一瞬で相手をオトす洗脳術」(マキノ出版)より引用します。

 

 

 意味は状況の中にある

 

 中観論でいえば、意味は状況の中に存在するのであって、単語の中に存在していません。

 たとえば「リンゴ」や「パソコン」といった言葉自体には、なんら意味がありません。ある限定された状況の中で、リンゴは赤くて甘い果実であるし、パソコンは個人用の小型コンピュータであるという意味を獲得するのです。

 ここで、私の友人ジョンの話をしましょう。

 ベルリンの壁崩壊前、年に一度、ジョンはプラハ、もしくはブダペストで開催される学会に必ず行っていました。

 ジョンがその学会に向かう目的は、東ドイツに住む医師の彼女と会うことです。年に一度、まるで七夕の織り姫と彦星のように、その学会でしか彼女と会うことができなかったのです。

 東側としても、西側に比べ、学問が極端に遅れるわけにはいきません。そのため、プラハかブダペストで、年に一度だけ西側と交流する学会を開催していました。

 その当時は、東ベルリンで西側の人と東側の人が一緒にいるところを見られると、東側の人は、一生、西側の人から電話も取り次いでもらえなくなります。国外にも出られなくなります。

 今のようにインターネットの環境はありません。ハガキを出しても、3ヶ月後の検印が押されたものが届くような状況です。

 彼女は、電話だって持っていません。当時の東ドイツは4050歳にならないと、電話も買えませんでした。国家が情報を遮断することで国民をコントロールしようと目論んだ結果なのでしょう。

 検閲済みのハガキをやり取りする2人は、前の学会で、次回の学会でも必ず会うことを決めていたため、なんとか年に1度だけ出会うことができていました。

 2人のデートの場所は、いつも墓地だったということです。宗教色の強くない共産圏の国家では、墓地でデートするのは珍しいことではありません。

 プラハやブダペストの墓地は、広くて静かで雰囲気のいい森のようになっています。墓石に座ってお茶を飲んだりしながら、和やかな時間を過ごしていたといいます。

 これが日本だったら、墓地でデートをしようといえば、「たたられる」とか、「気味が悪い」とかというネガティブな反応になるでしょう。しかし、2人が墓地で撮った写真を見せてもらったことがありますが、それは本当に楽しくうれしそうでした。

 プラハであろうと、ブダペストであろうと、2人の別れの場はいつも駅のホームです。ホームの片側には、西側諸国行き、ウィーン行きの電車が入ってきます。もう片側には、東側諸国行き、ベルリン行きの電車が入ってきます。

 どちらの電車が先に入ってくるかと待っていると、当然ですが、便数の多いウィーン行きがやってきます。そして、電車に乗って「また1年後!」といって別れるのです。

 余談になりますが、ジョンを乗せた列車がウィーンに着くと、マシンガンを持った兵士の隊列がいつも待ち構えていたといいます。隊列は到着した列車をすぐさま囲み、車両の下を鏡で点検します。日本でも、アメリカ大使館に入ろうとすると車の下をミラーでのぞかれますが、あれと同じです。この20世紀の時代に、亡命してきた人間がいるかどうか、車両の下を必ず鏡で点検していました。

 話を戻すと、そんな状況の彼らが別れのホームで「ジョン!」と言ったら、それは「また来年!」という意味を持ちます。1年ぶりの出会いの場面で、「ジョン」と言ったら、「すごくうれしい。久しぶり!」となります。

 それぞれの場面で発せられた「ジョン!」には、たくさんの複雑な意味が込められています。その複雑さは単純に言葉で表せるようなものではありません。「ジョン!」には、両者の歴史が込められているのです。

 しかし、この言葉が、アメリカに住むカップルのトイレの個室から聞こえてきたらどうでしょうか?「ジョン!」が、例えば「紙をくれ!」に変化するのです。

 意味は状況の中にあるのです。文章や単語の中にはないのです。

 発話がされて、その限定された状況下で初めて意味が決まる。言葉そのものに意味はありません。言葉は、その発話の中の情報の一部です。発話によって初めて意味が決まります。それは、まさに釈迦は何も主張していないということにつながります。

 釈迦の悟りに到達していない人が、釈迦の言葉を聞いたとしても、何も聞いていないのと同じことです。逆にいえば、釈迦の主張を知るためには、釈迦のように悟る必要があるのです。

 状況すべて知ることができて、初めてその言葉の意味がわかる。「釈迦は何も言っていない」というツォンカパの主張を額面どおりに受け取るだけでは足りません。釈迦の主張を知るためには、あなたも釈迦でなければ無理だということまで知る必要があります。

 これは、釈迦に限った話ではありません。

 たとえば2人の人が話しているとしましょう。この論に沿っていえば、相手の主張を知るためには、その相手の記憶や過去の体験すべてを知らなければ理解することはできないということです。

 言葉を遣ったら、相手の内部表現書き換えなんてできません。言葉そのものは非常に力のない道具だからです。言葉は何も主張しないのですから。

 これでわかっていただけたでしょうか?

 言葉を遣わず、相手の状況そのものに介入したほうが、内部表現を書き換えるためにははるかに手っ取り早いし、やりやすいのです。

 だから、私は言葉を遣った書き換えを勧めていません。言葉を遣った内部表現の書き換えは、本質的には役に立たないと考えています。

 本当の内部表現書き換えには言葉を遣いません。主張は、言葉ではできないのです。

 いくらお互いにホメオスタシスの同調が起こっても、それぞれの人生は違います。無理なのです。

 引用終わり

 

 

 問題です。

 博士は「この論に沿っていえば、相手の主張を知るためには、その相手の記憶や過去の体験すべてを知らなければ理解することはできないということです」と書かれています。

しかし、実際にはすべてを知らなくても、つまり知識が足りなくても、私たちは認識することができます。スコトーマを外して。

なぜでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 さらに、認識だけではなく、理解し評価し判断することができます。

なぜでしょうか?

 

 

 そう、答えは「ゲシュタルト能力があるから」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ゲシュタルトとは「全体性をもったまとまりある構造」のこと。全体と部分の双方向性で成り立つ“統合的意味をもつまとまり”です。つまり“縁起のかたまり”。

 

 その縁起やゲシュタルトといった概念を念頭に、再度「状況は意味により変わり、意味はゴールが生みだす」や「意味は状況の中にあるのです。文章や単語の中にはないのです」といった“言葉”がさし示すものをゆっくりイメージしてください。

混乱は自然に治まっていくと思います。

 

 その治まっていく感覚は、「connect the dots」の体感です。ぜひアンカー化してください。「内部表現書き換え」がますますうまくなりますよ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477470.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 引用した博士の“言葉”の次のステップが、DVD教材「マインド・プロファイリング」(フォレスト出版)内で語られています。守秘義務に相当する重要な知識。必見です↓

 マインド・プロファイリング (forestpub.co.jp)

 

 

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