F-088:「ダメ。ゼッタイ。」を超える! -5/5(ワーク付き)-
過去のブログ記事(フリーテーマ)で、医療目的で大麻が用いられるケースがあることに触れました。
F-082:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16660575.html
F-083:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16800020.html
日本では大麻を医療目的で使用することはできません。大麻どころか、すでに認められている医療用麻薬(オピオイド)の消費量も国際比で圧倒的に少ないことが明らかになっており、人権の観点で問題視されています。
その一方で、麻薬の規制が緩く「生権力」という束縛から解放されているはずの国々では、「オピオイドクライシス」と呼ばれる過剰摂取や中毒死の問題が生じています。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html
では、どうすればよいのでしょうか?
…その具体的解決法について、コーチとして提言します。
過去の記事(F-082、083)は、ディベートでいえばケースサイドに相当します。さらにケースを検証し(F-084、F-085)、その後ケースに対するプランを提案します(F-086、F-087)。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html
F-084:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16948245.html
F-085:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17075755.html
F-086:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17207452.html
F-087:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17331572.html
キーワードは「内部表現の書き換え(情報場の移動)」。
そして、その「内部表現の書き換え」のポイントとは「臨場感」です。
シリーズ最終回であるこの記事では、「臨場感」を高めて夢を実現するための5つのステップを紹介しながらワークを行います。
…臨場感とは「まるで現実に体験しているかのような感覚」です。夢をかなえる方程式「I×V=R」でいえば「V=Vividness(鮮明さ)」に相当します。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html
あるイメージ(I=Image、Imagination)の「V=Vividness」が高いとそのイメージは現実(R=Reality)となるというプリンシプルのカラクリは、「臨場感が強いほど内部表現を書き換えやすくなるから」です。臨場感が強いほど内部表現を書き換えやすくなるのは、ホメオスタシスを働かせることができるから。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html
自分が思い描くイメージの世界(I)に強い臨場感を持つことができれば、ホメオスタシスレベルをずらすことができ、コンフォートゾーンが変化します。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html
コンフォートゾーンが変化していく過程で次々に気づきを得られ、反対に今まで気になっていたこと(ブレーキになっていたこと)が気にならなくなります。RAS(ラス)のフィルターを通過する情報が変化し、イメージ実現に無関係なことがスコトーマに隠れるからです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html
もちろんモチベーションは100% want toの状態。756倍の生産性を自然に発揮し、当たり前のようにそのイメージを実現することができます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html
それでは「臨場感」を高め夢を実現する5つのステップを紹介します。これはそのままワークになりますので、ぜひ取り組んでください。
1) 逆腹式呼吸を行いながら、ゆっくりとリラックスしていく
…逆腹式呼吸とは、腹式呼吸と逆の呼吸法です。息を吸う時にお腹をへこませて、吐く時にお腹を膨らませます。その詳細や意味については苫米地博士の著書「自分のリミッターをはずす!」(ビジネス社)を御参照ください。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268324.html
2) 十分にリラックスできたら、物理空間から情報空間に、あるいは「現在の私」から「夢を実現した未来の私」に意識をずらしていく
…時間が早回しで経過しどんどん理想の姿に変化していくとともに抽象度が上がっていくイメージ。この段階では過去→未来でOKです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html
3) 「夢を達成した自分の姿」をしっかりとイメージできたら、その時の自分が感じているであろう五感(目の前の明るい風景、聞こえている楽し気な音、心地よい感覚、さわやかなにおい、豊かな味わいなど)をどんどん強めていく
4) 五感を使って未来の私を鮮明に感じるとホメオスタシスレベルが新たなイメージ側にずれる。その新たなホメオスタシス(=コンフォートゾーン)を保ったまま、すなわち「すでに夢を実現した私」の体感のまま、ゆっくりと現実に意識を戻していく
5) 現実に戻ったときに感じた違和感(認知的不協和)を「私らしくない」というセルフトークに変え、本当の私(夢を実現した未来の私)のイメージのまま生きる(違和感を解消していく)
…そうすると、ホメオスタシスフィードバックの働きで自動的に夢が実現します。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html
…以上です。
自由に夢を思い描くうちに、きっと新たなゴールを見つけることでしょう。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html
ゴールは人生のあらゆる領域 -例えば、家庭、趣味、職業、地域への貢献、生涯学習、大きなコミュニティへの貢献、健康など- にたくさん設定していくものです。もちろんどんどん更新してかまいません。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html
そして、それらのゴールはやがて「生と死の間にあるもの」(by エリ・ヴィーゼル)に対する関心へと変わります。その時初めて、真の人生 -人が生きるということ- が始まるといえます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html
人生には辛いことも悲しいこともあります。
でもゴールに向かい続ける者は、逆境を解決するべき課題に変えてエネルギッシュに克服していきます。全身全霊で挑みながらすべてを楽しみに変えていきます。
そんな人生にドラッグは不要。生きていること自体が喜びだから。
それが「ダメ。ゼッタイ。」を超えた生き方だと私は思っています。
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
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http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html