苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:エモーションコントロール

L-07220211月シークレットレクチャー -01;苫米地博士からのメッセージ

 

20211月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の2回目。3回を通しての全体テーマは「Don’t think, feel!」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 *初回講義(202011月)はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420420.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;苫米地博士からのメッセージ

 

 

 まずは前回講義(全3回の1回目)のポイントを再確認しましょう。

 

〇 目の前の世界はすべて過去。記憶でつくられている

私たちは、通常は、過去に閉じ込められています。時間が過去から未来に向かって流れているように感じられることは、そのあらわれです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

〇 思考の3つの軸「言葉(Words)」「映像(Pictures)」「感情(Emotions)」

 私たちの目の前の世界は過去の記憶と紐づいた言葉と映像でできあがっていて、そこには感情(情動)が貼り付いています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

〇 記憶は“失敗”が主でネガティブな情動が貼り付いている

 記憶に貼り付いている感情(情動)の多くはネガティブなもの。なぜなら、私たちは“失敗”を強く記憶してしまうから(失敗駆動型)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 〇 知識とスコトーマの関係は?

そもそも知識(記憶)がないと認識できませんが(スコトーマに隠れる)、得た知識が新たな認識を妨げてしまいます(スコトーマが生まれる)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 

 〇 スコトーマと時間の流れのコントロールのために

“現状の外”へのゴール設定により、スコトーマが外れ、時間が未来から過去へ流れはじめます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 〇 過去は一切関係なし!

 過去に囚われないために、まずは「過去は一切関係なし」を体得する!

 そのためには「『これまでの自分』を丸ごと捨て去る覚悟」が必要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29349738.html

 

 〇 コーチの役目とは

「過去は一切関係なし!」を大前提に、コーチはクライアントの記憶からブリーフシステム(w0)を分析し、ゴールが生みだす“まったく新しい私(=世界、宇宙、w1)”に導きます。

(ただし、スコトーマを外し、ゴールを設定するのは、あくまでもクライアント自身)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 *「w0」「w1」と「ブリーフシステム」「自我」の関係についてはこちらをどうぞ↓

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

 私たちは、そうとは知らずに、いつも過去=“失敗”に囚われています。言葉・映像・感情(情動)が一体となった“失敗”の記憶によって大脳辺縁系が活性化してしまうと、文字どおり“動物的”になってしまいます。「ファイト・オア・フライト」です。

だから私は、クライアントさんの“過去”は一切聞きませんし、話させません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

私自身、未来の結果として“今”を生きるよう心がけています。つねにゴールを意識に上げながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

あえて「CoacH T」と名乗るのは、ゴールの果として“今”を生ききるための私なりの工夫です。そして、それは「エモーションコントロール」のための工夫でもあります。

 F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 コーチングのコアは「ゴール」と「エフィカシー」です。エフィカシーとは「自分のゴール達成能力の自己評価」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

全部自分のことですので、本来は自分でいくらでも高めることができるはずなのですが、なかなかそうはいきません。その理由の1つがネガティブな感情。そのため「エモーションコントロール」をマスターし、前頭前野優位をしっかり維持することが重要です。

そのための基本中の基本が「逆腹式呼吸」。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27570183.html

 

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士が「エモーションコントロール」を解説されている動画を御存知でしょうか?

 苫米地メソッド「エモーションコントロール」苫米地英人 - YouTube

 

動画の中で、博士は「海外で行ったコーチングセミナーでおまけで教えたら好評で。困るな~」と話されています。

 

私は、じつは、そのセミナーに参加していました。帰国後「エモーションコントロール」の動画を視聴し、セミナー中は困った様子を見せていなかった博士の言葉(本音?)にハッとしました。

 

「思考停止してはならない(させてはならない)」と「思考停止しなければならない(させなければならない)」というメッセージを同時にいただいた気がしたからです。

 

L-073につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 私は、じつは、そのセミナーに参加していました。帰国後「エモーションコントロール」の動画を視聴し、セミナー中は困った様子を見せていなかった博士の言葉(本音?)にハッとしました

 

 「ハッとした」のはゲシュタルトができたから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ゲシュタルトどうしが結びつき巨大化していくたびに(connect the dots)、理解が深まっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 この連載(L-072~)で掘り下げます。お楽しみに。

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 第5回目(R4.8/21開催)のテーマは「スコトーマ」。詳細はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29288176.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

F-217~:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416096.html

Q-167:自分を苦しめているのは記憶です。過去に苦しめられていることを感じています。コーチングで変化を実感しますか? <プチワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24320549.html

 

 

 

F-095:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.2(ワーク付き)

 

 

私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 

 

 これは戦前・戦後を通じて日本映画界で活躍した女優 高峰秀子さん(19242010年)の言葉です。前回(F-094)はこの言葉をコーチの視点で読み解きました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18340552.html

 

 ところで、認知科学者 苫米地英人博士が「エモーションコントロール」を解説されている動画を紹介しましたが、ご覧になられたでしょうか?

 苫米地英人You Tube公式チャンネル

 https://www.youtube.com/watch?v=73T7i1M6-JQ

 

 博士が動画内で解説されている「モノクロにして」「小さくして」「ゴミ箱にポイッ」を、まとめて「握りつぶす」としているのが高峰秀子方式です。なかなか豪快ですよね(笑)。

 

 いずれにせよ、「イヤなこと」という触ったり動かしたりできないはずの抽象的な(物理空間には実在しない)イメージに、「ゴミ箱にポイッ」や「握りつぶす」といった操作を加えることは、心だけではなく身体にもとても大きな変化を引き起こします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5306380.html

 

 それは、前頭葉の発達した人間が、高い抽象度次元から(情報空間の)底面である物理空間にまで連続的に存在していることの証でもあります。心と体はそもそも同じものなのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14106619.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14248940.html

 

 さらには、自身の身体だけではなく、なんと目の前の世界そのものが心(マインド)によって生みだされています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823843.html

 

 まさにI×V=R

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

 先日(201979日)、朝日新聞デジタルで「患者がストレスにさらされると、乳がんが悪化する」という記事が配信されました。

 岡山大学の神谷厚範教授(細胞生理学)が、国立がん研究センターで手術を受けた乳がん患者29人のがん組織を調べたところ、がん組織内の交感神経の密度が高い人は再発しやすいことがわかりました。

さらに、マウスに人の乳がん組織を移植し、乳がん組織内の交感神経を刺激し続けたところ、60日後、(刺激しないマウスと比べ)がん面積は2倍近く大きくなり、転移数も多くなったそうです。一方、遺伝子治療で交感神経の活性化を止めると、60日経ってもがんの大きさはほとんど変わらず、転移もみられませんでした。

 

 このように、ストレスが病気の発症や進行に悪影響を及ぼすことや脳や遺伝子に傷をつけることは、科学的検証によりどんどん明らかにされています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11822808.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10114934.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523096.html

 

 当然ですが、その反対に、(特に情報空間での)ストレス対策が健康に寄与することもわかってきています。その一例として、山形大学医学部看護科 櫻田香教授らの研究を御紹介します(ヘルスプレス、2019613日配信記事より)。

 

一般住民を対象とした「山形県コホート研究:Yamagata Study」に参加し、健康診断を受けた40歳以上の男女17152名を5.4年間追跡した調査により、1)日頃「ほとんど笑わない」層は全死亡率と心血管疾患の発症率が有意に高い、2)「月1回未満」しか笑わない人は「週1回以上」笑う人に対して死亡率が約2倍高まる、3)「週1回未満~月1回以上」笑う人は「週1回以上」笑う人に対して心血管疾患の発症リスクが約1.6倍高まる などが明らかになりました。

まさに「笑う門には福来る」。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268334.html

 

 情報空間への働きかけにより病を治療するという方法は、じつは、すでに医療現場で実用化されています。その一つがイメージを用いてがんを治療するという「サイモントン療法」です。

 

 もともとは放射線科医師だった米国のカール・サイモントン博士(19422009年)は、同じような症状の患者さんに同じ治療を行っても回復する人と悪化する人に分かれることを疑問に思い、研究を始めました。その結果、患者さんの精神面が治療結果に大きな影響を与えることに気づき、がん患者さんの精神面をサポートする治療を編みだしました。それが「サイモントン療法」です。

 この治療の最初の患者さんは頚部進行がんを患った60代の男性でした。放射線治療と並行して、毎日3回、6週間にわたるイメージ療法を指導。その内容とは「白血球ががん細胞を攻撃するイメージを思い浮かべる」というものでした。

 

 「そんな簡単なことで効果があるのか?」と疑問を感じる方も多いと思いますが、実際、人のイメージの力は絶大です。「諦めると坂道を下るようにどんどん悪くなる」ことや「必ずよくなると確信していると結構よくなる(悪化しない)」ということを、きっと多くの医療・福祉関係者が実感しているはずです。もちろんビジネスの現場においても。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_342433.html

 

 そんなイメージの力をフルに使って自身を望む方向に導くのに、言語がとても役に立ちます。言葉にだしながら、鮮明なイメージを感じ、そしてそこに感情をのせていくのです(word/picture/emotion)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7701939.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859111.html

 

 

私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 

 

 ではここで、「イヤなことを心の中で握りつぶす」ための準備となるワークを御紹介します。苫米地博士の読者の方にはおなじみの「目の前のすべてにラベルを貼る」というワーク(ラベリング)です。

 

 私たちは重要なこと(モノ)のみを認識しており、重要性の低いこと(モノ)は認識していません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 その重要度を「ゴールから考えたとき、どれくらい重要か」という尺度に統一することが、このワーク(ラベリング)の目的です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

Work

認識したものすべてに「T(ティー)」「Nil(ニル)」「D(ディー)」のどれかを張りつける(ラベリング)

 

T」:ゴールに関係すること(ゴール達成の妨げになることも含む)

Nil」:ゴールと関係ないこと

D」:「T」でも「Nil」でもない感情(怒り、後悔、悲しみ、不安など)

 

 

 これだけです。

 

 ラベル張りは時間をかけず、情報を認識した瞬間に行います。

まずは「D」を減らすように意識しましょう。「D」は完全に皆さんの心次第です。

次に「Nil」が減るように自身の行動を見直していきましょう。基本的に「Nil」にはhave toが入り込んでいます。「Nil」が続くときには、「なぜhave toなのか?」「want toは何か?」「そもそもゴールは何だったか?」と自問してみましょう(止観)。

 

 

 次回は、このラベリングの実践例を紹介した後、さらに踏み込んで「私はイヤなことを心の中で握りつぶす」という言葉を考察します。

 

F-096につづく)

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 ラベリングは医療・福祉従事者にとって特に重要なスキルとなります。「ファイト・オア・フライト」という情動優位の状態を回避できるからです。ぜひワークに取り組んでください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

医療・介護現場は四苦(特に老病死)の臨場感が高いため、スコトーマが外れやすいのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045953.html

 

スコトーマが外れて認識するものとは「スピリチュアルペイン」。剥きだしになった「スピリチュアルペイン」は「イヤなこと」をさらに増幅します。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html

 

 それは生老病死という人生のプロセスで必ず経験すること。

よって、医療・福祉従事者だけではなく、すべての方にラベリングをお勧めします。

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15833962.html

 

 


F-094:私はイヤなことは心の中で握りつぶす vol.1

 

 

私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 

 

 これは戦前・戦後を通じて日本映画界で活躍した女優 高峰秀子さん(19242010年)の言葉です。

 

 Wikipediaによると、4歳の時に母親を結核で亡くした高峰さんは、名づけ親にもなった父の妹の養女となり東京に移り住みます。その義母(実父の妹)は17歳の時に函館に来た活動弁士(サイレント映画上映中にその内容を語りで表現する解説者)と駆け落ちし結婚。その後自らも「高峰秀子」の名で活弁士として活動したそうです。

 

 5歳の頃、蒲田撮影所を見学した際にたまたま行われていた子役オーディションに義父に推されて飛び入り参加した高峰さんは、見事監督に選ばれ撮影所に入社することになりました。その時から義母の芸名 高峰秀子を名乗りはじめたそうです。

その後子役から女優へと成長し、1954年に「二十四の瞳」でブルーリボン賞主演女優賞を、1955年に「浮雲」でキネマ旬報ベストテン女優賞を、1979年に「衝動殺人 息子よ」で日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞します。

 

 私が驚いたのは1981年に制作された映画「典子は、今」の助監督をされていたこと。「典子は、今」は、母親が服用していたサリドマイド剤の副作用により両腕のない状態で生まれた辻典子さん本人を主人公にしたセミ・ドキュメンタリー映画です。

 

 両腕のない主人公が海に飛び込んで懸命に泳ぐシーンは、今も私の脳裏に焼き付いています。幼少期のトラウマ体験により泳ぐことが苦手だった当時の私にとって、その映像はとても衝撃的だったからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7702169.html

 

今思えば、「典子は、今」から勇気をもらったことが、トラウマを克服する大きなきっかけになったのかもしれません。おかげで大学時代にはウインドサーフィンを存分に楽しむことができました(代わりに霊を怖がっていましたけれど)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7199964.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7384947.html

 

 それでは高峰秀子さんのこの言葉を、コーチの視点でみてみましょう。

 

 

私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 

 

 この言葉は強力なアファメーションになっています。「~できたらいいな」や「~したい」といった願望ではなく断言です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14973460.html

 

 「握りつぶす」という言葉には強い意志が滲み出ています。それは例えば「ドリームキリングには絶対に負けない」というような覚悟の言語化でしょう。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 「その強い意志や覚悟が、やがて高いエフィカシーへと昇華していく」と私は思っています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 もちろん「握りつぶす」の根底にはどんなに止められても成し遂げたいと願うようなゴールがあるはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 そのゴール(未来のイメージ)とエフィカシー(達成の確信=臨場感)が“現実”を生みだします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 

 

 「イヤなことは心の中で握りつぶす」というセルフトークは、「エモーションコントロール」にも活用できます。エモーションコントロールとは、不安や恐怖、怒りといった強い情動によりIQやパフォーマンスが低下するのを防ぐ(すみやかに改善する)ためのスキルです。

 

 例えば、泳ぐのが苦手な子どもがプールを見ただけで震えてしまうのは、何らかの辛い記憶がトラウマ化しているからです。かつての私もそうでした。

 泳ぐことに関するネガティブな体験を、海馬は重要な“失敗”として側頭葉に投げ込み記憶させます。そして、不安・恐怖などを伴った強烈な体験であるほど、繰り返し思い出したり、恐ろしい夢として見たりしながら、長期記憶化していきます。それがトラウマ化の正体です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

 そうした状態が続くとプールや海の話題を見聞きしただけでドキドキしたり、体がブルブル震えたり、息苦しくなるなどの身体症状があらわれます。それは情報空間(心)にできた傷の物理空間(体)への表出です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14106619.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14248940.html

 

 扁桃体と海馬による記憶の増幅作用が、そのような身体症状を引き起こします。プールや海がトリガー(引き金)となって(しかも扁桃体により増幅されながら)引っ張りだされ、まるで今その場にいるかのように恐怖を追体験するのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

その体験は「過去(のイヤな記憶)が“現在”(=現実)に変わってしまうこと」ともいえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 さらに、トラウマに関連する情報に接することでおこるイヤな記憶の増幅が繰り返されると、やがては前頭前野に認識のパターンが生まれてしまいます。前頭前野の認識パターンとはブリーフシステムのことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 この段階に至ると、自律神経の乱れが生じ、生命維持に直結する脳幹にも変調がみられ、中枢神経の働きまでおかしくなります。ブリーフシステムとは個人の心理的特性であり人格そのものですので、まるで「別人になった」かのように変わり果ててしまいます。

 

 よって、最初のトラウマ化を防ぐための「エモーションコントロール」はとても重要といえます。

 

 

 次回は、「イヤなことを心の中で握りつぶす」や「エモーションコントロール」のためのワークを御紹介します。

 
(F-095につづく)

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 「エモーションコントロール」について、認知科学者 苫米地英人博士がYou Tube公式チャンネル内で詳しく解説されています。海外で開催されたシークレットセミナーでの講義内容がなんと無料で視聴できます(私はそのセミナーに参加させていただきました)。25分程です(2倍速で視聴したら12分!)。ぜひご覧ください。

 苫米地英人You Tube公式チャンネル

 https://www.youtube.com/watch?v=73T7i1M6-JQ

 

 

高峰秀子さん(Wiki)

高峰秀子さん(1940年代後半)

Wikipediaより引用

 

 


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