苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ) ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:エフィカシー

L-01020201月シークレットレクチャー -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 

20201月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の初回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、初回のサブテーマは「○○」。

その講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

ぜひサブテーマを想像しながらお読みください(漢字二文字ですw)。スピリチュアルペインやトータルペインは過去のブログ記事でも取り上げていますが、きっと新たな発見に驚くはずです。

 

 01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 02;身体的苦痛

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24553696.html

 03;身体と心は○○○○ -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 04;身体と心は○○○○ -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 05;「4つの苦痛」と健康(well-being)の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24642277.html

 06;「4つの苦痛」(部分)どうしの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 07;スピリチュアルペインとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 08;スピリチュアルペインへの対処は、いつから、どこで、行われるべきか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24746334.html

 09;抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24767587.html

 10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 

 下記の言葉はノーベル平和賞受賞作家 エリ・ヴィーゼルによるものです。

「抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚」をぜひ感じてください。それは「絶望の中で見いだした希望が育て、自身を導くゴールが磨き上げる“光”」に触れるような体感です。

 

 

 愛の反対は憎しみではない。無関心だ

 美の反対は醜さではない。無関心だ

 信仰の反対は異端ではない。無関心だ

 生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心だ

 

The opposite of love is not hate, it’s indifference.

The opposite of beauty is not ugliness, it’s indifference.

The opposite of faith is not heresy, it’s indifference.

And the opposite of life is not death, but indifference between life and death.

 

 

 ヴィーゼルは「生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心である」と語っています。では、なぜ無関心となってしまうのでしょうか?

 

 

 私の答えは「自分に対する評価が低いから」。そして、「(その結果として)未来の重要度が下がっているから」です。それを一言にすると「エフィカシーが低いから」。エフィカシーとは、「自分のゴール達成能力の自己評価」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ところで、サーカスなどでゾウを飼いならす方法を御存知ですか?

 

子ども(小ゾウ)の時期に、足につないだ鎖を杭に結び付け地面に打ち込むのだそうです。小ゾウの力では杭を引き抜くことはできません。その状態が続くと、ゾウは鎖が届く範囲でしか行動しなくなります。コンフォートゾーンの完成です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

成長に伴い杭を引き抜く力を手に入れても、ひとたび杭につながれたなら、ゾウはその範囲でしか行動しなくなります。「思い込み」がゾウの自由を奪うのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

この話が本当かどうかはわかりませんが、「思い込みが自由を奪う」というのは、私たち人間にとっては極めて切実な問題です。なぜなら、大脳(とくに前頭前野)が発達しているため、情報空間に強い臨場感を感じることができる(感じてしまう)から。より強い「思い込み」が可能になったことで、ますます自由が奪われやすくなっているといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 情報空間上の“あるイメージ(I)”に強い臨場感を感じると(V)、そのイメージはやがて現実化していきます(R)。それをプリンシプル化したものが「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 これは希望に満ちあふれる真理ですが、その一方で人を絶望の淵に追いやる事実でもあります。「I×V=R」が示していることは、「イメージ(イマジネーション)の限界が、その人の限界になる(である)」ということだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/17985750.html

 

 

自分の限界とは、自分のイマジネーションの限界のことである

 

 

これはコーチングの祖 ルー・タイス氏の言葉です。

過去の何らかの体験または情報の記憶が、私たちの心の中に「思い込み」を形成します。そして、その思い込みがスコトーマを生みだし、例えば杭など簡単に引き抜けるといった“本当の力”を隠してしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

しかも、人の場合、「思い込み」を生みだす記憶とは“失敗”です。情動を伴った辛い記憶が自らを縛りつけていきます。そして、縁起のつながりの中で、ますますお互いを縛りあってしまうのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士は、ルー・タイス氏の言葉を下記のように言い換えていらっしゃいます。

 

 

人間の限界はイマジネーションの限界がつくる

イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 

 その「限界を壊すこと」はゴール設定からはじまります。1)100%want toで、2)自分中心を捨てながら、3)“現状の外”にゴールを設定(再設定)していくことで、限界を超えていくことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、その積み重ねこそが「生と死の間(between life and death)」を明らかにしていきます。なぜでしょうか?

 

L-011につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 アジアゾウのトプシー(Topsy)を御存知でしょうか?

 

 …1875年頃に東南アジアで生まれ、アメリカに密輸された後にサーカスで育てられた象です。

 子どもの頃からの虐待のストレスが原因なのでしょうか、3人の調教師を含む数名を殺したとされています。虚栄心が強いオーナーにより公開処刑が企画され、毒を食べさせられ、電気を流され、最後は首を絞められ殺されました(190314日)。

 その様子をエジソン・スタジオが動画撮影し、「ある象の電気処刑」というタイトルで公開しています(なんと、wikipediaで動画を確認することができます)。

 

 ちなみに、「トプシー(Topsy)」という名は、米国の小説「アンクル・トムの小屋」に登場する奴隷少女の名から名付けられたそうです。

 

 自由を奪う「思い込み」は自身の心の中に生まれるだけでなく、社会の中に広がりお互いを縛り合います。バイオパワー(生権力)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

この逸話の根底にある思い込みとは「差別」でしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 表面的なコーチングスキルにより個人が自由を手にするだけでは足りません。

縁起をしっかり理解した上で、空仮中の実践として自らコーチングを行い、縁起空間にしっかりコーチングをひろげていくことが重要なのだと思います。

その先に戦争と差別のない世界がある

だから私は、「縁起の理解」と「空仮中の実践」こそが苫米地式の真髄だと思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

トプシー(Wiki.)

処刑場への橋を渡るのを拒み、報道写真家や見物人に取り囲まれるトプシー

Wikipediaより

 

F-158:無我夢中 <前編>

 

 「無我夢中」という言葉を聞いたら、どんなイメージが浮かびますか?

 

 ネットで調べてみると、だいたいが「ある事柄に心を奪われて、我を忘れているさま」という感じです。その場合の「無我」は「我を忘れている」こと、そして「夢中」は「あることに熱中して、他をほったらかしにしている」という意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 「忘れている」「ほったらかしにしている」を言い換えると、「スコトーマに隠れている」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

さらに、「我を忘れる」には「冷静さを欠いている」といったニュアンスが、「他をほったらかしにしている」には「バランスを欠いている」「視野が狭くなっている」というようなニュアンスが含まれています。いずれもネガティブなものです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20086131.html

 

そうなる理由を苫米地理論で突き詰めると、「抽象度が下がっているから」のはず。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 実際に、大辞泉(小学館)には「無我夢中で逃げる」という例が挙げられていました。

 この場合の「無我夢中」とは、まさに「ファイト・オア・フライト(Fight or Flight)」のこと。それは人間的な前頭葉前頭前野での情報処理よりも、動物的な大脳辺縁系での情報処理が優位になっている状態です。もちろん抽象度が下がった状態であり、別の表現ではIQが下がった状態といえます。それは「冷静さを欠いている」「視野が狭くなっている」というニュアンスと合致します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

ですが、ヒーラー&コーチとしての私は“無我夢中”という言葉が好きです。縁ある人たちが“無我夢中”になれるようにサポートしていますし、もっと“無我夢中”に生きれるようにフォローしています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 前回(F-157)、自分の死に自ら意味を見いだしたことで情報(心)を書き換え、その写像である物理(体)を書き換えていった高齢女性の例を御紹介しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23874668.html

 

「うれしい~」のあとに驚異的な回復をみせた患者さんに、一体何が起こったのでしょうか?

絶望的な状況を“希望”に塗り替えたきっかけは何だったのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 そのはじまりは、もちろん、ゴール設定。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、ゴール実現の確信、つまりエフィカシー(この症例の場合は「指一本まで役に立ちたい」という強い思い=覚悟)が“奇跡”を引き起こしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 その様子はまさに“無我夢中”

 私が「指一本でも役に立ちたい」と願う患者さんに感じた“無我夢中”は、もちろん、冒頭で御紹介した「無我夢中」とは異なります。

 

F-159につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 キーワードは「社会性」「利他(unselfishness)」。

 認知科学者 苫米地博士の著書から「絶望を克服する方法」を御紹介します。「新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版」(サイゾー)の【付録②】からの引用です。

 

 want toをゴールにする

 この苫米地手帳にゴールを書き込んでいくときに、1つ「儀式」をしてみてください。とても簡単な儀式ですが、効果は抜群です。儀式というほどのものではなく、本当に簡単なことです。

 目を閉じて、おでこに指を当ててみましょう。人差し指でも中指でもその両方でも構いません。目を閉じて、おでこに指を当ててみます。マンスリーコラムで書いたように、そのときにおでこを見るのもよいでしょう。

 そして静かな気持で、ゴールを思い描いてください。まぶたの裏に何が映るでしょう。

 想像力を思いっきり羽ばたかせて、楽しく考えてください。楽しいゴールが思い描けたら、その喜びを全身で味わってみてください。

 このように目を閉じて額に指を当てることが、トリガーになります。トリガーとは銃などの引き金のことです。ある意識状態に入るための引き金ということですね。

 トリガーによって引っ張り出される意識状態や記憶を、アンカーといいます。錨のことですね。トリガーが、潜在意識の奥深くに錨のように沈んでいる記憶や意識状態を引っ張り出してくれます。

 今回のワークでいえば、深い変性意識状態の中で、ゴール設定にふさわしい意識状態を引っ張り出します。最初はうまくいかなくても、繰り返しているうちにうまくなります。ですから、気楽に楽しんでやってみてください。

 ダンサーが繰り返し振り付けの通りに踊ったり、テクニックの練習をしたりするように、もしくはミュージシャンが演奏の練習を繰り返すように、技術というのは繰り返せば繰り返すほど自分に馴染んできて上手になります。

 変性意識の生成も練習次第です。繰り返す中で上手になっていきます。ひと手間かけて、手帳にゴールを書き込むことで、ゴールが達成しやすくなりますし、書くゴール自体もよいものに変わっていきます。真のゴールに近づいていくのです。

 成功する過程で一番難しいのは、日々努力することだと思っている人がいますが、それは違います。成功する過程で一番難しいのは、実はゴール設定です。

 ゴールをきちんと設定することが一番難しいのです。もちろん難しいだけではなく、一番楽しいことでもあります。

 実際はゴールがきちんと設定されてさえいれば、気づいたら環境が変わりますし、気づいたら努力していて、気づいたらゴールを達成してしまうものです。それも自分が想定した以上の成果を得られたりします。

 ゴール設定でよくする間違いに、have to(しなければいけないこと)をゴールに設定してしまうことが挙げられます。これは絶望しか生みません。

 それなのにどうしてそんなことをしてしまうのかといえば、人から影響を受けるからです。影響を受けるのは悪くないのですが、無意識に真似をしてしまうのです。

 そうなんです。多くの人は誰かの真似をしてゴールを設定しがちです。それは親の期待や友人の評価、社会からのプレッシャーなどの形で強いられています。誰かの真似をして、それをゴールにしてしまいがちなのです。

 「○○さんはいくら稼いでいるから、自分もそれ以上稼ぎたい」とか、「○○さんはマイホームを買ったから、自分もマイホームを買いたい」など、無意識のうちに人の真似をして、それを自分のゴールだと勘違いしているのです。そんなことをしていると、いつまでもゴールは達成できません。

 なぜなら、それは心からのwant to(したいこと)のゴールではないからです。have toのゴールだからです。だから、ゴール達成のためにつらい努力が必要になるのです。そのような社会的洗脳をはねつけて、本当のwant toのゴールを設定することが大事です。

 want toの真のゴールであれば、そのプロセスも楽しいのです。子供がゲームに熱中して、寝食を忘れてプレイするように、ゴールに熱中して、気づいたら猛烈な努力を積み重ねてしまうのです。

 でも、本人は楽しくて仕方ないので止まりません。それが本来のゴール設定であり、だからこそ、最初に正しくゴール設定をすることが大事なのです。

 無意識のうちにゴールを設定できると、無意識はオートパイロットでそれを実現しようとします。だからこそ、ゴールをきちんと設定すると努力はいらないのです。はたから見てすごく努力しているように見えても、本人は楽しんで没頭しているだけなのです。

 引用終わり

 

 「絶望」はゴール設定に“失敗”しているだけです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 「怒りと絶望しかない」という方も、「絶望しかない」という方も大丈夫!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 自分の中の力(The Power of Mind)を信じて新たなゴールを設定し、want toで未来に向き合ってください。未来にあるのは死ですが、その死さえも“希望”に変えることができます。すべてマインド次第です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

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F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

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新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版ver.2


F-157:指一本でも役に立ちたい

 

 前回(F-156)、「人間関係リセット症候群」を取り上げ、このように書きました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23823944.html

 

 「絶望」や「dark side」を防ぐ(克服する)力となるものはゴールとエフィカシーです。

ゴールの抽象度を高めながらハイエフィカシーを貫くことで、不安や怒りや憎しみを社会にうまく還元していくことができます。それが「社会性」です。

 

 その「社会性」を違う言葉で言い換えると「利他(unselfishness)」。

 今回は、医療現場で利他心を感じた一例を取り上げます。

 (プライバシー保護のため一部変更しています)

 

 ケース;90代女性、一人暮らし

同じ町にお子さんが住んでいますが、関係性はよくありません。誰彼かまわず無心されるたびにお金を貸すものの結局踏み倒されるといったことを繰り返していることが原因のようでした。

そんな高齢女性が感染症を発症し入院しました。もともと自己免疫疾患(自分自身に対して免疫が過剰に働いてしまう病気)があり、免疫を抑制するステロイド剤を内服していました。加えて喘息もあるため、呼吸状態がどんどん悪化していきました。

専門用語で「せん妄」と呼ばれる精神不穏も出現した患者さんは、呼吸がままならないのに酸素吸入のためのマスクを外したり、点滴を引き抜いたりしました。

心身ともに悪化していく中、患者さんはまるでうなされているかのように同じ願いを口にするようになりました。その願いとは

死んだら献体がしたい

死んだ後も社会に貢献したいというのです。そんな切なる思いが「指一本でも役に立ちたい」という言葉になってあらわれました。

患者さんと御家族の仲介を約束した私は、母親の思いをそのまま息子さんに伝えました。最初は渋っていましたが、「指一本でも役に立ちたい」を聞いてからは反論しなくなり、ついには献体に同意されました。「母らしい」と苦笑いしながら。

子どもたちが献体に同意してくれたことを伝え聞いた患者さんは、粗い呼吸の合間に「うれしい~」と発し、治療にまったく抵抗しなくなりました。表情や言動は日に日に穏やかになっていきました。

 

 

 ところで、皆さんは「プラセボ効果(placebo effect)」を御存知でしょうか?

 一般的には「薬理作用に基づかない治療効果」のことを指します。

その一部は脳内の化学反応で説明されています。人はモルヒネと同じような痛みを和らげる化学物質(いわゆる「脳内麻薬」)を分泌することができます。β-エンドルフィンやドーパミンがその代表で、20種類ほどの物質が確認されています。

プラセボ効果が働いているときは、大量のβ-エンドルフィン放出されているそうです。モルヒネの6.5倍にもなるといわれる鎮痛効果に加え、多幸感も大きくなることがわかっています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16948245.html

 

 じつは、先の患者さんは、「うれしい~」のあと呼吸状態が落ち着き、体調がどんどん改善していきました。情報空間(表情や言動にあらわれた心の状態)だけでなく、物理空間(SpO2CRPという検査で示される体の状態)にもよい変化があらわれたのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

体調改善後施設に退院し、現在もお元気にされていると伺っています。

 その驚異的な回復ぶりを、冷めた言い方で「気のせい(プラセボ効果)」ということもできます。しかし、その本質は、超情報場(生命場)への介入による「気のせい(内部表現書き換え)」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 ある研究によると、「自分は心臓発作で死ぬ」と思い込んでいる女性は、病歴がまったく同じであっても、心臓発作で死ぬとは思っていない女性と比べ(心臓発作で)死ぬ確率が4倍も高くなるそうです。「プラセボ/ノセボ効果」の一例として紹介されていましたが、これは先程の脳内麻薬(β-エンドルフィンなど)だけでは説明できません。

 (ノセボ効果:悪心や食欲不振といった「薬理作用に基づかない副作用」のこと)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477470.html

 

 皆さんも、体調が悪いと思っていると(あるいは、まわりに「顔色が悪い」などと心配されていると)、本当に体調が悪くなってしまうことを経験しているのではないでしょうか。もちろんその逆も。

 ストレスが健康に大きく影響することは今や当たり前の知見になっていますが、そこには自律神経などの物理(身体)的な要因だけではなく、物理的な変化を「果」として引き起こすより高次の情報次元(心)での「因」が存在しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11822808.html

 

 重要なことなので繰り返しますが、高次の情報空間での「因」が、低次の情報空間(その底面が物理空間)において「果」となってあらわれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14248940.html

 

今回御紹介した患者さんでいうと、自分の死に自ら意味を見いだしたことが情報(心)を書き換え(「因」)、その写像である物理(体)を書き換えていった(「果」)といえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23037529.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23108517.html

 

「希望により生命力を取り戻した」「心が平和になった結果、身体が平穏になった」という感じです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 人生の最終段階であっても、このような大きな変化があらわれます。ましてや、これから成長する子どもたちに、「希望をもつことの大切さ」を教え、「希望をゴール化して実現していく方法」を授けることができたなら、どんなに未来が明るくなることでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11301259.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11386276.html

 

 そんなハイエフィカシーな未来をイメージしているときに、私の中の“希望/HOPE”が、高齢女性の希望と共鳴していることに気がつきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

希望はやがて夢に育ち、夢はゴール設定することでいつしか“現実”にかわっていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

ゴールの達成を確信し続けること(エフィカシー)で“新たなる希望”が芽生えると、さらなる夢、より抽象度の高いゴールを経て、かつては想像もできなかったような“現実”があらわれます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

「絶望」や「dark side」を防ぐ(克服する)力となるものはゴールとエフィカシーです。

ゴールの抽象度を高めながらハイエフィカシーを貫くと、不安や怒りや憎しみを社会にうまく還元していくことができます。それが「社会性」「利他(unselfishness)」です。

 その「社会性」「利他(unselfishness)」が、人間に秘められたさらなる能力を覚醒させます。ときに“奇跡”と呼ばれるような形で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 「指一本でも役に立ちたい」と願う老婆との縁により、私は、「幸せとはゴールに向かう日々の縁起そのものである」とあらためて実感しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 キーワードは「社会性」「利他(unselfishness)」。

 次の投稿(F-158~)では、今回取り上げた“奇跡”を別角度で再検証し、苫米地博士の著書から「絶望を克服する方法」を御紹介します。お楽しみに。

 

 

-関連記事-

F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268334.html

F-121:「あぁ生まれてきてよかったな」で思いだす一例

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F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

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Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

F-156:人間関係リセット症候群

 

 「人間関係リセット症候群」という言葉を御存知ですか?

 

 それは正式な?病名ではないはずですが、ネット上では“病気”のひとつのように扱われています。

 (この場合の“病気”とはゲシュタルトのことです)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ネット上の情報をまとめると、人間関係リセット症候群は「あることをきっかけにこれまでの人間関係をなかったことにしたくなったり、実際になかったことにしてしまう現象(リセット)」とされています。

 その特徴は「突然リセットする(したくなる)」「すべてリセットする(したくなる)」「リセット後に後悔する」とされ、具体的な行動として「連絡先が変わっても通知しない」「SNSで友達・フォロワーを大量に解消する」「転職や引越しを頻回にする」「転職後は前の同僚とは一切連絡を取らない」「突然音信不通になる」などが挙がっていました。

 (蛇足ですが、「特徴」と「具体的行動」では抽象度が異なります)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 思い当たることはありませんか?

 

 「病気ではない」と書かれているサイトもありますが、そんなサイトであっても「よくないもの」「気をつけるべきもの」といったニュアンスで書かれているようです。「症候群」と書かれていれば、とくに医療・福祉関係者(の無意識)は“病気”として認識してしまうでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

 私自身は病気だともおかしいものだとも思っていません。

認知科学者 苫米地博士に学ぶ私にとって、健康とは「そのときの自分の状況にとって正常な状態」であり、病気とは「情報空間のバグ」「何らかの機能・役割」だからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859896.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045827.html

 

 (そもそも私はWHOの健康の定義自体に複数の誤りがあると考えています)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859828.html

 

 その「自分の状況」をつくりだすものがゴールです。そして、ゴール達成の障害(バグ)が何らかの自己主張としてあらわれているものが病気。

病気がきっかけとなり結果的にゴールに近づくのならば、病気は「(ゴール達成のための)重要な機能・役割」となります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そもそも人間関係とは“ゴールが生みだす縁起”のことです。ゴールは人生のあらゆる領域に設定するものですので(バランスホイール)、ゴールごとに様々な人間関係があり、ゴール更新ごとにリセットされるものであるといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 だから、「人間関係リセット症候群」はコーチングを実践する者にとっては当たり前のこと。ゴール実現(&再設定→実現)に向かうホメオスタシス活動の一環です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ただし、「後悔」を感じる場合には注意が必要です。1)本物のゴールではない、2)エフィカシーが下がっている、3)ゴール側のコンフォートゾーンがつくれていない、4)have toが入り込んでいる、5)情動のコントロールができていない といった解決するべき課題があるはずです。以下、簡潔に説明します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

1)     本物のゴールではない

ゴールのポイントは「100%want to」「自分中心を捨てる」「“現状の外”」。加えて私は「バランスホイール」を重視しています。重複しますが「社会性」も重要なポイントです。詳細は下記リンクでどうぞ↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23374441.html

 

2)     エフィカシーが下がっている

エフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」のこと。つまり、ゴール抜きには語れない概念です。じつはコーチの存在自体がクライアントのエフィカシーを高める縁起となります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

3)     ゴール側のコンフォートゾーンがつくれていない

コンフォートゾーンとはホメオスタシスで維持されるイメージのこと。セルフイメージともいえ、通常は“現状”のことを指します。それは過去の記憶でつくられているブリーフシステムでもあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

ゴールを達成しているイメージがあり(I:imageimagination)、そのイメージの臨場感が上がると(V:vividness)、不思議なことにそのイメージは“現実化”(R:reality)します。それをプリンシプル化したものが「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 

4)     have toが入り込んでいる

have toは強制的動機。want toが建設的動機。そのモチベーションの差は大きく、なんと10年間で756倍の生産性の違いとなります(もちろんwant to756倍です)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

モチベーションはゴール設定の結果生じるもの。ゴールが本物であればモチベーションはいつもwant toのはずですが、じつはそうともいえません。私自身は「FOG」に気をつけています↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

5)     情動のコントロールができていない

「コントロールができていない」とは、人間らしい前頭前野優位ではなく、動物的な大脳辺縁系優位に陥っているということ。その様を「ファイト・オア・フライト」と表現します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

怒りでいうと、「人間的怒り」「公憤」ではなく、「動物的怒り」「私憤」の状態。ちなみに、その間に論理があります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

前回(F-155)は「怒りと絶望しかありません」というコメントを取り上げました。

私はそのコメントの中に“希望/HOPE”を見いだしましたが、もしも後悔(あるいは不安・怒り・憎しみ)があるのであれば、すぐに(外ではなく)自分自身を見直すべきです。“現状の外”にあるゴールではなく、“現状(それも理想的な現状)”に心が囚われていることに気づくはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 

「人間関係リセット症候群(ただし「後悔」はなし)」はコーチングを実践する者にとっては当たり前のことですが、ゴールやエフィカシーといった基本を忘れてしまったら、やがては「絶望」に陥ってしまうのかもしれません。

「絶望」をSWの世界観で表現すると「dark side」。偉大なマスタージェダイの言葉を紹介しますw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11594310.html

 

 

  Fear is the path to the dark side.

  Fear leads to anger. Anger leads to hate.

  Hate leads to suffering.

 

   恐れはダークサイドに通じる。

   恐れは怒りを招き、怒りは憎しみを、

   そして、憎しみは苦しみを招く。

 

 

 「絶望」や「dark side」を防ぐ(克服する)力となるものはゴールとエフィカシーです。

ゴールの抽象度を高めながらハイエフィカシーを貫くことで、不安や怒りや憎しみを社会にうまく還元していくことができます。それが「社会性」です。

(私は「社会性」のことを“無敵”と表現します)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 そして、その「社会性」は、ドリームキラーへの“復讐/REVENGE”になるだけでなく、かつてのドリームキラーにとっても“希望/HOPE”へと変わっていきます。

すべては縁起であり自業自得なのだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 キーワードは「社会性」。それを違う言葉で言い換えると「利他(unselfishness)」。

 次回(F-157)、医療現場で利他心を感じた一例を御紹介します。お楽しみに。

 

 

F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 

 私は“希望/Hope”という言葉が大好きです。

 

 それは子どもの頃の体験に起因します。私は(のちに)「A NEW HOPE」というサブタイトルがつけられた映画に救われました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615496.html

 

 情動を伴った体験の記憶は私のブリーフをつくり、「つい“希望/HOPE”を見つけてしまう&見つけようとしてしまう」というハビット&アティチュード(habitattitude)としてあらわれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18223480.html

 

 “希望/HOPE”と結びつくものが RASのフィルタリングを通過し、それ以外をスコトーマに隠すのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「なんでそんなに楽観的なのですか?」と聞かれることがありますが、その理由は「無意識が“希望/HOPE”にロックオンしているから」だと思っています。そして、それは医師(&ヒーラー)としてはもちろんのこと、コーチとしての機能に大いに役立っているはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15700744.html

 

最近いただいたメールの中に「怒りと絶望しかありません」という言葉を見つけたときも、私は“希望/HOPE”を感じました。それは漠然としたイメージなのですが、なんとか言語化してみたいと思います(なるべくわかりやすくw)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 怒りとはエネルギーに満ちた状態でenergetic。対して、絶望とはエネルギーがない状態でno energyです。それらは、エネルギーという視点で見ると、正反対の概念といえます。「怒り」という感情を自覚している時点で(モニタリング)、すでに絶望を克服しています。“今のところ”は(←後述します)。

よって、本当は「怒りと絶望しかない」ではなく、「不協和を怒りとして感じてばかりいる」なのでは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 表現を変えると、「どうやってエネルギーを取り戻すか?」ではなく、「取り戻しつつあるエネルギーをどう導くか?」という段階にあるということ。エネルギー枯渇(不足)という問題(過去のケース)から、それをいかにうまく使うかという課題(未来に向けてのプラン)に焦点が移行しているといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 エネルギーを上手く使う(導く)のに欠かせないのがゴールです。“現状の外”にゴールを設定するからこそ、新たな未来が時間の流れにのってやってきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 その“現状の外”がより高い抽象度次元であるほど、「動物的怒り」は「人間的怒り」に、「私憤」は「公憤」へと変化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 「そもそもゴールがない」「ゴール設定を誤っている」「ゴール達成をあきらめかけている」のいずれかの場合、怒りを感じている現状がコンフォートゾーン(CZ)化していきます。そうなると、怒りが解消されることはありません。怒っている状態がCZだからです。

しかしながら、怒りが続くこともありません。ゴールがないままであれば新たなエネルギーや創造性を得ることができず、やがてエネルギーが尽きてしまうからです。解消されることのない「怒り」は次第に「あきらめ」に変わり、再び「絶望」へと堕ちていきます。「怒りと絶望しかない」から「絶望しかない」へと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

「絶望」とはゴールがないかあきらめている状態(no goals)。だからエネルギーがないのです(no energy)。

ゴール設定がなされていれば、本来「あきらめ」「絶望」にはならないはずです。それでもまだ「絶望」と感じるのならばゴールが間違っています。「間違っている」とは、正しくないとか悪いということではなく、「本心ではない」「自身の自由意思ではない」という意味です。

(そもそも絶対に正しいものなどありません)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

そんな時はまずリラックスしてみましょう。

呼吸を意識しRをゆらがせながら、「本当は自分は何をしたいのか?」「どういう人間になりたいのか?」「自分の存在理由とは何なのか?」などと問い直してみてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

 それは思春期から抱えているスピリチュアルペインを克服するばかりか、ヴィーゼルが言う「生きている状態」に戻る大切なプロセスになります。もちろん、見つけた答えが“シン”のゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_318161.html

 

ゴールはあるがなぜか「絶望」と感じてしまうという場合、「じつはゴールをすでに達成している(達成しかかっている)」か、あるいは「エフィカシーが下がっている」可能性が考えられます。前者ならゴールの再設定(&バランスホイール)に、後者ならエフィカシーを上げることに取り組んでください。

(「エフィカシーを上げる方法」は追記で)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

ゴールは未達成でありハイエフィカシーだとしても、「絶望」と錯覚することはありえます。その時はゴール側のコンフォートゾーンをチェックし、アファメーションやビジュアライゼーションで臨場感を高めてください。

24時間(←夢の中でもw)ラベリングをし続けることもお勧めします。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

「ゴール設定→行動→現状が変わる」というプロセスは、自分にとってだけでなく、縁ある人々にとっての“新たなる希望”にもなります。ミラーニューロンの働きで。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11383670.html

 

だから、「絶望」を感じた時は、「誰かの希望になれる(なる)という希望」からはじめてください。その希望はやがて夢に育ち、夢はゴール設定することでいつしか“現実”にかわっていきます。そのための知識とスキルが凝縮されているのがコーチングです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

  

私はコーチングを、子ども(世代)には生き様とともに、孫(世代)には死に様で、伝えていこうと思っています。希望が満ち溢れる自由でフェアな未来を思い描きながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19678041.html

 

 

 ところで、冒頭で御紹介した「A NEW HOPE」とは、「STAR WARS」の第1作目(EpisodeⅣ)のことですw

映画だけでなく、ドラマ、小説、アニメ、ゲーム、テーマパークなど様々な形で今も拡張し続けるSWの世界は、ジョージ・ルーカスというたった一人の人間のイマジネーションからはじまりました。

 最後に、ルーカスが次世代のクリエイター デイブ・フィローニ(「CLONE WARS」総監督)に贈った言葉を紹介します。この言葉を聞いたとき、私はルーカスの思いをしっかりと受け取っていたことに気づきました。42年前のあの日に。非言語で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20173981.html

 

 

Remember to make these stories hopeful.

Remember to give that to kids.

Because they really need it.

George Walton Lucas Jr.1944年~) 

 

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 苫米地博士の著書「201冊目で私が一番伝えたかったこと」(ヴィレッジブックス)から「情動を娯楽として楽しみつつ、エフィカシーを上げる方法」を御紹介します。

 

 引用開始

 過去の情動記憶を娯楽として楽しみなさいと言いましたが、ただし注意するべき点があります。それは、情動を思いだすとき、エフィカシーを下げるやり方ではなく、逆に上げる方法を身につけることです。

 最悪なのは、思いだすときに、「あのときの自分はバカだった」とか「自分が許せない」などと過去の自分を否定するようなことを心の中でつぶやくことです。いったん、こういう癖が身についてしまうと、思い出に浸っているときだけでなく、日常のあらゆる局面でエフィカシーを下げるセルフトーク(コーチング用語で自分に対して語る言葉)が出てくることになります。

 情動を娯楽として楽しみつつ、エフィカシーを上げる方法は、自己否定を行うのではなく、「私はあのときベストを尽くした」「私はすごい人間だ」というように、「今-ここ」にいる自分を堂々と肯定する癖をつけることです。そのためには以下の四つのことを心がけましょう。

 

結果論で過去の出来事を評価したり、後悔したりしない。

前頭前野を働かせて、前向きに過去の出来事を評価する。

わざと自分に不利になるように記憶の断片を統合しない。

後悔が無意味であることを前頭前野で理解する。

 

 これらのことを身につければ、どんな不快な出来事でも、過去の情動記憶の反復による堂々巡りの思考の迷路に迷い込むことはないでしょう。

 

  

-関連記事-

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 

201冊目で私が一番伝えたかったこと



F-152:人事考課

 

 前回(F-153)、「同一労働同一賃金」について感じた違和感を掘り下げました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23454911.html

 

 「同一労働同一賃金」について考えている時期に、ある組織の経営会議に参加する御縁がありました。新たに人事考課を導入するというその組織の目的は、「本当に頑張っている人がちゃんと評価されるため」「職員にやる気をもってもらうため」、そして「職員のやりがいをサポートするため」でした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

「本当に頑張っている人がちゃんと評価されるため」は前回(F-153)の内容と重複しますので割愛します。

 

「職員にやる気をもってもらうため」はモチベーションに関係しますが、忘れてならないのが「やる気は、原因ではなく、結果である」という事実。もちろん、ゴール設定の結果です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

「やる気」があるからうまくいくのではなく、ゴールに合致しているからwant toの状態でいられ、自然にハイパフォーマンスを発揮できるのです。よく引用されるハーバードビジネススクール(ジョン・P・コッター名誉教授)の研究によると、建設的動機(want to)と強制的動機(have to)の違いにより、10年間で756倍の生産性の違いが生じることが判明しています。

この研究は1980年代にはじまり、1990年代に書籍化されたものです。当時と比べ物にならないくらいテクノロジーが発達した現代においては、さらに大きな差が生じるはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 先程はスルーしましたが「本当に頑張っている人」という表現には注意が必要です。本人が「頑張っている」と自覚している場合、have toが入り込んでいる可能性があります。

その場合、止観(瞑想)してwant toを確認できれば問題ありません。その時の「頑張っている」は物理空間の因果に対してであり、マネジメントの話だから。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18576926.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18684707.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14526054.html

 

繰り返しますが、やる気は人の心の内に自然に生まれるものです。内に自然に生まれるのはゴールがあるから。それはゴールの世界(コンフォートゾーン)に向かうホメオスタシス活動(恒常性維持機能)といえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

よって、人事考課の評価基準(モノサシ)となるのは「自身の自由意思で決めたゴール」であり、評価する人は「すでにゴールを達成している未来の自分」であるといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 「自身の自由意思で決めたゴール」を基準にした「すでにゴールを達成している未来の自分(の今あるべき姿)」と「現在の自分(の姿)」とのギャップがエネルギーと創造性の源です。そして、ゴール側の臨場感が高まるほど(ゴール側の自分>現在の自分)、未来のイメージはどんどん“現実化”していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 その臨場感は「すでにゴールを達成している未来の自分」の確信度が生みだします。エフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

昇進や昇給など、いわゆる“アメ”でやる気をコントロールすることは、確かに効果を発揮するかもしれません。しかし、その効果は一時的、いつかは必ず破綻します。どこかでhave toになってしまうからです。心からのwant toでなければ、エフィカシーが高くなる(上がる)ことはありません。

ましてや“ムチ”は論外。エフィカシーが低くなる(下がる)一方だから。たとえムチのつもりがなかったとしても、「ダメ。ゼッタイ。」のような強制(矯正)はアウト。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_352303.html

 

 “アメ”や“ムチ”は、かつて“動物”に行われていた調教の手段です。人は“動物”ではなく、マシンでもありません。前頭葉が発達した人類は、「無人運転」「自動運転」のまま一生を終えるわけにはいきません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

まわりから「頑張っている」と評価されているのはかまいませんが、自分自身の心の中に「頑張っている」があったなら要注意。「努力」や「根性」も同様です。

ゴールが生みだすコンフォートゾーンにホメオスタシスが働く状態は、もはや「うれしい」「楽しい」でさえなく、「あたりまえ」という感覚です。それは心拍や呼吸と同じような「あたりまえ」。意識しなくても勝手にやってしまっている感じです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

 最後に、「職員のやりがいをサポートするため」について。

 「やりがい」は職員一人ひとりのゴールが生みだします。そして、本当の「やりがい」は高い抽象度次元にあります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

そのゴール設定をサポートすることはとても重要で、職員にとっては一生ものの財産になります。決してお金では手に入れられない財産です。なぜなら、スピリチュアルペインを克服するから。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html


職員に「やりがいを持って欲しい」「成長してほしい」「幸せになってほしい」と願う経営者は、ぜひコーチングの導入を決断してください。

やりがいを持ち、成長しながら、ますます幸せになっていく仲間とともに、今はまだ想像すらできない未来を創造する挑戦の日々が始まります。それはみんなの夢をかなえる挑戦です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 「他人に評価されている」「見張られている」という感覚は、人を不自由にします。その時生まれる権力が「バイオパワー(生権力)」。下記ブログ記事で解説しています↓

 F-061~:バイオパワー(生権力)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

 

-追記2

 スピリチュアルペイン(トータルペイン)と健康の関係について、霧島市(鹿児島県)の「市民健康教育公開講座」でお話しさせていただきました。医療・介護関係者はもちろん、教育関係者にもぜひ知っていただきたい大切な情報です↓

 Q-073~180804医療講演会レポート

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html

 

 

-関連記事-

F-117~Field of Dreams

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

 

F-131The Sweet Hello, The Sweet Goodbye -3SadSweetに書き換える準備となるヒーリング<若者向け>

 

 過去のブログ記事(F-128)で、スウェーデンの男女デュオ ロクセット(Roxette)のボーカル マリー・フレデリクソン(Marie Fredriksson)を取り上げました。最後に御紹介したのは「The Sweet Hello, The Sad Goodbye」という曲。

内科医としての私が医療・福祉の現場で経験するのは「The Sad Goodbye」ばかり。でも、苫米地博士に学ぶ今は、「ヒーリング&コーチングで『The Sweet Goodbye』を実現できる」と信じています。

今回は、その「The Sweet Goodbyeを実現するために」がテーマです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21580684.html

 

 1不安に襲われる若者、希望を失う老人

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21892496.html

 2The Sweet Goodbye」とは?(ワーク付き)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21970436.html

 

 

 医師としての私が経験したケースを御紹介します。

 (個人情報保護のため変更を加えてあります)

 

 患者さんは50代の男性。離婚後一人暮らしを行っていたある日、脳出血を発症しました。数日経ってから発見され専門医に救急搬送されましたが、重度の片麻痺(半身の運動麻痺)が残りました。生活動作のほぼすべてに介助が必要な状態となり、やがて「死にたい」「殺してくれ」と口にするようになりました。生きる目的(ゴール)を見失ってしまったのです。希望そのものを失くしてしまったのかもしれません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

 支援相談員がなんとか家族を見つけだしましたが、誰もが関わることを強く拒みました。その中で一人だけ、悩みながらも対応してくれるようになった息子さんがいました。まだ20代の若者です。

 ある日、「脳出血後の嚥下障害と食事の拒否により栄養状態が悪いため人工栄養(胃瘻カテーテル等からの栄養剤注入)の適応である」ことを説明しました。その場で息子さんは泣きながらこう発言しました。「父には生きていてほしいですけど、父自身は『生きたくはない』『もう死にたい』と思っているはずです」。さらに、とても辛そうに「私自身も生きている価値がないと思っています」と。

 

 生きている価値がない

 

 最初は父親のことをいっているのかと思いましたが、その後のやり取りで息子さんが自分自身を「生きている価値がない」と評価し、「死にたい」と苦しんでいることがわかりました。父親と同じように生きる目的(ゴール)を見失っているのでしょう。いや、そもそも生きる目的(ゴール)を、もっと言えば生きる意味を見いだせていないのかもしれません。

その苦しみは「スピリチュアルペイン」。思春期にすでに生じていますが、多くの人はいつの間にかスコトーマに隠れ感じなくなる根源的な痛み(苦しみ)です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html

 

 前回(F-130)、前頭葉が発達した人間においては情報空間にもホメオスタシス(恒常性維持機能)が働いていることに触れました。そのことを世界で最初に論文にしたのは認知科学者 苫米地英人博士です。「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」と呼ばれています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 そのホメオスタシス(恒常性維持機能)自体を最初に提唱したのは、米国の生理学者 ウォルター・ブラッドフォード・キャノン(Walter Bradford Cannon18711945年)。キャノンは、「生体の内部や環境因子の変化にかかわらず生体の一部が一定に保たれる性質」というホメオスタシスの目的を「生命の維持(生存)」としました。

コーチング理論に置き換えると、「生存することは生命本来のコンフォートゾーンである」ということ。よって、本来なら「生きたい(生きながらえたい)」があたりまえであり、「老いたくない」「病気になりたくない」「死にたくない」が本音のはずなのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 ところが、生存のためのホメオスタシス・フィードバックが強力なはずの若者ほど、不安に襲われ、ストレスに関連した身体的または心理的症状に苦しんでいます。自殺対策白書(日本)において特に中学生の自殺者数増加が危惧されていることを考えると、「思春期から青年期の間に生命本来のコンフォートゾーンから外れやすくなる」といえそうです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11298916.html

 

 コーチとして若者に向き合う時、私がまず取り組むのは「生命本来のコンフォートゾーンに戻してあげること」。それはコーチングというよりヒーリングです。「生きている価値がない」を「価値がある」に書き換えることではじめて、その“価値”を自ら創造するコーチングに取り組むことができるようになります。

 

 前回(F-130)書いたように、“Sad”を“Sweet”に変えるものとはゴールです。

“現状の外”へゴールを設定することによって、居心地の悪さや寂しさではなく、ワクワクやドキドキを感じながら、力強くかつ自然に先に進むことができるようになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 変化を強力に嫌う(だから“Sad”になる)無意識に働きかけ、好ましく(“Sweet”に)感じられるようになると、自分自身が一番強力なドリームキラーから最大・最強のドリームサポーターに変わります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854056.html

 

 そんな意識状態が「ハイ・エフィカシー」です。

 それに対して、すべてのはじまりといえるゴール設定を可能とする意識状態、すなわち「私にはゴール設定を行う価値がある」「私は自由にゴールを設定することができる」という最初の確信を、私は「ゼロ・エフィカシー」と名付けています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

「ゼロ・エフィカシー」の「ゼロ」とは「無い」という意味ではありません。生命本来の欲求である生存(本能)に向き合うということであり、すべてがここから始まるという原点(スタート地点)に立つという覚悟です。それは「無尽蔵かつ無制限の可能性にあふれている」という意味での「ゼロ」。そして、それは「空(くう)」を示すsunya(スンヤ)の「ゼロ」でもあります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

その原点ゼロに戻る(戻す)ことが、若者にとってのヒーリング。それが「The Sweet Hello」と「The Sweet Goodbye」、すなわち「新しいものを100%want toで生み出すこと」を可能にします。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

最後に苫米地博士の著書「2050年 衝撃の未来予想」(TAC出版)からの引用です。この引用文の続きは次回に。ぜひ「苫米地博士がザ・パロッツを聴きにいってしまう理由」を考えてみてください。そこには「新しいものを100%want toで生み出すこと」に関する“秘密”が隠されています。

 

価値観をドラスティックに転換させろ

 しかし、「新しいものを生み出す」といわれても、実際に何をすればいいか分からない人もいるでしょう。画期的な商品やサービスを開発する? ミュージシャンになる? 小説家になる? そもそもクリエイターにならないとダメということ?

 こんな疑問に答えるために、私も長年のファンの、あるバンドについて紹介しましょう。そのバンドは「ザ・パロッツ」という、その名の通りビートルズのパロディ、つまりコピーバンドです。六本木のライブハウス「Abbey Road」を拠点に、すでに25年以上活動していますが、彼らのすごいところは、イギリス・リバプールで開催される「ビートルズ・コンベンション」に参加し、本場の観衆をも熱狂させてしまうほどの完成度です。

 ですが、いくら完成度が高くとも、突き詰めればビートルズを聴きたければレコードをかけるのが一番の近道で、それが唯一の方法です。本当のジョン・レノンの歌声はそこにしかなく、オーディオマニアの私の自宅には良い環境が整っています。しかし、それでも私はザ・パロッツを聴きにいってしまう。これはいったいどういうことでしょうか?

 

F-132につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21142618.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

 

 

2050年 衝撃の未来予想ver.2




F-121:「あぁ生まれてきてよかったな」で思いだす一例

 

 映画「男はつらいよ」を取り上げた前回のブログ記事(F-120)で、主人公 寅さんのこんなセリフを紹介しました。

 

あぁ生まれてきてよかったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために、人間、生きてんじゃねえのか

 

 1987年12月に公開されたシリーズ39作目「男はつらいよ 寅次郎物語」において、甥の満男に「伯父さん、人間は何のために生きているのかな?」と問われたときの答えです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034159.html

 

 

 人間は何のために生きているのか?

 そして、なぜ死ななければならないのか?

 

 

 …医療・福祉の現場で働いていると、そんな問いを突き付けられることが少なくありません。それらの問いは“私”という存在の根底にある“痛み”の表出だといえます。スピリチュアルペインです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html

 

 思えば子どもの頃から、私は誰かが苦しむ場面に遭遇するのがたまらなくイヤでした。

 「しつけ」と称する暴言・暴力を浴び続けたせいで、痛みや苦しみに敏感になっていたのかもしれません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5445330.html

 

そんな私のブリーフシステムを “炎の行者”が命懸けで炎に向き合う姿が書き換えていったのでしょう。最福寺 池口恵観先生との御縁にはとても感謝しています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854577.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7031387.html

 

恵観先生から学んだ「抜苦与楽」のイメージは、苫米地式のマスターヒーラーやコーチとして果たす機能として“現実化”しました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

あぁ生まれてきてよかったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために、人間、生きてんじゃねえのか

 

 …「あぁ生まれてきてよかった」と心の底から思えるのは「誰かの役にたった時」。

それは前頭前野が発達した人間のみが(おそらく)感じることができる幸せです。たとえ結果が伴わなかったとしても、「役に立ちたい」と願い行動し続けたこと自体が人を元気にしていきます。「役に立ちたい」という思いの中に希望が存在するからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

 私が実際に経験したケースを御紹介します。

 (プライバシー保護のため、一部変更を加えてあります)

 

 離婚した直後に脳出血を発症した40代の男性は、初診時は心を完全に閉ざしていました。重度の左半身の麻痺のため寝たきりの状態で、食事など生活動作すべてに介助が必要でした。特に若い看護師や介護士に対しては横柄で、思い通りにいかないと怒って大声で叫んだり、反対にふさぎ込んで食事を拒否したりするなどの行動が続きました。「ファイト・オア・フライト」の状態です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 当初は主治医である私のことも拒絶し、本心を語ることはありませんでした。しかし、ある話題をきっかけに状況が大きく変わりました。その話題とは「母親への思い」。

 

 一緒に入院する患者さんの平均年齢は80歳前後でした。親世代の人たちと一緒に入院生活を送り、反対に自分の親が他の患者さんの子ども世代の人たちと同じように介護してくれることがとても辛く、そして申し訳ないようでした。

「今後どうなってしまうのか」という不安・恐怖(Fear)、「むしろ自分が親の世話をしないといけない(のに)」という義務感(Obligation)、そして「親に迷惑ばかりかけて申し訳ない」という罪悪感(Guilty)…

それらが霧(FOG)を生みだし、その男性の希望や生きる喜びを隠してしまっていました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523715.html

 

 ある日、母親から「子どもたちに絵本を読み聞かせているときが一番幸せそうだった」と伺いました。そこで、ともに生活する入院患者さんや面会に来る(他の患者さんの)孫たちのために絵本の読み聞かせをしてはどうかと提案しました。

嫌々ながらも読み聞かせをしてみた男性は、喜ぶ患者さん達の姿に何かを感じたようでした。おそらくゴール(になりえるもの)を見つけたのでしょう。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 その後リハビリにも積極的に取り組むようになり、入院当初は短時間の座位保持さえ難しかったのがみるみる改善していきました。さらに、厳しめの目標だったベッド⇄車椅子間の移乗や車椅子での移動も自立していきました。

絵本の読み聞かせも大反響です。皆から喜ばれることでますます明るくなった患者さんは、なんと車椅子で病棟を見回りしてくれるようになりました。まるでスタッフのように。

 建設的動機(want to)と強制的動機(have to)の生産性の差は756倍といいますが、医療・福祉の現場でもその圧倒的な差を実感します。例えば、このケースのような回復力という形で。それは生命本来の力、すなわち生命力の表れなのでしょう。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 ある日、すっかり定番化した絵本の読み聞かせ会に母親も参加しました。イキイキとした息子がまわりを喜ばしている姿を優しく見つめながら、「むしろ病気前より元気になっている。こんな息子の姿をまた見られるなんて… ほんと生きていてよかった」と泣いていました。

 

 後で母親のコメントを伝え聞いた患者さんは、自分こそ「生まれてきてよかった」と久しぶりに思ったことをこっそり教えてくれました。その時のとても照れくさそうな笑顔を思い出すたびに、私自身の中でも「生まれてきてよかった」という思いが反響します。

ずいぶんと時間が経った今でも。時空を超えて。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 

あぁ生まれてきてよかったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために、人間、生きてんじゃねえのか

車寅次郎(映画「男はつらいよ 寅次郎物語」より)  

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 過去のブログ記事(PMⅠ-05-06)で、鹿児島大学リハビリテーション科の前教授 川平和美先生が開発された「促通反復療法(川平法)」を取り上げた「脳がよみがえる ~脳卒中・リハビリ革命~」(主婦と生活社)を紹介しました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9367702.html

 

 その本の中には“革命的”なリハビリ法として「ほめること」が取り上げられています。「ほめること」で高まるものとは「未来の自分の姿の臨場感」。それは「エフィカシーを上げる(高める)」と同意です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 そのすべてが正しいゴール設定からはじまります。

 よって、コーチングこそが“革命”の本質であるといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15700308.html

 

 

ブログ・シリーズ編

S-03:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~

S-03-13A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -後編-

 

シリーズ編第3弾(S-03)は、「心のエネルギーとは何か?」をテーマに、怒りに代表される情動の正体やその向き合い方について考察したいと思います。ぜひ皆さん自身の経験を振り返りながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。

 告知(I-035):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19792909.html

 S-03-00(目次):

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html

 

前々回(S-03-10)までの分析をシンプルにまとめると、A)概念の階層にエネルギーが生じる→B)無意識レベルでエネルギーを知覚→C)意識化(エネルギーの情動への転換)→D)物理次元で発散 といえます。

S-03-063)エネルギー」:

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20477304.html

 S-03-074)どのように」:

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20575883.html

 S-03-085)発散された」:

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20682042.html

 S-03-092)怒り」:

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20779253.html

S-03-101)すさまじい」:

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20873954.html

 

では、「怒り」に支配されないためにはどうすればよかったのでしょうか?

それでは「『心のエネルギー』のコントロールの方法」について考えていきましょう。

 S-03-11A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -前編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20932747.html

 S-03-12A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -中編-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21033212.html

 

 

カナダでの暴動の例でいうと、「カナックスファン」→「カナダのチームのファン」にとどまらずに、せめて「NHL好き」という階層まで上がることができれば、暴動がおこることはなかったはずです。もちろん、もっと階層を上げて →「ウインタースポーツ好き」→「スポーツ愛好家」→……→「平和主義」というレベルまでいけば、争いは起こりようがありません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

今年(2020年)は東京オリンピックが開催されます。スポーツの祭典を「平和の祭典」にまで昇華させるものは高い抽象度だといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8749123.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8900535.html

 

この考え方はものすごく重要です。

 

ジョージ・ブッシュ氏が大統領の時代のアメリカは、“正義”の名のもとに様々な争いや戦争を仕掛けました。イラクをはじめ中東の多くの地域に爆弾を落とし、罪のない民間人(しかも子ども達まで)を次々と殺していきました(そのイラクはアメリカとイランの争いに巻き込まれ、今もミサイルを撃ち込まれています)。

もし当時のリーダーがアメリカの子ども達と同じように中東地域の子ども達も大切に感じることができたなら、爆撃などできなかったはずです。「アメリカの子ども」という階層ではなく「地球上の子ども(あるいは人間)」という階層で考えることができたなら、戦争など仕掛けられなかったはずです。

 

宗教の違いや肌の色の違いを超えた世界で思考することができれば、そして過去のしがらみや利権をはるかに超越した階層で決断することができれば、誰も血を流すことはありません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14120540.html

 

人類は(地球は)このまま滅びてしまうのでしょうか?

それとも、平和を築きあげ、ともに繁栄することができるのでしょうか?

 

それは「概念の階層を上がることができるか」「抽象度の高いゴールを共有することができるか」にかかっているといえます。

 

まずは自身の心の平和のために概念の階層を上がる

世界の平和や豊かな未来のために概念の階層を上がり続ける

 

そのような“覚悟”こそが、「心のエネルギー」のコントロールを可能にし、エフィカシーの源泉になると私は思っています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19033189.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

次回は、B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」の段階での「心のエネルギー」のコントロール方法についてまとめます。

 

 (S-03-14につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

ジョージ・ブッシュ氏が大統領の時代のアメリカは、“正義”の名のもとに様々な争いや戦争を仕掛けました。イラクをはじめ中東の多くの地域に爆弾を落とし、罪のない民間人(しかも子ども達まで)を次々と殺していきました

 

遠く離れたアメリカの安全な基地内で「プレデター(捕食者または略奪者)」と名付けられた無人爆撃機を操り殺戮を行う姿は、まるでテレビゲームでもしているかのようでした。“非現実”が“現実”を破壊していくかのような映像は、当時の私にはとても衝撃的でした。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823843.html

 

 

-追記2

 2019129日付のワシントン・ポスト紙に、「2001911日の同時多発テロの1ヶ月後から18年以上にわたるアフガニスタンでの米軍軍事行動の失敗が隠蔽され続けている」ことが報じられました。

2300人以上が戦死し、1兆ドル(約109兆円)以上が投じられた軍事行動の失敗が隠蔽され続けているという事実は、情報公開法に基づきワシントン・ポストが入手した「アフガン・ペーパーズ」と呼ばれる米政府内部文書により明らかになったそうです。3年以上にわたる2件の訴訟を経てようやく開示を勝ち取ったということでしたが、このように事実を明らかにすることができたのは「記録が改ざんされずにしっかり保管されていたから」です。

日本に住む私たちは、今、大きな危機の中で生きている(生かされている)のかもしれません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691562.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_386190.html

 

 


F-100:芸術は爆発だ!

 

 前回(F-098、099)は「順位づけをすり込むことはよくないが、1位を目指さないといけない」という苫米地博士のコメントについて考察いたしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18797248.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18911522.html

 

 順位づけというすり込みを超えたところで1位(頂点)を目指し続ける生き方が「Not Normal」を生みだします。「ぶっちぎり」を実現します。私はそれが「克己」だと思っています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268337.html

 

 そして、それはリーダーに求められる資質でもあります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14526054.html

 

 さらにいうと、「1位を目指さないといけない」理由は個人レベルにとどまりません。より高い次元を志向する情熱は、個人の枠を大きく超えて、広く社会にひろがっていきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

そのエネルギーと創造性は、まるでビックバンの“爆発”のように、時空を超えて何かを生みだします。縁あるものの心の中で。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

今回は、エネルギーと創造性に満ちた、情熱の塊のような先人を取り上げます。その先人から時空を超えて私が受け取ったことがテーマです。

 

 

 …先日、出張で大阪を訪れました。

 

 ナビの案内どおりに乗ったモノレール内で「万博公園前」という駅名を見つけた私は、湧きあがったwant toを抑えきれなくなり、予定を変更し万博公園に向かいました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 太陽の塔をこの目で見たかったからです。

 

 私と同世代以上の方々には説明不要だと思いますが、「太陽の塔」は芸術家 岡本太郎さん(1911~1996年)が制作した芸術作品です。作品といっても70mを超える巨大な建造物で、実際に見ると圧倒的な迫力で迫ってきます。

 1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会(EXPO’70、大阪万博)のテーマ館の一部として建造された塔は、「テーマ館のプロデューサーだった芸術家の岡本太郎が、万博という現代の祭りの神格として打ち立てたもの」とのこと(太陽の塔の前に設置された石碑中の文より引用)。

 他のパビリオンと同じく万博閉幕後に撤去される予定だったそうですが、保存を願う声の高まりを受けて1975年に永久保存が決まりました。耐震工事など紆余曲折を経て、2018年に塔内空間が展示施設として公開されるようになりました(入館には予約が必要です。残念ながら私は入館できませんでした)。詳しくは下記サイトを御参照ください。

太陽の塔オフィシャルサイト:https://taiyounotou-expo70.jp/

 

 岡本太郎さんを知ったきっかけについてはあやふやですが、両眼を見開きながら「芸術は爆発だ!」と叫ぶテレビCM(1981年~、マクセル)の映像は、当時感じた“熱”とともにはっきりと覚えています。

 

 そびえたつ太陽の塔を見上げながら、私は「芸術は爆発だ!」という言葉で太郎さんが伝えたかったメッセージを感じ取ろうとしました。岡本太郎への挑戦です。

対峙した1時間の間にこのようなイメージを得ました。

 

〇 爆発の元となるエネルギーは高い抽象度に内包されるポテンシャルエネルギー

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

〇 そのエネルギーを手にいれる(高い抽象度に到達する)きかっけはゴール設定

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

〇 そのエネルギーを爆発させる(物理次元で何らかの付加価値に変換する)起爆装置はエフィカシー

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

 …エフィカシー!

 

帰宅した後太郎さんの著書を読み返しながら、かつて太郎さんの姿に感じた“熱”の正体、そして、初めて太陽の塔を仰ぎ見て猛烈に感じた“熱”の正体に思い至りました。それが「エフィカシー」です。。

 

それを太郎さんの言葉でいえば「覚悟」でしょうか。「覚悟を決める」ことは「ゴール達成を確信(確定)すること」であり、“爆発”を引き起こすトリガーです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18684707.html

 

エフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」のこと。「私は~できる」ではまだまだ弱く、「私はすでに~している」と心から満足してしまうと妄想でおわります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

「必ず成し遂げる」という覚悟

「命を懸けてやり遂げる」という覚悟

 

…その覚悟が本物のエフィカシーとなり、起爆装置となるのだと納得しました。

 

大切なのは「自分のマインド(脳と心)は、自分自身の自由と責任でコントロールする」という意志です。そして、「自分自身の心の力(The Power of Mind)で未来を創造する」という覚悟。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15833962.html

 

その覚悟こそが本物のエフィカシーであり、人のマインド内でおこる“爆発”の起爆剤であるということを、そびえたつ太陽の塔を介して太郎さんに教わったような気がしました。

 

 情報空間に存在する岡本太郎さんに、教えをいただいた喜びと感動を叫びたいと思います。心からの感謝と尊敬の念をこめて。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

 なんだ これは!

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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-関連記事-

「The Power of Mind Ⅰ」序章(目次)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123516.html

 

 

太陽の塔




Q-092181122福祉講演会(鹿児島県)- 14

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「もっと知りたいことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・知りたいことが、気持ちが大きくて特定できないです

 

A:いいですね!

 

 きっとスコトーマが外れ、自分の中に眠るたくさんの可能性をしっかりと感じたのだと思います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

「こんなことをやってみたい」「あんなこともできる」など、次々とイメージが湧きあがる状態を「気持ちが大きくて」と表現されたはず。そんなイメージに“あるもの”が加わると、それは現実化していきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

その“あるもの”とはエフィカシー(自分のゴール達成能力の自己評価)です。コーチングではエフィカシーを重要視します。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

・医療現場で実際に活かすためにはどのようなことが大切なのか

 

A「エフィカシー理論」における世界的な権威であるアルバート・バンデューラ博士(元スタンフォード大学心理学教授)は、エフィカシーが健康やQOLそのものに強く影響を与えることを明らかにしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859675.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859828.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859896.html

 

つまり、健康を維持しQOLを高めることを目指す医療・介護現場においては、「エフィカシーを意識的に高めること」を実現するコーチングがとても役に立つということ。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8900705.html

 

 「お互いのエフィカシーを高めあうこと」は、「幸福度ランキング」が下がり続ける日本社会全体にとっても希望ある解決策となります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8430748.html

 

 

・伝えたいことを伝えられない、がまんしてしまうとき、自身がイラついてしまうとき。もっとコンフォートゾーンについて知りたい

 

A:「伝えたいことを伝えられない」は、「伝えたい」という理想と「伝えられない」という現実との間にギャップが生じている状態です。それを認知的不協和と呼びます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 この時、理想と現実のギャップが大きければ大きいほど、より大きなエネルギーが生じます。そのエネルギーがモチベーションの源です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 モチベーションには「~したい(want to)」の建設的動機と「~ねばならない(have to)」の強制的動機があります。

(より詳細には4つに分類されます。Q-029で取り上げています。その記事ではゴール、エフィカシー、抽象度と“熱意”の関係をまとめました。下記リンクからどうぞ)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8435217.html

 

 エネルギーは、want toのときは理想実現に向かって発揮されますが、have toのときは理想を投げ出し現状を維持するように使われます。創造的回避です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040752.html

 

 756倍の生産性を実現するためにも、want toであり続けることがとても重要。そのためにとびきりの理想をゴールとして設定します。そして、さらなる理想を新たなゴールとし設定し続けます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ところが、ゴールに向かい生きることは、決して簡単ではありません。世の中にはドリームキラーがあふれているからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 ドリームキラーに敗れ「がまんしてしまう」ことは、とてもストレスフルです。そのストレスは心に傷をつけ、やがては体をも蝕みます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10114934.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15833962.html

 

 見渡せば世間は「がまん」ばかり。いつの間にか忖度や感情労働が身近な言葉となり、人々はますます「イラついて」います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040523.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10987351.html

 

 昨年、私のことを誹謗中傷する文書が裁判所に提出されました。しかしながら、その文書は、調停員にも、私の側の弁護士にも、完全に無視されていました。ただの“嫌がらせ”だったからです。

「読む価値はない」と助言されていましたが、私は「“だまし討ち”から学び、未来に活かしている」とセルフトークをしながらしっかりと目を通しました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124527.html

 

文書は調停の申し立て理由を(申立側が)自ら完全に否定するという衝撃の内容でした。それだけでも驚きでしたが、さらに私を非難する根拠として「いつもwant toばかりしている」と書かれていました。

 

「いつもwant toばかりしている」は事実(データ)です。それが非難というクレームと結びつくためにはちゃんとした根拠(ワラント)が要ります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12340209.html

 

それなのに文書には根拠(ワラント)やその論拠(バッキング)は示されていませんでした。おそらく「経営陣にとっては『いつもhave to』があたりまえ」「そのhave toを職員にも厳しく押し付けている」ということなのでしょう。

つまり、「want toは許さない」がワラント。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12504855.html

 

このケースのように、have toはすっかりはびこり、人を狂わしています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13076206.html

 

 「~しなければならない」「~してはならない」といったhave toは、社会全体のコンフォートゾーンになってしまっているのかもしれません。そして、今後ますます強まっていくはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 では、私たちはこの閉塞状況から抜け出すためにどうすればいいのでしょうか?

 

Q-093につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

アルバート・バンデューラ(Wikiより引用)

アルバート・バンデューラ

Albert Bandura
Wikipediaより引用

 

 


Q-087181122福祉講演会(鹿児島県)- 09

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「わからなかったことや難しかったことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・全体的に難しかった

・とても分かりやすく、一つひとつの言葉をかみ砕いて説明してくださったので、疑問はありません

 

A:「難しい(からイヤだ)」と感じてしまうと、プッシュ・プッシュバックによりなかなか頭に入りません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882703.html

 

その一方で、「わかった」と納得してしまうと、“疑問”がスコトーマに隠れてしまい、新たな気づきを得にくくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 では、どのようにすればよいのでしょうか?

 

 

・難しい言葉もあり、楽しみながら新しいことも知れてよかったです。「難しい言葉」がどういうふうに関連していくかも知りたい

・聞いたことをもう一度整理してみようと思います

 

A答えは「楽しむこと」「ワクワクすること」です。

 

 ワクワクしながら楽しんでいるときは、心身ともリラックスしていて、脳では前頭前野がしっかり働き、抽象度を上げやすくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 「『難しい言葉』がどういうふうに関連していくかも知りたい」や「聞いたことをもう一度整理してみようと思います」という言葉はまさに「want to(~したい)」で、建設的な心の状態が表現されています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 「want to」のときは、IQが上がり、創造力を発揮することができます。知識同士がつながりできあがった新たなゲシュタルトにより、理解が深まり、“ひらめき”が生まれます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 反対に、「have to(~ねばならない)」のときは、心身とも緊張し、大脳辺縁系優位になり、抽象度が下がりやすくなります。ファイト・オア・フライトの状態です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 そんな状態はたまらなく辛いはずです。元気が奪われ、思考はまとまらず、豊かな潜在能力を発揮することができないのだから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7555985.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7556082.html

 

 「いつもwant toでいること」はQOLQuality of Life)を高めるためのとても大切な要因です。医療・介護現場では患者さんのQOLを重要視しますが、患者さん(&家族)のQOLを高めるためには、働く者自身のQOLが高いことが必要条件です。

 

 (繰り返しますが)その鍵は「いつもwant toでいること」です。

 

 

・今までの人生の中で「have to」になることが多かった

 

Aとは言うものの、仕事はもちろん、家庭のことなどでも「~しなければならない/~してはならない」はたくさんありますよね。

 

 でも、「今までの人生の中で『have to』になることが多かった」と落ち込む必要はありません。なぜなら、時間は未来から過去に流れているから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 時間の源流である未来をうみだすためにゴールを設定してください。ゴールのポイントは3つ。「心から望むもの(100%want to)であること」「自分中心を捨て去ること」「現状の外側に設定すること」。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ゴール設定の時には注意点があります。

 

 

・(疑問や難しかったことについて)まだその域に達していません

 

Aゴール設定時の注意点とは、「私はゴールを達成できる」と確信することです。根拠はいりません。ただゴールが生みだす未来の自分の姿(イメージ)を受け入れるのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 ところが、「自分を信じること」「成功を確信すること」は簡単ではありません。“現状の外”に正しくゴールを設定すると、必ずドリームキラーがあらわれるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 しかしながら、最大のバリアは自分の内にあります。最強のドリームキラーは、じつは、自分自身なのです。

 

 私たちの脳は失敗の記憶を刻むようにできています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

失敗の記憶の積み重ねが「自分」をつくりあげ、さらにホメオスタシスがその「(失敗の積み重ねである)自分」を強力に保とうとします。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 だから、ついネガティブな発言をしてしまうのです。「私が自由に生きれるはずがない」「このまましがみついていくしかない」「潰されるよりはじっと我慢しているほうがいい」といったように。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16542626.html

 

 

・自分の可能性に気づくことは大切なことであると思いますが、実際どのようにして気づくことができるのか疑問に思いました(気づこうとしていることが、気づかない原因になっているのですか?)

 

Aでも大丈夫!私たちは必ず「自分の可能性に気づくこと」ができます。

 

その方法とは

 

 私の答えは、冒頭で問いかけている「そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、『よりよく生きるために心がけるべきこと』」と同じです。

 

 このシリーズの最後にまとめますので、ぜひ「ワクワク」を楽しみながら、読み進めてください。

 

Q-088につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 


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