苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ) ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:エフィカシー

L-03520204月シークレットレクチャー -04;エフィカシーとは縁起の結実の確信

 

20204月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の最終回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、サブテーマは「自由」(1月)、「貢献」(3月)、「超越」(今回)です。

L-001~20201月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 L-023~20203月シークレットレクチャー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。以下の課題について、ぜひ自分自身のオリジナルな解を見つけ、感じてください(Don’t think, feel!)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

1:四苦を超越する

 2:ヴィーゼルの言葉を超越する

3:スピリチュアルペインを超越する

 

 

 01;「自由」「貢献」につづく言葉

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26588304.html

 02;「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」の関係性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26626963.html

 03;「自由」とゴールと「貢献」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26648449.html

 04;エフィカシーとは縁起の結実の確信

 

 「生きている誰もが、老い、病み、そして死を迎える」という事実を、私たちはどのように受け入れればよいのでしょうか?

 「死」という未来(=人生のはじまり)に、どのようなゴールを設定するべきでしょうか?

 

 実際の講義に参加された方々はもちろんのこと、このブログ記事を読んでくださっている方々もコーチングに興味を持っているはず。そして、必ずゴールを設定していることでしょう。それも人生のあらゆる領域に(バランスホイール)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 

 少しの間ブログを読むのをやめて、自身のゴールについて考えてみてください。

逆腹式呼吸でリラックスを深めながら、1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)“現状の外”にあるゴールを思い描いてみましょう(I)。ゴールを達成したときの「うれしい」「楽しい」「気持ちがいい」「清々しい」「誇らしい」という体感を存分に味わいながら(V)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 今思い描いたそのイメージは、年齢を重ねるとともにだんだんできなくなっていきませんか?

 

 残念なことに、私たちは、物理空間では必ず年老いていきます。

 (*その一方で、高次の情報空間では完全にマインド次第です↓)

 F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html

 

コーチになりたての頃、私は、「医療・介護の現場でどのようにゴール設定をサポートするか?」とずいぶん悩みました。とくに高齢のクライアント(患者)さんはどんどん年老いていくし、その先にある死を実感しはじめるから。

(*注意! 本来、コーチは家族や社員など利害関係者にコーチングは行いません↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 

 そんな悩みを解決するきっかけ(縁)になったのが、前回(3月)の講義で紹介した「75歳以上では延命治療は不要」という衝撃的な主張です。

 L-02720203… -0575歳以上では延命治療は不要?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26099140.html

 

簡潔に述べると、その主張に欠けているのは「縁起の視点」。感じた違和感を掘り下げるうちに、そのように思い至りました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

話が少し逸れますが、じつは、「『縁起の視点』が欠けていること」そのものが健康に悪影響を及ぼします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 

例えば、米ブリガムヤング大学 ホルトランスタッド教授の30万人以上のデータを対象にした研究によって、「社会的つながりを持つ人は、持たない人に比べて、早期死亡リスクが50%低下する」という事実が明らかになっています。

同様の研究や調査結果は、とくにCOVID-19以降、たくさん報告されています。

F-186:「新型コロナ」との縁で気づいたこと-033つの“感染症”

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25734821.html

 

 前回(3月)の講義で考察したとおり、たとえ能動的な貢献ができなくても(できなくなったとしても)、縁起のつながりの中で誰かの役にたてばそれは立派な「貢献」です。

 L-03020203… -0875歳以上では延命治療は不要?<プランサイド>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26197802.html

 

価値は双方向的に生まれる

 「私が何をしたか?」だけでなく、「私から誰かが何を得たか?」

 

その例がこちら↓

1F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

2F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268334.html

 

他人の「生と死の間(にあるもの)」への関心から得られる気づきは、自分を「自由」にするだけでなく、相手にとっての「貢献」にもなります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その「『必ず誰かの役にたつ(たてる)』という確信」がエフィカシーです。

 つまり、エフィカシーとは縁起の結実の確信。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 そのエフィカシーは、「ファイト・オア・フライト」を防ぐ(すぐにリカバーする)“安心”であり、スピリチュアルペインを克服し必ずゴールを達成するという“覚悟”でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

L-036につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

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F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

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F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

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Q-177~:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408953.html

 

 

Q-197前代未聞の国会愚弄事件をなぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか? クズ政府の他責にせず自己責任なのでしょうか?

 

 過去の記事(F-190)に関連して御意見をいただきました。ありがとうございます。

 F-190:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです <中編;リーダー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25988048.html

 

 いただいた御意見・御質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えてあります)

 

Q国政の最高責任者が国権の最高機関で118回にわたり虚偽答弁を行っていたことが明らかになりました。前代未聞の国会愚弄事件を、なぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか?

どこかの大学教授の言葉ですが、「今だけ 金だけ 自分だけ」と言う抽象度の低い思考の人を自分は、これまた首都大学東京の社会学者である宮台真司さんの言葉ですが、「クズ」と呼んでます。クズ政府の他責にせず自己責任なのでしょうか?

 

 A:まずは最初の質問から。

衆参両院の憲法審査会の対応についてシンプルに考えると、「そもそも問題と認識しなかった」「問題と判断できなかった」「問題と判断したが、行動(解決)しなかった」「問題と判断したが、行動(解決)できなかった」の4パターン。

 問題がケースサイド、行動(解決)がプランサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 ケースサイドには2つのポイントがあります。問題の影響に関する「ハーム(問題性)」とその本質的な原因を明らかにする「インヘレンシー(内因性)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808495.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 ちなみに私はコーチとして(医師としても)、インヘレンシーを強く意識しています。それを突き詰めることは、これまでのブリーフを明らかにし、“現状の外”にゴールを見いだすきっかけになるからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 プランサイドにもポイントが2つあります。不利益を検討する「ディスアドバンテージ」と解決能力の評価「ソルベンシー」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935916.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935992.html

 

 その4つポイントについて論陣を張って行うのがディベート。現代ディベート論理は「トゥールミンロジック」と呼ばれています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

その目的は「最短時間で最適解を見つけること」。そして、「論理的思考を徹底的に極めることで、論理という系の外に出て自由になること」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 いただいた「なぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか?」に対する私の答えは「自由がないから(自由でないから)」。それは論理的思考を放棄した原因であり、結果でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 私は、行政・立法・司法から、そして日本国民から自由を奪い取るという暴挙は、「118回にわたり虚偽答弁を行った国政の最高責任者」の“ある行為”によって完遂したと思っています。その“行為”とは、20147月の政治主導による憲法解釈変更。

 詳細は割愛しますが、ディベートでいうと「クリティーク(Kritik)」。前提そのものがおかしいといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076426.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html


  

 「自由がない(自由でない)」という問題(課題)に対する私の解決策は「抽象度を上げる」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そのためにコーチングが大いに役立ちます。1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)“現状の外”にゴールを設定し、「ゴール達成能力の自己評価」であるエフィカシーを高めながら“気楽”に過ごすうちに、自然と抽象度が上がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 だから、コーチングを学び、実践しよう!

 

 

 ただし、その時にある“心がまえ”が必須。それが「他責にせず自己責任」です。

 下記のブログ記事に詳しくまとめました。とくに「05:自責の意味」はぜひ確認してください。認知科学者 苫米地英人博士の「責任」の定義を引用しています。

 S-04:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

 次に私からのアドバイス。

 他人を「クズ」呼ばわりすることはコーチング実践者らしくありません。倫理的な観点からももちろんですが、なによりエフィカシーを下げてしまうから。あなた自身のエフィカシーもです。なぜだかわかりますよね?

 (不明瞭な場合はこちら↓ 早速ワークに取り組んでください)

 Q-195:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか? Vol.4;脳の呪縛を解き放つ(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25645972.html

 

 苫米地博士に学び、コーチングを実践する者の機能・役割は「ハイエフィカシーなカルチャーを実現する」こと。それがコーチのミッションです。コーチに「クズ」は似合いませんよ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26062728.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 私は、行政・立法・司法から、そして日本国民から自由を奪い取るという暴挙は、「118回にわたり虚偽答弁を行った国政の最高責任者」の“ある行為”によって完遂したと思っています。その“行為”とは、20147月の政治主導による憲法解釈変更です

 

 その時、私は、映画「STAR WARS」のあるセリフを思い出しました。EpisodeⅢにおけるパドメ・アミダラの言葉です。

 

 これで自由は死んだわ。万雷の拍手の中で

 So this is how liberty dies, with thunderous applause.

 

 

-追記2

 関連した話題を。

菅首相の肝いりで2021517日から「大規模接種センター」における新型コロナワクチンweb予約が始まりました(65歳以上対象)。ところが初日に予約システムの重大な欠陥が判明。「デタラメな接種券番号」や「65歳未満の生年月日」を入力しても予約がとれることを検証した3社(AERA dot.、毎日新聞、日経クロステック)がその事実を報道しました。

それらの報道に対して、岸信夫防衛大臣が「本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪い、貴重なワクチンそのものが無駄になりかねない極めて悪質な行為」と抗議。さらに実兄である安倍晋三前首相も「朝日、毎日は極めて悪質な妨害愉快犯と言える。防衛省の抗議に両社がどう答えるか注目」と追随しました(両人ともなぜか日経には触れず)。

 「接種機会を奪う本当の原因は何か?」を考察し(ケースサイド)、 「ワクチンが無駄になりかねない状況を改善するにはどうすればいいか?」を考え実行すること(プランサイド)が論理的対応です。その上で、主権者である国民にしっかり説明することが政治家の責任。大臣や前首相ならなおさらです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

 

 

-追記3

 もうひとつ関連した話題を。

 「バラいろダンディ」(2021531日)に出演された苫米地博士は、「差別のない世界を作らねば日本は終わる」ことを論理的に解説されました。下記リンクで視聴できます↓

 https://t.co/Mkeib2FA3H?amp=1

 

差別のない世界を作らねば日本は終わる(ダンディ、210531)

バラいろダンディ(2021531日放送回)より

 


Q-194:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか? Vol.3;マインドを100%活用するという覚悟(ワーク付き)

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

抜粋した下記部分について、4回に分けて回答いたします。

(プライバシーに配慮し、変更を加えてあります)

 

 Q:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?

 

 Vol.1;抽象度&ゴール

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25534400.html

 Vol.2;不完全性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25582843.html

 Vol.3;マインドを100%活用するという覚悟(ワーク付き)

 

A:「マインドを使える」を「全抽象度次元に“集中”している(全集中w)」「抽象度の移動が自由にできる」と、そして「マインドを使えない」を「低い抽象度次元に囚われている」「高次の抽象度への移動ができない(しない)」という意味であるとすると、「コーチングはマインドを使える人のためのものなのか?」に対する私の答えは「そのとおり」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25282178.html

 

そのような回答(「そのとおり」)をすると、「今苦しんでいる人たちは救わないのですか?」と批判され、「自己矛盾する詐欺師」「偽善者」といった陰口を叩かれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6681205.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6681282.html

 

 そんな時、私は、NilDを心の中で握りつぶします↓

 F-094~:私はイヤなことを心の中で握りつぶす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

 

 きつく反論することなく、静かに(心の中で)握りつぶすのには理由があります。ゴール共有なき批判への反応はお互いにとって無益だからです。私は、11年にも及ぶ長い病院長時代に、そのことを何度も痛感しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ただし、本当に無益かどうかは、あくまでも自らに由ります。

ゴールがあり、その達成を確信している者にとって(エフィカシー)、目の前の全ての事象はゴール達成のための大切な縁起。すべて「T」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 その「すべてを『T』にする心意気」が「コーチングマインド」であり「自由」。そして、「自由」には必ず責任が伴います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13958864.html

 

 多くのケースにおいて、「自由」や「コーチングマインド」を放棄した人が、責任回避や自己正当化のために批判を連発しているように感じられます。それは単なるドリームキリングよりも重い心の叫びでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html

 

御質問の意味が「コーチングはすでにマインドを使える人のためだけのものなのか?」ということであれば、私の答えは「そんなことはない」です。むしろ「マインドを使えない人」の方がコーチングのインパクトは大きいといえます。

マインドを現状維持や責任回避のために使うのではなく、未来創造や自由のために100%活用するという覚悟さえあれば、コーチングを受ける(実践する)資格があります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

もしも批判や言い訳が浮かんだら、すぐに「私らしくない」とセルフトークを行い、その根底にある「D」を握りつぶしてください。心の中で。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 

 ところで、「ゴール実現のための活動」と「今苦しんでいる人たちを救う活動」はまったく別ものなのですが、その違いはわかりますか?

 

 「過去の記憶に苦しんでいる人」や「不安や恐怖に襲われ、なかなか現状の壁を壊せない人」をほっとくのかといえば、決してそんなことはありません。それは「コーチングはマインドを使える人のためのものか?」とはまったく別の話です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 コーチは、各自工夫を重ねながら、縁ある人々のヒーリングにも取り組んでいます。例えば、明るい世界や未来を感じられるような希望に満ちた情報発信など。

(このブログはそんな思いで書いていますw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

重要なのは実践です。マインドにあるイメージ(I)を物理空間でしっかりと現実化(R)するための挑戦を続けることです。もちろん、100%want toで。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 じつは、私の師である認知科学者 苫米地英人博士は、「『世界から戦争と差別をなくす』というゴール実現のための活動」の他に、「今苦しんでいる人たちを救う活動」にも取り組まれています。それもすごく大きなスケール(=とても高い抽象度)で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 最後に「新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版」(Club Tomabechi)の【付録①】から引用します。ぜひコーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?」という質問が内包する課題(case)とその解決策(plan)を見つけてください(感じてください)。

これはコーチングを学び実践する者にとって、とても×2重要なワークです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

サイバー・ネーションは戦争を回避する力を持つ

 

 「チベット・ダイアスポラ」が実現すると、チベットの人たちを救うだけではありません。「チベット・ダイアスポラ」が「サイバー・ネーション」の成功例として世界に認識されれば、それが起爆剤となって、世界で「人道的な」サイバー・ネーションが次々と立ち上がることになるでしょう。

 さまざまな事情によって既存の国家に保護されない、あるいは国家の保護が十分ではない人々が「サイバー・ネーション」の国民になることで人権が保護されるようになり、人としての権利を行使できるようになるでしょう。

 私の設定しているゴールは「世界から戦争と差別をなくす」ことですが、この「チベット・ダイアスポラ」の活動は、このゴールの話とは少し異なります。私が目指す「世界から戦争と差別をなくす」というゴールの実現は、非常に時間がかかると思っています。決して甘い話ではなく、私の生きている間には実現されないかもしれません。

 もちろん、このゴール達成を常に目指しながら生きていますが、もしかしたら、次世代の人たちに託すことになるかもしれません。世界平和は「教育」でのみ達成できると思っていますが、世界の隅々にまで、そうした平和実現のための教育が行き渡るのには、どうしても長い時間がかかります。

 「チベット・ダイアスポラ」、そして、それを起爆剤として生まれるであろう多くのサイバー・ネーションの実現は、世界平和の実現というよりは、すでに起こってしまった過去の戦争によって苦しんでいる人たちの痛みを、すぐにでも和らげてあげたいという思いから生まれています。

 「世界から戦争と差別をなくす」ことを目指すのは大事なことですが、目指すだけでは、いま現在、苦しんでいる人を助けることはできません。サイバー・ネーションの実現は、「世界から戦争と差別をなくす」ことに比べれば、かなり早く実現可能だと思っています。すばやく実現させて、いま苦しんでいる人たちの痛みを少しでも和らげてあげたいと思っています。

 

Q-195につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

きつく反論することなく、静かに(心の中で)握りつぶすのには理由があります。ゴール共有なき批判への反応はお互いにとって無益だからです。私は、11年にも及ぶ長い病院長時代に、そのことを何度も痛感しました

 

ゴールが“無益”を“有益”に塗り替えていきます。私の“有益”を下記記事にまとめました↓

PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 

-告知-

 今年度(2021年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 (セミナー予定はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第1回目は2021425日(日)開催。テーマは「スコトーマ」「ゴール」「エフィカシー」です。

 (詳細はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25523198.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

<お問い合わせ・申し込み>

 coachfor.m2@gmail.com

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版



Q-187:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか? -11;「I×V=R」を用いた3rd. StepRを高次元への“R”へ ~縁ある者たちの役割~ vol.2

 

 ちょっと前の話になりますが、認知科学者 苫米地英人博士のコーチング系セミナーに参加した際、受講者からこのような御相談をいただきました。

 

Q:母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

「家族にはコーチングしない」ことを念頭に、母を「壮年」世代、祖父を「老年」世代と抽象化すると

 コーチとして壮年にどのように接するべきか?

 コーチとして老年にどのように接するべきか?

 家族として壮年にどのように接するべきか?

 家族として老年にどのように接するべきか?

 と分類することができます。

(前提も「老病死が顕在化」「老病死に向き合いながら生活中」と抽象化)

 

 じつは、「老年(老人)」に対するコーチングについては、ヒーリングのポイントとともに過去のブログ記事で考察しています。「青年(若者)」向けのコーチング&ヒーリングのポイントも取り上げています↓

 F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 このシリーズは、上記ブログ記事の続編として、「壮年(中年)」に向けたコーチング&ヒーリングのポイントを掘り下げていきます。キーワードは「I×V=R」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 シリーズの最後は「家族としての接し方」。そこは苫米地博士の著書「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)を読み解く形でまとめていきます。ぜひお読みください(Kindle版↓)。

 がんを克服できる脳 【特製音源CD無しバージョン】 | 苫米地英人 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon

 

 

 01;家族にコーチングしない理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 02;エネルギーと創造性の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 03;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 前編(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25131114.html

04;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 後編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25153337.html

 05;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 理論編(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25194921.html

 06;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.1(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25217507.html

 07;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25259581.html

 08;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.3(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25282178.html

 09;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.4(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25324197.html

10;「I×V=R」を用いた3rd. StepRを高次元への“R”へ ~縁ある者たちの役割~vol.1

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25346333.html

 11;「I×V=R」を用いた3rd. StepRを高次元への“R”へ ~縁ある者たちの役割~ vol.2

 

 以下、苫米地博士の著書「「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)からの引用の続きです。

 

 

 ◇がん患者のためのコーチング

 (前回引用の続き。前回はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25346333.html

 

 さて、コーチング理論で最も大切なことはエフィカシーを上げることになります。

 エフィカシーとは「自己能力の自己評価」の意味です。

 なぜこれが大切なのかと言えば、私たちは全員エフィカシーどおりの人間だからです。自分の能力は自分がこうだと決めるから、そこが限界になるのです。オリンピックがいい例です。体操のウルトラC30年くらい前は最高位の技でしたが、いまでは普通レベルの選手にもできる技になっています。つまり、技は難しいと思っているから難しいのです。誰かひとりでも、それに成功してしまうと、「なんだ、できるんだ」と思って、限界の壁が崩れます。だから、多くの人ができるようになるのです。ということは、あなたの感じ方は、そのまま臨場感のあるイメージとなって、あなたの限界を作っているということになります。

 そして、あなたはいま自分のことをどう評価していますか?

 もちろん、がん患者であることは間違いありませんが、そのほかにどんな評価をしていますか?

 

 いま「え~と」と考えてしまった人は、自分で自分を評価することすら忘れています。がん患者であるというのはただの事実です。それは評価でもなんでもありません。

 あなたにはどんな能力があり、何を好み、何を喜び、何を楽しいと思い、自分のどこを誇らしいと思いますか?

 それにひとつひとつ答えていくことが、エフィカシーです。がんであることは「あなたは男だ」「あなたは女だ」ということと変わりません。それは評価ではなく、ただの事実です。

 そんなものは認識さえしていればいいだけです。そうではなく、自分のどこを誇らしいと思うのか、どんな時に満足感を得るのかこそが、あなた自身を説明するための言葉になります。それが自己評価です。

 この自己評価=エフィカシーを上げることがコーチングのスタートになります。

 引用終わり

 

 

 コーチとして日々痛感するのがエフィカシーの重要性。エフィカシーとは「(自分の)ゴール達成能力の自己評価」のことです。つまり、エフィカシーはゴールあってのもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 高いエフィカシーが実際のゴール達成能力にどのような影響を与え、さらには人生全体にいかなる影響を与えているかを科学的に研究し理論化されたものが「エフィカシー理論」です。その世界的権威が、スタンフォード大学心理学教授を長く務められたアルバート・バンデューラ博士(Albert Bandura1925年~)。

 その理論の中でバンデューラ博士は「人生をコントロールする能力の程度に対する信念が健康に影響を与える」と述べています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 人生をコントロールする能力の程度に対する信念が健康に影響を与える

 

医療現場では、「健康が人生に影響を与える」「健康が人生をコントロールする能力に影響を与える」「健康が人生をコントロールする能力に対する信念(=エフィカシー)に影響を与える」と錯覚しがちです。例えば、「がんと診断されて希望を失う」というように。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

もちろん、すべてが双方向の関係性、つまり縁起。エフィカシーと健康も互いに影響を与え合う関係といえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

しかし、因果関係を考えると、「因」はより高次の抽象度次元にあります。上位の抽象度での「因」が下位の抽象度で「果」となり、その「果」はさらに下位の抽象度次元において「因」として機能するという感じです。ゆるい双方向性を保ちながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 よって、エフィカシーが「因」で、健康が「果」です。ゴールが「因」で、健康が「果」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23108517.html

 

 では、そのゆるい双方向性を持った因果関係(高→低次元)で、「壮年(中年)」と「青年(若者)」や「老年(老人)」との関係性を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

 

 

 このシリーズの3回前(Q-184)でも取り上げた米国の心理学者 アブラハム・マズロー(Abraham Harold Maslow1908~1970年)は、「人間は自己実現に向けて絶えず成長する生き物である」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化しました(後に6層目を追加)。それが「自己実現理論」「欲求階層説」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 マズローが描いた階層は、抽象度の階層と見事に重なります。よって、マズローの「人間は自己実現に向けて絶えず成長する」という言葉の中の「人間」を「人類」に置き換えると、「人類は高(抽象度)次元に向けて絶えず進化する」と理解することができます。

つまり、青年(若者)世代が「因」で壮年(中年)世代が「果」、その壮年(中年)世代の「果」は老年(老人)世代の「因」ということ。

未来から過去への時間の流れと合わせると、「因」である青年(若者)から「果」である老年(老人)へと時間が流れているといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

Q-188につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-参考書籍-

 「がんを克服できる脳」(主婦と生活社、Kindle版あり)

 

 

-関連記事-

 「夢をかなえる方程式 I×V=R」関連はこちら↓

 F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 F-117~Field of Dreams

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

 ゲシュタルト関連はこちら↓

 F-019:「Connecting the dotsby スティーブ・ジョブス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ヒーリングとコーチングの関係についてはこちら↓

 Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2021に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

アルバート・バンデューラ(Wikiより引用)

アルバート・バンデューラ博士

Wikipediaより引用




L-01020201月シークレットレクチャー -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 

20201月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の初回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、初回のサブテーマは「○○」。

その講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

ぜひサブテーマを想像しながらお読みください(漢字二文字ですw)。スピリチュアルペインやトータルペインは過去のブログ記事でも取り上げていますが、きっと新たな発見に驚くはずです。

 

 01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 02;身体的苦痛

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24553696.html

 03;身体と心は○○○○ -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 04;身体と心は○○○○ -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 05;「4つの苦痛」と健康(well-being)の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24642277.html

 06;「4つの苦痛」(部分)どうしの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 07;スピリチュアルペインとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 08;スピリチュアルペインへの対処は、いつから、どこで、行われるべきか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24746334.html

 09;抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24767587.html

 10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 

 下記の言葉はノーベル平和賞受賞作家 エリ・ヴィーゼルによるものです。

「抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚」をぜひ感じてください。それは「絶望の中で見いだした希望が育て、自身を導くゴールが磨き上げる“光”」に触れるような体感です。

 

 

 愛の反対は憎しみではない。無関心だ

 美の反対は醜さではない。無関心だ

 信仰の反対は異端ではない。無関心だ

 生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心だ

 

The opposite of love is not hate, it’s indifference.

The opposite of beauty is not ugliness, it’s indifference.

The opposite of faith is not heresy, it’s indifference.

And the opposite of life is not death, but indifference between life and death.

 

 

 ヴィーゼルは「生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心である」と語っています。では、なぜ無関心となってしまうのでしょうか?

 

 

 私の答えは「自分に対する評価が低いから」。そして、「(その結果として)未来の重要度が下がっているから」です。それを一言にすると「エフィカシーが低いから」。エフィカシーとは、「自分のゴール達成能力の自己評価」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ところで、サーカスなどでゾウを飼いならす方法を御存知ですか?

 

子ども(小ゾウ)の時期に、足につないだ鎖を杭に結び付け地面に打ち込むのだそうです。小ゾウの力では杭を引き抜くことはできません。その状態が続くと、ゾウは鎖が届く範囲でしか行動しなくなります。コンフォートゾーンの完成です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

成長に伴い杭を引き抜く力を手に入れても、ひとたび杭につながれたなら、ゾウはその範囲でしか行動しなくなります。「思い込み」がゾウの自由を奪うのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

この話が本当かどうかはわかりませんが、「思い込みが自由を奪う」というのは、私たち人間にとっては極めて切実な問題です。なぜなら、大脳(とくに前頭前野)が発達しているため、情報空間に強い臨場感を感じることができる(感じてしまう)から。より強い「思い込み」が可能になったことで、ますます自由が奪われやすくなっているといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 情報空間上の“あるイメージ(I)”に強い臨場感を感じると(V)、そのイメージはやがて現実化していきます(R)。それをプリンシプル化したものが「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 これは希望に満ちあふれる真理ですが、その一方で人を絶望の淵に追いやる事実でもあります。「I×V=R」が示していることは、「イメージ(イマジネーション)の限界が、その人の限界になる(である)」ということだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/17985750.html

 

 

自分の限界とは、自分のイマジネーションの限界のことである

 

 

これはコーチングの祖 ルー・タイス氏の言葉です。

過去の何らかの体験または情報の記憶が、私たちの心の中に「思い込み」を形成します。そして、その思い込みがスコトーマを生みだし、例えば杭など簡単に引き抜けるといった“本当の力”を隠してしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

しかも、人の場合、「思い込み」を生みだす記憶とは“失敗”です。情動を伴った辛い記憶が自らを縛りつけていきます。そして、縁起のつながりの中で、ますますお互いを縛りあってしまうのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士は、ルー・タイス氏の言葉を下記のように言い換えていらっしゃいます。

 

 

人間の限界はイマジネーションの限界がつくる

イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 

 その「限界を壊すこと」はゴール設定からはじまります。1)100%want toで、2)自分中心を捨てながら、3)“現状の外”にゴールを設定(再設定)していくことで、限界を超えていくことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、その積み重ねこそが「生と死の間(between life and death)」を明らかにしていきます。なぜでしょうか?

 

L-011につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 アジアゾウのトプシー(Topsy)を御存知でしょうか?

 

 …1875年頃に東南アジアで生まれ、アメリカに密輸された後にサーカスで育てられた象です。

 子どもの頃からの虐待のストレスが原因なのでしょうか、3人の調教師を含む数名を殺したとされています。虚栄心が強いオーナーにより公開処刑が企画され、毒を食べさせられ、電気を流され、最後は首を絞められ殺されました(190314日)。

 その様子をエジソン・スタジオが動画撮影し、「ある象の電気処刑」というタイトルで公開しています(なんと、wikipediaで動画を確認することができます)。

 

 ちなみに、「トプシー(Topsy)」という名は、米国の小説「アンクル・トムの小屋」に登場する奴隷少女の名から名付けられたそうです。

 

 自由を奪う「思い込み」は自身の心の中に生まれるだけでなく、社会の中に広がりお互いを縛り合います。バイオパワー(生権力)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

この逸話の根底にある思い込みとは「差別」でしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 表面的なコーチングスキルにより個人が自由を手にするだけでは足りません。

縁起をしっかり理解した上で、空仮中の実践として自らコーチングを行い、縁起空間にしっかりコーチングをひろげていくことが重要なのだと思います。

その先に戦争と差別のない世界がある

だから私は、「縁起の理解」と「空仮中の実践」こそが苫米地式の真髄だと思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

トプシー(Wiki.)

処刑場への橋を渡るのを拒み、報道写真家や見物人に取り囲まれるトプシー

Wikipediaより

 

F-158:無我夢中 <前編>

 

 「無我夢中」という言葉を聞いたら、どんなイメージが浮かびますか?

 

 ネットで調べてみると、だいたいが「ある事柄に心を奪われて、我を忘れているさま」という感じです。その場合の「無我」は「我を忘れている」こと、そして「夢中」は「あることに熱中して、他をほったらかしにしている」という意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 「忘れている」「ほったらかしにしている」を言い換えると、「スコトーマに隠れている」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

さらに、「我を忘れる」には「冷静さを欠いている」といったニュアンスが、「他をほったらかしにしている」には「バランスを欠いている」「視野が狭くなっている」というようなニュアンスが含まれています。いずれもネガティブなものです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20086131.html

 

そうなる理由を苫米地理論で突き詰めると、「抽象度が下がっているから」のはず。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 実際に、大辞泉(小学館)には「無我夢中で逃げる」という例が挙げられていました。

 この場合の「無我夢中」とは、まさに「ファイト・オア・フライト(Fight or Flight)」のこと。それは人間的な前頭葉前頭前野での情報処理よりも、動物的な大脳辺縁系での情報処理が優位になっている状態です。もちろん抽象度が下がった状態であり、別の表現ではIQが下がった状態といえます。それは「冷静さを欠いている」「視野が狭くなっている」というニュアンスと合致します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

ですが、ヒーラー&コーチとしての私は“無我夢中”という言葉が好きです。縁ある人たちが“無我夢中”になれるようにサポートしていますし、もっと“無我夢中”に生きれるようにフォローしています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 前回(F-157)、自分の死に自ら意味を見いだしたことで情報(心)を書き換え、その写像である物理(体)を書き換えていった高齢女性の例を御紹介しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23874668.html

 

「うれしい~」のあとに驚異的な回復をみせた患者さんに、一体何が起こったのでしょうか?

絶望的な状況を“希望”に塗り替えたきっかけは何だったのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 そのはじまりは、もちろん、ゴール設定。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、ゴール実現の確信、つまりエフィカシー(この症例の場合は「指一本まで役に立ちたい」という強い思い=覚悟)が“奇跡”を引き起こしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 その様子はまさに“無我夢中”

 私が「指一本でも役に立ちたい」と願う患者さんに感じた“無我夢中”は、もちろん、冒頭で御紹介した「無我夢中」とは異なります。

 

F-159につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 キーワードは「社会性」「利他(unselfishness)」。

 認知科学者 苫米地博士の著書から「絶望を克服する方法」を御紹介します。「新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版」(サイゾー)の【付録②】からの引用です。

 

 want toをゴールにする

 この苫米地手帳にゴールを書き込んでいくときに、1つ「儀式」をしてみてください。とても簡単な儀式ですが、効果は抜群です。儀式というほどのものではなく、本当に簡単なことです。

 目を閉じて、おでこに指を当ててみましょう。人差し指でも中指でもその両方でも構いません。目を閉じて、おでこに指を当ててみます。マンスリーコラムで書いたように、そのときにおでこを見るのもよいでしょう。

 そして静かな気持で、ゴールを思い描いてください。まぶたの裏に何が映るでしょう。

 想像力を思いっきり羽ばたかせて、楽しく考えてください。楽しいゴールが思い描けたら、その喜びを全身で味わってみてください。

 このように目を閉じて額に指を当てることが、トリガーになります。トリガーとは銃などの引き金のことです。ある意識状態に入るための引き金ということですね。

 トリガーによって引っ張り出される意識状態や記憶を、アンカーといいます。錨のことですね。トリガーが、潜在意識の奥深くに錨のように沈んでいる記憶や意識状態を引っ張り出してくれます。

 今回のワークでいえば、深い変性意識状態の中で、ゴール設定にふさわしい意識状態を引っ張り出します。最初はうまくいかなくても、繰り返しているうちにうまくなります。ですから、気楽に楽しんでやってみてください。

 ダンサーが繰り返し振り付けの通りに踊ったり、テクニックの練習をしたりするように、もしくはミュージシャンが演奏の練習を繰り返すように、技術というのは繰り返せば繰り返すほど自分に馴染んできて上手になります。

 変性意識の生成も練習次第です。繰り返す中で上手になっていきます。ひと手間かけて、手帳にゴールを書き込むことで、ゴールが達成しやすくなりますし、書くゴール自体もよいものに変わっていきます。真のゴールに近づいていくのです。

 成功する過程で一番難しいのは、日々努力することだと思っている人がいますが、それは違います。成功する過程で一番難しいのは、実はゴール設定です。

 ゴールをきちんと設定することが一番難しいのです。もちろん難しいだけではなく、一番楽しいことでもあります。

 実際はゴールがきちんと設定されてさえいれば、気づいたら環境が変わりますし、気づいたら努力していて、気づいたらゴールを達成してしまうものです。それも自分が想定した以上の成果を得られたりします。

 ゴール設定でよくする間違いに、have to(しなければいけないこと)をゴールに設定してしまうことが挙げられます。これは絶望しか生みません。

 それなのにどうしてそんなことをしてしまうのかといえば、人から影響を受けるからです。影響を受けるのは悪くないのですが、無意識に真似をしてしまうのです。

 そうなんです。多くの人は誰かの真似をしてゴールを設定しがちです。それは親の期待や友人の評価、社会からのプレッシャーなどの形で強いられています。誰かの真似をして、それをゴールにしてしまいがちなのです。

 「○○さんはいくら稼いでいるから、自分もそれ以上稼ぎたい」とか、「○○さんはマイホームを買ったから、自分もマイホームを買いたい」など、無意識のうちに人の真似をして、それを自分のゴールだと勘違いしているのです。そんなことをしていると、いつまでもゴールは達成できません。

 なぜなら、それは心からのwant to(したいこと)のゴールではないからです。have toのゴールだからです。だから、ゴール達成のためにつらい努力が必要になるのです。そのような社会的洗脳をはねつけて、本当のwant toのゴールを設定することが大事です。

 want toの真のゴールであれば、そのプロセスも楽しいのです。子供がゲームに熱中して、寝食を忘れてプレイするように、ゴールに熱中して、気づいたら猛烈な努力を積み重ねてしまうのです。

 でも、本人は楽しくて仕方ないので止まりません。それが本来のゴール設定であり、だからこそ、最初に正しくゴール設定をすることが大事なのです。

 無意識のうちにゴールを設定できると、無意識はオートパイロットでそれを実現しようとします。だからこそ、ゴールをきちんと設定すると努力はいらないのです。はたから見てすごく努力しているように見えても、本人は楽しんで没頭しているだけなのです。

 引用終わり

 

 「絶望」はゴール設定に“失敗”しているだけです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 「怒りと絶望しかない」という方も、「絶望しかない」という方も大丈夫!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 自分の中の力(The Power of Mind)を信じて新たなゴールを設定し、want toで未来に向き合ってください。未来にあるのは死ですが、その死さえも“希望”に変えることができます。すべてマインド次第です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

-関連記事-

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

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F-121:「あぁ生まれてきてよかったな」で思いだす一例

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F-136~137The Sweet Hello, The Sweet GoodbyeSadSweetに書き換えるコーチング<老人向け>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22424986.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22488873.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版ver.2


F-157:指一本でも役に立ちたい

 

 前回(F-156)、「人間関係リセット症候群」を取り上げ、このように書きました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23823944.html

 

 「絶望」や「dark side」を防ぐ(克服する)力となるものはゴールとエフィカシーです。

ゴールの抽象度を高めながらハイエフィカシーを貫くことで、不安や怒りや憎しみを社会にうまく還元していくことができます。それが「社会性」です。

 

 その「社会性」を違う言葉で言い換えると「利他(unselfishness)」。

 今回は、医療現場で利他心を感じた一例を取り上げます。

 (プライバシー保護のため一部変更しています)

 

 ケース;90代女性、一人暮らし

同じ町にお子さんが住んでいますが、関係性はよくありません。誰彼かまわず無心されるたびにお金を貸すものの結局踏み倒されるといったことを繰り返していることが原因のようでした。

そんな高齢女性が感染症を発症し入院しました。もともと自己免疫疾患(自分自身に対して免疫が過剰に働いてしまう病気)があり、免疫を抑制するステロイド剤を内服していました。加えて喘息もあるため、呼吸状態がどんどん悪化していきました。

専門用語で「せん妄」と呼ばれる精神不穏も出現した患者さんは、呼吸がままならないのに酸素吸入のためのマスクを外したり、点滴を引き抜いたりしました。

心身ともに悪化していく中、患者さんはまるでうなされているかのように同じ願いを口にするようになりました。その願いとは

死んだら献体がしたい

死んだ後も社会に貢献したいというのです。そんな切なる思いが「指一本でも役に立ちたい」という言葉になってあらわれました。

患者さんと御家族の仲介を約束した私は、母親の思いをそのまま息子さんに伝えました。最初は渋っていましたが、「指一本でも役に立ちたい」を聞いてからは反論しなくなり、ついには献体に同意されました。「母らしい」と苦笑いしながら。

子どもたちが献体に同意してくれたことを伝え聞いた患者さんは、粗い呼吸の合間に「うれしい~」と発し、治療にまったく抵抗しなくなりました。表情や言動は日に日に穏やかになっていきました。

 

 

 ところで、皆さんは「プラセボ効果(placebo effect)」を御存知でしょうか?

 一般的には「薬理作用に基づかない治療効果」のことを指します。

その一部は脳内の化学反応で説明されています。人はモルヒネと同じような痛みを和らげる化学物質(いわゆる「脳内麻薬」)を分泌することができます。β-エンドルフィンやドーパミンがその代表で、20種類ほどの物質が確認されています。

プラセボ効果が働いているときは、大量のβ-エンドルフィン放出されているそうです。モルヒネの6.5倍にもなるといわれる鎮痛効果に加え、多幸感も大きくなることがわかっています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16948245.html

 

 じつは、先の患者さんは、「うれしい~」のあと呼吸状態が落ち着き、体調がどんどん改善していきました。情報空間(表情や言動にあらわれた心の状態)だけでなく、物理空間(SpO2CRPという検査で示される体の状態)にもよい変化があらわれたのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

体調改善後施設に退院し、現在もお元気にされていると伺っています。

 その驚異的な回復ぶりを、冷めた言い方で「気のせい(プラセボ効果)」ということもできます。しかし、その本質は、超情報場(生命場)への介入による「気のせい(内部表現書き換え)」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 ある研究によると、「自分は心臓発作で死ぬ」と思い込んでいる女性は、病歴がまったく同じであっても、心臓発作で死ぬとは思っていない女性と比べ(心臓発作で)死ぬ確率が4倍も高くなるそうです。「プラセボ/ノセボ効果」の一例として紹介されていましたが、これは先程の脳内麻薬(β-エンドルフィンなど)だけでは説明できません。

 (ノセボ効果:悪心や食欲不振といった「薬理作用に基づかない副作用」のこと)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477470.html

 

 皆さんも、体調が悪いと思っていると(あるいは、まわりに「顔色が悪い」などと心配されていると)、本当に体調が悪くなってしまうことを経験しているのではないでしょうか。もちろんその逆も。

 ストレスが健康に大きく影響することは今や当たり前の知見になっていますが、そこには自律神経などの物理(身体)的な要因だけではなく、物理的な変化を「果」として引き起こすより高次の情報次元(心)での「因」が存在しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11822808.html

 

 重要なことなので繰り返しますが、高次の情報空間での「因」が、低次の情報空間(その底面が物理空間)において「果」となってあらわれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14248940.html

 

今回御紹介した患者さんでいうと、自分の死に自ら意味を見いだしたことが情報(心)を書き換え(「因」)、その写像である物理(体)を書き換えていった(「果」)といえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23037529.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23108517.html

 

「希望により生命力を取り戻した」「心が平和になった結果、身体が平穏になった」という感じです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 人生の最終段階であっても、このような大きな変化があらわれます。ましてや、これから成長する子どもたちに、「希望をもつことの大切さ」を教え、「希望をゴール化して実現していく方法」を授けることができたなら、どんなに未来が明るくなることでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11301259.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11386276.html

 

 そんなハイエフィカシーな未来をイメージしているときに、私の中の“希望/HOPE”が、高齢女性の希望と共鳴していることに気がつきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

希望はやがて夢に育ち、夢はゴール設定することでいつしか“現実”にかわっていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

ゴールの達成を確信し続けること(エフィカシー)で“新たなる希望”が芽生えると、さらなる夢、より抽象度の高いゴールを経て、かつては想像もできなかったような“現実”があらわれます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

「絶望」や「dark side」を防ぐ(克服する)力となるものはゴールとエフィカシーです。

ゴールの抽象度を高めながらハイエフィカシーを貫くと、不安や怒りや憎しみを社会にうまく還元していくことができます。それが「社会性」「利他(unselfishness)」です。

 その「社会性」「利他(unselfishness)」が、人間に秘められたさらなる能力を覚醒させます。ときに“奇跡”と呼ばれるような形で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 「指一本でも役に立ちたい」と願う老婆との縁により、私は、「幸せとはゴールに向かう日々の縁起そのものである」とあらためて実感しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 キーワードは「社会性」「利他(unselfishness)」。

 次の投稿(F-158~)では、今回取り上げた“奇跡”を別角度で再検証し、苫米地博士の著書から「絶望を克服する方法」を御紹介します。お楽しみに。

 

 

-関連記事-

F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268334.html

F-121:「あぁ生まれてきてよかったな」で思いだす一例

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F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

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Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

F-156:人間関係リセット症候群

 

 「人間関係リセット症候群」という言葉を御存知ですか?

 

 それは正式な?病名ではないはずですが、ネット上では“病気”のひとつのように扱われています。

 (この場合の“病気”とはゲシュタルトのことです)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 ネット上の情報をまとめると、人間関係リセット症候群は「あることをきっかけにこれまでの人間関係をなかったことにしたくなったり、実際になかったことにしてしまう現象(リセット)」とされています。

 その特徴は「突然リセットする(したくなる)」「すべてリセットする(したくなる)」「リセット後に後悔する」とされ、具体的な行動として「連絡先が変わっても通知しない」「SNSで友達・フォロワーを大量に解消する」「転職や引越しを頻回にする」「転職後は前の同僚とは一切連絡を取らない」「突然音信不通になる」などが挙がっていました。

 (蛇足ですが、「特徴」と「具体的行動」では抽象度が異なります)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 思い当たることはありませんか?

 

 「病気ではない」と書かれているサイトもありますが、そんなサイトであっても「よくないもの」「気をつけるべきもの」といったニュアンスで書かれているようです。「症候群」と書かれていれば、とくに医療・福祉関係者(の無意識)は“病気”として認識してしまうでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

 私自身は病気だともおかしいものだとも思っていません。

認知科学者 苫米地博士に学ぶ私にとって、健康とは「そのときの自分の状況にとって正常な状態」であり、病気とは「情報空間のバグ」「何らかの機能・役割」だからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859896.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045827.html

 

 (そもそも私はWHOの健康の定義自体に複数の誤りがあると考えています)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859828.html

 

 その「自分の状況」をつくりだすものがゴールです。そして、ゴール達成の障害(バグ)が何らかの自己主張としてあらわれているものが病気。

病気がきっかけとなり結果的にゴールに近づくのならば、病気は「(ゴール達成のための)重要な機能・役割」となります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そもそも人間関係とは“ゴールが生みだす縁起”のことです。ゴールは人生のあらゆる領域に設定するものですので(バランスホイール)、ゴールごとに様々な人間関係があり、ゴール更新ごとにリセットされるものであるといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 だから、「人間関係リセット症候群」はコーチングを実践する者にとっては当たり前のこと。ゴール実現(&再設定→実現)に向かうホメオスタシス活動の一環です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ただし、「後悔」を感じる場合には注意が必要です。1)本物のゴールではない、2)エフィカシーが下がっている、3)ゴール側のコンフォートゾーンがつくれていない、4)have toが入り込んでいる、5)情動のコントロールができていない といった解決するべき課題があるはずです。以下、簡潔に説明します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

1)     本物のゴールではない

ゴールのポイントは「100%want to」「自分中心を捨てる」「“現状の外”」。加えて私は「バランスホイール」を重視しています。重複しますが「社会性」も重要なポイントです。詳細は下記リンクでどうぞ↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23374441.html

 

2)     エフィカシーが下がっている

エフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」のこと。つまり、ゴール抜きには語れない概念です。じつはコーチの存在自体がクライアントのエフィカシーを高める縁起となります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

3)     ゴール側のコンフォートゾーンがつくれていない

コンフォートゾーンとはホメオスタシスで維持されるイメージのこと。セルフイメージともいえ、通常は“現状”のことを指します。それは過去の記憶でつくられているブリーフシステムでもあります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

ゴールを達成しているイメージがあり(I:imageimagination)、そのイメージの臨場感が上がると(V:vividness)、不思議なことにそのイメージは“現実化”(R:reality)します。それをプリンシプル化したものが「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 

4)     have toが入り込んでいる

have toは強制的動機。want toが建設的動機。そのモチベーションの差は大きく、なんと10年間で756倍の生産性の違いとなります(もちろんwant to756倍です)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

モチベーションはゴール設定の結果生じるもの。ゴールが本物であればモチベーションはいつもwant toのはずですが、じつはそうともいえません。私自身は「FOG」に気をつけています↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

5)     情動のコントロールができていない

「コントロールができていない」とは、人間らしい前頭前野優位ではなく、動物的な大脳辺縁系優位に陥っているということ。その様を「ファイト・オア・フライト」と表現します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

怒りでいうと、「人間的怒り」「公憤」ではなく、「動物的怒り」「私憤」の状態。ちなみに、その間に論理があります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

前回(F-155)は「怒りと絶望しかありません」というコメントを取り上げました。

私はそのコメントの中に“希望/HOPE”を見いだしましたが、もしも後悔(あるいは不安・怒り・憎しみ)があるのであれば、すぐに(外ではなく)自分自身を見直すべきです。“現状の外”にあるゴールではなく、“現状(それも理想的な現状)”に心が囚われていることに気づくはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 

「人間関係リセット症候群(ただし「後悔」はなし)」はコーチングを実践する者にとっては当たり前のことですが、ゴールやエフィカシーといった基本を忘れてしまったら、やがては「絶望」に陥ってしまうのかもしれません。

「絶望」をSWの世界観で表現すると「dark side」。偉大なマスタージェダイの言葉を紹介しますw

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11594310.html

 

 

  Fear is the path to the dark side.

  Fear leads to anger. Anger leads to hate.

  Hate leads to suffering.

 

   恐れはダークサイドに通じる。

   恐れは怒りを招き、怒りは憎しみを、

   そして、憎しみは苦しみを招く。

 

 

 「絶望」や「dark side」を防ぐ(克服する)力となるものはゴールとエフィカシーです。

ゴールの抽象度を高めながらハイエフィカシーを貫くことで、不安や怒りや憎しみを社会にうまく還元していくことができます。それが「社会性」です。

(私は「社会性」のことを“無敵”と表現します)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 そして、その「社会性」は、ドリームキラーへの“復讐/REVENGE”になるだけでなく、かつてのドリームキラーにとっても“希望/HOPE”へと変わっていきます。

すべては縁起であり自業自得なのだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 キーワードは「社会性」。それを違う言葉で言い換えると「利他(unselfishness)」。

 次回(F-157)、医療現場で利他心を感じた一例を御紹介します。お楽しみに。

 

 

F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 

 私は“希望/Hope”という言葉が大好きです。

 

 それは子どもの頃の体験に起因します。私は(のちに)「A NEW HOPE」というサブタイトルがつけられた映画に救われました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615496.html

 

 情動を伴った体験の記憶は私のブリーフをつくり、「つい“希望/HOPE”を見つけてしまう&見つけようとしてしまう」というハビット&アティチュード(habitattitude)としてあらわれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18223480.html

 

 “希望/HOPE”と結びつくものが RASのフィルタリングを通過し、それ以外をスコトーマに隠すのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「なんでそんなに楽観的なのですか?」と聞かれることがありますが、その理由は「無意識が“希望/HOPE”にロックオンしているから」だと思っています。そして、それは医師(&ヒーラー)としてはもちろんのこと、コーチとしての機能に大いに役立っているはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15700744.html

 

最近いただいたメールの中に「怒りと絶望しかありません」という言葉を見つけたときも、私は“希望/HOPE”を感じました。それは漠然としたイメージなのですが、なんとか言語化してみたいと思います(なるべくわかりやすくw)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 怒りとはエネルギーに満ちた状態でenergetic。対して、絶望とはエネルギーがない状態でno energyです。それらは、エネルギーという視点で見ると、正反対の概念といえます。「怒り」という感情を自覚している時点で(モニタリング)、すでに絶望を克服しています。“今のところ”は(←後述します)。

よって、本当は「怒りと絶望しかない」ではなく、「不協和を怒りとして感じてばかりいる」なのでは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 表現を変えると、「どうやってエネルギーを取り戻すか?」ではなく、「取り戻しつつあるエネルギーをどう導くか?」という段階にあるということ。エネルギー枯渇(不足)という問題(過去のケース)から、それをいかにうまく使うかという課題(未来に向けてのプラン)に焦点が移行しているといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 エネルギーを上手く使う(導く)のに欠かせないのがゴールです。“現状の外”にゴールを設定するからこそ、新たな未来が時間の流れにのってやってきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 その“現状の外”がより高い抽象度次元であるほど、「動物的怒り」は「人間的怒り」に、「私憤」は「公憤」へと変化していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 「そもそもゴールがない」「ゴール設定を誤っている」「ゴール達成をあきらめかけている」のいずれかの場合、怒りを感じている現状がコンフォートゾーン(CZ)化していきます。そうなると、怒りが解消されることはありません。怒っている状態がCZだからです。

しかしながら、怒りが続くこともありません。ゴールがないままであれば新たなエネルギーや創造性を得ることができず、やがてエネルギーが尽きてしまうからです。解消されることのない「怒り」は次第に「あきらめ」に変わり、再び「絶望」へと堕ちていきます。「怒りと絶望しかない」から「絶望しかない」へと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

「絶望」とはゴールがないかあきらめている状態(no goals)。だからエネルギーがないのです(no energy)。

ゴール設定がなされていれば、本来「あきらめ」「絶望」にはならないはずです。それでもまだ「絶望」と感じるのならばゴールが間違っています。「間違っている」とは、正しくないとか悪いということではなく、「本心ではない」「自身の自由意思ではない」という意味です。

(そもそも絶対に正しいものなどありません)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

そんな時はまずリラックスしてみましょう。

呼吸を意識しRをゆらがせながら、「本当は自分は何をしたいのか?」「どういう人間になりたいのか?」「自分の存在理由とは何なのか?」などと問い直してみてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

 それは思春期から抱えているスピリチュアルペインを克服するばかりか、ヴィーゼルが言う「生きている状態」に戻る大切なプロセスになります。もちろん、見つけた答えが“シン”のゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_318161.html

 

ゴールはあるがなぜか「絶望」と感じてしまうという場合、「じつはゴールをすでに達成している(達成しかかっている)」か、あるいは「エフィカシーが下がっている」可能性が考えられます。前者ならゴールの再設定(&バランスホイール)に、後者ならエフィカシーを上げることに取り組んでください。

(「エフィカシーを上げる方法」は追記で)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

ゴールは未達成でありハイエフィカシーだとしても、「絶望」と錯覚することはありえます。その時はゴール側のコンフォートゾーンをチェックし、アファメーションやビジュアライゼーションで臨場感を高めてください。

24時間(←夢の中でもw)ラベリングをし続けることもお勧めします。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

「ゴール設定→行動→現状が変わる」というプロセスは、自分にとってだけでなく、縁ある人々にとっての“新たなる希望”にもなります。ミラーニューロンの働きで。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11383670.html

 

だから、「絶望」を感じた時は、「誰かの希望になれる(なる)という希望」からはじめてください。その希望はやがて夢に育ち、夢はゴール設定することでいつしか“現実”にかわっていきます。そのための知識とスキルが凝縮されているのがコーチングです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

  

私はコーチングを、子ども(世代)には生き様とともに、孫(世代)には死に様で、伝えていこうと思っています。希望が満ち溢れる自由でフェアな未来を思い描きながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19678041.html

 

 

 ところで、冒頭で御紹介した「A NEW HOPE」とは、「STAR WARS」の第1作目(EpisodeⅣ)のことですw

映画だけでなく、ドラマ、小説、アニメ、ゲーム、テーマパークなど様々な形で今も拡張し続けるSWの世界は、ジョージ・ルーカスというたった一人の人間のイマジネーションからはじまりました。

 最後に、ルーカスが次世代のクリエイター デイブ・フィローニ(「CLONE WARS」総監督)に贈った言葉を紹介します。この言葉を聞いたとき、私はルーカスの思いをしっかりと受け取っていたことに気づきました。42年前のあの日に。非言語で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20173981.html

 

 

Remember to make these stories hopeful.

Remember to give that to kids.

Because they really need it.

George Walton Lucas Jr.1944年~) 

 

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 苫米地博士の著書「201冊目で私が一番伝えたかったこと」(ヴィレッジブックス)から「情動を娯楽として楽しみつつ、エフィカシーを上げる方法」を御紹介します。

 

 引用開始

 過去の情動記憶を娯楽として楽しみなさいと言いましたが、ただし注意するべき点があります。それは、情動を思いだすとき、エフィカシーを下げるやり方ではなく、逆に上げる方法を身につけることです。

 最悪なのは、思いだすときに、「あのときの自分はバカだった」とか「自分が許せない」などと過去の自分を否定するようなことを心の中でつぶやくことです。いったん、こういう癖が身についてしまうと、思い出に浸っているときだけでなく、日常のあらゆる局面でエフィカシーを下げるセルフトーク(コーチング用語で自分に対して語る言葉)が出てくることになります。

 情動を娯楽として楽しみつつ、エフィカシーを上げる方法は、自己否定を行うのではなく、「私はあのときベストを尽くした」「私はすごい人間だ」というように、「今-ここ」にいる自分を堂々と肯定する癖をつけることです。そのためには以下の四つのことを心がけましょう。

 

結果論で過去の出来事を評価したり、後悔したりしない。

前頭前野を働かせて、前向きに過去の出来事を評価する。

わざと自分に不利になるように記憶の断片を統合しない。

後悔が無意味であることを前頭前野で理解する。

 

 これらのことを身につければ、どんな不快な出来事でも、過去の情動記憶の反復による堂々巡りの思考の迷路に迷い込むことはないでしょう。

 

  

-関連記事-

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 

201冊目で私が一番伝えたかったこと



F-152:人事考課

 

 前回(F-153)、「同一労働同一賃金」について感じた違和感を掘り下げました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23454911.html

 

 「同一労働同一賃金」について考えている時期に、ある組織の経営会議に参加する御縁がありました。新たに人事考課を導入するというその組織の目的は、「本当に頑張っている人がちゃんと評価されるため」「職員にやる気をもってもらうため」、そして「職員のやりがいをサポートするため」でした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

「本当に頑張っている人がちゃんと評価されるため」は前回(F-153)の内容と重複しますので割愛します。

 

「職員にやる気をもってもらうため」はモチベーションに関係しますが、忘れてならないのが「やる気は、原因ではなく、結果である」という事実。もちろん、ゴール設定の結果です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

「やる気」があるからうまくいくのではなく、ゴールに合致しているからwant toの状態でいられ、自然にハイパフォーマンスを発揮できるのです。よく引用されるハーバードビジネススクール(ジョン・P・コッター名誉教授)の研究によると、建設的動機(want to)と強制的動機(have to)の違いにより、10年間で756倍の生産性の違いが生じることが判明しています。

この研究は1980年代にはじまり、1990年代に書籍化されたものです。当時と比べ物にならないくらいテクノロジーが発達した現代においては、さらに大きな差が生じるはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 先程はスルーしましたが「本当に頑張っている人」という表現には注意が必要です。本人が「頑張っている」と自覚している場合、have toが入り込んでいる可能性があります。

その場合、止観(瞑想)してwant toを確認できれば問題ありません。その時の「頑張っている」は物理空間の因果に対してであり、マネジメントの話だから。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18576926.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18684707.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14526054.html

 

繰り返しますが、やる気は人の心の内に自然に生まれるものです。内に自然に生まれるのはゴールがあるから。それはゴールの世界(コンフォートゾーン)に向かうホメオスタシス活動(恒常性維持機能)といえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

よって、人事考課の評価基準(モノサシ)となるのは「自身の自由意思で決めたゴール」であり、評価する人は「すでにゴールを達成している未来の自分」であるといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 「自身の自由意思で決めたゴール」を基準にした「すでにゴールを達成している未来の自分(の今あるべき姿)」と「現在の自分(の姿)」とのギャップがエネルギーと創造性の源です。そして、ゴール側の臨場感が高まるほど(ゴール側の自分>現在の自分)、未来のイメージはどんどん“現実化”していきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 その臨場感は「すでにゴールを達成している未来の自分」の確信度が生みだします。エフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

昇進や昇給など、いわゆる“アメ”でやる気をコントロールすることは、確かに効果を発揮するかもしれません。しかし、その効果は一時的、いつかは必ず破綻します。どこかでhave toになってしまうからです。心からのwant toでなければ、エフィカシーが高くなる(上がる)ことはありません。

ましてや“ムチ”は論外。エフィカシーが低くなる(下がる)一方だから。たとえムチのつもりがなかったとしても、「ダメ。ゼッタイ。」のような強制(矯正)はアウト。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_352303.html

 

 “アメ”や“ムチ”は、かつて“動物”に行われていた調教の手段です。人は“動物”ではなく、マシンでもありません。前頭葉が発達した人類は、「無人運転」「自動運転」のまま一生を終えるわけにはいきません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

まわりから「頑張っている」と評価されているのはかまいませんが、自分自身の心の中に「頑張っている」があったなら要注意。「努力」や「根性」も同様です。

ゴールが生みだすコンフォートゾーンにホメオスタシスが働く状態は、もはや「うれしい」「楽しい」でさえなく、「あたりまえ」という感覚です。それは心拍や呼吸と同じような「あたりまえ」。意識しなくても勝手にやってしまっている感じです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

 最後に、「職員のやりがいをサポートするため」について。

 「やりがい」は職員一人ひとりのゴールが生みだします。そして、本当の「やりがい」は高い抽象度次元にあります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

そのゴール設定をサポートすることはとても重要で、職員にとっては一生ものの財産になります。決してお金では手に入れられない財産です。なぜなら、スピリチュアルペインを克服するから。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html


職員に「やりがいを持って欲しい」「成長してほしい」「幸せになってほしい」と願う経営者は、ぜひコーチングの導入を決断してください。

やりがいを持ち、成長しながら、ますます幸せになっていく仲間とともに、今はまだ想像すらできない未来を創造する挑戦の日々が始まります。それはみんなの夢をかなえる挑戦です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 「他人に評価されている」「見張られている」という感覚は、人を不自由にします。その時生まれる権力が「バイオパワー(生権力)」。下記ブログ記事で解説しています↓

 F-061~:バイオパワー(生権力)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

 

 

-追記2

 スピリチュアルペイン(トータルペイン)と健康の関係について、霧島市(鹿児島県)の「市民健康教育公開講座」でお話しさせていただきました。医療・介護関係者はもちろん、教育関係者にもぜひ知っていただきたい大切な情報です↓

 Q-073~180804医療講演会レポート

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html

 

 

-関連記事-

F-117~Field of Dreams

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

 

F-131The Sweet Hello, The Sweet Goodbye -3SadSweetに書き換える準備となるヒーリング<若者向け>

 

 過去のブログ記事(F-128)で、スウェーデンの男女デュオ ロクセット(Roxette)のボーカル マリー・フレデリクソン(Marie Fredriksson)を取り上げました。最後に御紹介したのは「The Sweet Hello, The Sad Goodbye」という曲。

内科医としての私が医療・福祉の現場で経験するのは「The Sad Goodbye」ばかり。でも、苫米地博士に学ぶ今は、「ヒーリング&コーチングで『The Sweet Goodbye』を実現できる」と信じています。

今回は、その「The Sweet Goodbyeを実現するために」がテーマです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21580684.html

 

 1不安に襲われる若者、希望を失う老人

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21892496.html

 2The Sweet Goodbye」とは?(ワーク付き)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21970436.html

 

 

 医師としての私が経験したケースを御紹介します。

 (個人情報保護のため変更を加えてあります)

 

 患者さんは50代の男性。離婚後一人暮らしを行っていたある日、脳出血を発症しました。数日経ってから発見され専門医に救急搬送されましたが、重度の片麻痺(半身の運動麻痺)が残りました。生活動作のほぼすべてに介助が必要な状態となり、やがて「死にたい」「殺してくれ」と口にするようになりました。生きる目的(ゴール)を見失ってしまったのです。希望そのものを失くしてしまったのかもしれません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

 支援相談員がなんとか家族を見つけだしましたが、誰もが関わることを強く拒みました。その中で一人だけ、悩みながらも対応してくれるようになった息子さんがいました。まだ20代の若者です。

 ある日、「脳出血後の嚥下障害と食事の拒否により栄養状態が悪いため人工栄養(胃瘻カテーテル等からの栄養剤注入)の適応である」ことを説明しました。その場で息子さんは泣きながらこう発言しました。「父には生きていてほしいですけど、父自身は『生きたくはない』『もう死にたい』と思っているはずです」。さらに、とても辛そうに「私自身も生きている価値がないと思っています」と。

 

 生きている価値がない

 

 最初は父親のことをいっているのかと思いましたが、その後のやり取りで息子さんが自分自身を「生きている価値がない」と評価し、「死にたい」と苦しんでいることがわかりました。父親と同じように生きる目的(ゴール)を見失っているのでしょう。いや、そもそも生きる目的(ゴール)を、もっと言えば生きる意味を見いだせていないのかもしれません。

その苦しみは「スピリチュアルペイン」。思春期にすでに生じていますが、多くの人はいつの間にかスコトーマに隠れ感じなくなる根源的な痛み(苦しみ)です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html

 

 前回(F-130)、前頭葉が発達した人間においては情報空間にもホメオスタシス(恒常性維持機能)が働いていることに触れました。そのことを世界で最初に論文にしたのは認知科学者 苫米地英人博士です。「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」と呼ばれています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 そのホメオスタシス(恒常性維持機能)自体を最初に提唱したのは、米国の生理学者 ウォルター・ブラッドフォード・キャノン(Walter Bradford Cannon18711945年)。キャノンは、「生体の内部や環境因子の変化にかかわらず生体の一部が一定に保たれる性質」というホメオスタシスの目的を「生命の維持(生存)」としました。

コーチング理論に置き換えると、「生存することは生命本来のコンフォートゾーンである」ということ。よって、本来なら「生きたい(生きながらえたい)」があたりまえであり、「老いたくない」「病気になりたくない」「死にたくない」が本音のはずなのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 ところが、生存のためのホメオスタシス・フィードバックが強力なはずの若者ほど、不安に襲われ、ストレスに関連した身体的または心理的症状に苦しんでいます。自殺対策白書(日本)において特に中学生の自殺者数増加が危惧されていることを考えると、「思春期から青年期の間に生命本来のコンフォートゾーンから外れやすくなる」といえそうです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11298916.html

 

 コーチとして若者に向き合う時、私がまず取り組むのは「生命本来のコンフォートゾーンに戻してあげること」。それはコーチングというよりヒーリングです。「生きている価値がない」を「価値がある」に書き換えることではじめて、その“価値”を自ら創造するコーチングに取り組むことができるようになります。

 

 前回(F-130)書いたように、“Sad”を“Sweet”に変えるものとはゴールです。

“現状の外”へゴールを設定することによって、居心地の悪さや寂しさではなく、ワクワクやドキドキを感じながら、力強くかつ自然に先に進むことができるようになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 変化を強力に嫌う(だから“Sad”になる)無意識に働きかけ、好ましく(“Sweet”に)感じられるようになると、自分自身が一番強力なドリームキラーから最大・最強のドリームサポーターに変わります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854056.html

 

 そんな意識状態が「ハイ・エフィカシー」です。

 それに対して、すべてのはじまりといえるゴール設定を可能とする意識状態、すなわち「私にはゴール設定を行う価値がある」「私は自由にゴールを設定することができる」という最初の確信を、私は「ゼロ・エフィカシー」と名付けています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

「ゼロ・エフィカシー」の「ゼロ」とは「無い」という意味ではありません。生命本来の欲求である生存(本能)に向き合うということであり、すべてがここから始まるという原点(スタート地点)に立つという覚悟です。それは「無尽蔵かつ無制限の可能性にあふれている」という意味での「ゼロ」。そして、それは「空(くう)」を示すsunya(スンヤ)の「ゼロ」でもあります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

その原点ゼロに戻る(戻す)ことが、若者にとってのヒーリング。それが「The Sweet Hello」と「The Sweet Goodbye」、すなわち「新しいものを100%want toで生み出すこと」を可能にします。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

最後に苫米地博士の著書「2050年 衝撃の未来予想」(TAC出版)からの引用です。この引用文の続きは次回に。ぜひ「苫米地博士がザ・パロッツを聴きにいってしまう理由」を考えてみてください。そこには「新しいものを100%want toで生み出すこと」に関する“秘密”が隠されています。

 

価値観をドラスティックに転換させろ

 しかし、「新しいものを生み出す」といわれても、実際に何をすればいいか分からない人もいるでしょう。画期的な商品やサービスを開発する? ミュージシャンになる? 小説家になる? そもそもクリエイターにならないとダメということ?

 こんな疑問に答えるために、私も長年のファンの、あるバンドについて紹介しましょう。そのバンドは「ザ・パロッツ」という、その名の通りビートルズのパロディ、つまりコピーバンドです。六本木のライブハウス「Abbey Road」を拠点に、すでに25年以上活動していますが、彼らのすごいところは、イギリス・リバプールで開催される「ビートルズ・コンベンション」に参加し、本場の観衆をも熱狂させてしまうほどの完成度です。

 ですが、いくら完成度が高くとも、突き詰めればビートルズを聴きたければレコードをかけるのが一番の近道で、それが唯一の方法です。本当のジョン・レノンの歌声はそこにしかなく、オーディオマニアの私の自宅には良い環境が整っています。しかし、それでも私はザ・パロッツを聴きにいってしまう。これはいったいどういうことでしょうか?

 

F-132につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21142618.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

 

 

2050年 衝撃の未来予想ver.2




F-121:「あぁ生まれてきてよかったな」で思いだす一例

 

 映画「男はつらいよ」を取り上げた前回のブログ記事(F-120)で、主人公 寅さんのこんなセリフを紹介しました。

 

あぁ生まれてきてよかったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために、人間、生きてんじゃねえのか

 

 1987年12月に公開されたシリーズ39作目「男はつらいよ 寅次郎物語」において、甥の満男に「伯父さん、人間は何のために生きているのかな?」と問われたときの答えです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034159.html

 

 

 人間は何のために生きているのか?

 そして、なぜ死ななければならないのか?

 

 

 …医療・福祉の現場で働いていると、そんな問いを突き付けられることが少なくありません。それらの問いは“私”という存在の根底にある“痛み”の表出だといえます。スピリチュアルペインです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html

 

 思えば子どもの頃から、私は誰かが苦しむ場面に遭遇するのがたまらなくイヤでした。

 「しつけ」と称する暴言・暴力を浴び続けたせいで、痛みや苦しみに敏感になっていたのかもしれません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5445330.html

 

そんな私のブリーフシステムを “炎の行者”が命懸けで炎に向き合う姿が書き換えていったのでしょう。最福寺 池口恵観先生との御縁にはとても感謝しています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854577.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7031387.html

 

恵観先生から学んだ「抜苦与楽」のイメージは、苫米地式のマスターヒーラーやコーチとして果たす機能として“現実化”しました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

あぁ生まれてきてよかったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために、人間、生きてんじゃねえのか

 

 …「あぁ生まれてきてよかった」と心の底から思えるのは「誰かの役にたった時」。

それは前頭前野が発達した人間のみが(おそらく)感じることができる幸せです。たとえ結果が伴わなかったとしても、「役に立ちたい」と願い行動し続けたこと自体が人を元気にしていきます。「役に立ちたい」という思いの中に希望が存在するからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

 私が実際に経験したケースを御紹介します。

 (プライバシー保護のため、一部変更を加えてあります)

 

 離婚した直後に脳出血を発症した40代の男性は、初診時は心を完全に閉ざしていました。重度の左半身の麻痺のため寝たきりの状態で、食事など生活動作すべてに介助が必要でした。特に若い看護師や介護士に対しては横柄で、思い通りにいかないと怒って大声で叫んだり、反対にふさぎ込んで食事を拒否したりするなどの行動が続きました。「ファイト・オア・フライト」の状態です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 当初は主治医である私のことも拒絶し、本心を語ることはありませんでした。しかし、ある話題をきっかけに状況が大きく変わりました。その話題とは「母親への思い」。

 

 一緒に入院する患者さんの平均年齢は80歳前後でした。親世代の人たちと一緒に入院生活を送り、反対に自分の親が他の患者さんの子ども世代の人たちと同じように介護してくれることがとても辛く、そして申し訳ないようでした。

「今後どうなってしまうのか」という不安・恐怖(Fear)、「むしろ自分が親の世話をしないといけない(のに)」という義務感(Obligation)、そして「親に迷惑ばかりかけて申し訳ない」という罪悪感(Guilty)…

それらが霧(FOG)を生みだし、その男性の希望や生きる喜びを隠してしまっていました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523715.html

 

 ある日、母親から「子どもたちに絵本を読み聞かせているときが一番幸せそうだった」と伺いました。そこで、ともに生活する入院患者さんや面会に来る(他の患者さんの)孫たちのために絵本の読み聞かせをしてはどうかと提案しました。

嫌々ながらも読み聞かせをしてみた男性は、喜ぶ患者さん達の姿に何かを感じたようでした。おそらくゴール(になりえるもの)を見つけたのでしょう。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 その後リハビリにも積極的に取り組むようになり、入院当初は短時間の座位保持さえ難しかったのがみるみる改善していきました。さらに、厳しめの目標だったベッド⇄車椅子間の移乗や車椅子での移動も自立していきました。

絵本の読み聞かせも大反響です。皆から喜ばれることでますます明るくなった患者さんは、なんと車椅子で病棟を見回りしてくれるようになりました。まるでスタッフのように。

 建設的動機(want to)と強制的動機(have to)の生産性の差は756倍といいますが、医療・福祉の現場でもその圧倒的な差を実感します。例えば、このケースのような回復力という形で。それは生命本来の力、すなわち生命力の表れなのでしょう。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 ある日、すっかり定番化した絵本の読み聞かせ会に母親も参加しました。イキイキとした息子がまわりを喜ばしている姿を優しく見つめながら、「むしろ病気前より元気になっている。こんな息子の姿をまた見られるなんて… ほんと生きていてよかった」と泣いていました。

 

 後で母親のコメントを伝え聞いた患者さんは、自分こそ「生まれてきてよかった」と久しぶりに思ったことをこっそり教えてくれました。その時のとても照れくさそうな笑顔を思い出すたびに、私自身の中でも「生まれてきてよかった」という思いが反響します。

ずいぶんと時間が経った今でも。時空を超えて。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 

あぁ生まれてきてよかったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために、人間、生きてんじゃねえのか

車寅次郎(映画「男はつらいよ 寅次郎物語」より)  

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 過去のブログ記事(PMⅠ-05-06)で、鹿児島大学リハビリテーション科の前教授 川平和美先生が開発された「促通反復療法(川平法)」を取り上げた「脳がよみがえる ~脳卒中・リハビリ革命~」(主婦と生活社)を紹介しました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9367702.html

 

 その本の中には“革命的”なリハビリ法として「ほめること」が取り上げられています。「ほめること」で高まるものとは「未来の自分の姿の臨場感」。それは「エフィカシーを上げる(高める)」と同意です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 そのすべてが正しいゴール設定からはじまります。

 よって、コーチングこそが“革命”の本質であるといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15700308.html

 

 

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