苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:エフィカシー

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 

 認知科学者 苫米地英人博士の著書に「テレビは見てはいけない 脱・奴隷の生き方」(PHP研究所)というものがあります。私が博士の情報場に初めて触れた頃に出版された本です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702480.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702640.html

 

 その本との縁によりブリーフシステムが書き換わったのでしょう、その後テレビをまったく見なくなりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そのハビット&アティテュードは続いていますが、現在は1つだけ視聴している番組があります。それは「バラいろダンディ」(TOKYO MX)。

「テレビは見てはいけない」という教えを受け入れた私が見続ける理由は、苫米地博士が出演されているからw

 (東京以外でもアプリで視聴することができます↓)

 TOKYO MX HP>エムキャスとは

 エムキャスとは|TOKYO MX (mxtv.jp)

 

 月曜日(隔週)に出演されている苫米地博士は、毎回とんでもなく抽象度が高いお話をされています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

とくに昨年(2021年)は「バラだん」で話された内容が3冊も書籍化されました。いずれも社会が抱える課題を鋭く指摘され(case side)、現状(SQStatus Quo)を大きく超えた次元で解決を提案されています(plan side)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 未読の方は、ぜひお読みください。

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 昨年最後の放送回(20211213日)で、苫米地博士はとてつもない話をされました。その時の画面がこちら↓

 

211213バラだん01

 

テーマは「コーチングの基本概念を習熟して、新年に向けてエフィカシーをブーストしよう」。講義中、私は博士の気に包まれた感覚がしました。それは「コーチングを学ぶ者のマインドセットをもう一段ブーストアップする」という情熱。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 以下、当日の講義を一般~コーチング実践者向けに解説しながらお届けします。ぜひ苫米地博士の思いを受け取ってください。Don’t think, feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

211213バラだん02

 

 まず話されたのがコーチングの基本概念。それは「クライアントとの一対一の関係の中でマインドの使い方を教えること」。

もちろん、その教えの中には「マインドとは何か?」が含まれます。さらには「私(自我)とは何か?」「宇宙とは何か?」まで。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 「コーチングは認知科学をベースとした科学である」と博士は話されます。その“認知科学”の根底に、じつは、苫米地理論があります。

 PM-01~:苫米地理論とは? ~抽象度と超情報場仮説(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12893266.html

 

 コーチングはマインドの使い方を教えること

 

 その上で「コーチングの具体的な作業は『ゴールを設定し、エフィカシーを高める』ことである」と話されています。

 

 ゴールは 1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 それを「将来達成したい世界」と表現されていました。ゴールは自分のことではなく、社会の姿。それもより抽象度の高い世界のことであると。

そんなゴールは“自”と“他”を分ける“自分”という視点を超越した「未来における縁起のつながり」のことでもあります。それが自我。ゴールが生みだす空(くう)としての自我です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 コーチングの具体的な作業は「ゴールを設定し、エフィカシーを高める」こと

 

 エフィカシーとは「自分のゴールを達成する自分の能力の自己評価」。全部自分の話です。だから本当は自分自身で決めることができ、いくらでも上げることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ところが、実際にエフィカシーを上げることは決して簡単ではありません。それどころか、とくに最近は多くの人のエフィカシーは下がるばかりです。

 F-026:最近の研究・調査で明らかになった日本の課題とその解決法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 その理由が自我=ブリーフシステム=コンフォートゾーン=「私はこういう人間だろう」にあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

    

211213バラだん03

  

 たいていの場合、「私はこういう人間だろう」は情動を伴った体験の記憶や抽象化された情報の記憶で作られています。その記憶には他人のモノサシや社会の価値観がたっぷりすり込まれています。しかも、すべて過去です。

だから「他者の評価や過去に縛られる」のです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 自分の頭で考え行動しているつもりでも、多くは「無人運転」「自動運転」のまま。苫米地博士はそのような生き方を「奴隷の人生」と表現されます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 ゴールを現状の外に設定し、エフィカシーを上げながらその実現に挑むから、私たちは自我=ブリーフシステム=コンフォートゾーン=「私はこういう人間だろう」を自ら書き換えていくことができます。それがシンの自由です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

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 一般視聴者に向けた講義の中で、博士はなんとコーチングの奥義を明かされました。それが「コーチングでは関数pの再定義を促すのではなく、可能世界“w”から別の“w1”に移行することを促す」。

 「数理哲学的定義で単純形式化したブリーフシステム」と合わせ、苫米地博士から直接学ばれてください(15分間です)↓

 銀河系ゼミナール20211213日放送回)

 「コーチングの基本概念を習熟して、新年に向けてエフィカシーをブーストしよう」

 https://www.youtube.com/watch?v=45-1UEYkl7Q

 

 

211213バラだん05

  

 最後に博士が話されたのが「コーチングに成功する秘伝」。中でもとくに強調されているのが「圧倒的に『いい人』である」ということ。その例としてコーチングの祖であるルー・タイスさんのことを挙げられています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16799778.html

 

 ここで問題です。

 やりたくないこと(have to)は一切やらず、「やりたいこと」をやりたいだけ行っているのに(100%want to)、「いい人」でいられるのはなぜでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 答えは「自分以外の人たちの利益が100%」だから。

 それがゴールのポイントの2つ目「自分中心を捨て去る」。

 

 それは“現状の外”にゴールを設定し続けることで可能になります。マズロー風にいえば「人間形成」の到達点である「自己超越」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 ゴール設定(再設定)の結果として、私たちの目の前の現実(R)は「やりたいことだらけ」になります。詳しくはこちらで↓

 PM-02-19:夢をかなえる方程式

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

 

 

 …2022年が幕を開けました。

今年は私たちのコーチング元年(コーチングリブート元年)です。

 「コーチングマインドセットとスキルをもう一段ブーストする」ために、さらに「いい人」「いい社会」を志向するよき一年に!

 

 

 「いい人」というのは「自分以外の人たちの利益が100% by Dr.苫米地

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

答えは「自分以外の人たちの利益が100%」だから。それがゴールのポイントの2つ目「自分中心を捨て去る」。それは“現状の外”にゴールを設定し続けることで可能になります。マズロー風にいえば「人間形成」の到達点である「自己超越」です

 

 さらに言い換えると“無敵”!↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

-追記2

 「いい人」というのは「自分以外の人たちの利益が100% by Dr.苫米地

 

 苫米地博士の上記言葉に関連して、かなり昔のことですが、このような質問をいただきました。「自分が相手100%であっても、相手が自分を100%思ってくれなければうまくいかないのではないでしょうか?

 

 皆さんならどのように答えますか?

 

 私の答えはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23583010.html

 

 

-関連記事-

Q192~:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410371.html

Q219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

F-094:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

 

 

テレビは見てはいけない

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Q-230:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか? <vol.1:認知症の2つの症状>

 

 先日、認知症をテーマとした医療系の研修会で講演を行いました。コーチとして。

 私が取り上げたのは「認知機能の低下で情緒が不安定になり、環境に反応して起こる」とされているBPSDBehavioral and Psychological Symptoms of Dementia、認知症に伴う行動・心理症状)。

 厚生労働省HPBPSD:認知症の行動・心理症状」

 s0521-3c_0006.pdf (mhlw.go.jp)

 

講演の内容を簡単に紹介すると、

1)BPSDに関係するコーチング用語(スコトーマ、ブリーフシステム、認知的不協和)について説明した後、

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 2)BPSDの根底にあるとされる「情緒が不安定」を考察し、

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 3)具体的対策の提案を行いました。1つ目が「和顔愛語」の実践、2つ目がゴール設定&共有です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11294790.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ちなみに、現代ディベート論理「トゥールミンロジック」でいうと、2)が問題提起(ケースサイド)、3)が解決提案(プランサイド)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 最後は、認知症を発症しながらも社会に機能を提供し続けた医師を紹介しました。認知症に関わる誰もが知る第一人者が自らの認知症体験を通して後進に伝えたかったことに思いを馳せながら。

 F-032:ある医師の勇気に触れて学んだこと ~○○○→思考→言葉→行動→習慣→性格→運命→○○→~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9366814.html

 

 

 では、本題に入ります。

講演後に行われたシンポジウムで、大学教授からこのような御質問をいただきました。ありがとうございます。

 

Q:「スコトーマは医療の現場では『認知バイアス』として知られている」ということでしたが、とくに注意バイアスの話に思えました。

 認知症の患者さんでは、記憶障害のため財布などを見つけられない時に、「ここに置いたはず」→「娘が盗った」という被害妄想がおこりがちです。特に大切なものにバイアスがかかりやすいと思いますが、コーチング(コーチ)の視点では、「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対してどのように対応すればよいでしょうか?

 

 回答を一般~コーチング実践者向けに再構成し、6回に分けてお届けします。

 

A1:まずは「認知症」について確認しましょう。

 

 認知症の症状の中心は「認知機能の低下」です。

具体的には「記憶するのが苦手になる」「時間・場所・人の認識があいまいになる」「物事の手順に戸惑う」「会計や計算が苦手になる」など。それらの症状は徐々に進行していきます。

 

症状や脳の変化により、下記の4つのタイプに大別されます。

 

 □アルツハイマー型認知症(ADAlzheimer disease

・認知症全体の6割で最多

 ・記憶を司る海馬(かいば)を中心に脳が萎縮

 ・「記憶があいまい」「同じことを何度も言う」「もの忘れ」など

 

 □血管性認知症(VaDvascular dementia

 ・脳出血や脳梗塞により脳の神経細胞がダメージを受ける

 ・認知機能低下+「歩行が不安定」「呂律が回らない」「むせる」

 ・リハビリや会話・歩行が効果的

 

 □レビー小体型認知症(DLBdementia with Lewy bodies

 ・「レビー小体」が脳の広範囲に溜まる

 ・認知機能が変動する(オン/オフ)

 ・認知機能低下+「幻視」「ひどい寝ぼけ」「筋肉がこわばる」「手足が震える」

 

 □前頭側頭型認知症(FTDfrontotemporal dementia

 ・「理性的な行動ができない」「人への配慮ができない」「ルールを守れない」

 ・同じ行動を繰り返し、万引きなどの反社会的な行動があらわれる

 ・家族だけでは対処が難しいため、早めの公的介入が重要

 

 じつは認知機能低下の程度と介護負担は必ずしも相関しません。むしろ、介護者の負担に直結するのはBPSDの方です。具体的には「情緒が不安定になる」「妄想で人を責める」「声を荒げる」「暴言・暴力がみられる」「無気力になる」「睡眠リズムが乱れる」など。

 これらの症状は「認知機能の低下で苦手なことが増えたことにより、精神的に追い込まれて起こる」と考えられています。

 

 「苦手が増えた」はセルフイメージの低下を引き起こします。「これまでの私と今の私」、あるいは「理想(期待)と現実」との間に生じたギャップはエネルギーを生みだします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

 セルフイメージの低下はコンフォートゾーンを下向きに外れた状態と同じです。落ち着かなくなり、動物的な大脳辺縁系の方が人間的な思考を司る前頭葉前頭前野よりも優位になりやすくなります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

大脳辺縁系優位になると、生じたエネルギーが攻撃(暴言・暴力、他責)や逃避(閉じこもり、治療・介護の拒否)に使われます。それが「ファイト・オア・フライト」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27521647.html

 

 

 次に、認知機能の低下やBPSDへの一般的な対処をケース別に紹介します。心がけるべきこと(〇)とNG行為(×)です。

 

 □時間・場所・人の認識があいまい(認知機能低下)

 〇:「朝ごはんですよ」や「冬で寒さが厳しいですね」など、時間や季節がわかるように声掛けする

 〇:カレンダーや時計を見やすいところに置いておく

 〇:間違いを責めない

 ×:「昨日どこに行ったか覚えている?」など試す

  ポイント:エフィカシーを絶対に下げない

  https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 □物事の手順に戸惑っている(認知機能低下)

 〇:「次はこうしたらどうでしょう」など、命令をせずに提案を行う

 〇:「○○をお願いします」「一緒に○○をしましょう」など、見守りながら役割を提案し、さりげなくサポートする

 ×:失敗を非難する。注意する

  ポイント:have toを避け、want toを引き出す

  https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 □情緒が不安定(BPSD

 〇:原因から引き離す(介護者も距離を置く)

 〇:視線を合わせて(和顔施・眼施)、ゆっくりわかりやすく話す

  https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11142143.html

 〇:共感を示す

  https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24425213.html

 ×:否定や非難を行う

  ポイント:関わる人たちの情緒が安定していること。その最大の秘訣はゴール設定!

 

 □妄想状態で人を責める(BPSD

 〇:まずは話を聞き、否定しない

 〇:一緒に行動し、同じ時間を過ごす(苫米地式で言い換えると「場の共有」)

  https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 ×:妄想と決めつける(疑う、無視する)

  ポイント:本人にとって一番臨場感が高い(V)イメージ(I)が現実(R

  https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 今回は医師>コーチとして書きました。次回からは医師<コーチとして、そして最後は100%コーチとして回答します。

 

Q-231につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

Q-177~:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408953.html

 

 

Q-226ReplaceしたらそれがDominantになればいいのですかね?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 

Qゴールに向かって楽しめている自分を実感する事が出来て、まさにI×V=Rを体感した気がします。過去の記憶に支配されたDominant PictureReplace出来そうな気がしました、イヤ、します。

ReplaceしたらそれがDominantになればいいのですかね?

 

A:結論から言えば「No」。

 以下、一般~コーチング入門者向けに解説します。

 

 コーチングにおける作業をシンプルに表現すると「ゴールを設定し、エフィカシーを上げる」。これが基本です。

 

 ゴールとは 1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外に設定するもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そのようなゴールを達成するための自分の能力の自己評価がエフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 「エフィカシーが高い」とは「ゴール達成を確信している状態」のこと。だからエフィカシー=確信度。さらに私はエフィカシー=確信度=覚悟だと思っています。

 F-100:芸術は爆発だ!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

ここで重要なことは「その確信/覚悟に根拠(ワラント)はいらない」ということ。

むしろ根拠を思いつくときは「現状の中ではないか?」「理想的な現状なのではないか?」と疑うべきです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 「現状の外」にあるゴールは「今までの私」のままでは絶対に実現できません。実現どころか、想像することさえできません。スコトーマに隠れ、そもそも認識できないからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「今までの私」のことを、コーチングではブリーフシステムと言い表します。

ブリーフ(belief)とは、信念のこと。具体的には「感情的に受け入れた主張、声明、教義、主義」「その人にとって物事に対してこうあるべきだと信じている姿」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 人は、そのブリーフを基礎とする3つの要素(軸)によって思考しています。「言葉(words)」「映像(pictures)」「感情(emotions)」です。その映像が「Dominant Picture」。そして、ゴールにより新たに生みだされる映像が「Replacement Picture」です。

 

 以下、苫米地式コーチング認定グランドマスターコーチ 田島大輔さんの著書「マインドの教科書」(開拓社)より引用します。

 

 支配的な映像(Dominant Picture

 自分が向かっていく先の映像

 無意識に保存されている情報の中で、最も臨場感の高い自己イメージやリアリティは、支配的な映像となって、私たちの行動の基準となります。

 人間には目標に向かって進んでいくというテレオロジカルな性質があります。そのため、常に向かっていく目標物を探しており、その際に目標物となるのが、無意識に保存されている支配的な映像です。

 人間は、その支配的な映像の通りに、又はその支配的な映像に向かって行動します。そのため、支配的な映像が変わらない限り、同じパフォーマンスが繰り返されます。

 未来を変えたければ、支配的な映像を変えるための「置き換えの映像(Replacement Picture)」が必要となります。

 

 置き換えの映像(Replacement Picture

 ハビット、アティテュード及び信念を変えるためのマインドの中に保存される新しい映像

 無意識に保存されている自己イメージやリアリティは、支配的な映像(Dominant Picture)となってハビットやアティテュードに強い影響を与えています。私たちは、その支配的な映像の通りに、またはその支配的な映像に向かって行動しています。そのため、支配的な映像が変わらない限り、同じパフォーマンスが繰り返されます。

 いままでとは違うパフォーマンスや成果を手に入れたければ、支配的な映像を置き換える必要があります。この支配的な映像を置き換えるための新たな映像を、置き換えの映像(Replacement Picture)といいます。

 引用終わり

 

 

 I×V=Rを体感した」というのは、ゴールが生みだす「Replacement Picture」が「Dominant Picture」に置き換わったことをあらわすはずです。その新たな「Picture」に向かって無意識がフルに働く結果、ゴールのイメージ(I)の臨場感が上がり(V)、現実化していきます(R)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 もしもかつてのゴール(I)を達成したなら/達成しそうになったなら(R)、すぐに新たなゴールを設定してください。さらなる「現状の外」に。

 そうでなければ、やがてエネルギーを失ってしまいます。その先に待つのは「絶望しかありません」というセルフトークかもしれませんよ。

 F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

  

Dominant Picture」を更新し続けるからこそ(Replacement)、エネルギーと創造性が無尽蔵に生みだされ続ける。その結果、EvolutionsRevolutionsが実現していく
 

それが私の確信であり、覚悟です。

 F-208:マトリックス/Matrix -03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27063566.html

 

御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 「エフィカシーが高い」とは「ゴール達成を確信している状態」のこと。だからエフィカシー=確信度。さらに私はエフィカシー=確信度=覚悟だと思っています。

ここで重要なことは「その確信/覚悟に根拠(ワラント)はいらない」ということ。

むしろ根拠を思いつくときは「現状の中ではないか?」「理想的な現状なのではないか?」と疑うべきです

 

 だからといって、論理的思考は不要というわけではありません。とくに抽象度を下げながら実装する際には、必ず論理が必要になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 だから私は、ディベートを学ぶことをお勧めしています。現代ディベート論理は「トゥールミンロジック」と呼ばれています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 詳しくはこちらをどうぞ↓

 S-01~:よりよい“議論”のために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

  

 誰もが論理を極めた上で論理を超越している

 

 そんな未来のイメージ(超論理)を私は思い描いています。「Replacement Picture」として。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

-関連記事-

F-215:これりすくん

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27469761.html

 

 

マインドの教科書




F-214:仕事楽しみですか? ~want toが非難される社会~ <後編:社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案>

 

 先日、興味深い出来事が報道されました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 東京 JR品川駅のコンコースに掲載されたメッセージ広告に対して批判が相次ぎ、わずか1日(2021104日)で取り下げることになったというもの。

人材育成などの事業を手掛ける広告主(アルファドライブ)は、広告を取り下げただけでなく、謝罪まで行いました。

 

 その広告とは、「今日の仕事は楽しみですか。

 

この出来事を、前編(F-212)は「モチベーション・自由・ゴール」の観点で、中編(F-213)は「営業・マーケティング・ブランディング」の観点で考察します。後編(F-214)ではさらに踏み込んで考察し、社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案を行います。

 

前編:モチベーション・自由・ゴール

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27291839.html

中編:営業・マーケティング・ブランディング

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27355349.html

後編:社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案

 

広告主のHP(「AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について」)にはこのように書かれています。

AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について | AlphaDrive/NewsPicks

 

このたび、ユーザベースグループの株式会社アルファドライブが展開する「AlphaDrive/NewsPicks」が、104日(月)よりJR品川駅コンコースにて広告掲載したブランドメッセージにおいて、当駅利用者の方々への配慮に欠く表現となっておりましたことをお詫び申し上げます。当該広告については、105日(火)午前をもって掲載を終了いたしました。

 グループ一同、信頼回復に取り組んでまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 この文章から広告がブランディング目的だったことがわかります。マーケティングとしては成功ともいえますが、ブランディングとしては失敗です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

多くの人々のイヤな情動記憶(アンカー)を引き出してしまったから(トリガー)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 その情動記憶は認知的不協和を生みだし、「不快」「社畜回廊」「ディストピア」「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの批判へとつながりました。それはネガティブなブランディングといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 そんな予期とは異なる状況に対して、広告主は即座に謝罪・撤回を行いました。その対象は「JR品川駅利用者」、理由は「配慮に欠く表現だったから」。

何かおかしくないでしょうか?

 

 

 何らかのトラブルが生じた時、私たちが心がけるべきことは2つあります。「問題(課題)を見つけること」と「問題(課題)を解決すること」。前者がケースサイド、後者がプランサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 ケースサイドには2つのポイントがあります。「ハーム(問題性)」と「インヘレンシー(内因性)」です。

 

 ハーム(問題性)とは「どのくらい問題か?」ということ。問題(課題)を解決しなければどの程度の影響がでるかというのがハームですから、当然、影響が大きいほどその問題を解決しなければならないことになります。

 今回のケースではいわゆる“炎上”が起こり、広告主のブランドイメージを毀損しました。いち早く“火消し”に動いたことは正解といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808495.html

 

 インヘレンシー(内因性)は「問題の本質は何か?」ということ。いち早く対処したとしても、本質を見誤っていたのでは解決には至りません。

 今回のケースでは、このインヘレンシー(内因性)に課題があるといえます。

 広告主は「JR品川駅利用者への配慮に欠く表現」を問題の本質と考えました。品川駅改札口からディスプレイがずらりと並ぶコンコースを通る先(港南口)には、NTT品川・TWINS・ソニー本社ビルなどが立ち並ぶオフィス街があるそうです。つまり、「JR品川駅利用者」とは、NTT関連会社、キャノン、ニコン、日本マイクロソフト、そしてソニーといった大企業勤めのサラリーマンのこと。その人たちに対して「今日の仕事は楽しみですか。」というメッセージを発したことを「配慮に欠く表現」だったとして謝罪・撤回したのです。

 

その言動からは「サラリーマンのあなた方が『今日の仕事が楽しみ』なはずがないですよね」といった思考が読み取れます。もしもその分析が正しいなら、それはHave toの決めつけであり、誤った“上から目線”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721215.html

 

 実際に憤怒したのは、これらのサラリーマンではなく、切り取り画像をSNSで知った人たちでした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

よって、検証するべきはインパクト重視で切り取り画像をSNSで拡散しようとした行為であり、謝罪する対象は「今日の仕事は楽しみですか。」というメッセージ(トリガー)によってイヤな情動記憶(アンカー)を引き出されてしまった人々であるはず。

 

 私が広告主のコーチなら、イヤな気持にさせたことを謝罪しつつも力強いメッセージを発することができるマインドづくりをサポートするでしょう。「新たなゴール設定」と「ゴール達成能力の自己評価(エフィカシー)の強化」によって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 誰もが本当はwant toだけで生きることができる

 お互いにお互いのwant toを支え合うことができる

 「今日の仕事は楽しみですか。」が辛いのはあなたらしくない、本来の日本らしくない

 でも、その現在(&過去)さえも一切関係ない。今この瞬間から新たな未来づくりをはじめよう! シンの自由意思でゴールを設定し、エフィカシーを高めあおう!

 

 

 それが生易しいことではないことを、私は痛切に実感しています。

11年間病院長を務めた私を一方的に排除しようとした“経営陣”は、「タケハラは職員に『want toで働こう』と言いふらし、自分自身は本当にwant toで働いている」と書いた“証拠”を裁判所に提出しました。自身の行為を正当化するために。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

*その経験から学んだことはこちら↓

PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 世の中にはhave toがあふれ、お互いがお互いを縛り合っています。その結果、何が正しくて、何が間違っているのかがわからなくなってしまっています。

 F-153~:チャリティーマラソンで走った人が走った分だけ募金するシステムはおかしい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404043.html

 

 私たちは「生権力」によって生みだされたマトリックスに閉じ込められているのです。そうとは知らずに。

 F-206~:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 それが現代社会に突き付けられている課題。そんな課題に対する私の提案はいたってシンプルです。
 Evolutions、Revolutions、そしてResurrectionsを実現するための提案は

 

 シンの自由意思でゴールを設定し、エフィカシーを高めあおう!

 そのためにコーチングについて学び合い、実践し合おう !!

 

 その先には“無敵”が待っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 最後にもう一度この言葉を。

もしも少しでも胸のざわつきを感じるのなら、コーチにアクセスし“赤いカプセル”を手に入れてください。コーチングを学び、実践する時です(Time to fly)。

 

 

 仕事は楽しみですか?

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 それが生易しいことではないことを、私は痛切に実感しています

 

 私たちが認識している目の前の世界は記憶の合成です。それも“失敗”の記憶。だから、辛い・悲しい・苦しい・許せないといったネガティブな情動がでてしまいがち。

もしも情動がよみがえったなら、その記憶を静かに握りつぶしてください。心の中で↓

 F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

 

 

-追記2

 私たちは「生権力」によって生みだされたマトリックスに閉じ込められているのです。そうとは知らずに

 

 …5週間後(20211217~)、18年ぶりの新作「The Matrix Resurrections」が公開されます。どんなMatrix(ケースサイド)とResurrections(プランサイド)が描かれるのでしょう?

 

  Wake up, Neo.

  The Matrix has you.

  Follow the white rabbit.

 

 

-関連記事-

F-031:「人間関係が嫌になった」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

L-04420207月マネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)レポート -04;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修3;ワーク付き>

 

 20207月、鹿児島県の医療法人で認知科学やコーチング理論を用いたマネジメント研修を行いました。タイトルは「『余裕』を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~」です。

 内容について紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 (関係者の皆さま方、大変お待たせいたしました)

 

 01;イントロダクション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27054655.html

 02;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修1;ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27105005.html

 03;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修2;ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27142761.html

 04;「余裕」を生みだす魔法のスキル ~折れない心の作り方~ <研修3;ワーク付き>

 

 前回は「心の中のゴール」を棚卸しするワークに取り組んでいただきました。

 

 <ワーク:ゴールの確認&再設定>

私は何のために働いているのだろう?

どうしたいのだろう? 何がしたいのだろうか?

どんな職場になったらもっと楽しいだろうか?

どんな未来が実現したら一番うれしいだろうか?

 

〇簡単に「余裕」を生みだし、さらに強力な「折れない心」をつくりだす方法

 

 それでは「『余裕』を生みだす魔法のスキル」を紹介しましょう。

 

最大のポイントは「ゴールの共有」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

1)心から望むもので、2)自分中心を捨て、3)現状の外 にあるゴールは、エネルギーと創造力を生みだします。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

そのエネルギー&創造力でスコトーマを外しながら「invent on the way」を実現し、同時にゴールと無関係なものはスコトーマに隠していきます。例えば過去へのこだわりや心ない言葉など。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

すると、目の前の世界はゴール(未来)の一部。すべてが「T」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

ところが、その「T」を維持することは決して簡単ではありません。未来の記憶でつくられたゴールの世界よりも、過去の記憶が生みだす“現実”の方がずっと臨場感が高いから。

臨場感の高い世界の方がRealityです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 ゴールを達成する能力の自己評価のことをエフィカシー(efficacy)といいますが、そのエフィカシーを維持することは簡単ではありません。一般的には。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 エフィカシーを維持する(&さらに高める)鍵も「ゴールの共有」。つまり、同じゴールを目指す仲間の存在です。仏説的に表現すると「ゴール共有が生みだす縁起力」がハイエフィカシーを実現します(コレクティブエフィカシー)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

ゴール達成を確信している仲間の臨場感は、自然とお互いを引き上げていきます。ゴール側に。その秘密は心に働くホメオスタシスです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 

ゴール(ヴィジョン、イメージ)×エフィカシー(臨場感)×共有している人の数

 

 

では、業務中に常に取り組むべきワークを紹介します。

 

<ワーク:働く仲間とゴールを共有する>

 1)仲間と共有しているゴールをイメージする

  多くの組織にはすでにゴール(あるいはゴールが生みだすエンドステート)があるはず。例えば「理念」や「モットー」として

そのイメージをお互いにいつも意識しあいましょう

  https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

 2)自分のゴール(前回ワーク済み)と相手のゴールの共通事項を探す

  最小公倍数を探すイメージです(正確には最小上界<LUBLeast Upper Bound>

  より具体的なエンドステートでもOK

  例:部門長:ケアレスミスを防ぎ事故0を継続する、私:楽しく働いている

  →共有するエンドステート:100%want toだらけのhigh efficacyで生産性up

 

 

L-045につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 補足します。

 ワーク1)は高次の抽象度から低次に下りるイメージ。ワーク2)は低次の抽象度から高次に上がるイメージです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その双方向性を同時に意識に上げることをお勧めします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 抽象度を軸とした情報宇宙を全員で共有していることはとても重要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 その上で、今どの抽象度次元で情報を共有しているのかしっかり把握し、「抽象度を下げて(情報量を多くして)実装していくのか?」、それとも「抽象度を上げて(情報量を少なくして)本質を追究していくのか?」を決めていくことが大切だと思います。

 

 詳しくはこちらで↓

 F-201~:「医学と医療」と「理学と工学」の類似と相違からコーチングで心がけるべきことを考える

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413696.html

 

 リーダー、マネジメント、コーチの関係はこちらで↓

 PM-06-17:仮説12)リーダー、マネジメント、コーチの役割と抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14526054.html

 

 

-関連記事-

F-010:先にゴールがあり、その結果として健康になる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882140.html

F-031:「人間関係が嫌になった」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

F-037:「もうおねがい ゆるしてください」~心の傷はやがて脳の傷になってしまうという科学的事実~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10114934.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

F-048Before ACT-FAST

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11822808.html

F-059:虐待で残る「分子の痕跡」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523096.html

F-075Preventable Trauma Death

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15833962.html

F-195:新たな概念「PPPD」の考察

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26301730.html

 

 

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナー&説明会を予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第6回目は20211024日(日)開催。テーマは「レジリエンス&トリアージ」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27039457.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

<お問い合わせ・申し込み>

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Q-215:毎回同じ話ばかりである

 

 ブログで発信する内容について御意見をいただきました。ありがとうございます。

その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:毎回同じ話ばかりである

 

A:抽象度の高い視点で考えると「そのとおり」。私が書いてるのはすべてマインド(脳と心)に関することです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ただし、「毎回同じ話ばかり」にならないように工夫もしています。

基礎的な用語を解説する過去記事や関連する話題のリンクをたくさん貼っているのは、コーチング実践者や毎回ブログを読んでくださっている方々のために時間という貴重なリソースを奪わないように配慮しながら、一方でコーチング入門者やこのブログを読み始めたばかりの方々には十分な情報量を提供したいから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25349531.html

 

 いずれにせよ、読み手の判断で、苫米地理論とコーチングに関する縁起ネットワークへアクセスできるように設計しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

「自由自在に」というのが私の意図であり、願いです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 もしも「毎回同じ話ばかり」で退屈なら、ぜひリンク記事もお読みください。抽象度を下げることで増大した情報をすべて理解しようとしていると、多種多様な知識を得ることができるはずです。

 ゲシュタルトができ、やがてゲシュタルト同士がつながるから(connect the dots)。その過程でひらめきを得ることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

その時、問題(課題)となるのが「スコトーマ」。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

毎回同じ話ばかり」と思うと、「新しい話」「違う話」がスコトーマに隠れてしまいます。それは理解・評価・判断どころか、認識さえできないということ。RAS(ラス、網様体賦活系)によってフィルタリングされるからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

その状態が「無明(むみょう)」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879896.html

 

私は、その「無明」こそが、すべての苦の根源だと思っています。

 S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

ところで、私が気になるのは、わざわざ「毎回同じ話ばかりである」と発信するあなたの意図です。その根底にはゴールがあるはずですが、「毎回同じ話ばかり」はゴール実現に関係する発言(T)なのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 私はよく「ドリームキラー」に関する御質問・御相談をいただきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 最近も「ドリームキラー(K)をドリームサポーター(S)に」といった回答を行ったばかりです。

 Q-210~:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414219.html

 

 そんな私は「必ずKSに変わる」と確信していますが、実際にはKのまま縁が遠くなっていく方々も少なくありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 そのようなケースを私なりに分析すると、「自分の利益ばかり考えている」か「相手を傷つけることを望んでいる」かのどちらか。それを(抽象度を上げて)シンプルに表現すると「ブリーフシステムがゲーム理論ベース」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 ゲーム理論は縁起とは真逆の考え方です↓

 PM-06-16:仮説11)縁起とは真逆のゲーム理論

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14401412.html

 

 

 もう一度伺います。「毎回同じ話ばかり」はゴール実現に関係する発言(T)でしょうか? もしも「T」ならば、そのゴールはどのようなものですか?

 

 ゴールを達成する能力の自己評価がエフィカシーです。そのエフィカシーはゴールがなければ0です。ゴールが不明瞭なままでは引き上げようがありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 エフィカシーとは未来のセルフイメージでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 ゴールがないか不明瞭でエフィカシーが0または低いままであれば、時間の経過とともにどんどんコンフォートゾーンは下がっていくでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ぜひゴールを設定し、エフィカシーを高めてください。本音を言えば、今すぐコーチングを受けることをお勧めします。

 (苫米地博士が語る「エフィカシーの高め方」はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25388178.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25645972.html

 

 

ゴールがあり、エフィカシーも十分に高いと確信するなら、「自分の方が正しいと思っていないか?」を確認してください。この世(物理空間)もあの世(情報空間)も不完全です。絶対に正しいことなど存在しません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

それなのに正しさにこだわるのは危険。きっと差別がべたついた権力に苦しむことになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

それはあなたにとっても、あなたと縁ある人々にとっても、奴隷化への道です。ぜひ下記ブログ記事から感じ取ってください↓

F-206~:マトリックス/Matrix

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 

 最後に。

 ゴールがあり、エフィカシーも十分に高いと確信するなら、縁ある人々とゴールを共有していくことを考えてみては。ひとつ、またひとつと共有していくと、そのうちにゴールを包摂する抽象度で目の前の世界を認識できるようになります。

 すると、すべての言動が自然と相手のエフィカシーを引き上げるものになります。あなたとの縁でエフィカシーが引き上がったまわりの人々の言動がさらにあなたのエフィカシーを引き上げる それがコレクティブエフィカシー!

その先にあるのは“幸福(well-being)”の実現です。

 

詳しくはこちらで↓

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 シンプルにはこちらで↓ どちらも「同じ話」です。

 PM-01-18~20:“無敵”の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御意見ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 ただし、「毎回同じ話ばかり」にならないように工夫もしています。

基礎的な用語を解説する過去記事や関連する話題のリンクをたくさん貼っているのは、コーチング実践者や毎回ブログを読んでくださっている方々のために時間という貴重なリソースを奪わないように配慮しながら、一方でコーチング入門者やこのブログを読み始めたばかりの方々には十分な情報量を提供したいから

 

 補足します。

抽象度の高い視点では、情報量が少ないがゆえに、「同じ話」に感じられます。その場合に心がけるべき“抽象度のコントロール”は、高次から低次へと向かう方向性です。

一方で、抽象度の低い視点で(ゲシュタルトができないまま)部分に囚われると、その“部分”を構成する具体的な情報を「同じ話」と認識してしまいます。そこにドリームキラー的なネガティブな情動が紐づくと、低次から高次へと向かう抽象度のコントロールはますます難しくなるでしょう。現在連載中のフリーテーマ「マトリックス/Matrix」と関連して述べると、revolutionresurrectionはもちろんのこと、reloadさえも困難なはずです。

 

 だから教育が重要!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 その観点においても、鍵はゴール&エフィカシーであるいえます。その「GE」の体感を私なりに言語化すると「覚悟」。下記記事をどうぞ↓

 F-100:芸術は爆発だ!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 

-追記2

 今回はとくに過去記事のリンクを心がけましたw さらにこちらもどうぞww

    F-009:本物の“向上心”、本当の“上から目線”

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721215.html

    Q-023:霧島市教育講演会(180124 QA vol.9

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045489.html

    Q-026:霧島市教育講演会(180124 QA vol.12

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8292493.html

    Q-028:霧島市教育講演会(180124 QA vol.14

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8434659.html

    Q-175脳内の歩くというイメージの臨場感を上げて物理世界で実際に歩いてるということになるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24963004.html

    Q-205:「縁起」と「因果」 vol.2;縁起と因果の違いを理解する

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26507222.html

    Q-208:質問という行為はセルフイメージを下げると思っています

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26826907.html

 

  

-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第6回目は20211024日(日)開催。テーマは「レジリエンス&トリアージ」です。詳細はこちらから↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27039457.html

 

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L-03520204月シークレットレクチャー -04;エフィカシーとは縁起の結実の確信

 

20204月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の最終回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、サブテーマは「自由」(1月)、「貢献」(3月)、「超越」(今回)です。

L-001~20201月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_407080.html

 L-023~20203月シークレットレクチャー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411419.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。以下の課題について、ぜひ自分自身のオリジナルな解を見つけ、感じてください(Don’t think, feel!)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

1:四苦を超越する

 2:ヴィーゼルの言葉を超越する

3:スピリチュアルペインを超越する

 

 

 01;「自由」「貢献」につづく言葉

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26588304.html

 02;「四苦」「ヴィーゼルの言葉」「スピリチュアルペイン」の関係性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26626963.html

 03;「自由」とゴールと「貢献」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26648449.html

 04;エフィカシーとは縁起の結実の確信

 

 「生きている誰もが、老い、病み、そして死を迎える」という事実を、私たちはどのように受け入れればよいのでしょうか?

 「死」という未来(=人生のはじまり)に、どのようなゴールを設定するべきでしょうか?

 

 実際の講義に参加された方々はもちろんのこと、このブログ記事を読んでくださっている方々もコーチングに興味を持っているはず。そして、必ずゴールを設定していることでしょう。それも人生のあらゆる領域に(バランスホイール)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 

 少しの間ブログを読むのをやめて、自身のゴールについて考えてみてください。

逆腹式呼吸でリラックスを深めながら、1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)“現状の外”にあるゴールを思い描いてみましょう(I)。ゴールを達成したときの「うれしい」「楽しい」「気持ちがいい」「清々しい」「誇らしい」という体感を存分に味わいながら(V)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 今思い描いたそのイメージは、年齢を重ねるとともにだんだんできなくなっていきませんか?

 

 残念なことに、私たちは、物理空間では必ず年老いていきます。

 (*その一方で、高次の情報空間では完全にマインド次第です↓)

 F-038~:「若いうちはやりたいこと なんでもできるのさ♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268333.html

 

コーチになりたての頃、私は、「医療・介護の現場でどのようにゴール設定をサポートするか?」とずいぶん悩みました。とくに高齢のクライアント(患者)さんはどんどん年老いていくし、その先にある死を実感しはじめるから。

(*注意! 本来、コーチは家族や社員など利害関係者にコーチングは行いません↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 

 そんな悩みを解決するきっかけ(縁)になったのが、前回(3月)の講義で紹介した「75歳以上では延命治療は不要」という衝撃的な主張です。

 L-02720203… -0575歳以上では延命治療は不要?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26099140.html

 

簡潔に述べると、その主張に欠けているのは「縁起の視点」。感じた違和感を掘り下げるうちに、そのように思い至りました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

話が少し逸れますが、じつは、「『縁起の視点』が欠けていること」そのものが健康に悪影響を及ぼします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859675.html

 

例えば、米ブリガムヤング大学 ホルトランスタッド教授の30万人以上のデータを対象にした研究によって、「社会的つながりを持つ人は、持たない人に比べて、早期死亡リスクが50%低下する」という事実が明らかになっています。

同様の研究や調査結果は、とくにCOVID-19以降、たくさん報告されています。

F-186:「新型コロナ」との縁で気づいたこと-033つの“感染症”

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25734821.html

 

 前回(3月)の講義で考察したとおり、たとえ能動的な貢献ができなくても(できなくなったとしても)、縁起のつながりの中で誰かの役にたてばそれは立派な「貢献」です。

 L-03020203… -0875歳以上では延命治療は不要?<プランサイド>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26197802.html

 

価値は双方向的に生まれる

 「私が何をしたか?」だけでなく、「私から誰かが何を得たか?」

 

その例がこちら↓

1F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

2F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268334.html

 

他人の「生と死の間(にあるもの)」への関心から得られる気づきは、自分を「自由」にするだけでなく、相手にとっての「貢献」にもなります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その「『必ず誰かの役にたつ(たてる)』という確信」がエフィカシーです。

 つまり、エフィカシーとは縁起の結実の確信。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 そのエフィカシーは、「ファイト・オア・フライト」を防ぐ(すぐにリカバーする)“安心”であり、スピリチュアルペインを克服し必ずゴールを達成するという“覚悟”でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

L-036につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

PM-04~:苫米地理論で見える医療・福祉現場のスコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076878.html

F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

Q-177~:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408953.html

 

 

Q-197前代未聞の国会愚弄事件をなぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか? クズ政府の他責にせず自己責任なのでしょうか?

 

 過去の記事(F-190)に関連して御意見をいただきました。ありがとうございます。

 F-190:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです <中編;リーダー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25988048.html

 

 いただいた御意見・御質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えてあります)

 

Q国政の最高責任者が国権の最高機関で118回にわたり虚偽答弁を行っていたことが明らかになりました。前代未聞の国会愚弄事件を、なぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか?

どこかの大学教授の言葉ですが、「今だけ 金だけ 自分だけ」と言う抽象度の低い思考の人を自分は、これまた首都大学東京の社会学者である宮台真司さんの言葉ですが、「クズ」と呼んでます。クズ政府の他責にせず自己責任なのでしょうか?

 

 A:まずは最初の質問から。

衆参両院の憲法審査会の対応についてシンプルに考えると、「そもそも問題と認識しなかった」「問題と判断できなかった」「問題と判断したが、行動(解決)しなかった」「問題と判断したが、行動(解決)できなかった」の4パターン。

 問題がケースサイド、行動(解決)がプランサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 ケースサイドには2つのポイントがあります。問題の影響に関する「ハーム(問題性)」とその本質的な原因を明らかにする「インヘレンシー(内因性)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808495.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 ちなみに私はコーチとして(医師としても)、インヘレンシーを強く意識しています。それを突き詰めることは、これまでのブリーフを明らかにし、“現状の外”にゴールを見いだすきっかけになるからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 プランサイドにもポイントが2つあります。不利益を検討する「ディスアドバンテージ」と解決能力の評価「ソルベンシー」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935916.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935992.html

 

 その4つポイントについて論陣を張って行うのがディベート。現代ディベート論理は「トゥールミンロジック」と呼ばれています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

その目的は「最短時間で最適解を見つけること」。そして、「論理的思考を徹底的に極めることで、論理という系の外に出て自由になること」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 いただいた「なぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか?」に対する私の答えは「自由がないから(自由でないから)」。それは論理的思考を放棄した原因であり、結果でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 私は、行政・立法・司法から、そして日本国民から自由を奪い取るという暴挙は、「118回にわたり虚偽答弁を行った国政の最高責任者」の“ある行為”によって完遂したと思っています。その“行為”とは、20147月の政治主導による憲法解釈変更。

 詳細は割愛しますが、ディベートでいうと「クリティーク(Kritik)」。前提そのものがおかしいといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076426.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html


  

 「自由がない(自由でない)」という問題(課題)に対する私の解決策は「抽象度を上げる」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そのためにコーチングが大いに役立ちます。1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)“現状の外”にゴールを設定し、「ゴール達成能力の自己評価」であるエフィカシーを高めながら“気楽”に過ごすうちに、自然と抽象度が上がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 だから、コーチングを学び、実践しよう!

 

 

 ただし、その時にある“心がまえ”が必須。それが「他責にせず自己責任」です。

 下記のブログ記事に詳しくまとめました。とくに「05:自責の意味」はぜひ確認してください。認知科学者 苫米地英人博士の「責任」の定義を引用しています。

 S-04:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

 次に私からのアドバイス。

 他人を「クズ」呼ばわりすることはコーチング実践者らしくありません。倫理的な観点からももちろんですが、なによりエフィカシーを下げてしまうから。あなた自身のエフィカシーもです。なぜだかわかりますよね?

 (不明瞭な場合はこちら↓ 早速ワークに取り組んでください)

 Q-195:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか? Vol.4;脳の呪縛を解き放つ(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25645972.html

 

 苫米地博士に学び、コーチングを実践する者の機能・役割は「ハイエフィカシーなカルチャーを実現する」こと。それがコーチのミッションです。コーチに「クズ」は似合いませんよ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26062728.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 私は、行政・立法・司法から、そして日本国民から自由を奪い取るという暴挙は、「118回にわたり虚偽答弁を行った国政の最高責任者」の“ある行為”によって完遂したと思っています。その“行為”とは、20147月の政治主導による憲法解釈変更です

 

 その時、私は、映画「STAR WARS」のあるセリフを思い出しました。EpisodeⅢにおけるパドメ・アミダラの言葉です。

 

 これで自由は死んだわ。万雷の拍手の中で

 So this is how liberty dies, with thunderous applause.

 

 

-追記2

 関連した話題を。

菅首相の肝いりで2021517日から「大規模接種センター」における新型コロナワクチンweb予約が始まりました(65歳以上対象)。ところが初日に予約システムの重大な欠陥が判明。「デタラメな接種券番号」や「65歳未満の生年月日」を入力しても予約がとれることを検証した3社(AERA dot.、毎日新聞、日経クロステック)がその事実を報道しました。

それらの報道に対して、岸信夫防衛大臣が「本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪い、貴重なワクチンそのものが無駄になりかねない極めて悪質な行為」と抗議。さらに実兄である安倍晋三前首相も「朝日、毎日は極めて悪質な妨害愉快犯と言える。防衛省の抗議に両社がどう答えるか注目」と追随しました(両人ともなぜか日経には触れず)。

 「接種機会を奪う本当の原因は何か?」を考察し(ケースサイド)、 「ワクチンが無駄になりかねない状況を改善するにはどうすればいいか?」を考え実行すること(プランサイド)が論理的対応です。その上で、主権者である国民にしっかり説明することが政治家の責任。大臣や前首相ならなおさらです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

 

 

-追記3

 もうひとつ関連した話題を。

 「バラいろダンディ」(2021531日)に出演された苫米地博士は、「差別のない世界を作らねば日本は終わる」ことを論理的に解説されました。下記リンクで視聴できます↓

 https://t.co/Mkeib2FA3H?amp=1

 

 


Q-194:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか? Vol.3;マインドを100%活用するという覚悟(ワーク付き)

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

抜粋した下記部分について、4回に分けて回答いたします。

(プライバシーに配慮し、変更を加えてあります)

 

 Q:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?

 

 Vol.1;抽象度&ゴール

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25534400.html

 Vol.2;不完全性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25582843.html

 Vol.3;マインドを100%活用するという覚悟(ワーク付き)

 

A:「マインドを使える」を「全抽象度次元に“集中”している(全集中w)」「抽象度の移動が自由にできる」と、そして「マインドを使えない」を「低い抽象度次元に囚われている」「高次の抽象度への移動ができない(しない)」という意味であるとすると、「コーチングはマインドを使える人のためのものなのか?」に対する私の答えは「そのとおり」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25282178.html

 

そのような回答(「そのとおり」)をすると、「今苦しんでいる人たちは救わないのですか?」と批判され、「自己矛盾する詐欺師」「偽善者」といった陰口を叩かれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6681205.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6681282.html

 

 そんな時、私は、NilDを心の中で握りつぶします↓

 F-094~:私はイヤなことを心の中で握りつぶす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

 

 きつく反論することなく、静かに(心の中で)握りつぶすのには理由があります。ゴール共有なき批判への反応はお互いにとって無益だからです。私は、11年にも及ぶ長い病院長時代に、そのことを何度も痛感しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ただし、本当に無益かどうかは、あくまでも自らに由ります。

ゴールがあり、その達成を確信している者にとって(エフィカシー)、目の前の全ての事象はゴール達成のための大切な縁起。すべて「T」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 その「すべてを『T』にする心意気」が「コーチングマインド」であり「自由」。そして、「自由」には必ず責任が伴います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13958864.html

 

 多くのケースにおいて、「自由」や「コーチングマインド」を放棄した人が、責任回避や自己正当化のために批判を連発しているように感じられます。それは単なるドリームキリングよりも重い心の叫びでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854056.html

 

御質問の意味が「コーチングはすでにマインドを使える人のためだけのものなのか?」ということであれば、私の答えは「そんなことはない」です。むしろ「マインドを使えない人」の方がコーチングのインパクトは大きいといえます。

マインドを現状維持や責任回避のために使うのではなく、未来創造や自由のために100%活用するという覚悟さえあれば、コーチングを受ける(実践する)資格があります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

もしも批判や言い訳が浮かんだら、すぐに「私らしくない」とセルフトークを行い、その根底にある「D」を握りつぶしてください。心の中で。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 

 ところで、「ゴール実現のための活動」と「今苦しんでいる人たちを救う活動」はまったく別ものなのですが、その違いはわかりますか?

 

 「過去の記憶に苦しんでいる人」や「不安や恐怖に襲われ、なかなか現状の壁を壊せない人」をほっとくのかといえば、決してそんなことはありません。それは「コーチングはマインドを使える人のためのものか?」とはまったく別の話です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 コーチは、各自工夫を重ねながら、縁ある人々のヒーリングにも取り組んでいます。例えば、明るい世界や未来を感じられるような希望に満ちた情報発信など。

(このブログはそんな思いで書いていますw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

重要なのは実践です。マインドにあるイメージ(I)を物理空間でしっかりと現実化(R)するための挑戦を続けることです。もちろん、100%want toで。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 じつは、私の師である認知科学者 苫米地英人博士は、「『世界から戦争と差別をなくす』というゴール実現のための活動」の他に、「今苦しんでいる人たちを救う活動」にも取り組まれています。それもすごく大きなスケール(=とても高い抽象度)で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 最後に「新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版」(Club Tomabechi)の【付録①】から引用します。ぜひコーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか?」という質問が内包する課題(case)とその解決策(plan)を見つけてください(感じてください)。

これはコーチングを学び実践する者にとって、とても×2重要なワークです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

サイバー・ネーションは戦争を回避する力を持つ

 

 「チベット・ダイアスポラ」が実現すると、チベットの人たちを救うだけではありません。「チベット・ダイアスポラ」が「サイバー・ネーション」の成功例として世界に認識されれば、それが起爆剤となって、世界で「人道的な」サイバー・ネーションが次々と立ち上がることになるでしょう。

 さまざまな事情によって既存の国家に保護されない、あるいは国家の保護が十分ではない人々が「サイバー・ネーション」の国民になることで人権が保護されるようになり、人としての権利を行使できるようになるでしょう。

 私の設定しているゴールは「世界から戦争と差別をなくす」ことですが、この「チベット・ダイアスポラ」の活動は、このゴールの話とは少し異なります。私が目指す「世界から戦争と差別をなくす」というゴールの実現は、非常に時間がかかると思っています。決して甘い話ではなく、私の生きている間には実現されないかもしれません。

 もちろん、このゴール達成を常に目指しながら生きていますが、もしかしたら、次世代の人たちに託すことになるかもしれません。世界平和は「教育」でのみ達成できると思っていますが、世界の隅々にまで、そうした平和実現のための教育が行き渡るのには、どうしても長い時間がかかります。

 「チベット・ダイアスポラ」、そして、それを起爆剤として生まれるであろう多くのサイバー・ネーションの実現は、世界平和の実現というよりは、すでに起こってしまった過去の戦争によって苦しんでいる人たちの痛みを、すぐにでも和らげてあげたいという思いから生まれています。

 「世界から戦争と差別をなくす」ことを目指すのは大事なことですが、目指すだけでは、いま現在、苦しんでいる人を助けることはできません。サイバー・ネーションの実現は、「世界から戦争と差別をなくす」ことに比べれば、かなり早く実現可能だと思っています。すばやく実現させて、いま苦しんでいる人たちの痛みを少しでも和らげてあげたいと思っています。

 

Q-195につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

きつく反論することなく、静かに(心の中で)握りつぶすのには理由があります。ゴール共有なき批判への反応はお互いにとって無益だからです。私は、11年にも及ぶ長い病院長時代に、そのことを何度も痛感しました

 

ゴールが“無益”を“有益”に塗り替えていきます。私の“有益”を下記記事にまとめました↓

PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 

-告知-

 今年度(2021年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 (セミナー予定はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25412318.html

 

 第1回目は2021425日(日)開催。テーマは「スコトーマ」「ゴール」「エフィカシー」です。

 (詳細はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25523198.html

 

 超情報場でお会いしましょう!

 

<お問い合わせ・申し込み>

 coachfor.m2@gmail.com

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版



Q-187:家族ががんで治療中です。どうすればいいでしょうか? -11;「I×V=R」を用いた3rd. StepRを高次元への“R”へ ~縁ある者たちの役割~ vol.2

 

 ちょっと前の話になりますが、認知科学者 苫米地英人博士のコーチング系セミナーに参加した際、受講者からこのような御相談をいただきました。

 

Q:母と祖父が同じがんで治療中です。私はどのように接すればいいでしょうか?

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

「家族にはコーチングしない」ことを念頭に、母を「壮年」世代、祖父を「老年」世代と抽象化すると

 コーチとして壮年にどのように接するべきか?

 コーチとして老年にどのように接するべきか?

 家族として壮年にどのように接するべきか?

 家族として老年にどのように接するべきか?

 と分類することができます。

(前提も「老病死が顕在化」「老病死に向き合いながら生活中」と抽象化)

 

 じつは、「老年(老人)」に対するコーチングについては、ヒーリングのポイントとともに過去のブログ記事で考察しています。「青年(若者)」向けのコーチング&ヒーリングのポイントも取り上げています↓

 F-129~The Sweet Hello, The Sweet Goodbye

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_396235.html

 

 このシリーズは、上記ブログ記事の続編として、「壮年(中年)」に向けたコーチング&ヒーリングのポイントを掘り下げていきます。キーワードは「I×V=R」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 シリーズの最後は「家族としての接し方」。そこは苫米地博士の著書「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)を読み解く形でまとめていきます。ぜひお読みください(Kindle版↓)。

 がんを克服できる脳 【特製音源CD無しバージョン】 | 苫米地英人 | 医学・薬学 | Kindleストア | Amazon

 

 

 01;家族にコーチングしない理由

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 02;エネルギーと創造性の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 03;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 前編(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25131114.html

04;「I×V=R」を用いた1st. Step<イメージをゲシュタルト化する> 後編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25153337.html

 05;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 理論編(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25194921.html

 06;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.1(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25217507.html

 07;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.2(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25259581.html

 08;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.3(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25282178.html

 09;「I×V=R」を用いた2nd. Step<ゲシュタルトを巨大化する> 実践編vol.4(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25324197.html

10;「I×V=R」を用いた3rd. StepRを高次元への“R”へ ~縁ある者たちの役割~vol.1

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25346333.html

 11;「I×V=R」を用いた3rd. StepRを高次元への“R”へ ~縁ある者たちの役割~ vol.2

 

 以下、苫米地博士の著書「「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)からの引用の続きです。

 

 

 ◇がん患者のためのコーチング

 (前回引用の続き。前回はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25346333.html

 

 さて、コーチング理論で最も大切なことはエフィカシーを上げることになります。

 エフィカシーとは「自己能力の自己評価」の意味です。

 なぜこれが大切なのかと言えば、私たちは全員エフィカシーどおりの人間だからです。自分の能力は自分がこうだと決めるから、そこが限界になるのです。オリンピックがいい例です。体操のウルトラC30年くらい前は最高位の技でしたが、いまでは普通レベルの選手にもできる技になっています。つまり、技は難しいと思っているから難しいのです。誰かひとりでも、それに成功してしまうと、「なんだ、できるんだ」と思って、限界の壁が崩れます。だから、多くの人ができるようになるのです。ということは、あなたの感じ方は、そのまま臨場感のあるイメージとなって、あなたの限界を作っているということになります。

 そして、あなたはいま自分のことをどう評価していますか?

 もちろん、がん患者であることは間違いありませんが、そのほかにどんな評価をしていますか?

 

 いま「え~と」と考えてしまった人は、自分で自分を評価することすら忘れています。がん患者であるというのはただの事実です。それは評価でもなんでもありません。

 あなたにはどんな能力があり、何を好み、何を喜び、何を楽しいと思い、自分のどこを誇らしいと思いますか?

 それにひとつひとつ答えていくことが、エフィカシーです。がんであることは「あなたは男だ」「あなたは女だ」ということと変わりません。それは評価ではなく、ただの事実です。

 そんなものは認識さえしていればいいだけです。そうではなく、自分のどこを誇らしいと思うのか、どんな時に満足感を得るのかこそが、あなた自身を説明するための言葉になります。それが自己評価です。

 この自己評価=エフィカシーを上げることがコーチングのスタートになります。

 引用終わり

 

 

 コーチとして日々痛感するのがエフィカシーの重要性。エフィカシーとは「(自分の)ゴール達成能力の自己評価」のことです。つまり、エフィカシーはゴールあってのもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 高いエフィカシーが実際のゴール達成能力にどのような影響を与え、さらには人生全体にいかなる影響を与えているかを科学的に研究し理論化されたものが「エフィカシー理論」です。その世界的権威が、スタンフォード大学心理学教授を長く務められたアルバート・バンデューラ博士(Albert Bandura1925年~)。

 その理論の中でバンデューラ博士は「人生をコントロールする能力の程度に対する信念が健康に影響を与える」と述べています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 人生をコントロールする能力の程度に対する信念が健康に影響を与える

 

医療現場では、「健康が人生に影響を与える」「健康が人生をコントロールする能力に影響を与える」「健康が人生をコントロールする能力に対する信念(=エフィカシー)に影響を与える」と錯覚しがちです。例えば、「がんと診断されて希望を失う」というように。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

もちろん、すべてが双方向の関係性、つまり縁起。エフィカシーと健康も互いに影響を与え合う関係といえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

しかし、因果関係を考えると、「因」はより高次の抽象度次元にあります。上位の抽象度での「因」が下位の抽象度で「果」となり、その「果」はさらに下位の抽象度次元において「因」として機能するという感じです。ゆるい双方向性を保ちながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 よって、エフィカシーが「因」で、健康が「果」です。ゴールが「因」で、健康が「果」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23108517.html

 

 では、そのゆるい双方向性を持った因果関係(高→低次元)で、「壮年(中年)」と「青年(若者)」や「老年(老人)」との関係性を考えるとどのようなことがいえるでしょうか?

 

 

 このシリーズの3回前(Q-184)でも取り上げた米国の心理学者 アブラハム・マズロー(Abraham Harold Maslow1908~1970年)は、「人間は自己実現に向けて絶えず成長する生き物である」と仮定し、人間の欲求を5段階の階層で理論化しました(後に6層目を追加)。それが「自己実現理論」「欲求階層説」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 マズローが描いた階層は、抽象度の階層と見事に重なります。よって、マズローの「人間は自己実現に向けて絶えず成長する」という言葉の中の「人間」を「人類」に置き換えると、「人類は高(抽象度)次元に向けて絶えず進化する」と理解することができます。

つまり、青年(若者)世代が「因」で壮年(中年)世代が「果」、その壮年(中年)世代の「果」は老年(老人)世代の「因」ということ。

未来から過去への時間の流れと合わせると、「因」である青年(若者)から「果」である老年(老人)へと時間が流れているといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

Q-188につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-参考書籍-

 「がんを克服できる脳」(主婦と生活社、Kindle版あり)

 

 

-関連記事-

 「夢をかなえる方程式 I×V=R」関連はこちら↓

 F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

 F-117~Field of Dreams

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

 ゲシュタルト関連はこちら↓

 F-019:「Connecting the dotsby スティーブ・ジョブス

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ヒーリングとコーチングの関係についてはこちら↓

 Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2021に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

アルバート・バンデューラ(Wikiより引用)

アルバート・バンデューラ博士

Wikipediaより引用




L-01020201月シークレットレクチャー -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 

20201月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う3回の講義の初回。メインテーマは「スピリチュアルペイン」で、初回のサブテーマは「○○」。

その講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

ぜひサブテーマを想像しながらお読みください(漢字二文字ですw)。スピリチュアルペインやトータルペインは過去のブログ記事でも取り上げていますが、きっと新たな発見に驚くはずです。

 

 01;「全人的苦痛(トータルペイン)」と「4つの苦痛」の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24505924.html

 02;身体的苦痛

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24553696.html

 03;身体と心は○○○○ -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24575354.html

 04;身体と心は○○○○ -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24617501.html

 05;「4つの苦痛」と健康(well-being)の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24642277.html

 06;「4つの苦痛」(部分)どうしの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24682654.html

 07;スピリチュアルペインとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24706915.html

 08;スピリチュアルペインへの対処は、いつから、どこで、行われるべきか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24746334.html

 09;抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24767587.html

 10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 

 下記の言葉はノーベル平和賞受賞作家 エリ・ヴィーゼルによるものです。

「抽象度の高い視点により混沌(カオス)からシンプルな法則を見いだす感覚」をぜひ感じてください。それは「絶望の中で見いだした希望が育て、自身を導くゴールが磨き上げる“光”」に触れるような体感です。

 

 

 愛の反対は憎しみではない。無関心だ

 美の反対は醜さではない。無関心だ

 信仰の反対は異端ではない。無関心だ

 生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心だ

 

The opposite of love is not hate, it’s indifference.

The opposite of beauty is not ugliness, it’s indifference.

The opposite of faith is not heresy, it’s indifference.

And the opposite of life is not death, but indifference between life and death.

 

 

 ヴィーゼルは「生の反対は死ではない。生と死の間(にあるもの)への無関心である」と語っています。では、なぜ無関心となってしまうのでしょうか?

 

 

 私の答えは「自分に対する評価が低いから」。そして、「(その結果として)未来の重要度が下がっているから」です。それを一言にすると「エフィカシーが低いから」。エフィカシーとは、「自分のゴール達成能力の自己評価」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ところで、サーカスなどでゾウを飼いならす方法を御存知ですか?

 

子ども(小ゾウ)の時期に、足につないだ鎖を杭に結び付け地面に打ち込むのだそうです。小ゾウの力では杭を引き抜くことはできません。その状態が続くと、ゾウは鎖が届く範囲でしか行動しなくなります。コンフォートゾーンの完成です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

成長に伴い杭を引き抜く力を手に入れても、ひとたび杭につながれたなら、ゾウはその範囲でしか行動しなくなります。「思い込み」がゾウの自由を奪うのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

この話が本当かどうかはわかりませんが、「思い込みが自由を奪う」というのは、私たち人間にとっては極めて切実な問題です。なぜなら、大脳(とくに前頭前野)が発達しているため、情報空間に強い臨場感を感じることができる(感じてしまう)から。より強い「思い込み」が可能になったことで、ますます自由が奪われやすくなっているといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 情報空間上の“あるイメージ(I)”に強い臨場感を感じると(V)、そのイメージはやがて現実化していきます(R)。それをプリンシプル化したものが「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 これは希望に満ちあふれる真理ですが、その一方で人を絶望の淵に追いやる事実でもあります。「I×V=R」が示していることは、「イメージ(イマジネーション)の限界が、その人の限界になる(である)」ということだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/17985750.html

 

 

自分の限界とは、自分のイマジネーションの限界のことである

 

 

これはコーチングの祖 ルー・タイス氏の言葉です。

過去の何らかの体験または情報の記憶が、私たちの心の中に「思い込み」を形成します。そして、その思い込みがスコトーマを生みだし、例えば杭など簡単に引き抜けるといった“本当の力”を隠してしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

しかも、人の場合、「思い込み」を生みだす記憶とは“失敗”です。情動を伴った辛い記憶が自らを縛りつけていきます。そして、縁起のつながりの中で、ますますお互いを縛りあってしまうのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士は、ルー・タイス氏の言葉を下記のように言い換えていらっしゃいます。

 

 

人間の限界はイマジネーションの限界がつくる

イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 

 その「限界を壊すこと」はゴール設定からはじまります。1)100%want toで、2)自分中心を捨てながら、3)“現状の外”にゴールを設定(再設定)していくことで、限界を超えていくことができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、その積み重ねこそが「生と死の間(between life and death)」を明らかにしていきます。なぜでしょうか?

 

L-011につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 アジアゾウのトプシー(Topsy)を御存知でしょうか?

 

 …1875年頃に東南アジアで生まれ、アメリカに密輸された後にサーカスで育てられた象です。

 子どもの頃からの虐待のストレスが原因なのでしょうか、3人の調教師を含む数名を殺したとされています。虚栄心が強いオーナーにより公開処刑が企画され、毒を食べさせられ、電気を流され、最後は首を絞められ殺されました(190314日)。

 その様子をエジソン・スタジオが動画撮影し、「ある象の電気処刑」というタイトルで公開しています(なんと、wikipediaで動画を確認することができます)。

 

 ちなみに、「トプシー(Topsy)」という名は、米国の小説「アンクル・トムの小屋」に登場する奴隷少女の名から名付けられたそうです。

 

 自由を奪う「思い込み」は自身の心の中に生まれるだけでなく、社会の中に広がりお互いを縛り合います。バイオパワー(生権力)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

この逸話の根底にある思い込みとは「差別」でしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 表面的なコーチングスキルにより個人が自由を手にするだけでは足りません。

縁起をしっかり理解した上で、空仮中の実践として自らコーチングを行い、縁起空間にしっかりコーチングをひろげていくことが重要なのだと思います。

その先に戦争と差別のない世界がある

だから私は、「縁起の理解」と「空仮中の実践」こそが苫米地式の真髄だと思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

トプシー(Wiki.)

処刑場への橋を渡るのを拒み、報道写真家や見物人に取り囲まれるトプシー

Wikipediaより

 

F-158:無我夢中 <前編>

 

 「無我夢中」という言葉を聞いたら、どんなイメージが浮かびますか?

 

 ネットで調べてみると、だいたいが「ある事柄に心を奪われて、我を忘れているさま」という感じです。その場合の「無我」は「我を忘れている」こと、そして「夢中」は「あることに熱中して、他をほったらかしにしている」という意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 「忘れている」「ほったらかしにしている」を言い換えると、「スコトーマに隠れている」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

さらに、「我を忘れる」には「冷静さを欠いている」といったニュアンスが、「他をほったらかしにしている」には「バランスを欠いている」「視野が狭くなっている」というようなニュアンスが含まれています。いずれもネガティブなものです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20086131.html

 

そうなる理由を苫米地理論で突き詰めると、「抽象度が下がっているから」のはず。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 実際に、大辞泉(小学館)には「無我夢中で逃げる」という例が挙げられていました。

 この場合の「無我夢中」とは、まさに「ファイト・オア・フライト(Fight or Flight)」のこと。それは人間的な前頭葉前頭前野での情報処理よりも、動物的な大脳辺縁系での情報処理が優位になっている状態です。もちろん抽象度が下がった状態であり、別の表現ではIQが下がった状態といえます。それは「冷静さを欠いている」「視野が狭くなっている」というニュアンスと合致します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

ですが、ヒーラー&コーチとしての私は“無我夢中”という言葉が好きです。縁ある人たちが“無我夢中”になれるようにサポートしていますし、もっと“無我夢中”に生きれるようにフォローしています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 前回(F-157)、自分の死に自ら意味を見いだしたことで情報(心)を書き換え、その写像である物理(体)を書き換えていった高齢女性の例を御紹介しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23874668.html

 

「うれしい~」のあとに驚異的な回復をみせた患者さんに、一体何が起こったのでしょうか?

絶望的な状況を“希望”に塗り替えたきっかけは何だったのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 そのはじまりは、もちろん、ゴール設定。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、ゴール実現の確信、つまりエフィカシー(この症例の場合は「指一本まで役に立ちたい」という強い思い=覚悟)が“奇跡”を引き起こしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

 

 その様子はまさに“無我夢中”

 私が「指一本でも役に立ちたい」と願う患者さんに感じた“無我夢中”は、もちろん、冒頭で御紹介した「無我夢中」とは異なります。

 

F-159につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 キーワードは「社会性」「利他(unselfishness)」。

 認知科学者 苫米地博士の著書から「絶望を克服する方法」を御紹介します。「新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版」(サイゾー)の【付録②】からの引用です。

 

 want toをゴールにする

 この苫米地手帳にゴールを書き込んでいくときに、1つ「儀式」をしてみてください。とても簡単な儀式ですが、効果は抜群です。儀式というほどのものではなく、本当に簡単なことです。

 目を閉じて、おでこに指を当ててみましょう。人差し指でも中指でもその両方でも構いません。目を閉じて、おでこに指を当ててみます。マンスリーコラムで書いたように、そのときにおでこを見るのもよいでしょう。

 そして静かな気持で、ゴールを思い描いてください。まぶたの裏に何が映るでしょう。

 想像力を思いっきり羽ばたかせて、楽しく考えてください。楽しいゴールが思い描けたら、その喜びを全身で味わってみてください。

 このように目を閉じて額に指を当てることが、トリガーになります。トリガーとは銃などの引き金のことです。ある意識状態に入るための引き金ということですね。

 トリガーによって引っ張り出される意識状態や記憶を、アンカーといいます。錨のことですね。トリガーが、潜在意識の奥深くに錨のように沈んでいる記憶や意識状態を引っ張り出してくれます。

 今回のワークでいえば、深い変性意識状態の中で、ゴール設定にふさわしい意識状態を引っ張り出します。最初はうまくいかなくても、繰り返しているうちにうまくなります。ですから、気楽に楽しんでやってみてください。

 ダンサーが繰り返し振り付けの通りに踊ったり、テクニックの練習をしたりするように、もしくはミュージシャンが演奏の練習を繰り返すように、技術というのは繰り返せば繰り返すほど自分に馴染んできて上手になります。

 変性意識の生成も練習次第です。繰り返す中で上手になっていきます。ひと手間かけて、手帳にゴールを書き込むことで、ゴールが達成しやすくなりますし、書くゴール自体もよいものに変わっていきます。真のゴールに近づいていくのです。

 成功する過程で一番難しいのは、日々努力することだと思っている人がいますが、それは違います。成功する過程で一番難しいのは、実はゴール設定です。

 ゴールをきちんと設定することが一番難しいのです。もちろん難しいだけではなく、一番楽しいことでもあります。

 実際はゴールがきちんと設定されてさえいれば、気づいたら環境が変わりますし、気づいたら努力していて、気づいたらゴールを達成してしまうものです。それも自分が想定した以上の成果を得られたりします。

 ゴール設定でよくする間違いに、have to(しなければいけないこと)をゴールに設定してしまうことが挙げられます。これは絶望しか生みません。

 それなのにどうしてそんなことをしてしまうのかといえば、人から影響を受けるからです。影響を受けるのは悪くないのですが、無意識に真似をしてしまうのです。

 そうなんです。多くの人は誰かの真似をしてゴールを設定しがちです。それは親の期待や友人の評価、社会からのプレッシャーなどの形で強いられています。誰かの真似をして、それをゴールにしてしまいがちなのです。

 「○○さんはいくら稼いでいるから、自分もそれ以上稼ぎたい」とか、「○○さんはマイホームを買ったから、自分もマイホームを買いたい」など、無意識のうちに人の真似をして、それを自分のゴールだと勘違いしているのです。そんなことをしていると、いつまでもゴールは達成できません。

 なぜなら、それは心からのwant to(したいこと)のゴールではないからです。have toのゴールだからです。だから、ゴール達成のためにつらい努力が必要になるのです。そのような社会的洗脳をはねつけて、本当のwant toのゴールを設定することが大事です。

 want toの真のゴールであれば、そのプロセスも楽しいのです。子供がゲームに熱中して、寝食を忘れてプレイするように、ゴールに熱中して、気づいたら猛烈な努力を積み重ねてしまうのです。

 でも、本人は楽しくて仕方ないので止まりません。それが本来のゴール設定であり、だからこそ、最初に正しくゴール設定をすることが大事なのです。

 無意識のうちにゴールを設定できると、無意識はオートパイロットでそれを実現しようとします。だからこそ、ゴールをきちんと設定すると努力はいらないのです。はたから見てすごく努力しているように見えても、本人は楽しんで没頭しているだけなのです。

 引用終わり

 

 「絶望」はゴール設定に“失敗”しているだけです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 「怒りと絶望しかない」という方も、「絶望しかない」という方も大丈夫!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 自分の中の力(The Power of Mind)を信じて新たなゴールを設定し、want toで未来に向き合ってください。未来にあるのは死ですが、その死さえも“希望”に変えることができます。すべてマインド次第です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

-関連記事-

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

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F-121:「あぁ生まれてきてよかったな」で思いだす一例

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F-136~137The Sweet Hello, The Sweet GoodbyeSadSweetに書き換えるコーチング<老人向け>

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新・夢が勝手にかなう手帳 2020年度版ver.2


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