苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

タグ:インテンショナリティ

L-238202209月シークレットレクチャー -13;“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩

 

20229月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の3回目。全体を通してのメインテーマは「。目指すのは「決して過信はせずに、しっかり確信する」という意識状態の体得です。

 

 *初回(20227月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431139.html

 

 *2回目(20228月)の講義はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431365.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 リラックスを深めながら、気楽にお読みください。

 

 01;鍵となるのは「絶対他力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37539518.html

 02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 03;生と死の間を輝かせる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37577854.html

 04;自我関数から導きだされる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37603992.html

 05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 06;コーチが黙っているからこそ起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37640576.html

 07;コーチングの実践は実戦

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

 08;常識を疑い、奴隷から抜け出す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37675977.html

 09;「真の意味でなりたい自分になる」という決意

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37687612.html

 10;「真の意味でなりたい自分になる」という決意の次に行うこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37713427.html

 11;複雑な関係を立体的に思考する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37723449.html

 12;ゴール側からの新たな縁起づくり

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37748141.html

 13;“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩

 

 

  私は何を望んでいるのか?

 

 コーチとしての私は、このような“内省言語の無限ループ”をつくりあげることをイメージしています。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 その次のステップは、「左脳的な働きを超えて、右脳的な働きをブーストする」。

 L-194202207月医療・介護研修会 -04;「言語束縛」を外すための二つの方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36256269.html

 

 「思考の3つの軸」でいうなら、「words」「emotions」を超越して、「pictures」で思考空間を満たしていく感じ(*個人的な解釈です)。

 L-067202011月シークレット… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 そうすると無意識の深いところで「私は何を望んでいるのか?」を感じられるようになります。その時に思考(「何を望んでいるのか?」)を止めて、再度“観る”ことが重要。

 L-224202208月シークレットレクチャー -11;「止」と「観」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37272802.html

 

 なぜなら、「私は何を望んでいるのか?」の「私」とは、過去の記憶によりつくられた幻だから。「私」は、実在しない「点」に過ぎません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 「点」とは、自我のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

「実在しない」という「点=自我」を生みだすのは、情報空間中にひろがる縁起です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 縁起が「点=自我」を生みだし、「点=自我」がブリーフシステム(Belief SystemBS)を生みだします。関係 →「点=自我」→BSという順です(ハズ)。

 Q-220:ゴールに<後編(コーチング実践者~コーチ向け);人類には“今”しかない>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27478021.html

 

 情報空間中にひろがる縁起が生みだす「点=自我」は、(本来は)完全に自由。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 その自由の体感とともに見いだす「何を望んでいるのか?」が「意図性(intentionality)」です。

 Q-390:僕はコミュ障で親しい関係の人が誰もいません。休みの日も部屋に

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35197372.html

 

 

 これまで何度も言及してきたとおり、私たちには必ずスコトーマ(Scotoma)があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

ゴールの条件は 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、4)自分中心を捨て去る ですが、1)現状の外に設定するゴールというのは、必ずスコトーマの中にあります。つまり、まったく認識できないということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ところが、人の場合、これまでのフレームの枠を飛び出して考えることができます。それが「ゲシュタルト能力」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その本質は、思いがけない関係性を見つけ出す抽象化能力であり、全体と部分の双方向性を捉える洞察力です。つまり、「縁起を感じ取る力」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そんなゲシュタルト能力=縁起を感じ取る力と深く関わるものが意図性(intentionality)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

「現状の外にゴールを設定し、そのゴールを達成する」ためには、ゴール側から認識・理解・評価・判断をしなければなりません。

それはこれまでのBSを停止して、ゴール側から思考するということ。決して誰からも、何からも、強制されることなく考え決めるということ。

 そのためには高い抽象度で情報を見定めることが絶対条件です。と同時に、ゴール達成のための判断を自由意思で決定しなければなりません。

 その自由意思の裏にあるのが「意図性(intentionality)」自由意思とは、自分がどういう意図を持っているかということです。

 「意図性(intentionality)」がオリジナルを決めます。もっといえば、「意図性(intentionality)」が存在の意義を決めます

 F-375:俺にかかってこい

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35750566.html

 

 例えば資本主義という洗脳下ではお金を稼ぐことがもてはやされるように、現代社会という牢獄(パノプティコン)では“認められた夢”しか許されません。

 F-379:学びと破門で脅しをかける <vol.3;自由→フェアネス→平和>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35945742.html

 

それ以外の夢、つまり“Not Normalな夢”を持とうとすると、パノプティコンによって発見され、バイオパワーによって排除されます。そうですよね?

F-061~:バイオパワー(生権力)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 では、“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つために、私たちは何を心がければいいのでしょうか?

 

以下、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2022年度版」(CYZO9月のmonthly Dr.Tomabechi’s Column)より引用します。

 

 

バイオパワーの撃退法

 あなたが本当のゴールに気づくことを阻むのはドリームキラーだけではありません。バイオパワー(生権力)という相互監視的な社会の枠組みがあります。バイオパワーとはイギリスの哲学者のジェレミ・ベンサムが刑務所の設計に用いた「パノプティコン(一望監視施設)」に由来するものです。建物の真ん中に監視所があり、囚人たちを一望できます。囚人としてはいつ見られているかわからないので、「いつも見られている」という意識を持たされます。

 ジェレミ・ベンサムはこのシステムをよいこととして考えたのですが、ミシェル・フーコーはこれを転用して、現代の社会の枠組みがパノプティコンになっていると考えました。すなわち、社会のシステムは相互監視によって、パノプティコンになっているというのです。互いが互いを監視し牽制し合うことで、囚人のように行動を管理・統制されています。私たちは大きな牢獄の中に閉じ込められているような状態です。

 現代社会という牢獄では、認められた夢しか持ってはいけません。資本主義という洗脳に合致するような奴隷の夢を持つことが奨励されます。それ以外の夢を持とうとすると、パノプティコンによって発見され、バイオパワーによって排除されそうになるのです。例えば、「よい学校・よい会社に入る」というレールから外れようとするだけで、親兄弟や友人、教師までが反発します。「そんなことでは社会では生きていけないよ」と善意から脅してきたりします。

 では、私たちはどうすればよいのでしょうか。答えは単純です。このバイオパワーに気づけばよいのです。無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げることで、バイオパワーの影響を下げることができます。気づきさえすれば、奴隷状態から解放され、自分自身の真のゴールを認識することができるのです。

 バイオパワーに無意識に影響を受けるのではなく、バイオパワーの存在を意識に上げることができれば、それが「Rゆらぎ」(相手が無意識に感じていることを意識に上げさせることで、相手のリアリティ「R」をゆらがすこと)として機能します。そうやってバイオパワーを無効化することができるのです。

 引用終わり

 

 

 無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げることで、バイオパワーの影響を下げることができます。気づきさえすれば、奴隷状態から解放され、自分自身の真のゴールを認識することができるのです

 

 無意識に感じているバイオパワーの存在を意識に上げる」こと。それが“Not Normal”を貫きバイオパワーに打ち克つための最初の一歩。それは縁起空間のモニタリングだともいえます。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

L-239につづく)

 

 

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 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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F-388:“心身の不調”の一考察 ~苫米地式コーチング認定コーチとして~ <vol.4;新しいエスティームのfirst step

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F-413:てげてげ <ver.3

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F-414~:「楽しい日本」を目指す総理が「あんまり楽しいことはない」とぼやく姿に学ぶ

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Q-097~:子どものwant toを大切にしたいと思っていますが、なぜかhave toの押し付けになってしまいます。どうすればよいでしょうか?

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Q-220:ゴールに対するスケジュールはたてますか? <後編(コーチング実践者~コーチ向け);人類には“今”しかない>

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Q-391:現状の外かな~ということをイメージするととても気分が悪くなってしまいます。このような場合どのようにすればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35232931.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2022年度版



Q-443:コンサルティングとコーチングは同時にできるでしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 

Q:コンサルティングとコーチングは同時にできるでしょうか?

 

A:できないと思います。コンテンツに関わることになるから。

 F-392~:ナイセイカンショウ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431017.html

 

 もしも少しでもコンテンツに関わってしまうと、コーチング(のつもり)が洗脳に変質していきます。だから、「コンテンツには関わらない」は、コーチングがコーチングであるための鉄則です。

 S-02-17:洗脳ではなく教育であり続けるための大切な問い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19572431.html

 

 まずはコーチ自身が「コンサルティング」や「コーチング」という概念をしっかり理解し(=ゲシュタルト化)、両者を明確に区別することが必須。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その上で、相手のニーズに合わせて、しっかり使い分けていく感じでしょうか?

 S-04-17:反求と在身-2;「自分中心」克服のためのワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23512794.html

 

 しかし、それでもまだまだ危険だと思います。

 

 クライアント側が「今、『コンサルティング』なのか? それとも『コーチング』なのか?」をしっかり理解できていないと、少なくとも「コーチング」としてはうまく機能しないはず。コーチ側がいくら理解していても です。

 L-163202201月シークレット… -07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34339393.html

 

 私はコーチであるとともに医師でもあります。その事実を知るクライアントさんから、健康に関する相談を受けることがあります。そのような「相手のニーズに応える形で行われる働きかけ」は、すべて「カウンセリング」、あるいは「ヒーリング」です。

その理由はわかりますか?

 

コンサルティング」や「カウンセリング」と「コーチング」はまったく違うものです。その違いは何でしょうか? 違いを明確にイメージできますか?

 

 

 コンサルティング」や「カウンセリング」は、「今、認識している問題を解決する」ことを目的としているものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 実際、健康に関して私に相談してくる内容は、すべて本人が気づいていることです。それはRAS(網様体賦活系)を通過した情報で構築されている現状(Status QuoSQ)が抱えている課題だといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 なので、相談を受けた場合は、その現状を十分に理解(同調)した上で関わることになります。

 Q-265~:臨場感世界をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

 もしも首尾良く解決することができたとしたら、それは現状の最適化。ますます過去の記憶でつくられる現状がコンフォートゾーン化していくでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 一方、「コーチング」は、「今、認識している現状から抜け出す」ことを目的としています。次世代コーチング的に表現すると「現状の可能世界w1から別の可能世界w2への移行」です。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 どちらが良い悪いということではありません。そもそも「コンサルティング」や「カウンセリング」と「コーチング」では目的が違うのです。「現状をなんとかしたい」と思っているときにコーチングを受けてもうまくいきませんし、「この現状を抜け出したい」という人にコンサルティングやカウンセリングを行ってもうまくはいきません。

よって、「何が目的なのか?」「どうしたいのか?」を明確にすることがポイント。一言でいうと「意図」が重要です。

F-384:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.4;役割/責任「Intentionality」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36189008.html

 

 そもそも「現状を最適化したいのか? それとも現状のさらに先を感じたいのか?」をわかっていない人がほとんど。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

だから私は、まずは「意図」が不明瞭であることに気づくように導き、自身の「意図」を明らかにできるようにサポートします。それは「『自由になる』ための大切なプロセス」だと思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 その「自由(の体感)」こそが、根治療法たるコーチングを可能にする大切な意識状態!

 F-284:気楽 ver.2 01;「リミッターをはずす!」ために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31030703.html

 

 そのような意識状態で次に行うのは、もちろん、ゴール設定です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 自由な意識状態であるほど、これまでは絶対に感じられなかった現状の外を感じられるようになります。なぜでしょう?

 

 そう、抽象度が上がるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その「抽象度が上がった自由」の感覚を、最近の苫米地博士は、とくに「利他性」と重ね合わせながら話されています。

 L-214202208… -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング ~本物のコーチング~」(CYZOp42)より引用します。「ゴールを設定する上で大切なこと」を感じてください。Feel

 

 

◎社会貢献の理念

 さらにもうひとつ、ゴールを設定する上で大切なことがあります。

 それは「社会貢献の理念」です。

 社会貢献の理念がゴールに含まれなければ、どうやったって利潤追求になってしまいます。

 利潤追求についてはすでにコーポレート・コーチングのところでお話ししましたが、本章でコーポレート・コーチングの話を最初にしたのは、現在のコーチングが抱える問題点の多くが含まれているためでもあったからです。

 企業をクライアントとするコーチングを何も考えずにやってしまったら利潤追求がゴールにしかなりえません。

 それでは拝金主義の蔓延にコーチングが協力することになってしまいます。現に、いまの日本はそうなりつつあるでしょう。

 私が日本にコーチングを導入してすでに20年以上経とうとしています。コーチングの評判が上がるにつれて、他業種からコーチングの名前を使って参入してくる人々も増えてきました。

 私の目から見ただけでなく、一般的な目線で見てもコンサルティングやカウンセリングと何が違うのか、さっぱりわからないようなコーチングが増えています。いわゆる便乗商法なのでしょう。

 しかし、こういう便乗商法のコーチは結局、ゴールがどういうものなのかを理解できていませんから、カウンセリングの手法や私が公開してきたコーチングメソッドを上手に継ぎ接ぎしてコーチングもどきを伝え、利潤追求がゴールだと平気で教えてしまうのです。

 この状況を正すためにも「ゴールとは何か」をしっかり理解してください。

 それは、「現状の外側に設定」するものであり、「社会貢献」を包摂するものなのです。

 引用終わり

 

 

 ゴールとは何か?

 

 コンサルティングとコーチングは同時にできるでしょうか?」という質問の意図を明確にし、現在のブリーフシステムの外側を感じるために、「オーセンティック・コーチング」を再読されることをお勧めします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

コーチングとカウンセリングの違い(「オーセンティック・コーチング」p43)

「オーセンティック・コーチング」p43より引用

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 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

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S-04-18:自分が相手100%であっても、相手が自分を100%思ってくれなければうまくいかないのではないでしょうか?

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F-284~:気楽 ver.2

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F-345:知らないと言う罪と知りすぎる罠

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オーセンティック・コーチング

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F-407:自由訳「守破離」 vol.5(最終話);苫米地式「守破離」の真髄

 

 「守破離(しゅはり)」という言葉を御存知ですか?

 

 「守破離」は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修行における過程を示したもの とされています。

 守破離 - Wikipedia

 

苫米地式コーチらしく、自由に「守破離」を考察します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 vol.1;コーチとして考える「守破離」のポイント

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36993899.html

 vol.2;「守」× Healing

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37031929.html

 vol.3;「破」× Coaching

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37071026.html

 vol.4;「離」× Leadership

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37109372.html

 vol.5;苫米地式「守破離」の真髄

 

 

  「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

 

 それが「コーチングとリーダーシップの両輪」で実践する「離」

 F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420579.html

 

 と前回(F-406)書きましたが、じつは、この表現は入門者向け。コーチング実践者にとってはふさわしくありません。なぜでしょう?

 

 

 そう、「ゴール(w2)」と「現状の自我(w1)」に臨場感という橋を架けた状態は「ストレッチ・ユア・コンフォートゾーン」だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 それは「全面肯定」と同じ。

 コーチがクライアントを「全面肯定」するのはOKですが、クライアントが自身を「全面肯定」するのは危険です。まず間違いなく、エネルギーとクリエイティビティを失うでしょう。

 Q-178:家族ががんで治療中です。どうすれば… -02;エネルギーと創造性の源

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

コーチングを学び実践していくと、かつての夢がどんどん実現していきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

それは「かつては“現状の外”だったゴールの世界が現状になっていく」ということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

夢が大きければ大きいほど、新たな現実(←かつての夢)に対して強力にホメオスタシスが働きます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

ホメオスタシス(恒常性維持機能)で維持される強固なコンフォートゾーンは確かな幸せを感じさせてくれますが、一方でさらなる夢に向かうエネルギーとクリエイティビティを奪ってしまいます。

 PM-06-06:仮説01変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 そんな状態では、あたりまえですが、さらなるゴールを設定し達成することができません。だから、CZは狭く! 高く!

 L-210202207月シークレットレクチャー -08;狭く! 高く!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36862880.html

 

 

 ところで、このシリーズの1本目(F-403/vol.1)で、私はこのような問いかけを行いました。

 

 

 苫米地博士とルー・タイスさんの邂逅により、それまでのコーチングシステム(Ex. IIE)を「破離」する新しいシステムが生まれました(Ex.苫米地式、TICE式)。

 その新たなコーチングシステム(&プリンシプル)が、コーチが「守」するもの。

 

 では、「破」や「離」は

 

 

 これまで真剣に考えてこられた方々には申し訳ありませんが、私はこのような疑問を生みだす発想自体がよくないと思っています。トゥールミンロジックでいうなら「クリティーク(Kritik)」です。

 S-01-18反論力を身につける4つの戦略

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076426.html

 

 「破」や「離」は、目的ではなく、高次元への志向の結果として起こることです。「高次元への志向」とは、より高い抽象度次元へと向かう方向性のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 苫米地博士が神奈川大学で行われた講演で明かされましたが、生命現象はエントロピー縮小系です。つまり、高次元に向かうことが生命であり、高次元に向かう力こそが生命力!

 F-400:縁起から得た“希望/HOPE”の体感 <後編;苫米地理論学習中の気づき>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36884253.html

 

 よって、高次元への志向 = より高い抽象度次元へと向かう方向性 が、生命現象の「」だといえます。「り尽くしてるともるるとてもを忘るな」の「」です。

 その「」のことを、苫米地博士は「ヒルクライミング」とも表現されています。

 

 以下、苫米地博士の著書「思考停止という病」(KADOKAWAp156)より引用します。

 

 

ヒルクライムする脳のつくり方

 どれだけ論理力を高めても、やはり重要なのは知識です。知識量が大量にあると、思考のヒルクライミングが起こります。これは、私が昔から言っている抽象度が高まるということを意味します。

 

 本書で目指すべき状態は、この「自分の脳で考え続け、ヒルクライミングする脳」をつくり出すことです。ヒルクライミングは、大量な情報のゲシュタルト化により、思考の抽象度を高め、本物のクリエイティビティを発揮することです。

 それは、思考の階段を登って、新しいゲシュタルトを生み出すことだと言えるでしょう。

 「自分の頭で考え続け、ヒルクライミングする脳」は、一部の数学者や科学者、偉業を成した人が手に入れている脳なのです。

 一般に、成功者がやっていることもたいていの場合、現状の最適化にすぎません。最適化することはビジネスにおいては必要ですし、最適化においても抽象思考をしていますが、私が言っているのは、まったく新しくクリエイティブする思考です。

 この章では、思考のヒルクライミングをする脳をつくる方法をお伝えしていきたいと思います。

 2章で紹介した、大量の情報が必要というのは言うまでもありません。知識がなければ、ヒルクライムすることはありません。

 情報がないところで、抽象度を上げてみても何も発見できません。

 

 大事なのは抽象化するトレーニングを行うことです。

 まず、その前に改めて抽象化の説明をしましょう。

 引用終わり(つづきはこちらでどうぞ↓)

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 「自分の脳で考え続け、ヒルクライミングする脳」をつくり出す

 

 その上でさらなるゴールを設定し、より高次元(そのtopは「空」)に向かい続ける結果として起こることが、苫米地式「守破離」といえるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 毎回冒頭で紹介していた「『守破離』は、日本の茶道や武道などの芸道・芸術における師弟関係のあり方の一つであり、それらの修行における過程を示したもの」という表現もミスリードです。修行における過程で「守破離」が生じるのは、あくまでも結果だから。

ゴール設定およびゴール達成の結果として起こるのが「守破離」です。

 Q-219:ゴールに対する<前編(入門者向け);ゴールが先、スケジュールは後>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27441932.html

 

ゴールは人生のあらゆる領域に設定し(バランスホイール)、どんどん更新していくもの。その過程で、エントロピー縮小系である生命が、新たな現実(かつての夢)を「破」り「離」れていくのは当然のことです。

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 それを一言でいうと、無常。

 

 しかしながら、ゴールを生みだし続ける源、すなわち生命力の源は変わりません。それが「高次元への志向」であり、「より高い抽象度次元へと向かう方向性」であり、「ヒルクライミング」です。それが苫米地式の、そして生命現象の「」であるはず。

 F-380:学びと破門で脅しをかける <vol.4;「自分のゴールに洗脳」の先で得るもの>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35997725.html

 

そして、その「」を常に意識に上げ続けることが、世阿弥の「初心忘るべからず」にも通じる、苫米地式の真髄だといえます。

 F-265:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.9;“初心”とは?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30002338.html

 

 最後に、もう一歩踏み込みます。

私は、その「」と「意図性(intentionality)」をしっかり重ね合わせることが最も重要だと思っています。

 Q-333:最近「記憶が抜ける」vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 それが苫米地式の真髄の真髄であるはずです(自由訳です)。

 F-384:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.4;役割/責任「Intentionality」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36189008.html

 

 

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-追記-

夢が大きければ大きいほど、新たな現実(かつての夢)に対して強力にホメオスタシスが働くことになります。強固なコンフォートゾーンは確かな幸せを感じさせてくれますが、一方でさらなる夢に向かうエネルギーとクリエイティビティを奪ってしまいます

 

 では、全面肯定しつつも現状に留まる(留まらせる)ことなく“現状の外”を志向し続けるためにはどうすればいいのでしょうか?

 Q-216:「現状の外のゴール」とは何か? 混乱しています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27346333.html

 

 私はこのように考えています↓

 L-06320209月シークレット… -03;全面肯定しつつ、“現状の外”を志向する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28501205.html

 

 

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-関連記事-

F-299~:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425725.html

F-377~:学びと破門で脅しをかける ~自由、フェアネス、平和のために~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430303.html

Q-390:僕はコミュ障で親しい関係の人が誰もいません。休みの日も部屋に閉じこもりゲームばかりで、人生が終わっている気がします

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35197372.html

Q-429:宇宙は「包摂半順序束」。そのtopである空(くう)は「有と無を包摂する概念」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36937284.html

 

 

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F-384:ロバート・メーガーの「3つの質問」 <vol.4(最終話);役割/責任「Intentionality」>

 

 最近、精神科医として働く後輩から、「ロバート・メーガーの『3つの質問』」を教えてもらいました。時空を超えた情報空間で。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 ロバート・メーガー(Robert F. Mager)は米国の教育工学研究者。授業設計(授業計画)のシステム的なアプローチが盛んに議論された頃、「3つの質問」を提唱したそうです。

その質問とは

 

 Where am I going

私はどこに行くのか

 How do I know when I get there

私はそこにたどり着いたことをどうやって知るのか

 How do I get there

  私はどうやってそこへ行くのか

 

 後輩からのありがたい教えを縁に、コーチとして考えたことをまとめます。

 

 vol.1induction「すべてが情報である」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36045078.html

 vol.2;知識「無限の『there』」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36094263.html

 vol.3;重要性「『there』を生みだす」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36142269.html

 vol.4;役割/責任「Intentionality

 

 

自分(w1)を構成する記憶を吟味し、受け入れるかどうか再度判断し、新しい自分(w2)をゴール側からつくりあげていく

 

その積み重ねにより、まったく新しい「there」を生みだすことができます。それは新たな縁起宇宙の創造です。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 大切なのは「可能世界としての『there』は無限に存在していて、すべて自分のマインド次第である」と理解し実践し続けること。

それが「内部表現を自らの手に取り戻す」こと。ひと言でいうと「脱洗脳」です。

 F-378:学びと破門で脅しをかける <vol.2;洗脳を一瞬でキャンセルしてしまう方法>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35894360.html

 

 「内部表現を自らの手に取り戻す」「脱洗脳」を別の表現で言い換えると「空観」。「空(くう)」とわかった上で「可能世界としての『there』」を生みだすことが「仮観」。

 そして、その「空」と「仮」をバランスよく行う境地が「中観」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 ところが、空を維持し、中観を実践し続けることは簡単ではありません。なぜ?

 

 

 答えは、ひとたびゴールを設定すると、ゴール達成、すなわち抽象度が下がる方向ばかりに気が向いて、「空」を忘れてしまうから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 このシリーズ初回(F-381/vol.1)の内容に沿っていうと、それは「抽象度という軸を見失い、宇宙を“正しく”観察できない状態」「生命現象について“立体的”に観察できない状態」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 さらに釈迦の言葉で言い直すと、「指ばかりを見て、指さす先を見失った状態」。

 

 以下、苫米地博士の著書「人はなぜ、宗教にハマるのか?」(フォレスト出版、p175)より引用します。

 

 

釈迦が死ぬ前に出した2つの注文

 釈迦は、毒キノコを食べる数ヶ月前に、「私はそろそろ死ぬぞ」と、死を予言しています。

 それを聴いた弟子たちは、どうしたものかと大騒ぎになります。弟子たちは教えを伝える方法として、釈迦の言葉をすべて文章にまとめて遺し、釈迦の死後はそれを読んで聞かせるのがいいのではないかと提案します。

 それが、いまに伝わるお経です。

 釈迦は、それを了承しますが、そのときに2つ注文をつけています。

 弟子たちは、当時でも古語であったサンスクリット語の文語で記述し、あいまい性をできるだけ低くすることを提案していましたが、釈迦はそれを却下し、「口語で、いまのように語って伝えなさい」といいます。それで口語で釈迦の言葉が伝えられます。

 釈迦はマガダ語をしゃべっていたと推測されますが、インドでは滅んだ言語なので、現在には伝わっていません。一方、南インドの方言のパーリ語での経典は現在にも伝わっています。パーリ語は、インド南部、スリランカなどに受け継がれた言葉です。

 対するサンスクリット語は、礼拝用の厳格な言語ですが、文法的に複雑で、それが理解できるのはカースト上位の出身者たちだけです。そこで、ひとつ目の注文として、自分の教えが誰にでもわかるように、生きた言葉で語って伝えるようにしなさい、としたのです。

 2つ目の注文は、「私は君たちに教えを伝えることによって、悟りの世界を指している。しかし、お経をどんなに遺しても、それは私の指しか見ていないことになる。私の指ではなく、私の指すところを見なさい。それが悟りの世界だ」ということです。つまり、指をいくら正確に記述しても、指すところを見なければ何にもならない、と教えたわけです。

 ところが、いつの間にか仏教は、こうした釈迦の意図を離れてしまいました。経典は、サンスクリット語で現代に伝えられています。また、釈迦が指すところを見るのではなく、指そのものの中のどれがいいかを信者は競い、たとえば、どのお経がより優れているかを論争したり、単にお経を唱えたりする宗教に変わってしまいました。

 引用終わり

 

 

 指をいくら正確に記述しても、指すところを見なければ何にもならない

 

 釈迦の悟りとは、「縁起」のことです。縁起とは、「すべての存在は関係で成り立っている」ということであり、「関係が存在を生みだす」と見る概念。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 前々回(F-382/vol.2)言及した「ニュートン/カント的な決定論的世界観」の根底には、「存在が関係を生みだす」という見方があります。それは釈迦が見いだした縁起とは正反対。

 L-03120203月シークレットレクチャー -09;縁起的解決の先に広がる世界

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26219480.html

 

現代の数学や物理学、そして哲学において、「存在の確定性はない」ことは証明されています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

それは「関係があって存在が生まれる」という釈迦の縁起の思想が正しいことを示しています。

L-133202111月シークレット… -02;自我とRAS&スコトーマとコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33004210.html

 

 ただし、縁起ばかりにこだわると本質を見失います。それが「指をいくら正確に記述しても、指すところを見なければ何にもならない」の意味。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 大乗仏教の立場では、縁起はあくまでも「」。縁起とは、「空(くう)を」説明するための説明原理」であり、「空を体感するための哲学」にすぎません。

大切なのは、その縁起を使って「指すところ」を見続けること。それが今回のキーワードである「there」。そして、それはゴール設定で自ら生みだし続ける「高次の抽象度空間にひろがる潜在的な縁起」のことです。

 L-11420219月シークレット… -02;夢=w1=高次の抽象度空間にひろがる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32099568.html

 

とても重要なことなので繰り返しますが、ひとたびゴールを設定すると、ゴール達成、すなわち抽象度が下がる方向ばかりに気が向いて、「空」を忘れてしまいがち。それが「指ばかりを見て、指さす先を見失った状態」。だから

 Q-408BSをゼロベースで観察することが困難な中vol.2;〇〇を感じ取る力>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35967572.html

 

「さらなるゴール」を思い続ける

 

その鍵となるのが「意図性(intentionality」です。

 

 

「意図性(intentionality)」とは、「次に何をするか」という将来に対する自身の意図のこと。それは行動だけでなく、思考(=情報空間での行動)も含みます。

「意図性(intentionality)」が、“自分”という存在のオリジナルを決め、その存在の意義を決めます。シンプルにいうと、「なぜ存在するのか?」「なぜ生きるのか?」への答えが自分(=宇宙)を決定します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

私は「意図性(intentionality)」が不明瞭なままなのであれば、むしろコーチングを受けない方がいいと思っています↓

Q-333:「記憶が抜ける」ようなvol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 なので、コーチングを希望する方に、私はこのような自問を勧めます。

 Q-390:僕はコミュ障で親しい関係の人が誰もいません。休みの日も部屋に閉じこもりゲームばかりで、人生が終わっている気がします

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35197372.html

 

 

私は自分の意図をしっかり把握しているか?

どんな人生を送りたいのか?

どんな人間になりたいか?

どんな社会や未来を実現したいのか?

 

 

そのような問いを凝縮したのが、メーガーの「Where am I going」。

後輩からのありがたい教えを縁に、私は「意図性(intentionality)」の重要性をあらためて体感しました。

 Q-377:同じ抽象度で最適化されたゴールのような気がします

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34573983.html

 

 

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-関連記事-

F-375:俺にかかってこい

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35750566.html

L-06420209月シークレットレクチャー -04物理=カオス=「仮」と「空」を包摂するもの

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28518141.html

L-134202111月シークレットレクチャー -03;抽象度が上がる →自由 →ますます“いい状態(well-being)”

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33037872.html

Q-339~「あなたは食べた物でできている」という言葉は間違っている?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426446.html

 

 

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Q-409:ブリーフシステムをゼロベースで観察することが困難な中、どのように行えばいいのでしょうか? <vol.3;方向>

 

 下記ブログ記事をお読みの方から御質問をいただきました。ありがとうございます。

 F-336~:次世代プロファイリング×ゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428209.html

 

 御質問の一部について、3回に分けて回答します。なるべくシンプルに。

 

 vol.1;フレーム問題

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35931899.html

 vol.2;〇〇を感じ取る力

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35967572.html

 vol.3;方向

 

 

Q:「フレーム問題」を考えると、これまでの経験や類型は参考にならない気がします。ブリーフシステムの仮説構築の中で経験や類型をゼロベースで観察することが困難な中、どのように行えばいいのでしょうか?

 

A3:前回(Q-408)は「ゲシュタルト能力」を掘り下げました。「掘り下げる」というのは「具体的情報量を増やす」ことで、抽象度が下がる方向性です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 今回は、抽象度を上げる方向性で考察します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 先に「どのように行えばいい?」に対する私の答えを述べておくと、「意図性(intentionality)を確認する」。

 

以下、苫米地博士の著書「洗脳原論」(春秋社、p122)より引用します。「ゲシュタルト能力」と「意図性」の関係性を感じながら読み進めてください。Feel

 

 

洗脳原論

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オウムの教義を論破する

 オウムは仏教徒だから、現象論の立場でものを話す。そのことが悪いわけではないが、哲学においては語り尽くされた立場でもある。私は哲学者として、現象論の立場を擁護することもできるし責めることもできる。もちろん、相手に合わせて仏教の唯識論の言葉を使って会話するのであるが、自分たちが現象論的立場に立脚していることさえ、オウムは気づいていない。

 オウムがいう個人とは、自分たちの作りあげた主観的存在である宇宙のなかに魂があり、その魂が個を作っているという図式である。だが、仮に私が天才的科学者で、「スタートレック」という映画のなかに出てきたような瞬間移動装置の発明に成功したとしよう。その機械は、すべての物質をアトミックレベルで再現できる機能を持っている。瞬間移動とは、移動先にコピーを作ると同時に、オリジナルを消去することである。つまりこの装置は、単に物質を移動させるだけでなく、オリジナルとまったく同じコピーを作成できるものなのである。

 この装置に私が入って、違う場所に瞬間移動したにもかかわらず、もしもオリジナルの私を消し忘れたとしたらどうなるか。同じ人がふたり存在してしまうことになる。それではどちらがコピーで、どちらがオリジナルなのか。これはインテンショナリティ(意図性)の問いである。インテンショナリティは、哲学にとって非常に興味深いテーマであって、昔から有名な哲学者がたくさん本を書いている。これは簡単な問題のように見えて複雑で、もともとのオリジナルを消し忘れた場合、移動先にあるほうが本来の目的を満たしたものであるから、オリジナルということになる。ところが実際は移動先にコピーを作って、元を消し忘れただけだから、物理的にどう考えても、元の場所にあるほうがオリジナルである。

 こういうことが起こった場合、オウム信者たちのいう魂は、どちらについていることになるのか質問すると、彼らは答えられない。そう結論づけていくと、そこでオウムの論理は崩壊する。本来の仏教では否定されているみたいだが、本人の体の外に二元論的に存在しうる

魂を認め、それを輪廻の対象とするオウムのカルト的カルマ論で構築された原始宗教的な教義ロジックは、実は、こんな簡単なSF的思考実験で崩壊するのだ。大体、本来仏教において説かれているのは、業と呼ばれる行為の因果の生死を超えた継続性であり、また、その継続性ゆえの同一性である。だからといって、肉体から離れて存在しうる魂が、物理の制約を超えて転生の対象として連続的に存在するとは、もともと説かれていないようである。たとえそこまで理解できなくとも、ロジックの袋小路に追いつめられたあげく、オウムの教義の枠を出て、自分でものを考えはじめるようになる。

 引用終わり

 

 

たとえそこまで理解できなくとも、ロジックの袋小路に追いつめられたあげく、オウムの教義の枠を出て、自分でものを考えはじめるようになる

 

 この「ロジックの袋小路に追いつめられた状態」とは、まさに「フレーム問題」そのもの。AIArtificial Intelligence=人工知能)の場合、無限の可能性を全部洗おうとするため、いつまで経っても選択することができません。その様子は「フレームに囚われたまま『思考停止』に陥っている」ように感じられます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 ところが、人の場合、これまでのフレームの枠を飛び出して考えることができます。それが「ゲシュタルト能力」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 その本質は、思いがけない関係性を見つけ出す抽象化能力であり、全体と部分の双方向性を捉える能力です。つまり、「縁起を感じ取る力」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 そんな「ゲシュタルト能力(=縁起を感じ取る力)」と深く関わるものが意図性(intentionality)!

 

 

現状の外にゴールを設定し、そのゴールを達成するためには、ゴール側から認識・理解・評価・判断をしなければなりません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

それはこれまでのブリーフシステム(Belief SystemBS)を停止して、ゴール側から決定するということ。決して誰からも、何からも、強制されることなく決めるということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そのためには高い抽象度で情報を見定めることが絶対条件です。と同時に、ゴール達成のための判断を自由意思で決定しなければなりません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 その自由意思の裏にあるのが「意図性(intentionality)」自由意思とは、自分がどういう意図を持っているかということです。

 F-375:俺にかかってこい

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35750566.html

 

 以上より、「ブリーフシステムの仮説構築の中で経験や類型をゼロベースで観察することが困難な中、どのように行えばいいのでしょうか?」に対する私の回答は、「意図性を確認する」。

 

 もっとシンプルに回答すると、「方向」の確認。

 相手の(無意識の中の)方向性を確認しながら、抽象度が上がる方向へ、すなわち「空(くう)」へとガイドしていく感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

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-追記1

もっとシンプルに回答すると、「方向」の確認。相手の(無意識の中の)方向性を確認しながら、抽象度が上がる方向へ、すなわち「空(くう)」へとガイドしていく感じです

 

 これはコーチング中に私が意図していることですが、この過程でクライアントさんはとても元気になっていきます。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 なぜでしょうか?

 

 答えは「抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくる」から。

 

 

 ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続けること

 

 

 ↑これが苫米地博士の「生命現象」の定義。著書「思考停止という病」の中で明かされています。詳しくはこちらでどうぞ↓

 L-11920219月シークレット… -07;人間だから持つことができる強大な生命力

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32215001.html

 

 

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-追記2

 「抽象度を上げながら新しいゲシュタルトをつくり続ける」=「高次元のフレームを構築し続ける」です。こちらでどうぞ↓

 L-161202201… -05;高次元のフレームを構築=グレインサイズを大きくする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34284848.html

 

 

-追記3

 「高次元のフレームを構築する」ためには、まずは現状のフレーム(=ブリーフシステム)を解体しなければなりません。

 

そのために行うのが、「自分のフレームを疑う」こと↓

L-159202201月シークレットレクチャー -03;フレーム解体×ブリーフシステム

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34229897.html

 

 そして、「幅広い知識・関心を持つ」ことです↓

 L-160202201月シークレットレクチャー -04;フレーム解体×ゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34244552.html

 

 

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-関連記事-

F-346:ヘンシン! <ワーク付き>

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Q-333:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています <vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

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Q-390:僕はコミュ障で親しい関係の人が誰もいません。休みの日も部屋に閉じこもりゲームばかりで、人生が終わっている気がします

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Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430215.html

 



F-375:俺にかかってこい

 

 車を運転しながら長距離移動をしていたときの気楽な話です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 雲ひとつない青空の下、海沿いの道路を気持ちよく走っていました。Bryan Adamsの「Classic」を聴きながら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422833.html

 

 見晴らしのいい直線で、反対車線を走るトラックが見えました。どんどん近づいてくるトラックは、昭和を感じさせる“デコトラ”。

 

 それは映画「トラック野郎」に出てくるような立派なトラックで、運転手は菅原文太風に見えました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

そのトラックの運転席の下、対向車によく見える位置に、大きく「俺にかかってこい」と書かれていました。

 

文太じゃん! それも「仁義なき戦い」の方w

 

そんなセルフトーク(内省言語)が沸き上がるとともに、ちょっとテンションが上がりました。

L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 と同時に、少し違和感も感じました。よくよく見ると、そこに書かれていた言葉は

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 俺にかかって恋

 

 

 私のイメージの世界(情報空間、情報場)は、一瞬で、昭和の「トラック野郎」「仁義なき戦い」から「笑点」っぽいものへ変化しました(「笑点」も昭和ですが)。

 F-041:桂歌丸さんが最後まで危惧していた「笑えない笑点」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10691562.html

 

 *情報空間はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 イメージの質感でいうと、暗く重たいゴツゴツしたものから、明るく軽やかなフワフワしたものへ変化した感じ。あの「笑点」のオープニング曲のような陽気な感触です。

 Q-369:共感覚がなかなかうまく実践できません <vol.1;理論編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34066679.html

 

 そんな内面の変化を観察しながら、「言語(この場合は「俺にかかって恋」)を用いた非言語の働きかけ」の感覚を味わいました。

 (ちょっとややこしいですが、詳しくはこちらで↓)

 L-08420213… -07;内省言語を「言語を使わないで引き起こす」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30160964.html

 

 「俺にかかってこい」だと、一瞬意識には上がっても、すぐに忘れてしまったでしょう。インパクトがないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ところが、「俺にかかって恋」は予期とは大きく異なったため、強く印象に残りました(認識)。「こい」が「恋」に変わっただけなのですが。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

さらに、それが「おもしろい」「楽しい」という何らかの記憶と結びつき(理解・評価)、ブログの題材にしようと思い立ちました(判断)。

 F-304:映画のおもしろさって何だろう? ~Indy 5」の評価が割れた理由を考える~ vol.1;臨場感①>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 

 それは私のブリーフシステム(Belief SystemBS)が「おもしろい」「楽しい」を重要視しており、かつダジャレに代表されるような「くだらない」を肯定しているという証拠。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 コーチらしくさらに分析すると、私の無意識は、わざわざ手間暇かけてそんな仕掛けをするドライバーの行動の裏にある意図(intention)に反応したのだと思います。「ただ道路ですれ違うという縁だけの人も楽しませたい」という意図です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 以下、苫米地博士の著書「『ツキ』を引き寄せる洗脳術 ~自分を磨き上げる秘密のメソッド34~」(三才ブックス、p36)から引用します。「意図性(intentionality)」と自由の関係をクリアにしてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 クリアになるほど、さらなるゴール設定が自由自在にできるようになるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

「ツキ」を引き寄せる洗脳術

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レッスン06 その判断は本当に正しいのか?

Is your judgment really correct

 

強制ではなく自発的に選択すべし

 「ツキ」を引き寄せるためには、あなたにとって有益となる判断を自由意志で決定しなければなりません。決して強制されて決定してはいけないのです。

 

 あなたにとって必要な「ツキ」を引き寄せるには、高い抽象度で情報を見定めることが絶対条件です。と同時に、あなたは自分にとって有益になる判断を自由意志で決定しなければなりません。

 自由意志の裏にあるのが意図性です。英語で「インテンショナリティ(intentionality)」に当たります。直訳すると、意志ではなく意図。つまり、自由意志とは、自分がどういう意図を持っているかということです。

 

 皆さんは『スタートレック』というドラマをご存じでしょうか。宇宙を舞台に、地球人を始め異星人や宇宙艦などが登場して様々な困難を乗り越えていくアメリカのSFテレビドラマシリーズです。

 『スタートレック』では、地上の乗組員が空中の宇宙艦に乗り込む際、転送装置を使って瞬間的に移動しています。これは、乗組員を量子レベルで分解して艦内で復元し、地上にいる乗組員を消去しているという設定です。

 ちなみに、iPodでお馴染みのアップル社がリリースしている音楽管理ソフト・iTunesも、楽曲を売買する際に同じ仕組みでやり取りしています。客がiTunesで楽曲を購入して自分のパソコンにダウンロードしたものを別のパソコンに移動させれば、元のパソコンにインストールされているiTune内の楽曲は消去されてしまいます。

 さて、ここで質問です。もし『スタートレック』で、乗組員を艦内にコピーした後、地上にいる乗組員を消去し忘れていたとしたら、艦内の乗組員と地上にいる乗組員、どちらがオリジナルでしょうか。あるいは、コピーした先のパソコンの楽曲と元のパソコンの楽曲、どちらがオリジナルでしょうか。

 答えはどちらも前者です。乗組員が艦内にコピーされた瞬間、地上の乗組員はオリジナルではなくなります。iTunesの場合も、楽曲をコピーした瞬間、コピー先のパソコンの音源がオリジナルとなり、元のパソコンの楽曲は違法コピーに変わります。

 なぜなら、そこには「意図」があったからです。乗組員には「艦内に移動したい」という意図があったので、艦内の乗組員がオリジナルとなります。

 その人のインテンショナリティが、オリジナルを決めているのです。もっといえば、インテンショナリティが存在の意義を決めています。

 ですから、地上の乗組員がいくら「私がオリジナルだ」といったところで、その主張は通りません。インテンショナリティに合致しなければ、消去されてしまいます。

 

 これは何もSFiTunesに限ったことではありません。我々、生物の進化にもインテンショナリティがあります。

 生物は通常、子どもが成長すると親は死にます。というのは、1つの空間で親世代と子世代が競争すれば、必ず親世代が勝ってしまうためです。

 親が勝てば、種の存続は望めません。そのため、進化の過程で、子どもが成人すると親が死ぬようにプログラムされているのです。人間の場合は、成長が遅いため、種の存続のインテンショナリティが子世代と祖父母世代になっているかもしれませんが。

 とにかく、行動でも思考でも「次に何をするか」という将来に対する自分の意図がインテンショナリティです。

 あとは、それが自由かどうかです。乗組員自身が自発的に望んで移動したのか、強制的に移動させられたのか。強制的なら、自由意志ではないでしょう。

 自由意志は、強制ではなく、自発的に選択しなければいけません。そして、それが「ツキ」を呼び込む2つ目の条件となるわけです。

 引用終わり

 

 

 「ただ道路ですれ違うという縁だけの人も楽しませたい」という意図

 

 間違いなく私は、そんなドライバーの意図に反応したはず。その正体は「ホメオスタシス同調」でしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

そのようなことを考えながら改めて感じたのは、縁起の素晴らしさ。

 

縁起空間(=情報場)にはゴールがあります。ゴールの抽象度が上がるほど、その縁起空間を共有した者どうしの関係性は、さらに素晴らしいものに変わっていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 それが生命の進化であり、「エントロピーを縮小させる」という生命現象の本来の方向性です。

 F-335:分断緩和のための処方箋 vol.6;「内部表現から頭を突き出し、真の自由意思を獲得する」というゴール

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33671632.html

 

 

DrT神奈川大講演-12

神奈川大学情報学部開設記念シンポジウム(2023523日)より引用

基礎科学としての情報〜エントロピーと生命、超次元複雑性と生成AIの未来と私達 Dr.苫米地 (2023年5月20日) - YouTube

 

 

それは生命現象が潜在的に持つ巨大な力ともいえます。

そして、それはまるで奇跡のような変化を引き起こすヒーリングやコーチングのパワーの源であるはず。

 

 

 車を運転しながら長距離移動をしていたときの素敵な御縁をきっかけに、私はこのようなイメージに包まれました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

生命現象が潜在的に持つ巨大な力 =ヒーリング&コーチングのパワー =“気”

 F-347:先生って怒ることがあるんですか? ~ Fight for liberty~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34314141.html

 

 その“気”は、いつも、“自分”次第です。

 Q-271~現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね ~綸言汗の如し~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421412.html

 

 以下、苫米地博士の著書「気を整えて夢を叶えるリセット整理術」(永岡書店、p22)より引用します。

 

 

6 「良い気」と「悪い気」は何で決まるのか

 部屋が散らかっていると、嫌な気分になる人-。そういう人は、部屋から「悪い気」を感じとっています。

 ところが、同じように部屋が散らかっていても、まったく気にならないという人もいます。

 他の人が「居心地の悪そうな部屋だなぁ」と思っても、本人はまったく気にしていない。逆に、散らかっているほうが居心地がいいとさえ思う人もいるかもしれません。

 同じように、人の悪口をいっている人と一緒にいても、「嫌だなぁ」と思う人もいれば、「楽しいなぁ」と思う人もいます。

 この違いは、何を意味しているのでしょうか。

 それは、「良い気」か「悪い気」かは、あなた次第ということ。

つまり、

 

「良い気」か「悪い気」かは、あなたの心が決めている-

 

ということです。

 これは非常に重要なことです。

 気とは、情報エネルギーだといいました。しかし、そのモノの情報は、あなた自身で決めることができるということです。

 そのモノが、あなたにとって「良いモノ」と感じるのであれば「良い気」になりますし、あなたにとって「悪いモノ」であれば「悪い気」になります。

 同じモノであっても、ある人はゴミだといい、ある人は宝物だという。そういうことが起こるのは、「良いモノ」か「悪いモノ」かを、自分で決めているから。

 ですから、散らかっているモノが「悪い気」を持っているのではなく、散らかっているモノを見て「嫌だなぁ」と思う、あなたの心が「悪い気」をつくり出しているのです。

 

point  あなたの心が「良い気」と「悪い気」を決めている

 引用終わり

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-327~:お大事に

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Q-197:前代未聞の国会愚弄事件をなぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか? クズ政府の他責にせず自己責任なのでしょうか?

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Q-276~:セルフトークのマネジメントについて

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Q-395~:セルフトークのコントロールをやっていますが、時折強い孤独感を感じることもあります

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429935.html

 

 


Q-390:僕はコミュ障で親しい関係の人が誰もいません。休みの日も部屋に閉じこもりゲームばかりで、人生が終わっている気がします...

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:僕はコミュ障で親しい関係の人が誰もいません。休みの日も部屋に閉じこもりゲームばかりで、人生が終わっている気がします。

 だからといって、今の生活スタイルを変える気がせず、この先が不安です。どうすればいいでしょうか?

 

A:前回(Q-389)、苫米地博士の著書「苫米地式 超高速コミュニケーション術」(大和出版、p29)より引用しました。その中にあるのがこの言葉

 

 

 自分と相手のそれぞれの意図を把握しているか、その意図は近いものか離れたものなのか、言うなれば「自分と相手の関係性」をしっかり把握することがコミュニケーションを成立させるうえでは非常に重要

 

 

苫米地式超光速コミュニケーション術

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 前回の回答内容を簡潔にまとめると、「相手の意図を明らかにして、自分の意図とのLUBをつくる」という話。

Q-389:同じ職場でお客さんに対しての話し方がおかしい人がいます。どう接すればいいでしょうか? <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35181480.html

 

 *LUB=Least Upper Boundはこちら↓

 L-05820208月シークレットレクチャー -04;抽象度を上げる秘訣 <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28095246.html

 

 「相手の意図と自分の意図とのLUBをつくる」ためには、当たり前ですが、「自分の意図」がわかっていないといけません。

 

あなたは御自身の意図をしっかり把握していますか?

 

 どんな人生を送りたいのですか?

 

 どんな人間になりたいですか?

 

 

 きっと「いきなり問われてもわからない」「意図など考えたこともない」が本音でしょう。どうですか?

 

 もしもそうなら、あなたは今、窮屈な気持ちでいるでしょう。私から批判されているように感じているかもしれません。

その落ち着かない感じは、過去の何らかの記憶が生みだしています。「他人のモノサシ」や「社会の価値観」といったものがたっぷり刷り込まれた記憶です。

 Q-314~:こんな私に誰がした

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425205.html

 

 コーチとしての私にとっては、ハツラツと自身の意図を語る人やスラスラとゴールを語りだす人こそ心配です。本当の“自分”を生きていない可能性が高いから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 だから、「わからない」を否定的に考えないでください。それは他人(とくに親)による決定的な方向付けがなされていないということです。

 Q-252~:最近また頭痛がひどくなりました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419633.html

 

「わからない」はラッキーなのです。あなたは心から望む人生を、これから自由に創造することができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 つまり、人生が終わっている」のではなく、「本当の人生がまだ始まっていない」

 

 では、どのようにして人生を始めればいいでしょう?

 

 そう、答えは「ゴール設定」。「ゴールが先(Goal comes 1st.)」です。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 「今の生活スタイルを変える気がしない」というのは、ゴールを設定していないから。もしも現状の中にゴール(らしきもの)を設定してしまったら、やはり「今の生活スタイルを変える気はしない」でしょう。コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)が変わらないからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 だから、“結果としての「生活スタイル」の変化”を、ゴールがうまく設定できているかどうかのセルフチェックに活用してください。あなた自身ははっきりとはわからなくても、まわりの人々は敏感に“変化”に気づくはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 だから、「不安」を感じる必要はありません。ただゴールを設定するだけ。ゴールを設定したら、ゴールに向かい続けるだけです。

 Q-358:止められてもやりたいゴールが見つかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33485940.html

 

 

 とはいうものの、本物のゴールを見つけることは、決して簡単ではありません。私自身は「コーチの存在が絶対に必要」だと思っています。

 (そのシンプルな理由は↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「だから、素晴らしいコーチからコーチングを受けよう」と言いたいのではありません。まずは自分自身で“オンリーワンのプラン”を手に入れて欲しいのです。

 S-04-05:自責の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22669112.html

 

それは「意図性(intentionality)」を体得すること。体得とは、体感を伴って心から納得すること=ゲシュタルト化です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

私の本音を話すと、「意図性(intentionality)」が不明瞭なままなのであれば、むしろコーチングを受けない方がいいくらいだと思っています。詳しくはこちらでどうぞ↓

Q-333:「記憶が抜ける」ようなvol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 では、あらためて伺います

 

あなたは御自身の意図をしっかり把握していますか?

 

 どんな人生を送りたいのですか?

 

 どんな人間になりたいですか?

 

 

 「いきなり問われてもわからない」「意図など考えたこともない」ですよねw

 その場合は、「価値のある情報」を発信し、「抽象度の高い本物の情報」に触れるように心がけてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 以下、苫米地博士の著書「立ち読みしなさい!」(ありがとう出版、p255)より引用します。

 

 

◆人は人に影響される

 情報の断捨離をした後に、あなたがすべきことは2つあります。

 

 まず、漫画の中に書いた、価値のある情報の発信です

 そして、抽象度の高い本物の情報に触れることです

 

 今の時代は、昔と違いFacebookTwitterなどのSNSが非常に発達しています。

 Facebookのユーザー数は世界で11億人を突破し、ネット上の巨大な国家が確立されつつあります。あなたも価値ある情報を発信してください。何を書いていいか分からないという方は、まずはこの本を読んだ感想から書いてみましょう。いろいろな情報に触れ、それを発信するのです。それを続けることにより、あなたを中心とした、あなたがリーダーとなったコミュニティーが出来上がります。これは人脈の構築にもなります。

 それと同時に、今のあなたよりも抽象度の高い人や情報に積極的に触れるようにしましょう。人は人に影響される生き物です。現在のあなたよりも抽象度の高い人や情報があなたの抽象度を引き上げてくれます。

 1つだけ気をつけなければならないことは、ニセモノ情報発信者のフォロワーにならないことです。魅力的な言葉だけを並べているニセモノの情報発信者もたくさんいますので、本物を見抜く力をつけてください。必ずあなたの抽象度が高くなっていきます。

 抽象度の高い人たちと時間を共有し、抽象度の高い情報に触れましょう。

 まずはあなたが尊敬できる人、リーダーだと思う人を探してください。

 その人が書いた本やブログやFacebookの投稿記事などを読み、その思考を取り入れてください。それを自分の言葉や考えにして発信するのもいいでしょう。当然、この本にも圧倒的に抽象度の高い情報を詰め込みました。本物の理論です。必ずあなたの抽象度を引き上げてくれます。大切なことは抽象度の高い情報に触れることです。

 

 抽象度を高くするには、抽象度の高い人や情報や場所などに触れ、それを取り込み、さらに実際に体験する必要があります

 

 多くの人は情報を取り込んだだけで満足し、実際に体験をしないで終わってしまう傾向があります。これは非常に残念な話です。必ず行動に移してください。

 引用終わり

 

 

 抽象度の高い人や情報や場所などに触れ、それを取り込み、さらに実際に体験する

 

 これを繰り返していると、「意図性(intentionality)」が感じられるようになり、ゴールらしきものがぼんやりと見えてくるはず。

 F-189~:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411502.html

 

 その“ぼんやり”をしっかりと掴み、ゴールに落とし込んでください。ゴールを設定した瞬間が、あなたのシンの人生のスタートです。

 L-134202111… -03;抽象度が上がる →自由 →ますます“いい状態(well-being)”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33037872.html

 

 

 以上が私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記-

だから、“結果としての「生活スタイル」の変化”を、ゴールがうまく設定できているかどうかのセルフチェックに活用してください。あなた自身ははっきりとはわからなくても、まわりの人々は敏感に“変化”に気づくはずです

 

 その場合、近い関係の人ほどドリームキラー化します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 その詳細はこちら↓

 Q-210:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414219.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

Q-140:若かったら挑戦しますけど、もう年なのでガマンします

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22528302.html

Q-203:「自分自身が最大のドリームキラー」という意味はどういうことなのでしょうか?

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Q-241:毎日、無気力感に悩まされています ~気楽に生きる際の注意点~ 中編;3つのコミュニケーション

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Q-383~:現在の若者は、男女問わず、貧しくなってしまったのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429499.html

 

 

立ち読みしなさい!

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Q-389:同じ職場でお客さんに対しての話し方がおかしい人がいます。どう接すればいいでしょうか? <後編>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:同じ職場でお客さんに対しての話し方がおかしい人がいます。親しみやすさとなれなれしさは違うと思うのですが、そのことをどう伝えようか悩んでいます。どう接すればいいでしょうか?

 

どう接すればいいか?」という疑問を自ら解決するためのチェックポイントを7つ考えました。まずはその7つをそれぞれゲシュタルト化し(前・中編)、もう一段抽象度を上げて統合してください(後編)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 私は「統合した大きなゲシュタルトを、自分自身がクリアに体感し続けていること」が最も重要だと考えます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

その上で、その時々のベストな判断で臨まれてはいかがでしょう。「invent on the way」のイメージで。

L-09020217月シークレットレクチャー -02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 

 <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35095081.html

 <中編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35145311.html

 

 

A3:前回(Q-388)までの7つのチェックポイントに意識を向けながら、まずは相手の「意図」を明らかにしてあげてください。そもそも「意図」に気づいていないかもしれません。

 

 自分の「意図」に気づいていない

 

 それは自由がないのと同じ。“自分”を生きていないのと同じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 相手が自分自身の「意図」を感じ始めたなら、お客さんの「意図」を感じ取ることの大切さを教えてあげてください。それは「慈悲(compassion)」をブリーフシステム(Belief SystemBS)に組み込む大切な縁起となるでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 自由や慈悲を伝える職場の先輩の「意図」まで感じ取ることができるようになった頃には、あらたな関係性が構築できているはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 以下、苫米地博士の著書「苫米地式 超高速コミュニケーション術」(大和出版、p29)より引用します。「コミュニケーションのカギ」をマスターし、まわりにひろげてください。

 

 

自分と相手の意図を結ぶ=関係性がコミュニケーションのカギ

 コミュニケーションをするとき、もうひとつ大切なことがあります。それは「コミュニケーション相手との関係性」です。

 そう書くと難しく感じるかもしれませんが、発信者であるあなたに意図があるように、受信者である相手にも意図があります。相手の意図を無視した一方的な意図の伝達はコミュニケーションとは言えません。ここが“スピーチ”とは違うところです。

 たとえば、あなたが自動車の営業マンで「車を売りたい」という意図を持ち、お客さんである相手は「新しい車がほしい」という意図を持っていれば、お互いの意図が合致しているため、あなたが自分の意図とそれに伴う情報(この場合は、売りたい車に関する情報)を伝えることで、相手の意図も満たされ、契約成立という両者の意図の達成に近づくことができます。それはコミュニケーションの理想的なパターンのひとつです。

 逆に、相手の意図をしっかりと把握していないと、自分(車を売りたい人)と相手(車を買いたい人)の関係性が成り立たず、まったくかみ合わないやりとりになってしまいます。

 では、あなた(営業)の意図は「車を売りたい」、相手(顧客)の意図は「車よりも家がほしい」という状況を例に、どんな会話になるか見てみましょう。

 

 あなた 「車の買い換えをされるなら、今月発売されたこの車は大変素晴らしい性能になりまして……

 相手 「へーぇ。それはすごい車ですね。でも、今は車を買い換える気はないんです。実は、家の新築を計画しているんです」

 あなた 「新築ですか。それでは、新しい家の車庫にこの新車を入れたらいかがでしょう?」

 相手 「新築にお金がかかるので、車を買い換える余裕はありません」

 あなた 「いえいえ、〇〇さんがお相手ですから、ちゃんと割引させていただくので、余計なご負担はさせませんよ」

 相手 「割引とかそういう問題じゃなく……

 

 実際にこんなやりとりをしている人は珍しくないでしょう。あなたは「車を売りたい」という自分の意図ばかりが先に出て、相手の意図を配慮することがまったくできていません。相手の意図が把握できていないから、相手が「聞きたい」と興味を持ってくれるような情報を提示できず、コミュニケーションを成り立たせることができないのです。

 自分と相手の関係性を把握できていない会話は、物事や状況を前進させることは決してありません。同じ場所をぐるぐる回りつづけるだけ。つまり、単なる時間の浪費にすぎません。

 

 自分と相手のそれぞれの意図を把握しているか、その意図は近いものか離れたものなのか、言うなれば「自分と相手の関係性」をしっかり把握することがコミュニケーションを成立させるうえでは非常に重要です。それができてこそ、お互いの意図の伝達ができます。

 もしあなたが「自分はコミュニケーション下手だ」「相手に自分の思いが伝わらない」と悩んでいるなら、その原因は実は口下手などではなく、そもそも自分と相手の関係性を把握せずに、無理やり自分の意図を伝えようとしているからではないでしょうか。

 引用終わり

 

 

 自分と相手のそれぞれの意図を把握しているか、その意図は近いものか離れたものなのか、言うなれば「自分と相手の関係性」をしっかり把握することがコミュニケーションを成立させるうえでは非常に重要

 

 この引用文を用いて説明すると、「自分の意図」が1つのゲシュタルトであり、「相手の意図」が別のゲシュタルトです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そのゲシュタルト同士は違っていていいし、どちらかが「必ず正しい」「絶対に間違っている」ということはありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 「正しい」や「おかしい」を決めるのはゴール。だから、「自分と相手の関係性」が持つゴールを明らかにすることが重要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 それは「ゴールを共有する」ということ。

 L-124202111月医療・介護研修… -05;働く仲間とゴールを共有するワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32710871.html

 

ゴールを共有すると、自ずとあるべき姿(HabitAttitude)が決まっていきます。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 すると、「お客さんに対しての話し方」は、自然にゴールにふさわしく修正されていくでしょう。

 (「自然に」の理由は↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ゴールを共有すると、自ずとあるべき姿(HabitAttitude)が決まっていく

 

 それはゴール側のコンフォトゾーン(Comfort ZoneCZ)が定まるということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

「自分の意図」と「相手の意図」という別々のゲシュタルトが一つの大きなゲシュタルトになるということです(connect the dots)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 ただし、そのCZやゲシュタルトはやがて変質していきます。無常だから。

 Q-245:続・気楽に生きたいのですが… -03;昇進うつの解決法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28391533.html

 

ルー・タイス・プリンシプルでいうと昨日までの夢は、今日の必需品になる

 

 このプリンシプルは「人間の夢は、その人の成長とともに発展していく」という意味ですが、「必需品」と感じられる頃には“かつての「」”は現状化しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

それは「理想的な現状を生きている」ということ。強力な現状維持の力が、さらなる進化・向上を妨げてしまうでしょう。

PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 だから、さらに先にあるゴールを探すことが必要。つねにゴールを更新し続けるという意識状態が重要です。苫米地博士の表現でいうと、「“火の鳥”になれ!」(ずいぶん前の表現ですが)。

 F-301:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは? <vol.3最強の自己プロデュース力=火の鳥

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31971444.html

 

 

 さて、「どう接すればいいか?」という疑問を自ら解決するための7つのチェックポイントを、「もう一段抽象度を上げて統合する」ことができたでしょうか?

 

 会社にいるほとんどの人は、過去が決めている「今、何が重要か?」が生みだすスコトーマの中にいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

会社や業界というバーチャルな存在さえも、過去の中に閉じ込められています。それが“現状”ということです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 その“現状”の外側にゴールを設定し、さらに先にゴールを再設定していくことで、自分だけでなくまわりの人々のスコトーマも壊し、新しい認識を生みだすことができます。

 それは脱洗脳と同じ。

 Q-373:やりたいことがあれば現実感は出てくるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34458945.html

 

 「『“現状”という現実世界』という幻」からまわりの人々を目覚めさせるために、「どう伝えようか?」「どう接すればいいか?」と悩み続けてください。そして考え続けてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

もちろん気楽に。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

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-関連記事-

F-303:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは? <vol.5;芸術とコーチング(Authentic Coaching)とリーダーシップに共通する境地

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32078054.html

Q-324:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね? <vol.6:○○という“牢獄”>

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L-163202201月シークレットレクチャー -07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34339393.html

 

 

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Q-388:同じ職場でお客さんに対しての話し方がおかしい人がいます。どう接すればいいでしょうか? <中編>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:同じ職場でお客さんに対しての話し方がおかしい人がいます。親しみやすさとなれなれしさは違うと思うのですが、そのことをどう伝えようか悩んでいます。どう接すればいいでしょうか?

 
 ...「どう接すればいいか?」という疑問を自ら解決するためのチェックポイントを7つ考えました。まずはその7つをそれぞれゲシュタルト化し(前・中編)、もう一段抽象度を上げて統合してください(後編)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 私は「統合した大きなゲシュタルトを、自分自身がクリアに体感し続けていること」が最も重要だと考えます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

その上で、その時々のベストな判断で臨まれてはいかがでしょう。「invent on the way」のイメージで。

L-09020217月シークレットレクチャー -02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 

 <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35095081.html

 

 

A2:すべては空。自我も空

 

その事実が意味することは、「人は本質的に自由である!」ということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 前回(Q-387/前編)の4つのチェックポイントを通じて感じたのは、「不完全性」の理解の重要性。その理解がコーチングのスタートラインだとあらためて思いました。

 F-339:次世代プロファイリング×ゴール設定 <vol.4;苫米地博士の“プロファイリング”とは? -各論・理論編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33880880.html

 

では、残りの3つのチェックポイントをシンプルに解説します。

 

 

 □非単調論理

 かつては「正しいもの以外は知識とは呼ばない」ことが大前提だったそうです。それを「単調論理」と呼びます。

 そんな単調性に対して「例外のない法則はない」と主張したのが、イギリスの分析哲学者 スティーヴン・トゥールミン(Stephen Edelston Toulmin19222009年)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

トゥールミンはいわゆる三段論法で代表される形式論理の方法論が実社会における論理構築の手段として適さないと考え、「トゥールミンロジック」を築き上げました。いわば最初のチェックポイント「不完全性」を論理空間に組み込んだような感じでしょうか。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

現実の世界に存在する論理はトゥールミンロジックのように非形式的なもの。これらのロジックは現代分析哲学において非単調論理として形式化されているそうです。詳しくはこちらでどうぞ↓

S-01~:よりよい“議論”のために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

 

 □非言語

 トゥールミンロジックを用いたディベートは、通常、言語を使って行われます。よって、言語空間の限界が必ず生じます。「言語束縛」と言い換えることもできます。

 F-0543つのロック(&1つのキー) <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

ところで、コーチングの基本は非言語です。なぜなら、言語を用いると

 

     want tohave toに変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

     ドリームキラーが生まれる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

     エフィカシーが下がる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

     抽象度の上限ができる

Q-176:コーチはリーダーとマネージャーの役割・機能を持つと考えて

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25016029.html

 

     言語により構築された世界を超えて非言語情報処理を行うことが困難になる

L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 等々、起こりえるから。

 

コーチングだけでなく、じつは、すべてのコミュニケーションの原則が非言語です。非言語コミュニケーションが、人と人のコミュニケーションの原点だといえます。

F-327~:お大事に

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427730.html

 

 

 □慈悲(compassion

 「非言語」というコミュニケーションの原点を踏まえた上で、慈悲的内省言語を考えると

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 

 本当に相手のためか?

 相手の立場に立っているか?

 

 

 そんな内省言語を経て実行されるべき慈悲とは、「相手の五大感情『うれしい』『楽しい』『気持ちいい』『すがすがしい』『誇らしい』を感じひろげながら、そのイメージ実現のためにそのときのベストと思われる対応をする」ことであるはず。

 

 私はそれが慈悲の実践の基本だと思っています。

 Q-289:ドーパミンのvol.9;「ストレスフリーでマインドのコントロールがうまくなる」理由>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29916746.html

 

 

 以上の7つのチェックポイントに意識を向けながら、まずは相手の「意図」を明らかにしてあげてください。そもそも「意図」に気づいていないかもしれません。

 

 自分の「意図」に気づいていない

 

 それは自由がないのと同じ。“自分”を生きていないのと同じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 以下、苫米地博士の著書「ドクター苫米地の新・福音書」(講談社、開拓社より再版、p174)より引用します。前回引用箇所のつづきです。

 

 

人は「理性」を超越できる

 その後ゲーデルの不完全性定理は、ロッサー、タルスキー、チューリング、チャーチといった数学者・論理学者たちが拡張していくのですが、IBMワトソン研究所のグレゴリー・チャイティンという数学者はついに1987年にこの定理を、数学全般にまで拡張して証明しました。「任意のシステムSにおいて、そのランダム性を証明不可能なランダム数Gが存在するという定理」がそれです。数学全般に拡張されたということは、

 「物理宇宙から情報宇宙まで含めて宇宙全体に不完全性定理が働く」

 と解釈できます。物理宇宙から情報宇宙まですべて数学で記述できるからです。これをさらに“翻訳”すると、次の意味になります。

 「内部表現という全抽象度に広がる宇宙の完全性は、内部表現の外側に出なければわからない」

 内部表現という言葉を「理性」と言い換えれば、「宇宙の完全性(もしくは神の存在)があるとすれば、それは理性を超越している」という意味でもあります。

 となれば、内部表現という宇宙に外側があるか否かは、哲学的な問いかけとなります。もしもそれがないとすると、自由とは単にランダムな偶然でしか手に入れられないことになってしまいます。

 では、ゲーデル自身はなぜ、不完全性定理の働く系の内側にいるにもかかわらず、不完全性定理に気づき、証明することができたのでしょうか。まさにそれが、彼の悩みでした。そこで出したゲーデルの結論は、

 「宇宙は閉じた系で、外側がある。そしてその不完全性定理の働く宇宙の外側にいるのが神であり、その神が叡智を与えてくれた」もしくは、「理性を超越した存在があり、それが叡智をくれた」

 というものです。それで彼は、神の存在を証明する数学理論をつくるために残りの人生を費やし、晩年は自分が毒殺されるという妄想に取り付かれ、挙げ句の果てに餓死してしまいました。

 私の考えは、ゲーデルと半分同じ。でも、重要な半分で異なっています。「内部表現宇宙には外側がある」もしくは「理性」を超越できる可能性はある。ただ、ゲーデルが閉じた系の内側にいながら不完全性定理を発見できたのは、その外側の神から情報をもらったからではない、そう考えています。不完全性定理は宇宙の基本原理だから、宇宙をメタ(高次元)に思考できれば、発見できて当たり前。メタに思考するとは、自らが系の外側に出ることに他ならないと思うのです。それが、我々の自由意思だと、私は捉えています。ゲーデルの言葉で「数学的直観」と言われるものです。また、ゲーデルの不完全性定理を用いて神の非存在論を1991年に展開したパトリック・グリムの言葉を借りれば「理性を超越するもの」、それが「自由意思」です。

 だから、「内部表現の外側があるか?」と問われれば「イエス」だし、「人は自由意思を持ちうるか?」と問われれば「イエス」、それが私の考えです

 引用終わり

 

 

 メタに思考するとは、自らが系の外側に出ることに他ならない

 「理性を超越するもの」、それが「自由意思」

 

 …7つのチェックポイントを踏まえた上で確認するのは「意図」。

 Q-333:「記憶が抜ける」ようなvol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 「意図性(intentionality)」が、オリジナルを決め、存在の意義を決めます

 

それは「自分とは何者なのか?」を決めるということであり、「宇宙とは何か?」を決めるということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

Q-389につづく)

 

 

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F-119:公私混同(ワーク付き)

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Q-371:共感覚がなかなかうまく実践できません <vol.3;実践編>

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L-08420213月シークレットレクチャー -07;内省言語を「言語を使わないで引き起こす」ために

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30160964.html

 

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Q-377:同じ抽象度で最適化されたゴールのような気がします

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:ゴール設定を何度か実施しています。ある程度まではバランスホイールを万遍なく埋められるのですが、まだまだスコトーマがある気がします。

焦ってはいませんし、苫米地博士の機能音源を聴きながらその過程自体を楽しむようにしていますが、同じ抽象度で最適化されたゴールのような気がしてしまいます。

何かこの現状を突破出来るようなご指摘を頂けると助かります。

 

 

A:「スコトーマがある気がする」「同じ抽象度で最適化されたゴールの様な気がする」はコーチング実践者のブリーフが生みだすまっとうな感覚だと思います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ブリーフシステム(Belief SystemBS)は過去の記憶で構築されているのですから、目の前の世界はスコトーマだらけです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

たいていの“ゴール”は現状の延長線上にあり(だから認識できる)、シンのゴールとはいえません。

 (目標が見つからない人がゴールを設定する秘訣はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32316938.html

 

 ゴールは 1)現状の外にある、2)心から望む もの。それを 3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)に対して、4)自分中心を捨て去りながら 設定していきます。

 L-10020218月シークレットレクチャー -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 多くは最初の「1)現状の外」でつまずきます。仮にうまく現状の外にゴールを設定できたとしても、ゴール達成に向かっている間に必ず現状の中になっていきます。よって、

 Q-216:「現状の外のゴール」とは何か? 混乱しています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27346333.html

 

1)イメージできることはほぼ現状(Status QuoSQ)であることを厳しく認識し

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

2)広大な「1)現状の外」を感じながら「自分はとんでもないゴールを達成できる」と確信し

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

3)1)現状の外」に向かう“意図”を体感する。その上で、

 Q-333:「記憶が抜ける」ようなvol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

4)常に“意図”を意識に上げ

 L-166202201月シークレットレクチャー -10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

5)「ゴールの世界に転生する」と覚悟を決める!

 L-06020208月シークレットレクチャー -06;必要なのは意思と覚悟

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28153740.html

 

 

「“意図”が、希望や夢を経て、ゴールに育つ」と私は考えていますが、その過程にはコーチが絶対に欠かせません。コーチの役割は「ゴール設定をサポートし、エフィカシーを高める」こと。

L-162202201月シークレットレクチャー -06;ゴールを見つける近道

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34301571.html

 

コーチである私が自分自身に厳しく求めているのは、「自分中心を捨て去る」こと。それが“意図”へのアクセスの因であり果であると思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 自分中心を捨て去る

 

 それが「現状突破」のための私からのアドバイスです。

 F-219:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <3rd. Step;覚悟を決める!>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27674293.html

 

最後に、おなじみの「新・夢が勝手にかなう手帳 2024年度版」(サイゾー)の【付録②】より引用します。“意図(Intentionality)”を体感し、意識に上げ、覚悟を決めてください。Feel

 

 

コピーされた方がオリジナルとなり、オリジナルがニセモノとなるIntentionality

 この哲学的な命題の解決はシンプルです。気の毒なことに消されるのは、星に残ったオリジナルの方です。

 これを哲学ではIntentionality(意図)の問題といいます。この問題は哲学的には解決しているのです。

 この結論はシンプルです。消されなくてはならないのは、星に残っている方です。

 たしかに星に残っている方がもともとはオリジナルであり、その情報をもとにロケットに3Dプリントのように偽物が作られたのは事実です。

 ですが、そもそもロケットに戻りたいという意図があったのです。そして「Beam me up!」と言った以上、移動先の新しく作られた存在がオリジナルになるのです。

 コピーであるはずの母船の自分がオリジナルであると主張します。そのときには意図に従った方が優先されます。自分はロケットに戻りたいと思ったのだから、移動した母船にいる方の隊員がオリジナルになるのです。

 コピーがオリジナルになり、オリジナルがコピーとなります。

 この「Beam me up!」は私たちの一瞬一瞬と同じです。私たちは超えられない次元の断層を一瞬一瞬、「Beam me up!」しているようなものです。ある時空からある時空へと超えられない次元の断層を超えているのは、情報的にコピーされているからです。

 そう考えると私たちは毎秒1043乗回、コピーされ、転生していると言えるのです。一瞬一瞬、転生していると考えれば、転送先(転生先)を自分の理想の世界へすることを意図すればよいことになります。

 これが2つ目の魔法であり、そして苫米地式異世界転生術そのものです。すなわち、「私たちはすでに転生を繰り返していることを知る」ということでした。この点を知ることができたら、今度は意図的に移動しましょう。

 『スター・トレック』の登場人物たちが母船に戻りたいと意図したように、私たちも自分の理想世界、自分の理想の状態を意図しましょう。臨場感を上げれば、その世界へワープできます。

 引用終わり

 

 

 感じられましたか?

 

以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

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-追記-

“意図”が、希望や夢を経て、ゴールに育つ

 

 その一助となることを願いながら、「Compassion Club」を続けています。気楽にどうぞ↓

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セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明と募集の御案内を行います。

開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

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F-100:芸術は爆発だ!

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L-160202201月シークレットレクチャー -04;フレーム解体×ゴール設定

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Q-176:コーチはリーダーとマネージャーの役割・機能を持つと考えてよいのでしょうか?

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S-04-05:自責の意味

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新・夢がかってにかなう手帳 2024年度版




Q-333:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています <vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 

御相談をいただきました。ありがとうございます。

 (変更を加えています)

 

Q:私は以前から心療内科を定期通院しています。欠かさずに内服を継続しており、とくに調子は変わらないのですが、最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています。

 主治医に相談してもとくに助言はなく、精神科を受診しても「心配ない」と言われました。

 先日は車を運転している間の記憶がなく、気が付いたらまったく知らない場所に停車していました。同乗者には「急にしゃべらなくなって心配した」と言われました。私は治りますか?

 

 私は精神科医ではありませんが、医師兼コーチの立場でアドバイスさせていただきます。現代医療を否定したいのではなく、包摂する意図であることをご理解ください。

 (「包摂」はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 vol.1;感情が起こるメカニズム -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31854899.html

 vol.2;感情が起こるメカニズム -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31891038.html

 vol.3;ソフトウェアとハードウェア

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 vol.4;自己イメージと臨場感世界は双方向性を持った縁起

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 vol.5;イメージの限界が自分の限界

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 vol.6;新しいゲシュタルトに人格をうつす技

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 vol.73つのケースとケース別プラン

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32012561.html

 vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”

 

 

A8:シンプルに回答し直し、さらに抽象度を上げてまとめる後編です。キーワードは「オラクル(oracle)」!

 前回は「新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版」(Club Tomabechi)の付録②から引用しました。そこで苫米地博士が述べられていたのは

 

 〇ビッグバンから星が生まれるまでの時間はとても短い。これが単なるランダム性と重力だけの結果だとしたら、奇跡というか不可能とも言えるほどに速い

 〇進化も同じ。原始の地球でランダムな反応をしたのでは、アミノ酸ですら作るのは難しい

 〇陸に上がった魚にはコーチがいた。魚が過酷な環境である陸に上がって生きていくためには相当なゴール設定と素晴らしいコーチが必要。「君ならできる」と鼓舞してくれる偉大なコーチが、陸に上がった魚のそばにいたはず

 〇同じように、宇宙にもコーチがいた。宇宙が進化していく過程でゴールがあり、コーチがいたと考えないと、ランダムな結果としてできたにしてはあまりに速すぎる

 

 

 今回のサブタイトルは「抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 前回の引用文を読みながら、私はあらためて「ゴール」の重要性を感じました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そして、“現状の外”へのゴール設定を強力にサポートするコーチの存在(縁起)も。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

  

 しかしながら、私が最後に伝えたいのは、「素晴らしいコーチからコーチングを受けよう」ということではありません。まずは自分自身で“オンリーワンのプラン”を手に入れて欲しいのです。

 S-04-05:自責の意味

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22669112.html

 

それは「〇〇性」を体得すること。体得とは、体感を伴って心から納得することです。その「〇〇性」が不明瞭なままなのであれば、むしろコーチングを受けない方がいいくらいです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935916.html

 

 以下、前回引用分のつづきです。「記憶が抜ける」という今、真摯に向き合うべき“オンリーワンのプラン”を感じてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

オラクル(神託)によって不可能が可能になる(次回引用分のつづき)

 話を戻しますと、計算量の複雑性は物理的な計算時間として記述されます。例えば、小さな数を因数分解しようとしたら、今のコンピューターを使えば一瞬でできます。例えば、21という数を因数分解するのは、私たちの脳という人工知能でも一瞬でできます。

 でも、桁数が大きな素数同士の掛け算による巨大な数の因数分解をしようとしたら、たくさんの時間が必要です。「セールスマン巡回問題」として知られている、複数の街をいかに効率的に回るかという単純そうに見える計算問題があります。この計算量の複雑性も、街の数が増えるごとに跳ね上がります。

 宇宙の進化や生命の進化もこれと同じですが、もっと複雑でもっと時間がかかるのです。その計算量の複雑性はとてつもないものです。

 したがって科学者たちはこんな短時間で宇宙も生命も進化するはずがないと考えています。でもそれはランダムだからです。

 ランダムウォークで東京から大阪にたどり着く可能性と時間は膨大です。でも、そこに意図があれば、それにコーチがいれば別なのです。

 抽象度の階段の1つ上からの情報があれば、計算量を大幅に引き下げます。宇宙と生命が恐るべき短時間で進化した理由はこの情報によります。

 生命素粒子仮説では、これを「オラクル(神託)」と呼びます。オラクルは離散数理の用語であり、データベースのOracleという会社の名前はここから来ています。

 このオラクルによって、不可能なことが可能になるのです。計算量が激減するのです。計算量が激減するということは、計算時間が短縮されるということです。

 少し難しい話が続きましたが、一度に理解しようとせずに、繰り返し読みながら、頭にインストールしていってください。特に著者になりきって、しゃべるように音読するのは有効です。

 臨場感たっぷりに誰かに話すように音読してみると、繰り返しているうちに自然と頭に入っていきます。というわけで、具体的なワークを紹介します。

 引用終わり(続きは「新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版」でどうぞ)

 

 

 記憶が抜ける」という今、真摯に向き合うべき“オンリーワンのプラン”とは、「意図性(intentionality)」を体得すること!

 F-265:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.9;“初心”とは?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30002338.html

 

 行動でも、思考(=情報空間での行動)でも、「次に何をするか」という将来に対する自身の意図が「意図性(intentionality)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

「意図性(intentionality)」が、“自分”という存在のオリジナルを決め、その存在の意義を決めます。シンプルにいうと、「なぜ存在するのか?」「なぜ生きるのか?」への答えが自分(=宇宙)を決定します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

以前述べたとおり、「記憶が抜ける」というのは、目の前の世界から臨場感が切り離された状態です。それは他人のモノサシや社会の価値観が刷り込まれたこれまでのブリーフシステム(BS)による「無人運転」「自動運転」を緊急停止したということ。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

*「ブリーフシステム(BSBelief System)」はこちら↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 その状態をしっかりモニタリングし(無意識の意識化)、ゴール(未来)側から再評価してください(ラベリング)。

 Q-287:ドーパミンの分泌をvol.7;モニタリング&ラベリングの意義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29863863.html

 

 私はなぜ存在するのか?

私はなぜ生きる(生きている)のか?

  と自問(セルフトーク)しながら。

 Q-276:セルフトークのマネジメントについて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29571673.html

 

 「意図性(intentionality)」を感じながら、ゴールのカテゴリ=バランスホイールを整えていきましょう。ホイールとは「車輪」のこと。車輪がいびつなままだと、うまく転がることができません。

記憶が抜ける」のは、おそらく車輪が引っかかり止まったとき。反対にバランスホイールがきれいに整っていくと、人生はうまく転がっていきます。「記憶が抜ける」ことも減っていくはずです。

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 最後に、もう1つ大切なセルフトークを紹介します。それは

 

仕事のこと、趣味のこと、家族のこと、友人のこと、自分自身の生きがいどうやったらすべてを自身の意図と結びつけられるだろうか?

 

 今はチャンスのときです。抽象度の階段の1つ上からの情報=オラクルを得るというチャンスのとき。

 

記憶が抜ける」が気にならなくなる頃には、今は想像できない“もっと豊かな世界”で生きているはずです。もちろん100%want toで。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 お楽しみに!

 

 

 以上、私の回答です。

 御相談ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

  

-追記-

 最後に「バランスホイール」を取り上げたのはなぜでしょうか?

 

 答えは「抽象度を上げるための縁起」だから。大切なのは「すべてを包摂する」という意図です。

 

気づきました?

 

 そう、毎回冒頭に書いていた言葉「(すべてを)包摂する意図」が最もシンプルな私の回答。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「(すべてを)包摂する意図」を持ち続け、自由意志でゴールを設定(再設定)しながら生き続けてください。本当に“もっと豊かな世界”になりますよ。なぜなら

(続きはこちらで↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

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-関連記事-

L-11020218月シークレットレクチャー -12;「D」の対処法

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Q-294~:孤独を感じています。私はどんなゴールを設定すればいいでしょうか?

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Q-303~:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか?

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Q-318:今、逃げましたよね? <後編;相手の世界に想像を働かせて、その因果関係をイメージする>

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Q-322~3:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね? <vol.4~5:「体感時間」を拡張するための4つの要因>

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S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html


  

新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版



Q-303:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか? <Dev編;ゴールを〇〇と結びつける>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:仕事のこと、プライベートのこと、家族のこと、友人のこと、自分自身の生きがいなど、どうやったらすべての目標を結びつけられるのでしょうか?

 

認知科学者 苫米地英人博士は、「サイバーインシデントを防ぐ4つの基本」として、「防衛」「教育」「再構築」「トップ判断」を掲げられています。

そのうちの「再構築」について「古い仕様のプログラミング言語や旧世代仕様で開発したシステムを最新のパラダイムで作り直すべき」と語られ、その「最新のパラダイム」として「DevSecOps(デブセクオプス)」を紹介されています。

Dev(デブ)」とは開発(Development)、「Sec(セク)」とはセキュリティー(Security)、「Ops(オプス)」とは運用(Operation)のことです。

 

 *詳しくはこちら(バラいろダンディー)↓

 Dr.苫米地 デジタル庁成功のための提言 Dr.苫米地 2021年9月6日 - YouTube

 相次ぐ"サイバーインシデント"を防ぐために Dr.苫米地 2021年10月18日 - YouTube

 

私は、「DevSecOps」はサイバーセキュリティだけでなく、コーチングやヒーリングにも大いに関係すると考えています。思考そのものが情報処理だからです。

F-275:冗長性と多様性 <vol.7DevSecOps

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30558564.html

 

 今回は、いただいた御質問を、「Dev(開発)編」と「Ops(運用)編」の2回に分けて回答します。

 

 Dev編;ゴールを〇〇と結びつける>

 

 

A1:「すべての目標を結びつける」ためのポイントは、「抽象度を上げる」ことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 もちろん、そのためにコーチングの知識とスキルが役立ちます。ゴールを人生のあらゆる領域に設定し、うまくバランスをとるように心がけていると(バランスホイール)、ゴールどうしが自然と調和し抽象度が上がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 認知科学者 苫米地英人博士は「調和のエネルギーは圧倒的」と話されています。

 Q-248:続・気楽に~「気楽に生きる」ということ~ -06(補足);調和

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28451173.html

 

 その秘密が「抽象度」。じつは、心のエネルギーは、概念(情報空間)の階層の高低差から生じています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20276623.html

 

 *情報空間はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 さらに、抽象度が上がるとスコトーマが外れやすくなります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

子どもと遊んでいるときに仕事のアイデアがひらめいたり、趣味に没頭している間に解決の糸口をつかんだ経験はありませんか?

 

 苫米地博士は、“本物のひらめき”を「問題を抽象化した理論」と定義されています。

 (もう1つあります。こちらでどうぞ↓)

 F-277L下でのBSB vol.2brainstorming

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30655837.html

 

 

 ゴールが「職業」や「ファイナンス」のことばかりだと、人生がいびつになってしまいます。映画や小説など、そのような境遇を克服していく物語はたくさんありますよね。例えば↓

 F-117~Field of Dreams

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_390942.html

 

 大切なのはバランスです。「職業」「ファイナンス」はもちろん、「家族」や「健康」「社会への貢献」など、すべてが整っていくから人生がますます豊かになっていきます(total well-being)。

 L-07620211… -05;部分を統合し、全体を書き換え、部分に落とし込むワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29515037.html

 

まずは自身の人生を丸い車輪としてイメージしてみましょう。

そして、きれいな丸い形になるように整えてください。ゴールのバランスを考えながら。

Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

バランスホイール

 

 

 バランスが整ったと思ったら、あらためてこのセルフトークを。

 

 

仕事のこと、プライベートのこと、家族のこと、友人のこと、自分自身の生きがいなど、どうやったらすべての目標を結びつけられるだろうか?

 

 

 ここで苫米地博士の「新・夢が勝手にかなう手帳 2021年度版」(Club Tomabechi)の【付録②】から一部引用します。次に行うべき「〇〇と結びつける」を体感してください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

 バランスホイールを作り、すべてのゴールを実現しよう

 最後にとっておきの秘密を公開します。私たちの脳の無意識の情報処理能力はとてつもなく大きいです。例えば、あなたはいま手帳を持ちながら、この文章を読んでいることでしょう。何かを握るとか、持つというのはかなり複雑な筋肉の動きを必要とします。握りすぎても力が入りすぎてもダメですし、弱すぎると手帳は手から滑り落ちてしまいます。

 でも無意識に手帳を持ちながら、文字を目で追い、文章を読みながら、その内容を理解しようと言語野を活性化させています。それだけではなく、さっき食べた料理を消化しながら、心臓は血液を全身に循環させつつ、呼吸もしています。全身で免疫の戦いは継続していて、そのため脳は大きな役割を果たしています。

 何が言いたいかといえば、ゴールは複数持つほうがよいということです。ルー・タイスはバランスよくゴールを持つように言いました。それをバランスホイールといいます。

 一つだけのゴールでは視野狭窄になります。視界が狭くなるのです。視野が狭くなることは一概に悪いこととはいえません。エネルギーは一つのものに注いだ方が、結果には結びつきます。とはいえ、人生は長いものです。それに多くのゴールがある方が、相乗効果が期待できるのです。

 自分の人生を丸い車輪としてイメージしてみてください。その車輪がいびつだと車輪はうまく転がりません。逆にきれいな丸い形だと人生はうまく転がっていきます。どこかが尖っていると、うまく人生が回らないのです。自分自身にこう問いかけましょう。「キャリアのこと、プライベートのこと、家族のこと、親族のこと、友人のこと、自分自身の生きがい、どうやったらすべての目標を結びつけられるだろうか」と。

 自分の脳内で達成したい人生目標を視覚化します。ビジネスだけにゴールを設定しすぎると、人生のバランスを失います。人生の主たる要素のすべてをカバーするゴールにしていきましょう。

 職業やファイナンス、精神性、家族や親戚、自分や周りの健康、社会生活、コミュニティ、趣味といった人生の重要な領域それぞれについてゴールをしっかり立てます。その上で、そのすべてのゴールがしっかりと自分の個人的なビジョンや達成したいことと結びつくことが重要です。この調和がしっかりしていると、すさまじいパワーを生みだすことになるからです。

 引用終わり

 

 

 どうやったらすべての目標を結びつけられるだろうか?」の後に行うべきなのは、「すべてのゴールをビジョンや達成したいことと結びつける」こと。

 私は「ビジョン」「達成したい」を「意図性(intentionality)」と理解しました。

 

すべてのゴールを意図と結びつける

 

 「次に何をするか」という将来に対する自分の意図が「意図性(intentionality)」です。その「意図性(intentionality)」がオリジナルを決め、さらには存在の意義を決めます。

 

 *詳しくはこちらでどうぞ↓

 F-265:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.9;“初心”とは?>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30002338.html

 

 

以上より、私の回答は「自身の意図を知り、ゴールと結びつける」。

 

 それは“自分”を定義し、同時に“宇宙”を定義することでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

Q-304につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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F-158~:無我夢中

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F-269~:冗長性と多様性

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F-276~L下でのBSB

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423822.html

 
 

新・夢が勝手にかなう手帳2021年度版


 

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