苫米地理論/定理を学び、苫米地式を実践する<竹原邦雄 / CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 <竹原邦雄 / CoacH T> ブログ

カテゴリ:Q:質問等回答編 > Q-485~ リハビリのゴールは現状の外?

Q-485:リハビリに取り組むときそのゴールが現状の外かというといつも疑問に感じます <前編;まずは「安心」。その意味は

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 前編;まずは「安心」。その意味は

 

 

Q:私は病院で働く〇〇療法士です。リハビリに取り組むとき、患者さんのゴールを設定して向かうときとゴールがないときがあります。ゴールがあると確かにエネルギーが集中して増幅する感覚がありますが、そのゴールが現状の外かというといつも疑問に感じます。

リハビリ現場における患者さんのゴールについて、どのように考えればいいでしょうか?

 

A1医療における患者さんのゴールは、シンプルに考えると、「健康になる」「元気になる」といったもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 それは「理想的な現状」ともいえますが、私は最初のステップとしては“それでいい”と思っています。まずは「健康になる」「元気になる」といった方向にしっかり気が向いていることが重要だから。一言でいうと“希望”。

 PM-04-04収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 ゴールのバランスホイールで考えると、「健康」と「ファイナンス」は他のゴール・カテゴリーを下支えするカテゴリーだといえます。その2つのゴールは他のゴール(例えば「仕事」「趣味」「家族」「社会への貢献」「抽象度」「リーダーシップ」「エソテリシティ」など)によりダイナミックに変化していくものです。

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 なので、「『健康な状態に戻った私』『すっかり元気が回復した私』を前提(あたりまえの感覚)として心から望むものを考え、それが現状の外かどうかを気楽に吟味しながら目指し続けている(=lock on)」といったイメージで私は関わります。コーチとして。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

「健康な状態に戻った私」「すっかり元気が回復した私」を前提(あたりまえの感覚)として心から望むものを考える

 

 

そのような意識状態で、私ならまずは「家族」を考えます

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 

 と口で言うのは簡単ですが、実際に病や老い、そして死に直面している人たちに働きかけるときには、とてもとても悩むもの。常に自問自答しながら取り組んでいるというのが正直なところです。

 Q-452:コーチングの対象が自分であってもvol.1;コーチングは「自問自答」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html

 

 自問しながら意識に上げているイメージ(キーワード)は「安心」。その「安心」とは何のことでしょうか?

 

 以下、苫米地博士の著書「脳に免疫力をつければ病気にならない!」(徳間書店、p126)より引用します。

 

 

安心すれば健康になる

ホースセラピーやドッグセラピーなどの動物セラピーについては、「安心感が健康によい」ということもいえます。動物の愛らしさに癒されて、動物に触れて安心することで、副交感神経が働いて自律神経のバランスが整い、血圧が下がったり、精神状態がよくなったりという結果になっているのです。

現代人は緊張が強く交感神経が優位で、そのことが心身の不調の一因になっているのは確かですから、動物と触れ合って安心して健康になれるのなら、それはよいことです。
 ただし、安心するためにはるばる馬に会いに行くとか、セラピー犬に来てもらう必要が本当にあるのでしょうか。

「動物セラピーの前に人間セラピーがあるでしょう?」と私はいいたいのです。安心するために馬や犬に頼る前に、家族などの身近な人たちと安心できる関係があることがまず大切です。病気のある人が安心できるような雰囲気を周囲の人たちがつくり、病気の本人もいまいる場所で安心していられるということが、病気回復と健康維持の前提として大事なことです。

 

 POINT

 セラピーに頼るのではなく、安心できる人間関係を作る

 引用おわり

 

 

病気のある人が安心できるような雰囲気を周囲の人たちがつくり、病気の本人もいまいる場所で安心していられるということが、病気回復と健康維持の前提として大事なことです

 

 それは「リラックスしていられるコンフォートゾーン(Comfort Zone)をつくる」ということ。それが医療や介護に従事する者の大切な役割だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 そもそも「“病”院」や「“介護”施設」に御世話になっている「“患”者」さんの無意識は、きっと「老病死」を高い臨場感で感じているはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 それは「老病死」にRASが働き、「健康」「元気」がスコトーマに隠れやすい状態。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 脳の働きでいえば、人間らしい前頭前野優位よりも、動物的な大脳辺縁系優位に陥りやすい状態です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 そのような状態から患者さんを救いだし、「リラックスしていられるCZ」に連れ戻すのが「人間セラピー」。CZとは、ゴールを共有する人どうしの縁起空間のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

  人間セラピー

 

 

それが私たち医療・介護従事者の大切な(最初の)機能であると思っています。

 (そのために医療者自身が取り組むのが↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36874418.html

 

Q-486につづく)

 

 

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 竹原邦雄 / CoacH T   

 

 

 

-告知1

 私の意図は「縁起の力により、ゴール側の世界(未来)を創り、ゴールに向かってブーストしていく!」

 L-258202212… -07;「ゴール間の縁起の力」「メンバー間の縁起の力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38385551.html

 

 コーチとしての活動を大幅に見直すことにしました。現在、いろいろ思索中です↓

 I-153:【告知】「『ワンデイ・コーチング』in 羽田<260625>」受付開始

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38423627.html

 

 

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 クラブ活動を行っています。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-399~:縁起から得た“希望/HOPE”の体感

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431198.html

Q-362~各エリアのゴールについて想いを馳せている状態というのは、バランスホイールの図を眺めながら、頭の中で考えている感じなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428110.html

Q-374~:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429253.html

Q-450:現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めましたが、ちっとも変わりません。こんな私でもコーチングを受ければ変わることができるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37819886.html

 

 

脳に免疫力をつければ病気にならない!

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Q-486:リハビリに取り組むときそのゴールが現状の外かというといつも疑問に感じます <後編;高次の抽象度次元から働きかける感覚>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 前編;まずは「安心」。その意味は

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38426312.html

 後編;高次の抽象度次元から働きかける感覚

 

 

Q:私は病院で働く〇〇療法士です。リハビリに取り組むとき、患者さんのゴールを設定して向かうときとゴールがないときがあります。ゴールがあると確かにエネルギーが集中して増幅する感覚がありますが、そのゴールが現状の外かというといつも疑問に感じます。

リハビリ現場における患者さんのゴールについて、どのように考えればいいでしょうか?

 

A2人間セラピー

 

それが私たち医療・介護従事者の大切な(最初の)機能。

 

 

 ところで、コーチングには「コーチはクライアントのコンテンツには関わらない」という鉄則があります。

 L-215202208月シークレット… -02;コーチの役割は。そのためにコーチは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37125267.html

 

 では、前回の「リラックスしていられるコンフォートゾーン(Comfort Zone)をつくる」というのは、問題にはならないのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

 私の考えは、もちろん、No

 

 前頭前野優位で自由な思考ができる意識状態を作りだすお手伝いは、コーチングの前の段階です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

私はそれをヒーリングだと思っています。つまり、「病気回復」「健康維持」はヒーリング。その後、すっかりヒーリングされたマインドで何らかのカテゴリーにゴールを設定し、そのゴールにより「健康」のカテゴリーのゴールもダイナミックに更新されていくというイメージです。

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

「『健康』『元気』な私がこれから目指す」というのが、「リハビリ現場における患者さんのゴール」。そのゴールは、もちろん、現状の外に設定するものです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 その関わりの際に重要なのが、「コンテンツには関わらない」という鉄則。

 

 コンテンツとは、簡単にいうと、ゴールの内容(w2)のこと。内容については、コーチは一切評価をしません。YesともNoとも言わずに、そのゴールが本当に現状の外かどうかをチェックします(そのチェックの内容を伝えるわけではありません)。

 Q-452:コーチングの対象が自分であってもvol.1;コーチングは「自問自答」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html

 

 もしもコーチがコンテンツに関わってしまったら、どうしても「クライアントの利益100%」というわけにはいかなくなってしまいます。さらには、クライアントのスコトーマをコーチが強めてしまうことにもなりかねません。だから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 

  コーチはクライアントのコンテンツには関わらない

 

 

では、ゴールの内容にはまったく関わらずに、それなのにゴールを現状の外へ設定できるようにサポートするためには、どうすればいいのでしょう?

 

 

 鍵となるのは「抽象度」。より高い抽象度の視点です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 別の言葉でいうと、「外側視点(外的視点)」。コーチングは、主観ではなく、客観で実践するものです。

 Q-466:『職業』とvol.2;“自問自答のループ”に導くkey word「客観」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38158597.html

 

 苫米地博士は、それを「正しく見る(観る)」と表現されたりもします。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 以下、博士の著書「思うままに夢がかなう 超瞑想法」(PHP研究所、p45)より引用します。

 

 

「正しく見る」とは、前頭前野で情報処理すること

情報場の因果関係をコントロールするための第一歩は「正しく見る」ことです。

情報空間でどのような情報場が形成され、それぞれがどのような関係性で結ばれ、その結果、物理空間にどのような影響を与えているか。情報空間の場の因果関係を正しく見ることが大切です。

本章のワークでは、この世界に網の目のように無数に広がっているさまざまな情報の因果関係を正しく見るための瞑想法をトレーニングしていきます。

まずはワークに入る前に、「正しく見る」ことがなぜ重要なのかについて、もう少し解説しましょう。

第1章の冒頭で、私たちが正しく見ることができないのは、「自我」が邪魔しているからだ、と述べました。これは、最先端の機能脳科学の見地から説明すると、海馬と扁桃体がやりとりするときに前頭前野がきちんと介入できていないということです。扁桃体はもっぱら生体や種の保存にとって重要かどうかという観点で情報の振り分けを行います。その指標は「恐怖と愛着」。いわば情動(煩悩といってもいいでしょう)によって情報を取捨します。つまり、私たちは、自分の感情によってスコトーマを生じさせてしまうため「正しく見る」ことがなかなかできないのです。

一方、前頭前野は、抽象度の高い思考を司っています。海馬と扁桃体のやり取りに、前頭前野が介入すると、抽象度の高い思考によって、感情を制御することができるのです。

引用終わり

 

 

 情報場の因果関係をコントロールするための第一歩は「正しく見る」ことです

 

 すべてが情報。そして、情報場には「階層性」があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 その階層性の1つが「抽象度」。
 抽象度が上がるほど「因果関係」がクリアかつシンプルになり、抽象度が下がるほどランダムになっていきます。

 

 よって、患者さんやクライアントさんよりも高次の抽象度次元から働きかける感覚がコーチには必須。もちろん、「リハビリ現場における患者さんのゴール」を考える医療・介護従事者にとっても。

 

そのためにコーチや医療・介護従事者は常にリラックスしていることが重要です↓

Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

そして、全抽象度次元にひろがる生命現象全体をしっかり感じ続ける(感じ続けようとする)ことが大事。

Q-249:病気をどのように考えていますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28540879.html

 

 そのような意識状態の医療・介護従事者との縁で新たなゴールの世界(w2)を感じられるようになったら、患者さんはきっと「おかげで病気になる前よりもよくなった(元気になった、幸せになった)」という心境になるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 そんな医療・介護があたりまえになる未来を、いつも夢見ています。

 L-11320219月シークレットレクチャー -01;夢

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32063846.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

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 私の意図は「縁起の力により、ゴール側の世界(未来)を創り、ゴールに向かってブーストしていく!」

 L-258202212… -07;「ゴール間の縁起の力」「メンバー間の縁起の力」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38385551.html

 

 コーチとしての活動を大幅に見直すことにしました。現在、いろいろ思索中です↓

 I-153:【告知】「リアル・ワンデイ『コーチング』in 羽田<260625>」受付開始

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38429847.html

 

 

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 クラブ活動を行っています。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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