苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:L:講義・研修・セミナー編 > 2022年10月介護施設研修(気持ちのコントロール)

L-241202210月介護施設研修 -01;未来(ゴール)が見えない原因

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 

 

 ブログを読んでくださっているという施設の代表者と事前にメールで打ち合わせをしたのですが、その文面からは“過酷な介護現場の苦悩”が滲み出ていました。過去記事と重ねていうと

 

3K(感謝・感動・希望)がまったく感じられない

 

という感じ。

 PM-07-02:釈迦が教えてくれること ~3Kを新たな3K

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15395021.html

 

 それは「現状を凌ぐのに精一杯で、未来を思う余裕がない」という感じでもありました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 これは特定の施設の特別な話ではなく、介護業界全体にいえることです。

 

先日、2027年に予定していた介護報酬改定が1年前倒しで行われることが発表されました。その異例の対処は「もう介護業界は1年も持たない」という危機感の表れ。

実際のところ、介護関連事業者はどんどん倒産しており、例えば訪問介護事業所の倒産は2023年から3年連続で最多を更新しています。

政府は25年度補正予算案で1920億円かけて支援することを閣議決定しましたが、もう手遅れなのかもしれません。それぐらい介護業界は危機に瀕しています。

2025年「介護事業者」倒産 過去最多176件「訪問介護」の倒産が突出、認知症GHも増加(東京商工リサーチ) - Yahoo!ニュース

 

 あれだけ在宅医療や在宅介護を(さらには在宅看取りまでも)すすめておきながら、その支え手を介護報酬を減額して潰しているという政府のゴールがまったくわかりませんが、問題は“お金”だけではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 私が現場にいて一番気になっているのは「セルフイメージの低下」。それは個人や事業所のレベルに留まらず、業界全体を暗く覆っているように思います。それが現場の“閉塞感”の正体でしょう。

 L-120202111月医療・介護研修レポート -01;イントロダクション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32612689.html

 

 本物のコーチング(Authentic Coaching)は、そんな介護業界を救う福音となりえるものです。ただし、現状のままでただ導入しても、うまくはいかないはずです。「感謝・感動・希望が感じられない」「未来を思う余裕がない」という状況(=意識状態)のままではスコトーマが外れないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 “本当の未来”は、このまま続く現状の延長線上にはありません。“本当の未来”は、必ずスコトーマの中に隠れています。

 Q-219:ゴールに対するスケジュールは<前編;ゴールが先、スケジュールは後>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27441932.html

 

 現状の外にゴールを設定しゴール側のコンフォートゾーンを作ることができると、時間が未来から流れるようになります。すると、未来(ゴール)の情報を現在の目の前の世界の中に見つけることができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 さらに「未来(ゴール)はすでに起こっている」という臨場感を強めるほど、未来の兆しを予見することができるようになっていきます。

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? <vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

 とはいえ、実際は、ほとんどの人が現在を“正しく見る”ことができません。未来を思い描こうとしても、現在の延長線上の未来しかイメージすることができません。

 L-213202207月シークレットレクチャー -11;<ワーク3>スコトーマを消す

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36911560.html

 

このままつづく時間軸上の未来は、本当の未来ではなく、ただの現状(Status Quo)です。“本当の未来(ゴール)”とは、そんな現状の外側に自ら設定するもの。

Q-446:未来において「被害者」という評価を<前編;case-side

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37464625.html

 

 では、なぜ「現在を“正しく見る”」ことができないのでしょうか(case-side)? どうすれば「本当の未来(ゴール)を見る」ことができるのでしょう(plan-side)?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 

 著書「「とてつもない未来を引き寄せる予見力」(徳間書店)の中で、苫米地博士はポイントを3つ挙げられています。その3つとは「スコトーマ」「フレーム」「抽象度」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 *「フレーム」についてはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34174778.html

 

 以下、「とてつもない未来を引き寄せる予見力」(p71)より引用します。

 

 

未来が見えない原因その1

スコトーマの問題

 人間の認識には、「見ているようでいて、実は見ていない」という現象が起こります。

 このことを「スコトーマ」と呼びます。

 もともとは医学用語の「盲点」を言い表す言葉として知られていましたが、私の友人であり、世界的な心理学者で自己啓発界の権威であるルー・タイスがそれを心理学用語として使い始めました。ですから、スコトーマというのは、心理学的盲点のことだと理解してください。

 本書の冒頭で行った身近な人の顔を正確にスケッチするテストでもお分かりのとおり、人間の視線はスコトーマだらけです。脳の情報制御機能(RAS)によって、そのときに重要であると思った部分だけが見えて、その他の部分を省略してしまうのです。しかし、情報の重要度は刻々と変化していきます。スコトーマによって見えていなかった部分が、未来においては重要な情報に変わることはよくあることです。

 しかし、ほとんどの人の脳は、昨日までの認識(つまりは記憶)をもとに判断を下しています。私たちは過去に認識したことしか現在においても認識できず、未知の経験に遭遇したときはその意味を理解することができず、記憶することもできません。

 未知の経験に遭遇したとき、人間はますます過去の記憶を見つめ、そこに似たような経験がないかを必死で探そうとします。しかし、遭遇したのが本当に未知の体験だとしたら、いくら過去を見つめても答えは出てきません。

 正しい判断をするための材料は、過去にあるとは限らないのです。過去において自分が経験したこと、親や学校の先生、会社の上司や友人がいったことは、現在を正確に見つめ、未来の兆しを見つけるためには当てにはなりません。過去に目を向けた視点は、スコトーマだらけなのです。

 未来において重要な情報を現在の膨大な情報の中から見極めるためには、これまで再三お話ししてきたように、未来の視点から現在を見つめることが重要です。未来をゴールとして現在を見つめなおせば、過去の視点によって発生していたスコトーマが外れて、今まで見えてこなかったものが見えてきます。努力して現在の中に未来の情報を探そうとする必要はありません。ゴール(=未来)を設定した時点で、無意識が勝手に情報の取捨選択をしてくれて、ゴールに必要な情報は認識して必要のない情報は削除してくれるのです。

 身近な人の顔のスケッチテストの例でいえば、あらかじめ「あとから洋服の色について聞きますよ」と未来の出来事がいわれていれば、顔を見るときにしっかりと着ている洋服を確認するはずです。同じように「あとから身近な人の顔のスケッチをしてもらいますよ」といわれていれば、顔の輪郭やヘアスタイル、ほくろの有無など顔のパーツをしっかりと見ようとするはずです。

 過去からの視点によるスコトーマを外すことで、目の前の世界がまったく違った姿で立ち上がってくるのです。

 引用終わり

 

 

 ゴール(=未来)を設定した時点で、無意識が勝手に情報の取捨選択をしてくれて、ゴールに必要な情報は認識して必要のない情報は削除してくれる

 

 その結果、職員全員が感謝・感動・希望を感じられるようになることを強く願いながら、ありったけの気を込めて研修を行いました。

 L-215202208月シークレット… -02;コーチの役割は。そのためにコーチは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37125267.html

 

 そんな研修のタイトルは、「すべてはマインドが生みだしている ~しあわせは いつも 自分の心が決める~」。その内容を、最新の知識で再解釈しながら、リライトします。

 Q-439:明るく活発な姉が家に閉じこもるようになりました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37338822.html

 

L-242につづく)

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-281~:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

F-418~:私、うっちゃいました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431890.html

F-408:自動翻訳

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37188303.html

Q-430~:コーチングを行う際、説明を平易にしたり、自分なりの解釈や例え話を作って説明してもよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_431266.html

Q-450:現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めましたが、ちっとも変わりません。こんな私でもコーチングを受ければ変わることができるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37819886.html

 

とてつもない未来を引き寄せる予見力

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L-242202210月介護施設研修 -02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 

 

 ゴール(=未来)を設定した時点で、無意識が勝手に情報の取捨選択をしてくれて、ゴールに必要な情報は認識して必要のない情報は削除してくれる

 

 これは前回引用した苫米地博士の言葉(「とてつもない未来を引き寄せる予見力」p73)。

 

 「無意識が勝手に情報の取捨選択をしてくれる」というのは、RAS&スコトーマの働きによります。私たちは、気がついていないだけで、無意識下で膨大な「情報の取捨選択」を行っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ただし、それは過去の記憶に基づいた「取捨選択」。そのままでは「昨日のような今日を生き、今日のような明日を迎える」だけです。

 L-01020201月シークレット… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 そんな情報処理を「ゴールに必要な情報は認識して必要のない情報は削除」に変えていくことがコーチング。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 では、コーチングを実践すると、なぜRAS&スコトーマがゴール(未来)側に書き換わるのでしょう?

 

 答えは「結果として、ブリーフシステム(Belief SystemBS)が変わる」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 最近の苫米地博士は、BSの代わりに、もっと本質的な意味合いで「自我」という表現を用いられています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 最新の自我の定義は「すべてのコンフォートゾーンをすべてのゴールに従い並び変える関数」です↓

 F-430:オーセンティック・コーチングの形式定義 <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37977729.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -11

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 ゴール側の世界(可能世界w2)にふさわしい自我に書き換わると、自然と認識が変わり、判断(attitude)が変わり、行動(habit)が変わっていきます。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 当然、施設内で飛び交う言葉、会話内容といったものも、ゴールにふさわしく書き換わっていきます。とくに意識しなくても(その秘密は↓)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

  飛び交う言葉、会話内容が、ゴールにふさわしく書き換わる

 

 

 打ち合わせ中に「気持ちのコントロールが、日々の忙しい業務の中で難しくなり、態度や言葉に出てしまう」という施設長の悩みを伺いました。私も病院長時代に同じような課題を感じていたので、その気持ちはよくわかります↓

 PM-06-15:仮説10)コーポレートイメージ&コーポレートトーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14401202.html

 

多くの人が経験されていると思いますが、ネガティブな会話をしている組織では、人々はお互いの噂話に花を咲かせ、不平や不満を言うことにあらゆる機会を利用します。

いつもピリピリと緊張している職場では、ますます気持ちのコントロールが難しくなり、不安やイライラ、怒りがつい言葉や態度にでてしまいます。

それは「不平」「不満」「不安」「イライラ」「怒り」がコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)化している状態です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 CZはホメオスタシスで強力に維持されています。なので、誤りを指摘したり、厳しく指導したとしても、決して変わることはありません。仮に変わったとしても、すぐに元に戻ってしまいます。

 F-239:「出口が見えない」と「出口戦略」 vol.3;ヒーリングとコーチングのLUBで考える <理論編後編;コンフォートゾーン>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28608833.html

 

態度や言葉に出てしまう」のは、あくまでも結果。

抽象度を用いて立体的に考えると、より高次の階層での何らかの“因”(博士は「バグ」と表現されます)が下の階層で「不平」「不満」「不安」「イライラ」「怒り」を生み、それらの情報がより低次の空間で写像として「態度や言葉」にあらわれたに過ぎません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

よって、具体的な「態度や言葉」にいくらフォーカスしてもムダ。「〇〇といった言葉遣いはやめよう」「もっと△△を行おう」などと強く指導するほど、現場はますます反発するはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882703.html

 

それでも説得や指導を続けたなら、どんどん現場の雰囲気は悪くなり、すべてがhave toになりながらますます疲弊していくでしょう。負のスパイラルを転がり落ちるような感じで。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 そのような状況に陥っているのではないかと感じたので、研修の冒頭にこのような問いかけをさせていただきました。

 

 

 皆さんの職場では「~しなければならない」や「~してはならない」があふれていませんか?

 

 

 以下、苫米地博士の著書「『言葉』があなたの人生を決める」(フォレスト出版、p72)より引用します。

 

 

「言葉」があなたの人生を決める

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つい陥りがちな「創造的回避」とは?

 はっきりとした価値観は、あなたが「目的地」に向かうための鮮明な動機です。

 ビジョンを描き、かつ価値観をはっきりさせれば、あなたはもう、目的地を目指すのに「〇〇しなければならない」とは考えずに、つねに「〇〇したい」と思うようになります。

 じつは、何かを「したい=want toという思考ほど重要なものはありません。なぜなら、「したい」という意識は、強烈な創造力を生み出すからです。いっぽう、「しなければならない=have toという意識は、人間にそれをするように仕向けるのではなく、逆に逃避や回避の行動をとらせます。

 ここで、人間が現状を維持しようとして起こす創造的回避のことを説明しておきましょう。

 人間は、「しなければならない」と考えると、それをしなくていい理由を潜在意識がいくらでも創り出してしまいます

 たとえば、ルー・タイスは、中学生のころにこんな経験をしました。

 

 その当時に学校で行われたダンス大会は、男子生徒が、体育館の向かい側にいる女子生徒のところに進み出て、踊ってほしいと申し込むのが恒例でした。ルー・タイスは、一緒に踊ってほしいお目当ての女子生徒がいながら、向こうまで行って誘っても断られると考え、仲間にこういいました。

 「あんなぜんぜん可愛くない子と、誰がダンスなんか踊りたいと思うんだ? やめだ、やめ。もっと面白いことしに行こうぜ」

 そして、断られたときの屈辱に遭わないように、ルーと仲間たちは体育館から逃げ出していきました。本当は女子生徒とダンスをしたかったのに、拒絶されたときの恥ずかしさだけを考え、成功したときの喜びはまったく思いもしなかったわけです。

 

 こうした行動の中に介在していたのが、「(ダンスを)申し込まなければならない」とか、「断られてはならない」という考えです。そして、この「しなければならない」という思いが、「可愛くない子と踊りたくない」や「ダンスなんか面白くない」という、その場から逃げ出す都合のいい口実を創造することになりました。

 潜在意識が行う、こうした創造的回避は、大人の世界でも日常茶飯事です。

 たとえば、「しなくてはならない」仕事を何かと理由をつけて先送りにする人は、そこここにいます。なかには、仕事をやりたくなくてしかたがなくて、終いにはうつ病になってしまう人もいるようです。診断書をもらって会社を休むとケロッと治るのに、職場に戻るとたちまち具合の悪さがぶり返します。

 「しなければならない」という考えは、潜在意識の力によって、その人を現状にとどまらせるように働くのです

 しかしながら、あなたが現状を抜け出して自らが目指す「目的地」に向かうことは、もはや「しなければならない」ことではありません。それは、あなたが「したい」ことにほかなりません。

 そのためにあなたがとる必要な選択と行動は、そのすべてが「したい」「選ぶ」「好む」という気持ちから起こすことができます。ポジティブな動機を持てば、問題の解決、対立の解消、満足できる最終結果というポジティブなイメージが潜在意識に刷り込まれます

 このことが、最終的な結果のイメージを満足感、達成感、喜びの感情と結びつけ、目標達成を楽しいものにしてくれるのです。

 引用終わり

 

 

 じつは、何かを「したい=want to」という思考ほど重要なものはありません。なぜなら、「したい」という意識は、強烈な創造力を生み出すからです

 

介護現場における「したい=want to」を生みだすものはゴール!

もちろんここでいうゴールとは、「ファイナンス」とは切り離した、純粋な「職業」としてのゴールです。

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 その「職業」としてのゴールは

 

利用者さんやその家族、そして地域社会に、どのような機能を提供するか?

 

 という自問に対する自らの答え。

 Q-452:コーチングの対象がvol.1;コーチングは「自問自答」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37854944.html

 

そんな自問自答を経て生みだした職場のイメージ(w2)が、より抽象度の高いものになるほど、そして、そのイメージを職員間でより強く共有するほど

 

お互いがお互いを励まし、助けあう職場

 

へと変化していきます。エフィカシーが高まるからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 私個人のことをお話しすると、家庭でも、職場でも、地域社会でも、国でも、ネット空間においても、コレクティブ・エフィカシーを強くイメージしながら働きかけを行っています。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブ・エフィカシー >

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 縁起空間があたたかく光り輝いているイメージで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

L-243につづく)

 

 

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-追記-

私個人のことをお話しすると、家庭でも、職場でも、地域社会でも、国でも、ネット空間においても、コレクティブ・エフィカシーを強くイメージしながら働きかけを行っています

 

 そのイメージを強化するために行っているのが「セルフトークのコントロール」。

 Q-368:アファメーションとセルフトークの関係を知りたいです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34026724.html

 

 本文で引用した文章で、苫米地博士は「ポジティブなイメージ」という言葉を使われています。じつは、それは入門者向けの表現。本物のコーチング(Authentic Coaching)は、「ポジティブ」「ネガティブ」という“主観”ではなく、“客観”です。

 L-230202209月シークレット… -05;コーチングは「客観」 その理由は?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37613554.html

 

 その“客観”が「セルフトークのコントロール」の鍵となります。違う表現でいうと「外側視点(外的視点)」です。

 L-220202208… -07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

 

 以下、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版」(CYZO、付録③)の「苫米地式次世代コーチングを身につけ、理想の世界を実現するセルフトーク・カード」より引用します。

「外側視点(外的視点)」を意識に上げながら、常に無意識の自身のセルフトークをコントロールしてください。

 L-221202208月シークレット… -08;“しっかり生きる”ためのシンプルなワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37223679.html

 

 

Self-Talk 04

エフィカシーを高める言葉

 

 私は、常にエフィカシーを高める言葉だけを自分と他人に対して使っている。だから、私のまわりには信頼できるエフィカシーの高い仲間が次々と集まってきていることが頼もしい。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-333:分断緩和のための処方箋 vol.4;「ワークライフバランス」の落とし穴 <case-side

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33566734.html

F-334:分断緩和のための処方箋 vol.5;「ワークライフバランス」の落とし穴 <plan-side

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33619443.html

Q-387~:同じ職場でお客さんに対しての話し方がおかしい人がいます。どう接すればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429772.html

Q-354~:休みの日なのに気持ちが良くない日が続きます。単に疲れているだけでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427647.html

Q-395~:セルフトークのコントロールをやっていますが、時折強い孤独感を感じることもあります

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429935.html

 

 

新・夢が勝手にかなう手帳 2025年度版



L-243202210月介護施設研修 -03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38058921.html

 03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 

 

 前回(L-243)は、「『職場で飛び交う言葉、会話内容』がゴールにふさわしく書き換わる」ためのポイントを確認しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「飛び交う言葉、会話内容」が変わるのは、あくまでも結果。職場がゴールにふさわしい場(=ゴール側の可能世界w2 =ゴール側のコンフォートゾーン)に変わった結果です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 モチベーションでいうと、「~しなければならない」というhave toから「~したい」というwant toに変わった結果。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 そのような変化の結果として、「飛び交う言葉、会話内容」は、自然に、強力に、そしてダイナミックに変化していきます。ホメオスタシスの働きによって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ただし、具体的な「飛び交う言葉、会話内容」自体は、完全に自然に任せるのではなく、意図的にデザインする必要があります。そのために必要なのが知識。

 苫米地式における知識とは、「ある可能世界から別の可能世界への到達可能性関数」「潜在的に他者と共有しうる物事の関係性」のことです↓

 L-236202209月シークレットレクチャー -11;複雑な関係を立体的に思考する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37723449.html

 

 実際の研修では時間の関係で割愛しましたが、「『職場で飛び交う言葉、会話内容』がゴールにふさわしく書き換わる」ときの大切な知識について補足します。

ぜひ前回構築したゲシュタルトと統合してください。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

 「職場で飛び交う言葉、会話内容」において重要なのは、「何のための言葉か?」「何のための会話か?」という意識です。その「何のため?」はゴールが決め、「何のため?」によりRAS&スコトーマの働きがダイナミックに変化します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 すごく簡単にいうと、ただなんとなく話しているだけでは、“なんとなく”というレベルを超えません。ゴールには 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域、4)自分中心を捨て去る という基本条件があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 そんな条件をクリアしたゴールというのは、「職業」であれ、「趣味」であれ、言語の抽象度を超えた次元にあります。ゴールとは、本来は、言葉では言い表せないものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そんなゴールを職場で共有するときは、もっと正確にいうとゴールが生みだす可能世界w2(=ゴール側のコンフォートゾーン)を職場で共有するときは、わかりやすく言語化することで高い臨場感を維持することができます。言語は想起性が高いからです。

 Q-272現状の外に飛び出す勇気やエネルギーがvol.2;苫米地式「言」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29294634.html

 

 *言語化にはデメリットもあります。具体的にはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 「思考の3つの軸」を用いると、抽象度の高いゴールの「イメージ(pictures)」を臨場感豊かに共有するために「言語(words)」と「情動(emotions)」をフル活用する という感じ。

 L-067202011… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 その時に、

 

「言語(words)」の中の論理に重きを置いた話し方と「情動(emotions)」に重きを置いた話し方をしっかり使い分ける

 

それが「意図的にデザインする」ということです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 *「論理に重きを置いた話し方」についてはこちらをどうぞ↓

 S-01~:よりよい“議論”のために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

 以下、苫米地博士の著書「人を動かす『超』話し方トレーニング」(ソフトバンククリエイティブ、開拓社より再版、p15)より引用します。

 

 

「他人」への話し方と、「家族」への話し方の、二つがある

 話し方の訓練をする前に、まず確認しておかなければならないことがあります。それは、あなたがこの本で話し方を学ぶ目的です。もう少し具体的に言いますと、「誰にどのような目的で話をしたいのか」ということです。

 実は世間一般で「話し方」としてくくられているものには、まったく異なる二種類のものが含まれているのです。ここでは、その二つを「論理的話し方」と「情動的話し方」と呼ぶことにします。

 

 「論理的話し方」とは、文字通り、論理的に話す話し方です。詳しくは「第一章 論理的話し方編」で述べますが、主に、相手もしくは第三者に説明したり、納得させたり、何らかの選択肢があるときにどの選択肢がよりよいかを話し合うときなどに使うものです。

 論理的に、より正しいものと思われる答えを出すのに適していますから、ビジネスでの会議とか、プレゼンテーションとか、政治的な政策討論とか、子どもならホームルームでの議論とか、一般的に、意思決定が伴う「話し合い」と呼ばれる場面で効果を発揮する話し方と言えるでしょう。

 つまり、論理的話し方が上手な人は、話し合いでよりよい答えを見つけ出したり、よりよい選択ができたりするわけです。また、自分一人で何らかの選択をしなければならないときでも、論理的話し方を知っていれば、一人で「擬似・話し合い」をすることによって、よりよい選択をすることができるようになります。

 

 これに対して、「情動的話し方」とは、自分の心や相手の心に働きかけるような話し方のことです。共感、感動、好意、あるいは逆に反感、怒り、敵意といった、感情の部分を引っ張り出して、それを利用するような話し方です

 話の内容以上に、話をするという行為、話をすることによるコミュニケーションのほうを重視する場合に使われる話し方と言えるでしょう。

 友人や恋人との話とか、茶の間での家族との会話とか、結婚式でのスピーチなどがこちらに入ります。

 他人、あるいは敵対する相手と話す話し方が「論理的話し方」で、家族、友人、仲間など、友好関係にある相手と話す話し方が「情動的話し方」と言い換えることもできるでしょう。

 自分が話をするときに、このどちらに入るべきものなのかをしっかりと確認したうえで話をしなければいけません。なぜなら、これら二つはけっして相容れない話し方だからです。この二つをあいまいにしたり、ごちゃごちゃに混ぜたりしてはいけないのです。

 ビジネスの場面で情をからめるのはずるい(やってはいけない)ことですし、家庭での会話に論理的な議論を持ち込むと雰囲気を壊すなどして嫌がられてしまうでしょう。

 だから、「誰にどのような目的で話すのか」を、しっかりと確認しなければいけません。

 「誰にどのような目的で話すのか」がわかれば、「論理的な話し方」をすればよいのか「情動的話し方」をすればよいのかもわかるはずです。わからないのは、ごちゃ混ぜにすることに慣れてしまっているからなのです。これからでもいいので、両者を明確に分ける癖をつけるようにしましょう。

 かく言う私はよく親に、「おまえは家族と話すときも議論するように話す」と言って嫌がられました。「論理的話し方」が染み付いていたからでしょう。本音から言えば、後に述べるようにすべての話し方が「論理的話し方」であるべきだと思っていますが、われわれが人間という感情を持つ動物である以上、また話を聞く相手が不快だと思うことがあるとするなら、「情動的話し方」も全否定することはできません。

 ただし、これらを混ぜることだけはNGです。しっかりと区別し、使い分けなくてはいけません

 もっとも、日本人の場合、「情動的話し方」は比較的やりやすいようで、上手かどうかは人それぞれですが、みな普通にやっています。それに対して、「論理的話し方」がきちんとできる人は、残念ながら、ほぼ皆無と言ってもいいほどです。

 引用終わり

 

 

 本音から言えば、後に述べるようにすべての話し方が「論理的話し方」であるべきだと思っていますが、われわれが人間という感情を持つ動物である以上、また話を聞く相手が不快だと思うことがあるとするなら、「情動的話し方」も全否定することはできません

 

 私は、医師として、医療や介護の現場では「論理的話し方」やその基盤となる「論理的思考」が絶対に必要だと思っています。なぜなら生命現象である「脳と心」「体と心」を扱う医学は純粋な科学だから。

 Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

 とくに「新型コロナ感染症」や「コロナワクチン」という“人類史上最大・最悪の医学的過ち”を現場で目の当たりにして以降、「医学は、政治の道具ではなく、金儲けでもなく、科学である」という思いが強くなりました。

 F-365:経営判断ってなんだ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35263585.html

 

 その一方で、コーチとして、医療や介護の現場こそ「情動的話し方」が必要だとも思っています。医療・介護従事者にとって、その機能・役割を発揮する対象は「老病死(+生で四苦)」に苦しむ人(&その家族)だからです。

 L-11920219月シークレット… -07;人間だから持つことができる強大な生命力

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32215001.html

 

 

 ゴールにふさわしい「論理的話し方」と「情動的話し方」をあたりまえに使い分けている

 

 

 そんな医療機関や介護施設がどんどん増えている未来を、いつもイメージしています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

L-244につづく)

 

 

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 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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F-189~:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです

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L-244202210月介護施設研修 -04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38058921.html

 03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38065073.html

 04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 

 

 皆さんの職場では「~しなければならない」や「~してはならない」があふれていませんか?

 

 

 これは研修冒頭での私からの問いかけ。

 

 「苫米地式認定コーチ」という謎の講師にいきなりこのように問われ、多くの人が戸惑ったはず。もしも責められているように感じたなら、ますます不安や緊張が強まったことでしょう。

 F-129The Sweet Hello, The Sweet Goodbye -1;不安に襲われる若者、希望を失う老人

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21892496.html

 

 私は今も医療や介護の現場で働いています。そのとき心がけているのは“風通し”。

 F-276L下でのBSB vol.1;“風通し”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30603333.html

 

 それは「過去は一切関係なし」で、未来(=ゴール)だけを見つめて、自由闊達に情報場の共有ができるイメージです。

 L-070202011… -05「過去は一切関係なし」のリザベーション(reservation

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29045573.html

 

 じつは、現在も医療現場にはいろんな“カースト”が存在しています。例えば、学閥によるカースト、職種によるカースト、そして「創業家かどうか?」という血筋によるカースト

 

 そもそも「カースト(Caste)」という言葉は、ポルトガル語で「血統」をあらわす「カスタ(Casta)」に由来するのだそう。

 カースト - Wikipedia

 

「カースト」の言い換えとして「ヒエラルキー(hierarchy)」が用いられますが、階層という構造をあらわす「ヒエラルキー」に“差別”が紐付いているように感じられるのは、人間の根深い“煩悩”が関係しているのかもしれません。

PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 話が逸れてしまいましたが、私がイメージする“風通し”は、差別とは正反対の“自由”や“フェアネス”に由来するもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 “自由”や“フェアネス”といった抽象度の高いイメージをしっかり共有できるように、私自身はいつも「リラックス」と「ゆらぎ」を得ることを心がけています。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

  「リラックス」と「ゆらぎ」を得る

 

 そのために常に意識に上げながら(=モニタリング)コントロールしているのが呼吸です。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

呼吸は人間の生命維持に必要なホメオスタシスのなかで最も重要であるにもかかわらず、意識に上げてコントロールすることができます。それ故「意識をホメオスタシスに介入させる窓口」として呼吸を利用することができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 「意識をホメオスタシスに介入させる」ことができると、現在の可能世界w1からゴール側の可能世界w2への移行がしやすくなります。反対にいうと、「意識をホメオスタシスに介入させる」ことができない間は、ゴール側への移行は難しいはずです。

 F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

 

 では、ここでワークをしてみましょう。

 

呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

① 息を吸うときにお腹を引っ込め、吐くときに緩める

- 背筋を伸ばす。視線は中空を漂わせる(鼻先を軽く見ている状態)

- お腹をへこませつつ、鼻からゆっくり息を吸い込んでいく(胸を張って上に引っ張られる感覚)

- 意識は眉間(目と目の間)に集中

- 完全に息を吸いきったら、一瞬だけ息を止めて、ゆっくり鼻から息を吐き出していく

- 同時に、全身の力をゆっくり抜きながら、へこませたお腹を戻していく

- 首、肩、肘、手、腰、膝、つま先 …と、上から順に意識して力を抜いていく

 

5分ほど継続したら、意識を下丹田(へそよりやや下)に集中し、徐々にあたたかくなっていくようにイメージする

 

③ 「呼吸による全身のリラックス」「眉間に意識を持っていく」「腹部にあたたかみを感じる」を同時に行い続ける

 

 

基本は逆腹式呼吸です。そして、その呼吸を意識に上げることが重要。

呼吸を意識できるようになると、次第に自分の呼吸のパターンのようなものが見えてきます。どこで息が浅く速くなるのか、どこで息が止まるのかがわかるようになると、呼吸だけでなく自分の心もうまくコントロールできるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

そうやって無意識を意識に上げることが「Rゆらぎ」です。

R」は現実世界(Reality)のこと。その「R」に意識を向けると、その瞬間に「R」ではなくなります。現実世界をありのままに感じているところに意識を向けると、自分の意識という認識が介入するから。

Q-280:今まで<後編;意識と無意識の間に介入し、選択的に見せるシステム>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29681889.html

 

コーチング・プリンシプル「I×V=R」でいうと、意識/無意識が「R」から「I×V」に移行するという感じ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

目の前の世界が「すべてイメージ」であるとわかると(空観)、現実(←じつはイメージ)の書き換えがしやすくなります(仮観)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 「すべてイメージ」とは、「すべて情報」だということ。その理を苫米地博士が理論化されたものが「超情報場理論」です↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 苫米地理論の第2世代「超情報場理論」の中で、博士は「情報場」という概念(ゲシュタルト)を用いられています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その基本は

 

まず先に情報空間の因果関係があり、その因果関係によって生まれた特定の情報場が、その写像として、低い抽象度である物理空間にあらわれる

 

 ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 情報(場)の臨場感が上がるほど、その情報(場)はリアルになる それが「I×V=R」です。

 F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

 「臨場感を伴う情報(場)」のことを「臨場感空間」とも表現します。その基本は「幸せ+気持ちよさ」です↓

 F-346:ヘンシン! <ワーク付き>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34261064.html

 

 以下、苫米地博士の著書「一瞬で相手をオトす洗脳術」(マキノ出版、p37)より引用します。

 

 

呼吸のリズムで臨場感空間を共有

 好感度をアップさせるには、相手に会った瞬間が大事です。初対面の印象が悪いと、そのあとに何をやっても取り返しようがありません。

 男女関係ならば、最初の瞬間に「いい人!」と相手が思ったならば、次の展開が期待できます。

 これが逆で、最初の瞬間に「気持ち悪い!」と思われたならば、絶対に次はありません。会った瞬間が一番大事なのです。

 好感度をアップするためには、臨場感空間を共有することです。臨場感を共有する全員が、その空間でリラックスし、「幸せで楽しい」「最高にうれしい」と感じることを目指します。

 11ならば、まずは相手と呼吸を合わせましょう。相手の呼吸のリズムをそれとなく察知し、同じリズムで呼吸します。

 具体的にいえば、「相手が息を吸うときに自分も息を吸い、相手が吐くときに自分も吐く」ように呼吸することです。

 このテクニックは、「パッシブ・ハーモナイゼーション」と呼ばれています。先に紹介した逆腹式呼吸で、自分を変性意識化させておくと、この時点で相手を変性意識状態に陥らせることができます。

 呼吸を合わせることで、双方の同調がしやすくなり、相手も自然と変性意識状態になるのです。

 呼吸を合わせる回数は、テクニックの習熟の度合いで変わってきます。経験を積んでいれば、23回でじゅうぶんですが、初心者の場合には最低でも10~20回は必要です。基本的に回数が多いほど、成功しやすくなります。

 呼吸を数回合わせたら、相手に気づかれないように少しずつ自分の呼吸をゆったりとしたテンポに変えていきます。同調の度合いが深ければ、相手の呼吸がこちらのテンポに追従してくるはずです。

 なお、相手が複数の場合には、あなたがその中で最もリラックスして、深い呼吸を心がけることです。その際には、35ページにある(*Kindle版では「『徹底的にリラックスする』の章にある」)逆腹式呼吸をするといいでしょう。そうすれば、場を共有する全員の呼吸のリズムが自然とそろってきます。

 呼吸を合わせることに成功したならば、あなたはリラックスしながら、「幸せで楽しい」「最高にうれしい」という情動を維持することです。たとえ相手がつまらない話をしているときでも、自分の情動は維持することに努めましょう。

 その空間を5分、10分、場合によっては1時間も共有すると、その情動は勝手に相手に伝わります。一緒にいる空間が、相手にとっても居心地のいい空間になっていくのです

 そんな幸せで楽しい空間ならば、どんな人だろうと何度でも参加したくなるはずです。

 引用終わり

 

 

 呼吸を合わせることに成功したならば、あなたはリラックスしながら、「幸せで楽しい」「最高にうれしい」という情動を維持することです。たとえ相手がつまらない話をしているときでも、自分の情動は維持することに努めましょう

 

 当日の研修はオンラインで行いましたので、施設スタッフの方々がつまらなさそうにしていたかどうかはわかりませんでした。仮に全員がつまらなさそうに聞いていたとしても、私は「幸せで楽しい」「最高にうれしい」を維持しながら話を続けます。

 Q-371:共感覚がなかなかうまく実践できません <vol.3;実践編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34120540.html

 

 それがコーチのブリーフであり、ハビット&アティテュードです。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

L-245につづく)

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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L-245202210月介護施設研修 -05;「幸せで楽しい」「最高にうれしい」が“あたりまえ”に書き換わる秘訣

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

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 03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38065073.html

 04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38079540.html

 05;「幸せで楽しい」「最高にうれしい」が“あたりまえ”に書き換わる秘訣

 

 

 前回(L-244)、「呼吸を意識に上げてコントロールするワーク」を行いました。

 

重要なのは、呼吸を「意識する」のであって、「意図する」のではないということ。あくまでも「お腹をへこませるような感覚」で、自然な逆腹式呼吸を続けます。

L-211202207… -09;<ワーク1>逆腹式呼吸を意識に上げてコントロール →

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36874418.html

 

「自然な」とは「無意識で」ということ。その無意識を意識に上げることがポイントです。苫米地博士が書籍(「オーセンティック・コーチング 2026p109)に書かれている表現でいうと、「無意識と意識の境界で一部だけは意識して、一部だけは無意識にする」という感じ↓

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

普段は意識しないような呼吸をしている自分の感覚に鋭敏になると、自然と変性意識が生成されます。そのとき「周囲の状態から意識が切り離されている感覚」が生じるはず。

L-189202206月医療… -12QA);「ゲシュタルト」「I×V=R」と逆腹式呼吸

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35722171.html

 

 その理由は「呼吸は重要なホメオスタシス活動」であり、呼吸を意識に上げながらコントロールすることは「ホメオスタシスに介入する窓口になる」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

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 生体としての内部表現は、無意識下で物理的世界とフィードバック関係を保ちながら維持されています。それは臨場感が物理空間にあるということ。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 その物理空間とは、抽象度を軸にとった場合の情報空間の底面。物理も情報であり、物理空間は情報空間の一部です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

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 そんな物理空間を内省的に意識に上げることで、目の前は意識が介入した空間に変わっていきます。もう少し詳しくいうと、純粋な物理空間とはいえない「意識という情報的行為が介入した、やや情報空間にゆらいだ物理空間」へと変わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

そのような“ゆらいだ空間”への臨場感が強まるほど、人は深い変性意識状態となります。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

 深い変性意識状態は「これまでの洗脳を解きやすい意識状態」といえますが、一方で「さらに強力に洗脳されてしまいやすい意識状態」だともいえます。

 F-426:さくら <vol.3;“洗脳”が解ける(解けかけている)感触>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37839377.html

 

 初回(L-241)に述べた「スコトーマ(Scotoma)」を用いると、「これまでのスコトーマが外れやすい状態」であり、一方で「さらに巨大で強大なスコトーマが生じやすい状態」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマが外れる/生じるポイントは3つあります。それは 1)知識、2)重要性、3)役割(責任)。その3つのポイントを、過去からではなく、未来側から新たに生みだす縁起が「ゴール(Goal)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 最新の知識でいうと、カテゴリー・ゴール「抽象度」「エソテリシティ」「リーダーシップ」が、「脱洗脳になるか?」それとも「さらなる洗脳になるか?」を決めるといえます。

 Q-464:この世をよくvol.8;抽象度×エソテリシティ×リーダーシップ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38038884.html

 

 チームでいうならリーダーのゴール(とくに「抽象度」「エソテリシティ」「リーダーシップ」というカテゴリーのゴール)、介護施設なら施設長のゴール、社会福祉法人なら理事長のゴールが、「脱洗脳になるか?」それとも「さらなる洗脳になるか?」に強く影響します。

 F-295~6:苫米地式次世代リーダーシップ <vol.2~3;次世代リーダーの要件>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31657555.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31709558.html

 

 すごく簡単にいうと、鍵になるのは、リーダーの「ノット・ノーマル」度。高い倫理観や圧倒的な利他性を獲得した上での「ノット・ノーマル」です。

 F-331:分断緩和のための処方箋 vol.2;本当は今までずっと苦しかった

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33464142.html

 

 以下、苫米地博士の著書「40歳から『差がつく』生き方」(PHP研究所、p85)より引用します。

 

 

ノット・ノーマルになってこそ本当のゴールが見える

 ルー・タイスは、「ゴールが先にあり、その他すべては後から生まれる」と言っている。だが、ゴールそのものを見つけられない人が多い。

 ゴールというのは、現状の外側にある。現状の外側は、そんなに簡単には見えない。日本型組織のサラリーマン社会の中で、「同期よりも早く出世すること」が自分のゴールだと思い込んでいる人ばかりを見て生きていると、自分のゴールを探そうと思っても、もう見えない状態になってしまっている。

 まず、ゴールを見える状態にすることから始めよう。意図的にゴールを見つけようとしなければ、ゴールは見つからない。

 ゴールは、現状の外側にある。「同期より早く出世したい」とか「もっとボーナスをたくさんもらいたい」と考えているノーマルな人間には、自分の本当のゴールは見えない。ゴールを見えるようにするには、ノット・ノーマルにならないといけない。

 ノット・ノーマルと言っても、犯罪的なことをするわけではない。法律を守った上で、誰も疑わないで続いている慣習やしきたりを「本当にそれって、正しいの?」と疑ってみるだけだ。

 一例を挙げると、私が疑問に感じているのは、国会になぜ服飾規定があるのかということ。女性議員がショールで入場しようとしたら、入れてもらえなかったことが報道されている。そんな規制が本当に必要なのか疑わしい。

 今はあまり行かなくなったが、以前は、議員会館によく行く機会があった。私はいつも革パンをはいて、鎖をジャラジャラさせていくので、必ず入り口の金属探知器に引っかかる。毎日のように議員会館に行っていたので、ブザーがピーピー鳴っていても、守衛さんは「もういいですよ」という顔をする。

 でも、きちんと鎖をはずし、ブザーが鳴らなくなるまでゲートを何回も通ってから、会館の中に入っていた。面倒くさいと言えば、面倒くさいが、それでも革パンをはいていったし、鎖もはずしていかなかった。議員の人たちから「苫米地さんはいいですね。いつも好きな格好ができて。我々は好きな格好ができないんですよ」とよく言われた。そのときに初めて服飾規定というものがあることを知った。

 アントニオ猪木議員は、国会に入るときにはトレードマークのマフラーをはずしているそうだ。猪木議員のマフラーがなぜダメなのか。まったく意味のない服飾規定だ。

 本来、こんな規定は憲法違反ではないかと思う。寒ければマフラーをしようが何をしようが、まったくかまわないはずだ。議員が風邪を引いたらどうするのか。世界中で人権のない場所は、日本の国会ではないかとすら思う。

 マフラーが武器になるというのであれば、それを持ち込ませないのは合理性があるが、マフラーを規制するのは単に「ノット・ノーマル」だからだ。服飾が「ノーマル」でないとダメだという、憲法の規定にはない、誰が決めたかわからないものに縛られているのだ。

 もちろん、天皇陛下が臨席される折に礼服を着ましょう、というのはよくわかる。天皇陛下に対する礼儀である。私だって、そういうときには革パンははいていかない。

 だが、普段は関係ないはずだ。お互い選挙で選ばれた人同士が国民の権利をどうするかを話し合う最大の場なのに、自分たちが着るものさえ自由に決められないのはおかしな話だ。自分たちが事実上の制服に縛られているのに、「学校の制服をやめましょう」と言っている政治家がいるのは理解に苦しむ。

 日本国民の代表である国会議員が、誰が決めたかわからない「ノーマル」と呼ばれるものに縛りつけられている。彼らは自分たちの意思によって何でも決められる人たちだ。それなのに、自分の意思ではないところの「ノーマル」という実体のないものに動かされてしまっている。結局、日本の総理大臣も、閣僚も、議員も「ノーマル」な世界にどっぷりと浸かっている人たちなのである。

 引用終わり

 

 

ノーマルな人間には、自分の本当のゴールは見えない。ゴールを見えるようにするには、ノット・ノーマルにならないといけない

 ノット・ノーマルと言っても、犯罪的なことをするわけではない。法律を守った上で、誰も疑わないで続いている慣習やしきたりを「本当にそれって、正しいの?」と疑ってみるだけだ

 

 

 リーダーは、「ゼロトラスト」を大前提に、「常に疑う人」です。

 F-228~:ゼロトラスト

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

 

そして、「ゼロトラスト」を教えながら、フォロワーを「思考し続けるように導く人」でもあります。

 PM-06-12:仮説07)思考停止

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 そんなリーダーが導く組織は、ゴールに向かいながら、「幸せで楽しい」「最高にうれしい」があたりまえの組織に書き換わっていくはずです。

(傍から見ると「ノット・ノーマル」に見えるでしょうけど)

 

L-246につづく)

 

 

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 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

L-150202111月医療系研修会 -05;記憶にリアルな臨場感を持たせると、相手も同じ臨場感を感じる

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L-219202208月シークレットレクチャー -06コーチングのプロセス

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Q-065:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか? Vol.2;西洋医学と東洋医学の違い

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Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

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Q-391:現状の外かな~ということをイメージするととても気分が悪くなってしまいます。このような場合どのようにすればいいでしょうか?

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L-246202210月介護施設研修 -06;可能世界w2の臨場感を上げる3ステップ

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38058921.html

 03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38065073.html

 04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38079540.html

 05;「幸せで楽しい」「最高にうれしい」が“あたりまえ”に書き換わる秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38085683.html

 06;可能世界w2の臨場感を上げる3ステップ

 

 

 前回(L-245)取り上げた「『幸せで楽しい』『最高にうれしい』が“あたりまえ”に書き換わる秘訣」とは、「『ノット・ノーマル』度を上げる」こと。

 Q-405:コーチングを受けると、結局のところ、どうなるのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35882023.html

 

 それは、じつは、「ゴールを実現する自分の能力の自己評価を上げる」ことでもあります。そう、「エフィカシーを上げる」ことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ルー・タイスさんは「ゴールが先、認識が後」と話されていますが、そのプリンシプルはコーチングがどんどんアップデートされている今も変わりありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

 ゴールは現状の外に設定するものですが、現状の外はスコトーマに隠れているので、なかなか認識することができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 うまくスコトーマを外してゴール設定ができたとしても、そのゴール自体はあいまいな感じではっきりとは感じられません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 「どうやって達成したらよいのか想像できない」「どんな世界なのか想像できない」という臨場感のまったくない世界が、本来のゴール側の可能世界w2です。

 F-428:見えない壁

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37908516.html

 

 だから、現状の可能世界w1の外側の世界であるw2に対してエフィカシーを上げることは大変です。正直な気持ちをいうと、私自身は「コーチがいないとムリ」だと思っています。

 L-215202208月シークレット… -02;コーチの役割は。そのためにコーチは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37125267.html

 

 本物のコーチングにおける「エフィカシーを上げる」をイメージしやすいように、苫米地博士はエフィカシー関数「Efficacyw1)→ w2」を導入されました。

 F-433~:イメージするための表現の関数

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432465.html

 

最新のコーチングにおけるエフィカシーとは、「現状宇宙w1からゴール宇宙w2に移行する自己能力の自己評価関数」です。

 F-430:オーセンティック・コーチングの形式定義 <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37977729.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -12

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 このエフィカシー関数を作っていくことがコーチの役割。そのためにまず行うことが「セルフトークのコントロール」。エフィカシー関数を作っていくためにセルフトークを変えていくことが、「セルフトークのコントロール」です。

 Q-395:セルフトークのコントロールをやっていますが、時折強い孤独感を

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429935.html

 

 ただし、あたりまえではありますが、実際に「コントロール」を行うのはクライアント自身です。コーチの役割は「クライアントの意識を『主観』から『客観』へと導く」こと。苫米地博士は「クライアント本人が無意識の中で、過去の記憶を使わずに、セルフトークでゴールに対してストーリーテリングしていれば、その中間過程でゴールに対して臨場感が出てくる」と仰っています↓

 L-231202209月シークレット… -06;コーチが黙っているからこそ起こること

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37640576.html

 

 

  セルフトークでゴールに対してストーリーテリングしていれば、その中間過程でゴールに対して臨場感が出てくる

 

 

 そうなったら、次は、その「臨場感」の強化を行います。「I×V=R」でいうと、「VVividness)」の強化。そのときに用いるのが「体感の外部化」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 以下、苫米地博士の著書「『110分』で脳が生まれ変わる」(イースト・プレス、p125)より引用します。

 

 

記憶をリアルに感じるトレーニング4

声に出して体感を強化する

 また、自分の体感を一度声にして外に出すと強化されます

 たとえば、「俺はすごい」「俺はうれしい」「俺は気持ちいい」「俺は誇らしい」「俺はカッコいい」と大きな声で言ってみます。

 外に出せば出すほど効果があります。小さい声でもいいですから、一度声に出してみてください。声を出すことで、自分を外の物理空間に入れて、もう一度自分の耳で聞くことで体感が強化されるからです。これを「外部化」と言います。

 『50倍速英語脳プログラム 超実践トレーニング編』(フォレスト出版刊)では、自分の声が耳から入るようなマイク付きのヘッドフォンが付録についています。

 小さい声でもいいので、ボリュームを最大にして、「俺はカッコいい」と言えばいいのです。

 声に出して「外部化」し、外から自分の声を聞く。本当は他人に言ってもらうほうが効率よく体感が強化されます

 「毎朝、ほめ合うグループ」をつくるのもいいでしょう。ただ、そのときは、他人から言われるだけでなく、自分が成功イメージを思い浮かべながらでないと意味がありません。

 たんに「すごい」と言われるだけでは無意味で、「外部化」をして過去の記憶の情動(体感)を強化しなくてはいけません。

 「気持ちいい教」とか「カッコいい教」とかという宗教をつくればいいのです。毎朝、お互いに気持ちいいイメージで「気持ちいいと言い合う会」を町内でつくればいいのです。

 そうやって体感を強化して、「エフィカシー」(自己評価)を上げるのです。

 「俺はカッコいい」と思っていると、カッコいいことしか見えなくなります。カッコ悪いことはスコトーマ(盲点)になって、無意識的に避けてしまいます。

 今日はいい日になるなあと思っていると、いい日にしかなりません。悪いことがスコトーマになって見えなくなるのです。

 自分のパートナーには「かわいい」「カッコいい」と言ってあげないと、かわいくも、カッコよくもならないのです。

 引用終わり

 

 

「気持ちいい教」とか「カッコいい教」とかという宗教をつくればいいのです。毎朝、お互いに気持ちいいイメージで「気持ちいいと言い合う会」を町内でつくればいいのです。そうやって体感を強化して、「エフィカシー」(自己評価)を上げるのです

 

 かつて病院長を務めていたとき、このトレーニングを実際に導入してみました。その結果は惨敗。かえって場の雰囲気が悪くなってしまいました。コンフォートゾーンが乱れ、殺伐としていくような感じで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 その理由をいろいろ考えてみましたが、“失敗”の最大の原因は「1)セルフトークでゴールに対してストーリーテリング →2)その中間過程でゴールに対して臨場感が出てくる →3)体感の外部化で臨場感を強化」の1)2)が不十分なまま、いきなり3)に取り組んだからでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 多くの職員にとっては「気持ちいい教」「カッコいい教」といった“カルト”に感じられたのだと思います。実際、不覚にも「苫米地教信者」と陰口を叩かれました。

 Q-462:「この世をよくしたいならvol.6;カテゴリー・ゴール「リーダーシップ」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38018633.html

 

 そんな苦い経験を経て、「ゴールが先、認識が後」というプリンシプルの重みを痛感しました。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 職場の雰囲気を改善することも、気持ちのコントロールを体得することも、すべてゴール次第。働く仲間が共有しているゴール次第です。

 L-124202111月医療・介護研修レポート -05;働く仲間とゴールを共有するワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32710871.html

 

L-247につづく)

 

 

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-追記-

 今日はいい日になるなあと思っていると、いい日にしかなりません

 

 もちろんそのとおりなのですが、セルフイメージが低い状態では、この言葉を素直に受け入れることはできないはずです。

 L-129202111月医療・介護研修レポート -10;自己充足的予言×エフィカシー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32846862.html

 

 先ほどの「ゴールが先、認識が後」を理解していても、セルフイメージが低いままでは肝心のゴール設定ができません。スコトーマが外れないから。

 Q-208:質問という行為はセルフイメージを下げると思っています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26826907.html

 

 では、どうすればいいのか?

 

 私なりの“答え”をまとめてみました↓

 S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_397885.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-421~:微笑み返し

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432025.html

L-220202208月シークレットレクチャー -07;ヒーリング実践の基盤、コーチング実践の基礎

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37209477.html

L-236202209月シークレットレクチャー -11;複雑な関係を立体的に思考する

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37723449.html

Q-455~:ゴールにふさわしいブリーフシステムを構築するためには

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432187.html

 

 

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L-247202210月介護施設研修 -07;コーチングが“文化”に浸透するための3つの大前提

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38058921.html

 03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38065073.html

 04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38079540.html

 05;「幸せで楽しい」「最高にうれしい」が“あたりまえ”に書き換わる秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38085683.html

 06;可能世界w2の臨場感を上げる3ステップ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38099185.html

 07;コーチングが“文化”に浸透するための3つの大前提

 

 

ゴールが先、認識が後

 

 職場の雰囲気を改善することも、気持ちのコントロールを体得することも、すべてゴール次第。働く仲間が共有しているゴール次第です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 最新のゴールの定義は「∀y∃x qGoal(x,y) } x,y ∈w_{future}}」。

 

 自然言語でいうと、「未来に存在し得るすべての可能世界を自分にとっての重要度で並び変える関数(ただし、必ず順番を決められるとは限らない)」です。

 F-429~:オーセンティック・コーチングの形式定義

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432237.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -08

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 そんなゴールの基本条件は 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、4)自分中心を捨て去る(利他性)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 「3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)」は、苫米地博士によって大きなアップデートが行われました。具体的にいうと、ゴールのカテゴリーに「抽象度」「エソテリシティ」「リーダーシップ」が追加されています。

 Q-464:「この世をよくしたいvol.8;抽象度×エソテリシティ×リーダーシップ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38038884.html

 

 

バランスホイール(「抽象度」「リーダーシップ」「エソテリシティ」)

 

 

 本気でコーチングについて話す場合、私はまず「抽象度」について説明します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その理解と体得がないと、(抽象度を軸とした場合の)情報空間の底面である物理空間から意識が離れないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「物理空間から意識が離れない」というのは、「自由を失っている状態」です。そのような心のままでは、現状の外に新たなゴールを設定することも、可能世界w2を想像→創造することもできません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 医療や介護の現場こそ、「抽象度」の理解や、その先で得る「空(くう)」の体感が必要なはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 なぜなら、生命現象は全抽象度次元にひろがっているから↓

 F-423:微笑み返し <後編;コーチが微笑みとともに伝えること>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37732850.html

 

 しかしながら、忙しい医療・介護現場では、じっくりと研修を行うことがなかなかできません。その場合、私は医療・介護の世界で用いられる「トータルペイン」という概念(ゲシュタルト)を応用してシンプルに説明します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

「身体的ゴールは?」→「心理・精神的ゴールは?」→「社会的ゴールは?」というように次元を上がっていきながら。

 L-181202206月医療・介護研修会 -04;イライラや不幸から自由になるために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35531009.html

 

 

全人的苦痛(トータルペイン)

厚生労働省HP>第2回終末期懇談会 資料2-2より引用

終末期医療に関する懇談会 (mhlw.go.jp)

 

 

いずれにしても、大切なのは「したい(want to)」という思い「できる」という確信です。「したい」を生みだすのがゴールで、「できる」はエフィカシーのこと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 その「ゴール×エフィカシー」がコーチングの核心だといえます。

 F-314~5:デジタル自傷行為 <plan-side -2~3;ゴール×エフィカシーの“秘密”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32626694.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32678098.html

 

 その核心を施設の“文化”として育てていくために、私は3つの大前提の徹底をお勧めしています。それは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング 2026」(開拓社、p223)より引用します。

 

 

◎コーチングとは何かを再確認

 さて、私がコーチングを日本に紹介して約25年、多くの人が「コーチング」という言葉を知るようになってきました。しかし、その一方でコーチングに対する誤解も広がっています。オリジナル版『オーセンティック・コーチング』の最初でも書いていますが、コーチングをコンサルティングやカウンセリング、メンタルケア・メソッドと混同している人々があとを絶ちません。なにしろ、“コーチ”を名乗る人々の中にですら、「コーチングとは何か」を理解していない行動や言動がたびたび見受けられるのです。その最たるものが「メンタル・コーチ」という呼称でしょう。

 コーチングは確かに「心の使い方」を教えるものですから、「メンタル・コーチ」という言い方も間違いとは言い切れません。クライアントのほうから見れば、「コーチは私のメンタルをケアしてくれる人なんだから、メンタル・コーチでいいでしょう?」と思うのは当然でしょう。しかし、コーチ自身が「コーチング=メンタルケア」と思ってしまうのは大問題です。

 はっきり言います。コーチングはメンタル・ケアではありません。

 そもそもメンタルケアは「心に寄り添う」ことが主眼です。ケアなのですから、当然です。一方、コーチングは「心に寄り添う」ものではありません。一切寄り添わないとまでは言いませんが、そこは主眼ではありません。時には冷たく突き放すこともあるのです。

 ですから、コーチングでは、コーチたる者の大前提が決まっています。

 

 1つ目は「過去には一切こだわらない」。

 2つ目は「やりたいことだけをやる」。

 3つ目は「クライアントの利益100%」。

 

 1つ目の「過去には一切こだわらない」は、これまでも何度か言ってきた「過去は過去」という話です。すでに終わってしまったものにこだわっても仕方ありません。また、クライアントが過去にこだわるようであれば、「過去は未来を変えることで簡単に変えられる」ことを伝えるのがコーチの役割です。

 2つ目の「やりたいことだけをやる」ですが、これを理解しているコーチは意外に少ないのではないでしょうか? 苫米地式コーチングを学んだコーチであっても、ともすれば、「やりたくないことをやらないといけない時もある」とつい思ってしまいがちです。私は何度も「そんなことはない。やりたくないことをやろうとするのが問題なのだ」と言っているのですが、なかなかわかってもらえません。

 やりたいことだけをやることは可能です。それほど難しいことではないということを、『オリジナル版』に続いて『増補版』でも語っていく予定ですので、今度こそ理解しましょう。何度も言いますよ。難しくないですから。

 3つ目の「クライアントの利益100%」についても同様です。まったく難しいことを言ってるわけではないのに、自分で難しく考え過ぎてしまうのか、「そんなことできるのだろうか?」と思ってしまう人が多いようです。

 しかし、私は「お客様本位100%ですよ」と言っているだけで、ごくごく普通の職業倫理の話です。例えば、あなたがお客さんに商品を売る場合、「AB、どちらがお客さんにとって利益になるかを考えて仕事をしてくださいね」という話をしているだけです。これがそんなに難しいことでしょうか? 自分でハードルを上げないでください。

 もう一つ、コーチが貰うフィーを気にする人がいますが、フィーは時間に対する対価です。要は物々交換ですから、それを「クライアントの利益100%ではない」とは考えないでください。その時間のすべてをクライアントの利益のためだけに考え、行動するのは職業人として当たり前の行為なのです。

 これらのことは初心者のコーチだけでなく、少し慣れてきたコーチもよく勘違いしてしまうポイントなので、『増補版』でも、改めてチェックしていきましょう。

 苫米地式コーチングとはどういうもので、苫米地式コーチはどういう人であるのか?

そして、コーチングとは何かというのを再確認してほしいと思います。また、それができるような新バランスホイールについても紹介していきます。

引用終わり

 

 

一方、コーチングは「心に寄り添う」ものではありません。一切寄り添わないとまでは言いませんが、そこは主眼ではありません。時には冷たく突き放すこともあるのです。

 ですから、コーチングでは、コーチたる者の大前提が決まっています。

 1つ目は「過去には一切こだわらない」。

 2つ目は「やりたいことだけをやる」。

 3つ目は「クライアントの利益100%」。

 

 この「過去には一切こだわらない」「やりたいことだけをやる」「クライアント(施設の場合、利用者やその家族)の利益100%」が、私がお勧めする大前提。

これらを徹底していくとコーチングが施設の“文化”に浸透していき、自然と「態度や言葉」が書き換わっていくはずです。

 F-431:自由訳「心技体」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38010584.html

 

L-248につづく)

 

 

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-追記-

「抽象度」の理解と体得がないと、(抽象度を軸とした場合の)情報空間の底面である物理空間から意識が離れません。それは「自由を失っている状態」。さらに言い換えると

 

  魂を重力に引かれて飛ぶことができない状態

 

 アニメの話で恐縮ですが、これは「Zガンダム」(1985年)の中で、クワトロ・バジーナ(じつはシャア・アズナブル。その正体はキャスバル・レム・ダイクン)が用いていた表現です。

 F-398:赤いGと白いG ~よくわかんないけど、なんかわかった!~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36810305.html

 

 物理次元が世界(宇宙)のすべてだと信じていた子どもの頃は地球の重力のことだと思っていましたが、コーチになった今は

 

魂を重力に引かれる =煩悩を利用され洗脳されている =低抽象度の意識状態

飛ぶことができる =利他的なゴールを自由意思で設定しw2を創造できる =高抽象度の意識状態

 

 だと理解できます。「人類の革新」を目指すシャアがもしも現代に生きていたら、きっとコーチになっているのでしょう。

 L-232202209月シークレットレクチャー -07;コーチングの実践は実戦

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37651471.html

 

 「シャアの反乱」から12年(←物語中の時間経過。物理次元では28年)

 

 現在公開中の「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」の中で、シャアのブリーフをも受け継ぐハサウェイ・ノアはどんな決断を下しているのでしょう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

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次回のオンラインセミナーは、コーチング募集開始前の「コーチング説明会」として期間限定配信(2ヶ月)します。2026年春に配信を開始する予定です。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-393:ナイセイカンショウ <vol.2;内政不干渉の原則>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36598430.html

L-227202209月シークレットレクチャー -02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

Q-461:「この世をよくしたいなら権力から離れる」とは? <vol.5;カテゴリー・ゴール「抽象度」>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38005381.html

Q-462:「この世をよくしたいなら権力から離れる」とは? <vol.6;カテゴリー・ゴール「リーダーシップ」>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38018633.html

Q-463:「この世をよくしたいなら権力から離れる」とは? <vol.7;カテゴリー・ゴール「エソテリシティ」>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38024944.html

 

 

オーセンティック・コーチング2026

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L-248202210月介護施設研修 -08;「過去には一切こだわらない」

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38058921.html

 03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38065073.html

 04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38079540.html

 05;「幸せで楽しい」「最高にうれしい」が“あたりまえ”に書き換わる秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38085683.html

 06;可能世界w2の臨場感を上げる3ステップ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38099185.html

 07;コーチングが“文化”に浸透するための3つの大前提

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38104715.html

 08;「過去には一切こだわらない」

 

 

 前回(L-247)、「コーチたる者の大前提」を紹介しました。それは「過去には一切こだわらない」「やりたいことだけをやる」「クライアント(施設の場合、利用者やその家族)の利益100%」。

 

時間は未来から現在、現在から過去へと流れています。たとえそれがよい思い出であっても、あるいは辛い記憶だとしても、時間の経過とともにどんどん遠ざかっていきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

だから、「あの時〇〇していれば/しなければ…」といった後悔はムダ!

 F-418:私、うっちゃいました <前編;後悔は進化の結果>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37549544.html

 

 私たちが行うべきは、遠ざかる過去をわざわざ“今”にして自らを縛ることではなく、ゴールが生みだす未来に向かう縁とすることです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そのためのセルフトークが、「私らしくなかった。次は〇〇している」。このようなセルフトークを重ね、共有するゴール側の世界(未来)の臨場感を上げていくことが重要です。

 Q-226ReplaceしたらそれがDominantになればいいのですかね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27729316.html

 

 

 ところで、私は研修の冒頭にこのような問いかけをさせていただきました。

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38058921.html

 

 

皆さんの職場では「~しなければならない」や「~してはならない」があふれていませんか?

 

 

 これも正確にいうと「過去」。現状の可能世界w1や共有しているブリーフを把握するためにあえて質問しましたが、コーチングの実践においては「これまではどうだったか?」はまったく関係ありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 コーチとして私が問いかけるのは未来のみ。例えば

 

 

皆さんの職場で、これからどのような会話をしますか?

 

 

 ただし、問いかけるだけ。強制や方向付けは一切行いません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

本当の「しあわせ」は、過去ではなく、未来にあります。だから、これから近づくゴール(未来)にフォーカスすることが大切。それが「過去には一切こだわらない」ということです。

L-207202207月シークレットレクチャー -05;正しい「過去の記憶」の使い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36800425.html

 

 以下、苫米地博士の著書「人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44 もう、努力してはいけない!」(学研プラス、p14)より引用します。

 

 

ルール1 過去にはこだわらない

 私たちは未来に向かって生きています。過去は関係ありません。私たちは、なりたい未来、ありたい未来を自由に生きることができるのです。

 過去にこだわってしまうと、過去に縛られた未来を生きることになります。過去に縛られてしまったら、自由な未来を生きることができません。

 すばらしい未来を実現するということは、未来になればなるほどすばらしさが増していくはずです。そのすばらしい未来に一番近い時間は現在です。過去はどんどん遠ざかっていくだけで、現在や未来に関わりを持つことはありません。あるとすれば、あなたが過去に囚われてしまうことだけです。

 ただし「過去にこだわらない」というのは簡単なことではありません。頭では十分に分かっている人でも、いざとなると過去にこだわってしまう人が多いものです。

 私はアメリカのコーチングの第一人者 ルー・タイス氏と一緒に、TPIEPX2TICEといった自己啓発、コーチングのプログラムを開発し、その普及のお手伝いをしています。TICEはパーソナルコーチングのプログラムですが、TPIEPX2というのは、ルー氏のメソッドを学んだファシリテーターというコーチを養成して、そのファシリテーターがさらに新しい人たちを指導するという形で普及しています。

 ファシリテーターは規定の講習を受け、私やルー氏の考え方をしっかりと身につけた人たちです。本書に書かれているようなことは、当然のこととして身に染みて理解しているはずです。

 ところが、あるとき、新たなファシリテーターを養成する講習において、受講者にこんなアンケートをしていました。

 「あなたはこれまでどのようなコーチングをしてきましたか」

 私はびっくりしました。あれほど日頃から「過去にはこだわるな。過去に縛られるな」と指導しているファシリテーターたちが「過去にどのようなコーチングをしてきたか」というアンケートを取っていたのです。こんなふうに、過去にこだわらないというのは非常に難しいのです。

 これからTPIEのファシリテーターになろうという人たちが受講しに来ているのですから、過去にどんなコーチングをしてきたかなどということは、まったく関係ありませんし、むしろ本来なら「すべての過去を今すぐ忘れてください」とでも言うべきところだったのです。

 「これからどのようなコーチングをしていくつもりですか」と尋ねるのならまだわかります。未来のゴールを設定する作業になりますから、必要なことでもあります。しかし、これまでどのようなコーチングをしてきたかという情報は何の役にも立ちません。訓練を受けたファシリテーターがこうなのですから、普通の人に「過去にこだわるな」といっても難しいのも仕方ありません。

 本来なら、企業の採用試験で履歴書を出すというのも意味がありません。これからこの会社でどういうことをやっていきたいかを書かせるならまだしも、過去を問うても何の役にも立たないはずです。私の会社でエンジニアを採用するときにやってもらうことは、「今すぐに私が言ったプログラムを紙に書いてください」というものです。「大手コンピューター・システム会社に何年いました」などという履歴を言う人がいても、その履歴が現在、および未来に使いものになるのかどうかは、プログラムを書いてもらえばすぐにわかります。

 過去にこだわっても何もいいことはありません。未来はあなたが思い描いたとおりになります。職業でも好きな職業に就くことができます。今すぐにではなくても、本気になって3年、5年、10年と毎日やり続ければ、どんなことでも超一流の仲間入りができます。もちろん世界一になる必要はなく、その仕事で生活できればいいのですから、実際はそれほどたいへんなことではありません。

 未来はあなたが自由に決めることができるものです。ただ、漠然と待っていたのでは現状は変わりませんから、現在の延長線上の未来にしかなりませんが、現状ではない未来をあなたが選び、行動を起こすことで、理想の未来が必ず手に入るのです

 引用終わり

 

 

 私たちは未来に向かって生きています。過去は関係ありません。私たちは、なりたい未来、ありたい未来を自由に生きることができるのです

 

 と言われて、心からそうだと納得できますか? 100%そうだと断言できますか?

 

 

 少しでも迷いがあるのなら、次の「やりたいことだけをやる」の実践は難しいでしょう。心が過去に縛られたままで、自由ではないから。

 L-01020201月シークレット… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 まずは「未来から過去へと流れる“時間の流れ”」を体感し、「過去は一切関係ない」を体得してください。

*関連する重要なワークがこちら↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36900186.html

 

L-249につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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-関連記事-

L-068202011月シークレットレクチャー -03;じかんかじ(時間舵)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28988329.html

L-234202209月シークレットレクチャー -09;「真の意味でなりたい自分になる」という決意

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37687612.html

Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

Q-339~「あなたは食べた物でできている」という言葉は間違っている?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426446.html

 

 

人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44

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L-249202210月介護施設研修 -09;「やりたいことだけをやる」

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38058921.html

 03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38065073.html

 04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38079540.html

 05;「幸せで楽しい」「最高にうれしい」が“あたりまえ”に書き換わる秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38085683.html

 06;可能世界w2の臨場感を上げる3ステップ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38099185.html

 07;コーチングが“文化”に浸透するための3つの大前提

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38104715.html

 08;「過去には一切こだわらない」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38119777.html

 09;「やりたいことだけをやる」

 

 

 私たちは未来に向かって生きています。過去は関係ありません。私たちは、なりたい未来、ありたい未来を自由に生きることができるのです

 

 これは前回(L-248)引用した苫米地博士の言葉(「人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44p14)。

 

 少しでも迷いがあるのなら、次の「やりたいことだけをやる」の実践は難しいでしょう。心が過去に縛られたままで、自由ではないから。

 L-01020201月シークレット… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 「やりたいことだけをやる」とは、人生のあらゆる領域において100%want toを貫くということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 「want to」の反対は「have to」です。わかりやすく言い換えると、「努力」「根性」。これらの言葉に違和感を覚えない人は、社会的な洗脳下にあります。その意識状態のままでは決して「やりたいことだけをやる」ことはできません。

 F-413:てげてげ <ver.3

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37361806.html

 

 さらにいうと、「have to」の根底には、必ず「恐怖」や「不安」があります。

 Q-445:パーキンソン病の母が雨の日も畑に行ってしまうのでとても困っています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37455827.html

 

 だから、心の奥底に潜んでいるはずの「恐怖」をしっかりモニタリングし続けることが重要。恐怖を克服できないままだと、他者にコントロールされてしまいかねません。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 「自分自身はプラスの感情に基づいて行動しているつもりでも、じつは恐怖によってコントロールされている」というケースは少なくありません。

 例えば「高額の報酬を提示されて仕事を引き受ける」という場合、「報酬を得られる喜び」がモチベーションになっているように思えても、その裏には「お金がなくなることへの恐怖」があったりします。

 Q-236:アウトプット自体が苦手。恐怖心に近いです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28179398.html

 

 

 ところで、恐怖と不安の違いはクリアでしょうか?

 

 「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社、p28)の中で、苫米地博士はこのように書かれています。

 

 

「感情」の解剖図鑑

 

 

  恐怖:基本的には「すぐ間近に迫った脅威」に対して抱くもの

  不安:最低でも数時間、長ければ数年後に訪れると予測される脅威に対して抱くもの

 

 つまり、不安を抱くためには、時間と空間を超えた推論や予測が不可欠だということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

その推論や予測を可能とするのが前頭前野の働き(自己発火)。そして、その働きに大きく関係するのが「IQIntelligence Quotient)」です。

L-153202111月医療系研修会 -08;誰もが抱えている“根源的な痛み”

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33866119.html

 

 *詳しくはこちらでどうぞ↓

 F-404:自由訳「守破離」 vol.2;「守」× Healing

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37031929.html

 

 もしも不安を感じたなら、まずは前頭前野を使っているという事実を意識に上げましょう。その点については「私らしい」でOKです。

 ただし、不安に怯えることは、前頭前野の間違った使い方です。すかさず「私らしくなかった。私にはたくさんのゴールがあり、エネルギーが満ちあふれている」と上書きしましょう。それがセルフトークのコントロールです。

 Q-352:人に変に見られていないかがひどく気になります

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33133160.html

 

自身の情動をモニタリングしながらセルフトークのコントロールを行うことはとても重要です。実際、恐怖や不安が強ければ強いほど、「やりたいことだけをやる」ことは難しくなります。さらには、「やりたいことだけをやる」を貫いている人を、時間と空間を超えた推論や予測(=前頭前野の働き)を用いて攻撃するようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 以下、苫米地博士の著書「生成AIの正体」(ビジネス社、p152)より引用します。

 

 

◎“勉めて強いる”ことはやらない

 まず、“勉めて強いる”ことはやらないということは、やりたいことだけをやる、ということです。しかし、私の経験上、「やりたいことをやりましょう」というと猛烈な反発を食らいます。「そんなことができれば最初から悩みなんかない!」「やりたいことをやらないと社会は成り立たない!」「やりたくないことでも進んでやるのが大人になるということだ!」などなど、多くの反論が怒濤のごとく返ってきます。

 しかし、そうやって反論する人に限って「やりたいこと」をやった経験がありません。もっと言えば、「やりたいことなど別にない」という人も少なくありません。

 ですから、まずはやりたいことをやりましょう。もしもやりたいことがないのであれば、まさにこれまで“勉めて強いる”ことばかりしてきた証拠です。勉めて強いることばかりしてきたので、心に浮かんだ思いに素直に従うことが難しいと感じてしまうのです。

 その難しさとは、「やったことのないこと」をするときの「恐れ」「恐怖」です。

 これを別の言葉でいうと、「コンフォートゾーンから出ることができない状態」です。「コンフォートゾーン」とは文字通り、居心地のいい環境です。「自分のやりたいことをやってみる」が難しいと感じる人は「自分の慣れ親しんだ場所」から出るのが怖いのです。

 しかし、「慣れ親しんだ場所」から出ていけば、新しい人やものとの出会いがあります。その出会いは当然ながら「過去になかったもの」ですから、やがて創造性へと結びついていくのです。

 よって、クリエイティブとは、これまでの慣れ親しんだ環境や居場所から出て、未知の場に出ていくことが大切になります。ただし、ただ、出ていけばそれでいいわけではありません。例えば、旅行に出ることは良いリフレッシュになるかもしれませんが、コンフォートゾーンを変えたことにはなりません。大切なのは、誰といるのか? です。人間関係を変えることがコンフォートゾーンを変える一番のポイントになります。

 詳しいことは、私が主催する苫米地式コーチングを学ぶ必要があるのでここではすべて言いきれませんが、興味があれば、『オーセンティック・コーチング』という書籍も出ていますのでご覧ください。

 いまいるコンフォートゾーンから出ることによって、「過去との決別」が可能になってきます。新しいコンフォートゾーンを獲得することが創造性を生み出すのです。

 クリエイティブなことをするというのは「やりたいことをやる」「いまいるコンフォートゾーンから出る」ということだけでいいのです。そこまでできればあなたの好奇心が必ずや何かを摑むでしょう。

 引用終わり

 

 

その難しさとは、「やったことのないこと」をするときの「恐れ」「恐怖」です。これを別の言葉でいうと、「コンフォートゾーンから出ることができない状態」です

 

 コンフォートゾーンから出ることができない状態

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 それは、これまでの記憶がつくる現状w1(←じつは可能世界=I×V)に閉じ込められている状態ともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 閉じ込める力の正体は、強力な「ホメオスタシス」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 博士はこれまでのコンフォートゾーンを飛び出す秘訣を「人間関係を変えること」と書かれています。それは、例えば「退職して職場を変える」というような物理的な話ではなく、「“意味”を変える」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そのポイントとなるのが、「クライアントの利益100%」という感覚。自分自身ではなく、「縁あるもの(&その縁あるもの&…)の利益100%」という感覚です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

L-250につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE          

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

まず、“勉めて強いる”ことはやらないということは、やりたいことだけをやる、ということです。しかし、私の経験上、「やりたいことをやりましょう」というと猛烈な反発を食らいます

 

 私自身もいろいろ経験しました。そのひとつがこちら↓

 L-05420207月シークレットレクチャー -04;小乗から連綿と受け継がれる大乗へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27642189.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

I-017:ブログ更新予定変更のお知らせ ~「恐れはダークサイドに通じる」を克服するために~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11594310.html

F-206~:マトリックス/Matrix

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F-370:義を見て為さざるは、勇無きなり <vol.4;「勇無きなり」の問題点 -「勇」と「エフィカシー」の違い-

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F-153~:チャリティーマラソンで走った人が走った分だけ募金するシステムはおかしい?

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F-284~:気楽 ver.2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 

生成AIの正体



L-250202210月介護施設研修 -10;「クライアント(&その縁あるもの&…)の利益100%

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38058921.html

 03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38065073.html

 04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38079540.html

 05;「幸せで楽しい」「最高にうれしい」が“あたりまえ”に書き換わる秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38085683.html

 06;可能世界w2の臨場感を上げる3ステップ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38099185.html

 07;コーチングが“文化”に浸透するための3つの大前提

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38104715.html

 08;「過去には一切こだわらない」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38119777.html

 09;「やりたいことだけをやる」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38124477.html

 10;「クライアント(&その縁あるもの&…)の利益100%

 

 

 3つ前のブログ記事(L-247)で、「コーチたる者の大前提」を紹介しました。それは「過去には一切こだわらない」「やりたいことだけをやる」「クライアント(施設の場合、利用者やその家族)の利益100%」。

 

 「もうこんな〇〇は嫌だ」「必ず△△する!」とどんなに願っても、人はなかなか変われないもの。それは無意識が「〇〇」を維持し、「△△」を遠ざけてしまっているからです。

 Q-203:「自分自身が最大のドリームキラー」という意味はどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26417115.html

 

 コーチング用語を使って説明すると、「〇〇」がコンフォートゾーン化しており、「△△」はその外 という感じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 コンフォートゾーンは、強力なホメオスタシスで維持されている“空間”のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 脳が発達した人間の場合、その“空間”は情報空間、つまり“心でイメージする空間”中にひろがっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 余談ですが、最新のコンフォートゾーンの定義は「w ∀y∃x rComfortzone(x,y) } x,y ∈w_{current}}」。自然言語でいうと「現在存在しているすべての可能世界を自分にとっての重要度で並び変える関数(ただし、必ず順番を決められるとは限らない)」です↓

 F-430:オーセンティック・コーチングの形式定義 <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37977729.html

 

 

DrT251005 CoachingFormalDefinition -10

CoachingFormalDefinitionDrT20251005」より引用↓

251003_地上最強グローバルサミット v8(Blog

 

 

 前回(L-249)引用した文章(「生成AIの正体」p152)の中で、苫米地博士はこれまでのコンフォートゾーンを飛び出す秘訣を「人間関係を変えること」と書かれています。それは、例えば「退職して職場を変える」というような物理的な話ではなく、「“意味”を変える」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そのポイントとなるのが、「クライアントの利益100%」という感覚。自分自身ではなく、「縁あるもの(&その縁あるもの&…)の利益100%」という感覚です。

 

 以下、苫米地博士の最新刊「生成AIの正体」(ビジネス社、p155)より引用します。前回引用した部分のつづきです。

 

 

◎あなたの外側に創造性はある

 あと一つ、付け加えるならば、利他性は重要です。

 新しい発想が浮かばない原因は何かと考えるとき、自分を中心に考えているからです。たぶん、創造的に生きましょうと言われたとき、多くの人はこう考えるのではないでしょうか?

 「創造的とは何だろう? 新しいものとは何だろう? 自分にそんな力があるだろうか?」などと。しかし、こんなふうに考え出したら思考はどんどん内向きになり、泥沼にハマっていくだけです。

 そうでなく、創造性はあなたの外側にあります。それまでコンフォートゾーンの中にいたあなたは自分の居心地のいい空間作りに励んできました。その発想はどうしても自分のためのものであり、言葉を換えていえば、利己的な思考です。

 しかし、創造性とはこれまでなかった思考法の中からしか生まれません。ということは、利己ではなく、利他しかないでしょう。

 コンフォートゾーンから出て利他的に世界を見直すことで創造的な発想に自然となっていくのです。

 クリエイティブとは利他性のことなのです。

 実は、多くの人がこれに気づいていません。「創造的に変えましょう。これまでの世の中になかったものを生み出しましょう」と言われると、ほとんどの人が自分が欲しかったものやそれをアレンジしたものになってしまいます。

 しかし、私たちの思考はすでにメディアによってかなり毒されています。具体的に言えば、広告代理店がオススメするちょっと「かっこ良さげな」ものを欲しいと思ってしまうように刷り込まれてしまっています。

 その最たるものが本書のテーマである生成AIでもあります。

 この書籍を皆さんが手に取ったということは、いまの日本にAIに対する“同調圧力”のようなものを感じているからでしょう。だからこそ、不安になって手に取ったのではないでしょうか?

 そういう意味ではすでに彼らの術中にハマっているということもできるのです。ただし、数ある生成AI本の中から私の本を選んだということは、このブームに漂ういびつさを嗅ぎ分けているのだと思います。

 何しろ、本書は生成AI絶賛本ではありません。逆に「使う必要がない」とずっと訴えているくらいです。ただし、生成AIを知ることは決して悪いことではありません。

 今後、大なり小なり、生成AIは一般社会に浸透してくるでしょう。そうなったときに、その正体を先に知っておくことはとても重要です。

 もちろん、正体を知っただけでは不十分です。それを凌駕する力を身に付けておくことが何よりも大切になります。

 その力こそが「創造性」なのです。

 生成AIを目の前にしたとき、誰もがこの言葉を口にするでしょう。しかし、具体的にどうすればいいかまで言える人はまずいないはずです。少なくとも私は見たことがありません。

 しかし、私は「創造性」の何たるかを端的に言うことができます。それはずっと、やりたいことだけをやり続けてきたからです。

 やりたいことをやりましょう。これが創造性の源なのです。

 現在のホワイトカラーの仕事の9割ぐらいは近未来にはAIがやるでしょう。これを失業と捉えるのは間違いです。アメリカの配管工のようにブルーカラーの需要も上がりますが、それ以上にクリエイティブな職業の付加価値が上がります。クリエイティブとはやりたいことをやりたいだけやっている状態です。そういう人たちがAI時代の「勝ち組」です。

 引用終わり

 

 

コンフォートゾーンから出て利他的に世界を見直すことで創造的な発想に自然となっていくのです。クリエイティブとは利他性のことなのです

 

 利他的に世界を見直す」といった話をすると、必ず「そんなのムリ」といった正直な反応をいただきます。

 L-214202208… -01;利他性=抽象度の高さ=スピリチュアリティの高さ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37099250.html

 

 でも、利他性は、じつは誰もがあたりまえに実践していることです。例えば介護の現場では、利用者さんやその家族の立場に立っていろいろ考えているはず。その「相手の立場にたって」は立派な利他の実践です。

 L-138202111月小学校親子講演会-01;最高のコーディネーショントレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33283301.html

 

 あとは、その“相手”の対象範囲をひろげていくだけ。それは縁起を拡大していくということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 その本質は「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 人間の脳にはミラーニューロンというものがあります。人間が認識や理解を共有することができるのも、言語を獲得することができたのも、このミラーニューロンのおかげ。

ミラーニューロンを持つ人間は、もともと利他性を内包しています。

 F-046:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから 後編:ミラーニューロン

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11383670.html

 

 だから、まずはゴールを設定し、職場の仲間と共有しましょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 全員で「利用者さんやその家族のために」といったことを“気楽”に考えていると、これまでのコンフォートゾーンを抜けだし、どんどん創造的になっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 すると、「過去には一切こだわらない」「やりたいことだけをやる」こともますます自然に実践できるようになり、本来の潜在能力を十分に発揮できるようになっていきます。

そのとき、「気持ちのコントロールが、日々の忙しい業務の中で難しくなり、態度や言葉に出てしまう」という悩みは消え、そんな悩みを持っていたことさえ忘れてしまうはずです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

L-251につづく)

 

 

CoacHing4M2 EDGE         

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 例えば介護の現場では、利用者さんやその家族の立場に立っていろいろ考えているはず。その「相手の立場にたって」は立派な利他の実践です

 

 ある介護施設の利他的な取り組みを紹介します↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15237057.html

 

 

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Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-284~:気楽 ver.2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

L-239202209月シークレットレクチャー -14;「ゴール」の核心

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37783635.html

Q-271~:現状の外に飛び出す勇気やエネルギーが全く出ませんでした。それでも自己責任なのですね ~綸言汗の如し~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421412.html

Q-387~:同じ職場でお客さんに対しての話し方がおかしい人がいます。どう接すればいいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_429772.html

Q-455~:ゴールにふさわしいブリーフシステムを構築するためには

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_432187.html

 

 

生成AIの正体




L-251202210月介護施設研修 -11(最終回);<ワーク>自己充足的予言

 

202210月、鹿児島県の介護施設で、認知科学やコーチング理論を用いた職員研修を行いました(オンライン研修)。依頼されたテーマは「気持ちのコントロール」。

当日の研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトします。

*関係者の皆さま、大変長らくお待たせいたしました

 

 01;未来(ゴール)が見えない原因

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38044300.html

 02;「場にふさわしくない態度や言葉」への向き合い方

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38058921.html

 03;「飛び交う言葉、会話内容」を意図的にデザインする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38065073.html

 04;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38079540.html

 05;「幸せで楽しい」「最高にうれしい」が“あたりまえ”に書き換わる秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38085683.html

 06;可能世界w2の臨場感を上げる3ステップ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38099185.html

 07;コーチングが“文化”に浸透するための3つの大前提

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38104715.html

 08;「過去には一切こだわらない」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38119777.html

 09;「やりたいことだけをやる」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38124477.html

 10;「クライアント(&その縁あるもの&…)の利益100%

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/38136448.html

 11;<ワーク>自己充足的予言

 

 

 研修を担当させていただいた介護施設の職員さんにとって、「コーチング」というのはまったく未知の話だったようです。なので

 

コーチングの基本は「ゴールを設定し、エフィカシーを上げる」こと

 

といったシンプルな説明を心がけました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 実際にコーチングをはじめる場合には、必ず“脱洗脳”が必要です。それは「現実(Reality)は臨場感の高い情報である(I×V」という事実を理解すること。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 仏説に寄せていうと、中観の体得です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 本当は中観についてじっくり話したいのですが、実際の研修においては「過去には一切こだわらない」「やりたいことだけをやる」「クライアント(施設の場合、利用者やその家族)の利益100%」といったプリンシプルを取り上げます。

 (*じっくり話す場合、まずはここから↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

過去は一切関係なく、やりたいことをやりたいだけやっていい!

その「やりたい」には、もともと利他性が内包されている!

 

 

 そんなことを知るだけでも、心はずいぶんと軽くなるはず。これまでの洗脳が解けかけ、自由を体感するから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 それは強烈な「Rゆらぎ」であり貴重な体験といえますが、残念ながら、慌ただしい日常に戻るとすぐに失われていきます。

 Q-410:「Rゆらぎ」のゆらぎとは何がゆらぐのですか? どのようにゆらがすのですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36018695.html

 

 だから、日々の実践の積み重ねが重要。それは

 

まずはゴールを設定し、ゴール側の世界w2を繰り返し意識に上げ、そのw2の臨場感を強化する(=エフィカシーを上げる)

 

 

 「臨場感を強化する(=エフィカシーを上げる)」ために行うのがセルフトークのコントロール。

 Q-276~:セルフトークのマネジメントについて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421937.html

 

 セルフトークのコントロールの際に私自身が意識に上げているのは、ゴール側、すなわちゴールを達成している未来のイメージで会話をする こと。

 例えば、ゴール側の世界w2が「誰もがイキイキと働いていて、利用者の方々がニコニコしている」というイメージである場合

 

そのイメージに近いなら 「今日も元気いっぱいで私らしい」「誰もが楽しそうで私たちらしい」

そのイメージにそぐわないなら 「私らしくない」「私たちらしくない」+「明日は〇〇している」

 

 という感じ。

 

言語はとても想起性が高いので、イメージに強く影響を与えます。だから、ゴールを共有しセルフトークをコントロールすることこそが、「気持ちのコントロールが、日々の忙しい業務の中で難しくなり、態度や言葉に出てしまう」という課題を解決する鍵となります。

 (*ただし、言語には限界もあります↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 今回の研修の肝なのでもう一度。

 

 これからはゴール側=ゴールを達成している未来のイメージで会話をしましょう。そして

そのイメージに近いなら 「私らしい」「私たちらしい」

そのイメージにそぐわないなら 「私らしくない」「私たちらしくない」+「次は〇〇している」 です。

 

 

そんなことをすこし熱くなりながら話した後、とびきりのワークを紹介しました。それは「自己充足的予言」。「『今日はいい日になるぞ』と思うと必ずいい日になる」という魔法のようなワークです。

 L-129202111月医療・介護研修レポート -10;自己充足的予言×エフィカシー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32846862.html

 

 カラクリを先に話すと、RAS&スコトーマの働きをゴール側から整えることで、認識する“現実”そのものを書き換えてしまう というもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

逆腹式呼吸でリラックスを深めながら「今日(or 明日)はいい日になる」とセルフトークするだけ というシンプルかつ強力なワークです。

L-189202206月医療研修会 -12QA);「ゲシュタルト」「I×V=R」と逆腹式呼吸

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35722171.html

 

以下、苫米地博士の著書「『110分』で脳が生まれ変わる」(イースト・プレス、p152)より引用します。「RAS&スコトーマのコントロール」を体得してください。Feel

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 

成功体験を再現し、次の日の成功を思い描く

 このトレーニングとは別に、夜寝る前に、今日のできごとのうち、うまくいったことをひとつ思い出します

 誰でも1日にひとつくらいはうまくいったことがあるはず。それを思い出して再現し、将来のレパートリーにできるように、そのうまくいったことを「やった!」と思って、できるだけ強く意識します。

 そして、「明日は〇〇をうまくいくようにしようかな、〇〇がうまくいくといいな」などと明日のことを思い浮かべます

 朝起きたら、「昨日、これはうまくいったな」ということを思い出す。そして、「今日は何をうまくいかせようか」ということを思い出すようにします

 

 この朝と夜のトレーニングは、「110分トレーニング」とは別に、おまけで必ず行ってください。毎日やれなくても、できるときだけでもかまいません。

 このおまけトレーニングには、「自己充足的予言」(self fulfilling prophecy)という効果があります。

 「今日はイヤな日になるなあ」と思うと、必ずイヤな日になります。というのも、いいことに対してスコトーマ(盲点)が生まれ、いいことが見えなくなるからです。起きたことがすべてイヤなことにしか見えなくなります。

 逆に「今日はいい日になるなあ」と思うと、イヤなことに対してスコトーマが生まれ、いいことしか見えなくなります。そのため、必ずいい日になります。

 夜寝る前に、いいことだけを脳にしっかり刻み込み、明日起きるべきいいことを思い浮かべます。朝、それを強化することによって、その日一日、いいことしか起きなくなるのです。

 

 このような生活を繰り返していけば、1日ずついいことが強化されていきます。

 それが、結果として組み合わせる記憶のレパートリーを増やしていくことにつながっていきます。

 そして、毎日確実にコンフォート・ゾーンがずれていきます。

 このトレーニングは、「何が起きてもポジティブに考えよう」というポジティブシンキングと似ていますが、この方法ではイヤなことがいっさい起きません。努力してポジティブに考えなくても、いいことしか身のまわりに起きないのです

 引用終わり

 

 

 「今日はいい日になるなあ」と思うと、イヤなことに対してスコトーマが生まれ、いいことしか見えなくなります。そのため、必ずいい日になります

 →このような生活を繰り返していけば、1日ずついいことが強化されていきます

 →毎日確実に(ゴール側に)コンフォート・ゾーンがずれていきます

 

 その結果として、「過去には一切こだわらない」「やりたいことだけをやる」「クライアント(施設の場合、利用者やその家族)の利益100%」がさらにうまく実践できるようになり、本来の潜在能力を十分に発揮できるようになっていきます。

そのとき、「気持ちのコントロールが、日々の忙しい業務の中で難しくなり、態度や言葉に出てしまう」という悩みは消え、そんな悩みを持っていたことさえ忘れてしまっているはずです。お楽しみに。

 

 

 以上、介護施設での研修内容を、最新の知識で再解釈しながら、ブログ用にリライトしました。お声がけいただいた担当の方、そして御参加いただいた皆さま、貴重な機会をありがとうございました。

 

 

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 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-427:さくら <vol.4;覚醒の先にある“寂しい”の先で得たもの>

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Q-395~:セルフトークのコントロールをやっていますが、時折強い孤独感を感じることもあります

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Q-421~:コーチングを受けるとどうなりますか? -version 2

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Q-450:現状が嫌でしょうがなくてコーチングを学び始めましたが、ちっとも変わりません。こんな私でもコーチングを受ければ変わることができるのでしょうか?

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