苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:F:フリーテーマ > F-424~ さくら

F-424:さくら <vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化>

 

幼少の頃の思い出に色をつけるとすると“漆黒”。闇の中で育ったというのが、私の正直な実感です。

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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854341.html

 

 そんな幼少期の記憶の一つとして、ペットにまつわるものがあります。どんなに犬を飼ってとお願いしても相手にしてもらえなかった記憶。猫なら室内でも飼えると食い下がったらものすごく怒られた記憶。友達が飼っている犬の話をしていたらいきなり殴られた記憶。

 F-001:やり場のない

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雨の中、子猫を抱えながらひたすら歩いていた記憶もあります。雨の冷たさ、子猫のぬくもり、そして両親に「この猫と同じようにお前も橋の下で拾った」と言われたときの心の痛み 今でもはっきりと思い出します。

 Q-167:自分を苦しめているのは記憶です。過去に苦しめられていることを

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24320549.html

 

 そんな記憶の中でもとびきり痛いのが“ミドリガメ”にまつわるもの。ペットを飼いたいと願う孫の望みを祖父母が叶えてくれたのですが、その事実を知った父親が逆上し、祖父母の家に乗り込みカメを強奪。なんと橋の上から川に投げ捨ててしまいました。川は甲突川、橋は移設前の西田橋でした。

 F-037:「もうおねがい ゆるしてください」~心の傷はやがて脳の傷になってしまうという科学的事実~

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手足をバタバタさせながらスローモーションで落ちていくカメの姿が頭にこびりついて離れなかった私は、その後ペットを飼いたいとは言わなかったはずです。

 L-01020201月シークレット… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

 そんな両親のいる場所は、当然、コンフォートゾーンであるはずがありません。大学時代の私は、当時の彼女の家で生活していました。

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 ある夏の日、台風が近づく中、私は彼女の家にいました。なぜ一人でいたのかは覚えていませんが、暴風雨の夜にベランダの室外機の上に1匹のやせた猫がいて、懇願するように部屋の中をのぞき見ていたことは鮮明に覚えています。「今晩だけだよ。内緒ね」と話しかけながら部屋に(勝手に)入れてあげたのが、ペットとの生活第2章の幕開けでした。

 当然のように住み着いた猫は、しばらくして2匹の子猫を出産。2人+3匹の夢のような生活が始まりました。ちょうど医師国家試験の半年くらい前のことです。

 L-11320219月シークレットレクチャー -01;夢

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32063846.html

 

 無事に国試に合格し2人とも社会人になりましたが、残念ながら、猫たちを飼い続けることは難しくなってしまいました。やむを得ず3匹の猫たちは彼女の実家とその知り合いに引き取っていただき、“夢の生活”はあっけなく終わりました。

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 その後、当時の彼女は妻となり、子宝にも恵まれ、家族で暮らす家を建てることになりました。すると、「犬や猫と暮らしたい」という猛烈な思いが湧き上がってきました。我が子のためにも、子どもの頃の夢をなんとしても成就したいと思いました。

 (今思うと、この感覚↑はNG。詳しくはこちら↓)

 Q-229:低年齢の子どもも「want toで生きる」後編;しつけと教育の違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27824108.html

 

 土地探しや設計の段階から子どもたちと犬と猫との生活をイメージしながら取り組みました。庭で思いっきり駆け回っている姿、砂場で泥だらけになって遊んでいる姿、木陰で休憩している姿、室内でくつろいでいる姿など

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 家が完成し子どもたちもある程度大きくなったタイミングで、念願の犬を迎え入れることになりました。家族で決めた犬種はラブラドール・レトリーバー。妻が見つけたブリーダーさんとの密なやり取りを経て、ついに真っ白いラブがやってきました。

20099月、ちょうど私が苫米地博士と情報的に出会った頃です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702480.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7702640.html

 

 博士に学びながら、私は「犬や猫が好きな自身のブリーフは誰かに埋め込まれたものなのではないか?」と疑うようになりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

  なぜ犬・猫好きなのか?

  本当に犬・猫好きなのか?

  犬・猫と暮らすゴールは何か?

 

 そんなことを真面目に考えたりもしましたが、「さくら」と名付けたラブはかわいくてかわいくて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

さくら(2013年4月)

さくら

20134

 

 

もはや我が家の犬・猫は家族同然。「家族との縁に理由なんかいらない」と思考停止しながら、ただただ幸せな時間を、子どもの頃からの夢の最高の現実化を、楽しみました。

L-11520219月シークレットレクチャー -03;夢を現実化する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32114512.html

 

 

 あれから16年。先日、我が家のさくらは旅立ちました。

 

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら、私は「さくらとの縁」について思い巡らしました。

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 そんな意識状態のときに目にとまったのが、苫米地博士のこの言葉です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 

  4次元世界はA次元の写像

 

 

 以下、苫米地博士の著書「夢が勝手にかなう脳」(講談社、p64)より引用します。

 

 

◆一人ひとりのA次元には役割を果たすために働く「意思」がある

 「4次元世界はA次元の写像だ」と言うと、「これまで人類が何千年にわたって綴ってきた歴史もまた、A次元の写像ですか? たとえば、紙が発明されたり、産業革命やIT革命等が起こったり、天才が現れてさまざまな謎を解明したりするなど、文明の進展にとって起爆剤となるようなことが突如起きるのはすべて、A次元の写像ですか?」といった質問を受けることが、よくあります。

 ある意味では、イエス。誰かがA次元の写像をキャッチしてひらめいたことが、歴史を大きく変えるきっかけになることはあります。

 しかし、A次元全体に何らかの意思があって写像がつくられているかと言うと、それはわかりません。まったくランダムにA次元で起きていることが、4次元世界の写像になっただけなのかもしれません。

 

 私に言わせれば、A次元に意思があると信じる人は、絶対神がこの世を創造したと考える宗教の信者です。「A次元=絶対神」と考えるのは自由ですが、現実にはそんな神様はどの次元にも存在しえません。

 ゲーデルが証明した不完全性定理-思い切り簡単に言ってしまうと、「どんな系であったとしても、系には証明不能もしくは相矛盾する命題が必ず存在する。よって、絶対的に正しい、矛盾のない存在は、この世にもあの世にもありえない」という定理が、次元を超えて働いているので、全知全能の神は存在しえないのです。

 もっとも、A次元に意思があるかないかなんて、考えるだけムダです。そんなこと、下の次元からは知りようがないですから。お釈迦様が、

 「あの世のことは死んでから悩め」

 と、言った、それと同じことです。

 

 しかし、A次元全体の意思はないだろうけれど、人間一人ひとりには、A次元における意思がある可能性は高いと、私は考えています。

 言い換えれば、A次元に絶対神はいないけれど、超自然的な存在を感じるとしたら、それは次元を超えた自分自身だ、ということです。わかりやすいたとえで、

 「足の親指の爪先が自分の脳で、頭の脳が抽象次元」

 だとすると、爪先は爪先なりに、

 「自分はどうして、こんなところに生きているのだろう」

 と考えています。でも、頭の脳は爪先が何をして生きればいいのかなんて、これっぽっちも考えていません。

 たとえば、「歩く」という動作一つとっても、頭の脳は爪先の考えとは無関係に、「歩きたい」と思うから足を動かし、親指の爪先で大地をとらえて歩いているだけです。でも親指的には、自分より抽象度の高い脳に関する知識がないので、

 「超自然的な意思によって、自分は動かされている」

 と考えているのかもしれません。

 それはあながち、勘違いとも言えません。頭の脳にとって親指の爪先は自分の一部でしかないけれど、たしかに「歩け」という指令を出したのですから、意思と言えば意思です。

 ただ、爪先の人生を考えての意思かどうかは、わかりません。頭の脳に親指の爪先の人生を操る意思があるか否かは、非常に微妙なところでしょう。

 しかし、もし親指の爪先に、頭の脳の声が聞こえたとしたら、どうでしょう?

 だとしたら、爪先の脳の思考が抽象度の高い頭の脳まで飛んだことになります。そうして聞いた声は、おそらく次元を超えた自分自身の声なのです。

 このたとえでわかるように、A次元に自分の意思があるかどうかはさておき、4次元世界の自分がA次元の声を聞くことは不可能ではありません。そうやって聞こえてくる声はたぶん、

 「A次元の自分の意思が、言語という4次元の抽象度に変換された

 ものでしょう。

 と同時に、その声が聞こえたときが、人が4次元空間で果たすべき自らの役割を知る瞬間でもあります。

 たとえば「ある日突然、自分はボランティアに身を捧げようと思った」などというとき、それを「啓示だ」と思う傾向があります。超自然的な存在、もしくはサムシング・グレイト、神の意思が、自分を思いも寄らない行動に駆り立てた、と信じ込んでしまうのです。

 でも、神の声なんかではありません。自分自身の内省的な声なのです。

 ここを履き違えると、とんでもない宗教にはまってしまいかねないので、きちんとわきまえましょう。

 抽象度が上がると、人はA次元の自分自身と内省的な会話ができる。それが、自分の本来の役割を知る第一歩だと理解してください。

 

 目に見えないA次元という存在に、これくらいリアリティを持つということはすなわち、金融資本主義の競争原理に汚染された物理空間におけるすべての足かせから、自らの身が解放されることでもあります。

 物理空間に身を置きながら、何の疑問もためらいも苦労も悩みもなく、自らの役割に嬉々として取り組んでいくA次元のイメージに強烈なリアリティを感じれば、そんな夢のような毎日を具現化してくれます。

 原監督のように夢を実現できる人には、それが明確な認識になっているかどうかは別にして、A次元にいる自らの存在にリアリティを感じるほど抽象度の高い思考ができて、ゴールを設定できている。野球文化の定着というゴールはまさにA次元的なものではなかったでしょうか。

 引用終わり

 

 

そうやって聞こえてくる声はA次元の自分の意思が、言語という4次元の抽象度に変換された」もの。と同時に、その声が聞こえたときが、人が4次元空間で果たすべき自らの役割を知る瞬間

 

 「さくらと過ごした日々」という4次元世界(空間)を振り返ると、ずっと「A次元の意思」に触れていたような気がします。

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 

 物理空間に身を置きながら、何の疑問もためらいも苦労の悩みもなく、自らの役割に嬉々として取り組んでいく

 

 苫米地博士に学びながらさくらと過ごした16年間が「子どもの頃からの夢の最高の現実化」となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)だったに違いありません。

Q-196未来の抽象度の高いイメージ(I)を臨場感高く想像すれば(V)実現する(R)と考えていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25936863.html

 

さくらの看取りを経て、その縁がコーチとしての機能にも大きく影響していることに気がつきました。

L-03520204月シークレットレクチャー -04;エフィカシーとは縁起の結実の確信

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26686871.html

 

 ありがとう、さくら

 

F-425につづく)

 

 

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F-425:さくら <vol.2;寂しさ>

 

先日、我が家のさくらが旅立ちました。

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

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 そんな自身の情動をモニタリングしながら気づいたのは、「さくらと過ごした16年間が『子どもの頃からの夢の最高の現実化』となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)に違いない」ということ。そして

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化

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 vol.2;寂しさ

 

 

 正直にいうと、今も、なかなか集中し続けることができません。古いOSのようにちょくちょくフリーズしてしまう感じです。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

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 集中を妨げるのは「寂しさ」という情動。そもそも寂しさとは何なのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑 仕事もプライベートも充実させる、心の操り方」(誠文堂新光社、p76)より引用し(青字)、考察を加えます。

 

 

【寂しさ】

 あるはずのものや、あってほしいものが欠けていて、心細く満たされない気持ち。あるいは、人恋しくて物悲しい気持ち。寂しさの度合いによっては、「胸が締めつけられる」「涙が出る」といった身体的反応が起こることもある。

 

寂しさには、いろいろな種類がある

 「寂しさ」と一口に言っても、ひとくくりにはできません。その内容は千差万別です。

 「大切な人を失って、寂しい」「住み慣れた場所を離れて、寂しい」「恋人や家族がいなくて、寂しい」という人もいれば、「人は究極的には誰ともわかりあえない、孤独な存在である。そう考えると寂しい」「ビッグバンの前の、何もない宇宙を想像すると寂しい」という人もいるかもしれません。

 抽象度の低いものから高いものまで、人はさまざまな物事に対し、寂しさを感じるのです。

 引用終わり

 

 

 大切な人」「住み慣れた場所」「恋人や家族」というのは、物理空間上の具体的な人や事物のこと。

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 それらが「欠けていて、心細く満たされない」というのが、抽象度の低い「寂しさ」です。さくらを失って感じているのは、まさにこの次元の寂しさでしょう。

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 その寂しさは動物的だともいえます。抽象度の低い「寂しさ」を感じるとき、心は不安定かつ短絡的になりがちです。「大脳辺縁系優位」といえるこの状態のことを、「ファイト・オア・フライト」と表現します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

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 「集中できず、たびたびフリーズする」というのは、IQが下がっている証拠。それは「より高次の情報空間にアクセスできない(=臨場感を感じられない)」という状態です。

 F-404:自由訳「守破離」 vol.2;「守」× Healing

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37031929.html

 

 

動物の本能から生じる、抽象度の低い寂しさ

 抽象度の低い寂しさは、動物の本能に基づく寂しさであるといってもよいかもしれません。

 動物にはもともと、身の安全を守るために群れをなす習性があります。

 進化の結果、人間は一人でも行動できるようになりましたが、脳内には、仲間を求める仕組みがまだ残っています。集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っているのです。たとえば、一人暮らしの人が寂しさを感じてしまうのは、そのせいです。

 しかし、そうした寂しさには、実は、あまり意味はありません。

 よく考えてみてください。山奥や無人島などの特殊な環境でない限り、たとえ家族などの同居人がいなくて一人で暮らしていても、単に壁で区切られているだけで、同じマンションや近所には、たくさん人間がいます。物理的には数メートルしか離れていないなどということも、ざらにあるでしょう。

 こうした寂しさを感じそうになったら、「壁の向こうには人がいる」と考えるようにしましょう。

 生物学的な、抽象度の寂しさには、想像力を少し働かせるだけで十分に対処ができるのです。

 引用終わり

 

 

 集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っている」というのは、ざっくり言うと、ブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 人の前頭前野には複数の「ブリーフ」が同時に存在しています。階層性はあってもグチャグチャなカオス状態として機能しているのが、コーチング実践前のBSの実際のところ。

その「グチャグチャ」「カオス」が、人の心に矛盾や葛藤、混乱を生みだします。

 L-09420217月シークレット… -06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 

BSに影響するような情動的な体験の記憶(アンカー)が、何か(トリガー)をきっかけに扁桃体&海馬によって増幅されながら引っ張り出されると、自律神経系が刺激され身体の不調が出現します。「食欲不振」「悪心・嘔吐」「体の痛み」「めまい」「胸痛・圧迫感」「息苦しさ」などは、その典型的な症状です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 扁桃体と海馬が記憶を引っ張り出す働きは大脳辺縁系の処理の中ではあくまでローカルなものですが、前頭前野に認識のパターンを生みだすまで高まる(=BS化)と、自律神経系を介して脳幹までも変調させます。

そこまでいくと、命に関わるような不調が生じてしまいかねません。

 PM-04-04収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 だから「情動的な体験の記憶」は必ず克服するべきなのですが、その克服は決して簡単ではありません。「抽象度の低い寂しさ」は「動物の本能に基づく寂しさ」だから。それは遺伝子レベルといえるくらい根源的な“呪縛”だといえます。

 

集団で行動していた時代の名残が、生物としての人間の脳に残っている

 

その「名残」は、じつは、コーチングにも大いに関係します。「名残」を克服できないと、いつまでも過去に囚われたまま。その「名残」のひとつが「エスティーム(Esteem)」です↓

L-172202203月シークレット… -05;「新たな世界(w2)」が包含する“光”と“影”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34943681.html

 

 

ホメオスタシスがもたらす寂しさもある

 大切な人を失ったり、住み慣れた場所を離れたりしたときに感じるのは、ホメオスタシスの働きによって生じる寂しさです。

 人間の身体や精神には、自分にとって居心地のいい状態、慣れ親しんだ状態を維持しようとする力(ホメオスタシス)が強く働いています。そして、何らかの事情により、「自分はこういう人間である」「自分はこういう世界に生きている」という脳内のブリーフシステムが崩れると、最初のうち、脳は戸惑い、それを何とか元に戻そうと葛藤します。このときに、寂しさが生まれるのです。

 引用終わり

 

 「身体だけでなく精神、すなわち心の空間(=情報空間)にまでホメオスタシスが拡張している」というのが、苫米地理論の第Ⅰ世代「サイバーホメオスタシス理論(CH理論)」↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 今の私は、まさに「『自分はこういう世界に生きている』というBSが崩れた状態」。それは「ゲシュタルトが不安定化した状態」ともいえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 さらに古い表現で言い換えると、「フレームの中断」。これは他者に情報を書き込まれかねない、とても危険な状態です↓

 F-114:情報が書き換わると現実が変わる vol.5;「幸せなら手を叩こう♪」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 その一方で、「BSが崩れた状態」「ゲシュタルトが不安定化した状態」「フレームの中断」は、これまでのコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)の壁を突き破るチャンスでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

  危険であるが、チャンスでもある

 

 

 その両者を分けるのはゴール!

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 「さくらとの縁」によりCZを突き破り、コーチらしく新たな未来(社会)を創造するために、私はゴールを再設定(更新)することにしました。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 

 とはいっても、やっぱり集中できないので、まずは「趣味」のゴールから。

 Q-425:現状の外側に100%want toのゴールvol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

 気楽に。さくらを感じながら

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 

さくら(2014年5月)

さくら

20145

 

 

F-426につづく)

 

 

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 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

-追記-

 以下、「『感情』の解剖図鑑」より引用します(p79)。本文で引用した部分のつづきです。

 

 

寂しさをコントロールする方法

ここでは、寂しさをコントロールする方法を2つ、紹介しましょう。

 

1 想像力と思考力をフルに駆使する

 寂しさを早く乗り越えたいときは、想像力や思考力を駆使しましょう。大切な人が目の前からいなくなって寂しさを感じたなら、「ほかの町で元気に暮らしている、その人の姿」を想像すればいいし、住み慣れた場所を離れて寂しさを感じたなら、「新しい場所で楽しく暮らすこと」をゴールに設定し、それを達成するための方法を考えるのです。

 いずれにせよ、ある程度時間が経ち、脳が「もう、ブリーフシステムは元の状態には戻らない」と認識し、現状を踏まえた新たなブリーフシステムを受け入れるようになると、寂しさは徐々に治まっていきます。

 

2 寂しさは、人の感情が生み出す幻の感情ということに気づく

 人間の根源的な孤独に思いをはせたり、宇宙の成り立ちに思いをはせたりしたときに生じる、時間空間を超えた、抽象度の高い寂しさはどうでしょう。

 これらは、想像しすぎ、考えすぎから生まれていますから、当然のことながら、想像するのをやめれば、寂しさは治まります。何事も、ほどほどが一番なのです。

 寂しさを感じることは決して悪いことではありません。しかしあくまで、その感情を楽しむことができる程度であれば、です。

 寂しいという感情にとらわれすぎてはいけません。抽象度の低いものであれ、高いものであれ、寂しさはすべて、自分の想像力の欠如もしくは過剰さが生み出した、幻の感情にすぎないのです。それに気づくだけでも、だいぶ心持ちは変わってくるはずです。

 引用終わり

 

 

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「感情」の解剖図鑑




F-426:さくら <vol.3;“洗脳”が解ける(解けかけている)感触>

 

先日、我が家のさくらが旅立ちました。

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら気づいたのは、「さくらと過ごした16年間が『子どもの頃からの夢の最高の現実化』となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)に違いない」ということ。そして

 

 vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37769002.html

 vol.2;寂しさ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37803561.html

 vol.3;“洗脳”が解ける(解けかけている)感触

 

 

 さくらが我が家にやってきたのは2009年の9月。ちょうど私が苫米地博士と情報的に出会った頃でした。

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 その2年後(20118月)、「思うままに夢がかなう 超瞑想法」(PHP研究所)という苫米地博士の著書が出版されました。その冒頭(p2)にこんな文章(青字)があります。

 

 

 あなたは飼い犬のシロと散歩中です。近所の公園でボール投げをしてシロを遊ばせています。久しぶりにあなたと遊べて、シロはとっても嬉しそう。尻尾を千切れんばかりに振りながら、あなたが投げたボールを追って、公園内を駆け回っています。

 引用終わり

 

 さくらはボール遊びが大好きだったので、この文章にとても強い臨場感を感じました。嬉しそうな瞳、激しい息遣い、渡されたボールのヌメッとした感触、再び投げたときのはじけるような猛ダッシュまるで今も目の前にさくらがいるようです。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 

 では、目を閉じてください。世界は真っ暗になり、何も見えなくなります。

 しばらくしたら、目を開けてください。きっと目の前には見慣れた公園の景色が広がっているはずだし、シロはボールを口にくわえてあなたのところに戻ってこようとしているはずです。

 ふたたび質問です。

 あなたに向かってくる犬は、本当にあなたの飼い犬のシロですか?

 目の前の犬は、もしかしたらシロのふりをした別の犬かもしれません。どうして目の前の犬がシロだとわかるのですか? もっと言えば、そもそもシロが本当に存在しているかどうか、あなたは証明することができますか?

 引用終わり

 

 そもそもさくらは存在しているのだろうか?

 

 「超瞑想法」を読んだのは、さくらや博士と縁を結んで2年後のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

さくらと散歩をするときはいつも博士の講義を聞いていたので、私の中でさくら(というゲシュタルト)と苫米地博士の情報場は結びついていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 それはトリガー(trigger)&アンカー(anchor)の関係。そのトリガー=さくらが本当に存在しているのかと真剣に思索したとき、私は強いめまいに襲われました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 それは“あると信じて疑わなかった物理空間”が突然崩壊するような感覚。足元が崩れ落ち、方向感覚を失い、未知の場所(次元? おそらく情報空間)に投げ出されたような感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

 じつは、さくらが亡くなったあとも、あの時と同じような感覚に襲われました。この世(可能世界w1)がリアルでなくなったような感触。その一方で、あの世(ゴールの可能世界w2)もリアルに感じられない感覚

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 空中をフワフワと漂っているようなこの感覚は、きっと変性意識が深まった状態であるはず。それは生まれてからずっと浴び続けた“洗脳”が解ける(解けかけている)感触でもあるのでしょう。

 L-227202209… -02;「ア・プリオリ」から始まる堕落と洗脳 ←その根底にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37564658.html

 

変性意識(Altered State of ConsciousnessASC)とは、「目の前の現状よりも現状とは異なるイメージに強い臨場感を感じている状態」のこと。

 Q-265~:臨場感世界をまったく同じように感じることが可能なのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420880.html

 

苫米地博士は全ての変性意識生成方法を統一的に説明されています。それが「Rゆらぎ」です。

 L-11420219月シークレット… -02;夢=w1=高次の抽象度空間にひろがる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32099568.html

 

 通常、抽象度が上がると、臨場感は下がります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

具体的な情報量が減っていくからです。抽象度が上がるほど、文字どおり“抽象的”になっていきます。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 ところが、「Rゆらぎ」を利用すれば、「抽象度を上げる際に同時に臨場感を上げていく」ことが可能になります。その秘訣が「呼吸」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36874418.html

 

 そんな変性意識について、苫米地博士は「変性意識は特定の自我を作ること」とも説明されています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33933655.html

 

 本物のコーチング(Authentic Coaching)においては、「自我を作ること」自体を目的とはしません。自我(=関数p)は、心から望む新たな可能世界w2に移動した結果として、自然に変わるものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 可能世界w2とは、ゴール設定で生みだす世界のこと。それはゴール側のコンフォートゾーンであり、高いエフィカシーで強化する臨場感世界のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 そんな自我(関数p)と可能世界w2(臨場感世界)の関係は「双方向性を持った縁起」↓

 Q-329:記憶が抜けるvol.4;自己イメージと臨場感世界は双方向性を持った縁起>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31941786.html

 

 

 さくらを感じながらそんなことを考えていたら、突然、苫米地博士の教えのコアに触れた気がしました。苫米地理論第Ⅱ世代「超情報場理論」に包み込まれたような体感です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 以下、「超瞑想力」(p6)より引用します。

 

 

世界はすべて、情報でできている

 この「はじめに」では、本書の核となる、もうひとつ大切なことをお伝えしたいと思います。

 

 それは、「この世界はすべて『情報』でできている」ということです。

 

 たとえば、目の前にリンゴがあるとしましょう。

 あなたはそのリンゴの存在を、目で見たり、手で触ったり、匂いを嗅いだり、味わったりして、実感することができます。

 さて、ここでよく考えてみてください。

 「リンゴの存在そのもの」や「リンゴが存在しているという実感」は、絶対不変の前提条件でしょうか? ……違いますよね。存在や実感は、視覚や触覚、嗅覚や味覚など五感を通じてキャッチした情報を脳内で処理することによって生じているのです。

 同じことが、この世のすべてに当てはまります。

 ホームの人々も、駅の看板も、線路を走る電車も、近所の公園も、犬のシロも、この世の森羅万象は、絶対的に存在しているわけではなく、あなたの五感が何らかの情報をキャッチして、その情報を脳が処理することによって、この世に存在しているかのように認識されているのです。

 あなたの脳が情報処理を行っただけですから、事物の存在自体が(客観的に)証明されたわけではありません。あくまであなたが「認識している」だけです。

 言うなれば、「情報」によって、あなたは世界を「ある」と信じている、ということです。

 つまり、

 「万物は脳がとらえた情報に過ぎない。しかも、その情報はあるともいえるし、ないともいえる

ということができるのです。

 引用終わり

 

 

 万物は脳がとらえた情報に過ぎない。しかも、その情報はあるともいえるし、ないともいえる

 

 これは「空(くう)」のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 わかっているつもりでいましたが、さくらの死を縁に、さらに“リアル”に「空」を体感した気がしました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 そんな意識状態で感じたのは“寂しさ”。それは「さくらを看取ったときに感じた寂しさ」とは、まったく次元の異なる“寂しさ”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

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さくら(2022年12月)

さくら

202212

御世話になった動物病院にて

 

 

F-427につづく)

 

 

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 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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超瞑想法

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F-427:さくら <vol.4;覚醒の先にある“寂しい”の先で得たもの>

 

先日、我が家のさくらが旅立ちました。

ラブラドールの平均寿命を考えると、「天寿を全うした」という表現がピッタリの大往生です。しかしながら、今でも悲しみが止まらず、寂しくてたまりません。

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

 

 そんな自身の情動をモニタリングしながら気づいたのは、「さくらと過ごした16年間が『子どもの頃からの夢の最高の現実化』となったのは、A次元のイメージに強烈なリアリティを感じた結果(具現化)に違いない」ということ。そして

 

 vol.1;子どもの頃からの夢の最高の現実化

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37769002.html

 vol.2;寂しさ

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 vol.3;“洗脳”が解ける(解けかけている)感触

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 vol.4;覚醒の先にある“寂しい”の先で得たもの

 

 

 万物は脳がとらえた情報に過ぎない。しかも、その情報はあるともいえるし、ないともいえる

 

 これは「空(くう)」のこと。わかっているつもりでいましたが、さくらの死を縁に、さらに“リアル”に「空」を体感した気がしました。

 そんな意識状態で感じたのは“寂しさ”。それは「さくらを看取ったときに感じた寂しさ」とは、まったく次元の異なる“寂しさ”です。

 

 

 「世界はすべて情報でできていて、情報を変えると物理も変わる」「物理とは、情報場の写像である」というのが苫米地理論の第Ⅱ世代「超情報場理論」。

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 苫米地博士は、コーチングを「可能世界間の移動(w1w2)」と定義されています。コーチング実践中に自由自在に移動できるようになるのは、「世界(宇宙)はすべて情報でできている」からです。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

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 釈迦は宇宙の理を「縁起」として説明し、後の天才たちがその思想を「空(くう)」に発展させました。

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 その「空」の理解と体得がコーチングのスタートライン。

 L-217202208月シークレットレクチャー -04;情報を操作する鍵

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37162258.html

 

それを苫米地博士は「脱洗脳」「脱構築」と表現されます。

 Q-421~:コーチングを受けるとどうなりますか? -version 2

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 「縁起」や「空」は言語の抽象度を超えていますが、あえて言語化するならば

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

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の世界(宇宙)に存在するすべての事象は、すべて自分の心が生みだしている

 

 

 つまり、すべて幻想であるということ。そして、幻想の正体は情報です。

その情報は誰かが意味を持たせて初めて情報となります。苫米地博士が好まれている昔からの表現でいうと「ゲシュタルト」。超情報場理論でいうと「情報場」です

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 では、なぜ「意味を持った情報(ゲシュタルト、情報場)」は生まれ“現実化”するのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

 答えは“寂しい”から。

 F-407:自由訳「守破離」 vol.5(最終話);苫米地式「守破離」の真髄

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37145932.html

 

 以下、苫米地博士の著書「幻想と覚醒」(三才ブックス、p128)より引用します。

 

 

覚醒の先にある「寂しい」

 「寂しい」については少し難解な定義なので、もう少し説明します。

 物理的現実世界という幻想から覚醒しても、目の前に広がるのは新たな幻想です。

 その幻想から覚醒しても、さらに次の幻想が現れます。幻想から覚醒し続けると、待ち受ける先は情報です。すべては、情報だけになります。

 そして、目の前に広がる世界は、すべて自分が生み出したことに気が付きます。

 恋人も友人も両親も、総理大臣も芸能人も赤の他人も、すべて自分が生み出した情報です。すべて自分が生み出したフィクションです。

 皆さんは、それぞれの宇宙で1人だけしか存在していません。宗教でよく言われるところの、アートマンという存在です。

 最終的には、皆さんのアートマン自身も情報に過ぎないのですが、それは悟りの境地なので、ここでは割愛します。

 幻想から覚醒し続けていくと、待っているのは究極的な孤独です。

 自分以外は誰もいません。一緒に映画を観ている恋人も、会話を楽しむ友達も、育ててくれた親も、テレビで大言壮語を吐く総理大臣も実は存在しません。あなたが生み出した情報なのですから。

 しかし、それではあまりにも寂しくないでしょうか。

 

 自分以外に誰1人として存在しないのは、とても寂しいことです。

 ですから、人は隣人を求めます。隣で触れ合える恋人を求めます。気兼ねなく話せる友人を求めます。自分を一番に考えてくれる両親を求めます。そして、この世が自分1人ではないと思わせる他人を求めます。

 そのためには、自分で物理的現実世界を生み出すしかありません。皆で情報を共有するためのスペースを作り出すしかありません。

 それが、「ビッグバン」です。

 ビッグバンは、何の意図もない情報空間から、人々が意図的に情報を共有するために起こされた現象です。

 人間が互いに見て、聞いて、触れることができるように、わざわざ物理的制約を設けた世界を生み出すために起こされたのがビッグバンなのです。

 つまり、宇宙は人間が生み出した世界なのです。ビッグバンも人間が起こしたものです。人々がそれぞれの孤独を埋めるために、共通の認識として幻想の中に物理的現実世界を生み出したのです。

 ボールを蹴るという遊びをする時、どうせならルールを設けて、チームを作り、互いに競わせたほうが面白いでしょう。できるだけ多くの人がのめり込めるように、国同士で戦わせる大きな大会を設定したほうが面白いでしょう。

 宇宙も同じです。

 人が寂しさを紛らわせるために、物理制約というルールを作り、物理的現実世界というプレイグランドを用意したのです。

 

 にわかに信じがたい話かもしれませんが、LSDなどの違法薬物に手を出した人は、その世界を体感するようです。あくまで疑似的ですが、LSDなどでこの世とは違う幻想へ引き込まれた人達は、自分が宇宙で1人しかいないことに気付きます。そして、言いしれぬ恐怖を覚えて帰って来ます。

 ですから、LSD中毒者の多くは、世界平和を訴え始めます。

 彼らは孤独による寂しさを体験したが故に、物理的現実世界のありがたさを知るからです。

 地球環境の素晴らしさ、人間の素晴らしさを知ったために、それらを守ろうとし始めるのです。

 もちろん、本書で私が著している方法論を実践すれば、LSDに頼らなくても寂しさは体感できます。物理的現実世界から一度離れ、あらゆる幻想を取り払うことができるでしょう。

 問題は、その後どうするかです。LSD中毒者のように世界平和を訴えるのか、釈迦のように悟りの境地まで突き進むのか、あるいは、自分にとっての幸せを違う形で模索するのか……

 その選択は、皆さんの自由です。その時には、皆さんは本当の自由を手に入れているはずですから、気の向くままに選択すればいいでしょう。

 この世はすべて幻想であり、同時にこの世は人間の寂しさによって生み出されたのです。どちらかが先に存在していたなどということはありません。釈迦の言葉を借りれば、「すべてがあると言えばある。ないと言えばない」という「一念三千」の論理です。

 引用終わり

 

 

物理的現実世界から一度離れ、あらゆる幻想を取り払うことができる

問題は、その後どうするかその選択は、皆さんの自由

 

 物理的現実世界から一度離れ、あらゆる幻想を取り払う」のが空観。そして、「その後どうするかの選択」が仮観。空と仮を同時に成り立たせる意識状態が中観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

この世界に存在するすべての事象は、すべて自分の心が生みだしています(空観)。つまり、自分や世界は絶対不変の存在としてこの世にあるのではなく、一人ひとりの心がどんな関係を選ぶかによってあり方を変えていくということ。

だから、心をコントロールすれば、自分や世界を自由自在に変えることができます(仮観)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

その理(中観)を、しっかり理解し、本気で実践する

 

それがコーチング。その本質は「縁起に関わる」ことです。

 L-216202208月シークレットレクチャー -03;コーチングの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37136542.html

 

 その「縁起に関わる」ことを、苫米地博士は「超瞑想」と表現されています。超瞑想を通じて、1)情報空間の場の因果関係を正しく、2)自由自在に観て、3)強い臨場感を維持することで、情報場を書き換えることができます。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 そして、その書き換えた情報場を、「物理制約というルール」をクリアしながら、「物理的現実世界というプレイグランド」にうまく落とし込むことができると(実装)

 

その情報場は現実化します。それはまったく新しい可能世界w2という世界(宇宙)を創造したということです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

この世はすべて幻想であり、同時にこの世は人間の寂しさによって生み出されたのです。どちらかが先に存在していたなどということはありません。釈迦の言葉を借りれば、「すべてがあると言えばある。ないと言えばない」という「一念三千」の論理です

 

 

 さくらの看取りを経て、その縁がコーチとしての機能にも大きく影響していることに気がつきました。覚醒の先にある“寂しい”の先で私が得たのは、圧倒的な「一念三千」の体感でした。それはさくらとの縁で得たかけがえのない学び。

 L-173202203月シークレット… -06;「新たな世界(w2)」に潜む“闇”とその対処法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34980243.html

 

  さくら

 

16年間一緒にいてくれてありがとう

貴重な学びをありがとう

 

 

さくら(2025年10月)

さくら

202510

最後の散歩

 

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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幻想と覚醒

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