苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:F:フリーテーマ > F-409~ 病院嫌い ~最適化の外側で遊べ~

F-409:病院嫌い ~最適化の外側で遊べ!~ <前編>

 

 医療現場で直接言われることはそう多くはありませんが、ときどき“病院嫌い”という方に遭遇します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 わざわざ言わないだけで、そう思っている人はけっこういるはず。皆さんはどうですか?

 

 

 病院を嫌いだと思う人の気持ちはよくわかります。医師である私がいうのもなんですが、私も病院が嫌いだから。

 Q-298~:どれくらい相手に共感していいものでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423870.html

 

 相手の中に“病院嫌い”を感じたとき、私はついその理由を探ってしまいます。相手のブリーフシステム(Belief SystemBS)を分析するクセがついているからなのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 それはコーチとしてのハビット&アテュテュード。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 ただし、スコトーマを作り思考を限定してしまうのが嫌なので、コーチとしての私はパターン分類はしていません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それでもあえて分類するならば、“病院嫌い”は大きく5つのカテゴリに分けることができそうです(自由訳です)。

 Q-407BSをゼロベースで観察することが困難な中vol.1;フレーム問題>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35931899.html

 

シンプルにまとめると

 

1)    過去に病院で嫌な経験をしている

2)    未来(老病死)に対して不安や恐怖を感じている

3)    必要性は認めるが信用していない

4)    自分らしくないという感覚が強い

5)    必要性を感じていない

 

 少し抽象度を下げながら、2回に分けて考察します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

1)    過去に病院で嫌な経験をしている

 人は過去の記憶を使って世界を認識しています。その「過去の記憶」とは、たいてい“失敗”の記憶。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 “失敗”とは、「予期(予想)と違う」ということ。必ずしもネガティブな情動を伴うことではありませんが、実際は「悲しい」「悔しい」「辛い」「許せない(怒り)」といった情動が張り付いていることが多いもの。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 私の場合、まだ幼い頃に病院で体験した記憶が出てくることがあります。言葉(words)、映像(pictures)、そして情動(emotions)が一体となったベタベタした感触の記憶が。

 L-067202011… -02思考の3つの軸(Three Dimensions of Thought

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28959379.html

 

 そんな“イヤな記憶”が無意識に病院を遠ざけます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 

 2) 未来(老病死)に対して不安や恐怖を感じている

 病院は「老病死(+生で『四苦』)」の臨場感がとても高い場所です。

 Q-263:コーチングはvol.5;「『老病死(+生で四苦)』を理解し克服する」ために>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28871834.html

 

 「老病死」に対する不安や恐怖が克服できていないと、創造的回避が働き、あれこれ理由をつけて病院を避けようとします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040752.html

 

 不安や恐怖が強くて大脳辺縁系優位になってしまうと、理性を失い情動が暴走してしまいます。そのような状態を「fight or flight」と表現します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 

 3) 必要性は認めるが信用していない

 「老病死」に対する不安や恐怖を克服すると、病院にいても余裕で前頭前野優位を維持できるようになります。

 Q-264:コーチングはvol.6;「老病死(+生で四苦)」を理解し克服する>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28898728.html

 

 医療や介護現場で働く者は必ずしも「老病死」に対する情動を克服しているわけではありませんが、病や死を前にしてもけっこう冷静さを保てるようになります。簡単にいうと、慣れるからです。

 F-075Preventable Trauma Death

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15833962.html

 

 その前頭前野をフル活用した論理的な思考により「病院は信用できない」という結論に至ると、当然ながら“病院嫌い”になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 それは「『老病死』に対する病院の機能・役割はしっかり認めるものの、決して過信はしない」という感じ。

 F-228~:ゼロトラスト

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

 

 COVID-19にまつわる騒動以降、「過信はしない」から「嫌い」に傾いてしまった方が多いのではないでしょうか?

 F-184~:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_410505.html

 

 私自身は、医療システムが悪用されるのを目の当たりにしながら、医療従事者こそ脱洗脳が必要だと痛感しました。

 L-163202201月シークレット… -07;「ゴールを見つける近道」に仕込まれた洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34339393.html

 

 

 以下、苫米地博士の著書「『イヤな気持ち』を消す技術」(フォレスト出版、p155)より引用します。

 

 

他人の刷り込みでつくられる自我

 つまらない記憶が澱のように溜まるという問題をここまで考えてきて、私たちは、大きな問題に突き当たります。

 それは、自分が重要だと思っている情報とはいったい何だろうか、という問題です。

 答えを先にいえば、それは「自我」ということになります。とっつきにくい言葉かもしれませんが、自我とは、自分が自分をどう認識しているかという内容のことです。

 たとえば、「あなたは、どういう人ですか」と問われた場合、「私の名前は、〇×で」「私の生まれは、△×で」「私の仕事は……」というように、私たちは自分にとって重要だと思う情報を並べて自分がどういう人間かを伝えます。

 父親は誰で、母親は誰で、好きな食べ物は何で…… どんな情報でもいいわけですが、それは全部、自分にとって重要な情報だと思っていることです。

 そうやって、自分で自分のことを定義したものが、自我です

 私は、自我とは重要性の評価関数であると定義しています。

 つまり、自我とは、宇宙のすべてのものを重要性の順番で並び替える関数のことなのです

 だから、他人と自分とでは重要だと思っていることの順番が異なり、自我も違うわけです。

 さて、自分が重要だと思っている情報が外から刷り込まれているということは、自我も他人によってつくられているということにほかなりません

 自我というと、たいていの人は自分固有のものであると考えていますが、実際は他人の刷り込みが勝り、自分固有のものはほとんど表に出ていない可能性が高いのです。

 これは、恐ろしいことです。

 このことに関連して、先日、私はとても気味の悪い体験をしました。

 

 私の事務所のすぐ近くに、行きつけの喫茶店があります。

 私は毎日、この喫茶店で何人もの人と会い、仕事の打ち合わせや相談事に応え、長いときには5時間、6時間を過ごします。来客は1日に20人くらいあり、全員が1杯、2杯のお茶を飲んでいくし、食事もします。そのため、私はすでに何百万円も使い、なおも12万円を超す喫茶店代を使い続けている、一番の常連さんです。

 

 ある日、いつものとおりにそこで人と打ち合わせをしていると、従業員がこういいました。

 「きょうは日本戦があるので、貸し切りなんですよ」

 午後6時からは貸し切りだというわけです。

 それで追い出されたのですが、ただの「貸し切り」ではなく、これは日本戦だから席を立ってもらうのは、当然であるというニュアンスです。

 その日本戦というのは、サッカーの試合です。サッカーの試合があることも、日本がどこと対戦するのかも、知りませんでした。

 ところが、その従業員は、日本戦には何百万円も注ぎ込んでいる常連を簡単に追い返せるほどの権威がある、とあたり前に感じているわけです。

 その従業員のこの自我は、おそらく「電通」の権力が生み出したものでしょう。

 テレビをつければ、連日のようにタレントや似非文化人たちが「日本戦を見なければ日本人じゃない」というような言説をのたまっています。

 彼らがそうしていると同じように、「日本戦がある」と一言いえば、たとえどんな常連客といえども「それならいたし方ないですね」と文句も言わずに納得して当然と思っているのです。

 

 アメリカでは、大戦前から国内向けに3S政策というものを行ってきました。

 3Sとは、スポーツ、セックス、スクリーンの頭文字の3つのSです。

 その3Sを与えてやれば、国民は考える能力を奪われて、国を楽に統治することができるというわけです。

 GHQは戦後、それを日本でも行いました。

 すると、日本人はアメリカ人と同じようにハマり、それが現代の日本政府にも脈々と受け継がれてきました。

 それは、政府が意図的にそういう政策をとり、長い時間をかけて洗脳を行い、国民一人ひとりにそういう前頭前野のパターンをつくりあげているということです。

 だからこそ、その従業員にとって、当たり前のことになっているのです。

 常連を追い出すのも当たり前、店が貸し切りになるのも当たり前、「日本戦」という言葉の意味を相手が理解するのも当たり前、誰からも文句をいわれないのも当たり前、日本人全員が日本戦に熱中するのも当たり前。

 

 しかし、私にいわせれば、サッカーをやったこともない人間が試合を見て面白いと感じること自体が何かおかしいのです。

 あるいは、日本が勝った、負けたといって、歓喜するようなことでも悲哀を感じるようなことでもありません。そこで、歓喜したり、がっかりすることが「日本人」なのだと、「電通」に刷り込まれているだけです。

 もちろんこう書いても、日々テレビを見て完全に「電通」に取り込まれている人たちは、私の発言を不快に思うだけでしょう。

 スポーツにかぎらず、刷り込みによってつくられた自我によって、私たちはあらゆることで踊らされています。

 イヤな記憶や、つまらない記憶ばかりが溜まっていくという悩みも、自我がそれを思い出させています。要するに、あなたの自我があなたを不幸にしているのです

 なぜ不幸にしているかといえば、自分で重要だと思っていることは、もともとそう簡単に手に入らないものにしてあるからです。いくら強く望んでも、誰もがワールドカップで優勝することはできないし、優勝しなければ不幸を感じるように、きちんと仕組まれているからです。

 引用終わり

 

 

 博士の言葉を縁に2つの内省言語が湧き上がりました。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 1つは「病院側が患者さんやその家族に『当たり前』を押し付けていないか?」という自問。もしも医療側の「当たり前」を押し付け続けたら、当然“病院嫌い”は増えるでしょう。病院が「have to」ばかりになるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 もう1つは「業界全体が完全に洗脳されているのではないか?」という疑念。それがまさにこの数年間、私が目の当たりにしてきたことです。

 F-281~:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

F-410につづく)

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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F-197~:“あの人”の言葉はなぜ心に響くのだろうか?

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L-207202207月シークレットレクチャー -05;正しい「過去の記憶」の使い方

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Q-411~:やり場のない怒りはどのようにゴール設定すればよいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_430485.html

 

 

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F-410:病院嫌い ~最適化の外側で遊べ!~ <後編>

 

 医療現場で直接言われることはそう多くはありませんが、ときどき“病院嫌い”という方に遭遇します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 わざわざ言わないだけで、そう思っている人はけっこういるはず。皆さんはどうですか?

 

 

 病院を嫌いだと思う人の気持ちはよくわかります。医師である私がいうのもなんですが、私も病院が嫌いだから。

 Q-298~:どれくらい相手に共感していいものでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423870.html

 

 相手の中に“病院嫌い”を感じたとき、私はついその理由を探ってしまいます。相手のブリーフシステム(Belief SystemBS)を分析するクセがついているからでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 それはコーチとしてのハビット&アテュテュードです。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 スコトーマを作り思考を限定してしまうのが嫌なので、コーチとしての私はパターン分類はしていません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 それでもあえて分類するならば、“病院嫌い”は大きく5つのカテゴリに分けることができそうです(自由訳です)。

 Q-407BSをゼロベースで観察することが困難な中vol.1;フレーム問題>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35931899.html

 

シンプルにまとめると

 

1)    過去に病院で嫌な経験をしている

2)    未来(老病死)に対して不安や恐怖を感じている

3)    必要性は認めるが信用していない

4)    自分らしくないという感覚が強い

5)    必要性を感じていない

 

 少し抽象度を下げ、2回にわけて考察します。

 

 *前編はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37211609.html

 

 

 4)自分らしくないという感覚が強い

 これはコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)の話。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 もっとわかりやすくいうと、セルフイメージのことです。

 Q-208:質問という行為はセルフイメージを下げると思っています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26826907.html

 

 例えば、病気を患う自分を「自分らしくない」、健康な自分を「自分らしい」と思うほど、病院と縁がある自分に対して強い違和感が生じます。その落ち着かない感覚が“病院嫌い”の正体ということもあるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 苫米地式次世代コーチング・プリンシプルでいうと、「現状の可能世界w1=病気」と「別の可能世界w2=健康」が同時に存在している感じです。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

ゴールのバランスホイールには、必ず「健康」のカテゴリを設けます。ゴールがなんであれ、その達成には“健康”でいることが必須だから。

 Q-425:現状の外側に100%want tovol.3update ofBalance Wheel」>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36631145.html

 

コーチング中にコーチが行うのは、「健康」のカテゴリへもゴール設定を促し、エフィカシーを高める(=エフィカシー関数をつくる)ことによって「w2=健康」側への移行をサポートすること。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 「w2=健康」が自分らしいと感じられるほど(&「w1=病気」が自分らしくないと思えるほど)、「w2=健康」側にホメオスタシスが働き、心身の状態が“健康”になっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 

 ところで、苫米地博士の“健康”の定義を御存知ですか?

 

 著書「脳に免疫力をつければ病気にならない!」(徳間書店、p30)の中で、苫米地博士は“健康”をこのように定義されています。

 

 

健康とは「体がそのときの自分にとって正常な状態」

 

 

 そのときの自分」は、通常の場合は「現状の可能世界w1」が規定します。それに対して、コーチング実践者における「そのときの自分」とは、「ゴール側の可能世界w2」にふさわしい「自分」のことです。

 PM-04-03苫米地理論で考える「健康」とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7859896.html

 

 ホメオスタシスと重ねていうと、「w2」を実現し維持するようにホメオスタシスが働いている状態が“健康”。苫米地博士は、その状態を「脳の免疫力が健全な状態」と表現されています。

 F-400:縁起から得た“希望/HOPE”の体感 <後編;苫米地理論学習中の気づき>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36884253.html

 

「脳の免疫力」とは、情報空間のエネルギーのことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

 5)必要性を感じていない

 情報空間には階層性があります。その代表が「抽象度」。実際のところ、多くの人々の意識は、抽象度を軸とした場合の情報空間の底面(=物理空間)に囚われています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

生命(現象)は全抽象度次元にひろがっているというのに、低抽象度次元に囚われたままでは、物理空間でしか生命(現象)を認識することができません。マインド(脳と心)でいうと、物理的な脳にばかりに囚われ、情報的な心がスコトーマに隠れている状態です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 私は精神科を持つ病院の院長を長く務めていたので、精神科の先生にいろいろと教えていただく機会に恵まれました。興味深かったのは、心の話がいつの間にか、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質やSSRIなどの薬の話になること。もちろん、神経伝達物質や薬は物理空間上の具体的な存在です。

 S-04-12:本当の幸せを感じられない理由 -2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23170992.html

 

 コーチングを学び、実践し続けていると、抽象度がどんどん上がっていきます。すると、生命(現象)をより高次の抽象次元で捉えることができるようになり、やがて「左脳的な働きを超え、右脳的な働きをブーストする」ことができるようになります。

 L-194202207月医療・介護研修会 -04;「言語束縛」を外すための二つの方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36256269.html

 

 そんな超言語・超論理の意識状態でいると、だんだん物理次元のリアリティが薄れていきます。それが「必要性を感じていない」という状態。わかりやすくいうと、「脳の免疫力=情報空間のエネルギー=気 を用いて対処するので病院は必要ない」と医療を軽視するような意識状態です。

 L-08520213月シークレットレクチャー -08;「feel」の体感

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30185249.html

 

 正直にいうと、私は、このような意識状態を自身の中に感じることがあります。

 F-257~:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421948.html

 

 その時はすぐに「自分らしくない」とセルフトークを行い、同時に「自分らしい」イメージを強く想起します。そのとき思い浮かべるのが「ゲバラ主義」。

 (セルフトークには4つの段階があります。詳しくはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 ゲバラ主義とは、「抽象度の高い理想を描き続けながら、同時に直接的実行を行い続ける」こと。「全抽象度次元で生きる(生ききる)」ことです。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 「全抽象度次元で生きる」とは、「頂点である空(くう)から底面である物理空間まですべての次元を意識に上げながら生きる」ということ。大乗仏教でいう「中観」の感覚です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

高次の空間にフォーカスしすぎると「5)必要性を感じていない」状態になりかねず、物理空間にフォーカスしすぎると「2) 未来(老病死)に対して不安や恐怖を感じている」や「3) 必要性は認めるが信用していない」という状態に陥りやすくなります(ハズ)。

 

 大切なのは「全抽象度次元に集中(concentration)し続けながら、自由意思でそのとき意識に上げる次元を選択する(focus of attention」という感覚。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 そのような理想的な意識状態を維持するためのキーワードが「遊び」。私の好きな表現でいうと「気楽」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 以下、苫米地博士の著書「201冊目で私が一番伝えたかったこと」(ヴィレッジブックス、p189)より引用します。

 

 

超一流脳を身につけたら「遊び」に時間を割け!

 あなたが「超一流脳」を身につけることができた暁には、日々の仕事はこれまでよりもはるかに短い時間で済ませることができるようになり、結果としてかなりの時間が余ることになると思います。

 それでは、その余ってしまった時間には、何をしたらいいのでしょうか。

 意外に思う人もいるかもしれませんが、答えは「遊び」です。実は、遊びは、あなたがステップアップするための非常に重要なトレーニングになるのです。

 ダーウィンの進化論では、生物は最適化によって進化したと唱えていますが、私に言わせればそれは進化ではなく、退化なのです。地上の生物は魚類が進化したものだというのが常識になっていますが、そもそも魚類が陸に上がるきっかけは何だったのでしょうか?

彼らは、最適化の結果、陸に上がったのではなく、遊びで陸に上がった以外に考えられません。ちょっと面白いから陸に上がってみようと水の外へと飛び出した結果、爬虫類へと進化したというのが真相ではないかと思います。「遊び」とは、最適化の外側にある概念なのです。

 遊びの素晴らしいところは、魚が爬虫類に進化したように、遊んでいるうちに「新しいゴール」が見つかるという点です。さらには素晴らしい魚のコーチが「君にはできる」と最初に陸に上がった魚のエフィカシーを上げたのでしょう。

 新しい世界へと足を踏み入れることで、スコトーマが外れ、それまで気づかなかった新しいビジネスチャンスを発見できることもあります。また、新しい世界を知ると、新しい自我も生まれるようになります。結果として人脈が増え、あなたの人間性の魅力も増してくるでしょう。それがさらに、あなたにさまざまなチャンスを呼び寄せることになるかもしれません。

 好きなことをして遊んでいるうちにいつの間にか儲かっていたという人の話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。その人は何も運が良かっただけなのではなく、ある意味では必然的に儲かったのだとも言えるのです。

 引用終わり

 

 

 「遊び」とは、最適化の外にある概念

 

 医療現場で直接言われることはそう多くはありませんが、ときどき“病院嫌い”という方に遭遇します。そのときに私が伝えたいと願っているのが、「遊び」「気楽」という感覚。

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 「好きなことに夢中になっているうちにいつの間にか健康」がアタリマエになったとき、きっと“病院嫌い”という感覚は消え失せている

 

コーチ(&ヒーラー)兼医師として、私はそのように感じています。

 F-407:自由訳「守破離」 vol.5(最終話);苫米地式「守破離」の真髄

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/37145932.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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