苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:F:フリーテーマ > F-318~ 観自在

F-318:観自在 <理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 

観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 

 これは「空(くう)」を伝えるお経「般若心経」の冒頭の一節です。

 PM-02-16:空観、仮観、中観

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

医療はもちろんのこと、すべての領域において、パラダイムシフトの鍵となるのが「空の理解と体得」。

 PM-04-20:超高齢化社会に求められる医療のパラダイムシフト

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8748974.html

 

 なぜなら、パラダイムシフトとは、同じ抽象度での視点の変化ではなく、より高次の抽象度次元に向かう視点の移動のことだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そんな「空の理解と体得」とは、

 

この世界に存在するすべての事象は、自分の心が生みだしている

自分や世界は、絶対不変の存在としてこの世にあるのではなく、一人ひとりの心がどんな関係を選ぶかによってあり方を変えていく

心をコントロールすれば、自分や世界を自由自在に変えることができる

 

 ということを、心から理解し本気で実践すること。一言で表すと「縁起に関わる」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 では、空を理解し体得するためにはどうすればよいのでしょうか?

 

 答えは、空という抽象度の高い情報空間の臨場感を維持するトレーニングを繰り返す。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 そのトレーニングとして、「言語化された物語」を使う方法があります。超瞑想です。

 F-315:デジタル自傷行為 <plan-side -3;ゴール×エフィカシーの“秘密” -後編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32678098.html

 

物語を使った瞑想は、抽象度を上げたときにも強い臨場感を維持しやすいという特徴があります。シンプルに表現すると

F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? ~Indy 5」のvol.1~3;臨場感>

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

言語化された「ストーリー」を繰り返し読む

→ 脳内で同じ体験を繰り返す

→抽象度が高い可能世界w1の臨場感up

 

 抽象度が高い可能世界w1とは、ゴール側のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 ゴールは必ず現状の外であり、ゴール側のCZは現在のCZの外側です。その新たなゴールやCZは、ただスコトーマに隠れているのではなく、より高い抽象度次元にあるもの。偶然見つけられる(到達できる)ものではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その最たるものが空。

何よりも情報量が少なく(潜在的情報量は多く)、何よりも抽象度が高い包摂半順序束のtop=空を感じるのは、決して簡単なことではありません。

Q-338:エンドステートに対する臨場感の問題?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32350876.html

 

 

DrT神奈川大講演-05

神奈川大学情報学部開設記念シンポジウム(2023523日)より引用

基礎科学としての情報〜エントロピーと生命、超次元複雑性と生成AIの未来と私達 Dr.苫米地 (2023年5月20日) - YouTube

 

 

そこで般若心経!

空という抽象度の高い情報空間で臨場感を維持するために、般若心経に込められた情報(書き手のメッセージ)を強い臨場感で認識しながら瞑想を重ねます。具体的には

 

1)一つひとつの言葉の意味や、言葉の中に描かれている世界をイメージする(ゲシュタルト化)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

2)一つひとつの言葉のイメージができたら、複数の言葉のイメージをつなげて、統合する

1つ上の抽象度のイメージを作る(connect the dots

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

3)イメージの統合を繰り返して抽象度の階段を上がっていき、般若心経の世界全体を“統合されたひとつのイメージ”として感じる

(↑「コンセプチュアル・フロー」のこと。こちらでどうぞ↓)

L-08120213… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 誤解を恐れずにいうと、般若心経はありがたいお経でもなんでもありません。般若心経をただ唱えただ書き写すだけでは、何の御利益もないでしょう。

 (「ある」と感じるのは“プラセボ”です↓)

 Q-249:病気をどのように考えていますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28540879.html

 

 大事なのは、般若心経に込められた情報をしっかりイメージし瞑想すること!

“般若心経を学び瞑想することによって抽象度を高めたマインド”自体に力が宿ります。

それは縁起の力であり、生命力そのものといえるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 では、「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時」をイメージしていきましょう。

 

「観自在菩薩」とは、「観音様」のことで、「観世音菩薩」とも呼ばれています。サンスクリット語では「アヴァローキテーシュヴァラ」です。

「菩薩」とは「悟りに向かって修行中の人」のことで、「観音様」は(大乗仏教的には)「自らの悟りと人々の救済のために働くことを同じレベルで実践する人」です。

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分が在る(こと/ところ)を観る」=「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」という意味。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

「自由自在に観る」とは、先入観、既成概念、知識による思い込みなどをすべて捨て去って、「重要性関数ゼロで自我=縁起のネットワークを観察する」ということ。

それはこれまでのブリーフシステム(Belief SystemBS)を手放すということであり、「無人運転」「自動運転」を止めるということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 *「無人運転」「自動運転」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 まとめると、観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる という自由自在!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 以下、苫米地博士の著書「一生幸福になる超訳般若心経」(学研プラス、p14)より引用します。

 

 

お経を唱えるのは瞑想するため

 日本の仏教には「念仏や題目を唱えるだけで極楽浄土へ行ける」と説く宗派もあります。あるいは密教の護摩炊きなどでもお経が唱えられます。ですが、私はこれらもけっして魔法の呪文を唱えているのではなく、瞑想をするための一つの方法論として提示されているのだと考えます。

 日蓮宗や浄土真宗では「般若心経」は唱えないとされていますが、その開祖である日蓮や親鸞も元は天台宗のお坊さんです。比叡山延暦寺には天台宗の偉大な僧の木像があるのですが、その中には日蓮も親鸞もあります。あるいは、法然、栄西、道元らいわゆる鎌倉新仏教の開祖たちもみな比叡山で修行した天台宗の僧でした。天台宗には「止観」という瞑想がありますから、当然、こうした新宗派にも止観の瞑想の影響が色濃く残っていても不思議ではありません。つまり、座禅も念仏や題目を唱えることも「瞑想」の一方便だと考えられるのです。

 

瞑想とは自分自身を自由自在に観ること

 瞑想とは自分自身を見つめ、自分のいる世界を見つめ、宇宙全体を見つめることと書きました。実は、自分自身を見つめると、同時に自分のいる世界も、宇宙全体も見たことになります。なぜかというと、自分自身というのはそれだけで存在しているのではなく、必ず自分以外の周りのもの(=自分のいる世界、宇宙全体)との関係によって成り立っているからです。このことをお釈迦様は「縁起」と呼びました。

 人はとかく、自分というものを絶対視しがちです。ですが、瞑想とは自分自身から離れて、自分自身を外側から見つめ直す作業です。自分を外側から見るには、自分と周囲との関係をよく見る必要があります。このとき、それまでの思い込みや先入観などを捨てて見ないと、本当の自分は見えてきません。思い込みや先入観に縛られていると、自由に自分自身を見つめられないのです。瞑想とは自分自身を自由自在に見る(観る)ことなのです。

 引用終わり

 

 

 瞑想とは自分自身を自由自在に見る(観る)こと

 

 これから理論編(残り2回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究していきます。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。お楽しみに。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

F-319につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 では、「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時」をイメージしていきましょう

 

 ゲシュタルト構築のために補足します。

「行」は「行う」こと、「深」は「深い」こと、そして「時」は「〇〇していた時」です。よって、「行深般若波羅蜜多時」は「深い般若波羅蜜多を行っていた時」という意味になります。

 

「般若」とは、パーリ語の「パンニャー」を音写したもので、「智慧」、とくに「完成された智慧=悟り(覚り)の智慧」を指します。

波羅蜜多」とは、修行中の菩薩が行うべき項目のこと。とくに重要なものが「六波羅蜜(ろくはらみつ)」。「持戒」「忍辱」「精進」「禅定」「智慧」、そして「布施」の6つのことです。詳しくはこちらでどうぞ↓

F-044:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと 前編:布施

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11142143.html

 

「智慧波羅蜜」とは、「何にもとらわれず、物事をありのままに観ることによって本当の智慧に到達する」こと。つまり、止観瞑想のこと↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

「観自在菩薩行深般若波羅蜜多時」は、一般的には「観自在菩薩が自分自身と自分に関係する物事(縁起)を、先入観など何にもとらわれることなく、自由自在に、ありのままに瞑想していた時に」と訳されます。苫米地博士の超訳は「観自在菩薩が、深遠な縁起の瞑想に成功し」です。

 

 

-追記2

「自由自在に観る」とは、先入観、既成概念、知識による思い込みなどをすべて捨て去って、「重要性関数ゼロで自我=縁起のネットワークを観察する」ということ

 

 重要性関数ゼロとは、完全な「無分別」のこと。それが空の境地です。

 私の好きな表現でいうと“無敵”!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

-追記3

「空(くう)」に関して、苫米地博士のブログに論文が掲載されています↓

「空」を定義する ~現代分析哲学とメタ数理的アプローチ

 http://www.tomabechi.jp/EmptinessJapanese.pdf

 

 ワークスDVD2弾 「空の理解と体得」でより詳しく解説されています。下記サイトを御確認ください↓

 http://maxpec.net/dvd2/index.html

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催は11/26(日)。詳しくはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32734556.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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一生幸福になる 超訳 般若心経



F-319:観自在 <理論編-2;自在を観る>

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」

 

今回は理論編(計3回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究していきます。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

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 理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32825990.html

 理論編-2;自在を観る

 

 

 今回のテーマは「自在観る」。

 「自分が在る(こと/ところ)を観る」=「自分という存在を観る」ことは、決して簡単ではありません。「人はとかく、自分というものを絶対視しがち」だから。そう、ブリーフシステム(Belief System)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そのブリーフシステムが、無意識下で、自らの限界を作っています。

 L-09820217… -10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30699999.html

 

 以下、苫米地博士と博士の師僧 荒了寛先生の対談本第1弾「悟りの教科書 『煩悩力』を生かせ」(集英社インターナショナル、p107)より、5回に分けて引用します(苫米地博士の言葉を青色で表記)。まずはこちらから。

 

 

「何ができるか」ではなく「何をしたいか」を自問しよう

『法華経』が教えるように「悉有仏性」、つまりすべての人間には悟りに達することができる潜在能力があるわけです。その自分の中の「仏性」なり可能性なりを引き出すための手段として智顗は「止観」という方法を私たちに教えてくれているのです。

苫米地 私がいつも読者に対して訴えかけているのも、まさにそのことなんです。

 今の若い人たちは「自分には何ができるのだろう」「何が向いているのだろう」といつも迷っていて、自分探しをしたりしているけれども、その問題設定そのものがおかしい。

 そもそも人間は本質的に何にでもなれる可能性を秘めている。あらゆる方向に進むことができるはずなのです。

 それなのに「私は何をすべきか」とか「何に向いているのか」と最初から自分の可能性を狭く捉えてしまって考える人があまりにも多い。それはとてももったいないことだと思いますね。

 引用終わり

 

 

 問題設定そのものがおかしい」は、ディベートでいうところの「インヘレンシー(Inherency)」。それが「多くの人が誤った『自分探し』に陥ってしまう」ことの原因です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

  

 「問題設定そのものがおかしい」は「大切な事実がスコトーマに隠れている」ことで起こります。その事実とは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そもそも人間は本質的に何にでもなれる可能性を秘めている。あらゆる方向に進むことができる

 

 博士のこの言葉を素直に受け入れることができますか?

 もしもできなければ、社会の価値観に毒されてしまっています。

 (「社会の価値観」の一例はこちら↓)

 F-153~:チャリティーマラソンで走った人が走った分だけ募金するシステムは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404043.html

 

 

 ところで、苫米地博士にサインを書いてもらったことはありますか?

 

 あるという方は、ぜひ博士が書かれた言葉を再確認されてください。おそらく「止観明静」か「一念三千」と書かれているはず。

 その「一念三千」という言葉には、苫米地博士のこんな思いが込められています。

 以下、「悟りの教科書」(p109)からの引用です。

 

 

誤解されている「空」の概念

あなたが今いった「人間にはあらゆる可能性があるのだ」ということは、実はこの『魔訶止観』で智顗が最も強調していることでもあります。

苫米地 それが「一念三千」ですね。私も人からサインや色紙を頼まれたときに、この「一念三千」という言葉を最近はよく書いています。

 では、智顗の言っている「一念三千」とは何か。

 その正確な内容については、荒先生からご説明を願いたいと思いますが、その前段階として読者にぜひ説明しておきたいのが『法華経』における「空」の概念です。

 「色即是空」などという文句を通じて、仏教では「空」という概念が大事なのだということを知識として知っている人は日本人でも多い。

 しかし、「では『空』とは何ですか? どういう意味か知っていますか?」と聞くと、九十九%の人は「空とは何もないことです」「世の中は空(むな)しいということです」と答えます。

 だが、その答えは満点はあげられない。せいぜい百点満点のうち五十点ですね。

 引用終わり

 

 

 苫米地博士が書かれる「一念三千」には、「そもそも人間は本質的に何にでもなれる可能性を秘めている。あらゆる方向に進むことができる」という思い(気)が込められています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32365388.html

 

 まずは、「一念三千」という言葉を縁に(トリガー)、「人間にはあらゆる可能性がある」という事実を意識に上げましょう(アンカー)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

そして、「あらゆる可能性」を感じながら、同時に「空(くう)」をイメージしてください。

前回(F-318)取り上げた「般若心経」で語られている「空」とは、「何もない」「空(むな)しい」ということではありません。大乗の「空」とは

 

以下、「悟りの教科書」(p110)から引用します。

 

 

インド人が発見した「ゼロ」

初期仏教や上座部仏教の「空」(サンスクリット語のsunya)とは、虚無、ゼロ、欠如のことですから、それはまったくの間違いではないのですが、仏教ではそこからさらに虚無とは何か、空とは何かについて考察を広げていくのです。

苫米地 そもそもインド人は世界で初めて「ゼロ」を発見した人たちなので、「空」とはゼロのことであるという理解がなされていても不思議ではありませんし、今でも「すべては空しい」「世の中は夢幻」と教えるのが仏教であると思っている人が日本にも多いですね。

 たしかに釈迦は「すべての現象は心が産み出したものだ」と考えましたが、しかし、そこで生きていく価値がゼロであるとか、この世の中の仕組みはまったく意味がないとは考えなかった。だからこそ、お釈迦様は死ぬまで法を説いて回ったのですね。

ところが、初期仏教ではすでに述べたように出家して、煩悩を滅する修行生活をすることが悟りへの道だとされました。そのためもあって「煩悩を消す」イコール「空」という理解がされるようになったわけです。

 引用終わり

 

 

 すべての現象は心が産み出したものだ

  → だから「何もない」「空(むな)しいというのは小乗の空

 

 ここでちょっと昔話を。

私は幼少の頃から仏教を学び、般若心経を暗記していました。大学時代にその般若心経や空の概念について掘り下げて学ぶようになりましたが、「色即是空、空即是色」という言葉がどうしても理解できませんでした(=ゲシュタルト化できなかった)。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 大学生~研修医時代には、論語や孫子、貞観政要といった中国の古典をたくさん読みました。とくに好きだったのが菜根譚(さいこんたん)です。毎日のように古典を読みながら新たな気づきを得ていましたが、同時にざらついた違和感も感じていました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 30代になると松下幸之助さんや稲盛和夫さんといった経営者の著書を読むようになり、自己啓発系の本も読み漁るようになりました。

病院長就任後は「全員が潜在能力を発揮し、楽しく働くことができる職場を実現するためにはどうすればいいのか?」と思い悩みました。先人の教えや成功論をいろいろと試してみましたが、どれもしっくりいきませんでした。

 医師となるきっかけになった「加持でがんが消える理由」についてもわからないままでした。

 PM-03-03~4最福寺 池口恵観法主に学んだ抜苦与楽の生きざま

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6854577.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7031387.html

 

 今思うと、そのすべてが「空」の理解不足によります。博士の言葉でいうと「せいぜい百点満点のうち五十点」の状態。「楽しい職場を実現したい」「生命の不思議を知りたい」といった小さな思い(小乗)が「空」の理解を妨げていたのでしょう。

 L-05220207月シークレットレクチャー -02;縁により「呪縛」は「希望」にかわる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27587288.html

 

 以下、「悟りの教科書」(p112)からの引用です。

 

 

宇宙を作り出した「量子論的ゆらぎ」

苫米地 しかし、そうした「空」の解釈が大乗仏教になり、そしてそれが中国に渡っていく過程で大転換を遂げます。

 「空はゼロ」であるという考え方から、今度は一転して「空とは無限大である」という見方になったのです。

 一般の常識から考えると「空」が「無限大」に解釈変更されるなんてとんでもないということになるかもしれません。

 しかし、現代の量子力学ではそもそも「空虚」なるものは存在しないことが分かっています。

 というのも、かりに一定の空間からすべての物質を除去し、しかも絶対零度にかぎりなく近くしてエネルギーさえも奪ったとしても、その「虚無」の空間の中に光や熱、あるいはクォークやニュートリノなどが出現するのです。

 よく「無から有は生まれない」と言いますが、量子力学の世界では「無」から「有」が生まれるのです。

 これを「量子論的ゆらぎ」と言います。

 そもそも、この宇宙が誕生したのも「量子論的ゆらぎ」のおかげです。

 この宇宙が生まれる以前には物質やエネルギーだけでなく、時間もありませんでした。時間が流れるということは、そこには変化があるということです。変化がないところには時間はありません。そして、何も存在しない空間には変化も起きないのですから、当然、時間も存在しないのです。

 ところが、その「無」が量子論的なゆらぎによって破れたことで、時間もエネルギーも素粒子も一挙に生まれた。それが宇宙の始まりであり、その直後にビッグバンが起きることで宇宙は一気に膨張を始め、その膨張が今でも続いているのです。

 引用終わり

 

 

「楽しい職場を実現したい」「生命の不思議を知りたい」という私の小さな思い(小乗)は、苫米地博士との出会いにより、ヒーラー&コーチとしてのビジョン(大乗)へと拡大していきました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 その理由は「ゴールを見つけたから」。

一生かけて挑戦したい、何があっても実現したい、誰にも止められない/止めさせない そんなゴールを見つけたから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ひとたびゴールが見つかると、これまで「まったく関係ない」と思っていた知識と経験がどんどん結びついていきました。ゴールに向かって統合されていく感じで。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 例えば、先の引用文中の「量子論的ゆらぎ」。言葉としては知っていましたが、それがまさか空といった釈迦哲学や目の前の宇宙そのもの、さらには生命現象と結びついていくなんて思いもしませんでした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 そんな驚きと喜びは、苫米地博士に学びはじめて10数年経った今もなお続いています。まさに無限

 

 以下、「悟りの教科書」(p114)からの引用です。

 

 

空であるがゆえに無限

釈迦は私たちの悩みや苦しみはすべて心が作り出すものであり、その実体は「空」であるとおっしゃったわけですが、それは単純に「実体がない」「価値がない」ということではなく、むしろ逆に「すべての可能性の原点が『空』にある」ということであり、それがすべての人間には悟りの可能性があるとする「悉有仏性」の思想につながるのだと思います。

 私たちは空であるがゆえに、無限の可能性がある。無限の未来がある。それを見つけなさいというのが釈迦の教えであり、『法華経』の教えであり、『魔訶止観』の教えだと思います。

苫米地 私たち人間の中にこそ、救済への可能性が満ちているという、この大乗仏教の思想は、コンスタンティヌス大帝以降のキリスト教とは対極的です。キリスト教では救いはつねに天上から、すなわち神様から一方的に与えられるもので、人間の中にはいっさい救いの可能性がない。

 そのことをキリスト教では「原罪」という概念で表します。

 旧約聖書の「創世記」で、蛇にそそのかされたアダムとイブは神の言いつけにそむいて知恵の実を食べたので、神の怒りを買い、エデンの園を追放されてしまいます。このためにそれ以来、人間は罪深い存在として、その一生を苦しみとともに過ごすことになったというのが聖書の説明です。聖書によれば、労働も神から与えられた罪だし、出産の苦しみも神の呪いだというのです。

 この原罪を解除できるのは、人間に原罪を与えた神以外にはいません。人間はいかに努力しても原罪から自由にはなれない。だからひたすら神にすがらないといけないというのがキリスト教の教えです。

 しかし、大乗仏教では煩悩に満ちた人間の中にも救いの可能性、悟りの可能性があると言う。それを思想として体系化し、修行の道筋を示した書が『魔訶止観』だと言えるでしょう。

 そして、その『魔訶止観』の中で最も重要な考えが「一念三千」というわけですね。

 引用終わり

 

 

 私たち人間の中にこそ、救済への可能性が満ちている

 

 だからこそ私たちは、自分中心を捨て去りながらゴールを設定することができます。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 「自分中心を捨て去る」とは、自分(自我)の定義を拡張していくこと。例えば、「家族まで含めて自分と考える」→「日本を自分と考える」→「世界中を」と考えることであり、「死ぬまでが自分」を100年後→100万年後→100億年後とひろげていくことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 それを苫米地理論の第2世代「超情報場理論」のフレームで表現すると

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 

 全抽象度にわたって自分の存在を認める

 

 *抽象度はこちら↓

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 全抽象度にわたる自分の存在を感じながら、同時に、情報空間の底面である物理次元上の自分をしっかり意識に上げることが、「自在を観る」です(ハズ)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

F-320につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

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 次回の開催は11/26(日)。詳しくはこちら↓

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

F-044~:笑顔のままお亡くなりになった患者さんから学んだこと

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Q-204~:「縁起」と「因果」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_413308.html

Q-300~:「心身相関」と「超情報場理論」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423993.html

 

 

悟りの教科書



F-320:観自在 <理論編-3;自在に観る>

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

今回は理論編(計3回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究していきます。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32825990.html

 理論編-2;自在を観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 理論編-3;自在に観る

 

 

 今回のテーマは「自在観る」。

 前回(F-319)の「自在観る」のポイントは、「全抽象度にわたる自分の存在を感じながら、同時に、情報空間の底面である物理次元上の自分をしっかり意識に上げる」こと。

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 下図でいうと、緑色の逆円錐が「全抽象度にわたる自分の存在」で、物理空間に結実する逆円錐の頂点が「物理次元上の自分」です。

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潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

 前回の苫米地博士のメッセージを重ねると、「そもそも人間は本質的に何にでもなれる可能性を秘めている。あらゆる方向に進むことができる」というのが「全抽象度にわたる自分の存在」のこと。それは縁起のつながりのことでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

そして、それらの物理空間への写像(結実)が「物理次元上の自分」。
 残念ながら、「物理空間への写像(結実)」、つまり「物理次元上の自分」は、まったく自由ではありません。本当の自由意思ではなく、必ず“他”が刷り込まれているから。しかも全部過去です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そう、ブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。

「自在観る」=自由自在に観るためには、先入観、既成概念、知識による思い込みなどをすべて捨て去って、「重要性関数ゼロで自我=縁起のつながりを観察する」ことが必要です。それはこれまでのブリーフシステムを手放すということであり、「自分中心を捨て去る」ということ。

Q-221:ゴールの設定ポイントについて確認させてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 自分中心を捨て去る

 

 だからこそ、分厚いスコトーマを外して、現状の外を感じることができるようになります。コーチとしてなら「クライアントの利益100%(コーチ自身の利益0)」という意識状態のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマを外しながら行うのはゴール設定。1)現状の外であり、2)心から望むものを、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)に設定していくことで、「全抽象度にわたる自分の存在」をますます感じることができるようになります。

 L-09920218月シークレットレクチャー -01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

 

バランスホイール

 

 

 「全抽象度にわたる自分の存在」は高次元ほどイマジネーション次第なのに対して、「物理次元上の自分」は時間と空間が特定(限定)されてしまいます。例えば、東京で苫米地博士のセミナーに参加しているとき(生涯学習)、私は鹿児島でコーチや医師として働くことができません(職業)。家族と過ごすことも、趣味に没頭することも、あるいは休養することも(健康)。

 Q-347:自身の人生を変えるvol.4;「走りながら考える」 同時並行“の意味>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32562546.html

 

 だから、全抽象度にわたる自分の存在(=バランスホイール)」を自由に感じながら、「物理次元上の自分」を“自分”で特定(選択)していくことが大事

 (この場合の“自分”とは、ゴール側の可能世界w1のこと↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 私は、それが「抽象度の高い世界できちんと行きたい(生きたい)ゴールがあって、物理的な抽象度でもなんらかの行動をしている」という“ゲバラ主義”の真髄だと思っています

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 シンプルに言い表すと、「抽象度×バランスホイール」。それが

F-273:冗長性と多様性 <vol.5;抽象度×バランスホイール>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30452009.html

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 

 研修や講演で「思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる」といった話をすると、必ずといっていいほど不満げな表情を浮かべる人がいらっしゃいます。

 そのような方々にお話しを伺うと、たいてい「思いどおりに生きられたら誰も苦労はしない」「誰かが我慢をしなければ社会は成り立たない」といったコメントが。皆さんはいかがですか?

 F-163:アンチからウィズ、そしてウェルへ vol.1「生」;好きなことだけやる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 きっと辛い記憶があるのでしょう。

私も「自分(と一族)さえよければいい」といった人たちと関わり続けた経験があるので、「抽象度が低いままの自由自在」のインパクトを身にしみて理解しています。

(理解の一例がこちら↓)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 やはり、大事なのは抽象度。空(くう)を志向し、より高い抽象度次元を目指す心構え(habitattitude)が何よりも大事です。そんな空観をベースにした「思いどおり」!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

その「思いどおり」とは、「自分勝手」「自己中心」といったものではなく、抽象度が下がるほどリアルになっていく煩悩をしっかりコントロールした上でのもの。

それこそが「自在観る」ということだと思っています。

L-07520211… -04;抽象度を上げてIQを向上させる苫米地式トレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29486824.html

 

 煩悩をコントロールし、「自在観る」ための方法が

 

以下、苫米地博士の著書「脳の呪縛を解く方法」(KADOKAWAp104)より引用します。

 

 

脳のバイオパワーを利用する方法

 いつも指摘するように、私たちは言語宇宙に生きています。赤信号でクルマを停止させるのも、青信号になってから横断歩道を渡るのも、私たちが道交法という言語宇宙の中で生きているからです。

 正確にいえば、この言語宇宙は、あくまで左脳言語野の言語宇宙です。右脳言語野の言語宇宙は、土偶の時代からおよそ1万年という年月を経た現代にいたって、すっかり忘れ去られた感があります。

 しかし、それが現代人に不必要かといえば、決してそうではありません。

 バイオパワーの源泉であるということからもわかるように、右脳言語野の言語宇宙は、いまだに私たちを規定しています。

 左脳と右脳は、つねに電気信号が行ったり来たりし、同時発火しています。その意味では、左脳言語野と右脳言語野の言語宇宙は、まったく異なっているのではなく、ある程度一致しているか、そう大きくは異なっていないといえるかもしれません。

 

 私は、社会の中で期待される言語というものを本当に解析する鍵があるとすれば、それは右脳言語野にあると考えています。

 正義という言葉を使うことが適切かどうかはわかりませんが、人間それぞれが論理として受け入れ、報酬系を働かせることで実践する正義とは別に、右脳言語野が想定する「何らかの正義」が存在しているということです。

 

 正義があり、それに合致すると報酬系が働き、心地よく感じるためにそれに従って行動してしまう。あるいは逆に、それから外れると報酬系が逆向きに働き、気分が悪いからそういう行動をしない。私たちはそれを、バイオパワーと呼ぶわけです。

 人間は、このバイオパワーによって最終的には自分で自分を縛っています。

 それは、いわば良心です。そして、その良心の出所は、人間が生得的に持っている、「本当に自分を見ている眼がある」という感覚でしょう。

 社会の中で期待される言語を右脳言語野が導いたとき、おそらく人間は新しい目覚めを迎えるはずです。それは、そんなに遠いことではありません。

 権力のバイオパワーに取り込まれることなく、自分を客観的に見つめ、その時を待つことは、かつて私たちが経験したことのないほど大切で重要なことになった、そう考えなくてはならないのです。

 引用終わり

 

 

 社会の中で期待される言語を右脳言語野が導いたとき、人間は新しい目覚めを迎える

 

 それが“calling”であり、ゴール(w1)に触れた感覚。

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 全抽象度にわたる自分の存在」がゴール側の“自分”として「物理次元上の自分」を導くことが「自在観る」

 

さらにいうと、「本当に自分を見ている眼がある」という感覚が生みだす良心(右脳言語野)が「自在観る」のコアであるはずです。

 L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

F-321につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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-追記-

「物理次元上の自分」は、時間と空間が特定(限定)されてしまいます。例えば、東京で苫米地博士のセミナーに参加しているとき(生涯学習)、私は鹿児島でコーチや医師として働くことができません(職業)。家族と過ごすことも、趣味に没頭することも、そして休養することも(健康)

 

 だからリソースプランニングが重要!

 リソースとしてとくに大事なのが「時間」と「〇〇」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

 

 

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今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

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 次回の開催は11/26(日)。詳しくはこちら↓

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-061~:バイオパワー(生権力)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

F-206~:マトリックス/Matrix

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

F-299~:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425725.html

Q-255:バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

S-04-18:自分が相手100%であっても、相手が自分を100%思ってくれなければうまくいかないのではないでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23583010.html

 

 

脳の呪縛を解く方法




F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」

 

今回は理論編(計3回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究していきます。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

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 理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

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 理論編-2;自在を観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 理論編-3;自在に観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32922467.html

 実践編-1;モニタリング

 

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 今回から「観自在」の実践編。最初は「観」=モニタリングからはじめましょう。

 

モニタリングとは「徹底的に観察する」こと。そのとき意識に上げるべきポイントが2つあります。それが「正しく観る」と「自由自在に観る」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 「正しく観る」ためには、「自我を離れる」ことが必要。それはこれまでのブリーフシステム(Belief SystemBS)を一度止めるということです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 抽象度を上げながら“自分”という部分関数を拡大していくと、「正しく観る」と「自由自在に観る」を同時に行うことができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 *抽象度はこちら↓

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ところで、「この世もあの世も不完全である」ことが不確定性原理(この世)や不完全性定理(あの世)で証明されています。つまり、「『絶対に正しい』はない」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

 ならば、「正しく観る」の「正しく」は何が決めるのでしょう?

 

 そう、答えはゴール。一人ひとりが設定するゴールが、その人の「正しい」を決めます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

もちろん、ゴールは人生のあらゆる領域に設定するもの。だから一人の人の中にも、ゴールの数だけ「正しい」が存在することになります。

L-123202111月医療・介護研修… -04;ゴールが見つからないときは

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32698474.html

 

 たくさんの「正しい」が矛盾せずに同時に存在し続けることができるのは、抽象度を上げてすべてを包摂できるから。それが“空(くう)”に向かう「観自在=正しく観る」です。そして、ゴール実現のために抽象度を下げながら行うのが“仮(け)”の実践としての「観自在=自由自在に観る」。

 その2つが同時にできて“中観”!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

コーチングに寄せると、より高次元にある“現状の外”をしっかりみることが「正しく観る」。その上で、ゴールとしてこれまでとは違う情報因果(=現状の外)を選ぶことで世界(w1)や自分(関数p)のあり方を変えていくのが「自由自在に観る」です(ハズ)。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

 今回のテーマは「観」=モニタリング。それは「徹底的に観察する」こと。そのときに意識に上げるポイントが「正しく観る」と「自由自在に観る」。

モニタリングを続けていると、やがて「無意識を意識化する」ことができるようになります。

 Q-198:ネガティブループにはまって止観やヒーリングにすら取り掛かれません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26282829.html

 

 それはとても重要なこと。なぜでしょう?

 

 答えは「Rがゆらぐ」から。

目の前の現状よりも現状とは異なるイメージに強い臨場感を感じている状態を「変性意識(ASCAltered State of Consciousness)」と呼びます。苫米地博士は全ての変性意識生成方法を統一的に説明されています。それが「Rゆらぎ」。

 カテゴリ(フリーテーマ):自分のリミッターをはずす!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268324.html

 

 通常、抽象度が上がると、臨場感は下がります。具体的な情報量が減っていくからです。文字どおり“抽象的”になっていきます。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 ところが、「Rゆらぎ」を利用すれば「抽象度を上げる際に同時に臨場感を上げていく」ことが可能になります。その秘訣が「呼吸」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

 以下、苫米地博士の著書「オーセンティック・コーチング」(CYZOp101)より引用します。呼吸を意識に上げてリラックスを深めながら読み進め、「観自在」の“意味”を感じてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

◎無意識をコントロールする

 RASは自分のリアルタイムの重要性で意識に何を上げるのかを選択します。大切なのは、それを自分でコントロールできるものにするか、しないかなのですが、基本的に私たちは無意識の世界をコントロールできません。

 では、「無意識」は絶対にコントロールできないのか、といえばそんなこともありません。例えば、呼吸です。普段、私たちは無意識に呼吸を行っていますが、意識に上げてコントロールすることもできます。早く息をしたり、息を止めることは誰でもできます。

 歩行に関しても、普段は無意識にバランスを取っていますが、足場の悪いところを歩く時には意識してバランスを取ることができます。

 さらに言えば、心臓の鼓動も訓練次第でコントロールできます。私の友人のヨーガの行者 成瀬雅春氏は心臓の鼓動をほとんど止めることができますし、スイスなどにいる時計職人たちも同様に心臓をほぼ止めて機械式時計を組み上げています。

 つまり、無意識を意識することは可能なのです。

 とはいえ、いまからヨーガを始めてください、時計職人になりましょう、という話ではありません。もちろん、やりたいのであれば止めはしませんが、ポイントは「無意識を意識することは可能である」と知っておくことです。

 無意識はコントロールできるんだ、とわかっていれば、コントロールはだいぶ楽になります。呼吸をコントロールする訓練から始めていけば、無意識のコントロールは誰でも可能となります。

 呼吸のコントロールができるようになったら無意識と意識の境界で一部だけは意識して、一部だけは無意識にするようにしてください。要はテニスの素振り、バットの素振りと同じです。徹底的に意識的なコントロールを繰り返して無意識化することで無意識の操作を可能にしていくのです。大切なのは「無意識の存在」を意識することです。

 この辺の感覚がわかってくるとヨーガの達人のように背骨の骨の一つひとつを動かせるようにもなります。初めは当然できませんが、背骨に意識を集中して身体の曲げ伸ばしをしていくことで背骨の骨の一つひとつを動かせるようになるのです。

 そうやって身体を精密にコントロールすることによって、無意識のコントロールは可能になっていきます。

 引用終わり

 

 

「観」=モニタリングの本質は「意識と無意識のコントロール」。「観自在」とは、意識と無意識が自由自在にコントロールできることです(ハズ)

 

「意識と無意識のコントロール」のために、まず取り組むのが逆腹式呼吸。呼吸でRをゆらがせながら、ゆっくりと体に意識をもどしていきます。

そして身体のモニタリング。

その次は自分のいる時間と場所(「いま、ここ」)を確認していきます。それは「物理空間上の4次元座標の意識化」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

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苫米地博士は「洗脳原論」(春秋社、p75)の中で、「時計を持たせて頻繁に時間を確認させ、現実の世界のなかで時間の流れに乗っている実感を湧かせることなどが重要である」と書かれています。

L-11420219… -02;夢=w1=高次の抽象度空間にひろがる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32099568.html

 

その4次元座標から、より高次の情報空間中にひろがる可能性(可能世界)に目を向けることができるようになると、今はまだスコトーマに隠れているさらなるゴールを見つけられるようになります。

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それが「観自在」であり、超情報場体得の秘訣!

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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

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それこそがコーチングの意識状態です。

 

F-322につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

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 次回の開催はR6.1/28(日)の予定、テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

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-関連記事-

F-284~:気楽 ver.2

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

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Q-281~:ドーパミンの分泌をコントロールまたはどの程度分泌されているか分かるようになるのですか?

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Q-342~:瞑想をすると思慮深い方向に向かってしまい、エネルギーがなくなってしまう感じがします

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426480.html

 

 

オーセンティック・コーチング



F-322:観自在 <実践編-2;スマートトーク>

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

今回は理論編(計3回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究していきます。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

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 理論編-2;自在を観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 理論編-3;自在に観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32922467.html

 実践編-1;モニタリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 実践編-2;スマートトーク

 

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 前回は「観」=モニタリングを考察しました。その本質は「意識と無意識のコントロール」といえるはず。その視点でいうと、「観自在」とは、意識と無意識を自由自在にコントロールできること。

 Q-280:今までRASとスコトーマは<後編;RAS=意識と無意識の間に介入し、選択的に見せるシステム>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29681889.html

 

 ところで、苫米地博士の著書「自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術」(TAC出版)をお読みでしょうか?

 

 「名言をただ集めた本を読むだけでは意味がない」と語られる苫米地博士は、「偉人たち、100の言葉」の中で名言の正しい活用法を教えてくださっています。

 (詳細は次回に)

 

 その本の中から、この言葉を紹介します(Message 98)。

 

 

失敗と不可能とは違う。

スーザン・ブローネル・アンソニー

 

 

 スーザン・ブローネル・アンソニー(Susan Brownell Anthony1820~1906年)は、米国の公民権運動の指導者です。

 父親と同じように教師として働いていましたが、南北戦争の勃発を機に奴隷制反対や禁酒運動に傾倒するようになります。その後、エリザベス・キャディ・スタントンとともに男女の完全に対等な権利の実現を目指すようになり、女性の参政権獲得のために活動しました。

 


Elizabeth_Cady_Stanton_and_Susan_B_Anthony(Wikipedia)

スーザン・B・アンソニー(立位)とエリザベス・キャンディ・スタントン(座位)

Wikipediaより引用

スーザン・B・アンソニー - Wikipedia

 

 

 差別に抗いながら自由を希求し続ける道のりは、きっと苦難ばかりだったのでしょう。

  https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 「失敗と不可能とは違う」という言葉には、強力な「現状維持の壁」を打ち破る強い意思が感じられます。

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 では、「失敗と不可能とは違う」に対する苫米地博士のコメントを確認しましょう。以下、「自分を大きく変える偉人たち、100の言葉」(p227)より引用します。

 

 

 落ち込んだ時などには「なぜこんなに頑張っているのに結果が出ないのだ」と愚痴を言いたくなるときがあるかと思います。しかし、そのようなネガティブな考えは決して持たないように意識しましょう。自分に対して腹が立つ感情が湧く時は「これはいい経験になったから、次から失敗しなければいいだけ」というように切り替えて、その時の判断や行動を修正できる人が人生に成功します。

 そして、そんな時にやるべきことは、スマートトーク=ポジティブなセルフトークです。落ち込んだらさきほど言ったように気持ちを立て直す。そして正しいことをしている時は「私はよくやっているので正しい」と言いましょう。行うべきスマートトークの内容は、他人に対する肯定的な評価と、自分に対する肯定的な評価です。過去をクヨクヨと後悔しても無意味ですし、現在に悪影響しか与えません。後悔するよりは、次に同じ状況になった時に何をすべきか考え「次は私なら成功する」と語りかけるのです。

 このことは、自分の内面に意味のある永続的変化を起こさせる、大きな第一歩です。でも、落ち込んだ時は情動が先走るので、意識していないと中々できるものではありません。だから、落ち込んだ時の対処法としてクセづけしてください。

 

名言でアファメーション

あなたはスマートトークをするので

次は必ず成功する

引用終わり

 

 

 今回のテーマ「スマートトーク」とは、「ポジティブなセルフトーク」のこと。具体的には「他人に対する肯定的な評価」と「自分に対する肯定的な評価」です

 

 苫米地博士がおっしゃるとおり、過去をクヨクヨと後悔することは無意味。時間は未来から現在に向かって流れていて、過去はどんどん遠ざかっていくのだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 ところが、「クヨクヨと後悔」をやめるのは簡単ではありません。理由の1つは博士が述べられているように「落ち込んだ時は情動が先走る」から。情動に支配された大脳辺縁系優位のままでは、自由に未来を思い描くことができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 もっと本質的な理由は、「私たちが認識している目の前の世界はすべて過去」だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 しかも、その過去とは、何らかの情動(多くはネガティブ)がべったりと張り付いた“失敗”の記憶です。

 PM-06-01:過去の“失敗”をもとに問題を解決する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 よって、スマートトークとは、“失敗”の記憶が生みだす現在(w0 …じつは過去)からゴールが生みだす未来(w1)に臨場感を移す技術といえます。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 もっとストレートにいうと、スマートトークとは、エフィカシー(efficacy)を高めるためのもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 「自分のゴール達成能力の自己評価」であるエフィカシーは、ゴール側のコンフォートゾーン(comfort zoneCZ)のレベルのことでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 *「エフィカシー=ゴール側のCZのレベル」はこちら↓

 Q-310:私のまわりではそうでもないvol.5:コレクティブ・エフィカシー -前編-

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 

 まとめると、ゴールが生みだす未来(I)の臨場感を高め(V)現実化する(R)という「観自在」の実践法が「スマートトーク」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 「他人に対する肯定的な評価」と「自分に対する肯定的な評価」であるスマートトークは、「自分の内面に意味のある永続的変化を起こさせる、大きな第一歩」です。

ぜひ習慣化(意識→無意識)してください。皆さん自身のために、そして縁ある方々のために。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

F-323につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 「ネガティブ」「ポジティブ」という考え方はコーチング入門者向けです。それは「コップの水を半分しかないと考えるか、半分もあると考えるか」と同じ。大切な視点が抜け落ちています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 詳しくはこちらでどうぞ↓

 F-254:イノベーションがうまれるとき <前編;視点>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29415081.html

 

 

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今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

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 次回の開催はR6.1/28(日)の予定、テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

PM-06-13:仮説08)はびこる差別意識

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

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Q-344~:自身の人生を変えることに専念? それともコーチング活動を開始?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_426561.html

S-02~:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_368012.html

 

 

自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 -Dr.苫米地式名言活用術

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F-323:観自在 <実践編-3;アファメーション>

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

今回は理論編(計3回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究していきます。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32825990.html

 理論編-2;自在を観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 理論編-3;自在に観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32922467.html

 実践編-1;モニタリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 実践編-2;スマートトーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33017128.html

 実践編-3;アファメーション

 

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 前回(F-322)は、苫米地博士の著書「自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術」(TAC出版、p227)より引用し、「スマートトーク」について確認しました。

 

 「スマートトーク」とは、「ポジティブなセルフトーク」のこと。具体的には「他人に対する肯定的な評価」と「自分に対する肯定的な評価」です。

今回の全体テーマと重ねると、「ゴールが生みだす未来(I)の臨場感を高め(V)現実化する(R)という『観自在』の実践法」といえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 ところで、「偉人たち、100の言葉」の中で、苫米地博士は「名言をただ集めた本を読むだけでは意味がない」と語られ、名言の正しい活用法を教えてくださっています。

 今回はその活用法がテーマ。博士が教えてくださる「名言の正しい活用法」とは、「アファメーション(affirmation)」のこと。

 F-288:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.1;アファメーションの秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31244338.html

 

 そもそも人は目の前の世界をありのままには認識していません。つまり、どんなに素晴らしい名言であったとしても、ただ読むだけではなかなか頭に入らないということ。スコトーマです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 スコトーマが生じる/外れるポイントは、1)知識、2)重要性、3)役割(責任)の3つ。そのすべてにゴールが関係します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そう、ゴール!

苫米地博士は「偉人の名言を自分のものにするのは簡単で、ゴールを設定してから読めばいい」と語られています。それは「名言を自分の目指す世界(w1)の臨場感を上げるために利用する」ということ。

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? <vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

 その利用方法が「アファメーション」。アファメーションはコーチングの祖 ルー・タイス(Lou Tice)さんが体系化したもので、文字どおり「肯定する(affirm)」ことです。

ポイントは断言すること。

「~したい」という願望を、「(すでに)~している/~なっている」と断定しながら繰り返し唱えます。すると、自らの無意識(潜在意識)に働きかけることで、ゴールに向かう変化や成長が遠い未来にあるのではなく“今、ここにある”という現実をつくりだすことができます

 Q-149191019/20 鹿児島セミナーレポート -06;「“今”を生きる」の“今”とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

 セルフトークでいうと、第2段階から第4段階への飛翔。

ちなみに、「セルフトークのコントロール」とは、無意識を意識に上げながら“内省言語”をゴール側からコントロールする方法。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

それに対して「アファメーション」は、計画的にゴール側から無意識に働きかける方法です。例えば、1日中セルフトークを意識に上げながら、決まった時間にアファメーションを唱えるという感じ。

(「セルフトークの4つの段階」はこちら↓)

Q-103:あがり症は克服できますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19152931.html

 

アファメーションやセルフトークのコントロールを続けると、過去の記憶でつくられたブリーフシステム(Belief SystemBS)が生みだすコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)から、ゴールにふさわしいコンフォートゾーンに移行することができます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

その結果として、エフィカシーが上がり、スコトーマが外れ、ゴールへの道筋がどんどん見えていきます。それが「invent on the way」です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

invent on the way」と同時に、ゴールに関係のないものはスコトーマの働きで自然と気にならなくなります。苫米地博士の言葉を拝借すると、「ゴールを設定すれば、必要ないものはすべてノイズになる」という感じ。詳しくはこちらでどうぞ↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32763806.html

 

 その一連の変化が「ゴールに向かう変化や成長が “今、ここにある”」という体感を生みだします。その体感が強くなるほど、エフィカシーがどんどん上がります。そして、エフィカシーが上がるほど、ますますゴール達成のプロセス(=ゴールに向かうイメージ)に臨場感を持つことができるようになります↓

 L-129202111月医療・介護研修レポート -10;自己充足的予言×エフィカシー

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32846862.html

 

 このようにアファメーションは自分のマインド(脳と心)を強力にリプログラミングする方法です。そして、それはとても大切な「観自在」の実践法でもあります。

 

 最後に、苫米地博士の著書「『言葉』があなたの人生を決める」(フォレスト出版)のまえがきから引用します。ルー・タイスさんの思いとそれを伝える苫米地博士の思いを感じながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

「言葉」があなたの人生を決める

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「言葉」で成り立つ思考があなたの現実をつくる

 本書を手に取っていただき、ありがとうございます。

 あなたは、アファメーションという自己変革の方法をご存じでしょうか。

 この方法を発見したのは、コーチングの元祖である故ルー・タイスです。彼は、アファメーションを実践することによってビジネスを大成功させたばかりか、キャリア、財産形成、家庭生活、人間関係などあらゆる面で、豊かで素晴らしい人生を手に入れました。

 同時に彼は、自らが見出した方法を世の中に広めることに熱中し、全世界で3300万人の人生を、彼の人生と同じように素晴らしいものに変えてしまいました。

 早い話が、ルー・タイスと同じ方法を実践しただけで、地球上の3300万人もの人々が仕事やビジネスで成功し、富を築き、周りの人々の尊敬を集め、幸せな家庭を築き、豊かな人生を送っているのです。

 アファメーションとは、簡単にいえば、あるルールにもとづいてつくった言葉を自らに語りかけることです。

 たったそれだけのことで人生をバラ色に変えることができると聞いても、あなたはにわかには信用しないかもしれません。言葉を唱えるだけで人生が変わるとすれば、まるでファンタジーの世界のお話でしょう、と。

 しかし、考えてみてください。私たちの思考は、すべて言葉で成り立っています。もちろん、イメージを使って考えることもありますが、そのイメージの元をたどっていくと、それらはすべて自分や対象を規定する言葉に行き当たります。

 たとえば、初日の出を見て「きれいだなあ」と感じるのは、その昔に「ほら、ごらん。きれいでしょう」と誰かに初日の出を見ながら教えられ、あなたがその言葉を受け入れたから、そう思っている可能性があります。

 面白いもので、「人間は自分には自分だけの考えや主張がある」というように考えていますが、本当はそうではありません。感情だけでなく、考え方や判断、評価基準など、ありとあらゆることを他人に教えられ、その言葉を受け入れたことによって、“その人”ができあがっているのです。

 このように私たちが行う選択と行動は、その人がどんな言葉を受け入れているかによって決まってしまいます。

 「自分は能力のない人間だ」という言葉を受け入れている人は、能力のない人間の選択と行動をとるし、逆に「自分は能力のある人間だ」という言葉を受け入れている人は、能力ある人間にふさわしい選択と行動をとります。

 このことは、学業などの自らの努力だけで解決できる範囲にとどまりません。たとえば、「私はお金持ちになれる」という言葉を受け入れている人は、見事にお金持ちになっていきます。また、「美しい女性(あるいは、ハンサムな男性)と結婚するぞ」と思っている人は、自らの美醜にまったく関係なしに、美しい女性(ハンサムな男性)と結婚します。「え?」と驚くような人がたいそうなお金持ちになったり、とびきりの美人(ハンサム)と結婚したりする例は、身の周りにいくらでも見ることができます。

 それができないのは、その人が単に、「高望みをしてはいけない」とか「自分には無理だ」という言葉を受け入れているからです。「自分にはできない」と思って、自らを制限しているわけですから、できなくて当然です。

 素晴らしい人生を手に入れたいなら、「自分にはできる」と心の底から確信することがとても重要です。「自分にはできる」という言葉を受け入れるのです。

 アファメーションは、「自分にはできない」を「自分にはできる」に変える、自己改造の方法です。これを身につけると、脳が「自分にはできる」という言葉を受け入れて、あなたを素晴らしい人生へと導いてくれるようになります。

 引用終わり

 

F-324につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

その一連の変化が「ゴールに向かう変化や成長が “今、ここにある”」という体感を生みだします。その体感が強くなるほど、エフィカシーがどんどん上がります。そして、エフィカシーが上がるほど、ますますゴール達成のプロセス(=ゴールに向かうイメージ)に臨場感を持つことができるようになります

 

 「ゴール達成のプロセス(=ゴールに向かうイメージ)に臨場感を持つ」ことは、「臨場感を高めてリアリティを合成する秘訣」の1つ。他に「共感覚」や「バランスホイール」があります。詳しくはこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31473967.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31509419.html

 

 

-追記2

 今回ご紹介した苫米地博士の「『言葉』があなたの人生を決める」は、ルー・タイスさんの「アファメーション Affirmation」(フォレスト出版)という名著の解説書です。

 以下、「『言葉』があなたの人生を決める」(p13)から引用します。

 

 

 ルー・タイスの『アファメーション』をまだ目に通していない方は、ぜひ併せて読むことをお勧めしておきます。いっそう深い理解に達することはもちろん、言葉ひとつで人生が変わることを発見した彼の驚きと情熱が人肌のような温かさをもって伝わり、長く強く心に残ることは請け合いです。

 残念ながら、彼は2012年に日本から帰国して間もなく、76年にわたる人生の幕を閉じました。本書を、故ルー・タイスに捧げます。

 引用終わり

 

 

アファメーション

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催はR6.1/28(日)の予定、テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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F-078~:ヘンリー・フォードの教え

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F-324:観自在 <実践編-4;ユーアファメーション>

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

今回は理論編(計3回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究していきます。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32825990.html

 理論編-2;自在を観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 理論編-3;自在に観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32922467.html

 実践編-1;モニタリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 実践編-2;スマートトーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33017128.html

 実践編-3;アファメーション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33063756.html

 実践編-4;ユーアファメーション

 

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 前回(F-323)のテーマは「アファメーション」。アファメーション(affirmation)はコーチングの祖 ルー・タイス(Lou Tice)さんが体系化したもので、文字どおり「肯定する(affirm)」ことです。

 F-288:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.1;アファメーションの秘訣

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31244338.html

 

苫米地博士は、このアファメーションを「名言の正しい活用法」だとされています。その理由は「自らの無意識(潜在意識)に働きかけることで、ゴールに向かう変化や成長が遠い未来にあるのではなく“今、ここにある”という現実をつくりだすことができる」から。

 Q-149191019/20 鹿児島セミナーレポート -06;「“今”を生きる」の“今”とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

 自分でアファメーションを作る場合には、厳密なルールがあります。そのルールとは、①一人称であること、②肯定的に書く、③現在進行形で書く、④「達成している」という内容にする、⑤決して比較をしない、⑥行動を表す言葉を使う、⑦感情を表す言葉を使う、⑧記述の精度を高める、⑨バランスをとる、⑩リアルなものにする、⑪秘密にする。

 詳しくは、苫米地博士の著書「『言葉』があなたの人生を決める」(フォレスト出版)や「コンフォートゾーンの作り方」(フォレスト出版)をお読みください↓

 「言葉」があなたの人生を決める | 苫米地英人 | 個人の成功論 | Kindleストア | Amazon

 

 

アファメーションのつくり方(CZの作り方)

「コンフォートゾーンの作り方」(フォレスト出版)より引用

Kindle版はこちら↓

コンフォートゾーンの作り方 | 苫米地英人 | メンタリング・コーチング | Kindleストア | Amazon

 

 

 じつは、自分だけでアファメーションを作ることは簡単ではありません。11のルールを守ったとしても、やっぱり現状に縛られてしまいがちです。

 (なぜでしょうか? ぜひ理由を考えてください。私の答えは「追記」で)

 

 そこで名言の出番!

 11のルールを守りながら名言をアファメーションとして積極的に活用し、ゴール側の世界の臨場感をどんどん高めていきます。それが「名言の正しい活用法 ver.1」です。

 F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

 苫米地博士は「自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術」(TAC出版)の中で、さらなる名言活用法(ver.2)を教えてくださっています。それが「ユーアファメーション(you affirmation)」!

 

 ユーアファメーションとは、アファメーションをするときに、主語を「私」から「あなた」に変換することです。例えば、「私はすごい」を「あなたはすごい」に変換して唱えます。

先程のアファメーションの11のルールでいうと、①の一人称を二人称に変えるのがユーアファメーション。

 

 博士は「『偉人の名言』を、偉人があなたに語りかけている言葉として使えばよい」と書かれています。つまり、ユーアファメーションとは、「『臨場感を上げるためのアファメーション』自体の臨場感を上げる技術」だということ。

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? <vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

 以下、「偉人たち、100の言葉」(p7)より引用します。

 

 

言霊として作用する“よい言葉”

 繰り返しになりますがアファメーションは「こうなりたい」という世界の臨場感を上げるためにやります。

 言葉が「言霊」と言われるのは、まさにそういうことで、アファメーションをすることで、リアルに言葉の世界が引き起こされるのです。

 実際に引き起こさせているのは自分の行動であり、周囲の行動なわけですが、結果として引き起こされれば「言霊」になるわけです。

 ユーアファメーションをもう少し説明しましょう。脳は、自己の行動に対して強いモチベーションを出したい時は、「ユー」を使うほうが効く場合があるのです。

 例えば、試験を受ける時などに、「俺はすごい」じゃなくて「君はすごい」と言ったほうが、試験の成績も上がるものなのです。自分に対して「君はすごい」「君ならできる」と話しかける。それが、「ユーアファメーション」です。というのも、「勝負の場で自己を高揚させるためには、自分に対して客観的に言ったほうが効く」ということが最近、検証データで出てきたのです。2014623日「European Journal of Social Psychology」、ヨーロッパ社会心理学会論文誌に掲載されたイリノイ大学サンダ・ドルコス博士によるものです。やる気を出す、自分自身の精神や身体をリアルタイムで制御する……そんな時はユーを使ったほうが効くのです。このことも覚えておきましょう。

 引用終わり

 

 

 勝負の場で自己を高揚させるためには、自分に対して客観的に言ったほうが効く

 

 「客観的」は「異なる視点で」という意味。だから「あなたは」というユーアファメーションであるわけなのですが、それだけなら苫米地式としては足りません。何が足りないと思いますか?

 

 そう、抽象度です。

 苫米地式でいう「客観的」は「より抽象度高く」という意味。より高次元での「客観的」を実現するために、「通常のゴールの遥か向こう側」に行っている偉人の力を借ります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

  

 つまり、偉人が発した言葉を自分の限界の外の世界にあるものとして受け入れて、偉人の抽象度まで駆け上がる気概で行うのがユーアファメーション!

 F-052~:人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268337.html

 

 「ゴールを設定したが、なぜかモチベーションが上がらない」と悩む方は、ぜひユーアファメーションを活用してください。これはとても実践(実戦)的な「観自在」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

F-325につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

じつは、自分だけでアファメーションを作ることは簡単ではありません。11のルールを守ったとしても、ますます現状に縛られてしまいがちです。なぜでしょうか?

 

 答えは「アファメーションを作る自分は、“本当の自分”ではない」から。そう、ブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 過去の記憶でつくられた現在のBSでつくるアファメーションは、ほぼすべてが現状の最適化です。それではますます現状(Status Quo)に縛られてしまいます。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 現状を維持しようとする強力なホメオスタシスに抗い、そもそも認識することさえできない現状の外にゴールを設定し向かい続けるためには、コーチの存在が必須!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 *ホメオスタシスはこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 アファメーションに関しても「Goal comes 1st.」。それゆえ、偉人がコーチになってくれる名言を活用したアファメーションやユーアファメーションを強くお勧めいたします。

 Q-030:「ゴールが先、認識が後」とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

 

-告知1

今年度のオンラインセミナーを企画しました。9月から1ヶ月おきに、計4回開催する予定です(9月、11月、1月、3月)↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催はR6.1/28(日)の予定、テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

F-100:芸術は爆発だ!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19033189.html

F-125VW

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/21491696.html

F-243:人は、生きている時は自分の心の中、亡くなると親しい人の心の中にいる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28791954.html

F-252It’s my life~No goals, No life~ <ワーク付き>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29304282.html

 

自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 -Dr.苫米地式名言活用術

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F-325:観自在 <実践編-5;“縁起力”をブーストする>

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

今回は理論編(計3回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究していきます。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32825990.html

 理論編-2;自在を観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 理論編-3;自在に観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32922467.html

 実践編-1;モニタリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 実践編-2;スマートトーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33017128.html

 実践編-3;アファメーション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33063756.html

 実践編-4;ユーアファメーション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33111471.html

 実践編-5;“縁起力”をブーストする

 

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 前々回(F-323)は「アファメーション」、前回(F-324)は「ユーアファメーション」を紹介しました。

 

 

 過去の記憶でつくられたブリーフシステム(Belief SystemBS)でつくるアファメーションは、ほぼすべてが現状の最適化です。それではますます現状(Status Quo)に縛られてしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 現状を維持しようとする強力なホメオスタシスに抗い、そもそも認識することさえできない現状の外にゴールを設定し向かい続けるためには、コーチの存在が必須!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 アファメーションに関しても「Goal comes 1st.」。それゆえ、偉人がコーチになってくれる名言を活用したアファメーションやユーアファメーションは重要です。

 Q-030:「ゴールが先、認識が後」とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

つまり、偉人やコーチとの縁が、現状の外側にゴールを設定し、そして現実化していく力になるということ。それが“縁起力”!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

私は、コーチングやヒーリングで大きな変化を引き起こす巨大で強大な力の正体は、“縁起そのもの”だと思っています。

F-266:不満と傲慢のはざまでvol.10;「傲慢」を克服し「心の力(The Power of Mind)」を引きだす縁起>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30054307.html

 

 

 では、偉人やコーチとの縁をしっかり力に変えていくステップを確認していきましょう。

 

 1)ゴール設定によって、新たな世界(w1)の「イメージ(Image)」を生みだす

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 2)そのイメージは現状の外。抽象的でフワフワしているイメージを膨らませるために、言葉を積極的に活用する。その活用例が「スマートトーク」「アファメーション」「ユーアファメーション」

 (×「ビジュアライゼーション」↓)

 F-253Corona Panicに打ち克つ ~ビジュアライゼーションによるゴール達成法~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29357204.html

 

 3)イメージをさらに膨らましていくために、言語にプラスして五感(のどれか)を重ねながら強化していく

 L-11520219月シークレットレクチャー -03;夢を現実化する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32114512.html

 

 これが“縁起力”をブーストする秘訣!

 以下、苫米地博士の著書「自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術」(TAC出版、p9)より引用します。

 

 

名言は五感を使って自分に言い聞かすべし

 さて、ここまでで、「偉人の言葉」はゴールを設定した後に、自らのアファメーションの参考にするために使う、というところまで話しました。

 それでは、次のステップに行きましょう。

 ゴールを設定し、アファメーションをする際に、次に大事になってくるのは「イメージ」です。

 偉人の言葉を使ってアファメーションする際に、どのようにイメージを膨らませればよいのか。

 それはズバリ「言葉にプラスして五感のどれかを使い、イメージすればいい」のです。それによって、だいぶリアリティが上がり、臨場感がアップします。

 これはとても大事なテクニックです。この本のキモといってもいいかもしれませんね。「名言を五感で感じる」……視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。どれか一つでいいから使ってください。二つ以上使えるなら、それに超したことはありませんが、まずは一つで十分です。言葉を発しながら、目や耳といった五感を刺激しましょう。

 言葉は五感には入っていません。だから言葉で名言を唱えるだけではダメなのです。五感の情報に対して、言葉を重ねることによって、臨場感が強化されるのです。

 例えば、さきほどから例に出している「我が辞書に不可能の文字はない」というナポレオンの言葉。この場合、ナポレオンの写真を見ながら、イメージするのです。ナポレオンに話しかけられている気持ちになりながら、「あなたの辞書に不可能の文字はない」と唱えるわけです。

 偉人の言葉を五感を使って感じて、さらに言葉をのせるのです。

 脳が外部世界の情報を認識する際に、その情報を取り入れる入り口のことを「モーダルチャンネル」と呼びます。つまり、目、鼻、口、耳、手などがそれにあたります。

 現代人には、特に発達しているモーダルチャンネルがあり、それぞれ「視覚優位」「聴覚優位」「言語優位」の三つに分かれます。

 例えば、名言を元にしたアファメーションをしながら、ナポレオンの写真を見るとします。

 そうすると、「言語優位」のモーダルチャンネルを、「視覚優位」のモーダルチャンネルで表現することになります。

 そうしたらどうなるのでしょうか? 一種の変性意識状態(日常的な意識状態以外の意識状態、トランス状態など)に変化し、臨場感が強化されるのです。

 臨場感が上がると、ホメオスタシス(生物の生理系が正常な状態を維持する現象)が移動します。普段の物理空間のホメオスタシスから、臨場感のホメオスタシスに移行するわけです。それは、コンフォートゾーンが移るのと同じです。

 実際に自分の身体のホメオスタシスが移行するから、現実に体がそれを引き起こすようになるというわけです。

 もちろん言葉には想起性がありますから、言葉だけでも世界を作れますが、特に強くしたかったら、五感を重ねたら、そういう効果が期待できるのです。

 モーダルチャンネルを強化させることで言葉の臨場感を上げるのです。

 そうして、脳を目覚めやすくさせましょう。脳を目覚めさせるには「なるべく強めにその気になる」。この方法が一番よく効くのです。

 引用終わり

 

 

ナポレオン(Wikipedia)

ダヴィッド『サン=ベルナール峠を越えるボナパルト』

Wikipediaより引用

ナポレオン・ボナパルト - Wikipedia

 

 

 モーダルチャンネルを強化させることで言葉の臨場感を上げる

 

 さらに掘り下げます。

 

臨場感の秘密が「ホメオスタシス」です。ホメオスタシスは、恒常性維持機能のことで、“外界”の環境の変化に対して生体を安定した恒常的状態に保とうとする機能のこと。

 F-304~6:映画のおもしろさって何だろう? <vol.1~3;臨場感>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32129073.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32179090.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32229850.html

 

 *“外界”の正体は↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 “外界”とフィードバックして常に自分の情報を更新することで恒常的状態が維持されるのですが、その“外界”とは物理的現実世界のことだけではありません。脳が発達した人間の場合、フィードバック関係は情報空間にもひろがっています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

まったくの仮想空間であっても、私たちはしっかりとフィードバック関係を築くことができます。その事実を理論化したものが苫米地理論の第1世代「サイバーホメオスタシス理論」で、コーチングプリンシプル化したものが「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 *「夢をかなえる方程式 I×V=R」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 つまり、ホメオスタシスが働く(V)仮想空間(I)が現実(R)となる

 

 人間同士の場合、ホメオスタシスの同調により情報を伝達しあうことができます。例えば、自分が楽しいときは楽しさが、悲しいときは悲しさが伝わるというように、臨場感空間をお互いに共有することができるのです。それは

 

 より多くの人のホメオスタシスが同調する(V)仮想空間(I)が現実(R)となる

 

それが“縁起力”をさらにブーストする秘訣。

 

 “縁起力”=コレクティブエフィカシー そのように私は理解しています。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブエフィカシー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

F-326につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32135874.html

 

 次回の開催はR6.2/4(日)<←1/28から変更しました>の予定。テーマは「コーチングのコア×how?」です。4週前に御案内いたします。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-230:ゼロトラスト 後編;wBSp;ゼロトラスト」から「w1;ベーシックトラスト」へ

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F-277L下でのBSB vol.2brainstorming

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F-296:苫米地式次世代リーダーシップ <vol.3;次世代リーダーの要件 -後編-

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L-06420209月シークレットレクチャー -04;物理=カオス=「仮」と「空」を包摂するもの

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Q-248:続・気楽に生きたいのですが ~「気楽に生きる」ということ~ -06(補足);調和

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28451173.html

 

 

自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 -Dr.苫米地式名言活用術
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F-326:観自在 <応用編;か・ち・も・な・い(価値もない)>

 

「観自在」には2つの意味がかけられています。

 1つは「自在観る」、もう1つは「自在観る」。前者は「自分という存在を観る」、後者は「自由自在に観る」という意味です。

 よって、「観自在」は「自分という存在を自由自在に観る」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

これまで理論編(計3回)と実践編(計5回)に分けて、「観自在」を探究してきました。最後(応用編)は、これからますます重要となる「“正しい情報”の見極め方」の考察です。

 F-281~:「社会が変わってしまう」 ~あるワクチンの話~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424261.html

 

 理論編-1観自在菩薩行深般若波羅蜜多時

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32825990.html

 理論編-2;自在を観る

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32875213.html

 理論編-3;自在に観る

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 実践編-1;モニタリング

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 実践編-2;スマートトーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33017128.html

 実践編-3;アファメーション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33063756.html

 実践編-4;ユーアファメーション

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33111471.html

 実践編-5;“縁起力”をブーストする

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33162493.html

 応用編;か・ち・も・な・い(価値もない)

 

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 その実現のための応用編として御紹介するのは「か・ち・も・な・い(価値もない)」。

 ある医学系調査によると、「がん情報」について検索したときに出てくるウェブサイトの上位20位までのうち、信頼できるものは10%に過ぎず、危険なものや体に有害な恐れのあるものが40%もあるとのこと。

 推測するに、「がん情報」を検索する状況にある人は不安や恐怖から大脳辺縁系優位に陥りやすく騙されやすいため、とくに狙われているのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 疑わしい情報に騙されないためには、前頭前野優位を維持しながら、より高い抽象度でスコトーマを外し続ける必要があります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そのための実践(実戦)的な方法(チェックポイント)が、聖路加国際大学 中山和弘教授が提唱されている「か・ち・も・な・い(価値もない)」。下記の5つを意識に上げることで、ひとつ上の視点(=前頭前野優位)を保つことができます。

 か:書いた人は誰? 発信しているのは誰?

 ち:違う情報と比べた?

 も:元ネタ(情報源)は何?

 な:何のための情報か?

 い:いつの情報?

 

 コーチの視点でシンプルに解説すると、

 

 「か:書いた人は誰? 発信しているのは誰?」 ←発信者のブリーフシステムの検証

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 「ち:違う情報と比べた?」 ←スコトーマ外し

 F-311:デジタル自傷行為 <case-side -1;ブリーフシステム・RAS&スコトーマ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32477117.html

 

 「も:元ネタ(情報源)は何?」 ←論理的考察

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 「な:何のための情報か?」 ←発信者のゴール検証

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 「い:いつの情報?」 ←ゲシュタルト=縁起(無常)の確認

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 という感じでしょうか。

 

 

 私たちは「目の前のすべてを認識している」と思いがちです。「ネットで検索すれば、すべての情報を入手できる」と信じがち。でも、それは間違いです。なぜ?

 F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

 そう、「そもそもRASを通過したものしか認識していない」から。

そのRASは、個人レベルでは過去の記憶でつくられるブリーフシステム(Belief SystemBS)により制限されています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 そして、社会レベルでは、認知(BS)への働きかけを通じて、今後ますますコントロールされていきます。認知戦時代の幕開けです。

 Q-335~6:何かいい仕事はありませんか? <vol.2~3;認知ホメオスタシス>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32265870.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32300998.html

 

 だからこそ「観自在」!

 自分という存在をしっかり観て、その上でゴール(未来)側から自由に再構築していく生き方が、今後どんどん重要になっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 「観自在」をマスターしたら、次に取り組むのは確信度を高めること。それは「ゴール(未来)側の“自分”の臨場感を高める」ことと同義。エフィカシーです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ゴールのポイントは1)現状の外、2)心から望む、そして3)人生のあらゆる領域に設定する(バランスホイール)。

 L-09920218月シークレットレクチャー -01;ゴールの基本条件

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

 加えて私は、4)自分中心を捨て去る ことを重要視しています。

 L-10020218… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 自分中心を捨て去るとは、「“自分”の定義を拡張していく」ということ。それは抽象度を上げることと同じです。その抽象度が上がった“自分”に対する確信(臨場感)がコレクティブエフィカシー。

 Q-310~2:私のまわりではそうでもvol.5~7:コレクティブエフィカシー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

 前回お伝えしたとおり、コレクティブエフィカシーこそが、コーチングやヒーリングの源にある“縁起力”です(ハズ)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 ここまでお伝えしたことをまとめると、しっかり「モニタリング」して、「スマートトーク」「アファメーション」「ユーアファメーション」を活用しながら臨場感を上げていき、「“縁起力”をブースト」した結果として圧倒的確信を得る

 

 そこまでいくと、もはや言葉すらいらなくなります。それが苫米地式です。

 L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 大事なのは圧倒的確信 = 臨場感!

 

 コーチングもヒーリングも、最初は“自力”ではじまります。ゴール設定、モニタリング(&ラベリング)、アファメーション等々。

 L-10920218月シークレットレクチャー -11;モニタリング&ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

そして、抽象度を上げて“自分”を拡張していきながら、最終的には“他力”に到達します。そのときが「夢がかなうとき」です。だから…

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 観自在 =自分という存在を自由自在に観る =思いどおりの現実世界で思いどおりに生きる!

 

 

最後に、苫米地博士の著書「自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術」(TAC出版、p15)より引用します。「観自在」と言語、自力と他力の関係を感じながらお読みください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

世界は言葉でできている

 最後に、私の好きな言葉の話をしましょうか。

 新約聖書に、こういう言葉があります。

 「はじめに言葉ありき、言葉は神と共にありき、言葉は神であった」

 西洋世界は聖書を元に作られているといっても過言ではありません。そして、この世は言葉でできているという根拠は、西洋文化にあります。

 私たちが赤信号で止まるのは、信号が赤だからではありません。道路交通法に赤は止まれと書いてあるからです。銀行の預金残高が100円より100万円のほうが嬉しいのは数学という文字を理解する能力を我々が持っているからなのです。

 つまり、私たちが普段気がついていないだけで、我々のすべての行動は言葉で制約されているのです。

 ということは宇宙は、「言葉」で成り立っているのです。

 それが現在の世界である以上、我々のすべての幸、不幸は、言葉に縛られているということになります。

 その縛る言葉を代表しているのが名言なのです。

 どうせ言葉の世界に縛られているのだったら、その言葉の世界を、上手に泳げばいいのです。そのために本書では過去、上手に泳いだ人たちの魔法の言葉を使い、脳を目覚めさせようというわけです。

 最後に一言断っておきます。この本は偉人の言葉で構成していますが、章ごとの最後に、私自身の言葉を一つ入れさせていただきました。それは、私が偉い、偉人と並ぶ人物だということではありません。ただ、私たちは昔の時代に生きた人よりも、今のテクノロジーを享受しているので、私たちを取り巻く知識は実際に進化しています。ですから、昔の偉人の言葉に加えて、これぞみなさんにお伝えしたい、きっとみなさんの人生を大きく変えることができるだろうと確信する自らの言葉を掲載されていただきました。

 さて、みなさん、泳ぐ準備はできましたね?

 それでは、私と一緒に魔法の言葉である名言を使って脳を目覚めさせ、人生に革命を起こしましょう。この本があなたの人生を大きく変える一助になれば、こんなに嬉しいことはありません。

 引用終わり(続きはこちらでどうぞ↓)

 Amazon.co.jp: 自分を大きく変える偉人たち、100の言葉 Dr.苫米地式名言活用術 TAC出版 eBook : 苫米地 英人:

 

 

 「観自在」を実践すると、人生に革命を起こすことができる

「観自在」をひろげると、誰もが思いどおりに生きている世界を実現することができる

 

 …そのような思いで、今年(2024年)も全力で取り組みます。

 F-206~:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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 次回の開催はR6.2/4(日)<←1/28から変更しました>の予定。テーマは「コーチングのコア×how?」です。明日御案内いたします。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-266:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.10(最終話);「傲慢」を克服し「心の力(The Power of Mind)」を引きだす縁起>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30054307.html

F-290:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.3;「超人脳」獲得への2つのステップ 1)論理を極める

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31350367.html

Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

Q-304:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか? <Ops編;〇〇〇化>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30891147.html

S-01~:よりよい“議論”のために

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

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