苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:F:フリーテーマ > F-281~ 「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~

F-281:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~ <前編;疑心暗鬼>

 

 すべての国民にとっても、家族観や価値観や、そして社会が変わってしまう。こうした課題です。

 

 これは国会で「同性婚をなぜ認めないのか?」と質問された際の岸田文雄首相の発言です(202321日)。このコメントを聞きながら、私は「社会が変わってしまう」ことに対する首相自身の危機感や嫌悪感を感じました。コーチング関連用語でいうと「認知的不協和」でしょうか。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 医療従事者でもある私の立場でいうと、社会はとっくに変わってしまっています。しかもダイナミックかつシビアに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 私自身の認知的不協和を掘り下げながら感じたことをまとめます。

 

 <前編;疑心暗鬼>

 

 

 ほんの3年前(2020年)は“沈黙の春”でした。それが現在は完全ににぎわいを取り戻しています。

 F-139:沈黙の春

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22636357.html

 

 ものすごい数の人たちが今も亡くなり続けているというのに。

(詳細は「ドクターシミズ」さんのブログで御確認を↓)

 2023年1月超過死亡数大爆増 デマだと思うのは自由です(2023.02.17 データ追加) – ドクターシミズのひとりごと (promea2014.com)

 

 その変化を引き起こしたのは人々の意識の変化。中でも一番は“慣れ”でしょう。

 Q-257:私、立ち直れるかな? <中編;組織~社会の視点で>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28703188.html

 

この状況にすっかり慣れてしまった一般社会と、どんどん疲弊している医療・介護現場との間に、今、とても大きなギャップが生じています。

 そのギャップはますます現場を緊張させます。医療・介護現場に携わる方々は、今後さらに「Fight or Flight」に陥りやすくなるはずです。老病死に苦しむ患者さんやその家族とともに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 人々が慣れてしまったのは感染症だけではありません。私が危惧しているのは“コロナワクチン”と呼ばれている試験薬。20212月、当時の菅義偉首相は治験のプロセスを省略し、特例承認という形で“ワクチン”接種を開始しました。

 

 厚労省のHPを確認すると「新型コロナワクチンの臨床試験(治験)が終わっていないというのは本当ですか」という疑問に対して、「新型コロナワクチンは、臨床試験(第Ⅲ相試験)で、有効性と安全性に関して厳格な評価が行われた後に承認されています。その上で、効果の持続性等を確認するために、臨床試験の一部が継続されています」という回答が書かれています。

 

 

厚労省HP「新型コロナワクチンQ&A」

厚生労働省HPより引用

厚労省HP>新型コロナワクチンQA>これは本当ですか?

これは本当ですか?|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

 

 このように書かれると、きっと多くの方々が「有効性と安全性の検証がしっかり行われている」と信じるはず。しかし、とても残念なことに、科学的な検証は最初から放棄されています。

  

 “ワクチン”接種がはじまる3か月前(202011月)、日本薬剤疫学会、日本疫学会、日本臨床疫学会、日本ワクチン学会は「新型コロナウイルスワクチンの安全性確保に関する4学会共同声明」を発表しました。その主旨は「ワクチン被接種者全員を登録・追跡するシステムを構築し、接種記録の共有と接種後の転帰の確認を可能とする」こと。
 いわゆる「レジストリ(登録)制度」の整備を訴えたのです。

 新型コロナウイルスワクチンの安全性確保に関する4学会共同声明

 Microsoft Word - COVID19_jointstatement20201127Japanese (mhlw.go.jp)

 

 ところが、政府および厚労省は専門学会の提言を完全に無視しました。その結果、詳細な分析や検証は不可能な状況に陥っています。

 

 先日(2023128日)、菅政権でワクチン接種推進担当大臣を務めた河野太郎氏が「(新型コロナのワクチン接種に反対する)運動を行っている方々のほとんどは科学的に根拠のない話を繰り返している。デマを通じて接種を妨げるのは慎んでいただきたい」と発言しました(現在は「所管外」のはずですが)。

 反ワクチンに根拠なし 河野デジタル相が演説 - 産経ニュース (sankei.com)

 

 トゥールミンロジックでいうと、「『データ(data)やワラント(warrant)がない』というクレーム(claim)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 問題はまさにそこ!

 

 そもそもの話でいうと、「メッセンジャーRNAmRNA)と呼ばれる天然化学物質の人口複製物を使用して免疫反応を起こす」という今回の“ワクチン”は、人類史上初めて用いられている技術です。本当の効果(solvency)や長期的な安全/危険性(disadvantage)は、まだ誰にもわかりません。つまり、「デマ」と断言することがデマ !!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935992.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935916.html

 

 だからこそ、「ワクチン被接種者全員を登録・追跡するシステム」を構築し、長期的にフォローする必要がありました。
 「科学的に根拠のない話が繰り返される」根本的な要因は、システムを構築しなかったことにあります(inherency)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 その当然の帰結として、私のまわりでもこのような言葉がとても増えています

 

 “ワクチン”接種が、いいのか、悪いのか、わからない

 

 それはゲシュタルトができていない(あるいは崩壊した)状態。繰り返しますが、その原因は「データ(data)やワラント(warrant)がない」ことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 「ゲシュタルトができていない(あるいは崩壊した)」という不安定な状態だと、動物的な大脳辺縁系優位になってしまいがち。皆さんのまわりでも「戦うか、逃げるか」のような言動が増えていませんか?

 F-231~3錠じゃないと飲まん!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418468.html

 

 その一方で、前頭前野での思考により抽象化が行われ、「ワクチン全部が信じられない」「医療が信じられない」といった不信も高まっているはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 一言でいうと「疑心暗鬼」。

これはとてもまずい状況です。RASが“悪いこと”ばかりを拾い上げ、“良いこと”をスコトーマに隠してしまうから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 世界全体が「絶望」に飼い慣らされていく

 

 そのような社会にとっくに変わっている気がします。

 

 

 私は、このような厳しい状況だからこそ、“希望”を大切にするべきだと思っています。

 PM-04-04:収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 次回、その“希望”をキーワードにお届けします。

F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

あるワクチンの話です。

 

F-282につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

この状況にすっかり慣れてしまった一般社会と、どんどん疲弊している医療・介護現場との間に、今、とても大きなギャップが生じています。そのギャップはますます現場を緊張させます。医療・介護現場に携わる方々は、今後さらに「Fight or Flight」に陥りやすくなるはずです。老病死に苦しむ患者さんやその家族とともに

 

 そのような厳しい現状に対して、私が意識しているのが”風通し“

 

 コロナやインフルエンザといった感染症への具体的な対策(生物学的レベル)としてだけでなく、個人の心でも(心理レベル)、組織や社会といった次元でも(社会レベル)、“風通し”が重要なはず。

 F-186:「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」との縁で気づいたこと -033つの“感染症”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25734821.html

 

 そんな“風通し”のイメージを言語化してみました↓

 F-276~:L下でのBSB

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_423822.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

I-092:【重要】「[超党派議連]ワクチン大議論会 2022.10.18」動画のお知らせ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29928102.html

I-098:【重要】大切な人の命を守るために ~新型コロナワクチンに関する情報(リンクあり)の御紹介~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30221437.html

F-071~:「糖尿病リスク予測ツール」に思う

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_319922.html

F-146~:トリアージ(triage)をコーチの視点で考える

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_401494.html

F-215:これりすくん

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27469761.html

F-216:激烈な腹痛の最中に得たインスピレーション -真夜中に、一人きりで-

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27521647.html

 

 

 

F-282:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~ <後編;希望>

 

 すべての国民にとっても、家族観や価値観や、そして社会が変わってしまう。こうした課題です。

 

 これは国会で「同性婚をなぜ認めないのか?」と質問された際の岸田文雄首相の発言です(202321日)。このコメントを聞きながら、私は「社会が変わってしまう」ことに対する首相自身の危機感や嫌悪感を感じました。コーチング関連用語でいうと「認知的不協和」でしょうか。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 医療従事者でもある私の立場でいうと、社会はとっくに変わってしまっています。しかもダイナミックかつシビアに。

  私自身の認知的不協和を掘り下げながら感じたことをまとめます。

 

 <前編;疑心暗鬼>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30879191.html

 <後編;希望>

 

 

 「破傷風(はしょうふう、tetanus)」という病気を御存知でしょうか?

 

 破傷風は「破傷風菌によって発症する感染症」のこと。

破傷風菌はありふれた菌で、世界中の土壌にひろく分布しています。通常は釘を踏み抜くなど体の深部におよぶケガがきっかけとなりますが、庭木の手入れ中の浅い切り傷が原因となって発症することもあります。

じつは、日本は破傷風が多く、今でも発症率は米国の9倍、EU4倍もあります。

ちなみに、破傷風菌の純粋培養に成功したのは北里柴三郎さん(&エミール・フォン・ベーリング氏、1889年)。翌年(明治23年)には初の血清療法が開発されています。血清療法とは「毒素を無毒化・弱毒化した上で動物に注射し、作られた毒素に対する抗体を治療や予防に用いる方法」のことです。

 

北里柴三郎(wikipedia)

Wikipediaより引用

北里柴三郎 - Wikipedia

 

 

傷口から入った破傷風菌は毒素(神経毒)を産生し、様々な神経を侵します。多くは「口が開きにくい」「顎が疲れる」といった症状からはじまり、やがて筋肉に及ぶと歩行や排泄がうまくできなくなっていきます。その後、筋硬直やけいれんが起こるようになり、呼吸筋が侵されると死に至ります。

国内の報告によると、破傷風で入院した患者さんの53.5%が人工呼吸管理を必要とし、6.8%が亡くなっているそう。2018年の死者数は134人です(国立感染研究所調べ)。

 *厚労省「破傷風」サイトはこちら↓

 破傷風 (mhlw.go.jp)

 

 日本での人口10万人あたりの死亡数は2.841947年)→0.981955年)→0.1未満(1982年)と改善しました。大きな転機は1968年に破傷風ワクチン(正確には「毒素をホルマリンで無毒化したトキソイド」)の定期接種がはじまったこと。単独のワクチンの他に、百日咳ワクチン・ジフテリアトキソイド・不活化ポリオワクチンと組み合わせた4種混合ワクチンや、ジフテリアトキソイドとの2種混合ワクチンとして接種が行われています。

 ただし、日本の場合は乳児期の1期(生後3ヶ月~12カ月に3回+~18カ月の追加接種1回)と2期(1112歳に1回接種)のみ。それに対して、米国では3種混合ワクチン(破傷風・百日咳・ジフテリア)の初回接種から10年後に3種混合を1回、さらにその10年後に2種混合(破傷風・ジフテリア)を1回追加接種することになっています(data)。

 その予防接種の違いが、日本が米国より9倍も発症しやすい主因であるはず(warrant)。

 つまり、ワクチンは有効であり、とても重要です(claim)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 これまでワクチンは多くの命を救ってきました。

 それゆえ、コロナ(&“ワクチン”)禍をきっかけに前頭前野での抽象化が行われ、「ワクチン全部が信じられない」「医療が信じられない」という社会に変わってしまうことを案じています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 ところで、最初のワクチンは何か御存知ですか?

 

 驚くことに、細菌やウイルスの存在が明らかになる前に、人類史上初の「天然痘ワクチン」が実用化されました。なんと今から200年以上も前(1800年前後、日本は江戸時代)のことです。

 

 後に「天然痘(てんねんとう、variola smallpox)」と命名された病気の存在は紀元前から知られていたそうです。日本では「疱瘡」という表現が平安時代、「痘瘡」が室町時代の書物にあり、1830年の大村藩(長崎県)の文書に「天然痘」という病名が記載されているそう。

しかしながら、当時はその原因であるウイルスのことも、予防や治療についてもまったくわかっていませんでした。

 

MCU 30作目「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」で言及されていた(←オタク向けw)アステカや「マチュ・ピチュ」で有名なインカ帝国の滅亡の原因は、ヨーロッパから持ち込まれた天然痘だったといわれています。1500年代初頭のことです。

そのヨーロッパでは、3人に1人が亡くなるといった大流行が繰り返し起こっていました。

成す術がなかった人類ですが、古くからあることに気付いていました(=スコトーマが外れていた)。それは

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 天然痘から回復した人は二度と天然痘にかからない

 

 その経験(仮説)から「人痘接種」と呼ばれる予防法が行なわれていました(対策)。天然痘患者の皮疹から膿(うみ)を抜き取り、それを健常者の傷口から体内に入れるという方法です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 原因であるウイルスのことも、人体の仕組みもまだよくわからなかった時代の話です。膿を抜き取る人も、人痘接種を受ける人も、命懸けだったはず。

それなのになぜ行動できたのでしょう?

死の恐怖を上回るパワーの源は一体何だったのでしょう?

 

 

 話を戻します。

 実際のところ、人痘接種を受けた人の2%は死亡していたそう。たとえ社会に役立つとしても、誰かが死んでしまう“ワクチン”など言語道断! そんな方法が許されるはずがありません(Kritik↓)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076426.html

 

 なかなか打開できない閉塞状況の中、登場したのがイギリスの医学者 エドワード・ジェンナー(Edward Jenner1974~1823年)です。

 

Edward_Jenner(wikipedia)

エドワード・ジェンナー/Edward Jenner

Wikipediaより引用

エドワード・ジェンナー - Wikipedia

 

 

 ジェンナーが医師として働いていた頃、「牛と接することで牛痘にかかった人は、その後天然痘にはかからない」という言い伝えがあったそうです。当時の人たちにとっては、牛痘もよくわからない病気。しかし、天然痘と比べはるかに死亡率が低いという事実には気づいていました。

 

 牛痘による人痘接種が天然痘を予防できるはず

 

 そう信じたに違いないジェンナーは18年にわたって研究を続け、ついに天然痘予防に成功しました。1796年のことです。

 1798年にその研究結果を公表すると、ジェンナーの予防法はヨーロッパ中にひろまりました。その功績が認められ、イギリス議会からは賞金が贈られたそうです(1802年)。

 

 ところが、当時の医学界はジェンナーの功績をなかなか認めませんでした。コンフォートゾーンが崩されたからでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

また医学界以外からも誹謗中傷を浴びせられたそうです。例えば「ワクチンを接種すると牛になる」などと。こちらは無知からの「fight or flight」でしょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 ジェンナーは決してドリームキラーの攻撃に屈しなかったようです。心ない罵声に対して、「神の乗った牛の聖なる液だ」と説明した記録が残っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 そんな大人の対応ができたのは「前頭前野優位を保ち続けたから」のはず。前頭前野優位が保てたのは「ゴールを持ち続けたから」でしょう。そのゴールは“希望”が結実したものに違いありません。

 PM-04-04:収容所生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 ジェンナー以前の人々が命懸けで取り組めたのも、ジェンナーが長い間研究し続けたのも、そして誹謗中傷に決して屈しなかったことも すべて“希望”による

 

結果としてリーダーとなる者の“希望”が、世界全体が絶望に飼い慣らされていくことを防いだのです。

F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 

 言葉にできないほど高い次元にある“希望”がゴールへと変わり、

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 根拠もないのにそのゴールの実現を確信できるようになったとき、

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 エネルギーと創造力が爆発し、強烈な意思でゴール実現に向かっていく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 そして、そのような個の変革(evolution)は、やがて個を超えて社会全体を書き換えていく(revolution

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 

 史上初のワクチン話を縁に、私はそんなイメージを体感しました。

 F-206~:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 

 今年(2023年)はジェンナーの没後200年。

 今のこの“ワクチン”による状況を、「近代免疫学の父」はどのように思うのでしょう?

 

F-283につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 「天然痘」という言葉を縁に、まず思い出すのが「Xファイル/The X-filesw たびたび天然痘とアメリカ先住民の関係が描かれています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

そのアメリカ先住民は、天然痘の免疫をまったく持っていなかったそうです。そのために壊滅的な被害を受け、中には全滅した部族もあったといいます。

Wikipediaには「イギリス軍が天然痘患者が使用した毛布等の物品を贈ることで引き起こした『民族浄化』」と表現されています。今でいう「バイオテロ」。

一体、人類は何をしているのでしょう?

天然痘 - Wikipedia

 

 

-追記2

 さらにオタク度を上げた「Xファイル」話をw

 1993年から2002年(シーズン9)まで放送されたTVシリーズは、2008年の映画「X-ファイル:真実を求めて/The X-FilesI Want to Believe」を経て、2016年に復活します(シーズン10、全6話)。その最終話が「闘争part2 / MY STRUGGLE Ⅱ」。

 「国民に接種された天然痘ワクチンがじつは」という話は妙にリアルに感じられます。

 L-09020217… -02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 

 ちなみに、通常は「THE TRUTH IS OUT THERE」と表示されるオープニング・メッセージが、最終話では「THIS IS THE END」でした(話自体はシーズン11に続きます)。

やはり妙にリアルに感じられます。

 F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

I-092:【重要】「[超党派議連]ワクチン大議論会 2022.10.18」動画のお知らせ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29928102.html

I-098:【重要】大切な人の命を守るために ~新型コロナワクチンに関する情報(リンクあり)の御紹介~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30221437.html

F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

F-228~:ゼロトラスト

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418030.html

F-234~:自由訳「revenge」と「avenge

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419026.html

F-254~:イノベーションがうまれるとき

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421781.html

 

 

The X-Files(wikipedia)

Wikipediaより引用

X-ファイル - Wikipedia

 

  


F-283:「社会が変わってしまう」~あるワクチンの話~ <補足;誓い>

 

 すべての国民にとっても、家族観や価値観や、そして社会が変わってしまう。こうした課題です。

 

 これは国会で「同性婚をなぜ認めないのか?」と質問された際の岸田文雄首相の発言です(202321日)。このコメントを聞きながら、私は「社会が変わってしまう」ことに対する首相自身の危機感や嫌悪感を感じました。コーチング関連用語でいうと「認知的不協和」でしょうか。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 医療従事者でもある私の立場でいうと、社会はとっくに変わってしまっています。しかもダイナミックかつシビアに。

 

 私自身の認知的不協和を掘り下げながら感じたことをまとめます。

 

 <前編;疑心暗鬼>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30879191.html

 <後編;希望>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30942310.html

 <補足;誓い>

 

 

 前回(F-282)は“希望”がキーワードでした。

 PM-04-04:収容生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 私にとって“希望/HOPE”はとても重要な概念(ゲシュタルト)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 “希望/HOPE”を重要と感じるのは、強烈な情動記憶があるからです。

 F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

“希望/HOPE”は遥か昔からずっと、私のブリーフのど真ん中にありました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

*最初のきっかけは「趣味」のカテゴリです↓

F-008SWな一日

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615496.html

F-014:「THE LAST JEDI」評 ~ネタバレなしversion

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542066.html

 

 

 認知科学者 苫米地英人博士との御縁により、“希望/HOPE”はさらに重要になりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

コーチ、ヒーラー、そして医師としての「職業」上の機能をしっかり発揮するために、“希望/HOPE”が必要だからです。いろんな意味で。

Q-068~69:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています

Vol.5;ヒーリングとコーチングの関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14400982.html

Vol.6;セルフヒーリングとセルフコーチングのコツ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14524490.html

 

私は、“希望/HOPE”をしっかり体感するためのウォーミングアップがヒーリング、“希望/HOPE”をしっかり実装(実践)するためのクーリングダウンがコーチングだと思っています。

F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

 

 つまり、ヒーリングとコーチングの上の次元に“希望/HOPE”があるということ。

(私の感覚です)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

高次元に必ず存在する“希望/HOPE”が、自然に言動に滲み出てきたタイミングが「ヒーリングがコーチングに変わる」とき。コーチとしての私が縁起に関わるときです(それまではヒーラーとして関わります)。

 

 では、“希望/HOPE”の次はなんでしょう?

 

 そう、誓い。

あきらめ→希望→誓いというのが、ゴールに向けて起こるセルフトーク(内省言語)の変化です。

L-07920213… -02;内省言語を発生させる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

 でも、そこ(誓い)で止まると、ゴールは決して達成できません。なぜでしょうか?

 (私の答えは後ほど)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 ところで、厚生労働省の正面玄関前に設置されている「誓いの碑」を御存知でしょうか?

 

 

誓いの碑1(厚労省)

厚生労働省HPより引用

 

 そこにはこのような文言が刻まれています。

 

誓いの碑2(厚労省)

厚生労働省HPより引用

厚労省HP>政策について>>医薬品・医療機器>誓いの碑

誓いの碑|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

 

 医薬品による悲惨な被害を再び発生させることのないよう医薬品の安全性・有効性の確保に最善の努力を重ねていく

 

 とても残念ですが、この誓いは守られていません。

 事実(data)として、最近の日本においては、ものすごい数の人たちがどんどん亡くなっています。

(詳細は「ドクターシミズ」さんのブログで御確認を↓)

 2023年1月超過死亡数大爆増 デマだと思うのは自由です(2023.02.17 データ追加) – ドクターシミズのひとりごと (promea2014.com)

 

 その原因は、おそらく、“コロナワクチン”と呼ばれている試験薬でしょう(claim)。20212月、当時の菅義偉首相は治験のプロセスを省略し、特例承認という形で“ワクチン”接種を開始しました。信じられないことに、“ワクチン”の科学的な検証は最初から放棄されています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30879191.html

 

 だから、「おそらく」としか言えません。事実(data)と主張(claim)を結びつける根拠(warrant)や論拠(backing)の検証が困難だから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12504855.html

 

こんなバカな話があるでしょうか!

 104兆円(うち最低12兆円が使途不明?)もの巨額の公費が投入された結果、かつてない規模で「悲惨な被害」が生じているかもしれないというのに!!

 

 ちなみに、東日本大震災後の復興予算は累計32兆円なのだそう。まさに桁違いの巨額予算が、国民の健康のため(solvency)にではなく、国民を痛めつけるため(disadvantage)に使われてしまったようなもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935992.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935916.html

 

“ワクチン”を接種するほど感染しやすくなることは、昨春、厚労省がしっかり示していました(最初は誤ったデータを公表しましたが)。やはり、その時点ですみやかに“ワクチン”を中止するべきでした。感染者および死者数が爆増すると予想されたのだから。

なのに、“ワクチン”の接種は続けられ、その結果が長期間にわたる「感染数世界一」と「国民の大量死」です。

*詳しくはこちらでどうぞ↓

 追加接種率世界トップの日本が、なぜコロナ感染者数が最多なのか? | アゴラ 言論プラットフォーム (agora-web.jp)

 

 なぜ誓いは守られないでのしょうか?

 なぜ過ちが繰り返されるのでしょう?

 

 

 答えは人間のマインドにあります。

繰り返しますが、あきらめ→希望→誓いというのが、ゴールに向けて起こるセルフトーク(内省言語)の変化。ただし、誓いで止まってしまうと、ゴールは決して達成できません。

その理由は

 

 コンフォートゾーンが変わらないから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 *「セルフトークの4段階」はこちら↓

 Q-191:ヒーリングとコーチングの関係がよくわかりません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25482691.html

 

 コンフォートゾーンをゴール側に移行させるためには、コーチングの知識と技術が欠かせません。つまり、今こそ、誰もがコーチングを学び、実践するとき!

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーンが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 コーチングは“無敵”を実現する“希望/HOPE”そのものである

 

 そのように私は信じています。

 PM-01-18~20:“無敵”の意味 -1~3

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 

 高次元に必ずあるはずの“希望”が、人類が共有する新たなゴールとなり、社会(未来)がよりよいものに変わっていく

 

 

その実現のために、私はこれからもコーチとしての活動を続けていきます。ルー・タイスさんや苫米地博士の思いとともに。

 PM-07-09~11:「平成」という元号に埋め込まれたコード

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16379886.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16541640.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16660261.html

 

 コーチングマインドを身につけ、“場”を共有してください。

 

 「社会が変わってしまう」ではなく、「社会(未来)を変え続ける」

 

社会の変革/revolutionは、ゴールに向かう各人の進化/evolutionからはじまります。

 F-208:マトリックス/Matrix -03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27063566.html

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

ちなみに、東日本大震災後の復興予算は累計32兆円なのだそう。まさに桁違いの巨額予算が、国民の健康のため(solvency)にではなく、国民を痛めつけるため(disadvantage)に使われてしまったようなもの

 

 問題の本質は「お金」ではありません。「メリット? デメリット? どっち??」といったことでもありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 もちろん、「お金」や「メリット/デメリット」を考えることは重要です。しかし、その次元に留まると見誤ります。問題(課題)の本質は超論理の空間にあるからです。

 S-02~:自由に生きるために ~マナー・ルール・モラルについて考える~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/17563396.html

 

 現在の政治に対して私が感じるのは「クリティーク(Kritik)」。つまり、「前提となっている価値判断そのものがおかしい」ということ。

 S-01-18:反論力を身につける4つの戦略

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076426.html

 

 「おかしい」とは、「抽象度が低い(低すぎ)」ということです。具体例はこちらでどうぞ↓

 F-056~:「不摂生が理由で病気になった人の医療費を健康のために努力している人が負担するのは『あほらしい』」ことなのだろうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_277070.html

 

 

-告知1

 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28274321.html

 

 最終回(R5.4/2開催)のテーマは「抽象度」。詳細はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30969181.html

 

 

-告知2

 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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