苫米地理論を研究し、苫米地式を実践する <CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:L:講義・研修・セミナー編 > 2021年07月シークレットレクチャー(コーチング×医療×脱洗脳 -1)

L-08920217月シークレットレクチャー -01;病からの脱洗脳

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通しての全体テーマは「コーチング×医療×脱洗脳」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

 

 01;病からの脱洗脳

 

 

 今回の全3回の講義は「コーチング×医療×脱洗脳」がメインテーマ。そして「I×V=R」がキーワードです。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

さらに隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みくださいw

 

 

 認知科学者 苫米地英人博士との縁により、医師としての私は「脱洗脳」という感覚で診療を行うようになりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 病からの脱洗脳

 

 じつは、これは2012年に開催された日本催眠術協会のイベントのタイトル。苫米地博士が代表理事を務められています。

 

 皆さんは「病からの脱洗脳」と聞いて、どんなイメージが浮かびますか?

 まずはそのイメージを自由に書き留めてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 

 この全3回の講義が終わる頃には、今書いていただいたイメージはかなり変わっているはずです。お楽しみにw

 

 ところで、「イメージ」という言葉は何気なく使われていますが、それはとても大切な概念です。なぜなら、イメージが目の前の現実を作り出しているから。それが「I×V=R」。

 F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

 

 「IImageImagination)」が変わると、目の前の世界は変わっていきます。

 F-175:脳内を書き換えると「環境」が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

 

 医療でいうと、「病」というイメージが「病という現実」をつくりだし、「健康」というイメージに置き換わっていくほど癒えていく感じ。

 F-215:これりすくん

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27469761.html

 

 

さて、先ほどの「病からの脱洗脳」というイメージですが、言葉(言語)で書いていませんか? 真面目な方ほど、より具体的に表現しているはずです。言葉を用いて。

 

じつは、何気に使う言葉(言語)がイメージの限界(上限)を生みだします。言葉は意外に抽象度が低いからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 しかしながら、抽象度が低いからこそ、より具体的なイメージを共有することができます。例えば「洗脳」というイメージは人によってだいぶ異なると思いますが、言葉(言語)を利用することで同じようなゲシュタルトを作り上げることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

まずは「洗脳」の定義を言葉で確認しましょう。以下、苫米地英人博士の著書「洗脳原論」(春秋社、第1章)より引用します。

 

 

 洗脳という仮想現実の世界。主観的には、うっとりする夢想空間を魂が漂流しているような状態である。同時に、客観的には、緻密に計算された虚構の世界に閉じ込められた状態である。

 洗脳の本質:洗脳とは、われわれの神経レベルでの情報処理・信号処理の段階に、何らかの介入的な操作を加えることによって、その人の思考、行動、感情を、思うままに制御しようとすること

 洗脳のレベル:基本的なテクニックは2種類ある。ひとつは本人に意識された状態で行われる場合、もうひとつは気づかれないうちに行われる場合である

 変性意識と神秘体験:洗脳のメカニズムには、深度だけではなく、施された刺激の種類も重要な要因となる。具体例として。すべての洗脳には、必ず変性意識状態(altered states of consciousness)が介在している

 至福体験とトリガー

 ホメオスタシス仮説

 洗脳の段階

 体感的条件づけ(洗脳のステップ1

 臨場感の強化(洗脳のステップ2

 アンカーの埋めこみ(洗脳のステップ3

 永遠の洗脳サイクル(洗脳の最終段階ステップ4

 引用終わり。続きはこちらでどうぞ↓

 洗脳原論 | 苫米地 英人 | 心理学 | Kindleストア | Amazon

 

 

 シンプルに表現すると、洗脳とは「ある現実w0を、それとは違う現実w1に変える」こと。

 

基本的にはコーチング中に行われることと同じですが、洗脳は第三者の利益のために行われ、コーチングは100%クライアントのために行われます。

コーチはコンテンツ(w1)には一切関わりません。コーチの利益は0です。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

L-090につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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 2022年度のオンラインセミナー(全12回)を企画しました。

メインテーマは「夢が勝手にかなうマインドセット(“Matrix”)の構築 ~ReloadRevolution」。詳細はこちらでどうぞ↓

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 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細は後日あらためて御案内いたします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-010:先にゴールがあり、その結果として健康になる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882140.html

F-037:「もうおねがい ゆるしてください」 ~心の傷はやがて脳の傷になってしまうという科学的事実~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10114934.html

F-075Preventable Trauma Death

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15833962.html

F-195:新たな概念「PPPD」の考察

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26301730.html

 

洗脳原論

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L-09020217月シークレットレクチャー -02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 01;病からの脱洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30438275.html

 02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 

 

 前回(L-090)、「病からの脱洗脳」という言葉(言語)から浮かぶイメージを書き留めていただきました。

 

そのイメージは言語化されていたはずです。何気に使う言葉(言語)が、イメージの限界(上限)を生みだします。言葉(言語)は意外に抽象度が低いからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 では、言葉をつかわずに、あらためて「病からの脱洗脳」をイメージしてください。形や色、音、味、匂い、質感や重さなどで。

 

 

 コーチングにおける重要なプリンシプル「夢をかなえる方程式 I×V=R」の「I」とは、Image(またはImagination)のこと。じつは目の前の世界(Reality)は、皆さんのマインドの中にあるイメージが現実化したものです。

 

リアルとは、今、最も臨場感を感じているイメージ

 

 もっと具体的にいうと、ゴールの世界(=ゴール側のコンフォートゾーン)を臨場感を持ってイメージすると、脳はそのイメージの世界を現実だと判断します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

そのとき、新たなコンフォートゾーン(CZ)のイメージに対してホメオスタシスが働くようになり、自然に現実化(達成)していきます。「invent on the way」しながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 シンプルに表現すると、

 ゴール設定→臨場感→ホメオスタシスが変化→CZが移動→スコトーマが外れる→invent on the way→現実化(ゴール達成)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

それを苫米地博士は「realized virtuality」と表現されています。日本語では「臨場感世界の現実化」です。

F-249:「ゴール」と「現状の自我」のvol.6;臨場感という橋を架ける-前編->

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29139372.html

 

以下、苫米地博士の著書「『ツキ』を引き寄せる洗脳術 自分を磨き上げる秘密のメソッド34」(三才ブックス、p92)から引用します。

 

 

 レッスン19 「ツキ」はすでに見えている?

 Is Tsuki already in your presence

 

 あなたのイメージによって現実は変わる

 自分がイメージした世界、つまりフリーゴールを、あたかも五感で体験しているように強烈にイメージすると、それが現実になります。あなたがどの世界を強烈にイメージするかによって、あなたの現実は大きく変わるでしょう。

 

 設定したフリーゴールの世界を体感しているということは、あなた自身がフリーゴールの世界に臨場感を持っていることを意味します。

 臨場感とは、その場に身を置いているように感じることです。視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚……。ある空間に対して、あたかも五感で体感しているような感覚を、「臨場感を持つ」といいます。

 臨場感は、人間が生まれながらに有している感覚能力です。この能力のおかげで、人間は様々な情報をリアルに感じることができます。

 

 面白いことに人間は、臨場感を物理的現実世界だけでなく仮想世界にも持つことができます。

 例えば、あなたが映画を見ているとき、あなたはさもその世界に自分が存在しているような感覚を受けるでしょう。これはあなたが、映画という仮想空間に臨場感を持っているからです。小説やマンガを読んでいるとき、あるいは妄想しているときも同じです。悲しい場面では本当に悲しくて涙を流したり、楽しい場面では笑みがこぼれたりしてしまうのは、あなたがその世界に臨場感を持っているからなのです。

 そういう意味では、あなたがイメージするフリーゴールの世界は仮想空間かもしれません。しかし、そこに臨場感を持つことは可能です。

 人間は自分がイメージした世界に臨場感を持つと、それがリアルになります。このことを臨場感空間の現実化(リアライズドヴァ―チャリティ)といいます。

 リアライズドヴァーチャリティは、ホメオスタシスによって行われます。ホメオスタシスが現実世界ではなく、仮想空間とフィードバックすることで、仮想空間をリアルにするのです。

 臨場感は、いきなり目の前に現れるわけではありません。人間が臨場感を持つときは、仮想空間を含めた外の世界から一つを選択しています。

 通常は生まれてからずっと慣れ親しんできた世界である、物理的現実世界に臨場感を持っています。しかし、上手く仮想空間を選択することができれば、その世界にホメオスタシスがフィードバックすることで臨場感が高まります。

 簡単にいうと、一つの仮想空間に対して、自我があり、自我とホメオスタシスのフィードバックが強いと臨場感が高くなります。すると、その仮想空間がリアルになるのです。

 物理的現実世界があるから、あるいはそれに近い仮想空間があるから、臨場感があるのではありません。人間のホメオスタシスのフィードバックが強い世界に臨場感があって、そこが本人にとってのリアルとなるのです。

 

 あなたがフリーゴールの世界に臨場感を持てば、あなたのホメオスタシスレベルは現状から外れ、フリーゴールの世界とアジャストし、フリーゴールの世界がリアルとなります。

 年商百億円企業のオーナー社長になることがフリーゴールだとすれば、その世界を強くイメージして臨場感を持てばよいのです。そうすれば、あなたのホメオスタシスが年商百億円企業のオーナー社長の世界とフィードバック関係を持ちます。年商百億円企業のオーナー社長になるために必要な「ツキのある世界」があなたのリアルとなるわけです。

 単純に「ツキまくりの世界」でも構いません。あなたがその世界をイメージして臨場感を持つことができればリアルになります。

 あなたが持つリアルは、あなたがどの世界に臨場感を持つかでも大きく変わってくるのです。

 引用終わり

 

 

 一つの仮想空間に対して、自我があり、自我とホメオスタシスのフィードバックが強いと臨場感が高くなります。すると、その仮想空間がリアルになるのです

 

 ポイントは「自我とホメオスタシスのフィードバック」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

この理は、コーチとしては希望あふれる「夢をかなえる方程式」として感じられるのですが、ヒーラーとしては「絶望的な絶対法則」に思えます。

医師としての私が医療現場で直面しているのは、「『病』の臨場感が高くなるほど現実化する(ひどくなる、治りにくくなる)」というファクト。

Q-230~:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416986.html

 

 その「『病』の臨場感(I×V)」をひっくり返すのが、私の「病からの脱洗脳」の感覚です(あえて言語化すると)。

 F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

L-091につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細は後日あらためて御案内いたします。

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-関連記事-

F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26119647.html

F-244~:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_420579.html

Q-142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

 

 

「ツキ」を引き寄せる洗脳術

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L-09120217月シークレットレクチャー -03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 01;病からの脱洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30438275.html

 02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

 

 

 一つの仮想空間に対して、自我があり、自我とホメオスタシスのフィードバックが強いと臨場感が高くなります。すると、その仮想空間がリアルになるのです

 

 一つの仮想空間」というのが、「夢をかなえる方程式 I×V=R」でいう「I」。

 

今回は「IImageImagination)」について考えていきましょう。

 

 じつは、この世界はすべて「情報」でできています。情報が先にあり、その情報処理の結果として、物理空間に実体があらわれています(あらわれない場合もあります)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 もちろん、物理も情報。物理空間とは、抽象度を軸にとった場合の、情報空間の底面です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 つまり、目の前の物理的現実世界はすべて幻想。五感+言語という6つのモーダルチャンネル(情報入力経路)からの情報が神経を通して脳に伝えられ、脳が「情報」を認識し、それをもとにまた「情報」をつくりだしています。

そのような情報のあつまりが“現実”です。

 S-01-03:幻想の共有が共通の“現実”(共同幻想)をつくる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823843.html

 

 だから、情報が変わると世界が変わり、情報を書き換えると“現実”が書き換わります。

 F-175:脳内を書き換えると「環境」が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

 

 *詳しくはこちら↓

 F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

 

イメージと臨場感さえあれば、リアリティは簡単に合成できます。その理を理論化したものが、苫米地博士が提唱されている超情報場理論(仮説)です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 イメージを生みだす最初の行為がゴール設定!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 臨場感は、自分の記憶と情報が結びつくことで生まれます。ちなみに、思考とは「記憶と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」。よって、思考が臨場感を生みだすといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 ところが、自由に思考して、ゴールを設定し臨場感を生みだすことは、決して簡単ではありません。なぜでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

L-092につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

臨場感は、自分の記憶と情報が結びつくことで生まれます。ちなみに、思考とは「記憶と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」。よって、思考が臨場感を生みだすといえます

 

 以下、苫米地博士の著書「思考停止という病」(KADOKAWAp103)より引用します。

 

 

 知識量がランダムウォークを生み出す

 自分で考えるためには、まずはデータや知識が必要になります。

 思考はランダムウォークであり、ヒルクライミングだと言いました。つまり、思考とは、記憶と情報の関連性を無作為に組み合わせていくものです。

 そこで必要なのが、情報であり、知識なのです。

 それが足りなければ、思考を組み合わせたり、ある問題を解決したりするための道筋を歩くこともできません。

 思考停止するのは、知識がないことが原因です。

 それでもなんとかやってこられたかもしれませんが、本気で自分の頭で考える脳を手に入れたいと思うなら、知識量を増やすことを考えましょう。

 簡単にいえば、勉強することです。

 勉強というとつまらなく聞こえるかもしれませんが、それはこれまでの学校教育のせいです。学校での勉強は、ほとんどの人が「つまらないもの」「大変なもの」と感じながら取り組んでいたと思います。

 しかし、そうではありません。

 あなたはすでにゴールを設定しているわけですから、勉強したいことだけをすれば良いのです。

 本当に興味があって、ゴールにつながっていることであれば、その知識を手に入れることは何より楽しいはずです。一つひとつの情報に対して、学んでいくことはこれほどない喜びに変わるのです。

 Have toの勉強ほどつまらないものはないですが、want toの勉強はこれほどない楽しみになるのです。

 たとえば、私は興味を持ったものに対して、徹底的に知識を手に入れます。ギターはもちろん、葉巻やライカ(カメラ)にハマると、10時間くらい語れるほどの知識を一気に吸収します。情報を仕入れるのが楽しくてしょうがないので、仕事を忘れるくらい夜通しでやってしまいます。

 仕事においても同じです。

 2011年、『現代版 魔女の鉄槌』(フォレスト出版)という本を上梓しました。この本は、電子書籍・SNSが日本に入ってきて、ニューメディアが生まれたことで、新しい魔女狩りが始まることへの警鐘を鳴らすものでした。

 この本を書く際、いくつもの魔女狩りに関する本を読み漁りました。

 仕事部屋は大量の書籍で埋まっていましたが、新しい情報を読むのが楽しくてたまりませんでした。もちろん、数日ですべて読破しました。

 日本人は、学ぶこと、勉強することは、大変なこと、つまらないこと、苦しいことだと思い込んでいます。

 知識の習得ほど、楽しく、面白いものはないのです。

 引用終わり

 

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魔女の鉄槌(フォレスト出版)

 

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 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細は後日あらためて御案内いたします。

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-関連記事-

F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

F-106~:超実写版「ライオン・キング」で描かれた“超現実”を生きる極意

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_383531.html

Q-169~:自身の信念を失いそうです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

 

 

思考停止という病

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L-09220217月シークレットレクチャー -04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

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 01;病からの脱洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30438275.html

 02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30514015.html

 04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

 

 

 臨場感は、自分の記憶と情報が結びつくことで生まれます。ちなみに、思考とは「記憶と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」。よって、思考が臨場感を生みだすといえます。

 ところが、自由に思考して、ゴールを設定し臨場感を生みだすことは、決して簡単ではありません。なぜでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 私の答えは「必ずスコトーマがある」から。

では、スコトーマはどのようなときに生じるのでしょう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 答えは「1)知識、2)重要性、3)役割(責任)のいずれかが欠けたとき」。そもそも私たちはRASReticular Activating System、網様体賦活系)のフィルターを通過した情報だけを受け取っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 「思考」の抽象度を下げると「認識」「理解」「評価」「判断」に分別することができますが、そもそも最初の「認識」の段階から情報が限定されています。RASの働きにより。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 つまり、私たちに「自由な思考」はなく、フリーゴールを設定することは不可能に近いということ。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 最初(L-090/01)に苫米地博士の「洗脳」の定義を確認しました。そのひとつは「主観的には、うっとりする夢想空間を魂が漂流しているような状態」であり、同時に「客観的には、緻密に計算された虚構の世界に閉じ込められた状態」。

じつは、「洗脳」は決して特別なことではなく、誰もが「虚構の世界に閉じ込められた状態」のまま生きているといえます(「うっとりする夢想空間」かどうかはわかりませんが)。

なぜでしょうか?

 

 そう、答えは「ブリーフシステム(BSBelief System)が他人の意見や社会の価値観により作られている」から。時間でいえば、必ず「過去の呪縛」に囚われています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

例えば、私が「病からの脱洗脳」を重要視するのは、情動を伴った体験の記憶(密教的なバックボーン)と抽象化された情報の記憶(医学・医療に関する知識や苫米地博士の教え)によって、私のBSが構築されているからです。詳しくは↓

PM-03~:苫米地理論との出会いと実践

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_124523.html

 

私のRASは「病からの脱洗脳」に関連する情報を重要なものとみなし、スコトーマを外しながらどんどん吸収し、ゲシュタルト化してきたはず。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 そのゲシュタルトが、「I×V=R」の「IImageImagination)」の源泉です。

 

リアルとは、今、最も臨場感を感じているイメージ

 

 この世は情報であり、ただの幻想にすぎません。本当は。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 

ただ、各自の思考が情報(幻想)をリアルにし、さらに他と共有しながら臨場感を強化しあい、まるで実在しているかのように感じているだけです。

わたしたちは共同幻想の中に生きています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823843.html

 

L-093につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 わたしたちは共同幻想の中に生きています

 

 以下、苫米地博士の著書「幻覚と覚醒」(三才ブックス、p70)から引用します。

 

 

 幻想とは何か

 前章までは、あなたを束縛するものを見つけ、吟味するべきだと述べました。その上で、あなたを束縛すべき「理想」を設定しなければいけない、と。

 ただ、理想の設定はあくまで皆さんのこれまでの束縛を開放するための手段にすぎません。

 本書の本当の目的は、もう1つ先のところにあります。皆さんが本当の「幸せ」を掴むことです。そして、そのためには、ある事実を理解していただかなくてはいけません。

 それは、この世がすべて「幻想」であるということです。

 いったいどういうことか?

 本章では、この世が幻想であることについて解説していきます。

 そもそも幻想とは、いったい何でしょうか?

 本書における幻想とは、簡単に言うと「心が生み出しているもの」です。もっと言えば「情報」です。

 私達が普段語っている世界は、すべて情報空間における話です。例えば、皆さんが「大企業の社長になりたい」などと考えるのは、物理空間のことではありません。情報空間にあります。

 「社長になること」は、心の中で生み出された世界に過ぎません。社長というのは、通常は取締役会で選任されて、株主総会で承認されて決まります。それは単なる多数決の話で、過半数以上の人が「うん」と言ったかどうかの話です。ただの約束事です。

 その約束事を皆で共有すれば、その人は社長になれます。逆に言えば、その約束事を共有していなければ、その人は社長ではありません。

 以前、東京の地下鉄丸ノ内線で移動していた時、霞ヶ関駅や国会議事堂前駅から乗車してきた人の中に「約束事の共有」を理解していない人達を大勢見かけました。どんな人達か。電車でなぜか偉そうに振る舞っている人達です。

 彼らはきっと大企業の重役であったり、官庁である程度の役職に就いていたりするのでしょう。職場内で偉いポジションにいて普段から威張っているために、職場外である電車の中でも威張っているのだと見受けられました。

 彼らは自分が持っている肩書きが職場以外でも通用していると思っています。会社や役所が与えた約束事が、外でも通用していると勘違いしているのです。

 しかし、電車内にいる私達にとっては彼の職場でのポジションなど知るよしもありません。私からすれば、彼らはただの人です。あるいは、偉そうにしている分だけ、頭がおかしい人に見えます。

 約束事を共有していなければ、その人は何者でもありません。つまり、肩書きというのは単なる「情報」であって、その情報を共有していない人には通用しないのです。

 

 約束事は、残念ながら限られた空間、時間でしか成立しません。

 彼らは「自分は会社の部長なんだ」「偉いんだ」と思っていても、そのことを他人と共有できなければ、ただの勘違いした人でしかありません。職場以外で誉めそやされるとしても、取引先の会社やキャバクラくらいでしょう。このことからも、彼らの約束事はごく一部の空間だけでしか成り立たないことがわかります。また、彼らは数年もすれば、役職どころか退職して会社にすらいないかもしれないので、期間的にごく限られています。

 どんなに偉そうに振る舞っても、それが通用するのはせいぜい半径数十m、数年の間だけです。通用する人数もせいぜい数百人程度でしょう。

 肩書きは、その人との関係が形成されて初めて意味を持ちます。

 肩書きのために生きている人は、肩書きを失った途端に生きているのが辛くなります。周囲の人達は、その人にではなく、その人が持つ肩書きに頭を下げていることに気付くからです。

 そんな狭い空間でしか通用しないにもかかわらず、彼らはそうと気付かずに電車内で偉そうに振る舞っているのです。頭がおかしいと思われても仕方ありません。

 共有することと、同じに見えることは違います。同じ映画を観ていても、捉え方が違えば、見えているものも違うでしょう。

 電車内で威張っている人に対して、「バカじゃないの」と思っている乗り合わせた人の感情は、同じ電車内という空間を共有しているからこそ生まれたものです。しかし、いくら空間を共有していても、威張っている人の肩書きまでは共有していません。

 威張っている人と周囲の人が共有している情報空間はほんの一部であり、それぞれ相手には全然違って見えています。

 こういったことを「幻想」というのです。

 引用終わり

 

 

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-関連記事-

Q-219~:ゴールに対するスケジュールはたてますか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_415812.html

Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

Q-230~:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416986.html

Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 

幻覚と覚醒

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L-09320217月シークレットレクチャー -05;大量の情報を得て、知識化していく

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 01;病からの脱洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30438275.html

 02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30514015.html

 04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30558230.html

 05;大量の情報を得て、知識化していく

 

 

リアルとは、今、最も臨場感を感じているイメージ

 

 この世は情報であり、ただの幻想にすぎません。本当は。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 

ただ、各自の思考が情報(幻想)をリアルにし、さらに他と共有しながら臨場感を強化しあい、まるで実在しているかのように感じているだけです。

わたしたちは共同幻想の中に生きています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823843.html

 

とても重要なことなので繰り返しますが、この世には幻想しか生みだされていません。ただ、わたしたちがそれを共有し強化しあっているから、あたかも存在しているように感じられるだけ。

 

以前、医療系のコミュニティで講演した際に、このような御質問をいただきました。「『財布を盗られた』といった被害妄想がでている老人に対して、(コーチング的には)どのように対応すればよいでしょうか?皆さんならどう答えますか?

 

おそらく、御質問者(の無意識)は「“老人”は妄想世界にいて、それ以外の人は現実世界にいる」と認識していたはず。でも、実際は「誰もが各々の妄想世界にいて、“老人”以外は妄想を共有している(共同幻想)」です。

Q-230~:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想がでている老人に対して、どのように対応すればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416986.html

 

 前回(L-092)お伝えしたとおり、私たちの認識には必ずスコトーマ(Scotoma)があります。スコトーマを生みだす(/外す)のは 1)知識、2)重要性、3)役割(責任)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 よって、まずは大量の情報を得て、知識化していくことが重要。より多くの人と知識を共有しながら、より高次の抽象度次元に共同幻想をつくりあげることが理想です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

そうすれば多様かつ冗長な世界で、さらに豊かに生きることができるはずです(=well-being)。

 F-269~:冗長性と多様性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422834.html

 

 

ところで、「情報」と「知識」の違いはクリアでしょうか?

 

 「情報」とは「一定の“文脈”で意味を持つもの」。その“文脈”とは「知識とゲシュタルトを組み合わせたもの」です。シンプルに表現すると、「情報(入力)→文脈(知識+ゲシュタルト)→認識」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 *詳しくはこちらで↓

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ビジネスで圧勝できる脳科学

 

 

私たちは知らないことは認識できないはずです。スコトーマに隠れるから。では、なぜ新しい知識を得ることができるのでしょう?

 

 人間が新しい知識を得ることができるのは「ゲシュタルト能力」があるから。

 繰り返し読んで(見て)ゲシュタルトができると、次に読み(見)直したときに細部の意味までわかるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 私たちはゲシュタルトとして目の前の世界を認識しています。そのゲシュタルトが意味を決めています。よって、ゲシュタルトが変わると、意味が変わり、世界が書き換わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25046274.html

 

 *詳しくはこちら↓

 F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

 

 その書き換えを、第三者の利益のために行うのが洗脳で、100%クライアントのために行うのがコーチング では、そのとき書き換わるものは何でしょうか?

 

 答えは「目の前の世界=コンフォートゾーン=ブリーフシステム」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

 「ブリーフシステム」に関する大きなゲシュタルトを作り、理解をさらに深めるために、これから5回にわたって「ブリーフシステム(BSBelief System)」に関する情報を提供します。苫米地博士の書籍からピックアップしながら。

 ぜひ大量の情報を知識化してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 まずはこちらから↓ 引用している書籍を当ててください(p307です)。

 

 

信念が集まってできあがった脳内の統合的なシステム

ブリーフ(信念)とは、脳内の前頭前野や大脳辺縁系に作りあげられた認識のパターンのことです。そのパターンは情動記憶が元となって作られます。強い情動記憶は、その人の信念を作り、認識のパターンを作り出します。その信念はあたかも自分自身の中で決まっているルールのように行動や判断を規定します。脳内にはそのような認識のパターンがたくさんできています。

住んでいる国や街やコミュニティーにも、それぞれの法律やルールがあって、それらが集まってシステムとなって働いているように、脳内にもたくさんのブリーフがルールとなってシステムが作り上げられます。それがブリーフ・システム(信念体系)です。

ブリーフ・システムは、私たちのあらゆる判断や行動、そしてアティテュードやハビットを制御します。ブリーフ・システムに反する判断や行動は取らないため、人生を変えたければ、このブリーフ・システムを変える必要があります。

ブリーフ・システムを変えるためには新たなゴールが必要です。その際のゴール設定のルールの1つが「現状の外側にゴールを設定する」ことです。つまり、現状(ステイタス・クオ)とは、いまのブリーフ・システムが変わらなければ起こりえる未来のことです。

 引用終わり

 

L-094につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 まずはこちらから↓ 引用している書籍を当ててください(p307です)

 

 書籍を当てるのはなかなか難しかったはずです。なぜなら引用したのは苫米地博士の書籍ではないからw

 

 人は五感を通じて何かを認識する時に、その前に与えられた条件によって、認識できる対象やその意味内容の解釈に影響を受けます。また、行動も、その前に与えられた条件や刺激に影響を受けています。そのような認識や行動に影響を与える条件づけをコンディショニングといいます。

 

 ↑この文章も同じ書籍からの引用です(p289)。著者と書籍はわかりましたか?

 

 では、答えを。

 本文および追記で引用したのは、苫米地式コーチング認定グランドマスターコーチ 田島大輔さんの著書「マインドの教科書」(開拓社)です。

 田島コーチが書かれている「コンディショニング」は、スコトーマに大きく関係します。

 

クライアントの「コンディショニング」を観察し続けることも、コーチングの重要なポイント。それはコーチにとって大切なハビットといえます。

Q-236:アウトプット自体が苦手。恐怖心に近いです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28179398.html

 

 

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L-07820213… -01;「ゲシュタルトを統合する」という感覚

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マインドの教科書




L-09420217月シークレットレクチャー -06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

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当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 01;病からの脱洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30438275.html

 02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30514015.html

 04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30558230.html

 05;大量の情報を得て、知識化していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30566304.html

 06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 

 

 私たちはゲシュタルトとして目の前の世界を認識しています。そのゲシュタルトが意味を決めています。よって、ゲシュタルトが変わると、意味が変わり、世界が書き換わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その書き換えを、第三者の利益のために行うのが洗脳で、100%クライアントのために行うのがコーチング では、そのとき書き換わるものは何でしょうか?

 

 答えは「目の前の世界=コンフォートゾーン=ブリーフシステム」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 「ブリーフシステム」に関する大きなゲシュタルトを作り、理解をさらに深めるために、5回にわたって「ブリーフシステム(BSBelief System)」に関する情報を提供します。苫米地博士の書籍からピックアップしながら。

 ぜひ大量の情報を知識化してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 今回は「『イヤな気持ち』を消す技術」(フォレスト出版、p48)からの引用(青字)です。

 

 

ブリーフシステムとは、たとえば私はどういう人間なのか、相手といるときはどう振る舞うか、社会に対して自分はどう働きかけるのかなど、その人が身につけている認識のパターンのことです。

 

 前々回(L-092/04)確認したとおり、この世は情報であり、ただの幻想にすぎません。ただ、各自が情報(幻想)をリアルにし、さらに他と共有しながら臨場感を強化しあい、まるで実在しているかのように感じているだけです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 情報(幻想)をリアルにするのが、各自の「認識のパターン」。そのパターンは「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」によってつくられています。時間でいえばすべて過去。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 

 この認識のパターンは、脳の前頭前野に蓄積されています。

 人はそのブリーフシステムによって、未来のことを予期したり、予想したりします。そして、その予期や予想にしたがって人はあらゆる選択と行動を行っています。

 

 過去の記憶によってつくられたブリーフシステムで予期・予想する未来はすべて“現状”。“現状”に留まることは、「過去の呪縛に囚われた状態」であり、「無人運転」「自動運転」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

さらには、必ず「前頭前野に蓄積」された認識のパターンを用いているかといえば、そうともいえません。とくに不安や恐怖が強い場合、容易に前頭前野によるコントロールを失ってしまいます。その結果陥ってしまうのが、「戦うか、逃げるか」という心理状態(Fight or Flight)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 

前頭前野の認識パターン、すなわちブリーフシステムは、人間が先を予測する期待のパターンでもあります。

 

 そのような心の状態(Fight or Flight)では、うまく「先を予測する」ことはできません。IQが下がっている(=抽象度が下がっている)から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 だからリラックスが重要! そのために逆腹式呼吸を行います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645730.html

 

 

個々人の心理的特性は、その人のブリーフシステムによって決まり、それが人格という誰の目にもわかる形で外部に現れるのです。

 

 外部に現れる」の代表的なものが、物理空間での言動。

 私たちは、つい、物理空間での具体的な言動(「〇〇と言う/言わない」「◎◎をする/しない」)を矯正してしまいがち。でも、ダイエット等で多くの方が経験しているとおり、ブリーフシステムの変更がなければ、いつもの言動(状態)に必ず戻っていきます。

ホメオスタシスが働くからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 

 もちろん、人間が持つブリーフシステムは1つではありません。

 前頭前野には、その人がつくりあげたいくつものブリーフシステムが収められており、それらが人間の複雑な内面の動きをつくりだしています。

 

 私は「いくつものブリーフシステム複雑な内面の動き」を肯定的に捉えています。その複雑さが豊かさを生む(well-being)と信じているから。

 F-269~:冗長性と多様性

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422834.html

 

むしろ意図的にたくさんのブリーフシステムを持つべきです。

 

 では、ここで問題。

 「意図的にたくさんのブリーフシステムを持つ」ために行うことは何でしょうか?

 

 

 人間の内面で深い葛藤が起こるのは、前頭前野のブリーフシステム同士が互いに矛盾を起こすからです。

 

 そう、答えはゴール設定。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールは人生のあらゆる領域に設定していきます(バランスホイール)。例えば、「職業」「趣味」「家庭」「生涯学習」「健康」「ファイナンス」「生涯学習」など。

そのゴール(カテゴリ)ごとに、新たなブリーフシステムをつくりだすことになります。なぜでしょう?

 

 ゴールとは、“現状の外”に設定するものであり、まったく新しい未来だからです。“現状の外”とは、これまでのコンフォートゾーンの外であり、より高次の次元のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 ゴール設定後の“自分”の拡張がバランスホイールでの複数の領域(カテゴリ)でおこるとき、「人間の内面での深い葛藤」は明日を生みだすエネルギーと創造性に変わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25090742.html

 

L-095につづく)

 

 

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-追記-

前頭前野の認識パターン、すなわちブリーフシステムは、人間が先を予測する期待のパターンでもあります。

 そのような心の状態(Fight or Flight)ではうまく「先を予測する」ことはできません。IQが下がっている(=抽象度が下がっている)から

 

 うまく大脳辺縁系優位から前頭前野優位に戻せたとしても、「期待のパターン」のコントロールは簡単ではありません。容易にコントロールを失ってしまい、再び大脳辺縁系優位(Fight or Flight)に陥りがち。なぜでしょう?

 

答えは「認知的不協和が働く」から。ゴールのイメージ(I)、そして臨場感(V)が強烈であるほど、認知的不協和のマネジメントは難しくなります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 *その“マネジメント”について考察しました↓

 S-04-19:「人間関係の悩み」を「解決すべき課題」に変える方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23645627.html

 

 

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F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

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F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

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F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

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L-09520217月シークレットレクチャー -07;ブリーフシステムを変更する方法

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

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 01;病からの脱洗脳

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 02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

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 03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30514015.html

 04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

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 05;大量の情報を得て、知識化していく

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30566304.html

 06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 07;ブリーフシステムを変更する方法

 

 

 私たちはゲシュタルトとして目の前の世界を認識しています。そのゲシュタルトが意味を決めています。よって、ゲシュタルトが変わると、意味が変わり、世界が書き換わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その書き換えを、第三者の利益のために行うのが洗脳で、100%クライアントのために行うのがコーチング では、そのとき書き換わるものは何でしょうか?

 

 答えは「目の前の世界=コンフォートゾーン=ブリーフシステム」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 「ブリーフシステム」に関する大きなゲシュタルトを作り、理解をさらに深めるために、5回にわたって「ブリーフシステム(BSBelief System)」に関する情報を提供します。苫米地博士の書籍からピックアップしながら。

 ぜひ大量の情報を知識化してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 前回(L-094/06)は、物理空間での具体的な言動(「〇〇と言う/言わない」「◎◎をする/しない」)を矯正したとしても、ブリーフシステムの変更がなければ、いつもの言動(状態)に必ず戻ってしまうことを確認しました。その理由は↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 では、ブリーフシステムを書き換えるためにはどうすればよいでしょうか?

 

 今回は「『言葉』があなたの人生を決める」(フォレスト出版、p57)から引用(青字)します。

 

 

ブリーフシステムを変える方法は、2つあります。ひとつは人生のゴールを設定すること。もうひとつはビジョンを描くことです。

 

 コーチングの祖 ルー・タイスさんの言葉を紹介します。

 

Goal comes first. Reality is second.

 

直訳すると「ゴールが1番目。現実が2番目」ですが、個人的には「ゴールが先、認識は後」という表現の方がしっくりきます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8583393.html

 

 「現実があり、その現実を認識している」わけではないからです。現実と思えるものはすべて幻で、私たちの認識が“現実”を生みだしています。

 F-034~:「何もないところからレンブラントを発見」は正しい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268332.html

 

 その認識に強く影響を与えるのがブリーフシステム。ブリーフに合致するほどRASのフィルタリングを通過して認識にあがりやすくなり、一方でブリーフに合致しないものはスコトーマに隠れ認識できなくなります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 前回も確認したとおり、ブリーフシステムは記憶で構築されています。つまり、すべて過去。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 そんなブリーフシステムを、未来側から自由に再構築するのがコーチングです。その第一歩がゴール設定。ゴール設定によって「未来の記憶(future memory)」をつくることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールは 1)心から望み、2)自分中心を捨て去り、3)現状の外に設定するもの。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 本物のゴールは漠然としたイメージであるはず。なかなかクリアに思い描くことはできません。

 F-189~:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411502.html

 

 なぜなら、2)自分中心を捨て去った、3)現状の外のゴールとは、より抽象度の高い次元にひろがる縁起のことだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 社会に、そして未来に、どこまでもひろがっていくつながりが“自分”の正体

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 本物のゴールは漠然としたイメージであり、なかなかクリアに思い描くことはできない

 

 だから、ビジョン!

 ビジョンとは、ゴールを達成したときに“自分”が認識している世界のこと。

 それはゴール側のコンフォートゾーンのことでもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 

現状の外側にゴールを設定すれば、あなたのブリーフも変わります。それがあなたに、これまでとは違う結果と、新しい人生をもたらします。このことは、あなたが人生のゴールをどのように設定するかという点にかかっているわけです。

 

 ポイントは「ゴール設定→ブリーフ変更」という順序。ブリーフ=“自分”を変えること自体を目的とするべきではありません。

 Q-117:「コーチングは変わるためにあるものではない」の真意とは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20576958.html

 

 なぜでしょう?

 

 

現在のアティテュードのままビジョンを追求しようとすれば、ネガティブな情動を取り込んでしまうかもしれません、あなたのブリーフシステムには、過去に経験した状況への情動的反応が記憶されています。そのネガティブな情動が新しい取り組みへの反発や回避へ、あなたを駆り立てるからです。

 

 答えのひとつは「ネガティブな情動を取り込んでしまう」から。

 ブリーフは記憶でつくられますが、その記憶とはたいてい“失敗”の記憶。「“失敗”したときにモノを覚える」というのは、すべての人間に共通の脳の特性です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 

 そのためにも、アティテュードを変え、いまの現状のブリーフシステムを壊すことは、ブリーフを変え、将来のビジョンを思い描くための非常に大切な方法です。

 

 アティテュードを変える」ことができるのは、あくまでもゴールがあるから。「現状のブリーフシステムを壊す」こと自体が目的化すると、かえって自分自身がドリームキラー化してしまいます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 しかも、最大・最強のドリームキラーになりかねません。

 Q-203:「自分自身が最大のドリームキラー」という意味はどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26417115.html

 

 一昨年末(2021年)、苫米地博士はコーチングの奥義を明かされました。その奥義とは、「関数pの再定義を促すのではなく、可能世界“w”から別の“w1”に移行することを促す」。詳しくはこちらでどうぞ↓

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 

211213バラだん04

「バラいろダンディ」(TOKYO MX20211213日放送回)

「コーチングの基本概念を習熟して、新年に向けてエフィカシーをブーストしよう」

https://www.youtube.com/watch?v=45-1UEYkl7Q

 

 

L-096につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

Q-238~:気楽に生きたいのですが

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418094.html

Q-240~:毎日、無気力感に悩まされています ~気楽に生きる際の注意点~

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Q-243~:続・気楽に生きたいのですが… ~「気楽に生きる」ということ~

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Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 

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L-09620217月シークレットレクチャー -08;ブリーフシステムとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 01;病からの脱洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30438275.html

 02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30514015.html

 04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30558230.html

 05;大量の情報を得て、知識化していく

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30566304.html

 06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 07;ブリーフシステムを変更する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30622243.html

 08;ブリーフシステムとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 

 

 私たちはゲシュタルトとして目の前の世界を認識しています。そのゲシュタルトが意味を決めています。よって、ゲシュタルトが変わると、意味が変わり、世界が書き換わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 その書き換えを、第三者の利益のために行うのが洗脳で、100%クライアントのために行うのがコーチング では、そのとき書き換わるものは何でしょうか?

 

 答えは「目の前の世界=コンフォートゾーン=ブリーフシステム」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 「ブリーフシステム」に関する大きなゲシュタルトを作り、理解をさらに深めるために、5回にわたって「ブリーフシステム(BSBelief System)」に関する情報を提供します。苫米地博士の書籍からピックアップしながら。

 ぜひ大量の情報を知識化してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 前々回(L-094/06)、物理空間での具体的な言動(「〇〇と言う/言わない」「◎◎をする/しない」)を矯正したとしても、ブリーフシステムの変更がなければ、いつもの言動(状態)に必ず戻ってしまうことを確認しました。その理由は↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 では、ブリーフシステムを変更するためにはどうすればよいのでしょう?

 

 今回は「いい習慣が脳を変える」(KADOKAWAp18)からの引用(青字)です。

 

 

ハビットとアティテュードが共通しているのは、両方とも脳内にできているパターンだということです。アティテュードの方は少し抽象的な性質が大きく、ハビットは具体的な行動まで伴っているパターンです。

 

 ハビットとアティテュードの違いは抽象度。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ハビット(Habit)とは「無意識の行動」のことで、抽象度を軸にとった場合の情報空間の底面、すなわち物理空間でのパフォーマンスのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

  

 一方、アティテュードは「無意識の判断」であり、「行動の性向」のこと。それは思考の一部であり、高次の情報空間(知識宇宙)におけるパフォーマンスのことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 抽象度が違うハビットとアティテュードの共通の上位概念(LUBLeast Upper Bound)が「脳内にできているパターン。別々の概念(ゲシュタルト)である「ハビット」「アティテュード」を、同じ「脳内にできているパターン」とみることはとても重要です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 なぜでしょうか?

 

 

 人間の脳内でそれらがどのように働いているのかというと、まずその人の「信念」であるブリーフシステムBelief System)に基づき、アティテュードが生まれます。次に、そのアティテュードを行動に移します。それが繰り返されるとハビットになっていくのです。

 

 この部分をシンプルに表現すると、「ブリーフシステム→アティテュード→ハビット」。

 この場合の「→」は一般的な時間観、すなわち過去から未来へと向かう時間の流れを意味します。

(コーチング実践者にとっては、もちろん、時間は未来から過去へと流れています)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 コーチング実践者にとって、「→」が意味するのは時間の流れだけではありません。

では、「→」は他に何を意味しているでしょうか?

 

 じつは、その答えはひとつ前の質問とも関連します。別々の概念(ゲシュタルト)である「ハビット」「アティテュード」を同じ「脳内にできているパターン」とみることが重要である理由です。

 

 では、答えを。「→」が意味するのは「抽象度の移動」。

抽象度の移動は、高次から低次へは簡単にできますが、低次から高次へはなかなかできません。高次元はスコトーマに隠れ、認識することさえできないからです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

「『ハビット』『アティテュード』を同じ『脳内にできているパターン』とみる」ことは、その低次から高次へと向かう抽象度の移動のこと。

「ハビット」「アティテュード」という別々のゲシュタルト(部分)がひとつになるとき(connect the dots)、理解がより深まります。さらに大きなゲシュタルト(全体)ができるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 それが人間が持つ「ゲシュタルト能力」です。

 F-260:不満と傲慢のはざまでvol.4;「Connecting the dots~ゲシュタルト、フレーム、スクリプト~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29738652.html

 

 

しかし、一方で人生の目標であるゴール設定の話になると、簡単ではありません。本物のゴールはより抽象度の高い思考から生まれますが、それがブリーフシステムの中で常に高位にあるとは限らないのです。依存性の観点から言えば、「煩悩」や生存本能のようなものが高位にあって、その人のアティテュードを決めてしまっていることが往々にしてあるのです。

 

 ゴールは現在のブリーフシステムよりもさらに高次元に存在するもの。それが“現状の外”という意味です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 博士が書かれているとおり、ゴール設定は決して簡単ではありません。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 私は「空観がコーチングのスタートライン」だと思っています。その空観とは、大乗仏教でいう“悟り”のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 では、しっかり悟り、無事に「スタートライン」に立つためには何が必要でしょうか?

 

 

 しかし、抽象度の高いゴール設定を可能にするのもまた知識なのです。しかも、必要なのは大量の知識。大量の知識が思考の抽象度を押し上げ、ブリーフの階層性を抽象度の高位にそった形に整え、個々人のゴールに適したアティテュードをつくると、それがハビットに影響していくのです。

 

 答えは「大量の知識」。

 「大量の知識が思考の抽象度を押し上げ、ブリーフの階層性を抽象度の高位にそった形に整え、個々人のゴールに適したアティテュードをつくると、それがハビットに影響していく」のを実現する(導く)ことこそが、シンの教育だといえます。

 PM-05-13~15:そもそも教育とは?-6-1~3;人間形成

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

L-097につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

「大量の知識が思考の抽象度を押し上げ、ブリーフの階層性を抽象度の高位にそった形に整え、個々人のゴールに適したアティテュードをつくると、それがハビットに影響していく」のを実現する(導く)ことこそが、シンの教育だといえます

 

 講義や講演を行う際に、私がいつも心がけていることです。

 Q-164:苫米地アカデミーに参加するか? タケハラ先生のセミナーに参加するか? で迷っています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24204264.html

 

 

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一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-257~:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421948.html

Q-144~191019/20 鹿児島セミナーレポート

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L-078~20213月シークレットレクチャー

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422732.html

 

 

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L-09720217月シークレットレクチャー -09;ブリーフシステムを壊し、スコトーマを外すための方法

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

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 02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

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 03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

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 04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

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 05;大量の情報を得て、知識化していく

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 06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

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 07;ブリーフシステムを変更する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30622243.html

 08;ブリーフシステムとハビット&アティテュードと抽象度の関係

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 09;ブリーフシステムを壊し、スコトーマを外すための方法

 

 

 私たちはゲシュタルトとして目の前の世界を認識しています。そのゲシュタルトが意味を決めています。よって、ゲシュタルトが変わると、意味が変わり、世界が書き換わっていきます。

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 その書き換えを、第三者の利益のために行うのが洗脳で、100%クライアントのために行うのがコーチング では、そのとき書き換わるものは何でしょうか?

 

 答えは「目の前の世界=コンフォートゾーン=ブリーフシステム」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 「ブリーフシステム」に関する大きなゲシュタルトを作り、理解をさらに深めるために、5回にわたって「ブリーフシステム(BSBelief System)」に関する情報を提供しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 繰り返しになりますが、物理空間での具体的な言動(「〇〇と言う/言わない」「◎◎をする/しない」)を矯正したとしても、ブリーフシステムの変更がなければ、いつもの言動(状態)に必ず戻ってしまいます。その理由は↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 では、ブリーフシステムを変更するためにはどうすればよいでしょうか?

 

 

 前回(L-096/08)のテーマは「ハビット」「アティテュード」。それらとブリーフシステムや抽象度との関係についてまとめました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その中で「煩悩や生存本能のようなものが高位にあって、その人のアティテュードを決めてしまっていることが往々にしてある」という苫米地博士のコメントを紹介しました。

 

 今回は「煩悩」や「生存本能」をコントロールするために心がけるべきことがテーマ。

以下、「30代で思い通りの人生に変える69の方法」(泰文堂、p134)から引用(青字)します。

 

 

凝り固まったブリーフシステムがもたらす固定的な自我。あらゆるブレークスルーを阻む原因はそれです。

 

 ブリーフシステムを変更する際に最大の障壁となるのは「固定的な自我」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 最大・最強のドリームキラーとなるのは、じつは、自分自身です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26417115.html

 

 

イノベーション(中略)これを個人の話に落とし込めば、凝り固まったブリーフシステムを攻め、固定的な自我を変えるということです。

 

 イノベーション(innovation」とは、「物事の『新機軸』『新統合』『新しい切り口』『新しい捉え方』『新しい活用法』を創造する行為」のこと(Wikipediaより)。

 それらの“新”のためには、「スコトーマを外す」「スコトーマが外れる」ことが必須。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そのために重要なのが“視点の移動”です。ただし、その移動とは、例えば「コップに水が半分入っている」から「半分空である」に変わる/変えることではありません。

 F-254:イノベーションがうまれるとき <前編;視点>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29415081.html

 

 

コーチングを行うとき、私は相手に「最初の12か月のうちに職業以外の人生のゴールを最低2つ考えてきなさい」と必ずリクエストします。じつは、これが読者のみなさんの中に出来上がっているブリーフシステムを壊し、スコトーマを外すための一番手っ取り早い方法です。

 

 ブリーフシステムを変更するための“視点の移動”とは、「視点を変える」ことではなく、「視点を上げる」こと。それは「抽象度を上げる」と同義です。

 だから、「視点を上げる」ことは簡単ではありません。抽象度の高い世界はスコトーマに隠れているため、そもそも認識することすらできません。

 

 「視点を上げる」「抽象度を上げる」ことが重要だが、それは簡単にはできない

 

この難問を解決するのがコーチング。ゴールを人生のあらゆる領域に設定し向かっている間に、自然と視点=抽象度が上がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 *具体的なワークはこちら↓

 L-07520211… -04;抽象度を上げてIQを向上させる苫米地式トレーニング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29486824.html

 

 イノベーションとは、同じ抽象度での視点の変化で生まれるものではなく、より高次の抽象度次元への視点の移動をきっかけとして生まれるもの。その時に起こっているのは「ゲシュタルトの統合」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 ところが、うまくスコトーマを外せたとしても、抽象度を上げる=ゲシュタルトの統合は簡単にはできません。「凝り固まったブリーフシステムがもたらす固定的な自我」が強力に邪魔するから。抽象度を上げるどころか、逆に下がってしまいがちです

 

 なぜでしょう?

 

 その理由が“煩悩”です。まずは「『固定的な自我』は煩悩まみれである」ことを厳しく自覚するべき。とくにお金に対する執着や権力への渇望が抽象度を引き下げます。

F-056~:「不摂生が理由で病気になった人の医療費を健康のために努力している人が負担するのは『あほらしい』ことなのだろうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_277070.html

 

 

いまこそ、人間の価値はお金で量れないという原点を思い出し、小乗と大乗の人生のゴールを考えることです。それがスコトーマを外し、脳は勝手にイノベーションとブレークスルーを見つけ出します。それがお金という職業の成功をもたらすのです。

 ほとんどの30代のビジネスパーソンに、この簡単な成功のコツが見えないのは、お金に執着し、自分の価値をお金だけで量ろうとするブリーフシステムが原因です。

 

 人間の価値はお金で量れないという原点

 

 これはコーチングにおいても重要な原点。まずは「職業」と「ファイナンス」を切り分けましょう。その切り分けが“プロフェッショナル”への道を切り拓きます。

 F-027~:プロとアマの違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268331.html

 

 

私は前章で、人生のゴールは職業的なゴールだけではなく、複数のゴールを設定すべきだと述べました。30代までの10年間は、お金を中心にしたブリーフシステムがほとんどの人に出来上がっているため、ほとんどの人は、「人生のゴールがお金に換算できる」と思い込んでいます。

 ところが、本当に心から満足できる人生は、お金では手に入りません。自分がいくらお金持ちになったからといって、これといった趣味もなく、地域や社会に貢献するでもなく、深い学識や知識もなく、家族や仲間たちとしっかりした信頼関係を築いていなければ、どこに人生の喜びがあるでしょうか。

 人生のゴールというのは、バランスのとれたものでなくてはなりません。職業的なゴールだけしかない人は、それをどんなに一生懸命追求し、成功したとしても、とても歪な存在といわざるをえません。

 

 まずは自身のゴールを見直しましょう。人生のあらゆる領域にバランスよくゴールを設定し(バランスホイール)、ゴール側からモニタリング&ラベリングを続けていれば、必ず“煩悩”をコントロールできるようになります。もちろん、ゴールも実現していくでしょう。

 Q-287:ドーパミンの分泌をvol.7;モニタリング&ラベリングの意義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29863863.html

 

 その結果、手に入れるのは「人生の喜び」。

 その「喜び」は、やがてまわりにもひろがっていきます。「凝り固まったブリーフシステムを攻め、固定的な自我を変える」ことは、個人レベルに留まらず、縁起空間中にひろがっていくから。時空を超えて。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 それが「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ということ。

 そもそも“自分”とは「関係によって浮かびあがってくるネットワーク」のこと。その本質は「空(くう)」です。

 PM-02-16:空観、仮観、中観

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 視点=抽象度を上げ、ゲシュタルトを統合し、縁起空間までひろく書き換えていく

 

 それがコーチング!

さらにいうと、「コーチングをマスターし、実践する」ことは、「リーダーの資質」そのものであるといえます。

 F-255:イノベーションがうまれるとき <中編;リーダーの資質>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29466625.html

 

L-098につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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-関連記事-

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

F-206~:マトリックス/Matrix

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

Q-213~:「ラベリングを夢の中でも行う」ことの意味

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414537.html

 

 

30代で思い通りの人生に変える69の方法

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L-09820217月シークレットレクチャー -10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

20217月にコーチ向けのレクチャーを行いました。守秘義務を結んだ上で行う全3回の講義の初回。3回を通してのメインテーマは「コーチング×医療×脱洗脳。キーワードは「I×V=R」です。

 PM-02-19:夢をかなえる方程式 I×V=R

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

当日の講義内容をブログ用に再構成してお届けします。

じつは隠れテーマがあります。その隠れテーマは“コーチの心得”といえる「〇〇〇〇〇」。それが何か想像しながらお読みください。Don’t think, feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 01;病からの脱洗脳

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30438275.html

 02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 03;思考とは「〇〇と情報の関連性を無作為に組み合わせていくもの」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30514015.html

 04;わたしたちは共同幻想の中に生きている

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30558230.html

 05;大量の情報を得て、知識化していく

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30566304.html

 06;ブリーフシステムと人格や未来との関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30598161.html

 07;ブリーフシステムを変更する方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30622243.html

 08;ブリーフシステムとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 09;ブリーフシステムを壊し、スコトーマを外すための方法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30681527.html

 10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 

過去5回にわたって「ブリーフシステム(BSBelief System)」に関する情報を提供しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

その目的は「ブリーフシステム」に関する大きなゲシュタルトを作り、理解をさらに深めるため。いかがだったでしょう?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 ダイエット等で多くの方が経験されていると思いますが、物理空間での具体的な言動(「〇〇と言う/言わない」「◎◎をする/しない」)を矯正したとしても、ブリーフシステムの変更がなければ、いつもの言動(状態)に必ず戻ってしまいます。その理由は↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 つまり、ブリーフシステムが限界を生みだしているということ。

 

 

自分の限界とは、自分のイマジネーションの限界のことである

 

 

これはコーチングの祖 ルー・タイスさんの言葉です。

過去の何らかの体験または情報の記憶が、私たちの心の中に「思い込み」を形成します。そして、その思い込みがスコトーマを生みだし、“本当の力”を隠してしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

しかも、人の場合、「思い込み」を生みだす記憶とは“失敗”です。情動を伴った辛い記憶が自らを縛りつけていきます。そして、縁起のつながりの中で、ますますお互いを縛りあってしまうのです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 *縁起はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 

 苫米地博士は、ルーさんの言葉をこのように言い換えていらっしゃいます。

 

 

人間の限界はイマジネーションの限界がつくる

イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 

 その「限界を壊す」ことはゴール設定からはじまります。1)100%want toで、2)自分中心を捨てながら、3)“現状の外”にゴールを設定(再設定)するから、限界を超えていくことができるのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 さらに、心から望むゴールが人生のあらゆる領域にあり(バランスホイール)、ゴールに近づく日々が楽しくて仕方がなくなるほど、「健康」「元気」がアタリマエになっていきます。

その時の内省言語は「いつも元気いっぱいで私らしい」「病気になる気がしない」といった感じ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

人生のあらゆる領域にゴールを設定し、エフィカシーが十分に高いと、目の前のすべてが「ゴールの世界の一部」に感じられます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

すると、気分が高揚したまま次々とアイデアが浮かぶような創造的な状態になります。寝ないで活動し続けても疲れを感じないほどエネルギッシュで、いつも気分爽快。世界はますます明るく輝いて感じられるでしょう。

F-245:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.2;双極性障害>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28916956.html

 

仮に何らかの病を患ったとしても、それは悩むものではなく、ゴール(未来)側から解決(克服)するもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

そのように確信できる力がエフィカシーです。

そんなゴール×エフィカシーの根元にあるはずの“希望”が、「病からの脱洗脳」の最大の鍵であろう と私は考えています。

 PM-04-04;収容生活中にフランクルが発見した「健康」の源泉とコーチングの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8045695.html

 

 

イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 ブリーフシステムは必ず外から、しかも過去の記憶でつくられています。

 そのブリーフをしっかりモニタリングし、ゴール側から再評価し(ラベリング)、選択する(「受け入れるか、受け入れないか」を決める)ことが大切です。

 Q-287:ドーパミンの分泌をvol.7;モニタリング&ラベリングの意義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29863863.html

 

 それこそが“自由”であり、“生きている”ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

  

 逆説的に聞こえるかもしれませんが、「病」は“自由”に“生きる”ための貴重なきっかけになります。“命”の意味を知り、“生”そのものの素晴らしさを認識できるようになるから。

 F-163~antiからwith、そしてwell

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html


 

 最後にもう一度伺います。

 

病からの脱洗脳

 

どのようなイメージが浮かびますか?

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

人間の限界はイマジネーションの限界がつくる

イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 

 上記の言葉は苫米地博士の著書「すごい私になれる魔法の名言」(主婦と生活社)に記載されています。以下、同書の「おわりに」から引用します。

 

 

 このように、イマジネーションによって人は限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得しています。

 そして、イマジネーションとは言葉と言い換えることもできるでしょう。

 不幸な出来事も、幸せなひとときも、すべては言葉とイマジネーションの中のものなのです。

 ならば、不幸な出来事など、言葉とイマジネーションの力を使って書き換えることは誰にだってできるはず。

 そのためのきっかけが、本書で紹介した言葉になるのではないかと思っています。

 引用終わり

 

 

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 第10回目(R5.2/5開催)のテーマは「縁起」。詳細はこちらで御確認ください↓

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一緒に楽しみましょう!

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すごい私になれる魔法の名言



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