苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:F:フリーテーマ > F-212~ 仕事楽しみですか?

F-212:仕事楽しみですか? ~want toが非難される社会~ <前編:モチベーション・自由・ゴール>

 

 先日、興味深い出来事が報道されました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 東京 JR品川駅のコンコースに掲載されたメッセージ広告に対して「不快」「社畜回廊」「ディストピア」「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの批判が相次ぎ、わずか1日で取り下げることになったというもの(2021104日)。

人材育成などの事業を手掛ける広告主(アルファドライブ)は、広告を取り下げただけでなく、謝罪まで行いました。

 

 その広告とは


今日の仕事は楽しみですか。(広告)

アルファドライブHPに掲載されていた新聞広告ビジュアル

https://adnp.alphadrive.co.jp/news/20211006

 

 

この出来事を、前編(F-212)は「モチベーション・自由・ゴール」の観点で、中編(F-213)は「営業・マーケティング・ブランディング」の観点で考察します。後編(F-214)ではさらに踏み込み、社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案を行います。

 

前編:モチベーション・自由・ゴール

 

表示されたのは品川駅の通路にある44個のディスプレイ。数分間に一度、約15秒の短い間です。当日の駅の様子を撮影した動画を確認してみましたが、せわしい月曜日の出勤時間だったためか、広告を気にかけている人はほとんどいないように見えました。

 一体何が問題だったのでしょう?

 

 ところで、皆さんは「仕事楽しみですか?」と突然問われたら、どのように答えますか?

 

 私の答えは×~〇の間。質問者の意図により答えは異なります。縁起です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 詳しく説明いたします。まずは「仕事」の定義から。

おそらくほとんどすべての人の無意識は「仕事」と「お金を稼ぐこと」を紐づけているはずです。認知科学者 苫米地英人博士と出会う前の私もそうでした。

 まずは仕事(職業)とファイナンス活動をはっきりと区別してください。それがプロとアマを分ける1st.stepです。

 F-027~:プロとアマの違い

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_268331.html

 

 仕事(職業)=役に立つ、社会に機能を提供する、役割を果たす

 ファイナンス=お金を稼ぐ=入りと出のコントロール(入>出)

 

 仕事とファイナンスを混同している質問者から「仕事楽しみですか?」と問われた場合の答えはNo。そのNoは「仕事は楽しみではない」という意味ではなく、「あなたが聞いているのはファイナンス活動であって、仕事ではない」という意味のNoです。

 (もちろん「ファイナンス活動は楽しくない」という意味でもありません)

 

 ここからは仕事(職業)の定義が「役に立つ」であることを前提に述べます。

 

 「仕事楽しみですか?」がモチベーションの話であれば、答えは〇~△。「want toか? have toか?」ということであれば、必ずwant toでしょう。現代の日本において、かつての奴隷に対するような強制労働は存在しません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 ですが、want toには容易にhave toが忍び込みます。楽しいはずの仕事がいつの間にか楽しく感じられなくなるのです。皆さんにもきっと心当たりがあるはず。

その場合、まずは身体の状態を確認してください。次いで心の状態。私はとくに「不安・恐怖(F)」「義務感(O)」「罪悪感(G)」に気をつけています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 先程、「現代の日本において、かつての奴隷に対するような強制労働は存在しません」と書きました。それは物理空間では事実といえますが、心の空間、すなわち情報空間においては必ずしも事実とはいえません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 バイオパワー(生権力)が働いているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 そもそも「want toか? have toか?」を判断するブリーフシステム自体が、他人(とくに親)の考えや社会の価値観で構築されています。時間でいえば過去です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 そこに本来の意味の自由はありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 自分の頭で考え自由意思で決断しているように思えても、そのほとんどが「無人運転」。よくて「自動運転」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 では、どうすればいいのでしょう?

 

 答えは、もちろん、ゴール設定。1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)現状の外に設定するゴールを探求し続けるのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

その過程で、過去の記憶ではなく未来側からすべてを認識することができるようになり(T)、シンの自由を手に入れ、100%want toで生きることができるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18456250.html

 

 ただし、その場合でも、「仕事楽しみですか?」に対する私の答えは〇~△。

 

 抽象度の高い次元では「つねに楽しみ」ですが、抽象度の低い次元(物理空間)でゴールを実装する場合には困難ばかりだから。もしも困難でなければ、ゴールは現状の中と考えるべきです。
 (注:現状の中のものをゴールとはいいません)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

コーチングを実践し続けるうちに「困難に立ち向かう挑戦自体が楽しい」と感じられるようになりますが、その場合にはゴールのバランスホイール間の調整に留意が必要です。「仕事ばかりで家庭が崩壊している」や「社会に貢献しているが心身が壊れている」とならないように。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26037409.html

 

 ゴールを人生のあらゆる領域に設定(&更新)し、ブリーフシステムを未来側から再構築して、自由と責任を意識に上げながら全力でバランスよく生きる(100%want to

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13958864.html

 

 それがコーチングマインドの実践だと思っています。

そのような状態の時に「仕事楽しみですか?」と問われたなら、答えは△のはず。「楽しみとも楽しみではないともいえる」「楽しみとはいえないが、楽しみではないわけでもない」という感じ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

なぜなら、もはや仕事は「あたりまえ」だから。

 (その意味はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

F-213につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

 先程、「現代の日本において、かつての奴隷に対するような強制労働は存在しません」と書きました。それは物理空間では事実といえますが、心の空間、すなわち情報空間においては必ずしも事実とはいえません。バイオパワー(生権力)が働いているから

 

 しかし、そのバイオパワーは「新しい目覚めを迎える」ための大事なきっかけでもあります。詳しくはこちら↓

 F-208:マトリックス/Matrix -03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27063566.html

 

 

-関連記事-

F-031:「人間関係が嫌になった」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

F-213:仕事楽しみですか? ~want toが非難される社会~ <中編:営業・マーケティング・ブランディング>

 

 先日、興味深い出来事が報道されました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 東京 JR品川駅のコンコースに掲載されたメッセージ広告に対して「不快」「社畜回廊」「ディストピア」「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの批判が相次ぎ、わずか1日(2021104日)で取り下げることになったというもの。

人材育成などの事業を手掛ける広告主(アルファドライブ)は、広告を取り下げただけでなく、謝罪まで行いました。

 

 その広告とは、「今日の仕事は楽しみですか。

 

この出来事を、前編(F-212)は「モチベーション・自由・ゴール」の観点で、中編(F-213)は「営業・マーケティング・ブランディング」の観点で考察します。後編(F-214)ではさらに踏み込み、社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案を行います。

 

前編:モチベーション・自由・ゴール

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27291839.html

中編:営業・マーケティング・ブランディング

 

 今回は「営業・マーケティング・ブランディング」がテーマ。まずはコーチの活動を例に、それぞれの概念を確認してみましょう。

 

 コーチは、じつは、「営業」をしません。ここでいう営業とは「売り込み」のこと。「私があなたのコーチングをします」「コーチングを受けてみませんか?」という類のものです。

 営業をしない理由のひとつは、「push-push back」が働くから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882703.html

 

 とくに初対面の時にコーチングがお金や損得の話と紐づいてしまうと、ゴール側からブリーフを書き換えて潜在能力を発揮していくことが困難になりかねません。そのリスクを回避するために、コーチは営業を行いません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 同じ理由で、家族や友人、職場の仲間などに対するコーチングは避けるべき。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25025653.html

 

 コーチングを学び、実践する過程で、私はそのリスクを身をもって体験しました。

 PM-06~:第六章(職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題)目次

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 コーチは営業はしない

 

 しかしながら、マーケティングはしっかり行います。マーケティングとは「スコトーマ外し」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 コーチングについて、コーチングと関係する様々な概念について、その根底にある認知科学や分析哲学の知見について、そして、すべてを包摂する苫米地理論について 知っていただくための活動が私にとってのマーケティングです。そのような思いを胸に、このブログを書いています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25349531.html

 

 結果として、苫米地式コーチング認定コーチである私の存在を知っていただくこともマーケティングの一部。その本質は「縁がつながること」だと思っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 ブランディングの核にあるべきは「生みだす付加価値」「提供する機能」というファクト(data)。その上で、その価値や機能がどのように認識されるかがブランド力になっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

価値や機能は物理空間上に限りません。むしろ、情報空間において圧倒的な差が開きます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

例としてコーチングはとてもわかりやすいと思いますが、私の感覚でいえば「どれだけwell-beingになったか?」というクライアント側の実感が付加価値。それは心(情報空間)における変化であり、コーチが提供した時間や単なる知識量のことではありません。

 *「well-being」についてはこちらをぞうぞ

 F-163~:アンチ(anti)からウィズ(with)、そしてウェル(well)へ

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404044.html

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

 「ファクトを前提にイメージを浸透させる」という意味では、マーケティングとブランディングは同じです。しかし、抽象度を下げると、発信者側(例:コーチ)に主体があるマーケティングに対して、ブランディングは受信者側(例:クライアント)の判断であるという違いがあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 営業とマーケティングとブランディング

 

 では、「今日の仕事は楽しみですか。」を、その3つの視点で考えてみましょう。

 

 この「今日の仕事は楽しみですか。」は営業にはなっていません。「誰が、誰に、何を売り込みたいのか?」がまったくわからないからです。その理由は「ゲシュタルトができていないから」と考えることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

全体像がわからないままでは、部分である「今日の仕事は楽しみですか。」が何を意味するのかがわかりません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 そこで、品川駅で表示された実際の広告映像を確認してみました

 

「出勤中のみなさま」 *1秒でスクロールアウト

 「今日の仕事は楽しみですか。」 *スライドイン後3秒でスクロールアウト

「今日の仕事が楽しみだと思える仕事が増えたら、この社会はもっと豊かになるはず」 *縦スクロール

「だからAlphaDrive/NewsPicksが新規事業の生まれる組織づくりをサポートします」 *縦スクロール

「ビジネスに衝動を。ビジネスに鼓動を」 *縦スクロール

 「AlphaDrive/NewsPicks」 *縦スクロール後センターで停止。全体で約15

 

 問題となった「今日の仕事は楽しみですか。」は、約3秒間のスクロール画像(実質的には1秒ほどの静止画)でした。それが切り取られて拡散し、炎上を引き起こしたのです。

 

 炎上した理由を調べていると、意外な原因に行き着きました。じつは、炎上のきっかけとなった切り取り写真の出どころは広告主(アルファドライブ)の代表取締役兼CEOのツイッターだったのです。

 おそらく品川駅にいる人々に向けた広告というよりも、広告の様子を撮影した写真を用いたSNSでの情報拡散によってインパクトを高め、ひろくスコトーマを外そうとしたのでしょう。

 

各種メディアで大きく取り上げられたのですから、「スコトーマ外し」という意味でマーケティングは成功です。事実、私は今回の騒動でアルファドライブという会社の存在を知りました。

 

 しかし、ブランディングとしては失敗といえるでしょう。多くの人々のイヤな情動記憶(アンカー)を引き出してしまったから(トリガー)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 実際のところ、「不快」「社畜回廊」「ディストピア」「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの批判が相次ぎ、わずか1日で謝罪と訂正・撤回が行なわれています。このように

 

 

アルファドライブ(広告掲載について)

AlphaDrive HPより引用

AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について | AlphaDrive/NewsPicks

 

 

 この「AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について」を読む限り、広告主は炎上した理由を理解していません。

 

問題(case)はもっと根深いところにあり、解決(plan)は意外に身近なところにあるはずです。次回、掘り下げます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

F-214につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記-

問題(case)はもっと根深いところにあり、解決(plan)は意外に身近なところにあるはずです

 

 認知科学者 苫米地英人博士の著書に「営業は『洗脳』 一瞬でお客を支配する禁断の営業術」(CYZO)という本があります。「問題と解決」をはるかに超える次元で学ぶことができます。

 

 

-関連記事-

F-031:「人間関係が嫌になった」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

営業は「洗脳」

Kindle版はこちら↓

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F-214:仕事楽しみですか? ~want toが非難される社会~ <後編:社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案>

 

 先日、興味深い出来事が報道されました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

 東京 JR品川駅のコンコースに掲載されたメッセージ広告に対して批判が相次ぎ、わずか1日(2021104日)で取り下げることになったというもの。

人材育成などの事業を手掛ける広告主(アルファドライブ)は、広告を取り下げただけでなく、謝罪まで行いました。

 

 その広告とは、「今日の仕事は楽しみですか。

 

この出来事を、前編(F-212)は「モチベーション・自由・ゴール」の観点で、中編(F-213)は「営業・マーケティング・ブランディング」の観点で考察します。後編(F-214)ではさらに踏み込んで考察し、社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案を行います。

 

前編:モチベーション・自由・ゴール

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27291839.html

中編:営業・マーケティング・ブランディング

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27355349.html

後編:社会に突き付けられている課題の分析と解決の提案

 

広告主のHP(「AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について」)にはこのように書かれています。

AlphaDrive/NewsPicksの広告掲載について | AlphaDrive/NewsPicks

 

このたび、ユーザベースグループの株式会社アルファドライブが展開する「AlphaDrive/NewsPicks」が、104日(月)よりJR品川駅コンコースにて広告掲載したブランドメッセージにおいて、当駅利用者の方々への配慮に欠く表現となっておりましたことをお詫び申し上げます。当該広告については、105日(火)午前をもって掲載を終了いたしました。

 グループ一同、信頼回復に取り組んでまいります。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 この文章から広告がブランディング目的だったことがわかります。マーケティングとしては成功ともいえますが、ブランディングとしては失敗です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

多くの人々のイヤな情動記憶(アンカー)を引き出してしまったから(トリガー)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20477749.html

 

 その情動記憶は認知的不協和を生みだし、「不快」「社畜回廊」「ディストピア」「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの批判へとつながりました。それはネガティブなブランディングといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 そんな予期とは異なる状況に対して、広告主は即座に謝罪・撤回を行いました。その対象は「JR品川駅利用者」、理由は「配慮に欠く表現だったから」。

何かおかしくないでしょうか?

 

 

 何らかのトラブルが生じた時、私たちが心がけるべきことは2つあります。「問題(課題)を見つけること」と「問題(課題)を解決すること」。前者がケースサイド、後者がプランサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 ケースサイドには2つのポイントがあります。「ハーム(問題性)」と「インヘレンシー(内因性)」です。

 

 ハーム(問題性)とは「どのくらい問題か?」ということ。問題(課題)を解決しなければどの程度の影響がでるかというのがハームですから、当然、影響が大きいほどその問題を解決しなければならないことになります。

 今回のケースではいわゆる“炎上”が起こり、広告主のブランドイメージを毀損しました。いち早く“火消し”に動いたことは正解といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808495.html

 

 インヘレンシー(内因性)は「問題の本質は何か?」ということ。いち早く対処したとしても、本質を見誤っていたのでは解決には至りません。

 今回のケースでは、このインヘレンシー(内因性)に課題があるといえます。

 広告主は「JR品川駅利用者への配慮に欠く表現」を問題の本質と考えました。品川駅改札口からディスプレイがずらりと並ぶコンコースを通る先(港南口)には、NTT品川・TWINS・ソニー本社ビルなどが立ち並ぶオフィス街があるそうです。つまり、「JR品川駅利用者」とは、NTT関連会社、キャノン、ニコン、日本マイクロソフト、そしてソニーといった大企業勤めのサラリーマンのこと。その人たちに対して「今日の仕事は楽しみですか。」というメッセージを発したことを「配慮に欠く表現」だったとして謝罪・撤回したのです。

 

その言動からは「サラリーマンのあなた方が『今日の仕事が楽しみ』なはずがないですよね」といった思考が読み取れます。もしもその分析が正しいなら、それはHave toの決めつけであり、誤った“上から目線”です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721215.html

 

 実際に憤怒したのは、これらのサラリーマンではなく、切り取り画像をSNSで知った人たちでした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

よって、検証するべきはインパクト重視で切り取り画像をSNSで拡散しようとした行為であり、謝罪する対象は「今日の仕事は楽しみですか。」というメッセージ(トリガー)によってイヤな情動記憶(アンカー)を引き出されてしまった人々であるはず。

 

 私が広告主のコーチなら、イヤな気持にさせたことを謝罪しつつも力強いメッセージを発することができるマインドづくりをサポートするでしょう。「新たなゴール設定」と「ゴール達成能力の自己評価(エフィカシー)の強化」によって。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 

 誰もが本当はwant toだけで生きることができる

 お互いにお互いのwant toを支え合うことができる

 「今日の仕事は楽しみですか。」が辛いのはあなたらしくない、本来の日本らしくない

 でも、その現在(&過去)さえも一切関係ない。今この瞬間から新たな未来づくりをはじめよう! シンの自由意思でゴールを設定し、エフィカシーを高めあおう!

 

 

 それが生易しいことではないことを、私は痛切に実感しています。

11年間病院長を務めた私を一方的に排除しようとした“経営陣”は、「タケハラは職員に『want toで働こう』と言いふらし、自分自身は本当にwant toで働いている」と書いた“証拠”を裁判所に提出しました。自身の行為を正当化するために。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

*その経験から学んだことはこちら↓

PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 世の中にはhave toがあふれ、お互いがお互いを縛り合っています。その結果、何が正しくて、何が間違っているのかがわからなくなってしまっています。

 F-153~:チャリティーマラソンで走った人が走った分だけ募金するシステムはおかしい?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404043.html

 

 私たちは「生権力」によって生みだされたマトリックスに閉じ込められているのです。そうとは知らずに。

 F-206~:マトリックス/Matrix

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414394.html

 

 それが現代社会に突き付けられている課題。そんな課題に対する私の提案はいたってシンプルです。
 Evolutions、Revolutions、そしてResurrectionsを実現するための提案は

 

 シンの自由意思でゴールを設定し、エフィカシーを高めあおう!

 そのためにコーチングについて学び合い、実践し合おう !!

 

 その先には“無敵”が待っています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 最後にもう一度この言葉を。

もしも少しでも胸のざわつきを感じるのなら、コーチにアクセスし“赤いカプセル”を手に入れてください。コーチングを学び、実践する時です(Time to fly)。

 

 

 仕事は楽しみですか?

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 それが生易しいことではないことを、私は痛切に実感しています

 

 私たちが認識している目の前の世界は記憶の合成です。それも“失敗”の記憶。だから、辛い・悲しい・苦しい・許せないといったネガティブな情動がでてしまいがち。

もしも情動がよみがえったなら、その記憶を静かに握りつぶしてください。心の中で↓

 F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_375251.html

 

 

-追記2

 私たちは「生権力」によって生みだされたマトリックスに閉じ込められているのです。そうとは知らずに

 

 …5週間後(20211217~)、18年ぶりの新作「The Matrix Resurrections」が公開されます。どんなMatrix(ケースサイド)とResurrections(プランサイド)が描かれるのでしょう?

 

  Wake up, Neo.

  The Matrix has you.

  Follow the white rabbit.

 

 

-関連記事-

F-031:「人間関係が嫌になった」

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9188068.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10987351.html

S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

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