苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:F:フリーテーマ > F-206~ マトリックス/Matrix

F-206:マトリックス/Matrix -01<ストックホルム症候群>

 

 先日、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」という言葉を耳にしました。

 

 その場合のチェックポイントは、

  

    自分自身の意図を本当に理解しているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9672735.html

    お互いのゴールははっきりしているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

    ゴールを共有しているか(LUB)?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445754.html

    エフィカシーが下がっていないか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

    コンフォートゾーンをはずれていないか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

    エンドステート、アサンプション(アップデート)、COAを共有しているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

    不完全性をしっかり理解しているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

    自責か(責任転嫁していないか)?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22669112.html

    臨場感は十分か?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

    抽象度のコントロールはできているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

    中観か?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

こんな感じ。

  

 じつは、その発言者は心理のプロ。上記のようなチェックポイントはもちろんクリアした上で、それでも「うまくいかない」と嘆いていました。解決どころか、問題(課題)そのものがスコトーマに隠れてしまっている印象です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 相手にcompassionしながら思いめぐらしていると、かつての“痛い記憶”がよみがえりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_406747.html

 

 昔の職場で経験した「だまし討ち」です。

 PM-06~:職場への苫米地式コーチング導入挑戦と明らかになった課題(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15110477.html

 

 経営陣から「だまし討ち」されてしまったのはまだわかりますが(当時96歳の理事長まで騙されるとは)、調停の間に92名の職員が「だまし討ち」に加担するとは思っていませんでした。

予期から大きく外れた分、私の認知的不協和はとても強くなりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 幸い、不協和自体はうまくコントロールできました。

 S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

 

 しかし、明らかに違法で、しかも病的な「だまし討ち」に加担した職員の心理を理解することはできないまま。仮説を立てて検証するも、霧(FOG)が晴れない感じでした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 (仮説の例はこちら↓)

 PM-06-06:仮説01)変わらないコンフォートゾーン(CZ)が生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 PM-06-07:仮説02)「want to」「have to」とコンフォートゾーンの関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13837769.html

 

 

そんな違和感は小さなトゲのように私の心に突き刺さったままだったのでしょう。「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」は、私にとってもスコトーマを外し“トゲ”を明らかにする貴重な縁となりました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

おぼろげな何かを感じている間に、その(おぼろげな)イメージが大きくなっていく気がして(connect the dots)、突然クリアになりました。その時、頭に浮かんだのが「ストックホルム症候群」。

だまし討ちに加担した職員はストックホルム症候群に陥っていたはず。そう考えると合点がいきました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 

 Wikipediaによると、ストックホルム症候群(Stockholm syndrome)とは、「誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者についての臨床において、被害者が生存戦略として犯人との間に心理的なつながりを築く現象」とされています。名称の由来は、19738月にスウェーデンの首都 ストックホルムで発生した銀行強盗による人質立てこもり事件です。

 

 ちなみに、私が初めてストックホルム症候群のことを知ったのは2000年。なぜはっきり覚えているのかといえば、映画がきっかけだったからw。その映画とは007シリーズ第19作目「The World Is Not Enough」。フランスの女優 ソフィー・マルソーが出演しています。

 

 映画を観た後「ストックホルム症候群」について調べ、しっかり理解しているつもりでした。しかし、認知科学者 苫米地英人博士との縁により根底からひっくりかえりました。

 その詳細は守秘義務内容に該当するため書けませんが、代わりに博士御自身が著書の中で書かれていることを紹介いたします。以下、「洗脳力」(アスコム)からの引用です。ぜひ“詳細”を感じ取ってください。


 

空間の圧倒的支配者になれば、強い親近感を抱かれる

 空間の支配者、コントローラーになると、必ず「ラポール」という現象が起こります。

 「ラポール」とは空間の被支配者が支配者に対して強い親近感をもつことです。

 たとえば医者と患者とがいたら、その空間においては医者のほうが支配者で患者は被支配者です。患者はこの人に治してもらおうと思っていますから、どうしてもコントロールされやすい状態になります。この思いが強ければ強いほど「ラポール」も強くなります。

 「ラポール」によって起こる典型的な例が「ストックホルム症候群」です。

 1973年、スウェーデンの首都ストックホルムで銀行を強盗が襲い、数人の人質を取って立て籠もりました。犯人グループと警察とは何度も衝突を繰り返しますが、結局人質が解放されたのは事件発生から1週間後のことでした。

 ところが、無事に解放された人質たちからは、憎むべき犯人グループを擁護するような証言が相次いだのです。それだけでなく、本来なら感謝されるはずの警察を憎むような発言まで飛び出しました。

 さらに驚くべきことに、事件解決後、人質の一人が犯人グループの一人と結婚してしまったのです。

 この人質が犯人を好きになってしまう現象を「ストックホルム症候群」と呼びます。

 ストックホルム症候群はこの一事件だけの現象ではありません。

 1974年には、アメリカでこんな事件が起こりました。

 パトリシア・ハーストという女性が左翼過激派に誘拐されました。彼女の祖父はアメリカで新聞王などと呼ばれていた大富豪で『サンフランシスコ・エグザミナー』という新聞社の社長ウィリアム・ランドルフ・ハースト氏、父も同紙の社長を務めたラッドルフ・アパーソン・ハースト氏。大金持ちのお嬢様が過激派に誘拐された事件は大きな話題になりました。

 彼女の実家にはさまざまな要求がなされますが、誘拐されてからおよそ半年後、なんと彼女は組織の仲間になると宣言して、組織のメンバーとともに銀行強盗に加わったのです。

 このように、命にかかわるような極限の恐怖状態に置かれると、その空間の支配者に対して強い親近感、信頼感、恋愛感情などが引き起こされるのです。人は臨場感空間を共有すると、その構成員間で臨場感の強度に応じて親近感をもつように進化しています。命にかかわるような強烈な臨場感体験では強い親近感を感じます。これがラポールのカラクリです。さらに、その臨場感世界の支配者にとくに強い親近感を感じます。これがストックホルム症候群のカラクリです。空間の圧倒的支配者になれば相手はその人にきわめて強い親近感を抱くのです。

 

F-207につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

  

-追記1

 今回のタイトル「マトリックス/Matrix」とは、「何かを生みだすもの」という意味。語源は子宮を意味するラテン語(母Materix)だそう。

 ならば、「“現状の外”へゴールを設定し、新たな現実を生みだす」コーチングはマトリックス/Matrix! そして、すべてを生みだすマインド(脳と心)そのものが壮大なマトリックス/Matrixであるといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

-追記2

 映画好きな私にとって、マトリックスといえば、1999年公開の映画「マトリックス / The Matrix」のこと。今回のブログ記事は、もちろん、珠玉の映画シリーズとリンクします。ゲシュタルトが統合されていく感覚をぜひ楽しんでくださいwDon’t think. Feel!)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

  Wake up, Neo.

  The Matrix has you.

  Follow the white rabbit.

 

 

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Q-064~:認知的不協和の状態にあり頭痛が続いています。適切なアファメーション、ビジュアライゼーションはどうすればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292583.html

 

 

洗脳力

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F-207:マトリックス/Matrix -02Reloaded;現実を生みだすもの>

 

 先日、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」という言葉を耳にしました。compassionしながら思いめぐらしていると、かつての“痛い記憶”がよみがえりました。昔の職場で経験した「だまし討ち」です。

明らかに違法でしかも病的な「だまし討ち」に加担した多くの職員の心理がわからないままだったのですが、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」を縁にある概念が思い浮かびました。

 

ストックホルム症候群

 それは「空間の圧倒的支配者になれば相手はその人にきわめて強い親近感を抱く」という人の認知特性のこと

 

ゲシュタルトを統合することで感じた現代社会が抱える問題とその解決法についてまとめます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

01<ストックホルム症候群>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26952285.html

 02Reloaded;現実を生みだすもの>

 

 「空間の圧倒的支配者」というときの空間とは、もちろん、情報空間のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

私たちが現実だと感じる物理空間(3次元空間+時間の4次元時空)は、じつは、情報空間の中で最も抽象度が低い1つの次元にすぎません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 鍵は臨場感。自分がいま一番vividに感じている世界が現実です(I×V=R)。

 例えば映画を観ているとき、その映画に強い臨場感を感じていれば、その人にとっての現実は映画で描かれている世界です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 つまり、「一人一宇宙」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

 しかもダイナミックに生みだされる「一人一宇宙」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 ならば、なぜ「空間の圧倒的支配者」が生まれるのでしょうか?

 

 答えの1つは「支配者が権力に対する強力な臨場感を持っているから」。

私の「だまし討ち」体験でいうと、権力の世襲者はまるで生まれながらに特別な力を持っているかのように振る舞っていました。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

その結果、組織がガタついても問題の本質を理解することができず(スコトーマが外れない)、良心の呵責なしにひどい行為を行うことができました(ミラーニューロンが働かない)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11383670.html

 

 その言動に迷いはありませんでした。「〇〇のためなら、私は△△をしてもいい」という身勝手なブリーフ(=特権意識)が、強い臨場感とともに心に刻まれていたのでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 人が強烈な臨場感により夢中になりながら何かを生みだすとき(Matrix)、そこにはとてつもないパワーが生まれる

 

おかげで、そのようなイメージを体感することができました。

 F-158~:無我夢中

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_405002.html

 

 「だまし討ち」の抽象度はあまり高くはありません。しかし、それでもかなりのエネルギーが生じます。ならば、少しでも抽象度を上げることができたなら、どれほどのエネルギー(&創造性)を手に入れることができるでしょう。

 S-03-04:心のエネルギーは概念(情報空間)の階層の高低差から生まれる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/20276623.html

 

 

 私が経験したケースでは、「臨場感空間の圧倒的支配」から逃げ出す人が少なくありませんでした。中には数日で辞めた人もいます。しかしながら、多くの職員は隷属し続けることを選びました。そして「だまし討ち」への加担

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25645972.html

 

 それがストックホルム症候群です。

ストックホルム症候群は恐怖によって引き起こされる心理現象であり、情報空間にホメオスタシスが働く人間にとっては誰にでも起こりうる現象です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 しかし、だからといって黙認することはできません。

  

臨場感空間の支配者への従属は新たな差別を生みだすから

生じた認知的不協和がますます怒りや憎悪を生みだし、争いを引き起こすから

コンフォートゾーンを崩す情報の隠蔽・改竄・排除を繰り返し、結局は破滅に至るから

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 *「認知的不協和が生みだす怒りや憎悪のコントロール」についてはこちら↓

 S-03:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

 

私には根底に「奴隷マインド」が存在しているように思えます。例えば21世紀の日本で「御恩と奉公」と平然と言ってのけるようなブリーフ...

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576769.html

 

 「奴隷マインド」の原因は「エフィカシーの低さ」にあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 そして、エフィカシーが低い本質的な理由は「ゴールがないから」。心から望み、自分中心を捨て、“現状の外”に設定したゴールが見いだせないからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

 反対に言うと、ゴールを設定し、エフィカシーを高めれば、新たな現実を生きることができます。現実、そして人生のreloadです。そのためにコーチングがあり、コーチが存在しています。

 

今すぐゴールを設定してください。その先にはevolutionがあり、さらにはrevolutionがあります。

 

F-208につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 今思えば、私が経験した「だまし討ち」は「魔女狩り」だったのかもしれません。以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「現代版 魔女の鉄槌」より引用します。10年前に博士が示された未来は、残念ながら、現実化してしまっています。

 

魔女狩りから逃れる方法

 現代の魔女狩りに遭わない方法は、お金を儲けたい、お金が欲しい、という意識を消して、発信された情報に接することです。

 お金が欲しいという意識のまま情報に接すると、必ず、彼らのつぶやき戦略に取り込まれます。スコトーマの原理が働いてそれ以外のものが見えなくなり、それを繰り返すことによって、スコトーマがどんどん強化されていくからです。

 詐欺に最も騙されやすい人は、咽喉から手が出るほどお金を欲しがっている人だという話を紹介しましたが、このことは権力者もよく心得ています。彼らが仕掛けてくる罠の入り口で、最大のものはお金、そして地位、異性とつづくでしょう。人間に対する仕掛けは単純で、いつの時代もこの3つと決まっています。

 先に、「朝まで生テレビ」に出演した文化人たちが、トンデモ発言の大合唱をした話を紹介しましたが、お金が欲しいと思っていると、テレビで醜態を晒した彼らのように簡単に洗脳されるということです。もっとも、洗脳された人間は、それが醜態だとも、自分たちがB層だとも、思ってはいないことでしょうが。

 したがって、情報を受けとるときは、まずはお金に対する意識を消すことが重要です。それが魔女狩りに遭わないための鉄則であり、自分で考え、自分で判断するための力を蓄える道でもあるのです。

 なにせ、詐欺にお金を騙し取られるというのならまだマシな話で、彼らが騙し取ろうとしているのは、人間の人生そのものです。太古の昔から、奴隷とは、人生を騙し取られた人間のことを指すのです。

 本当の人生のゴールを達成したいなら、彼らが私たちを閉じ込めようとしている、限定された偽りの自由から、一歩でも踏み出すことが必要です。そして、自由の枠を広げ、その本当の手応えを掴んでいくことで、私たちは21世紀という暗黒時代を、堂々と闊歩していくことができるのだと思います。

 

 

-追記2

映画マトリックスシリーズの2作目「The Matrix Reloaded」は2003年に公開されました(日本は6月)。「自由の枠を広げ、その本当の手応えを掴んでいく」ことで覚醒した主人公ネオの挑戦と試練が描かれています。

 

 Hope, it is the quintessential human delusion.

 Simultaneously the source of your greatest strength, and your greatest weakness.

  希望は典型的な人間の妄想

  最大の強さの源であり、弱さの源でもある

ArchitectMatrixの設計者)

 

 

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F-208:マトリックス/Matrix -03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 

 先日、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」という言葉を耳にしました。compassionしながら思いめぐらしていると、かつての“痛い記憶”がよみがえりました。昔の職場で経験した「だまし討ち」です。

明らかに違法でしかも病的な「だまし討ち」に加担した多くの職員の心理がわからないままだったのですが、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」を縁にある概念が思い浮かびました。

 

ストックホルム症候群

 それは「空間の圧倒的支配者になれば相手はその人にきわめて強い親近感を抱く」という人の認知特性のこと

 

ゲシュタルトを統合することで感じた現代社会が抱える問題とその解決法についてまとめます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

01<ストックホルム症候群>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26952285.html

 02Reloaded;現実を生みだすもの>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27012198.html

 03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 

 反対に言うと、ゴールを設定し、エフィカシーを高めれば、新たな現実を生きることができます。現実、そして人生のreloadです。そのためにコーチングがあり、コーチが存在しています。

今すぐゴールを設定してください。その先にはevolutionがあり、さらにはrevolutionがあります。

 

 ところで、「evolution」と「revolution」の違いをご存じですか?

 ともに「回転する(turn)」という意味の「volve」を語源にしているそうです。

 

 「evolution」の接頭語「eex)」は「out」のこと。「まわりまわって外に出る」というのがもともとの意味だそう。それをコーチングに当てはめると「“現状の外”へのゴール設定」といえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 さらに遡るとラテン語の動詞「evolvere」に由来し、巻物のような書物をまわしてひろげるという意味だそう。発生学において「受精卵から展開して成体が作られること」を指し、一般には「展開」「発展」「進展」「発生」の意味で使われていたそうです。その後、生物学において個体の発生と生物の進化との類似性が注目され「進化はある一定の方向に発展する」と考えられるようになり、進化の意味でevolutionが使われるようになったそうです。


 一方、「revolution」の接頭語「re」は「again」のこと。古くから天体の回転運動を示す言葉として使用されていたそうです。16世紀に地動説を唱えたニコラウス・コペルニクス(Nicolaus Copernicus1473~1543年)の論文タイトルの英訳が「On the Revolutions of the Heavenly Spheres(天球の回転について)」。その頃は純粋に天文用語だったのが、後に政治体制の突然の変革という意味で使わるようになっていったそうです。

 「天動説から地動説へのパラダイムシフト」と「革命」という語感を踏まえると、「revolution」は「ゲシュタルト同士を組み合わせて(connect the dots)、まったく新しいゲシュタルトを創造すること」といえそうです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 それはより高い抽象度次元へ上がること。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ゴール設定のポイントと関連していうと、それは「自分中心を捨てる」に相当します。自分(自我)とは、つまるところ関係のこと。縁起です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

宇宙中にひろがっていくその縁起のネットワーク(部分関数としての自我)をどんどんひろげていくことが「自分中心を捨てる」ことでありrevolution

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 まとめると、“現状の外”へゴールを設定し(evolution)、自分中心を捨てながら抽象度の階梯を上がっていく(revolution

 

 ところが、それは簡単なことではありません。「脳の呪縛」が存在するから。

ゴール設定のポイントでいうと1番目のポイント「心から望むもの」 じつは、それがとても厄介なのです。

詳しくは「ブリーフシステム」「スコトーマ」「RAS(網様体賦活系)」「時間の流れ」を確認の上、「F-089~:無人運転と自動運転の違い」をお読みください。

PM-02-03:ブリーフシステム

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

PM-02-04:スコトーマ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

PM-02-05RAS(網様体賦活系)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

PM-02-18:時間の流れ

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

F-189~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 初回(F-206)の「ストックホルム症候群」も「脳の呪縛」により生みだされるものです。

 その「脳の呪縛」について、私の師である認知科学者 苫米地英人博士は、「脳のレベルでもバイオパワーが働いている」「人類はもともと『人から見られているかもしれない』と感じる脳を持って生まれてきた」と述べられています。そして、それは「良心である」とも。

 *バイオパワー(生権力)はこちら↓

 F-061~:バイオパワー(生権力)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_292569.html

 

 以下、博士の「脳の呪縛を解く方法」(KADOKAWA)から引用します。

 

脳のバイオパワーを利用する方法

 (前略)

 正義があり、それに合致すると報酬系が働き、心地よく感じるためにそれに従って行動してしまう。あるいは逆に、それから外れると報酬系が逆向きに働き、気分が悪いからそういう行動をしない。私たちはそれを、バイオパワーと呼ぶわけです。

 人間は、このバイオパワーによって最終的には自分で自分を縛っています。

 それは、いわば良心です。そして、その良心の出所は、人間が生得的に持っている、「本当に自分を見ている眼がある」という感覚でしょう。

 社会の中で期待される言語を右脳言語野が導いたとき、おそらく人間は新しい目覚めを迎えるはずです。それは、そんなに遠いことではありません。

 権力のバイオパワーに取り込まれることなく、自分を客観的に見つめ、その時を待つことは、かつて私たちが経験したことのないほど大切で重要なことになった、そう考えなくてはならないのです。

 引用終わり

 

 「“現状の外”へゴールを設定し(evolution)、自分中心を捨てながら抽象度の階梯を上がっていく(revolution)」を苫米地理論を用いてさらに追究していくと、「社会の中で期待される言語を右脳言語野が導く」がevolution、そして「新しい目覚め」がrevolutionといえるはず。

 

 evolution=社会の中で期待される言語を右脳言語野が導くこと­=“現状の外”へのゴール設定

 revolution=新しい目覚め=自分中心を捨てながら抽象度の階梯を上がっていくこと

 

そのように私は理解しています。

 

F-209につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 「このような監獄のような世界でどうすれば自由に生きられるか?」という問いに対して、苫米地博士は「『経済的な問題から自由になる』ことが一番簡単」と話されます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 そのためのポイントとして、前回(F-207、追記1)、「情報を受けとるときは、まずはお金に対する意識を消すこと」を紹介しました。これはinputの話。トゥールミンロジックでいうならケースサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

今回はoutputのポイントを御紹介します(プランサイド)。博士は「『起業で思いっきりお金を稼ぐ』と『既存の経済システムから降りてしまう』という方法がある」と述べられています。さらに

以下、再度「脳の呪縛を解く方法」から引用します。

 

社会ムーブメントのリーダーになる

 既存の経済システムから降りるのでもなく、かといって、既存の経済システムに全体重を載せない生き方というのもあります。

 若い読者は知らないかもしれませんが、CW・ニコルというイギリス生まれの作家兼冒険家のナチュラリストがいます。

 彼は技官として勤めていたカナダ政府を70年代後半に退職し、本格的に日本で暮らすようになりました。それ以来、著作活動に入り、日本国籍を取得し、その後のナチュラリストブームに乗って、有名になっていきます。

 

 彼がやってきた当時の日本では、自然保護の機運が徐々に高まり始めていました。もちろんヨーロッパやアメリカはすでに自然保護活動が盛んでしたから、ニコル氏が「日本にはやるべきことが山ほどある」と考えたことは容易に想像がつきます。その当時、ニコル氏のような人を受け入れる環境が、日本社会にも整いつつあったということです。

 つまり、ニコル氏のケースが教えてくれる方法は、先進国から発展途上国に活動の場を移し、進んだ国が経験したことを遅れた国の問題解決に生かし、自分が社会ムーブメントのリーダーになるということです。

 

 中国がすでに深刻な環境問題を抱えているように、これからアジア諸国は、開発発展の負の側面にもスポットが当てられるようになります。

 環境問題だけではありません。

 日本が経験したあらゆる社会の矛盾を、間もなくアジアの諸国も抱えるようになるわけです。その問題の解決に手を貸したいという日本人を、それぞれの国の知識人は暖かく迎え入れてくれるでしょう。

 社会の改革や改善に強い関心を持つ人ならニコル氏の方法を真似るのは手です。

 現地でビジネスを成功させるのは並大抵のことではありませんが、社会ムーブメントならいくらでも参入の余地があるからです。

 日本にいるときのような快適な生活はできないかもしれませんが、既存の経済システムから、かなりの部分、離れることができるでしょう。

 以上が、私が考える経済的な自由を獲得する方法です。

 

 

-追記2

映画マトリックスシリーズの3作目「The Matrix Revolutions」は2作目と同じ年に連続公開されました(200311月)。現実世界とマトリックスの境界が不明瞭になっていく演出が当時は理解できませんでしたが、今ではとてもクリアです。超情報場仮説(理論)を学んでいるから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306438.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 一方で未だによくわからないことがあります。なぜタイトルは「Revolutions」と複数形になっているのでしょう?

 (続きは次回に)

 

 SmithWhy, Mr. Anderson, why? Why, do you do it? Why, why get up? Why keep fighting?  You must be able to see it, Mr. Anderson, you must know it by now! You can’t win, it’s pointless to keep fighting. Why, Mr. Anderson, why, why do you persist.

 

 NeoBecause I choose to.

   そうすると決めたからさ

 

 

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F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

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Q-210~:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか?

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-告知-

 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_408326.html

 

2021年度セミナー予定はこちら↓

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 第6回目は20211024日(日)開催。テーマは「レジリエンス&トリアージ」です。詳細はこちらから↓

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 超情報場でお会いしましょう!

 

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F-209:マトリックス/Matrix -04Resurrections;慈悲的人類の進化>

 

 先日、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」という言葉を耳にしました。compassionしながら思いめぐらしていると、かつての“痛い記憶”がよみがえりました。昔の職場で経験した「だまし討ち」です。

明らかに違法でしかも病的な「だまし討ち」に加担した多くの職員の心理がわからないままだったのですが、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」を縁にある概念が思い浮かびました。

 

ストックホルム症候群

 それは「空間の圧倒的支配者になれば相手はその人にきわめて強い親近感を抱く」という人の認知特性のこと

 

ゲシュタルトを統合することで感じた現代社会が抱える問題とその解決法についてまとめます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

01<ストックホルム症候群>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26952285.html

 02Reloaded;現実を生みだすもの>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27012198.html

 03Revolutions;脳の呪縛を解き放つ>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27063566.html

 04Resurrections;慈悲的人類への進化>

 

映画マトリックスシリーズの3作目「The Matrix Revolutions」は2作目と同じ年に連続公開されました(200311月)。現実世界とマトリックスの境界が不明瞭になっていく理由が当時は理解できませんでしたが、今ではクリアです。超情報場仮説(理論)を学んでいるから。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165789.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165823.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5165888.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306380.html

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5306445.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445932.html

 

 そもそも脳と心も現実世界とマトリックスも同じもの。「脳と心」「現実世界とマトリックス」で一語です。

 Q-144~191019/20 鹿児島セミナーレポート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400287.html

 

 一方で未だによくわからないことがあります。なぜタイトルは「Revolutions」と複数形になっているのでしょう?

 

 

 苫米地式認定コーチとなって7年目に入りました。

徐々にコーチとしての活動が多くなっていますが、改めて実感していることがあります。それは「誰もが心に傷を負っている」ことと「心の傷がマインド(脳と心)への関心を高めている」こと。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10114934.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523096.html

 

 自我の定義(部分関数、評価関数)を考えると、その理由は瞭然。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 私たちは必ず「他との関係性」により存在しています(部分関数)。縁起です。関係性が変わると自我は必ず変わっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 「関係性が変わる」を違う表現で表すと「重要度が変わる」(評価関数)。重要度が変わるとRAS&スコトーマが変化し、それまでとはまったく違う世界を認識するようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その重要度は、通常、情動を伴った体験の記憶と抽象化された情報の記憶でつくられています(ブリーフシステム)。その記憶とは“失敗”のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 映画「マトリックス/The Matrix」で描かれた世界と同じように、私たちは失敗により生みだされた “Matrix”に閉じ込められています。そうとは知らずに。

 “Matrix”を生みだすのは本人のブリーフシステムです。

しかし、そのシステム自体が他人や社会の価値観で構築されているのですから(しかも過去)、そこに自由はありません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

「心に傷を負う」なんらかの経験は、もちろん辛いことではありますが、自身を閉じ込めている“Matrix”に気づくための重要な機会でもあります。そもそもクライシス(crisis、危機)とは「転換点」のことです。

F-035:クライシス(危機)の本質

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

 

 まずは“Matrix”に気づく。次に“最大の強さの源である希望”を胸に膨らませながら何かを選択する。そして、自由と責任とともにやり遂げる(“Because I choose to”)

 

 「何かを選択」とは「ゴール設定」のこと。1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)現状の外に設定する「何か」がゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

そのゴールによりevolutionがおこり、revolutionが実現します。その過程は作られた“Matrix”からの脱却であり、無限の可能性を秘めた新たな“Matrix”の創造です。

 さらに、そのevolutionrevolutionは、やがてまわりを書き換えていきます。「まわり」とは縁ある人々のこと。その一人ひとりにマインド(脳と心)があり、しかも同調し合うから(ホメオスタシス同調)。

だから「Revolutions」なのだろう そのように私は理解しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 さらには、その「Revolutions」は、社会全体が「ストックホルム症候群」に陥っているかのような“閉塞した共有システム(=Matrix)”を生みだしてしまった人類にとっての「復活(Resurrections)」のきっかけになっていくのでしょう。

 

 …2か月後に公開される18年ぶりの新作タイトルが「The Matrix Resurrections」であることを知り、そのようなイメージに包まれています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 

 先日、「なぜか相手が自分の意図をわかってくれない」という言葉を耳にしました。「わかってくれない」は「転換点」です。

その場合のチェックポイントは、

    自分自身の意図を本当に理解しているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9672735.html

    お互いのゴールははっきりしているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

    ゴールを共有しているか(LUB)?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5445754.html

    エフィカシーが下がっていないか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

    コンフォートゾーンをはずれていないか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

    エンドステート、アサンプション(アップデート)、COAを共有しているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

    不完全性をしっかり理解しているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

    自責か(責任転嫁していないか)?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22669112.html

    臨場感は十分か?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

    抽象度のコントロールはできているか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

    中観か?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

こんな感じ。

 

最後に認知科学者 苫米地英人博士の著書「近未来のブッダ 21世紀を導くリーダーの鉄則」(サンガ)から引用します。上記チェックポイントを確認した後、さらに皆さん自身のThe MatrixReloadedRevolutionsResurrectionsをイメージしながらお読みください。

 

慈悲的人類のリーダーに!

 さあ、いつでも「一緒に幸せになりましょう」の精神で、一人でも多くの人に、少しでもとびきりの「嬉しい・楽しい・気持ちいい・清々しい・誇らしい」という感情を届けましょう。そのために必要なものは、相手が困っていること、悩んでいることへの理解と、現代的知識と高いIQによる解決力です。

 そして見事に相手にとびきりの「嬉しい・楽しい・気持ちいい・清々しい・誇らしい」をもたらせられたら、自分もそれを共有します。うまくできれば、宝くじに当たったような幸福感に満たされ、少々のことでは疲れないバイタリティを実感でき、そのパワーで次々と人々の問題解決にあたっていけるでしょう。

 しかし、その幸福感を求めてやっているのではありません。そこは必ず自己チェックを怠らずに行動します。そして、いつでも一生懸命、できるだけのことをやったら、結果は気にしないで前に進み続けます。

 そんな慈悲の生き方を、今日からともに実践しましょう。

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 もうひとつ、「近未来のブッダ」から引用します。

 今度は人類全体のThe MatrixReloadedRevolutionsResurrectionsをイメージしながらお読みください。

 

慈悲的人類の進化

現代は、何度も言う通り、情報空間に価値観が移っている時代です。町一番の力自慢がモテるのではなく、高学歴の人やお金持ちがモテたり、舞台俳優よりユーチューバーがモテはやされたり、とにかく人間という種としての進化も淘汰も、その舞台は情報空間にあります。

 すると、教育が行き届いたこの世の中で慈悲的な人間が育っていき、そのうちその子が自らの子どもを持ち、次世代を育てるようになっていったとき、世代間で受け継がれていく情報空間の価値が、種としての進化を担っていくと考えられます。

 どういうことかというと、「より金持ち」とか「より権力」とかいう間違った方向に向かう危険性もありますが、うまくいけば、社会的に慈悲により根差した家族関係や人間関係が世代間伝達を繰り返して、そのうち当たり前になっていって、慈悲が広く社会に浸透するかもしれないのです。慈悲がもはや自然に次の世代の情報空間の刷り込まれた価値になって定着する可能性が大いにあるわけです。

 生まれながらに慈悲が当たり前に思える世代が出てくる可能性もあれば、そしてそれが続いていけば、現代ではまず存在し得ない慈悲深い人が、誕生時からそういう存在で現れる可能性さえあります。

 そういう観点からすると、慈悲は新しい人類がもともと持っているべき遺伝的素質になり得るのです。なんといっても、情報空間の価値が刷り込まれていく時代なのですから。

 一方で、どこのだれよりもお金を稼ぐのが上手とか、嘘をつくのが上手といったような、逆向きの進化というか退化もあり得ます。ですから、これからの時代、慈悲はますます人類にとって大事なものになるのです。

 ぜひ、新人類・慈悲的人間のリーダーに、この本と私の考えに共感するあなたがなっていってください。

 

 

-追記2

 待望の新作「The Matrix Resurrections」は20211222日(米国時間)に公開されます。予告編はこちら↓

 「マトリックス レザレクションズ」公式サイト

 『マトリックス レザレクションズ』公式サイト|12月全世界公開 (warnerbros.co.jp)

 

 謎だらけの予告編で流れている曲は「White Rabbit」。米国のバンド ジェファーソン・エアプレイン(Jefferson Airplane)が、ルイス・キャロル(Lewis Carroll1832~1898年)の「不思議の国のアリス(Alice’s Adventures in Wonderland)」を題材に歌った曲です。

余談ですが、ジェファーソン・エアプレインは後にスターシップ(Starship)と改名し、ヒット曲を連発します。「シスコはロックシティ(We Built This City)」「セーラ(Sara)」「愛は止まらない(Nothing’s Gonna Stop Us Now)」など、私と同世代以上の方々は必ず聞いたことがあるはず。

 

 予告編で流れる「White Rabbit」は、ラナ・ウォシャウスキー監督自ら選曲したものだそう。ならば、そこには大きなヒントが隠されているはず。

さて、一体どのようなResurrectionsが描かれるのでしょう?

 

  One pill makes you larger.

  And one pill makes you small.

  And the ones that mother gives you.

  Don’t do anything at all.

  Go ask Alice.

  When she’s ten feet tall.

 

 

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 今年度(2021-22年)は計8回のオンラインセミナーを予定しています。1年間を通してのテーマは「Well-being」です。

 F-176~:“幸福(well-being)”とは? ~antiwithwellpart

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 第6回目は20211024日(日)開催。テーマは「レジリエンス&トリアージ」です。詳細はこちらから↓

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近未来のブッダ


 

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