苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:F:フリーテーマ > F-123~ 苫米地博士によるサイバー国連邦設立提案

F-123:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~ <前編>

 

 「夢をかなえる方程式:I×V=R」を御存知でしょうか?

 

 「I」はイメージ(imageimagination)、「V」は鮮明さ(vividness)、「R」は現実(reality)。「まずイメージがあり、その臨場感を上げていくと、そのイメージが現実となる」という意味で、「すべての変化は心の中に生まれて、外に広がっていく」というルー・タイス氏の言葉を理論化したものです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 「現実はイメージどおりになる」という言い方もできますが、それは「必ず思いどおりになる」という意味ではありません。「思い」を「現実」に変えるためには特別な知識とスキルが必要です。例えば、ゴール設定に関する知識やエフィカシーを高めるスキルなど。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 私たちが見ている目の前の世界は過去の記憶をもとに構築されています。その記憶とは“失敗”。さらに、その記憶には「辛い」「悲しい」といったネガティブな情動がべったり張り付いています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9533528.html

 

 「現実はイメージどおりになる」という時の「イメージ」は過去であり失敗。その「イメージ」は強力なので、いくら強い「思い」を持っていたとしてもなかなかひっくり返すことはできません。臨場感が足りないからです。

皆さんにもきっと経験があると思いますが、スコトーマを外すことができず、解決するべき課題(問題)さえ見いだすことができません。「なんでこうなるのかわからない」「何をしたらいいのか見当もつかない」という感じです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

 ゴールを設定することで「思い」を新たな「イメージ」に落とし込むことができたなら、解決するべき課題(問題)を見いだせるようになります。でも、スコトーマを外してすぐに解決することはできません。スコトーマを外すためには知識が必要ですが、その知識が全く足りないからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 ゴールとは“現状の外”に設定するもの。よって、ゴール設定までスコトーマに隠れていたものの知識が足りないことは仕方がないことです。「ゴールを達成したい」という思いと「達成できる」という確信がブリーフシステムを書き換え、ホメオスタシス(恒常性維持機能)がゴールの世界に対して働くようになると、課題(問題)を解決するための知識の吸収(学習)が始まります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 知識が集まるとやがてゲシュタルトができあがります。それが“理解”です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 そして、ゲシュタルト同士が集まりより大きなゲシュタルトができあがった瞬間が“ひらめき”。スティーブ・ジョブスの言葉でいうと「connect the dots」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 より大きなゲシュタルトができると、「解決するべき課題(問題)」に対する解決法を見いだすことができます。しかし、それをいざ実行しようとすると次々と壁に突き当たるはずです。課題やその解決法は高い抽象度次元にありますが、実際の解決は最も低い抽象度次元である物理空間でなされるものだからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

情報が多くなる分、様々な調整が必要になります。うまく調整し矛盾なくスムーズに実行できるようにすることを「実装(じっそう)」といいます。英語では「インプリメンテーション(implementation)」です。

私は、理想的な組織においては、抽象度を高めるリーダー、抽象度を下げ実装するマネジメント、そしてコーチの三者(3つの機能・役割)が必要だと考えています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14526054.html

 

 コーチングを実践する過程で誰もが経験することですが、“現状の外”に設定したゴールを目指して生きていると、必ずドリームキラーがあらわれます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

「夢想家」「カルト信者」「お花畑」「偽善者」と陰口を叩かれたり、「いつも苫米地理論を研究している」「本当にwant toばかりしている」という批判?が書かれた“証拠”が裁判所に提出されたことは、信じられないでしょうが、私のリアルな体験です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6681205.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6681282.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11594310.html

 

 そんなドリームキリングに屈することなく余裕で前進し続けたとしても、なかなか実装(実現)できないでいると、やがて最強のドリームキラーがあらわれます。自分自身です。

クライアントやコーチ仲間から「実装」に関する質問や相談を受けることがありますが、そんな時は誰もが自分の中のドリームキラーと戦っているように感じられます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854056.html

 

 コーチとしての私は、相談者の具体的な内容に的確に答えるよりは、私自身が実装に取り組む姿から何かを感じていただく方がいいと思っています。非言語アプローチです。

ブログを書き続けているのにはそのような意図があります。もちろん、ブログに書き記す内容は言語(情報)ですが、ブログを投稿し続けるという行為そのものに“気”をこめています。

 

 そのようなことを考えていたら、先日、私の師でありコーチでもある認知科学者 苫米地英人博士からとんでもなくスケールの大きな提案が届きました。

 「サイバー国連邦(Federation of Cyber States)を設立する」というものです。もちろん、その先にあるものは「この世から戦争と差別をなくす」という博士御自身(&博士に学ぶ私たち全員)のゴール実現です。

 

 それは最高の「実装」のお手本

次回、具体的に紹介いたします。お楽しみに。

 

F-124につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 解決するべき課題(問題)のことを「ケース」、課題を解決する方法のことを「プラン」といいます。詳しくは現代ディベートであるトゥールミンロジックについてまとめた下記記事(シリーズ)をどうぞ↓

 S-01:よりよい“議論”のために(目次)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11613757.html

 

 

サイバー国連邦設立提案(200127 バラいろダンディー)

苫米地博士による「サイバー国設立提案」

TOKYO MX「バラいろダンディ」(20201月27日放送回)より

 

 

F-124:「I」を「R」に実装する ~苫米地博士によるFederation of Cyber States(サイバー国連邦)設立提案~ <後編>

 

 コーチとしての私は、相談者の具体的な内容に的確に答えるよりは、私自身が実装に取り組む姿から何かを感じていただく方がいいと思っています。非言語アプローチです。

ブログを書き続けているのにはそのような意図があります。もちろん、ブログに書き記す内容は言語(情報)ですが、ブログを投稿し続けるという行為そのものに“気”をこめています。

 

 そのようなことを考えていたら、先日、私の師でありコーチでもある認知科学者 苫米地英人博士からとんでもなくスケールの大きな提案が届きました。

 「サイバー国連邦(Federation of Cyber States)を設立する」というものです。もちろん、その先にあるものは「この世から戦争と差別をなくす」という博士御自身(&博士に学ぶ私たち全員)のゴール実現です。

 

 それは最高の「実装」のお手本

 前編:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21324359.html

 

 

 では、「Federation of Cyber States(サイバー国連邦)」について御紹介いたします。2020127日に放送されたTOKYO MX「バラいろダンディ」にて、苫米地博士御自身が公表されたものです。当日のフリップから抜粋します(太字)

 

 約2か月ぶりに出演された博士の講義のイントロは「バラいろダンディをお休みしている間に私が何をしていたのかお教えしましょう」でしたw

 その内容は「サイバー国家連邦設立のため各国要人と会っていましたww

 

 具体的には、

 12月上旬>

 □@ノルウェー オスロ

  ・ノーベル平和賞授賞式出席

  ・オスロ本部の国際平和機関顧問就任

  ・アフリカンダイアスポラ、Liberland首相らと連立サイバー国家共同体設立

  ・アフリカンダイアスポラ大使就任

 <12月中旬>

 □@某国 某国大統領と国際平和面談

  @米国 日本代表として騎士団米国チャリティ晩餐会出席

 <1月正月>

 □@シンガポール 仮想通貨大物と国際基軸デジタル通貨意見交換

 <1月上旬>

 □@某国 国際的開発プロジェクト某国要人と面談

 <1月中旬>

 □@米国 カーネギーメロン大学(CMU)フェローとして大学訪問

 □@米国 ワシントンD.C.国防総省(ペンタゴン)訪問

 <1月下旬>

 □@スイス ダボスで新プロジェクト発表

 

 すごいですよね。この2カ月間の交通費を教えていただきましたが、それはそれはものすごい金額でしたw

 

 ここで2点補足いたします。

 

「ダイアスポラ/ディアスポラ(diaspora)」とは、「元の国家や民族の居住地を離れて暮らす国民や民族の集団ないしコミュニティ」のことをいうそうです。「まき散らされたもの」という意味のギリシャ語に由来し、「民族離散」と和訳されています。中国人のコミュニティである華僑も、最近はダイアスポラという視点で捉えられているそうです。

 

 12月下旬に米国で開催された騎士団晩餐会には、苫米地式マスターコーチ 青山龍さんも参加されています。青山コーチのブログで雰囲気を感じることができます↓

 青山龍コーチブログ:

 http://blog.livedoor.jp/r_aoyama/archives/54135042.html

 http://blog.livedoor.jp/r_aoyama/archives/54139784.html

 

 

 次が「苫米地博士の海外での立ち位置」の説明でした。

 1980年代初期~ YaleならびにCMU 人工知能/計算機科学研究者

 □1990年代初頭  世界最初の仮想通貨「ベチユニット」実装者

 □2007~       CMU Cylabフェロー等軍事レベルサイバー専門家

 □近年           海外政府/中央銀行e-Government・デジタル通貨顧問

 

 付け加えると、洗脳や催眠研究の世界最高峰であり、コーチングの元祖 ルー・タイス氏を継ぐコーチであり、気功師であり、釈迦哲学を形式化した仏僧…etc。そんな博士のことを抽象度を上げて一言で表現すると、「情報(操作/生成)の達人」といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 

 そして、話は本題に入っていきます。「先週のスイス ダボスでの苫米地博士の発表要旨(代理発表)」です。それは「Federation of Cyber States”(サイバー国連邦)の設立提案」で、「“領土なき主権”(Sovereignty without Territory」という基本原則について解説されていました。

 

 サイバー国連邦に加盟する条件はとてもシンプル。「領土のある国は今後一切の領土拡大を放棄する」と「領土のないサイバー国は地上に領土を求めない」というものです。

 その加盟条件について、以下のように解説されていました。

 ⇒紛争の引き金は領土問題。(それが解消し)世界平和に大きく進む

 ⇒連立サイバー国家共同体のAfrican Diaspora等がコア国として参加見込み

 ⇒デジタル連邦通貨ならびにデジタル連邦長期国債の発行を予定

 ⇒順調にいけば人口8億人を超える世界3位の巨大国家誕生

 ⇒世界の20億人の貧困層をすべて市民としてサポートしていく

 

 それはまさに「この世から戦争と差別をなくす」というもの!

 苫米地博士をあまり御存知ない方にとっては途方もない話に思えるかもしれません。きっとコンフォートゾーンを大きく逸脱し、批判する気にすらなれないでしょう。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 余談ですが、私はドリームキラーが現れることを「“現状の外”にしっかりとゴール設定している証」と前向きに捉えています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 でも、博士ならきっとこうおっしゃるでしょう。「ドリームキラーに悩むなんてまだまだ甘いぜ。“現状”のはるか彼方にまで飛びだしてごらん。誰も批判なんかしなくなるよ。ぶっちぎるのがオレたち苫米地式だぜっ」と。

 

 そんな“ぶっちぎりの提案”ではありますが、ディベーターでもある博士はしっかり補足説明もされています。

 ディベート/トゥールミンロジックについてはこちら(S-01目次)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11613757.html

 

 

 「サイバー国家へ移行するメリット」として、以下を挙げられていました。

 <領土のないダイアスポラなどの場合>

 □サイバー空間に主権・市民が先進国なみの扱いに・パスポートの発行も可能

 □教育・医療・公共サービスをサイバー市民にデジタルファイナンスで提供

 □多くの場合各地域での貧困層であるがサイバー市民として教育、医療を享受

 <領土のある日本などの場合>

 □e-government化により直接民主主義的な国家運営ができる

 □圧倒的に低コスト政府運営コストが1/100から1/1000

 □中央銀行がデジタル通貨を発行すればGDP 3%上昇等さらにメリット

 

 さらには<領土とは関係なく世界市民にとっての利益>として、

 □買った国債や納税資金の使用を規制できる

 □芸術や音楽を含む文化や公共資産の国境を超えた副次利用安全分配

といったことを述べられ、さらに具体的に、

  ・税金が1/100から1/1000の国になる(1/5くらいから徐々に)

  ・デジタル通貨は現在効力のない買いオペが国民から直接買い付けで効果も

  ・地上のテリトリーを欲求しないので戦争が起きない

  (日本の場合はe-Nipponで国連新規加盟し敵国条項のない国の道も)

 といったアドバンテージを解説されていました。

 

 最後は「東京都などの自治体もサイバー国家としてサイバー国家連邦にお誘いします」という提案!

 

 いかがですか?

 苫米地博士が数々の著書やセミナーで述べられてきた課題(問題、ケース)やその解決策(プラン)が、「サイバー国連邦(Federation of Cyber States)設立」に結実しようとしています。まさに「実装(インプリメンテーション)」のお手本!

 

 これが“現状の外”です!

 これが人類が潜在的に持つ能力です!

 そして、これが潜在的能力を覚醒させるコーチングのパワーです!!

 そのパワーは、釈迦が説いた縁起に内包されるエネルギーともいえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 

 私の夢は「この世から戦争と差別を無くすこと」です。

 人類の一人一人が洗脳から解放され、本物の自由意思を獲得し、真実の自分の人生を歩みはじめたとき、この世界から戦争と差別が永遠に消滅します。その日、私のさまざまな活動のすべてが実を結びます。

(クラブ苫米地「ドクター苫米地からのメッセージ」より)  

 

 

 「夢をかなえる方程式:I×V=R」を御存知でしょうか?

 

 「I」はイメージ(imageimagination)、「V」は鮮明さ(vividness)、「R」は現実(reality)。「まずイメージがあり、その臨場感を上げていくと、そのイメージが現実となる」という意味で、「すべての変化は心の中に生まれて、外に広がっていく」というルー・タイス氏の言葉を理論化したものです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 マインド(脳と心)に眠る能力をコーチングで覚醒させる時代に生きている私たちにとって、夢とはもはや憧れるだけのものではありません。ゴールとして実現(実装)するものです。

ぜひ内に眠る大いなる力(The Power of Mind)を解き放ってください。今は想像すらできないまったく新しい人生がはじまります。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 今回取り上げたTOKYO MX「バラいろダンディ」(2020127日放送回)はYouTubeで視聴できます。苫米地博士の圧巻の講義(13分)を御堪能ください↓

 https://www.youtube.com/watch?v=5XMuf0FUOsk

 

 

-追記2

 2017年に出版された苫米地博士の著書「2050年 衝撃の未来予想」(TAC出版)で、「バーチャル国家が誕生する未来」や「サイバー独立国の誕生」に言及されています。

 つまり、「自ら“衝撃の未来”を創造しようとしている」ということ。以下、同書の「はじめに」より引用します。

 

 現在、人々が常識として疑わない考え方、ものの見方の多くは、残念ながら世界の支配者たちによって刷り込まれた抑圧された思考です。もし、このまま変わることがなければ、それこそ悲惨な歴史が繰り返すことになるでしょう。

 しかし、3040年先の未来は、世界の権力者たちすら把握しきれていない未来。そこに向かってマインドを変化させていくことこそが、権力者たちさえも縛るバイオパワー(人間を抑圧する生権力)の呪縛から脱し、人間らしく生きるための唯一の方法です。

 ですから、本書では2050年の未来図を提示するだけでなく、私たちが行うべき“頭の中の革命”について、そして未来を生き抜くタフな思考と行動力の身につけ方についても紹介していきます。

 本書が、皆さんにとっての本物の自由と尊敬ある人生を歩むことができる、その一助となることを願って。

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292569.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7384319.html

 

 

2050年 衝撃の未来予想



このページのトップヘ