苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ) ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:L:講義・研修・セミナー編 > 2019年09月 医療・介護研修会Q&A

Q-122190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -01

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 

 

 当日の研修では、通常のコーチングセミナーと同様に、まずはマインド(脳と心)の不思議を体感していただきながら、「スコトーマ」「RAS」「ゴール」「コンフォートゾーン」といった重要な用語について説明いたしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 その次は「時間の流れ」。時間は未来から現在、そして過去へ向かって流れています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 その上で「意識的に重要度を操作することで世界が変わることを体感するワーク」を行っていただきました。

私たちは目の前の世界のすべてを認識しているわけではなく、自身にとって重要な情報のみを認識しています。その重要度を決めるものが「ブリーフシステム」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 強く信じる固定的な考え方や価値観といえるブリーフシステムは、「強い情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」でつくられます。時間でいうと過去です。

一方で、私たちの脳には「失敗した時にモノを覚える」という特性があります。よって、ブリーフシステムを決定する記憶とは失敗であり、私たちが認識する目の前の世界は失敗の合成であるといえます。時間でいうともちろん過去です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

 目の前の世界は失敗の合成

 しかも、そこには情動がべったりと張り付いています。辛い、苦しい、悲しい、悔しい、憎いといったネガティブな情動や怒りなどです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14107083.html

 

 よって、大げさに言えば、「本当は誰もがPTSDに苦しんでいる」といえます。PTSDとはPost Traumatic Stress Disorderの略で、心的外傷後ストレス障害と訳されます。PTSDの状態では大脳の前頭前野が働きにくくなり、無気力(あるいは感情的)になり、長期的な視野が保てなくなります。米国CDCの「Psychology of a crisis」でいうところの「ファイト・オア・フライト(Fight or Flight)」の状態です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 みんな最初は被害者です。

大人になるまでの間にたくさん心に傷を負い、その心の傷(ネガティブな情動が張り付いた記憶)がブリーフシステムとなって生みだしたイヤな世界の中で、ますます心に傷を負っていきます。大人になってからも。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10114934.html

 

 それどころか、最新の研究では、トラウマの記憶は当人を苦しめるだけでなく、次世代にも受け継がれる「負の連鎖」となる可能性が示唆されています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523096.html

 

 みんな最初は被害者

 しかし、「ファイト・オア・フライト」の状態が続くうちに、やがては自分自身や縁ある人たちを傷つける加害者へと変貌していきます。人間らしさの源である前頭前野よりも、動物的な脳である大脳辺縁系が優位な状態がずっと続くからです。ますます易怒的、攻撃的、他罰的となり、まわりが見えず、未来を豊かに想像することができない状態が続きます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 問題(ケースサイド)の本質は、「前頭前野の活動から大脳辺縁系の活動に変わってしまうこと」「脳の活動が退化すること」です。よって、真のリスクマネジメント(プランサイド)とは、「前頭前野優位を維持すること(すぐに回復すること)」といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 

 その「前頭前野優位を維持すること(すぐに回復すること)」にコーチングがとても役にたちます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9815429.html

 

 ゴール設定を起点に生みだしたポジティブな未来の記憶によって、ブリーフシステムを書き換えることができ、未来から過去へ向かう時間の流れの中で生きれるようになるからです。

目の前のすべては自身のマインド(脳と心)がつくりだしています。コーチングを学び実践することで、そのマインドの使い方をマスターすることができます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

そのようなことをしっかりと説明させていただいた後、実践的ワークをたくさん行っていただきました。「心の傷を解決するためのケースワーク」「重要度を書き換えるためのゴール設定ワーク」「目の前のあらゆる存在にラベルを貼るワーク」など。最後は非公開の「とっておきのワーク」にも取り組んでいただきましたw

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18456250.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20276757.html

 

 

 以上が、当日のリスクマネジメント研修の概要です。

 次回(Q-123)は、研修後のアンケートから「理解度」を分析します。

(通常とは異なる集計結果となったことをきっかけにスコトーマが外れました)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 医療・福祉関連に限らず、コーチングを応用した研修に御興味のある方々は、下記連絡先(メール)に御相談ください。さらに明るくあたたかい未来を、ぜひ手に入れてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8430748.html

 

 御連絡をお持ちしております。

 連絡先(メール):coachfor.m2@gmail.com

 

Q-123につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

F-094~:私はイヤなことは心の中で握りつぶす

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_375251.html

F-101~:「映写機の故障により上映できるかわかりません」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_380649.html

 

 

190919リスクマネジメント研修-タイトル


Q-123190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -02

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 具体的な研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 

 アンケート冒頭の「内容はわかりやすかったですか?」という問いに対して、10段階の目盛りで評価していただきました。これは医療現場でも疼痛の評価等に使われる方法で、VAS(バス、Visual Analog Scale)と呼ばれています。

当日(190919)の講演評価は0から10まで分布し、平均では5.94でした。

今回は評価が低く、かつ、ばらつきました。その理由について追記内で考察します。

 

 現実社会では、誰からも同じように最高の評価を得られることはなく、極端に評価が分かれることも少なくはありません。「ものすごくよかった」と思う人がいれば、「全然よくなかった。最悪っ」と感じる人がいるように。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542066.html

 

 その「評価が大きく分かれること」の最大の理由が、マインドでの情報処理にあります。

 

 自分自身の認識⇄理解⇄評価⇄判断という情報処理の特徴(ブリーフシステム)を知り、それを自由意志でアップデートしていけば、その結果、認識する世界(宇宙)そのものを自在に構築することができるようになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 それが私たちが生きる宇宙の理です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 今回の研修では、マインドでの情報処理を学び実践することにコーチングがとても役にたつことを説明しました。そして、「コーチングスキルを活かして自身のマインド(脳と心)をコントロールすることこそが最高(最強)のリスクマネジメントである」ことをワークを通じて体感していただきました。

 

次回(Q-124)より、いただいた御意見・御質問に具体的に回答いたします。

 

Q-124につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 評価をVASで行ったつもりでしたが、コピー原本の印字が薄かったため目盛りが消えてしまい、「0」「5」「10」という数字だけが残っていました。半数以上の方々が真ん中の「5」を選択した結果、5.94という低めの評価になってしまったと考えられます。

 ちなみに、人の心理には極端(両端)を嫌う傾向があります。例えば「松竹梅」と並んでいたら、真ん中(竹)を選択する人が最も多くなることが知られています。それを「極端の回避性」や「松竹梅の法則」と呼びます。

 この特徴は、もちろん生得的なものではなく、社会によって埋め込まれたブリーフシステムといえます。そんなブリーフに無自覚なままであることは、無人運転や自動運転に等しく、とても危険なことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

 

-追記2

 人の情報処理の特徴を利用して行動を制御することを「コンディショニング」と呼びます。

 認知科学の研究によってマインド(脳と心)の秘密がどんどん解き明かされていますが、それは同時に、思考や行動が知らないうちにコントロールされてしまうリスクがますます増大しているということでもあります。

 大量かつ多種多様な情報から“本物”を選別する能力はますます重要になるはずです。その鍵となるものがゴール設定。したがって、コーチングの知識とスキルの重要度は、今後さらに高まります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_386190.html

 

 

-追記3

 今回のミスをきっかけに「そもそもVAS(バス、Visual Analog Scale)には目盛りがない」ことに気づきました。スコトーマでした。早速修正し、翌月のセミナーからは新しいアンケート用紙を使用しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

-参考-

厚生労働省HP「資料3-3 ビジュアルアナログスケール」

https://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/dl/tp0501-sankou3-3.pdf

 

 


Q-124190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -03

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 

 

・ファイト・オア・フライトを防ぐリスクマネジメント(複数回答)

・ファイト・オア・フライトという言葉。自分の経験を思い返すとよくある気がする

 

A:人は進化の過程で前頭前野での思考を手に入れました。

 平常時は、本能的な情報処理を行う大脳辺縁系の活動より、高度な情報処理を行う前頭前野の方が優位に働いています。

 ところが、いったん危機に瀕すると「ファイト・オア・フライト(Fight or Flight)」という「戦うか、それとも逃げるか」という心理状態に陥ります。例えば「頭の中が真っ白になる」というような状態です。さらには体もこわばり、ふだんどおりのパフォーマンスができなくなってしまいます。

 「一時的に動物(獣)レベルに退化する」「心身ともにこわばってしまう」 それが「ファイト・オア・フライト」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 米国CDCCenters for Disease Control and Prevention、疾病予防管理センター)が公表している「Psychology of a Crisis」中に、危機に瀕した時の行動(Negative Behavior)として、4つの行動(症状)が記載されています。

 その一つが「不必要な対処を求める(Demands for unneeded treatment)」というもの。

 

 仏教でいう四苦のうち、特に「老」「病」「死」の臨場感が高いのが医療や福祉の現場です。

スコトーマが外れることで「老いる悲しみ」「病による苦しみ」「死に対する恐怖(不安)」を実感してしまった患者さんやその家族は、容易に「ファイト・オア・フライト」に陥ってしまい、つい「不必要な対処」を要求してしまいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 そんな現場で働く医療・福祉従事者には、自分自身が「ファイト・オア・フライト」に陥らない(素早くリカバーする)ことが求められています。ベストを尽くすために、そして自分自身を守るために。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166400.html

 

 

・ファイト・オア・フライトがとても印象に残った。イライラした時にまず一呼吸おけたらと思う

 

Aでは、自分自身が「ファイト・オア・フライト」に陥らないために、そして他者を「ファイト・オア・フライト」の状態から救いだすために、私たちは何をするべきなのでしょうか?

 

 その答えが、御指摘の「ひと呼吸おく」です。

 

「ひと呼吸おく」ために、私はCDCのガイドラインを再確認することを勧めています。ガイドラインには、「平常心を取り戻す方法」として、下記の4つの基本原則が記載されています。

 〇最初に最悪の可能性を伝える

〇状況の不確実性を伝え、問題を解決するプロセスについてのみ言及する

 〇プロセスが進んでいることを伝えるため、データや数字を継続的に提供する

 〇恐怖を認め、問題に関する文脈情報を与える

 

 それらの基本原則を復習(復唱)しながら「ひと呼吸」おき、ガイドラインに沿った対応をイメージすることに取り組んでください。必ずイメージどおりにいくとは限りませんが、未来のイメージが不明瞭なままでは解決に導くことはできません。

 コーチングでいう「I×V=R」の実践です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

・「ファイト・オア・フライト」被害者から加害者になりうる 自分の心を強く持ち続けるように日々頑張る

 

A:目の前の世界は失敗の合成です。しかも、そこには情動がべったりと張り付いています。辛い、苦しい、悲しい、悔しい、憎いといったネガティブな情動や怒りなどです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

みんな最初は被害者です。大人になるまでの間にたくさん心に傷を負い、その心の傷(ネガティブな情動が張り付いた記憶)がブリーフシステムとなって生みだしたイヤな世界の中で、ますます心に傷を負っていきます。大人になってからも。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10114934.html

 

 みんな最初は被害者

 しかし、「ファイト・オア・フライト」の状態が続くうちに、やがては自分自身や縁ある人たちを傷つける加害者へと変貌していきます。人間らしさの源である前頭前野よりも、動物的な脳である大脳辺縁系が優位な状態がずっと続くからです。ますます易怒的、攻撃的、他罰的となり、まわりが見えず、未来を豊かに想像することができない状態が続きます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 大切なのは「自分で自分の生き方を選択する」こと。そして、「自身の選択に責任を持つ」ことです。私は、責任が覚悟となり、やがてエフィカシーへと変わっていくと信じています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19033189.html

 

 「心を強く持ち続ける」ことがゆるぎない自己イメージとなった時、「日々頑張る」必要はなくなります。ホメオスタシスが「心を強く持ち続ける」ことを勝手に維持してくれるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 

・ファイト・オア・フライト (転倒の)リスクが起きる。正直、利用者に対して「何で?」と思ってしまうことがあります。今日の講義を聞いて、「私は逃げていたのかな?」って思いました。これからちゃんと落ち着いて行動ができるようにいったん考えて行動していきたい

 

A:念を押しますが、「ファイト・オア・フライト」が問題なのは、前頭前野が働かなくなり、ベストパフォーマンスができなくなるからです。戦ったり(ファイト)、逃げたり(フライト)することそのものが悪いわけではありません。

 

 「私は逃げていたのかな?」と内省する際には、同時に「私のゴールは何か?」をしっかりイメージしてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 本当はゴールに近づくチャンスだったのに「逃げた」と思う時は、「私らしくなかった。次は○○している」とセルフトークしながら自己イメージを修正してください。時間は未来から過去に向かって流れています。Next chance

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

Q-125につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 コーチング実践者向けに2点追記します。

 

 「自分の心を強く持ち続けるように日々頑張る」には強制的動機(have to)が潜んでいます。「頑張る」「努力」「根性」といった言葉がよぎるときは、いったん立ち止まり(「止観」の止)、ゴールを再確認してください(「止観」の観)。モチベーションはいつも100% want toです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

 「これからちゃんと落ち着いて行動ができるようにいったん考えて行動していきたい」はセルフトークの第3段階(誓い)です。次の第4段階(新しいイメージについてのセルフトーク)に到達することで、ゴールの世界に向けてRASがオープンになり、スコトーマが外れます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

 セルフトークの4ステップについては、下記ブログ記事を参照してください↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19152931.html

 

 

Q-124用(リスクマネジメント研修)



Q-125190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -04

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 

 

・家族への状況説明の仕方

・骨折を例題にした内容について、自分に置き換えて考えることで内容が入りやすかった

 

A:「転倒による骨折や肺炎等による急な状態悪化を家族に(医師にも?)連絡するのがストレス」といった御意見を伺っていたので、そのような場面を想定した「心の傷を解決するためのケースワーク」を行っていただきました。

 

 「内容が入りやすかった」のは、臨場感が高かったからです。臨場感が高かったのは、私自身の医師としての経験をベースにしているから。ケースとして取り上げた具体的な例が「あ~、あるある」と誰もが納得できるものになるよう心がけました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_262962.html

 

もう少し詳しく説明すると、「具体的な事例(低い抽象度)をほんの少しだけ抽象的に表現した(少し抽象度を引き上げた)」という感じ。情報量を保ったまま矛盾を生じさせないようにするためです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

具体的な事例を示すことで伝えたいイメージ(I)の臨場感を十分に高めることができると(V)、そのイメージはまるで現実のように感じられます(R)。「内容が入りやすい」と思える時は、そんな状態になっているはずです。そのようなマインドの特性をプリンシプル化したものが「夢をかなえる方程式:I×V=R」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

・大人になるまでに心の傷を多く負っていること

 

A:「大人になるまでに心の傷を多く負っていること」は事実です。それは私たちの記憶のメカニズムが関係しています。そのメカニズムとは「“失敗”したときに強く記憶する」というものです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9533528.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9533623.html

 

ここでいう“失敗”とは「期待(予期)と違う」ということ。よって、「思いがけずうまくいった」や「諦めていたけれど合格した」というような場合も“失敗”です。無意識にとっては。そんな時にこそ脳に強く刻まれます。その時の情動とともに。

そして、その情動を伴った記憶がブリーフシステムとなり、認識する世界自体を決めていきます(RAS/スコトーマ)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

・過去の育ちがいかに大事か

 

A:過去の体験や情報の記憶が人となり(セルフイメージ、人格)を形成し、認識する世界そのものを決めてしまいます。そういう意味で、確かに「過去の育ちが大事」といえます。

しかし、コーチングを学び実践する者にとっては「過去」はどうでもいいものです。時間は未来から過去に流れていることを体得し、過去の出来事は未来に一切関係ないということをしっかり理解しているからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

・時間は未来から現在、現在から過去へと流れている(が印象に残った)

 

A:繰り返しますが、時間は未来から過去へと流れています。今がハッピーなら、振り返った過去は必ずハッピーなはずです。今の心の状態が過去の出来事の“解釈”を決めます。ここでいう“解釈”とは「ゲシュタルト」のことだと思ってください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 そして今の状況の“解釈”は未来が決めます。時間は未来から過去に流れているからです。よって、「未来はハッピーである」と確信している人にとって、今は必ずハッピーになります。“未来”とはゴール、そして“確信”とはエフィカシーのことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

・まず自分自身の心の傷の解決

・自分自身を落ち着かせて、対応できるように心がける

 

Aたとえ今、深い心の傷に苦しんでいるとしても大丈夫!

 “現状の外”にゴールを設定しその実現を確信していると、ゴール側にコンフォートゾーンが移行していき、過去の“傷”はだんだんと気にならなくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 私の体感でいえば「落ち込んでいる場合じゃない(もったいない)」「むしろありがたい」という感じです。なぜ「ありがたい」と感じるのかというと、「すべてがゴール達成のための貴重な経験(縁起)」に思えるから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

「このひどい経験から私は何を学べるのか?」「おかげでゴールに近づける(もっと貢献できる)!」とワクワクしながら考察した具体的な事例について、「The Power of MindⅠ」第六章にまとめました。目次をリンクします↓

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15110477.html

 

 次回(Q-126)は、「未来から過去へと流れる時間の流れを生きるために必要なもの」について取り上げます。それはなんでしょうかw

 

Q-126につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

「成功体験が重要」といった表現をよく見聞きしますが、必ずしも正しいとはいえません。かえってスコトーマを強化することになるからです。一世を風靡した人や会社がやがて信じられないほど凋落してしまうのは、マインドでの情報処理に大きな原因があります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_342433.html

 

 

190919リスクマネジメント研修-時間の流れ





Q-126:190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -05

 

 2019年9月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 前回(Q-125)の最後に、「次回は『未来から過去へと流れる時間の流れを生きるために必要なもの』について取り上げます」と書きました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21324044.html

 

 …その「必要なもの」とは「ゴール」ですw

 今回は「ゴール」に関していただいた御意見・御質問への回答です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

・ゴール設定を行い、未来の結果として今を見つめること(複数回答)

・ゴールは未来からつくりだすもの

・ゴール設定の重要性をあらためて再確認しました

 

A:ゴールはとても重要です。「過去の記憶により他人につくられた現実を打ち破り、自身の自由意志により新しい“現実”を創造すること」を可能にするからです。認知科学以降、“リアル”の定義は変わりました。

 Q-042:認知科学以降に変わった“リアル”の定義

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400871.html

 

 「自身の自由意志により新しい“現実”を創造すること」が可能なのは、コーチング未経験者にとっての現実と同じように、ゴールの世界も「記憶の再合成」でつくられるからです。鍵は臨場感とホメオスタシス(恒常性維持機能)です。

 Q-043:ゴールと現実の関係

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10542791.html

 

 通常、人が認識する現実は過去の記憶で成り立っています。よって、その延長上の未来は過去ベースです。コーチングでは、現在の延長上の未来も含めて「現状(SQ:Status Quo、ステイタス・クオ)」と呼びます。繰り返しますが、それは過去ベースです。

 その「現状(SQ)」の中にゴールを設定しても、認識する世界は全く変わりません。ブリーフシステムが書き換わらず、スコトーマが外れないからです。それは「過去に囚われたままの状態」といえます。

 Q-044:よくあるゴール設定の間違い

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691658.html

 

 ブリーフシステムを書き換えるために、ゴールは“現状の外”に設定します。最初はゴール達成の方法は全くわからないはずですが、コーチングを実践している間にいつの間にか“発明”します。そこで止まらずにゴールを再設定することで、エネルギーと創造性を発揮し続けることができます。

 Q-045:ゴール達成前にすべきこと

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10829222.html

 

 かつては夢だったものが“現実”となり、その“さらに先”を追い求め続ける

 

 …いつまでもそんな生活を続けていると、儚さを感じることがあるかもしれません。極論すると「ゴールは永遠に達成することはできず、そもそもゴール自体が幻である」のだから。

しかしながら、ゴールを追い求め続ける儚さのもっと先には真の自由があります。「そこ(自由)にたどり着いたとき、人は無限の可能性を発揮することができる」と私は信じています。

Q-046:“自我”の考察により明らかになる“リアル”の儚さ

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10987444.html

 

 

・ゴール設定を今一度考える機会をつくろうと思った。現在の自身の置かれている状況、今後に対するビジョンを明確にするキッカケになった

 

A:ゴールを設定することとは、「本当の自分を創造すること」です。

 

 再度繰り返しますが、目の前の世界は「過去」であり、「他人の刷り込み」であり、「社会の価値観」です。それらをしっかり認識し、評価し(=「今一度考える」)、そしてゴールとして自らの自由意志で選択することではじめて、私たちは真の人生を歩みはじめることができます。

 

 それは「無人運転」や「自動運転」から脱し、自分でハンドルを握るということです。自由に、すなわち自らに由り、行き先(ゴール)を決めてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

 ゴールに向かうプロセスは、途中で何が起きたとしても、とてもハッピーなはず。そんな“人生のドライブ”を心から楽しんでください。“気楽”!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

(Q-127につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

190919リスクマネジメント研修-ゴール



Q-127190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -06

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 

 

当日の研修ではこんなケースを紹介しました。私のいくつかの経験をもとにしたものです。医療・福祉関係者以外の方も、ぜひ“気楽”に考えてみてください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

 <ケースワーク:入院(入所)患者さんが転倒してしまった事例>

認知症の合併があり、昼夜問わず徘徊している高齢男性患者さん。下肢筋力低下やバランス障害の進行により転倒することが増えていた。事故防止のために腰ベルトを用いた車イス離床を行うことを検討したが、家族が「親父を縛りつけるのか!」と強く反対したため実施できずにいた。そんな折、食事中に突然立ち上がった患者さんが転倒。とても痛そうにしており、動くことができない。どうやら骨折していそう

 

Q1:家族に報告する際、どのようなことを心がければいいでしょうか?

 

検査にて大腿骨頸部の骨折が判明。再度家族に連絡すると、「骨折とはどういうことだ!あなたたちの安全管理はどうなっているんだ!! 責任者を出せ!!!」と怒りまくっている。

 

 Q2:どのような対応をするべきでしょうか?

 

 

 四苦(特に老病死)の場である病院や施設では、転倒・転落による骨折や誤嚥による窒息・肺炎は決して珍しいことではありません。

 もちろん一番大変なのは患者さん本人ですが、医療・福祉従事者にとっても辛く苦しいものです。その苦しみを「ファイト・オア・フライト」が増幅します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 

・自責(という言葉)

 

A:このようなケースでは、2つの対応の仕方があります。

「だから、腰ベルトを用いた車イス管理にしましょうと言ったではないですか。『それはやめろ』と言ったのはあなたでしょう!」と、「自分には責任がないこと」を前提に相手を責めるパターン。

もう一つは、相手を責めたい気持ちをぐっとこらえて、「それだけ父親を思っているのだな。転倒により骨折する可能性はしっかり伝えたはずだが、しっかりイメージできていなかったんだな。もっといい伝え方はできなかったかな?」と客観的に状況を見ようと努め、自分の責任も認めるパターン。

前者が「他責」、後者が「自責」です。

 

じつは、心の傷(の深さ)を決めるものは、出来事そのもののインパクトではないことが明らかになっています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10114934.html

 

 

100%相手のせいにすれば、自分も相手も傷つける

 

A心の傷(の深さ)を決めるものは「理不尽度」です。そして、その理不尽度は「自己責任感の大小」で決まります。

ショックな出来事に対して「自分にも責任がある」と感じる人にとって、その出来事の理不尽度は小さくなります。反対に、その出来事に対して「自分には責任がない」と感じる人にとっては、理不尽度はとても大きくなります。

 

つまり、「自分にも責任がある(自責)」と考える人の心の傷は深くはならず、その一方で、「自分には責任がない(他責)」と考える人の心の傷はとても深くなってしまうのです。

よって、100%相手のせいにするような生き方は、相手ばかりではなく自分自身も、つまりみんなを苦しめる生き方であるといえます。

 

 

・自分の非を認めることが成長につながるという言葉

 

A:「他責」の問題点は他にもあります。「自分には責任がない」として相手を責める人の無意識は、「だから自分は変わらなくていい」と現状を肯定します。それではコンフォートゾーンは変化せず、ますますスコトーマは外れにくくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 反対に「自分にも責任がある」と考えられる人の無意識は、責任を果たすために働き続けます(もちろんwant toで)。その結果、貴重な気づきを得られ(スコトーマが外れる)、新たな解決策を“発見”するのです(「Invent on the wayby Mr. Lou Tice)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 

・自分のことだけでなく他者のことを考えること

 

Aその積み重ねは、個人を成長させ、組織(チーム)を進化に導きます。なぜなら視点が上がっていくから。視点とは抽象度のことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 「自分のことだけでなく他者のことを考える」というのは、「“自分”の定義を大きくしていく」ことと同意です。「家族まで含めて自分」→「地域の人まで」→「日本の」→「アジアの」→「地球の」→ という変化は「抽象度を上げる」ことであり、「人間形成」を実現します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

 

・過ぎたことは忘れて未来をみつめていくこと

 

A「“自分”の定義を大きくしていく」というのは、空間的な広がりだけではありません。「今の“自分”」→「5年後の」→「10年後の」→「30」→「50」→「100」→「300」→と考えるようになるにつれ、ダイナミックな時間の流れをさらに体感できるようになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 そんな体感でいると、「『それはやめろ』と言ったのはあなたでしょう!」といった責任を押し付ける発想はなくなります。相手の言動も“自分”の範囲内であり、意識は未来にあるから。「済んだこと(過去)はどうでもいい」「そもそも気にならない」といった感じです。

 

 

・ゴールの設定をつくって、他責ではなく自責を感じて、幅広く考えていくことが必要であると思いました

 

A:そのとおり!

だからコーチング!! だからゴール設定!! です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

「責任を感じて苦しめ」とか、「落ち込め」という意味ではありません。

過去の方法論は「自分はなぜ失敗したか?」を検証し矯正することを重視したようですが、現代のコーチングには矯正という発想はありません。ゴールを実現するためのヒントを探し出し、ゴール実現に近づいていくのみです。

それはスリータイムフレームでいう未来に生きるということ。責任とは未来で果たすものといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13958864.html

 

Q-128につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Q-128190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -07

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 

 

・はじめに見た絵2枚とアインシュタインの絵です

 

A:絵とはトリックアートのこと。目の前の世界が一瞬で変わってしまうことを楽しく体験していただくために、毎回トリックアートを使用しています。

 

 「一瞬で変わってしまう」のはスコトーマが外れるからです。スコトーマとは「心理的盲点」のことで、知識や重要性などにより生まれます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 私たちは目の前のすべてを認識していると思いがちですが、じつはほとんど認識していません。さらに「目の前の世界」は刻一刻と変化しています。気づかないうちに。

 そのダイナミックな変化のことを仏教では「無常」と表現します。無常である理由は「すべては他の何かとの関係性で成り立っている」からです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 

・「〇〇と△△に見える絵」を見たらスッキリしました

 

A:きっと「○○にも△△にも見えるようになったらスッキリした」ということでしょう。「スッキリ」はゲシュタルトができたときの体感です。ゲシュタルトとは形態を意味するドイツ語で、「全体性を持ったまとまりのある構造」のことを指します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 以下、20201月に発売された苫米地博士の新刊「苫米地式 聴くだけで脳が生まれ変わるCDブック」(清談社Publico)から引用します。

 

 たとえば、「キリスト教とイスラム教、どちらが優れているか」という論争があったときに、「どちらも宗教じゃないか。それぞれの教義に立ち返れば、争う必要なんかないはずだ」と考えられる力。これも抽象化能力です。つまり、抽象化能力とは、一般的な視点(抽象度)より高い視点(抽象度)でものごとを見ることで、知らなかったことと持っている知識の共通項を見いだして、その共通項でくくることができる能力のことです。

 これはゲシュタルトを構築する能力(ゲシュタルト能力)と相通ずる部分があります。ゲシュタルトとはドイツ語で「全体が一つひとつの構成要素(パーツ)の総和以上のものになるもの」のことです。一見、バラバラに見える事柄を見て、そのなかに共通の法則を見いだして理解するのがゲシュタルト能力です。

 わかりやすい事例でいえば、航空写真で見ると文字が書いてあるように見える「人文字」もゲシュタルトでしょう。一人ひとりは色のついた紙を掲げているだけなのですが、はるか上空から見れば文字が書かれているように見えます。

 (中略)

 このように、いくつかの事象、現象、ものごとを前に俯瞰して高い視点から見ることで、あるひとつの法則性を見いだすことができる力。これが頭のよさの第2の構成要素「理解力=抽象化能力」です。一見、なんの法則性もないカオス(混沌)のなかにあるものも、抽象度を上げて俯瞰して見ることで、なんらかの方向性を見いだせることがよくあります。

 引用終わり

 

 「スッキリ」は頭がよくなったことを示す体感ともいえます。

 

 

30秒間目を閉じ、30秒間自分のまわりを記憶し、〇色がいくつあったか耳で聞くことで見る印象が変わる

 

A:過去のブログ記事でワークを紹介しています。まだ未体験の方はぜひワークを行ってみてください↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19371125.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19572599.html

 

 「印象が変わる」のはRASを通り抜ける情報が変化し、今まで気になっていたことが認識に上がらなくなり(=スコトーマに隠れる)、反対に気に留めていなかったことを感じられるようになった(=スコトーマが外れる)からです。RASとは網様体賦活系のことで、五感で受け取る膨大な情報から重要なものだけを選びだす脳の機能のこと。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

 ちょっとしたきっかけで「印象が変わる」という事実を知ることは、とてもとても重要です。重要度を自らコントロールすることで目の前の世界(あるいは未来)を自在に変えられることを確信できるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

・意識すると見える。認識するとさらに世界が変わる

・視点、考え方で物事は変わるんだなと思いました

 

A反対に重要度を誰かにコントロールされてしまうと、「大切な何か」がスコトーマに隠されてしまいます。「情報が書き換わると現実が変わる」のです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_386190.html

 

 最近の話題でいうと、歌手の槇原敬之さんが警視庁組対5課に逮捕されました(2020213日)。容疑は「20183月に覚醒剤と危険ドラッグを所持していた」というもの。

ところが尿検査は異常なく、自宅からも覚醒剤の所持を裏付ける証拠は出てこなかったそうです。自供もなく、むしろ否認の状態(「僕は長いこと、薬やってません」「検査をしても反応は出ないと思います」)。法律の専門家からは、不起訴あるいは裁判で無罪の可能性が指摘されています。

ではなぜ、2年前の情報を持ち出して、今逮捕したのでしょうか?

 

 きっと権力者(既得権益)が隠したい何かがあったに違いありません。F-107~「超実写版『ライオン・キング』で描かれた“超現実”を生きる極意」で紹介したジョン・ファブロー監督のコメントを引用すると、「可能性に対する感受性や責任感を持つことが大事」といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_383531.html

 

 

・自分が考えていることや見えていることはほんの一部だということが分かりました。視野を広げることが大切だと思いました

 

A:そのとおり!「視野を広げること」とは「抽象度を上げること」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 そして、その「抽象度を上げること」のスタートとなるものがゴール設定です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

Q-129につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 ますます広がりをみせる「新型コロナウイルス」ですが、集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号をめぐり、驚くべき出来事がありました。

 2020218日に船内の感染管理のずさんさを告発した神戸大学医学研究科感染症内科 岩田健太郎教授を挑発するかのように、橋本岳厚労副大臣が船内の様子を画像でツイートしました(同220日、約2時間後に削除)。

 二人の見解の相違は、「頭のよさの第2の構成要素『理解力=抽象化能力』」の違いによるといえます。

 

 そして、その「頭のよさの第2の構成要素『理解力=抽象化能力』」の違いは、お二人のゴールの違いに帰結します。

 

 

苫米地式 聞くだけで脳が生まれ変わるCDブック


Q-129190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -08

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。まずは「印象に残ったもの」です。

 

 

・重要性が失敗の記憶で作られているということ

 

A:私たちのマインド(脳と心)は、“失敗”を強く記憶するように働きます。それを「失敗駆動型」と表現します。試しに中学あるいは高校時代を思い出してみてください。

 

 どんなことを思いだしましたか?

 

 必ずしも辛いことばかりではないかもしれません。とてもうれしかった思い出もあることでしょう。でも、その「うれしかったこと」もマインドにとっては“失敗”です。「予期(予想)と違ったもの」であるはずだから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

 マインドは予想外のこと(もの)をより強く記憶します。よって、「学習を促進する」ためにも、人はどんどんチャレンジするべきです。失敗を恐れずに。

 もし子育て中であれば、ぜひお子さんの“冒険”をサポートしてあげてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9367702.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9533528.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9533623.html

 

皆さんが先程思い出したような“何年経っても色褪せない記憶”には、「うれしい」「楽しい」や「悲しい」「悔しい」といった強い情動がべったり張り付いています。昔話や懐かしい音楽や映像をきっかけに、当時の情景とともにその時の気持ち(情動)が鮮やかによみがえった経験は誰にでもあるはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516364.html

 

しかしながら、私たちは、過去を思い出している時ばかりではなく、常に過去の記憶の中に生きているといえます。「常に」です。なぜなら過去の記憶がブリーフシステムをつくり、そのブリーフシステムがRAS&スコトーマによって、今、認識している目の前の世界を生みだしているから。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

・二度目の「未来・現在・過去」が、ゴール設定が、実感的にわかるようになった

 

Aだからこそゴール設定が重要!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ゴールを達成した未来の記憶をもとにブリーフシステムが再構築されると、私たちの無意識は「ゴール達成のために重要なもの」を探しはじめます。それは未来から過去へ向かう時間の流れに乗って生きている状態です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 

・マインド(脳と心)が生みだし、コントロールしている

 

Aそんな状態でいると、「頑張る」「根性」「努力」という感覚はなくなります。いつもリラックスしていて自然にうまくいく感覚。以前御紹介した金メダリスト 小平奈緒選手(スピードスケート)の言葉でいうと「頑張る」ではなく「顔晴る」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7701939.html

 

 それは「コントロールしている」というよりは、「あたりまえ」に近い感じです。私の好きな表現でいえば「気楽」。コーチング用語では「コンフォートゾーン」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 

・前を向き、過去ばかり振り返っていないで、明るく生きる!

 

A:鍵はゴール設定です。

未来の「もっとすごい私」に向かって、ますます輝いてくださいw

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_262962.html

 

 

・もう少しゆっくり話してください

 

A:気をつけますw

 講演やセミナーのたびに指摘されるので、いつも気をつけているのですが…www

 

自己分析すると、「しっかり伝えたいという思い(want to)」と「時間内に終わらせたいという思い(want to)」のせめぎ合いの中、つい慣れたスピードになってしまうといった感じでしょうか。ホメオスタシスフィードバックが働いているともいえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

ちなみに、話すスピードだけではなく、歩いたり運転したりするときの速度にもホメオスタシスが働きます(コンフォートゾーンともいえます)。東京に出張したときはいつも思うのですが、東京人は歩くスピードが速すぎますw

 もちろん、マインド(脳と心)に働きかけることで会話や歩行スピードの“設定”をかえることができます。

 

以下、認知科学者 苫米地英人博士の著書「苫米地式 聴くだけで頭がよくなるCDブック」(イーストプレス)からの引用です。ぜひ参考にされてください。

 

「頭のよさ」はトレーニングで取り戻せる

 それでは、抽象的な思考をする訓練をやめて、ひとたび頭のよさを失ってしまうと取り戻すことはできないのでしょうか。たとえば、大学受験以後は頭を使わなくなり、社会に出て1015年が経過した人は、この先、頭がよくなることはないのでしょうか。

 よく、「脳は20歳を超えると、あとは衰える一方」という人もいますが、それは誤りです。たしかに、脳神経細胞そのものは一度失われると再生しません。厳密にいえば、再生している脳神経細胞も発見されていますが、あくまでも例外といえるでしょう。しかし、脳神経細胞同士をつないでいるコネクション、脳神経ネットワークについては再構築が可能なのです。

 じつは、脳を鍛えることも運動です。人が抽象的な思考をするとき、脳内には中枢神経系の神経伝達物質であるドーパミンが分泌されます。これは運動系の脳内物質です。つまり、抽象的な思考をすることは脳の高度な運動なのです。筋肉を鍛えるように、脳も少しずつ鍛えていくことによって強靭な脳をつくることができるのです。

 

Q-129につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

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聴くだけで頭がよくなるCDブック


Q-130190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -09

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。今回からは「疑問や難しかったこと」です。

 

 

・「他責→心の傷が深い、自責→心の傷が深くならない」の話を聞いて、逆ではないかと思い、不思議でした

 

A:確かに逆のような気がしますよね。よくわかります。

 「責任を負う」という言葉は重たい感じがするでしょうし、反対に「無責任」には気楽さを感じると思います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

しかし、そのようなイメージは過去の何らかの記憶でつくられたブリーフシステムが生みだす幻想です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 責任とは自由があるからこそ生じるものです。よって、「責任を負う」の前提には必ず自由があり、「無責任」には自由が存在しません。本来は。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13958864.html

 

 大切なのは自由に生きること!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

 では、自由に生きるために欠かせないこととはなんでしょうか?

 

 答えはゴール設定です。コーチングではゴールを最も重要視します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

そのゴール設定において、ゴールを決めるのは誰でしょうか?

 

 もちろん、自分自身です。

自身の自由意志でゴールを設定するからこそ、すべてがwant toになり、生じるすべての事象に対して責任をとることができるようになります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

「すべて自分の選択の結果なのだ」と納得できることは、縁起そのものを“私”と理解することです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

それは一人一宇宙を体感することであり、空(くう)を体得することでもあります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 

空を体得すると、本当の意味で自由に、仮(け)としてのゴールを設定できるようになります。その時が「無人運転」や「自動運転」からの脱却であるといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

縁起の思想からすると、各自のゴールが生みだした宇宙は多様で、かつダイナミックに変化する関係性により成り立ちます。逆にいえば、この世の一人ひとりは、お互いの関係性の中で初めて成り立つと同時に、宇宙を構成する貴重な存在であるといえます。

この「一人ひとりがお互いに宇宙を生みだす大切な存在である」という視点が中観です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 中観の境地に至ると、「他責」がいかに問題であるかがはっきりと感じられます。

 (と同時にコントロールもできます。その「問題」さえ空なのだから)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13215570.html

 

 

・心の傷(の深さ)は理不尽度で決まる

 

A:心の傷(の深さ)を決めるものは「理不尽度」です。Q-127で解説しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21491494.html

 

 当日の受講者には子育て世代の方々も多くいらっしゃいました(孫育て世代も)。ここでは「心の傷は理不尽度で決まる」という言葉を、「子育て(教育)」の視点で考えてみましょう。

 

 「子どもが反抗期で困っています」と相談されることがありますが、私の答えはいつも「それはよかったですね」ですw

 

 なぜなら、“反抗”というのは、一方的な支配や押しつけの拒絶であり、自我の芽生えであるからです。それは「理不尽」との対峙であり、自由(と責任)ある大人の人生のはじまりです。当然、祝福するべきものといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 親はドリームキラーになりがちですが、「反抗期」はそんな親自身の成長を促すためにもあるのかもしれません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 

・みんなPTSDに苦しんでいる

 

A:「みんなPTSDに苦しんでいる」といえるのは、脳の情報処理に理由があります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

 そして、そのトラウマは次世代に引き継がれていきます。ブリーフシステムとしてはもちろん、脳の構造や遺伝子レベルの変化としても。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10114934.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523096.html

 

 よって、子育て(教育)という観点でも「心の傷を解決すること」は重要です。

 

 

・「心の傷を解決することがリスクマネジメント」が難しかった

 

A:私は、クライシス(危機)の本質とは、「一時的に脳の活動が退化すること」であり、「前頭前野の活動から大脳辺縁系の活動に変わってしまうこと」であると考えています。

 よって、真の危機管理とは「前頭前野優位を維持すること(すぐに回復すること)」であると考えています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_395184.html

 

 クライシスは災害など特別な状況のみではなく、日常生活のあらゆる場面で起こりえます。ところで、建設的動機と強制的動機の違いにより、10年間で756倍の生産性の差が生じることを御存知でしょうか?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 医療・介護の現場は強制的動機に陥りやすい過酷な場です。さらに、スコトーマが外れることで四苦(特に老病死)が露わになりやすく、容易に「ファイト・オア・フライト」に陥ってしまいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045953.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 「ファイト・オア・フライト」という心理状態のままだと、さらに強制的動機が強まり、ますます生産性が低下します。その悪循環の中でどんどん疲弊していくのです。心身ともに。

 そんな閉塞状況を打破し、各自が建設的動機(want to)を取り戻すために、コーチングがとても役にたちます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166400.html

 

 

・もっと心的ストレスが軽くなるようには?

 

A:ゴールを設定することです。自身の自由意思で。

 繰り返しますが、心の傷(の深さ)を決めるものは「理不尽度」です。そして理不尽度は「自己責任感の大小」で決まります。

 

 よって、簡単に言うと、「すべてを自分の責任にする」ことで、「もっと心的ストレスが軽くなる」ことになります。

 

 「すべてを自分の責任にする」ことができるのは、「自分で決める(選択する)」から。だからゴール設定なのです。ぜひ、自分自身でゴールを決めて、自分が選択した可能世界(未来)の結果として“今”を生きてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

Q-131につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 なぜなら、“反抗”というのは、一方的な支配や押しつけの拒絶であり、自我の芽生えであるからです。それは「理不尽」との対峙であり、自由(と責任)ある大人の人生のはじまりです。当然、祝福するべきものといえます。

 

 それは同時にスピリチュアルペインのはじまりでもあります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11301259.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11386276.html

 

 だからこそコーチング!

コーチングの知識と技術は、次世代にとっても“希望”となります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

 

Q-131190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -10

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。Q-130からは「疑問や難しかったこと」です。

 

 

30秒間でまわりの様子を記憶すること(が難しかった)

 

A:過去のブログ記事でワークを紹介しています。まだ未体験の方はぜひワークを行ってみてください↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19371125.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19572599.html

 

 ふだん見慣れているはずの風景も、いざ記憶し思い出そうとすると簡単ではないですよね。それには理由があります。

人が認識する世界は、どんどん入力される膨大な情報のうち、より重要な情報で成り立っています。ある研究によると、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)から入力される情報量は1秒間に数百万ビットで、そのうち意識にのぼるものは40ビットなのだそうです。40/000000、すなわち、わずか1/100000の情報量でつくられているものが、各々が認識している(一人一宇宙の)世界です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 

 このとき、重要な情報を選びだすフィルターの役目をしているものがRASです。そして、RASにはじかれ認識に上がらなくなることを「スコトーマに隠れる」と表現します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 目の前の世界は「ある」のではありません。わずか1/100000の情報量で各人のマインド(脳と心)が生みだしている「あるともないともいえる(あるともないともいえない)」ものです。それを大乗仏教では「空(くう)」と表現します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 

・ラベリング(が難しかった)

 

A:「あるともないともいえる(あるともないともいえない)」世界

 だからこそ、マインドを操作することで思いどおりに目の前の世界を再構築することができます。

 

 その訓練となるのが「ラベリング」です。過去の記事(F-095)で紹介しています。ぜひ日常的に取り組んでください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/18456250.html

 

 ラベリングは医療・福祉従事者にとって特に重要なスキルとなります。「ファイト・オア・フライト」という情動優位の状態を回避できるようになるからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 

・時間は未来→過去に流れているのは理解していますが、それを自分の生活の中へ取り入れることがなかなかできていません。頭が整理できないのか つい過去を思い出し、そちらを重視してしまいます

 

A:「時間は未来→過去に流れているのは理解している」というのは素晴らしいことですよ。大丈夫です!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 さらには「つい過去を思い出し、そちらを重視してしまう」と認識できているのですから、ますます大丈夫です! 人の情報処理は失敗駆動型。だから「つい過去を思い出し、そちらを重視してしまう」のは“あたりまえ”といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

しかしながら、そのままでは過去の呪縛からなかなか逃れられないのも事実。そこで「ラベリング」です。

そもそも私たちは重要なこと(モノ)のみを認識しており、重要度の低いこと(モノ)は認識さえしていません。その重要度を、ラベリングを行うことで、「ゴールから考えたとき、どれくらい重要か」という尺度に統一すると、目の前のすべてがゴール達成のための大切な縁起(きっかけ)に感じられるようになっていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

・ゴールを設定し未来へ向かって今を生きる(が難しかった)

 

A:目の前のすべてがゴール達成のための大切な縁起(きっかけ)に感じられるというのは、とても幸せな体験です。生きている間には腹立たしいことも悔しいこともあります。しかし、「どうしても成し遂げたいゴール」があると、そんな感情(情動)すらゴール達成のエネルギーに変えることができます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15110477.html

 

難しく感じられるかもしれませんが、その詳細をシリーズ編第3弾「心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~」にまとめています。「豊かな人生」をイメージしながら書きました。どうぞお読みください。

シリーズ編第3弾(目次):

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html

 

 

・ブリーフシステム 自分の子どもに対する怒り方が、子どもの考えや行動を制限させてしまっていた気がして反省しています(←自責)。今日気づいたことを生活に反映できるように色々考えたいと思いました

 

A:「失敗しちゃった」「間違えたな」と感じたときは、すぐに「私らしくなかった」とセルフトークしてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19152931.html

 

 「私らしくなかった」というときの「私」とは、ゴールを達成した「未来の私」のこと。「未来の私」のイメージをセルフトークで強化していくと、臨場感が上がっていき、(RAS/スコトーマの原理により)ゴール実現のための縁起がますます紡がれていきます。そうやって“夢がかなう”のです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 親の気づきは、親だけのものではなく、子どもも優しく書き換えていきます。さらには書き換えられた子どもの成長が、逆向きに親を書き換えていきます。私たちは関係性の中で生きており、その関係性は双方向です。「私」とは関係性の総称です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 ブリーフシステムは、確かに過去の記憶でつくられていますが、固定化されたもの(永続するもの)ではありません。「気づいたことを反映する」ことで更新し続けることができます。ぜひ「家庭(子育て)」のゴールを設定し、その結果として今日を生きてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

Q-132につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Q-132190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -11

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。Q-130からは「疑問や難しかったこと」です。

 

 

・人の位置、天井、床などのデザインを覚えて、それを再現すると覚えているつもりで覚えていないことが多く難しかったです

 

A:人は一度認識すると、次回からはたいして認識しません。細かい情報はスコトーマに隠れてしまうのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 試しにスマホのホーム画面を描いてみてください。アプリのデザイン、配置など正確に再現できるでしょうか?

 

 どうですか?

 縦横に何列ならんでいるかさえ思い出せない方もいるはずw

 

 前回(Q-131)御紹介したとおり、目の前の世界はアプリオリに「ある」のではありません。わずか1/100000の情報量で各人のマインド(脳と心)が生みだしている「あるともないともいえる(あるともないともいえない)」ものです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21828929.html

 

それを大乗仏教では「空(くう)」と表現します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 

・自分の認識を自分でうまくコントロールするのは難しいと思いました。他人から教えてもらうと案外すんなり切りかわったりする気がします

 

A目の前の世界を生み出すものは“重要度”です。そして、その重要度は過去の記憶によりつくられています(ブリーフシステム)。そして、それは自我そのもの。よって、「認識を自分でうまくコントロールするのは難しい」のです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 「他人から教えてもらうと案外すんなり切り替わる」のは、他人との縁により一時的に重要度が変わるから。RAS(網様体賦活系)のフィルターを通過する情報が変わり、見える(感じる)世界が一変します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

 しかし、その変化はたいてい“一時的”です。いつの間にか「見慣れた世界」(=コンフォートゾーン)に戻ってしまいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

ホメオスタシス(恒常性維持機能)が強力に働いているからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 

・勉強会の内容を聞いて「わかっているんだけれど」という気持ちになるが、実際の行動へ結びつけることが難しい(切迫した必要性がないから。それはゴールがないから?)

 

Aでは、「認識を自分でうまくコントロールする」ために必要なものはなんでしょうか? 気づきを「実際の行動へ結びつける」ために最も重要なことは?

 

 そのとおり! 答えはゴールです。ゴールが「切迫した必要性」を生みだします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

“現状の外”にあるゴールが必要性を生みだし、新たな重要度を、すなわち新しい自我をつくりだします。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 

RASに関して知りたいです

 

ARAS(ラス)とは「Reticular Activating System」の略で、網様体賦活系と訳されます。脳が持つ機能のひとつで、五感で受け取る膨大な情報の中から重要な情報だけを選びだすフィルターの役割を担っています。

 そのRASを、「過去の記憶」ではなく、「未来の記憶」で書き換えるものがゴールです。

ゴールを達成した未来の記憶でつくった重要度で生きていると、目の前の世界は「ゴール達成のきっかけ」に感じられます。うれしいことも悔しいこともすべて大切な「きっかけ」。

そんな境地でいると、やがては未来からの時間の流れを感じられるようになり、「未来に戻る」という感覚になります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13626536.html

 

 

・一人の人が見守りや言葉遣いをちゃんとしてても、他の人たちがしてないと難しい(悲しい)なぁと思った。チームワークをつくることが難しい

 

A:「チームワークをつくる」ための最大のポイントは、「ゴールの共有」です。ゴールを共有するということは、「同じ未来に生きる(見る、感じる)」ということ。

もちろん、「同じ未来に生きる」といっても、人により見える(感じる)細かい情報には差があります。抽象度が高いところではがっちり一致していても、抽象度が低い具体的な話になると相違が生まれます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

じつはその相違が重要!

ゴールをしっかりと共有しながら違う意見を受け入れることで、お互いに「認識を自分でうまくコントロールする」ことができるようになります。「他人から教えてもらうと案外すんなり切りかわる」から。

 私は、その先に“無敵”があると信じています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

Q-133につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 RAS(ラス)とは「Reticular Activating System」の略で、網様体賦活系と訳されます。脳が持つ機能のひとつで、五感で受け取る膨大な情報の中から重要な情報だけを選びだすフィルターの役割を担っています

 

 その先は苫米地博士の教材「マインド・プロファイリングⅡ -Everlasting Influence-」(フォレスト出版)で学ぶことができます。

 フォレスト出版HP>マインド・プロファイリングⅡ紹介ページ:

 https://www.forestpub.co.jp/mp2/

 

 

マインドプロファイリングⅡ(フォレスト出版)

マインド・プロファイリングⅡ

フォレスト出版HPより引用

 

 

Q-133190919リスクマネジメント研修会(医療法人、鹿児島県)Q&A -12

 

 20199月、鹿児島県の医療法人にて、「リスクマネジメント」をテーマとした研修を行いました。タイトルは「すべてはマインド(脳と心)が生みだしている ~イヤな気持ちをエネルギーと創造性に変える科学的方法~」です。

 内容について御紹介し、いただいた御質問や御意見に対して回答いたします。

 研修内容はこちら(Q-122)↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21034051.html

 

研修後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 アンケート結果概要(Q-123):

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21141120.html

 

 いただいた御意見・御質問に回答いたします。Q-130からは「疑問や難しかったこと」です。

 

 

・言葉の意味がわからない

・初めての参加で難しい単語が並び少し難しいと感じました
・用語が難しいところがあった
・内容はとてもいいと思いますが、もう少しわかりやすく話してください

 

A:今回の講演ではまず最初に「スコトーマ(Scotoma)」について説明しました。スコトーマとは「認識の盲点」のこと。その盲点に関係するのは1)知識、2)重要性 です。私はさらに3)役割 を意識しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 「初めて参加」の方々にとっては、今までスコトーマに隠れ続けていた未知の世界(知識)がいきなり現れたのです。「意味がわからない」「難しい」と困惑するのは当然のこと。その困惑は「認知的不協和」と考えることができます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 

・少し専門用語が多かったので、具体的にもっとわかりやすい言葉、例を挙げてほしかった
・何となくの理解しかできませんでした。知りたいことが具体的にでてきませんでした。すいません

 

A:「具体的」「わかりやすい」というのを、「イメージしやすいように」と受け取りました。その後のセミナーや講演は今まで以上に、1)なるべくシンプルに表現する、2)図・表・写真などを活用する、3)ありそうな具体例をたくさん提示する ことを意識しています。

 

1)なるべくシンプルに表現する」というのは、「抽象度を上げる」ということ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 「2)図・表・写真などを活用する」は、「ビジュアル化することでfeelしやすくする」です。これは言語の抽象度を超えるということであり、右脳言語野に働きかけることともいえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14120540.html

 

 「3)ありそうな具体例をたくさん提示する」は、特に強い情動を伴った体験の記憶を引きだすことを意図しています。

今回の講演で「転倒による骨折事例」を取り上げたのは、医療・介護の現場で働く皆さまには必ず苦い思い出があるはずだからです。その時の体験を思い出していただきながら、「解決するべき課題は何か?」「次はどうすればよいか?」などと自問していただけるように心がけました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21491494.html

 

 ちなみに、失敗や期待外れが生じた際に「なぜそうなったのか?」という理由(仮説)をたくさん立て、修正法をつくる(トゥイーキング)システムを、「エクスプラネーション・パターン法」といいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

講演時間の制約はありますが、今後もこれらのことをしっかり心がけていきます。

 

 

・ほとんど難しかったですが、「あー」と思うこともありました

 

A:「意味がわからない」「難しい」と嘆く方々を観察していて私がいつも感じるのは、「もったいない」という思い。認知的不協和は、もちろん心地よくはないですが、生じたエネルギー(ソワソワ、イライラなど落ち着かない感じ)を使って新しいもの(こと)を創造するチャンスでもあります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12931592.html

 

 ある程度の知識を蓄積した時、まるで「すべてがつながる」ような感じで、突然クリアになることがあります。それが「ゲシュタルト(Gestalt)」ができた瞬間です。ゲシュタルトとは、形態を意味するドイツ語で、「全体性をもったまとまりのある構造」のことを指します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 その様子を、アップル社の共同創設者 スティーブ・ジョブス(19552011年)は「connect the dots」と表現しました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 では、「ゲシュタルトをつくる」ことや「connect the dots」を実現するために大切なものは何でしょうか?

 

 

・全体的に難しかったですが、先生の分野についてもっと詳しく知り、今度お話ししたいと思いました

 

A答えは「ゴール(Goal)」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ゴールがあるからこそ、「もっと詳しく知りたい」といったようなモチベーションが生じます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 もっと正確にいえば、モチベーションとは生じたり消えたり(上がったり下がったり)するものではありません。ゴールが生みだす世界(コンフォートゾーン)に自然に向かうホメオスタシス・フィードバックです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 そんなホメオスタシス・フィードバックで迎える別れや旅立ちのことを、私は「The Sweet Goodbye」と呼んでいます(ロクセットの曲名からインスパイア!)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21970436.html

 

 

・今欲しい言葉がいっぱいでてきて、驚きとうれしさを感じました

 

A:「今欲しい言葉がいっぱいでてくる」のもゴールがあるからです。そのゴール達成のために私の話が重要だと(無意識が)判断したことで「スコトーマが外れた」のです。「驚き」の正体はスコトーマが外れた体感、「うれしさ」はゴールに近づく確信です。

 

 

・人を責めないで反省をすること。ゴールに向かって考えていく

 

A:人のせいにすると現状肯定になります。なぜなら、無意識は「私は悪くないから変わらなくていい」と判断するから。

大切なのはゴールを見失わないこと。もちろん、ゴールは“現状の外”に設定します。「このままでは達成できないもの(だけど、絶対に達成したい何か)」です。

 

ゴールがあっての反省であれば、それは現状を打破するためのヒントを見つける行為になります。「スコトーマ外し」です。

そうやってスコトーマを外しながら新たな気づきを蓄積していくと、ある時、突然、目の前がクリアになった感じがします。それが「connect the dots」の瞬間!

 その時、理解はさらに深まります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 そして、その積み重ねが「人間形成」を可能にします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

Q-134につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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