ブログ・シリーズ編
S-03:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~
S-03-00:はじめに(目次)
先日、出張先の福岡で大学時代の親友と会いました。
博多のおいしいご飯をいただきながら昔話を楽しんでいると、「腹は立たないのか?」と質問されました。昨年まで院長を務めていた病院のことです。産業医の資格を持つ親友にも、とてもブラック(ダークサイド)に思えたようです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11594310.html
友が不思議がるのも当然です。なぜなら、若い頃の私は自他ともに認める“瞬間湯沸かし器”だったから。残念なことに、父親のブリーフシステムを受け継いでしまっていたのです。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html
世界的な認知科学者に師事し脳と心(マインド)について学んでいること、その学びを医療・福祉や教育の現場に還元しようと取り組んでいることなどを話しながら、今はすべてがwant toで“失敗”さえも楽しんでいることを伝えました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html
しかし、怒りがないのかといえば、そうではありません。むしろ「常に怒っている」状態であり、先程の例えでいえば瞬間ではなく“恒久湯沸かし器”です。
怒りは認知的不協和のひとつの表現といえます。うまく活用すればエネルギーと創造性を得ることができます。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html
その一方で、コントロールを失えば自分だけでなくまわりにも破滅をもたらします。前者が「人間的怒り」「公憤」、後者が「動物的怒り」「私憤」です。
(その間に論理があります)
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14107083.html
シリーズ編第3弾として新たにはじまるS-03では、「心のエネルギーとは何か?」をテーマに、怒りに代表される情動の正体やその向き合い方について考察したいと思います。ぜひ皆さん自身の経験を振り返りながら読み進めてください(Don’t think. Feel!)。
告知(I-035):
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19792909.html
00:はじめに(目次)
01:エネルギーが抜き取られるような感覚
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19979779.html
02:子どもにも起こりうるうつ病
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20078326.html
03:「人生とは闘いである」と信じていた頃の疑問
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20172391.html
04:心のエネルギーは概念(情報空間)の階層の高低差から生まれる
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20276623.html
05:心のエネルギーが“怒り”として発散されたカナックス事件(暴動)
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20377205.html
06:「すさまじい“怒り”のエネルギーはどのように発散されたのか?」の「エネルギー」について
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20477304.html
07:「すさまじい“怒り”のエネルギーはどのように発散されたのか?」の「どのように」について
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20575883.html
08:「すさまじい“怒り”のエネルギーはどのように発散されたのか?」の「発散された」について
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20682042.html
09:「すさまじい“怒り”のエネルギーはどのように発散されたのか?」の「怒り」について
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20779253.html
10:「すさまじい“怒り”のエネルギーはどのように発散されたのか?」の「すさまじい」について
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20873954.html
11:A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -前編-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20932747.html
12:A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -中編-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21033212.html
13:A)「概念の階層にエネルギーが生じる」レベルでのコントロール -後編-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21133126.html
14:B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -前編-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21245679.html
15:B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -中編-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21323801.html
16:B)「無意識レベルでエネルギーを知覚」でのコントロール -後編-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21404325.html
17:C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.1-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21491283.html
18:C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.2-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21580197.html
19:C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.3-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21664229.html
20:C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.4-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21747934.html
21:C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.5-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21828878.html
22:C)「意識化(エネルギーの情動への転換)」でのコントロール -vol.6-
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21923580.html
23:D)「物理次元で発散」でのコントロール ~苫米地式アンガーマネジメント~
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21995353.html
24:苫米地流「正しく怒るための技術」
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22076231.html
25:心のエネルギーとは何か?
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22154420.html
(S-03-01につづく)
苫米地式認定コーチ
苫米地式認定マスターヒーラー
CoacH T(タケハラクニオ)
-追記1-
最近、16歳の少女が話題になりました。スウェーデン人の環境保護活動家 グレタ・トゥーンベリさんです。2019年9月23日に米ニューヨークで開かれた国連気候行動サミットで演説し、「何もかも間違っている。私がこの壇上にいるべきではないし、私は海の反対側で学校にいるべきだ。それなのに、あなた方は私たち若者に頼って希望を求めに来る。よくもそんなことを」と語りました。さらに、「あなた方は、私の夢や私の子ども時代を、空っぽな言葉で奪った」と約60カ国の首脳や閣僚を前に怒りの表情を見せ、「私たちはあなた方を見ている」と早急な対策を求めました。
きっとニュース映像をご覧になったと思いますが、皆さんはどのような印象を持ちましたか? グレタさんの怒りは「人間的怒り」「公憤」でしょうか? それとも「動物的怒り」「私憤」なのでしょうか?
…怒りの演説を聞きながら、私は「無人運転」「自動運転」を思い出しました。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html
-追記2-
先程の国連気候行動サミットの続きです。登壇の機会がなかったためドナルド・トランプ米国大統領は出席しないとみられていましたが、(短時間ですが)議場に姿を見せました。
では、日本の安倍総理は?
気候行動サミットは国連のアントニオ・グテーレス事務総長の呼びかけで開催されました。言葉ではなく行動について議論するために。
実際、この日の演説は温室効果ガスを削減するための具体的な対応策を持ってきた国の代表者にのみ許可されました。だから、自国開催(しかもニューヨーク)なのにトランプ大統領は発言できなかったのです。
グテーレス事務総長は2050年までに二酸化炭素排出量を正味ゼロにすることを目指すことに加え、各国に化石燃料への補助金を削減し、新規の石炭火力発電所の建設中止を求めています。この石炭火力発電をめぐって、日本の安倍総理とオーストラリアのスコット・モリソン首相は参加すら認められませんでした。
皆さんはこの事実を御存知だったでしょうか?
もしも私を含む多くの日本人が世界情勢を知らないのであれば、それは“印象操作”の結果といえるかもしれません。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19678238.html
-追記3-
そもそも地球は本当に温暖化しているのでしょうか?
仮に温暖化しているとして、その原因は大気中0.04%の二酸化炭素なのでしょうか?
…私たちは世界規模の強力な“印象操作”を受けているのかもしれません。目を開き真実にアクセスするために、そして自由を貫くために、「抽象度を上げ続ける生き方」が切実に求められています。
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19793089.html
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http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15110477.html