苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:L:講義・研修・セミナー編 > 2018年11月 福祉講演会Q&A

Q-079181122福祉講演会(鹿児島県)- 01

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。

 

 スコトーマを体感していただきながら、ゴール、エフィカシー、コンフォートゾーンといったコーチングの基本用語について解説しました。私たち一人ひとりが潜在的に持つ才能や能力、可能性といったものを存分に感じてほしいと願いながら話をしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 講演後のアンケートにはたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。

 

 アンケート冒頭の「内容はわかりやすかったですか?」という問いに対して、10段階の目盛りで評価していただきました。これは医療現場でも疼痛の評価等に使われる方法で、VAS(バス、Visual Analog Scale)と呼ばれています。

当日(181122)の講演評価は1から10まで分布し、平均では8.10でした。

 

 現実社会では、誰からも同じように最高の評価を得られることはなく、極端に評価が分かれることも少なくはありません。「ものすごくよかった」と思う人がいれば、「全然よくなかった。最悪ッ」と感じる人がいるように。

 

 その「評価が大きく分かれること」の最大の理由が、マインドでの情報処理にあります。

 

 自分自身の認識⇄理解⇄評価⇄判断という情報処理の特徴(ブリーフシステム)を知り、それを自由意志でアップデートしていけば、その結果、認識する世界(宇宙)そのものを自在に構築することができるようになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 それが私たちの生きる宇宙の理です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 講演では、その一つの方法としてコーチングがとても役にたつことをお伝えしました。次回より(Q-080~)、いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

 

 当日は一生もののスコトーマ体験をしていただこうと入念に仕込みました(笑)。そのかいあって、スコトーマに関する感想や御意見をたくさんいただいたのですが、私自身も講演後にスコトーマ体験をしました。

 

 講演終了後、受講者の皆さんがアンケートを記載している間にパワーポイントを閉じました。すると、多くの方々がアンケートを書き終わった後もPC画面が投影されていたスクリーンをじ~と眺めているのです。

 

 解散後にも数人が歩み寄り、立ったままずっとスクリーンを凝視しています。ただの壁紙が投影されたスクリーンを。

 

 不思議な光景に興味をそそられた私は質問しました。「何を見ているのですか?」と。

 

 その中の一人が私の質問に答えてくれました。「まだ何か(スコトーマに)隠れている気がして」と。

 

 

 その日、施設のプロジェクターに私のPCが接続できなくて、急遽施設のPCを利用させていただきました。そのPC画面の壁紙に何かが隠れている(仕掛けがある)のではないかと思ったようなのです。

 

講演ではたくさんのスコトーマ体験をしていただきました。スコトーマ外しのワークも行っていたので、つい隠れたメッセージを探してしまったのだと思います(確かに何か隠れていそうな怪しげな壁紙でした)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

 反対に、私は「ただの壁紙」だと知っていましたので、スクリーンにはまったく興味が生じず、それを凝視する方々の行動が理解できませんでした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 「○○さん(その施設の事務長代理)のパソコンのただの壁紙ですよ」と明かすと、その場は爆笑に包まれました。「トリックアートだと思い込み、つい隠れている何かを探してしまった」という一つのゲシュタルトを共有した瞬間でした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 事実を知ったことで重要度が書き換わると、全員が急に興味を失ったようでした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

楽しそうに(恥ずかしそうに?)帰っていく職員さんを見送りながら、私は目の前の世界がスコトーマだらけであることをあらためて実感しました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/search_tags?qt=607371

 

まだまだ知らないこと、気づいていないことはたくさんあります。だから、未来は無限の可能性であふれているといえます。そのようなことを私自身があらためて学ぶ機会となりました。

 

「私はまだまだ学ぶことができる」

「私たちはもっともっと進化・向上できる」

 

我が家に向かってハンドルを握りながら、私はすがすがしい希望を感じました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

Q-080につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

181122講演会



Q-080181122福祉講演会(鹿児島県)- 02

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

 

「何が印象に残りましたか?」というアンケートに対する皆さまの御意見です。

 

・スコトーマについて

・スコトーマを知ることによって自分が変われる

など  

 

A:スコトーマについての感想をたくさんいただきました。スコトーマとは「心理的盲点」のことですが、文字どおり今まで盲点の中に存在していたスコトーマという概念を理解することで、これからの人生が豊かになるに違いありません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 誤解されている方がいますが、「スコトーマに隠れる(隠す)」ことは決して悪いことではありません。例えば、コーチングを実践すると、いわれのない不安・恐怖やドリームキラーの言葉、過去のしがらみや社会の価値観といったものをスコトーマに隠すことができるようになります。そうやって認識できなくすると、まったく気にならなくなります(認識できないのですから気にしようがありません)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 本当にそんなこと(スコトーマのコントロール)ができるのか?

  答えはもちろんYesです。

 

 スコトーマを生みだすものは「知識」「重要性」「役割」の3つ。日々学習しつつ、自分の重要性や役割を意識的にコントロールしていけば、RASが変わり、認識する世界自体が変わっていきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

 重要性や役割は過去の延長上ではなく、まったく新しい世界(次元)に自ら設定するものです。その操作をコーチングではゴール設定と呼びます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 つまり、ゴールがスコトーマを決め、目の前の世界(宇宙)を決めるということ。それは“わたし”という定義を決めることでもあります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 

・最後に○○が見えました。驚きの瞬間でした

・スコトーマという言葉を初めて知り、最後に見えた瞬間がとてもうれしかったです

 

A:スコトーマがはずれた瞬間には、驚きとともに喜びを感じます。「あっ、わかった~!」というようなスッキリ感を味わったときには、より大きなゲシュタルトが構築されています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 より大きなゲシュタルトができたときのことを、アップル社の共同創設者 スティーブ・ジョブス(19552011年)は「connect the dots」と表現しました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 ジョブスがその重要性を訴えたのは、ゲシュタルトができあがると理解が深まるからです。より大きなゲシュタルトをつくることはひらめきの源泉になります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 さらに、より大きなゲシュタルトをつくることとは、抽象度を上げることでもあります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 

・スコトーマがとかされた?ときはなされた時の瞬間は気持ちがよかったし、自分の思い込みで見てしまっていることに気づかされました

 

A:「より大きなゲシュタルトをつくること」「抽象度を上げること」は、私たちに一人ひとりにとってとても重要な意味を持ちます。「自分」という思考のプログラムを再構築し、「自分」を形作る関係のネットワークを再構成することになるからです。それは「(かつての)ゴールが決めた“わたし”という定義をアップデートすること」といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 

・見方ひとつで見えるものが違うこと

・見えているはずのことはほんの一部で、全体を見たり、一部を見たり、意識の持ちようで変わることが楽しく学べました

・自分の見えない世界があることが体験してわかりました

 

A:「自分にはスコトーマに隠れ気がついていないことがたくさんある」といつも自覚していることはとても重要なことです。

もし今はうまくいっていないとしても、それは「うまくやる方法がスコトーマに隠れているだけ」と考えてください。もし何が問題なのかさえわからないとしても、それは「問題(課題)自体がスコトーマに隠れているだけ」です。

 

 答えは必ずあります(さらなる課題も)。焦らず、慌てず、まずはしっかりリラックスして、ゴールに向かいながらスコトーマをはずしていきましょう。

 

 そうやって進み続けるうちに、より大きなゲシュタルトをつくり、抽象度を上げて、さらなる成長・進化を実現することができます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

 

・仕事っていろんな目で(視界)力を合わせて皆で協力して目標(利用者さんの在宅復帰など)に向かってやっていかないといけないな~と思いました

 

A:スコトーマは人間のマインド(脳と心)での情報処理の結果生まれます。

 

 それは人間という存在の不完全性の表れといえますが、現代科学はこの宇宙そのものが不完全であることを証明しました。情報空間では不完全性定理、物理空間(という情報空間の底面)では不確定性原理といいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

 では、そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

 (私の答えはこのシリーズの最後で)

 

Q-081につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

181122福祉講演会-02



Q-081181122福祉講演会(鹿児島県)- 03

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

私の答えはこのシリーズの最後で)

 

 

「何が印象に残りましたか?」というアンケートに対する皆さまの御意見です。

 

・時間が過去へ流れている

・過去でなく未来を向いて生きていかないとと思った

・まさに過去に囚われていました。未来へ。スコトーマを外していきたいです!want to !!

 

A:時間は未来から現在へ、そして現在から過去へと流れています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 私たちにとって重要なことはこれから流れてくる(やってくる)未来の方です。その未来はゴールを設定することで決まります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 例えとして、車を運転するシーンをイメージしてください。

 あなたは家をでて、車に乗り込みました。この時、目的地(ゴール)がなければ左右どちらに進みだすのかさえわかりません。ゴールがあるから進むべき方向が明確になり、道が決まります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8583393.html

 

 では、目的地(ゴール)が決まって走りだしたとしましょう。運転中に注視するべきなのは、当然、進行方向(未来)です。ところが、じつに多くの方々がバックミラーに写る後方(過去)に気をとられています。

 

「あの時○○していればよかった」「△△しなければよかった」そんな後悔ばかりしているのは、バックミラーだけを見て運転しているのと同じ。それでは無事に目的地(ゴール)に到着するはずがありません。

 

皆さんがフォーカスするのはこれからやってくる未来のみです。どんどん遠ざかっていく過去ではありません。

 

 過去に囚われることなく、未来志向でいきましょう!

 もちろん100% want toで。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 

・子どもに対して「しなければならない」的なことを言っていないかということ

・自分は子どもがいるので、今日勉強したことを胸に(子どもに)接していこうと思いました

・過去よりも未来を見て、子どもたちへの声掛けをしたいと思いました

 

A:ひとつ上の回答では「一個人の人生というゲシュタルト」での未来志向の重要性について述べました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 一人の人間という次元から抽象度を上げて「人類というゲシュタルト」で考えると、未来志向とは子どもや孫といった次の世代にフォーカスすることといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 もちろん子育て中の親ということもありますが、私は未来志向という観点から教育をとても重要視しています。私の思いを書き綴ったThe Power of Mind Ⅰにおいて、医療・福祉の章(第四章)よりも教育をテーマとした章(第五章)の方が文章量が多くなったのは偶然ではありません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13076878.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13077001.html

 

 それは私のブリーフシステムの物理空間への投影です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165823.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165888.html

 

というわけで、福祉についての講演会ではありますが、このように自身の子育てや次世代のことを思いながら聞いていただいたことをとてもうれしく思います。ありがとうございます。

 

 コーチングは皆さんの職場としての介護現場だけではなく、家庭や地域の子どもたちにも役にたちます。私はコーチングの知識とスキルを広げることで、次世代に希望を手渡せると信じています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11301259.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11386276.html

 

 

・無意識は現状維持

 

A:無意識は常に現状維持を選択しています。それは心拍や呼吸と同様に強力なホメオスタシス(恒常性維持機能)でコントロールされています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

物理空間(身体)で心拍や呼吸を意のままに変えることはできませんが、情報空間(心)にて無意識をコントロールする(方向づける)ことは可能です。その実現のための方法がコーチングです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

 人間は誰もがとてつもない能力を潜在的に持っています。無限に等しい可能性を秘めています。しかし、残念ながら、幾重にもロックがかかっており、本来の力を発揮することができていません。

 

 そのロックを解除するキー(鍵)となるものがコーチングです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12794797.html

 

 例えるなら、高性能な機器を、取扱説明書がない(あるいは不十分である)ために使いこなせていない状態。もちろん「高性能な機器」とは人のことであり、「取扱説明書」がコーチングの知識とスキルです。そして、取説の根拠となるものが認知科学であり、苫米地理論です。

 

Q-082につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記- 

「高性能な機器」とは人のことであり、「取扱説明書」がコーチングの知識とスキルです。そして、取説の根拠となるものが認知科学であり、苫米地理論です。

 

そのように書いていますが、もちろん、「人はマシンである」という意味ではありません。私は、各人のマインドを無視し、まるでマシンのように扱うことは、経営者の罪だと思っています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523887.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14249780.html

 

 

181122福祉講演会-03



Q-082181122福祉講演会(鹿児島県)- 04

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「何が印象に残りましたか?」というアンケートに対する皆さまの御意見です。

 

・絵の見方に最初気づかなかったが、その後見ることに集中したこと

・一つのものに集中せず、リラックスして考えることが大切だと思いました

 

A:「集中」という日本語は二つの概念を含みます。「concentration」と「focus of attention」です。

 

例えば、医療・介護現場でのリスクマネジメントという観点で「業務に集中することが大切」といったコメントを目にすることがあります。もちろん間違った表現ではありませんが、ある業務に集中するほど、スコトーマが生じるというマインドの特性は理解しているべきです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

大切なのは、いろいろなことに同時に集中(concentration)しながら、その時最も重要なことを選択する感覚(focus of attention)。

 

スコトーマを生みだすものはRAS(ラス)です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

そのRASの働きを決めるものがブリーフシステム。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

そして、ブリーフシステムを自ら書き換えていくことが“現状の外”へのゴール設定です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

そのゴール設定時はもちろんのこと、ゴールに向かうプロセスのすべてでリラックスはとても大切です。詳細は「Q-064~:認知的不協和の状態にあり(ヒーリングとコーチングの関係)」を参照してください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_292583.html

 

 

・もう一度ゆっくりと教えていただきたいと思いました。また同じ内容で聞きたい

・近くにすごい先生が来られて、出会えて楽しみです

 

A:講演ではエフィカシーの重要性について説明しました。エフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 エフィカシーはあくまで自己評価ですが、その評価にはまわりの人々の言動が影響します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 私は、関わるチーム(組織)がコレクティブエフィカシーをどんどん発揮しているイメージ(ビジョン)を現実化するために本気で活動しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

コレクティブは「集合的」「集団的」と訳され、「チームを構成する一人ひとりが明るい未来を共有し、お互いにサポートしあいながら進化・向上を重ね、チーム全員でゴールに向かっている」そんなイメージです。とくにスポーツの世界などでわかりやすいと思いますが、勢いのあるチームは必ずコレクティブエフィカシーが高まっています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15096276.html

 

 

目指すのはすべての人がwant toで仕事をし、want toで余暇を過ごし …24時間365want toのみをして生きる世界。そして、お互いの幸せを願い、エフィカシーを高めあう世界

 

 

苫米地博士は、そんな世界を、金融資本主義にとって代わるべき公益資本主義と定義されています(「ビジネス成功脳 スピード構築」日本文芸社)。

 

下がり続ける日本の幸福度を上向きに逆転するためにも、「ハイエフィカシーなカルチャーを導入すること」は重要です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8430748.html

 

ぜひ、それを身近なところからはじめてください。

 

 

コメントを書いてくださった方々はきっと、エフィカシーの重要性を理解してくださり、私のエフィカシーをもっと引き上げようとしてくださったに違いありません。早速の実践をありがとうございます(笑)。

 

Have to化を防ぐためなどいろいろな理由があり、コーチは営業活動を行いません。ぜひ皆さまから講演や研修のリクエストをください。御要望があれば喜んでまた話をさせていただきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13837769.html

 

Q-083につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

181122福祉講演会-04



Q-083181122福祉講演会(鹿児島県)- 05

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「何が印象に残りましたか?」というアンケートに対する皆さまの御意見です。

 

・マインドについて

・人の心の動きには様々な変化があることを実感できました

 

A:目の前のすべてが各人のマインドでの情報処理の結果です。その事実を釈迦は「縁起」として説明しました。2600年前に。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 例えば、映画の評価が極端に分かれることはめずらしくありません。評価は各人のマインドが決めるからです。最近では「スターウォーズ 最後のジェダイ」がそうでした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542066.html

 

 多くの人が「目の前の世界をありのままに認識している」と信じているはずですが、私たちは世界(宇宙)のほんの一部しか認識していません。RAS(ラス)があり、スコトーマが生じているからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 RAS/スコトーマに影響する重要性を決めるものがブリーフシステムです。それは「情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」でつくられます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 つまり、ブリーフシステムを自由に書き換えることができれば、認識する世界(宇宙)を自在にコントロールすることができるということ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823843.html

 

 その第一歩が“現状の外”へのゴール設定です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

・スコトーマで一つのことに囚われやすいことがすごく印象に残りました

 

A:過去の記憶でつくられた重要性により認識する世界(宇宙)が決まり、認識した世界がその重要性をますます強化していきます。その積み重ねにより「強く信じる考え方・価値観」がどんどん固定化されていきます。

 その固定化する力を、ホメオスタシスフィードバックと考えることができます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 つまり、私たちはどんどん「一つのこと」に囚われていきます。

 

「その囚われ(執着)から苦しみが生まれている」というのが仏教の基本的な教えです。よって、私は現代型仏教の実践がコーチングであると思っています。もちろん「仮(け)」としての実践です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 

・ヒントを与えること。過去に囚われない

・少しの思い込みが人の可能性を阻害していることや人にはまだまだ見えない可能性が秘められていることに驚きを感じました

 

A:私たちが見ている世界はすべてが「過去」です。そして、多くの人が思い描く未来とは「このまま続く時間延長上のイメージ」です。それは過去に(あるいは過去の記憶でつくられた価値観に)閉じ込められ、可能性を失っている状態といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12794797.html

 

 「過去に囚われない」ために、まずはそれまでの時間観をひっくり返す必要があります。ぜひ「時間は未来から現在、現在から過去へと流れている」ことを体感してください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 そして、お互いの価値観の違いを利用してスコトーマをはずしあうことができれば、私たちは本来の可能性を取り戻し、さらに進化・向上することができます。

 

 

・絵からいろいろなものが見えたこと

 

A:「いろいろなもの」が新たに見えたのはスコトーマが外れたから。そのスコトーマを生みだすポイントは3つあります。「知識」「重要性」「役割」です。

 

 スコトーマを外す大前提である知識を得るためのものが学習。その学習を促進するものがゴールです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9367702.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9533528.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9533623.html

 

 

・最初から「今までの考え方をもっと楽しい方向に変えていきたい」と思いました。皆で考えて、笑って楽しくできてよかったです

 

A:学習にはとても大きな意義があります。

 (繰り返しますが)目の前のすべてが各人のマインドでの情報処理の結果です。その事実を釈迦は「縁起」として説明しました。2600年前に。

 

 ということは、観測者(認識主体)の知識、知能が上がれば上がるほど、観測(認識)される宇宙が「『たいしたことがある』ものになる」ということがいえます。それが釈迦の説いた縁起の重要な部分です。

 

つまり、学習することで「今までの考え方をもっと楽しい方向に変えることができる」ということ。関連することを「F-034~:『何もないところからレンブラントを発見』は正しい?」 にまとめています。ぜひ下記ブログ記事を確認してください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268332.html

 

 さらに、私たちの脳には「相手の行動と同じ行動をするための神経回路網」があると想定されています。ミラーニューロンです。

 

 よって、「今までの考え方をもっと楽しい方向に変えることができる」という可能性は、ミラーニューロンの働きにより周囲の人に広がります。さらに「皆で考えて」、もっと「笑って楽しくできる」のです。

 

 私はそのようなことを、“いのちの現場”で、「笑顔のままお亡くなりになった患者さん」から学びました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268334.html

 

Q-084につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

181122福祉講演会-05(スコトーマ-2)



Q-084181122福祉講演会(鹿児島県)- 06

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「何が印象に残りましたか?」というアンケートに対する皆さまの御意見です。

 

・トリックアートの見方によって全く違うものがみえるが、なかなかわからないものもあった。心の柔軟性も必要だと反省しました

 

 A:スコトーマを外すこと、すなわち、今まで気づいていなかった改善点を見つけるという意味において、“反省”はするべきです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

ただし、反省には危険な面があり、注意が必要です。

 

 私たちの記憶のメカニズムは失敗駆動型です。失敗の記憶がより強く刻まれてしまい、それがセルフイメージをつくりあげます。過去の失敗の集まりが現在の「私」。だからネガティブになりがちなのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9533623.html

 

 セルフイメージ=「私」はブリーフシステムとも言い換えられます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 よって、過度な反省をすることは、失敗の記憶を強化することでセルフイメージ(自己評価)を不当に下げてしまうことになります。その結果、「私ってダメな○○」というイメージが強化され、そのイメージに沿った言動がブリーフをさらに強固にし、「私ってダメな○○」が現実化していきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 同じ過ちを繰り返さないためにスコトーマは外すべきです。「何がいけなかったのか?」「次はどうすればいいのか?」と自問することは大切ですが、その際は必ず「私らしくなかった」とセルフトークをしてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

 その時の「私」とは、ゴールを達成した未来の私であり、過去の失敗の集合としての私ではありません。「反省」という言葉の中にある「省みる」ものとはつねに未来。そして、その未来をうみだすものがゴールです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

・本当の指導過去に囚われず、未来をうみだすもの。今まで過去に囚われることが多かった

 

A:「今まで過去に囚われることが多かった」と反省しすぎるのも「過去への囚われ」ですよ(笑)。時間はどんどん未来から流れてきます。終わったことは一切忘れてしまいましょう。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

「私らしくなかった」というセルフトークでエフィカシーを高めつつ、すぐにゴール(未来)にフォーカスしてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

・時間が早く感じました。今日の講義の終わりに○○の未来が解けて、なんだか幸福な気持ちを持てました

 

A:時間は体感です。早く感じる時もあれば、遅く感じる時もあります。

 

 先日、なかなか開かない踏切の遮断機を切断したとして、53歳の男性が器物損壊容疑で逮捕されました。踏切が閉じたまま長時間待たされたことに腹を立てたということでしたが、きっと時間の流れを遅く感じたに違いありません。

 確かに(いくら事故処理のためとはいえ)30分は長すぎます。大きくニュースで取り上げられたのは、それだけ男性への同情が大きかったからでしょう。

 しかしながら、責任は男性にもあります。遮断機切断という行動で表出した(時間の体感や怒りを含む)マインドのコントロール不全に対する責任です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13958864.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14107083.html

 

 「The Power of Mind Ⅰ」第二章の「時間の流れ」の中で、物理学者 アルベルト・アインシュタイン博士(18791955年)の言葉を紹介しました。その「過去、現在、未来の区別は頑固に引き続いている幻想にすぎない」という言葉は、友人の死に際して残された遺族に贈られた言葉です。

 

 「彼はこの奇妙な世界を、私よりも少しだけ先に旅立ちました。でも、そのことには何の意味もありません。私たちのように物理学を信じる者にとって、過去、現在、未来の区別は幻想にすぎないのです。その幻想は頑固で根深いものではありますが

 

 じつは、時間は流れていません。それが現代物理学の結論です。

 時間は流れているのではなく幻想。そして、ある一瞬に過去・現在・未来が同時に存在しているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823843.html

 

 驚くべきごとに、同じ発想が古い仏教用語にも垣間見えます。それは認知科学者 苫米地博士が座右の銘とされている「一念三千(いちねんさんぜん)」です。中国天台宗の開祖である天台大師 智顗(ちぎ)の言葉だとされています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9188537.html

 

この「一念三千」という言葉は「世界のすべて、過去・現在・未来を含めたすべてが、私たちの一瞬の心の中に入っている」ということを表現しています。そして、これがアインシュタイン博士などの研究により明らかになった物理学の結論でもあります。

 

 時間は流れておらず、ある一瞬に過去・現在・未来のすべてが含まれています。それがわかれば、過去も現在も未来も自由自在に書き換えられるようになります。

 

 すべてマインド次第ということです。

 

Q-085につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 


Q-085181122福祉講演会(鹿児島県)- 07

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「何が印象に残りましたか?」というアンケートに対する皆さまの御意見です。

 

・~しなければならないではなく、~したいと自分から思わせることが大事

 

A:キーワードは「やらされ感」です。

 

 「やらされ感」があって行動しているときには、「仕方がない」「我慢するしかない」「~ねばならない(have to)」といったネガティブな自己対話が必ず行われています。

 そのような心の状態、すなわち「やらされ感」のことを、コーチングでは「強制的動機」と呼びます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 「強制的動機」の場合、人間の豊かな潜在能力は、その行動を避けるように発揮されます。「とんでもない言い訳」を思いついたり、「ありえない行動」をしてしまいそうになったときは、必ず立ち止まってください。そして、「自分のゴールは何か?」「自分は何がしたいのか?」を問い直してください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040752.html

 

 私は、「have to」を生みだすものとして、「不安・恐怖(FFear)」「義務感(OObligation)」「罪悪感(GGuilty)」に気を付けています。これら「FOG」に自分の心が支配されていないかを24時間モニターすることをお勧めします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523715.html

 

 

・音楽が流れていたので心地よかったです

 

A:洗脳・脱洗脳のスペシャリストである認知科学者 苫米地英人博士は、じつは、音の研究家でもあります。博士が製作する「機能音源」は、特殊な周波帯の音を脳に浴びせることで脳の特定の部位を刺激し、IQアップ、集中力アップ、記憶力向上、リラックス、快眠等を実現します。

 

 博士の80年代からの音の研究は、2004年にディスカバリーチャンネルに取り上げられました。同番組は世界中で放映され、4億人が視聴したそうです。ある音源はテロ予防として某国の空港で使用され、暴動対策として刑務所でも利用されているそうです。

 

 以下、博士のブログ(200692日)から引用します。

 私がカバーされているディスカバリーチャンネルの番組の海外での放映が開始されたようだ。着うたを作ったり、ギターを弾いたり、funky scientistとして紹介されている。ヨーロッパなどからディスカバリーチャンネルを見たということで、着うたの問い合わせがかなり来始めた。日本では11月の放映らしい。字幕をつくるタイムラグがあるようだ。英語のタイトルは、One Step Beyondという番組。サイエンス未来形という日本語タイトルの11月からの第2シーズン中で放映されるらしい。

 引用終わり

 

 そのディスカバリーチャンネルの番組で紹介されたのは「胸が大きくなる音源」(笑)。

 

「なぜ、それ~?」と不思議に思われるかもしれませんが、大々的に紹介されたのが「巨乳音源(by 博士)」だったのには深い理由があるそうです。「あの番組では本当に重要な部分は明かしていないんだぜ~」ともおっしゃっていました。興味がある方は、下記リンクからどうぞ。

 ディスカバリーチャンネル 「機能音源 胸が大きくなる着うた」

 https://www.youtube.com/watch?v=_n05ZmSZuCY

 

 

 私はいつも機能音源を流しています。御指摘の「心地よかった」音楽も博士の特別な機能音源です。じつは、講演中は他にも機能音源をかけていました。しかも4つ(笑)。いずれも最大音量でかけていましたが、スコトーマに隠れ誰も気がつかなかったはず。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 音は意識しなくても(できなくても)、人のマインド(脳と心)に働きかけます。世界中の宗教がいずれも音楽を取り入れているのは、決して偶然ではありません。詳しくは苫米地博士の著書「音楽と洗脳:美しき和音の正体」(徳間書店)をお読みください。純正律でつくられた機能音源(ハイレゾ対応あり)付きです。

 

Q-086につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

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 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

音楽と洗脳



Q-086181122福祉講演会(鹿児島県)- 08

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「わからなかったことや難しかったことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・初めて聞く単語が気になって、集中できないことがあった

・言葉の意味を教えてもらいたい

・専門用語の解説

 

A:「初めて聞く単語が気になる」ことや「意味がわからない」ことで「集中できない」のは、ゲシュタルトができていないからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 そこを乗り越えて全体をつかむことができると、一つのキーワードからどんどん世界が広がり(そして、それらがつながり)、まったく新しいアイデアがひらめくようになります。アップルの共同創業者の一人であるスティーブ・ジョブス(19552011年)は、それを「connect the dots」と表現しました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 ゲシュタルトを構築するために必要なのは知識!

 

 最初はなかなか理解できなくても、繰り返し見聞きするうちにいつの間にかゲシュタルトができ、しっかりと理解できるようになります。幼児の頃、文法や細かい意味が分からなくても自然と言葉を覚えたように。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

このブログは、皆さんのゲシュタルト構築をサポートするために存在しています。リンクをたくさん張っていますので、ぜひ繰り返し確認してください。

PMⅠ第二章(重要用語解説)目次:

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12936581.html

 

 

・なかなか○○という文字が見えなかったです

・スコトーマの問題で視点の切り替えが難しかった

 

Aひとつ上の回答で「ゲシュタルトを構築するために必要なのは知識!」と書きました。

 

知識は間違いなく大切なのですが、しかしながら、その知識がスコトーマを生む原因となる場合もあります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 知識の呪縛を断ち切りスコトーマを外し続けるために、「視点の切り替え」はとても重要です。そして、その「視点の切り替え」のためには、つねに「視点」を意識することが大切。

 

 ただし、その視点は他人の影響を受け(とくに親、教師)、過去の記憶によりつくられています。つまり、視点とはブリーフシステムであり、その正体は他人であり過去。それが“わたし”です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 よって、「視点の切り替え」とは、ブリーフシステムを変えることであり、“わたし”(人格、自我)を変えることといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 難しいはずですよね(苦笑)。

 

 

・○○の言葉が見つけがたく、集中して違う角度からしっかり見るととても強烈でした

 

A繰り返しますが、「視点の切り替え」は決して簡単ではありません。しかし、それができると、その体験は“強烈”なものとなります。

 

自我が変わるだけでなく、重要性が変化しRASのフィルタリングが変わることで、今まで見えていたものが意識にあがらなくなり、今までまったく見えていなかったものが見えるようになるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

 それは認識する目の前の世界、自分が存在する(と感じる)宇宙が変化したということ。

 

 そもそも私たちは「一人一宇宙」に生きています。同じ時空に存在しているように思えるのは幻想(共同幻想)です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823843.html

 

 

・日常生活の中で具体的にどんなことに注意していけばいいのでしょうか?

 

Aだからこそ、私たちはいつでも「生まれ変わる」ことができます。いつでも「世界を変える(change the world)」ことができます。

 

 よって、大切なのは意図(intension)。

 

 「日常生活の中での具体的な注意点」とは、「いつも問い続けること」です。例えば「私の人生とは何なのか?」「私は何のために生まれてきたのか?」「本当はどのように生きたいのか?」など。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16542626.html

 

 その問いは、奴隷マインド克服のきっかけになるだけではなく、生きるエネルギーを生みだす大切な縁起にもなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 なぜなら「生と死の間にあるもの」を見つけることになるから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html

 

 第二次世界大戦中にナチスにより強制収容所に送られた体験を「夜と霧」に記した精神科医 ヴィクトール・E・フランクル(19051997年)は、「意味への意志」を最も重要な人間の行動力だとしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

 

・ゴール設定(が難しいと感じた)

 

Aコーチングにおける“現状の外”へのゴール設定は、「意味への意志」を磨き、「生と死の間にあるもの」を見いだすきっかけになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 でも、“現状の外”はスコトーマに隠れて認識できないのですから、ゴール設定は決して簡単ではありません。

 

 現状のままでは難しいゴール設定を可能とする方法があります。

それはプロのコーチにコーチングを受けることです。コーチとの縁が「自分を構成する関係性をごっそり変えることで、新たな自分を創造すること」を可能とします。

 

 

・自分で、自分の可能性をとどめてしまっている

 

A人の無意識はいつも現状維持を求めています。それは体温や血圧が一定に保たれるのと同じように、ホメオスタシス(恒常性維持機能)で強力に維持されています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 人の心はいつもダシオシミ

 

 そんな心の呪縛を断ち切るために意図(intension)が重要なのです。その意図が「意味への意志」を生みだし、ゴールとなり、「生と死の間にあるもの」に結実していきます。

 

 その過程(人生)で、人は自身の潜在能力を発揮し、ますます幸せになり、そして夢をどんどん実現していくはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

Q-087につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

ヴィクトール・E・フランクル(Wiki.)

ヴィクトール・E・フランクル

Wikipediaより引用

 


Q-087181122福祉講演会(鹿児島県)- 09

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「わからなかったことや難しかったことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・全体的に難しかった

・とても分かりやすく、一つひとつの言葉をかみ砕いて説明してくださったので、疑問はありません

 

A:「難しい(からイヤだ)」と感じてしまうと、プッシュ・プッシュバックによりなかなか頭に入りません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882703.html

 

その一方で、「わかった」と納得してしまうと、“疑問”がスコトーマに隠れてしまい、新たな気づきを得にくくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 では、どのようにすればよいのでしょうか?

 

 

・難しい言葉もあり、楽しみながら新しいことも知れてよかったです。「難しい言葉」がどういうふうに関連していくかも知りたい

・聞いたことをもう一度整理してみようと思います

 

A答えは「楽しむこと」「ワクワクすること」です。

 

 ワクワクしながら楽しんでいるときは、心身ともリラックスしていて、脳では前頭前野がしっかり働き、抽象度を上げやすくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 「『難しい言葉』がどういうふうに関連していくかも知りたい」や「聞いたことをもう一度整理してみようと思います」という言葉はまさに「want to(~したい)」で、建設的な心の状態が表現されています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 「want to」のときは、IQが上がり、創造力を発揮することができます。知識同士がつながりできあがった新たなゲシュタルトにより、理解が深まり、“ひらめき”が生まれます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 反対に、「have to(~ねばならない)」のときは、心身とも緊張し、大脳辺縁系優位になり、抽象度が下がりやすくなります。ファイト・オア・フライトの状態です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 そんな状態はたまらなく辛いはずです。元気が奪われ、思考はまとまらず、豊かな潜在能力を発揮することができないのだから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7555985.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7556082.html

 

 「いつもwant toでいること」はQOLQuality of Life)を高めるためのとても大切な要因です。医療・介護現場では患者さんのQOLを重要視しますが、患者さん(&家族)のQOLを高めるためには、働く者自身のQOLが高いことが必要条件です。

 

 (繰り返しますが)その鍵は「いつもwant toでいること」です。

 

 

・今までの人生の中で「have to」になることが多かった

 

Aとは言うものの、仕事はもちろん、家庭のことなどでも「~しなければならない/~してはならない」はたくさんありますよね。

 

 でも、「今までの人生の中で『have to』になることが多かった」と落ち込む必要はありません。なぜなら、時間は未来から過去に流れているから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 時間の源流である未来をうみだすためにゴールを設定してください。ゴールのポイントは3つ。「心から望むもの(100%want to)であること」「自分中心を捨て去ること」「現状の外側に設定すること」。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ゴール設定の時には注意点があります。

 

 

・(疑問や難しかったことについて)まだその域に達していません

 

Aゴール設定時の注意点とは、「私はゴールを達成できる」と確信することです。根拠はいりません。ただゴールが生みだす未来の自分の姿(イメージ)を受け入れるのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 ところが、「自分を信じること」「成功を確信すること」は簡単ではありません。“現状の外”に正しくゴールを設定すると、必ずドリームキラーがあらわれるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 しかしながら、最大のバリアは自分の内にあります。最強のドリームキラーは、じつは、自分自身なのです。

 

 私たちの脳は失敗の記憶を刻むようにできています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

失敗の記憶の積み重ねが「自分」をつくりあげ、さらにホメオスタシスがその「(失敗の積み重ねである)自分」を強力に保とうとします。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 だから、ついネガティブな発言をしてしまうのです。「私が自由に生きれるはずがない」「このまましがみついていくしかない」「潰されるよりはじっと我慢しているほうがいい」といったように。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16542626.html

 

 

・自分の可能性に気づくことは大切なことであると思いますが、実際どのようにして気づくことができるのか疑問に思いました(気づこうとしていることが、気づかない原因になっているのですか?)

 

Aでも大丈夫!私たちは必ず「自分の可能性に気づくこと」ができます。

 

その方法とは

 

 私の答えは、冒頭で問いかけている「そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、『よりよく生きるために心がけるべきこと』」と同じです。

 

 このシリーズの最後にまとめますので、ぜひ「ワクワク」を楽しみながら、読み進めてください。

 

Q-088につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 


Q-088181122福祉講演会(鹿児島県)- 10

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「わからなかったことや難しかったことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・世界観や考え方など視野が広がりました

 

A:まずは「人が認識する世界は、各自の過去の記憶でつくられている」という事実を受け入れてください。一人一宇宙です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 

 私たちは5つの感覚(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)+言語という6つの情報入力経路から入力された情報をもとに世界を認識しています。その膨大な情報を取捨選択するものがRAS(ラス、網様体賦活系)です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

 入力された情報のほとんどはスコトーマに隠れ、ほんの一部がRASを通り抜けます(ある研究では意識に上がるのは10万分の1とされています)。私たちが認識している目の前の世界は、その「ほんの一部」の情報でできあがっています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

RASのフィルタリングを決定するものは重要性。その重要性はブリーフシステムがうみだしています。つまり、私たちは自分が見たいものを見て、自分が聞きたいものを聞いているのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

ブリーフシステムは「強い情動を伴った体験の記憶」と「抽象化された情報の記憶」でつくられています。その記憶とは他人(親や教師など)の影響を受けた過去の出来事。よって、目の前の世界を決めているブリーフシステムとは、他人であり過去ということができます。「自分が見たいものを見て、自分が聞きたいものを聞いている」というときの自分とは、本当の“自分”ではありません。厳しくいうと、人生に自由はないといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10543825.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10543909.html

 

「そもそも自分という存在はない」というのが釈迦の哲学です。認知科学者 苫米地博士に学び、そのことを理解したとき、私は自由を体感しました。より大きなゲシュタルトができたのだと思います。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 じつは、関連することが有名なお経である般若心経の中に記されています。「無眼耳鼻舌身意(むげんにびぜつしんい)」という部分です。仏教では「眼耳鼻舌身意」のことを六根(ろっこん)と呼びます(「意」は「意識の根幹」とされています)。

 人間の「認識の根幹」である六根が「ない(無)」と般若心経に書かれているわけですが、若いころの私はこの部分でずいぶん悩みました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7199964.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7384947.html

 

 その悩みが解決したのも苫米地博士との御縁でした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

博士の著書「一生幸福になる 超訳 般若心経」(学研)では、般若心経の問題点が明らかにされ(ケースサイド)、添削が行われています(プランサイド)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 

「般若心経は間違っている」なんて全く思いもしなかった私は、あなたと同じように「世界観や考え方など視野が広がる」体験をしました。いや、まだまだインパクトが足りないですね。それは文字どおり「世界がひっくり返った」感じでした。

そして、「観測者(認識主体)の知識、知能が上がれば上がるほど観測(認識)される宇宙は『たいしたことがある』ものになるという可能性」にとても感動しました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268332.html

 

ちなみに、博士は「眼耳鼻舌身意(げんにびぜつしんい)」を「眼耳鼻舌身意(くうげんにびぜつしんい)」と添削されています。大げさに感じる方もいらっしゃると思いますが、私は「無」を「空(くう)」に書き換えたことで自由を得ました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

そして、その自由を広げるためにコーチになろうと決めました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 夢をかなえる方程式「I×V=R」のとおり、その思いはリアルになり、さらに大きく広がっています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8180980.html

 

 

・時間(物理学的)について知りたいです

 

A「無」を「空」に書き換えたことは、私の中で時間観の変化をも引き起こしました。

 

 その説明の前に「有」と「無」と「空」の関係を整理しましょう。

「有」は文字どおり「あること」「存在すること」です。仏教では「有(あること)」を「色(しき)」と表現します。般若心経でおそらく最も知られている一節「色即是空 空即是色 (しきそくぜくう くうそくぜしき)」の「色」は「有(あること、存在)」と同じ意味です。

 

 「無」とは、もちろん「ないこと」「存在しないこと」。

 

 そして、「空」とは「有(色)」と「無」を包摂するもの、すなわち共有する一つ上の抽象度の概念です(LUBLeast Upper Bound、最小上界)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 例えば「犬」も「猫」も「動物」であることと同じように、「有(色)」も「無」も「空」なのです。「空」とは「あるともいえるし、ないともいえる」一方で、「あるとはいえないし、ないともいえない」ものです。

 

混乱してしまった方や「『存在すること』と『存在しないこと』は違う」と感じる方はこのように考えてください。

目の前にパソコンがある(有)とわかるのは、見ながら(視覚)触っている(触覚)からです。目を閉じて触れるのをやめれば自分のイメージからパソコンは消える(無)はず。それが「あるともいえるし、ないともいえる」という語感です。

パソコンと違って空想上の存在、例えばアイアンマンは、決してあるとはいえません。しかし、アイアンマンを夢見て科学者や工学者を志した人がいたとしたら、その人の人生に影響を与えるほど大きな存在としてアイアンマンは存在している(有)といえ、決して存在していない(無)とはいえません。それが「あるとはいえないし、ないともいえない」のイメージです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 では、「空」とは「有(色)」と「無」を包摂するものと理解した上で時間を考えると、どのようにいえるでしょうか?

 

 コーチングでは「時間は未来から過去に流れる」という前提で、その未来をゴールとして創造します。それは時間がある(有)という前提での操作です。相対論以前の物理学の考え方であり、(アイアンマンつながりで言うと)「アベンジャーズ エンドゲーム」でも描かれていた西洋哲学をベースとする思考です(映画では過去→未来でしたが)。

 

 しかし、相対論以降の物理学では違います。Q-084でも触れましたが、アルベルト・アインシュタイン博士(18791955年)は「過去、現在、未来の区別は頑固に引き続いている幻想にすぎない」という言葉を残しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16660374.html

 

 じつは、時間は流れていません。それが現代物理学の結論です。時間は流れているのではなく幻想。そして、ある一瞬に過去・現在・未来が同時に存在しているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823843.html

 

 驚くべきごとに、同じ発想が古い仏教用語にも垣間見えます。それは苫米地博士が座右の銘とされている「一念三千(いちねんさんぜん)」です。中国天台宗の開祖である天台大師 智顗(ちぎ)の言葉だとされています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9188537.html

 

 実際、これまで「過去から未来に流れる」という時間観で生きていた方々は、コーチングを受けた後は「未来から過去に流れる」という時間観で生きるようになります。本人の中ではそれまでと180°ひっくり返ったというのに、傍から見ると全く変わりません。

結局、時間の流れは本人の認識でありどちらでもいいのです。それは「時間は流れていない」ということを示しています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 時間は流れておらず、ある一瞬に過去・現在・未来のすべてが含まれています。それがわかれば、過去も現在も未来も自由自在に書き換えられるようになります。

 

 すべてマインド次第ということです。

 

Q-089につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

超訳般若心経



Q-089181122福祉講演会(鹿児島県)- 11

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「もっと知りたいことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・その場所を集中して見るわけではなく、全体的に柔らかく見ることで色々なものに見えてくること(人間関係も一緒だと思った)

 

A:「その場所を集中して見るわけではなく」という心構えは、「部分にとらわれずに、全体としてとらえる」ということであり、より大きなゲシュタルトの構築を可能とする大切な意識状態です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 「全体的に見る」ことを「柔らかく」と表現できることは、釈迦の教えにも通じるすばらしいセンスだと思いました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 ところで、「全体的に柔らかく見ることで色々なものに見えてくる」という情報処理の特性を人間関係にも拡張できる能力は、これからの医療・福祉従事者に欠かせない大切なスキルといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 私が相談を受ける悩みの大半が、「仕事」「健康」「お金」「人間関係」に起因するものです。それらすべてが絡み合ってあらわれているのが、医療や介護の現場だといえます(働く人にとっても)。とくに命に関わる場面では、多くの人が容易にファイト・オア・フライトの状態に陥ってしまいます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

 皆さんの職場はそんな“苦の表出場”です。だからこそ「全体的に柔らかく見ること」が大切なスキルになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166400.html

 

 

・自分の感情のコントロール

 

A:「感情のコントロールができない」「もっとうまく感情をコントロールしたい」といった相談もよく受けます私がまずお話しするのは、「感情をコントロールしようと思う必要はない」ということ。

 

 多くの方は「感情をだすことはいけないこと。恥ずべきこと」という風に思い込んでいます。その思い込みの根元には、何らかの痛い(イヤな)思い出があるはず。強い情動を伴った体験の記憶が「大人は感情をコントロールしなければならない」というブリーフを生みだしているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 もちろん「感情をむき出しにしていい」「感情の赴くまま生きていい」と言いたいのではありません。感情のコントロールができない未熟な大人ばかりでは社会が成り立ちません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691753.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10692725.html

 

 それでもあえて「感情をコントロールしようと思う必要はない」とするのは、「感情をコントロール(制御)しなければならない」という思いの裏に「我慢しなければならない」「耐えなければならない」という一方的なhave toの押し付けが忍び込んでいるからです。

それは大変危険なことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 have to(~ねばならない)は意欲や創造性を奪い取ってしまうだけでなく、エフィカシーを下げる要因にもなります。人生にひとつもhave toがあってはなりません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

・ゴール設定の導き方

 

 ではどうすれば「感情をコントロールしよう」と思っているわけではないのに、結果として(感情を)コントロールできるようになるのでしょうか?

 

 答えは「ゴール設定」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 「感情をコントロールできるからゴール設定が(さらに)うまくできる」も真ですが、「ゴール設定がうまくできるから感情がコントロールできる」がはじまりです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8583393.html

 

50年近く前からコーチングという業界そのものをつくりあげたルー・タイス氏は、「Goals come first. Reality is second」と語っていました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/16799778.html

 

ゴールがすべてのはじまり

では、そのゴールを生みだす力はどこからくるのでしょうか?

 

 

・自分が知らないことをもっといろいろ知りたいと思いました

・未来に心を向けられる心の持ち方やコーチング、心理的なことをもっと知りたいと思います

 

 ゴールを生みだす力の源泉は意図(intention)、あるいは意志(free will)であると私は思っています。具体的に表現すると「“現状の外”を開拓しゴールを生みだし続けるというゴール設定」。

ゴールはエネルギーや創造力の源です。そして健康を実現する“気”となります(元気)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

誰かのゴール設定をサポートするにしろ(パーソナルコーチング)、自身をさらなるゴールへと導くにせよ(セルフコーチング)、大量の知識とスキルを習得し続ける必要があります。

 

それを可能とする「知りたい」を保ち続けることができるのは、やはりゴールがあるから。ゴールが未来から過去への時間の流れを生み、かつての夢を現実に変えていきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

・ゆっくりと話してください

 

A:気をつけます(笑)。

 

Q-090につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 感情のコントロールとゴール設定(コーチング)との関係がわかりづらいかもしれないので補足します。

 

苫米地式では「ゴールは“現状の外”」という厳しい条件を重視します。“現状の外”へのゴール設定を志向し続けると、自然に抽象度が上がります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

抽象度が上がることは教育の目的である「人間形成」を実現し、心理学者 アブラハム・マズロー(19081970年)が提唱した「自己実現」「自己超越」を可能とします。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

抽象度と感情(怒り)との関係については、「The Power of MindⅠ」第六章(PM-06-11)「仮説06) 二つの『怒り』とその間にある論理的思考」内に具体的にまとめています。ぜひお読みください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14107083.html

 


Q-090181122福祉講演会(鹿児島県)- 12

 

 20181122日に、鹿児島県の福祉施設にて、コーチングをテーマとした講演を行いました。講演後にいただいたコメントに回答いたします。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15981131.html

 

そもそも不完全な宇宙に生きている、必ずスコトーマを持った私たちが、「よりよく生きるために心がけるべきこと」とはなんでしょうか?

私の答えはこのシリーズの最後で)

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

「もっと知りたいことは?」という質問に対する皆さまの御意見です。

 

・落ち込んだときの立ち直り方

 

A:人が落ち込むのは「不幸に直面したとき」です。

よって、解決方法として「不幸という考え方(捉え方)を変える」と「直面しない」という2つのアプローチが考えられます。

 

 「不幸という考え方(捉え方)を変える」ためのコツは“より大きな枠組み”で捉えなおすことです。その“枠組み”とはゲシュタルト。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 そのことをアップルの創業者 スティーブ・ジョブス(19552011年)は「connect the dots」と表現しました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 発明王として有名なトーマス・アルバ・エジソン(18471931年)は、「天才は1%のひらめきと99%の汗からなる(Genius is 1 percent inspiration, 99 percent perspiration)」と発言したとされています。その“ひらめき”はより大きなゲシュタルトをつくることで生まれやすくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

 つまり、落ち込むような何かが起こった時に「おかげで気づきを得られる」「この経験でゴールにますます近づける」とセルフトークしながら“より大きな枠組み”で捉えなおし、不幸をゴール実現のきっかけ(縁起)に変えてしまうのです。心の中で。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 そのスタートは「止められても成し遂げたいゴール」を見つけること。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

その上で「ゴール実現のために今を生きている」という感覚や「必ずゴールを達成できる」という確信(=エフィカシー)を磨き上げていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 

 次に「直面しない」というアプローチを説明します。

 

 先程「ゴール実現のために今を生きている」「必ずゴールを達成できる」という言葉を使いました。未来から過去に流れるという時間の流れを意識して言い直すと「ゴールがどんどん近づいてくる」という感じになります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

すでにある未来(成功)が自分に向かってきて、“失敗”はどんどん遠ざかっていくイメージです。それが「直面しない」ということ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13397552.html

 

 よく「過去の失敗を引きずる」という表現を見聞きしますが、正確には「過去の失敗を再体験する」です。私たちの目の前の世界(宇宙)は過去の記憶でつくられ、ホメオスタシスで維持される、重要な情報の集まりです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11823351.html

 

 コーチングプリンシプルのひとつに「夢をかなえる方程式 I×V=R」というものがありますが、過去の失敗のイメージ(I)を鮮明に思い出している(V)ときは、その“失敗”を再体験しています。現実(R)として直面しているのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 余談ですが、中途半端にコーチングを実践することは危険です。「I×V=R」が「現状打破を阻む方程式」となるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14400982.html

 

 よって、本物のコーチにしっかりとコーチングを受けることを強くお勧めします。本物のコーチは下記のリストから見つけてください。

 苫米地式コーチング公式サイト 認定コーチ検索:

 http://tomabechicoaching.jp/search

 

 

・身近な言葉に深い意味があること

 

 いくつかエジソンの言葉を紹介します。「不幸に直面したとき」「失敗した(と感じた)とき」のセルフトークの参考にしてください。

 

 

 不満こそが、進歩するための鍵である

 

 

 ほとんどの人の弱点は、ほんの12回の失敗でやめてしまうことなんだ。私は自分が求めるものを手に入れるまで、決してあきらめるようなことはしない

 

 

 失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。学習したのだと言いなさい

 

 

 「失敗?」それはうまくいかないということを確認した成功だよ

 

 

 私は失敗したことがない。ただ1万とおりのうまくいかない方法を見つけただけだ

 

 

 私たちの最大の弱点はあきらめることにある。成功するのに最も確実な方法は、つねにもう一回だけ試してみること

 

 

 失敗すればするほど、私たちは成功に近づいている

 

 

 人生における失敗者の多くは、あきらめたときにどれだけ成功に近づいていたかに気づかなかった人たちである

 

 

 成功しない人がいるとしたら、それは考えることと努力すること、この2つをやらないからではないだろうか?

 

 

 完全に満足しきった人がいたら、それは落伍者だ

 

 

 最後にもう一つ。

 

冒頭にて「天才は1%のひらめきと99%の汗からなる(Genius is 1 percent inspiration, 99 percent perspiration)」という言葉を御紹介しました。有名な言葉ですので御記憶の方も多いと思います。

 

ところが、エジソンは後日このように発言しています。

 

 

私は1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄になると言ったのだ。なのに世間は勝手に美談に仕立て上げ、私を努力の人と美化し、努力の重要性だけを成功の秘訣と勘違いさせている

 

 

どうやらエジソンはゲシュタルト能力こそが重要で、努力は結果であると言いたかったようです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

Q-091につづく)

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_342433.html

 

 

トーマス・エジソン(Wiki.)

トーマス・アルバ・エジソン

Thomas Alva Edison
Wikipediaより引用

 

 


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