苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ) ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:Q:質問等回答編 > マインド(脳と心)

Q-063:「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」とはどういうことなのでしょうか?

 

 シリーズ編「S-01-07:“議論”の先にあるもの」に関連して、御質問をいただきました。ありがとうございます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12168045.html

 

 

Q:ブログ内の「ゲシュタルト」の説明中には「ゲシュタルトとは、形態を意味するドイツ語で、『全体性を持ったまとまりのある構造』を指す」とあり、スティーブ・ジョブスを話題にしたものには「全体と部分の双方向の関係がゲシュタルトである」とあります。

 そのゲシュタルトができると「理解が深まる」というのがよくわかりません。ぜひ教えてください。

 

A:ゲシュタルト(Gestalt)とは、形態を意味するドイツ語で、「全体性を持ったまとまりのある構造」のことを指します。全体と部分の双方向性で成り立ち、一つの統合的意味を持つまとまりです。部分を積み重ねたから全体がわかるのではなく、全体がわかったから部分の意味が決まることともいえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

ゲシュタルトは同時に一つしか維持することができません。

なにか一つのゲシュタルトで認識すると、他のゲシュタルトが消えます。それは「スコトーマに隠れる」と表現することもできます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

例えば、「ルビンの壺」でいうと、「壺」という認識、そして「向き合った人の顔」という認識がそれぞれゲシュタルトです。ぜひ検索して画像を確認していただきたいのですが、不思議なことに「壺」として見ると「顔」が消え、「顔」と見た途端に「壺」が消えます。

 

ところが、「壺にも顔にも見えるトリックアート」というゲシュタルトで認識することができれば、意識的に壺にも顔にも見ることができるようになります。一つ上の抽象度で「壺も顔も包摂するより大きなゲシュタルト」をつくったのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

それが「理解が深まる」ということです。

 

スティーブ・ジョブスが語った「connect the dots(点をつなぐ)」は、ひと回り大きなゲシュタルトで物事をとらえることの重要性を語った言葉です。点と点をつないだ“より大きな視点”を持つことができると、一見バラバラに見える事柄を見て、その中に共通の法則を見いだすことができるようになります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

その法則を見つけた瞬間が「ひらめき(inspiration)」であり、理解がさらに深まった瞬間です。「あっ、わかった!」という喜びとともに、とてもクリアでスッキリした体感を得ると思います。

 

それは「対象の本質をとらえること」と表現することもできます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8749123.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8900535.html

 

 

 「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」という感覚を御理解いただくために、具体例を取り上げます。私のほろ苦い経験です。

 

 過去のブログ記事やこれから配信する「The Power of MindⅠ」第六章で取り上げますが、私が2018年春まで勤めていた病院では、たった1年の間に、常勤医師6名中4名が退職しました。シンプルにいえば、コミュニケーション不全がその原因です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11594310.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13216030.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124527.html

 

以前より火種はくすぶっていましたが、病院の将来に大きく関わる重要事項に関してまたしても蚊帳の外にされたことをきっかけに、ついに医師たちの怒りが爆発しました。

 

当時院長だった私は、地域医療を守るためになんとか医局と経営陣との関係を修復したいと願いながら行動していました。しかし、まともな議論は実現せず、私自身も「どうせ先生はその頃はいないから」と言われてしまいました。経営陣の一人に。

 

その時、私は、発言の意図をまったく理解することができず困惑しました。ゲシュタルトができていなかったからです。

 

今春、突然、病院の顧問弁護士から一方的な通知を受けました。その時初めて「どうせ先生はその頃はいないから」という言葉の意味を理解しました。

 

「反対意見は許さない」「文句がある奴は排除する」という信念(ブリーフシステム)のもと、1年以上も前から私の解任劇が秘かに計画されていたのです。経営陣によって。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

それまでは「20186月末で院長職を辞職する」ということで双方合意していましたが、7月以降も医師としては残留するつもりでした。理事長から何度も引き留められ、経営陣ともその方向で話し合いをしていたからです。

地域の患者さんのために双方歩み寄ったと思い込んでいた私は、退職に係る手続き等が一切行われていなかったこともあり、(2018年)4月以降働けなくなるとはまったく想定していませんでした。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

「平気で嘘をつくようなひどい人たちではない」「職員や地域の患者さんを裏切るはずがない」という強い思い込みがスコトーマを生み、「どうせ先生はその頃はいないから」という言葉に滲み出ていた経営陣の本音を読み取れなかったのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

(病院の弁護士からの)通知を受け取った瞬間、「反対意見は許さない」「文句がある奴は排除する」「どうせ先生はその頃はいないから」というそれまでの言動(記憶、知識)がつながり(connect the dots)、一つ上の階層で大きなゲシュタルトとなりました。

そして、「だまし討ち」という状況を理解しました。深い悲しみとともに。

 

 

私たちが最初に手にするのは、断片的な一つひとつの知識です。

 

その断片的な知識が蓄積されていくと、そのうちに知識同士がひとまとまりになってつながり、一つの認識になります。これを「知識のゲシュタルト」といいます。

 

 そして、この知識のゲシュタルトの量に比例して、人は様々な問題を多角的に深く考慮することができるようになります。問題(ケース)を発見する洞察力や問題を解決する適応力(プラン)は、知識のゲシュタルトをいかにたくさん持っているかにかかっています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 

問題の発見やその解決が可能となるのは「抽象度が上がる」からです。

それは人として向上すること(人間形成)と同義であり、教育が目的としていることです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

その先に自由の獲得があります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

そして、獲得した自由意志でうみだすゴールが、さらなる生きる力(エネルギー)と創造性の源泉となります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

 

 「ゲシュタルトができあがると理解が深まる」ということについて、そしてその重要な意味と機能について、御理解いただけたでしょうか。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721479.html

 

 


Q-078:お変わりありませんか?こちらは変わりなく過ごしております

 

 先日、ある方からお便りをいただきました。

その方はセクハラやパワハラに長年苦しみ、ときどき私も相談に乗っていました。そして昨年、ついに環境を変えること(=コンフォートゾーンを変えること)を決断し、まったく新しい生活を始めたのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

新しいゴールに向かい始めてから連絡は途絶えていました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 「無沙汰は無事の便り」といいます。きっと元気にしているのだろうと思っていたところに、久しぶりの便りが届きました。そこには新たな相談事が記されていました。何回かやりとりをしながらコーチとして感じたことをまとめます。

(御本人の同意をいただいて公開していますが、プライバシー保護のため一部変更を加えてあります)

 

 

 新しい土地、新しい仕事に慣れた頃、前の職場の同僚からメールが届いたそうです。そこには「お変わりありませんか? こちらは変わりなく過ごしております」と書かれていました。

 

 相談者はそのメールに心地悪さを感じました。「なにかモヤモヤしているが、それが何か(なぜか)わからない」というのが私への相談の主旨でした。

 

 皆さんは似たような経験はありませんか?

 

 

 モヤモヤの正体は、「かつてのコンフォートゾーンへ引き戻されることへの警告」や「束縛されていた過去に対する嫌悪感」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12794797.html

 

コンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)とは、セルフイメージによって決められる(その人にとって)心地がよい空間のことです。物理空間だけではなく、情報空間にもひろがっています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

ポイントは、「過去の記憶でつくられている」ということ、そして「本人にとって本当に“心地がよい”ものとは限らない」ということ。例えば、ダイエット後のリバウンドは、本人の意志に反して、無意識下で設定されているCZに強力に引き戻される代表例です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15548671.html

 

 この相談者にとってセクハラやパワハラに苦しんだ過去というのは、とてもイヤな思い出である一方で、長年“親しんだ”コンフォートゾーン(CZ)でもありました。このケースのように、過去の記憶でつくられたCZは、「現状維持の壁」となって私たちの前に立ちはだかります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html

 

 コーチングを実践する相談者は、過去に引き戻すネガティブフィードバックに自ら気がついたようでした(Yes, you are good!)。

 

 

 モヤモヤの原因は他にもありました。メール中の「こちらは変わりなく過ごしております」という一文がとても気になっていたようでした。「何かバカにされている気がする」というのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

医療・介護現場で「変わりなく過ごしている」といった表現を使うとき、それはいい意味で使われます。“いのちの現場”で問題となる(重要度が高い)変化は四苦(とくに老病死)だからです。変わらないこと、すなわち「老いないこと」「病まないこと」「死なないこと」はとても望ましいことといえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045953.html

 

コーチングの重要なポイントはゴール設定ですが、健康(というカテゴリー)のゴールでも同じことがいえます。健康はシンプルに表現すればバランスであり、状況にふさわしい(いい)状態を維持することが理想です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859675.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859828.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859896.html

 

一方、職業(というカテゴリー)のゴールでは、「いい状態の維持」は「現状の中」を意味することであり、避けなければならないことです。「いい状態を維持」することは過去に囚われることであり、潜在能力を封印し、新たな付加価値を創造するチャンスを奪います。

 

(毎回しつこいほど繰り返していますが)あくまでもゴールは“現状の外”!

 

 コーチングを実践する相談者は、「こちらは変わりなく過ごしております」という言葉に危険な「思考停止」を感じたようでした(Yes, you are very good!)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14120540.html

 

 

 相談者のコメントには解決するべき課題もありました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12658417.html

 

 「何かバカにされている気がする」と感じたのは、「こちらは変わりなく過ごしております」という言葉から「あなたがいなくても全然困っていない」「そもそもあなたは大した人間ではない」というメッセージを読み取ったからでしょう。

 

 発言者の認識パターンを知っているがゆえに、そのように受け取ってしまったことは理解できます。脳が後天的に獲得した「認識パターン」に基づいて、その人特有の「思考や選択」「行動の傾向」が決まります。その認識のパターンがブリーフシステムです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

しかし、「何かバカにされている気がする」という相談者の感想については、「あなたらしくない!」と思いました。エフィカシーが不当に下げられてしまっているから(It’s not like you!)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 セルフイメージのコントロールはとても重要です。そのイメージには、セルフトークや実際の言動が双方向的に影響します。もちろん人の集まりである集団(組織、会社、地域、国家)においても。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14401202.html

 

 

今回のケースのように、日常で見聞きする何気ない言動にも気づきのヒントはたくさん隠されています。

 

気になることがありましたら、ぜひ御相談ください。一緒にその意味を考え、スコトーマをはずしあううちに、点がつながり、新たなひらめきを得るかもしれません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628437.html

 

御連絡をお待ちしております。

連絡先(メール):coachfor.m2@gmail.com

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

今回の相談者がかつて勤めていた会社では、セクハラやパワハラが常態化していました。そのようなブラックな環境に居続けながら「お変わりありませんか? こちらは変わりなく過ごしております」と書くことができるのは、組織への高い帰属意識と忠誠心があるからです。

 

以下、認知科学者 苫米地英人博士の「ビジネス成功脳 スピード構築」(日本文芸社)より引用します。

 

これらは、組織への帰属意識と忠誠心を高め、社員をこき使おうとする会社側の洗脳行為です。洗脳状態で会社にとって都合のいいゴールを達成して感じる幸せは、まさに「奴隷の幸せ」なのです。

 

 「自分は奴隷かもしれない?」と不安に思う方は、今すぐゴールを設定してください。もちろん“現状の外”に。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15395389.html

 


ビジネス成功脳 スピード構築



Q-103:あがり症は克服できますか?

 

 御質問をいただきました。

 

Q:苫米地博士の書籍を読みコーチングに興味があります。

質問なのですが、あがり症はコーチングによって克服されるのでしょうか?

〇〇が好きで、将来○○を教えるという目標を立て、毎日朝夕に楽しくイキイキと○○を教えている自分を想い描いていたのですが、それにドキドキしてしまい、ドキドキに疲れはて止めてしまいました。
 子どものPTAなどで発言しなければならない機会も増え、なんとかならないものか、悩んでいます。

 

A:早速ですが、もちろん「あがり症」は(セルフ)コーチングでも克服できます。必ず。

 

「○○を教えている自分」を思い描いてドキドキしてしまうというのは、それだけ今とは違う(現状の外の)イメージに強い臨場感を感じているということです。それはとてもすばらしいことですよ。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

恋愛などで経験されていると思いますが、通常はだんだん慣れてきて(当たり前になってしまって)、むしろドキドキを感じたくても感じられなくなってしまいます。いかがですかw

 

それは「かつてはドキドキしたもの」がコンフォートゾーンになったということ。おかげでリラックスすることができるのですが、その一方でときめきを失います。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

今はそのドキドキ(ときめき)を思いっきり楽しまれたらよいのではないでしょうか。

 

 

もしもすぐに克服したいのなら、ドキドキしてきたら「私らしくない」と自分に語りかけてください。リラックスをキープできたら「私らしい」です。

 

自分への語りかけをセルフトークと呼びます。そのセルフトークには4つの段階があります。

 

 第1段階は「無理だ」「できるわけがない」という“あきらめ”。

 第2段階は目的論的なものが生まれてくる、いわば“希望”が芽生える段階。

 第3段階は“誓い”。

「私はいつも~している」というセルフイメージができあがると、目標に向かって問題解決をしている自分のイメージを探し始めます。

 第4段階ではゴールを“実現”した新しい自分のイメージで自然なセルフトークができます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

4段階になるとコンフォートゾーンがゴール側に移行し、ゴール実現に向けてRASがオープンになります。すると、スコトーマが外れることで、今まで見えなかったものがどんどん見えるようになります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

ぜひ「心から楽しみながら○○を教えているイメージ」を五感で味わいながら、その未来の私の視点でセルフトークを行ってください。それは「臨場感を高めて夢を実現するワーク」にもなります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17573387.html

 

 

ところで、御質問中の「PTAなどで発言しなければならない...」にはhave toが入り込んでいます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

PTAなどで発言する前に、御自身のゴールを再チェックされてみてください。「未来ですでにゴールを達成している私にとって大切な縁起として△△(PTAでの発言などの機会)がある」と思えるとwant toでいられます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

「不言実行」「有言実行」をテーマに、関連することを下記ブログ記事で考察しています。ぜひ参考にされてください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14973460.html

 

御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7701939.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859111.html

 

 

Q-116:薬に頼ることに、じつは、抵抗があります

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

抜粋した下記部分について、回答させていただきます。

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、質問には変更を加えてあります)

 

Q私の場合はあまりにwant toなのかいくつもの趣味もありますが、どれも手をつけても落ち着かないほどまだ○○による認知不協和は続いています。正直私自身、薬を飲むことにすごい抵抗があったのですが、飲むことにより効果を感じ少し過度な認知不協和ではなくなったと感じてます。

認知不協和による○○だとわかっていますのでマインドブロックかもしれないのですが、薬に頼ることには実は抵抗がありました。薬を飲んでリラックス出来れば安心だと思ってしまっていいのでしょうか?

 

A認知的不協和はエネルギー源であり、創造性の源です。不協和ゆえに落ち着かない感じはあるでしょうが、決して悪いものではないことは御理解ください(もちろん理解されていることは承知しています)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 「過度な認知不協和ではなくなった」のが職業のゴールの話であれば、そろそろ“現状の外”にゴールを再設定し、新たなコンフォートゾーンへ移行するときです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 「過度な認知不協和ではなくなった」のが健康のゴールについてであれば、それは「私らしい」ことと安心して、さらにリラックスしていけばよいのではないかと思います。

 Q-069で触れたように、私自身はバランスホイールを常に意識しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14524490.html

 

 ところで、私はコーチ/ヒーラーとして内部表現の書き換えを行いますが、医師として薬も積極的に活用しています。物理空間への写像である身体に対して、薬は強く作用するからです(もちろん、物理も情報です)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14248940.html

 

ゴールを達成するための大切な縁起として、そして「元気な私」にいち早く戻るためのきっかけとして、薬をうまく活用してください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 

「薬を飲んでリラックス出来れば安心だと思ってしまっていいのでしょうか?」との御質問ですが、私は全然OKだと思っています。内服治療により症状がとれてしっかりリラックスできてこそ、「情報空間をしっかり観てちゃんと動かす」ことができます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

「薬を飲んだらよくなるから大丈夫(安心)」と無意識が納得すると、それだけでも症状がなくなったりします。それをプラセボ効果(placebo effect)といいますが、それは「薬を飲む行為(あるいはイメージ)がトリガーとなり、症状がなくなりリラックスした状態をアンカーとして引き出すことができる状態」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516364.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19678141.html

 

 ただし、ここで勘違いしてはならない重要なポイントがあります。「症状がなくなること」はあくまでゴールとして新たな未来を創りだすため(“現状の外”に飛びだすため)の要因であって、「症状がなくなること」自体が目的ではないということです。調子がよくなったことで満足してしまえば(止まってしまえば)、ゴール達成のためのパワーとクリエイティビティを失い、逆に悪循環を生みだしてしまうでしょう。個人であれ、組織であれ、それは現状の肯定であり、破滅のはじまりです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13837769.html

 

 繰り返しますが、大切なのは「“現状の外”にあるゴール(未来)」、そして「ゴールに向かって生きること」そのものです。心身ともにリラックスし、深い変性意識で潜在能力を開放するために、(必要に応じて)薬を活用すると考えてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20078569.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 薬は諸刃の剣です。うまく使いこなすためには、やはり、ゴールが必要!

 またしても芸能人が薬物がらみで逮捕されました。私は、コーチとして、「ダメ。ゼッタイ。」でコントロールされる社会ではなく、ゴールにより自らコントロールする未来の実現を目指しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_352303.html

 

 

-追記2

 薬によるヒーリングの後は、必ずコーチングに進んでください。コーチングが上達するほど、薬を用いないヒーリングがうまくなります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14400982.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14524490.html

 

 

-追記3

 「情報が書き換わると現実が変わる」をテーマに書いているシリーズ(フリーテーマ)で、薬物依存やゲーム依存対策にも応用できる「フレームの組み換え」について取り上げています(F-114)↓

 F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_386190.html

 

 

Q-119:「ありのまま」とは?

 

Q-117(「コーチングは変わるためにあるものではない」の真意とは?)にて、「ありのまま」について考察しました。関連していただいた御質問への回答です。まずはQ-117を御確認下さい ↓

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20576958.html

 

 

Q:ありのままとは「リラックス(現状の内側)」、「認知不協和時(現状の外側)」のどちらをさしているのでしょうか?

 

A:前回(Q-117)書いたとおり、基本的には、私は「ありのまま」をABの「→」と考えます。よって、「A」≒「リラックス(現状の内側)」でも、「B」≒「認知的不協和時(現状の外側)」でもないと思います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 ここで誤解しないでいただきたいのですが、ABがいけないという意味ではありません。その時の状況により、「ありのまま」はAともいえるし、Bともいえます。

 そして、その状況を決めるのがゴール(あるいはサブゴールやエンドステート)です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14973460.html

 

私が重要だと思っているのは、「Aのまま、あるいはBのままでとどまらない」ということであり、より高い抽象度次元を志向するベクトルです。それを「→」としています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 例えとして「寒さで冷え切っている状態」をイメージしてください。

冷え切った体を温めるためお風呂に入ります。湯船につかりながら徐々に体が温まっていきます。すっかり心地よくなりとてもリラックスした状態がAです。

Aに至る前に(あるいはAになった瞬間に)風呂をでると風邪をひくかもしれません。その一方で、あまりにも長くAの状態を維持すると体がのぼせてしまいます。

ほどよく温まったら自らの自由意志と責任で風呂からでる

それが「→」であり、「ありのまま」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

私自身も含めてですが、多くの人や組織が無意識下で心地よいAを維持しようとし続けます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13628746.html

 

ところが、風呂のお湯は必ず温度が下がっていくように、縁起空間は必ずダイナミックに変化していきます(無常)。Aに留まり続ける人や組織は時代の変化の波に飲み込まれることになります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10829222.html

 

反対に、「→」を志向し続ける人や組織は、そんな変化の波に乗りむしろ加速することができます(サーフィンをしたことがある人は、波に乗ったときの一体感、エネルギー感を思いだしてください)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 ところで、乱暴な言い方ですが、うつ状態などと表現される元気を失った状態は「寒さで冷え切っている状態」です。そのときはしっかりと「お風呂につかる」ことが大切。「お風呂」に相当するものが薬でありヒーリングです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14400982.html

 

適切な対処でAの状態(リラックス)になったら、まだあたたかいお風呂の中で「B」「C」「Dをいろいろイメージしてください。もちろんゴールごとの未来(可能世界)です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14524490.html

 

程よく温まって風呂から出るときが、「→」であり、「ありのまま」です。

 まずはしっかりと温まる(ヒーリング)。そして、未来を楽しく考えながら、すっかり温まったら風呂から出る(コーチング)。その一連の思考と行動が自然にできることが「ありのまま」だと思います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 「より高い抽象度次元を志向するベクトル」は、とてもとても重要です。それは教育の現場のおいては「人間形成」の鍵となります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

 そのさらに先(上)には悟りがあるはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 

Q-120:情報空間の移動と身体の軸について

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

抜粋した下記部分について、回答させていただきます。

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

Q整体について調べてみました。そこで緩めることと身体の軸(背骨、重心の位置)が大切だと教わったのですが、私の感覚では身体の軸が固まってしまうと情報空間の移動が困難になる感覚があります。軸を意識にあげさせて洗脳されてしまうのではと感じました。

先生は情報空間の移動と身体の軸についてどうお考えになりますでしょうか?

 

A:身体から心に、すなわち物理空間(次元)から情報空間(次元)に、アプローチできるのは事実です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516539.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654230.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4654316.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831442.html

 

物理的身体は生命(現象)という情報的存在の物理空間への写像であり、そもそも「体と心」「脳と心」「脳と体」は同じものだからです。表記する抽象度の違いにすぎません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14106619.html

 

 古武術では物理空間でのコンタクトによって、一瞬で情報を書き換えます。気功では物理に近い情報空間での操作によって、物理とより高次の情報を同時に書き換えます。よって、「軸を意識にあげさせて洗脳されてしまう」ことは起こりえると思います。ただし、それは苫米地理論と縁がない人の話です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 まずは逆腹式呼吸を行いながらリラックスを維持しましょう。その上で、「絶対はなく(不完全性・不確定性)、すべてはマインドがつくりだしている」という事実(縁起)を理解していれば大丈夫です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

なぜなら「身体の軸」も空(くう)であり、自分次第だからです。私はそのように考えています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Q-173:苫米地博士のゴールはなぜ「世界平和」ではないのでしょうか?

 

 御質問をいただきました。ありがとうございます。

抜粋した下記部分について、回答させていただきます。

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

Q:苫米地博士のゴールは世界の戦争と差別を無くすですが、なぜ世界平和ではないのでしょうか?

~の無いは無意識にあることを前提としてしまいます。そうなると結果として戦争と差別を肯定してしまわないのでしょうか?

 

A:苫米地博士の意図ははかりしれません。あくまで私の考えだと御理解ください。

 

 鍵になるのは「抽象度のコントロール」だと思います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 何らかのイメージ(I)の抽象度が高すぎると、臨場感が下がり(V)、“現実”ではなくなります(R)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 その一方で、抽象度が低すぎると、情報量が増えてマネジメントが難しくなります。抽象度がさらに下がると、矛盾や対立が生まれ、“現状”さえ維持できなくなることでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5446097.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5448151.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615695.html

 

 だから「世界平和」という一語ではなく、「戦争と差別をなくす」という表現を使われているのだと思います。「戦争と差別をなくす」は、御指摘のとおり、「戦争」「差別」の存在が前提となっています。アファメーションとしては決して理想的ではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14973460.html

 

私は、博士があえてこの表現を使われていることに、アファメーションとは異なるマインド(脳と心)の使い方を示す意図を感じます。うまく表現できませんが「効率のよいエネルギーの取り出し方」といった感じでしょうか。

その感覚は「シリーズ編第3弾」にまとめています。ぜひ参考にされてください↓

S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879680.html

 

 簡単にいうと「密教方式」。すべてが空(くう)であるとわかっていながら、あえて霊を認め除霊・浄霊を行う感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 霊の存在を前提に除霊や浄霊を行うのは「臨場感をほどよく維持する」ため。そして、そこには「相手のために」という明確な意図が含まれています。それが大乗です。

霊(苦)を実感している人とわざわざ同じように感じてあげて、それを解消(解決)してあげる

それは相手の立場にたった対処法であり、「100%クライアントの利益のため」というコーチの心得にも通じるものです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23512794.html

 

 縁起、すなわち「原因によって結果が起こる」は、釈迦哲学の根幹をなす教えです。そして、それは「自分を含めてすべては他の何かとの関係性で成り立っている」ということであり、「関係が存在を生みだす」ということです。だから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 一人ひとりの心に平和が訪れた結果(証)として世界平和が実現する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/16799778.html

 

そんな「心の平和→世界平和」のために、「まずは各自が自身の心に潜む『戦争(争い)』『差別』に気づいてね」(ケースサイド)、「そして、それらを余裕で解決していってね」(プランサイド)という博士の思いがこめられているのではないでしょうか。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 さらに言うと、世界平和そのものというよりは、平和を希求する人生で各人が実現する進化・向上こそが博士の願いであり、期待であるような気がします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9963845.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9966391.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10116950.html

 

 以上が私の見解です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 一人ひとりの心に平和が訪れた結果(証)として世界平和が実現する

そんな「心の平和→世界平和」のために「まずは各自が自身の心に潜む『戦争(争い)』『差別』に気づいてね」(ケースサイド)、「そして、それらを余裕で解決していってね」(プランサイド)という博士の思いがこめられているのではないでしょうか。

さらに言うと、世界平和そのものというよりは、平和を希求する人生で各人が実現する進化・向上こそが博士の願いであり、期待であるような気がします

 

 その進化・向上を「ゴール設定&達成を強力にサポートすること」で実現することが、私たち苫米地式コーチの機能・役割です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 

-関連記事-

Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

Q142~:現状の外にゴールが設定できている状態と現実逃避に陥っている状態とでは何が違っているのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_400116.html

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

Q-175脳内の歩くというイメージの臨場感を上げて物理世界で実際に歩いてるということになるのでしょうか?

 

 セミナー参加者(医療関係者)から御連絡をいただきました。ありがとうございます。

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

Q:実装化について歩行と装具を使われリハドクターならではの例え話で、分かり易かったです。脳内の歩行に関する部位(プログラム)が物理世界で実装化されて初めて歩行が実現するつまり私たち健常人は普段何気なく歩いていますが、「脳内の歩くというイメージ(I)の臨場感を上げて(V)、物理世界で実際に歩いてる(R)」ということになるのでしょうか?

 

A:まずは誤った認識の訂正から。私は「リハドクター」ではありませんよw

 鹿児島大学(鹿大)を卒業後に確かに鹿大リハビリテーション科に入局しましたが、リハ科の専門医は目指さず退局しました。リハ医にはなりませんでしたが、医師としてのキャリアを鹿大リハ科でスタートさせてもらったことには、今でも心から感謝しています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8292888.html

 

 一般の内科医と比べリハビリに関する知識を多少は持っているかもしれませんが、リハ専門医の先生方と比べると圧倒的に不足しています。結果、ゲシュタルトが小さい(不完全、未熟)はずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

知識を得てより大きなゲシュタルトをつくりあげるほど、どんどん理解が深まります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 逆に言えば、知識不足により小さいゲシュタルトのままだと大変危険。「わかっていないことがわからない」ため、まわりを巻き込んで自滅していきます。それを古くから「無明(むみょう)」といい、コーチングでは「スコトーマ」と表現します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そんな不幸を防ぐための重要な取り組みが「学習」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9367702.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533528.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/9533623.html

 

 その「学習」は、単に情報量を増やすということではありません。情報量が増えるということは、より具体的になるということ。それは抽象度が下がるということです。

学習とは「より大きなゲシュタルト」をつくることです。「より大きなゲシュタルト」とは「より高い抽象度」と同じ意味です。情報量が増えて具体的になることとはベクトルが正反対です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 では、なぜ日々学ぶことで情報量が増えていくはずなのに、ゲシュタルトを大きくすることができ、抽象度が上がっていくのでしょうか?

 

 答えは「ゴールがあるから」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 歩行という行動にも、じつは、ゴールがあります。意識していないだけです。

 同じ「意識」という言葉でも、ゴールに向かう歩行を「意識に上げる」ことと歩行自体を「意識する」ことは違います。

 

 「脳内の歩くというイメージ(I)の臨場感を上げて(V)、物理世界で実際に歩いてる(R)」を無意識下の話だとすると、私の答えはイエス。その場合の「臨場感を上げる」は、知識と実践によりゲシュタルトをつくりあげることであり、「学習して体が覚えている状態」です。医学的には「手続き記憶(procedural memory)」に相当します(のはずw)。
 そのようなゲシュタルト全体をイメージすることが「意識に上げる」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 もしも「臨場感を上げる」を「意識する」という意味でお使いなら、私の答えはノーです。実際、歩くことを意識しだすと途端にぎこちなくなったりします。自転車の運転やタイピングなどを想像していただくとわかりやすいと思いますが、一つひとつの動作を考えて(意識して)行うより、無意識に任せた方が圧倒的にスムーズなはずです。詳しくは下記ブログ記事を参考にされてください↓

 Q-071:認知的不協和の…Vol.8;「リラックスできる呼吸の無意識化」のコツとその先にあるもの

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14830941.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 「まずイメージがあり(I)、その臨場感を上げていくと(V)、そのイメージが現実となる(R)」という「夢をかなえる方程式 I×V=R」について説明すると、「では、空を飛んでいるというイメージの臨場感を上げれば物理空間で飛べるというのか?」といった質問をいただくことがあります。

 

 私の答えはイエス。とはいっても、「ドラゴンボール」の“舞空術”のようなことができるといいたいわけではありません。「物理法則に抗わずに飛べる方法を見つける」という意味です。コーチングの創始者 ルー・タイスさんは「invent on the way」と表現しました。

事実、ライト兄弟はドリームキラーに屈することなく飛ぶことを目指し続け、ついにinventしました。人類初の飛行は1903年。わずか118年前の話です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 情報空間のイメージを物理空間に落とし込むことを「実装(インプリメンテーション)」といいます。実装のためには「より大きなゲシュタルト」を生みだす“ひらめき”が必須。その“ひらめき”には大量の知識を得る学習と実践(行動)が欠かせません。

そのすべてがゴール設定からはじまります。ゴールはもちろん“現状の外”です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

 

抽象度と臨場感と実装の関係について、下記ブログ記事にまとめました。ぜひ参考にされてください。後半は「STAR WARS」を題材にしていますw

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

 

-追記2

 「意識する」と「意識に上げる」は違います。「夢中で」やっているけれど、夢中でやっていることをしっかりと意識に上げている。要は、リアリティを上げて、常にそれをコントロールするということです。それが生きているということなのです。

 

 上記文章は苫米地博士の著書からの引用です。下記ブログ記事で紹介しています↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24281579.html

 

 

-追記3

 「意識に上げる」ためのワークの一つが「歩行禅」です。苫米地博士の著書「思うままに夢がかなう 超瞑想力」(PHP研究所)や「がんを克服できる脳」(主婦と生活社)をお読みください。ともにKindle版があります。

 

 

-関連記事-

F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/15096276.html

F-106~:超実写版「ライオン・キング」で描かれた“超現実”を生きる極意

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_383531.html

F-110~:情報が書き換わると現実が変わる

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_386190.html

 

 

-告知-

 青山龍苫米地式認定マスターコーチと私 CoacH Tとのコラボ企画「Fight Coaching ProjectFCP)」がはじまっています(20206月~、月額制)。テーマは「マインド(脳と心)の健康」です。

 参加される皆さんの疑問・質問にもお答えする1年間の双方向(インタラクティブ)オンラインコミュニティの中で、徹底的に「マインドの健康」を追求したいと思っています。

一緒にさらなる“現状の外”へ飛びだしましょう!

(詳細は下記サイトで↓ FCPのみの受付は終了いたしましたが、青山コーチのコーチングクラブ2020に入会することで視聴できます)

http://aoyamacoach.com/fcp/

 

 

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