苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ) ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:F:フリーテーマ > 映画・音楽

F-001:やり場のない

 

 TOCANAで面白い記事を見つけました。

 簡単に説明すると、脳内での連結性の良さと音楽を聞いている時の鳥肌体験が関係しているそうなのです。

(「音楽を聴いて鳥肌が立つ人は『特別な脳』の持ち主であることが判明! 学者が大絶賛する脳構造とは?」http://tocana.jp/2017/10/post_14639_entry.html

 

 音楽を聞いて鳥肌立ちする人は「聴覚野と感情を処理する領域の神経線維の密度が高い」ということです。感情(情動)に関わる扁桃体は海馬の近傍にあり記憶とも強く関連していることより、「より深い審美的反応」には記憶が大いに関係していると想像できます。

 

 音や音楽には何かしらの記憶が強く紐づいています。

 

ベチロン(苫米地理論)的に表現すると「音楽がきっかけ(トリガー)となり、埋め込まれた記憶(アンカー)が容易に呼び起こされる」といえます。

 

 私は先週末、約20年ぶりにスキッド・ロウ(Skid Row)の「40 Seasons1998年リリース)」を聞きました。息子の送り迎えをする間に聞くために無作為に取りだしたのがたまたまそのアルバムだったのですが、久しぶりに聞いて“ある情動”が湧きあがりました。

 

 それは「やり場のない怒り」「抑えようのないフラストレーション」でした。

 

 細かいことは忘れたままにしておきますが、「40 Seasons」を買った頃はいろいろと問題を抱えていました。理不尽なことが多く、毎日がストレスフルでした(ちょうど結婚した頃ですが妻のことではありません...笑)。

 

 しかし、コーチとしての視点で振り返ると、問題なのはストレス源そのものではなく、「やり場がない」という感覚の方です。

 

 コーチングにより“現状の外”にゴールを設定し、アファメーション等でその臨場感を高めることができると、「やり場」ができあがります。

そうなると「怒り」や「フラストレーション」は、現状を打破し、ゴールの世界に向けて自らをブーストするエネルギーとなります。ゴールを実現するための創造性の源へと変わります。

 

20年前の私が今の私に語りかけているような気がしました。

「人々を苦しみから解放するために、ベチロン(苫米地理論)という福音を届けてくれ」

「あの苦しみを忘れることなく、コーチングで次世代を救ってくれ」と。

 

I remember you」を口ずさみながら、私は、思わず鳥肌が立っていました。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

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F-008SWな一日

 

ライトなネタで。

 

今日(2017121日)は、「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のチケット先行発売の日でした。午前0時から妻と長男と3人でネット予約を試みましたが、「通信エラー」の警告が繰り返され、なかなかつながりません。

フトンの中でも試み続けましたが、ついに寝落ちしました。2時頃だと思います。

 

眠りは浅く、SW風の夢を見ながら何回か目が覚めました。そのたびにアクセスを試みますが「通信エラー」のままです。

 

ついに朝が訪れました。

いつものように子供を送った後、またアクセス。でも、やっぱりつながりません。

 

たまたま今日は医師としてはオフ。

コーチとしての予定はありましたが、自然に映画館へ向かっていました。

 

映画館の自動発券機でも「THE LAST JEDI」は見あたりません。そこで若い女性スタッフに声をかけました。すぐに対応してくれましたが、自動発券機もチケットカウンター内の発券機にも表示がされていないようでした。

 

「ネットもつながらなくて、こちらに来ました」

「えっ、そうなんですか」

 

申し訳なさそうに返答しながら、スタッフさんは担当とのやり取りを電話で始めました。

明らかに焦っている様子でしたが、私が楽しんでいることが伝わったのか、やがて笑顔を取り戻していきました。

 

しばらくして、「ネットは、今、予約できるようになったみたいです♪」と。

 

“映画館のチケットカウンター前でスタッフさんに見守られながらネットでチケット予約をする状況”に少しシュールさを感じながら、私は急いでスマホをいじり始めました(老眼のせいで小さい文字が読みづらい!)。

ちょうどクレジット決済に入ったときに

 

「あっ、今こちらも予約できるようになりました。こちらなら一度に5人分取れますがいかがなさいますか?」と言われ、「じゃあ、お願いします」と即答。

ところが、先程私が仮予約した席が埋まったままでとれません。

 

“映画館でネット予約した席をチケットカウンターでキャンセルして取りなおす状況”という、物理空間とサイバー空間(情報空間)を行ったり来たりする感覚を味わいながら、やっと家族5人分の席を確保しました。

 

スタッフさんも安心した様子。

大事なタスクを成し遂げた達成感を共有しているようでした(?本当にそうなら「ラポール」といいます)。

 

私は帰りの車の中で、スター・ウォーズがなぜこんなにも私を魅了しているのかを考えました。たっぷりとでたドーパミンですっかり高ぶったマインド(脳と心)をクールダウンしながら。

 

SWの一作目(Epi.Ⅳ)「A NEW HOPE」が日本で公開されたのは1978年。私が小学生のときです。父に連れられ観にいき、その帰りに二人で焼き肉を食べました。天文館(てんもんかん鹿児島市の繁華街)に賑わいがあった頃で、映画館はスカラ座、焼き肉屋は太閤だったはずです。39年前のその日の出来事を、私は今でもはっきりと覚えています。

私にとって唯一の父との楽しい思い出だからです(その後、父はダークサイドに堕ちました)。

 

その21年後、SWの四作目(Epi.Ⅰ)「THE PHANTOM MENACE」を妻と観たとき、妻のお腹の中には長男がいました。五作目(Epi.Ⅱ)「ATTACK OF THE CLONES」のときは次男、六作目(Epi.Ⅲ)「REVENGE OF THE SITH」のときは三男と、続編のたびに家族が増えていき、親子5人で観た七作目「THE FORCE AWAKENS」のときには犬が、そして今回の八作目では猫が新たに家族に加わっています。

SW本編はアナキンやオビ=ワンからすると孫の世代に移っていますが、私にとってもふだんはあえて意識しない三世代のつながりを感じるトリガーになっているのかもしれません。

 

公開まであと二週間。

未来→現在→過去をしっかりと感じながら待ちたいと思います。

 

May the force be with you !

 

 

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F-014:「THE LAST JEDI」評 ~ネタバレなしversion

 

 今回は「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」がテーマです。

 

通算(本編)8作目となる「THE LAST JEDI」は、公開後3日間で世界の興行収入が45080万ドルを記録する大ヒットとなりました。しかし、映画批評家と一般観客の評価は大きく分かれました。

映画レビューサイトRotten Tomatoesでは、批評家93%に対して観客満足度は56%。映画レビュー集積サイトMetacriticでは、批評家86点(100点満点)に対して観客は4.910段階)です。

 

その理由を、コーチとしての視点で考えてみました。

 

THE LAST JEDI」の脚本を書いたのはライアン・ジョンソン監督自身です。

今回の話は前作(本編7作目)「THE FORCE AWAKENS」から続くストーリーですが、ジョンソン監督はインタビューにこのように答えています。少々長いですがWIRED201819日配信)から引用します。

 

エピソード7から8をやるとき、そして次は8から9に行くわけだけど、関係者で話し合う機会をつくったんだ。

7から8へのバトン渡しでは、主に僕がJ.J.(注釈:SW7の監督・共同脚本家 J.J.エイブラムス)に「フォースの覚醒」とそこでの選択について質問をした。あれは何を意味しているのか?こちらは?といった具合にね。彼からできるだけ多くの情報を引きだすようにしたんだ。

でも、そこからは完全にバトンを受け取った。自分がここから引き継ぎたいと思っている場所から引き継ぐことができて、物語がどうなるべきか、またドラマチックな状況で一番ふさわしいと思う選択をする自由があるということが、このシリーズをつくるうえでは非常に重要だと思っている。

そして、8から9へのバトンタッチでも同じだ。仮にここで次回作のネタバレをしたいと思っても、そんなことはできないんだよ。J.J.とクリス・テリオが脚本を書いている最中で、「最後のジェダイ」はどのような状態で終わったか、この先はどういう可能性があるかといったことについて、彼らに伝えたばかりだからね。ふたりはこれからこうした情報を元にストーリーを組み上げていく。ぼくはここから先は観客の1人にすぎなくて、シリーズの行方を見守るだけなんだ

 

私が驚いたのは、7作目が公開された時点で8作目、9作目のストーリーがまったく決まっていなかったことです。

「全体と部分の双方向性で成り立ち、一つの統合的意味を持つまとまり」というゲシュタルトの考えでいうと、先に全体が決まっていないことで一貫性がなくなったり、中途半端になってしまうリスクが生じます。

 

批評家の評価が高いことを考えると、そんなマイナス面は(現時点では)感じられなかったと考えられます。むしろ、ジョンソン監督が言うように「選択をする自由」から新たな可能性が生まれました。

 

スター・ウォーズの生みの親 ジョージ・ルーカスは、新たな三部作(79)の構想を持っていたそうです。しかし、ルーカスフィルムを買収したディズニーはそれを受け入れませんでした。

それは、おそらく、ルーカスがSWサーガを創りだした人であるがゆえに、強力なスコトーマがあり、自由な発想ができなくなっていることを(ディズニー側が)理解していたからです。

 

ルーカスに代わって新たな物語づくりを託されたJ.J.エイブラムスは、オリジナル三部作の主役(ルーク・スカイウォーカー、レイア・オーガナ、ハン・ソロ)も描きながら、新たな可能世界(possible world)を創造しました。そして、それを引き継いだジョンソン監督が、今作でその可能世界をさらに拡張しました。あえてスカイウォーカーから離れるような演出は“創造的破壊”の象徴です。

 

日本の某大企業のトップに返り咲いた創業家がお友達人事をしたことが話題となっていますが、かつては隆盛を誇った組織が没落していくのは、その成功体験が足かせとなり、スコトーマが外せなくなるからです。

 

コーチングを受けてマインドの力を発揮できるようになると、かつては夢だったようなことが次々と現実となります。それは同時に、強力なコンフォートゾーンをつくりだし、さらなる進化・向上を阻むように無意識が働いてしまうようになることを意味します。

いわば「“出し惜しみ”マインド」です。

 

ルーカスが生みだしたSWサーガは、全世界の熱狂的なファンの心に強力なコンフォートゾーンを作り上げました。それ故に、そのコンフォートゾーンを壊しさらに先に行こうとする次世代の監督たちの意図が、生粋のファンには不快に感じられるのです。

それが観客評価(特に熱狂的なファンであるほど)が低い理由ではないでしょうか。

 

LAST」とは終わりではなく、新たな可能世界の始まりである

 

それが「THE LAST JEDI」の後に、コーチとしての私が感じたイメージです。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

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F-060BTTF

 

 前回(F-059)、虐待の記憶が遺伝情報として次世代に伝わる可能性を御紹介しました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523096.html

 

私自身にも虐待の記憶が残っています。今でも「父親が母親に暴力をふるう記憶」、「母親がヒステリックに抵抗する記憶」、そして「私自身に対する身体的暴力や言葉による罵倒の記憶」が痛みとともによみがえります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854165.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854341.html

 

 何かをきっかけによみがえってしまったそんな記憶は、私を苦しめるだけでなく、私の行動を支配し縁ある人たちまで苦しめようとしました。縁起のネットワークに汚染が広がるような感じです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

例えば、「子どもたちが大切にしているものを見せしめに燃やしているイメージ」にたびたび襲われました。その時、私の心は、あんなにイヤだった(自分自身の)父親のようになっていました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

幸いにも、幼少時代の私がされたような仕打ちを、私の子どもたちに行ったことはありません。しかし、残酷な衝動に襲われ「ファイト・オア・フライト」に陥った私は、妻や子どもたちにネガティブな働きかけをしてしまっていたはずです。無意識下で。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8164566.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8166289.html

 

さらに「虐待の記憶が遺伝情報として次世代に伝わる可能性がある」というのですから、認知科学者 苫米地博士との出会いがなかったらと思うとゾッとします。マインド(脳と心)について学び、実践することになった御縁には本当に感謝しています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7702480.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7702640.html

 

虐待は遺伝情報として次世代に伝わるのかもしれませんが、その遺伝情報さえも私たちはきっと介入的にコントロールすることができます。「人間が持つマインドの力(The power of mind)は、莫大なエネルギーと無限の可能性(創造性)を秘めている」というのがコーチとしての私の確信です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 前回、「トラウマが脳の傷になったり、次世代に引き継がれたりすることを防ぐ」ためのキーワードが「BTTF」であると書きました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523096.html

 

その「BTTF」とは、

 映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the future)」のことです(笑)。

 

 

 …1985年の第一作目公開後、二作目(1989年)、三作目(1990年)と続いたトリロジーでは、主人公の高校生 マーティ・マクフライが、科学者で親友のエメット・ブラウン(ドク・ブラウン)が乗用車を改造してつくったタイムマシン(デロリアンDMC-12)に乗ってタイムトラベルを経験します。

 

 未来からやって来たタイムトラベラーは、未来をよりよいものにするため(戻すため)に、過去を変えようと試みます。それは一見「過去が未来を決める」「過去から未来に向かって時間が流れる(過去→未来)」という時間観にたっているように思えますが、じつは「未来が過去を決める」「未来から過去に向かって時間が流れる(未来→過去)」という時間観にたっています(と私は思っています)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 なぜなら、映画のタイトルが「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the future)」だから(笑)。

 

 

「未来が先にある」「未来に戻る」という感覚は、コーチングを受けたクライアントの心の中でおこる自然な変化と同じです。ゴールという形で未来を設定(創造)すると、現在が変わっていき、過去が変わってしまいます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

RAS(ラス)&スコトーマがダイナミックに変化していくからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 コーチングでは、「このまま続く延長上の未来」まで含めて「現状(ステイタス・クオ、Status QuoSQ)」と定義します。よってコーチングでいう未来とは、現状の外、すなわち「今のままでは達成不可能な何か」「このままではけっして叶わないこと」をゴールとして設定することではじめて生じるものといえます。

 

 ゴール設定により“未来”が新たにうみだされる

 

 その新たな“未来”に戻る力となるものがエフィカシーです。エフィカシーとは「自身のゴール達成能力の自己評価」のことです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 ゴールとしてうみだした未来。そして、そこに到達する(戻る)ことができるというエフィカシー。その2つがそろったときに「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the future)」が実現します。

 (それを通常のコーチングでは「I×V=R」と表現します)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

コーチングに過去は一切関係ありません。意識するのは未来だけです。

その未来をつくる最初の行為であるゴール設定において、「ゴールは“現状の外”に設定する」のですから、(繰り返しになりますが)このまま続く時間軸の延長上とは違う未来を新たにうみだすことになります。

 

しかしながら、過去の記憶でできあがった自分のイメージ(現状のコンフォートゾーン)とは違う未来をうみだすことは容易ではありません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

現状は強力なホメオスタシスにより、常に、かつ強力に、保たれているからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

たとえ何かのきっかけで一瞬“現状の外”に飛びだすことができたとしても、途端に落ち着かない感じがして「いつもの私」に引き戻されてしまいます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

そこでタイムトラベラーの出番!

未来をよりよいものにするため(戻すため)に未来からやって来たタイムトラベラーとは、ゴールを達成した未来のあなた自身です。

 

コーチングマインドで生きる者の意識状態はオールタイム未来です。未来が本来のコンフォートゾーン(CZ)です。だから、日常のすべての行動が「Back to the future」という感覚になります。

 

さあ、ゴールを自由に思い描いてみましょう!

ゴールを設定したあなたはすでにタイムトラベラーです。映画「BTTF」の中でマーティやドク・ブラウンが未来のために過去(今)を変えようとしたように、あなたもあなた自身の未来のために奮闘してください。リラックスしてすべてを楽しみながら。

 

そのときあなたが手にするマインドの力(The Power of Mind)は、トラウマが脳の傷になることを防ぎます。遺伝情報として次世代に引き継がれる「負の連鎖」を断ち切ります。

そして、きっと、人類を退化から救うはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/13523096.html

 

 

苫米地式認定コーチ                        

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-追記1

 撮影中に「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the future)」というタイトルは変更されそうになったそうです。映画会社の社長によって。その理由は、「futureがタイトルの映画はヒットしない」でした まさに過去に囚われたドリームキラー!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 監督のロバート・ゼメキスやプロデューサーのスティーブン・スピルバーグが奮闘したおかげで、タイトルは本来の「BTTF」に戻りました。「BTTF」のコンセプトどおり、「未来から過去(今)を書き換えた」といえます。

 (ちなみに、社長案は「Spaceman from Pluto <冥王星から来た宇宙人>」だったそうです)

 

-追記2

 第一作目のラストシーンの「TO BE CONTINUED…(つづく)」というテロップは、ビデオソフト化の際に追加されました。「マーティ達の冒険はこれからも続く」という意味のジョーク(本当は続編予定なし)だったそうですが、ファンによる続編制作希望や問い合わせが殺到したため、急遽シリーズ化されることになったそうです。

 まさにI×V=R!「TO BE CONTINUED…」というシンプルな言葉で、“現状の外”の未来をうみだしたといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12794797.html

 

 


F-064:「第九」に込められたベートーヴェンの思い

 

 2018年も残すところあとわずかになりました。皆さまはどうお過ごしでしょうか?

 今年最後のフリーテーマは、年末らしく、「第九」をテーマにしたいと思います。

 

 「第九」は、ベートーヴェン(17701827年)が1824年に作曲した9番目にして最後の交響曲です。正式名称は「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲 交響曲第9番 ニ短調作品125」。

 

 この頃のベートーヴェンは耳が完全に聞こえなくなっていました。その原因として鉛中毒が疑われています。当時のワインには甘味料として酢酸鉛が使われており、ワイン好きだったとされるベートーヴェンの毛髪からは基準の40100倍超の鉛が検出されています。

 アルコールによる肝硬変も患っていたベートーヴェンは、体調がすぐれなかったにもかかわらず、死の3年前にこの大作を完成させました。

 

 私が初めて「第九」を生で聞いたのは、30年程前の「(鹿児島)県民第九演奏会」でした。第3楽章までの落ち着いたイメージと打って変わって、大合唱団も加わった燃え上がるようなフィナーレにとても感動したことを思いだします。

 

 その後医師となり肝硬変の患者さんを診させてもらうようになると、重度難聴だったベートーヴェンが肝硬変さえも克服して「第九」を書き上げたことは奇跡だと感じるようになりました。

 

奇跡を引き起こしたのは、もちろん、ベートーヴェン自身です。

 「日ごとに悪化する難聴への絶望とともに、芸術家としての運命を全うするために肉体および精神的な病気を克服したいという希望を記した」とされる家族への手紙が発見されています(ハイリゲンシュタットの遺書、1802106日付)。

 希望が奇跡のはじまりだったのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

 希望はやがてゴールに変わり、エネルギーと創造性の源になったはず。では、そのゴールとはどんなものだったのでしょうか?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

 コーチングを学ぶようになってから、年末を迎えるたびにそんなことを考えるようになりました。時空を超越し、200年前のドイツ人の情報場にアクセスする感じで。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165888.html

 

そして今冬、スコトーマが外れ、ついにその謎が解けました!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 答えは、第4楽章の歌詞中にありました。

 

 

 以下、Wikipediaより引用です。

 4楽章は独唱および合唱を伴って演奏され、歌詞にはシラーの詩「歓喜に寄す」が用いられる。第4楽章の主題は「歓喜の歌」としても親しまれている。原曲の歌詞はドイツ語だが、世界中のあらゆる言語に翻訳されており、その歌詞で歌われることもある。古典派の以前の音楽の集大成ともいえるような総合性を備えると同時に、来たるべきロマン派音楽の時代の道標となった記念碑的な大作である。

 第4楽章の「歓喜」の主題は欧州評議会において「欧州の歌」としてヨーロッパ全体を称える歌として採択されているほか、欧州連合においても連合における統一性を象徴するものとして採択されている。

 引用終わり

 

 引用文中のシラーとは、ヨーハン・クリストフ・フリードリヒ・フォン・シラー(17591805年)のことです。シラーはドイツの思想家(詩人、歴史学者、劇作家)で、ゲーテとならぶ古典主義の代表者とされています。

 

 シラーは1785年に「自由賛歌」を発表しています。1785年はアメリカ合衆国が独立する前年。この時代の自由とはfreedomのことで、民衆が王族支配から自由になるという意味でした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

 ドリームキラー化した既得権益(王侯貴族)対策なのでしょうか、シラーは「自由賛歌」の詩を改訂し、タイトルも「歓喜に寄す」と変更して出版しました。その本を手にしたのが、当時15歳だったベートーヴェンです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854056.html

 

 それから約40年の間、ベートーヴェンの心にはいつも自由を希求する思いがあったに違いありません。そして、その思いがついに「第九」となり、物理空間に結実したのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 ベートーヴェンの思い描く自由の先には、もっと抽象度が高く壮大なビジョンがありました。さらに先のゴールの世界です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4449018.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516484.html

 

 

 2007年から7年半にわたりフィンランド・キュミ・シンフォニエッタの芸術監督・首席指揮者を務めるなど国際的に活躍されている指揮者 篠崎靖男氏は、「必ず合唱団に話す(「第九」)曲中の歌詞がある」とビジネスジャーナルでの連載記事内に書かれています(「世界を渡り歩いた指揮者の目」、2018.12.15)。

 

 それは「Alle Menschen werden Brüder」という一節です。日本語訳すると「すべての人々が兄弟となる」という意味。この部分は、シラーの1785年初稿では「物乞いは君主らの兄弟となる」というものだったそうです。

 

篠崎氏は、「この“兄弟”というのは、“仲間”という意味です。つまり、貴族であっても、平民であっても、物乞いであっても、みんな同じ。国籍、年齢、性別、肌の色、宗教すべてを乗り越えて、全世界の人たちが仲間になろうという、強いメッセージです。これを年末に歌いあげる日本という国は、なんと素晴らしいのだろうと、僕は思います」と記されています。

 

 私もまったく同じ思いです。何の音楽的素養もないはずの私ですが、「第九」を聞くと確かに心が揺さぶられるのは、シラーやベートーヴェンが創造した高い抽象度の情報場に触れているからだと納得しました。そのイメージを無理やり言語化すると“無敵”!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 

 さて、2018年は皆さんにとってどのような年だったでしょうか?

 そして、2019年はどのような一年になる(する)と思い描いていますか?

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

 大国のトップが堂々と「自国ファースト」と叫ぶ時代だからこそ、私たちは未来に向けて高らかと「第九」を歌うべきなのかもしれません。シラーやベートーヴェンの思いとともに。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 ところで、なぜ年末に「第九」が演奏されるのか御存知ですか?

 

 答えは「楽団員の年越し費用を稼ぐため~」だそうです。

 「チコちゃんに教えてもらった」という(私の)家族に教えてもらいました(笑)。

 

 

【お知らせ】

 2019126日(土)、鹿児島市でコーチングセミナーを開催します!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14188687.html

 

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14249741.html

 

 

Beethoven(Wiki)

ベートーヴェン
Wikipediaより引用

 



F-070:「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおり、本当に夢が現実化した一例 ~映画「メジャーリーグ」~

 

 今回は、「夢をかなえる方程式 I×V=R」のとおりにファンの夢が現実化した一例を御紹介します。ある映画に関するストーリーです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 その映画とは、1989年公開のアメリカ映画「メジャーリーグ(Major League)」です。

 

34年も優勝から遠ざかっている弱小球団 クリーブランド・インディアンスを亡き夫から相続した新オーナーは、1年の観客動員数が80万人を下回れば本拠地の移転が認められる制度を利用してマイアミに移転することを目論みます。

 ファンから見放されるために負け続けることを目的に集められたユニークな選手たちによる新生インディアンスは、シーズン当初から順調に負け続けます。しかし、ノーコン剛腕投手 リッキー・ボーンの突然の覚醒などにより次第に勝ちはじめます(覚醒のきっかけは監督によるシンプルなスコトーマ外しでした。笑えます)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 そんなシーズンの中盤、未亡人オーナーの企みを知り心に火がついた選手たちは怒涛の快進撃をみせ 続きはどうぞ映画でお楽しみください。

 

 あまりにもおもしろくて(&感動して)、映画を見終わった後、続けてもう1回観てしまったことを思いだします(当時の鹿児島の映画館はそんなことが可能でした)。

 

 あの頃は知りませんでしたが、この映画には「ゴール」「エフィカシー」「コンフォートゾーン」「モチベーション」「認知的不協和」といったコーチングの重要な概念がちりばめられています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

 もちろん、ドリームキラーも。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854056.html

 

しかし、なんといっても、この映画が教えてくれる最大のコーチング・プリンシプルは「夢をかなえる方程式 I×V=R」です。なんと、映画公開後、ファンのIImageImagination)は本当にRReality)に変わりました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 映画に描かれていたとおり実際に34年間も優勝から遠ざかっており「お荷物」と揶揄されていたクリーブランド・インディアンスは、映画公開後強豪に生まれ変わり、ついに1995年(映画公開の6年後)にアメリカンリーグ優勝を果たします。そして、その後1999年まで5年連続地区優勝という黄金期を築いたのです。

 

 よく「映画のような出来事」といった表現をしますが、本当に「映画で描かれた出来事」が現実化してしまいました。

 

 この奇跡は「イメージと思考と行動の関係性」について教えてくれます。

 

 人はイメージ(映像)で思考しています。

そして、その思考に基づいて、つまりそのイメージ(映像)が実現するように行動します。

 

 それをコーチングの元祖 ルー・タイス氏は「すべてのことはまず心の中のイメージとして始まって、それが現実世界に広がる」と表現しました。

 

さらに、それは「心が現実をつくる」ということであり、釈迦が縁起として見いだしたことと同じです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 

 …34年間も優勝から遠ざかっていたインディアンスの選手やファンは、映画の前は「優勝」というイメージを感じることができなかったはず。「お荷物」と呼ばれることがコンフォートゾーンとなっており、優勝へ向かう道程などまったく認識できなかったはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 ところが映画「メジャーリーグ」により鮮明な「優勝」のイメージができあがったことで、「優勝」側に新たなコンフォートゾーンが生まれ、無意識下の行動が変化していきました。

 

 「優勝」という鮮明なイメージのさらに先にあるものがオーナーや選手、ファンたちの共通のゴールとなったとき、そして「私たちはやれる」とみんなが確信を持ったとき(コレクティブエフィカシー)、スコトーマが一気に外れ、RASを働かせて優勝に必要な情報が流れ込むようになっていったのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721658.html

 

優勝に向けたベストな判断や行動が(頑張らなくても)自然にできるようになった選手たちは、リラックスした雰囲気の中でエネルギーと創造性をますます発揮していったはず。確認はしていませんが、多くの選手たちがその「黄金期」と呼ばれた間にMLB選手としての最高の成績を残しているはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 

 ゴールは、“現状の外”であるがゆえに、最初はなかなか見つけることができません。

 

 しかし、そのゴールを達成したときに自分が見ている景色、聞いている音、感じている体感などはしっかりとイメージすることができます。それをビジョンと呼びます。

 そのビジョンを映像や音、体感で再現することがビジュアライゼーションであり、言語化することがアファメーションです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12645685.html

 

 未来志向でゴールを設定し、アファメーションを書き、ビジュアライゼーションを行うことは、マインド(脳と心)の内側に有意義で継続的な変化を生みだします。

 それが「夢をかなえる方程式 I×V=R」の実践であり、イメージどおりの未来に自分を導く秘訣です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/14675567.html

 

 人のマインド(脳と心)には想像する力があります。

 そして、その想像力によって、人は自らの未来を新たに創造することができます。

 

 映画「メジャーリーグ」公開後に起こったことは、その事実をしっかりと示しています。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 反対にいうと、映像を含む情報をコントロールされてしまうと、RASを変えられ、権力者にとって“不都合な真実”がスコトーマに隠されてしまうといえます。映画(Screen)はスポーツ(Sport)や性産業(Sex)と合わせて、大衆の関心を政治に向けさせないようにする愚民政策として利用されているという主張があります(3S政策)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10691562.html

 

-追記2

 今回のテーマに関連するコーチング・プリンシプルについては、苫米地博士の著書「コンフォートゾーンの作り方」(フォレスト出版)のUnit12「公式 I×V=R イメージの再構築」やUnit13「映像で思考し、思考が実現する」を御参照ください。

 

-関連記事-

Q-042~「『明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた』とは具体的にどういうことでしょうか?」:
http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_262962.html



コンフォートゾーンの作り方




F-076Ya Ya(あの時代を忘れない)

 

 

 I remember younger days my friends and family and there were tears…

 And yes. I fell in love

 If I could only go back once more…

 

 

 サザンオールスターズの16枚目のシングル曲 「Ya Ya(あの時代を忘れない)」のイントロに流れるナレーションの言葉です(「時代」は「とき」と読みます)。

 

1982年に発売(当時はレコードでした)された「Ya Ya」の「Ya」とは、英語の「you」と同じ意味で、親子、友人、恋人たちなどの親しい間で使われる言葉だそうです。

以下、「Ya Ya(あの時代を忘れない)」の歌詞(作詞:桑田佳祐氏)より引用します。

 

 

 胸に残る いとしい人よ

 飲み明かしてた なつかしい時 Oh, oh

 

 

 学生時代を振り返ると、困ったことに、飲み明かした思い出ばかりがよみがえります。コーチとなってからはお酒を飲まなくなりましたが、あの頃は人並みに楽しく飲んでいました。時は1990年代に入ったばかり、酔っぱらいはじけることが許されていた時代でした(私はそのように感じていました)。

 

 

 秋が恋をせつなくすれば

 ひとり身のキャンパス 涙のチャペル

 

 

 学生時代は楽しい思い出ばかりではありませんでした。悲しいことや辛いこともいくつか経験しました。しかし、私のまわりにはいつも仲間がいてくれました。時に慰め、時に励ましてくれた仲間たちには本当に感謝しています。

 その仲間の一人は学生結婚をしました。私にとってはじめてのチャペルでの涙は、家庭を持つことになった友への祝福の涙でした。

 

 

 ああ、もうあの頃のことは夢の中へ

 知らぬ間に遠く Years go by

 

 

 そんな学生時代も今や遠い過去の出来事となってしまいました。我が子があの頃の私の年齢になろうとしているのですから 時がたつのは本当に早いものです。

 

 

Sugar, Sugar, ya ya, petit choux

もう一度だけ逢えたら

Pleasure, pleasure, la la, voulez vous

いつの日にかまた

 

 

 学生時代の終わりにサザンの限定ベストアルバム「Happy!」が発売されました。その2枚目(HappyTWO IN THE CAR)の最後を飾るのが「Ya Ya」。大学を卒業した際、「いつの日かいいおじさんになった頃、仲間たちと再会した夜に『Ya Ya』を聞いてみよう」と心に決めました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 そして先日、ついにその日が訪れました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 医師としてそれぞれの専門分野で活躍する仲間たちは、みんなとても立派になっていました。本当に同じ年かと疑うほど貫録がついている友もいました。

 

 しかし、昔話に花を咲かせるようになると、すっかりあの頃と同じ気分。みんなが若さあふれる20代の姿に戻っている気がしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 約3時間半の楽しいタイムトラベルはあっという間に終わり、私は一人車に乗って家に向かいました。ハンドルを握りながら聞いたアルバムはもちろん「Happy!(disc2)」。海岸線をゆっくりと走りながら、この30年間のことをもう一度イメージしなおしました。現在から過去に向かって。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

そして、「Ya Ya」が流れはじめ

 

 

 互いにGuitar 鳴らすだけで

 わかり合えてた 奴もいたよ Oh, oh, oh

 戻れるなら In my life again

 目に浮かぶのは Better days

 

Sugar, Sugar, ya ya, petit choux

美しすぎるほど

Pleasure, pleasure, la la, voulez vous

忘られぬ日々よ

 

 忘られぬ日々よ

 

 

 過去を「美しく」感じることができるのは、現在を美しく感じているからです。過去を「忘られぬ日々」と肯定することができるのは、現在を肯定しているからです。

 

 そして、現在を美しく肯定できるのは、未来を美しく思い描き、その実現を心から確信しているから。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

そのすべてが「止められても成し遂げたい何か」をゴールとして設定することからはじまります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8583393.html

 

 

 次に仲間たちと再会したとき、また「Ya Ya」を聞いたとき、過去の記憶を「美しく忘られぬ日々」として思いだせるように、さらなるゴールに向かって歩み続けようと思いました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12931592.html

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 

とびきりステキな恋などもしたと思う

帰らぬ思い出 Time goes by

 
 

 あの頃から四半世紀以上が経過し、ますますステキになっている女性がいます。
 “波乱万丈”の人生をともに歩んでくれている大切な人。

 昨日(3/21)は二人の20回目の記念日でした。

心から感謝、いつも ありがとう

 

 

190309(Ya Ya)




F-120:男はつらいよ

 

 私が子どもの頃、盆暮れに必ず上映される映画がありました。山田洋次監督(1931年~)の「男はつらいよ」です。

 上映期間中、映画館の入口にはいつも立て看板が飾られていました。渥美清さん(19281996年)演じる主人公 寅さん(車寅次郎)の明るい笑顔と「男はつらいよ」というネガティブなタイトルのギャップを不思議に感じながら眺めていたことを覚えています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882652.html

 

ティーンの頃、私は洋楽や洋画にどっぷりはまっていました。表向きは無関心を装っていましたが、心の内では「男はつらいよ」の新作を楽しみにしていました。自由気ままな寅さんの生き方に憧れていたのだと思います。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

今の若い世代にとって、寅さんの人物像は、自分勝手で、パワハラ・モラハラ・セクハラの塊のように感じられるのかもしれません。ネット上で「自分は好き放題しておいて他人のやっていることには口をはさみ、逆に自分が指摘されると逆ギレする」という人物評を見かけました。確かにそんなドタバタが毎度お約束のように描かれていました。

 時代は昭和から平成、そして令和へと移りゆき、人々の価値観も大きく変化したのでしょう。まったくそのとおりだと納得する一方で、少しだけせつなさも感じました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 私はなぜ寅さんに惹かれているのだろうか?

 時代に洗脳されていたのだろうか?

 

 そんなことを考えていたら、不意に「寅さんのゴールは何だったのだろうか?」「山田監督の意図はどのようなものなのだろうか?」ということが気になりだしました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

 ところで、すごく怒られたのに、むしろうれしかったことはありませんか?

 本気で叱ってくれたことをありがたく感じることはありませんか?

 

 私の体験を分析すると、心に響くときはいつも、怒ってくれる人の意識は相手側にあり、未来を向いていました。「ゴールを達成した未来のあなたにふさわしくない」と断言する感じです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 ありがたいことに、本気で「あなたらしくない」と叱ってもらうたびに、私のエフィカシーは上がっていったのだと思います。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

そういう体験の後は、確かに向上することができました。それも自然な感じで。

コンフォートゾーンがゴール側に書き換わり、ホメオスタシスが「(ゴール側の)あなたらしい/私らしい」を実現するために働いたからでしょう。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

国民に愛され続ける寅さん(&寅さんを生みだした山田監督)はきっと、常に相手の立場に立っていたはずです。

そんな仮説を検証してみたくなって「寅さん語録」(ぴあ)を読み返していたら、こんなセリフを見つけました。198712月に公開されたシリーズ39作目「男はつらいよ 寅次郎物語」において、甥の満男に「伯父さん、人間は何のために生きているのかな?」と問われたときの寅さんの答えです。

 

あぁ生まれてきてよかったな、って思うことが何べんかあるじゃない。そのために、人間、生きてんじゃねえのか

 

 

 1作の公開から50年が経った2019年の年の瀬に、シリーズ50作目となる最新作が公開されました。満男や妹のさくらなど縁ある人々の記憶の中でよみがえる寅さんの姿は、まさに生まれてきてよかったなと思うために生きている」というものばかり。

 

学歴や実績といった過去や社会的価値観などをまったく気にすることなく「生まれてきてよかったと思える自分であり続ける」という生き方を貫くと、周囲との摩擦や衝突は避けられないのかもしれません。寅さんのように。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

それでもそれらすべてを自ら引き受けて生きようとする覚悟が、「つらいよ」という言葉に凝縮されているような感じがしました。「男はつらいよ50 お帰り寅さん」鑑賞後の余韻の中で。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19033189.html

 

 

 最後に、コーチとしての私の心に響く寅さんの名言を御紹介します。

 

 

 ほら、見な、あんな雲になりてえんだよ

  -「どうして旅に出ちゃうの?」と尋ねる妹さくらに対して

  第9作「男はつらいよ 柴又慕情」

 

 旅というものはな、行き先を決めてから出かけるもんじゃねえんだよ

  -就職活動に疲れて家出した甥の満男の気持ちを代弁して

  第46作「男はつらいよ 寅次郎の縁談」

 

 じゃ、また夢の続きを見るとするか

  -御前様の「人生は夢みたいなもの」という言葉を伝え聞き旅立つときの言葉

  第41作「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 医師としての私の心に響く言葉も紹介しますw

 

 レントゲンだってやっぱりね、あれ、ニッコリ笑って写したほうがいいと思うの

 だって明るく撮れるもの、そのほうが

  -寅さんが岡山のお寺で和尚と娘・朋子に話した健康診断にまつわる話

  第32作「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」

 

 

-追記2

 「伯父さん、人間は何のために生きているのかな?」と寅さんに尋ねた時の満男は18歳という設定です。映画で描かれているとおり、自分という存在についての内省はティーンの頃からすでに始まっています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11301259.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/11386276.html

 

よって、「スピリチュアルペインへの対処は、人生の最終段階(end of life stage)だけではなく、青春期にこそ行うべきである」というのが私の意見です。もちろん、そのためにコーチングがとても役に立ちます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8293317.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_318161.html

 

医療・介護現場で緩和ケアとしてコーチングが応用されているだけではなく、教育現場で希望を見いだすためにコーチングが活用されていることを夢見ています。そして、誰もが根源的な“痛み”から解放されていることを強くイメージしながらこのブログを書いています。
 今回はここまで。では、また夢の続きを見るとしましょうw

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 


F-128:Fading Like a Flower

 

 マリー・フレデリクソン(Marie Fredriksson)という女性シンガーを御存知でしょうか?

 

 …スウェーデンの男女デュオ ロクセット(Roxette)の女性ボーカルと言えば、ピンとくる方がいらっしゃるはず。

(「ピンとくる」のはゲシュタルトができているからです)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6193912.html

 

 そのマリーは、2019年12月9日にお亡くなりになりました。61歳でした。

ロックナンバーでの弾けるような歌声とは対照的に、バラードやスウェーデン語で歌うソロアルバムでのマリーは、まるで女神のような美しい声で、優しく、そしてあたかかく聴く者を包み込んでくれます。

そんなマリー・フレデリクソンですが、人気絶頂期の2002年に脳腫瘍を患いました。手術後順調に回復しロクセットとソロでアルバムを3枚ずつ発表していただけに、その早すぎる死が惜しまれます。

 

 マリーの死を知ったとき、私の頭に浮かんだのは「Fading Like a Flower」という言葉。それはロクセット3作目のアルバム「Joyride」(’91年)内の曲名です。

 本当に花のように美しく散ったマリーを追悼しながら、代表的な楽曲をコーチの視点で御紹介します。

(YouTubeのリンクを貼ります。ぜひマリーの情報場にアクセスしてください)

 Fading Like a Flower

https://www.youtube.com/watch?v=8fGLiIvKKys

 

最初にマリーの歌声を聞いたのは「The Look」という曲でした。その曲はペール・ゲッスル(Per Gessle)がボーカルで、マリーはコーラスを担当しています。そのコーラスが私の心をつかみました。うまく表現できませんが、その時感じた衝撃は今でもはっきりと覚えています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4516364.html

 

マリーとペールが初めて出会ったのは1976年。その後別々のバンド活動を経て、二人とも2枚のソロアルバムを発表していました。それまでは母国語(スウェーデン語)で歌っていましたが、「英語で歌い、世界に飛びだす」というビジョンを共有し、1985年に二人でロクセットを結成します。そのすべては“現状の外”へのゴール設定から始まったはずです(&「VW」)。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/21491696.html

 

 1作目のアルバム「Pearls of Passions」(’86年)はスウェーデン国内のみの発売。2曲のヒットが生まれ、ライブで10万人を動員するなど人気は高まりますが、2作目の「Look Sharp !」(’88年)発表当時は世界に飛びだすことはできませんでした。その中に収録されている曲が「The Look」です。

北米では「ことごとくレコード契約を断られた」そうですが、人気に火がついたのはその北米からでした。とある交換留学生がスウェーデンから「Look Sharp !」をミネアポリスに持ち帰り、地元のラジオ局 KDWBのDJが気に入り「The Look」のヘビーローテーションを行ったことがきっかけだとされています。

 The Look

 https://www.youtube.com/watch?v=LlVI7ZNiFlI

 

そんなサクセスストーリーを聞いたときは「仕込みだろう」と疑いましたが、いずれにせよ瞬く間に全米ビルボードチャート1位を獲得し、なんと33カ国で次々と1位を獲得していきます。その熱が日本(しかも鹿児島)に住む私にまで届いたのです。まさに縁起ですね。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

 二人の人気は大ヒット映画「プリティ・ウーマン(Pretty Woman)」(’90)に「It Must Have Been Love」が使われたことで爆発します。この曲は映画の数年前に母国で大ヒットするも、他では全然ヒットしていなかったそうです。映画がスコトーマを外したといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 It Must Have Been Love

 https://www.youtube.com/watch?v=k2C5TjS2sh4

 

 大きな期待に応えるように発表された3作目のアルバムが「Joyride」。1stシングルのタイトルでもある「Joyride」は、ポール・マッカートニーの「ジョン・レノンとの共作は長くて楽しい運転(Joyride)のようだった」というインタビューから引用されたそうです。私はいつも「ゴールに向かうwant to」を体感しながらこの曲を聞いています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 Joyride:

 https://www.youtube.com/watch?v=xCorJG9mubk

 

 そのアルバムの中でとくにマリーが気に入っているというのが「Spending My Time」。「ほろ苦くてメランコリック。年月を経てもまったく色あせないわ」とマリーが絶賛するこの曲は、なんと「Joyride」と同じ日にペールが書きあげたそうです。きっと756倍の生産性を発揮する意識状態だったのでしょう。この3作目のアルバムは大ヒットし、6曲もシングルカットされました。

 Spending My Time

 https://www.youtube.com/watch?v=eG0IYV6G0I0

 

 初の世界ツアー中に旅先でレコーディングされ、ライブ音源と組み合わせて発売された4作目が「Tourism」(’92年)。1stシングル「How Do You Do !」でのマリーのボーカルは私の大のお気に入りですが、当人は「この曲は最も不本意な部類だと思う」と発言しています。作詞・作曲したペールと一緒に受けた取材でw

「詞の中にタイニー・ティムなんかがでてきて僕好みの曲だから、僕はいいんだけどね…」と応じるペールとのやり取りに、私は高い(コレクティブ)エフィカシーを感じました。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 How Do You Do !

 https://www.youtube.com/watch?v=nx2iLOvP0rM

 

 5作目の発売は1994年。タイトル曲「Crash! Boom! Bang!」は意外にもバラード。「みんなに『バラードにこんなタイトルをつけるもんじゃない』と反対された」そうです。また「Sleeping In My Car」はその歌詞とマリーのパフォーマンスが良俗に反するとして、中国当局から「中国国内でライブを行う際は他の方法を考えるように」と指導?されたとのこと。もちろん二人は拒否しています。

そのエピソードからは「ドリームキラーに屈しないブリーフシステム」がうかがい知れます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 Crash! Boom! Bang!:

 https://www.youtube.com/watch?v=aoXrd3_3fYI

 Sleeping In My Car

 https://www.youtube.com/watch?v=S5fn1DfqPfA

 

 6作目「Have a Nice Day」(’99年)、7作目「Room Service」(’01)と発表した後、マリーの病気療養のため活動休止状態となっていました。

バンドデビュー20周年にあたる2006年、新曲「One Wish」がサプライズ発売されました。「If you had one wish What would it be?」「If you had one wish Would it be about me?」と歌う姿に、昔の元気なマリーの映像が重なります。「Maybe one day A wish of you and me」と歌うパートでは、まるで二人の思い(Wish)に直接触れているような感じがします。

 One Wish

 https://www.youtube.com/watch?v=vMV0_y1r_m0

 

 その後、二人は「Charm School」(’11)、「Travelling」(’12)と続けてアルバムを発表し世界を周ります。「英語で歌い、世界に飛び出す」というかつての夢を再体現するかのように。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 最後のアルバムは「Good Karma」(’16)。この頃のライブ映像を見ると、マリーはもう立ったまま歌えなくなっています。それでもあえてステージに上がったのはなぜなのでしょうか?

 

…「歌うことが好きだから」を超えた大きな思い、例えばcallingと表現するような気高い使命に突き動かされていたに違いありません。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/20874187.html

 

 

 …最近はマリーの歌ばかり聴いています。とくに私の心を揺さぶるのは「Listen to Your Heart」。コーチとして、ヒーラーとして、親として、友として …私がいつも心がけていることです。

 Listen to Your Heart:

 https://www.youtube.com/watch?v=yCC_b5WHLX0

 

 最後に御紹介するのは「The Sweet Hello, The Sad Goodbye」。

 内科医として医療・福祉の現場で経験するのは「The Sad Goodbye」ばかり。でも、苫米地博士に学ぶ私は、「ヒーリング&コーチングで『The Sweet Goodbye』を実現できる」と信じながら活動を続けています。その詳細は次回(フリーテーマ)にw

 The Sweet Hello, The Sad Goodbye:

 https://www.youtube.com/watch?v=p3RhFhX3DGk

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1-

 縁起といえばこの曲↓  ロクセット最後のアルバム「Good Karma」から。

 It Just Happens

 https://www.youtube.com/watch?v=Yf0ehfmyz6A

 

 

-追記2-

 今回はいつも以上にリラックスしながら書いてみました。休日の朝、家族との会話とおいしい食事を楽しみながら。朝食はもちろん…w

 Milk and Toast and Honey

 https://www.youtube.com/watch?v=nxWyAtA7-OY

 

 

Roxette(2012、wiki.)

Wikipedia(「Roxette」)より引用

マリー(左)とペール(右)

2012年、ニューヨーク ビーコン・シアターにて

 

 

F-192:「夢をかなえる方程式 I×V=R」実践の秘訣(ワーク付き)

 

 前回まで小泉進次郎環境大臣の発言を考察しました↓

 F-189~:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_411502.html

 

 その中で「夢をかなえる方程式 I×V=R」に言及しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

I×V=R」に関して、よく質問や相談をいただきます。そこで今回は少し抽象度を下げて(具体的に)書き、楽しいワークを紹介します。映画ネタですw

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 まずは「I×V=R」について復習しましょう。

 

 「I」とは、imageあるいはimaginationのこと。

よく「自由にイメージする」「自由なイマジネーションを楽しむ」といった表現を見聞きしますが、それは決して簡単なことではありません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 イメージやイマジネーションを行う“自分”の思考自体が、他人の価値観や社会の常識等の影響下にあるからです。私たちはそうとは知らずに束縛を埋め込まれ、大人になるにつれ自分自身をロック(自己制御)していきます。良くも悪くも。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12794797.html

 

 脳内の前頭前野や大脳辺縁系に作りあげられた認識のパターンがブリーフ。そのブリーフが集まってできあがった脳内の統合的なシステムが「ブリーフシステム」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 ブリーフシステムが目の前に広がる世界を決めています。重要度の低いこと(もの)はRAS(ラス、網様賦活系)にはじかれ認識することすらできません。それを「スコトーマに隠れる」と表現します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 繰り返しますが、ブリーフシステムが目の前に広がる世界を決めています。だから「一人一宇宙」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/11823351.html

 

 その「一宇宙」を拡張・再構築する行為が「ゴール設定」。“現状の外”にゴールを設定し、その実現を確信していると(エフィカシー)、世界(宇宙)がどんどん変化していきます。ブリーフシステムが変わるから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ゴールの3つのポイントは、1)心から望むものであること、2)自分中心を捨てたものであること、3)“現状の外”にあること

 その3つを意識しながらゴールを人生のあらゆる領域に設定し(バランスホイール)、更新し続けると、シンの「自由」を手に入れることができます↓

 L-02302420203月シークレットレクチャー -0102;スピリチュアルペインを解決するのは自由意思でのゴール設定

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25974037.html

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 すると、イマジネーションの限界を超えていくことができるようになります。最初は「無理ッ」と思えた新たなイメージの世界の臨場感(VVividness)がどんどん高まっていきます。それが「I×V」!

その「I×V」とは、「イマジネーションの限界を壊すことで新たな世界を獲得していくこと」です。

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 と、ここまで(I×V)が情報空間の話。

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情報空間では「イマジネーションの限界を壊すこと(限界突破)」が重要ですが、そのイメージ(I)を情報空間の底面である物理空間で現実化(RReality)するためには「物理制約下で再構築すること(物理法則内におさめること)」が必要になります。

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その現実化のための作業のことを「実装(インプリメンテーション)」と呼びます。「I×V」がnot normalであるほど、実装には高いレベルの知識と技術が求められます。

詳しくは映画「スター・ウォーズ」を取り上げたこちらの記事にまとめました↓

Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージしつづけるのでしょうか?

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 ところで、いい映画を鑑賞することは「I×V=R」を体験する絶好の機会となります。

 そこで今回は、とんでもない「I×V」を、毎度見事に「R」化している偉大な監督を紹介します。その監督とは

 

 クリストファー・ノーラン(Christopher Nolan1970年~)!

 

ロンドンで生まれたノーランは、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン大学に進学し、英文学を学びながら短編映画の制作に取り組みます。英文学を専攻したのは「視野をひろげるため」、ロンドン大学を選んだ理由は「映画制作施設が整っていたから」だったそう。

まさにルー・タイスさんがおっしゃる「ゴールが先、認識(現実)は後」ですね。

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 1998年「フォロウィング / Following」で初めて長編映画の監督を務めたノーランは、2作目「メメント / Memento」で注目されはじめます。

 2000年代には新生「バットマン」シリーズの監督に抜擢され、「バットマン ビギンズ / Batman Begins」(2005年)、「ダークナイト / The Dark Knight」(2008年)、「ダークナイト ライジング / The Dark Knight Rises」(2012年)を大成功させました。

 他にも「インセプション / Inception」(2010年)、「インターステラ― / Interstellar」(2014年)、「ダンケルク / Dunkirk」(2017年)、「テネット / Tenet」(2020年)といった内容の濃いオリジナル作品を次々と大ヒットさせ、「作家主義と大作主義の両立に最も成功している一人」と評されています。

 

 そのノーラン映画の特徴を私なりに表現すると、「突飛だがリアル」。

 

今回のテーマに沿うと、「ありえない話(I)なのに、ちゃんとリアルに感じられ(I×V)、おもしろい上に商業映画としても成功している(I×V=R)」

それは個の「Not Normal」が場全体を新たな「Normal」に書き換えていく感じ。

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 それをコーチングに置き換えると、「“現状の外”のはずなのに(ゴール)、なぜか『必ずできる』と確信でき(エフィカシー)、“無我夢中”で実現していく(ゲシュタルト化&実装)」という感じでしょうか。

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 それではワークを紹介します。

 

<ワーク:架空の世界を使って臨場感を高める「クリストファー・ノーラン場瞑想」>

 

 ばれました?

 そう、認知科学者 苫米地英人博士の著書「思うがままに夢がかなう 超瞑想法」(PHP研究所)中の「臨場感を維持するワーク3」のアレンジですw

 

 以下、同書から一部変更しながら引用します(引用は青、変更部分が黒)

 

 架空の世界を使って臨場感を高めよう「クリストファー・ノーラン場瞑想

 <解説>

 お経や聖書にいまいち関心を持てないという人は、マンガや映画を使って瞑想しましょう。

 昔の日本人にはお経は身近なものでした。また、キリスト教の国では今でも聖書はとても身近な書物です。しかし、日本に住む現代人にとっては、お経も聖書も少々縁遠いものかもしれません。

 ならば、自分たちにとってもっとも身近なメディア、たとえばマンガや小説、映画を使って臨場感を強めるのもアリなのです。

 自分や世界を変える力を持っているのは、お経や聖書ではなく、あなた自身の心です。その大原則さえ外さなければ、どんな道具を使って瞑想してもかまいません。

 もちろん瞑想の道具にする小説や映画は吟味しなければいけません。どんな物語を選ぶべきかは、すでにお話ししました。

 たとえば、手塚治虫の漫画「ブッダ」を読めば、釈迦の教えを強い臨場感で瞑想できるかもしれません。

 映画でいえば、今回お勧めするのはクリストファー・ノーラン監督作。

ノーランの作品は毎回テーマが異なっているように感じられますが、じつは共通点があります。それは「ありえないようでいてありえる(かもと思える)」「ありえるようでいてありえない(と感じられる)」という世界観。それは空観です。

その空観の世界観が作品として毎回大成功しているというのは仮観の見事な実践。つまり、空と仮を両立させているノーランは中観を体現しているということ。「その中観を体感しながら作品を鑑賞する」というのがこのワークです。

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 ここでは「クリストファー・ノーラン場瞑想」と名づけて、「ノーラン作品」を使って瞑想する際のポイントをお教えします。

 <ワーク>

 「クリストファー・ノーラン場瞑想」は、お経と同じく、ひとつひとつのシーンに描かれている情報に意識を向けて、臨場感を強めることが大切です。特に、物語の背後にある空観の世界観に留意する必要があります。

 さらに、「空観の世界観」をリアルにするための科学的探究やリサーチ、商業的に成功するための妥協(←ノーランの本音のはず)といったものを感じながら、再度見直してみましょう。その際は空(作家主義)と仮(大作主義)を両立するバランスに意識を向けてください。きっと抽象度が上がり、ノーランの世界観(=中)をさらに理解できるはずです。

 

 とくに「インターステラー」がお勧め。クライマックスでは「高い抽象度次元の超情報場から物理空間に実装する挑戦」が描かれています。それは「夢をかなえる方程式」そのもの。一念三千宇宙の巨大なエネルギーが一点に凝縮していく一期一会を、ぜひぜひ体感してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23177616.html

 

 強い臨場感を維持したまま瞑想することができれば、「あなたの情報場」を書き換えることができます。

 

 それでは映画(ワーク)をお楽しみください。

 サヨナラ サヨナラ サヨナラw

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

-追記1

 さらに臨場感を高める“アップグレード”を紹介します。それは「映画のサントラを聞きながらワーク(瞑想)を繰り返す」というもの。

 

 ノーランは同じ俳優を起用することで知られています(その理由は知りませんが、空観を意識しているのかもしれませんね)。例えば、マイケル・ケインは「バットマン ビギンズ」以降の長編8作品すべてに出演しています。

 音楽ではハンス・ジマー(Hans Florian Zimmer1957年~)。「バットマン ビギンズ」以降の6作品を担当しています。「インターステラー」もジマーです(輸入盤は2枚組)。

 

 ぜひサントラを聞きながらワークに取り組んでください。

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-追記2

 私は1980年代からハンス・ジマーのファン。正確にいうと「お金を工面しながらなんとか買い集めたお気に入りの映画音楽がジマーばかりだった」という感じ。曲風が作品ごとに違いますし、そもそも作曲家のことは全然意識していませんでした。なので、気がついたときは衝撃でした。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

具体的には「レインマン」「ブラックレイン」「ドライビング Miss デイジー」「デイズ オブ サンダー」「グリーンカード」「バックドラフト」「トゥルーロマンス」「クールランニング」「ライオンキング」など。さらには「ラストエンペラー」(スコア・プロデューサー)、「ザ ロック」(音楽プロデューサー)もジマーです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 そんなジマーの楽曲の中で、私が最も好きなのは「マン オブ スティール / Man of Steel」(2013年)。まるで神話の世界(情報空間)とこの世(物理空間)を丸ごと表現しているかのようなメインテーマは、そのタイトルとともに(What are you going to do when you are not saving the world?)、コーチとしてのイメージを強化(word/picture/emotion)してくれる私のマストアイテムです。

 (「Man of Steel」の監督はザック・スナイダーですが、ノーランも原案と制作に名を連ねています)

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Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

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(映画・音楽ネタはこちら↓)

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 超情報場でお会いしましょう!

 

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クリストファー・ノーラン(2013年、Wiki)

Christopher Nolan2013

Wikipediaより引用

 



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