苫米地式認定コーチ CoacH T(タケハラクニオ) ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:Q:質問等回答編 > リーダー

Q-012:ドリームキラーを気にせずに前進するために

 

「ドリームキラー」に関するコメントをいただきました。ありがとうございます。

 

「PMⅠ-02-21 すべてを統合した『苫米地式』-2http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6681143.html)」内に、「苫米地理論を学び、苫米地式を実践していくと、周囲の人たちがドリームキラーへと変貌します」と書きました。

 

すばらしいリーダーほど、必ずドリームキラーに邪魔をされます。リーダーとして正しければ正しいほど、より強力に妨害をされるようになります。

 

 なぜなら、リーダーとは集団のど真ん中にいる人ではなく、先端(それも遥か先)にいる人だからです。だからこそリードする(導く)ことが可能となるのですが、その一方で集団の中心に向かって引き戻される力と常に戦うことになります。

 

 私たち一人ひとりの心の空間には、「昨日までの私」を維持しようとする力が強力に働いています。そして、人が集まることで生まれる集団(チーム、組織)にも「昨日までの私たち」を維持しようとする力が強力に働いています。その働きが「ホメオスタシス(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html)」で、引き戻す力を「ホメオスタシスフィードバック」と呼びます。

 リーダーはそのホメオスタシスフィードバックをコントロールしなければならないのです。

 

 ドリームキラーはマインドの働きが生みだすものです。いわば、あたりまえの存在。

苫米地理論(ベチロン)や苫米地式(ベチシキ)を身につけていくと、その対処が圧倒的にうまくできるようになります。

 

 今回は、前回(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html)お伝えしたドリームキラー対策の“さらに先”を紹介いたします。

 

 そのポイントは、「抽象度を上げて捉えなおす」ということです。
 抽象度は「The Power of Mind Ⅰ」第一章で確認してください。
 (http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4448691.html

 

 

 ドリームキラーとは、文字どおり、「夢を潰そうとする人」です。

コーチング的に表現すると「コンフォートゾーン(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html)を引き下げる人」であり、「セルフイメージを下げる人」です。「エフィカシー(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html)を引き下げる人」ともいえます。

 

 では、そのドリームキラーの反対の概念とは何でしょうか?

 

もちろん、「ドリームサポーター」です。

 

 ドリームキラーもドリームサポーターも「ドリームに興味を持ってくれている人」というのは同じです。ただ、そのエネルギーがドリームの実現に向かうか(=サポーター)、ドリームを潰すように使われるか(=キラー)の違いにすぎません。

 

よって、ドリームキラーを対決する対象と捉えるのではなく、「ドリームサポーターと同じ抽象度の逆向きのもの」と考え、一つ上の抽象度で「自分に興味を持ってくれている人」と思えばいいのです。

 

 - 興味をもってくれている -

 

それがどれだけありがたいことなのかは、縁起(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html)を学び、量子論を学ぶと、とてもクリアに感じられるようになります。

 

 ドリームキラーに出会ったときは、一つ上の抽象度で「自分に興味をもってくれている人」と考えてください。そして、「“私”という存在を生みだす大切な縁起の一部であるという事実」を感じてください。感謝の念とともに。

 

 きっと、今までと全く違った宇宙(世界)が認識できるようになります。ヒーラーとしての感覚でいうと「氣が流れる」ようになります。

 

 最後に、今回のテーマと関連する言葉を紹介いたします。

マザーテレサの言葉として有名ですが、1986年にノーベル平和賞を受賞したエリ・ヴィーゼル氏がオリジナルのようです。いずれにせよ、より高い抽象度で宇宙をとらえている名言です。

 

 

 愛の反対は憎しみではない。無関心だ

 美の反対は醜さではない。無関心だ

 信仰の反対は異端ではない。無関心だ

 生の反対は死ではない。生と死の間にあるものへの無関心だ

 

      The opposite of love is not hate, it’s indifference.

      The opposite of beauty is not ugliness, it’s indifference.

      The opposite of faith is not heresy, it’s indifference.

      And the opposite of life is not death, but indifference between life and death.

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Q-060:「気軽」という言葉の奥底に潜むもの

 

 先日(20181024日)、認知科学者 苫米地英人博士のtwitter上で興味深いやりとりがありました。博士が返答された文章中の「気軽と無礼の違い」について考えているうちに、「気軽」という言葉の奥底に潜む恐ろしいものが見えた気がしました。さらには“声”まで聞こえてきました(笑)。

 今回は、そのことについてまとめます。

 

 まずは博士のtwitterから引用します(時系列で表示。青文字は博士橙はフォロワー)。

 

 

なんかまた匿名@が増えてる。プロフィールにあるように非実名@は自動的にブロック。内容は関係ない。誰かがリツィートして来たものも自動的に匿名のツィートはブロックしてるので、本人が私に@してない場合もブロックされるので、気を悪くしないように。

 

誤解を恐れず乱暴に言えば、実名を明かせない人に時間かける程暇ではないので。非実名ツィートは大体が言葉とかも乱暴で、時間取るのに値しないものが多いのもある。ただ、内容から判断するのはフェアでないので、私宛ての匿名@は自動的にブロック。というかなんで私に@したいのかな。面識さえないのに

 

ツイッターってそういうところがいいと思う。知らない人と気軽にone to one で繋がれる。匿名とか関係なく

 

気軽と、無礼、無作法の差が分からない子供はこちらに来ないように

 

戦争と差別をなくす。と仰っておられる先生が子供を差別されていては

 

未成年に参政権がないのと同じ。知識や自己責任を含むあらゆる根拠。差別とは根本的に違う。もしも本気で言ってるなら、あなたのような無知、無責任が差別を助長する。

 

 私はまず、「フォロワーが気軽と感じているのは、『自分のことだけしか考えていないから』ではないだろうか?」と考えました。

 

 「私は相手のことを知らない」ために「相手の立場に立って考えることから解放されている」と無意識が理解し、「相手も私のことを知らない」がゆえに「発言に伴う責任を問われない」と(無意識が)判断しているのだと思いました。

 

 そんな社会性から逃避した「気軽」は、freedomという意味で、確かに自由かもしれません。

しかし、相手の存在がスコトーマに隠れているがゆえに、必ず「無礼」に行き着きます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

そのようなことを考えていると、博士が差別という言葉を使ったフォロワーに対して「あなたのような無知、無責任が差別を助長する」という厳しい表現を用いられたのには、重大な理由があるような気がしてきました。

 

 

 freedomとは、「束縛や拘束がなく、義務を免除された状態」のことです。それに対してlibertyは、「選択や行動・発言の権利が保障された状態」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

いずれにせよ、その根底には束縛や制約が存在することが前提となっています。Freedomlibertyも「(束縛や制約を前提に)この範囲であなたの権利を認めますよ」ということです。

「自由」の反対に「束縛」、「権利」の反対に「義務」があるといった思考のさらに深いところには、「支配者と奴隷」「ルールを作る側と従う側」という構図が見え隠れします。

そこにあるのは差別です。

 

 フォロワーが使った「気軽」という言葉に、博士は差別の存在を感じ取られたのでしょう。そして、そのことに気づいてもらいたかったのだと思います。自らスコトーマを外して。

だからこそ、「差別」という言葉に厳しく反応されたのではないでしょうか。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

もちろん、フォロワー自身も(本人は気がついていないかもしれませんが)差別される側です。「自由がない君は、このままでは苦しむよ」という博士のあたたかいメッセージも感じ取れます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9034343.html

 

 

西洋的なfreedomlibertyに対して、仏教に由来する日本語本来の「自由」とは、「自らを由(よ)りどころとし、他のものを由りどころとせずにあれ」という釈迦の言葉に由来するものです。それは「思考や行動の判断基準をほかの何者でもない、自らに置きなさい」ということですから、「無知」や「無責任」のままであれば「差別を助長する」ことに確実につながります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10987549.html

 

以上のようなことを考えていたら、突然、“声”が聞こえました。

 

 

大志を抱いて学べ!

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

学びながら人格を形成し、自分の意志で社会に貢献してごらん!

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9963845.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9966391.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10116950.html

 

そんな責任ある人生に100% want toで挑むとき、君は差別を克服することができ、ゴール達成のための道具として自由を使いこなせるようになるぜ!

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10543825.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10543909.html

 

 

それはまるで、目の前で苫米地博士のコーチングを受けているような感覚でした。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 


-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9817539.html

 


Q-197前代未聞の国会愚弄事件をなぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか? クズ政府の他責にせず自己責任なのでしょうか?

 

 過去の記事(F-190)に関連して御意見をいただきました。ありがとうございます。

 F-190:くっきりとした姿が見えているわけではないけど、おぼろげながら浮かんできたんです <中編;リーダー>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25988048.html

 

 いただいた御意見・御質問の一部に回答いたします。

 (変更を加えてあります)

 

Q国政の最高責任者が国権の最高機関で118回にわたり虚偽答弁を行っていたことが明らかになりました。前代未聞の国会愚弄事件を、なぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか?

どこかの大学教授の言葉ですが、「今だけ 金だけ 自分だけ」と言う抽象度の低い思考の人を自分は、これまた首都大学東京の社会学者である宮台真司さんの言葉ですが、「クズ」と呼んでます。クズ政府の他責にせず自己責任なのでしょうか?

 

 A:まずは最初の質問から。

衆参両院の憲法審査会の対応についてシンプルに考えると、「そもそも問題と認識しなかった」「問題と判断できなかった」「問題と判断したが、行動(解決)しなかった」「問題と判断したが、行動(解決)できなかった」の4パターン。

 問題がケースサイド、行動(解決)がプランサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 ケースサイドには2つのポイントがあります。問題の影響に関する「ハーム(問題性)」とその本質的な原因を明らかにする「インヘレンシー(内因性)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808495.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 ちなみに私はコーチとして(医師としても)、インヘレンシーを強く意識しています。それを突き詰めることは、これまでのブリーフを明らかにし、“現状の外”にゴールを見いだすきっかけになるからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 プランサイドにもポイントが2つあります。不利益を検討する「ディスアドバンテージ」と解決能力の評価「ソルベンシー」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935916.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12935992.html

 

 その4つポイントについて論陣を張って行うのがディベート。現代ディベート論理は「トゥールロジック」と呼ばれています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

その目的は「最短時間で最適解を見つけること」。そして、「論理的思考を徹底的に極めることで、論理という系の外に出て自由になること」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 いただいた「なぜ衆参両院の憲法審査会は取り上げなかったのでしょうか?」に対する私の答えは「自由がないから(自由でないから)」。それは論理的思考を放棄した原因であり、結果でもあります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 私は、行政・立法・司法から、そして日本国民から自由を奪い取るという暴挙は、「118回にわたり虚偽答弁を行った国政の最高責任者」の“ある行為”によって完遂したと思っています。その“行為”とは、20147月の政治主導による憲法解釈変更。

 詳細は割愛しますが、ディベートでいうと「クリティーク(Kritik)」。前提そのものがおかしいといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076426.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html


  

 「自由がない(自由でない)」という問題(課題)に対する私の解決策は「抽象度を上げる」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 そのためにコーチングが大いに役立ちます。1)心から望み、2)自分中心を捨て、3)“現状の外”にゴールを設定し、「ゴール達成能力の自己評価」であるエフィカシーを高めながら“気楽”に過ごすうちに、自然と抽象度が上がっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 だから、コーチングを学び、実践しよう!

 

 

 ただし、その時にある“心がまえ”が必須。それが「他責にせず自己責任」です。

 下記のブログ記事に詳しくまとめました。とくに「05:自責の意味」はぜひ確認してください。認知科学者 苫米地英人博士の「責任」の定義を引用しています。

 S-04:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/22305802.html

 

 

 次に私からのアドバイス。

 他人を「クズ」呼ばわりすることはコーチング実践者らしくありません。倫理的な観点からももちろんですが、なによりエフィカシーを下げてしまうから。あなた自身のエフィカシーもです。なぜだかわかりますよね?

 (不明瞭な場合はこちら↓ 早速ワークに取り組んでください)

 Q-195:コーチングはマインドを使える人のためのものなのでしょうか? Vol.4;脳の呪縛を解き放つ(ワーク付き)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25645972.html

 

 苫米地博士に学び、コーチングを実践する者の機能・役割は「ハイエフィカシーなカルチャーを実現する」こと。それがコーチのミッションです。コーチに「クズ」は似合いませんよ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26062728.html

 

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記1

 私は、行政・立法・司法から、そして日本国民から自由を奪い取るという暴挙は、「118回にわたり虚偽答弁を行った国政の最高責任者」の“ある行為”によって完遂したと思っています。その“行為”とは、20147月の政治主導による憲法解釈変更です

 

 その時、私は、映画「STAR WARS」のあるセリフを思い出しました。EpisodeⅢにおけるパドメ・アミダラの言葉です。

 

 これで自由は死んだわ。万雷の拍手の中で

 So this is how liberty dies, with thunderous applause.

 

 

-追記2

 関連した話題を。

菅首相の肝いりで2021517日から「大規模接種センター」における新型コロナワクチンweb予約が始まりました(65歳以上対象)。ところが初日に予約システムの重大な欠陥が判明。「デタラメな接種券番号」や「65歳未満の生年月日」を入力しても予約がとれることを検証した3社(AERA dot.、毎日新聞、日経クロステック)がその事実を報道しました。

それらの報道に対して、岸信夫防衛大臣が「本来のワクチン接種を希望する65歳以上の方の接種機会を奪い、貴重なワクチンそのものが無駄になりかねない極めて悪質な行為」と抗議。さらに実兄である安倍晋三前首相も「朝日、毎日は極めて悪質な妨害愉快犯と言える。防衛省の抗議に両社がどう答えるか注目」と追随しました(両人ともなぜか日経には触れず)。

 「接種機会を奪う本当の原因は何か?」を考察し(ケースサイド)、 「ワクチンが無駄になりかねない状況を改善するにはどうすればいいか?」を考え実行すること(プランサイド)が論理的対応です。その上で、主権者である国民にしっかり説明することが政治家の責任。大臣や前首相ならなおさらです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_395184.html

 

 

-追記3

 もうひとつ関連した話題を。

 「バラいろダンディ」(2021531日)に出演された苫米地博士は、「差別のない世界を作らねば日本は終わる」ことを論理的に解説されました。下記リンクで視聴できます↓

 https://t.co/Mkeib2FA3H?amp=1

 

差別のない世界を作らねば日本は終わる(ダンディ、210531)

バラいろダンディ(2021531日放送回)より

 


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