苫米地理論/定理を学び、苫米地式を実践する<竹原邦雄 / CoacH T>

認知科学者 苫米地英人博士に学び活動するコーチ・ヒーラー・医師 <竹原邦雄 / CoacH T> ブログ

カテゴリ:Q:質問等回答編 > 仕事

Q-001:三現主義

 

コメントをいただきました。ありがとうございます。

 

「今回のブログも楽しみに待ってました。さて抽象度について改めてイメージできました。仕事柄、臨場感を忘れないように三現主義を意識し、なりたい自分をイメージする時には抽象度を上げることを意識して取り組んでおりますが、タケハラさんのブログで再認識できました。」

 

 

…「三現主義」を調べると、「問題解決するときの1つの姿勢。『現場』に出向いて『現物』に直接触れ、『現実』をとらえることを重視する。 生産分野においてとくに重要とされてきたもので、日本の高度経済成長を支えた精神として認識されることもある。空理空論を展開するのではなく3つの『現』にアプローチすることは、あらゆる領域の問題解決において共通して重要である」(コトバンク)とあります。

 

 「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」というセリフが印象的な映画もありましたが、現場は一番情報量が多い空間ですので、現場感覚抜きではスコトーマができてしまう危険性があります(スコトーマ等のコーチング用語については第二章で解説します)。

 

 しかし、一方で、現場感覚にとらわれてしまうと、より自由な発想ができません。

 

そこで「抽象度」がポイントになります。

 

高い抽象度の情報空間と情報量の多い物理空間(現場)を行き来できる感覚が保てれば理想です。“現状の外”にある未来を志向した上で、高い抽象度で思考し、現場で施行する感覚でしょうか。
 苫米地博士がよく話される表現でいうと”ゲバラ主義”です。

 

「臨場感を忘れないように三現主義を意識し、なりたい自分をイメージする時には抽象度を上げることを意識して取り組んでおります」という言葉には、その感覚が含まれています。苫米地式認定コーチとして、私はあなたの成功を保証します。ぜひ新たな環境を楽しみながら、そのまま取り組んでください。

 

 最後に、今回のテーマをシンプルに語っているセオドア・ルーズベルト(アメリカ合衆国 第26代大統領)の言葉を紹介いたします。

 

どんな時でも目は星に向け、両足は大地を踏みしめよ

セオドア・ルーズベルト

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

 

Q-002:(それまでの自分が)一気に小さく見える経験

 

 コメントをいただきました。その一部を御紹介いたします。

 

 これまで22年間ものづくりの会社に勤めてきて、今月から担当していることが、「抽象度を上げることができれば、すなわち、高い抽象度の情報空間に臨場感を感じることができれば、その人の宇宙は拡大します」でいうところでいうと、今までの中で一番「高い抽象度」のお仕事を担当してさせていただいております。
 それにワクワクし、これまで見えなかったものが一気に見えるようになる感覚は何者にも変えられないとても刺激的なことでした。
 さらに新しい仕事を担当して、更に高い抽象度のものづくりをされている方と10日目にしてお会いし、それまでの9日間の感覚が一気に小さく見える経験をしました。
 つまり抽象度の高いものと触れることが如何に自分が変化したい時に効果があるかということを認識しました。
 今は赴任して10日目に頂いた気づきを元に、更に高い抽象度の会社、人と接するよう意識的に心掛けていきたい、そしてワクワクし続けたいと思ってます。

 

 

 …ワクワクがすごく伝わってきます(笑)。

 そのワクワクがより高い抽象度(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html)へ自分をブーストしていくエネルギーとなります。

 ぜひ、ゴールを更新しながら、どんどん突き進んでください。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html
 

 それまでの自分が「一気に小さく見える経験」を、社会人22年生が素直に感じることができ、自然に喜ぶことができることをとてもすばらしいことだと感じます。

 

 ところで、苫米地英人博士がルー・タイス氏と出会ってちょうど10年になるそうです(2007年12月4日、シアトルにて)。

 その時、コーチングという業界を生みだし大成功を収めていたタイス氏は、「コーチとして大成功したせいでスコトーマができているに違いない。あなたが私のスコトーマをはずしてくれ」と博士にお願いされたそうです。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 その話を博士御本人から教えていただいたとき、私はタイス氏の純粋さ、向上心、そして何よりゴールを達成したいという熱意に感動しました。

 タイス氏のゴールとは“WorldPeace”です。

 

 私はあなたのコメントに同じエネルギーを感じます。

 鹿児島から”気”を送りながら、心をこめて応援しています。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Q-140:若かったら挑戦しますけど、もう年なのでガマンします

 

 先日、ある御相談をいただきました。相談内容は明らかにできませんが、そのやりとりの中で気になる表現がありました。抜粋した下記部分について、私の考えをまとめます。

(プライバシー保護の観点で、今回に限らず、変更を加えてあります)

 

Q:…若かったら挑戦しますけど、もう年なのでガマンします

 

A:もう少し説明すると、「職場独自のルールが納得できず、仕事内容に不満を持ち、人間関係にも辟易している」から、「若かったら挑戦する(転職する)」のだが、「もう年なのでガマンする(現職場に留まる)」という内容でした。

 

 前半の各フレーズに関しては、これまでのブログ記事を御参照ください。

 

 「職場独自のルールが納得できず…」

 → S-02~:自由に生きるために ~マナー、ルール、モラルについて考える~(目次)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/17563396.html

 

 「仕事内容に不満を持ち…」

 → S-03~:心のエネルギーとは何か? ~カナックス事件に学ぶ“心のエネルギー”をコントロールする方法~(目次)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19879680.html

 

 「人間関係にも辟易している」

 → S-04~:さぁ「人間関係の悩みを克服する旅」をはじめよう!(目次、連載中)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/22305802.html

 

 

 …では、後半の「若かったら挑戦する」「もう年なのでガマンする」について考えていきましょう。

 

 「若い」とは、何歳までをいうのでしょうか?

「もう年なので」という時の「年」とは、何歳のことをいうのでしょうか?

 

 例えば50歳という年齢は、一昔前は確かに“いい年”でした。若い読者の皆さまには信じられないと思いますが、私が社会人になった頃、「定年退職」といえば55歳が主流でした。

60歳未満の定年制が法律で禁じられたのは1998年(施行年)。わずか20年ちょっと前の話です。

それが今では「70歳まで働く機会を確保すること」が努力義務となっているのですから、時代の変化を感じます(…というコメントが“いい年”っぽい?)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 そのような法律をつくった国会議員においては、50歳とはまだまだ「若手」といえる年代です。70歳どころか、80歳を超える幹事長や大臣がいまだに御活躍されているのですから、50~60代で「もう年なのでガマンする」必要などまったくありません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_277070.html

 

 確かに物理空間においては相応に「年」を気遣う必要があるといえますが、情報空間で遠慮は不要!心はforever youngでいきましょう!!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_268333.html

 

 

 ところで、コーチとして私が戦っているのは、クライアントの現状へのホメオスタシスフィードバックです(Fight Coaching!)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4831660.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971818.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/4971956.html

 

 現状とは、他人のモノサシ(多くは親)や社会の価値観でつくられたもの。もちろん過去です。それは豊かな才能や可能性を封印してしまうものであり、本来は打ち破るべきものです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/12794797.html

 

ところが、多くの人の無意識は、そんな“現状”を維持しようと抵抗します。コンフォートゾーンになってしまっているからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

意識上は「挑戦したい」「抜け出したい」「変わりたい」と願っていても、無意識が“現状”をコンフォートゾーンとしたままであれば、エネルギーは生まれません。生まれても続きません。反対に、ついつい「やらないでいい言い訳」を思いついてしまいます。それも創造的に。その典型的な例が「お金があれば…」「時間(暇)があれば…」「才能があれば…」、そして「もっと若ければ…」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040752.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/15835817.html

 

 

「やらないでいい言い訳を思いついてしまう」「できない理由を考えてしまう」ときは、一度立ち止まって「なぜそれをしようとしているのか?」を考えてください。つまり、ゴールの再検討、ゴールを達成した世界(未来)の再評価です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

もしも、どう考えても「have to」なら、その行為はきっぱりやめるべきです。「have to」のままでは潜在能力を発揮することはできず、心身にも悪いから。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542120.html

 

 昭和の時代とは違い、もうガマンする必要はありません。むしろムリに頑張ってはいけないのです。繰り返しますが、人がその能力を発揮できるのは「want to」の場合のみ!

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/19980130.html

 

ぜひ、「自分は何をしたいのか?」「どういう人生を歩みたいのか?」「どのように生き、どのように人生を終えたいのか?」について考えてみてください。

自分の自由意思でゴールを決めたと確信できた時が、本当の人生のはじまりです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10400987.html

 

 必ずゴールは見つかります。

 ぜひ“現状の外”に飛びだすという挑戦を楽しんでください。年齢はまったく関係ありませんよ。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_369873.html

 

 

苫米地式認定コーチ                       

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-関連記事-

F-031:「人間関係が嫌になった」

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/9188068.html

F-043:「感情労働」という問題とその解決のイメージ

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/10987351.html

 

 

Q-441:職場の先輩方が私のことを嫌っている気がするのですが、どうすればいいのでしょうか?

 

最近、突然、こんな相談を受けました。

 コーチとして回答しながら考えていたことを、ブログ用に書き下ろします。

 (変更を加えています)

 

 

Q:新たな職場に勤務して2か月が経ちます。なかなか馴染むことができず、息苦しい感じがしています。職場の先輩方が私のことを嫌っている気がするのですが、どうすればいいのでしょうか?

 

A:簡潔にいうと、私は「縁起」について説明しました。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 なぜなら、「馴染む」「馴染まない」という他人との関係性はもちろんのこと、そもそも自分という存在自体が“関係”で成り立っているから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 実際、自分をいくら定義しようとしても、それは必ず「他者との“関係”にまつわる情報のあつまり」になります。つまり、情報の網の中に自分を定義する「他者の点」がいろいろとあるということ。それが「自我」であり、その理が「縁起」です。

コーチングの基盤となる表現でいうと、「自我とは重要性評価関数」です。

F-366:日本を世界のリーダーに! 「苫米地式次世代コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35313236.html

 

  自我とは重要性評価関数

 

 …よって、「『縁起』を意識に上げながら、“関係”をゴール側から再構築する」ことが大事。ゴールが利他的であるほど、人間関係は自然に好転していくはずです。「好転」とは、「ゴールに近づく」という意味。私は「縁起とゴールを結び付ける感覚」を重要視しています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 では、あらためて「縁起」について確認しましょう。以下、苫米地博士の著書「もうこれ以上、人間関係で悩まない極意 ―今こそ、「縁起人」として生きろ。」(TAC出版、p23)より引用します。

 

 

「すべての存在は関係で成り立っている」が「縁起」の考え

 では、縁起の具体的な説明をしていきましょう。

 縁起とは、仏教の開祖である釈迦が発見した「悟り」です。釈迦は苦行の果てに菩提樹の下で瞑想することで悟りを開きました。

 「縁起」とは「縁」によって「起」こると書きます。

 一言でいうと、縁起とは「すべての存在は関係で成り立っている」ということです。

 どういうことかというと、世の中には個で成り立つものは存在せず、他のものとの関係性によって成り立っているという思想のことです。

 人は自分を説明するとき、このように言います。

 「アメリカで生まれましたが、育ちは大阪です」「パスタはミートソースが一番好きですね」

 そう、何かと絡めなければ、自己を表現できないのです。

 これは時間や空間も含め、あなたがいろんなものとの関係の中に組み込まれているといえます。

 そして、逆にいえば、宇宙のすべての存在や出来事はお互いに関わり合って存在していて一つも欠くことはできないということになるのです。

 世界は、網の目のような因果関係を結びながら「自分」というものを形作っている「存在」がたくさん集まってできています。

 このような、世の中と自分の関係性を、釈迦は「縁起」としたのです。

 引用終わり

 

 

 宇宙のすべての存在や出来事はお互いに関わり合って存在していて一つも欠くことはできない

 

 …「縁起」について説明しながら私がとくに強調したのが、「一つも欠くことはできない」という部分。強調した理由は「相談者のエフィカシーが下がっているように感じた」からです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

だから、「あなたはかけがえのない存在だ」という大事な事実をしっかり伝えたいと思いました。コーチらしく。

 L-029:2020年3月… -07;75歳以上では延命治療は不要?<ケースサイド>後編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26156803.html

 

 「エフィカシー(Efficacy)」とは、「自分のゴール達成能力に対する自己評価」のこと。そのエフィカシーを、次世代コーチングでは、「Efficacy(w1)→w2」という関数だと考えます。現状宇宙(w1)からゴール宇宙(w2)に移行する自己能力の自己評価関数がエフィカシーです。

F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 例えば、「自分には発想力と行動力がある」という高いエフィカシーを保つのと、「自分には発想力も行動力もない」という低いエフィカシーを持ち続けるのとでは、実際には同じ能力だったとしても、パフォーマンスには大きな差がでます。なぜでしょうか?

 

 …答えは「エフィカシーによってホメオスタシスの働き方が変わってくる」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 ここでいう「ホメオスタシス」とは、「情報空間に働く力」であり、「ゴール宇宙(w2)を構築する力」のことです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 繰り返しますが、エフィカシーは「自分のゴール達成能力の自己評価」です。なので、自分で上げてしまえばいいだけ。ところが、エフィカシーを上げることは簡単ではありません。

 F-155:「怒りと絶望しかありません」という言葉に感じた希望

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23743308.html

 

 なぜなら、自分とは「他者との“関係”にまつわる情報のあつまり」であり、「他者」はドリームキラーばかりだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 そのドリームキラーの対策についても、釈迦ははっきりと示しています。それが「自帰依自灯明」という教え。「自らを拠り所にする」という意味ですが、その「自ら(自分)」とは「ゴールを達成している自分」のことです。

S-02-16:マナーやルールに潜む罠 -3

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19477029.html

 

 生きている以上、必ずまわりからの影響を受けます。自分とは“関係”だから。

 

 まわりの評価・判断を自身のゴールを基準に選別し、仮に受け入れたとしても決してマイナスの自己対話(内省言語)をしないこと

 

…それが相談者がマスターすべきハビット&アティテュードだと思いました。

 L-084:2021年3月… -07;内省言語を「言語を使わないで引き起こす」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30160964.html

 

さらに核心に迫ると…

 

 

  一番「私のことを嫌っている」のはあなた自身なのでは?

 

 

 …そんな問いかけを非言語で行いながら、私は「最大のドリームキラーは過去に囚われたままの自分自身である」ということを伝えました。

 Q-203:「自分自身が最大のドリームキラー」という意味はどういうことなのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26417115.html

 

 その上で、自己対話(内省言語)をつねにチェックし、意識的にこのような声かけを自分に対して行うように勧めました。

 Q-368:アファメーションとセルフトークの関係を知りたいです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34026724.html

 

 

  ゴールに向かう自己対話(内省言語)なら、「私らしい。次はもっと〇〇している」

  ゴールから遠ざかる自己対話(内省言語)なら、「私らしくない。次は〇〇している」

 

 

 …自己対話(内省言語)を「ゴールから遠ざかるもの」から「ゴールに向かうもの」へと変えていけば、自己評価が上がり、ブリーフシステムをゴール側から再構築しながら、高いエフィカシーを維持することができるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 すると、「なかなか馴染むことができない」は解決していくはず。あとはゴール次第です。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 

 …以上、相談に対してコーチとして回答しながら考えていたことをまとめてみました。

 

 

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F-376:20-20-20ルール

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Q-210~:世の中はどうしてドリームキラーばかりなのでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_414219.html

Q-405:コーチングを受けると、結局のところ、どうなるのですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35882023.html

Q-432~:「コーチングは非言語」というのがよくわかりません。「状況確認」は言語で行うが「働きかけ」は非言語で行うという事でしょうか?

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Q-442:職場の雰囲気が変わってしまいました。いつもピリピリした感じで、とてもギクシャクしています …どうしたらいいのでしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 

Q:ベテラン社員が新たに配属されてきてから、職場の雰囲気が変わってしまいました。いつもピリピリした感じで、とてもギクシャクしています。なぜこうなったのかわからず、とても戸惑っています。どうしたらいいのでしょうか?

 

A:まずは「なぜこうなったか?」の部分から。

 質問者のいう「こうなった」は、「職場の雰囲気が変わった」ということ。具体的には「ピリピリ」「ギクシャク」という感じ。それはコンフォートゾーン(Comfort Zone、CZ)が崩れたことによる認知的不協和だといえるはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 今までは職員同士の仲は良かったのだと思いますが、その「仲の良さ」は、「これまでの記憶でつくられた(過去の延長線上の)現状」がCZ化していることのあらわれであるはず。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 もしも「ベテラン社員が新たに配属されてきた」ことが現状を打破するためであるのなら、当然、「職場の雰囲気が変わる」はずです。これまでのCZの外側に何らかのゴールがあるのだから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 人は、物理空間はもちろん、情報空間でもCZを維持しようとします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

その働きが恒常性=ホメオスタシス(Homeostasis)です。

通常、ホメオスタシスは私たちにとって“良い働き”をします。心身のバランスがいつもとは違う状態に崩れたときは、自然に元の状態に戻そうとします。そのホメオスタシスの働きを「ピリピリ」「ギクシャク」として感じているのでしょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

しかしながら、ホメオスタシスは必ずしも“良い働き”ばかりではありません。情報空間にもホメオスタシスが働くということは、新しいことや新しい人がそれまでの情報空間に入ってくると排斥するような働きをしてしまいます。

ホメオスタシスで強力に維持されるCZは、じつは、とても排他的なのです。

Q-419:なぜパワハラや虐待がなくならない… <key 3;排他的でスノッブな空間>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/36494091.html

 

 これまでの記憶でつくられた「職場の雰囲気」が文字どおり「Comfort」であるほど、職場の現状(CZ)を維持しようとするホメオスタシスの力(フィードバック)は強くなります。つまり、さらなる現状の外への移行を妨げるドリームキラー的な力(ネガティブ・フィードバック)が強くなるということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040935.html

 

 おそらく「ベテラン社員」の方も、「ピリピリ」「ギクシャク」を感じ困惑しているはずです。関係性はつねに双方向です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 今、もっとも大切なことは、「ベテラン社員」も含めた職場の全員で「これからどうなりたいか?」「どうありたいか?」を考え、共有すること。もっとはっきりいうと、「意図」を共有することです。

 Q-333:最近「記憶が抜ける」… <vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 その「どうなりたい?」「どうありたい?」は、もちろん、ゴールにより決まります。つまり…

 

職場の全員を包摂する抽象度次元にゴールを設定し、共有する

 

 …それが「どうしたらいいのでしょうか?」に対する私の答えです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 もしも「ベテラン社員」に対して何かしらのネガティブな思いを感じているのなら、逆腹式呼吸を重ねながら一旦その情動を止めてみましょう。止観です。

(「止観瞑想」に関する苫米地博士の解説はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18576926.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/18684707.html

 

 そのような意識状態(止観)を維持したまま、ぜひ自身の心に問いかけてみてください。

 

その「ベテラン職員」に対して、例えば「嫌悪」のような感情はありませんか?

 

 

 …大脳辺縁系的な情動に囚われたままでは、抽象度の高い次元にゴールを再設定することはできません。その場合、まずは自身の情動をコントロールする必要があります。

 F-196:コーチとして考える「ウォーミングアップ」と「クーリングダウン」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26364639.html

 

 以下、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社、p47)より引用します。

 

 

嫌悪をコントロールする方法

 嫌悪は、進化した人類にはもはや必要のない感情です。嫌悪は本来、危険なもの、生命を脅かしうるものを避けるために生まれた感情ですが、人間はそれに頼らずとも、思考や記憶によって、危険をかわすことができるからです。

 それなのに、いまだに人が多くのものに対して嫌悪感を抱いてしまうのは、前頭前野が誤った思考パターンを作ってしまっているからであり、扁桃体がいたずらに感情を増幅させているからです。嫌悪の感情に基づいてとられる行動は、論理的にはたいてい間違っているといえるでしょう。

 嫌悪や憎悪の感情をコントロールする一番の方法は、前頭前野を働かせることです。

 扁桃体は一度優位になると、ますます活性化します。嫌悪や憎悪の感情が長く続いてしまいがちなのは、そのためです。しかし前頭前野を活性化させれば、大脳辺縁系の働きが抑えられ、たとえ瞬間的に嫌悪感が生じたとしても、いたずらに感情が増幅されることがなくなります。

 何かを「嫌いだ」と思ったら、その感情がどうして起こったのかを、論理的に考えましょう。もし「肌の色の違う人が嫌いだ」と思ったなら、子どものころにまでさかのぼり、いつ、誰によって与えられた情報や価値観によって、そのような思考パターンができあがったのかを、徹底的に検証するのです。そうすれば、扁桃体の働きが抑えられるだけでなく、「本当に嫌悪するべきものなど、ほとんど存在しない」ということがわかり、嫌悪という必要のない感情に振り回されることもなくなるはずです。

 引用終わり

 

 

 何かを「嫌いだ」と思ったら、その感情がどうして起こったのかを、論理的に考えましょう

 

 …「論理的に考える」とは、「トゥールミンロジックで考える」ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194585.html

 

 *「トゥールミンロジック」について、詳しくはこちらでどうぞ↓

 S-01~:よりよい“議論”のために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_254557.html

 

トゥールミンロジックを駆使してしっかり論理的考察を行うためには、やはりゴールが要ります。そのゴールは「もっとこうなりたい」「さらにこうありたい」を遥かに超えた“現状の外”のwantから生まれるもの。

 Q-391:現状の外かな~ということをイメージするととても気分が悪くなってしまいます。このような場合どのようにすればいいでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/35232931.html

 

 そんな新たなゴールは、CZにどっぷり浸かっている状態では、決して見つけられません。スコトーマが外せないから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 だから、「いつもピリピリした感じで、とてもギクシャクしている」という今の状況はビッグ・チャンス!

 

 …そう信じて、新たな進化を遂げる職場の未来を思い描きながら、まだはっきりとはわからないゴールを、全員のwantを包摂するすごいゴールを、気楽に探してみてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19980130.html

 

 

 …以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

CoacHing4M2 EDGE          

 CoacH T(タケハラクニオ)

 

 

 

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「<2025年度後期>コーチング説明会&セミナー」の動画配信を開始しました。セミナーのテーマは「コーチング実践にふさわしい意識状態の作り方」。

Q-400~:ヒーリングやコーチングと意識状態の関係を教えてください

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2025年10月末まで視聴可能です。申し込みはこちらからどうぞ(受付期間:~9月末まで)↓

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 2025年度後期のパーソナルコーチングの受付を開始しました(募集期間:~9月末まで)。

コーチング期間は2025年10月から翌3月の6ヶ月間。4コースあります。詳しくはこちらでどうぞ↓

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

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