苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学びながら九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ:L:講義・研修・セミナー編 > 2018年01月 教育講演会Q&A

Q-015:霧島市教育講演会(180124QA vol.1

 

 2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします。

 

今回は、講演後の質疑応答でいただいた質問にあらためてお答えします。

まずはH先生(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7030948.html)からの御質問です。

 

Q:今、受験生たちが非常に不安定な気持ちでいると思います。今日の講演内容をふまえて、受験生の心に火をつける漢字の一字とはどんなものでしょうか?

 

A:私は、仏教について40年以上、医学・医療を30年近く、そして苫米地理論やコーチングについて8年以上学んできました。そんな私が学んだすべてを90分の講演に詰め込みました。それをさらに「漢字一文字で」という御依頼…H先生、さすがです。

御質問をいただいたときは現状のコンフォートゾーン(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html)の外に引っ張りだされた感覚がしました。だからだと思いますが、肝心の一文字を答え忘れてしまいました。創造的回避(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040752.htmlです。

 

講演中は「佐々木希ちゃんの『希』」とお答えした後、「講演タイトルがThe Power of Mindなので『力』です」と言い直しました。じつは最初にひらめいたのは「夢」でした。私は、世間一般で使われる「夢」という言葉のニュアンスが好きではありません。講演の内容を皆さんが間違ったイメージで記憶してしまうことを回避するために、「夢」は却下しました。

あらためて考えましたが、一文字で表現するなら、やはり「希」です(希望の「希」です)。

あえて他の単語を選ぶなら「信」です。「ゴール達成の確信」の「信」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 ところで、講演翌日にH先生から質問の背景を教えていただきました。

俳優の武田鉄矢さんがセンター試験直前の受験生に毎年授業をされており、今年で10回目だったそうです。授業では漢字一文字を成り立ちから説明し受験生に贈っており、今年の漢字が「急」だったようです(「贈る言葉」ですね)。

なぜ「急」だったのかは、そのイベントをレポートしていた朝日新聞の記事を読んでもよくわかりませんでしたが、このブログの読者の方から教えていただきました(いつもコメントをありがとうございます)。

武田鉄矢さんが語った「急」の一文字は、「急いだり焦ったりしているのはあなた一人じゃないですよ。皆急いだり焦ったりしていると思えば気が楽になるでしょう」という意味合いだったようです。

試験直前の青年たちにそのような話をされた武田さんの気持ちはよくわかりますが、コーチとしてはその解説はNGです。なぜなら、他人との比較は一切意味がないからです。

 

 

 次に、小学校の校長先生からいただいた質問です。

 

Q:今日は未来というキーワードがたくさんでてきました。未来の予想には「2030年問題」といわれるようなものもあり、今は存在しない仕事が生まれたり、今ある職業がなくなったり「未来は先行き不透明」というような言葉で語られます。子供たちが生きていく未来について、教えていただけることがあればお願いします。

 

A:一般的に用いられる「未来」という言葉は時間軸上の未来であり、「現状の延長線上にある世界」のことです。「このままの続く時間軸上の未来」まで含めて、私たちコーチは「現状(SQStatus Quo、ステイタス・クオ)」と呼んでいます。

時間は「過去から未来へ」ではなく、「未来から過去へ」と流れています。先に未来が存在しています。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

先に存在する本当の“未来”を創造することができるのは、“現状の外”にゴールを設定することによってのみです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

本当の“未来”とは“現状の外”にあるもの

したがって、“未来”は、必ず「予測不能」であり、常に「先行き不透明」です。

 

だからこそ、子供たちに「自分でゴールを設定し、自らの手で未来をつくりだす」ための知識とスキルを伝授してあげる必要があります。

それは親の、教師の、すべての大人の、未来に対するとても重要な役割であり責任です。

 

 ところで、約30年後の未来については、認知科学者 苫米地英人博士がすでに示されています。「2050年 衝撃の未来予想」(TAC出版)を御参照ください。

 

-関連記事-

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7199706.html

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

2050年 衝撃の未来予想

Q-016:霧島市教育講演会(180124 QA vol.2

 

 2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 講演後記載していただいたアンケートをいただきました。すみやかに対応してくださった事務局の先生方には、あらためてお礼申し上げます。ありがとうございます。

 

 アンケート冒頭での「内容はわかりやすかったですか?」という問いに対して、10段階の目盛りで評価していただきました。これは医療現場でも疼痛の評価等に使われる方法で、VAS(バス、Visual Analog Scale)と呼ばれます。

当日(180124)の講演評価は2から10まで幅広く分布し、平均では7.07でした。

 

 現実社会では、誰からも同じように最高の評価を得られることはなく、極端に評価が分かれることも少なくはありません。「ものすごくよかった」と思う人がいれば、「全然よくなかった。最悪ッ」と感じる人がいるように。

 

 その「評価が大きく分かれること」の最大の理由が、マインドでの情報処理にあります。

 

 自分自身の認識⇄理解⇄評価⇄判断という情報処理の特徴を知り、それを自由意志でアップデートしていけば、その結果、認識する世界(宇宙)そのものを自在に構築することができるようになります。

 

 講演では、その一つの方法としてコーチングが役にたつことをお伝えしました。

セルフコーチングももちろん有効ですが、コーチのサポートを得られれば、より早く、より強力に情報処理システムを変えていくことができます。

 

 コーチングの存在をぜひ知ってほしい

 しっかり学んで、身近な人たちにhappyをひろげてほしい

 そのためにもまずは自分自身のマインドに向き合い、未来側から自由に生きてほしい

そんなことを願いながら、話をさせていただきました。

 

 

 では、いただいた御意見・御質問に回答いたします。

 

・母として、一人の人間として、目の前のことが開けました。ありがたかった

(前略:後日回答します)先生の話にとても勇気づけられ、励まされました。(中略)希望をもっていきたいと思います

・すべてがよかった

・○○が○○○です。過去にとらわれていて、親も接し方に悩んでいたので、泣きそうでした。未来を信じて前に進みたいです

A:すべては双方向の縁起です(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html)。私の思いや学んできた知識が皆さまの良い縁起になったのは間違いないと思いますが、「目の前のことが開けた」のも、「勇気づけられた」ことも、「泣きそうだった(感動した)」こともすべて、皆さん自身のマインド(脳と心)での情報処理の結果です。

 講演ではゴールやエフィカシーの大切さをお伝えしましたが、「前に進みたい」という思い(ゴール:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html)と「前に進むことができる」という確信(エフィカシー:http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html)があれば、必ず道は開けていきます。スコトーマ(http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html)がはずれるからです。

 今まで“出し惜しみ”を続けてきた自分の中に眠る大いなる力を強く信じてください。繰り返しますが、必ず道は開けます。

 

 

・子供たちの心に火をつけるコーチングの話がどの話なのかよく分からなかった。先生方への話だったのか、難しい用語ばかりでした。保護者向けではない気がします

A:この世にアプリオリな「難しい用語」は存在しません。アプリオリとは「経験的認識に先立つ先天的、自明的な認識や概念」のことです。簡単にいうと、あなたに知識がなかったため「難しい用語」と感じられたということです。

 それは決して悪いことではなく、今まで知らなかった新たな世界の扉が開いたことを意味します。これを機にぜひコーチングや苫米地理論について学び始めてください。このブログは、その学びをサポートするために存在しています。

 

 

・宗教くさい

A:もう一件、同様の御意見をいただきました。ありがとうございます。

私は幼少の頃から真言密教のお寺に通っていました。そこでたくさんの奇跡を目の当たりにしてきました。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6854577.html

 

 コーチングを受けたクライアントの中には、奇跡としか言いようがない体験をされる方々が少なからずいらっしゃいます。そんな奇跡体験者に必ず共通していることは、「(その実現を)強く信じている」「まったく疑っていない」ということです。

 「信じる者は救われる」という言葉があります。その言葉が事実であることは、すでに認知科学により明らかにされています。その知見をシンプルにまとめたものが、「夢をかなえる方程式 I×VR」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 「I×VR」どおりに“奇跡”を成し遂げた人々にとって、さらにその人たちを見守るコーチにとって、“奇跡”は起こるべくして起こっています。いわば「あたりまえ」です。

 そんな様子がさらにまわりを混乱させます。「宗教くさい」と敬遠するだけならいいのですが、中には誹謗中傷や嫌がらせを始める人もいらっしゃいます。ドリームキラーの暴徒化です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 御意見をいただいた方のブリーフシステムには、「宗教」に対してネガティブな何かが埋め込まれています。何らかの嫌な体験か情報の記憶があるはずです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

それは個人の価値観であり、本質的には自由であるべきことです。ただ、コーチとして一つだけアドバイスさせていただくと、そのブリーフシステムが巨大なスコトーマをうみだし続け、“奇跡”を引き起こす力の覚醒はますます遠ざかっていきます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

そのことを理解した上で、自分自身の生き方を選択してください。

 

なお、宗教については、「The Power of Mind Ⅰ」第六章において取り上げます。

私が院長として働く病院には禅道場があります。その存在は、私にとってはずっと希望でしたが、今では絶望の象徴に変わりました。

ドイツ生まれの理論物理学者 アルベルト・アインシュタイン(18791955年)の下記の言葉の考察と合わせ説明いたしますので、ぜひフォローしてください。

 

宗教なき科学は不具合であり、科学なき宗教は盲目である

Science without religion is lamereligion without science is blind.

By Albert Einstein

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Albert_Einstein_Head(Wiki)
Wikipediaより引用


Q-017:霧島市教育講演会(180124 QA vol.3

 

2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 

・次のステップは?もしかしたら、自分も何かできる気がします。そのために何をすべき?(まもなく定年)

 

A:ゴール設定です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ゴールは一つではなく、人生のあらゆる領域にバランスよく設定します(設定し続けます)。

人生とは、職業や地位、収入だけで構成されるものではありません。自身の心身の健康はもちろん、家庭や地域、そして趣味といった多様な要素で構成されるものです。これら人生のいろいろな方向性に対して、まんべんなくゴールを設定することが重要で、それをコーチングでは「バランスホイール(balance wheel)」と呼びます。

 ぜひ、いろいろな人生の領域にゴールを設定してみてください。
 セルフコーチングのための知識がまとめられている苫米地英人博士の著書「コンフォートゾーンの作り方」(フォレスト出版)をお勧めします。

 

 

・現在、大人のセルフイメージが低く、それが子どもの自己肯定感の低さにつながっている気がします。子どもたちはもちろん親である大人(自分も含め)のセルフイメージを高めることも必要だと感じました。親、先生方に(自分にも)「大丈夫!! 必ずできる!! 見える!!」と言いたいです。自分にも言ってあげたいと思いました

 

A:セルフイメージ、そして、それをつくりあげるセルフトークのコントロールは、成功することや幸福を実現するためのとても重要な要素です。

セルフイメージは「ブリーフシステム」や「自我」ということもできます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 ところで、コーチングにて最も重要なものは「エフィカシー」です。エフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」のことです。時間を考慮すると、未来のセルフイメージといえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 エフィカシーや、エフィカシーとゴールの関係性については、苫米地英人博士のYouTube公式チャンネルをご覧ください。通常10万円は下らない博士の講義映像を、なんと無料で視聴できます。お勧めです。

 https://www.youtube.com/watch?v=ZYTXhgDpXU0

 

 ゴールを達成した時に自分が見ているに違いない景色をイメージし、「大丈夫!! 必ずできる!! 見える!!」とセルフトークしながら視聴してください。どんどんエフィカシーが高まっていくことを実感するはずです。自身に起こる変化を楽しんでください!

 

 

・本人のモチベーション次第だと思う

 

 A:モチベーションは原因ではなく、結果です。しっかりとしたゴール設定の結果です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

「モチベーションが高いから成功した」はまわりの評価であって、本人にとっては「あたりまえ」です。

ゴールが正しく設定できると、ゴールに向かうすべてがコンフォートゾーンになり、ゴールを実現するための方法がクリエイティブに見つかります(発見します)。スコトーマがはずれるからです。傍から見るととても頑張っているように思えますが、本人は自然に見つけちゃうのです。

「心から達成したいこと」「止められてもやりたいこと」に向かうことは、生命維持のために呼吸や心拍を続けるのと同じように自然なことです。「本人にとってはあたりまえ」なのに「周囲には頑張っているように見える」状態の、他人の評価がモチベーションです。

 

では、ここで問題です。

なぜ、本人の自己評価と周囲の評価にギャップが生まれるのでしょうか?

 

答えは、「ゴールが“現状の外”に設定されているから」です。

 

「本人のモチベーション次第だと思う」では不十分で、「本人のゴール次第だと思う」がよりよい表現だと思います。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

コンフォートゾーンの作り方



Q-018:霧島市教育講演会(180124 QA vol.4

 

2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 

・ワードが難しかった

・用語が入ってきたりした時、普段聞きなれない言葉が頭に入りづらかった

・いい話をされているのはわかるが、はじめて聞く言葉が多すぎて、頭の中に入ってこなかった

 

 A:“いい話”をしました(笑)。ありがとうございます。

 講演ではスコトーマをうみだすものについてお話ししました。1)知識、2)重要性、3)役割の三つです。そもそも知らなければ認識しようがありません。だから学習が重要です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 効率の良い学習のためには、重要性や役割をしっかりと意識することが必要です。そのために重要なことがゴール設定です。学習することが100% want toなら、スポンジが水を吸収するようにどんどん知識を身につけていきます。鍵はゴールです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ゴールは認識だけではなく、記憶にも関係しています。

 ドイツの心理学者 ヘルマン・エビングハウス(18501909年)の忘却曲線を御存知ですか?

 

 Wikipediaによると、エビングハウスは、自ら「子音・母音・子音」から成り立つ無意味な音節(ritpektasなど)を記憶し、その再生率を調べ、忘却曲線を導いたそうです。節約率とは、一度記憶した内容を再び完全に記憶しなおすまでに必要な時間(または回数)をどれくらい節約できたかを表す割合です。

 

20分後の節約率:58%

1時間後:44%

9時間後:36%

1日後:34%

6日後:25%

1か月後:21%

 

 研究でわかったことは、「意味のない情報は1日経つと1/4しか覚えておらず、反対に覚えることができた情報は1か月たっても覚えている」ということでした。この1か月後の記憶のことを長期記憶と呼びますが、それは短期記憶の中から重要だとマインド(脳と心)が判断し選んだものです。

その「何を重要とするか」という判断に、ゴールが大きく関係します。ゴールにとって重要なものは認識しやすくなるだけではなく、忘れにくくなります(思いだしやすくなります)。

繰り返しますが、鍵はゴールです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

・市長へプレゼントした本、買ってみようと思います

 

 A:上の回答の続きです。

「しっかり長期記憶化される」と聞くと、多くの方が「うらやましい」「自分も記憶力がよくなりたい」と思うはずです。しかしながら、現実社会では長期記憶化したイメージに苦しむケースが少なくありません。そのイメージをトラウマと呼びます。

 

講演中(180124)に御紹介した当時の霧島市長にプレゼントした本とは、苫米地英人博士の著作「イヤな気持ちを消す技術」(フォレスト出版)です。ここではその詳細には触れませんが、状況を打開するために、苫米地博士に市長の名前まで書いていただいたサイン本をプレゼントさせていただきました。

 

本物のリーダーは、常にプレッシャーにさらされています。“現状の外”に挑むからです。

そして、いつも攻撃されています。リーダーとして正しければ正しいほど、まわりがドリームキラー化するからです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 「イヤな気持ちを消す技術」は、イヤな記憶を“忘れる”ためのマインドの使い方について書かれています。少し具体的に書くと、海馬と扁桃体による連係プレーの結果できてしまった前頭前野のイヤな認識パターンを克服する方法です。

 私たちの記憶は、過去の出来事を正確に再現するものではありません。イヤな記憶に囚われている人は、じつは、自分で強く苦しむように記憶を書き換えています。

知識とスキルを身につければ、イヤな気持ちを消すことはじつは簡単なことです。

 自分自身のために、大切な人のために、ぜひお読みください。

 

 

・子供がする自己評価について(もっと知りたい)

 

 A:「自己」は今まで受け入れてきた情報でできあがっています。「自己」は長期記憶として書き込まれた情報のかたまりであり、情動を伴った体験の記憶と抽象化された情報の記憶で構成されています。コーチング用語でいうと「ブリーフシステム」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 その多くは親に埋め込まれたものです。

 つまり、あなたの「自己」は親によりつくられており、あなたの子供の「自己」はあなたがつくりつつあります。

 

 その他人に(&過去により)つくられた「自己」を、自身の自由意志で未来側からつくりなおしていく方法がコーチングです。意外に思うかもしれませんが、コーチングは仏説(釈迦哲学)について学ぶほど上達します。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353367.html

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

イヤな気持ちを消す技術

Q-019:霧島市教育講演会(180124 QA vol.5

 

2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 

・火をつけることは難しいが、荒れた心の子供に聞く耳を持たせるきっかけづくりについて知りたい

 

A:自己啓発という言葉があります。

“啓発”を調べると、「人々の気がつかないような物事について教えわからせること」(大辞林 第三版)、「《『論語』述而の『憤せざれば啓せず、悱(ひ)せざれば発せず』から》人が気づかずにいるところを教え示して、より高い認識・理解に導くこと」(デジタル大辞泉)とあります。

 

論語(述而)にある「憤せざれば啓せず、悱せざれば発せず」とは、「自分から学ぼうとしない者には指導しない。自分の考えを言いたいがその言葉がでてこないという者にしかヒントは与えない」という意味です。

よって、“啓発”は確かに「教えわからせること」「教え示して、より高い認識・理解に導くこと」という意味で間違いないのですが、その語源である論語まで考慮すると「聞く耳を持たない者に教えてはいけない」という警告も含んでいるといえます。

自己啓発は「自分を啓発する」ということですので、「自己を人間としてより高い段階へ上昇させようとする行為」(Wikipedia)ですが、その出発点は「自分自身に聞く耳を持たせること」といえます。

 

私は、“啓発”とはコーチングそのものであると考えています。

ゴールやエフィカシー、スコトーマといった概念をしっかりわかってもらえれば、子供たちが自分自身の意志で心に火をつける時がきっと来るはずです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

まずはコーチングについてあなた自身が学び、そして実践してみせながら、子どもたちの心(無意識)に伝えてあげてください。

 

なお、孔子の「聞く耳を持たない者に教えてはいけない」という警告に関連して、私自身も貴重な経験をしました。私は院長として働いていた職場へのコーチング導入に失敗しました。そこから学んだことを「The Power of Mind Ⅰ」第六章にまとめていますので、ぜひ御確認ください。

 

 

・学習障害を持つ子供への、教師・保護者の接し方について知りたい(事務局へのお願い)

 

 A:事務局への来年以降の講演会に対するお願いでしたが、「学習障害」について思うことがありますので取り上げました。

 

 学習障害(LD)の英訳はLearning Disabilities、またはLearning Disorderですが、ネガティブな意味を含むdisabilitiesdisorderではなく、個性と捉えdifferencesに変えていこうという提言がされています。

自身もLDADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向があるという上野一彦先生(東京学芸大学教授、日本LD学会会長)のインタビューが下記サイトで確認できます。ぜひチェックしてください

 http://bigissue-online.jp/2012/09/27/lerning-differences-1/

 

 

・私自身苫米地氏の著作を持っており、刺激を受け12月末からルー・タイス氏著作の「アファメーション」を読み進めています。人間の心の持ち方、使い方(言葉も含め)に大きな可能性が潜んでいることを教育の場で伝えていきたい

 

 A:ぜひ伝えてください。「大きな可能性が潜んでいる」と信じる教師や親の何気ない言動が、きっと子供たちの心に希望をうみだすはずです。コーチとして私も応援いたします。

 ところで、平昌五輪で感じた「言葉の力」についてフリーテーマで取り上げました。下記を御確認ください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7701939.html
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859111.html

 

蛇足ですが、苫米地式の場合は、さらに非言語による直接的な無意識への介入も行います。

言語・非言語を用いた直接的介入手法によりクライアントのゴールを達成させるマインドをつくりあげるものが苫米地式コーチングです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542426.html

 

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

アファメーション


Q-020:霧島市教育講演会(180124 QA vol.6

 

2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 

・スピリチュアルペインを克服するにはどうすればいいのか?

 

A:スピリチュアルペインは、緩和ケアにおけるとても重要な概念です。

「症状の評価とマネジメントを中心とした緩和ケアのための医師の継続教育プログラム(PEACE)」では、「自己の存在と意味の消滅から生じる苦痛(無意味、無価値、虚無、孤独など)」と定義されています(最新版では「自分の存在や意味を問うことに伴う苦痛」)。

じつは、私はこの定義やその対策は不十分であると思っています。「The Power of Mind Ⅰ」第四章において詳しく述べますので御確認ください。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124524.html

 

「自分の存在や意味を問うことに伴う苦痛」であるスピリチュアルペインを克服するためには、「自分の存在や意味」を見いだし、確信することが必要です。コーチングにおけるゴール設定とエフィカシーです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 しかしながら、スピリチュアルペインの克服は簡単ではありません。

 私たちの認識には、必ずスコトーマがあるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 

・スコトーマを外す手法を知りたい

 

 A:スコトーマは、“現状の外”にゴールを設定することで外すことができます。

 しかし、その“現状の外”へのゴール設定は、過去の記憶でつくられたブリーフシステムが変わらなければ決してできません。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 過去の記憶によりつくられたブリーフシステムを、未来の記憶でつくりなおす操作がコーチングです。よって「スコトーマを外す手法」としてお勧めなのは、本物のコーチにコーチングを受けることです。

 

 本物のコーチは「苫米地式コーチング」の公式サイトで検索することができます。

事情により私はコーチであることをオープンにしてきませんでしたが、院長辞職後はコーチとしての活動を本格化させることもあり、サイトに登録させていただきました。近く公表されますので、ぜひ御確認ください。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8180980.html

 http://tomabechicoaching.jp/

 

 

・スコトーマの絵の見方によって、見えるもの見えないものに気づきました。心を穏やかに家庭でも職場でも過ごすことを改めて考えさせられました

 

 A:私たちは目の前の世界をありのままには認識していません。スコトーマがあるからです。そして、そのスコトーマの中には心から達成したいと思えるゴールが必ず存在しています。今は見つけることができなくても必ずあります。

 「もっとできる」「もっとやりたい」とワクワクしながら過ごす日常の中で、突然ひらめきが訪れます。「必ず見える。必ず見つかる」「もっと生みだせる。まだまだ生みだせる」といったセルフトークを続けてください。

そんな日常は、きっと心穏やかなものであるはずです。

 

 

・どうやったら理想的なコンフォートゾーンに自分を近づけていけるのか?

 

 A:「理想的なコンフォートゾーン」は、すこし注意が必要な言葉です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

現在の自分(ブリーフシステム、自我)にとって「理想的なコンフォートゾーン」であれば、自身を現状に閉じ込めるものとなってしまいます。その結果、昨日のような今日を生き、今日のような明日を生きる人生となります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353425.html

 

 「理想」を追求し続けること。そのためにも常に“現状の外”にゴールを設定し続けるという意志が大切だと思います。

 

 

・希望をもたせるための手だて(が知りたい)

 

A:希望とは、未来の明るいイメージです。止められてもやりたいような何かがあり、それを達成できると確信できる人の心に生まれるものです。

よって、子供たちに希望を持たせるためには、まずゴール設定のやり方を教えてあげて、「君にはできる」とやさしく語りかけながらエフィカシーを高めてあげればいいのではないでしょうか。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

希望とは、未来の明るいイメージです。その未来は「現状がこのまま続く延長上」にはありません。時間は未来から現在、現在から過去へと流れています。

私がコーチングを行うとき、まずはこの時間観(未来→過去)を体感していただくことからはじめています。

大切な“未来”である子供たちに、ぜひ教えてあげてください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 なお、「The Power of Mind Ⅰ」第四章で第二次世界大戦中にナチスにより強制収容所に送られた体験を「夜と霧」に記した精神科医 ヴィクトール・E・フランクル(Viktor Emil Frankl)と関連して、そして第五章でヨルダンのラニア王妃が2002年から提唱している概念である「ホープギャップ(HOPE GAP)」と関連して、“希望”を考察しますのでぜひフォローしてください。
 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/8045695.html

 

・やりたくてやるという気持ちにさせていく言葉かけなど、具体的なことが知りたい

 

 A:上の回答の続きです。

 ゴール設定によりやる気(モチベーション)が生じ、エフィカシーとともにやる気が高まっていきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 そのゴールとは“現状の外”にあるものです。“現状の外”にあるゴールは、まわりの人たちにとってはもちろん、(最初は)本人にとってもとてもとても違和感の強いものです。その違和感がドリームキラーを生みだし、やる気が奪われていきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040935.html

 

 まずは大人(親、教師)がドリームキラーになっていないか気をつけながら、子供自身がドリームキラー化しないように導いてあげてください。

そして、ゴールに近づいたら「あなたらしい」、ゴールから遠ざかったら「あなたらしくない」と声をかけてあげてください。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Q-021:霧島市教育講演会(180124 QA vol.7

 

2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 

・子どもに知識・スキルを教えるために、自分が何をすればいいのか具体的に知りたい

・具体的にどう動けばいいのか?

 

 A:もちろん自分自身が知識やスキルを身につけることです。ここではちょっと違った視点で考えてみましょう。テーマは「具体的」というワードです。

 

 教育再生実行会議が201761日に発表した「第十次提言」には、社会構造の変化の結果「子供たちの65%は、将来、今存在していない職業に就く」と記されています。そんな変化の激しい時代においては、より“具体的”な知識やスキルほど役に立たなくなる可能性が高いといえます。応用が利かないからです。

 なぜ応用が利かないのかというと、情報量が多すぎるから、つまり抽象度が低いからです。その抽象度を下げる方向への変化を「特化」「専門性」と呼びます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html

 

 では時代のダイナミックな変化を余裕で乗り越えるための応用の効く知識とはどんなものでしょうか?

 

もちろん、抽象度の高い空間にあるシンプルな知識です。

 

私はよく悩み事相談を受けます。内容は多岐にわたりますが、突き詰めていくとそれらは「健康」「お金」「将来(未来)」「人間関係」の四つに大別できます。

その四つをさらに抽象度を上げて考察すると、すべて“関係”についての悩みと考えることができます。その“関係”とは、結局はマインドでの情報処理により生みだすものであり、釈迦哲学でいう「縁起」です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6353044.html

 

よって、「子どもに知識・スキルを教えるために、自分が何をすればいいのか具体的に知りたい」という御質問に対する私の答えは、「まずは縁起について学び、“関係”を豊かにする具体的な方法であるコーチングをマスターすること」となります。

 

縁起について、そして縁起という視点からコーチングを学ぶ本として、苫米地英人博士の著書「もうこれ以上、人間関係で悩まない極意」(TAC出版)を強くお勧めします。

 

 

・子どもたちに自己評価を高めさせるための手法

 

 A:「ゴール達成能力の自己評価」のことをエフィカシーと呼びます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 「自己評価が高いこと」が重要であることは間違いありませんが、その一方で、「自己評価が高いこと」は個人の成長を止めてしまう悪い要因なってしまったり、まわりとの軋轢を生む原因になってしまうことが少なくありません。

あなたのまわりには「やたらと自己評価が高いが面倒くさい人」はいませんか?

きっと何人かの顔がすぐに思い浮かぶのでは(笑)。

 

コーチングで大切なのはエフィカシーです。「自己評価」だけでは足りないのです。

そのことを思索しながら、下記を読み進めてください。最後に私の考えをお伝えします。

 

 

・家庭が、学校が、スコトーマを与える場になっているのではないか?

 

 A:そのとおりです。私たちの目の前の世界はもともとスコトーマだらけです。そして、過去の知識や“常識”といった社会の価値観がスコトーマを強化していきます。親や教師は「スコトーマ」について細心の注意を払う必要があります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 ただし、スコトーマは決して悪いことではありません。スコトーマのおかげで、私たちはその時重要なことに集中することができます。

 例えば、映画を観ている時を考えてください。クッションの感触が気になったり、空調の音が気になったり、隣の人の様子が気になったりしたら映画の世界に浸れませんよね。多少座り心地が悪くても、ちょっと寒くても、隣の人が怪しそうでも、それらが気にならなくなるから映画に集中することができます。映画を楽しむというゴールにとって重要ではない余計な情報をスコトーマに隠しているのです。

 大切なことは、スコトーマについて知り、常に意識し、自在にコントロールすることです。

 

 よって、家庭で、学校で、スコトーマについてしっかり教えてあげ、そのコントロール方法を伝授することが重要なのではないでしょうか。

もちろん、スコトーマをコントロールするための第一歩がゴール設定です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

・スコトーマがはずれる瞬間の「脳の喜ぶ感覚」「力が湧く感覚」「世界が広がる感覚」これを子供に伝えたいです

 

 A:「脳が喜ぶ感覚」「力が湧く感覚」「世界が広がる感覚」とてもすばらしいセンスですね。まさにそのとおりです。

 特に重要なことは「世界が広がる感覚」で、それは抽象度が上がったことを意味しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html

 

 

・これからの子供たちの将来について、親&先生方がもっともっと何ができるか

 

 A:「もっともっとできる」「もっともっと何かしてあげたい」そんな思いでいると無意識が働き続け、ひょんなことをきっかけに突然スコトーマが外れます。その時に「喜んだ脳」がすごいアイデアを考えだし、「湧きあがった力」で実現していきます。心は穏やかになり、毎日が充実していきます。そんな心の平和が「広がった世界」をさらに広げていきます。“無敵”に近づいていくのです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5446097.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5448151.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615695.html

 

 スコトーマをうみだすものは、1)知識、2)重要性、3)役割です。

 その三つを意識しながら、まずは自身のスコトーマを外してください。繰り返しになりますが、その第一歩がゴール設定です。

 すべてはゴールからはじまります。「ゴールが先、認識は後」です。

 

 ところで、「自己評価」だけでは足りない理由はわかりましたか?

 

 コーチングで重要視するエフィカシーとは「ゴール達成能力の自己評価」でした。

 よって、もちろん高い自己評価は大切なのですが、その本当の価値はゴールが決めるのです。いくら自己評価が高くてもゴールがダメダメなものであれば、その達成の自己評価が高いほどまわりにとっては迷惑になるはずです。

 

 すべてはゴールからはじまります。そして、そのゴールをさらなる“現状の外”へ、さらなる高次の抽象度へ向かって、更新し続けることが「自己評価」をさらに高めるためのスタートです。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

51I18QImOnL

Q-022:霧島市教育講演会(180124 QA vol.8

 

2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 

・私は中学校の教員です。毎日の学校生活の中で、生徒に具体的にどのような接し方が「子供たちの心に火をつける」のか?

 

 AQ-019http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7743340.html)やQ-021http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859594.html)など、過去の回答を御確認ください。ここでは「中学校」という部分にフォーカスをあててお答えします。

 

 2017年の自殺者数(速報値)が発表されました。22年ぶりに22千人を下回った2016年(21897人)よりさらに総数は減っていましたが、唯一自殺者数が増加した年代がありました。それが20歳までの子供たちの年代です。

 最近は特に中学生が深刻で、2016年に厚生労働省が発表した自殺対策白書によると「中学生の自殺者数」は102人で、17年ぶりに100人を超えました。1980年以降でみると、女性アイドル歌手が自殺した1986年の133人に次ぐ多さでした。中学生の総数は減っているのにです。

2015年の年代別人口10万人あたりの自殺者数では、中学生が2.94人で最多でした。

 

 今、特に中高生が危ないのです。早急な対策を必要としています。

 

 当日(180124)の講演で御紹介したとおり、米サンディエゴ州立大学心理学 Jean Twenge教授らによって「米国でスマホが一気に普及した2012年を境に、(米国内で)中高生の抑うつ症状や自殺念慮の経験者、自殺者が急増した」という研究結果が報告されています。

 日本においても、スマホやタブレット、通信可能な携帯ゲーム機の普及とともに、中高生の自殺者がさらに増加することが危惧されます。

 

 もちろんスマホなど環境の変化も大きな要因であるとは思いますが、「スピリチュアルペインに対する配慮と対策がなされていないことが問題の本質である」というのが、コーチとしての私の意見です。

 

 スピリチュアルペインは「自分の存在や意味を問うことに伴う苦痛」と定義されています。

 その問いは、本当は、自我の確立の時期とされる思春期~青年期には始まっています。つまり、すべての大人がすでにスピリチュアルペインを潜在的に抱えているのです。スコトーマに隠れ、認識していないだけです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 だからこそ、すべての大人に、そして、今まさにスピリチュアルペインが始まろうとしている子供たちにコーチングを届ける必要があります。その知識とスキルを身につけることで、「自分の存在や意味」を見いだすことができます。

 

 スピリチュアルペインに関しては、「The Power of Mind Ⅰ」第4章で解説いたします。ぜひ確認してください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_124524.html

 

 

・「過去を振り返る必要はない」←自分の悪い行いは振り返り、反省すべきではないのか

 

 A:スコトーマを外すこと、すなわち、今まで気づいていなかった改善点を見つけるという意味において“反省”はするべきです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

ただし、反省には危険な面があり、注意が必要です。

 

 私たちの記憶のメカニズムは失敗駆動型です。失敗の記憶がより強く刻まれてしまい、それがセルフイメージをつくりあげます。過去の失敗の集まりが現在の「私」です。

 セルフイメージ=「私」はブリーフシステムとも言い換えられます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 よって、過度な反省をすることは、失敗の記憶を強化することで、セルフイメージ(自己評価)を不当に下げてしまうことになりやすいのです。

 その結果、「私ってダメな○○」というイメージが強化され、ますます現実化していきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 同じ過ちを繰り返さないためにスコトーマは外すべきです。「何がいけなかったのか?」「次はどうすればいいのか?」と自問することは大切ですが、その際は必ず「私らしくなかった」とセルフトークをしてください。

 その時の「私」とは、ゴールを達成した未来の私であり、過去の失敗の集合としての私ではありません。

 「反省」という言葉の中にある「省みる」ものとは、つねに未来です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 

・「時間は未来から過去へ流れている」自分は過去→未来へ進むのですよね?

 

 A:例えば新幹線に乗って外を眺めている時に、「まわりの風景が進行方向から流れてくる」と考えるか、「自分が進んでいる」と考えるかの違いです(新幹線はトンネルばっかりかもしれませんが)。

 

 大切なことは「意識をどこにおくか」「フォーカスをどこにあてるか」ということです。

 

 みんな“過去”にこだわり過ぎです。世間は「あの時○○すればよかった」「○○しなければよかった」等々、過去を語る言葉ばかりがあふれています。

 私は先日ある話し合いに参加しました。その場で急に11年前の出来事を持ち出され、一方的に非難されました(しかも、その後記録を確認したら、相手の主張は完全に間違いでした)。

 

 話し合いも、個人の人生も、国家間のいざこざも、過去にこだわったままでは決して前には進みません。

 

 どんどん離れていく過去ではなく、これからやってくる未来にフォーカスを当て続けるために、「時間は未来から過去へと流れている」「過去は一切関係ない」とセルフトークを行うことが重要です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Q-023:霧島市教育講演会(180124 QA vol.9

 

2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 

・自分のスコトーマがいろいろな可能性を邪魔していることを改めて知った。スコトーマをはずすと、見えなかった世界に足を踏み入れることができるんだな~と思った。これから子育て、自分の人生に取り入れていきたい

 
A:「スコトーマ」についての知識がスコトーマに隠れてしまわないように(笑)。
 
しっかり記憶に残るために驚いていただこうと思い、講演では様々な仕掛けを行いました。「うわ~、わかった~」という体感をしっかり覚えていてください。
 
(これから私の講演やセミナーに参加される方はお楽しみに!)

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 ところで、仏教には十二支縁起(十二因縁)という概念があります。

 解釈はいろいろあると思いますが、「生老病死などすべての苦は『無明で始まり、老死で終わる』十二の因果の連続体である」というものです。

 

 無明(むみょう)とは「誤った認識作用」のことですが、スコトーマやゴールとの関係を考えると、「スコトーマが外れず、外そうともしないこと」「思考停止し、現状にとどまり続けること」といえます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 よって、「今の私のスコトーマは何か?」と常に考え、「解決策は?」「もっといい方法は?」と探求し続けることが無明を克服する鍵であり、よりよい充実した人生への扉を開く秘訣であるといえます。続きは「The Power of Mind Ⅰ」第六章で解説いたします。

 

 

・コーチングの奥が深すぎて理解するのに時間がかかります

 

 A:奥深さを感じていただいてうれしいです。

 私は苫米地英人博士の海外セミナーに参加させていただいたことがあります。日常とはかけ離れた空間にいたせいなのか、「コーチングの重要性をまったく理解してもらえない」と弱音を吐いてしまいました。私らしくなく。

そんな私に対して、苫米地博士は「30年くらいしたらみんな理解してくれるよ」とやさしく慰めてくださいました。その時は「焦らず、慌てず、あきらめずに歩み続けよ」と励ましていただいたものと思いましたが、日本に帰る飛行機の中で「“みんな”には私も入っているのではないか?」という思いが湧きあがりました。

 今では「君自身もまだコーチングを理解できていないんだぜ。進化・向上し続けるコーチングや苫米地理論を人生をかけて追究してごらん」と叱咤激励されたと解釈しています。

 礼記(らいき)に「学びて然る後に足らざるを知る」という言葉がありますが、私が海外まで行って学んだことは「全然学んでいない」ということでした。

 

今現在どれだけ理解しているかということではなく、「日々学び続ける」「より高次の抽象度次元に向かい続ける」「学んだことを活かして社会を、未来を、よりよくする」という意志で日々を生きることそのものが大切なのだと思います。

あなたが「奥深さ」を感じることができたのは「相当に学んでいるから」です。自身のゴールを目指しながら歩み続けてください。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

・“がん”のゴールが死というイメージがあるのかと少し残念でした

 

 A:「時間は未来から過去へと流れている」という時間観は、多くのクライアントにとって変革のきっかけになっています。私自身もそうでした。コーチングを行うときやコーチングについて話すときには、必ずこの話から入ります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

 私は、月に何回か、医師として高齢者向けに講話をさせていただいています。その際にこの時間観を話すことをいつもためらってしまいます。「その未来には死がありますけど」「死がどんどん近づいてますけど」とがっかりされてしまうのではないかと危惧しているからです。

 

 死を身近に感じている御老人に、あるいは病人に、どう働きかければよいのか?

 それは、「生老病死の四苦をどのように克服するか?」という問いでもあります。

 

 じつは今、「The Power of Mind Ⅱ」を執筆中です。私のイメージどおりであれば(I×V=Rが実現すれば)、今年中には出版されるはずです。その中で“四苦八苦の克服方法”を詳しく説明いたしますので、物理空間に結実した際にはぜひ手に取ってください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 少しだけ御紹介すると、「死」=「残念」という結びつき(情報処理)を書き換えてしまうのです。鍵は抽象度です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

Q-024:霧島市教育講演会(180124 QA vol.10

 

2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 

・「自己の存在に関して考える」なかなか難しいが、日常の中で考えていきたいです

 

 A:「日常」は、間違いなく、過去の記憶でできあがっています。よって、「日常の中」で考えれば考えるほど過去の呪縛を受け、ますますスコトーマが強化されていきます。

 ぜひ「非日常の中」で考えてください。「非日常」とは、コンフォートゾーンの外です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 もうすぐ新年度が始まりますが、新しい環境において多くの気づきが得られるのはコンフォートゾーンが変わって(ずれて)、スコトーマが外れるからです。旅行中に新鮮な気持ちになるのも同様の理由です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 しかし、新しい環境に慣れるとその気づきを忘れていくように、旅行後はすっかりいつもの感じに戻るように、コンフォートゾーンから外れた状態は長続きしません。

ブリーフシステムが変わっていないため、強力なホメオスタシスフィードバックにより「いつもの私」に引き戻されるからです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 よって、「自己の存在に関して考える」ために、「いつもの私」から「“現状の外”のゴールを達成した私」へのセルフイメージの変化を実現する苫米地式コーチングがとても役にたちます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 

・過去にとらわれずにと思うが、大人となった今は自分のモノサシで子供を見てしまう。どうしても実現しないような夢を語る子供へはどんな声掛けがいいのか?

 

 A:「自分のモノサシで見てしまう」という自己認識があるのは、とても重要なことです。私たちはいつも「自分のモノサシ」で目の前の世界を認識し、評価しています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

 「自分のモノサシ」自体が問題なのではなく、それが唯一であり、絶対であると思い込むことが問題なのです。世の中に唯一絶対の真実や完全な正義は存在しません。

 その事実を知らずに自身の正義を他人や社会に押し付ける行為がテロリズムです。“正義”同士の争いから生まれるのは、破壊や混乱、怒りや憎しみなど暗いものばかりです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6194669.html

 

 「どうしても実現しないような夢」は“現状の外”にありますので、ゴールの三要件の一つを満たしています。残りの二つは「心から望むこと」「自分中心を捨てること」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 「人には無限の可能性があり、あなたが心から望む夢は叶うよ」とエフィカシーを高めてあげながら、「その夢は親や社会から刷り込まれたものではないのか?」「自分だけ良ければいいというものではないのか?」を確認させ、導いてあげてください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5616012.html

 

 導く先は「より高い抽象度次元」です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html

 

 

・具体的なサポートの仕方も聞いてあげたかった。どのようなコーチングがあるのか?など

 

 A:「具体的」という言葉については、Q-021を参照してください。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7859594.html

 

苫米地式の枠組みで「どのようなコーチングがあるのか?」という問いにお答えします。

 

まずは、すべてのベースとなる「苫米地式コーチング」があります。

その認定をとった後に進める次の資格として、「ライフコーチング」「教育コーチング」「コーポレートコーチング」があります。

 

通常の「コーチング」と違って、クライアントと「ゴールを達成した世界の臨場感」を共有した上でコーチングを行うのが「ライフコーチング」です。

誤った教育により洗脳されてしまったマインドを脱洗脳しながら苫米地理論をインストールするのが「教育コーチング」。

そして、人が集まったグループ(会社、医療法人、学校法人などなんらかの組織)を対象としたコーチングを行うものが「コーポレートコーチング」です。

 

 

・子供に聞かせてあげたい!! ○○○小学校、○○中でも子供たちに聞かせてください!子供たちの未来パワーになると思いました

 

 A:「未来パワー」いい言葉ですね。エネルギーの源は常に未来にあります。次元でいうとより高い抽象度空間です。そのエネルギーを取りだすきっかけがゴールです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/cat_123517.html

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 ぜひこのブログ(プロフィール欄)にあるメールアドレス宛に御連絡ください。喜んでお話をさせていただきます。

 coachfor.m2@gmail.com

 

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

コーポレートコーチング


Q-025:霧島市教育講演会(180124 QA vol.11

 

2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 

・苫米地英人さんの理論に出会ったきっかけは?

 

 A:私は幼少の頃から仏教を学び、般若心経を暗記していました。大学時代にその般若心経や空(くう)の概念について掘り下げて学ぶようになりましたが、「色即是空、空即是色」という言葉がどうしても腑に落ちませんでした。

 大学生後半~研修医時代には、論語や孫子、貞観政要といった中国の古典をたくさん読みました。特に好きだったのが菜根譚です。毎日のように古典を読みながら新たな気づきを得ていましたが、同時にざらついた違和感も感じていました。

 30代になると松下幸之助さんや稲盛和夫さんといった経営者の著書を読むようになり、自己啓発系の本も読み漁るようになりました。

 20077月に突然病院長に就任することになり、「みんながその能力を発揮し、楽しく働くことができる職場を実現するためにはどうすればいいのか?」と思い悩みました。先人の教えや成功論をいろいろと実践してみましたが、どれもしっくりいきませんでした。

 医師となるきっかけになった「加持でがんが消える理由」についてもわからないままでした。

 

 そんな中、200910月に認知科学者 苫米地英人博士と情報的に出会いました。山崎拓巳さんの「やる気のスイッチ」という本の初回特典として付属していた対談CDが最初です。その対談を聞いたとき、まるで稲妻にあたったような衝撃を体感しました。

 それから博士の著作をぜんぶ読み、講義DVDを視聴し、ちょうどその頃に始まった会員限定サイト「クラブ苫米地」で学ぶようになりました。

 学ぶ中で、今まで感じていた違和感や解決しなかった疑問が突如クリアになった気がしました。「connect the dots」の瞬間です。

 大きなバリアがありましたが博士に直接教えていただけるようになり、苫米地式認定コーチ、そして苫米地式認定マスターヒーラーとして活動する現在に至っています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/7383761.html

 

 

・竹原氏のエネルギー。このエネルギーは一体どこから湧いてくるのか?

 

 Aエネルギーの源泉はゴールです。

そのゴールは人生のあらゆる領域に設定してあります。それをバランスホイールといいます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 私の一日は、「ゴールを達成した私が見ている世界(ビジョン)」の臨場感を高めることからはじまります。ビジュアライゼーションとアファメーションの実践です。

 それは苫米地博士から教えていただいた方法ではありますが、幼少の頃から三密(身口意)を実践していた私にとってはまるで呼吸や心拍のように自然な行為でもあります。

 

 その時に感じる光のようなエネルギーがすべての源です。

「夢をかなえる方程式」の実践ともいえます。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

・コーチングに取り組む理由。医師を辞めて何をされるのですか?

 

 A:医師は辞めません。辞めるのは院長職です。

 コーチングで取り組むのはクライアントの「情報空間の書き換え」です。情報が変わると、見える世界そのものが変わっていきます。当然、情報空間の底といえる物理空間も変化していきます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5165888.html

 

 書き換えはより高い抽象度次元の方が簡単にできます。情報が少ないからです。「I×V=R」でいうところの「IImaginationImage」は(まずは)高い抽象度で築きあげます。

しかし、臨場感は抽象度が上がるほど弱まっていきます。情報が少ないからです。「VVividness」のために抽象度をしっかりとコントロールする必要があります。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 一方で、物理空間には物理法則という強力な秩序が働いています。それを超えて変化を起こすことは困難です。そのため、“病”という形ですでに物理空間に結実してしまったものに対しては、物理空間でしっかり対応していきます。

それが医療です。医療行為は、国が資格として定めた範囲において行うことが認められるものです。情報の多い物理空間での書き換えは、やみくもにはできないのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5445932.html

 

コーチとしての情報の書き換えと同時に物理空間での働きかけを強力に行っていくという意味において、私が医師を辞めることはありません。

 

 

・子供がよりよいゴールをイメージするために、今親ができることは何だろう?

 

 A:上の続きです。

 物理空間での医療行為が資格者にしか許されていないのには理由があります。物理法則という強力な秩序の中で行う行為には必ず負の側面が伴います。薬なら副反応と呼ばれるものです。そのマイナス面をマネジメントするために、厳しい資格が設けられているといえます。

 

 具体的な医療行為に対して、物理空間に極めて近いところでちょっとだけ抽象度を高めて行うものが気功です。物理空間に近いので臨場感は高いのですが、少しとはいえ抽象度が上がっているので、物理法則を超えて圧倒的に、かつ自由自在に施術することができます。

 

 「子供がよりよいゴールをイメージするため」「そのイメージを強力にサポートするため」にこの気功の感覚が使えます。

 まずは変性意識状態を体感してください。

気功や催眠は、じつは、「内部表現書き換え」の技術です。そして、その本質は変性意識状態にあります。

 

 その基礎がわかりやすく書かれた本が「自分のリミッターをはずす! 完全版変性意識入門」(ビジネス社)です。

 今回の質問への回答をふまえた上で、私が書いた「医師の目から見た気功」(第二部第二章、116128P)を再度お読みいただくと、スコトーマが外れ、行間に込めたメッセージ(気)が伝わるはずです。

 「今親ができること」として、ぜひお読みください(笑)。

 

 

苫米地式認定コーチ                     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

自分のリミッターをはずす! 完全版変性意識入門




Q-026:霧島市教育講演会(180124 QA vol.12

 

2018124日(水)に霧島市(鹿児島県)で開催された「第12回学校保健研究協議会」にていただいた御質問・御意見に回答いたします(個人が特定される恐れがある場合は表現を変えています)。

 

 

・スコトーマやコンフォートゾーンを見つめることで、子供たちの抱えている悩みが多くの場合改善されるのではないかと思った

 

 A:悩みとは、「やらない理由ばかり考えていて、行動はしていない状態」です。それを創造的回避と呼びます。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040752.html

 

 講演ではハーバード・ビジネススクールの名誉教授 ジョン・P・コッター氏らの研究を御紹介しました。モチベーションには建設的動機(want to、~したい)と強制的動機(have to、~ねばならない)があります。その「want to」と「have to」の違いは、なんと、756倍の生産性の違いを生みだします。研究の詳細は「Corporate Culture and Performance」として書籍化されています(残念ながら和訳本は出版されていません)。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5882609.html

 

 コッター氏のこの研究結果を紹介した時に、「私はそうは思わない」「とても信じられない」という反応がかえってくることが少なくありません。正直な反応をいただくこと自体はうれしいですし、そのように言いたくなる気持ちもよく理解できますが、しかしそれはとても危険な反応です。

研究者が十年以上かけて調べ上げ書籍にまでした科学的知見を、個人の偏見で否定するものだからです。否定した瞬間に、スコトーマの原理により、それ以上の認識・理解が難しくなります。偏見とは、過去の記憶でつくりあげた(つくりあげてしまった)ブリーフシステムと同意です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721531.html

 

繰り返しますが、否定した瞬間にスコトーマが生じ、“正しい”認識を妨げます。無明に堕ちるのです。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5721610.html

 

 「私はそうは思わない」「とても信じられない」という感想は、コンフォートゾーンから外れた結果としてでてくるものです。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6040892.html

 

 よって、御指摘のように、スコトーマやコンフォートゾーンを見つめ、ゴール側に書き換えていくことで悩みを解決することができます。もっとはっきりと言えば、スコトーマやコンフォートゾーンへの対処なしに悩みを解決することは不可能です。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 悩みとは、「悩むことに夢中になりすぎて、行動を忘れている状態」です。「同じ夢中になるのであれば、ゴール達成に夢中になろう!」という思いで、私はコーチングを勧めています。

 

 

・スコトーマをはずすためにいろいろな手立てをしても、心がガチガチに固まっていて受け入れられない子や親がいます(不登校の子や家族)。どう対応すればいいか教えてほしいです

 

 A:おっしゃることはよくわかります。「心がガチガチ」の人たちへの対応を誤ったことでコーチング導入に失敗してしまった苦い経験が私にもあります。

 その経験から学んだことを「The power of Mind Ⅰ」第六章にまとめていますので、ぜひフォローしてください。

 

 「心がガチガチに固まった人」へ対応するために大切なことは、自分の心がガチガチにならないようにすることです。「まずは自分がリラックスしている」「常にwant toで“現状の外”に飛びだそうとしている」「スコトーマを意識し、外すことを心がけている」といった意識状態が重要です。

 「すべての意味のある、永続的な変化は心の中のイマジネーションから始まり、やがて外側の現実を変えていく」というルー・タイス氏の言葉のとおり、すべてが自分のマインドからはじまります。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542364.html

 

 

・「君はできる」という言葉を大切に、自分がまずそう思って使っていきたいと思います

 

 A:「君はできる」という言葉は、じつは、その相手と同時に自分自身の無意識にも働きかけを行っています。

 

 コーチングにおいて用いられるアファメーションには11のルールがあります。その一番目のルールが「一人称で書き、主語を私にする」です。「私はできる」「私はすでにできている」というのが通常のアファメーションの形です。

 

 それに対して、主語を「私は(が)」から「君は(が)」に変換したものがユーアファメーションです。「君はできる」「あなたはすでにできている」といった言い方です。

 

 2014年にヨーロッパ社会心理学会論文誌(European Journal of Social Psychology)に掲載されたイリノイ大学 サンダ・ドルコス博士らの研究にて、「勝負の場で自己を高揚させるためには、自分に対して客観的に言ったほうが強く効く」ということが明らかになっています。

 例えば、スポーツの試合や大衆への発表の直前、あるいは試験を受ける時など、「私はできる」より「君はできる」の方がいいのです。

 

 繰り返しますが、「君はできる」という言葉は、その相手と同時に自分自身の無意識にも働きかけを行っています。

 大切なお子さんのために、そして自分自身のために、「君はできる」という言葉を使い続けてください。

あなたならできます。

 

 

・過去を見ず、未来を思える教育づくりをしていきたい

 

 A:時間は未来から過去へと流れています。

 http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/6542317.html

 

その流れを生みだすものがゴール設定です。

http://blog.livedoor.jp/coachfor_m2/archives/5615935.html

 

 教師や親など大人が自らゴールを設定し達成に向かいながら自らの創造性を発揮し、エネルギッシュに挑戦を続ける生き様を見せてあげることが“最高の教育”になると私は考えています。続きは「The Power of Mind Ⅰ」第五章に記します。ぜひお読みください。

 

 

苫米地式認定コーチ                        

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

このページのトップヘ