苫米地式コーチング認定コーチ CoacH T <タケハラクニオ> ブログ

認知科学者 苫米地英人博士に学び九州で活動するコーチ・ヒーラー・医師 CoacH T(タケハラクニオ)ブログ

カテゴリ: Q:質問等回答編

Q-382:クライアント側に圧倒的な知識や経験があり、話の内容で相手が見えない場合の対応は? <後編;“みる”を妨げるもの>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

 *前編はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34687943.html

 

 

Q:クライアント側に圧倒的な知識や経験があり、コーチが話の内容で相手が見えない場合、どのように対応すればいいでしょうか?

抽象度の高いほうへ話を持っていってもクライアントが納得してくれるのか心配です

A2:今回もコーチにとって大切な大原則から。コーチはコンテンツには一切関わりません。

 Q-375:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい? <後編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34511531.html

 

 御質問中の「クライアント側の圧倒的な知識や経験」とは、抽象度の低い具体的情報であり、すべて過去。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

それらを“意味”のあるもの(未来側)に統合していくものがゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールの基本条件は 1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)、4)自分中心を捨て去る。

 L-10020218月シークレット… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 多くの方が経験しているとおり、ゴール設定は簡単ではありません。例えば、「1)現状の外」は、スコトーマにより認識することができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そのため、まずは「2)心から望む」ことからゴールを探ったりしますが、その「2)心から望む」も難しいはずです。なぜでしょう?

 

 そう、「自分は本当の“自分”ではない」から。

 F-324:観自在 <実践編-4;ユーアファメーション>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33111471.html

 

 コーチングを実践するまでの「自分」とは、過去の記憶でつくられた現在のブリーフシステム(Belief SystemBS)のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 そんな「自分」が心から望むことは、ほぼすべてが現状の最適化です。それではゴールらしきものを設定するたびに、ますます現状(Status Quo)に縛られてしまいます。

 F-089~:無人運転と自動運転の違い ~シーサイドライン逆走に思う~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_369873.html

 

 実際、コーチング入門者が最初に「圧倒的な知識や経験」で見いだすゴールらしきもの

は、ほぼほぼ「理想的な現状」です。

 そんな入門者に対して、コーチは「マインドの使い方」を伝授しながら、「抽象度の高いほう」へと誘っていきます。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 *こちらもどうぞ↓

 F-353:“覚醒”の夏に向けて習得! 苫米地式「オーセンティック・コーチング」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34650757.html

 

抽象度の高いほう」へと誘う間、私は「不安・恐怖(Fear)」「義務感(Obligation)」「罪悪感(Guilty)」に気をつけています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13523715.html

 

 まるで濃霧のようにゴール側の世界を見えなくしてしまうばかりか、いつの間にかwant tohave toに変えてしまうから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 とくに不安・恐怖への対処は重要です。なぜなら、人は不安や恐怖によって縛られ、コントロールされているから。

 例えば、「高額報酬の仕事を優先して引き受ける」という場合、「報酬を得る喜び」がモチベーションになっているように思われますが、その裏には「お金がなくなることへの恐怖」が隠れていたりします。

 F-334:分断緩和のための処方箋 vol.5;「ワークライフバランス」の落とし穴 <plan-side

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33619443.html

 

 逆に言うと、不安・恐怖を克服できれば、他人や社会からの束縛(抑圧)を断ち切ることができ、自由に生きられるということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 では、そのためにどうすればいいでしょうか?

 

 以下、苫米地博士の著書「人生を劇的に好転させる自己洗脳ルール44 もう、努力してはいけない!」(学研プラス、p34)より引用します。不安・恐怖を克服するための「マインドの使い方」の一例です。

 

 

ルール6 不安や恐怖は最大限強めてみる

 「あれが怖い」「これが怖い」と恐れてばかりで、なかなか前を向いて進んでいけないという人もいるようです。恐怖心を克服したいと思っている人も多いと聞きます。

 恐怖心を克服するためには、恐怖の正体を知る必要があります。

 恐怖には二種類あります。「いわれのある恐怖」と「いわれのない恐怖」です。

 「いわれのある恐怖」とは感じて当然の恐怖です。例えば、突然、大きな地震が起こった時に感じるような恐怖のことを言います。大地震が起こっているのに、恐怖も感じずにへらへら笑っていたら、命が危険です。恐怖を感じたら、すぐにテーブルの下に隠れるなど、身を守る行動に出なければなりません。

 ただし、恐怖を感じているだけではダメです。大きな地震が起こって恐怖を感じても、「怖い、怖い」と言っても何も行動しないのでは、へらへら笑っている人と大差ありません。その恐怖を「身を守るためのサイン」だと気付いて、行動を起こす必要があるのです。行動を起こしてしまったら、あとは恐怖の必要はありません。そこで恐怖している暇があったら、冷静になって状況を把握して、他に取り得る行動はないかと考えるべきです。つまり、「いわれのある恐怖」も行動後はある時点で「いわれのない恐怖」に変わります。

 「いわれのない恐怖」とは、このような恐怖する必要のない恐怖のことを言います。そもそも恐怖する必要がないのですから、怖がっているだけ無駄です。

 例えば午後11時に、明日の午前9時までに500万円工面できなければ会社が倒産するという状況に対して恐怖するのはまったくの無駄です。銀行は翌日の午前9時になるまで開かないからです。誰か知り合いに借金するにしても、午後11時に電話して、いきなり朝までに500万円貸してくれる人はいないでしょう。そもそも、そういう人がいれば前日午後11時よりずっと前に話をしているはずでしょう。お金の工面についてあれこれと計画を考えることは有効ですが、「借金取りが来る、怖い、怖い」などと恐怖していてもまったく意味がありません。

 「霊が怖い」などというのも「いわれのない恐怖」です。霊などいませんし、少なくとも危害を加えられた人はいないでしょう。

「暴力団が怖い」というのも「いわれのない恐怖」です。組織暴力は一般市民には手を出しません。一般市民とトラブルを起こせば、組織から激しい罰を与えられるはずです。やっているのは組同士の抗争であって、一般市民は関係ありません。まれに一般市民が巻き込まれる事件がありますが、交通事故の件数に比べれば非常に確率は低いわけですから、暴力団を怖がっている暇があれば、車に注意して歩いた方が、よほど意味があります。

 「いわれのない恐怖」は恐怖するだけ無駄です。それは、まだ起こっていないことに対する恐怖です。恐怖するのは実際に起こってからで遅くありません。

 お金の工面で言えば、万策尽きてお金が用意できずに借金取りが来たときに恐怖すればいい話ですし、霊も目の前に出てきて危害を加えようとしてきたときに恐怖すればいいですし、暴力団の抗争に巻き込まれそうになってから恐怖すればいいのです。それなら「いわれのある恐怖」ですから、その恐怖から回避するための冷静な行動を取ればいいということになります。

 恐怖や不安がなぜまずいのかと言いますと、恐怖や不安によって、自分をコントロールできなくなってしまうことがあるからです。通常は当たり前にできることでも、恐怖によって冷静さを失い、できなくなってしまうことがあるわけです。

 どうしても恐怖を克服できないという人は、感じている恐怖を、ためしに思いっきり強めてみましょう。すると、「強めてもこの程度か」と思えるようになります。そして、強められることがわかると、その逆に弱めることもできるのだとわかります。結局、恐怖というのは自分自身の脳の中にある情報にすぎないと気付くことでしょう。

 この恐怖という情報は脳内の情報ですから、別に暴力団とか借金取りとか霊といったものが生みだしているわけではなく、自分自身が生みだしていることがわかります。自分で生みだしているのなら、生みだすのをやめればいいだけです。恐怖を強めてみるとこのことがわかり、これがわかると恐怖は恐れるに足らずとわかるはずです。

 引用終わり

 

 

 恐怖というのは自分自身の脳の中にある情報にすぎない

 

 クライアントが納得してくれるのか心配」の「心配」には、不安や恐怖が紐付いていませんか?

 

 しっかりモニタリングできていることはgood

無意識を意識に上げることは、不安や恐怖をコントロールする1st.ステップです。

 F-321:観自在 <実践編-1;モニタリング>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 「心配」に気づいたら、次は「なぜ心配なのか?」を考えてみましょう。事実(data)と根拠(warrant)を確認しながら。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12340209.html

 

 おそらく、過去の情動記憶が紐付いた何らかのリミッターが発動しているはず。そのリミッターを無効化していくと、さらなる現状の外が感じられるようになります。

 (その間はとくに逆腹式呼吸を続けてください↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

 コーチ自身が自らコントロールした変性意識状態で高い抽象度次元を体現していると、クライアントさんはきっと「納得」してくれます。なぜなら、

 

 

 All meaningful and lasting change starts first on the inside in your imagination and works its way out into reality.  

 

すべての意味のある、永続的な変化は心の中のイマジネーションから始まり、やがて外側の現実を変えていく

 

 

 だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 「心配」をしっかりコントロールし、さらに素晴らしいコーチへと飛躍されてください。

 F-350:“MJ~縁起宇宙(w1)再構築!~ vol.3Starting with the man in the mirror

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34474558.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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Q-381:クライアント側に圧倒的な知識や経験があり、話の内容で相手が見えない場合の対応は? <前編;コーチが“みる”もの>

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:クライアント側に圧倒的な知識や経験があり、コーチが話の内容で相手が見えない場合、どのように対応すればいいでしょうか?

抽象度の高いほうへ話を持っていってもクライアントが納得してくれるのか心配です

A1まずはコーチにとって大切な大原則から。コーチはコンテンツには一切関わりません。

 Q-375:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい? <後編>

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 御質問中の「クライアント側の圧倒的な知識や経験」とは、すべて具体的なものですよね?

ゴールが不明瞭な状態であれば、それらは抽象度が低い情報といえます。

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

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 ところで、情報と知識の違いはクリアでしょうか?

 

 簡単にいうと、たくさんの情報がゲシュタルト化したものが知識。そのゲシュタルト化の起点がゴールです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

ゲシュタルトができると、知識がないものも認識することができるようになります。苫米地博士は「知識とゲシュタルトを組み合わせた『文脈』の中で認識が生まれる」と話されています↓

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 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31263124.html

 

人は、物事を解決するにあたって、「関連することだけをふるい分けて抽出し(RAS)、それ以外の事柄に関しては無視(=スコトーマに隠す)して思考する」という能力を持っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721658.html

 

つまり、「ゲシュタルトを作って、その中だけで思考することができる」ということ。反対にいうと、ゲシュタルトの外側はスコトーマに隠れてしまい、思考することができません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 さらにいうと、「圧倒的な知識や経験」とは、すべて過去。つまり、「知識や経験」にフォーカスするほど、過去に縛られることになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 よって、具体的な「話の内容」がわからないことで「相手が見えない(ように感じる)」ことは気にする必要がありません。低抽象度かつ過去だから。

 

 コーチが観察し分析するのは、あくまでも「ブリーフシステム(Belief SystemBS)」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 もちろん、そのBSは、たいてい低抽象度かつ過去。

 (その理由は? 答えはこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

そんなBSを指摘すればするほど、さらに過去に囚われることになります。多くの場合、エフィカシーが下がることにもなるでしょう。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 だから、コーチはクライアントのBSの分析結果を一切話しません。

把握するのは、あくまでもリミッター解除のため。“現状の外”に飛びだすことを阻んでいるブレーキを見つけ、それを木っ端微塵に破壊するためです。

 (その感覚を言語化してみました↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31130216.html

 

 では、クライアントのBSを把握し分析するためにどうすればいいでしょう?

 

 

 私が意識に上げているのは「ブリーフシステムの三要素」です。

 

 以下、苫米地博士の著書「世界一簡単に目標がかなう 成功脳の作り方」(日本文芸社、p54)より引用します。「コーチが“みる”もの」を理解し、その視点を体得してください。Feel

 

 

ブリーフシステムの三要素

 ブリーフシステムは、WORD(ワード・言葉)、PICTURE(ピクチャー・イメージ)、EMOTION(エモーション・情動)の3つで作られています。この3つがワンセットになってブリーフシステムを築き上げているのです。

 

 WORDは短い中にたくさんの情報を持っています。とくにセルフトークといわれる自己対話は、何か失敗したとき、「しまった。こんなことしなければよかった」と言うと、そのWORDが自分の中で「しまった、しまった、しまった……」と何度も繰り返されてしまいます。

 

 また、「こんなバカなことをして!」と母親に怒られた子どもは、「バカなことをした、バカなことをした……」と頭の中で繰り返してしまいます。

 言葉の危険性は、実際に言葉で繰り返したことは、実際に体験したことと同じ効果があるということです。過去の失敗を思い出して「しまった」と思い、もう一回「しまった」と思うと、合計3回その体験したと同じ効果があります。言葉は何度も繰り返すことで臨場感を高めてしまうものなのです。

 ですから、そういう失敗を何度も思い出して「しまった」と言えば、何十回もその体験をしたと同じブリーフを臨場感を持って、構成してしまうのです。

 自分にとってのブリーフの集合体を自己イメージとよんでいます。私は「引っ込み思案」とか、「気が短い」など、マイナスの自己イメージがあると、つい何回もセルフトークしてしまいます。

 人間は人から話を聞いているとき、それを理解したり、理解しなかったりしながら、自己対話を繰り返しているのです。

 相手の話を聞いていても、自己対話を引き起こしやすいのがWORDなのです。自己対話をすると、それは実際、過去の出来事であっても、体験したと同じ効果があるのですから、WORDは自己イメージを強く作りやすい、ということになります。

 

 PICTUREには動画や音も含まれます。これらは臨場感が強く出やすいので、セルフイメージを作りやすいものです。

 

 また、強いEMOTIONは行動性向を決めやすいもので、たとえば殴られて痛かったら二度とやられたくないとか、WORDPICTUREの最後に強い情動が乗ってくると強烈なブリーフになります。

 これら3つそれぞれがイメージ想起性を持っていて、全部がセルフトークの中に入ることで、自己イメージが作り上げられる、というのが、このシステムの基本です

 

 他人に言われたことでも、言われただけであれば問題はありませんが、それをセルフトークに入れた瞬間に、本人を制約するものに変わってしまいます。

 「お前はバカだ」と言われたとき、素通りするだけならいいのですが、これをセルフトークとして反すうした瞬間に、マイナスのイメージを作ってしまいます。さらにこれに情動が乗ってしまうと、さらに否定的な自己イメージを作ってしまいます。

 

 自己イメージが出来上がった後に、その自己イメージに合致しない情報は見ることはできなくなります。自己イメージが必要としない情報がスコトーマになってしまうのです。

 成功するためには、自分が成功するべき人間だと自己イメージすることが大切です

 引用終わり

 

Q-382につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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L-09620217月シークレットレクチャー -08;ブリーフシステムとハビット&アティテュードと抽象度の関係

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

L-09720217月シークレットレクチャー -09;ブリーフシステムを壊し、スコトーマを外すための方法

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30681527.html

L-159202201月シークレットレクチャー -03;フレーム解体×ブリーフシステム(BS

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34229897.html

 

 

世界一簡単に目標がかなう成功脳の作り方

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Q-380自分を下に引き戻そうとする意識が働くことがあります。どうすればいいでしょうか? <後編;plan-side

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に関して、2回に分けて回答いたします。前編がケースサイド、後編がプランサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 *前編はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34636842.html

 

 

Q:高い抽象度で超情報場にいる感覚にいると、自分を下に引き戻そうとする意識が働くことがあります。どうすればいいでしょうか?

 

A2:自分を縛り続ける「感情(emotions)」を意識に上げることはできたでしょうか?

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 どんな感情(情動)を感じましたか?

 

 

 「不安」「恐怖」「怒り」「悲しみ」「後悔」「不満」など、人を低い抽象度に縛り続ける感情(情動)は多種多様です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その時の状況や意識状態により、支配的な感情(情動)も違うはず。「何かをきっかけ(トリガー)に、一瞬で変わってしまう(アンカー)」のが私たちのマインドだといえます。

 F-158:無我夢中 <前編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 そんな感情(情動)の中でも、とくに「自分を下に引き戻そうとする意識が働く」という場合に気をつけるべきなのが劣等感。

 

心の中に「劣等感」はありませんか?

 

呼吸を整えながら、再度、止観を行ってください。

L-166202201月シークレット… -10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

 

 ところで、「不安」「恐怖」や「後悔」などの感情と「劣等感」には決定的な違いがあります。「劣等感」はきわめて特殊な感情なのです。その違いとは何でしょう?

 

以下、苫米地博士の著書「『感情』の解剖図鑑」(誠文堂新光社、p60)より、2回に分けて引用(青字)します。「劣等感」をしっかりゲシュタルト化してください。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

劣等感は、社会によって埋め込まれる感情

 ほかの動物と同様、人間の感情の多くも、生まれつき、脳にプログラミングされています。「不安」や「後悔」など人間独自の感情の場合は、前頭前野で複雑な情報処理が行われますが、やはり生まれながらにして持っている感情がベースとなっています。

 しかし劣等感には、そのような生物学的根拠はありません。実は劣等感は、人が成長する過程で社会によって埋め込まれる、きわめて特殊な感情なのです。

 劣等感が「社会によって埋め込まれた感情」であることは、「人がどのようなときに劣等感を抱くか」を考えれば、おわかりいただけるでしょう。

 たとえば、試験の成績がクラスで最下位だったら、多くの人は劣等感を抱くでしょう。あるいは「クラスで一人だけが逆上がりができない」「周りの友人より収入が少ない」「太っている」といったことに、劣等感を抱く人もいるかもしれません。しかし、もし「成績がいい方が偉い」「逆上がりができて当たり前」「収入が多い方が恵まれている」「痩せている方が美しい」といった価値観が社会になかったら、あるいは自分がそうした価値観を受け入れていなかったら、人は単に「自分がクラスでビリだった」「自分は逆上がりができない」などと思うだけで、劣等感を抱いたりはしないはずです。

 つまり劣等感は、「こちらの方が偉い(恵まれている)」「このくらいはできて(持っていて)当たり前」といった、社会が定めた何らかの価値観があり、さらにそれを人が受け入れたとき、初めて生まれるものなのです。

 引用終わり

 

 

 劣等感は、人が成長する過程で社会によって埋め込まれる、きわめて特殊な感情

 

 コーチとして関わる人たちに対して、私は「劣等感を克服すること」の重要性を伝えます。そのとき、「劣等感はありません。全然大丈夫です」といった反応をされる方がいらっしゃいます。その多くは“重要なこと”がスコトーマに隠れています。それが何かわかりますか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 そう、ブリーフシステム(Belief SystemBS)について。

 博士が書かれている「社会が定めた何らかの価値観があり、さらにそれを人が受け入れたとき、初めて生まれる」とは、まさにBSのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 私たちは、そうとは気付いていないだけで、じつに様々な価値観や約束事を受け入れています。その刷り込みで作られた重要度の重み付けを使って世界を認識しているのです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 実際、「劣等感はない」と断言する人のほとんどが「優越感」を抱いています。この場合の「優越感」は狭義のエスティーム(Esteem)に相当するもので、コーチングで重要視するエフィカシー(Efficacy)とは異なります。その違いは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 両者の違いとは、「ある序列が存在していること」を前提としているかどうか。

 

 「序列」を前提としているものが(狭義の)エスティームで、前提としていないものがエフィカシー。

 (狭義の)エスティームは「自分の社会的な地位に対する自己評価」であるのに対して、エフィカシーは「自分のゴール達成能力の自己評価」。前者は何かのモノサシを用いた相対的評価ですが、後者は完全に自己評価です。

 (「エスティームの新しい解釈」はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28693339.html

 

 以下、先ほどの引用文の続きです(p61

 

 

劣等感は、人々をコントロールするための装置である

 人間が社会を形成すると、そこには必ずピラミッドができ、頂点に権力が生まれます。そして、さまざまな価値基準を定め、人々に劣等感を植え付けるのは、ピラミッドの頂点にいる権力者たちです。

 彼らが定めた価値基準は、家庭や学校での教育、メディアなどによって、世の中に浸透していきます。人は、親や教師から「成績が悪いのは恥ずかしいことだ」と言われたり、メディアから「痩せている人は美しい」というメッセージを受け取ったりすることで、ある一定の価値基準に、どんどん「洗脳」されていくのです。

 権力者たちは劣等感を利用して、社会を効率よく運営しています。

 「劣等感を抱きたくない」と思えば、人はその価値基準の中で少しでも上に上がれるよう、一生懸命勉強したり働いたり、消費したりするようになります。

 また、ある価値基準に沿って人に優劣をつけることで、人々が団結して権力に対抗したりするのを防ぐこともできます。

 劣等感は、人々の行動をコントロールするうえで、非常に都合のいい装置なのです。

 引用終わり

 

 

 高い抽象度で超情報場にいる感覚にいる」というとき、そこに「その価値基準の中で少しでも上に上がりたい」という思いはないでしょうか?

 

 もしもあるのなら、ゴール自体が間違っています。現状の中だから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 現状の中にゴールを設定してしまうと、自分を縛っている価値観から抜け出せなくなります。「社会の価値観」だけではありません。苫米地博士は「刷り込まれてきた考え方や価値観」の代表として、「3つのモノサシ」を挙げられています。

 F-241:トレーニングは「昨日の自分を超えていく自己確認」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28695996.html

 

 

 以上より、「どうすればいいでしょうか?」に対する私の解決(plan)は

 

1)自分を縛るもの(ex. 情動や価値観)をつねにモニタリングして、

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32969294.html

 

 2)「すべての価値基準は幻想である」としっかり認識しながら =空観、

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 3)現状の外にゴールを設定(再設定)し =仮観、

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 4)「自分には、そのゴールを達成できる力がある」と自己評価しながら、目の前の世界に向き合い続ける =ラベリング

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31421939.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

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 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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Q-198:ネガティブループにはまって止観やヒーリングにすら取り掛かれません

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Q-259~:コーチングは弱った人を対象とする臨床心理や精神医療の世界にはなじまないのだろうか?

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Q-293:私のような凡人にはとてもできそうになく、悶々とした日々を過ごしています

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Q-352:人に変に見られていないかがひどく気になります

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「感情」の解剖図鑑



Q-379自分を下に引き戻そうとする意識が働くことがあります。どうすればいいでしょうか? <前編;case-side

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に関して、2回に分けて回答いたします。前編がケースサイド、後編がプランサイドです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

Q:高い抽象度で超情報場にいる感覚にいると、自分を下に引き戻そうとする意識が働くことがあります。どうすればいいでしょうか?

 

A1下に引き戻そうとする」力の正体は、現状へ戻そうとするホメオスタシス・フィードバックでしょう。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 「すごいリーダーは『脳』がちがう」(三才ブックス、p56)の中で、苫米地博士はこのように述べられています。

 

すごいリーダーは「脳」がちがうver.2

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 世界は無限に存在していて、ホメオスタシスはそのどれともつながることができる-

 このことがわかったとき、私は一つの結論にたどり着きました。

 簡単にいうと、一つの仮想空間(P)があるとします。このPに対して、自我があります。そして、自我とPとの間でホメオスタシスのフィードバックが強いときに臨場感が高くなる、ということです。

 引用終わり

 

 

 コーチングにおける「一つの仮想空間(P)」とは、ゴール設定により自ら生みだす未来/社会のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 その「ゴール設定により自ら生みだす未来/社会」のことを、バラいろダンディでの講義(20211213日放送回)の中で、苫米地博士は「可能世界“w1”」と表現されています。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 無限にある可能世界の中から自由意思で選びだす“w1”は、自分で選択するゴール側のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)と言い換えることができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 よって、「自我とPとの間でホメオスタシスのフィードバックが強いときに臨場感が高くなる」は、「自分中心を捨て去りながらゴール側のCZを“自分”とすることができると、ホメオスタシスの働きで臨場感が高まり現実化する」と理解することができます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 これがコーチングの重要なプリンシプル「I×V=R」です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 ポイントは“臨場感”!

 ゴール側のCZの臨場感を、現状の臨場感よりも高めることです。

 L-09020217月シークレットレクチャー -02;臨場感世界の現実化(realized virtuality

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30497354.html

 

 では、ゴール側のCZの臨場感を高めるためにはどうすればいいでしょうか?

 

 

 そう、「アファメーション」「ビジュアライゼーション」「セルフトークのコントロール」を続けること。それが基本です。

 Q-368:アファメーションとセルフトークの関係を知りたいです

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34026724.html

 

 「思考の3つの軸」と重ねて考えると、アファメーションにより「言語(words)」を、ビジュアライゼーションにより「映像(pictures)」をコントロールすることができます。

 L-08420213… -07;内省言語を「言語を使わないで引き起こす」ために

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30160964.html

 

 「言語(words)」「映像(pictures)」がしっかり作れているはずなのに「下に引き戻そうとする意識が働く」という場合、その原因は「感情(emotions)」にあるはずです。

 実際のところ、私たちは「感情(emotions)」の働きにより、ついつい低い抽象度次元に囚われてしまうもの。「高い抽象度で超情報場にいる感覚」を持てたとしても、常に下向きの力が働くため「高い抽象度」を維持することは簡単ではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 その下向きに働く力のことを「煩悩」と呼びます。

 

 以下、苫米地博士の著書「お釈迦さまの脳科学 釈迦の教えを先端脳科学者はどう説くか?」(小学館、p129)より引用します。

 

 

お釈迦さまの脳科学

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「煩悩」とは細胞レベルの苦

 私たちは、食欲や睡眠欲といった細胞レベルの欲求からは逃れることはできません。これら根本的な欲求を、上座部仏教では「苦」と言い、大乗仏教では「煩悩」と呼んでいます。

「つらい」「苦しい」といった情動としての「苦」であれば解消する方法があります。例えば、セロトニンなどの神経伝達物質の量を増やせば、苦の感情からは解放されるでしょう。死の恐怖さえ抑える洗脳は可能ですから、生老病死の「苦」を感じないことはありえます。

 しかし、脳を麻薬で騙したところで、生きている限り、細胞レベルの欲求からは逃れることはできません。一時的なごまかしにすぎないのです。

 人間が幸せに生きることの妨げになっているのは、この煩悩のためです。他人から操作された欲望によって不必要なお金を使ってしまったり、健康を損なってしまいます。また、怒りによって人を殺してしまう。例を挙げていくときりがありませんが、あらゆる不幸は煩悩を制御できないことで起こっています。現代人にとって煩悩をどうコントロールするかが、ますます重要になっているのです。釈迦はその方法についても語っていました。

 上座部仏教で言う細胞レベルの「苦」、すなわち「煩悩」は、幻であると釈迦は説いています。

 私が、臨場感を説明するときに使っている、ホメオスタシスという言葉があります。「寒くなると鳥肌が立つ」「暑くなると汗をかく」といったような生体の環境フィードバック関係のことですが、ホメオスタシスは物理空間だけでなく人間の心(内部表現)と直接リンクしています。ですから、映画で怖いシーンを見ると鳥肌が立ったり、催眠などの暗示によって人に汗をかかせることが可能なわけです。

 これは、細胞レベルの感覚ですら、脳にとっては単なる情報であり「幻」ということを表しています。「暑い」「お腹が減った」という感覚は脳にとってはすべて情報です。情報ということは、書き換えることができる「幻」です。このことを実感として理解するのは、なかなか大変ですが、仏教ではそのための瞑想など修行方法が用意されています。そのひとつが、後に説明する「止観」です。

 細胞レベルの現象を「幻」だと本当にわかれば、それを操作することが可能になります。人間の脳という進化した情報処理器官には、そのような機能までもが備わっているのです。ですから、心によって炎を熱いと感じないこともできるし、病気を治すことも可能です。イメージ療法や気功によって癌が治ってしまうことがあるように、心の底から自分が健康だと思い込むことで遺伝子の情報すら書き換えることもありえるのです。

 引用終わり

 

 

ホメオスタシスは物理空間だけでなく人間の心(内部表現)と直接リンクしています

 

 

 最初にお伝えしたとおり、「下に引き戻そうとする」力の正体はホメオスタシス・フィードバック。そこには何らかの「感情(emotions)」が張り付いているはずです。いわゆる「煩悩」として。

 

 次回の投稿(Q-380)までの間、止観を行い、ぜひ御自身のマインド(脳と心)と向き合ってください。

 Q-198:ネガティブループにはまって止観やヒーリングにすら取り掛かれません

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26282829.html

 

 自分を縛り続ける「感情(emotions)」を意識に上げて、一つひとつ吟味してみましょう。ゴール側から。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 気楽にどうぞ。

 

Q-380につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記1

自我とPとの間でホメオスタシスのフィードバックが強いときに臨場感が高くなる

 

 同様のことを、苫米地博士は「『ツキ』を引き寄せる洗脳術 自分を磨き上げる秘密のメソッド34」(三才ブックス)にも書かれています。以下、同書(p92)から引用します。

 

 

レッスン19 「ツキ」はすでに見えている?

Is Tsuki already in your presence

 

 あなたのイメージによって現実は変わる

 自分がイメージした世界、つまりフリーゴールを、あたかも五感で体験しているように強烈にイメージすると、それが現実になります。あなたがどの世界を強烈にイメージするかによって、あなたの現実は大きく変わるでしょう。

 

 設定したフリーゴールの世界を体感しているということは、あなた自身がフリーゴールの世界に臨場感を持っていることを意味します。

 臨場感とは、その場に身を置いているように感じることです。視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚……。ある空間に対して、あたかも五感で体感しているような感覚を、「臨場感を持つ」といいます。

 臨場感は、人間が生まれながらに有している感覚能力です。この能力のおかげで、人間は様々な情報をリアルに感じることができます。

 

 面白いことに人間は、臨場感を物理的現実世界だけでなく仮想世界にも持つことができます。

 例えば、あなたが映画を見ているとき、あなたはさもその世界に自分が存在しているような感覚を受けるでしょう。これはあなたが、映画という仮想空間に臨場感を持っているからです。小説やマンガを読んでいるとき、あるいは妄想しているときも同じです。悲しい場面では本当に悲しくて涙を流したり、楽しい場面では笑みがこぼれたりしてしまうのは、あなたがその世界に臨場感を持っているからなのです。

 そういう意味では、あなたがイメージするフリーゴールの世界は仮想空間かもしれません。しかし、そこに臨場感を持つことは可能です。

 人間は自分がイメージした世界に臨場感を持つと、それがリアルになります。このことを臨場感空間の現実化(リアライズドヴァ―チャリティ)といいます。

 リアライズドヴァーチャリティは、ホメオスタシスによって行われます。ホメオスタシスが現実世界ではなく、仮想空間とフィードバックすることで、仮想空間をリアルにするのです。

 臨場感は、いきなり目の前に現れるわけではありません。人間が臨場感を持つときは、仮想空間を含めた外の世界から一つを選択しています。

 通常は生まれてからずっと慣れ親しんできた世界である、物理的現実世界に臨場感を持っています。しかし、上手く仮想空間を選択することができれば、その世界にホメオスタシスがフィードバックすることで臨場感が高まります。

 簡単にいうと、一つの仮想空間に対して、自我があり、自我とホメオスタシスのフィードバックが強いと臨場感が高くなります。すると、その仮想空間がリアルになるのです。

 物理的現実世界があるから、あるいはそれに近い仮想空間があるから、臨場感があるのではありません。人間のホメオスタシスのフィードバックが強い世界に臨場感があって、そこが本人にとってのリアルとなるのです。

 

 あなたがフリーゴールの世界に臨場感を持てば、あなたのホメオスタシスレベルは現状から外れ、フリーゴールの世界とアジャストし、フリーゴールの世界がリアルとなります。

 年商百億円企業のオーナー社長になることがフリーゴールだとすれば、その世界を強くイメージして臨場感を持てばよいのです。そうすれば、あなたのホメオスタシスが年商百億円企業のオーナー社長の世界とフィードバック関係を持ちます。年商百億円企業のオーナー社長になるために必要な「ツキのある世界」があなたのリアルとなるわけです。

 単純に「ツキまくりの世界」でも構いません。あなたがその世界をイメージして臨場感を持つことができればリアルになります。

 あなたが持つリアルは、あなたがどの世界に臨場感を持つかでも大きく変わってくるのです。

 引用終わり

 

 

-追記2

 実際のところ、私たちは「感情(emotions)」の働きにより、ついつい低い抽象度次元に囚われてしまうもの。「高い抽象度で超情報場にいる感覚」を持てたとしても、常に下向きの力が働くため「高い抽象度」を維持することは簡単ではありません

 

 だから、常に逆腹式呼吸を!

逆腹式呼吸でリラックスとゆらぎを得ることが重要です。止観の前にどうぞ↓

L-166202201月シークレット… -10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

 

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L-160202201月シークレットレクチャー -04;フレーム解体×ゴール設定

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34244552.html

 

 

「ツキ」を引き寄せる洗脳術

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Q-378:「エネルギー大丈夫かな?」と思ってしまうことがあります

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:コーチングを受けてから自分に起こった変化について質問です。

 怒りのエネルギーがクリアになっていく感覚があります。それはいいことだと思うのですが、一方で日常の生活であまり腹が立たなくなり、正直「エネルギー大丈夫かな?」と思ってしまうことがあります。どう考えればいいのでしょうか?

 

A:まずは御自身のコーチに質問されてください。

 (理由があります。後述します)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 その上で私の考えを“統合していくことをお勧めします。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 

 質問されましたか?

 

 では、私からすこしお話しさせていただきます。

 

 「怒りのエネルギーがクリアになっていく感覚」とは、動物的な大脳辺縁系から(前頭前野外側部での論理的思考を経て)人間的な前頭前野内側部への“活性部位の変化”を感じているものだと推測します。

 PM-06-11:仮説06)二つの「怒り」とその間にある論理的思考

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14107083.html

 

 「抽象度」で考えると、下から上への変化。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 御存知のとおり、抽象度が何よりも高い情報空間の頂点が「空(くう)」です。「日常の生活であまり腹が立たなくなり」は「空の境地」ともいえる、とても落ち着いた澄み切った心の状態のはず。それはとても素晴らしい体験です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 ただし、その境地のままでは、十分な力を発揮し続けることができません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 「空」に対して、「仮」は「役割を持たせる」ことであり、「社会に機能を発揮する」こと。その役割や機能は、もちろん、ゴール設定により自ら生みだすものです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 そう考えると、「エネルギー大丈夫かな?」と思ったときの対処がわかるはず。

 

 そう、ゴールを再設定(更新)すること。

 Q-218:わりとすぐに達成できそうなゴールを設定してもよいですか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27405307.html

 

コーチの強力なアシストにより、あなたはすでにゴールを達成してしまっているはず。そうですよね?

 

 それは「かつての“現状の外”が、現状に変わった」ということ。

 

ゴール側のコンフォートゾーン(Comfort ZoneCZ)にホメオスタシスが働くようになると、強力なエネルギーと豊かな創造力がゴールの世界にどんどん導いてくれるようになります。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

現実世界(w0)からゴールの世界(w1)へ移動する感覚は“オートマティック”。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

「無我夢中に取り組んでいたら、いつの間にか達成していた」という感じですが、今度はそのホメオスタシスが、かつてのゴールの世界(w1)からさらなるゴールの世界(w2)に移行することを妨げるようになります。しかも強力に。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 その感触(無意識)が言語化(意識化)されたものが、「エネルギー大丈夫かな?」であるはず。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

そんなあなたへの次のアプローチを、コーチはすでに考えていたはずです。「エネルギー大丈夫かな?」という内省言語を確認した後、自らスコトーマを外せるように導くプランを。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 直接的には言及せずに、今私がお伝えしたことに自ら気づけるようにガイドされたのでは?

 

 「自ら課題に気づき(case-side)、自ら解決していく(plan-side)」ための強力な(かつ さりげない)サポートが本物のコーチング(Authentic Coaching)です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 そのプロセスをシンプルに表現すると、「ゴール設定(更新)を促し、エフィカシーを高める」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 自らの課題に気づき ←ゴール設定(更新)を促す

 自ら解決していく  ←エフィカシー up

 

 その感覚をマスターしたなら、今度は、ぜひあなたが誰かをサポートしてあげてください。その縁起のうねりは、社会をよりよい方向に変えていくだけでなく、あなた自身のさらなる変革をも促すはずです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 以上を踏まえ、私から重要なメッセージ(一言)をお伝えします。

 その前に、苫米地博士の著書「『怒らない』選択法、『怒る』技術」(東邦出版、p3)から引用します。「エネルギー大丈夫かな?」と感じたときに読むべき本です。

 

 

 もしも、あなたが怒ることは悪だと考えていたなら、即刻その考えは捨ててください。

 なぜなら怒りは生理現象だからです。

 トイレに行くのは悪だといって、尿意を我慢する人はいないでしょう。また、我慢したところで、いつかはどこかで吐き出さなければいけません。尿意ならトイレに行けば解消できますが、怒りのハケ口はどこになるでしょうか?

 たぶん、妻や子供といった肉親、あるいは部下といった自分よりも立場の弱い人間、そして最終的には自分自身にぶつけてしまうことになるでしょう。いずれにしても、いいことなどひとつもありません。

 では、どうやって解消したらいいのでしょうか?

 答えはたったひとつです。

 あなたを怒らせた相手に叩きつけること。これ以外にあるわけがないのです。

 本書は正しい怒り方を伝授する本です。

 決して怒りの我慢の仕方を伝えるものではありません。本屋さんに行けば、我慢の仕方について書いてある本がたくさんあります。しかし、たくさんあるということは、どれも役に立たないということです。当然です。我慢していても埒があかないのが“怒り”だからです。

 怒りは、怒った相手に叩き返してこそ、すっきりするものです。

 であるのに、なぜみんな怒らないのでしょうか?

 いえ、怒るどころか、その逆に多少の不満は肚の中に飲み込んで、みんながうまくいくようにやっていくのが大人のたしなみ。そんなふうに思っている人がほとんどです。

 では聞きます

 多少の不満の“多少”はどこが線引きなのですか? どこまでだったら我慢できて、どこまでされたら「もう許せない!」と思うのですか?

 たぶん、多くの人が答えられないでしょう。当たり前です。そんな線引きなどないのです。納得できない思いに、多いも少ないもありません。我慢ならないと思ったら、我慢ならない。それでいいのです。それを「ならぬ我慢するが我慢」などというからおかしなことになるのです。そんなことをするから、正しく怒れなくなるのです。

 もしも、本当に怒らないことが正解ならば、会社や学校、家庭内で、怒りの感情を露わにしないでいる、あなたは徹頭徹尾正しいはずです。ところが、正しいはずのあなたは、この本を手に取っています。きっと納得できない思いや、癒やせぬ心の傷があるから、本書を開いているのでしょう。

 ということは、あなたの我慢は正当に評価されていないことになります。少なくとも、あなた自身が、その評価を納得できていません。それっておかしくありませんか?

 理不尽な行為や感情的な発言を、広い心で受け流しているあなたが、なにゆえ傷つかねばならないのか?

 悪いのはあなただけなのですか?

 相手に落ち度はないのですか?

 そんなバカなことはありません。なにか問題が起きた時、どちらか一方だけが、100%悪いなどということなどありえないのです。であるのに、向こうは罵詈雑言を吐き出してすっきりし、一方、あなたはプライドを傷つけられ、あまつさえ、世間的な評価すら下がってしまうのは、あまりにも不当で不公平です。

 一体どうしてこんなことになってしまったのでしょうか?

 その答えはひとつです。あなたが正しく怒っていないからです。怒りの捉え方を、怒りの向け方を大きく間違えているから、こんなことになってしまったのです。

 残念ながら「怒らない人が正しい」という考えはただの思い込みにすぎません。怒ることは間違ったことではなく、それどころか、怒らなければ、怒りの感情も解消できず、問題自体も解決しないのです。

 いまのあなたが本当にしなければいけないのは我慢ではなく、怒ること。それも正しく怒ること。これだけがあなたのイライラを消し、悔しさをはらし、プライドを取り戻す、唯一の方法だったのです。

 

 さて、私がこういうと、意外にも多くの人が賛同してくれます。「そう。そのとおり。よくいってくれた」と。

 ところが「じゃあ、これからは相手に怒りをガンガンぶつけましょう」というと、なぜかみんな尻込みします。いわく、「そんなことをしたら、人に嫌われてしまう」「人間関係が壊れてしまうかもしれない」「社内の評判が悪くなる」「取引先とケンカできるわけがない」など、さまざまな理由をつけて、怒ることを拒否します。

 なぜ、怒ることに拒否反応が出てしまうのでしょうか?

 これは怒りを考える上でとても大きなテーマです。本書の中で、その原因やメカニズム、対処法などを解説していきますが、ひとつ誤解してほしくないのは、私がいう怒ることとは感情を爆発させることではない、ということです。相手が理不尽な要求をしてきたら理を持って退け、自分の利益を、自分の大切なものを、全力で守る正当な行為をいっているのです。

 だからこそ、私は「怒ることは正しい」というのです。

 

 人はみな、会社や地域社会、家族といった共同体の中にいます。ですから、そこでの居場所を確保するための、身の振り方はとても大切でしょう。

 しかし、その共同体はなんのためにあるのでしょうか? それは、あなたの夢を実現させるためにあるはずです。であるのに、我慢ばかりしていては夢を実現させることはできません。「それは私の利益です。私のために用意されたものです」とはっきり主張しなければ、自分の理想をその手に掴むことはできないのです。

 それでも「上司や取引先とケンカできるわけがない……」と、多くの人は思ってしまうことでしょう。「自分の夢は大切だけど、いまの生活を守ること、家族を守ることも大切だ」と。もちろん、そのとおりです。だからこそ、私はこの本を書いたのです。いまのようなケースがまさに正しく怒ることが必要とされるのです。

 正しく怒るためには条件があります。

 その条件に則って、怒りを精査し、感情を爆発させることなく相手に怒りをぶつけ、そして自分の利益を守る。

 これを一瞬で行うことが正しく怒ることになります。

 

 震災以後、日本で起きている出来事は私たちの我慢の限界を超えるものばかりです。

 本当はみんなもう気づいているはずです。私たちが我慢するたびに、我慢を強いる側がほくそ笑んでいることを。別にそれは政府や電力会社だけのことをいっているのではありません。

 日常生活でも同様です。我慢するあなたがいるということは、伸び伸びとワガママをいう誰かがいるということです。

 奴らの思うままにさせるのは、いい加減やめにしませんか?

 これから増税やTPPが推進される日本は、いままで以上に不景気となる可能性が高いでしょう。そんな状況下でも強く生き抜き、夢を掴むには、「正しく怒る」ことがいままで以上に大切になってきます。なぜなら、正しく怒るとは正しく処理することだからです。

 さあ、正しく怒って、正しく処理するための心と脳の使い方を学びましょう。

 引用終わり

 

 

 私たちが我慢するたびに、我慢を強いる側がほくそ笑んでいる

 

 

 心の準備はいいですか?

 

 御質問に対する私からのメッセージは 怒れ!

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

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Q-377:同じ抽象度で最適化されたゴールのような気がします

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:ゴール設定を何度か実施しています。ある程度まではバランスホイールを万遍なく埋められるのですが、まだまだスコトーマがある気がします。

焦ってはいませんし、苫米地博士の機能音源を聴きながらその過程自体を楽しむようにしていますが、同じ抽象度で最適化されたゴールのような気がしてしまいます。

何かこの現状を突破出来るようなご指摘を頂けると助かります。

 

 

A:「スコトーマがある気がする」「同じ抽象度で最適化されたゴールの様な気がする」はコーチング実践者のブリーフが生みだすまっとうな感覚だと思います。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 *抽象度はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 ブリーフシステム(Belief SystemBS)は過去の記憶で構築されているのですから、目の前の世界はスコトーマだらけです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

たいていの“ゴール”は現状の延長線上にあり(だから認識できる)、シンのゴールとはいえません。

 (目標が見つからない人がゴールを設定する秘訣はこちら↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32316938.html

 

 ゴールは 1)現状の外にある、2)心から望む もの。それを 3)人生のあらゆる領域(バランスホイール)に対して、4)自分中心を捨て去りながら 設定していきます。

 L-10020218月シークレットレクチャー -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 多くは最初の「1)現状の外」でつまずきます。仮にうまく現状の外にゴールを設定できたとしても、ゴール達成に向かっている間に必ず現状の中になっていきます。よって、

 Q-216:「現状の外のゴール」とは何か? 混乱しています

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27346333.html

 

1)イメージできることはほぼ現状(Status QuoSQ)であることを厳しく認識し

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

2)広大な「1)現状の外」を感じながら「自分はとんでもないゴールを達成できる」と確信し

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

3)1)現状の外」に向かう“意図”を体感する。その上で、

 Q-333:「記憶が抜ける」ようなvol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

4)常に“意図”を意識に上げ

 L-166202201月シークレットレクチャー -10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

5)「ゴールの世界に転生する」と覚悟を決める!

 L-06020208月シークレットレクチャー -06;必要なのは意思と覚悟

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28153740.html

 

 

「“意図”が、希望や夢を経て、ゴールに育つ」と私は考えていますが、その過程にはコーチが絶対に欠かせません。コーチの役割は「ゴール設定をサポートし、エフィカシーを高める」こと。

L-162202201月シークレットレクチャー -06;ゴールを見つける近道

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34301571.html

 

コーチである私が自分自身に厳しく求めているのは、「自分中心を捨て去る」こと。それが“意図”へのアクセスの因であり果であると思っています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 自分中心を捨て去る

 

 それが「現状突破」のための私からのアドバイスです。

 F-219:不安と不満のはざまで苦しんでいる君へ <3rd. Step;覚悟を決める!>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27674293.html

 

最後に、おなじみの「新・夢が勝手にかなう手帳 2024年度版」(サイゾー)の【付録②】より引用します。“意図(Intentionality)”を体感し、意識に上げ、覚悟を決めてください。Feel

 

 

コピーされた方がオリジナルとなり、オリジナルがニセモノとなるIntentionality

 この哲学的な命題の解決はシンプルです。気の毒なことに消されるのは、星に残ったオリジナルの方です。

 これを哲学ではIntentionality(意図)の問題といいます。この問題は哲学的には解決しているのです。

 この結論はシンプルです。消されなくてはならないのは、星に残っている方です。

 たしかに星に残っている方がもともとはオリジナルであり、その情報をもとにロケットに3Dプリントのように偽物が作られたのは事実です。

 ですが、そもそもロケットに戻りたいという意図があったのです。そして「Beam me up!」と言った以上、移動先の新しく作られた存在がオリジナルになるのです。

 コピーであるはずの母船の自分がオリジナルであると主張します。そのときには意図に従った方が優先されます。自分はロケットに戻りたいと思ったのだから、移動した母船にいる方の隊員がオリジナルになるのです。

 コピーがオリジナルになり、オリジナルがコピーとなります。

 この「Beam me up!」は私たちの一瞬一瞬と同じです。私たちは超えられない次元の断層を一瞬一瞬、「Beam me up!」しているようなものです。ある時空からある時空へと超えられない次元の断層を超えているのは、情報的にコピーされているからです。

 そう考えると私たちは毎秒1043乗回、コピーされ、転生していると言えるのです。一瞬一瞬、転生していると考えれば、転送先(転生先)を自分の理想の世界へすることを意図すればよいことになります。

 これが2つ目の魔法であり、そして苫米地式異世界転生術そのものです。すなわち、「私たちはすでに転生を繰り返していることを知る」ということでした。この点を知ることができたら、今度は意図的に移動しましょう。

 『スター・トレック』の登場人物たちが母船に戻りたいと意図したように、私たちも自分の理想世界、自分の理想の状態を意図しましょう。臨場感を上げれば、その世界へワープできます。

 引用終わり

 

 

 感じられましたか?

 

以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

-追記-

“意図”が、希望や夢を経て、ゴールに育つ

 

 その一助となることを願いながら、「Compassion Club」を続けています。気楽にどうぞ↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-告知-

2024年度のオンラインセミナーは、8月とR7.2月に開催する予定です(変更しました)。

セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明と募集の御案内を行います。

開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

-関連記事-

F-100:芸術は爆発だ!

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S-04-05:自責の意味

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新・夢がかってにかなう手帳 2024年度版




Q-376:バランスホイールはクライアントが書き込んでコーチに見せるものなのですか。バランスホイールの内容について、コーチはどこまで口を出していいものなのでしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:バランスホイールはクライアントが書き込んでコーチに見せるものなのですか? バランスホイールの内容について、コーチはどこまで口を出していいものでしょうか?

 

 A:コーチには守り抜くべき心得があります。それは「クライアントのコンテンツには関わらない」「クライアントに強制しない」「クライアントの利益100%」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34511531.html

 

変化はクライアントさんの心の中で自然に起こるもの(=want to)。決して他から強制されるもの(=have to)ではありません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 なので、当然、「バランスホイールの内容」には一切関わりません。「いいか? 悪いか?」「望ましいか? 望ましくないか?」等の価値判断は一切なしです。

 (その本質的な理由は↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6194669.html

 

とくにコーチによる「言語化しての直接的働きかけ」は絶対にNG。非言語での働きかけはありえると思いますが、その本質はより抽象度の高い次元へ気を向けさせることです。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 もっとコーチングっぽくいうと、俯瞰してスコトーマを外す(ようにサポートする)ことといえます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 ちょっと私から質問させてください。

「言語化しての直接的働きかけ」がNGなのはなぜでしょうか?

 

 

 御質問中の「書き込む」「口を出す」は、言語化という意味では同じ。

抽象度を少し下げて考えると、「書き込む」はクライアント自身の行為でありOKですが、「口を出す」はNGです。コーチがコンテンツに関わるから。

 

 私自身は、バランスホイールにしっかり書き込んでおり、かつ定期的な見直しを行っています。しかし、クライアントさんには必ずしも「書き込み」を勧めていません。バランスホイールの重要性を理解していただき、常に意識に上げるように促すだけです。

 (その理由は↓)

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 私から「(バランスホイールを)見せる」ように求めることはありませんが、クライアントさんが望んでいる場合は喜んで確認させていただきます。クライアントさんの自由意思を尊重しながら臨機応変に関わる感じです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 その場合も、もちろん、内容については一切言及しません。では、コーチは何をするのでしょう?

 

 以下、苫米地博士の著書「隠れた能力をどこまでも引き出す 苫米地式コーチング」(インデックス・コミュニケーションズ、p157)より引用します。コーチらしいブリーフを体感してください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

苫米地式コーチング(書籍版)

Kindle版はこちら↓

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9 教えるだけでは逆効果が出る

 コーチというと、一般の人がまず思い浮かべるのは、スポーツにおけるコーチでしょう。スポーツ選手には必ずといっていいほど、コーチがいます。選手に常に寄り添い、時には厳しく、時には優しく励ましながら、手取り足取りで正しい技術を教え込む。これが一般的な「コーチ」のイメージではなかったでしょうか?

 

 これがコーチングとなると、ビジネスマンやマネジメントの世界が中心になり、部下や社員と密接に関わりながら、モチベーションを引き出し、目標に向かって自ら答えを出させる姿を思い浮かべるかもしれません。

 しかし、コーチングが注目され、ビジネスなどにも活用されるようになったのは、こういった正しい技術・やり方を指導する、従来の「教える」コーチに対する見直しから始まっているのです。

 「もっと腰を回転させて!」

 「右足にタメがないとダメだよ」

 「肩の力を抜いて」

 コーチから選手に向かって投げられるさまざまな指示。確かに一つひとつはもっともですが、それらを意識してやろうと思えば思うほど、よけいに身体が自由に動かなくなってしまい、その結果、できるものもできなくなっていく。みなさんはそんな経験はありませんか?

 コーチとインストラクターは違うのです。

 仕事でも上司から注意を受ければ受けるほど、考えること=課題が多くなり、仕事が難しく感じられるようになって行動がますます鈍っていく。

 たとえば、聞くこと一つをとっても、いい聞き方を意識するあまりに、よけいに人の話が聞けなくなってしまう場合もあります。

 相手によかれと思って教えることが、逆に相手を縛り、動けなくしている可能性があるのです。

 

 だからこそ、あえて「教えない」ということでプラスに働くこともあります。

 教えることの弊害と、教えないことの可能性に気づいて、教えないコーチを始めたあるプロ野球のコーチは、選手に対する言葉を減らしたときに、自然に正しいやり方を選手らが習得したのを驚いたと言います。

 そこから、彼は教えないコーチング手法を開発していきました。

 その一つが「ボールの縫い目を見る」ということだけを、選手に意識させることでした。これは難しいことではありません。とはいえ、ボールを見ることは簡単ですが、「ボールの縫い目を見る」ためにはかなりの注意が必要となります。これによって、これまでよりも早いポイントでボールを見始めるようになり、打つ直前まで見続けることができるようになるのです。

 その結果、「ボールがずっと大きく見えるようになった」というのが、多くの選手が持つ感想でした。こうなれば当然、ボールを打つことも楽になり、今までよりも打てるようになったことはいうまでもありません。

 

 さらに重要なのは、ボールに対する集中力が強くなるので、「ああしよう、こうしなきゃ」という余計な考えや力みがなくなり、リラックスした状態を保てることです。肉体の自然な動きがそのまま出ることで、うまく打てるようになったそうです。

 その結果、「教えるコーチング」が作り出す状態とは対極の状態を作り出していきました。もちろん、ボールに集中するだけで何もかもうまくいくわけではありません。

 野球のバッティングで例えていうと、もう一つの大事な要素はボールを打つバットです。従来の教えたがるコーチであれば、

 「バットの始動をもう少し早めにして」

 「もっとボールを自分よりも近い位置でとらえて」

 といったような指示を出すかもしれません。しかし、このコーチの場合は違います。

 「バットの位置がどこにあるかを感じてみて」

 どこが正しい位置なのかを教えるのでもありません。コーチは正しいとか、間違っているかを判断するのではなく、ただ観察することを促していくのです。

 そして、スコトーマを外していきます。

 その結果、観察を続けていくと、選手のバットを引くタイミングなどが自然と変わっていきます。意図的にある部分を直そうとしなくても、自然と直っていくものだということに気がついたのです。

 引用終わり

 

 

 コーチは正しいとか、間違っているかを判断するのではなく、ただ観察することを促していく

 

 観察すること自体が「Rゆらぎ」になります。

 L-11420219月シークレット… -02;夢=w1=高次の抽象度空間にひろがる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32099568.html

 

 さらに、呼吸も意識に上げるように促すと、リラックスとゆらぎを深めていくことができるでしょう。

 L-166202201月シークレット… -10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

 その上で、私の場合、「バランスホイール全体を見続ける感覚(concentration)」と「一つひとつのカテゴリに集中する感覚(focus of attention)」を同時に維持できるようにサポートします。

 Q-202:視点のきりかえとは、「1)現状の外からの視点」「2)現状の認識」「3)最悪の状態の想定」を切り替えて考えるということでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/26408247.html

 

 もちろん、コーチである私自身が「concentration」と「focus of attention」を維持しながら。

 Q-344:自身の人生を変えることに専念? それともコーチング活動を開始? <vol.1;「走りながら考える」 理論編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32496942.html

 

 大切なのはひとつのゴールに何時間費やしたかという時間割の感覚ではなく、1ヶ月、あるいは3ヶ月ぐらいのスパンでトータルで考えること。あるゴールにいま集中したいというのであれば(focus of attention)、他のゴールにかける時間を削って、その集中したいゴールに時間を費やしてOKです。

ただし、その場合も、すべてのゴールを常に考え続けます(concentration)。

 

 すべてのゴールに対して、無意識下で気を向け続ける

 

 この無意識の部分が、バランスホイールではとくに重要になります。だから、常に「無意識を意識に上げ、意識を無意識化する」ことを心がけてください。まずはコーチ自身から。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

観察すること自体が「Rゆらぎ」になります

 

 Rゆらぎ」について、苫米地博士の著書「新・夢が勝手にかなう手帳 2024年度版」(サイゾー、5Monthly Dr.Tomabechi’s Column))より引用します。しっかりゲシュタルト化してください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

5月:内部表現を書き換えるシンプルなツール -Rゆらぎ

 呼吸を意識できるようになると、次第に自分の呼吸のパターンのようなものが見えてきます。どこで息が浅く速くなるのか、どこで息が止まるのかがわかるようになると、自分の心も上手に制御できるようになります。そうやって意識に上げることを苫米地理論では「Rゆらぎ」といいます。「Rゆらぎ」のRとはReality(臨場感)のことです。すなわち、Rゆらぎとはリアリティーをゆるがすことです。Rゆらぎを言い換えると、無意識を意識に上げることです。無意識でやっていることを意識に上げることが「Rゆらぎ」です。

 例えば、あなたはいまこの文章を読みながら、息をしています。この息を意識に上げれば、それは呼吸のRゆらぎとなります。Rゆらぎは苫米地理論における基本のワークです。息を意識に上げることで、息をコントロールできます。速くすることも遅くすることも可能です。そして吐きながら身体をゆるめることも可能です。

 先月のコラムでも書きましたが、呼吸は自律神経にも影響を与えることができます。呼吸をコントロールすることで、リラックスして副交感神経優位に切り替えることができます。Rゆらぎは「内部表現書き換え」や「情報空間の移動」のための重要なワークです。しかし難しく考えすぎず、シンプルに簡単にできることから始めましょう。

 例えば、いまこの文章を読みながら、視界には鼻の頭が入っているはずです。意識してみると鼻が見えるでしょう。それはいつも視界に入っていたのですが、無意識だったのです。それが意識に上ることでRがゆらぎます。同じようにして、椅子に座っているときのお尻の感触を意識に上げたり、足の裏が地面に触れる感触を意識に上げてもよいでしょう。

 そうすることで「Rゆらぎ」が起こり、そして内部表現を自分の望む方向に書き換えられます。まずは逆腹式呼吸で息を意識に上げることから、「Rゆらぎ」を始めてみましょう。

 引用終わり

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

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F-341:次世代プロファイリング×ゴール設定 <vol.6;苫米地博士の“プロファイリング”とは? -各論・実践編2-

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Q-227~:低年齢の子どもも「want toで生きる」「have toは一切しない」なのでしょうか? しつけと教育の違いはどのように考えればよいでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_416707.html

 

 

新・夢がかってにかなう手帳 2024年度版



Q-375:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい? <後編>

 

バランスホイールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

 じつは過去にも同様の御質問をいただいています。そのときは「専業主婦」というキーワードを切り口に考察しました。まずはこちらを御確認ください↓

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 今回はとくに御質問の後半部分を掘り下げながら、二回に分けて考察します。

 苫米地博士のある書籍から引用(青字)します。“ある書籍”が何か想像しながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

バランスホイール

 

 

 *前編はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34496528.html

 

 

Q:バランスホイールは全ての項目を現状の外に設定するのでしょうか。クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいいのでしょうか?

 

A2:前回(Q-374)、最後に引用した部分にこのような表現がありました。

 

数ある選択肢の中で、実際の行為はたった一つしか選べません。だから「本当にこれでよかったのか」という問いには終わりがありません。つねにある中でベストな選択をしていくことの連続です

 

 この構図はゴールのバランスホイールにも当てはまります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 数あるゴールのカテゴリの選択肢の中で、実際の行為はたった一つしか選べない

 

 その理由はシンプル。

ゴール(のカテゴリ)は「可能世界w1」として情報空間中にひろがっています。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 一方、「実際の行動」とは、抽象度を軸に取った場合の情報空間の底面、すなわち物理空間で行われるパフォーマンスのこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 

潜在的情報(可能世界)と物理空間

 

 

 物理空間においては、時間や空間に代表されるように、様々な制約が存在します。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542317.html

 

 だから、コーチングに取り組むほど、悩みが深まることになります。

 

あれも実現したい。これも成し遂げたい。もっとやりたい、もっともっと〇〇したい。でも、時間がない(体も1つしかない)

 

 これがコーチング実践者の心の内。「現状に満足している」という暇などありません。

 

 

 コーチとしての私は、クライアントさんに「現状に満足している項目があった場合」、その「項目」は放っときます。他の領域にフォーカスして“挑戦”をブーストする感じです。

 Q-279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

 それでは、今回も“ある書籍”からの引用文(青字)を参考に考えていきましょう。キーワードは「慈悲」です。

 

 

慈悲の判断基準p59

 我々は神ではありませんから、つねに部分情報で生きています。ですからつねに間違いを犯している可能性があります。でも、その部分情報の中で自分がベストな選択をするよう心がけるのです。

 そのときのベストとはなんでしょう? 判断基準をここで整理します。

 

 ◎それは自分以外の人にどれだけ役に立っているか。

 ◎利害関係がよりないほうがいい。

 ◎自分からできるだけ遠い人であればあるほどいい。

 

 究極までIQを高めて、自分は自分以外のものでできているという縁起の見方を手に入れれば、こういった基準は自然に入ってきます。

 引用終わり

 

 

 クライアントさんに「現状に満足している項目があった場合」、

 

 他の領域にフォーカスして“挑戦”をブーストする!

 

 すると、「現状に満足している項目」も自然にゆらいでいきます。そのとき新たなゴール設定を促せばいいだけ。

 L-166202201月シークレット… -10;呼吸を意識に上げてコントロールするワーク

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34408574.html

 

 ここでとくに肝心なのは、「コーチはクライアントのコンテンツには関わらない」「コーチは強制しない」「コーチはクライアントの利益100%」という鉄則を守ること。変化はクライアントさんの心の中で自然に起こるもの。決して他から強制されるものではありません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 では、なぜ心の中で自然に変化が起こるのでしょう?

 

 その理由は、コーチングを通じて「縁起の見方を手に入れる」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

 もっと大乗的にいうと、さらなるゴールを志向するための「空観」とゴールを具現化するための「仮観」を同時に行えるようになるから。そう、「中観」の実践です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 

行動の指針p60

 行動するときに、「努力」という概念はいりません。やりたいことをやっているのを努力とは言わないからです。やりたくないことをやっているのを努力というのです。

 そういうふうに考える上で大事なのは、やはりゴール設定です。抽象度の高いゴール設定によって、やりたいこととやりたくないことが決まってきます。私で言えば「世界から戦争と差別をなくす」というゴールがあって、やりたいこと・やりたくないことが決まります。その時々のベストな選択は、抽象度の高い思考があってゴールがあるからできるのです。ゴールがない人は生きていないのと同じ。ゴールがなければベストな選択はできないのですから。

 のちほどゴール設定については解説しますが、ぜひとも自分が「これだ」と思えるゴール設定をしていってみましょう。

 引用終わり

 

 

 とても重要なことなので繰り返しますが、「コーチはクライアントのコンテンツには関わらない」「コーチは強制しない」「コーチはクライアントの利益100%」は鉄則です。

 Q-297:弟子にしてください

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30430928.html

 

コーチはクライアントのコンテンツには関わらず、スコトーマにも直接的には言及しません。マインドの使い方を教える過程で自然とスコトーマが外れ、ゴールを見つけ向かっていけるように導くだけです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 直接的には言及せずにスコトーマを外す

 

そのために私は苫米地博士の言葉を紹介します。

 

 

 さて、今回引用した苫米地博士の“ある書籍”はわかったでしょうか?

 

 そう、引用したのは「近未来のブッダ」(サンガ)です。

 

 

 その時々のベストな選択は、抽象度の高い思考があってゴールがあるからできる

 

 まずはコーチであるあなた自身がゴールを設定(更新)し、抽象度の高い思考を続けてください。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 

 ゴールがない人は生きていないのと同じ

 

 そして、新たなゴールを設定して“生きる”ように、クライアントさんに促してあげてください。もちろん強制せずに。非言語で。

 L-08220213月シークレットレクチャー -05;「非言語」が重要なのはなぜ?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30102311.html

 

 

 “生きる”とは、「ゴールに向かう強烈な意思で、抽象度を上げながら、新しいゲシュタルトをつくり続ける」こと。だから

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 まずはコーチ自身が、ゴールを設定し、抽象度を上げ、新しいゲシュタルトをつくりながら、しっかり“生きる”!

 L-08820213月シークレット… -11コンセプチュアル・フローに隠された“秘密”

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30266822.html

 

それが私の“答え”です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

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https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_419026.html

F-318~:観自在

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

Q-269:薬をやめることができますか? <中編:case-side(ワーク付き)>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29213970.html

Q-304:どうやったらすべての目標を結びつけることができるのでしょうか? <Ops編;〇〇〇化>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30891147.html

Q-319~:速いスピードで移動した人は長生きできるって言いますよね?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_425265.html

 

 

近未来のブッダ



Q-374:バランスホイールは全て現状の外? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいい? <前編>

 

バランスホイールに関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

 じつは過去にも同様の御質問をいただいています。そのときは「専業主婦」というキーワードを切り口に考察しました。まずはこちらを御確認ください↓

 Q-255バランスホイールは全て現状の外にゴールを設定する方がよいのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28656381.html

 

 今回はとくに御質問の後半部分を掘り下げながら、二回に分けて考察します。

 苫米地博士のある書籍から引用(青字)します。“ある書籍”が何か想像しながら読み進めてください。Feel

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

バランスホイール

 

 

Q:バランスホイールは全ての項目を現状の外に設定するのでしょうか? クライアントが現状に満足している項目があった場合、その項目をどう扱えばいいのでしょうか?

 

A1:まずは入門者向けに、基礎的知識の確認から。

 

 「バランスホイール」とは、「人生を分野別に分けて、それぞれの分野にゴールを設定するためのツール」です。つまり、「全ての項目を現状の外に設定するのでしょうか?」の「設定」とは、ゴール設定のこと。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 ゴールの基本条件は、1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域にまんべんなく(←バランスホイール)。加えて、苫米地博士は 4)自分中心を捨て去る ことを重要視されています。

 L-10020218月シークレット… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 「4)自分中心を捨て去る」とは、“自分”の定義をひろげていくこと。それは「自と他を分ける部分関数」としての自我を拡大・拡張することと同義。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353425.html

 

 その本質は「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」ことです。

 つまり、ゴールを設定(更新)するたびに「抽象度の高い思考」を獲得していくことになる ということ。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 では、“ある書籍”からの引用文(青字)を確認しながら考えていきましょう。今回のキーワードは「慈悲」です。

 

 

慈悲の体感p56

 前頭前野を鍛え、情動も手玉にとれるほど抽象度の高い思考を獲得すると、体感的にも観念的にも、本当に心の底から、「人間は自分以外の人のために生きるのが幸せだ」と思えます。この気づきには体感が伴います。そしてその認識は、情動や自己中心的な世界を超えているので「間違いない」という確信があります。同様に、慈悲自体にも体感が伴います。どういう体感かというと、めちゃめちゃラッキーで幸せな状態になります。宝くじに当たったときのような陽気な心と超元気な感じです。ようするに前頭前野だけでなく、ありとあらゆるところで脳内伝達物質が出ている状態になるのです。瞑想がうまくいっている状態にも似ています。

 引用終わり

 

 

 繰り返しますが、ゴール設定(更新)を繰り返すほど「抽象度の高い思考」を獲得していきます。その結果、「人間は自分以外の人のために生きるのが幸せだ」と体感を伴って思えるようになると、かつて経験したことがないほど大きな幸福感を感じられるようになります。

 F-176:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-1;ゴールが幸福を定義する

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25101418.html

 

 前頭前野眼窩内側部が発火し、ドーパミンが大量に分泌されるから。

 F-177:“幸福(well-being)”とは? ~「antiwithwellpart-2;幸福はさらに深い自己催眠

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/25175860.html

 

 それは素晴らしい体験といえますが、一方でとても危険な状態でもあります。

 

 

慈悲ジャンキーp57

 瞑想に瞑想ジャンキーがいるように、慈悲には慈悲ジャンキーがいます。慈悲の体感はかなりハッピーです。うっかりすると慈悲ジャンキーになりかねません。自分が体感を求めるために慈悲的な行動をしだしたらかなり危険。本末転倒して、自我を太らせて自己満足的な、本人はよいことをしているつもりでもはた迷惑な人になってしまいます。もっともそうなったら体感も消えてしまいますので、過去の体験を求めて自分では慈悲だと思う行為を繰り返しても、快感は得られずに苦しくなるでしょう。

 「自分は、自分が嬉しいからやっているのかもしれない」と問い続け、つねにチェックしていくのです。

 引用終わり

 

 

 「前頭前野眼窩内側部が発火し、ドーパミンが大量に分泌される」ことが危険な理由は、「『自我を太らせて自己満足的』な状態に陥る可能性がある」から。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33098147.html

 

 コーチングでいう「現状に満足している状態」とは、このようなドーパミン大量分泌状態であり、「自我を太らせて自己満足的」になっている状態のことです(ハズ)。

 PM-06-06:仮説01)変わらないCZが生みだす「現状維持の壁」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628746.html

 

 「自我を太らせる」「自己満足的」なときの“自”へのこだわりは、「4)自分中心を捨て去る」こととは正反対。抽象度を下げ、自我を縮小させる方向に向かわせます。

その結果が「自分さえよければいい」。

S-04-15:本当の幸せを感じられない理由 -5

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23368649.html

 

現在の世界情勢を鑑みると、権力者(既得権益)の「自分さえよければいい」がますます肥大化しているように感じられます。その根底にあるのは差別意識であり、ヒエラルキーのコンフォートゾーン化です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

例えば、「〇〇ファースト」という表現には“差別意識”が滲んでいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14249741.html

 

 あるもの(A)を別のもの(B)と分別した上で「BよりAが上(優先)」とすること、そしてその順位づけが絶対であるとすることは、釈迦の教えとは真逆。釈迦が説いたのは「無分別」であり、「無常」です。

 Q-239:気楽に生きたいのですが 後編;宇宙を理解した上で“自分”を定義しなおす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28268393.html

 

新型コロナウイルスおよび“ワクチン”によって激変してしまった社会では、ますます「自分さえよければいい」がはびこるでしょう。心身の不調により抽象度が引き下げられやすくなっていくから。「ファイト・オア・フライト」があたりまえな時代がもう始まっているのかもしれません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8164566.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8166289.html

 

 そんな閉塞的な状況を打破する鍵が

 

 

快感と不安のバランスp58

 ただ、だいたいの場合は、快感よりも不安や疑問などのほうが上回ります。それでバランスがとれるはずです。つまり、自分が、なるべく自分の利益から遠い慈悲的な行為をするとき「これって果たしてやったほうがいいことなんだろうか」「今、しようとしている判断でいいのかな」という迷いや悩みは当然、出てきます。

 たとえば、被災地にボランティアに行こうというとき。自分なんかが行くよりは虎の子の貯金を送ったほうがいいんじゃないかとか、ボランティアするよりもまずは自分の本分の仕事をするべきじゃないかとか、悩むでしょう? 数ある選択肢の中で、実際の行為はたった一つしか選べません。だから「本当にこれでよかったのか」という問いには終わりがありません。つねにある中でベストな選択をしていくことの連続です。

 引用終わり

 

 

 そんな閉塞感を打破する鍵が「縁起」。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

「自分さえよければいい」という発想は、大切な縁起(のつながり)をスコトーマに隠してしまいます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

だから、自分中心の人は“本当の幸せ”を感じることができません。仏教では、その様を「無明(むみょう)」と表現します。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/19879896.html

 

 それとは反対に、1)現状の外、2)心から望む、3)人生のあらゆる領域 +4)自分中心を捨て去る を基本条件とするゴールを設定することは、縁起(のつながり)を明らかにしながら拡大・拡張していく第一歩です。

 さらにいうと、ゴール実現のために実践し続けることは、縁起(のつながり)をより具体的な“well-being”に書き換えていく大切な行為といえます。

 

だから、コーチングは「慈悲の実践」です。

 F-209:マトリックス/Matrix -04Resurrections;慈悲的人類の進化>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27122988.html

 

Q-375につづく)

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

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 クラブ活動をはじめました。その名は「コーチング・デ・コンパッションクラブ」。

一緒に楽しみましょう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418055.html

 

 

-関連記事-

F-303:芸術は高抽象度の未知なるLUB。では、コーチングは? <vol.5;芸術とコーチング(Authentic Coaching)とリーダーシップに共通する境地>

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L-162202201月シークレットレクチャー -06;ゴールを見つける近道

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34301571.html

 

 


Q-373:やりたいことがあれば現実感は出てくるのでしょうか?

 

御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部に回答いたします。

 (変更を加えています)

 

Q:どうしても生きている実感が欲しいです。数年前から現実味の薄い日常を生きるようになり、よくそれについて悩んでいました。

日常を送るのに支障はないので問題扱いしなくてもいいのですが、心の奥底では現実感を得たいと思っております。

子供の頃は何もかもが新鮮で、大人になるにつれ感動は少なくなる。やりたいことがあれば現実感は出てくるのでしょうか?

ゴール(自分以外も幸せにすること)、それに紐づく活動(やりたいこと)、やりたいことを見つけるのは難しいです。

 

Aご存じのとおり、私たちが現実だと思っている目の前の世界は「一番臨場感が高いイメージ」にすぎません。つまり、すべて幻想。記憶が織りなす「一人一宇宙」です。

 Q-235:「財布を娘に盗られた」といった被害妄想が? <vol.6:記憶が織りなす

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27981625.html

 

その事実は、コーチングにおいて、I×V=R」とプリンシプル化されています。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 一般向けには明るく「夢をかなえる方程式」と表現されていますが、コーチングを学べば学ぶほど「I×V=R」の怖さが身にしみるはず。

 L-01020201月シークレット… -10;記憶でつくられる「思い込み」が自由を奪う

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/24808708.html

 

I×V=R」が示していることは、「イメージ(イマジネーション)の限界が、その人の限界になる/である」ということだから↓

 L-09820217… -10;イマジネーションによって限界を作り、それを壊すことで新しい世界を獲得していく

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30699999.html

 

 「ならば、いつも夢を思い描けばいい」はそのとおりなのですが、「記憶が織りなす『一人一宇宙』」の記憶とは主に“失敗”の記憶です。その記憶にはネガティブな情動がいっぱい張り付いており、「夢を思い描く」を維持することはなかなかできません。そうですよね?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13397552.html

 

 だから、どうしてもエフィカシーが下がってしまいがち。それがコーチの存在が重要な理由のひとつです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 御質問中の「やりたいことを見つけるのは難しい」は、まさにコーチが介入するべきセルフトーク。「~は難しい」という自らの言葉が、「~は難しい」を現実化してしまいます。

やりたいことを見つけるのは難しい」という表現は、コーチング実践者であるあなたらしくはありませんよ。

 Q-276~:セルフトークのマネジメントについて

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_421937.html

 

 先ほどの「『夢を思い描く』を維持することはなかなかできません。そうですよね?」も同じ。

一般的には事実かもしれませんが、「私には当てはまらない」「これからは違う」とはっきり言い切れることが重要です。その心の状態がエフィカシーです。

 

 呼吸を整え、心を落ち着け、今一度イメージしてください

 

 

 目の前の世界は「記憶が織りなす『一人一宇宙』

 

 

 その世界は「言葉(Words)」「映像(Pictures)」「感情(Emotions)」により形作られています。私たちは「言葉」を使って考えていて、その言葉が「映像」を想起させ、その映像が「感情」を生み出します。この3つの軸による思考が「セルフトーク」です。

 Q-368:アファメーションとセルフトークの関係を知りたいです

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34026724.html

 

 おそらく、やりたいことを見つけるのは難しい」には、暗く重たい情動が張り付いているはず。「言葉(Words)」「映像(Pictures)」「感情(Emotions)」が一体となって、あなたのセルフイメージ=エフィカシー=コンフォートゾーン(CZ)のレベルを引き下げています。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6040892.html

 

 あなただけではありません。それが多くの人にとっての“現実”です。

 

 とくに今の日本においては、お互いがお互いを引きずり下ろし合っています。自分の低いセルフイメージ=エフィカシー=コンフォートゾーン(CZ)のレベルに合わせて相手を引きずり下ろそうとする現状は、「コレクティブ・エフィカシー」のまるで反対です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31049084.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31078775.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31102405.html

 

人類が滅亡するかもしれないレベルで戦いがはじまっているというのに、この国の“国権の最高機関”で議論されるのは「お金(しかも裏金)」の話ばかり。これでは国民のエフィカシーはますます下がり続けるでしょう。

 F-026:最近の研究・調査で明らかになった日本の課題とその解決法

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/8430748.html

 

 情動により抽象度が下がり、お互いに引きずりおろし合うことでさらに抽象度が下がっていくと、ますます低いCZがリアルになっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

そんな“現実”に対しての臨場感が下がっていることが、「現実味の薄い日常」という表現にあらわれています。それは「目の前の現実世界(R)を情報(I×V)と感じている」ということでしょう。

F-244:「ゴール」と「現状の自我」の間に臨場感という橋を架ける <vol.1;臨場感>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/28857122.html

 

つまり、「『現実という夢』から目覚めた(目覚めつつある)」ということ。だから、肯定的に考えることができます。苫米地博士がよく用いられる表現でいうと「脱洗脳」です。

 Q-349:認知科学の次のパラダイムとは?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32909282.html

 

 コーチング実践者が意識に上げるべきことは、今の「現実(R)」とは異なる、新たな「R’」を生みだすこと。バラダンでの苫米地博士の講義に合わせて言い直すと、今の「可能世界“w”」から、新たな「“w1”」へ移行することです。

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 では、まずは何からはじめればいいでしょうか?

 

そう、ゴール設定です。それは「I×V=R」の「I」を作る作業だといえます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

ゴールを設定しても臨場感が低いままであれば、新たな「R‘」「“w1”」の現実感は乏しいままです。それはエフィカシーが低い(足りない)ことと同じ。

ですので、ゴールを設定したら、次はエフィカシーを上げることに集中しましょう。その際には「共感覚」「プライミング」「トリガー&アンカー」などを活用してください。

 

 *「共感覚」はこちら↓

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_428764.html

 

 *「プライミング」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33233344.html

 

 *「トリガー&アンカー」はこちら↓

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/23944294.html

 

 

以下、苫米地博士の著書「15歳若返る脳の磨き方」(フォレスト出版、p123)より引用します。博士が教えてくださる「2つの特徴」を反芻しながら、コーチング実践者にふさわしい「脳の使い方」をマスターしてください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721531.html

 

 

IQが高い人の脳の使い方

 IQを高め、脳を若返らせる苫米地流メソッドは次章で披露していきますが、本章の締めくくりとして、IQが高い人がどのように脳を使っているかを紹介しておきましょう。この点を理解しておけば、より積極的に苫米地流メソッドに取り組めるようになると思うからです。

 IQの高い人の脳の使い方は、大きく分けると2つの特徴があります。

 ひとつは、単純な話かもしれませんが、IQの高い人は長時間の思考をしているという点です。

 わが身を振り返っていただきたいのですが、いまのあなたは長時間、考え続けることがあるでしょうか。

 学生時代ならば、卒論を書くために1年間ひとつのテーマを考え抜くという経験をしたと思います。しかし、社会人になって以来、どうでしょうか。1年、少なくとも数ヶ月にわたって、何かを考え続けたことがあったでしょうか。

 新規プロジェクトを立ち上げるために、あれこれ構想し、仕事のプロセスを考え抜いたという経験はあるかもしれません。会社によって異なるでしょうが、じっさいに新規プロジェクトが始動するまでには、半年くらいの準備期間があるはずです。たしかに担当者になれば、その間は寝ても覚めてもプロジェクトのことばかり考えることになります。

 しかし、そのさい必要になる思考は、抽象化ではなく具体化ではないでしょうか。ビジネスですから、まったく新しいパターンの発見を要求されることもないと思います。

 また、すでに述べたように、誰かが過去に同じようなことに携わり、経験知がすでに蓄積してもいます。いくら頭を使って考え続けるといっても、それは私がいう長時間の思考とはちょっと違います。

 この点では、企業の基礎研究所に勤める学者や研究者は有利です。彼らは、ひとつのテーマを1年くらい考えつづけ、実験を行い、新しい理論をつくったり発明したりします。これは、私がいう長時間の思考そのものです。

 しかし、基礎研究職に就くことのできる社会人はほんの一握りにすぎません。ビジネスパーソンのほとんどは、仕事で長時間の思考を行う機会も必要性もないといえます。その状態に甘んじていれば、長時間の思考とは無縁のまま人生を閉じることになるでしょう。

 長時間の思考といえば、学者や研究者にのみ許された特権のように感じるかもしれませんが、本当はそうではありません。

 たとえば、はっきりとしたライフワークを持つ人は、10年、20年をひとつのことに費やし、その間ずっと考え続けます。

 また、フィールドワークを行う人も同じです。

 たとえば、趣味で水生植物や湿性植物の観察を行っている知り合いがいますが、彼は、日本の田んぼや里山について縦横無尽の膨大な知識を持っています。彼の持論は、歴史的に見て水生植物の多様性が日本の農業と食糧を支えてきたというものです。彼は自由になる時間を使い、かれこれ5年以上そのことばかりを考えつづけ、持論のような認識にたどりつきました。これも立派な長時間の思考です。

 数ヶ月、あるいは1年以上の間ひとつのことを考えつづけるには、対象への尽きない興味と、たくさんの知識に基づいた抽象度の高い思考が必要です。

 具体化することばかり考える習慣は、思考に費やす時間をどんどん短縮させる方向に働きます。具体化ではなく抽象化するからこそ、IQの高い人は長時間の思考ができるわけです。

 引用終わり

 

 

 ゴールを設定し、エフィカシーを上げる

それと同時に行うのが「フィールドワーク」。そのフィールドワークに対する臨場感(=ホメオスタシス・フィードバック)の強さが「現実感を保つ」ための鍵です。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 そして、want to”に囚われ物理次元に束縛されてしまわないために、「ライフワーク」を持ち続けることが重要。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

 「フィールドワーク」と「ライフワーク」のイメージはクリアでしょうか?

 

 「Calling」と呼ばれるような体験をすると、「ライフワーク」を見つけやすくなるかもしれません↓

 F-293:今日1日だけは、憧れるのはやめましょう vol.6;リーダーシップの本質

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31524022.html

 

 私は、「ライフワーク」は空観で体得するものであり、「フィールドワーク」は仮観で実践することだと理解しています。そのふたつを同時に行う「ライフワーク×フィールドワーク」が中観です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353367.html

 

 以上より、御質問にシンプルに回答すると... 中観で生きよ!

 

 それは苫米地博士にコーチングを学ぶ者の生き方でもあります。

 F-256:イノベーションがうまれるとき <後編;ゲバラ主義>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29522943.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

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開催1ヶ月前に、このブログで御案内いたします。

 

 

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一緒に楽しみましょう!

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15歳若返る脳の磨き方(別ver.)

Kindle版はこちら↓

Amazon.co.jp: 15歳若返る脳の磨きかた eBook : 苫米地英人:

 



Q-372:リハビリを嫌がる患者さんに強制することは、虐待なのではないでしょうか?

 

 医師免許を持つ苫米地式認定コーチとして、医療・介護現場で話す機会があります。例えば↓

 Q-073~180804医療講演会レポート

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_318161.html

 

 必ずといっていいほど取り上げるのが「ゴール」と「エフィカシー」。この2つはコーチングのコアです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31136092.html

 

コーチング中に行うことをシンプルにまとめると、「ゴール設定をサポートし、エフィカシーを上げる」。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5616012.html

 

 ゴールは1)現状の外にある、2)心から望むもの/こと。それを3)人生のあらゆる領域に設定します(バランスホイール)。さらに4)自分中心を捨て去ること。

 L-10020218月シークレット… -02;ゴールの基本条件(「頭のゴミ」を捨てるver.

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31184436.html

 

 コーチング入門者の方には、まずは2)心から望むもの/こと を楽しく考えていただきます。「止められてもやりたい」というwant toが基本だからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882609.html

 

 ところが、講演や研修等で「100%want toで生きよう」「楽しく働こう」といった話をすると、必ずといっていいほど「やりたいことだけで生きられればそもそも苦労はしない」「みんながやりたいことだけやっていたら社会が成り立たない」といった感想をいただきます。ときには「楽しく働かれたら迷惑だ」というお叱りも。

 Q-243~:続・気楽にいきたいのですが

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_418403.html

 

 経験豊かなベテランであるほど、これまでとは違う知見を受け入れるのは難しいもの。強力な認知的不協和が生じるからです。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5882652.html

 

 その一方で、とくに若い世代からは、前向きな感想や本質的な質問をいただくことが少なくありません。最近もこのような御質問をいただきました。リハビリ領域のセラピストから。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12808542.html

 

 

Q:リハビリを嫌がる患者さんに強制することは、虐待なのではないでしょうか?

 

 まっすぐな若い医療従事者の疑問に対して、皆さんならどのように答えますか?

 

 

 まずは基本を確認しましょう。

 以下、苫米地博士の著書「立ち読みしなさい! ~美しいほどシンプルな成功術」(ありがとう出版、p79)より引用します。

 

 

本当にやりたいことは勝手にする!

 今日から本当はやりたくない状態のことを分かりやすく英語でこう呼びましょう!

 

 “have to(ハフ・トゥー)”

 〇意味

 ~しなければならない状態。できればやりたくない。本当はやりたくないというマインドを指します。

 

 「~しなければならない」は、日常生活でよくあるマインドです。

 

 この“have to”のマインドは非常に危険です。

 なぜなら、よい結果を出すことができないからです。

 たとえば“have to”マインドで仕事をしている人は、朝起きた時点から憂鬱です。

 「また仕事に行かなければならない」と朝はため息からはじまります。勤務時間中でも時計ばかりが気になります。「まだこんな時間か~」「あと〇時間」もあると常にマイナス思考です。何かのプロジェクトを進めるのにも本当はやりたくないことなのでなかなか手を付けません。先送りばかりして進めようと思いません。その結果、会社にもお客にも迷惑をかけます。何より自分自身の貴重な人生の時間を無駄にしてしまいます。

 

 “have to”とは対照的に“want to(ウォン・トゥー)”のマインドをご紹介しましょう。

 

 “want to(ウォン・トゥー)”

 〇意味

 やりたいことをする。自ら進んでする。望んでする。

 

 自分が本当にやりたいことをやっている状態なので、積極的に行動をします。先ほど話した、ルフィやイチロー選手たちと同じマインドです。ルフィは「海賊王になりたい」と心から思っていますし、イチロー選手は「一流のプロ野球選手として成功したい!」と心から思っています。

 この状態を“want to(ウォン・トゥー)”と呼びます。自ら進んでするマインド。

 

 この“want to(ウォン・トゥー)”の状態であれば仕事も常に前向きで、よい結果を出し続けます。

 

 “have to”と“want to”の違いで分かるように、私たちがゴールを設定する場合、“have to”ではなく“want to”のゴールでなければ達成することはできません。

 なぜなら本当はやりたくないと思っている行動を長く続けることは至難の業だからです。ストレスばかりが大きくなりすぐに諦めてしまいます。

 

 極端なことを言ってしまえば“have to”だと思うことは一切やらなくていいです。

 それくらいの心の持ち方が大切です。

 ゴールを設定する場合、本当にやりたい“want to”のゴールを必ず設定してください。これも大きな秘密であり、人生の分岐点となります。まずはゴールを設定する、そしてそれはあなたが心から望む“want to”のゴールにしましょう。

 

 人間はやりたくないことはやりたくありません。それは当たり前の話です。

 それとは逆にやりたいことは勝手に行動します。

 お腹が空いたらご飯を食べるのと同じです。喉が渇いたら水を飲むのと同じです。

 美味しそうにご飯を食べているだけでは「すごくモチベーションがあるね!」とか「努力家だね!」とは思いませんよね?

 自分自身でも努力しているとは思いません。お腹が空いたから食べているだけです。

 それは、やりたいことをやっているだけだからです。

 引用終わり

 

 

 私たちがゴールを設定する場合、“have to”ではなく“want to”のゴールでなければ達成することはできません

 

 患者さんが「リハビリを嫌がる」という場合、ゴールに合致していない可能性があります。そもそも本当の自由意思でゴールを設定していないのかもしれません。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

 だから、「リハビリを嫌がる」という患者さんに行うべきことは、リハビリを強いることではなく、ゴール設定をサポートすること。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

そのためには関わる医療従事者自身が、「ゴールが見つけられない」「ゴールがないことに気付いてさえいない」という患者さんを余裕で導けるくらい、コーチングを理解し実践している必要があります。

Q-358:止められてもやりたいゴールが見つかりません

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33485940.html

 

 すべての医療従事者がコーチングを学び実践している

 

 それが私が思い描く医療の姿。コーチングがあたりまえになった未来の医療のビジョンです。

 F-332:分断緩和のための処方箋 vol.3;「未来のビジョンによる引力の極大化」と「過去からの引力の最小化」

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33515591.html

 

 では、そのような可能世界(w1)を本当に実現するためには、どうすればいいのでしょう?

 F-222:コーチングの基本概念を習熟して、エフィカシーをブーストしよう!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27832570.html

 

 再度「立ち読みしなさい!」より引用します。先ほどの続きです。

 

 

 ここから大切なことを話します。

 やりたいことをするという意味では、私たちのゴール設定も同じです。あなたが夢を叶えたいから向かうだけです。そこに努力やストレスは存在しません。

 努力という概念そのものが違います。本当はやりたくないことを頑張る努力ではなく、本当に叶えたいことをする努力です。

 

 イチロー選手も小学生の頃から1365日のうち360日は激しい練習をやってきました。私たちから見れば「ものすごいモチベーションだ!」とか「努力家」だと思います。しかし、イチロー選手は「プロ野球選手として成功するんだ」と思っていたので、毎日の激しい練習は当たり前のことなのです。やりたいからやっているだけです。

 

 これは、お腹が空いたからご飯を食べる行為と実は同じです。

 そもそも、やりたくないことを何十年も毎日続けることはできません。ゴールを設定して毎日が苦痛というのであればゴールそのものが間違っていると考えてください。

 本当のゴールはあなたが好きなこと、本当にやりたいことでなければ意味がありません。

 

 しかし、実質的に「それは難しい!」と感じる方はステップを分けて考えてみてください。たとえば叶えたい夢がカフェを出店することだとしましょう。お店を出すにはお金が必要です。そのお金を貯めるために他の人が嫌がる仕事でも喜んでする。他人からすれば嫌な仕事かもしれませんが、夢を叶えるために必要なステップだと考えればできるはずです。

 

 大切なことは、あなたの気持ちです。

 

 「嫌だ!」「やりたくない!」「逃げ出したい!」と思えることがいくらたくさんあったとしても、それでも叶えたいと思える夢があれば気にもなりません。

 本当の“want to”のゴールです。あなたが心から望むゴールであれば、どれだけ嫌なことがあったとしても頑張れるはずです。

 

 先ほど話した、イチロー選手や本田選手の場合も、小学生の頃から猛練習をしてきました。周りの友達が遊んでいる時にも、額に汗をし、歯を食いしばってきたのです。

 

 どうして、そんなにも頑張ることができたのか?

 

 それは友達と遊びたい気持ちよりも夢に近づく喜びが上回っていたからです。

 嫌なこと、逃げ出したいと感じることがどれだけたくさんあったとしても、それ以上に夢を叶えたいと強く望んだのです。“want to(ウォン・トゥー)”のゴールとは、あなたが心から望むものでなければ意味がありません。

 

 あなたが心から叶えたいと思う夢を見つけてください。

 そして、その夢をゴールに設定し、今から一緒に叶えていきましょう。

 

 この本は、あなたの“夢”を実現させるためにあるのですから

 引用終わり

 

 

 「嫌だ!」「やりたくない!」「逃げ出したい!」と思えることがいくらたくさんあったとしても、それでも叶えたいと思える夢があれば気にもなりません

 

 可能世界(w1)を本当に実現するために必要なのは“夢”。コーチングでは、“夢”という言葉の代わりに、「ゴール」という表現を使います。

 F-337:次世代プロファイリング×ゴール設定 <vol.2;ゴールは自分という“殻(w0)”を抜け出して初めて見えてくる>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/33775039.html

 

「コーチングがあたりまえになった未来の医療」を実現するためにまず行うべきこととは、「ゴールを設定する」こと。医療従事者一人ひとりが自身のゴールを設定することです。それも3)人生のあらゆる領域に。

 Q-218:わりとすぐに達成できそうなゴールを設定してもよいですか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27405307.html

 

 私は何のために医療に携わっているのだろう?

なぜリハビリを行っているの?

 〇〇(国家資格等)としての私の役割は?

 

 御質問者は、おそらくそんな自問を経て、私にアクセスしたはず。それは「職業」のゴールの探求です。

それと同じように、「社会への貢献」「生涯学習」「家族」「健康」「ファイナンス」、そして「趣味」等のゴールをどんどん模索していきましょう。気楽に。

 L-07920213月シークレットレクチャー -02;内省言語を発生させる

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30021884.html

 

すると、それらのゴールがエネルギーと創造性の源泉となり、あなたをよりより医療従事者へと引き上げてくれます。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 患者さんとの縁により、ゴールを持つ医療従事者の成長は加速します。

そして、成長した医療従事者は、もっと強力かつ自然に、患者さんに働きかけることができるようになります。「リハビリをしなければならない」などと思わせることなく。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6353044.html

 

なぜなら、医療従事者自身の心にはhave toが一切ないから。

 Q-059:今まで「仕事をしなければならない」という気持ちが強いでした

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13076206.html

 

「不完全性」が証明されていることからわかるとおり、完全に正しいもの/ことなどありません。だから、これからも迷い続けてください。考え続けてください。ゴールの世界を感じながら。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 「リハビリを嫌がる患者さんに強制することは虐待なのでは?」のような自問(case)と「ならば、どうすればいいか?」という探求(plan)を続けること自体が重要!

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/12658417.html

 

 そんなハビット&アティテュードは、自分自身をさらなる高みに導くだけでなく、医療業界全体を覆っている暗く重たいスコトーマを打ち破る礎になるはずです。

 L-09620217… -08BSとハビット&アティテュードと抽象度の関係

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30652206.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ      

苫米地式認定マスターヒーラー      

 CoacH T(タケハラクニオ)     

 

 

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Q-371:共感覚がなかなかうまく実践できません <vol.3;実践編>

 

「共感覚」に関する御質問をいただきました。ありがとうございます。

 その一部について、3回に分けて回答いたします。

 

 vol.1;理論編

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34066679.html

 vol.2;「共感覚」実践の前に確認しておくべきこと

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/34082930.html

 vol.3;実践編

 

 

Q:苫米地英人先生の本やYou Tubeで学んでいます。「共感覚」に取り組んでいるのですが、なかなかうまく実践できません。どうやったらうまくできるでしょうか?

 

A3:最初(Q-369/vol.1)に確認したとおり、共感覚とは「本来の感覚とは別の感覚が伴う現象」のこと。共感覚を用いると、抽象度と臨場感を同時に上げることができるようになります。無意識のうちに。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4448691.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4449018.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516484.html

 

 *「意識」「無意識」とRAS&スコトーマの関係について、こちらでどうぞ↓

 Q279~:今までRASとスコトーマは「認識しているものの中から何を選ぶか?」という話だと思っていました

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_422026.html

 

突き詰めて考えると、共感覚とは「“ものごと”の何らかの特徴を抽出して、別の感覚で表現する」ことです。それは「物理情報のひとつの抽象化作業」だといえます。

 L-11420219月シークレット… -02;夢=w1=高次の抽象度空間にひろがる縁起

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32099568.html

 

 この共感覚化の作業を繰り返していると、無意識が“現実”だと認識している物理空間から切り離され、自由に世界を認識できるようになります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/10400987.html

 

それは「深い変性意識状態になることで、情報空間を自在に移動できるようになる」ということ。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4516539.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654230.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4654316.html

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831442.html

 

その結果、「自分の在るところを自由自在に観る」という「観自在」がうまくできるようになります。

 F-318~:観自在

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_427083.html

 

 つまり、共感覚(化)により瞑想がうまくできるようになる ということ。

 Q-159~:臨場感が薄れても高い抽象度のゴールをイメージし続けるのでしょうか?

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_404758.html

 

以下、苫米地博士の著書「思うままに夢がかなう 超瞑想法」(PHP研究所、p131)より2回に分けて引用します。前半の引用では、重要な部分を再引用(青字)し補足していきます。「共感覚(化)」というゲシュタルトをつくり、感じてください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6193912.html

 

 

臨場感を維持するワークⅠ 過去の体験を利用して臨場感を強化しよう

「臨場感と五感のリンク瞑想」解説

 臨場感を強めるためには、知識と経験が豊富であればあるほど有利です。

 例えば、私の知り合いの著明な物理学者は「ビッグバンをこの目で見た」と言います。宇宙を発生させたビッグバンはきわめて抽象度の高い概念です。

 知人の物理学者は、それを「見た」と言うのです。普通の人が聞いたら「何を荒唐無稽なことを」と笑ってしまうか、「この人はちょっとおかしいのでは?」と疑ってしまうでしょう。しかし、彼には宇宙や惑星の発生に関する膨大な知識と経験があり、それらを基にして宇宙誕生の瞬間も強い臨場感で体感することができているのです。

 臨場感の強化には、知識と経験が必要です。いかに強い臨場感で抽象思考しようとしても、まったく知らない世界のことは認識できません。

 とはいえ、知識・経験が少ないからといって、あきらめることはありません。

 人間には「ゲシュタルト能力」があるので、知らない事象であっても類似の知識や経験を駆使して臨場感を強めることができるのです。

 例えば「ハワイにいる自分」を瞑想するとします。

 実際にハワイに行ったことがあれば、その時の知識や経験をベースにして瞑想してください。明るく澄み切った青空、広い海で泳ぐ気持ちよさ、街のざわめき、ビーチの解放感などを心の中で再現するのです。

 もしハワイに行ったことがなくても、日本の海で泳いだ経験や、ハワイに行った友人から話を聞いたり、テレビや雑誌などで見聞きしたハワイの知識があれば、強い臨場感で「ハワイにいる自分」を瞑想することができます。

 引用終わり

 

 

 臨場感を強めるためには、知識と経験が豊富であればあるほど有利

 

これはスコトーマの話。私たちは1)知識があり、2)重要性が高く、3)役割(責任)がある ことしか認識することができません。

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5721610.html

 

 その3つに「ゴール」が大きく関係します。Goal comes 1st.です。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/5615935.html

 

 だから、「共感覚がなかなかうまく実践できない」という場合、ゴールを再検討することが何よりも重要!

 

ひょっとしたらゴールだと思っているもの/ことは、本物のゴールではないのかもしれませんよ。あるいは、かつての“現状の外”が、すでに現状に変わっているのかも。

 Q-042~:「明確にリアルに目標がイメージできた時点でほぼゴールに近づいた」とは具体的にどういうことでしょうか?

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_262962.html

 

 知識がないとスコトーマが生じますが、反対に知識があることでスコトーマが外れにくくなってしまう場合もあります。それは「思い込み」「過信」という“落とし穴”。

 F-263~4:不満と傲慢のはざまで苦しんでいる君へ <vol.7~8;「知の呪縛」から抜け出すための逆向きのスコトーマ外し>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29906587.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29951903.html

 

 その危険を回避するために、ゴールのポイントのひとつである「自分中心を捨て去る」ことが役に立ちます。「抽象度を上げる」「抽象度が上がる」と同じ意味です。

 Q-221:ゴール設定のポイントについて確認させてください

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/27497249.html

 

 

 人間には「ゲシュタルト能力」があるので、知らない事象であっても類似の知識や経験を駆使して臨場感を強めることができる

 

 ゲシュタルトとは、「全体と部分とが双方向的に意味を与える統合された概念構造」のこと。その「概念構造」を構築する能力がゲシュタルト能力です。

 潜在的には複数のゲシュタルトを持つことができますが、ホメオスタシスで維持できるゲシュタルトは1つだけ。複数のゲシュタルトのうち、最も臨場感が高いものが選ばれます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4831660.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971818.html

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/4971956.html

 

 人間のすごいところは、複数のゲシュタルトを統合して1つにできること(connect the dots)。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/7383761.html

 

 その際に抽象度が上がり、理解が深まっていきます。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/13628437.html

 

 これまでも確認してきたとおり、抽象度が上がると、ふつうは臨場感が下がります。「臨場感が最も高いイメージが現実(I×V=R)」ですので、それでは現状の外にあるゴールの実現はできません。より大きなゴールであるほど、本質的にゴール達成は困難になります。

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/6542364.html

 

 そこで共感覚(化)!

 ポイントは「臨場感と五感のリンク」。「うれしい」「楽しい」「気持ちいい」「誇らしい」「すがすがしい」というプラスの五大感情をうまく使うと、抽象度を上げながら臨場感を強化することができます。

 Q-289:ドーパミンの分泌をvol.9;「ストレスフリーでマインドのコントロールがうまくなる」理由>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29916746.html

 

再度、苫米地博士の著書「思うままに夢がかなう 超瞑想法」(PHP研究所、p133)より引用します。いよいよ実践ワークです。リラックスを深めながら、じっくりと取り組んでください。Feel

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/14120540.html

 

 

「臨場感と五感のリンク瞑想」ワーク

 それでは、過去の知識や経験をベースに臨場感を強めてみましょう。

 手順は次の通りです。

 

1. 過去の出来事から喜怒哀楽の感情を思い出し、その感情から体感を引っ張り出す

 過去の出来事(実際にハワイに行った経験、もしくはそれに類似する経験)から嬉しい、楽しい、気持ちいい、面白い、清々しいなどの感情を思い出し、次にそれらをリアルな体験として感じてください。

 たとえば、楽しければ身も心も弾みます。面白いときは笑いすぎておなかがよじれそうになります。清々しいときは心が軽くなるように感じます。

 悲しいときは胸が苦しくなります。怖いときは足がすくむ感じがします。感情は、必ず何らかの体感を伴います。難しく考えず、感情に伴う体感を素直に思い出すのです。

 

 2.体感を少しずつ強化する

 ステップ1で引き出した体感のままでは抽象度が低く、ステップ3の操作にうまく移行できません。そこでこのステップ2では、体感を少しずつ強化します。

 いきなり体感を感情の2倍、3倍にするのは難しいですが、人間の無意識はあまり賢くないので、1割増しぐらいならば簡単にできます。まずは1割増し、と徐々に強めていきましょう。「嬉しい」はもっと嬉しく、「楽しい」はもっと楽しく、といった感じです。

 体感が1割増しになるたびに、抽象度も少しずつ上がっていきます。2倍、3倍くらいに強化できれば、体感はかなり抽象化されています。

 

 3.体感を色や音、触感などで表現する

 強化した体幹を、次は色、音、におい、味、皮膚感覚など別の感覚に書き換えます。

 この書き換えには決まったルールはありません。

 「楽しくて身も心も弾んでくるような体感は、赤い色」「面白くてお腹がよじれそうな体感は、ピンポン球が跳ねる音」「清々しさで胸がスーッとする体感はミントのにおい」など、自分が感じるままに書き換えます。

 このとき、もともとの感情の臨場感も維持するように意識してください。先ほどの例でいえば、「赤い色を思い浮かべると、身も心も弾んでくる」「ピンポン球の跳ねる音をイメージすると、お腹が苦しくなるほど笑えてくる」「ミントのにおいを感じると、心がスーッと軽くなる」というように、臨場感と五感による書き換え情報がリンクするようにするのです。

 余裕が出てきたら、ステップ3の状態でさらに臨場感を1割ずつ強めていくといいでしょう。色をどんどん濃くしたり、音を大きくしたり、香りを強くするだけで、簡単にできます。

 このトレーニングを繰り返すことで、抽象度の高い情報空間で強い臨場感を維持するコツを身につけることができます。

 引用終わり

 

 

 あせらず、あわてず、気楽に取り組み続けてください。ゴールの世界のワクワク・ドキドキを楽しみながら。

 F-284~:気楽 ver.2

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/cat_424593.html

 

 共感覚(化)をマスターするほど、「夢が勝手にかなう」ようになっていきます。お楽しみに。

 (こちらも合わせてどうぞ↓)

 F-253Corona Panicに打ち克つ ~ビジュアライゼーションによるゴール達成法~

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/29357204.html

 

 

 以上、私の回答です。

 御質問ありがとうございました。

 

 

苫米地式コーチング認定コーチ     

苫米地式認定マスターヒーラー     

 CoacH T(タケハラクニオ)    

 

 

-追記-

 人間には「ゲシュタルト能力」があるので、知らない事象であっても類似の知識や経験を駆使して臨場感を強めることができる

 

 守秘義務情報なので詳しくは書けませんが、「ゲシュタルト能力」には重大な秘密が隠されています。

 L-10120218月シークレットレクチャー -03;自分中心を捨て去る=解放

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/31210545.html

 

 そんな「ゲシュタルト能力」は生得的なものではありますが、もちろん、後天的に訓練することもできます。その代表が「コンセプチュアル・フロー」。こちらでどうぞ↓

 L-08120213月シークレット… -04;言語を用いたゲシュタルト構築 <応用編>

 https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/30075139.html

 

 

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(セミナー冒頭でパーソナルコーチングの説明を行います)

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Q-333:最近「記憶が抜ける」ようなことが続いています <vol.8;抽象度を上げた“オンリーワンのプラン”>

https://coaching4m2-edge.blog.jp/archives/32048435.html

 

 

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